JPH11278455A - 断熱性カップ - Google Patents

断熱性カップ

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JPH11278455A
JPH11278455A JP8188298A JP8188298A JPH11278455A JP H11278455 A JPH11278455 A JP H11278455A JP 8188298 A JP8188298 A JP 8188298A JP 8188298 A JP8188298 A JP 8188298A JP H11278455 A JPH11278455 A JP H11278455A
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JP
Japan
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heat insulating
cup
heat
paper
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP8188298A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Osaki
勝浩 大崎
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】側壁に断熱材を巻き付けたテーパー状の紙製断
熱性カップにおいて、断熱層と側壁の表面に筒状紙製胴
部材として接着性に優れ、且つ断熱性カップに内容物を
充填する充填時のリスタック性に優れた断熱性カップの
提供にある。 【解決手段】紙製の側壁10及び底壁20を有するカッ
プ本体の、該側壁10の表面に巻き付ける断熱材のライ
ナー紙表面10a及びカップ本体の側壁の内表面10b
が略平滑で、かつ断熱材には断熱層40を有し、該断熱
層40が多数の点状凸部40bと点状凹部40aをもつ
エンボス紙からなるテーパー状断熱性カップ1におい
て、該断熱材の少なくともライナー紙表面10aにエン
ボスによる複数の細長溝状凹部50をカップ口元部16
より底壁20に向かって真下に直線状に伸びるように設
けてなる断熱性カップ1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、即席食品等を収納
する断熱性カップに関するものであり、特に、内容物の
充填時等におけるリスタック性を考慮した断熱性カップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、従来より、内容物を充填する
前の紙製やプラスチック製のテーパー状カップは、内容
物充填機あるいは自動販売機等のスタッカーにカップの
中に次のカップを入れ子状とし、嵩張らないように積み
重ねられて(スタックされて)いて、内容物の充填時に
そのスタックされた最下部のカップ1個を下に落とすよ
うにして取り出し(以後リスタックという)内容物を充
填することはよく知られている。
【0003】しかし、上記内容物の充填時において、カ
ップのスタック状態やカップの形状、表裏面の状態等に
よってリスタック不良現象、すなわち2個のカップが着
いて一緒にでたり1個も出なかったりすることがあっ
た。
【0004】特に、本発明に関わる紙製の断熱カップに
おいては、図7に示すように、複数のカップをスタック
すると、カップ側壁の最内層表面(10b)やライナー
紙表面(10a)の滑り性などからカップ同志の密着が
強く、上記のような内容物充填機において、リスタック
性に乏しいものであった。
【0005】上記のようなリスタック不良現象を防止す
るため様々な工夫がなされているが、例えば、プラスチ
ック製カップにおいては、図8に示すように、カップ側
壁(10)の内面で底壁(20)近傍に突起部(30)
を射出成形等にてカップ本体と同時に設けたもので、内
容物充填機のスタッカー内で、スタックしたカップ側壁
底辺(12)がスタックされたカップの突起部(30)
に当たりそれ以上下がらないため、カップ同志に空間が
できリスタックを容易にするものである。
【0006】しかしながら、一般的な紙製のカップ(一
部の紙製断熱性カップも含む)の成形は、図3に示すよ
うな形状の紙製カップの扇型ブランクス(14)をマン
ドレル(カップ金型)に巻き付けて、端辺シール部(1
4a)をシールして筒状のカップ胴部材とし、その胴部
材に巻き締め等で底壁と一体化して紙製カップとする
か、あるいは一部の断熱性カップの場合、上記の紙製カ
ップの筒状同部材の上から断熱シート(エンボス紙また
は発泡樹脂シート等)を巻き付け接着して断熱性カップ
とするもので、上記プラスチック製カップの場合のよう
に成形と同時に突起部(30)を施すことは困難であっ
た。特に、カップ本体の胴部にエンボス状の断熱層を有
する断熱材を巻き付けた断熱性カップの場合、断熱材の
影響でより強く密着した状態でスタックされるので、リ
スタック性により問題があった。
【0007】また、上記後者のように成形する従来の断
熱性カップにおいて、断熱材、特に易焼却性やリサイク
ル性に優れた多数の凹凸部をもつエンボス紙を紙製カッ
プの筒状胴部材に巻き付けて接着する際に、凸部のみが
接着するので接着不良の問題が発生し易いものであっ
た。
【0008】なお、断熱層として上記多数の凹凸部をも
つエンボス紙を用いた断熱カップは特開平8−5876
2号公報に開示されているものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、中間にエンボス状の断熱層を有するテーパー状
の紙製断熱性カップにおいて、断熱層と筒状紙製胴部材
の接着性に優れ、かつこの断熱性カップに内容物を充填
する充填機等における充填時のリスタック性に優れた断
熱性カップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、紙製の側
壁および紙製の底壁を有するカップ本体の前記側壁の外
側に、ライナー紙の片面にエンボス状断熱層を有する断
熱材を、前記断熱層を内面側に巻き付け固定したテーパ
ー状断熱性カップにおいて、前記断熱材の少なくともラ
イナー紙表面にエンボスによる複数の細長溝状凹部を設
けてなることを特徴とする断熱性カップとしたものであ
る。
【0011】また、請求項2の発明では、前記細長溝状
凹部が、側壁の口元部より底壁方向に直線的に伸びてな
ることを特徴とする請求項1記載の断熱性カップとした
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。本発明の断熱性カップは、図1に示す
ように、紙製の側壁(10)および紙製の底壁(20)
を有するカップ本体に、図2に示すように、その側壁
(10)の最内層(10d)およびライナー紙(10
c)表面が略平滑で、その中間にエンボス状断熱層(4
0)を有し、該断熱層(40)が多数の点状凹部(40
a)と点状凸部(40b)をもつエンボス紙でなる断熱
材を用いて、図1に示すようなテーパー状の断熱性カッ
プ(1)において、該側壁(10)の外側に設ける断熱
材の少なくともライナー紙表面(10a)にエンボスに
よる複数の細長溝状凹部(50)を設けてなるものであ
る。
【0013】さらにまた、上記細長溝状凹部(50)
は、図1に示すように、側壁の口元部(16)より底壁
(20)方向に直線的に伸びていることを特徴としたも
のである。
【0014】上記細長溝状凹部(50)の位置をさらに
詳しく述べると、図3に示すように、扇型ブランクス
(14)の外周縁(14b)より、扇型の中心点(O)
に向かって直線上に伸びるように複数の細長溝状凹部
(50)として設けるものである。
【0015】上記細長溝状凹部(50)の長さは、扇型
ブランクス(14)の外周縁(14b)より僅かの間隔
をおき、内周縁(14c)僅か手前とするのが好ましい
が、特に間隔をおかなくとも構わない。
【0016】また、上記細長溝状凹部(50)の本数
は、複数であり、少なくとも2本で筒状カップとした状
態で相対する対称の位置であることが外部からみたデザ
イン上好ましい。3本以上の場合も各細長溝状凹部(5
0)の間隔が略等しいことが同じデザイン上好ましい。
【0017】上記細長溝状凹部(50)を設ける方法
は、例えば、図4に示すようなライナー紙(10c)に
多数の点状凹部(40a)と点状凸部(40b)をもつ
断熱層(40)を接着した断熱材を、ライナー紙(10
c)側から、扇型ブランクス(14)として打ち抜くと
同時に細長溝状凹部(50)の雄型でエンボスによって
ライナー紙(10c)に形成するものであり、この際に
おける細長溝状凹部(50)の下部にある断熱層(4
0)の点状凸部(40b)が潰れ偏平状となる。
【0018】このように細長溝状凹部(50)の施され
たライナー紙(10c)に、偏平状となった点状凸部
(40b)をもつ断熱層(40)としてのエンボス紙を
接着させた扇型ブランクス(14)に、図5に示すよう
に点状凸部(40b)側より接着剤(80)をローラー
コート等で塗布し、図6に示すように、側壁(10)の
表面に筒状胴部材として巻き付け接着して断熱性カップ
とする。
【0019】上記のように、エンボスによって細長溝状
凹部(50)を形成すると点状凸部(40b)の頂点が
潰れ偏平状になり、接着剤(80)が塗布される面積が
大きくなるため、側壁(10)の表面に筒状胴部材とし
て接着を強固とすることができる。
【0020】また、以上のように、側壁(10)に、断
熱材のライナー紙表面(10a)に複数の細長溝状凹部
(50)を設けた断熱性カップ(1)とすることによっ
て、これら断熱性カップをスタックすると、スタックさ
れた断熱性カップ(1)同志に複数の溝状の空間がで
き、断熱性カップ(1)同志の密着性を緩和するので、
内容物充填時等でのリスタック性を向上させることがで
きる。
【0021】
【実施例】次に本発明を実施例により、より具体的に説
明する。 〈実施例1〉図4に示すように、断熱性カップ(1)に
巻き付けた断熱材を構成するライナー紙(10c)に坪
量230g/m2 のコートボールに、断熱層(40)と
して、点状凸部(40b)の高さ3mm、点状凸部(4
0b)の密度は点状凸部(40b)と点状凹部(40
a)を合算して7個/cm2 である厚さ約120μmの
エンボス紙からなる断熱層(40)を貼り合わせた断熱
材を扇型ブランクスとして打ち抜くと同時に、エンボス
によって、図3に示すように、扇型ブランクス(14)
の外周縁(14b)より13mm下から扇型の中心点
(O)に向かう直線上に幅4mm、長さ50mm、深さ
約800μmの4本の細長溝状凹部(50)を扇型ブラ
ンクス(14)のライナー紙(10c)表面に設けた。
【0022】続いて、図5に示すように、接着剤(8
0)としてEVA系糊をローラーコート法にて上記エン
ボス紙の点状凸部(40b)側に塗布し、図6に示すよ
うに、側壁(10)の表面に筒状カップ胴部材としてに
巻き付け接着させて断熱性カップ(1)とした。
【0023】上記で得られた断熱性カップ(1)10個
