JPH11281885A - 焦点位置検出装置 - Google Patents

焦点位置検出装置

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JPH11281885A
JPH11281885A JP8456598A JP8456598A JPH11281885A JP H11281885 A JPH11281885 A JP H11281885A JP 8456598 A JP8456598 A JP 8456598A JP 8456598 A JP8456598 A JP 8456598A JP H11281885 A JPH11281885 A JP H11281885A
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JP
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optical system
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open
lens
distance measuring
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JP8456598A
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Masataka Hamada
正隆 浜田
Akio Kaneuma
章夫 金馬
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用するレンズの開放F値に応じ多測距精度
で被写体又は被写体の部分に合焦可能な焦点位置検出装
置を提供する。 【解決手段】 画面中央部にある同じ被写体又は被写体
の同じ部分に対して合焦させるために、撮像光学系20
1の第1の開放F値(例えばF6.7)の瞳30を透過
した光束に対応した基線長の短い第1の測距センサ14
6a及び146bと、撮像光学系201の第2の開放F
値(例えばF2.8)の瞳50を透過した光束50A及
び50Bに対応した基線長の長い第2の測距センサ24
6a及び246bを設け、第2の開放F値及びそれより
も開放F値の小さい撮像光学系が装着された場合に第1
の測距センサ146a及び146b及び第2の測距セン
サ246a及び246bを用いて撮像光学系の合焦動作
を行い、第2の開放F値よりも大きな開放F値の撮像光
学系が装着された場合に第1の測距センサ146a及び
146bを用いて撮像光学系201の合焦動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AF一眼レフカメ
ラ等に用いられる撮像光学系の焦点位置検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、AF一眼レフカメラ等に用い
られている焦点位置検出装置の基本的構成を図13及び
図14を用いて説明する。図13に示すように、焦点位
置検出装置20は、撮像光学系10の予定焦点面11の
後方に設けられており、撮像光学系10を通過した光束
を集光するコンデンサレンズ21と、絞りマスク22
と、再結像レンズ23と、CCDラインセンサ等の光電
変換素子アレイ24と、光電変換素子アレイ24上に結
像された2つの被写体像の相対的な位置関係を検出する
ことにより合焦位置からのずれ量及びずれの方向を演算
する演算回路25等で構成されている。
【0003】撮像光学系10の焦点位置が被写体に一致
している、すなわち合焦している場合、光電変換素子ア
レイ24上に結像された2つの被写体像の間隔は一定
(合焦時の間隔をL0とする)であり、いわゆる前ピン
の場合の2つの被写体像の間隔はL0よりも狭く、一方
いわゆる後ピンの場合の2つの被写体像の間隔はL0よ
りも広い。従って、光電変換素子アレイ24上の2つの
被写体像の間隔を検出することにより合焦又は非合焦を
知ることができると共に、非合焦状態ではデフォーカス
の量と方向を知ることができる。
【0004】AF一眼レフカメラは、さまざまな焦点距
離や開放F値の撮像光学系を有するレンズ(撮像光学
系、絞り機構、撮像光学系の繰り出し機構等を含む完成
品としての交換レンズ)を装着することができる。図1
4において、実線で示すような開放F値がF2.8やF
4等のように小さい(明るい)撮像光学系10aを用い
た場合よりも、一点鎖線で示すような開放F値がF5.
