JPH11273471A - 絡め線の自動ロウ付け方法及びその装置 - Google Patents
絡め線の自動ロウ付け方法及びその装置Info
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- JPH11273471A JPH11273471A JP10071845A JP7184598A JPH11273471A JP H11273471 A JPH11273471 A JP H11273471A JP 10071845 A JP10071845 A JP 10071845A JP 7184598 A JP7184598 A JP 7184598A JP H11273471 A JPH11273471 A JP H11273471A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多種多様な種類のエナメル線を含んだ線の接
合においても、その接合条件の設定が厳しくなく、量産
化に適した自動ロウ付け方法を提供する。 【解決手段】 ロウ付けする絡め線1を作り(図1
(A)参照)、その絡め線2をクランプ治具などの保持
具2に保持させ(図1(B)参照)、保持具2に保持さ
れた状態で絡め線1の先端部をカットして長さを調整し
(図1(C)参照)、絡め線1の先端部1aをトーチ炎
54によって焼くことにより先端部1aを溶融させて共
付けするとともに、その共付け部4から所定距離dの範
囲のエナメル線5のエナメル被膜を除いてエナメル線5
の導体線3を露出させ(図1(D)参照)、トーチ炎5
4によるバーニング工程が終了した後(図1(E)参
照)、ロウ材6が溶けたロウ付け炉7内へ前記導体線3
が露出された先端部域を浸漬(デップ)することにより
デップロウ付け(図1(F)参照)する。
合においても、その接合条件の設定が厳しくなく、量産
化に適した自動ロウ付け方法を提供する。 【解決手段】 ロウ付けする絡め線1を作り(図1
(A)参照)、その絡め線2をクランプ治具などの保持
具2に保持させ(図1(B)参照)、保持具2に保持さ
れた状態で絡め線1の先端部をカットして長さを調整し
(図1(C)参照)、絡め線1の先端部1aをトーチ炎
54によって焼くことにより先端部1aを溶融させて共
付けするとともに、その共付け部4から所定距離dの範
囲のエナメル線5のエナメル被膜を除いてエナメル線5
の導体線3を露出させ(図1(D)参照)、トーチ炎5
4によるバーニング工程が終了した後(図1(E)参
照)、ロウ材6が溶けたロウ付け炉7内へ前記導体線3
が露出された先端部域を浸漬(デップ)することにより
デップロウ付け(図1(F)参照)する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絡め線の自動ロウ付
け方法及びその装置に関し、さらに詳しくはエナメル線
を含んだ絡め線を自動的にロウ付けする方法及びその装
置に関する。
け方法及びその装置に関し、さらに詳しくはエナメル線
を含んだ絡め線を自動的にロウ付けする方法及びその装
置に関する。
【0002】
【従来技術】多量の対象物を一度にロウ付けする方法と
して、デップロウ付け方法が知られている。このデップ
ロウ付け方法は、ロウ材が溶けたロウ付け炉内へ対象物
のロウ付け部分を浸漬(デップ)することによりロウ付
けを行うものである。また従来から、リード線として使
用する複数の導電線を接合する場合に、それらの導電線
を絡ませた状態とした後に、その絡ませた導電線の部分
をデップしてロウ付けすることが行われている。
して、デップロウ付け方法が知られている。このデップ
ロウ付け方法は、ロウ材が溶けたロウ付け炉内へ対象物
のロウ付け部分を浸漬(デップ)することによりロウ付
けを行うものである。また従来から、リード線として使
用する複数の導電線を接合する場合に、それらの導電線
を絡ませた状態とした後に、その絡ませた導電線の部分
をデップしてロウ付けすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ップロウ付け方法を、 複数のエナメル線同士を絡めて接合する場合、 エナメル線とリード線を絡めて接合する場合、 エナメル線と端子を絡めて接合する場合 などにそのまま適用しようとすると、以下の課題があ
る。 (A)図10に示すように、エナメル線10は銅線など
の導体線3の表面をエナメル被膜5で覆った構造となっ
ているため、電気伝導性を確保した上で接合するために
はエナメル被膜5を剥離して接合することが必要にな
る。この場合、従来では上記〜の場合において、ロ
ウ付け炉のロウ材内において上記エナメル線10のエナ
メル被膜5を溶かしてロウ付けすることが考えられてい
た。しかし、この方法であるとエナメル線の太さの違
い、エナメル被膜の種類などによって、エナメル被膜だ
けを溶かす条件の設定が難しいという問題があった。例
えば、太いエナメル線と細いエナメルとでは、エナメル
被膜の溶ける時間が微妙に異なり、その浸漬時間の管理
が容易ではない。また、細いエナメル線を長時間ロウ材
内に浸漬しておくと、エナメル線自体が溶けてしまうと
いうような問題も発生する。さらに、リード線とエナメ
ル線の接合を考えた場合、エナメル被膜を溶解させる条
件とともにリード線とエナメル線を良好にロウ付けする
条件も満足する必要があり、エナメル線の太さ、エナメ
ル被膜の種類など多種多様なエナメル線を良好にロウ付
けできるロウ付け炉の条件を見つけることは非常に難し
かった。したがって、ロウ材内においてエナメル線のエ
ナメル被膜を溶かす方法では、ロウ付けの品質が安定せ
ず、実用に耐えるものは製造されていなかった。
ップロウ付け方法を、 複数のエナメル線同士を絡めて接合する場合、 エナメル線とリード線を絡めて接合する場合、 エナメル線と端子を絡めて接合する場合 などにそのまま適用しようとすると、以下の課題があ
る。 (A)図10に示すように、エナメル線10は銅線など
の導体線3の表面をエナメル被膜5で覆った構造となっ
ているため、電気伝導性を確保した上で接合するために
はエナメル被膜5を剥離して接合することが必要にな
る。この場合、従来では上記〜の場合において、ロ
ウ付け炉のロウ材内において上記エナメル線10のエナ
メル被膜5を溶かしてロウ付けすることが考えられてい
た。しかし、この方法であるとエナメル線の太さの違
い、エナメル被膜の種類などによって、エナメル被膜だ
けを溶かす条件の設定が難しいという問題があった。例
えば、太いエナメル線と細いエナメルとでは、エナメル
被膜の溶ける時間が微妙に異なり、その浸漬時間の管理
が容易ではない。また、細いエナメル線を長時間ロウ材
内に浸漬しておくと、エナメル線自体が溶けてしまうと
いうような問題も発生する。さらに、リード線とエナメ
ル線の接合を考えた場合、エナメル被膜を溶解させる条
件とともにリード線とエナメル線を良好にロウ付けする
条件も満足する必要があり、エナメル線の太さ、エナメ
ル被膜の種類など多種多様なエナメル線を良好にロウ付
けできるロウ付け炉の条件を見つけることは非常に難し
かった。したがって、ロウ材内においてエナメル線のエ
ナメル被膜を溶かす方法では、ロウ付けの品質が安定せ
ず、実用に耐えるものは製造されていなかった。
【0004】(B)一方、従来から、エナメル線のエナ
メル被膜を予めトリクレーン溶液等の劇薬に浸して剥離
するか、あるいはエナメル被膜をガラス製,鉄製,ステ
ンレス製などのブラシで機械的に剥離するか、サンドペ
ーパー,刃物の先などで機械的に削り取った後、エナメ
ル線同士、エナメル線とリード線とを絡めた状態で、T
IG溶接、圧着端子かしめ等を行うことにより接合を行
う方法も採用されている。しかし劇薬を用いる方法は環
境上も好ましくなく、また、機械的に剥離する方法は
0.1mm〜0.5mmの極細のエナメル線の場合、剥
離作業中にエナメル線を切断してしまうという問題があ
った。さらに、上記各方法であると劇薬に浸ける処理工
程を設けたり、サンドぺーパーで擦る処理工程を設ける
など、手間のかかる前処理工程が必須となり、結果的に
製造コストが高くなる問題があった。
メル被膜を予めトリクレーン溶液等の劇薬に浸して剥離
するか、あるいはエナメル被膜をガラス製,鉄製,ステ
ンレス製などのブラシで機械的に剥離するか、サンドペ
