JPH11276795A - ドライクリーニング方法およびその装置 - Google Patents
ドライクリーニング方法およびその装置Info
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- JPH11276795A JPH11276795A JP10079100A JP7910098A JPH11276795A JP H11276795 A JPH11276795 A JP H11276795A JP 10079100 A JP10079100 A JP 10079100A JP 7910098 A JP7910098 A JP 7910098A JP H11276795 A JPH11276795 A JP H11276795A
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- JP
- Japan
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- carbon dioxide
- contaminants
- dry cleaning
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- Cleaning In General (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】着衣類の汚染物をフロンなどを使用することな
く抽出して、濃縮した形態で捕集し、後処理を容易にす
る。 【解決手段】二酸化炭素貯溜タンク1と、前記着衣類と
二酸化炭素とを密閉状態で収納し、その二酸化炭素を超
臨界状態に保持するための耐圧耐熱容器からなるオート
クレーブ装置2、および前記オートクレーブ装置から二
酸化炭素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚染物とに分
離し、分離した汚染物を捕集するためのフィルタ部材3
1を備えた容器からなる分離装置3とを配列した。
く抽出して、濃縮した形態で捕集し、後処理を容易にす
る。 【解決手段】二酸化炭素貯溜タンク1と、前記着衣類と
二酸化炭素とを密閉状態で収納し、その二酸化炭素を超
臨界状態に保持するための耐圧耐熱容器からなるオート
クレーブ装置2、および前記オートクレーブ装置から二
酸化炭素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚染物とに分
離し、分離した汚染物を捕集するためのフィルタ部材3
1を備えた容器からなる分離装置3とを配列した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所など
の放射性物質管理施設内で着用された着衣類などのクリ
ーニング方法およびその装置に関する。
の放射性物質管理施設内で着用された着衣類などのクリ
ーニング方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電所などの放射性物質管
理施設内で着用された作業着、手袋、靴下、下着あるい
はマスク、帽子など着衣類に付着した汚れを除去するた
めのクリーニング方法としては、フロンで代表される有
機溶媒を用いたドライクリーニングが通常採用されてい
た方法であった。ところが、このような有機溶媒が廃棄
されると、化学的に極めて安定である点から、分解され
にくく、大気中に長期的に蓄積されることになり、大気
環境汚染の原因となることが判明し、その結果、近年、
このような用途には全面的に使用禁止となったのであ
る。
理施設内で着用された作業着、手袋、靴下、下着あるい
はマスク、帽子など着衣類に付着した汚れを除去するた
めのクリーニング方法としては、フロンで代表される有
機溶媒を用いたドライクリーニングが通常採用されてい
た方法であった。ところが、このような有機溶媒が廃棄
されると、化学的に極めて安定である点から、分解され
にくく、大気中に長期的に蓄積されることになり、大気
環境汚染の原因となることが判明し、その結果、近年、
このような用途には全面的に使用禁止となったのであ
る。
【0003】このような状況において、前記クリーニン
グ用液剤として適当な材料が見当たらないので、止むを
得ず通常に市水などの洗浄水と洗剤の組み合わせによ
る、いわゆる洗濯を行うこととし、廃水については、ろ
過処理をしてから施設内に設けられている水浄化処理を
施すなど、一般の排水と同様な処理を行ってから放流す
る方法が意図されている。ところが、ここでクリーニン
グに対象とされている着衣類には、微量の放射性核種が
付着する場合が予想されるので、洗浄排水を水処理する
としても、放射性物質として処理対応しなければならな
い二次廃棄物がかなりの物量で発生するなどの問題があ
った。
グ用液剤として適当な材料が見当たらないので、止むを
得ず通常に市水などの洗浄水と洗剤の組み合わせによ
る、いわゆる洗濯を行うこととし、廃水については、ろ
過処理をしてから施設内に設けられている水浄化処理を
施すなど、一般の排水と同様な処理を行ってから放流す
る方法が意図されている。ところが、ここでクリーニン
グに対象とされている着衣類には、微量の放射性核種が
付着する場合が予想されるので、洗浄排水を水処理する
としても、放射性物質として処理対応しなければならな
い二次廃棄物がかなりの物量で発生するなどの問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、前記着衣類の
汚染物をフロンのような有害溶媒を使用することなく抽
出して、濃縮した形態で捕集し、後処理を容易にするこ
とをが可能となるドライクリーニング方法およびその装
置を提供する。
点を解決するためになされたものであり、前記着衣類の
汚染物をフロンのような有害溶媒を使用することなく抽
出して、濃縮した形態で捕集し、後処理を容易にするこ
とをが可能となるドライクリーニング方法およびその装
置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】一般に物質の液相と気相
が共存する状態では、圧力、温度は不連続に変化するも
のであるが、その共存状態において、圧力、温度を上昇
させると、ある点において気相、液相間の転移は不連続
でなくなり、すなわち物質は液相と気相の区別ができな
い連続した均一な状態に変化する。この点が臨界点とい
われ、この臨界点以上の圧力、温度条件下の状態が超臨
界状態といわれる状態である。
が共存する状態では、圧力、温度は不連続に変化するも
のであるが、その共存状態において、圧力、温度を上昇
させると、ある点において気相、液相間の転移は不連続
でなくなり、すなわち物質は液相と気相の区別ができな
い連続した均一な状態に変化する。この点が臨界点とい
われ、この臨界点以上の圧力、温度条件下の状態が超臨
界状態といわれる状態である。
【0006】例えば、二酸化炭素の臨界温度tcは3
1.1℃、臨界圧力pcは73atmであるから、この
温度、圧力以上に条件下におかれた状態が超臨界状態と
いうことになる。そして、本発明は、前記着衣類の汚染
物をフロンのような有害溶媒の代わりに超臨界状態の二
酸化炭素によって溶出できるという新規な知見に基づい
てなされたものである。
1.1℃、臨界圧力pcは73atmであるから、この
温度、圧力以上に条件下におかれた状態が超臨界状態と
いうことになる。そして、本発明は、前記着衣類の汚染
物をフロンのような有害溶媒の代わりに超臨界状態の二
酸化炭素によって溶出できるという新規な知見に基づい
てなされたものである。
【0007】上記の問題を解決することのできる本発明
のドライクリーニング方法は、放射性物質管理施設内で
着用された着衣類を二酸化炭素と共存させた後、その二
酸化炭素を超臨界状態に保持し、その着衣類に付着して
いる油脂などの汚染物を前記超臨界状態の二酸化炭素に
溶出させ、次いで、この超臨界状態の二酸化炭素を減圧
して、二酸化炭素をガス状態に復元させるとともに、前
記汚染物を分離、残留させて、前記着衣類からその汚染
物を除去することを特徴とするものである。
のドライクリーニング方法は、放射性物質管理施設内で
着用された着衣類を二酸化炭素と共存させた後、その二
酸化炭素を超臨界状態に保持し、その着衣類に付着して
いる油脂などの汚染物を前記超臨界状態の二酸化炭素に
溶出させ、次いで、この超臨界状態の二酸化炭素を減圧
して、二酸化炭素をガス状態に復元させるとともに、前
記汚染物を分離、残留させて、前記着衣類からその汚染
物を除去することを特徴とするものである。
【0008】そして、本発明のドライクリーニング方法
は、前記二酸化炭素をオートクレーブ装置に封入し加熱
して超臨界状態に保持する形態、あるいは前記ガス状態
に復元させた二酸化炭素を回収して、前記クリーニング
用二酸化炭素としてリサイクルする形態や、また前記ク
リーニング対象の着衣類をアルコールなどの溶媒ととも
に、前記二酸化炭素と共存させる形態の方法として好ま
しく具体化することができる。
は、前記二酸化炭素をオートクレーブ装置に封入し加熱
して超臨界状態に保持する形態、あるいは前記ガス状態
に復元させた二酸化炭素を回収して、前記クリーニング
用二酸化炭素としてリサイクルする形態や、また前記ク
リーニング対象の着衣類をアルコールなどの溶媒ととも
に、前記二酸化炭素と共存させる形態の方法として好ま
しく具体化することができる。
【0009】さらに、上記の問題を解決する本発明のド
ライクリーニング装置は、放射性物質管理施設内で着用
された着衣類を、超臨界状態に保持した二酸化炭素と共
存させた状態で、その二酸化炭素を超臨界状態に保持可
能なオートクレーブ装置と、前記オートクレーブ装置か
ら二酸化炭素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚染物と
に分離するための分離装置とを具備したことを特徴とす
るものである。
ライクリーニング装置は、放射性物質管理施設内で着用
された着衣類を、超臨界状態に保持した二酸化炭素と共
存させた状態で、その二酸化炭素を超臨界状態に保持可
能なオートクレーブ装置と、前記オートクレーブ装置か
ら二酸化炭素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚染物と
に分離するための分離装置とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0010】そして、このドライクリーニング装置は、
前記分離装置が、バルブを介して前記オートクレーブ装
置に接続され、前記二酸化炭素を減圧してガス状二酸化
炭素に変化させる容器であって、その接続口近傍に前記
二酸化炭素から分離した汚染物を捕集するフィルタ部材
を配設した形態の装置としてより好ましく具体化できる
のである。
前記分離装置が、バルブを介して前記オートクレーブ装
置に接続され、前記二酸化炭素を減圧してガス状二酸化
炭素に変化させる容器であって、その接続口近傍に前記
二酸化炭素から分離した汚染物を捕集するフィルタ部材
を配設した形態の装置としてより好ましく具体化できる
のである。
【0011】本発明において、着衣類の汚染物が超臨界
状態の二酸化炭素に溶解する原理は未だ解明されてはい
ないが、超臨界状態の二酸化炭素の持つ高い物理的、化
学的活性が前記汚染物の構成成分の結合を緩めるように
作用するものと考えられる。さらに、二酸化炭素をオー
トクレーブ装置で加熱して、臨界圧力pc73atm以
上の超臨界状態を得ようとすると、その温度は、ほぼ2
00℃に達するので、その活性は顕著に高まるものと思
われる。
状態の二酸化炭素に溶解する原理は未だ解明されてはい
ないが、超臨界状態の二酸化炭素の持つ高い物理的、化
学的活性が前記汚染物の構成成分の結合を緩めるように
作用するものと考えられる。さらに、二酸化炭素をオー
トクレーブ装置で加熱して、臨界圧力pc73atm以
上の超臨界状態を得ようとすると、その温度は、ほぼ2
00℃に達するので、その活性は顕著に高まるものと思
われる。
【0012】そして、本発明では、このように前記汚染
物を溶解した二酸化炭素は、分離装置に導かれて、減圧
を受けてガス状二酸化炭素、いわゆる炭酸ガスに変化す
るのであるが、このガス状二酸化炭素には前記汚染物は
溶存することができず、固形物として分離してくるの
で、これをフィルタなどで捕集することができるのであ
る。なお、ガス状二酸化炭素は適宜リサイクルして再利
用できる。
物を溶解した二酸化炭素は、分離装置に導かれて、減圧
を受けてガス状二酸化炭素、いわゆる炭酸ガスに変化す
るのであるが、このガス状二酸化炭素には前記汚染物は
溶存することができず、固形物として分離してくるの
で、これをフィルタなどで捕集することができるのであ
る。なお、ガス状二酸化炭素は適宜リサイクルして再利
用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照しながら、本発
明のドライクリーニング装置の実施形態について説明す
る。図1のフロー概要図に示すように、本発明のドライ
クリーニング装置は二酸化炭素貯溜タンク1、オートク
レーブ装置2、および分離装置3とを一連に配列して構
成される。二酸化炭素貯溜タンク1は、好ましくは液体
二酸化炭素を貯留するものが適当であり、気化器(図示
せず)、開閉バルブ11などを介してオートクレーブ装
置2に二酸化炭素を供給できるように配管されている。
明のドライクリーニング装置の実施形態について説明す
る。図1のフロー概要図に示すように、本発明のドライ
クリーニング装置は二酸化炭素貯溜タンク1、オートク
レーブ装置2、および分離装置3とを一連に配列して構
成される。二酸化炭素貯溜タンク1は、好ましくは液体
二酸化炭素を貯留するものが適当であり、気化器(図示
せず)、開閉バルブ11などを介してオートクレーブ装
置2に二酸化炭素を供給できるように配管されている。
【0014】オートクレーブ装置2は、放射性物質管理
施設内で着用された着衣類と、前記二酸化炭素貯溜タン
ク1から供給される二酸化炭素とを密閉状態で共存させ
るとともに、その二酸化炭素を超臨界状態に保持するた
めの耐圧耐熱容器であり、容器本体21と蓋部22とか
らなり、容器本体21の周囲には加熱用のヒータ23が
設けられている。
施設内で着用された着衣類と、前記二酸化炭素貯溜タン
ク1から供給される二酸化炭素とを密閉状態で共存させ
るとともに、その二酸化炭素を超臨界状態に保持するた
めの耐圧耐熱容器であり、容器本体21と蓋部22とか
らなり、容器本体21の周囲には加熱用のヒータ23が
設けられている。
【0015】また、分離装置3は、前記オートクレーブ
装置から二酸化炭素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚
染物とに分離するための容器からなるものである。そし
て、前記オートクレーブ装置2と分離装置3とは開閉バ
ルブ24を介して接続され、分離装置3の端末には排気
装置32が接続されている。また、この分離装置3内に
は、その流入口近傍にセラミック質または金属質のろ過
材からなるフィルタ部材31が配設してあり、受け入れ
た二酸化炭素から分離した汚染物を捕集するよう設けら
れている。
装置から二酸化炭素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚
染物とに分離するための容器からなるものである。そし
て、前記オートクレーブ装置2と分離装置3とは開閉バ
ルブ24を介して接続され、分離装置3の端末には排気
装置32が接続されている。また、この分離装置3内に
は、その流入口近傍にセラミック質または金属質のろ過
材からなるフィルタ部材31が配設してあり、受け入れ
た二酸化炭素から分離した汚染物を捕集するよう設けら
れている。
【0016】次に、本発明のドライクリーニング方法を
図1に例示した上記ドライクリーニング装置を参照して
説明する。本発明では、先ず、放射性物質管理施設内で
着用された着衣類を前記オートクレーブ装置2に納めた
蓋部22を閉めて密閉し、次いで、二酸化炭素貯溜タン
ク1から二酸化炭素を供給する。この場合、予め前記オ
ートクレーブ装置2内を排気し減圧しておき、二酸化炭
素を充満させるのが好ましく、また二酸化炭素を加圧し
て供給することも好ましい。
図1に例示した上記ドライクリーニング装置を参照して
説明する。本発明では、先ず、放射性物質管理施設内で
着用された着衣類を前記オートクレーブ装置2に納めた
蓋部22を閉めて密閉し、次いで、二酸化炭素貯溜タン
ク1から二酸化炭素を供給する。この場合、予め前記オ
ートクレーブ装置2内を排気し減圧しておき、二酸化炭
素を充満させるのが好ましく、また二酸化炭素を加圧し
て供給することも好ましい。
【0017】次いで、容器本体21の周囲に設けた加熱
用のヒータ23により、密閉状態で加熱することにより
容器内圧を上昇させる。この場合、二酸化炭素の臨界圧
力pc73atm以上になるよう加熱し、内部の二酸化
炭素を超臨界状態に5〜10分程度保持する。このと
き、加熱温度は、当初の供給二酸化炭素の圧力等によっ
て変化するものの、大略200℃に達するものである。
かくして、内部の着衣類に付着している油脂などの汚染
物は前記超臨界状態の二酸化炭素に溶出させることがで
きる。
用のヒータ23により、密閉状態で加熱することにより
容器内圧を上昇させる。この場合、二酸化炭素の臨界圧
力pc73atm以上になるよう加熱し、内部の二酸化
炭素を超臨界状態に5〜10分程度保持する。このと
き、加熱温度は、当初の供給二酸化炭素の圧力等によっ
て変化するものの、大略200℃に達するものである。
かくして、内部の着衣類に付着している油脂などの汚染
物は前記超臨界状態の二酸化炭素に溶出させることがで
きる。
【0018】この処理後に、予め減圧状態に準備した分
離室3との間の開閉バルブ24を開いて、前記超臨界状
態の二酸化炭素をオートクレーブ装置2から分離室3に
移動させる。この場合、二酸化炭素は体積膨張して減圧
されるので超臨界状態から通常の気相に復元することに
なり、その際に分離された汚染物成分は、分離室3内に
設けられたフィルタ部材31をガス状二酸化炭素が通過
する際に、濃縮された状態で捕集されるのである。かく
して、前記着衣類からその汚染物を除去することができ
るのである。
離室3との間の開閉バルブ24を開いて、前記超臨界状
態の二酸化炭素をオートクレーブ装置2から分離室3に
移動させる。この場合、二酸化炭素は体積膨張して減圧
されるので超臨界状態から通常の気相に復元することに
なり、その際に分離された汚染物成分は、分離室3内に
設けられたフィルタ部材31をガス状二酸化炭素が通過
する際に、濃縮された状態で捕集されるのである。かく
して、前記着衣類からその汚染物を除去することができ
るのである。
【0019】なお、分離室3を減圧にするには、排気装
置32を利用すればよく、また、オートクレーブ装置2
の容積に応じてこの分離室3の容積などを設定しておけ
ば、二酸化炭素の減圧の程度を調整することができる。
置32を利用すればよく、また、オートクレーブ装置2
の容積に応じてこの分離室3の容積などを設定しておけ
ば、二酸化炭素の減圧の程度を調整することができる。
【0020】以上説明したように、本発明のこのクリー
ニング方法によれば、使用する二酸化炭素には、安価な
うえ入手し易く、直接的な毒性がなく、安全に利用でき
る利点がある他、超臨界状態が比較的容易に得られると
いう大きな利点があるので、施設コストおよび運転コス
トが少なく済むというメリットが得られる。また、汚染
物が高濃度で捕集でき、二次処理が容易となる、などの
多くの利点が得られるのである。
ニング方法によれば、使用する二酸化炭素には、安価な
うえ入手し易く、直接的な毒性がなく、安全に利用でき
る利点がある他、超臨界状態が比較的容易に得られると
いう大きな利点があるので、施設コストおよび運転コス
トが少なく済むというメリットが得られる。また、汚染
物が高濃度で捕集でき、二次処理が容易となる、などの
多くの利点が得られるのである。
【0021】さらに、本発明では、前記ガス状態に復元
させた二酸化炭素を回収して、前記クリーニング用二酸
化炭素としてリサイクルできるので、資源節約の面から
より好ましい。また、本発明では、前記クリーニング対
象の着衣類を前記二酸化炭素と共存させる場合に、汚染
物の溶出を促進させる助剤としてエチルアルコールを溶
媒として同時に添加することができ、前記着衣類のクリ
ーニングをより完全にすることも可能となる。
させた二酸化炭素を回収して、前記クリーニング用二酸
化炭素としてリサイクルできるので、資源節約の面から
より好ましい。また、本発明では、前記クリーニング対
象の着衣類を前記二酸化炭素と共存させる場合に、汚染
物の溶出を促進させる助剤としてエチルアルコールを溶
媒として同時に添加することができ、前記着衣類のクリ
ーニングをより完全にすることも可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明のドライクリーニング方法および
その装置は、以上に説明したように構成されているの
で、放射性物質管理施設内で着用された着衣類の汚染物
を有害なフロンのような溶媒を使用することなくクリー
ニングすることが可能となり、濃縮した形態で捕集し、
後処理を容易にすることができる。また、材料が安価で
あって安全であるうえ、コストも少なく済むという優れ
た効果がある。よって本発明は従来の問題点を解消した
ドライクリーニング方法およびその装置として、その工
業的価値は極めて大なるものがある。
その装置は、以上に説明したように構成されているの
で、放射性物質管理施設内で着用された着衣類の汚染物
を有害なフロンのような溶媒を使用することなくクリー
ニングすることが可能となり、濃縮した形態で捕集し、
後処理を容易にすることができる。また、材料が安価で
あって安全であるうえ、コストも少なく済むという優れ
た効果がある。よって本発明は従来の問題点を解消した
ドライクリーニング方法およびその装置として、その工
業的価値は極めて大なるものがある。
【図1】本発明の実施形態を説明するための装置フロー
略図。
略図。
1 二酸化炭素貯溜タンク、11 開閉バルブ、2 オ
ートクレーブ装置、21容器本体、22 蓋部、23
ヒータ、24 開閉バルブ、3 分離装置、31 フィ
ルタ部材、32 排気装置。
ートクレーブ装置、21容器本体、22 蓋部、23
ヒータ、24 開閉バルブ、3 分離装置、31 フィ
ルタ部材、32 排気装置。
Claims (6)
- 【請求項1】 放射性物質管理施設内で着用された着衣
類を二酸化炭素と共存させた後、その二酸化炭素を超臨
界状態に保持し、その着衣類に付着している油脂などの
汚染物を前記超臨界状態の二酸化炭素に溶出させ、次い
で、この超臨界状態の二酸化炭素を減圧して、二酸化炭
素をガス状態に復元させるとともに、前記汚染物を分
離、残留させて、前記着衣類からその汚染物を除去する
ことを特徴とするドライクリーニング方法。 - 【請求項2】 前記二酸化炭素をオートクレーブ装置に
封入し加熱して超臨界状態に保持する請求項1に記載の
ドライクリーニング方法。 - 【請求項3】 前記ガス状態に復元させた二酸化炭素を
回収して、前記クリーニング用二酸化炭素としてリサイ
クルする請求項1または2に記載のドライクリーニング
方法。 - 【請求項4】前記クリーニング対象の着衣類をアルコー
ルなどの溶媒とともに、前記二酸化炭素と共存させる請
求項1または2または3に記載のドライクリーニング方
法。 - 【請求項5】 放射性物質管理施設内で着用された着衣
類を、超臨界状態に保持した二酸化炭素と共存させた状
態で、その二酸化炭素を超臨界状態に保持可能なオート
クレーブ装置と、前記オートクレーブ装置から二酸化炭
素を受入れて、ガス状二酸化炭素と汚染物とに分離する
ための分離装置とを具備したことを特徴とするドライク
リーニング装置。 - 【請求項6】 前記分離装置が、バルブを介して前記オ
ートクレーブ装置に接続され、前記二酸化炭素を減圧し
てガス状二酸化炭素に変化させる容器であって、その接
続口近傍に前記二酸化炭素から分離した汚染物を捕集す
るフィルタ部材を配設した請求項5に記載のドライクリ
ーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079100A JPH11276795A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ドライクリーニング方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079100A JPH11276795A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ドライクリーニング方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11276795A true JPH11276795A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13680470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10079100A Pending JPH11276795A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | ドライクリーニング方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11276795A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003512111A (ja) * | 1999-10-15 | 2003-04-02 | エル. ラセット,ティモシー | 有機清浄化溶媒及び加圧流体溶媒を用いた清浄化装置 |
| JP2009089796A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Hisaka Works Ltd | 二酸化炭素によるクリーニング方法およびそれに用いる装置 |
| CN112251938A (zh) * | 2020-10-12 | 2021-01-22 | 贵州航天乌江机电设备有限责任公司 | 一种超临界清洗、干燥鸭毛的方法 |
| CN116219666A (zh) * | 2022-12-15 | 2023-06-06 | 烟台哈尔滨工程大学研究院 | 一种利用超临界co2去污沾染含铀放射性污物的织物的方法 |
| CN116884663A (zh) * | 2023-05-24 | 2023-10-13 | 中国人民解放军总医院第六医学中心 | 一种含辐射物处理装置及其处理方法、计算机存储介质 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10079100A patent/JPH11276795A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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