を図7に示すようにスタックし、これらスタックされた
断熱性カップを地面よりの高さ45cmのところから地
面に向かって落下させ、一番下の断熱性カップ(1)を
引き離す強度を測定してリスタック性の試験を行った。
同時に比較として、実施例1での断熱性カップに細長溝
状凹部(50)を施さないものについて同様の試験を行
った。
【0024】上記リスタック性試験の結果、実施例1に
おける細長溝状凹部(50)を施した断熱性カップで
は、5.9kgであり、比較としての細長溝状凹部(5
0)の無い断熱性カップでは、6.5kgであった。す
なわち本発明の断熱性カップのリスタック性は、0.6
kgの向上がみられた。
【0025】また、実施例1で得られた断熱性カップの
断熱層(40)と側壁(10)間での剥離試験を行った
ところ断熱層(40)としてのエンボス紙中での層間剥
離となり、強固な接着性を示す断熱性カップであった。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、紙製の側壁および紙製の底
壁を有し、該側壁の最内層および断熱材のライナー紙表
面(10a)が略平滑で、その中間に断熱層を有するカ
ップ本体の側壁に巻き付けた断熱性カップにおいて、該
断熱層が多数の点状凸部と凹部をもつエンボス紙からな
り、また少なくともライナー紙表面にエンボスによる複
数の細長溝状凹部を設けた断熱材を用いているので、こ
れら断熱性カップをスタックすると、スタックされた断
熱性カップ同志に複数の溝状の空間ができ、断熱性カッ
プ同志の密着性を緩和するので、内容物充填時等でのリ
スタック性を向上させることができる。
【0027】また、上記の如くエンボスによって細長溝
状凹部を形成すると断熱層としてのエンボス紙の点状凸
部の頂点が潰れ偏平状になり、接着剤が塗布される面積
が大きくなるため、カップ本体の側壁の表面に断熱材を
筒状胴部材としての接着を強固とすることができる効果
がある。
【0028】従って本発明は、断熱性カップへの即席食
品等の充填時における充填工程等において、優れた実用
上の効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断熱性カップの斜
視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す断熱性カップの側
壁部材を側断面で表した説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す断熱性カップの扇
型ブランクスを表した説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す断熱性カップのラ
イナー紙と断熱層を側断面で表した説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す断熱性カップのラ
イナー紙と断熱層の点状凸部に接着剤を塗布する状態を
側断面で表した説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態を示す断熱性カップのラ
イナー紙に断熱層を巻き付け接着する状態を説明する斜
視図である。
【図7】本発明に関わるプラスチック製カップのスタッ
ク状態の一例を説明する断面図である。
【図8】本発明に関わるカップのスタック状態を説明す
る斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥断熱性カップ 10‥‥側壁 10a‥‥ライナー紙表面 10b‥‥側壁の内表面 10c‥‥ライナー紙 10d‥‥最内層 12‥‥側壁底辺 14‥‥扇型ブランクス 14a‥‥端辺シール部 14b‥‥外周縁 14c‥‥内周縁 16‥‥口元部 20‥‥底壁 30‥‥突起部 40‥‥断熱層 40a‥‥点状凹部 40b‥‥点状凸部 50‥‥細長溝状凹部 80‥‥接着剤 O‥‥扇型の中心点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙製の側壁および紙製の底壁を有するカッ
    プ本体の前記側壁の外側に、ライナー紙の片面にエンボ
    ス状断熱層を有する断熱材を、前記断熱層を内面側に巻
    き付け固定したテーパー状断熱性カップにおいて、前記
    断熱材の少なくともライナー紙表面にエンボスによる複
    数の細長溝状凹部を設けてなることを特徴とする断熱性
    カップ。
  2. 【請求項2】前記細長溝状凹部が、側壁の口元部より底
    壁方向に直線的に伸びてなることを特徴とする請求項1
    記載の断熱性カップ。
JP8188298A 1998-03-27 1998-03-27 断熱性カップ Pending JPH11278455A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108885041A (zh) * 2016-04-11 2018-11-23 Rtc工业股份有限公司 可折叠隔热装置
WO2020080454A1 (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 大日本印刷株式会社 容器
US10955181B2 (en) 2013-11-06 2021-03-23 Rtc Industries, Inc. Collapsible insulating device

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