ーパー,刃物の先などで機械的に削り取った後、エナメ
ル線同士、エナメル線とリード線とを絡めた状態で、T
IG溶接、圧着端子かしめ等を行うことにより接合を行
う方法も採用されている。しかし劇薬を用いる方法は環
境上も好ましくなく、また、機械的に剥離する方法は
0.1mm〜0.5mmの極細のエナメル線の場合、剥
離作業中にエナメル線を切断してしまうという問題があ
った。さらに、上記各方法であると劇薬に浸ける処理工
程を設けたり、サンドぺーパーで擦る処理工程を設ける
など、手間のかかる前処理工程が必須となり、結果的に
製造コストが高くなる問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、上記課題を解決できる、絡め
線の自動ロウ付け方法及びその装置を提供することにあ
る。具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。 (a)エナメル線同士、エナメル線とリード線、エナメル
線と端子の接合を従来方法に比べて、高品質で安定して
行えるようにする。 (b)多種多様な種類のエナメル線を含んだ線の接合にお
いても、その接合条件の設定が厳しくなく、量産化に適
した方法及び装置を提供する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は、後述する明細書の記載において詳しく説明する。
であり、本発明の目的は、上記課題を解決できる、絡め
線の自動ロウ付け方法及びその装置を提供することにあ
る。具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。 (a)エナメル線同士、エナメル線とリード線、エナメル
線と端子の接合を従来方法に比べて、高品質で安定して
行えるようにする。 (b)多種多様な種類のエナメル線を含んだ線の接合にお
いても、その接合条件の設定が厳しくなく、量産化に適
した方法及び装置を提供する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は、後述する明細書の記載において詳しく説明する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明を、例えば、本発
明の実施の形態を示す図1から図10に基づいて説明す
ると、次のように構成したものである。第1発明は、主
に図1に示すように、導体線3の表面をエナメル被膜5
で覆ったエナメル線10を複数本絡めて絡め線1とし、
又は少なくとも1本のエナメル線10と導体物11とを
絡めて絡め線1とし、前記絡め線1を自動的にロウ付け
する絡め線の自動ロウ付け方法であり、前記絡め線1の
先端部域をトーチ炎によって焼くことにより前記エナメ
ル被膜5を除いてエナメル線10の導体線3を露出させ
るバーニング工程と、前記トーチ炎によるバーニング工
程が終了した後、ロウ材が溶けたロウ付け炉7内へその
露出された先端部域を浸漬させることにより、当該先端
部域をデップロウ付けする工程とを含むことを特徴とす
る。第2発明は、前記バーニング工程において、前記絡
め線1の最先端部をトーチ炎によって焼くことによりそ
の最先端部を加熱溶解して共付け部4を形成することを
特徴とする。
明の実施の形態を示す図1から図10に基づいて説明す
ると、次のように構成したものである。第1発明は、主
に図1に示すように、導体線3の表面をエナメル被膜5
で覆ったエナメル線10を複数本絡めて絡め線1とし、
又は少なくとも1本のエナメル線10と導体物11とを
絡めて絡め線1とし、前記絡め線1を自動的にロウ付け
する絡め線の自動ロウ付け方法であり、前記絡め線1の
先端部域をトーチ炎によって焼くことにより前記エナメ
ル被膜5を除いてエナメル線10の導体線3を露出させ
るバーニング工程と、前記トーチ炎によるバーニング工
程が終了した後、ロウ材が溶けたロウ付け炉7内へその
露出された先端部域を浸漬させることにより、当該先端
部域をデップロウ付けする工程とを含むことを特徴とす
る。第2発明は、前記バーニング工程において、前記絡
め線1の最先端部をトーチ炎によって焼くことによりそ
の最先端部を加熱溶解して共付け部4を形成することを
特徴とする。
【0007】第3発明は、主に図4〜図6に示すよう
に、導体線3の表面をエナメル被膜5で覆ったエナメル
線10を複数本絡めて絡め線1とし、又は少なくとも1
本のエナメル線10と導体物11とを絡めて絡め線1と
し、それらの絡め線1を自動的にロウ付けする絡め線の
自動ロウ付け装置であり、絡め線1を保持する保持具2
と、保持具2に絡め線1が保持され、絡め線1の先端部
位置が位置決めされた状態でその絡め線1の先端部域を
トーチ炎によって焼くことによりその先端部域のエナメ
ル被膜5を除いて前記導体線3を露出させるバーニング
装置部27と、そのバーニング装置部27のバーニング
処理が終了した後、ロウ材が溶けたロウ付け炉7,58
内へその露出された先端部域を浸漬させることにより、
当該先端部域をデップロウ付けするデップロウ付け装置
部28とを有していることを特徴とする。
に、導体線3の表面をエナメル被膜5で覆ったエナメル
線10を複数本絡めて絡め線1とし、又は少なくとも1
本のエナメル線10と導体物11とを絡めて絡め線1と
し、それらの絡め線1を自動的にロウ付けする絡め線の
自動ロウ付け装置であり、絡め線1を保持する保持具2
と、保持具2に絡め線1が保持され、絡め線1の先端部
位置が位置決めされた状態でその絡め線1の先端部域を
トーチ炎によって焼くことによりその先端部域のエナメ
ル被膜5を除いて前記導体線3を露出させるバーニング
装置部27と、そのバーニング装置部27のバーニング
処理が終了した後、ロウ材が溶けたロウ付け炉7,58
内へその露出された先端部域を浸漬させることにより、
当該先端部域をデップロウ付けするデップロウ付け装置
部28とを有していることを特徴とする。
【0008】第4発明は、前記バーニング装置部27に
よって絡め線1の最先端部を加熱溶解して共付け部4を
形成することを特徴とする。第5発明は、ワーク8を保
持するワーク保持手段9を前記保持具2に近接して設
け、そのワーク8から絡め線1が引き出されていること
を特徴とする。なお、上記導体物11とは、その表面に
絶縁層が形成されていない導体を言い、例えば、図3に
示すリード線12の導電線14や、端子15などが例示
できる。
よって絡め線1の最先端部を加熱溶解して共付け部4を
形成することを特徴とする。第5発明は、ワーク8を保
持するワーク保持手段9を前記保持具2に近接して設
け、そのワーク8から絡め線1が引き出されていること
を特徴とする。なお、上記導体物11とは、その表面に
絶縁層が形成されていない導体を言い、例えば、図3に
示すリード線12の導電線14や、端子15などが例示
できる。
【0009】
【作用及び効果】第1発明であれば、絡め線の先端部域
をトーチ炎によって焼くことによりその先端部域のエナ
メル被膜を除いて前記導体線を露出させるバーニング工
程を設けることにより、デップロウ付け工程に先立って
エナメル被膜を絡め線から除くことができる。したがっ
て、その後に行われるデップロウ付け工程では、エナメ
ル被膜を溶かすための条件を考える必要がなく、単に導
体線をデップロウする場合と変わらないため、極めて安
定したデップロウ付けを行うことができる。また、本方
法であれば、エナメル被膜を除去する工程がトーチ炎で
焼くという極めて簡単なバーニング工程によって行われ
るので、手間とコストがかからない利点がある。さら
に、前記バーニング工程において、トーチ炎の強さおよ
び加熱時間を変えることにより、エナメル線の太さ、エ
ナメル被膜の種類が違う多種多様なエナメル線であって
も、エナメル被膜を最も良い状態で除去する条件を見つ
けることが簡単に行えるので、従来のような微妙な条件
を設定しなければならないという問題がなくなる。つま
り、本発明者は、デップロウ付けに先だって、トーチ炎
によるエナメル被膜の燃焼処理という工程を加えること
により、エナメル被膜をデップロウ付け炉内において溶
解させつつロウ付けするという従来の方法に比べて、ロ
ウ付け品質が安定し、多種多様なエナメル線においても
簡単な条件設定で高品質にロウ付けできることを見い出
し、この発明を完成させたのである。
