JPH11279170A - フタランから3―イソクロマノンを触媒的に製造する方法 - Google Patents
フタランから3―イソクロマノンを触媒的に製造する方法Info
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- JPH11279170A JPH11279170A JP11019019A JP1901999A JPH11279170A JP H11279170 A JPH11279170 A JP H11279170A JP 11019019 A JP11019019 A JP 11019019A JP 1901999 A JP1901999 A JP 1901999A JP H11279170 A JPH11279170 A JP H11279170A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/76—Benzo[c]pyrans
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 下記一般式(I)
で表されるイソクロマン−3−オンを製造する方法を提
供する。 【解決手段】 下記一般式(II) で表される1,3−ジヒドロイソベンゾフランと一酸化
炭素とを、0.1〜20MPaの一酸化炭素圧力でイオ
ン性ハライド、パラジウム触媒および双極性非プロトン
性溶媒の存在下に反応させる。(上記式(I) および(II)
中、R1〜R4は、水素またはフッ素原子;HO2CCH=CH-、H2
NC(=O)- 、HC(=O)NH- 、CN- またはCF3-基;アルキル、
アルコキシまたはアシルオキシ基;またはアリールオキ
シ、アリールまたはヘテロアリール基などでありまたは
R1〜R4基の少なくとも1つの基が置換されており、また
はR1〜R4基の少なくとも2つの基が互いに結合して、5
〜18個の炭素原子を有する少なくとも1つの脂肪族ま
たは芳香族環を形成する。)
供する。 【解決手段】 下記一般式(II) で表される1,3−ジヒドロイソベンゾフランと一酸化
炭素とを、0.1〜20MPaの一酸化炭素圧力でイオ
ン性ハライド、パラジウム触媒および双極性非プロトン
性溶媒の存在下に反応させる。(上記式(I) および(II)
中、R1〜R4は、水素またはフッ素原子;HO2CCH=CH-、H2
NC(=O)- 、HC(=O)NH- 、CN- またはCF3-基;アルキル、
アルコキシまたはアシルオキシ基;またはアリールオキ
シ、アリールまたはヘテロアリール基などでありまたは
R1〜R4基の少なくとも1つの基が置換されており、また
はR1〜R4基の少なくとも2つの基が互いに結合して、5
〜18個の炭素原子を有する少なくとも1つの脂肪族ま
たは芳香族環を形成する。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1998年1月2
8日に出願されたドイツ特許出願第198 03 07602号に記
載されており、これはここに参考として完全に取り込ま
れる。
8日に出願されたドイツ特許出願第198 03 07602号に記
載されており、これはここに参考として完全に取り込ま
れる。
【0002】本発明は、フタランから3−イソクロマノ
ンを触媒的に製造する新規な方法に関する。
ンを触媒的に製造する新規な方法に関する。
【0003】
【従来の技術】3−イソクロマノン類およびその置換誘
導体は、例えば医薬品および作物保護剤の合成の際の中
間体として非常に重要である。これに関して、ヨーロッ
パ特許出願公開第A-0 278 595 号明細書およびWO 97/12
864 号明細書には、殺菌剤および殺虫剤の合成の際の中
間体としての3−イソクロマノンの使用について記載さ
れている。
導体は、例えば医薬品および作物保護剤の合成の際の中
間体として非常に重要である。これに関して、ヨーロッ
パ特許出願公開第A-0 278 595 号明細書およびWO 97/12
864 号明細書には、殺菌剤および殺虫剤の合成の際の中
間体としての3−イソクロマノンの使用について記載さ
れている。
【0004】Azzenaら(Tetrahedron Lett. 1995, Vol.
36,第8123頁)、Almenaら(Tetrahedron 1995, Vo
l. 51,第3351頁)およびChuranovら(Vestn. Mosk.
Univ., Khim 1975, Vol. 16, 第338頁)の方法によ
って、3−イソクロマノンはフタランから製造される。
この目的のために、対応する1,3−ジヒドロイソベン
ゾフラン(フタラン)を、リチウムおよび触媒量のナフ
タレンと反応させ、下記一般式
36,第8123頁)、Almenaら(Tetrahedron 1995, Vo
l. 51,第3351頁)およびChuranovら(Vestn. Mosk.
Univ., Khim 1975, Vol. 16, 第338頁)の方法によ
って、3−イソクロマノンはフタランから製造される。
この目的のために、対応する1,3−ジヒドロイソベン
ゾフラン(フタラン)を、リチウムおよび触媒量のナフ
タレンと反応させ、下記一般式
【0005】
【化3】 で表される二リチウム化合物を形成させ、これを引き続
いて二酸化炭素と反応させて所望の3−イソクロマノン
に転化する。
いて二酸化炭素と反応させて所望の3−イソクロマノン
に転化する。
【0006】この工程には、生成物1当量当たり2当量
の金属性リチウムが必要とされる。大量のリチウムを使
用する結果として、特に金属性リチウムに伴う安全面で
の予防措置のために、特にその高いコストのためにこの
工程を工業的規模に移行させることは不経済である。
の金属性リチウムが必要とされる。大量のリチウムを使
用する結果として、特に金属性リチウムに伴う安全面で
の予防措置のために、特にその高いコストのためにこの
工程を工業的規模に移行させることは不経済である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の従来技術の欠点を回避できる3−イソクロマノンを合
成するための新規の方法を提供することにある。
の従来技術の欠点を回避できる3−イソクロマノンを合
成するための新規の方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、下記一般式
(I)
(I)
【0009】
【化4】 で表されるイソクロマン−3−オンを合成する方法にお
いて、下記一般式(II)
いて、下記一般式(II)
【0010】
【化5】 で表される1,3−ジヒドロイソベンゾフランと一酸化
炭素とを、0.1〜20MPaの一酸化炭素圧力でイオ
ン性ハライド、パラジウム触媒および双極性非プロトン
性溶媒の存在下に反応させることからなる上記方法によ
って達成される;ここで、上記一般式(I) および(II)
中、R1、R2、R3およびR4は、互いに無関係に、水素また
はフッ素原子;HO2CCH=CH-、H2NC(=O)- 、HC(=O)NH- 、
CN- またはCF 3-基;それぞれ1〜18個の炭素原子を有
するアルキル、アルコキシまたはアシルオキシ基;また
はC6-C18- アリールオキシ、アリールまたはヘテロアリ
ール基(ヘテロ原子はO 、N およびS からなる群から選
択される1〜3個の原子である);R5C(=O)NH-、R5OC(=
O)NH- 、R5C(=O)R5N- 、R5 2P(=O)- 、R6 2N- 、R6C(=O)
-、R6OC(=O)- 、R6OC(=O)CH=CH-、R7C(=O)-、R7 2N- 、R
7OC(=O)CH=CH-またはR7 2P(=O)- 基であり;R5はC1-C4-
アルキル基であり、R6はC1-C18- アルキル基であり、そ
してR7はC6-C18- アリール基であり;またはR1、R2、R3
およびR4基の少なくとも1つの基がR9基によって置換さ
れており、その際R9はR1と同一の意味を有しており;ま
たはR1、R2、R3およびR4基の少なくとも2つの基が互い
に結合して、5〜18個の炭素原子を有する少なくとも
1つの脂肪族または芳香族環を形成する。
炭素とを、0.1〜20MPaの一酸化炭素圧力でイオ
ン性ハライド、パラジウム触媒および双極性非プロトン
性溶媒の存在下に反応させることからなる上記方法によ
って達成される;ここで、上記一般式(I) および(II)
中、R1、R2、R3およびR4は、互いに無関係に、水素また
はフッ素原子;HO2CCH=CH-、H2NC(=O)- 、HC(=O)NH- 、
CN- またはCF 3-基;それぞれ1〜18個の炭素原子を有
するアルキル、アルコキシまたはアシルオキシ基;また
はC6-C18- アリールオキシ、アリールまたはヘテロアリ
ール基(ヘテロ原子はO 、N およびS からなる群から選
択される1〜3個の原子である);R5C(=O)NH-、R5OC(=
O)NH- 、R5C(=O)R5N- 、R5 2P(=O)- 、R6 2N- 、R6C(=O)
-、R6OC(=O)- 、R6OC(=O)CH=CH-、R7C(=O)-、R7 2N- 、R
7OC(=O)CH=CH-またはR7 2P(=O)- 基であり;R5はC1-C4-
アルキル基であり、R6はC1-C18- アルキル基であり、そ
してR7はC6-C18- アリール基であり;またはR1、R2、R3
およびR4基の少なくとも1つの基がR9基によって置換さ
れており、その際R9はR1と同一の意味を有しており;ま
たはR1、R2、R3およびR4基の少なくとも2つの基が互い
に結合して、5〜18個の炭素原子を有する少なくとも
1つの脂肪族または芳香族環を形成する。
【0011】R1、R2、R3およびR4は、好ましくは水素、
フッ素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシであ
る。
フッ素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシであ
る。
【0012】イオン性ハライドは、好ましくは式(II)の
化合物を基準として、1〜50モル%、特に好ましくは
2〜10モル%の量で使用される。パラジウム触媒は、
好ましくは式(II)の化合物を基準として、0.0001
〜1モル%、特に好ましくは0.01〜0.5モル%の
量で使用される。
化合物を基準として、1〜50モル%、特に好ましくは
2〜10モル%の量で使用される。パラジウム触媒は、
好ましくは式(II)の化合物を基準として、0.0001
〜1モル%、特に好ましくは0.01〜0.5モル%の
量で使用される。
【0013】好適な双極性非プロトン性溶媒は、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、N-(C1-C18- アルキル)ピ
ロリドン、エチレングリコールジメチルエーテル、酢酸
エチル、アセトニトリル、第三ブチルメチルエーテル、
ジブチルエーテル、スルホランおよびN,N-ジメチルアセ
トアミドからなる群から選択することができる。N-メチ
ルピロリドン、N-オクチルピロリドン、N-ドデシルピロ
リドンおよびN,N-ジメチルアセトアミドが特に好まし
い。これらの溶媒は、純粋な形態および生成物を含有す
る形態または生成物で飽和した形態の両方で使用するこ
とができる。後者の態様が連続工程に使用するのに好ま
しい。
サン、テトラヒドロフラン、N-(C1-C18- アルキル)ピ
ロリドン、エチレングリコールジメチルエーテル、酢酸
エチル、アセトニトリル、第三ブチルメチルエーテル、
ジブチルエーテル、スルホランおよびN,N-ジメチルアセ
トアミドからなる群から選択することができる。N-メチ
ルピロリドン、N-オクチルピロリドン、N-ドデシルピロ
リドンおよびN,N-ジメチルアセトアミドが特に好まし
い。これらの溶媒は、純粋な形態および生成物を含有す
る形態または生成物で飽和した形態の両方で使用するこ
とができる。後者の態様が連続工程に使用するのに好ま
しい。
【0014】溶媒の沸点よりも低い沸点を有する3−イ
ソクロマノン、例えば純粋な3−イソクロマノンの製造
に高沸点溶媒、例えばN-オクチルピロリドンまたはN-ド
デシルピロリドンを使用することは、生成物および未反
応の出発材料を反応媒体から直接留去することができる
という利点がある。担持されたパラジウム触媒を使用す
る場合には、濾過によって予め触媒を取り除くことが有
利である。蒸留残分は、さらなる反応のために再使用す
ることができる。この態様は、効果的な触媒および溶媒
循環に特に好適である。
ソクロマノン、例えば純粋な3−イソクロマノンの製造
に高沸点溶媒、例えばN-オクチルピロリドンまたはN-ド
デシルピロリドンを使用することは、生成物および未反
応の出発材料を反応媒体から直接留去することができる
という利点がある。担持されたパラジウム触媒を使用す
る場合には、濾過によって予め触媒を取り除くことが有
利である。蒸留残分は、さらなる反応のために再使用す
ることができる。この態様は、効果的な触媒および溶媒
循環に特に好適である。
【0015】原則として、溶媒はいかなる量でも使用す
ることができるが、溶媒中の式(II)の化合物の0.1〜
2.5モル溶液を使用することが有利である。
ることができるが、溶媒中の式(II)の化合物の0.1〜
2.5モル溶液を使用することが有利である。
【0016】イオン性ハライドは、アルカリ金属、アン
モニウムまたはホスホニウムハライドであることがで
き、その際ハライドは塩化物、臭化物またはヨウ化物で
ある。イオン性ハライドとして、臭化アンモニウム、臭
化リチウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、テトラブ
チルホスホニウムブロマイド、塩化アンモニウム、塩化
リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、テトラブチ
ルホスホニウムクロライド、ヨウ化アンモニウム、ヨウ
化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、テト
ラブチルホスホニウムアイオダイドまたはそれらの組み
合わせを使用することが好ましい。
モニウムまたはホスホニウムハライドであることがで
き、その際ハライドは塩化物、臭化物またはヨウ化物で
ある。イオン性ハライドとして、臭化アンモニウム、臭
化リチウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、テトラブ
チルホスホニウムブロマイド、塩化アンモニウム、塩化
リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、テトラブチ
ルホスホニウムクロライド、ヨウ化アンモニウム、ヨウ
化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、テト
ラブチルホスホニウムアイオダイドまたはそれらの組み
合わせを使用することが好ましい。
【0017】触媒は、担持されていない形態(ニート触
媒(neat catalyst) )または好ましくは担持された形態
(担体に適用された金属製パラジウムまたはパラジウム
化合物)のいずれかで、金属製パラジウムおよびパラジ
ウム(II)化合物の両方を含有することができる。
媒(neat catalyst) )または好ましくは担持された形態
(担体に適用された金属製パラジウムまたはパラジウム
化合物)のいずれかで、金属製パラジウムおよびパラジ
ウム(II)化合物の両方を含有することができる。
【0018】特に好適な担体は、活性炭、金属酸化物、
金属塩、例えば周期律表の第二および第三主族および第
一および第三亜族の元素の硫酸塩または炭酸塩、例えば
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウムおよ
び/または二酸化ケイ素である。特に好ましい担体は活
性炭である。これらの担体は、それら単独および混合さ
れた形態の両方で本発明による工程に使用することがで
きる。
金属塩、例えば周期律表の第二および第三主族および第
一および第三亜族の元素の硫酸塩または炭酸塩、例えば
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウムおよ
び/または二酸化ケイ素である。特に好ましい担体は活
性炭である。これらの担体は、それら単独および混合さ
れた形態の両方で本発明による工程に使用することがで
きる。
【0019】使用することのできるパラジウム(II)化合
物は特に好ましくはPdCl2 、PdBr2またはPd(OAc)2であ
る。
物は特に好ましくはPdCl2 、PdBr2またはPd(OAc)2であ
る。
【0020】好ましい態様では、パラジウム触媒は、追
加的にリガンド、特にホスフィン化合物を含有する。
加的にリガンド、特にホスフィン化合物を含有する。
【0021】本発明による方法に特に好適な触媒は、ビ
ス(ホスフィン)パラジウム(II)化合物を含有する触媒
である。これらの錯体は、市販されている形態またはパ
ラジウム(II)化合物、例えばPdBr2 、PdCl2 またはパラ
ジウム(II)アセテートと適当なホスフィンとの反応によ
り得られる形態のいずれでも使用することができる。こ
こで、ホスフィン化合物は、トリフェニルホスフィン、
トリトリルホスフィン、ビス(ジフェニルホスフィノ)
エタン、1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタンまた
は1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンであるこ
とができる。触媒として、式PdBr2[PPh3]2で表されるビ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ブロマイ
ドまたは式PdCl2[PPh3]2で表されるビス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(II)クロライドを使用すること
が特に好適である。この錯体は、パラジウム(II)ブロマ
イドまたはパラジウム(II)クロライドとトリフェニルホ
スフィンを反応させることによって製造することができ
る。
ス(ホスフィン)パラジウム(II)化合物を含有する触媒
である。これらの錯体は、市販されている形態またはパ
ラジウム(II)化合物、例えばPdBr2 、PdCl2 またはパラ
ジウム(II)アセテートと適当なホスフィンとの反応によ
り得られる形態のいずれでも使用することができる。こ
こで、ホスフィン化合物は、トリフェニルホスフィン、
トリトリルホスフィン、ビス(ジフェニルホスフィノ)
エタン、1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタンまた
は1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンであるこ
とができる。触媒として、式PdBr2[PPh3]2で表されるビ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ブロマイ
ドまたは式PdCl2[PPh3]2で表されるビス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(II)クロライドを使用すること
が特に好適である。この錯体は、パラジウム(II)ブロマ
イドまたはパラジウム(II)クロライドとトリフェニルホ
スフィンを反応させることによって製造することができ
る。
【0022】1つまたはそれ以上のキラル中心を有する
ホスフィンを使用して、純粋なエナンチオマーまたは1
つのエナンチオマーに富んだ生成物を得ることができ
る。上記した触媒の混合物を使用することも可能であ
る。
ホスフィンを使用して、純粋なエナンチオマーまたは1
つのエナンチオマーに富んだ生成物を得ることができ
る。上記した触媒の混合物を使用することも可能であ
る。
【0023】その他の好ましい態様では、反応は、5未
満のpKa を有する無機または有機酸の存在下に行われ、
その際酸は好ましくは式(II)の化合物を基準として0.