6やF6.7等のように大きい(暗い)撮像光学系10
bを用いた場合の方が、絞りマスク22の位置に達する
被写体からの光束の断面径(撮像光学系の瞳の径)が小
さい。従って、絞りマスク22の一対の開口部22aの
位置は、このカメラにおいて使用可能な全ての交換レン
ズに対応できるように、最も開放F値の大きい撮像光学
系(例えばF6.7)に対応するように設けられてい
る。
【0005】一方、焦点距離が同じ場合、開放F値の小
さい撮像光学系ほど被写界深度が浅く、高い合焦精度が
要求される。絞りマスク、再結像レンズ及び光電変換素
子アレイ等で構成される測距センサの基線長と測距精度
との関係について、図15を用いて説明する。図15に
おいて、Fはフィルム面、Lは光軸、Oは光軸Lとフィ
ルム面Fの交点、Pは光軸上の像の位置、Dはデフォー
カス量、d1及びd2はそれぞれデフォーカス量Dに対
する光電変換素子アレイ上での像の移動量、R1、R
1’、R2及びR2’はそれぞれ再結像レンズ、S1及
びS1’は基線長T1の光電変換素子アレイ(測距セン
サ)を構成するアイランド、S2及びS2’は基線長T
2(T2>T1)の光電変換素子アレイを構成するアイ
ランドを示す。
【0006】撮像光学系(図示せず)により、光軸上の
物体が点Pに結像されているとすると、点P通過した光
束は、再結像レンズR1、R1’、R2及びR2’によ
りアイランドS1、S1’、S2及びS2’に入射す
る。次に、撮像光学系を移動させて物体の像が点Oに移
動すると、光軸Lに近いアイランドS1及びS1’上で
は像はd1だけ移動し、光軸Lから離れたアイランドS
2及びS2’上では像はd2(d2>d1)だけ移動す
る。すなわち、デフォーカス量Dを一定とすると、光電
変換素子のアイランドが光軸から離れているほどその上
の像の移動量が大きくなる。さらに、各アイランドの画
素の大きさを一定とすると、光軸Lから離れたアイラン
ドS2及びS2’を用いた方が、光軸Lに近いアイラン
ドS1及びS1’を用いるよりも、焦点検出精度は高く
なる。すなわち、測距センサの基線長が長いほど焦点検
出精度が高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
焦点位置検出装置では、使用可能な交換レンズのうち最
も開放F値の大きい(瞳径の最も小さい)撮像光学系に
対応しており、絞りマスク22の開口部22a、再結像
レンズ23及び光電変換素子アレイ24等は、最も開放
F値の大きい撮像光学系の瞳を透過した光束が到達しう
る領域(光軸近傍の比較的狭い領域)内に配置されてい
る。そのため、絞りマスク22、再結像レンズ23及び
光電変換素子アレイ24等で構成される測距センサの基
線長には一定の限界がある。
【0008】従来の焦点位置検出装置を用いたAF一眼
レフカメラ等に開放F値の小さい(瞳径の大きい)撮像
光学系を有するレンズを装着した場合、撮像光学系の瞳
を透過した光束が到達しうる領域が広く、測距センサの
基線長を長くすることが可能であるにもかかわらず、基
線長の短い測距センサで測距を行わなければならず、撮
像光学系の開放F値に適した測距精度を得ることができ
ないという問題点を有していた。
【0009】本発明は、上記従来例の問題を解決するた
めになされたものであり、使用するレンズの撮像光学系
の開放F値に応じた測距精度で被写体に合焦可能な焦点
位置検出装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の焦点位置検出装置は、第1の開放F値の撮
像光学系により被写体の所定部分からの光束が到達しう
る位置に設けられた第1の測距センサと、第1の開放F
値よりも小さな第2の開放F値の撮像光学系により前記
被写体の所定部分とほぼ同じ部分からの光束が到達しう
る位置に設けられた第2の測距センサとを具備し、第2
の開放F値及びそれよりも開放F値の小さい撮像光学系
が装着された場合に第1の測距センサ及び第2の測距セ
ンサを用いて撮像光学系の合焦動作を行い、第2の開放
F値よりも大きな開放F値の撮像光学系が装着された場
合に第1の測距センサを用いて撮像光学系の合焦動作を
行う。また、第2の測距センサを第1の測距センサより
も光軸から離れた位置に設けることが好ましい。
【0011】例えば第1の開放F値をF6.7、第2の
開放F値をF2.8とすると、開放F値がF2やF2.