をトーチ炎によって焼くことによりその先端部域のエナ
メル被膜を除いて前記導体線を露出させるバーニング工
程を設けることにより、デップロウ付け工程に先立って
エナメル被膜を絡め線から除くことができる。したがっ
て、その後に行われるデップロウ付け工程では、エナメ
ル被膜を溶かすための条件を考える必要がなく、単に導
体線をデップロウする場合と変わらないため、極めて安
定したデップロウ付けを行うことができる。また、本方
法であれば、エナメル被膜を除去する工程がトーチ炎で
焼くという極めて簡単なバーニング工程によって行われ
るので、手間とコストがかからない利点がある。さら
に、前記バーニング工程において、トーチ炎の強さおよ
び加熱時間を変えることにより、エナメル線の太さ、エ
ナメル被膜の種類が違う多種多様なエナメル線であって
も、エナメル被膜を最も良い状態で除去する条件を見つ
けることが簡単に行えるので、従来のような微妙な条件
を設定しなければならないという問題がなくなる。つま
り、本発明者は、デップロウ付けに先だって、トーチ炎
によるエナメル被膜の燃焼処理という工程を加えること
により、エナメル被膜をデップロウ付け炉内において溶
解させつつロウ付けするという従来の方法に比べて、ロ
ウ付け品質が安定し、多種多様なエナメル線においても
簡単な条件設定で高品質にロウ付けできることを見い出
し、この発明を完成させたのである。
【0010】第2発明であれば、絡め線の最先端部から
エナメル線などの端部が突出した状態であったとしても
前記バーニング工程で絡め線の最先端部を加熱溶解して
共付け部を形成することにより、絡め線の先端が一体形
状になるので、絡め線の先端部から突起が出ないように
でき、結線の品質を高めることができる。さらに、後の
デップロウ付け工程においてもその共付け部をロウ付け
の基点としてデップロウ付け層が形成されるので、デッ
プロウ付けの品質を安定させることができる。第3発明
であれば、保持具により、絡め線を保持し、絡め線の先
端部位置が位置決めされた状態で、バーニング装置部に
より絡め線の先端部域をトーチ炎によって焼くことによ
りその先端部域のエナメル被膜を除いて前記導体線を露
出させる。そして、そのバーニング装置部のバーニング
処理が終了した後、デップロウ付け装置部がロウ材が溶
けたロウ付け炉内へその露出された先端部域を浸漬させ
ることにより、当該先端部域をデップロウ付けする。こ
の第3発明においても第1発明と同様の効果を得ること
ができる。さらに、この第3発明であれば、保持具で絡
め線を保持し、絡め線の先端部位置が位置決めされた状
態で保持されるので、トーチ炎によって焼かれる先端部
域を正確に規定することができるとともに、後に行われ
るデップロウ付け装置の当該先端部域のデップロウ付け
処理においてもロウ付けされる範囲を正確に設定するこ
とができ、製品の均一性、安定性を向上させることがで
きる。
エナメル線などの端部が突出した状態であったとしても
前記バーニング工程で絡め線の最先端部を加熱溶解して
共付け部を形成することにより、絡め線の先端が一体形
状になるので、絡め線の先端部から突起が出ないように
でき、結線の品質を高めることができる。さらに、後の
デップロウ付け工程においてもその共付け部をロウ付け
の基点としてデップロウ付け層が形成されるので、デッ
プロウ付けの品質を安定させることができる。第3発明
であれば、保持具により、絡め線を保持し、絡め線の先
端部位置が位置決めされた状態で、バーニング装置部に
より絡め線の先端部域をトーチ炎によって焼くことによ
りその先端部域のエナメル被膜を除いて前記導体線を露
出させる。そして、そのバーニング装置部のバーニング
処理が終了した後、デップロウ付け装置部がロウ材が溶
けたロウ付け炉内へその露出された先端部域を浸漬させ
ることにより、当該先端部域をデップロウ付けする。こ
の第3発明においても第1発明と同様の効果を得ること
ができる。さらに、この第3発明であれば、保持具で絡
め線を保持し、絡め線の先端部位置が位置決めされた状
態で保持されるので、トーチ炎によって焼かれる先端部
域を正確に規定することができるとともに、後に行われ
るデップロウ付け装置の当該先端部域のデップロウ付け
処理においてもロウ付けされる範囲を正確に設定するこ
とができ、製品の均一性、安定性を向上させることがで
きる。
【0011】第4発明であれば、絡め線の最先端部から
エナメル線などの端部が突出した状態であったとしても
前記バーニング装置部によって絡め線の最先端部を加熱
溶解して共付け部を形成することにより、先端が一体形
状になるので、絡め線の先端部から突起がでないように
できる。さらに、後のデップロウ付け工程においてもそ
の共付け部をロウ付けの基点としてデップロウ付け層が
形成されるので、デップロウ付けの品質を安定させるこ
とができる。第5発明であれば、前記絡め線が引き出さ
れたワークを保持するワーク保持手段を前記保持具に近
接して設けたので、絡め線を有するワーク単位で自動ロ
ウ付け処理を行うことができる。
エナメル線などの端部が突出した状態であったとしても
前記バーニング装置部によって絡め線の最先端部を加熱
溶解して共付け部を形成することにより、先端が一体形
状になるので、絡め線の先端部から突起がでないように
できる。さらに、後のデップロウ付け工程においてもそ
の共付け部をロウ付けの基点としてデップロウ付け層が
形成されるので、デップロウ付けの品質を安定させるこ
とができる。第5発明であれば、前記絡め線が引き出さ
れたワークを保持するワーク保持手段を前記保持具に近
接して設けたので、絡め線を有するワーク単位で自動ロ
ウ付け処理を行うことができる。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1(A)〜(G)はそれぞれ本発明の絡
み線の自動ロウ付け方法の一実施形態を示す説明図、図
2はそのフローチャートである。この実施形態に示す自
動ロウ付け方法は図2に示すステップSP1からステッ
プSP5までの工程を順に行うことにより行われる。ま
ず、図2に示すように、この自動ロウ付け方法は、ステ
ップSP1において手作業あるいは自動作業によりロウ
付けする絡め線1を作り(図1(A)参照)、ステップ
SP2においてその絡め線1をクランプ治具などの保持
具2に保持させ(図1(B)参照)、ステップSP3に
おいて保持具2に保持された状態で絡め線1の先端部を
切断装置41によりカットして長さを調整し(図1
(C)参照)、ステップSP4において絡め線1の先端
部1aを2000゜〜3000℃程度のトーチ炎54に
よって焼くことにより先端部1aを溶融させて共付けす
るとともに、その共付け部4から長さdの範囲のエナメ
ル線10のエナメル被膜5を除いてエナメル線の導体線
3を露出させ(図1(D)及び図10参照)、前記トー
チ炎54によるバーニング工程が終了した後(図1
(E)参照)、ステップSP5においてロウ材6が溶け
たロウ付け炉7内へ前記導体線3が露出された長さdと
同じ長さあるいはその長さより短いより先端部域を浸漬
(デップ)することによりデップロウ付け(図1(F)
参照)する。このようにして、図1(G)に示すような
最終的にロウ付けされた完成品を得る。
き説明する。図1(A)〜(G)はそれぞれ本発明の絡
み線の自動ロウ付け方法の一実施形態を示す説明図、図
2はそのフローチャートである。この実施形態に示す自
動ロウ付け方法は図2に示すステップSP1からステッ
プSP5までの工程を順に行うことにより行われる。ま
ず、図2に示すように、この自動ロウ付け方法は、ステ
ップSP1において手作業あるいは自動作業によりロウ
付けする絡め線1を作り(図1(A)参照)、ステップ
SP2においてその絡め線1をクランプ治具などの保持
具2に保持させ(図1(B)参照)、ステップSP3に
おいて保持具2に保持された状態で絡め線1の先端部を
切断装置41によりカットして長さを調整し(図1
(C)参照)、ステップSP4において絡め線1の先端
部1aを2000゜〜3000℃程度のトーチ炎54に
よって焼くことにより先端部1aを溶融させて共付けす
るとともに、その共付け部4から長さdの範囲のエナメ
ル線10のエナメル被膜5を除いてエナメル線の導体線
3を露出させ(図1(D)及び図10参照)、前記トー
チ炎54によるバーニング工程が終了した後(図1
