JPH11278163A - 車両用ルーフキャリア支持部構造 - Google Patents
車両用ルーフキャリア支持部構造Info
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- JPH11278163A JPH11278163A JP8734498A JP8734498A JPH11278163A JP H11278163 A JPH11278163 A JP H11278163A JP 8734498 A JP8734498 A JP 8734498A JP 8734498 A JP8734498 A JP 8734498A JP H11278163 A JPH11278163 A JP H11278163A
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Abstract
して、レール部材の形状等を工夫することによってその
剛性を高め、ひいては車体剛性の向上を図る。 【解決手段】 断面が略C形状で一定幅の長溝41gを
有する一対のスライドレール41が車体ルーフの左右部
分において前後方向に延設され、上記スライドレール4
1は前後方向に離間した少なくとも2箇所41F,41
Rで車体ルーフに対して固定されており、スライドレー
ル41にルーフキャリア9の左右の脚部がそれぞれ前後
スライド可能に支持されるように構成された車両用ルー
フキャリア支持部構造であって、上記長溝41gの開口
部を含む面におけるスライドレール41の幅寸法が前後
方向位置によって変化していることを特徴とする。
Description
ャリア支持部構造、特に、断面が略C形状で一定幅の長
溝を有し前後方向に延びる一対のレール部材を備え、該
レール部材にルーフキャリアの左右の脚部がそれぞれ前
後スライド可能に支持されるように構成された車両用ル
ーフキャリア支持部構造に関する。
として、車幅方向に延びる前後一対のキャリアの少なく
とも一方を前後方向にスライド可能とし、その前後位置
を自在に調節できるようにした、所謂スライド式のもの
は公知である(例えば、特開平7−309175号公報
参照)。かかるスライド式のものを前後いずれかのうち
少なくとも一方に採用することにより、積載する荷物や
物品の形状あるいは大きさ等に応じて前後のキャリア間
の距離を調節して、積載状態の最適化を図ることが可能
になる。
を車体ルーフに設ける場合、断面がC形状でルーフキャ
リアの前後へのスライド動作を案内する一定幅のガイド
用の長溝を有する一対のレール部材を車体ルーフの左右
部分に前後方向へ延設し、このレール部材にルーフキャ
リアの左右の脚部が前後スライド可能に取り付けられ
る。この左右のレール部材は、通常、前後方向に離間し
た少なくとも2箇所の固定点で、それぞれ車体ルーフに
固定される。
体側部の上部で接合支持されているが、この車体ルーフ
を車体側部と接合する場合、一般に、ルーフパネルの左
右側縁部と車体側部の上部とを凹状に重ね合わせ、この
凹状部の底壁部分で溶接接合するようにしている。従っ
て、車体ルーフの左右部分には前後方向へ延びる一対の
凹状部が形成されることになる。この凹状部は、通常、
モール部材でその上方が覆われるのであるが、上記ルー
フキャリアの脚部を支持するレール部材をこの凹状部に
配設することが考えられる。
ジャー用途等の自動車において、走行中の空力特性の向
上を図るために、車体上部を(従って車体ルーフ部分
も)後方に向かうに連れて車幅方向寸法が徐々に小さく
なるように設定したものが知られている。このタイプの
車両では、車体ルーフの左右部分に設けられる一対の凹
状部も(従って、その上方を覆うモール部材も)車体後
方へ向かうに連れて互いの間隔が徐々に狭くなってい
る。
キャリアの脚部を支持するレール部材は車体ルーフ部分
に固定されるものであるので、その捩り剛性は、車体剛
性に影響を及ぼすことになる。換言すれば、上記レール
部材の捩り剛性を高めることにより、ひいては車体剛性
の向上を図ることができる。特に、この場合、上記レー
ル部材は車体ルーフの左右部分において前後方向に延び
る固定部材であり、その平面形状が一定幅であるより
も、その長手方向に沿って幅寸法に変化のある方が、部
材自体の捩り剛性が高くなることが知られている。
キャリアを支持するに際して、レール部材の形状等を工
夫することによってその剛性を高め、ひいては車体剛性
の向上を図ることを基本的な目的としてなされたもので
ある。
1に係る発明(以下、第1の発明という)は、断面が略C
形状で一定幅の長溝を有する一対のレール部材が車体ル
ーフの左右部分において前後方向に延設され、上記レー
ル部材は前後方向に離間した少なくとも2箇所で車体ル
ーフに対して固定されており、上記レール部材にルーフ
キャリアの左右の脚部がそれぞれ前後スライド可能に支
持されるように構成された車両用ルーフキャリア支持部
構造であって、上記長溝の開口部を含む面における上記
レール部材の幅寸法が前後方向位置によって変化してい
ることを特徴としたものである。
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
レール部材の上記幅寸法が、少なくとも上記レール部材
の固定点間において、前後方向に沿って変化しているこ
とを特徴としたものである。
第3の発明という)は、上記第2の発明において、上記
レール部材は、その長溝の開口部が上方を臨むように車
体ルーフに取り付けられており、上記長溝の開口部を含
む面が、車幅方向に延びる略平行な一対の短辺と互いに
所定の角度をなして略前後方向に延びる一対の長辺と
で、略台形状に形成されていることを特徴としたもので
ある。
(以下、第4の発明という)は、上記第3の発明におい
て、上記レール部材は、上記車体ルーフと車体側部との
接合部を覆うモール部材の配設領域の一部に配置され、
レール部材の上記幅寸法は上記モール部材の端部に近い
側が小さくなるように設定されていることを特徴とした
ものである。
(以下、第5の発明という)は、上記第3または第4の発
明において、他のルーフキャリアが上記レール部材とは
独立して設けられ、レール部材の上記幅寸法は上記他の
ルーフキャリアに近い側が大きくなるように設定されて
いることを特徴としたものである。
(以下、第6の発明という)は、上記第3〜第5の発明の
いずれか一において、上記車体ルーフと車体側部との接
合部を有して前後方向に延びる左右一対の凹状部が車体
後方に向かうに連れて互いの間隔が狭くなるように設定
され、これら各凹状部内に上記左右のレール部材がそれ
ぞれ取り付けられており、上記レール部材の少なくとも
1つの固定点は、レール部材の上記幅寸法が比較的大き
い側において、該幅方向の偏った部位に位置することに
より、上記左右のレール部材の長溝が互いに平行に配列
されていることを特徴としたものである。
(以下、第7の発明という)は、上記第6の発明におい
て、上記幅方向の偏った部位が車体外方部位であること
を特徴としたものである。
(以下、第8の発明という)は、上記第6または第7の発
明において、上記幅方向の偏った部位に位置する取付部
材には、レール部材の幅方向における中央側に延びる補
強部材が設けられていることを特徴としたものである。
(以下、第9の発明という)は、上記第3〜第8の発明の
いずれか一において、上記レール部材の上記幅寸法は車
体後方に向かうに連れて小さくなるように設定され、所
定位置よりも後方においては、上記ルーフキャリアの脚
部がレール部材の壁面によって拘束されることを特徴と
したものである。
付図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2は、
本発明の実施の形態に係る自動車の全体斜視図および平
面説明である。これらの図に示すように、本実施の形態
に係る自動車1では、車体ルーフ2の上側に、車幅方向
へ延びる前後一対のルーフキャリア8,9が設けられて
いる。これらルーフキャリア8,9は、前側ルーフキャ
リア8が位置固定タイプで、より好ましくは、車体ルー
フ2の前部に設けたサンルーフ3の後端部近傍に対応す
る前後位置に取り付けられている。この前側ルーフキャ
リア8の前後位置としては、サンルーフ3が開かれてい
る場合に、当該ルーフキャリア8の風切り音が車室内に
騒音として入ることを抑制する上で、上記の位置もしく
はそれよりも後方が好ましい。一方、後側ルーフキャリ
ア9はスライドタイプで、前後方向にスライドさせて位
置調節を行った上で、その位置が固定される。
び図4に詳しく示すような前後方向に延びる一対のモー
ル部材20が配設されており、後述するように、上記ル
ーフキャリア8,9の左右の脚部は、このモール部材2
0と組み合わされた取付用部材(後述する取付ブラケッ
ト31及びスライドレール41)を介して車体ルーフ2
に取り付けられている。尚、上記図3及び図4は、右側
のモール部材を例にとって示したものである。また、上
記モール部材20には複数(本実施の形態では3個)の
カバー部材21及び22が付設されており、ルーフキャ
リア8,9が取り外されている場合には、前後のカバー
部材21及び22により、主として、ルーフキャリア
8,9の取付用部材(取付ブラケット31及びスライド
レール41)の上方が覆われている。
に詳しく示すように、インナパネル12a(ルーフレー
ルインナ)とアウタパネル12b(ルーフレールアウ
タ)とで閉断面状に形成されたルーフサイドレール12
が配置され、ルーフパネル11の左右の両端部は、この
ルーフサイドレール12に接合支持されている。すなわ
ち、ルーフレールインナ12aとルーフレールアウタ1
2bの内側縁部をそれぞれプレス曲折加工した上で重ね
合わせ、その上面にルーフパネル11の外側縁部をプレ
ス曲折加工した上で重ね合わせて3枚重ねとし、この重
合部分を例えばスポット溶接(溶接部13w)すること
により、ルーフパネル11の左右両端部がルーフサイド
レール12で接合支持されている。
ル12との取り合い部分は、ルーフレールインナ12a
及びルーフレールアウタ12bの内側縁部とルーフパネ
ル11の外側縁部とを、上述のようにプレス加工で折り
曲げ成形することにより、断面凹状に形成されている。
従って、前後方向に延びる一対の凹状部13が車体ルー
フ2の左右部分に設けられることになり、ルーフパネル
11とルーフサイドレール12の接合部13wは、この
凹状部13内に位置している。上記モール部材20は、
この凹状部13の上方を覆うものである。
は、走行中における空力特性の向上を図るために、車体
上部が(従ってルーフ2も)後方に向かうに連れて車幅
方向寸法が徐々に小さくなるように設定されている。従
って、ルーフパネル11の左右側端のルーフサイドレー
ル12との接合部13wを有する左右一対の凹状部13
も車体後方へ向かうに連れて互いの間隔が徐々に狭くな
っている。従って、位置固定タイプの前側ルーフキャリ
ア8を取り付ける場合は特に問題とならないが、車体前
後方向へスライド調節可能なスライドタイプの後側ルー
フキャリア9を車体ルーフ2に対して支持する際には、
このスライド動作の案内部を上記凹状部13に沿って配
置したのでは、左右のレール部材間で平行を保つことが
できず、従って、後側ルーフキャリア9を自在に前後ス
ライドさせることができないことになる。
ャリア9の取付用部材(スライドレール41)の形状お
よびその配置を工夫することにより、モール部材20で
覆われる上記凹状部13が左右で平行でなくとも、後側
ルーフキャリア9のスライド動作の案内部が左右で平行
を保てるようにしている。以下、上記ルーフキャリア
8,9の車体ルーフ2への支持部の構造について、例え
ば車体ルーフ2の右側部分に設けられたものを例にとっ
て説明する。まず、前側ルーフキャリア8の支持部構造
について説明する。図6および図8に示すように、上記
モール部材20の前部には、前側ルーフキャリア8の脚
部8fを、所定の前後位置において着脱可能に取り付け
るための取付ブラケット31が組み込まれている。この
取付ブラケット31は、例えば鋼板をプレス成形するこ
とにより、平面視で細長い一定幅の略矩形状に形成され
ており、上記凹状部13内において該凹状部13に沿う
ようにして配設されている。
8から分かるように、その基本部分の断面形状が上方に
向かって開口する略ハット状に形成され、図12及び図
18に詳しく示すように、予め設定された複数(本実施
の形態では、前後に離間した2箇所)の固定点31F,
31Rで、ボルト32B及びナット32Nを用いて、車
体ルーフ2に対して(具体的には、凹状部13の底壁部
に)締結固定されている。取付ブラケット31の上記固
定点31F,31R間の所定の前後位置には、前側ルー
フキャリア8の脚部8fを取り付けるためのルーフキャ
リア取付部33が設けられている。前側ルーフキャリア
8の脚部8fは、図14及び図15に詳しく示すよう
に、ボルト34B及びナット34Nを用いて、このルー
フキャリア取付部33に締結固定される。そして、ルー
フキャリア不使用時には、上記ボルト34B及びナット
34Nを取り外して、ルーフキャリア8の脚部8fをル
ーフキャリア取付部33から取り外すことができる。す
なわち、前側ルーフキャリア8は、その脚部8fが上記
ルーフキャリア取付部33に対して着脱可能に取り付け
られる。
モール部材20の後部には、後側ルーフキャリア9の脚
部9fを、前後方向へスライド可能で且つ着脱可能に取
り付けるためのスライドレール41が組み込まれてい
る。このスライドレール41は、その長手方向に伸びる
長溝41gを有し、該長溝41gの開口部は一定幅で真
直状に伸びており、例えば鋼板をプレス成形することに
より、その基本部分の断面形状が略C形状に形成されて
いる。すなわち、図23〜図27に示すように、上記ス
ライドレール41は、その基本部分の断面形状が所定幅
の開口部(長溝41gの開口部)を有する略C形状に形
成され、その開口部が上方を臨むように車体ルーフ2に
(具体的には、上記凹状部13内に)取り付けられてい
る。
状が平面視で略台形状に形成されている。すなわち、上
記スライドレール41は、その長溝41gを含む面(上
面)における幅寸法が前後方向位置によって変化してい
る。具体的には、この幅寸法が、車体後方へ向かうに連
れて小さくなるように設定されている。換言すれば、上
記長溝41gを含む面(上面)が、車幅方向に延びる略
平行な一対の短辺と、互いに所定の角度をなして略前後
方向に延びる一対の長辺とで、略台形状に形成されてい
る。
ば、スライドレール41は、モール部材20に組み込ま
れた状態でその配設領域(凹状部13)の一部に配置さ
れ、スライドレール41の上面の幅寸法は、モール部材
20の端部(後端部)に近い側が小さくなるように設定
されている。また、スライドレール41とは独立して設
けられた前側ルーフキャリア8との関係で説明すれば、
上記スライドレール41の上面の幅寸法は、前側ルーフ
キャリア8に近い側が大きく設定されていることにな
る。
幅寸法を長手方向に沿って変化させて平面視で略台形状
としたことにより、幅寸法が一定の普通の矩形状のもの
に比べて、スライドレール41自体の捩り剛性を高める
ことができ、かかる部材を車体ルーフ2の左右部分に長
手方向へ延びるように固定することにより、車体剛性の
向上を図ることができる。また、スライドレール41の
断面形状について、スライドレール41を平面視で略台
形状としたことにより、この台形の特に幅広部分では、
一定幅で真直状に延びる長溝41gの縁部からスライド
レール41の上面の側縁に至る距離が、内側と外側とで
かなり不均等になる。
ール部材41'が一定幅の場合には、長溝41g'の縁部
から上面の側縁に至る距離は、内側(Di')と外側
(Do')とで均等である。そして、このような断面形
状のレール部材41'にルーフキャリア側から(つまり
内側から)車幅方向における外側に向かう荷重W'が入
力された場合、レール部材41'の上面の外側部分に
は、図30において仮想線で示すように、レール部材4
1'の固定面(下面)の外側縁部Pm'を中心とする荷重
分力Wm'のモーメント成分が作用することが考えられ
る。
形状とした場合、この台形の特に幅広部分では、図31
に示すように、長溝41gの縁部から上面の側縁に至る
距離は、内側(Di)と外側(Do)とでかなり不均等
となる。そして、図31に示されるように、この距離が
長い方を外側に配置することにより、スライドレール4
1のの固定面(下面)の外側縁部Pmから荷重Wの作用
点に至る距離を長くして両者を結ぶ直線の傾斜を図30
の場合に比べてなだらかにすることができる。これによ
り、スライドレール41にルーフキャリア側から(つま
り内側から)車幅方向における外側に向かう荷重Wが入
力された場合における荷重分力Wmを小さくすることが
できる。
る固定点41F',41Fを、当該面において幅方向のほ
ぼ中央に設けた場合、長溝41g',41gの中心線L
g',Lgよりも外側に位置することとなり、図30の場
合には、固定点41F'が荷重W'の作用点よりも内側に
位置することになるが、これに対して、図31の場合に
は、固定点41Fは荷重Wの作用点よりも外側に位置し
ている。すなわち、ルーフキャリア9からスライドレー
ル41に入力される車幅方向における外向きの荷重Wを
より安定して受けることができ、その結果、ルーフキャ
リア9の積載荷重を増大させることができる。
1gの開口部を含む面におけるスライドレール41の幅
寸法が前後方向位置によって変化しているので、この幅
寸法が一定の場合に比べて、スライドレール41の捩り
剛性を高めることができ、かかるレール部材を車体ルー
フ2に固定することにより、車体剛性の向上を図ること
ができる。具体的には、上記スライドレール41は、そ
の長溝41gの開口部を含む面が、車幅方向に延びる略
平行な一対の短辺と互いに所定の角度をなして略前後方
向に延びる一対の長辺とで、略台形状に形成されている
ので、上記幅寸法が一定の場合に比べて、スライドレー
ル41の捩り剛性を高めることができるのである。
当該スライドレール41とは独立して設けられた上記前
側ルーフキャリア8に近い側が大きくなるように設定さ
れているので、スライドレール41の断面を外側部分が
広くなるように設定することにより、スライドレール4
1に入力される車幅方向における外向きの荷重に対する
負荷能力を高めることができ、その結果、ルーフキャリ
ア9の積載荷重を増大させることができる。
体ルーフと車体側部との接合部を覆うモール部材20の
配設領域(凹状部13)の一部に配置され、スライドレ
ール41の上記幅寸法はモール部材20の端部に近い側
が小さくなるように設定されているので、このモール部
材20の配設領域内で車幅方向に偏って取り付けること
ができ、左右のモール部材20が互いに平行でなくて
も、ルーフキャリア9のスライド動作を案内する長溝4
1gが左右で平行となるように配置することができる。
従って、空力特性の向上を図るために車体上部を(従っ
て車体ルーフ部分も)後方に向かうに連れて車幅方向寸
法が徐々に小さくなるように設定した場合においても、
ルーフキャリア9自体に伸縮機能を持たせる等の複雑な
構造を採用する必要なしに、比較的簡単な構成で、後側
ルーフキャリア9にスライド機能を付与することができ
るのである。
27に詳しく示すように、予め設定された複数(本実施
の形態では、前後に離間した2箇所)の固定点41F,
41Rで、ボルト42B及びナット42Nを用いて、車
体ルーフ2に対して(具体的には、凹状部13の底壁部
に)締結固定されている。すなわち、上記固定点41
F,41Rでは、スライドレール41の下面側に固定用
ブラケット42F,42Rが例えば溶接により接合され
ており、このブラケット42を介して、スライドレール
41が車体ルーフ2の凹状部13内に締結固定されてい
る。尚、上記固定用ブラケット42の具体的な形状等に
ついては後述する。
ャリア9の脚部9fには、その取付座9aに対向する裏
当て金具9bが設けられ、該裏当て金具9bはセットボ
ルト43で上記取付座9aに吊り下げ支持される。後側
ルーフキャリア9の前後位置を調節する際には、上記セ
ットボルト43を緩めた状態で、後述するように、モー
ル部材20に設けられた所定の挿入凹部27から、裏当
て金具9bをスライドレール41の断面内に入れると共
にセットボルト43をスライドレール41の長溝41g
内に挿入し、この長溝41gに沿ってセットボルト43
及び裏当て金具9bを前後スライドさせる。
ボルト43を締め付けることにより、裏当て金具9bと
取付座9aとがスライドレール41の上面を挟み込んだ
状態で締結される。これにより、後側ルーフキャリア9
の脚部9fが、好適な前後位置でスライドレール41に
対して固定されるようになっている。そして、ルーフキ
ャリア不使用時には、上記セットボルト43を緩めて、
ルーフキャリア9の脚部9fを長溝41gに沿ってスラ
イド移動させ、モール部材20の上記挿入凹部27から
抜き出して取り外すことができる。すなわち、後側ルー
フキャリア9は、その脚部9fが上記スライドレール4
1に対して着脱可能に取り付けられる。
は、車体後方で向かうに連れて小さくなるように設定さ
れているので、スライドレール41の側壁部は車体後方
で向かうに連れて狭くなるように、平面視で斜面を形成
する。従って、後側ルーフキャリア9の脚部9fのセッ
トボルト43及び裏当て金具9bをスライドレール41
の長溝41gに沿って前後スライドさせる際、所定位置
よりも後方においては、スライドレール41の断面内に
収納された裏当て金具9bがスライドレール41の側壁
部に干渉して拘束されることになる。従って、特別なス
トッパ機構を設ける必要なしに、ルーフキャリア9の脚
部9fのスライドレール4からの抜脱を防止することが
できる。また、上記脚部9fの固定に緩みが生じた場合
には、そのがたつきを抑制することができる。
ては、スライドレール41の前後の固定点41F,41
R間が好ましく、上記スライドレール41の長溝41g
を含む面(上面)における幅寸法は、少なくとも上記固
定点41F,41R間において、前後方向位置によって
変化するように設定しても良い。この場合には、上記ス
ライドレール41の上記幅寸法が、少なくともスライド
レール41の固定点41F,41R間において、前後方
向に沿って変化しているので、少なくとも、車体剛性の
向上に最も大きく寄与できる上記固定点41F,41R
間における捩り剛性を高めることができる。
の凹状部13が車体後方へ向かうに連れて互いの間隔が
徐々に狭くなっているので、車体後方へ向かうに連れて
上面の幅寸法が小さくなるように設定された上記左右の
スライドレール41を上記凹状部13内に配設するに際
して、上記2箇所の固定点41F,41Rを結んで延び
る直線LFR(図7参照)と上記長溝41gの中心線Lg
とが互いに所定の角度をなして交差するように設定さ
れ、上記一対のスライドレール41の長溝41gが互い
に平行に配列されている。
記前後2箇所の固定点41F,41R間において、これ
ら固定点41F,41Rを結んで延びる直線LFRよりも
車体内方に位置している。すなわち、上記前後2箇所の
固定点41F,41Rのうち、少なくとも1つの固定点
(本実施の形態では、前側の固定点41F)が、スライ
ドレール41の長溝41gの開口部を含む面における幅
方向の偏った部位に位置している。
Fは、スライドレール41の上面の幅寸法が比較的大き
い側(つまり前側)において、幅方向の偏った部位(具
体的には、車体外方部位)に位置している。一方、後側
固定点41Rは、スライドレール41の上面の幅寸法が
比較的小さい後側において、幅方向の比較的中央に近い
部位に位置している。これにより、左右一対のスライド
レール41について、その前後の固定点41F,41R
を結んで延びる直線LFRどうしが平行でなくても、長溝
41gの中心線Lgどうしが平行となるように設定され
ている。
の固定点41F,41Rを結んで延びる直線LFRとスラ
イドレール41の長溝41gの中心線Lgとが互いに所
定の角度をなして交差するように設定され、一対のスラ
イドレール41の長溝41gが互いに平行に配列されて
いるので、左右一対の凹状部13が車体後方に向かうに
連れて互いの間隔が狭くなるように設定されて互いに平
行でなくても、ルーフキャリア9のスライド動作を案内
する長溝41gが左右で平行となるようにすることがで
きる。従って、空力特性の向上を図るために車体上部を
(従って車体ルーフ部分も)後方に向かうに連れて車幅
方向寸法が徐々に小さくなるように設定した場合におい
ても、ルーフキャリア自体に伸縮機能を持たせる等の複
雑な構造を採用する必要なしに、比較的簡単な構成で、
ルーフキャリア9にスライド機能を付与することができ
る。また、上記スライドレール41は、車体ルーフと車
体側部との接合部13wを有して前後方向に延びる上記
凹状部13に固定されているので、スライドレール41
の支持強度を十分に確保することができ、ルーフキャリ
ア9の積載荷重を増大させることができる。
1F,41Rの少なくとも1つが、スライドレール41
の長溝41gの開口部を含む面における幅方向の偏った
部位に位置しているので、スライドレール41の2箇所
の固定点41F,41Rを結んで延びる直線LFRとスラ
イドレール41の長溝41gの中心線Lgとが互いに所
定の角度をなして交差するように、容易かつ正確に設定
することができる。また、特に、上記長溝41gの中心
線Lgは、少なくとも上記2箇所の固定点間41F,4
1Rにおいて、該固定点41F,41Rを結んで延びる
直線LFRよりも車体内方に位置しているので、ルーフキ
ャリア9からスライドレール41に入力される車幅方向
における外向きの荷重をより安定して受けることがで
き、その結果、ルーフキャリア9の積載荷重を増大させ
ることができる。
おける偏った部位に位置する前側固定点41Fでは、ス
ライドレール41の幅方向における中央側に延びる補強
部材が設けられている。すなわち、上記前側固定点41
Fでは、図28及び図29に詳しく示すように、固定用
ブラケット42Fの左右の上面42aが、その下面42
bに比べて、スライドレール41の幅方向における中央
側に所定長さだけ延長して形成されており、この延長部
42cにより、スライドレール41の前側固定部41F
が補強されている。
置する前側固定点41Fでは、固定用ブラケット42F
にスライドレール41の幅方向における中央側に延びる
補強部材としての延長部42cが設けられているので、
固定点41Fがルーフキャリア9のスライド軸(長溝4
1gの中心線Lg)から幅方向について偏っている場合
でも、上記スライドレール41の幅方向における支持強
度を確保して、ルーフキャリア9からスライドレール4
1に入力される車幅方向における外向きの荷重に対する
負荷能力を高め、その結果、ルーフキャリア9の積載荷
重を増大させることができるのである。
の脚部8fを着脱可能に支持する取付ブラケット31及
び後側ルーフキャリア9の脚部9fを着脱可能かつスラ
イド可能に支持するスライドレール41が、モール部材
20に組み込まれるようにして、車体ルーフ2の左右部
分の凹状部13に固定されている。具体的に言えば、こ
れら取付ブラケット31およびスライドレール41に、
上記モール部材20が取り付けられている。このモール
部材20は樹脂製で、より好ましくは一体成形されてい
る。
ール41および取付ブラケット31はモール部材20に
組み込まれているので、これらスライドレール41およ
び取付ブラケット31を支障なく車体ルーフ2のモール
部材20の装着部(凹状部13)に取り付けることがで
きる。また、上記前側ルーフキャリア8の左右の脚部8
fが左右の取付ブラケット31にそれぞれ着脱可能に取
り付けられ、後側ルーフキャリア9の左右の脚部9fが
左右のスライドレール41にそれぞれ前後スライド可能
でかつ着脱可能に取り付けられているので、ルーフキャ
リア不使用時には、容易にルーフキャリア8,9を取り
外すことができ、利便性が向上する。
ドレール41は車体ルーフと車体側部との接合部13w
を有して前後方向に延びる左右一対の凹状部13内にお
いて、該凹状部13の上方を覆うモール部材20に組み
込まれてそれぞれ取り付けられているので、車体振動
時、上記取付ブラケット31及びスライドレール41に
より車体(凹状部13の内面)が傷付くことを防止でき
る。
いて説明する。モール部材20は、予め設定された複数
(本実施の形態では、3箇所)の取付点20A〜20C
で上記取付ブラケット31に、また、複数(本実施の形
態では、2箇所)の取付点20D及び20Eで上記スラ
イドレール41に、取り付けられている。
では、図11及び図16に詳しく示すように、ピン部材
35をモール部材の取付座20a及び20bに設けられ
た穴部にそれぞれ嵌入することにより、モール部材20
が取付ブラケット31に係止されている。また、取付点
20Cでは、図19に詳しく示すように、ボルト36B
及びナット36Nを用いて、モール部材の取付座20c
が取付ブラケット31に締結固定されている。更に、取
付点20D及び取付点20Eでは、図22及び図26に
詳しく示すように、ピン部材35をモール部材の取付座
20d及び20eに設けられた穴部にそれぞれ嵌入する
ことにより、モール部材20がスライドレール41に係
止されている。
材20の取付点20D及び20Eは、スライドレール4
1の車体ルーフ2に対する(凹状部13に対する)前後
2箇所の固定点41F,41Rと、前後方向において交
互に位置するように設けられている(図7参照)。この
ように、モール部材20は、上記スライドレール41の
凹状部13への固定点41F,41Rと前後方向におい
て交互に設けられた少なくとも2点20D及び20E
で、上記スライドレール41に取り付けられているの
で、モール部材20を、その長手方向についてできるだ
け片寄りなく、確実に取り付けることができる。
gの中心線Lgは、少なくとも上記モール部材20のス
ライドレール41への2箇所の取付点20D,20E間
において、該取付点20D,20Eを結んで延びる直線
LDEよりも車体内方に位置している。モール部材20は
スライドレール41に対し一体的に取り付けられている
ので負荷能力を有しており、上記のように設定すること
により、ルーフキャリア9から入力される車幅方向にお
ける外向きの荷重をより安定して受けることができ、そ
の結果、ルーフキャリア9の積載荷重を増大させること
ができる。
8,9が不使用で取り外されている場合に、取付ブラケ
ット31およびスライドレール41の上方をそれぞれ覆
う前後のカバー21及び22が設けられている。尚、こ
れらカバー21及び22の他に、後述するように、後側
ルーフキャリア9の使用時に用いられるカバー23が用
意されている。上記前後のカバー21及び22は、モー
ル部材20に対して着脱可能に取り付けられる。
面を覆う前側カバー21と上記スライドレール41の上
面を覆う後側カバー22とは、別体に形成されているの
で、モール部材20およびそのカバー21及び22に対
して車体側の撓みが入力された場合でも、両カバー21
及び22が一体に形成されている場合に比べて、撓み入
力の影響を低減し、これによるカバー破損等の不具合発
生を有効に防止することができる。
は、モール部材20に取り付けられた際に、その外面
が、モール部材20の外面との間で、目立つような大き
な段差や隙間等がが生じることなく、略面一となるよう
に形成されている。このように、上記各カバー21,2
2及び23は、モール部材20側への取付時に、その外
面がモール部材20の外面と略面一をなすように形成さ
れているので、ルーフキャリア不使用時の外観性を高め
るとともに、車両走行中における空力特性の向上を図る
ことができる。
材20に対する取付構造について説明する。前側カバー
21は、予め設定された複数(本実施の形態では、3箇
所)の取付点21A〜21Cでモール部材20の前部
に、また、後側カバー22は複数(本実施の形態では、
4箇所)の取付点22A〜22Dでモール部材20の後
部に、それぞれ取り付けられている(図8及び図9参
照)。
A及び取付点21Cでは、図10及び図17に詳しく示
すように、カバー21の天井部に対して固定されたグロ
メット25をモール部材20の取付座20g及び20i
に設けられた穴部にそれぞれ嵌着することにより、モー
ル部材20にに係止されている。また、取付点21Bで
は、図13に詳しく示すように、カバー21の天井部か
ら一体的に垂下させて設けられた係止爪21bをモール
部材20の取付座20hに設けられた穴部にそれぞれ係
合させることにより、モール部材20に係止されてい
る。従って、上記グロメット25及び係止爪21bをモ
ール部材20の各取付座20g,20i及び20hに対
して係合あるいは係合解除させることにより、前側カバ
ー21を、比較的容易にモール部材20に対して取り付
け/取り外しすることができる。
は、図21に詳しく示すように、カバー21の天井部に
対して固定されたグロメット25をモール部材20の取
付座20jに設けられた穴部に嵌着することにより、モ
ール部材20にに係止されている。取付点22Dにおい
ても、具体的には図示しなかったが、同様のグロメット
により後側カバー22がモール部材20にに係止されて
いる。更に、取付点22B及び取付点22Cでは、図2
4及び図25に詳しく示すように、カバー22の天井部
から一体的に垂下させて設けられた係止爪22bをモー
ル部材20の取付座20k及び取付座20lに設けられ
た穴部にそれぞれ係合させることにより、モール部材2
0に係止されている。従って、上記グロメット25及び
係止爪22bをモール部材20の各取付座に対して係合
あるいは係合解除させることにより、後側カバー22
を、比較的容易にモール部材20に対して取り付け/取
り外しすることができる。
31及びスライドレール41の車幅方向に位置し、これ
らの上面と略平行な左右のフラット部20sが設けられ
ている。この左右のフラット部20sは、上記取付ブラ
ケット31及びスライドレール41の上面と面一もしく
は若干下方に位置している。上記前後のカバー21及び
22は、取付ブラケット31及びスライドレール41の
上方だけでなく、モール部材20の上記フラット部20
sの上方をも覆っている。
が取付ブラケット31及びスライドレール41から取り
外されているときに、該取付ブラケット31及びスライ
ドレール41の上面を覆う前後のカバー21及び22が
設けられているので、ルーフキャリア8,9を取り外し
た際には、取付ブラケット31及びスライドレール41
を上記カバーで覆うことができ、ルーフキャリア不使用
時における外観性を向上させることができるのである。
また、モール部材20の上記水平部20sも上記カバー
21及び22で覆われるので、ルーフキャリアを取り外
した際には、上記取付ブラケット31及びスライドレー
ル41のみならずモール部材20の水平部20sに生じ
た傷や打痕などを上記カバーカバー21及び22で覆う
ことができ、ルーフキャリア不使用時における外観性を
更に向上させることができる。
中央付近でスライドレール41の前端側に対応する部分
には、後側ルーフキャリア9の脚部9fの裏当て金具9
bをセットボルト43で吊り下げ支持された状態でスラ
イドレール41の断面内に挿入するために、前述したよ
うに挿入凹部27が設けられている(例えば図3参
照)。該挿入凹部27は、図21〜図23から分かるよ
うに、カバー22を取り外した状態では上方に開口して
おり、この開口から上記裏当て金具9bを挿入すること
ができるようになっている。上記カバー21,22のう
ち後側カバー22は、ルーフキャリア9が不使用でスラ
イドレール41から取り外されている状態では、上記挿
入凹部27の上方をも覆っている。
ドレール41の前端側に対応する部分には、後側ルーフ
キャリア9の脚部9fをスライドレール41内に挿入さ
せる挿入凹部27が形成されているので、この挿入凹部
27から後側ルーフキャリア9の脚部9fを支障なくス
ライドレール41内に挿入させることができ、この後側
ルーフキャリア9の取付性を確保することができる。更
に、上記後側ルーフキャリア9がスライドレール41か
ら取り外されているときには、上記挿入凹部27も後側
カバー22で覆われるので、ルーフキャリア不使用時の
外観性および車両走行中における空力特性の向上を図る
ことができるのである。
されるように、後側ルーフキャリア9がスライドレール
41に取り付けられている場合に、上記挿入凹部27の
上方を覆う小型の挿入部カバー23が用意されており、
ルーフキャリア9の使用時には、スライドレール41の
前側の挿入凹部27の上方をこの挿入部カバー23で覆
うことができるようになっている。このように、後側ル
ーフキャリア9が上記スライドレール41に取り付けら
れているときに、上記挿入凹部27の上方を覆う挿入部
カバー23が備えられているので、ルーフキャリア使用
時に、上記挿入凹部27からスライドレール41内に異
物が侵入する等の不具合が発生することを防止でき、ま
た、走行中における空力特性の向上を図ることができ
る。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
口部を含む面におけるレール部材の幅寸法が前後方向位
置によって変化しているので、この幅寸法が一定の場合
に比べて、レール部材の捩り剛性を高めることができ、
かかるレール部材を車体ルーフに固定することにより、
車体剛性の向上を図ることができる。
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記レール部材の上記幅寸法が、少なくとも
上記レール部材の固定点間において、前後方向に沿って
変化しているので、少なくとも、車体剛性の向上に最も
大きく寄与できるレール部材の固定点間における捩り剛
性を高めることができる。
には、上記第2の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記レール部材は、具体的には、上記長溝の
開口部を含む面が、車幅方向に延びる略平行な一対の短
辺と互いに所定の角度をなして略前後方向に延びる一対
の長辺とで、略台形状に形成されているので、上記幅寸
法が一定の場合に比べて、レール部材の捩り剛性を高め
ることができる。
基本的には、上記第3の発明と同様の効果を奏すること
ができる。特に、上記レール部材は、上記車体ルーフと
車体側部との接合部を覆うモール部材の配設領域の一部
に配置され、レール部材の上記幅寸法は上記モール部材
の端部に近い側が小さくなるように設定されているの
で、このモール部材の配設領域内で車幅方向に偏って取
り付けることができ、左右のモール部材が互いに平行で
なくても、ルーフキャリアのスライド動作を案内する長
溝が左右で平行となるように配置することができる。従
って、空力特性の向上を図るために車体上部を(従って
車体ルーフ部分も)後方に向かうに連れて車幅方向寸法
が徐々に小さくなるように設定した場合においても、ル
ーフキャリア自体に伸縮機能を持たせる等の複雑な構造
を採用する必要なしに、比較的簡単な構成で、ルーフキ
ャリアにスライド機能を付与することができる。
基本的には、上記第3または第4の発明と同様の効果を
奏することができる。特に、レール部材の上記幅寸法は
レール部材とは独立して設けられた上記他のルーフキャ
リアに近い側が大きくなるように設定されているので、
レール部材の断面を外側部分が広くなるように設定する
ことにより、レール部材に入力される車幅方向における
外向きの荷重に対する負荷能力を高めることができ、そ
の結果、ルーフキャリアの積載荷重を増大させることが
できる。
基本的には、上記第1〜第5の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。特に、上記車体ルーフと
車体側部との接合部を有して前後方向に延びる左右一対
の凹状部が車体後方に向かうに連れて互いの間隔が狭く
なるように設定され、これら各凹状部内に上記左右のレ
ール部材がそれぞれ取り付けられており、上記レール部
材の少なくとも1つの固定点は、レール部材の上記幅寸
法が比較的大きい側において、該幅方向の偏った部位に
位置することにより、上記左右のレール部材の長溝が互
いに平行に配列されているので、左右一対の上記凹状部
が車体後方に向かうに連れて互いの間隔が狭くなるよう
に設定されて互いに平行でなくても、ルーフキャリアの
スライド動作を案内する長溝が左右で平行となるように
することができる。従って、空力特性の向上を図るため
に車体上部を(従って車体ルーフ部分も)後方に向かう
に連れて車幅方向寸法が徐々に小さくなるように設定し
た場合においても、ルーフキャリア自体に伸縮機能を持
たせる等の複雑な構造を採用する必要なしに、比較的簡
単な構成で、ルーフキャリアにスライド機能を付与する
ことができる。また、上記レール部材は、車体ルーフと
車体側部との接合部を有して前後方向に延びる上記凹状
部に固定されているので、レール部材の支持強度を十分
に確保することができ、ルーフキャリアの積載荷重を増
大させることができる。
基本的には、上記第6の発明と同様の効果を奏すること
ができる。特に、上記幅方向の偏った部位が車体外方部
位であるので、ルーフキャリアからレール部材に入力さ
れる車幅方向における外向きの荷重をより安定して受け
ることができ、その結果、ルーフキャリアの積載荷重を
増大させることができる。
基本的には、上記第6または第7の発明と同様の効果を
奏することができる。特に、上記幅方向の偏った部位に
位置する固定点には、レール部材の幅方向における中央
側に延びる補強部材が設けられているので、固定点がル
ーフキャリアのスライド軸(長溝の中心線)から幅方向
について偏っている場合でも、上記レール部材の幅方向
における支持強度を確保して、ルーフキャリアからレー
ル部材に入力される車幅方向における外向きの荷重に対
する負荷能力を高め、その結果、ルーフキャリアの積載
荷重を増大させることができる。
基本的には、上記第3〜第8の発明のいずれか一と同様
の効果を奏することができる。特に、上記レール部材の
上記幅寸法は車体後方に向かうに連れて小さくなるよう
に設定され、所定位置よりも後方においては、上記ルー
フキャリアの脚部がレール部材の壁面によって拘束され
るので、特別なストッパ機構を設ける必要なしに、ルー
フキャリアの脚部のレール部材からの抜脱を防止するこ
とができる。また、上記脚部の固定に緩みが生じた場合
には、そのがたつきを抑制することができる。
図である。
モール部材の平面説明図である。
ールの接合部および凹状部を示す縦断面説明図である。
を示す平面説明図である。
を示す平面説明図である。
明図である。
明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
拡大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
大縦断面説明図である。
トの全体斜視図である。
ルへの取付状態を示す断面説明図である。
重の作用を説明する断面説明図である。
重の作用を説明する断面説明図である。
直線 Lg…スライドレールの長溝の中心線
Claims (9)
- 【請求項1】 断面が略C形状で一定幅の長溝を有する
一対のレール部材が車体ルーフの左右部分において前後
方向に延設され、上記レール部材は前後方向に離間した
少なくとも2箇所で車体ルーフに対して固定されてお
り、上記レール部材にルーフキャリアの左右の脚部がそ
れぞれ前後スライド可能に支持されるように構成された
車両用ルーフキャリア支持部構造であって、 上記長溝の開口部を含む面における上記レール部材の幅
寸法が前後方向位置によって変化していることを特徴と
する車両用ルーフキャリア支持部構造。 - 【請求項2】 上記レール部材の上記幅寸法が、少なく
とも上記レール部材の固定点間において、前後方向に沿
って変化していることを特徴とする請求項1記載の車両
用ルーフキャリア支持部構造。 - 【請求項3】 上記レール部材は、その長溝の開口部が
上方を臨むように車体ルーフに取り付けられており、上
記長溝の開口部を含む面が、車幅方向に延びる略平行な
一対の短辺と互いに所定の角度をなして略前後方向に延
びる一対の長辺とで、略台形状に形成されていることを
特徴とする請求項2記載の車両用ルーフキャリア支持部
構造。 - 【請求項4】 上記レール部材は、上記車体ルーフと車
体側部との接合部を覆うモール部材の配設領域の一部に
配置され、レール部材の上記幅寸法は上記モール部材の
端部に近い側が小さくなるように設定されていることを
特徴とする請求項3記載の車両用ルーフキャリア支持部
構造。 - 【請求項5】 他のルーフキャリアが上記レール部材と
は独立して設けられ、レール部材の上記幅寸法は上記他
のルーフキャリアに近い側が大きくなるように設定され
ていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載
の車両用ルーフキャリア支持部構造。 - 【請求項6】 上記車体ルーフと車体側部との接合部を
有して前後方向に延びる左右一対の凹状部が車体後方に
向かうに連れて互いの間隔が狭くなるように設定され、
これら各凹状部内に上記左右のレール部材がそれぞれ取
り付けられており、上記レール部材の少なくとも1つの
固定点は、レール部材の上記幅寸法が比較的大きい側に
おいて、該幅方向の偏った部位に位置することにより、
上記左右のレール部材の長溝が互いに平行に配列されて
いることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか一
に記載の車両用ルーフキャリア支持部構造。 - 【請求項7】 上記幅方向の偏った部位が車体外方部位
であることを特徴とする請求項6記載の車両用ルーフキ
ャリア支持部構造。 - 【請求項8】 上記幅方向の偏った部位に位置する取付
部材には、レール部材の幅方向における中央側に延びる
補強部材が設けられていることを特徴とする請求項6ま
たは請求項7に記載の車両用ルーフキャリア支持部構
造。 - 【請求項9】 上記レール部材の上記幅寸法は車体後方
に向かうに連れて小さくなるように設定され、所定位置
よりも後方においては、上記ルーフキャリアの脚部がレ
ール部材の壁面によって拘束されることを特徴とする請
求項3〜請求項8のいずれか一に記載の車両用ルーフキ
ャリア支持部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08734498A JP3570216B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車両用ルーフキャリア支持部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08734498A JP3570216B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車両用ルーフキャリア支持部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11278163A true JPH11278163A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3570216B2 JP3570216B2 (ja) | 2004-09-29 |
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ID=13912261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08734498A Expired - Fee Related JP3570216B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車両用ルーフキャリア支持部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3570216B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104290672A (zh) * | 2013-07-17 | 2015-01-21 | 双馀实业有限公司 | 车顶架 |
| CN104290671A (zh) * | 2013-07-17 | 2015-01-21 | 双馀实业有限公司 | 具有载物篮的车顶架 |
| JP2017165331A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 本田技研工業株式会社 | ルーフモール |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP08734498A patent/JP3570216B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104290672A (zh) * | 2013-07-17 | 2015-01-21 | 双馀实业有限公司 | 车顶架 |
| CN104290671A (zh) * | 2013-07-17 | 2015-01-21 | 双馀实业有限公司 | 具有载物篮的车顶架 |
| CN104290672B (zh) * | 2013-07-17 | 2016-07-06 | 双馀实业有限公司 | 车顶架 |
| JP2017165331A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 本田技研工業株式会社 | ルーフモール |
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