8等のように開放F値近傍の絞り値で被写界深度が浅い
撮像光学系が装着された場合、第1の測距センサ及び第
2の測距センサの両方の測距センサに被写体のほぼ同一
の部分からの光束が到達するので、これら全ての測距セ
ンサを用いて合焦動作を行う。一方、開放F値がF4や
F5.6等のように第2の開放F値よりも大きな開放F
値の撮像光学系が装着された場合、第2の測距センサに
は被写体からの光束が到達しないので、第1の測距セン
サを用いてレンズの合焦動作を行う。後者の場合、従来
例と変わらないが、前者の場合、画面中心よりもより離
れた位置に設けられている基線長の長い測距センサを用
いて被写体に撮像光学系の焦点を合わせることができ、
測距精度の高い合焦動作を行うことが可能となる。
【0012】また、第1の測距センサ及び第2の測距セ
ンサは、それぞれ光電変換素子アレイを含み、各光電変
換素子アレイは同一チップ上に形成されているように構
成しても良い。また、第1の測距センサ及び第2の測距
センサはさらに再結像レンズを含み、再結像レンズはそ
れらの光軸が撮像光学系の光軸を通り、かつ撮像光学系
の光軸に直交する同一線上に配列さるようにレンズアレ
イ化されているように構成しても良い。これらの構成に
より、第1の測距センサ及び第2の測距センサをワンチ
ップ化することができ、装置の小型化及び組立誤差の低
減を計ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の焦点位置検出装置の各実
施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ま
ず、本発明の焦点位置検出装置の各実施形態が用いられ
るAF一眼レフカメラの一構成例を図1に示す。
【0014】カメラボディ100のほぼ中央には、光軸
Lに対して略45度傾斜した主ミラー111、主ミラー
111の背面に設けられ、主ミラー111の傾斜に対し
て略90度傾斜した補助ミラー112等を具備するミラ
ーボックス110が設けられている。ミラーボックス1
10の上部には、焦点板121、プリズム122、接眼
レンズ123、表示素子124等を具備するファインダ
ー120が設けられている。ファインダー120の上部
には、フラッシュ光を発光させるための発光ユニット1
70が設けられている。
【0015】ミラーボックス110の底部(ファインダ
120とは反対側)には、焦点位置検出装置140、調
光センサ150、AF駆動ユニット160、及び必要に
応じてリレーレンズ151等が設けられている。ミラー
ボックス110の背面(レンズ200とは反対側)とフ
ィルム面1との間には、シャッターユニット130が設
けられている。AFCPU301及び配線302等が設
けられたフレキシブルプリント基板300は、カメラボ
ディ100の隙間等に設けられている。
【0016】レンズ200は、撮像光学系201、撮像
光学系201を保持する鏡胴202、鏡胴202を光軸
Lに平行な方向Aに駆動するレンズ駆動機構203、レ
ンズの焦点距離、F値(開放F値、AF用開放F値、最
小F値等)等を記憶し、カメラボディ100側のAFC
PU301に出力するレンズCPU204等を具備す
る。なお、以下の各実施形態の説明において、レンズ2
00の撮像光学系201は第1の開放F値(例えばF
6.7)と同じ又はそれよりも小さい開放F値を有し、
オートフォーカス可能とする。
【0017】なお、AF用開放F値とは自動焦点調節の
際に用いる開放F値であり、必ずしも実際の撮像光学系
の開放F値とは一致しない。例えば接写用の50mm/
F2.8のレンズでは、AF用開放F値としてF5.6
を用いる。従って、撮像光学系の第1の開放F値及び第
2の開放F値とは、それぞれ撮像光学系の開放F値及び
AF用の開放F値の両方を含む広い概念である。
【0018】主ミラー111は、撮像光学系201によ
る光束の大部分を焦点板121方向に反射し、残りの部
分を透過させる。補助ミラー112は主ミラー111を
透過した光束を焦点位置検出装置140に導く。プリズ
ム122は、焦点板121上の像の左右を反転させ接眼
部レンズ123を介して撮影者の目に導く。
【0019】プリズム122の出射面近傍には、測光ユ
ニット180が設けられている。測光ユニット180
は、集光レンズ及びフォトダイオード等の光電変換素子
を含み、被写体2の輝度に対応する信号をAFCPU3
01に出力する。表示素子124は、発光ダイオード等
の発光素子及び液晶表示素子等を含み、レンズの焦点が
被写体2に合っている状態(合焦状態)や、シャッター
速度、レンズの絞り値等を表示する。
【0020】発光ユニット170は、発光エネルギーを
蓄積するためのコンデンサ(図示せず)、コンデンサを
充電するための充電回路(図示せず)、コンデンサに蓄
積された電気エネルギーを放電し、光エネルギーに変換
する発光管171、発光管171によるフラッシュ光を
カメラ前方に反射する反射板172、フラッシュ光を所
定の範囲に集光又は拡散するためのフレネルレンズ17
3等を具備する。調光センサ150は、例えば集光レン
ズ及びフォトダイオード等の光電変換素子を含み、発光
ユニット170によるフラッシュ光の発光中に、フィル
ム1からの反射光を検出し、その光量に対応する信号を
AFCPU301に出力する。AFCPU301は、調
光センサ150からの信号に基づいて、フィルム1の露
光量が所定値に達したと判断すると、発光ユニット17
0の発光を停止させる。
【0021】AF駆動ユニット160は、DCモータ
ー、ステッピングモータ、超音波モータ等のアクチュエ
ータ、アクチュエータの回転方向及び回転数等を検出し
てAFCPU301に出力するエンコーダ、アクチュエ
ータの回転数を減速するための減速系等(図示せず)を
含み、出力軸161を介してレンズ駆動機構203に連
結されている。レンズ駆動機構203は、例えばヘリコ
イド及びヘリコイドを回転させるギヤ等(図示せず)で
構成され、AF駆動ユニット160のアクチュエータの
駆動力により、撮像光学系201及び鏡胴202を一体
的に矢印A方向に移動させる。撮像光学系201及び鏡
胴202の移動方向及び移動量は、それぞれアクチュエ
ータの回転方向及び回転数に従う。
【0022】(第1の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第1の実施形態について、図2から図8を参照し
つつ説明する。
【0023】図2に示す焦点位置検出装置140におい
て、視野マスク141は、撮像光学系201からの距離
がフィルム1と相対的に等しい位置の近傍に設けられて
おり、撮像光学系201からの入射光束のうち、焦点位
置検出装置140に入射する光束を制限する。視野マス
ク141は、後述する各測距領域31〜40(図3参
照)に対応する9つの開口141a〜141iを有す
る。
【0024】視野マスク141の後方には、視野マスク
141の各開口141a〜141iに対応する9つのコ
ンデンサレンズ群142a〜142iを一体化したコン
デンサレンズ142が設けられている。また、コンデン
サレンズ142の後方にはミラー143が設けられてお
り、視野マスク141及びコンデンサレンズ142を透
過した光束を、複数の開口を有する絞りマスク144、
複数の再結像レンズ群を一体化したレンズアレイ145
及び複数の光電変換素子アレイ群を一体化した検出素子
146に入射させる。
【0025】さらに、視野マスク141、コンデンサレ
ンズ142、ミラー143、絞りマスク144、レンズ
アレイ145及び検出素子146は、図示しないフレー
ム等に一体的に結合され、モジュール化されている。ま
た、各測距領域31〜40及び41に対応する絞りマス
ク、再結像レンズ及び光電変換素子アレイは、それぞれ
測距センサを構成する。なお、以下の実施形態において
も同様である。
【0026】第1の実施形態の場合、装着されたレンズ
200の撮像光学系201の開放F値に応じて、最適な
測距精度を実現すべく、例えば図3において画面中央部
に、第1の開放F値(例えばF6.7)に対応した第1
の測距領域群31〜40の内、中央部で、かつ画面横方
向に平行な測距領域31(特に第1の測距領域31とす
る)と第2の開放F値(例えばF2.8)に対応した
(ハッチングを施した)第2の測距領域41を重ねて設
定している。なお、第1の実施形態では、第2の測距領
域として1つの測距領域41のみを設定しているが、以
下の第2の実施形態のように複数の領域41及び42を
設定している場合は第2の測距領域群とする。
【0027】第1の測距領域群31〜40はそれぞれ第
1の開放F値の撮像光学系201の瞳を通過した被写体
からの光束(以下、測距用光束とする)が到達しうる範
囲内に設定されている。また、第1の測距領域群の内、
測距領域33〜40は、それぞれ画面中心から離れた位
置にある被写体又は被写体の部分に合焦させるために用
いられる。
【0028】第1の測距領域群31〜40に対応する第
1の測距センサ群は、装着されたレンズ200の撮像光
学系201の開放F値に関わらず、常に使用される。ま
た、第2の測距領域(群)41に対応する第2の測距セ
ンサ(群)は、第2の開放F値と同じか又はそれよりも
小さな開放F値(例えば、F1.4、F2、F2.8
等)の撮像光学系201を有するレンズ200が装着さ
れた場合にのみ使用される。なお、図3から明らかなよ
うに第1の測距領域群31〜40及び第2の測距領域
(群)41は、画面を縦方向及び横方向にそれぞれ略3
等分して形成された9つの領域の内、中央の領域に設け
られている。
【0029】第1の実施形態における絞りマスク144
の開口、レンズアレイ145の各再結像レンズ及び検出
素子146の光電変換素子アレイの配置を、それぞれ図
4〜図6に示す。図6から明らかなように、第1の測距
領域31及び第2の測距領域41に対応する第1の測距
センサ及び第2の測距センサは、それぞれ画面中心を通
る横軸H上で、かつ縦軸Vに対して対称な2つの光電変
換素子アレイ146a及び146b、246a及び24
6bからなる。同様に、その他の第1の測距領域群32
〜40に対応する第1の測距センサ群も、それぞれ2つ
の光電変換素子アレイ146a及び146bからなる。
これら光電変換素子アレイの構造に対応して、絞りマス
ク144の開口144a及び144b、244a及び2
44b、レンズアレイ145の再結像レンズ145a及
び145b、245a及び245bも、所定の軸に対し
て対称に配置されている。
【0030】次に、撮像光学系201の瞳を通過した測
距用光束が、検出素子146の光電変換素子アレイに到
達する様子を図7に示す。なお、図示を簡単にするた
め、視野マスク141、ミラー143、絞りマスク14
4及び再結像レンズ(レンズアレイ)145は省略す
る。また、図中Fはフィルム面を表す。
【0031】被写体又は被写体の部分からランダムな方
向に放射され、レンズ200の撮像光学系201に入射
した光束の内、第1の開放F値の撮像光学系の瞳30の
内領域を通過した光束30A及び30Bは、図中一点鎖
線で示すように進み、図3における第1の測距領域31
に対応する第1の測距センサ(光電変換素子アレイ)1
46a及び146bに到達するが、撮像光学系201の
絞りによりけられてしまい、第2の測距領域41に対応
する第2の測距センサ(光電変換素子アレイ)246a
及び246bには到達しない。同様に、同じ被写体又は
被写体の同じ部分から放射され、第1の開放F値の撮像
光学系の瞳30の外側で、かつ第2の開放F値の撮像光
学系の瞳50内の領域(撮像光学系の軸外部分)を通過
した光束50A及び50Bは、図中実線で示すように進
み、第2の測距領域41に対応する第2の測距センサ
(光電変換素子アレイ)246a及び246bに到達す
る。なお、光束50A及び50Bは第1の測距領域31
に対応する第1の測距センサ(光電変換素子アレイ)1
46a及び146bにも到達する。
【0032】従って、装着されたレンズ200の撮像光
学系201の開放F値が第2の開放F値(例えばF2.
8)よりも大きい場合、第2の測距領域41に対応する
第2の測距センサでは測距することができない。逆に、
装着されたレンズ200の撮像光学系201の開放F値
が第2の開放F値と同じかそれよりも小さい場合、第2
の測距領域41に対応する第2の測距センサで測距する
ことができる。
【0033】図15及び図6から明らかなように、第2
の測距領域41に対応する第2の測距センサを構成する
光電変換素子アレイ246a及び246bは、第1の測
距領域31に対応する第1の測距センサを構成する光電
変換素子アレイ146a及び146bよりも、光軸Lか
ら離れた位置に設けられている。すなわち、第2の測距
領域41に対応する第2の測距センサの方が、第1の測
距領域31に対応する第1の測距センサよりも基線長が
長く、測距精度が高い。従って、第2の開放F値と同じ
かそれよりも小さい開放F値を有する撮像光学系201
が装着された場合、少なくとも画面中央部に位置す被写
体又は被写体の部分に対して測距精度の高い第2の測距
センサを用いることができ、使用するレンズの撮像光学
系の開放F値に応じた測距精度で被写体に合焦すること
が可能となる。
【0034】次に、第1の実施形態の動作について、図
8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。先ず、
カメラボディ100にレンズ200を装着し、メインス
イッチをオンすると(ステップS100)、AFCPU
301はレンズCPU204に記憶されているAF用開
放F値を読み取り(ステップS105)、読み取ったA
F用開放F値が第2の開放F値と同じか又はそれよりも
小さいか否かを判断する(ステップS110)。AF用
開放F値が第2の開放F値と同じ又はそれよりも小さい
場合(ステップS110でYES)、AFCPU301
は、第1の測距領域群31〜40に対応する第1の測距
センサ群(特に光電変換素子アレイ)及び第2の測距領
域(群)41に対応する第2の測距センサ(群)を使用
するように設定する(ステップS115)。一方、AF
用開放F値が第2の開放F値よりも大きい場合(ステッ
プS110でNO)、AFCPU301は、第1の測距
領域群31〜40に対応する第1の測距センサ群のみを
使用するように設定する(ステップS120)。
【0035】第1の測距センサ群及び第2の測距センサ
群又は第1の測距センサ群のみのいずれかが設定される
と、AFCPU301はこれらの測距センサ群を用いて
測距を行い、デフォーカス量及びレンズの駆動方向を演
算する(ステップS125)。さらに、AFCPU30
1は、演算したデフォーカス量及びレンズの駆動方向を
用いてレンズ駆動機構203を制御し、撮像光学系20
1を移動させる(ステップS130)。
【0036】撮像光学系201の移動が完了すると、A
FCPU301は、測距センサ群を用いて撮像光学系2
01が合焦したか否かを判断する(ステップS13
5)。合焦していない場合(ステップS135でN
O)、AFCPU301は、再度デフォーカス量及びレ
ンズの駆動方向を演算し(ステップS125)、撮像光
学系201を移動させる(ステップS130)。一方、
合焦している場合(ステップS135でYES)、合焦
動作を終了し(ステップS140)、次の動作、例えば
シャッターレリーズボタンがオンされるのを待つ。
【0037】複数の測距領域を用いた焦点位置検出の場
合、各測距領域ごとにデフォーカス量を演算し、複数の
デフォーカス量の中から実際に撮像光学系201の移動
を制御するための1つのデフォーカス量を決定する。一
例として、上記撮像光学系201のF値が第2の開放F
値(例えばF2.8)よりも小さい場合、演算回路14
8は、第1の測距領域群31〜40及び第2の測距領域
(群)41にそれぞれ対応する測距センサを用いて各測
距領域ごとのデフォーカス量を演算し、これらのデフォ
ーカス量を比較して、例えばカメラに最も近いデータを
最終デフォーカス量として出力する(近位置優先方
式)。上記撮像光学系201のF値が第2の開放F値よ
りも大きい場合も同様に、演算回路148は、第1の測
距領域群31〜40にそれぞれ対応する測距センサ群を
用いて各測距領域ごとのデフォーカス量を演算し、これ
らのデフォーカス量を比較して、例えばカメラに最も近
いデータを最終デフォーカス量として出力する。
【0038】(第2の実施形態)本発明の焦点位置検出
装置の第2の実施形態について、図9〜図12を参照し
つつ説明する。なお、第1の実施形態の焦点位置検出装
置と共通する部分については、その説明を省略する。
【0039】図9から明らかなように、第2の実施形態
では、装着されたレンズ200の撮像光学系の開放F値
が第2の開放F値(例えばF2.8)と同じか又はそれ
よりも小さい場合にも、画面中心を通る縦軸V及び横軸
H上に十字センサを構成するように、第1の測距領域群
31及び32の上に(ハッチングを施した)第2の測距
領域群41及び42が重ねて設定されている。
【0040】次に、第2の実施形態における絞りマスク
144の開口、レンズアレイ145の各再結像レンズ及
び検出素子146の光電変換素子アレイの配置を、それ
ぞれ図10〜図12に示す。図12から明らかなよう
に、第1の測距領域群31〜40対応する測距センサ群
は、第1の実施形態と同様に、それぞれ所定の軸に対し
て対称に設けられた2つの光電変換素子アレイ146a
及び146bからなる。また、第2の測距領域群41及
び42に対応する測距センサ群を構成する光電変換素子
アレイ246a及び246bは、十字センサを構成する
ように、横軸H上及び縦軸V上に設けられている。この
光電変換素子アレイの構造に対応して、絞りマスク14
4の開口144a及び144b、244a及び244
b、レンズアレイ145の再結像レンズ145a及び1
45b、245a及び245bも、それぞれ所定の軸に
対して対称に配置されている。
【0041】このように、第2の開放F値と同じか又は
それよりも小さい開放F値のレンズが装着され、例えば
画面中央部にある被写体又は被写体に部分のコントラス
トが画面の縦方向と横方向で異なる場合等であっても、
いずれかコントラストの高い方向の測距センサを用いて
焦点位置検出を行うことができ、測距不能の可能性が小
さくなる。
【0042】(その他の実施形態)上記各実施形態で
は、第1の開放F値としてF6.7、第2の開放F値と
してF2.8を例示したが、これに限定されるものでは
なく、その他の開放F値であっても良い。また、単にレ
ンズ200の撮像光学系201の開放F値と称している
が、前述のように、撮像光学系の開放F値と自動焦点調
節の際に用いる開放F値とは必ずしも一致しない。従っ
て、撮像光学系201の第1の開放F値及び第2の開放
F値は、それぞれ撮像光学系の実際の開放F値及びAF
用の開放F値の両方を含むことは言うまでもない。ま
た、上記各実施形態では、焦点位置検出装置を用いる装
置の一例としてAF一眼レフカメラについて説明した
が、これに限定されるものではなく、レンズ交換が可能
なビデオカメラ等、その他の装置にも用いることができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の焦点位置
検出装置によれば、第1の開放F値の撮像光学系により
被写体の所定部分からの光束が到達しうる位置に設けら
れた第1の測距センサと、第1の開放F値よりも小さな
第2の開放F値の撮像光学系により前記被写体の所定部
分とほぼ同じ部分からの光束が到達しうる位置に設けら
れた第2の測距センサとを具備し、第2の開放F値及び
それよりも開放F値の小さい撮像光学系が装着された場
合に第1の測距センサ及び第2の測距センサを用いて撮
像光学系の合焦動作を行い、第2の開放F値よりも大き
な開放F値の撮像光学系が装着された場合に第1の測距
センサを用いて撮像光学系の合焦動作を行うので、開放
F値近傍の絞り値で被写界深度が浅い撮像光学系が装着
された場合であっても、画面中心よりもより離れた位置
に設けられている基線長の長い第2の測距センサを用い
て被写体に撮像光学系の焦点を合わせることができ、測
距精度の高い合焦動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の焦点位置検出装置の各実施形態が用
いられるAF一眼レフカメラの一構成例を示す図であ
る。
【図2】 本発明の焦点位置検出装置の第1の実施形態
の構成を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態における画面上での
測距領域の配置を示す図である。
【図4】 第1の実施形態における絞りマスクの開口を
示す図である。
【図5】 第1の実施形態における再結像レンズの配置
を示す図である。
【図6】 第1の実施形態における光電変換素子アレイ
の配置を示す図である。
【図7】 第1の実施形態において、撮像光学系の瞳を
通過した光束が測距センサの撮像光学系アレイに到達す
る様子を示す図である。
【図8】 第1の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図9】 本発明の第2の実施形態における画面上での
測距領域の配置を示す図である。
【図10】 第2の実施形態における絞りマスクの開口
を示す図である。
【図11】 第2の実施形態における再結像レンズの配
置を示す図である。
【図12】 第2の実施形態における光電変換素子アレ
イの配置を示す図である。
【図13】 従来の焦点位置検出装置の構成及び検出原
理を示す図である。
【図14】 F値の異なる2つの撮像光学系による入射
光束の違いを示す図である。
【図15】 測距センサの基線長と測距精度の関係を説
明するための図である。
【符号の説明】
31〜40:第1の測距領域群 41、42:第2の測距領域群 140 :焦点位置検出装置 141 :視野マスク 142 :コンデンサレンズ 143 :ビームスプリッタ 144 :絞りマスク 144a、144b:開口 145 :レンズアレイ 145a、145b:再結像レンズ 146 :検出素子 146a、146b:光電変換素子アレイ 244a、244b:開口 245a、245b:再結像レンズ 246a、246b:光電変換素子アレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の開放F値の撮像光学系により被写
    体の所定部分からの光束が到達しうる位置に設けられた
    第1の測距センサと、第1の開放F値よりも小さな第2
    の開放F値の撮像光学系により前記被写体の所定部分と
    ほぼ同じ部分からの光束が到達しうる位置に設けられた
    第2の測距センサとを具備し、第2の開放F値及びそれ
    よりも開放F値の小さい撮像光学系が装着された場合に
    第1の測距センサ及び第2の測距センサを用いて撮像光
    学系の合焦動作を行い、第2の開放F値よりも大きな開
    放F値の撮像光学系が装着された場合に第1の測距セン
    サを用いて撮像光学系の合焦動作を行うことを特徴とす
    る焦点位置検出装置。
  2. 【請求項2】 第2の測距センサは第1の測距センサよ
    りも光軸から離れた位置に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の焦点位置検出装置。
  3. 【請求項3】 第1の測距センサ及び第2の測距センサ
    は、それぞれ光電変換素子アレイを含み、各光電変換素
    子アレイは同一チップ上に形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の焦点位置検出装置。
  4. 【請求項4】 第1の測距センサ及び第2の測距センサ
    はさらに再結像レンズを含み、再結像レンズはそれらの
    光軸が撮像光学系の光軸を通り、かつ撮像光学系の光軸
    に直交する同一線上に配列さるようにレンズアレイ化さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の焦点位置検出
    装置。
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