(E)参照)、ステップSP5においてロウ材6が溶け
たロウ付け炉7内へ前記導体線3が露出された長さdと
同じ長さあるいはその長さより短いより先端部域を浸漬
(デップ)することによりデップロウ付け(図1(F)
参照)する。このようにして、図1(G)に示すような
最終的にロウ付けされた完成品を得る。
【0013】図3はこの自動ロウ付け方法において使用
可能な絡め線の一例を示す図であり、図3(A)はエナ
メル線10を複数本絡めて、エナメル線10同士の絡め
線1とした場合、図3(B)は前記導体物11としてリ
ード線12を選び、リード線12の絶縁被膜13を取り
払った導電線14を軸としてその回りに螺旋状にエナメ
ル線10を巻き付けて絡め線1とした場合、図3(C)
は前記導体物11として端子15を選び、端子5の長手
方向を軸としてその回りに螺旋状にエナメル線0を巻き
付けて絡め線1とした場合がそれぞれ示してある。な
お、図3の各例においてエナメル線10を導体物11に
対して螺旋状に巻き付けるのは、トーチ炎によってエナ
メル被膜を除去できるエナメル線10の領域を多くする
ためである。
可能な絡め線の一例を示す図であり、図3(A)はエナ
メル線10を複数本絡めて、エナメル線10同士の絡め
線1とした場合、図3(B)は前記導体物11としてリ
ード線12を選び、リード線12の絶縁被膜13を取り
払った導電線14を軸としてその回りに螺旋状にエナメ
ル線10を巻き付けて絡め線1とした場合、図3(C)
は前記導体物11として端子15を選び、端子5の長手
方向を軸としてその回りに螺旋状にエナメル線0を巻き
付けて絡め線1とした場合がそれぞれ示してある。な
お、図3の各例においてエナメル線10を導体物11に
対して螺旋状に巻き付けるのは、トーチ炎によってエナ
メル被膜を除去できるエナメル線10の領域を多くする
ためである。
【0014】次に図1(A)〜(G)を参照しつつこの
自動ロウ付け方法について詳しく説明する。図1(A)
は図3(B)に示したようにリード線12の導電線14
にエナメル線10を巻き付けた絡め線1を示してある。
この絡め線1を図1(B)に示すように保持具2に保持
して、図1(C)に示すようにその保持具2から所定距
離hの位置で絡め線1の先端部をニッパ等の切断装置4
1によりカットする。これは絡め線1の先端位置を保持
具2の下端から一定の長さh(例えば2cm)に規定す
るために行われる。なお、このカット工程は既に絡め線
1の先端部の長さが所定の長さになっている場合は設け
る必要はなく、適宜必要に応じて設けられる工程であ
る。
自動ロウ付け方法について詳しく説明する。図1(A)
は図3(B)に示したようにリード線12の導電線14
にエナメル線10を巻き付けた絡め線1を示してある。
この絡め線1を図1(B)に示すように保持具2に保持
して、図1(C)に示すようにその保持具2から所定距
離hの位置で絡め線1の先端部をニッパ等の切断装置4
1によりカットする。これは絡め線1の先端位置を保持
具2の下端から一定の長さh(例えば2cm)に規定す
るために行われる。なお、このカット工程は既に絡め線
1の先端部の長さが所定の長さになっている場合は設け
る必要はなく、適宜必要に応じて設けられる工程であ
る。
【0015】次いで図1(D)に示すようにトーチ装置
48で絡め線1の先端部1aを加熱する。このトーチ炎
54は水素・酸素混合ガスで構成されることが好まし
い。また、トーチ炎54は絡み線1の最先端部を狙って
加熱される。この加熱により、絡め線1の最先端部は溶
解して図1(E)に示す共付け部4となる。このように
最先端部に共付け部4を設けることにより、最先端部が
略球状になり、先端部からリード線の導電線14やエナ
メル線10などの突起物が出ないようにすることがで
き、結線の安定性を得ることができる。また、後のデッ
プロウ付け工程においてデップロウ付け時間の短縮とロ
ウ付けの品質を安定させることができる。また、トーチ
炎54の加熱により、共付け部4から上方の所定長さd
(例えば5mm〜10mm程度)の範囲のエナメル線5
のエナメル被膜を除いてエナメル線10の導体線3を露
出させるようにする。
48で絡め線1の先端部1aを加熱する。このトーチ炎
54は水素・酸素混合ガスで構成されることが好まし
い。また、トーチ炎54は絡み線1の最先端部を狙って
加熱される。この加熱により、絡め線1の最先端部は溶
解して図1(E)に示す共付け部4となる。このように
最先端部に共付け部4を設けることにより、最先端部が
略球状になり、先端部からリード線の導電線14やエナ
メル線10などの突起物が出ないようにすることがで
き、結線の安定性を得ることができる。また、後のデッ
プロウ付け工程においてデップロウ付け時間の短縮とロ
ウ付けの品質を安定させることができる。また、トーチ
炎54の加熱により、共付け部4から上方の所定長さd
(例えば5mm〜10mm程度)の範囲のエナメル線5
のエナメル被膜を除いてエナメル線10の導体線3を露
出させるようにする。
【0016】次いで図1(F)に示すようにその導体線
3が露出した距離dの範囲内においてロウ材6の中に浸
漬して、デップロウ付け(例えば、3mmから10mm
程度)を行って、図1(G)に示すようなロウ付け部1
6を形成する。図4〜図9はこの発明の第2実施形態を
示すモータ口出し線の自動ロウ付け装置を説明するため
の図である。図4は前記自動ロウ付け装置の要部概略構
成を示す斜視図、図5はその平面図、図6はVI−VI線矢
視図、図7(A)はバーニング装置部の平面図、図7
(B)はバーニング装置部の正面図である。
3が露出した距離dの範囲内においてロウ材6の中に浸
漬して、デップロウ付け(例えば、3mmから10mm
程度)を行って、図1(G)に示すようなロウ付け部1
6を形成する。図4〜図9はこの発明の第2実施形態を
示すモータ口出し線の自動ロウ付け装置を説明するため
の図である。図4は前記自動ロウ付け装置の要部概略構
成を示す斜視図、図5はその平面図、図6はVI−VI線矢
視図、図7(A)はバーニング装置部の平面図、図7
(B)はバーニング装置部の正面図である。
【0017】図4に示すように、この自動ロウ付け装置
20は、架台21の上面に回転テーブル22を突出して
設け、図6に示すようにその回転テーブル22を架台2
1内部に設けられたテーブル駆動部23により回転させ
るようにしてある。また、図4に示すように、架台21
上面には前記回転テーブル22を囲むように、回転テー
ブル22の回転方向24から順にワーク保持取出部2
5、線カット装置部26、バーニング装置部27、デッ
プロウ付装置部28がそれぞれ回転テーブル22の回転
中心に対して各90゜間隔で設けてある。さらに、図5
に示すように架台21の上面の前側右端部位置にはこの
自動ロウ付け装置20の制御を行う制御装置29が設け
てあり、後側左端部位置にはデップロウ付装置部28へ
のロウ材供給装置17が設けてある。
20は、架台21の上面に回転テーブル22を突出して
設け、図6に示すようにその回転テーブル22を架台2
1内部に設けられたテーブル駆動部23により回転させ
るようにしてある。また、図4に示すように、架台21
上面には前記回転テーブル22を囲むように、回転テー
ブル22の回転方向24から順にワーク保持取出部2
5、線カット装置部26、バーニング装置部27、デッ
プロウ付装置部28がそれぞれ回転テーブル22の回転
中心に対して各90゜間隔で設けてある。さらに、図5
に示すように架台21の上面の前側右端部位置にはこの
自動ロウ付け装置20の制御を行う制御装置29が設け
てあり、後側左端部位置にはデップロウ付装置部28へ
のロウ材供給装置17が設けてある。
【0018】図4,図5に示すように、回転テーブル2
2の周端部分にはワーク保持手段9としてのコイル設置
台30が4個設けてある。各コイル設置台30の配置間
隔は、回転テーブル22の回転中心から見て各コイル設
置台30の配設角度が90゜になるように配置されてい
る。この自動ロウ付け装置20の各部の構成を説明する
前に、自動ロウ付け装置20の概略的な動作を説明す
る。
2の周端部分にはワーク保持手段9としてのコイル設置
台30が4個設けてある。各コイル設置台30の配置間
隔は、回転テーブル22の回転中心から見て各コイル設
置台30の配設角度が90゜になるように配置されてい
る。この自動ロウ付け装置20の各部の構成を説明する
前に、自動ロウ付け装置20の概略的な動作を説明す
る。
【0019】まず、図9(A)に示すように、モータの
コイル部材31からのエナメル線10と口出し線として
のリード線12と絡ませて絡め線1とし、図9(B)に
示すようにワーク8としてのコイル部材31をコイル設
置台30上に載置するとともに、その絡め線1をコイル
設置台30の保持具2に取り付け、絡め線1を保持具2
から下方に垂れた状態とする。そしてその状態で図4に
示す回転テーブル22を各工程毎に順次90゜づつ回転
させる。即ち、まず、図4に示すように、線カット装置
部26において絡め線の先端を所定長だけカットして絡
め線の長さを揃え、次にバーニング装置部27において
おいてカットされた先端部域を加熱してエナメル線のエ
ナメル樹脂を除去し、デップロウ付装置部28において
前記絡め線のその先端部域をデップロウ付けをし、再び
ワーク保持取出部25においてコイル部材31をコイル
設置台30から取り外して、自動ロウ付け処理を終了す
る。
コイル部材31からのエナメル線10と口出し線として
のリード線12と絡ませて絡め線1とし、図9(B)に
示すようにワーク8としてのコイル部材31をコイル設
置台30上に載置するとともに、その絡め線1をコイル
設置台30の保持具2に取り付け、絡め線1を保持具2
から下方に垂れた状態とする。そしてその状態で図4に
示す回転テーブル22を各工程毎に順次90゜づつ回転
させる。即ち、まず、図4に示すように、線カット装置
部26において絡め線の先端を所定長だけカットして絡
め線の長さを揃え、次にバーニング装置部27において
おいてカットされた先端部域を加熱してエナメル線のエ
ナメル樹脂を除去し、デップロウ付装置部28において
前記絡め線のその先端部域をデップロウ付けをし、再び
ワーク保持取出部25においてコイル部材31をコイル
設置台30から取り外して、自動ロウ付け処理を終了す
る。
【0020】次に、上記自動ロウ付け装置20の各部の
構成を説明する。図6に示すようにテーブル駆動部23
は、モータ32からの動力を減速機33を介して回転テ
ーブル22の駆動軸34に伝達するようにしてある。各
コイル設置台30は回転テーブル22に取り付けられた
シリンダなどの昇降駆動部35により回転テーブル22
の上面に対して高い位置と低い位置を取り得るように構
成してある。この昇降駆動部35はコイル設置台30毎
に設けられ、他のコイル設置台30と独立して昇降動作
ができるようにしてある。図4にも示されているよう
に、各コイル設置台30の端部には保持円柱36が立設
され、その保持円柱36にコイル部材31の空洞部37
(図9(A)参照)を嵌めることにより、コイル部材3
1をコイル設置台30に保持できるようにしてある。
構成を説明する。図6に示すようにテーブル駆動部23
は、モータ32からの動力を減速機33を介して回転テ
ーブル22の駆動軸34に伝達するようにしてある。各
コイル設置台30は回転テーブル22に取り付けられた
シリンダなどの昇降駆動部35により回転テーブル22
の上面に対して高い位置と低い位置を取り得るように構
成してある。この昇降駆動部35はコイル設置台30毎
に設けられ、他のコイル設置台30と独立して昇降動作
ができるようにしてある。図4にも示されているよう
に、各コイル設置台30の端部には保持円柱36が立設
され、その保持円柱36にコイル部材31の空洞部37
(図9(A)参照)を嵌めることにより、コイル部材3
1をコイル設置台30に保持できるようにしてある。
【0021】図6に示すようにコイル設置台30は昇降
駆動部35の昇降軸35aの先端部に回動自在に枢支し
てあり、コイル設置台30が水平な状態と、メンテナン
スがしやすいように図6の符号39の想像線で示すよう
なコイル設置台30が垂直な状態とを選択できるように
してある。図4及び図9(B)に示すように保持円柱3
6が設けられた側のコイル設置台30の端部には、絡め
線1の基部を挟持して絡め線1の先端部域を下方へ垂れ
た状態で保持する保持具2(2a〜2d)が複数個設け
てある。図9(B)に示すようにこの実施形態では保持
具2は平面Y字状の挟持型の留め金38で構成してあ
り、この実施形態の構成では、留め金38は4個設けら
れている。
駆動部35の昇降軸35aの先端部に回動自在に枢支し
てあり、コイル設置台30が水平な状態と、メンテナン
スがしやすいように図6の符号39の想像線で示すよう
なコイル設置台30が垂直な状態とを選択できるように
してある。図4及び図9(B)に示すように保持円柱3
6が設けられた側のコイル設置台30の端部には、絡め
線1の基部を挟持して絡め線1の先端部域を下方へ垂れ
た状態で保持する保持具2(2a〜2d)が複数個設け
てある。図9(B)に示すようにこの実施形態では保持
具2は平面Y字状の挟持型の留め金38で構成してあ
り、この実施形態の構成では、留め金38は4個設けら
れている。
【0022】図4に示すようにワーク保持取出部25に
は、ワークやペンチ、ニッパなどの作業具などを置くた
めの作業台40が設けられている。線カット装置部26
は図4に示すように前記保持具2から下方に延びた絡め
線の先端部をエアーニッパ装置などの切断装置41によ
り切断して、下端位置を揃えるものである。線カット装
置部26は基台42と、図5に示すように前後方向(F
(前)方向とB(後)方向)と左右方向(L(左)方向
とR(右)方向)の2方向に駆動可能に構成されたスラ
イドテーブル43(図4参照)と、スライドテーブル4
3上に設けられた2台の切断装置41により構成してあ
る。切断装置41は図5に示すように左右方向軸44と
それぞれ傾斜角度をなすように配置され、スライドテー
ブル43の動きと連動した第1回目の切断動作によって
図9(B)に示す第1保持具2aと第3保持具2cに保
持された絡め線1の先端部を切断し、第2回目の切断動
作によって第2保持具2bと第4保持具2dに保持され
た絡め線1の先端部を切断して、保持具2から下方に延
びる4つの絡め線1の先端部位置を全て一致させるよう
にしてある。
は、ワークやペンチ、ニッパなどの作業具などを置くた
めの作業台40が設けられている。線カット装置部26
は図4に示すように前記保持具2から下方に延びた絡め
線の先端部をエアーニッパ装置などの切断装置41によ
り切断して、下端位置を揃えるものである。線カット装
置部26は基台42と、図5に示すように前後方向(F
(前)方向とB(後)方向)と左右方向(L(左)方向
とR(右)方向)の2方向に駆動可能に構成されたスラ
イドテーブル43(図4参照)と、スライドテーブル4
3上に設けられた2台の切断装置41により構成してあ
る。切断装置41は図5に示すように左右方向軸44と
それぞれ傾斜角度をなすように配置され、スライドテー
ブル43の動きと連動した第1回目の切断動作によって
図9(B)に示す第1保持具2aと第3保持具2cに保
持された絡め線1の先端部を切断し、第2回目の切断動
作によって第2保持具2bと第4保持具2dに保持され
た絡め線1の先端部を切断して、保持具2から下方に延
びる4つの絡め線1の先端部位置を全て一致させるよう
にしてある。
【0023】バーニング装置部27は前記線カット装置
部26によって先が揃えられた絡め線1の先端部域を水
素・酸素混合ガストーチ炎によって少なくともエナメル
線10のエナメル被膜を焼いて除去するものである。な
お、エナメル被膜を除去するだけでなく、図1,図2で
説明したように絡め線1の最先端部に共付け部4を形成
するようにした方が好ましい。図4及び図7に示すよう
に、バーニング装置部27は基台46と、前後方向と左
右方向の2方向に駆動可能に構成されたスライドテーブ
ル47と、スライドテーブル47上に設けられた上下方
向に移動する昇降装置49と、昇降装置49上に固定さ
れた一対のトーチ装置48を有している。したがって、
一対のトーチ装置48はスライドテーブル47の駆動に
より前後左右方向に移動できるとともに、昇降装置49
の駆動によりその上下位置を制御できるようにしてあ
る。
部26によって先が揃えられた絡め線1の先端部域を水
素・酸素混合ガストーチ炎によって少なくともエナメル
線10のエナメル被膜を焼いて除去するものである。な
お、エナメル被膜を除去するだけでなく、図1,図2で
