JPH11275383A - 同期信号分離回路 - Google Patents

同期信号分離回路

Info

Publication number
JPH11275383A
JPH11275383A JP7223598A JP7223598A JPH11275383A JP H11275383 A JPH11275383 A JP H11275383A JP 7223598 A JP7223598 A JP 7223598A JP 7223598 A JP7223598 A JP 7223598A JP H11275383 A JPH11275383 A JP H11275383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
count
signal
value
synchronizing signal
down counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7223598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kawakami
泰雄 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP7223598A priority Critical patent/JPH11275383A/ja
Publication of JPH11275383A publication Critical patent/JPH11275383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronizing For Television (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のアナログ方式の正確なタイミングでの
垂直同期信号の分離・抽出ができなくなるという問題、
および純デジタル的方式の場合の回路系全体としての簡
易化を図ることができるがノイズに弱いという決定的な
欠点を解決し、正確な電圧レベルで、しかもその出力タ
イミングも正確な垂直同期信号を分離・抽出して出力す
ることが可能な同期信号分離回路を提供する。 【解決手段】 本発明に係るアップ/ダウン・カウンタ
2においては、キャリーの出力を垂直同期の検出として
用いているので、アナログ方式のようなコンパレータ9
04のしきい値自体のばらつきや時定数のばらつきに起
因して検出精度に直接に悪影響を与えることが無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズなど乱れが
ある信号中から同期信号を分離する同期信号分離回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】テレビなどに用いられるビデオコンポジ
ット信号から垂直同期信号を分離・抽出して検出し、こ
の垂直同期信号の検出に基づいて、例えばテレビ映像信
号の同期を取ったり、あるいはTVチューナが離調した
ときの最適なダイバーシティアンテナの検索〜切り替え
のタイミングを取るためなどに、同期信号分離回路が利
用されている。
【0003】そのような垂直同期信号を分離・抽出する
従来の技術としては、例えば図6に示すように、まず受
信あるいは入力されたビデオコンポジット信号をクラン
プ901でクランプし、さらにリミッタ等を用いてその
中から映像信号を削除し(図示省略)、2値化したコン
ポジット同期信号を得る。このコンポジット同期信号
は、水平同期信号と垂直同期信号とが混合された状態
(即ちコンポジットの状態)のデジタル信号である。
【0004】そしてコンポジット同期信号をインバータ
(反転回路)902に通して反転させた後、垂直同期信
号用ローパスフィルタ(以下、V−LPFと呼称)V−
LPF903を通すことで、周波数の差をレベルの差に
置換する。このとき、V−LPF903に入力される信
号は、その電圧がステップ状に変化するが、V−LPF
903の出力(Vout )のレベルは図7に一例を示すよ
うに指数的に変化する。
【0005】この上昇の割合は図7のa,b,cのよう
にV−LPF903の時定数のばらつきに起因して変化
するから、このV−LPF903の後段に接続されてい
て最終的に垂直同期信号を出力するコンパレータ904
の出力タイミングは、そのコンパレータ904自体のし
きい値との兼ね合いで、前記の時定数のばらつき(変
化)によって大きく影響を受けてしまう。
【0006】例えば図7に示した場合では、コンパレー
タ904のしきい値が低いときには(V1 )、V−LP
F903の時定数のばらつきが図中a〜cで示したよう
なものとすると、そのときのコンパレータ904の出力
は図7中にイで示した範囲となる。同様に、しきい値が
高いときには(V2 )、図7中にロで示した範囲とな
る。
【0007】従って、しきい値を高い値に設定している
場合(例えばV2 )には、V−LPF903の時定数の
ばらつき(変化)によってコンパレータ904の出力タ
イミングは大きなずれを生じる場合があるという問題が
ある。また一方、しきい値を低い値に設定している場合
