JPH11277579A - インサート成形型及びインサート成形方法 - Google Patents
インサート成形型及びインサート成形方法Info
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- JPH11277579A JPH11277579A JP10081738A JP8173898A JPH11277579A JP H11277579 A JPH11277579 A JP H11277579A JP 10081738 A JP10081738 A JP 10081738A JP 8173898 A JP8173898 A JP 8173898A JP H11277579 A JPH11277579 A JP H11277579A
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Abstract
に適したインサート成形型及びインサート成形方法を提
供する。 【構成】インサート成形型の挿入体保持部に弾性変形可
能な材料からなる締付け手段を設ける。又、パイプ状挿
入体に対して補強用の中ピンを内挿可能とする。
Description
及びインサート成形方法に関し、更に詳しくは、パイプ
状あるいは棒状挿入体の外周部に任意形状の樹脂部材を
射出成形するためのインサート成形型及びインサート成
形方法に関する。本発明は、挿入体が、金型金属よりも
弱い樹脂製等の材質のものである場合や、径方向の圧力
によって損傷/破壊され易い構造的要因を持つ場合や、
外周部表面が粗く、外径が不均一で射出成形時にバリを
生じる場合等に、特に好ましく適用される。
形状の樹脂部材を接合状態で形成する場合、これらを挿
入体としてインサート成形型に挿入し、その外周部に溶
融樹脂を射出成形すると言うインサート成形法が用いら
れることがある。
用される樹脂製ロックボルトは、通常は引抜き成形(F
RP樹脂製)や押出し成形によって単なるリニアなパイ
プ状あるいは棒状に形成されるが、ナット型ジョイント
を用いて長尺化するケースやパイプ型ロックボルトにお
いて薬液注入ホースと螺合接続するケースに備え、ロッ
クボルト本体の端部外周に雄ネジ部をインサート成形す
る場合がある。
融樹脂の大きな射出圧による挿入体の軸方向への位置ズ
レを防止するために、成形型の挿入体保持部において挿
入体を強く挟持しておく必要がある。又、挿入体保持部
と挿入体間の隙間への溶融樹脂浸入によるバリの形成を
防止(いわゆる樹脂の噛切り)するために、挿入体保持
部内周面と挿入体外周面を密接させておく必要がある。
に、成形型の上型1と下型2(いずれも切断端面で図示
する)との合せ面に開口した挿入体保持部3の閉型時内
径d1を、挿入体4の外径d0 より僅かに(例えば、
0.05〜0.2mm程度)小さく設計し、その締代に
よって挿入体4の外周部を強く締付けて、挿入体4の強
力な挟持と溶融樹脂の噛切りを図っていた。
の方法は、挿入体が鉄等の頑丈な金属製である場合には
良いが、挿入体が例えば樹脂製である場合には、剛体で
ある金型の強力な締付けに耐えられずに、損傷又は破壊
を受ける恐れがある。
/破壊され易い構造的要因を持つ場合、即ちパイプ体で
ある場合や、ガラス長繊維束に樹脂を含浸させて引抜き
成形されたFRP製のパイプ体/棒状体(FRP製ロッ
クボルトが代表的である)である場合には、かかる不具
合が一層顕著になる。
具合のないインサート成形型及びインサート成形方法を
提供することを、解決すべき課題とする。
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、パイプ状あるいは棒状挿入体の外周部
に任意形状の樹脂部材を射出成形するためのインサート
成形型であって、上下型の合せ面に開口した挿入体保持
部に、前記挿入体の外周面に圧接される弾性変形可能な
材料を用いた締付け手段を備えている、インサート成形
型である。
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明において、インサート成形型がパイプ状挿
入体補強用の中ピンを含んで構成されている、インサー
ト成形型である。
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
インサート成形型における先端側の挿入体保持部には、
前記第2発明の中ピンの頭部に対する受座が径方向への
遊びを以て形成されている、インサート成形型である。
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
パイプ状あるいは棒状挿入体をインサート成形型に挿入
し、前記第1発明に係る締付け手段によって締付け状態
に保持しながら、前記挿入体の外周部に任意形状の樹脂
部材を射出成形する、インサート成形方法である。射出
成形は、一般に用いられている方法の他、射出圧縮、注
入プレス等の公知の成形法によるものを含む。
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
パイプ状挿入体に前記第2発明又は第3発明に係る中ピ
ンを内挿してインサート成形型に挿入し、前記第1発明
に係る締付け手段によって挿入体を締付け状態に保持し
ながら、挿入体の外周部に任意形状の樹脂部材を射出成
形する、インサート成形方法である。射出成形は、一般
に用いられている方法の他、射出圧縮、注入プレス等の
公知の成形法によるものを含む。
効果)第1発明及び第4発明によれば、挿入体保持部に
おいて、弾性変形可能な材料を用いた締付け手段が挿入
体の外周面に圧接される。このため、その圧接力と弾性
変形材料に特有の摩擦抵抗とによって、挿入体は軸方向
への位置ズレに対して強力に保持され、溶融樹脂の大き
な射出圧によっても位置ズレを起こさない。
及び摩擦力と言う形で作用するため、剛体による締付け
の場合に比較して挿入体に加わる径方向の圧力は著しく
小さく、従ってその損傷や破壊が起こり難い。
体に圧接されるので、挿入体保持部と挿入体間の隙間は
高度の液密状態に封止され、樹脂の噛切りが実質的に完
全に行われる。
・効果)これらの発明においては、パイプ状挿入体に補
強用の中ピンが内挿された状態で前記締付け手段による
締付けが行われるので、径方向の圧力によって損傷/破
壊され易いと言うパイプ状挿入体の構造的要因が解消さ
れ、その損傷や破壊が一層起こり難くなる。換言すれ
ば、この場合には挿入体位置決めのための一層強力な締
付けが許容される。
インサート成形におけるパイプ孔の偏心の問題が解消さ
れる。
入体4のパイプ孔5は、特に引抜き成形法等の特定の成
形法による場合には、往々にして偏心状態に形成され
る。このような挿入体4の先端側より図3に示す中ピン
6を内挿してインサート成形を行う場合には、挿入体4
の先端側は中ピン6で位置決めする場合にはパイプ孔5
の中心点O2 を軸として位置決めされる一方、挿入体4
の基端側は挿入体4外周形状の中心点O1 を軸として位
置決めされるため、双方の固定位置に幅δのズレを生じ
て、挿入体4のインサート成形型内での固定的保持が困
難になったり、閉型時に挿入体4が折れたりし易くな
る。
に対する受座8(断面で図示する)が、幅δの変位を許
す径方向への遊びを以て先端側の挿入体保持部3に形成
されている場合には、中ピン6が上記の遊びを利用して
幅δ分だけ径方向へ変位することができるため、上記の
固定位置のズレを解消できるのである。
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは、第1発明〜第5発明を一括して指してい
る。
挿入体は、基本的にはその材質、外形及び内部構造を限
定されず、例えば金属製のパイプ体あるいは棒状体(金
属製ロックボルト等)の外周部に任意形状の樹脂部材
(例えば、雄ネジ部材)を接合状態で形成することもで
きる。
るためには、前記従来技術のインサート成形方法によっ
て損傷又は破壊を受ける恐れがある材質のもの(例え
ば、樹脂製ロックボルト)、とりわけ、径方向の圧力に
よって損傷/破壊され易い構造的要因を持つもの(例え
ば、パイプ状の樹脂製ロックボルトや、パイプ状あるい
は棒状のFRP製ロックボルト)を対象とすることが好
ましい。
ニアで細長い外形を備えたパイプ体あるいは棒状体であ
る必要はなく、比較的短尺形状や、屈曲部等を備えるパ
イプ体あるいは棒状体でも良いし、ロックボルトも含め
て外周表面に任意形態の凹凸が形成されていても構わな
い。
は、開閉可能な上型と下型の合せ面に、締付け手段を備
えた挿入体保持部を開口させたものであり、パイプ状挿
入体を補強するための内挿用中ピンを含んで構成される
場合と、そうでない場合とがある。上型及び/又は下型
には、適宜に溶融樹脂の射出孔が設けられる。
のキャビティにおける挿入体先端側と挿入体基端側に設
けて挿入体を2ケ所で保持する構成が好ましいが、基端
側だけに挿入体保持部が設けられた片持ち形式でも実施
可能である。先端側にも挿入体保持部を設ける場合、そ
の開口形態は成形型の外部まで開口していても良い(こ
の場合、挿入体の先端部を成形型外部まで突出させて位
置決めすることにより、挿入体の中間部外周に任意形状
の樹脂部材を成形することもできる。)し、先端部が上
下成形型の壁部によって閉止される盲孔状に開口してい
ても良い。
持部に備えさせるものであって、弾性変形可能な材料を
用い、かつ挿入体の外周面に圧接可能な形状及び形態で
形成される。このような要求を満たす限りにおいて締付
け手段の構成は限定されないが、その代表的な一例が、
ゴム/エラストマー材料を挿入体の外径より僅かに(例
えば、0.1〜2mm程度)小さな内径となるように、
挿入体保持部内周の全周囲にわたって、かつ挿入体保持
部内周の一部幅又は全幅にわたって、設けることである
(実際には上型側と下型側に分割形成される)。
する位置決めと溶融樹脂の噛切りは上記構成の締付け手
段によって行われるが、溶融樹脂の射出圧や挿入体の形
状等に関して極めて厳しい条件でインサート成形がおこ
なわれる場合に備え、念のために、締付け効果のない溶
融樹脂封止用のパッキンを適部に施したり、締付け手段
付きの挿入体保持部を成形型外部にまで延長して設けて
も良い。
入体を補強するための内挿用中ピンを含んで構成される
場合、成形後のピン抜きを考慮して、ピン本体より大径
の頭部を備えた中ピンを挿入体先端側より内挿する方式
が好ましく、そのための頭部用受座が上記挿入体先端側
の挿入体保持部に設けられることがある。この受座は、
前記「作用・効果」の項で説明した理由から、中ピンの
頭部に対する径方向への一定の遊びを以て形成されるこ
とが、より好ましい。
する。
に構成されるタイプのインサート成形型と、これによる
インサート成形方法を示し、上型9と下型10からなる
インサート成形型の合せ面に、基端側の挿入体保持部1
1と先端側の挿入体保持部12とが開口形成されてい
る。
はそれぞれ、全周囲にわたって、シリコンラバー製の締
付け手段14が接着剤等を用いて内張り状に設けられて
いる。締付け手段14は分割フランジ状の押え部材13
により軸方向にサポートされている。そして先端側の挿
入体保持部12においては、上記押え部材13の端面の
一部が挿入体15(樹脂製ロックボルトである)に対す
るストッパ面となっており、かつ、図5に拡大して示す
ように、このストッパ面と締付け手段14の間には溶融
樹脂の封止を一層完全にするためのシートパッキン16
が介装されている。
15がその先端を上記ストッパ面に突当てた位置で、挿
入体保持部11,12の締付け手段14を弾性的に圧接
された状態で保持される。そして射出孔17から雄ネジ
部材成形用のキャビティ18に溶融樹脂が射出されるの
である。その間、締付け手段14によって挿入体15の
軸方向への位置ズレが防止されると共に、締付け手段1
4によって(及び補完的にシートパッキン16によっ
て)溶融樹脂の封止がなされ、バリの発生が防止され
る。
構成されるタイプのインサート成形型と、これによるイ
ンサート成形方法を示し、基端側の挿入体保持部19と
先端側の挿入体保持部20との内周面にはそれぞれ、全
周囲にわたって、フランジ状の押え部材13によりサポ
ートされたシリコンラバー製の締付け手段14が内張り
状に形成されている。
は、更に成形型外部に固定した分割フランジ状の保持部
材21を設けると共に、その内周面の全周囲にわたって
前記同様の締付け手段14を内張り状に形成することに
より、挿入体保持部19と同軸同内径の挿入体保持部2
2を形成している。
は、押え部材13のストッパ面の一部を掘込んで受座2
3が設けられ、パイプ状の挿入体24(引抜き成形され
たFRP製ロックボルトである)に内挿された中ピン2
5の頭部26がこの受座23に径方向への一定の遊び2
7を以て収容されている。なお、中ピン25は、キャビ
ティ18よりも深く内挿されることでパイプ状挿入体2
4の溶融樹脂射出圧に対する抵抗性を付与し、少なくと
も基端側の挿入体保持部19,22による保持部分より
も深く内挿されることで締付けに対するパイプ状挿入体
24の抵抗性を付与するので、後者の深さにまで内挿さ
れることが好ましい。
保持部22による締付け効果が付加されて溶融樹脂の射
出圧に抗する位置決め効果が一層大きくなると共に、か
かる締付けの強化に対応して中ピン25による挿入体1
5の補強がなされるために、挿入体15の損傷や破壊は
一層有効に防止される。
1と同様である。
法を示す図である。
を示す図であり、挿入体以外は断面又は切断端面で図示
する。
を断面又は切断端面で示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 パイプ状あるいは棒状挿入体の外周部に
任意形状の樹脂部材を射出成形するためのインサート成
形型であって、上下型の合せ面に開口した挿入体保持部
に、前記挿入体の外周面に圧接される弾性変形可能な材
料を用いた締付け手段を備えていることを特徴とするイ
ンサート成形型。 - 【請求項2】 前記インサート成形型がパイプ状挿入体
補強用の中ピンを含んで構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載のインサート成形型。 - 【請求項3】 前記インサート成形型における先端側の
挿入体保持部には、前記中ピンの頭部に対する受座が径
方向への遊びを以て形成されていることを特徴とする請
求項2に記載のインサート成形型。 - 【請求項4】 パイプ状あるいは棒状挿入体をインサー
ト成形型に挿入し、請求項1に記載の締付け手段によっ
て締付け状態に保持しながら、前記挿入体の外周部に任
意形状の樹脂部材を射出成形することを特徴とするイン
サート成形方法。 - 【請求項5】 パイプ状挿入体に請求項2又は請求項3
に記載の中ピンを内挿してインサート成形型に挿入し、
請求項1に記載の締付け手段によって前記挿入体を締付
け状態に保持しながら、前記挿入体の外周部に任意形状
の樹脂部材を射出成形することを特徴とするインサート
成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08173898A JP3668369B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | インサート成形型及びインサート成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08173898A JP3668369B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | インサート成形型及びインサート成形方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277579A true JPH11277579A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3668369B2 JP3668369B2 (ja) | 2005-07-06 |
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| JP08173898A Expired - Fee Related JP3668369B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | インサート成形型及びインサート成形方法 |
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-
1998
- 1998-03-27 JP JP08173898A patent/JP3668369B2/ja not_active Expired - Fee Related
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