説明したように絡め線1の最先端部に共付け部4を形成
するようにした方が好ましい。図4及び図7に示すよう
に、バーニング装置部27は基台46と、前後方向と左
右方向の2方向に駆動可能に構成されたスライドテーブ
ル47と、スライドテーブル47上に設けられた上下方
向に移動する昇降装置49と、昇降装置49上に固定さ
れた一対のトーチ装置48を有している。したがって、
一対のトーチ装置48はスライドテーブル47の駆動に
より前後左右方向に移動できるとともに、昇降装置49
の駆動によりその上下位置を制御できるようにしてあ
る。
【0024】トーチ装置48は、水素ガスと酸素ガスと
を2:1で混合して混合ガス化させ、その混合ガスにメ
チルアルコールなどの還元性特性が得られるような物質
を付加している。なお、エナメル線10の太さ、エナメ
ル被膜の材質等に応じてトーチ装置48のガス供給量を
増やしたり、加熱時間を延ばしたりすることにより、多
種多様なエナメル被膜の除去処理、及び共付け部の形成
処理を精度よく、安定して行うことができる。
を2:1で混合して混合ガス化させ、その混合ガスにメ
チルアルコールなどの還元性特性が得られるような物質
を付加している。なお、エナメル線10の太さ、エナメ
ル被膜の材質等に応じてトーチ装置48のガス供給量を
増やしたり、加熱時間を延ばしたりすることにより、多
種多様なエナメル被膜の除去処理、及び共付け部の形成
処理を精度よく、安定して行うことができる。
【0025】上記トーチ装置48の特徴構成について説
明する。図8はトーチ装置の要部構成を説明するための
図であり、図8(A)はトーチ装置の要部斜視図、図8
(B)はトーチ装置の火口部付近の側面図、図8(C)
はトーチ装置の火口部付近の平面図、図8(D)は従来
のトーチ装置の火口部付近の側面図である。まず、第1
の特徴構成として、図8(A)(B)に示すようにトー
チ装置48の火口部51は2個のガス噴出管52を有し
ており、各ガス噴出管52の形状は「く」字状に折れ曲
がっている。なお、火口部51はトーチ装置48のガス
配管50の先端部に取り付けられている。図8(A)
(B)に示すように、2つのガス噴出管52は、垂直面
に位置するように上下に並べて設けられており、各ガス
噴出管52の先端の延長線64は水平面に対して上下同
じ角度φで交差するように設定してある。このように設
定することにより、各ガス噴出管52の先端から放出さ
れたトーチ炎が衝突して水平面内に扇状のトーチ炎54
が広がるようにしてある。また、このように構成するこ
とにより、トーチ炎54を狭い幅sに制御して絡め線1
の最先端部へトーチ炎54を正確に位置させることがで
き、最先端部位置にのみ共付け部4を形成することがで
きる。また、トーチ炎54を狭い幅sに制御することに
より最先端部位置より上の部分dの範囲において、エナ
メル線10のエナメル被膜を間接的な加熱によって除去
するようにしている。このため、図8(D)に示すよう
に筒状に広がったトーチ炎65をエナメル線10に直接
当てる従来構成に比べて、共付け部4の位置を正確に規
定することができるとともに、後でデップロウ付けされ
るエナメル線10の箇所のダメージを最小限にすること
ができる。また、このように構成することにより、トー
チ炎54内において温度が一定の領域(図8(C)にお
いて円66内で示した領域で示す)を広げることがで
き、たとえ、絡み線1の位置が左右前後方向にずれて
も、ロウ付け後の製品の品質を安定させることができ
る。
明する。図8はトーチ装置の要部構成を説明するための
図であり、図8(A)はトーチ装置の要部斜視図、図8
(B)はトーチ装置の火口部付近の側面図、図8(C)
はトーチ装置の火口部付近の平面図、図8(D)は従来
のトーチ装置の火口部付近の側面図である。まず、第1
の特徴構成として、図8(A)(B)に示すようにトー
チ装置48の火口部51は2個のガス噴出管52を有し
ており、各ガス噴出管52の形状は「く」字状に折れ曲
がっている。なお、火口部51はトーチ装置48のガス
配管50の先端部に取り付けられている。図8(A)
(B)に示すように、2つのガス噴出管52は、垂直面
に位置するように上下に並べて設けられており、各ガス
噴出管52の先端の延長線64は水平面に対して上下同
じ角度φで交差するように設定してある。このように設
定することにより、各ガス噴出管52の先端から放出さ
れたトーチ炎が衝突して水平面内に扇状のトーチ炎54
が広がるようにしてある。また、このように構成するこ
とにより、トーチ炎54を狭い幅sに制御して絡め線1
の最先端部へトーチ炎54を正確に位置させることがで
き、最先端部位置にのみ共付け部4を形成することがで
きる。また、トーチ炎54を狭い幅sに制御することに
より最先端部位置より上の部分dの範囲において、エナ
メル線10のエナメル被膜を間接的な加熱によって除去
するようにしている。このため、図8(D)に示すよう
に筒状に広がったトーチ炎65をエナメル線10に直接
当てる従来構成に比べて、共付け部4の位置を正確に規
定することができるとともに、後でデップロウ付けされ
るエナメル線10の箇所のダメージを最小限にすること
ができる。また、このように構成することにより、トー
チ炎54内において温度が一定の領域(図8(C)にお
いて円66内で示した領域で示す)を広げることがで
き、たとえ、絡み線1の位置が左右前後方向にずれて
も、ロウ付け後の製品の品質を安定させることができ
る。
【0026】第2の特徴構造としては、図8(A)に示
すように2つのガス噴出管52の背後を取り囲むように
トーチ炎反射体55を設けた点がある。トーチ炎反射体
55は半円柱状の切欠き部56を有しており、2つのガ
ス噴出管52から出るトーチ炎54を凹形壁57で反射
させて、ガス噴出管52側とトーチ炎反射体55側の両
方からトーチ炎54をほぼ均一に絡め線1の最先端部に
当てるようにしてある。図4及び図6に示すように、デ
ップロウ付装置部28はトーチ炎によって焼かれた絡め
線の先端部域をデップロウ槽58に浸漬することによ
り、ロウ付けを行うものである。デップロウ付装置部2
8は基台59と、その基台59上に固設されたデップロ
ウ槽58と、開口遮蔽装置61とを有している。開口遮
蔽装置61は遮蔽板63を進退操作し、デップロウ槽5
8の開口60を塞いだり開いたりするものである。
すように2つのガス噴出管52の背後を取り囲むように
トーチ炎反射体55を設けた点がある。トーチ炎反射体
55は半円柱状の切欠き部56を有しており、2つのガ
ス噴出管52から出るトーチ炎54を凹形壁57で反射
させて、ガス噴出管52側とトーチ炎反射体55側の両
方からトーチ炎54をほぼ均一に絡め線1の最先端部に
当てるようにしてある。図4及び図6に示すように、デ
ップロウ付装置部28はトーチ炎によって焼かれた絡め
線の先端部域をデップロウ槽58に浸漬することによ
り、ロウ付けを行うものである。デップロウ付装置部2
8は基台59と、その基台59上に固設されたデップロ
ウ槽58と、開口遮蔽装置61とを有している。開口遮
蔽装置61は遮蔽板63を進退操作し、デップロウ槽5
8の開口60を塞いだり開いたりするものである。
【0027】デップロウ槽58は、図6に示すように炭
素製の溶解炉にロウを収容し、溶解炉を蓋板62で覆っ
た構成としてある。採用するロウ材としては、軟ロウ、
硬ロウが使用できるが、この実施形態ではリン銅ロウを
使用してある。前記蓋板62には、図5に示すように保
持具2から下方に垂れる絡め線1の数に対応する複数の
開口60が設けてあり、その各開口60にそれそれの位
置に対応する絡め線1が挿入できるようにしてある。こ
のように蓋板62に各絡め線1に対応する開口60を設
けることにより、溶解炉から逃げる熱を最小限に押さえ
て、溶けた燐銅ロウの上層にバリが発生することを防止
することができる。なお、絡め線1の開口60への挿
入、引き上げは、コイル設置台30の下降動作、上昇動
作によって行われる。
素製の溶解炉にロウを収容し、溶解炉を蓋板62で覆っ
た構成としてある。採用するロウ材としては、軟ロウ、
硬ロウが使用できるが、この実施形態ではリン銅ロウを
使用してある。前記蓋板62には、図5に示すように保
持具2から下方に垂れる絡め線1の数に対応する複数の
開口60が設けてあり、その各開口60にそれそれの位
置に対応する絡め線1が挿入できるようにしてある。こ
のように蓋板62に各絡め線1に対応する開口60を設
けることにより、溶解炉から逃げる熱を最小限に押さえ
て、溶けた燐銅ロウの上層にバリが発生することを防止
することができる。なお、絡め線1の開口60への挿
入、引き上げは、コイル設置台30の下降動作、上昇動
作によって行われる。
【0028】次に上記自動ロウ付け装置の動作について
説明する。まず、図9(A)に示したように、各巻線部
から4本のエナメル線10が出されたコイル部材31が
ある。その4本のエナメル線10とそのモータ引き出し
線としてリード線12を絡ませて図3(B)に示すよう
な絡み線1を作る。そして、そのコイル部材31をコイ
ル設置台30の保持円柱36に外嵌し、図9(B)に示
すように4個の留め金38に4本の絡み線1を保持させ
て、各留め金38から絡み線1の先端部域を下方に垂れ
た状態にする。この状態から図5に示す制御装置29が
回転テーブル22を90゜回転させて、コイル部材31
が取り付けられたコイル設置台30を線カット装置部2
6の対応位置に位置させる。制御装置29はスライドテ
ーブル43と2台の切断装置41を操作して、2回の切
断操作により、4本の絡み線1の保持具2から垂れた長
さを所定長さhに切断する(図1(C)参照)。切断処
理が終了すると、制御装置29は回転テーブル22を再
び90゜回転させて切断後の絡み線1の先端部域をバー
ニング装置部27に位置させる。
説明する。まず、図9(A)に示したように、各巻線部
から4本のエナメル線10が出されたコイル部材31が
ある。その4本のエナメル線10とそのモータ引き出し
線としてリード線12を絡ませて図3(B)に示すよう
な絡み線1を作る。そして、そのコイル部材31をコイ
ル設置台30の保持円柱36に外嵌し、図9(B)に示
すように4個の留め金38に4本の絡み線1を保持させ
て、各留め金38から絡み線1の先端部域を下方に垂れ
た状態にする。この状態から図5に示す制御装置29が
回転テーブル22を90゜回転させて、コイル部材31
が取り付けられたコイル設置台30を線カット装置部2
6の対応位置に位置させる。制御装置29はスライドテ
ーブル43と2台の切断装置41を操作して、2回の切
断操作により、4本の絡み線1の保持具2から垂れた長
さを所定長さhに切断する(図1(C)参照)。切断処
理が終了すると、制御装置29は回転テーブル22を再
び90゜回転させて切断後の絡み線1の先端部域をバー
ニング装置部27に位置させる。
【0029】制御装置29はバーニング装置部27のス
ライドテーブル27を操作することにより、絡み線1の
垂直下方位置に火口部51を位置させた後、昇降装置4
9によって上方に火口部51を移動させて図8(B)に
示す位置に絡み線1を位置させた後、絡み線1の最先端
部をトーチ炎54により加熱する。なお第1回目の加熱
動作によって第1保持具2aと第3保持具2cに保持さ
れた絡め線1の最先端部を加熱し、第2回目の加熱動作
によって第2保持具2bと第4保持具2dに保持された
絡め線1の最先端部を加熱するようにしてある。
ライドテーブル27を操作することにより、絡み線1の
垂直下方位置に火口部51を位置させた後、昇降装置4
9によって上方に火口部51を移動させて図8(B)に
示す位置に絡み線1を位置させた後、絡み線1の最先端
部をトーチ炎54により加熱する。なお第1回目の加熱
動作によって第1保持具2aと第3保持具2cに保持さ
れた絡め線1の最先端部を加熱し、第2回目の加熱動作
によって第2保持具2bと第4保持具2dに保持された
絡め線1の最先端部を加熱するようにしてある。
【0030】バーニング処理が終了すると、再び制御装
置29が回転テーブルを90゜回転させて加熱後の絡み
線1の先端部域をデップロウ付装置部28に位置させ
る。そして、開口遮蔽装置61の遮蔽板63を開け、溶
解炉の蓋板62の4個の開口60を露出させた状態にす
る。その後、コイル設置台30をゆるやかな速度で下降
動作させ、溶けた燐銅ロウに絡み線1の先端部域を浸漬
させた後、コイル設置台30を速い速度で上昇動作させ
てデップロウ付け処理を終了する。このように引き上げ
速度を浸漬速度よりも速くすることにより、良好なロウ
付けを行うことができる。なお、保持具2から下方に延
びる絡み線1の4本の先端部域の長さが線カット装置部
26により統一されているので、ロウ付け部の長さが一
定を一定にできる。また、ロウ材の液面位置におけるエ
ナメル線10をトーチ炎で直接に熱しないので、エナメ
ル線10が弱くならずロウ付け後の強度を高く維持でき
る利点がある。
置29が回転テーブルを90゜回転させて加熱後の絡み
線1の先端部域をデップロウ付装置部28に位置させ
る。そして、開口遮蔽装置61の遮蔽板63を開け、溶
解炉の蓋板62の4個の開口60を露出させた状態にす
る。その後、コイル設置台30をゆるやかな速度で下降
動作させ、溶けた燐銅ロウに絡み線1の先端部域を浸漬
させた後、コイル設置台30を速い速度で上昇動作させ
てデップロウ付け処理を終了する。このように引き上げ
速度を浸漬速度よりも速くすることにより、良好なロウ
付けを行うことができる。なお、保持具2から下方に延
びる絡み線1の4本の先端部域の長さが線カット装置部
26により統一されているので、ロウ付け部の長さが一
定を一定にできる。また、ロウ材の液面位置におけるエ
ナメル線10をトーチ炎で直接に熱しないので、エナメ
ル線10が弱くならずロウ付け後の強度を高く維持でき
る利点がある。
【0031】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。以下、その
ような実施形態を説明する。 (1)前記自動ロウ付け装置20では、ワーク8として
のコイル部材31の移動を回転テーブル22の回転によ
り行ったが、ワーク8の移動形態は限定されない。例え
ば、ベルトコンベアなどの搬送装置にワーク保持手段を
固定して、その搬送装置の搬送方向から順に、ワーク保
持部、線カット装置部、バーニング装置部、デップロウ
付装置部、ワーク取出し部を設けてもよい。 (2)前記自動ロウ付け装置20では、切断装置を2
台、トーチ装置を2台設けたが、絡み線の全数と同じ数
だけの切断装置、トーチ装置を設けて、一度の処理でぞ
れそれ切断処理、バーニング処理を行うようにしてもよ
い。
のではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。以下、その
ような実施形態を説明する。 (1)前記自動ロウ付け装置20では、ワーク8として
のコイル部材31の移動を回転テーブル22の回転によ
り行ったが、ワーク8の移動形態は限定されない。例え
ば、ベルトコンベアなどの搬送装置にワーク保持手段を
固定して、その搬送装置の搬送方向から順に、ワーク保
持部、線カット装置部、バーニング装置部、デップロウ
付装置部、ワーク取出し部を設けてもよい。 (2)前記自動ロウ付け装置20では、切断装置を2
台、トーチ装置を2台設けたが、絡み線の全数と同じ数
だけの切断装置、トーチ装置を設けて、一度の処理でぞ
れそれ切断処理、バーニング処理を行うようにしてもよ
い。
【図1】図1(A)〜(G)はそれぞれ本発明の絡み線
の自動ロウ付け方法の一実施形態を示す説明図である。
の自動ロウ付け方法の一実施形態を示す説明図である。
【図2】図2は自動ロウ付け方法の一実施形態を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】図3(A)〜(C)はそれぞれ本発明の絡み線
の形態を示す図である。
の形態を示す図である。
【図4】図4は自動ロウ付け装置の要部概略構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図5は自動ロウ付け装置の概略平面図である。
【図6】図6は図5のVI−VI線矢視図である。
【図7】図7はバーニング装置部の構成を説明するため
の図であり、図7(A)はバーニング装置部の平面図、
図7(B)はバーニング装置部の側面図である。
の図であり、図7(A)はバーニング装置部の平面図、
図7(B)はバーニング装置部の側面図である。
【図8】図8はトーチ装置の要部構成を説明するための
図であり、図8(A)はトーチ装置の斜視図、図8
(B)はトーチ装置の火口部付近の側面図、図8(C)
はトーチ装置の火口部付近の平面図、図8(D)は従来
のトーチ装置の火口部付近の側面図である。
図であり、図8(A)はトーチ装置の斜視図、図8
(B)はトーチ装置の火口部付近の側面図、図8(C)
はトーチ装置の火口部付近の平面図、図8(D)は従来
のトーチ装置の火口部付近の側面図である。
【図9】図9(A)はワークとしてのコイル部材を示す
斜視図、図9(B)はコイル設置台に設置されたコイル
部材を示す斜視図である。
斜視図、図9(B)はコイル設置台に設置されたコイル
部材を示す斜視図である。
【図10】図10はエナメル線の構成を示す部分断面斜
視図である。
視図である。
1…絡め線、2…保持具、3…導体線、4…共付け部、
5…エナメル被膜、7…ロウ付け炉、8…ワーク、9…
ワーク保持手段、10…エナメル線、11…導体物、1
4…リード線の導電線、15…端子、27…バーニング
装置部、28…デップロウ付け装置部、58…デップロ
ウ槽。
5…エナメル被膜、7…ロウ付け炉、8…ワーク、9…
ワーク保持手段、10…エナメル線、11…導体物、1
4…リード線の導電線、15…端子、27…バーニング
装置部、28…デップロウ付け装置部、58…デップロ
ウ槽。
Claims (5)
- 【請求項1】 導体線(3)の表面をエナメル被膜(5)で
覆ったエナメル線(10)を複数本絡めて絡め線(1)と
し、又は少なくとも1本のエナメル線(10)と導体物
(11)とを絡めて絡め線(1)とし、前記絡め線(1)を自
動的にロウ付けする絡め線の自動ロウ付け方法であり、 前記絡め線(1)の先端部域をトーチ炎によって焼くこと
により前記エナメル被膜(5)を除いてエナメル線(10)
の導体線(3)を露出させるバーニング工程と、前記トー
チ炎によるバーニング工程が終了した後、ロウ材が溶け
たロウ付け炉(7)内へその露出された先端部域を浸漬さ
せることにより、当該先端部域をデップロウ付けする工
程とを含むことを特徴とする、絡め線の自動ロウ付け方
法。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の絡め線の自動ロウ
付け方法において、前記バーニング工程で、前記絡め線
(1)の最先端部をトーチ炎によって焼くことによりその
最先端部を加熱溶解して共付け部(4)を形成することを
特徴とする、絡め線の自動ロウ付け方法。 - 【請求項3】 導体線(3)の表面をエナメル被膜(5)で
覆ったエナメル線(10)を複数本絡めて絡め線(1)と
し、又は少なくとも1本のエナメル線(10)と導体物
(11)とを絡めて絡め線(1)とし、それらの絡め線(1)
を自動的にロウ付けする絡め線の自動ロウ付け装置であ
り、 絡め線(1)を保持する保持具(2)と、保持具(2)に絡め
線(1)が保持され、絡め線(1)の先端部位置が位置決め
された状態でその絡め線(1)の先端部域をトーチ炎によ
って焼くことによりその先端部域のエナメル被膜(5)を
除いて前記導体線(3)を露出させるバーニング装置部
(27)と、そのバーニング装置部(27)のバーニング処
理が終了した後、ロウ材が溶けたロウ付け炉(7,58)
内へその露出された先端部域を浸漬させることにより、
当該先端部域をデップロウ付けするデップロウ付け装置
部(28)とを有していることを特徴とする、絡め線の自
動ロウ付け装置。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載の絡め線の自動ロウ
付け装置において、前記バーニング装置部(27)によっ
て絡め線(1)の最先端部を加熱溶解して共付け部(4)を
形成することを特徴とする、絡め線の自動ロウ付け装
置。 - 【請求項5】 前記請求項3に記載の絡め線の自動ロウ
付け装置において、ワーク(8)を保持するワーク保持手
段(9)を前記保持具(2)に近接して設け、前記ワーク
(8)から絡め線(1)が引き出されていることを特徴とす
る、絡め線の自動ロウ付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10071845A JPH11273471A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 絡め線の自動ロウ付け方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10071845A JPH11273471A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 絡め線の自動ロウ付け方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11273471A true JPH11273471A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13472296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10071845A Pending JPH11273471A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 絡め線の自動ロウ付け方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11273471A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102509991A (zh) * | 2011-11-24 | 2012-06-20 | 番禺得意精密电子工业有限公司 | 焊料固定装置及利用该装置固定端子与焊料的方法 |
| JP2016141867A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 住友電工焼結合金株式会社 | 含油焼結体の製造方法 |
| CN108544239A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-09-18 | 苏州斯普兰蒂电子有限公司 | 漆包线自动剪线焊锡设备 |
| CN111790858A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-20 | 安徽省亿嘉弘电器股份有限公司 | 一种用于线束的转料机构 |
| CN114147312A (zh) * | 2020-07-15 | 2022-03-08 | 深圳市南丰声宝电子有限公司 | 浸焊机械手组合结构及相应的全自动导线浸焊机 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP10071845A patent/JPH11273471A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102509991A (zh) * | 2011-11-24 | 2012-06-20 | 番禺得意精密电子工业有限公司 | 焊料固定装置及利用该装置固定端子与焊料的方法 |
| JP2016141867A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 住友電工焼結合金株式会社 | 含油焼結体の製造方法 |
| CN108544239A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-09-18 | 苏州斯普兰蒂电子有限公司 | 漆包线自动剪线焊锡设备 |
| CN114147312A (zh) * | 2020-07-15 | 2022-03-08 | 深圳市南丰声宝电子有限公司 | 浸焊机械手组合结构及相应的全自动导线浸焊机 |
| CN111790858A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-20 | 安徽省亿嘉弘电器股份有限公司 | 一种用于线束的转料机构 |
| CN111790858B (zh) * | 2020-07-22 | 2021-12-10 | 安徽省亿嘉弘电器股份有限公司 | 一种用于线束的转料机构 |
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