JPH11280558A - 回転絞り弁式気化器 - Google Patents
回転絞り弁式気化器Info
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- JPH11280558A JPH11280558A JP10195098A JP10195098A JPH11280558A JP H11280558 A JPH11280558 A JP H11280558A JP 10195098 A JP10195098 A JP 10195098A JP 10195098 A JP10195098 A JP 10195098A JP H11280558 A JPH11280558 A JP H11280558A
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- Japan
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- fuel
- throttle valve
- shaft portion
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 28
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 28
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料ノズルに差込まれた計量針による燃料流
量の制御をアイドル回転から中速回転域で適正に行ない
エンジン回転を安定させる。 【解決手段】 燃料ノズル16の側面に中心軸線方向へ
長い燃料噴口17を設け、計量針7の棒軸部21によっ
て燃料噴口17の一部を閉止して吸入空気流量に対応す
る開口部24Aを形成させ、燃料ノズル16とテーパ軸
部22との間の通路間隙16Aの絞り作用によって開口
部24Aから吸い出される燃料流量を制御させるように
した。
量の制御をアイドル回転から中速回転域で適正に行ない
エンジン回転を安定させる。 【解決手段】 燃料ノズル16の側面に中心軸線方向へ
長い燃料噴口17を設け、計量針7の棒軸部21によっ
て燃料噴口17の一部を閉止して吸入空気流量に対応す
る開口部24Aを形成させ、燃料ノズル16とテーパ軸
部22との間の通路間隙16Aの絞り作用によって開口
部24Aから吸い出される燃料流量を制御させるように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に汎用2サイクル
エンジンに燃料を供給するための回転絞り弁式気化器、
詳しくは空気流量に対応して適正に調整された流量の燃
料を供給することができる機能をもった回転絞り弁式気
化器に関するものである。
エンジンに燃料を供給するための回転絞り弁式気化器、
詳しくは空気流量に対応して適正に調整された流量の燃
料を供給することができる機能をもった回転絞り弁式気
化器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】林業用、農業用などの携帯作業機械、小
形車両その他の動力源に用いられている汎用2サイクル
エンジンに燃料を供給する気化器の一つとして、特開昭
58−101253号公報などに記載されている回転絞
り弁式気化器が広く知られている。
形車両その他の動力源に用いられている汎用2サイクル
エンジンに燃料を供給する気化器の一つとして、特開昭
58−101253号公報などに記載されている回転絞
り弁式気化器が広く知られている。
【0003】このものは、気化器本体の吸気通路に直交
させて絞り通孔および計量針を有する円柱形の絞り弁を
配置し、この絞り弁をアクセル操作に応じて回転させな
がら自身の中心軸線方向へ移動させることにより、絞り
通孔の吸気通路との重なり度合いを変えて空気流量を制
御すると同時に、計量針の燃料ノズルへの挿入深さを変
えて燃料流量を制御するものである。
させて絞り通孔および計量針を有する円柱形の絞り弁を
配置し、この絞り弁をアクセル操作に応じて回転させな
がら自身の中心軸線方向へ移動させることにより、絞り
通孔の吸気通路との重なり度合いを変えて空気流量を制
御すると同時に、計量針の燃料ノズルへの挿入深さを変