(例えばV1 )には、幅の狭い小さなランダムノイズに
も反応してしまうことになるので、そのような幅の狭い
小さなランダムノイズを拾うことになって、正確な垂直
同期信号のみの分離・抽出が妨げられるという問題があ
る。
【0008】また、しきい値を下げるのではなくV−L
PF903の時定数を大きくしてやると(図7のd)、
カットオフが下がった分、ノイズに対しては強くなる
が、しかしその反面、時定数のばらつきの点では不利に
なるという問題がある。なお、図6中で符号905は位
相比較回路、906はローパスフィルタ(LPF)、9
07はVCO908は分周回路であり、これらによって
水平同期信号分離回路が形成されていることは言うまで
もない。
【0009】また、同期信号分離の手法としては、上記
の他にも、例えば図8に示すような純デジタル的手法を
用いたものもある。即ち、入力されたコンポジット信号
をクランプ回路1101でクランプした後、コンパレー
タ1102で所定のしきい値と比較された結果の出力が
後段のカウンタ1103に入ると、図9に示すような遅
延Dを生成させる。そしてそのタイミングに基づいてコ
ンポジット同期信号をサンプリングして、垂直同期の検
出を行なうというもので、一般にこのような純デジタル
的手法を用いることにより、その回路系の構成を上記の
ようなアナログ方式の場合と比較して簡易化できるとい
う利点を得ることができるというものである。
【0010】しかしながら、このような純デジタル的な
垂直同期信号分離の手法では、コンポジット信号のS/
N比が良好なときには期待通りに動作するが、弱入力時
などにはランダムノイズで誤動作が生じやすいという欠
点があり、例えば移動体通信や車載用TV受信機など、
受信環境の変化しやすい用途で使用される場合には同期
外れが発生しやすい傾向にあり、実質的には実用性に難
があるという問題がある。
【0011】このようなランダムノイズに対する誤動作
の発生という点では、上記のアナログ方式の方が、むし
ろノイズには強い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の技
術のようにV−LPF903およびコンパレータ904
を組み合せて形成された同期信号分離回路では、ノイズ
に起因して正確な同期信号の分離・抽出ができなくなる
という問題や、時定数のばらつきに起因して出力タイミ
ングの大きなずれを生じてしまうという問題があった。
【0013】そしてそのようなノイズの問題と出力タイ
ミングのずれの問題とが互いにトレードオフの関係にあ
るため、それら両者が両立するように問題を解決するこ
とは極めて困難であり実質的には不可能であった。ま
た、コンパレータ904のしきい値を、時定数のばらつ
きと出力タイミングのずれとの兼ね合いの点では妥協し
得る値に設定できたとしても、V−LPF903に入力
されるコンポジット同期信号の電圧レベルが例えば弱入
力等で変化すると、その影響で出力タイミングはやはり
変化するものであることは、図7にも明らかである。
【0014】即ち、従来の技術では、コンポジット同期
信号の電圧レベルが変化しただけでも、そのときの出力
タイミングにずれが生じてしまい、正確なタイミングで
の垂直同期信号の分離・抽出ができなくなるという問題
があった。また、図8に一例を示すような純デジタル的
な方式の場合には、回路系全体としての簡易化を図るこ
とができるが、ノイズに弱いという決定的な欠点がある
という問題があった。
【0015】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものである。本発明は、正確な電圧レベル
で、しかもその出力タイミングも正確な垂直同期信号を
分離・抽出して出力することが可能な同期信号分離回路
を提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の同期信号分離回
路は、第1に、複合同期信号から垂直同期信号を分離す
る同期信号分離回路において、前記複合同期信号を2値
化する2値化手段と、前記2値化された複合同期信号の
値の一方にアップカウントを対応させ他方にダウンカウ
ントを対応させてカウントを実行するアップ/ダウン・
カウンタであって、前記カウントによってカウントされ
たカウント値が上限の規定値に達するとカウンタ出力と
してキャリー信号を出力するとともに、前記上限の規定
値または下限の規定値にカウントが達した後には前記ア
ップカウントまたは前記ダウンカウントをしないアップ
/ダウン・カウンタとを備えて、前記キャリー信号の出
力によって分離した前記垂直同期信号を得ることを特徴
としている。
【0017】また第2に、複合同期信号から垂直同期信
号を分離する同期信号分離回路において、前記複合同期
信号を2値化する2値化手段と、前記2値化された複合
同期信号の値の一方にアップカウントを対応させ他方に
ダウンカウントを対応させてカウントを実行するアップ
/ダウン・カウンタであって、前記カウントによってカ
ウントされたカウント値が下限の規定値に達すると、カ
ウンタ出力としてボロー信号を出力するとともに、前記
下限の規定値または上限の規定値にカウントが達した後
には前記アップカウントまたは前記ダウンカウントをし
ないアップ/ダウン・カウンタとを備えて、前記キャリ
ー信号の出力によって分離した前記垂直同期信号を得る
ことを特徴としている。
【0018】また、第3に、上記第1又は2記載の同期
信号分離回路において、前記上限の規定値は、前記アッ
プ/ダウン・カウンタのカウントアップがオーバーフロ
ーするカウント値であり、前記下限の規定値は、前記ア
ップ/ダウン・カウンタのカウントアップがアンダーフ
ローするカウント値であることを特徴としている。
【0019】また、第4に、上記第1又は3記載の同期
信号分離回路において、前記アップ/ダウン・カウンタ
は、前記2値化された複合同期信号の値がHighの場
合にはダウンカウントを実行し、Lowの場合にはアッ
プカウントを実行するアップ/ダウン・カウンタである
ことを特徴としている。
【0020】また、第5に、上記第2又は3記載の同期
信号分離回路において、前記アップ/ダウン・カウンタ
は、前記2値化された複合同期信号の値がHighの場
合にはアップカウントを実行し、Lowの場合にはダウ
ンカウントを実行するアップ/ダウン・カウンタである
ことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る同期信号分離
回路の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。こ
の同期信号分離回路は、図1に示すように、複合同期信
号から垂直同期信号を分離する同期信号分離回路であっ
て、前記複合同期信号を2値化する2値化手段1と、前
記2値化された複合同期信号の値の一方にアップカウン
トを対応させ他方にダウンカウントを対応させてカウン
トを実行するアップ/ダウン・カウンタ2であって、前
記カウントによってカウントされたカウント値が上限の
規定値に達するとカウンタ出力としてキャリー信号を出
力するとともに、前記上限の規定値または下限の規定値
にカウントが達した後には前記アップカウントまたは前
記ダウンカウントをしないアップ/ダウン・カウンタ2
とを備えて、前記キャリー信号の出力によって分離した
前記垂直同期信号を得る、同期信号分離回路である。
【0022】そしてさらに、前記上限の規定値は前記ア
ップ/ダウン・カウンタ2のカウントアップがオーバー
フローするカウント値であり、また前記下限の規定値は
前記アップ/ダウン・カウンタ2のカウントアップがア
ンダーフローするカウント値である。
【0023】またさらには、前記アップ/ダウン・カウ
ンタ2は、前記2値化された複合同期信号の値がHig
hの場合にはダウンカウントを実行し、Lowの場合に
はアップカウントを実行するアップ/ダウン・カウンタ
2である。2値化手段1は、さらに詳細には、クランプ
101と、コンパレータ102とを備えて、外部(図示
省略)から入力されるコンポジット信号をクランプ10
1でクランプした後、その信号電圧レベルをコンパレー
タ102で所定のしきい値と比較して出力するか否かを
決定する。そしてこのコンパレータ102の出力はアッ
プ/ダウン・カウンタ2のUP/DOWN入力端子20
1に入力される。
【0024】ここで、アップ/ダウン・カウンタ2のC
LK端子203には、外部(図示省略)から、基準クロ
ック信号が入力され、アップ/ダウン・カウンタ2の内
部で計時カウンタとして動作する。つまり前記の基準ク
ロック信号は下記のカウント動作等の基準クロックとし
て用いられる。
【0025】また、UP/DOWN入力端子201に入
力されて来た信号がHighの場合には、アップ/ダウ
ン・カウンタ2はダウンカウントを実行する。またUP
/DOWN入力端子に入力されて来た信号がLowの場
合には、アップ/ダウン・カウンタ2はアップカウント
を実行する。
【0026】また一方、アップ/ダウン・カウンタ2の
LD端子202には、外部(図示省略)から、プリセッ
ト値をロードするとともにカウント動作をする・しない
を制御する制御信号が入力される。ここではLow
(L)でロード、High(H)でカウントを実行す
る。
【0027】そして前記のカウンタが上限の規定値(即
ちオーバーフロー、換言すれば全ビットHighの状
態)に達すると、キャリー端子(又はボロー端子;この
ボロー端子については後述)204からキャリー信号
(以下、キャリーと略称)が出力される。
【0028】このキャリーは、従来のアナログ式の同期
信号分離回路におけるコンパレータ出力(つまり図6に
示すような従来技術に係る同期信号分離回路におけるコ
ンパレータ904の出力)に相当するものである。即
ち、このキャリーが出力されることで、垂直同期が検知
される。
【0029】従来の一般的なアップ/ダウン・カウンタ
では、全ビットがHになった後に、さらにアップカウン
トが掛かると、そのときのカウント値は0に戻る。そし
てまた、カウント値が0になって後、さらにダウンカウ
ントが掛かると、そのときのカウント値は全ビットHの
カウント値になる。これを図5に示す。
【0030】従って、このような従来のアップ/ダウン
・カウンタの特性を用いる場合、全ビットHになった後
に図4に一例を示すようなノイズがコンポジット信号に
混入していた場合には、そのノイズに起因してカウント
値が正しい値からずれてしまい、特に全ビットがHにな
る時点がずれて、正しい計時カウントができなくなるの
で、正確な垂直同期の検出が不可能となる。
【0031】そこで、本発明に係るアップ/ダウン・カ
ウンタ2においては、オーバーフローつまり全ビットH
になった後はアップカウントが掛かってもそれを実行せ
ずにその全ビットHのカウント値を保ちながらも、ダウ
ンカウントが掛かるとそれを実行する。またアンダーフ
ローつまり全ビットLになった後はダウンカウントが掛
かってもそれを実行せずにその全ビットLのカウント値
を保ちながらも、アップカウントが掛かるとそれを実行
する。従って、このようなカウント方式を採用すること
で、図3に模式的に示すように途中でカウントのリセッ
トの無いカウントが可能となる。
【0032】上記のようなアップ/ダウン・カウンタ2
の動作の一例を図2に示す。図2において(a)はコン
ポジット信号を2値化してなるコンパレータ102の出
力信号を、また(b)はカウント値のアップ/ダウンお
よびキャリーの出力を、それぞれタイミングチャートの
形式で模式的に示している。
【0033】図2においては垂直ブランク期間付近の信
号波形を一例として示しており、ランダムノイズ等の混
入が無い純正の波形の場合には、コンポジット信号を2
値化してなるコンパレータ102の出力信号における短
デューティのHパルスが3パルス入って来た段階で、キ
ャリーが出力される。
【0034】即ち、この図2にも明示した如く、前回の
垂直同期の検出から所定の時間(例えばNTSC方式の
場合には525H)経過する2Hあるいは3Hほど前
に、LD端子202に入力される制御信号に基づきロー
ドをHとしてカウントを開始する。ロードを立ち上げる
と、カウンタは予め設定されていた値(プリセット値)
からカウントを開始するが、信号がLのタイミングには
1カウントずつアップカウントを実行し、信号がHのタ
イミングには1カウントずつダウンカウントを実行す
る。
【0035】そしてキャリーが出力されるまでの時間t
は、アップカウント数をU、ダウンカウント数をD、ク
ロック周期をT、カウンタの最大カウント値をM、プリ
セット値をPとすると、t=(U−D)・T・(M−
P)なる式に基づいて求めることができるので、プリセ
ット値の設定を変更することで検出時間tを設定するこ
とができる。
【0036】ここで、例えば受信環境が悪化するなどし
てコンポジット信号のS/N比が低下し、コンパレータ
102の出力信号にもその悪影響でノイズが混入するよ
うになった場合には、そのノイズはデジタル信号中のデ
ジタルなHまたはLレベルの信号として混入しているが
故に、そのノイズを従来の一般的なアップ/ダウン・カ
ウンタではカウントすることになるので、正常なカウン
トができなくなり、同期外れを引き起こすことになって
いた。
【0037】しかし本発明に係るアップ/ダウン・カウ
ンタ2においては、例えば図4にその一例を示すよう
に、たとえランダムノイズがコンパレータ102の出力
に混入していても、カウントを継続する時間を長く設定
して前記のノイズの悪影響を軽減することができる。即
ち従来のアナログ方式の同期信号分離回路では長い積分
時間を設定するのに制約があったが、本発明に係る同期
信号分離回路においては純デジタル方式なのでそのよう
な制約は実質的に無い。つまり上記の如くキャリー又は
ボローの出力を垂直同期の検出として用いているので、
アナログ方式のようなコンパレータ904のしきい値自
体のばらつきや時定数のばらつきに起因して検出精度に
直接に悪影響を与えることが無いので、より正確な検出
精度を得ることができる。
【0038】即ち、外乱の無いときには、垂直ブランク
のSynctipが広い期間(図4中の符号Aで示した
期間など)においてはアップカウントの期間が29.5
μs、またダウンカウントの期間が2.3μs(NTS
Cの場合)となっている。その合計31.8μsの期間
中に、外乱によってカウントが乱される期間の合計が前
記の合計31.8μsの半分の13.6μs以上になる
と、ダウンカウントの時間合計がアップカウントの時間
合計以上になるので、カウント値はマイナス方向に向か
うことになり、実質的にカウント不可の状態となる。こ
のような状態の臨界値である13.6μsに対応するS
/N比は、S/N=7.4dBである。
【0039】実際は、カウントが許可された期間内にキ
ャリーが出力されるという条件を満たさねばならないの
で、これより若干はS/N比が高くなければならない。
カウント時間を長く(2〜3H;Hは水平同期時間)設
定すると、S/N比は約8dB付近まで検出可能で、垂
直同期の検出が可能となる。
【0040】なお、アナログ方式では、ビデオS/N比
で約12dB位まで検出可能であるが、それ以下では実
用的でなくなる。しかし本発明によれば、前記の如く約
8dB付近まで検出可能となるのでノイズに強くなる。
但しこの場合のS/N比は時間軸上のものであり、また
ビデオコンポジットでのS/N比の値は振幅比で算出さ
れるものであるから、厳密には同一基準のものとして比
較することはできないが、実際上は同一基準と見做して
比較しても構わないことは言うまでもない。
【0041】また、本発明によれば、上記の如く、ラン
ダムノイズが混入していても、上記の如くカウントを継
続する時間を長く設定して前記のノイズの悪影響を軽減
することができるので、本発明に係る技術によれば、純
デジタル的な方式を採用してその回路構成の簡易化を実
現することができ、なおかつ、より正確な検出精度を得
ることができる。
【0042】また、上記においては、本発明に係る技術
の最も代表的な実施形態として、アップ/ダウン・カウ
ンタ2は、カウント値が上限の規定値に達するとカウン
タ出力としてキャリー信号を出力し、このキャリー信号
の出力によって分離した前記垂直同期信号を得る同期信
号分離回路の場合について示した。つまり、上記実施形
態においては、カウント値がアップ方向に増加した結果
に上限の規定値に達するとカウンタ出力としてキャリー
信号を出力するというカウント〜出力ルールを用いた場
合について示したが、本発明に係るアップ/ダウン・カ
ウンタ2の採用可能なカウント〜出力ルールとしては、
上記以外にも、カウント値がダウン方向に増加した結果
に下限の規定値に達するとカウンタ出力としてボロー信
号を出力するというカウント〜出力ルールを用いること
も可能である。このボロー信号は、上記のキャリー端子
204から出力されるので、よってこの場合には上記の
キャリー端子204はむしろボロー端子204と呼称さ
れるべきであることは言うまでもない。そしてまた、こ
の場合には図2(b)、図3、図4(b)に示したタイ
ミングチャートにおいて、縦軸の上下関係はそのまま
に、そのカウント値のタイミングチャートのグラフの形
状が上下関係を逆転させた状態であるように、動作する
ものであることは言うまでもない。
【0043】即ち、プリセット値が一番高い値に設定さ
れており、このプリセット値から始まって、図2(a)
や図4(a)に示すような2値化された複合同期信号の
値がLowの場合にはカウントダウンして行くが、Hi
ghの場合にはカウントアップする。こうして次第にカ
ウント値がダウン方向に増加した結果に下限の規定値に
達すると、カウンタ出力としてボロー信号を前記ボロー
端子204から出力する。そしてこのボロー信号が出力
されることで、垂直同期が検知される。このようにボロ
ー信号を用いても上記と同様の動作および効果を実現す
ることが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、第1に、複合同期信号から垂直同期信号
を分離する同期信号分離回路において、前記複合同期信
号を2値化する2値化手段と、前記2値化された複合同
期信号の値の一方にアップカウントを対応させ他方にダ
ウンカウントを対応させてカウントを実行するアップ/
ダウン・カウンタであって、前記カウントによってカウ
ントされたカウント値が上限の規定値に達するとカウン
タ出力としてキャリー信号を出力するとともに、前記上
限の規定値または下限の規定値にカウントが達した後に
は前記アップカウントまたは前記ダウンカウントをしな
いアップ/ダウン・カウンタとを備えることで、ノイズ
に起因して正確な同期信号の分離・抽出ができなくなる
という問題や、時定数のばらつきに起因して出力タイミ
ングの大きなずれを生じてしまうという問題を、解決す
ることができる。
【0045】また、コンポジット同期信号の電圧レベル
が変化しただけでも、そのときの出力タイミングにずれ
が生じてしまい、正確なタイミングでの垂直同期信号の
分離・抽出ができなくなるという問題を解決することが
できる。また、純デジタル的な方式を用いて、回路系全
体としての簡易化を図ることができる上に、そのような
純デジタル的な方式におけるノイズに弱いという決定的
な欠点があるという問題を解決することができる。
【0046】また、第2に、複合同期信号から垂直同期
信号を分離する同期信号分離回路において、前記複合同
期信号を2値化する2値化手段と、前記2値化された複
合同期信号の値の一方にアップカウントを対応させ他方
にダウンカウントを対応させてカウントを実行するアッ
プ/ダウン・カウンタであって、前記カウントによって
カウントされたカウント値が下限の規定値に達すると、
カウンタ出力としてボロー信号を出力するとともに、前
記下限の規定値または上限の規定値にカウントが達した
後には前記アップカウントまたは前記ダウンカウントを
しないアップ/ダウン・カウンタとを備えて、ノイズに
起因して正確な同期信号の分離・抽出ができなくなると
いう問題や、時定数のばらつきに起因して出力タイミン
グの大きなずれを生じてしまうという問題を解決するこ
とができる。
【0047】また、コンポジット同期信号の電圧レベル
が変化しただけでも、そのときの出力タイミングにずれ
が生じてしまい、正確なタイミングでの垂直同期信号の
分離・抽出ができなくなるという問題を解決することが
できる。また、第3に、上記第1又は2記載の同期信号
分離回路において、前記上限の規定値は、前記アップ/
ダウン・カウンタのカウントアップがオーバーフローす
るカウント値であり、前記下限の規定値は、前記アップ
/ダウン・カウンタのカウントアップがアンダーフロー
するカウント値であることを特徴とすることにより、図
5に示したような従来のカウンタの欠点を解消して同期
外れの問題を解決することができる。
【0048】また、第4に、上記第1又は3記載の同期
信号分離回路において、前記アップ/ダウン・カウンタ
は、前記2値化された複合同期信号の値がHighの場
合にはダウンカウントを実行し、Lowの場合にはアッ
プカウントを実行するアップ/ダウン・カウンタである
ことを特徴とすることにより、図5に示したような従来
のカウンタの欠点を解消して同期外れの問題を解決する
ことができる。
【0049】また、第5に、上記第2又は3記載の同期
信号分離回路において、前記アップ/ダウン・カウンタ
は、前記2値化された複合同期信号の値がHighの場
合にはアップカウントを実行し、Lowの場合にはダウ
ンカウントを実行するアップ/ダウン・カウンタである
ことを特徴とすることにより、図5に示したような従来
のカウンタの欠点を解消して同期外れの問題を解決する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同期信号分離回路の主要部の構成
を示す図である。
【図2】本発明に係る同期信号分離回路の主要部の特に
カウント動作〜キャリーの出力の動作の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明に係るアップ/ダウン・カウンタの特性
を模式的に示す図である。
【図4】本発明に係る同期信号分離回路におけるコンパ
レータ出力にノイズが混入した場合の一例を示す図であ
る。
【図5】従来のアップ/ダウン・カウンタの特性を模式
的に示す図である。
【図6】従来技術に係る同期信号分離回路におけるコン
パレータ904の出力を示す図である。
【図7】従来のアナログ式の同期信号分離回路における
クランプ後の出力の一例とその問題点を示す図である。
【図8】従来の純デジタル方式の同期信号分離回路の主
要部の構成の一例を示す図である。
【図9】従来の純デジタル方式の同期信号分離回路の主
要部で用いられる信号波形の一例を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】 1…2値化手段 2…アップ/ダウン・カウンタ 101…クランプ 102…コンパレータ 201…UP/DOWN入力端子 202…LD端子 203…CLK端子 204…キャリー/ボロー端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合同期信号から垂直同期信号を分離す
    る同期信号分離回路において、 前記複合同期信号を2値化する2値化手段と、 前記2値化された複合同期信号の値の一方にアップカウ
    ントを対応させ他方にダウンカウントを対応させてカウ
    ントを実行するアップ/ダウン・カウンタであって、前
    記カウントによってカウントされたカウント値が上限の
    規定値に達するとカウンタ出力としてキャリー信号を出
    力するとともに、前記上限の規定値または下限の規定値
    にカウントが達した後には前記アップカウントまたは前
    記ダウンカウントをしないアップ/ダウン・カウンタと
    を備えて、前記キャリー信号の出力によって分離した前
    記垂直同期信号を得ることを特徴とする同期信号分離回
    路。
  2. 【請求項2】 複合同期信号から垂直同期信号を分離す
    る同期信号分離回路において、 前記複合同期信号を2値化する2値化手段と、 前記2値化された複合同期信号の値の一方にアップカウ
    ントを対応させ他方にダウンカウントを対応させてカウ
    ントを実行するアップ/ダウン・カウンタであって、前
    記カウントによってカウントされたカウント値が下限の
    規定値に達すると、カウンタ出力としてボロー信号を出
    力するとともに、前記下限の規定値または上限の規定値
    にカウントが達した後には前記アップカウントまたは前
    記ダウンカウントをしないアップ/ダウン・カウンタと
    を備えて、前記ボロー信号の出力によって分離した前記
    垂直同期信号を得ることを特徴とする同期信号分離回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の同期信号分離回路
    において、 前記上限の規定値は、前記アップ/ダウン・カウンタの
    カウントアップがオーバーフローするカウント値であ
    り、前記下限の規定値は、前記アップ/ダウン・カウン
    タのカウントアップがアンダーフローするカウント値で
    あることを特徴とする同期信号分離回路。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の同期信号分離回路
    において、 前記アップ/ダウン・カウンタは、前記2値化された複
    合同期信号の値がHighの場合にはダウンカウントを
    実行し、Lowの場合にはアップカウントを実行するア
    ップ/ダウン・カウンタであることを特徴とする同期信
    号分離回路。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の同期信号分離回路
    において、 前記アップ/ダウン・カウンタは、前記2値化された複
    合同期信号の値がHighの場合にはアップカウントを
    実行し、Lowの場合にはダウンカウントを実行するア
    ップ/ダウン・カウンタであることを特徴とする同期信
    号分離回路。
JP7223598A 1998-03-20 1998-03-20 同期信号分離回路 Pending JPH11275383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223598A JPH11275383A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 同期信号分離回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223598A JPH11275383A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 同期信号分離回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11275383A true JPH11275383A (ja) 1999-10-08

Family

ID=13483431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7223598A Pending JPH11275383A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 同期信号分離回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11275383A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0357080B1 (en) Phase synchronizing circuit in video signal receiver and method of establishing phase synchronization
EP0103928B1 (en) Line synchronizing circuit for a picture display device
US4698679A (en) Sync separator
US6960960B2 (en) Frequency detector detecting variation in frequency difference between data signal and clock signal
US6741291B1 (en) Synchronous signal detection with noise rejection
US5963267A (en) Delay correction circuit
JPH11275383A (ja) 同期信号分離回路
JP3976497B2 (ja) 識別レベル自動制御回路及び制御方法、識別位相自動制御回路及び制御方法、並びに光受信器
JPS58707B2 (ja) 垂直同期信号検出方法および回路
JPH0969965A (ja) 垂直同期信号安定化回路、集積回路及びテレビジヨン信号処理装置
US7023489B2 (en) Method and device for detecting the parity of successive fields of an interlaced video signal
JP4326370B2 (ja) サンプリング回路
JP2506649B2 (ja) 垂直同期装置
JPH09135368A (ja) デジタル水平同期分離回路
JP2006339940A (ja) Pll制御回路およびその制御方法
JPH07307727A (ja) データ信号のサンプリング方法及びその回路
JPH0414541B2 (ja)
JP3075009B2 (ja) 位相同期ループ回路
JPH0218636B2 (ja)
JPS5822907B2 (ja) カラ−バ−ストシンゴウチユウシユツカイロ
JPH10210375A (ja) 画像同期信号の有無判定方法及び同期信号検出システム
JP5469371B2 (ja) 映像信号処理装置および映像信号処理方法
JP2007181055A (ja) 信号処理回路
JPH051180Y2 (ja)
JP3024725B2 (ja) スキューパルス検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20031127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20031209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040209

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Effective date: 20040524

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040820