1〜5モル%、好ましくは1〜2.5モル%の量で存在
する。特に好適な酸は、硫酸、リン酸、p-トルエンスル
ホン酸、ヘキサフルオロプロパン酸およびトリフルオロ
酢酸である。
満のpKa を有する無機または有機酸の存在下に行われ、
その際酸は好ましくは式(II)の化合物を基準として0.
1〜5モル%、好ましくは1〜2.5モル%の量で存在
する。特に好適な酸は、硫酸、リン酸、p-トルエンスル
ホン酸、ヘキサフルオロプロパン酸およびトリフルオロ
酢酸である。
【0024】しかしながら、カチオン性イオン交換樹脂
の存在下に反応を行うことも可能である。Amberlyst
(登録商標)15(Rohm and Haas 社の登録商標;CAS-N
o.9037-24-5)またはNafion(登録商標)(Du Pont 社
の登録商標;CAS-No.31175-20-9)がこの目的に特に好
適である。硫酸を使用することが好ましい。
の存在下に反応を行うことも可能である。Amberlyst
(登録商標)15(Rohm and Haas 社の登録商標;CAS-N
o.9037-24-5)またはNafion(登録商標)(Du Pont 社
の登録商標;CAS-No.31175-20-9)がこの目的に特に好
適である。硫酸を使用することが好ましい。
【0025】本発明による反応は、0.1〜20MPa 、
好ましくは1〜10MPa の一酸化炭素圧力および20〜
200℃、好ましくは50〜150℃の温度で行われ
る。
好ましくは1〜10MPa の一酸化炭素圧力および20〜
200℃、好ましくは50〜150℃の温度で行われ
る。
【0026】本発明による反応は、高い選択性および良
好な収率で、冒頭に述べた副生成物を形成しないで進行
する。
好な収率で、冒頭に述べた副生成物を形成しないで進行
する。
【0027】
【実施例】例1(比較例) 75.0g のフタラン(1,3-ジヒドロイソベンゾフラン)お
よび100mg の硫酸を、保護ガス(アルゴン)雰囲気下に
200ml のV4A スチール製オートクレーブ中で連続して混
合する。引き続いて、一酸化炭素を60バールの圧力で
適用し、そして温度を130℃に上昇させる。130℃
で6時間の反応時間の後に、混合物を冷却する。ガスク
ロマトグラフィーによる分析により、反応混合物は3−
イソクロマノンを含有しないことがわかる。次いで、3
0重量%のパラジウムを含有する1gの活性炭(活性炭上
の30%パラジウム)をオートクレーブに添加し、オー
トクレーブを閉じ、そして一酸化炭素を60バールの圧
力で適用する。温度を130℃に上昇させる。130℃
で6時間のさらなる反応の後に、この混合物を冷却す
る。第二のガスクロマトグラフィーによる分析により、
再び反応混合物が3−イソクロマノンを含有しないこと
がわかる。 例2 24.0g のフタラン(1,3-ジヒドロイソベンゾフラン)、
100ml のN-メチルピロリドン(NMP) 、1gの活性炭上の3
0%パラジウム、3.00g のリチウムブロマイドおよび10
0mg の硫酸を、保護ガス(アルゴン)雰囲気下に200ml
のV4A スチール製オートクレーブ中で連続して混合す
る。引き続いて、一酸化炭素を60バールの圧力で適用
し、そして温度を130℃に上昇させる。130℃で6
時間の反応の際に一酸化炭素を圧入して70〜80バー
ルの一酸化炭素圧力を保持し、この反応時間の後に、混
合物を冷却する。ガスクロマトグラフィーによる分析に
より、反応混合物は12.5g の3−イソクロマノンを含有
し、これは43%の収率に相当することがわかる。選択
性は95%よりも高い。
よび100mg の硫酸を、保護ガス(アルゴン)雰囲気下に
200ml のV4A スチール製オートクレーブ中で連続して混
合する。引き続いて、一酸化炭素を60バールの圧力で
適用し、そして温度を130℃に上昇させる。130℃
で6時間の反応時間の後に、混合物を冷却する。ガスク
ロマトグラフィーによる分析により、反応混合物は3−
イソクロマノンを含有しないことがわかる。次いで、3
0重量%のパラジウムを含有する1gの活性炭(活性炭上
の30%パラジウム)をオートクレーブに添加し、オー
トクレーブを閉じ、そして一酸化炭素を60バールの圧
力で適用する。温度を130℃に上昇させる。130℃
で6時間のさらなる反応の後に、この混合物を冷却す
る。第二のガスクロマトグラフィーによる分析により、
再び反応混合物が3−イソクロマノンを含有しないこと
がわかる。 例2 24.0g のフタラン(1,3-ジヒドロイソベンゾフラン)、
100ml のN-メチルピロリドン(NMP) 、1gの活性炭上の3
0%パラジウム、3.00g のリチウムブロマイドおよび10
0mg の硫酸を、保護ガス(アルゴン)雰囲気下に200ml
のV4A スチール製オートクレーブ中で連続して混合す
る。引き続いて、一酸化炭素を60バールの圧力で適用
し、そして温度を130℃に上昇させる。130℃で6
時間の反応の際に一酸化炭素を圧入して70〜80バー
ルの一酸化炭素圧力を保持し、この反応時間の後に、混
合物を冷却する。ガスクロマトグラフィーによる分析に
より、反応混合物は12.5g の3−イソクロマノンを含有
し、これは43%の収率に相当することがわかる。選択
性は95%よりも高い。
【0028】生成物を後処理するために、活性炭上のパ
ラジウムを冷却後に濾過する。引き続いて、溶媒および
未反応のフタランを、100℃および10ミリバールで
薄層蒸発器で蒸発させる。この手段で回収されそして未
反応のフタランを含有する溶媒(NMP) は新規の反応に再
使用することができる。
ラジウムを冷却後に濾過する。引き続いて、溶媒および
未反応のフタランを、100℃および10ミリバールで
薄層蒸発器で蒸発させる。この手段で回収されそして未
反応のフタランを含有する溶媒(NMP) は新規の反応に再
使用することができる。
【0029】3−イソクロマノンを含有する残留物を水
と混合する。3−イソクロマノンとフタランを5:1の
比率で含有する油が分離する。この油を3当量の容量の
第三ブチルメチルエーテル(MTBE)中に取り、分離しそし
て硫酸ナトリウムを使用して乾燥する。第三ブチルメチ
ルエーテルを蒸発し、そして残留物を2当量の容量のヘ
キサンと混合し、その後フタランが溶解しそして3−イ
ソクロマノンが溶液から晶出する。吸引濾過することに
より、79〜80℃の融点を有する12.0g の3−イソク
ロマノンが得られる。1 H-NMR(300MHz,CDCl3):δ=7.20-7.40(m,4H), 5.31(s,
2H), 3.71(s,2H) 。 例3 例1と同様に、24.0g のフタラン(1,3-ジヒドロイソベ
ンゾフラン)、100mlのN-メチルピロリドン(NMP) 、1g
の活性炭上の30%パラジウム、3.00g のリチウムブロ
マイドおよび100mg の硫酸を、200ml のV4A スチール製
オートクレーブ中で連続して混合する。
と混合する。3−イソクロマノンとフタランを5:1の
比率で含有する油が分離する。この油を3当量の容量の
第三ブチルメチルエーテル(MTBE)中に取り、分離しそし
て硫酸ナトリウムを使用して乾燥する。第三ブチルメチ
ルエーテルを蒸発し、そして残留物を2当量の容量のヘ
キサンと混合し、その後フタランが溶解しそして3−イ
ソクロマノンが溶液から晶出する。吸引濾過することに
より、79〜80℃の融点を有する12.0g の3−イソク
ロマノンが得られる。1 H-NMR(300MHz,CDCl3):δ=7.20-7.40(m,4H), 5.31(s,
2H), 3.71(s,2H) 。 例3 例1と同様に、24.0g のフタラン(1,3-ジヒドロイソベ
ンゾフラン)、100mlのN-メチルピロリドン(NMP) 、1g
の活性炭上の30%パラジウム、3.00g のリチウムブロ
マイドおよび100mg の硫酸を、200ml のV4A スチール製
オートクレーブ中で連続して混合する。
【0030】後処理するために、活性炭上のパラジウム
を冷却後に濾過する。引き続いて、溶媒および未反応の
フタランを、100℃および10ミリバールで薄層蒸発
器で蒸発させる。引き続いて、20g のNMP を添加して、
もう一度100℃および10ミリバールで薄層蒸発器で
蒸発させ、蒸発しないフタランを残留物からほぼ完全に
取り除く。3−イソクロマノンを含有する残留物を水と
混合する。3−イソクロマノンは、固体として分離す
る。吸引濾過することにより、80〜81℃の融点を有
する12.3g の3−イソクロマノンが得られる。収率は4
2%であり、選択性は95%よりも高い。 例4〜12 これらの例は、例2と同様に行う。出発材料およびその
量および反応結果を表1に示す。
を冷却後に濾過する。引き続いて、溶媒および未反応の
フタランを、100℃および10ミリバールで薄層蒸発
器で蒸発させる。引き続いて、20g のNMP を添加して、
もう一度100℃および10ミリバールで薄層蒸発器で
蒸発させ、蒸発しないフタランを残留物からほぼ完全に
取り除く。3−イソクロマノンを含有する残留物を水と
混合する。3−イソクロマノンは、固体として分離す
る。吸引濾過することにより、80〜81℃の融点を有
する12.3g の3−イソクロマノンが得られる。収率は4
2%であり、選択性は95%よりも高い。 例4〜12 これらの例は、例2と同様に行う。出発材料およびその
量および反応結果を表1に示す。
【0031】
【表1】 表1中、以下の用語を使用する。溶媒欄中、「NMP 」
は、N-メチルピロリドンであり、「DMAC」はN,N-ジメチ
ルアセトアミドである。触媒欄中、「30%Pd on C 」
は30重量%のパラジウムを含有する活性炭(活性炭上
の30%パラジウム)である。酸欄中、H2SO4 は96%
濃度の硫酸である。COは、130℃の反応温度における
一酸化炭素圧力の範囲である。
は、N-メチルピロリドンであり、「DMAC」はN,N-ジメチ
ルアセトアミドである。触媒欄中、「30%Pd on C 」
は30重量%のパラジウムを含有する活性炭(活性炭上
の30%パラジウム)である。酸欄中、H2SO4 は96%
濃度の硫酸である。COは、130℃の反応温度における
一酸化炭素圧力の範囲である。
フロントページの続き (72)発明者 ペーター・グロッス ドイツ連邦共和国、65451 ケルステンバ ッハ、ゴットフリート− ケラー− スト ラーセ、2
Claims (13)
- 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 で表されるイソクロマン−3−オンを製造する方法にお
いて、下記一般式(II) 【化2】 で表される1,3−ジヒドロイソベンゾフランと一酸化
炭素とを、0.1〜20MPaの一酸化炭素圧力でイオ
ン性ハライド、パラジウム触媒および双極性非プロトン
性溶媒の存在下に反応させることからなる上記方法。
(上記一般式(I) および(II)中、R1、R2、R3およびR
4は、互いに無関係に、水素またはフッ素原子;HO2CCH=
CH-、H2NC(=O)- 、HC(=O)NH- 、CN- またはCF3-基;そ
れぞれ1〜18個の炭素原子を有するアルキル、アルコ
キシまたはアシルオキシ基;またはC6-C18- アリールオ
キシ、アリールまたはヘテロアリール基(ヘテロ原子は
O 、N およびS からなる群から選択される1〜3個の原
子である);R5C(=O)NH-、R5OC(=O)NH- 、R5C(=O)R5N-
、R5 2P(=O)- 、R6 2N- 、R6C(=O)-、R6OC(=O)- 、R6OC
(=O)CH=CH-、R7C(=O)-、R7 2N- 、R7OC(=O)CH=CH-または
R7 2P(=O)- 基であり;R5はC1-C 4-アルキル基であり、R6
はC1-C18- アルキル基であり、そしてR7はC6-C18- アリ
ール基であり;またはR1、R2、R3およびR4基の少なくと
も1つの基がR9基によって置換されており、その際R9は
R1と同一の意味を有しており;またはR1、R2、R3および
R4基の少なくとも2つの基が互いに結合して、5〜18
個の炭素原子を有する少なくとも1つの脂肪族または芳
香族環を形成する。) - 【請求項2】 R1、R2、R3およびR4が、互いに無関係に
水素、フッ素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキ
シである請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 双極性非プロトン性溶媒が、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、N-(C1-C8-アルキル)ピロリ
ドン、N-メチルピロリドン、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、酢酸エチル、アセトニトリル、第三ブチル
メチルエーテル、ジブチルエーテル、スルホランまたは
N,N-ジメチルアセトアミドである請求項1または2に記
載の方法。 - 【請求項4】 イオン性ハライドが、アルカリ金属、ア
ンモニウムまたはホスホニウムハライドであり、その際
ハライドがクロライド、ブロマイドまたはアイオダイド
である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 イオン性ハライドが、臭化アンモニウ
ム、臭化リチウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、テ
トラブチルホスホニウムブロマイド、塩化アンモニウ
ム、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、テ
トラブチルホスホニウムクロライド、ヨウ化アンモニウ
ム、ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウ
ムおよび/またはテトラブチルホスホニウムアイオダイ
ドである請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 パラジウム触媒が、担体に適用された金
属性パラジウムを含有する請求項1〜5のいずれかに記
載の方法。 - 【請求項7】 パラジウム触媒が、少なくとも一種のパ
ラジウム(II)化合物、特にPdCl2 、PdBr2 またはPd(OA
c)2を含有する請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 パラジウム触媒が、追加的にリガンド、
特にホスフィン化合物を含有する請求項7に記載の方
法。 - 【請求項9】 ホスフィン化合物が、トリフェニルホス
フィン、トリトリルホスフィン、ビス(ジフェニルホス
フィノ)エタン、1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プ
ロパンまたは1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン
である請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 パラジウム触媒が、ビス(トリフェニ
ルホスフィノ)パラジウム(II)クロライドまたはビス
(トリフェニルホスフィノ)パラジウム(II)ブロマイド
を含有する請求項1〜9のいずれかに記載の方法。 - 【請求項11】 反応が、5未満のpKa を有する無機ま
たは有機酸の存在下に行われる請求項1〜10のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項12】 酸が、硫酸、リン酸、p-トルエンスル
ホン酸、ヘキサフルオロプロパン酸またはトリフルオロ
酢酸である請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 反応が、カチオン性イオン交換樹脂の
存在下に行われる請求項1〜10のいずれかに記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19803076A DE19803076A1 (de) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | Verfahren zur katalytischen Herstellung von 3-Isochromanonen aus Phthalanen |
| DE19803076:2 | 1998-01-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11279170A true JPH11279170A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=7855809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11019019A Withdrawn JPH11279170A (ja) | 1998-01-28 | 1999-01-27 | フタランから3―イソクロマノンを触媒的に製造する方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6002020A (ja) |
| EP (1) | EP0936220B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11279170A (ja) |
| DE (2) | DE19803076A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| BR9811603B1 (pt) * | 1997-08-26 | 2010-03-09 | processo para preparar 3-isocromanona. | |
| US7192939B2 (en) * | 2002-01-30 | 2007-03-20 | Montana State University | Pestalotiopsis microsporia isolates and compounds derived therefrom |
| DE102007035914A1 (de) * | 2007-07-23 | 2009-01-29 | Umc Universal Motor Corporation Gmbh | Freikolbenvorrichtung und Verfahren zur Steuerung und/oder Regelung einer Freikolbenvorrichtung |
| CN109553601B (zh) * | 2019-01-31 | 2020-11-10 | 河南科技大学 | 一种无催化剂法制备5-溴异色满-4-酮的工艺方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9405492D0 (en) * | 1994-03-21 | 1994-05-04 | Zeneca Ltd | Chemical compounds |
-
1998
- 1998-01-28 DE DE19803076A patent/DE19803076A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-01-19 DE DE59904903T patent/DE59904903D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-01-19 EP EP99100857A patent/EP0936220B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-27 US US09/239,001 patent/US6002020A/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-01-27 JP JP11019019A patent/JPH11279170A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|
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| US6002020A (en) | 1999-12-14 |
| EP0936220A1 (de) | 1999-08-18 |
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| EP0936220B1 (de) | 2003-04-09 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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