えて燃料流量を制御するものである。
【0004】計量針と燃料ノズルとによる燃料流量の制
御手段の一つとして、図3の(A)に示したように先端
開口を燃料噴口52とするとともに内部にジェット53
を設けた燃料ノズル51に計量針54の先端のテーパ部
55を挿入し、エンジンの低・中速回転域でジェット5
3とテーパ部55とによって、高速回転域で燃料噴口5
2とテーパ部55とによってそれぞれ行なうものがあ
る。また、制御手段のもう一つとして、図3の(B)に
示したように側面に中心軸線方向へ長い孔を設けて燃料
噴口57とした燃料ノズル56に均一径棒状の計量針5
8をほぼ隙間なく挿入し、燃料噴口57と計量針58と
の重なり度合いによって行なうものがある。
御手段の一つとして、図3の(A)に示したように先端
開口を燃料噴口52とするとともに内部にジェット53
を設けた燃料ノズル51に計量針54の先端のテーパ部
55を挿入し、エンジンの低・中速回転域でジェット5
3とテーパ部55とによって、高速回転域で燃料噴口5
2とテーパ部55とによってそれぞれ行なうものがあ
る。また、制御手段のもう一つとして、図3の(B)に
示したように側面に中心軸線方向へ長い孔を設けて燃料
噴口57とした燃料ノズル56に均一径棒状の計量針5
8をほぼ隙間なく挿入し、燃料噴口57と計量針58と
の重なり度合いによって行なうものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図3の
(A)に示したものはジェット53から燃料噴口52に
至る間のテーパ部55の形状のばらつきやエンジン運転
に伴う計量針54の振動などにより燃料調整が不安定と
なって燃料の流れを断続流としやすく、そのために特に
低・中速回転域でのエンジン回転が不安定になりやすい
という問題がある。加えて、低・中速回転域ではジェッ
ト53の有効面積、即ち計量針54の動きに応じた燃料
流量が回転速度に無視できない影響を与えるので、ジェ
ット53およびテーパ部55の寸法精度を高めても調整
が困難であるという問題をもっている。
(A)に示したものはジェット53から燃料噴口52に
至る間のテーパ部55の形状のばらつきやエンジン運転
に伴う計量針54の振動などにより燃料調整が不安定と
なって燃料の流れを断続流としやすく、そのために特に
低・中速回転域でのエンジン回転が不安定になりやすい
という問題がある。加えて、低・中速回転域ではジェッ
ト53の有効面積、即ち計量針54の動きに応じた燃料
流量が回転速度に無視できない影響を与えるので、ジェ
ット53およびテーパ部55の寸法精度を高めても調整
が困難であるという問題をもっている。
【0006】一方、前記図3の(B)に示したものは燃
料ノズル56に計量針58がほぼ隙間なく挿入されてい
るため、エンジン運転に伴う振動による不安定さは生じ
ない。しかし、燃料噴口57と計量針58との重なり度
合い、即ち計量針58の先端前方に露出した燃料噴口5
7の開口部の面積のみによって燃料流量の制御を行なう
ものであるため、低・中速回転域において計量針58の
動きに応じた燃料流量の変化が回転速度に無視できない
影響を与え、適正な制御を行なうことが困難であるとい
う問題をもっている。
料ノズル56に計量針58がほぼ隙間なく挿入されてい
るため、エンジン運転に伴う振動による不安定さは生じ
ない。しかし、燃料噴口57と計量針58との重なり度
合い、即ち計量針58の先端前方に露出した燃料噴口5
7の開口部の面積のみによって燃料流量の制御を行なう
ものであるため、低・中速回転域において計量針58の
動きに応じた燃料流量の変化が回転速度に無視できない
影響を与え、適正な制御を行なうことが困難であるとい
う問題をもっている。
【0007】本発明は回転絞り弁式気化器、即ち気化器
本体の吸気通路に直交させて配置され絞り通孔および計
量針を有する円柱形の絞り弁と、この絞り弁の中心軸線
上に配置されて絞り通孔に開口し計量針が挿入された燃
料ノズルとを具え、絞り弁がアクセル操作に応じて回転
しながら自身の中心軸線方向へ移動することにより空気
流量と燃料流量とを制御する構成の気化器がもってい
る、エンジンの低・中速回転域における燃料流量の適正
な制御が困難でありエンジン回転を不安定にしやすい、
という前記の課題を解決し、燃料ノズルと計量針とによ
る燃料流量の制御が適正に行なわれるものとすることを
目的としている。
本体の吸気通路に直交させて配置され絞り通孔および計
量針を有する円柱形の絞り弁と、この絞り弁の中心軸線
上に配置されて絞り通孔に開口し計量針が挿入された燃
料ノズルとを具え、絞り弁がアクセル操作に応じて回転
しながら自身の中心軸線方向へ移動することにより空気
流量と燃料流量とを制御する構成の気化器がもってい
る、エンジンの低・中速回転域における燃料流量の適正
な制御が困難でありエンジン回転を不安定にしやすい、
という前記の課題を解決し、燃料ノズルと計量針とによ
る燃料流量の制御が適正に行なわれるものとすることを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、燃料ノズルをその側面に中心軸線方向へ延びるスリ
ット状の燃料噴口を有するものとし、計量針を燃料ノズ
ルにほぼ隙間なく差込まれた棒軸部およびその先端から
前方へ延び基端を棒軸部よりも小径としたテーパ軸部を
有するものとし、棒軸部はエンジンの少なくとも中速回
転域以下の回転域で燃料噴口の一部を閉止し、テーパ軸
部は燃料噴口の開口部から吸い出される燃料流量を制御
する構成とした。
に、燃料ノズルをその側面に中心軸線方向へ延びるスリ
ット状の燃料噴口を有するものとし、計量針を燃料ノズ
ルにほぼ隙間なく差込まれた棒軸部およびその先端から
前方へ延び基端を棒軸部よりも小径としたテーパ軸部を
有するものとし、棒軸部はエンジンの少なくとも中速回
転域以下の回転域で燃料噴口の一部を閉止し、テーパ軸
部は燃料噴口の開口部から吸い出される燃料流量を制御
する構成とした。
【0009】アクセル操作に応じて絞り弁と一体に中心
軸線方向へ動く計量針の棒軸部が吸入空気量とほぼ比例
的に燃料噴口の開口部を変化させる。これと同時に燃料
ノズルとテーパ軸部との隙間である通路間隙の大きさが
変化し、その絞り作用の大小に応じて燃料流量が適正に
制御され、その結果エンジンを安定よく回転させること
となる。
軸線方向へ動く計量針の棒軸部が吸入空気量とほぼ比例
的に燃料噴口の開口部を変化させる。これと同時に燃料
ノズルとテーパ軸部との隙間である通路間隙の大きさが
変化し、その絞り作用の大小に応じて燃料流量が適正に
制御され、その結果エンジンを安定よく回転させること
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、気化器本体1は前後に貫通した吸気通
路2およびこれと直交し一端が閉止された弁孔3を有し
ており、円柱形の絞り弁4が弁孔3に回転可能且つ自身
の中心軸線方向へ移動可能に嵌込まれている。
態を説明すると、気化器本体1は前後に貫通した吸気通
路2およびこれと直交し一端が閉止された弁孔3を有し
ており、円柱形の絞り弁4が弁孔3に回転可能且つ自身
の中心軸線方向へ移動可能に嵌込まれている。
【0011】絞り弁4はその中心軸線に直交して吸気通
路2とほぼ同一径の絞り通孔5を有しており、また中心
軸線上に位置させてノズル挿通孔6,計量針7,弁軸8
を有している。ノズル挿通孔6は弁孔3の閉止端側に設
けられて燃料ノズル16を挿通させている。また、弁軸
8は弁孔3の開放端側に位置する絞り弁4の端部に固結
され、弁孔3のカバー体11を貫通して気化器本体1の
外部へ突出している。更に、計量針7は弁軸8のねじ孔
8aにねじ込んだ調節ねじ9に押ばね10のばね力で押
し付けられており、調節ねじ9のねじ込み位置によって
絞り通孔5への突出長さ、従ってアイドル位置における
燃料ノズル16への挿入深さを調節可能として絞り弁4
に保持されている。
路2とほぼ同一径の絞り通孔5を有しており、また中心
軸線上に位置させてノズル挿通孔6,計量針7,弁軸8
を有している。ノズル挿通孔6は弁孔3の閉止端側に設
けられて燃料ノズル16を挿通させている。また、弁軸
8は弁孔3の開放端側に位置する絞り弁4の端部に固結
され、弁孔3のカバー体11を貫通して気化器本体1の
外部へ突出している。更に、計量針7は弁軸8のねじ孔
8aにねじ込んだ調節ねじ9に押ばね10のばね力で押
し付けられており、調節ねじ9のねじ込み位置によって
絞り通孔5への突出長さ、従ってアイドル位置における
燃料ノズル16への挿入深さを調節可能として絞り弁4
に保持されている。
【0012】弁軸8の軸端には運転者のアクセル操作に
よって旋回する絞り弁レバー12が固着されているとと
もに、絞り弁4とカバー体11との間には両端をこれら
に固定したねじりコイルばねからなる閉弁ばね13が弁
軸8を囲んで装入されている。また、絞り弁4の弁軸8
側の端部にフランジ4aが設けられており、その吸気通
路2へ向いた面にカム14が形成されていて、このカム
14は気化器本体1に突設したピン15に接している。
よって旋回する絞り弁レバー12が固着されているとと
もに、絞り弁4とカバー体11との間には両端をこれら
に固定したねじりコイルばねからなる閉弁ばね13が弁
軸8を囲んで装入されている。また、絞り弁4の弁軸8
側の端部にフランジ4aが設けられており、その吸気通
路2へ向いた面にカム14が形成されていて、このカム
14は気化器本体1に突設したピン15に接している。
【0013】アクセル操作によって絞り弁レバー12を
旋回させると、絞り弁4が一体に回転して絞り通孔5と
吸気通路2との重なり度合いが変わることによってエン
ジンの吸入空気流量が制御される。これと同時にピン1
5に接したカム14に従って絞り弁4が自身の中心軸線
方向へ移動し、計量針7の燃料ノズル16への挿入深さ
が変わることによって側面に開口させた燃料噴口17か
ら吸い出される燃料流量が制御される。
旋回させると、絞り弁4が一体に回転して絞り通孔5と
吸気通路2との重なり度合いが変わることによってエン
ジンの吸入空気流量が制御される。これと同時にピン1
5に接したカム14に従って絞り弁4が自身の中心軸線
方向へ移動し、計量針7の燃料ノズル16への挿入深さ
が変わることによって側面に開口させた燃料噴口17か
ら吸い出される燃料流量が制御される。
【0014】気化器本体1のカバー体11と反対側の端
面には、広く知られている膜式気化器と同様の定燃料室
18が図示しないダイヤフラムにより大気から区画され
て設けられており、この定燃料室18の燃料は主燃料通
路19を通り且つ主ジェット20で規制されて燃料ノズ
ル16に送られる。また、エンジンのクランクケースに
発生する脈圧によって動作するダイヤフラムを具え、図
示しない燃料タンクの燃料を定燃料室18に供給する、
というよく知られた燃料ポンプが気化器本体1の外側面
の適所に設置されている。
面には、広く知られている膜式気化器と同様の定燃料室
18が図示しないダイヤフラムにより大気から区画され
て設けられており、この定燃料室18の燃料は主燃料通
路19を通り且つ主ジェット20で規制されて燃料ノズ
ル16に送られる。また、エンジンのクランクケースに
発生する脈圧によって動作するダイヤフラムを具え、図
示しない燃料タンクの燃料を定燃料室18に供給する、
というよく知られた燃料ポンプが気化器本体1の外側面
の適所に設置されている。
【0015】以上の絞り弁4,定燃料室18および図示
しない燃料ポンプを具えた基本構成は、従来から広く知
られている回転絞り弁式気化器と同じである。
しない燃料ポンプを具えた基本構成は、従来から広く知
られている回転絞り弁式気化器と同じである。
【0016】次に、図2を参照して計量針7は燃料ノズ
ル16にほぼ隙間なく差込まれる均一径の棒軸部21
と、その先端から前方へ延び燃料ノズル16に隙間を有
して差込まれた先端へ向かって小径となるテーパ軸部2
2とを有しており、テーパ軸部22の基端は棒軸部21
よりも小径であってこれらの間に段部23を有する形状
に作られている。
ル16にほぼ隙間なく差込まれる均一径の棒軸部21
と、その先端から前方へ延び燃料ノズル16に隙間を有
して差込まれた先端へ向かって小径となるテーパ軸部2
2とを有しており、テーパ軸部22の基端は棒軸部21
よりも小径であってこれらの間に段部23を有する形状
に作られている。
【0017】また、燃料噴口17は燃料ノズル16の先
端縁から中心軸線方向へ延びるスリット状の長方形に作
られており、図示形態ではその絞り通孔5に向いた出口
側は面取りされて拡大出口を形成している。
端縁から中心軸線方向へ延びるスリット状の長方形に作
られており、図示形態ではその絞り通孔5に向いた出口
側は面取りされて拡大出口を形成している。
【0018】図2の(A),(B),(C)はエンジン
のアイドル乃至低速回転域、中速回転域、高速回転域に
おける計量針7と燃料噴口17とのそれぞれの位置関係
を示しており、燃料噴口17の棒軸部21で閉止されて
いない部分、即ち開口部24A,24B,24Cの面積
は段部23の位置によって定まる。
のアイドル乃至低速回転域、中速回転域、高速回転域に
おける計量針7と燃料噴口17とのそれぞれの位置関係
を示しており、燃料噴口17の棒軸部21で閉止されて
いない部分、即ち開口部24A,24B,24Cの面積
は段部23の位置によって定まる。
【0019】図2の(A)に示したエンジンのアイドル
乃至低速回転域において、テーパ軸部22の基端の径D
0およびテーパ角即ち燃料噴口17の下端縁と同位置に
おけるテーパ軸部22の径D1によって定まる通路間隙
16A、即ちテーパ軸部22と燃料ノズル16との隙間
の絞り作用により燃料流量が制御される。また、図2の
(B)に示したエンジンの中速回転域においては、テー
パ軸部22の基端の径D0および燃料噴口17の下端縁
と同位置におけるテーパ軸部22の径D2によって定ま
る通路間隙16Bの絞り作用により燃料流量が制御され
る。
乃至低速回転域において、テーパ軸部22の基端の径D
0およびテーパ角即ち燃料噴口17の下端縁と同位置に
おけるテーパ軸部22の径D1によって定まる通路間隙
16A、即ちテーパ軸部22と燃料ノズル16との隙間
の絞り作用により燃料流量が制御される。また、図2の
(B)に示したエンジンの中速回転域においては、テー
パ軸部22の基端の径D0および燃料噴口17の下端縁
と同位置におけるテーパ軸部22の径D2によって定ま
る通路間隙16Bの絞り作用により燃料流量が制御され
る。
【0020】図2の(A)と(B)とに示した通路間隙
16A,16Bの絞り作用は後者の方が小さいことは一
見して明かであり、テーパ軸部22の基端の径D0とテ
ーパ角とを適宜に設定することにより、エンジンのアイ
ドル回転から中速回転域に亘って面積が絞り通孔5の開
度即ち吸入空気量とほぼ比例的に変化する開口部24
A,24Bに対して、燃料流量を適正に制御することが
でき、且つ燃料流量の微調整が調節ねじ9によって容易
に可能である。
16A,16Bの絞り作用は後者の方が小さいことは一
見して明かであり、テーパ軸部22の基端の径D0とテ
ーパ角とを適宜に設定することにより、エンジンのアイ
ドル回転から中速回転域に亘って面積が絞り通孔5の開
度即ち吸入空気量とほぼ比例的に変化する開口部24
A,24Bに対して、燃料流量を適正に制御することが
でき、且つ燃料流量の微調整が調節ねじ9によって容易
に可能である。
【0021】図2の(C)に示したエンジンの高速回転
域においては、段部23は燃料噴口17の上端近くに移
動し燃料噴口17の開口部24Cを最大とし実質的に全
開している。また、テーパ軸部22の先端に近い小径部
分が燃料噴口17の下端縁に位置するので、通路間隙1
6Cの絞り作用は僅かであり、高速回転に必要な燃料流
量を確保することができる。
域においては、段部23は燃料噴口17の上端近くに移
動し燃料噴口17の開口部24Cを最大とし実質的に全
開している。また、テーパ軸部22の先端に近い小径部
分が燃料噴口17の下端縁に位置するので、通路間隙1
6Cの絞り作用は僅かであり、高速回転に必要な燃料流
量を確保することができる。
【0022】尚、燃料噴口17は燃料ノズル16の先端
縁から切込んだ中心軸線方向へ延びるスリット状とした
が、絞り通孔5に突出している部分の適所に穿設して形
成した例えば実開昭61−183453号公報に記載さ
れているものであっても同じであり、この場合は棒軸部
21が少なくとも中速回転域以下の回転域で燃料噴口1
7の一部を閉止させるが高速回転域では燃料噴口17を
全開させるようにし、或いはテーパ軸部22を燃料噴口
17よりも短く作ってもよい。
縁から切込んだ中心軸線方向へ延びるスリット状とした
が、絞り通孔5に突出している部分の適所に穿設して形
成した例えば実開昭61−183453号公報に記載さ
れているものであっても同じであり、この場合は棒軸部
21が少なくとも中速回転域以下の回転域で燃料噴口1
7の一部を閉止させるが高速回転域では燃料噴口17を
全開させるようにし、或いはテーパ軸部22を燃料噴口
17よりも短く作ってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によると燃料ノズ
ルの側面にスリット状の燃料噴口を設け、計量針の棒軸
部によって燃料噴口の開口面積を変えるとともにテーパ
軸部によって燃料流量を制御する、という簡単な手段に
よって殊にアイドル回転から中速回転域における燃料流
量の制御を適正に行ない、エンジン回転の安定を計るこ
とができるものである。
ルの側面にスリット状の燃料噴口を設け、計量針の棒軸
部によって燃料噴口の開口面積を変えるとともにテーパ
軸部によって燃料流量を制御する、という簡単な手段に
よって殊にアイドル回転から中速回転域における燃料流
量の制御を適正に行ない、エンジン回転の安定を計るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1の拡大部分図であって、(A),(B),
(C)はエンジンの異なる回転域における縦断面図、
(D)は(A)のA−A線に沿う断面図。
(C)はエンジンの異なる回転域における縦断面図、
(D)は(A)のA−A線に沿う断面図。
【図3】(A),(B)は異なる従来例を示す縦断面
図。
図。
1 気化器本体, 2 吸気通路, 4 絞り弁, 5
絞り通孔, 7 計量針, 16 燃料ノズル, 1
7 燃料噴口, 21 棒軸部, 22 テーパ軸部,
23 段部,
絞り通孔, 7 計量針, 16 燃料ノズル, 1
7 燃料噴口, 21 棒軸部, 22 テーパ軸部,
23 段部,
Claims (1)
- 【請求項1】 気化器本体の吸気通路に直交させて配置
され絞り通孔および計量針を有する円柱形の絞り弁と、
前記絞り弁の中心軸線上に配置されて前記絞り通孔に開
口し前記計量針が挿入された燃料ノズルとを具え、前記
絞り弁がアクセル操作に応じて回転しながら自身の中心
軸線方向へ移動することにより空気流量と燃料流量とを
制御する回転絞り弁式気化器において、 前記燃料ノズルはその中心軸線方向へ延びるスリット状
の燃料噴口を側面に有しているとともに、前記計量針は
前記燃料ノズルにほぼ隙間なく差込まれた棒軸部および
その先端から前方へ延び基端が前記棒軸部よりも小径と
されているテーパ軸部を有しており、 前記棒軸部はエンジンの少なくとも中速回転域以下の回
転域で前記燃料噴口の一部を閉止し、前記テーパ軸部は
前記燃料噴口の開口部から吸い出される燃料流量を制御
する、 構成としたことを特徴とする回転絞り弁式気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10195098A JPH11280558A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 回転絞り弁式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10195098A JPH11280558A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 回転絞り弁式気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280558A true JPH11280558A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14314183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10195098A Withdrawn JPH11280558A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 回転絞り弁式気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280558A (ja) |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10195098A patent/JPH11280558A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |