JPH11277214A - ダイカスト用真空装置 - Google Patents

ダイカスト用真空装置

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JPH11277214A
JPH11277214A JP8443998A JP8443998A JPH11277214A JP H11277214 A JPH11277214 A JP H11277214A JP 8443998 A JP8443998 A JP 8443998A JP 8443998 A JP8443998 A JP 8443998A JP H11277214 A JPH11277214 A JP H11277214A
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JP
Japan
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vacuum
mold
chill vent
valve device
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP8443998A
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English (en)
Inventor
Shinobu Kodama
玉 忍 児
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルベント法における金型キャビティの迅速
な減圧。 【解決手段】 チルベント22が形成された金型11に
真空弁装置30を取り付け、チルベント22の出口部2
3近傍に真空弁装置30の弁体36が位置するように構
成する。鋳造時には、注湯を行う前に予め弁体36から
真空タンク3側の管路4を真空引きしておく。注湯後、
射出プランジャ16が注湯口14を塞いだら、弁体36
を開放位置に移動させる。排気導管4を真空にする時間
が節約できるため、キャビティ20およびチルベント2
2内が迅速に減圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト用真空
装置に係り、特にチルベントを有する金型のキャビティ
内を効率良く減圧するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカスト法における鋳造品質を高める
手法の一つとして、金型にキャビティと連通するチルベ
ントを形成し、このチルベントを介してキャビティ内の
真空吸引を行うチルベント法が知られている。
【0003】図6に、チルベント法を利用した従来の真
空ダイカスト装置の一例として特公平2ー38067号
に開示されたものの構成を要約して示す。図6に示すよ
うに、チルベント法が適用された従来の真空ダイカスト
装置は、金型100に形成されたオーバーフロー10
2、チルベント103、真空ホール104および吸引口
105を順次介して、真空ポンプ107および真空タン
ク108からなる真空源106によりキャビティ101
内の空気を吸引するように構成されている。
【0004】吸引口105と真空タンク106とを連通
する排気経路110は2つに分岐している。排気経路1
10の一方の排気導管111の途中には、フィルタ11
2および電磁弁113が設けられている。排気経路11
0の他方の排気導管114の途中にはフィルタ115、
圧力計116および電磁弁117が設けられている。こ
の従来例においては、溶湯の射出開始前には両方の電磁
弁113、117を開き両排気導管111、114を用
いてキャビティ101内の減圧を迅速に行い、その後タ
イマ装置T1により順次電磁弁113、117を閉じる
ことによりガスの排気系への流出を最小限に抑制するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】真空引きの開始は、射
出スリーブ130内への注湯後、射出プランジャ132
が注湯口131を塞いだ後に行われるため、キャビティ
101内の減圧を迅速に行い、速やかにキャビティ10
1内への射出を行なわなけらばならない。
【0006】しかし、上記従来例においては、電磁弁1
13、117とキャビティ101との間には、長い排気
導管111、114およびフィルタ112、115等が
介在しているため、各電磁弁113、117から吸引口
105までの排気導管111、114およびフィルタ1
12、115等の内容積は、キャビティ101、チルベ
ント103等の金型100の内部空間の容積に比べて無
視できない程に大きく、キャビティ101内を十分に減
圧するためには、かなりの長時間が必要である。
【0007】従って、上記従来例のような構成を採った
場合、キャビティ101内が実際には十分に減圧されて
いない状態で溶湯の射出が行われることになる。しか
し、これでは、チルベント法の特徴を十分に生かすこと
ができず、高い鋳造品質の製品を得ることは困難であ
る。
【0008】本発明は、上記実状に鑑みなされたもので
あり、キャビティ内の減圧を迅速に行うことができる、
ダイカスト用真空装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、可動型と固定型とからなり、キャビティ
が設けられた金型と、前記金型に設けられるとともに、
前記キャビティに連通するチルベントと、前記チルベン
トの出口部に接続されるとともに、前記チルベントを前
記金型の外部に連通する吸引通路と、前記金型に設けら
れるとともに、前記吸引通路を遮断する真空弁装置とを
備えた、ダイカスト用真空装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】[第1の実施形態]まず、第1の実施形態
について説明する。図1および図2は、本発明の第1の
実施の形態について説明する図である。
【0012】まず、真空ダイカスト装置の真空系統を示
す図1を参照して、本実施形態に係る真空装置が適用さ
れたダイカスト装置の全体構成について説明する。
【0013】図1に示すように、ダイカスト装置は、真
空源1を備え、この真空源1は真空ポンプ装置2と、こ
の真空ポンプ装置2に接続され真空ポンプ装置2により
減圧される真空タンク3とから構成されている。
【0014】真空タンク3には弁装置(ソレノイドバル
ブ)5が付設されている。真空タンク3は、弁装置5に
接続された排気導管(例えばホース)4を介して金型1
1に接続されている。排気導管4の途中には、金属粉が
真空源1へ流入することを防止するためのフィルタ6が
設けられている。
【0015】金型11は、固定型11aおよび可動型1
1bとから構成されている。固定型11aには、射出ス
リーブ13が接続されており、この射出スリーブ13の
所定位置には、注湯口14が設けられている。射出スリ
ーブ13には、溶湯15を加圧するための射出プランジ
ャ16が摺動自在に嵌合している。射出プランジャ16
のロッド17には、図示しない射出シリンダが連結され
ており、この射出シリンダの加圧力により溶湯15が加
圧されるようになっている。金型11には、真空弁装置
30が取り付けられている。
【0016】次に、図1および図2、特に図2を参照し
て金型11および真空弁装置30の構成について詳述す
る。
【0017】図2に示すように、金型11の略中央部に
形成されたキャビティ20には、オーバーフロー21お
よびチルベント(マッシブベント)22が順次接続され
ている。チルベント22は、固定型11aおよび可動型
11bの互いに対向する屈曲面22aおよび22bによ
り区画された空間であり、波状に屈曲している。
【0018】チルベント22の出口部23には、このチ
ルベント22を金型11の外部に連通する吸引通路の一
部をなす通路24が形成されている。
【0019】この通路24の出口部に、前述した真空弁
装置30が設けられている。真空弁装置30は、固定型
11aにボルト等により固着された筐体31を有する。
筐体31の下側には、スカート33が形成されている。
金型11が閉じた状態にある場合、真空真空弁装置30
のスカート33の外面は、通路24の出口部分において
金型11(固定型11aおよび可動型11b)の表面と
気密に係合するようになっている。
【0020】真空弁装置30の筐体31の上側には、ス
プール34が収容されたシリンダ32が形成されてい
る。図1および図2に示すように、シリンダ32は、管
路37、38を介して油圧源39に連通している。管路
37、38の途中には、流路切替手段としてソレノイド
バルブ40が設けられている。そして、油圧源39の駆
動とソレノイドバルブ40の切替により、シリンダ32
内のスプール34の上側または下側に選択的に油圧が供
給され、スプール34がシリンダ32内を上下動するよ
うになっている。そしてスプール34には、ロッド35
を介して弁体36が連結されており、弁体36は、スプ
ール34の上下動に伴い、通路24およびスカート33
の内部空間41を上下動するようになっている。
【0021】なお、弁体36の移動は、空気圧により行
ってもよく、この場合、油圧源39に代えて空圧源が設
けられる。
【0022】ソレノイドバルブ40の切り替えは、射出
プランジャ16が前進する過程における射出プランジャ
16の位置に依存して行われるようになっており、この
ため、射出プランジャ16の位置を検出するセンサ(図
示せず)と、このセンサによる検出結果に基づいてソレ
ノイドバルブ40の切り替えを行う制御装置(図示せ
ず)が設けられている。
【0023】真空弁装置30の筐体31の外側には、排
気導管4を接続するための接続部43が設けられてい
る。筐体31には、接続部43とスカート33の内部空
間41とを連通する通路42が形成されている。
【0024】以上のように、金型11の通路24、真空
弁装置30のスカート33の内部空間41および通路4
2により、チルベント22を金型外部に連通する吸引通
路が形成される。この吸引通路は、接続部43に排気導
管4を接続することにより真空源1と連通する。
【0025】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。今、直前のショットが終了して金型11が開かれ鋳
造品が取り出された後、次のショットを行うべく金型1
1を閉じた直後の状態にあるものとする。
【0026】この場合、真空弁装置30の弁体36は上
側位置、すなわち図2(a)破線位置にあり、チルベン
ト22の出口部23と排気導管4とを結ぶ吸引通路(2
4、41、42)は遮断されている。
【0027】次に、真空タンク2に設けられた弁装置5
を開く。これにより真空タンク3と真空弁装置30との
間の排気導管4と、真空弁装置30の筐体31内の弁体
36より下流側(真空源1側)の空間が真空となる。
【0028】次に、注湯口14から溶湯15を射出スリ
ーブ13内に注湯する。射出プランジャ16が前進し、
注湯口14を塞ぐようになった時点で、真空弁装置30
の弁体36を下方に動かす(図2実線位置参照)。これ
により弁体36よりキャビティ20側の空間が真空吸引
される。
【0029】その後は、通常の手順により、キャビティ
20内への溶湯の射出が行われる。
【0030】本実施形態によれば、金型11(本例では
固定型11a)に真空弁装置30を設け、この真空弁装
置30を閉じた状態で弁体36より下流側(真空源1
側)の空間、特に管路4内の空間を十分に減圧してお
き、しかる後真空弁装置30を開いて弁体36より上流
側の空間、すなわちチルベント22およびキャビティ2
0等を減圧するようにしているため、真空弁装置30を
開状態にしてから極めて短時間でチルベント22および
キャビティ20内を減圧することができる。
【0031】なお、上記実施形態においては、真空弁装
置30は固定型11aに取り付けられているが、これに
限定されるものではなく、可動型11bに取り付けるよ
うにしてもよい。
【0032】[第2の実施形態]次に、図3を参照して
第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、
第1の実施形態に対して弁装置の構成が主として異な
り、他は第1の実施形態と略同一である。第2の実施形
態において、第1の実施形態と同一部分については同一
符号を付し、重複する説明は省略する。
【0033】図3に示すように、固定型11aには、チ
ルベント22の出口部23から固定型11aの上面に向
かって延びる通路48が形成されている。通路48は、
出口部23から金型11の合わせ面に対して垂直方向に
延び、その後直角に屈曲して上方に向かって延びてい
る。
【0034】なお、本例においては、通路48を上記の
ように屈曲させて設けたことに伴い、チルベント22の
周囲にシール56を設けることが可能となっている。こ
のシール56は、型合わせ面からのリークを軽減し、キ
ャビティ20内の真空度向上に寄与する。
【0035】通路48の出口部には、電気式の真空弁装
置50が取り付けられている。真空弁装置50の筐体5
1の内部には、通路48と連通して通路48とともに吸
引通路を形成する通路52が形成されている。通路52
の終端部には、真空タンク3に連通する管路4が接続さ
れている。
【0036】真空弁装置50の筐体51の内部には、通
路52と交差するシリンダ53が形成されている。シリ
ンダ53には、電磁式のアクチュエータ54により駆動
される弁体55が摺動自在に収容されている。弁体55
は、図3(b)左右方向に進退することにより、通路5
2を塞いで真空源1とチルベント22との連通を断つ位
置と、通路52を開放して真空源1とチルベント22と
を連通させる位置との、2つの位置を採る。
【0037】本実施形態において、真空弁装置50は、
第1の実施形態の真空弁装置30と同じタイミングで動
作する。従って、本実施形態によっても、第1の実施形
態と同一の効果を得ることができる。
【0038】なお、上記第1および第2実施形態におい
ては、1つの真空弁装置に対して1つのチルベントが設
けられていたが、図4および図5に示すように、1つの
弁装置に対して複数のチルベントを設けてもよい。この
場合、弁体からチルベントに至る通路は、各チルベント
に向けて分岐するように設けられる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チルベントが設けられた金型のキャビティ内の減圧を迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空装置を備えた真空ダイカスト
装置の全体構成を示す図。
【図2】本発明による真空装置の第1の実施形態を示す
図であって、図2(a)は金型を閉じた状態における断
面図、図2(b)は固定型を型合わせ面の正面から見た
図。
【図3】本発明による真空装置の第2の実施形態を示す
図であって、図3(a)は固定型の断面図、図3(b)
は固定型を型合わせ面の正面から見た図。
【図4】第1の実施形態の変形例を示す図であって、固
定型を型合わせ面の正面から見た図。
【図5】第2の実施形態の変形例を示す図であって、固
定型を型合わせ面の正面から見た図。
【図6】従来のチルベント法による真空ダイカスト装置
を示す図。
【符号の説明】
11 金型 20 キャビティ 22 チルベント 23 チルベントの出口部 30、50 真空弁装置 36、55 弁体 24,41,42;48,52 吸引通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動型と固定型とからなり、キャビティが
    設けられた金型と、 前記金型に設けられるとともに、前記キャビティに連通
    するチルベントと、 前記チルベントの出口部に接続されるとともに、前記チ
    ルベントを前記金型の外部に連通する吸引通路と、 前記金型に設けられるとともに、前記吸引通路を遮断す
    る真空弁装置と、を備えたことを特徴とする、ダイカス
    ト用真空装置。
JP8443998A 1998-03-30 1998-03-30 ダイカスト用真空装置 Pending JPH11277214A (ja)

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JP8443998A JPH11277214A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 ダイカスト用真空装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012006055A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Kannetsu:Kk 金型内ガス抜き装置及びその方法
JP2013173165A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Honda Motor Co Ltd チルベント及び鋳造用金型
JP2021037680A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 日本碍子株式会社 成形型
CN115070007A (zh) * 2022-07-29 2022-09-20 东风本田发动机有限公司 真空减压排气组件及真空减压铸造装置

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