JPH11279656A - 板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法 - Google Patents
板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法Info
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Abstract
方法を提供する。 【解決手段】 C:0.01%以下、Ti:0.001
〜0.2%、Nb:0.001〜0.2%の一種または
二種を含む鋼の鋳片を熱間圧延する際、仕上圧延の少な
くとも1パスを、40℃の粘度が450mm2/s未満
の粘性を有する潤滑油を、必要に応じて30℃以上、8
0℃未満に調整し、ウォーター・インジェクション方式
により、必要に応じて噴射圧力を0.05MPa以上、
2.0MPa未満に調整して、必要に応じて油量を0.
2〜10ml/m2に調整して、ロールに供給する潤滑
を施しながら、Ar3変態点未満の温度域で圧延し、か
つ、該温度域、該潤滑条件下の圧延の圧延率の合計が5
0%以上となるように行い、その後、巻き取り工程、ま
たは、焼鈍工程において再結晶処理を施す。
Description
自動車などの工業製品の製造分野において有用となり得
る、板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法に
関するものである。
深絞り加工された鋼板が広く用いられている。そして、
こうした用途に用いられる鋼板には、高いランクフォー
ド値(平均r値、以下単に「r値」と記す)が求められ
ることが知られている。高いr値を有する鋼板は、一般
的には、鋼片を加熱後、Ar3変態点以上の温度域で圧
延し、更に冷間圧延と再結晶焼鈍を行う方法によって製
造されている。
値を有する鋼板を得ることを目的に、Ar3変態点以下
の温度域で、潤滑を施しながら熱間圧延を行い、従来工
程における冷間圧延と再結晶焼鈍を省略する製造方法が
提案されている。
には、所定の化学成分を有する鋼を、500℃以上Ar
3変態点以下の温度範囲で、潤滑を施しつつ合計圧下率
が50%以上の圧延を行い、その後の冷却、捲取あるい
は焼鈍過程において再結晶させることにより成形性のす
ぐれた熱延鋼板を得る発明が開示されている。また、特
開昭61−3845号公報には、C≦0.2重量%の炭
素鋼をAr3+100℃以下、Ar3以上の温度域で、合
計圧下率が少なくとも35%以上の圧延を行った後、摩
擦係数μが0.2以下の条件で合計圧延率が50%以上
の圧延を行い、その後再結晶処理を行うことにより深絞
り性にすぐれた鋼板を得る発明が提案されている。
圧延を行うとの記載があるのみで、実際の鋼板製造に欠
かせない具体的な潤滑の実施方法が示されていない。ま
た、後者には、摩擦係数を0.2以下にする圧延方法と
して、大径ロールの使用、低温・高速・軽圧下圧延、パ
ス間冷却などの対策が効果的であるとの開示があるが、
こうした対策は、従来の圧延設備の変更や、生産性の低
下を伴うものであるから、却って製造コストの上昇を招
き、冷間圧延と再結晶焼鈍工程を省略したことによる経
済的な効果が減じられてしまう恐れがある。また潤滑剤
に関する記載は全く見当たらない。
は、所定の化学成分を有する鋼を、Ar3変態点未満5
00℃以上の温度域で、少なくとも1パスをグリース基
潤滑剤を0.25〜5.0g/m2ロールに塗布する潤
滑条件の下で、かつ、Ar3変態点未満の全圧下率が6
0%以上の仕上げ圧延を行った後、巻取工程またはその
後の焼鈍工程において再結晶処理する深絞り性に優れた
熱延鋼板の製造方法が示され、潤滑剤に関する具体的な
記載がなされている。しかし、グリース基の潤滑剤を用
いるためには、やはり圧延設備の変更が必須であり、製
造コストの上昇は必然的であると言える。
造方法の内の冷間圧延と再結晶焼鈍工程を省略して安価
な製造コストとしながらも、高いr値を有する熱延鋼板
が得られるとする提案には、最も重要な技術要素である
潤滑方法に関する記載が全くないか、あっても設備や生
産性に影響を与えるものであり、より安価に、深絞り性
に優れた鋼板の提供を可能にするという社会的要請に十
分応え得ているとは言い難い。
まっている状況下において、熱延鋼板を冷延鋼板に換え
て用いるためには、r値の高さのみではなく、冷延鋼板
と同等の板厚の均一性も求められる。一般に、潤滑を施
しながら熱延を行うと、通板制御の困難さが増すため、
板厚の不均一さも増大し、それが深絞り成形後の製品形
状にも影響を与える懸念が持たれていた。従って、板厚
の均一性を損なわないような潤滑圧延としなければなら
ないが、そうした視点にまで踏み込んで熱延鋼板の製造
方法を検討した例は見当たらない。
設備と生産性を犠牲にすることなく、従って、冷間圧延
と再結晶焼鈍工程を省略したことによる製造コストの低
減効果を減じることなく、高いr値を有し、併せて、冷
延鋼板並みの板厚均一性をも備えた熱延鋼板を製造する
方法を提供することを目的とするものである。
のためになされたものであり、C:0.01%以下、S
i:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P:0.2%
以下、S:0.05%以下、Al:0.005%以上、
0.1%以下、および、N:0.01%以下を含有し、
かつ、Ti:0.001%以上、0.2%以下、およ
び、Nb:0.001%以上、0.2%以下、の一種ま
たは二種を含み、残部がFe、および、不可避不純物か
ら成る鋼の鋳片を熱間圧延する際、仕上圧延の少なくと
も1パスを、40℃の粘度が450mm2/s未満の粘
性を有する潤滑油を、必要に応じて、その温度を30℃
以上、80℃未満に調整し、ウォーター・インジェクシ
ョン方式により、必要に応じてその噴射圧力を0.05
MPa以上、2.0MPa未満に調整して、必要に応じ
てその油量を0.2〜10ml/m2に調整して、ロー
ルに供給する潤滑を施しながら、Ar3変態点未満の温
度域で圧延し、かつ、該温度域、該潤滑条件下の圧延の
圧延率の合計が50%以上となるように行い、その後、
巻き取り工程、または、焼鈍工程において再結晶処理を
施すことを特徴とする、板厚均一性に優れた深絞り用熱
延鋼板の製造方法を要旨とするものである。
01%以上、0.005%以下のBを二次加工脆性の改
善の目的で、更に、0.01%以上、1.5%以下のC
uを高強度化の目的で必要に応じて含有させた鋼板の製
造方法、および、再結晶処理を溶融亜鉛めっき工程にて
行うこととした当該製造方法も要旨とするものである。
的な熱間圧延機にはウォーター・インジェクション方式
の潤滑剤供給装置が装備されていることが多い。本発明
において、用いる潤滑媒体を液体とし、その供給をウォ
ーター・インジェクション方式としたのは、そうした設
備をそのまま使用し、特別に設備改造をすることなく本
発明で提案する製造方法を実行可能なものとするためで
ある。
件、および、潤滑剤の条件などは以下の実験結果に基づ
いて限定した。実験は、図4に模式的に示す潤滑剤の供
給装置と圧延装置を用いて行った。
ついて検討した。潤滑油、および、キャリア水の温度を
40℃とし、様々な粘度を有する潤滑油を用いてロール
に潤滑剤を連続して噴射し濃度の安定性を調べる実験を
行った。潤滑剤の噴射開始後5分毎に10回、各々10
0mlをノズル直近で採取して濃度を分析し、10回全
てにおいてその変動範囲が設定した濃度の100分の5
未満であれば合格として安定性を評価した。その結果、
粘度が450mm2/s未満の潤滑油であれば潤滑油の
種類によらず濃度の安定性は合格となった。本発明で、
用いる潤滑油の粘度を450mm2/s未満としたの
は、このように潤滑圧延を安定して行えるものとするた
めである。なお、粘度の値は、油脂の粘度の表記に汎用
的に使用されている40℃の値とした。
1%、Mn:0.10%、P:0.012%、S:0.
0095%、Al:0.035%、N:0.0017
%、および、Ti:0.062%を含み、残部がFe、
および、不可避不純物から成る鋼片を、加熱後、750
℃で圧延し、引き続いて、750℃、3時間の再結晶処
理をする実験を行った。圧延は、1パスで60%圧延す
るスケジュールとし、その際に噴射する潤滑剤中の油の
濃度、全供給量、温度、および、噴射圧力を変えること
により、潤滑の条件と板厚均一性、および、鋼板r値の
関係を調査した。
き一ヶ所の割合で20ヶ所の板厚を測定し、それらの最
大値と最小値の差Δtをそれらの平均値で除した値が、
0.125未満であれば「良」、0.125以上であれ
ば「不良」と判定した。
図から、被圧延材の単位面積当たりに供給される油量が
0.2ml/m2以上、10ml/m2以下、潤滑剤の液
温が30℃以上、80℃未満、噴射圧力が0.05MP
a以上、2.0MPa未満の場合に、高いr値を有し、
かつ、板厚均一性が「良」の鋼板の得られることが明ら
かとなった。
を行って本発明を限定した。
り、0.01%を超えると深絞り性を劣化させるので、
その上限を0.01%とする。
化する作用を有し、製造しようとする鋼の強度に応じて
必要量を添加すればよいが、それぞれ、Si>2.0
%、Mn>3.0%、および、P>0.2%となると深
絞り性を劣化させるので、Si:2.0%以下、Mn:
3.0%以下、P:0.2%以下と上限を限定した。
が、0.05%以下であれば特段問題とならないので
0.05%を上限とする。
ものであるが、含有量が0.005%未満ではその効果
が得られず、また、0.1%を超えて含有させると延性
の劣化をもたらすので、0.005%以上、0.1%以
下とする。
ない延性を劣化させるので、0.01%以下としなけれ
ばならない。
せる働きを有し、r値を高めるのに非常に有効な元素で
ある。しかし、0.001%未満では効果がなく、一
方、0.2%を超えて含有させてもそれ以上の効果は得
られず、鋼のコストを高めてしまう。そのため、含有量
を0.001%以上0.2%以下とした。
圧延前の結晶粒径を微細化する働きをするのでr値を高
めるのに有効であるが、0.001%未満では効果がな
く、0.2%を超えて含有させてもそれ以上の効果は期
待できないので、含有量を0.001%以上、0.2%
以下とする。
るので、必要に応じて添加することができる。しかし、
0.0001%未満では効果が得られず、逆に0.00
5%を超えると深絞り性に悪影響を及ぼすので、含有量
は、0.0001%以上、0.005%以下とする。
で、必要に応じて添加することができる。その効果は、
0.01%以上の添加で得られるが、1.5%を超える
と深絞り性を劣化させるので、含有量は0.01%以
上、1.5%以下とする次に、圧延条件、および、潤滑
条件について述べる。
晶処理工程を利用して集合組織制御を行い、板面に平行
な{111}面を高く集積させる方法が有効である。そ
のためには、圧延をAr3変態点未満の温度域において
行う必要がある。なぜなら、Ar3変態点以上の温度域
における圧延によって形成される集合組織は、その後の
γ相からα相への相変態の際にランダム化してしまうた
め、望ましい集合組織の形成には有効ではないからであ
る。本発明において、圧延温度域をAr3変態点未満と
したのはこのためである。一方、圧延温度域の下限は、
高r値鋼板を得る目的からは存在しないが、温度の低下
とともに鋼の変形抵抗が増加して圧延機の負荷を増大さ
せるため、500℃を下限とするのが望ましい。
と被圧延材の間の摩擦に起因する剪断変形により、被圧
延材の、特に表層部に、深絞り性に好ましくない、板面
に平行な{110}面が形成されてしまうため、潤滑の
実施は不可欠である。なおかつ、既述の実験結果が示す
ように、どのような潤滑を行うかが非常に重要である。
剤を供給する場合には、潤滑剤中の潤滑油の濃度、潤滑
剤の供給量、潤滑剤の温度、および、噴射圧力が主たる
制御指標であるが、詳細な検討の結果、鋼板のr値に影
響を及ぼすような潤滑条件は、濃度と供給量の積によっ
て定まる油量、潤滑剤の温度、潤滑剤の噴射圧力の三指
標に集約されることが明らかとなった。
ml/m2未満であるか、または、液温が30℃未満、
または、噴射圧力が0.05MPa未満、もくしは、
2.0MPa以上では、{110}面の形成を抑制する
効果が十分ではないため、高r値鋼板を得ることはでき
ない。そこで、油量を0.2ml/m2以上、液温を3
0℃以上、噴射圧力を0.05MPa以上、2.0MP
a未満に限定した。
は、高r値鋼板を得る目的上は問題ないものの、被圧延
材の通板制御がより難儀になるため、圧延後の鋼板の形
状に悪影響が発生するようになる。具体的には、油量が
10ml/m2を超えて供給されるか、または液温が8
0℃以上となると板厚の均一性が不良となる。そこで、
油量を10ml/m2以下、液温を80℃未満に限定し
た。
響を及ぼすメカニズムは必ずしも明確ではないが、これ
らの因子が、潤滑剤中に含まれる油分のロール表面への
膜形成プロセスに強い影響を与えることに起因するもの
と推定される。
合成エステルの他に各種化合物やポリマーなどを添加し
た潤滑油を用いることも本発明の要旨を損ねるものでは
ない。
計を50%以上としたのは、これより少なくては、板面
に平行な{111}面が、高r値を得るのに十分な程に
集積しないからである。
ので、加工性を付与するために、さらには、深絞り性に
有利な再結晶集合組織を形成するために、再結晶処理を
行う必要がある。それは、鋼板をコイルに巻き取ること
による自己焼鈍法で行ってもよいし、箱型焼鈍炉、ある
いは連続焼鈍炉を用いて行ってもよい。また、それらに
換えて、溶融亜鉛めっき工程において行うこともでき
る。
る。
す。
粗圧延した後、ウォーター・インジェクション方式で潤
滑剤をロールに供給しながら仕上げ圧延を行った。その
際の圧延条件と潤滑条件、および、再結晶処理後の鋼板
の板厚均一性の判定結果とr値を表2〜表4に示す。ま
た、これらの表には、本発明の範囲外となる比較例を併
せて記載した。
内の鋼で、そして、鋼IはTi、Nbを含有しておら
ず、鋼JはC含有量が0.01%を超えており本発明の
範囲外となっている。
7、36、37、56及び57は、鋼の化学成分が本発
明の範囲外の鋼I及びJについての例であり、比較例N
o.2、22及び42は、Ar3変態点未満の温度域で
の圧延率の合計が50%以上となっていない圧延条件の
例であり、比較例No.4は液温が高い例であり、比較
例No.6及び26は油量(ml/m2)が不足し、比
較例No.16及び27は油量(ml/m2)が多すぎ
る例であり、比較例No.24及び44は噴射圧力(M
Pa)が高い例であり、比較例No.35は油量及び噴
射圧力の両方が高い例であり、比較例No.46は液温
が低く、比較例No.47は液温が高い例であり、そし
て比較例No.55は液温及び噴射圧力の両方が高い例
である。
評価或はr値が本発明の実施例よりも劣っていた。
延鋼板は、優れた板厚均一性と深絞り性を有することが
わかった。
性に優れ、かつ、高r値を有する熱延鋼板を得ることが
できる。また、そのために新たに潤滑装置を設置したり
する必要がなく、冷延・焼鈍工程を省略した効果を減じ
ることもない。
剤中の油量、および、潤滑剤の液温の影響を示すグラフ
である。
剤中の油量、および、潤滑剤の噴射圧力の影響を示すグ
ラフである。
剤の液温、および、潤滑剤の噴射圧力の影響を示すグラ
フである。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 質量%で、C :0.01%以下、S
i:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P :0.2
%以下、S :0.05%以下、Al:0.005%以
上、0.1%以下、N :0.01%以下を含有し、か
つ、Ti:0.001%以上、0.2%以下、および、
Nb:0.001%以上、0.2%以下の一種または二
種を含み、残部がFeおよび不可避不純物から成る鋼の
鋳片を熱間圧延する際、仕上圧延の少なくとも1パス
を、40℃の粘度が450mm2/s未満の粘性を有す
る潤滑油であって、その温度を30℃以上、80℃未満
に調整した潤滑油を、ウォーター・インジェクション方
式により0.2〜10ml/m2の割合でロールに供給
する潤滑を施しながら、Ar3変態点未満の温度域で圧
延し、かつ、該温度域、該潤滑条件下の圧延の圧延率の
合計が50%以上となるように行い、その後、巻き取り
工程、または、焼鈍工程において再結晶処理を施すこと
を特徴とする、板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の
製造方法。 - 【請求項2】 質量%で、C :0.01%以下、S
i:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P :0.2
%以下、S :0.05%以下、Al:0.005%以
上、0.1%以下、N :0.01%以下を含有し、か
つ、Ti:0.001%以上、0.2%以下、および、
Nb:0.001%以上、0.2%以下の一種または二
種を含み、残部がFeおよび不可避不純物から成る鋼の
鋳片を熱間圧延する際、仕上圧延の少なくとも1パス
を、40℃の粘度が450mm2/s未満の粘性を有す
る潤滑油を、噴射圧力が0.05MPa以上、2.0M
Pa未満のウォーター・インジェクション方式により
0.2〜10ml/m2の割合でロールに供給する潤滑
を施しながら、Ar3変態点未満の温度域で圧延し、か
つ、該温度域、該潤滑条件下の圧延の圧延率の合計が5
0%以上となるように行い、その後、巻き取り工程、ま
たは、焼鈍工程において再結晶処理を施すことを特徴と
する、板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方
法。 - 【請求項3】 質量%で、C :0.01%以下、S
i:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P :0.2
%以下、S :0.05%以下、Al:0.005%以
上、0.1%以下、N :0.01%以下を含有し、か
つ、Ti:0.001%以上、0.2%以下、および、
Nb:0.001%以上、0.2%以下の一種または二
種を含み、残部がFeおよび不可避不純物から成る鋼の
鋳片を熱間圧延する際、仕上圧延の少なくとも1パス
を、40℃の粘度が450mm2/s未満の粘性を有す
る潤滑油であって、その温度を30℃以上、80℃未満
に調整した潤滑油を、噴射圧力が0.05MPa以上、
2.0MPa未満のウォーター・インジェクション方式
によりロールに供給する潤滑を施しながら、Ar3変態
点未満の温度域で圧延し、かつ、該温度域、該潤滑条件
下の圧延の圧延率の合計が50%以上となるように行
い、その後、巻き取り工程、または、焼鈍工程において
再結晶処理を施すことを特徴とする、板厚均一性に優れ
た深絞り用熱延鋼板の製造方法。 - 【請求項4】 質量%で、C :0.01%以下、S
i:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P :0.2
%以下、S :0.05%以下、Al:0.005%以
上、0.1%以下、N :0.01%以下を含有し、か
つ、Ti:0.001%以上、0.2%以下、および、
Nb:0.001%以上、0.2%以下の一種または二
種を含み、残部がFeおよび不可避不純物から成る鋼の
鋳片を熱間圧延する際、仕上圧延の少なくとも1パス
を、40℃の粘度が450mm2/s未満の粘性を有す
る潤滑油であって、その温度を30℃以上、80℃未満
に調整した潤滑油を、噴射圧力が0.05MPa以上、
2.0MPa未満のウォーター・インジェクション方式
により0.2〜10ml/m2の割合でロールに供給す
る潤滑を施しながら、Ar3変態点未満の温度域で圧延
し、かつ、該温度域、該潤滑条件下の圧延の圧延率の合
計が50%以上となるように行い、その後、巻き取り工
程、または、焼鈍工程において再結晶処理を施すことを
特徴とする、板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製
造方法。 - 【請求項5】 鋼が、さらに、質量%で、B :0.0
001%以上、0.005%以下を含有することを特徴
とする、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載
の板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法。 - 【請求項6】 鋼が、さらに、質量%で、Cu:0.0
1%以上、1.5%以下を含有することを特徴とする、
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の板厚均
一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法。 - 【請求項7】 再結晶処理を溶融亜鉛めっき工程にて行
うことを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれ
か1項に記載の板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9819998A JP3878323B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9819998A JP3878323B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11279656A true JPH11279656A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3878323B2 JP3878323B2 (ja) | 2007-02-07 |
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ID=14213343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9819998A Expired - Fee Related JP3878323B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 板厚均一性に優れた深絞り用熱延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3878323B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007075870A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間圧延油の供給方法及び供給装置 |
| US7204111B2 (en) | 2003-06-06 | 2007-04-17 | Nippon Steel Corporation | Lubricated hot rolling method |
| JP2009226478A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-10-08 | Nippon Steel Corp | 潤滑剤供給設備および圧延機並びに潤滑剤供給方法および圧延方法 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP9819998A patent/JP3878323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3878323B2 (ja) | 2007-02-07 |
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