JPH11274803A - 高周波スイッチ回路及び高周波スイッチ回路の設計方法 - Google Patents
高周波スイッチ回路及び高周波スイッチ回路の設計方法Info
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- JPH11274803A JPH11274803A JP7025098A JP7025098A JPH11274803A JP H11274803 A JPH11274803 A JP H11274803A JP 7025098 A JP7025098 A JP 7025098A JP 7025098 A JP7025098 A JP 7025098A JP H11274803 A JPH11274803 A JP H11274803A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オフ時のアイソレーションが大きくとれ、且
つ、オン時の挿入損失が小さくなる高周波スイッチ回路
を提供することを目的とする。 【解決手段】 高周波信号を入力する入力端子20に接
続された第1電極と、出力端子21に接続された第2電
極と、第1電極と第2電極との間のオン/オフを制御す
る制御信号を入力する制御端子23に接続された第3電
極とを有するスイッチ素子22と、入力端子20と出力
端子21との間に直列に接続された第1伝送路24及び
第2伝送路26と、一端が第1伝送路24と第2伝送路
26との接点に接続され、他端が接地された第3伝送路
28とを具備して構成する。
つ、オン時の挿入損失が小さくなる高周波スイッチ回路
を提供することを目的とする。 【解決手段】 高周波信号を入力する入力端子20に接
続された第1電極と、出力端子21に接続された第2電
極と、第1電極と第2電極との間のオン/オフを制御す
る制御信号を入力する制御端子23に接続された第3電
極とを有するスイッチ素子22と、入力端子20と出力
端子21との間に直列に接続された第1伝送路24及び
第2伝送路26と、一端が第1伝送路24と第2伝送路
26との接点に接続され、他端が接地された第3伝送路
28とを具備して構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波スイッチ回路
及び高周波スイッチ回路の設計方法に関し、特に、ミリ
波、マイクロ波等の高周波回路に使用されるスイッチ回
路に関するものである。
及び高周波スイッチ回路の設計方法に関し、特に、ミリ
波、マイクロ波等の高周波回路に使用されるスイッチ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミリ波、マイクロ波等の高周波スイッチ
回路は、電界効果型トランジスタ(以下、FETと呼
ぶ)等のスイッチ素子をオン/オフさせて、高周波信号
の通過/遮断を制御している。FETには、ソース・ゲ
ート間、ソース・ドレイン間、ドレイン・ゲート間に寄
生容量が有る。
回路は、電界効果型トランジスタ(以下、FETと呼
ぶ)等のスイッチ素子をオン/オフさせて、高周波信号
の通過/遮断を制御している。FETには、ソース・ゲ
ート間、ソース・ドレイン間、ドレイン・ゲート間に寄
生容量が有る。
【0003】この寄生容量により、FETがオフ時に、
ミリ波、マイクロ波等の高周波信号が通過してしまう。
これがアンテナ切替回路等においては、送受信時の雑音
等の原因となってしまう。そこで、FETがオフ時に、
アイソレーションを向上させるべく、FETと並列に伝
送路を設けている。
ミリ波、マイクロ波等の高周波信号が通過してしまう。
これがアンテナ切替回路等においては、送受信時の雑音
等の原因となってしまう。そこで、FETがオフ時に、
アイソレーションを向上させるべく、FETと並列に伝
送路を設けている。
【0004】図15は、従来の高周波スイッチ回路の構
成図である。この図に示すように、従来の高周波スイッ
チ回路は、入力端子2、出力端子4、FET6、伝送路
8、バイアス回路10、抵抗12及び制御端子14を有
する。入力端子2と出力端子4との間には、FET6と
伝送路8とが並列に接続されている。入力端子2には、
動作電圧を制御するために、バイアス回路10が接続さ
れている。
成図である。この図に示すように、従来の高周波スイッ
チ回路は、入力端子2、出力端子4、FET6、伝送路
8、バイアス回路10、抵抗12及び制御端子14を有
する。入力端子2と出力端子4との間には、FET6と
伝送路8とが並列に接続されている。入力端子2には、
動作電圧を制御するために、バイアス回路10が接続さ
れている。
【0005】FET6のゲートには、オンの時に、入力
端子2に入力される高周波信号がゲートに漏れないよう
にするために高抵抗12が接続されている。制御信号
は、制御端子14及び抵抗12を通して、ゲートに入力
される。FET6は、HEMTやMES−FET等であ
る。入力端子2には、例えば、60GHzの高周波信号
が入力される。
端子2に入力される高周波信号がゲートに漏れないよう
にするために高抵抗12が接続されている。制御信号
は、制御端子14及び抵抗12を通して、ゲートに入力
される。FET6は、HEMTやMES−FET等であ
る。入力端子2には、例えば、60GHzの高周波信号
が入力される。
【0006】図16は、図中のFETの等価回路を示す
図である。図16に示すように、FET6の等価回路
は、ドレインインダクタスLd 、ドレイン抵抗Rd 、ド
レイン・ソース抵抗Rds、ソース・ドレイン容量Cds、
ゲート・ドレイン容量Cgd、チャネル抵抗Ri 、ドレイ
ン・ゲート抵抗Rr 、ゲート抵抗Rg 、ゲートインダク
タスLg 、ソース抵抗Rs 及びソースインダクタンスL
s により記述される。
図である。図16に示すように、FET6の等価回路
は、ドレインインダクタスLd 、ドレイン抵抗Rd 、ド
レイン・ソース抵抗Rds、ソース・ドレイン容量Cds、
ゲート・ドレイン容量Cgd、チャネル抵抗Ri 、ドレイ
ン・ゲート抵抗Rr 、ゲート抵抗Rg 、ゲートインダク
タスLg 、ソース抵抗Rs 及びソースインダクタンスL
s により記述される。
【0007】FET6がONの時、コントロール端子で
あるゲートに高周波信号が漏れないように高抵抗RH を
接続したため、ゲートは、RF的にオープンと考えてよ
い。Lg は小さいので無視することができる。また、計
算を簡単にするために、Ld,Ls ,Rd ,Rs は省略
して計算する。すると、FET6の近似等価回路は、図
17に示すようになる。図17中、Cg 、Rint は、式
(1)で表される。
あるゲートに高周波信号が漏れないように高抵抗RH を
接続したため、ゲートは、RF的にオープンと考えてよ
い。Lg は小さいので無視することができる。また、計
算を簡単にするために、Ld,Ls ,Rd ,Rs は省略
して計算する。すると、FET6の近似等価回路は、図
17に示すようになる。図17中、Cg 、Rint は、式
(1)で表される。
【0008】
【数1】
【0009】FET6のアドミタンスYint は、式
(2)で表される。
(2)で表される。
【0010】
【数2】
【0011】伝送路8の特性インピーダンスをZ0 、位
相定数をθ(ロスレス)とすると、伝送路8のアドミタ
ンス行列(以下、Ymatrix)は、式(3)で表される。
相定数をθ(ロスレス)とすると、伝送路8のアドミタ
ンス行列(以下、Ymatrix)は、式(3)で表される。
【0012】
【数3】
【0013】スイッチ回路全体のYmatrixは、式(4)
で表される。
で表される。
【0014】
【数4】
【0015】式(4)を整理すると、式(5)となる。
【0016】
【数5】
【0017】スイッチ回路全体のS21は、特性インピー
ダンス50Ωの系に接続されるものとすると、式(6)
で表される。
ダンス50Ωの系に接続されるものとすると、式(6)
で表される。
【0018】
【数6】
【0019】図18は、図15の高周波スイッチ回路が
オフ時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸が伝
送線路の位相θ(θ=0〜360°)、縦軸がdB(S
21)である。
オフ時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸が伝
送線路の位相θ(θ=0〜360°)、縦軸がdB(S
21)である。
【0020】図19は、図15の高周波スイッチ回路が
オン時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸がθ
(θ=0〜360°)、縦軸がdB(S21)である。図
18,19におけるパラメータは、式(7)に示す場合
である。
オン時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸がθ
(θ=0〜360°)、縦軸がdB(S21)である。図
18,19におけるパラメータは、式(7)に示す場合
である。
【0021】f=60GHz,Cds=17fF,Ri =
3Ω、Rr =3Ω(ON,OFFで変わらないとする) Cgs=17fF OFF =45fF ON Cgd=17fF OFF =45fF ON Rds=16KΩ OFF =15Ω ON ・・・(7) 高周波スイッチ回路は、オン時に挿入損失が少なく、オ
フ時にアイソレーションが大きくなることが望ましいの
で、各高周波信号について、伝送路8の各特性インピー
ダンスにおける、最適な位相定数θが求まる。位相定数
θと周波数fとから、各特性インピーダンスZ0 の時、
周波数fにおける伝送路8の最適な線路長が求まる。オ
フ時のアイソレーションの最大値はインピーダンスZ0
が大きくなるにつれて大きくなり、またその時の位相に
おけるオン時の挿入損失はZ0 が大きくなるにつれて減
少することが分かる。
3Ω、Rr =3Ω(ON,OFFで変わらないとする) Cgs=17fF OFF =45fF ON Cgd=17fF OFF =45fF ON Rds=16KΩ OFF =15Ω ON ・・・(7) 高周波スイッチ回路は、オン時に挿入損失が少なく、オ
フ時にアイソレーションが大きくなることが望ましいの
で、各高周波信号について、伝送路8の各特性インピー
ダンスにおける、最適な位相定数θが求まる。位相定数
θと周波数fとから、各特性インピーダンスZ0 の時、
周波数fにおける伝送路8の最適な線路長が求まる。オ
フ時のアイソレーションの最大値はインピーダンスZ0
が大きくなるにつれて大きくなり、またその時の位相に
おけるオン時の挿入損失はZ0 が大きくなるにつれて減
少することが分かる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波スイッチ
回路では、図に示したように、伝送路8の特性インピー
ダンスZ0 が小さくなると、オフ時のアイソレーション
が小さくなり、オン時の挿入損失が大きくなるという問
題があった。
回路では、図に示したように、伝送路8の特性インピー
ダンスZ0 が小さくなると、オフ時のアイソレーション
が小さくなり、オン時の挿入損失が大きくなるという問
題があった。
【0023】オフ時のアイソレーションが最大となるの
は、FET6と伝送路8とが並列共振した時であり、伝
送路8とFET6の寄生容量Cg 、Cdsとが並列共振し
た場合である。
は、FET6と伝送路8とが並列共振した時であり、伝
送路8とFET6の寄生容量Cg 、Cdsとが並列共振し
た場合である。
【0024】伝送路8の特性インピーダンスZ0 が高
く、即ち、接地容量が小さい場合には、所望の周波数に
おいて、伝送路6はインダクタンス成分のみと考えてよ
く、FET6がオフ状態の時、伝送路6のインダクタン
スとFET6の寄生容量Cg ,Cdsとで並列共振を起こ
させることができ、入力端子2と出力端子4間で大きな
アイソレーションを得ることができる。
く、即ち、接地容量が小さい場合には、所望の周波数に
おいて、伝送路6はインダクタンス成分のみと考えてよ
く、FET6がオフ状態の時、伝送路6のインダクタン
スとFET6の寄生容量Cg ,Cdsとで並列共振を起こ
させることができ、入力端子2と出力端子4間で大きな
アイソレーションを得ることができる。
【0025】ところが、伝送路8の特性インピーダンス
Z0 が小さくなると、伝送路8のインダクタンスのみで
はなく、接地容量成分も見えてしまう。このため、伝送
路8の特性インピーダンスZ0 が小さくなると、オフ時
のアイソレーションが小さくなっていた。
Z0 が小さくなると、伝送路8のインダクタンスのみで
はなく、接地容量成分も見えてしまう。このため、伝送
路8の特性インピーダンスZ0 が小さくなると、オフ時
のアイソレーションが小さくなっていた。
【0026】伝送路8のYmatrixとS11との関係は、式
(8)で表される。
(8)で表される。
【0027】
【数7】
【0028】図20は、伝送路がインダクタンスだけの
場合と特性インピーダンスが60Ωの場合について、周
波数0〜60GHzまでの範囲における伝送路のS11を
示す図である。図中、点A1はインダクタンスだけの場
合の高周波(60GHz)でのS11、点B1は特性イン
ピーダンスが60Ωの場合のS11である。この図から、
高周波(60GHz)では、インダクタンスのみの場合
からは大きくずれていることが分かる。図21は、図2
0に対応する伝送路のS21を示す図である。
場合と特性インピーダンスが60Ωの場合について、周
波数0〜60GHzまでの範囲における伝送路のS11を
示す図である。図中、点A1はインダクタンスだけの場
合の高周波(60GHz)でのS11、点B1は特性イン
ピーダンスが60Ωの場合のS11である。この図から、
高周波(60GHz)では、インダクタンスのみの場合
からは大きくずれていることが分かる。図21は、図2
0に対応する伝送路のS21を示す図である。
【0029】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、オフ時のアイソレーションが大きくとれ、
且つ、オン時の挿入損失が小さくなる高周波スイッチ回
路を提供することを目的としている。
ものであり、オフ時のアイソレーションが大きくとれ、
且つ、オン時の挿入損失が小さくなる高周波スイッチ回
路を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。この図に示すように、本発明は、高周波信号を入
力する入力端子20に接続された第1電極と、出力端子
21に接続された第2電極と、第1電極と第2電極との
間のオン/オフを制御する制御信号を入力する制御端子
23に接続された第3電極とを有するスイッチ素子22
と、入力端子20と出力端子21との間に直列に接続さ
れた第1伝送路24及び第2伝送路26と、一端が第1
伝送路24と第2伝送路26との接点に接続され、他端
が接地された第3伝送路28とを具備したことを特徴と
する高周波スイッチ回路が提供される。
ある。この図に示すように、本発明は、高周波信号を入
力する入力端子20に接続された第1電極と、出力端子
21に接続された第2電極と、第1電極と第2電極との
間のオン/オフを制御する制御信号を入力する制御端子
23に接続された第3電極とを有するスイッチ素子22
と、入力端子20と出力端子21との間に直列に接続さ
れた第1伝送路24及び第2伝送路26と、一端が第1
伝送路24と第2伝送路26との接点に接続され、他端
が接地された第3伝送路28とを具備したことを特徴と
する高周波スイッチ回路が提供される。
【0031】以上のような構成によれば、第3伝送路2
8が接地されているので、インダクタのみと等価となる
ように、第1〜第3伝送路24,26,28を構成する
ことが可能となる。そのため、スイッチ素子22のオフ
時の寄生容量等と並列に接続される第1〜第3伝送路2
4,26,28とでオフ時のアイソレーションを大きく
とることが可能な構成となる。第1伝送路24、第2伝
送路26及び第3伝送路28の伝送路長をパラメータと
して、高周波スイッチ回路がオン時の挿入損失が小さ
く、且つ、オフ時のアイソレーションが大きくなるよう
にそのパラメータを設計することが可能となる。
8が接地されているので、インダクタのみと等価となる
ように、第1〜第3伝送路24,26,28を構成する
ことが可能となる。そのため、スイッチ素子22のオフ
時の寄生容量等と並列に接続される第1〜第3伝送路2
4,26,28とでオフ時のアイソレーションを大きく
とることが可能な構成となる。第1伝送路24、第2伝
送路26及び第3伝送路28の伝送路長をパラメータと
して、高周波スイッチ回路がオン時の挿入損失が小さ
く、且つ、オフ時のアイソレーションが大きくなるよう
にそのパラメータを設計することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態による高周波スイッチ回
路の回路図である。
施の形態について説明する。第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態による高周波スイッチ回
路の回路図である。
【0033】この高周波スイッチ回路は、入力端子3
0、出力端子32、FET34、伝送路41、抵抗42
及び制御端子44を具備する。伝送路41は、第1伝送
路36、第2伝送路38及び第3伝送路40から構成さ
れる。
0、出力端子32、FET34、伝送路41、抵抗42
及び制御端子44を具備する。伝送路41は、第1伝送
路36、第2伝送路38及び第3伝送路40から構成さ
れる。
【0034】入力端子30は、高周波信号(例えば、6
0GHz)を入力する端子であり、第1伝送路36及び
FET34のドレインに接続されている。FET34
は、例えばHEMTやMES−FET等のデプレーショ
ンモードの電界効果型トランジスタ(以下、D−FET
と呼ぶ)であり、0Vでオン、−2Vでオフする。
0GHz)を入力する端子であり、第1伝送路36及び
FET34のドレインに接続されている。FET34
は、例えばHEMTやMES−FET等のデプレーショ
ンモードの電界効果型トランジスタ(以下、D−FET
と呼ぶ)であり、0Vでオン、−2Vでオフする。
【0035】FET34は、ドレインが入力端子30及
び第1伝送路36の第1端点に接続され、ソースが出力
端子32及び第3伝送路40の第4端点に接続され、ゲ
ート34が抵抗42の一方の端子に接続されている。
び第1伝送路36の第1端点に接続され、ソースが出力
端子32及び第3伝送路40の第4端点に接続され、ゲ
ート34が抵抗42の一方の端子に接続されている。
【0036】抵抗42は、FET34に流れる高周波信
号がFET34のゲートに流れないようにする高抵抗の
ものであり、一方の端子がFET34のゲートに接続さ
れ、他方の端子が制御端子44に接続されている。制御
端子44は、FET34をオン/オフを制御するための
制御電圧を印加する端子であり、例えば、0VでFET
34をオン、−2VでFET34をオフさせる。
号がFET34のゲートに流れないようにする高抵抗の
ものであり、一方の端子がFET34のゲートに接続さ
れ、他方の端子が制御端子44に接続されている。制御
端子44は、FET34をオン/オフを制御するための
制御電圧を印加する端子であり、例えば、0VでFET
34をオン、−2VでFET34をオフさせる。
【0037】第1伝送路36は、パラメータ(Za ,θ
a )(Za は特性インピーダンス、θa はelectrical l
ength 、θa =βl,βは位相定数、lは伝送路長、ロ
スレス回路とする)の伝送路であり、第1端点が入力端
子30及びFET34のドレインに接続され、第2端点
が第2伝送路38の第3端点及び第3伝送路40の第5
端点に接続されている。
a )(Za は特性インピーダンス、θa はelectrical l
ength 、θa =βl,βは位相定数、lは伝送路長、ロ
スレス回路とする)の伝送路であり、第1端点が入力端
子30及びFET34のドレインに接続され、第2端点
が第2伝送路38の第3端点及び第3伝送路40の第5
端点に接続されている。
【0038】第2伝送路38は、パラメータ(Zb ,θ
b )の伝送路であり、第3端点が第1伝送路36の第2
端点及び第3伝送路40の第5端点に接続され、第4端
点ががFET34のソース及び出力端子32に接続され
ている。
b )の伝送路であり、第3端点が第1伝送路36の第2
端点及び第3伝送路40の第5端点に接続され、第4端
点ががFET34のソース及び出力端子32に接続され
ている。
【0039】第3伝送路40は、パラメータ(Zc ,θ
c )の伝送路であり、第5端点が第1伝送路36の第2
端点及び第2伝送路38の第3端点に接続され、第6端
点が接地されている。
c )の伝送路であり、第5端点が第1伝送路36の第2
端点及び第2伝送路38の第3端点に接続され、第6端
点が接地されている。
【0040】パラメータ(Za ,θa ),(Zb ,
θb ),(Zc ,θc )は、FET34と伝送路41と
により構成される高周波スイッチ回路がオン時の挿入損
失が小さく、且つ、オフ時の入出力端子30,32間の
アイソレーションが大きくなるように設計する。
θb ),(Zc ,θc )は、FET34と伝送路41と
により構成される高周波スイッチ回路がオン時の挿入損
失が小さく、且つ、オフ時の入出力端子30,32間の
アイソレーションが大きくなるように設計する。
【0041】以下、パラメータ(Za ,θa ),
(Zb ,θb ),(Zc ,θc )の設計方法の説明をす
る。FET34については、従来技術で説明したことと
同じであるので説明を省略する。付加する伝送線路41
について考えると、FET34のドレイン、ソースは対
称なものとすると、Za =Zb ,θa =θb としてよ
い。その値をZ01,θ1 と置く。Zc =Z02、θc =θ
2 と置く。
(Zb ,θb ),(Zc ,θc )の設計方法の説明をす
る。FET34については、従来技術で説明したことと
同じであるので説明を省略する。付加する伝送線路41
について考えると、FET34のドレイン、ソースは対
称なものとすると、Za =Zb ,θa =θb としてよ
い。その値をZ01,θ1 と置く。Zc =Z02、θc =θ
2 と置く。
【0042】この伝送路41のABCDmatrixは、式
(9)で表される。
(9)で表される。
【0043】
【数8】
【0044】但し、V1 は入力電圧、I1 は入力電流、
V2 は出力電圧、I2 は出力電流である。式(9)中の
右辺の第1のmatrixは、第1伝送路36のABCDmatr
ix、第2のmatrixは、第3伝送路40のABCDmatri
x、第3のmatrixは第2伝送路38のABCDmatrixで
ある。
V2 は出力電圧、I2 は出力電流である。式(9)中の
右辺の第1のmatrixは、第1伝送路36のABCDmatr
ix、第2のmatrixは、第3伝送路40のABCDmatri
x、第3のmatrixは第2伝送路38のABCDmatrixで
ある。
【0045】式(9)から、A,B,C,Dは、式(1
0)で表される。
0)で表される。
【0046】
【数9】
【0047】ABCDmatrixをYmatrixに変換すると、
式(11)で表される。
式(11)で表される。
【0048】
【数10】
【0049】高周波スイッチ回路全体のYmatrixは、式
(12)で表される。
(12)で表される。
【0050】
【数11】
【0051】高周波スイッチ回路を特性インピーダンス
50Ωの伝送路に接続したとすると、S21は、式(1
2)のYmatrixより式(13)で表される。
50Ωの伝送路に接続したとすると、S21は、式(1
2)のYmatrixより式(13)で表される。
【0052】
【数12】
【0053】高周波信号の周波数、使用するFET34
のオン時、オフ時におけるCds、R i 、Rr 、Cgs、C
gd、Rds、第1伝送路36のパラメータ(Z01、
θ1 )、第2伝送路38のパラメータ(Z01、θ1 )及
び第3伝送路40のパラメータ(Z 02、θ2 )に対し
て、式(13)より、dB(S21)を算出する。
のオン時、オフ時におけるCds、R i 、Rr 、Cgs、C
gd、Rds、第1伝送路36のパラメータ(Z01、
θ1 )、第2伝送路38のパラメータ(Z01、θ1 )及
び第3伝送路40のパラメータ(Z 02、θ2 )に対し
て、式(13)より、dB(S21)を算出する。
【0054】パラメータθ1 、θ2 をバリアブルパラメ
ータとして、様々な値のθ1 、θ2でdB(S21)を算
出し、オフ時にdB(S21)が小さく、且つ、オン時に
dB(S21)が大きくなるパラメータθ1 、θ2 を、高
周波スイッチ回路に使用する伝送路41とする。θ1 、
θ2 が決定されると、第1伝送路36、第2伝送路38
及び第3伝送路40の伝送路長が決定される。
ータとして、様々な値のθ1 、θ2でdB(S21)を算
出し、オフ時にdB(S21)が小さく、且つ、オン時に
dB(S21)が大きくなるパラメータθ1 、θ2 を、高
周波スイッチ回路に使用する伝送路41とする。θ1 、
θ2 が決定されると、第1伝送路36、第2伝送路38
及び第3伝送路40の伝送路長が決定される。
【0055】これにより得られる最適なθ2 は、0<θ
2 <90°となる。これは、0<θ 2 <90°の場合
に、第3伝送路40がロスレスの時、第3伝送路40が
インダクタのみ場合と等価となり、オフ時に大きなアイ
ソレーションを取ることができるからである。
2 <90°となる。これは、0<θ 2 <90°の場合
に、第3伝送路40がロスレスの時、第3伝送路40が
インダクタのみ場合と等価となり、オフ時に大きなアイ
ソレーションを取ることができるからである。
【0056】以下、dB(S21)の具体例を説明する。
FET34のパラメータを従来技術のFET6と同様
に、f=60GHz,C ds=17fF,Ri =3Ω、R
r =3Ω Cgs=17fF OFF =45fF ON Cgd=17fF OFF =45fF ON Rds=16KΩ OFF =15Ω ON とする。
FET34のパラメータを従来技術のFET6と同様
に、f=60GHz,C ds=17fF,Ri =3Ω、R
r =3Ω Cgs=17fF OFF =45fF ON Cgd=17fF OFF =45fF ON Rds=16KΩ OFF =15Ω ON とする。
【0057】Z01=Z02=70Ωの時のdB(S21)を
高周波スイッチ回路がオフとオン時で求める。図3は、
図2の高周波スイッチ回路がオフ時のdB(S21)の一
例を示す図であり、横軸は、θ1 (θ1 =0〜180
°)、縦軸は、θ2 =0°,10°,20°,30°,
40°,50°,60°,70°,80°,90°の場
合のdB(S21)である。
高周波スイッチ回路がオフとオン時で求める。図3は、
図2の高周波スイッチ回路がオフ時のdB(S21)の一
例を示す図であり、横軸は、θ1 (θ1 =0〜180
°)、縦軸は、θ2 =0°,10°,20°,30°,
40°,50°,60°,70°,80°,90°の場
合のdB(S21)である。
【0058】図4は、図2の高周波スイッチ回路がオン
時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸は、θ1
(θ1 =0〜180°)、縦軸は、θ2 =0°,10
°,20°,30°,40°,50°,60°,70
°,80°,90°の場合のdB(S21)である。
時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸は、θ1
(θ1 =0〜180°)、縦軸は、θ2 =0°,10
°,20°,30°,40°,50°,60°,70
°,80°,90°の場合のdB(S21)である。
【0059】図3及び図4より、Z01=Z02=70Ωの
場合は、θ1 =50°、θ2 =50°の時に、オフ時の
アイソレーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失が
小さくなる。このように、パラメータがθ1 とθ2 と2
つあるので、オン時の挿入損失を小さくすること、オフ
時のアイソレーションを大きくすることの双方を満足す
る最適なパラメータの選択が可能となっている。この場
合と図18,図19中でのθ=100°、Z0 =70Ω
の場合に比べて、両特性が改善されていることが分か
る。
場合は、θ1 =50°、θ2 =50°の時に、オフ時の
アイソレーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失が
小さくなる。このように、パラメータがθ1 とθ2 と2
つあるので、オン時の挿入損失を小さくすること、オフ
時のアイソレーションを大きくすることの双方を満足す
る最適なパラメータの選択が可能となっている。この場
合と図18,図19中でのθ=100°、Z0 =70Ω
の場合に比べて、両特性が改善されていることが分か
る。
【0060】図5は、Z01=Z02=60Ωの場合、周波
数0〜60GHzまでの範囲における図2中の伝送路4
1のS11の一例を示す図であり、Aが伝送路41のS11
(時計回りに周波数が高くなる)である。
数0〜60GHzまでの範囲における図2中の伝送路4
1のS11の一例を示す図であり、Aが伝送路41のS11
(時計回りに周波数が高くなる)である。
【0061】尚、図5中Bは従来の伝送路のS11を示
す。この図に示すように、伝送路41のS11は、高周波
数においては、インダクタンス成分が伝送路8よりも大
きくなっていることが分かる。図6は、図5に示したS
11に対応する周波数0〜60GHzまでの範囲における
図2中の伝送路41のS21を示す図である。
す。この図に示すように、伝送路41のS11は、高周波
数においては、インダクタンス成分が伝送路8よりも大
きくなっていることが分かる。図6は、図5に示したS
11に対応する周波数0〜60GHzまでの範囲における
図2中の伝送路41のS21を示す図である。
【0062】図7は、上述した方法により求めた最適な
伝送路41を使用した図2の高周波スイッチ回路のオフ
・オフ時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸が
周波数f1 /f0 (f0 は60GHz)であり、縦軸が
dB(S21)である。
伝送路41を使用した図2の高周波スイッチ回路のオフ
・オフ時のdB(S21)の一例を示す図であり、横軸が
周波数f1 /f0 (f0 は60GHz)であり、縦軸が
dB(S21)である。
【0063】図7中、Mは、従来のオフ時のdB
(S21)、Cは、本発明のオフ時のdB(S21)、L
は、従来のオン時のdB(S21)、Bは、本発明のオン
時のdB(S 21)である。この図からも、本発明の実施
形態による高周波スイッチ回路の特性が従来の高周波ス
イッチ回路の特性よりも優れていることが分かる。
(S21)、Cは、本発明のオフ時のdB(S21)、L
は、従来のオン時のdB(S21)、Bは、本発明のオン
時のdB(S 21)である。この図からも、本発明の実施
形態による高周波スイッチ回路の特性が従来の高周波ス
イッチ回路の特性よりも優れていることが分かる。
【0064】図8は、図2の高周波スイッチ回路をマイ
クロストリップラインを用いて構成した一例を示す図で
あり、図2中の要素に対応する要素には同一を符号を付
してある。
クロストリップラインを用いて構成した一例を示す図で
あり、図2中の要素に対応する要素には同一を符号を付
してある。
【0065】この図に示す高周波スイッチ回路は、上述
した方法により伝送路41が最適になるように設計した
ものであり、GaAs基板上でFET34等を合成する
モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)により
構成されている。入力端子30,出力端子32は、特性
インピーダンスが50Ωのマイクロストリップライン4
6により接続されている。
した方法により伝送路41が最適になるように設計した
ものであり、GaAs基板上でFET34等を合成する
モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)により
構成されている。入力端子30,出力端子32は、特性
インピーダンスが50Ωのマイクロストリップライン4
6により接続されている。
【0066】このマイクロストリップライン46は、エ
アブリッジ48を介して、コンデンサ47の上部電極に
接続されている。コンデンサ47の誘電体45を介して
形成された下部電極は、特性インピーダンス50Ωのマ
イクロストリップライン46に接続されている。コンデ
ンサ47は、直流をカットするブロッキングコンデンサ
である。
アブリッジ48を介して、コンデンサ47の上部電極に
接続されている。コンデンサ47の誘電体45を介して
形成された下部電極は、特性インピーダンス50Ωのマ
イクロストリップライン46に接続されている。コンデ
ンサ47は、直流をカットするブロッキングコンデンサ
である。
【0067】第1伝送路36、第2伝送路38及び第3
伝送路40は、特性インピーダンス70Ω、θ01=θ02
=50°のマイクロストリップラインである。第2伝送
路40は、ビアホール49を介して、接地されている。
伝送路40は、特性インピーダンス70Ω、θ01=θ02
=50°のマイクロストリップラインである。第2伝送
路40は、ビアホール49を介して、接地されている。
【0068】このような高周波スイッチ回路を2個用
い、一方の高周波スイッチ回路の出力端子を他方の高周
波スイッチ回路の入力端子に接続すると共に、出力端子
と入力端子とにアンテナ素子を接続する。
い、一方の高周波スイッチ回路の出力端子を他方の高周
波スイッチ回路の入力端子に接続すると共に、出力端子
と入力端子とにアンテナ素子を接続する。
【0069】一方の高周波スイッチ回路の入力端子から
高周波の送信信号を入力し、他方の高周波スイッチ回路
の入力端子からアンテナ素子の受信信号を入力する構成
により、マイクロ波やミリ波の高周波信号の高品質なア
ンテナ切替回路が実現できる。
高周波の送信信号を入力し、他方の高周波スイッチ回路
の入力端子からアンテナ素子の受信信号を入力する構成
により、マイクロ波やミリ波の高周波信号の高品質なア
ンテナ切替回路が実現できる。
【0070】以上説明した第1実施形態によれば、第1
伝送路36と第2伝送路38と第1,第2伝送路36,
38の間に接地した第3伝送路40とにより伝送路41
を構成したので、高周波スイッチ回路のオフ時のアイソ
レーションを大きくすることができる。
伝送路36と第2伝送路38と第1,第2伝送路36,
38の間に接地した第3伝送路40とにより伝送路41
を構成したので、高周波スイッチ回路のオフ時のアイソ
レーションを大きくすることができる。
【0071】また、伝送路41の最適化するパラメータ
がθ1 とθ2 との2つなので、高周波スイッチ回路のオ
フ時のアイソレーションを大きくすると共に、オン時の
挿入損失を小さくすることができる。
がθ1 とθ2 との2つなので、高周波スイッチ回路のオ
フ時のアイソレーションを大きくすると共に、オン時の
挿入損失を小さくすることができる。
【0072】第2実施形態 図9は、本発明の第2実施形態による高周波スイッチ回
路の回路図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の
要素には共通の符号を付してある。
路の回路図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の
要素には共通の符号を付してある。
【0073】本発明の第2実施形態による高周波スイッ
チ回路が図2の高周波スイッチ回路と異なる点は、コン
デンサ54及びバイアス端子57を設けたことである。
コンデンサ54は、伝送路41の特性(Ymatrix)を変
えずに、第1伝送路36、第2伝送路38及び第3伝送
路40に直流電圧をバイアスして、デプレーションモー
ドのFET34のゲート電圧が0Vでオンさせるための
ものであり、十分大きな容量C(ωCが十分大,ωは高
周波信号の角周波数)を有する。
チ回路が図2の高周波スイッチ回路と異なる点は、コン
デンサ54及びバイアス端子57を設けたことである。
コンデンサ54は、伝送路41の特性(Ymatrix)を変
えずに、第1伝送路36、第2伝送路38及び第3伝送
路40に直流電圧をバイアスして、デプレーションモー
ドのFET34のゲート電圧が0Vでオンさせるための
ものであり、十分大きな容量C(ωCが十分大,ωは高
周波信号の角周波数)を有する。
【0074】コンデンサ54の一方の電極は、バイアス
端子57及び第3伝送路40の第6端点に接続されてい
る。コンデンサ54の他方の電極は、接地されている。
バイアス端子57には、直流電圧(2V)がバイアスさ
れている。
端子57及び第3伝送路40の第6端点に接続されてい
る。コンデンサ54の他方の電極は、接地されている。
バイアス端子57には、直流電圧(2V)がバイアスさ
れている。
【0075】これにより、制御端子44には、正電圧
(0V,2V)が印加される場合でも、バイアス端子5
7には、2Vバイアスされているので、制御端子44に
0Vが印加される場合のゲート・ソース間の電圧Vgs=
−2Vとなり、FET34はオフし、制御端子44に2
Vが印加される場合のゲート・ソース間の電圧Vgs=0
Vとなり、FET34はオンする。
(0V,2V)が印加される場合でも、バイアス端子5
7には、2Vバイアスされているので、制御端子44に
0Vが印加される場合のゲート・ソース間の電圧Vgs=
−2Vとなり、FET34はオフし、制御端子44に2
Vが印加される場合のゲート・ソース間の電圧Vgs=0
Vとなり、FET34はオンする。
【0076】以下、図9に示した高周波スイッチ回路の
伝送路41の設計方法について説明をする。コンデンサ
54が第3伝送路40と直列に接続されているので、イ
ンピーダンスは、1/jωCとなる。ωCが十分大き
く、コンデンサ54が伝送路41に与えるインピーダン
スは十分小さいので、第1実施形態で上述したと同様に
して、最適な第1伝送路36、第2伝送路38及び第3
伝送路40を設計すれば良い。
伝送路41の設計方法について説明をする。コンデンサ
54が第3伝送路40と直列に接続されているので、イ
ンピーダンスは、1/jωCとなる。ωCが十分大き
く、コンデンサ54が伝送路41に与えるインピーダン
スは十分小さいので、第1実施形態で上述したと同様に
して、最適な第1伝送路36、第2伝送路38及び第3
伝送路40を設計すれば良い。
【0077】図10は、図9の高周波スイッチ回路をコ
プレーナラインを用いて構成した一例を示す図であり、
図9中の要素に対応する要素には同一を符号を付してあ
る。この図に示す高周波スイッチ回路は、GaAs基板
上でFET34等を合成するモノリシック・マイクロ波
集積回路(MMIC)により構成されている。60は、
直流を阻止するブロッキングコンデンサ、56,62は
誘電体、66は、高周波的にショートさせるためのコン
デンサである。
プレーナラインを用いて構成した一例を示す図であり、
図9中の要素に対応する要素には同一を符号を付してあ
る。この図に示す高周波スイッチ回路は、GaAs基板
上でFET34等を合成するモノリシック・マイクロ波
集積回路(MMIC)により構成されている。60は、
直流を阻止するブロッキングコンデンサ、56,62は
誘電体、66は、高周波的にショートさせるためのコン
デンサである。
【0078】58は接地ライン、59はエアブリッジ、
66はコプレーナラインである。36,38,40は、
特性インピーダンス70Ω、θ=50°のコプレーナラ
インで構成された第1,2,3伝送路である。
66はコプレーナラインである。36,38,40は、
特性インピーダンス70Ω、θ=50°のコプレーナラ
インで構成された第1,2,3伝送路である。
【0079】コンデンサ54の上部電極は、第3伝送路
40とエアブリッジ59を通して、接続され、下部電極
は、接地ライン58に接続されている。コンデンサ66
の下部電極及び上部電極は、コプレーナライン66に接
続されている。コンデンサ66の上部電極は、エアブリ
ッジに接続され、下部電極は、接地ライン58に接続さ
れている。
40とエアブリッジ59を通して、接続され、下部電極
は、接地ライン58に接続されている。コンデンサ66
の下部電極及び上部電極は、コプレーナライン66に接
続されている。コンデンサ66の上部電極は、エアブリ
ッジに接続され、下部電極は、接地ライン58に接続さ
れている。
【0080】以上説明した第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様の利点がある上に、FET34がD−F
ETの場合でも、正電圧にて動作させることができる。第3実施形態 図11は、本発明の第3実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。第3実施形態による高周波スイッ
チ回路が第1実施形態による高周波スイッチ回路と異な
る点は、入力端子30と出力端子32間に、第1伝送路
80,第2伝送路82、第3伝送路84からなる伝送路
86と並列に、複数のFET34−1〜FET34−n
(n≧2)を直列に接続したことである。
実施形態と同様の利点がある上に、FET34がD−F
ETの場合でも、正電圧にて動作させることができる。第3実施形態 図11は、本発明の第3実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。第3実施形態による高周波スイッ
チ回路が第1実施形態による高周波スイッチ回路と異な
る点は、入力端子30と出力端子32間に、第1伝送路
80,第2伝送路82、第3伝送路84からなる伝送路
86と並列に、複数のFET34−1〜FET34−n
(n≧2)を直列に接続したことである。
【0081】FET34−1〜34−nは、高周波信号
の入力をオン/オフするFETである。抵抗42−1〜
42−nは、FET34−1〜34−nのゲートから高
周波信号が漏れないようにするための高抵抗のものであ
る。制御端子44−1〜44−nは、FET34−1〜
34−nをオン/オフする制御電圧(0Vでオン、−2
Vでオフ)を入力する端子である。
の入力をオン/オフするFETである。抵抗42−1〜
42−nは、FET34−1〜34−nのゲートから高
周波信号が漏れないようにするための高抵抗のものであ
る。制御端子44−1〜44−nは、FET34−1〜
34−nをオン/オフする制御電圧(0Vでオン、−2
Vでオフ)を入力する端子である。
【0082】以下、第1伝送路80のパラメータZa 、
θa 、第2伝送路82のパラメータZb 、θb 及び第3
伝送路84のパラメータZc 、θc の設計方法について
説明をする。ここでは、FET34−1〜34−n及び
抵抗44−1〜44−nの特性は、FET34及び抵抗
44と同一であるとする。
θa 、第2伝送路82のパラメータZb 、θb 及び第3
伝送路84のパラメータZc 、θc の設計方法について
説明をする。ここでは、FET34−1〜34−n及び
抵抗44−1〜44−nの特性は、FET34及び抵抗
44と同一であるとする。
【0083】n個のFET34−1〜34−nが直列に
接続された回路の等価回路は、図17の等価回路をn個
直列に接続した回路であり、式(2)に示した個々のF
ET34−1〜34−nのYint からn個直列に接続し
た回路のYmatrixを求める。式(10),(11)で示
される伝送路81のYL から図11の高周波スイッチ回
路全体のYmatrixを求める。
接続された回路の等価回路は、図17の等価回路をn個
直列に接続した回路であり、式(2)に示した個々のF
ET34−1〜34−nのYint からn個直列に接続し
た回路のYmatrixを求める。式(10),(11)で示
される伝送路81のYL から図11の高周波スイッチ回
路全体のYmatrixを求める。
【0084】YmatrixからS21を算出して、Z01=Za
=Zb 、Z02=Zc 、Z01、Z02、周波数fを定数と
し、θ1 、θ2 をバリアブルパラメータとして、dB
(S21)をプロットする。
=Zb 、Z02=Zc 、Z01、Z02、周波数fを定数と
し、θ1 、θ2 をバリアブルパラメータとして、dB
(S21)をプロットする。
【0085】プロットした結果から、オフ時のアイソレ
ーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失が小さくな
る最適なθ1 、θ2 を求める。これにより、第1伝送路
80、第2伝送路82、第3伝送路84の伝送路長を決
定する。
ーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失が小さくな
る最適なθ1 、θ2 を求める。これにより、第1伝送路
80、第2伝送路82、第3伝送路84の伝送路長を決
定する。
【0086】これにより、n個直列に接続したFET3
4−1〜34−nの個数、θ1 、θ 2 をパラメータとし
て、最適なθ1 、θ2 を求めることが可能となる。第4実施形態 図12は、本発明の第4実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図であり、図11中の構成要素と実施的に同
一の要素には共通の符号を付してある。
4−1〜34−nの個数、θ1 、θ 2 をパラメータとし
て、最適なθ1 、θ2 を求めることが可能となる。第4実施形態 図12は、本発明の第4実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図であり、図11中の構成要素と実施的に同
一の要素には共通の符号を付してある。
【0087】第4実施形態の高周波スイッチ回路が第3
実施形態の高周波スイッチ回路と異なる点は、第3伝送
路84の第6端点を接地するのではなく、バイアス端子
88及びコンデンサ86の一方の電極に接続し、コンデ
ンサ86の他方の電極を接地したことである。コンデン
サ86及びバイアス端子88の目的は、第2実施形態の
コンデンサ54及びバイアス端子57と同じである。
実施形態の高周波スイッチ回路と異なる点は、第3伝送
路84の第6端点を接地するのではなく、バイアス端子
88及びコンデンサ86の一方の電極に接続し、コンデ
ンサ86の他方の電極を接地したことである。コンデン
サ86及びバイアス端子88の目的は、第2実施形態の
コンデンサ54及びバイアス端子57と同じである。
【0088】このように高周波スイッチ回路を構成して
バイアス端子88に正電圧(2V)をバイアスすること
により、制御端子44−1〜44−nに正電圧(0V又
は2V)が印加される時でも、D−FET44−1〜4
4−nが動作可能となる。
バイアス端子88に正電圧(2V)をバイアスすること
により、制御端子44−1〜44−nに正電圧(0V又
は2V)が印加される時でも、D−FET44−1〜4
4−nが動作可能となる。
【0089】第5実施形態 図13は、本発明の第5実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。第5実施形態の高周波スイッチ回
路が第1実施形態の高周波スイッチ回路と異なる点は、
入力端子30と出力端子32と間にFET34−1,3
4−2を直列に接続したこと、FET34−1と34−
2との接点に、ソースが接地されたFET34−3のド
レインを接続したことである。
回路の回路図である。第5実施形態の高周波スイッチ回
路が第1実施形態の高周波スイッチ回路と異なる点は、
入力端子30と出力端子32と間にFET34−1,3
4−2を直列に接続したこと、FET34−1と34−
2との接点に、ソースが接地されたFET34−3のド
レインを接続したことである。
【0090】尚、ここでは、直列に接続したFET34
−1,34−2を2個で構成したが、3個以上接続し、
3個以上直列に接続した接点にFET42−3と同様の
FETを接続する構成としてもよい。
−1,34−2を2個で構成したが、3個以上接続し、
3個以上直列に接続した接点にFET42−3と同様の
FETを接続する構成としてもよい。
【0091】FET34−1,34−2は、高周波信号
の入力をオン/オフするスイッチであり、図2中のFE
T34と同一であってもよい。FET34−3は、FE
T34−1〜34−2より構成されるスイッチ回路よ
り、図2や図12とは異なるYmatrixを作成することに
より、伝送路95の最適な設計を行うためのものであ
る。
の入力をオン/オフするスイッチであり、図2中のFE
T34と同一であってもよい。FET34−3は、FE
T34−1〜34−2より構成されるスイッチ回路よ
り、図2や図12とは異なるYmatrixを作成することに
より、伝送路95の最適な設計を行うためのものであ
る。
【0092】FET34−3は、高周波信号の入力を遮
断(FET34−1,34−2がオフ)する場合は、オ
ンし、高周波信号の入力を通過(FET34−1,34
−2がオン)する場合は、オフするように、制御端子4
4−3に入力される制御電圧と、制御端子44−1,4
4−2に入力される制御電圧とは逆相とする。抵抗42
−1〜42−3は、図2中の抵抗42と同じ目的の高抵
抗のものである。
断(FET34−1,34−2がオフ)する場合は、オ
ンし、高周波信号の入力を通過(FET34−1,34
−2がオン)する場合は、オフするように、制御端子4
4−3に入力される制御電圧と、制御端子44−1,4
4−2に入力される制御電圧とは逆相とする。抵抗42
−1〜42−3は、図2中の抵抗42と同じ目的の高抵
抗のものである。
【0093】以下、第1伝送路90のパラメータZa 、
θa 、第2伝送路92のパラメータZb 、θb 及び第3
伝送路94のパラメータZc 、θc の設計方法について
説明をする。ここでは、FET34−1〜34−3及び
抵抗44−1〜44−3の特性は、FET34及び抵抗
44と同一であるとする。
θa 、第2伝送路92のパラメータZb 、θb 及び第3
伝送路94のパラメータZc 、θc の設計方法について
説明をする。ここでは、FET34−1〜34−3及び
抵抗44−1〜44−3の特性は、FET34及び抵抗
44と同一であるとする。
【0094】図13のFET34−1,34−2,34
−3で構成されるスイッチの等価回路から、Ymatrixを
求める。式(10),(11)で示される伝送路81の
YLから図13の高周波スイッチ回路全体のYmatrixを
求める。
−3で構成されるスイッチの等価回路から、Ymatrixを
求める。式(10),(11)で示される伝送路81の
YLから図13の高周波スイッチ回路全体のYmatrixを
求める。
【0095】YmatrixからS21を算出して、Z01=Za
=Zb 、Z02=Zc として、Z01、Z02、周波数fを定
数とし、θ1 、θ2 をバリアブルパラメータとして、d
B(S21)をプロットする。
=Zb 、Z02=Zc として、Z01、Z02、周波数fを定
数とし、θ1 、θ2 をバリアブルパラメータとして、d
B(S21)をプロットする。
【0096】プロットした結果から、オフ時のアイソレ
ーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失が小さくな
る最適なθ1 、θ2 を求める。これにより、第1伝送路
90、第2伝送路92、第3伝送路94の伝送路長を決
定する。
ーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失が小さくな
る最適なθ1 、θ2 を求める。これにより、第1伝送路
90、第2伝送路92、第3伝送路94の伝送路長を決
定する。
【0097】第6実施形態 図14は、本発明の第6実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図であり、図中の構成要素と実施的に同一の
要素には共通の符号を付してある。
回路の回路図であり、図中の構成要素と実施的に同一の
要素には共通の符号を付してある。
【0098】第6実施形態の高周波スイッチ回路が第5
実施形態の高周波スイッチ回路と異なる点は、第3伝送
路94を接地するのではなく、バイアス端子98及び一
方の電極を接地したコンデンサ96の他方の電極に接続
するようにしたことである。コンデンサ96の目的及び
容量は、第2実施形態のコンデンサ54と同じである。
バイアス端子98は、第2実施形態のバイアス端子と同
じである。
実施形態の高周波スイッチ回路と異なる点は、第3伝送
路94を接地するのではなく、バイアス端子98及び一
方の電極を接地したコンデンサ96の他方の電極に接続
するようにしたことである。コンデンサ96の目的及び
容量は、第2実施形態のコンデンサ54と同じである。
バイアス端子98は、第2実施形態のバイアス端子と同
じである。
【0099】このように高周波スイッチ回路を構成して
バイアス端子98に正電圧(2V)と印加することによ
り、制御端子44−1〜44−3に正電圧(0V又は2
V)が印加される時にも、FET34−1〜34−3が
動作可能となる。
バイアス端子98に正電圧(2V)と印加することによ
り、制御端子44−1〜44−3に正電圧(0V又は2
V)が印加される時にも、FET34−1〜34−3が
動作可能となる。
【0100】変形例 (1) 第1〜第6実施形態において、第3伝送路又は
コンデンサは、接地する構成としたが、90°<θc <
180°として、開放する構成としてもよい。90°<
θc <180°の範囲において開放した場合と、0°<
θc <90°の範囲において、接地する場合とは第3伝
送路のインピーダンスが等しくなり、上述した議論が全
て適用可能である。
コンデンサは、接地する構成としたが、90°<θc <
180°として、開放する構成としてもよい。90°<
θc <180°の範囲において開放した場合と、0°<
θc <90°の範囲において、接地する場合とは第3伝
送路のインピーダンスが等しくなり、上述した議論が全
て適用可能である。
【0101】(2) 第1〜第6実施形態において、F
ETの例に説明したが、遮断周波数が数十G程度のヘテ
ロバイポーラトランジスタ等であってもよい。
ETの例に説明したが、遮断周波数が数十G程度のヘテ
ロバイポーラトランジスタ等であってもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミリ波やマイクロ波の高周波信号に対して、オフ時のア
イソレーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失の小
さい高周波スイッチ回路を実現することができる。
ミリ波やマイクロ波の高周波信号に対して、オフ時のア
イソレーションが大きく、且つ、オン時の挿入損失の小
さい高周波スイッチ回路を実現することができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態による高周波スイッチ回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図3】図2の高周波スイッチ回路のオフ時のdB(S
21)の一例を示す図である。
21)の一例を示す図である。
【図4】図2の高周波スイッチ回路のオン時のdB(S
21)の一例を示す図である。
21)の一例を示す図である。
【図5】図2中の伝送路41のS11の一例を示す図であ
る。
る。
【図6】図2中の伝送路41のS21の一例を示す図であ
る。
る。
【図7】図2の高周波スイッチ回路のオフ時とオン時の
dB(S21)の一例を示す図である。
dB(S21)の一例を示す図である。
【図8】図2の高周波スイッチ回路をマイクロストリッ
プラインを用いて構成した例を示す図である。
プラインを用いて構成した例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態による高周波スイッチ回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図10】図9の高周波スイッチ回路をコプレーナライ
ンを用いて構成した例を示す図である。
ンを用いて構成した例を示す図である。
【図11】本発明の第3実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図12】本発明の第4実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図13】本発明の第5実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図14】本発明の第6実施形態による高周波スイッチ
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図15】従来の高周波スイッチ回路の回路図である。
【図16】図15中のFETの等価回路図である。
【図17】図15中のFETの近似等価回路図である。
【図18】図15の高周波スイッチ回路のオフ時のdB
(S21)の一例を示す図である。
(S21)の一例を示す図である。
【図19】図15の高周波スイッチ回路のオン時のdB
(S21)の一例を示す図である。
(S21)の一例を示す図である。
【図20】図15中の伝送路8のS11の一例を示す図で
ある。
ある。
【図21】図15中の伝送路8のS21の一例を示す図で
ある。
ある。
20 入力端子 21 出力端子 22 スイッチ素子 23 制御端子 24 第1伝送路 26 第2伝送路 28 第3伝送路
Claims (8)
- 【請求項1】 高周波信号を入力する入力端子に接続さ
れた第1電極と、出力端子に接続された第2電極と、前
記第1電極と第2電極との間のオン/オフを制御する制
御信号を入力する制御端子に接続された第3電極とを有
するスイッチ素子と、 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された
第1伝送路及び第2伝送路と、 一端が前記第1伝送路と前記第2伝送路との接点に接続
され、他端が接地された第3伝送路と、 を具備したことを特徴とする高周波スイッチ回路。 - 【請求項2】 高周波信号を入力する入力端子に接続さ
れた第1電極と、出力端子に接続された第2電極と、前
記第1電極と第2電極との間のオン/オフを制御するた
めの制御信号を入力する制御端子に接続された第3電極
とを有するスイッチ素子と、 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された
第1伝送路及び第2伝送路と、 一端が前記第1伝送路と前記第2伝送路との接点に接続
され、他端が直流電圧をバイアスするバイアス端子に接
続された第3伝送路と、 第4電極が前記第3伝送路に接続され、第5電極が接地
されたコンデンサと、 を具備したことを特徴とする高周波スイッチ回路。 - 【請求項3】 第1電極と、第2電極と、前記第1電極
と第2電極との間のオン/オフを制御する制御信号を入
力する制御端子に接続された第3電極とを有し、高周波
信号を入力する入力端子と出力端子との間に直列に接続
された複数のスイッチ素子と、 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された
第1伝送路及び第2伝送路と、 一端が前記第1伝送路と前記第2伝送路との接点に接続
され、他端が接地された第3伝送路と、 を具備したことを特徴とする高周波スイッチ回路。 - 【請求項4】 第1電極と、第2電極と、前記第1電極
と第2電極との間のオン/オフを制御する第1制御信号
を入力する第1制御端子に接続された第3電極とを有
し、高周波信号を入力する入力端子と出力端子との間に
直列に接続された複数のスイッチ素子と、 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された
第1伝送路及び第2伝送路と、 一端が前記第1伝送路と前記第2伝送路との接点に接続
され、他端が直流電圧をバイアスするバイアス端子に接
続された第3伝送路と、 第4電極が前記第3伝送路に接続され、第5電極が接地
されたコンデンサと、を具備したことを特徴とする高周
波スイッチ回路。 - 【請求項5】 前記複数のスイッチ素子の中で隣接する
2つのスイッチ素子の接続ノードに接続された第6電極
と、接地された第7電極と、前記第6電極と前記第7電
極との間のオン/オフを制御し、前記複数のスイッチ素
子と相補的にオン/オフする第2制御信号を入力する第
2制御端子に接続された第8電極とを有する第2スイッ
チ素子を更に具備したことを特徴とする請求項3又は4
記載の高周波スイッチ回路。 - 【請求項6】 前記第3伝送路の伝送路長は、前記高周
波信号の波長をλとした時、λ/4よりも短いことを特
徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の高周波スイ
ッチ回路。 - 【請求項7】 高周波信号を入力する入力端子に接続さ
れる第1電極と、出力端子に接続される第2電極と、前
記第1電極と第2電極との間のオン/オフを制御する制
御信号を入力する制御端子に接続された第3電極とを有
するスイッチ素子のオン時、オフ時の抵抗、寄生容量及
び高周波信号の周波数における第1アドミタンス行列を
算出するステップと、 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された
第1伝送路及び第2伝送路と、一端が前記第1伝送路と
前記第2伝送路との接点に接続され、他端が接地された
第3伝送路とから構成される伝送路に対して、前記第1
伝送路の特性インピーダンスZa 、前記第1伝送路の伝
搬定数γa と伝送路長la との積θa 、前記第2伝送路
の特性インピーダンスZb 、前記第2伝送路の伝搬定数
γb と伝送路長lb との積θb 、前記第3伝送路の特性
インピーダンスZc 、前記第3伝送路の伝搬定数γc と
伝送路長lc との積θc に基づいて、前記高周波信号の
周波数における第2アドミタンス行列を算出するステッ
プと、 前記第1アドミタンス行列と前記第2アドミタンス行列
から、前記スイッチ素子と前記伝送路とを並列に接続し
た高周波スイッチ回路の第3アドミタンス行列を算出す
るステップと、 前記θa 、θb 、θc をバリアブルパラメータとして、
前記第3アドミタンス行列からS21を算出して、最適な
θa 、θb 、θc を選択するステップと、 を含むことを特徴とする高周波スイッチ回路の設計方
法。 - 【請求項8】 Za =Zb 且つθa =θb として、前記
第2アドミタンス行列を算出する請求項7記載の高周波
スイッチ回路の設計方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7025098A JPH11274803A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 高周波スイッチ回路及び高周波スイッチ回路の設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7025098A JPH11274803A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 高周波スイッチ回路及び高周波スイッチ回路の設計方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11274803A true JPH11274803A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13426138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7025098A Withdrawn JPH11274803A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 高周波スイッチ回路及び高周波スイッチ回路の設計方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11274803A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009239832A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 可変利得増幅器 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP7025098A patent/JPH11274803A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009239832A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 可変利得増幅器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |