JPH11278267A - 制動装置 - Google Patents

制動装置

Info

Publication number
JPH11278267A
JPH11278267A JP8341998A JP8341998A JPH11278267A JP H11278267 A JPH11278267 A JP H11278267A JP 8341998 A JP8341998 A JP 8341998A JP 8341998 A JP8341998 A JP 8341998A JP H11278267 A JPH11278267 A JP H11278267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
pump
braking
hydraulic motors
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8341998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4086957B2 (ja
Inventor
Satoshi Sasaki
聡 佐々木
Yoshio Tagami
吉夫 田上
Katsunori Fukushima
勝則 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP08341998A priority Critical patent/JP4086957B2/ja
Publication of JPH11278267A publication Critical patent/JPH11278267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4086957B2 publication Critical patent/JP4086957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧モータが直列に繋がれて走行が行われて
いる場合の制動距離を短くすることのできる制動装置を
提供する。 【解決手段】 非常停止を行う場合、非常停止用スイッ
チをオンにすると、ポンプPからの作動油の吐出が規制
され、油圧モータ6a,6bから流出する作動油の油圧
が所定圧以上となり、油圧モータ6a,6bに流れる作
動油は、ポンプPに流れずリリーフ弁39bを流れて循
環する。このため流量が減少し、油圧モータ6a,6b
の回転速度が駆動輪の回転速度よりも小さくなって、油
圧モータ6a,6bにより駆動輪に制動力が与えられ
る。このとき、油圧モータ6a,6bが直列に繋がれて
走行が行われていると、油圧モータ6a,6bが並列に
繋ぎ換えられる。このため、モータ容量が大きくなって
油圧モータ6a,6bの駆動トルクが大きくなり、制動
力が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧モータにより
車輪を駆動して走行する軌道走行車等の車両の制動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような車両には、道路走行用車輪お
よび軌道走行用車輪を有し、道路走行時には道路走行用
車輪を用いて走行し、軌道走行時には軌道走行用車輪を
用いて走行するように構成され、この軌道走行が、油圧
モータにより軌道走行用車輪を駆動して行われるように
構成された軌陸車がある。
【0003】このような構成の軌陸車の軌道走行では、
概して油圧モータの駆動源であるポンプの吐出量の可変
制御により車両の走行速度制御が行われる。さらに、油
圧モータが複数設けられる場合には、油圧モータを直列
に繋ぐと並列に繋ぐより流量が大きくなり油圧モータの
回転速度が大きくなることから、油圧モータの並列・直
列の繋ぎ換えにより、走行速度モードを切り換えること
ができる。
【0004】また、制動は、油圧モータへの作動油の供
給を制御して行うことができ、この場合、油圧モータか
ら流出する作動油の油圧が所定圧以上となった場合に作
動油をリリーフさせるリリーフ弁が、例えばポンプに並
列に設けられる。この場合、ポンプからの作動油の吐出
を規制すると、油圧モータから流出する作動油の油圧が
所定圧以上となり、油圧モータに流れる作動油は、ポン
プに流れずリリーフ弁を流れて循環する。これにより、
リリーフ弁によって油が流れる部分の面積が小さくされ
て流量が減少し、油圧モータの回転速度が車輪の回転速
度よりも小さくなって、油圧モータにより駆動輪に制動
力が与えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧モータ
は、直列に繋がれている場合の方が並列に繋がれている
場合よりも、モータ容量が小さくその駆動トルクが小さ
い。このため、油圧モータの並列・直列の繋ぎ換えの可
能な車両では、油圧モータが並列に繋がれて走行が行わ
れている場合と直列に繋がれて走行が行われている場合
とで異なり、油圧モータが直列に繋がれて走行が行われ
ている場合の方が、並列に繋がれて走行が行われている
場合よりも制動力が小さく、制動距離が長くなるという
問題があった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、油圧モータが直列に繋がれて走行が行わ
れている場合の制動距離を短くすることのできる制動装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の制動装置は、可変吐出量形のポンプと、
このポンプから供給される作動油によって作動して車輪
を回転駆動する2個以上の油圧モータとを有し、走行時
には、ポンプの吐出量の可変制御により走行速度制御を
行うように構成され、ポンプに対する油圧モータの並列
・直列の繋ぎ換えが可能な車両に用いられるものであ
り、制動操作手段と、繋ぎ換え制御手段とから構成され
る。
【0008】制動操作手段は、外部操作により制動操作
信号を出力し、繋ぎ換え制御手段は、制動操作信号によ
り油圧モータを並列に繋ぎ換える操作を行うものて、例
えば、制動操作信号が出力されたときに油圧モータが直
列に繋がれて走行が行われていると、油圧モータを並列
に繋ぎ換える。
【0009】上記車両は、具体的には、例えば道路走行
用車輪および軌道走行用車輪を有し、道路走行時には道
路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には軌道走行
用車輪を用いて走行するように構成された軌陸車からな
り、油圧モータを用いて駆動される車輪が、軌道走行用
車輪である。
【0010】このような構成によれば、制動操作手段を
操作すると、ポンプからの作動油の吐出が規制され、油
圧モータから流出する作動油の油圧が所定圧以上とな
り、油圧モータに流れる作動油は、ポンプに流れずリリ
ーフ弁を流れて循環する。このため、リリーフ弁によっ
て油が流れる部分の面積が小さくなって流量が減少し、
油圧モータの回転速度が車輪の回転速度よりも小さくな
って、油圧モータにより駆動輪に制動力が与えられる。
同時に、油圧モータが直列に繋がれて走行が行われてい
ると、油圧モータが並列に繋ぎ換えられる。このため、
モータ容量が大きくなって油圧モータの駆動トルクが大
きくなり、制動力が大きくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図を参照して説明する。図2には、本発明の制
動装置を備える軌陸車1の構成を示している。この軌陸
車1は、トラックをベースとして構成されており、車体
2の前後左右の4箇所に取り付けられたタイヤ車輪(道
路走行用車輪)3によって道路走行可能となっている。
【0012】車体2の前後左右の4箇所には、さらに鉄
輪(軌道走行用車輪)4が、車体2に揺動自在に支持さ
れた鉄輪支持部材5に回転自在に取り付けられている。
鉄輪支持部材5は、油圧シリンダ7の伸縮作動により揺
動作動するようになっており、この鉄輪支持部材5の揺
動作動により鉄輪4が下方に張り出されたり、上方に格
納されたりするようになっている。軌陸車1は、鉄輪4
を張り出した状態で車体2を鉄道用のレールR(軌道)
上に乗せ、鉄輪4によって軌道走行可能となっている。
【0013】なお、車体2の下部中央には、軌陸車1を
レールR上に乗せ換え移動するための転車台8が取り付
けられている。また、車体2上には、車体2に対して水
平旋回自在に取り付けられた旋回台11と、この旋回台
11の上部に起伏自在に取り付けられ、伸縮が自在なブ
ーム12と、このブーム12の先端に取り付けられた作
業者搭乗用の作業台13とからなる高所作業装置10が
設けられている。
【0014】ここで、この軌陸車1の軌道走行は、前側
の左右の鉄輪4a,4bを駆動して行われるようになっ
ている。このため、前側の左右の鉄輪支持部材5a,5
bには、図3に示すように鉄輪駆動用の油圧モータ6
a,6bがそれぞれ設けられている。図4には、これら
油圧モータ6a,6bへの油圧供給回路を示しており、
両油圧モータ6a,6bは、ポンプPから供給される作
動油により駆動される。
【0015】ポンプPは、可変吐出量形のポンプであ
り、サーボ機構(図示せず)によりその傾転角を変えて
1回転当たりの押しのけ容積が変えられるようになって
いる。このポンプPは、軌道走行時においては道路走行
時におけるタイヤ車輪3の駆動源である車両エンジンE
ngの出力を取り出すパワーテイクオフ機構(図示せ
ず)に接続され、パワーテイクオフ機構を介して車両エ
ンジンEngにより駆動される。車両エンジンEng
は、エンジン回転数検出器21(図1参照)によりエン
ジン回転数が検出されるようになっており、その検出信
号はコントローラ20に入力している。
【0016】ポンプPから油圧モータ6a,6bへの油
圧供給油路には、切換弁30が設けられており、両油圧
モータ6a,6bは、この切換弁30による油路の切換
により、ポンプPに対して並列・直列に繋ぎ換えられる
ようになっている。
【0017】すなわち、切換弁30が図4に示す下動位
置に位置すると、ポンプPから油路31に流れる作動油
が2分され、一方が、油路32、油圧モータ6a、油路
33、切換弁30、油路34を介して、油路35に流
れ、他方が、油路36、切換弁30、油路37、油圧モ
ータ6b、油路38を介して油路35に流れるようにな
って、両油圧モータ6a,6bが並列に繋がれる。
【0018】一方、切換弁30が上動位置に位置する
と、ポンプPから油路31に流れる作動油が、油路3
2、油圧モータ6a、油路33、切換弁30、油路3
7、油圧モータ6b、油路38を介して油路35に流れ
るようになって、両油圧モータ6a,6bが直列に繋が
れる。
【0019】ポンプPの吐出口に繋がる油路31と吸入
口に繋がる油路35の間に繋がれた油路40には、チェ
ック弁39aおよびリリーフ弁39bからなるオーバー
ロードリリーフ弁39が設けられている。このオーバー
ロードリリーフ弁39は、油圧回路内の油圧が所定圧力
以下では油路40を閉じており、所定圧力以上となると
リリーフ弁39bが油路40を開くようになっている。
【0020】また、軌道走行時において制動を行うた
め、前後左右の鉄輪4の全てには、ディスクブレーキ4
1(図3参照)が設けられている。図5に示すように、
このディスクブレーキ41のキャリパ41aには作動油
供給油路42が繋がっており、この作動油供給油路42
には、常時作動油が供給されている。この作動油供給油
路42に繋げられた油路43,44には、電磁比例リリ
ーフ弁45、シャットオフ弁46がそれぞれ設けられて
いる。
【0021】電磁比例リリーフ弁45は、ソレノイドが
非励磁状態において完全に弁を開き、作動信号に応じて
弁を絞るようになっている。また、弁を完全に閉じた状
態では、油圧が所定圧以上になると弁を開けて作動油を
リリーフさせるようになっている。シャットオフ弁46
は、ソレノイドが非励磁状態において図5に示す上動位
置に位置して油路44を閉じ、励磁状態において下動位
置に位置して油路44を開くようになっている。
【0022】ディスクブレーキ41は、これら電磁比例
リリーフ弁45およびシャットオフ弁46により、供給
された作動油のリリーフ圧を制御することにより、作動
油供給油路42の油圧を制御してその作動が制御される
ようになっている。
【0023】次に、これらの構成の作動制御を行って車
両の走行および制動制御を行う装置構成について説明す
る。軌道走行時における走行および制動操作は、高所作
業装置10により高所作業を行いながら走行させる場合
等には作業台13内において行うことができ、単に移動
する場合等には運転キャビン9内において行うことがで
きるようになっている。
【0024】まず、作業台13側の構成から説明する。
作業台13には、上部走行操作装置22(図2参照)が
設けられている。この上部走行操作装置22は、中立位
置自動復帰型のレバー22aを有しており、このレバー
22aを傾動操作すると、走行信号を出力する。この走
行信号は、レバーの操作量(傾動量)に応じた速度情報
を含んでおり、高速で走行したいときにはレバーの操作
量を大きくすればよい。また、上部走行操作装置22
は、レバー22aが中立位置に復帰した状態においては
制動信号を出力する。
【0025】その他に作業台13には、エンジン回転数
設定装置23、速度モード設定装置24aおよび非常用
停止スイッチ25a(図1参照)が設けられている。エ
ンジン回転数設定装置23は、アイドリング、中速、高
速の3種のエンジン回転の切換設定が可能であり、設定
されたエンジン回転数設定信号を出力する。速度モード
設定装置24aは、低速・高速モードの走行速度モード
切換設定が可能であり、設定された走行速度モード信号
を出力する。非常用停止スイッチ25aは、スイッチ操
作により非常停止信号を出力する。
【0026】これら上部走行操作装置22、エンジン回
転数設定装置23、速度モード設定装置24aおよび非
常用停止スイッチ25aから出力された信号は、コント
ローラ20に入力される(図1参照)。
【0027】以下、これらの作動について説明する。エ
ンジン回転数設定装置23においてアイドリング回転が
設定されていた場合、コントローラ20は、車両エンジ
ンEngをアイドリング回転させる。そして、エンジン
回転数検出器21からの検出信号から、車両エンジンE
ngがアイドリング回転していることを検出し、ポンプ
Pの傾転角をサーボ機構により零に固定させる。このた
め、この場合には、上部走行操作装置22を操作して
も、ポンプPから作動油が吐出されず、油圧モータ6
a,6bが回転しないため、車両を走行させることがで
きないようになっている。
【0028】走行を行う場合には、エンジン回転数設定
装置23において中速または高速回転を設定する。この
場合、コントローラ20は、入力されたエンジン回転数
設定信号の設定回転数で車両エンジンEngを回転させ
る。そして、この状態で、上部走行操作装置22のレバ
ー22aを傾動操作すると、コントローラ20は、入力
された走行信号に応じてポンプPの傾転角をサーボ機構
により零から最大となる角度の間で変化させ、その1回
転当たりの押しのけ容積を変化させる。このため、レバ
ー傾動量に応じてポンプPの吐出量が増加し、油圧モー
タ6a,6bの回転速度が大きくなって走行速度が大き
くなる。
【0029】また、この走行時には、速度モード設定装
置24aにより走行速度モードを切り換えることができ
る。速度モード設定を低速モードに切り換えると、低速
モード信号がコントローラ20に入力され、コントロー
ラ20から切換弁30にオフ信号が出力される。これに
より、ソレノイドが非励磁状態となって切換弁30が図
4に示す下動位置に位置し、両油圧モータ6a,6bが
並列に繋がれる。
【0030】この場合、直列の場合に対して、作動油の
流量が1/2となり、油圧モータ6a,6bの回転速度
が1/2となるため、走行速度が高速モードの場合の1
/2となる。一方、モータ容量が直列の場合の2倍とな
り、油圧モータ6a,6bの駆動トルクが2倍となるた
め、鉄輪駆動トルクが高速モードの場合の2倍となる。
【0031】速度モード設定を高速モードに切り換える
と、高速モード信号がコントローラ20に入力され、コ
ントローラ20から切換弁30にオン信号が出力され
る。これにより、ソレノイドが励磁状態となって切換弁
30が上動位置に位置し、両油圧モータ6a,6bが直
列に繋がれる。
【0032】この場合、並列の場合に対して、作動油の
流量が2倍となり、油圧モータ6a,6bの回転速度が
2倍となるため、走行速度が低速モードの場合の2倍と
なる。一方、モータ容量が並列の場合の1/2となり、
油圧モータ6a,6bの駆動トルクが1/2となるた
め、鉄輪駆動トルクが低速モードの場合の1/2とな
る。
【0033】なお、このように走行が行われ、エンジン
回転数検出器21においてアイドリング回転数よりも大
きなエンジン回転数が検出されている状態においては、
コントローラ20からシャットオフ弁46にオン信号が
出力される。このため、ソレノイドが励磁してシャット
オフ弁46が下動位置となって油路44が開いた状態と
なる。これにより、作動油供給油路42に供給された作
動油が全てリリーフされ、作動油供給油路42の油圧が
零となって、ディスクブレーキの作動が規制され、走行
可能となっている。
【0034】通常の制動を行う場合には、上部走行操作
装置22の操作を止めてレバー22aを中立位置に戻
す。この場合、コントローラ20は、走行信号に従いポ
ンプPの傾転角を零にさせて、ポンプPからの作動油の
吐出を規制する。このため、油圧モータ6a,6bから
流出する作動油の油圧が高まってリリーフ弁39bが開
き、油圧モータ6a,6bに流れる作動油は、ポンプP
に流れず油路40を流れて循環する。この場合、リリー
フ弁39bによって油が流れる部分の面積が小さくされ
て流量が減少する。このため、油圧モータ6a,6bの
回転速度が鉄輪4の回転速度よりも小さくなって、油圧
モータ6a,6bにより駆動輪に制動力が与えられる。
【0035】同時に、上部走行操作装置22から制動信
号が出力され、この制動信号に基づきコントローラ20
からシャットオフ弁46にオフ信号が出力される。これ
により、ソレノイドが非励磁となってシャットオフ弁4
6が上動位置となり油路44が閉じた状態となるととも
に、電磁比例リリーフ弁45に作動信号が出力され、そ
の弁が閉じられる。これにより、作動油供給油路42の
油圧が高まってディスクブレーキ41が作動し、鉄輪4
に制動力が与えられる。
【0036】このように、作業台13側からの通常の制
動では、ポンプPからの作動油の吐出規制によって油圧
モータ6a,6bにより駆動輪に与えられる制動力とデ
ィスクブレーキ41により鉄輪4に与えられる制動力に
より車両の制動が行われる。
【0037】非常停止を行う場合には、非常停止用スイ
ッチ25aをオンにする。この場合、コントローラ20
は、入力されたエンジン回転数設定信号の如何に拘わら
ずエンジンEngをアイドリング回転させる。そして、
エンジン回転数検出器21の検出信号からアイドリング
回転数になったことを検出し、ポンプPの傾転角を零に
してポンプPからの作動油の吐出を規制する。同時に、
通常の制動を行う場合と同様にしてディスクブレーキ4
1も作動させる。
【0038】これにより、通常の制動を行う場合と同様
に、ポンプPからの作動油の吐出規制によって油圧モー
タ6a,6bにより駆動輪に与えられる制動力とディス
クブレーキにより鉄輪4に与えられる制動力により車両
の制動が行われる。
【0039】ここで、ポンプPからの作動油の吐出規制
によって油圧モータ6a,6bにより駆動輪に与えられ
る制動力は、低速モードの場合と高速モードの場合とで
異なる。この制動力は、両油圧モータ6a,6bを直列
に繋いだ場合の方が並列に繋いだ場合に対してモータ容
量が2倍となり、両油圧モータ6a,6bの駆動トルク
が2倍となることから、低速モードの場合の方が高速モ
ードの場合よりも2倍大きい。
【0040】このため、コントローラ20は、ポンプP
からの作動油の吐出を規制するとき、入力されている速
度モード信号が高速モードとなって車両が高速モードで
走行していると、切換弁30にオフ信号を出力し、両油
圧モータ6a,6bを並列に繋ぎ換え、より大きな制動
力を得るようにしている。したがって、車両が高速モー
ドで走行している状態において非常停止を行う場合、両
油圧モータ6a,6bの並列への繋ぎ換えにより制動力
が大きくなった分、制動距離が短くなる。
【0041】なお、油圧モータ6a,6bの並列への繋
ぎ換えは、非常停止を行う場合のみならず、通常の制動
を行う場合において行うようにしてもよい。
【0042】次に運転キャビン9側の構成について説明
する。運転キャビン9内からの走行操作には、道路走行
時のタイヤ走行用のアクセルペダル(図示せず)が用い
られる。ポンプPは上述したようにエンジンEngによ
り駆動されるため、アクセルペダルを踏むとエンジン回
転数が変化し、ポンプPの回転数が変化するようになっ
ている。
【0043】作業台13側とは異なり、運転キャビン9
内には、アクセルペダルとは別個にブレーキペダル装置
26が設けられている。ブレーキペダル装置26は、道
路走行時の制動用に設けられたブレーキペダルにストロ
ークセンサを設けてなり、ブレーキペダルの踏み込み量
に応じて制動信号を出力する。他に、運転キャビン9内
には、作業台13側と同様の速度モード設定装置24b
および非常用停止スイッチ25bが設けられている。
【0044】これらブレーキペダル装置26、速度モー
ド設定装置24bおよび非常用停止スイッチ25bから
出力された信号は、コントローラ20に入力される(図
1参照)。
【0045】以下、これらの作動について説明する。車
両が走行しておらずアクセルペダルが踏み込み操作され
ない状態においては、エンジンEngがアイドリング回
転している。このため、コントローラ20は、エンジン
回転数検出器21からの検出信号により、車両エンジン
Engがアイドリング回転していることを検出し、ポン
プPの傾転角を零にする。このため、この状態では、油
圧モータ6a,6bが回転せず、車両が走行しないよう
になっている。
【0046】走行を行う場合には、道路走行時と同様に
アクセルペダルを踏み込み操作する。この場合、エンジ
ンEngのエンジン回転数の増加に伴ってポンプPの回
転数が増加する。同時に、コントローラ20は、エンジ
ン回転数検出器21からの検出信号に基づき、エンジン
回転数が所定回転数となるまでは、エンジン回転数の変
化に対応してポンプPの傾転角を変化させ、その1回転
当たりの押しのけ容積を変化させ、エンジン回転数が所
定回転数以上となると、ポンプPの傾転角を最大に固定
し、その1回転当たりの押しのけ容積を最大にする。
【0047】これにより、アクセルペダルの踏み込むと
ポンプPの吐出量が増加し、油圧モータ6a,6bの回
転速度が大きくなって走行速度が大きくなる。なお、こ
の場合も作業台13側と同様にして、速度モード設定装
置24bにより走行速度モードを切り換えることができ
る。
【0048】通常の制動を行う場合には、道路走行時と
同様に、アクセルペダルから足を離してブレーキペダル
を踏む。これにより、ブレーキペダル装置23から制動
信号が出力され、コントローラ20からシャットオフ弁
46にオフ信号が出力され、ソレノイドが非励磁となっ
てシャットオフ弁46が上動位置となり油路44が閉じ
た状態となるとともに、制動信号に応じた作動信号が電
磁比例リリーフ弁45に出力され、その弁が絞られる。
【0049】これにより、作動油供給油路42の油圧が
高まり、踏み込み量に応じてディスクブレーキ41が作
動して鉄輪4を制動し、車両が制動される。なお、この
場合、エンジンEngは、鉄輪4の回転に対応して回転
している。ポンプPは、傾転角がエンジン回転数に応じ
た角度となっており、作動油の吐出が規制されない。
【0050】非常停止を行う場合には、非常停止用スイ
ッチ25bをオンにすると、作業台13側から非常停止
を行う場合と同様に各構成を作動させて、非常停止を行
うことができる。
【0051】以上、本発明の制動装置を軌陸車に用いた
場合の例について説明したが、本発明の制動装置は、軌
陸車のみならず、油圧モータの並列・直列の繋ぎ換えを
行って速度モードを切り換えることが可能な車両全般に
用いることができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の制動装置によれ
ば、ポンプからの作動油の吐出を規制して制動を行うと
き、油圧モータが直列に繋がれて走行が行われていると
並列に繋ぎ換えられるので、モータ容量が大きくなって
油圧モータの駆動トルクが大きくなり、制動力が大きく
なる。このため、この制動力が大きくなった分制動距離
が短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制動装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の制動装置を有する軌陸車1の構成を示す
側面図である。
【図3】図2の軌陸車1の背面図である。
【図4】油圧モータ6a,6bへの油圧供給回路図であ
る。
【図5】ディスクブレーキキャリパ41aへの油圧供給
回路図である。
【符号の説明】
1 軌陸車 3 タイヤ車輪(道路走行用車輪) 4 鉄輪(軌道走行用車輪) 6a,6b 油圧モータ 22 上部走行操作装置(制動操作手段) 25a,25b 非常用停止スイッチ(制動操作手段) 26 ブレーキペダル装置(制動操作手段) 30 切換弁(繋ぎ換え制御手段) 39b リリーフ弁 P ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 勝則 群馬県高崎市八島町58−1ウエストワンビ ル5階 株式会社アステック内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変吐出量形のポンプと、このポンプか
    ら供給される作動油によって作動して車輪を回転駆動す
    る2個以上の油圧モータとを有し、走行時には、前記ポ
    ンプの吐出量の可変制御により走行速度制御を行うよう
    に構成され、前記ポンプに対する前記油圧モータの並列
    ・直列の繋ぎ換えが可能な車両の制動装置であって、 外部操作により制動操作信号を出力する制動操作手段
    と、 前記制動操作信号からの信号により前記油圧モータを並
    列に繋ぎ換える繋ぎ換え制御手段とからなることを特徴
    とする制動装置。
  2. 【請求項2】 前記車両が、道路走行用車輪および軌道
    走行用車輪を有し、道路走行時には前記道路走行用車輪
    を用いて走行し、軌道走行時には前記軌道走行用車輪を
    用いて走行するように構成された軌陸車からなり、 前記油圧モータを用いて駆動される車輪が、前記軌道走
    行用車輪であることを特徴とする請求項1に記載の制動
    装置。
JP08341998A 1998-03-30 1998-03-30 制動装置 Expired - Fee Related JP4086957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08341998A JP4086957B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08341998A JP4086957B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11278267A true JPH11278267A (ja) 1999-10-12
JP4086957B2 JP4086957B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=13801929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08341998A Expired - Fee Related JP4086957B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4086957B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190637A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Tadano Ltd 軌陸車の軌道走行用油圧回路
JP2009220710A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Tadano Ltd 軌陸作業車の逸走防止装置
JP2015196480A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社タダノ 軌陸車用油圧制御装置
CN108757608A (zh) * 2018-08-20 2018-11-06 四川宏华石油设备有限公司 一种顶驱液压控制系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190637A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Tadano Ltd 軌陸車の軌道走行用油圧回路
JP2009220710A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Tadano Ltd 軌陸作業車の逸走防止装置
JP2015196480A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社タダノ 軌陸車用油圧制御装置
CN108757608A (zh) * 2018-08-20 2018-11-06 四川宏华石油设备有限公司 一种顶驱液压控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4086957B2 (ja) 2008-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11278267A (ja) 制動装置
JP2014190235A (ja) 作業機
ES2323084T3 (es) Maquina motorizada provista de bloqueo de traccion con selector de rangos de velocidades.
JP2000043703A (ja) 車両制動制御装置
JP5996911B2 (ja) 油圧駆動装置
JP6324170B2 (ja) 軌陸車用油圧制御装置
JP4069795B2 (ja) 油圧走行駆動装置
JP2014190434A (ja) 作業機
JP2665329B2 (ja) 液圧駆動車両における制動装置
JP3670718B2 (ja) 油圧走行車両の油圧制御装置
JP2588051Y2 (ja) 大型フォークリフトの走行駆動装置
JP2585656Y2 (ja) 走行油圧回路
JP2001151494A (ja) リーチ式フォークリフト
JP2009137361A (ja) 車両の制動装置
JPS6330579Y2 (ja)
JPS60255550A (ja) 格納式横走行補助輪付き自動車
JP4060122B2 (ja) 軌陸作業車
JP5513296B2 (ja) 軌道走行車両の走行制御装置
JP2538955Y2 (ja) 油圧モータ駆動制御用比例制御バルブ
JPH0629082Y2 (ja) 油圧駆動4wd作業車両のセンターデフロック装置
JP3503225B2 (ja) トラクタ−の旋回制御装置
JPS63235135A (ja) 油圧走行車両の走行速度切換装置
JPH0338024Y2 (ja)
JPS62291443A (ja) 油圧駆動作業機を有する車両のリタ−ダ装置
JPH0349283Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060530

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160229

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees