JPH11282096A - 写真焼付装置および電子画像入力装置 - Google Patents

写真焼付装置および電子画像入力装置

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JPH11282096A
JPH11282096A JP27133198A JP27133198A JPH11282096A JP H11282096 A JPH11282096 A JP H11282096A JP 27133198 A JP27133198 A JP 27133198A JP 27133198 A JP27133198 A JP 27133198A JP H11282096 A JPH11282096 A JP H11282096A
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JP
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light
printing
led
light source
photographic
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Withdrawn
Application number
JP27133198A
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English (en)
Inventor
Yuji Yamamoto
有治 山本
Hidetoshi Nishikawa
英利 西川
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度むら、色むらの調整を容易にする。 【解決手段】 原画像を記録したネガフィルム7に光を
照射する光源として、複数のLEDを用いる。各LED
は、分光特性が互いに異なっており、光軸Lに向かって
指向するように、光軸Lに対して傾けて設けられてい
る。これにより、各LEDから出射される光が指向性を
有することになるので、印画紙8の周縁部に照射される
光の光量が増加する。したがって、従来のように、各L
EDからの光を必要以上に拡散させなくても、印画紙8
における濃度むら、色むらを容易に判別することができ
るようになる。その結果、各LEDの露光時間を長くし
たり、発光輝度を上げたりするような、拡散光を得るた
めの制御が必要ない。また、多数のLEDを配置する必
要もなくなり、各LEDの発光量の制御が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば写真処理装
置や写真プリンタに備えられ、原画像を記録したネガフ
ィルム、あるいは、原画像に応じた画像信号によって駆
動される液晶表示素子、PLZT露光ヘッド、DMD
(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等の情報保持
体を介して感光材料に光を照射することによって、感光
材料に上記原画像を焼き付ける写真焼付装置、および、
上記写真焼付装置にCCD(charge coupled device )
等の撮像素子を備えてなる電子画像入力装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば原画像を記録したネガ
フィルムを感光材料の前面に配置し、上記ネガフィルム
を介して感光材料に光を照射することにより、感光材料
に原画像を焼き付ける写真焼付装置が種々提案されてい
る。
【0003】このような写真焼付装置では、感光材料を
照射する光の光源として主にハロゲンランプが使用され
ている。そして、赤、緑、青の各色に対応した、互いに
分光特性の異なる3種類のカットフィルタを光路中に挿
入することにより、ハロゲンランプの光を焼き付けに適
した光に調整するようになっている。
【0004】しかし、光源としてハロゲンランプを使用
した写真焼付装置では、以下のような不都合が生じる。
【0005】ハロゲンランプは、写真焼き付けに不要
な多くの熱を発するため、例えば冷却ファンのような強
制冷却手段が必要となる。冷却ファンを配設した場合、
周辺のホコリが光学系に巻き込まれるので、良好な焼き
付けを阻害する。
【0006】ハロゲンランプの分光特性を安定化させ
るための直流安定電源や、調光フィルタ並びに赤外光や
紫外光を除去するためのカットフィルタが別途必要とな
るため、装置が大型化する。
【0007】ハロゲンランプを点灯させてからある程
度の時間が経過しないと、焼き付けに必要な所望の光量
は得られないため、焼き付けを行わない場合でもハロゲ
ンランプを常に点灯させておく必要がある。このため、
ハロゲンランプの消費電力が増大する。また、焼き付け
を行わない場合にハロゲンランプの光が感光材料である
印画紙に到達するのを防ぐため、印画紙とハロゲンラン
プとの間にシャッタ機構を配置する必要があり、構成部
品が増加する。
【0008】光軸とその周辺とにおける光量差が大き
いので、ハロゲンランプからの光を拡散させて焼き付け
に必要な面光源を作る拡散装置を構成した場合、光量ロ
スが大きくなる。
【0009】ハロゲンランプを常に点灯させておく
と、焼き付けの枚数が多い場合に、ハロゲンランプの熱
がネガフィルムに悪影響を及ぼす。
【0010】これに対して、例えば特開平8−2208
1号公報に開示された写真プリンタでは、光源として、
分光特性の互いに異なる複数の発光ダイオード(以下、
単にLEDと略記する)を用いており、これによって、
ハロゲンランプに起因する上述の不都合を回避してい
る。以下、上記公報に開示された写真焼付装置の露光投
影部の構成について概略的に説明する。
【0011】図20に示すように、上記写真焼付装置
は、LED光源51、拡散板52、および、焼付レンズ
53を備えている。
【0012】LED光源51は、赤、緑、青色の光をそ
れぞれ出射する複数のLED51aがマトリクス状に配
置されてなっている。このとき、各LED51aは、同
図に示すように、指向方向が光軸Lと平行となるように
設けられている。また、各LED51aは、図示しない
光源駆動部により個別にON/OFF制御されており、
各LED51aごとに発光時間および/または発光輝度
が制御されている。
【0013】拡散板52は、LED光源51の光出射側
に配置されており、LED光源51からの出射光を拡散
させる。焼付レンズ53は、入射光像を、感光材料であ
るカラーペーパー55に結像させる。
【0014】このような構成において、LED光源51
の各LED51aを点灯させると、各LED51aから
出射された光は、拡散板52にて拡散された後、プリン
ト位置にセットされたネガフィルム54、焼付レンズ5
3を順に透過し、カラーペーパー55に到達する。これ
により、ネガフィルム54に記録された原画像が、カラ
ーペーパー55に結像され、プリントされる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された写真焼付装置では、指向方向が光軸と平行と
なるように各LED51aが設けられているので、光学
系の設計によって発生する収差等の影響により、カラー
ペーパー55の周縁部に照射される光の光量がどうして
も低下し、中心部と周縁部とで濃度むら、色むらが発生
する。
【0016】このような不都合を回避する方法として
は、例えば以下の方法が考えられる。一つは、拡散板5
2の中央部を厚く形成する一方、周縁に向かうにつれて
薄く形成し、光をより拡散させてカラーペーパー55の
中心部における光量を減少させる一方、カラーペーパー
55の周縁部における光量を増加させる方法である。ま
た、他の方法としては、拡散板53を、肉眼ではほとん
ど透視できない程度の粗度を有するスリガラスで構成
し、上記と同様に光を拡散させる方法である。
【0017】しかし、このように光を拡散させる方法で
は光量ロスが大きくなるので、例えば各LED51aの
露光時間を長くしたり、各LED51aの発光輝度を上
げたりしなければならない。その結果、濃度むらの調整
に手間がかかるという問題が生ずる。
【0018】また、図21は、カラーペーパー55に照
射された各LED光の強度分布を示したものであり、光
スポットの中心付近では強度が高く、中心から遠ざかる
につれて強度が低いことを示している。
【0019】上記公報に開示された写真焼付装置では、
指向方向が光軸と平行となるように各LED51aが設
けられているので、同図に示すように、カラーペーパー
55において、各LED51aの光スポットが、各LE
D51aの配置に対応して点在するようになり、色むら
が目立つようになる。つまり、この色むらは、カラーペ
ーパー55に照射される光スポットが各LED51aと
1対1で対応して現れることに起因する。
【0020】そこで、このような色むらを低減する方法
としては、LED51aとして指向性の広いものを用
い、拡散光をネガフィルム54に照射する方法が考えら
れる。しかし、この方法でも、光を拡散させるという原
理には変わりないため、光量ロスを低減するために、や
はり、各LED51aの露光時間を長くしたり、各LE
D51aの発光輝度を上げたりしなければならない。そ
の結果、色むらの調整にも手間がかかるという問題が生
ずる。
【0021】一方、LED51aとして例えば指向性の
狭いものを用い、LED51aの数を極力多くすること
により、逆に光スポットを密集させて色むらをなくす方
法も考えられる。しかし、色むらを低減できるほど多数
のLED51aを配置することは非常に困難であり、ま
た、配置されたとしても、多数のLED51aを緻密に
制御するのは、実際には不可能に近い。
【0022】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、印画紙における濃度む
ら、色むらの調整を容易に行うことのできる写真焼付装
置、および、上記写真焼付装置に撮像素子を備えてなる
電子画像入力装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る写
真焼付装置は、上記の課題を解決するために、原画像情
報を保持した情報保持体に光を照射する光源を備え、上
記情報保持体を介して感光材料に光を照射することによ
り、感光材料に上記原画像を焼き付ける写真焼付装置に
おいて、上記光源は、分光特性の互いに異なる複数の発
光手段からなっており、各発光手段は、光軸に向かって
指向するように、光軸に対して傾けて設けられているこ
とを特徴としている。
【0024】上記の構成によれば、各発光手段から出射
される光が指向性を有することになるので、光学系にお
いて収差等が発生しても、指向方向が光軸と平行となる
ように発光手段を配置する従来と比べ、上記情報保持体
を介して感光材料の周縁部に照射される光の光量が増加
する。これにより、従来のように、発光手段からの光を
必要以上に拡散させなくても、感光材料における濃度む
ら、色むらを容易に判別することができるようになる。
したがって、各発光手段の露光時間を長くしたり、発光
輝度を上げたりする、拡散光を得るための制御が必要な
い。
【0025】また、各発光手段が光軸に対して傾けられ
ていることにより、感光材料には、各発光手段と1対1
で対応した光スポットが現れない。その結果、色むらを
ある程度抑えることができるので、上記と同様、発光手
段からの光を必要以上に拡散させる必要がなく、また、
多数の発光手段を配置する必要もない。
【0026】それゆえ、上記の構成によれば、各発光手
段の制御が容易となるので、濃度むら、色むらの調整を
容易に行うことができる。
【0027】なお、光源からの光が供給される上記情報
保持体としては、例えば、原画像そのものを記録したフ
ィルム、原画像に対応した画像信号に応じて光の透過ま
たは反射を制御する液晶表示素子、光出力部が二次元配
列のPLZT露光ヘッド、DMD(デジタル・マイクロ
ミラー・デバイス)等が挙げられる。情報保持体として
上記のフィルム、透過型液晶表示素子またはPLZT露
光ヘッドを用いた場合は、光源からの光が上記情報保持
体を透過して感光材料に導かれ、これによって上記フィ
ルムに記録された原画像あるいは上記透過型液晶表示素
子に表示された原画像が感光材料に焼き付けられる。一
方、情報保持体として反射型液晶表示素子あるいはDM
Dを用いた場合は、光源からの光が上記情報保持体にて
反射されて感光材料に導かれ、これによって上記情報保
持体が保持する画像情報に対応する原画像が感光材料に
焼き付けられる。
【0028】請求項2の発明に係る写真焼付装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
上記光源は、複数の発光手段で構成される複数のグルー
プからなり、上記各グループごとに、上記感光材料にお
ける光照射領域が決まっていることを特徴としている。
【0029】上記の構成によれば、感光材料全体の濃度
むら、色むらの調整を、各光照射領域に対応したグルー
プごとの発光手段の調整で行うことが可能となる。その
結果、感光材料全体の濃度むら、色むらの調整をさらに
容易に行うことができる。
【0030】請求項3の発明に係る写真焼付装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2の構成に
加え、上記光源と上記情報保持体との間に、上記光源か
らの光を集光させる集光手段が設けられていることを特
徴としている。
【0031】上記の構成によれば、光源から出射される
光の利用効率を上げることができ、光量ロスを低減する
ことができる。
【0032】請求項4の発明に係る写真焼付装置は、上
記の課題を解決するために、請求項3の構成において、
上記集光手段は、集光レンズであることを特徴としてい
る。
【0033】上記の構成によれば、集光手段を例えば凹
面鏡で構成した場合に比べ、光学系のレイアウトが簡単
で済む。したがって、光学系を容易に設計することがで
きると共に、光学系の構成を簡素化して装置を小型化す
ることができる。
【0034】請求項5の発明に係る写真焼付装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1ないし4のいずれ
かの構成において、上記発光手段は、発光ダイオードで
あり、上記発光ダイオードの発光量、視野角、傾き、波
長のうち少なくとも1つが調整可能であることを特徴と
している。
【0035】上記の構成によれば、発光ダイオードの発
光量、視野角、傾き、波長のうち少なくとも1つを調整
することによって、感光材料における濃度分布の均一な
領域を広範囲で得ることができる。その結果、色むらを
さらに容易に判断しやすくすることができ、色むらの調
整をさらに容易に行うことができる。
【0036】請求項6の発明に係る電子画像入力装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1ないし5の
いずれかに記載の写真焼付装置に、上記情報保持体を介
して得られる上記発光手段からの光を撮像する撮像手段
を備えてなることを特徴としている。
【0037】上記の構成によれば、請求項1ないし5の
いずれかに記載の写真焼付装置と組み合わせ、感光材料
を撮像手段に置き換えれば、例えば焼付処理の前の濃度
むら、色むらの調整を撮像手段からの出力に基づいて直
接行うことができる。つまり、上記撮像手段が例えばC
CDであれば、CCDは画素ごとに受光量に応じた電気
信号を出力するので、CCDからの検出信号に基づい
て、CCDの受光面に結像される光像の濃度分布を認識
することができる。したがって、濃度むら、色むらを検
出するためのテストプリントを行う必要がなく、その結
果、濃度むら、色むらの調整を迅速に行うことができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図11に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
【0039】図2(a)に示すように、本実施形態に係
る写真プリンタ1は、本発明の写真焼付装置に相当する
焼付部2、現像部3および乾燥部4を備えている。現像
部3は、焼付部2にて感光材料である印画紙8に焼き付
けた画像の現像を行う。乾燥部4は、現像処理済みの印
画紙8を乾燥させる。
【0040】焼付部2は、図3に示すように、光源部5
と焼付レンズ6とを有している。光源部5は、原画像を
記録したネガフィルム7に光を照射するものである。こ
の場合、ネガフィルム7は、原画像情報を保持した情報
保持体として機能する。なお、光源部5の詳細な構成に
ついては後述する。
【0041】焼付レンズ6は、入射光像を印画紙8に結
像させるものである。本実施形態では、印画紙8のサイ
ズに応じて焼付レンズ6が複数設けられており、光源部
5と印画紙8との間の光路中であって、印画紙8から所
定の距離となる位置に、適宜挿抜されるようになってい
る。なお、印画紙8のサイズに応じて単一の焼付レンズ
6を光軸方向に移動させる構成としてもよい。また、焼
付レンズ6には絞り6a(図14参照)が設けられてお
り、焼付レンズ6を透過する光の光量が適宜調整され
る。
【0042】また、焼付部2の上部には、互いに異なる
サイズの印画紙8を収納するペーパーマガジン9a・9
bが配設されている。ペーパーマガジン9aに収納され
た印画紙8は、搬送ローラ10a・10b・10c・1
0dの回転によって露光位置に搬送される。一方、ペー
パーマガジン9bに収納された印画紙8は、搬送ローラ
10a・10b・10c・10eの回転によって露光位
置に搬送される。なお、プリント対象となる印画紙8の
サイズは操作者によって適宜選択される。
【0043】このような構成を有する写真プリンタ1
は、図2(a)に示すように、むら補正装置21と接続
されている。むら補正装置21は、図2(b)に示すよ
うに、内部に複数の濃度計22…を備えており、写真プ
リンタ1にて得られる例えばグレー色のテストプリント
23におけるY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シ
アン)の濃度分布を後述する各象限ごとに検出する。各
濃度計22からの検出信号は、図4に示すように、写真
プリンタ1またはむら補正装置21内部の制御部24に
入力される。制御部24は、上記検出信号に基づいて、
濃度むら、色むらが補正されるように、光源部5の発光
量を制御する。
【0044】なお、このテストプリント23による濃度
むら、色むらの補正は、装置の立ち上げ時、または、定
期的(例えば1週ごと)に行われる。
【0045】なお、例えばスキー場で写した写真では、
白/黒のコントラストがはっきりとしているため、その
まま焼付処理を行ったのでは例えば人物の顔が通常より
も濃くなる。この場合には、ネガフィルム7を光路中に
挿入し、ネガフィルム7に記録された原画像の特定の箇
所(この例では人物の顔)のみ濃度補正を行う、いわゆ
る覆い焼きが行われる。
【0046】なお、本実施形態では、写真プリンタ1と
むら補正装置21とを別々に設けているが、図5に示す
ように、写真プリンタ1をむら補正装置21に組み込ん
で、組込型むら補正装置30を構成してもよい。
【0047】次に、写真プリンタ1の動作について、図
6に基づいて以下に説明する。
【0048】まず、写真プリンタ1による焼付、現像を
行う前に、テストプリント(ベタ焼き)が行われる(ス
テップ1;なお、以下ではステップを単にSと略記す
る)。このテストプリントは、例えば写真プリンタ1の
立ち上げ時に、ネガフィルム7を光路中に挿入しない
か、またはグレー1色のテストプリント専用のネガフィ
ルム7を光路中に挿入し、光源部5からの光によりグレ
ー色を印画紙8の一面に焼き付ける処理である。
【0049】次に、当該印画紙8を現像して得られるテ
ストプリント23が、むら補正装置21に挿入され、内
蔵された複数の濃度計22…により、各象限ごとの濃度
分布が検出される(S2)。そして、各濃度計22から
の検出信号が制御部24に入力されると、制御部24
は、テストプリント23における濃度分布を認識すると
共に、濃度むら、色むらが許容範囲内であるか否かを判
断する(S3)。S3にて、上記各むらが許容範囲内で
あれば、むら補正を行わずにむら補正処理自体は完了す
る(S4)。
【0050】一方、S3にて、むらが許容範囲内でなけ
れば、濃度むら、色むらが補正されるように、例えば制
御部24が光源部5の発光量を制御する(S5)。ま
た、この他にも、操作者が、光源部5の後述する各LE
D11R、11G、11B(図7参照)の傾き(取付
角)、視野角を調整することにより対応する方法もある
が、この方法については後述する。
【0051】なお、覆い焼きを行う場合には、所望のネ
ガフィルム7を光路中に配置する。そして、ネガフィル
ム7における特定の箇所のみ濃度が補正されるように、
例えば制御部24が光源部5の発光量を制御する。
【0052】このように、S5にて、むら補正を行った
場合には、むらが許容範囲内となるまで、S1〜S3お
よびS5の処理が繰り返し行われ、むら補正が完了する
(S4)。
【0053】その後、ネガフィルム7を光路中に挿入し
(あるいは挿入したまま)、例えばペーパーマガジン9
aから印画紙8が露光位置に搬送されると、通常の焼付
処理が行われる。すなわち、制御部24の制御に基づい
て光源部5が点灯し、光源部5の光がネガフィルム7に
照射される。ネガフィルム7を透過した光は焼付レンズ
6を介して印画紙8に到達する。これにより、ネガフィ
ルム7に記録された原画像が、印画紙8に焼き付けられ
る。焼付処理の終了した印画紙8は、その後、現像部3
に搬送され、焼き付けられた画像が現像される。そし
て、現像後の印画紙8は乾燥部4にて乾燥される。
【0054】次に、上述した光源部5の構成について、
以下に説明する。
【0055】図1に示すように、光源部5は、複数のL
ED(発光手段)からなるLED群11と、LED群1
1を保持する保持部12と、拡散板13と、絞り14
(図9参照)とからなっている。図1におけるLED群
11を拡散板13側から見たときの平面図を図7に示す
が、同図に示すように、LED群11は、赤、緑、青色
の光をそれぞれ出射する複数のLED11R・11G・
11Bから構成されている。つまり、LED11R・1
1G・11Bは、分光特性が互いに異なっている。そし
て、LED11R・11G・11Bは、焼き付けを行う
ときにはONされる一方、焼き付けを行わないときには
OFFされるように、制御部24(図4参照)によって
制御されている。なお、LED群11の詳細については
後述する。
【0056】保持部12は、LED11R・11G・1
1Bの各底部が固定されるLED基板12aを備えてい
る。このLED基板12aの周縁には、LED群11を
保護する壁部12bが形成されている。
【0057】LED基板12aのLED固定側表面には
反射膜が張り付けてあり、LED群11から出射される
光の光量ロスを低減できるようになっている。
【0058】つまり、LED群11からの出射光の大半
は、その頭部から出射されると共に、その殆どが印画紙
8方向に出射される。しかし、微量ではあるが、LED
11R・11G・11Bの頭部からLED基板12a側
へ出射される光も存在する。そこで、LED基板12a
表面に反射膜を設けることにより、LED基板12a側
へ出射された光が印画紙8方向に反射されるので、印画
紙8方向への光量が増大する。したがって、LED群1
1からの出射光を有効利用することができ、その結果、
出射光の光量ロスを低減することができる。
【0059】拡散板13は、肉眼でほぼ透視できるくら
いの粗度を有するスリガラスであり、LED群11の各
頭部近傍に配置されるように、その周縁が壁部12bに
固定されている。本実施形態では、視野角が45°以下
となるLED11R・11G・11Bを用いており、L
ED11R・11G・11Bからの光が、拡散板13に
よって適切に拡散されるようになっている。なお、適切
な視野角(例えば180°前後)を有するLED11R
・11G・11Bを用いれば、拡散板13を設ける必要
はない。
【0060】図9に示すように、絞り14は、各LED
11R・11G・11Bに対応した開口部14a…を有
している。開口部14a…の内径は、絞り14ごとに互
いに異なっている。したがって、LED11R・11G
・11Bと拡散板13との間の上記光路中に、所定内径
の開口部14aを有する絞り14を選択的に配置するこ
とにより、各LED11R・11G・11Bの視野角を
適宜調整することができるようになっている。
【0061】なお、所定の絞り14を上記光路中に選択
的に挿入する代わりに、開口部の内径が可変である絞り
を各LED11R・11G・11Bごとに設け、上記開
口部を調整することによって各LED11R・11G・
11Bの視野角を調整するようにしてもよい。
【0062】このように、本実施形態では、発光手段と
してLED11R・11G・11Bを用いているので、
以下のような作用、効果を奏する。
【0063】発光手段としてハロゲンランプを用いた
場合には必要であった冷却ファン、熱線吸収フィルタ、
調光フィルタ、カットフィルタ等が必要でない。したが
って、光源部5の構成を簡素化することができる。ま
た、冷却ファンがないので、周辺のホコリを光学系に巻
き込むようなことがなく、良好な焼き付けを行うことが
できる。
【0064】分光特性が安定しているため、直流電源
もIC(integrated circuit)コントロール基板に電圧
を印加する単純なものでよい。したがって、特殊な直流
電源を用いなくても済むので、装置の大型化を回避する
ことができる。また、分光特性が安定しているため、L
ED11R・11G・11BのON/OFF制御で調光
管理を容易に行うことができる。
【0065】LED11R・11G・11BをON/
OFF制御しているので、必要時以外はLED11R・
11G・11Bを点灯させなくても済む。したがって、
ハロゲンランプを用いた場合よりも消費電力を大幅に低
減することができる。また、焼き付けを行わない場合に
は、LED11R・11G・11BがOFFされるの
で、印画紙8とLED11R・11G・11Bとの間に
シャッタ機構を設ける必要がない。その結果、部品点数
を削減して写真プリンタ1の構成を簡素化することがで
きる。
【0066】光軸とその周辺とにおける光量差がハロ
ゲンランプほど大きくはない。したがって、光源として
ハロゲンランプを用いたときよりも光量ロスを低減する
ことができる。
【0067】LED11R・11G・11BをON/
OFF制御しているので、LED11R・11G・11
Bが必要以上に点灯し続けることがない。それゆえ、焼
き付けの枚数が多い場合でも、LED11R・11G・
11Bの熱によってネガフィルムが損傷するのを回避す
ることができる。
【0068】次に、LED群11の詳細について説明す
る。
【0069】ここで、図7において、LED基板12a
を第1〜第4象限の4つに分割したときに、第1象限に
属するLEDをLED11R1 ・11G1 ・11B1
第2象限に属するLEDをLED11R2 ・11G2
11B2 、第3象限に属するLEDをLED11R3
11G3 ・11B3 、第4象限に属するLEDをLED
11R4 ・11G4 ・11B4 とする。
【0070】図7に示すように、LED群11の中央部
近傍には、各色ごとに同数個のLEDが、合計12個密
集して配されている。より具体的には、LED群11を
構成する4個のLED11R1 〜R4 が、LED基板1
2aの中心近傍に互いに接した状態で配され、さらにL
ED11R1 〜R4 に接した状態で、4個のLED11
1 〜G4 が点対称(換言すれば、焼付レンズ6の光軸
Lについて対称的)に配されると共に、4個のLED1
1B1 〜B4 が点対称に配されている。これにより、L
ED11R1 ・11G1 ・11B1 の3個が1組をな
し、残りのLEDについても、各色ごとに3個で1組を
なしている。したがって、合計4組のLEDによってL
ED群11が構成されている。
【0071】各LED11R・11G・11Bにおい
て、輝度を一定としたときの発光時間の比は、印画紙8
における各色の感光性を考慮して、例えばLED11
B:LED11G:LED11R=1:2:5〜6とな
るように設定されている。このような比で各LED11
R・11G・11Bを発光させることにより、光量の最
も不足しがちな赤色光を補充することができ、良好な焼
付処理を行うことができる。
【0072】なお、上記の比は、発光時間を一定とした
ときの輝度比であってもよい。したがって、LED群1
1のLEDの数は、本実施の形態の12個に限定される
わけではなく、青、緑、赤の各色について、LEDの輝
度と発光時間との積が、上述した1:2:5〜6を満足
するように、配置スペースとの兼ね合いで定められれば
よい。
【0073】また、各LED11R・11G・11B
は、光軸Lに向かって指向するように、光軸Lに対して
角度θだけ傾けて設けられている。これを図8を用いて
説明する。
【0074】図8は、例えば第4象限のLED11R4
・11G4 ・11B4 だけを抜粋した斜視図を示してい
る。同図中の水平投影面Xを見れば分かるように、LE
D11G4 ・11B4 は、各々、光軸Lに対して水平方
向に角度θ1 だけ傾いている。同様に、垂直投影面Yを
見れば分かるように、LED11R4 ・11G4 は、各
々、光軸Lに対して垂直方向に角度θ2 だけ傾いてい
る。なお、角度θ1 =角度θ2 であってもよい。
【0075】なお、図示はしないが、他の第1〜第3象
限のLED11R・11G・11Bに関しても上記と同
様である。また、上記の角度θ、θ1 、θ2 は、光学系
に用いるレンズの種類(焦点距離、口径等)、プリント
サイズ、焼き付け倍率等の種々の条件を考慮して、0〜
30°程度の範囲内で設定される。
【0076】このように、LED11R・11G・11
Bを、光軸Lに対して所定角度θだけ傾けて配置するこ
とにより、図1に示すように、光学系において収差等が
発生しても、光源部5からの出射光が印画紙8の周辺領
域にまで確実に照射される。
【0077】これにより、従来のように、LED11R
・11G・11Bからの光を必要以上に拡散させる必要
がなくなる。したがって、光の拡散によって生じる光量
ロスを補償するために、露光時間を長くしたり、発光輝
度を上げたりする制御を行う必要もない。
【0078】また、LED11R・11G・11Bを、
光軸Lに対して所定角度θだけ傾けて配置することによ
り、従来のように、印画紙8には、各LED11R・1
1G・11Bと1対1で対応した光スポットが現れな
い。その結果、色むらをある程度抑えることができるの
で、上記と同様、LED11R・11G・11Bからの
光を必要以上に拡散させる必要がない。それゆえ、LE
D11R・11G・11Bを、光軸Lに対して所定角度
θだけ傾けて配置することにより、濃度むら、色むらの
調整を容易に行うことができる。
【0079】なお、各LED11R・11G・11Bの
傾き角は、製造時において、例えば各LED11R・1
1G・11BのLED基板12a基板への固定段階で適
宜調整できる。また、上記傾き角は、例えば針金からな
る各LED11R・11G・11Bの脚部をLED基板
12aに固定した後、上記脚部を所定量曲げることによ
っても調整できる。
【0080】次に、3個1組のLED11R・11G・
11Bごとに、印画紙8における光照射領域が決まって
いる点について説明する。
【0081】光源部5は、複数のLED11R・11G
・11Bで構成され、しかも、第1〜第4象限の複数の
グループに分けられている。そして、上記各グループご
とに、印画紙8における光照射領域が決まっている。本
実施形態では、第1〜第4象限のLED11R・11G
・11Bと、印画紙8における光照射領域とは、焼付レ
ンズ6の中心に対して対称な位置関係となっている。
【0082】つまり、図7に示す第1象限のLED11
1 ・11G1 ・11B1 からの光は、図9に示すよう
に、絞り14、拡散板13、ネガフィルム7、焼付レン
ズ6を順に透過して、印画紙8における領域Iに照射さ
れる。なお、同図において、領域Iは、印画紙8におい
て、焼付レンズ6に向かって左下の領域である。同様
に、第2象限のLED11R2 ・11G2 ・11B2
らの光は、印画紙8における領域IIに、第3象限のLE
D11R3 ・11G3 ・11B3 からの光は、印画紙8
における領域III に、第4象限のLED11R4 ・11
4 ・11B4 からの光は、印画紙8における領域IVに
それぞれ照射される。なお、領域II〜IVは、印画紙8に
おいて、焼付レンズ6に向かって領域Iから反時計回り
にそれぞれ形成される領域である。
【0083】ここで、図10(a)は、第3象限に属す
るLED11R3 ・11G3 ・11B3 の発光量を、他
の象限に属するLED11R・11G・11Bの発光量
よりも大きくしてテストプリントを行った場合の、印画
紙8における濃度分布を示している。一方、図10
(b)は、第3象限に属するLED11R3 ・11G3
・11B3 の視野角を、他の象限に属するLED11R
・11G・11Bの視野角よりも狭くしてテストプリン
トを行った場合の、印画紙8における濃度分布を示して
いる。なお、これらの図中の同心多重円においては、円
の中心付近の領域ほど濃度が高く、中心から遠ざかるに
つれて濃度が低いことを示している。印画紙8では、こ
れら各領域I〜IVにおける濃度分布が合成されて1つの
濃度分布が得られることになる。
【0084】各LEDの発光量は、LEDの輝度および
/またはLEDの発光時間に基づいて調整可能である。
これ以外に、照射光の波長に基づいて、各LEDの発光
量を調整できる。この場合、1個で発光できる波長のピ
ークを複数有するLED(例えば、オプトランス社製の
マルチカラーLED、VLA101RGB、)を使用
し、それぞれのピーク波長を別個にON/OFFさせる
ことによって、発光量を可変する。これにより、印画紙
8への露光量を制御できる。
【0085】つまり、各LEDの発光量の調整は、LE
Dの輝度、LEDの発光時間、及び照射光の波長のうち
少なくとも一つを変更することによって行われるが、こ
れら3つの物理量のうち2つ以上を変更する場合には、
濃度むら、色むらが発生しないように各物理量の変更を
最適化すればよい。
【0086】このように、第1〜第4象限のLED11
R・11G・11Bごとに、印画紙8における光照射領
域が決まっていると、印画紙8における全体の濃度む
ら、色むらの調整を、各領域I〜IVごとに行うことが可
能となる。つまり、本実施形態では、印画紙8の所定領
域に対応する3個1組のLEDの発光量、視野角等を調
整するだけで、印画紙8全体のむら補正を確実に行うこ
とができる。したがって、印画紙8全体の濃度むら、色
むらの調整をさらに容易に行うことができる。
【0087】また、図11(a)は、各LED11R・
11G・11Bの傾き角を小さくしてテストプリントを
行った場合の、印画紙8における濃度分布を示してい
る。一方、図11(b)は、各LED11R・11G・
11Bの傾き角を大きくしてテストプリントを行った場
合の、印画紙8における濃度分布を示している。
【0088】図11(a)では、各象限からの出射光の
光スポットが印画紙8の中央部に集中しており、中央部
における濃度分布がほぼ均一であることがわかる。一
方、図11(b)では、各象限からの出射光の光スポッ
トが印画紙8の隅部4か所に集中しているが、この場合
でも、中央部における濃度分布がほぼ均一となる。
【0089】このように濃度分布が均一な領域を得るこ
とができるのは、赤・緑・青3個1組のLEDの発光に
よる照射領域が、図11(a)および(b)を見てわか
るように、各領域I〜IVの1つに比較的制限されている
ことによっている。これは、いうまでもなく、各領域I
〜IVに対応する赤・緑・青3個1組のLEDの指向方向
が光軸Lと交わるように、LEDが傾けられているため
である。
【0090】なお、各領域I〜IVに対応するLED11
R・11G・11Bの発光量または視野角を調整するこ
とによっても、図11(a)および(b)に示すよう
に、印画紙8の中央部における濃度分布はほぼ均一とな
る。
【0091】したがって、各領域I〜IVに対応するLE
D11R・11G・11Bの発光量、視野角、傾き、波
長の少なくともいずれかを調整することによって、印画
紙8において濃度分布の均一な領域を広範囲で得ること
ができる。その結果、色むらを容易に判断でき、色むら
の調整を容易に行うことができる。
【0092】なお、上記傾き角が小さい場合には、目立
ちはしないものの光スポットが少し現れるので、好まし
くは、上記傾き角を大きくする方がよい。
【0093】また、本発明の写真プリンタ1では、LE
D群11をたった12個のLEDで構成しても、図11
(a)および(b)に示すように、印画紙8の焼き付け
領域の濃度分布を均一にすることができる。その結果、
制御すべきLEDの個数が少なくて済み、各LEDの輝
度や発光時間の制御によって、濃度むらや色むらを補正
することが極めて容易になる。
【0094】しかも、従来の光源に用いているLEDよ
り狭い指向性を持つ(例えば、視野角が45度以下とな
る)LEDを使用しても、赤・緑・青3個1組のLED
の発光による照射領域を、各象限I〜IVの1つに比較的
制限することによって、均一な濃度分布の領域を得ると
いう本発明の作用を充分に得ることができる。この結
果、拡散板13の拡散率を低くすることも同様に可能と
なるので、LED群11の光量ロスを抑制することがで
きる。これにより、LED群11を構成するLEDの個
数が少なくても、露光時間が長くなるという問題は起こ
らない。
【0095】なお、本実施形態では、発光手段としてL
EDを用いているが、半導体レーザ等を用いてもよい。
【0096】〔実施の形態2〕本発明の実施の他の形態
について図12ないし図16に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、実施の形態1で用いた部材と同
一の機能を有する部材には同一の部材番号を付記し、そ
の説明を省略する。
【0097】図12(b)に示すように、本実施形態に
係る写真プリンタ1′は、焼付部2、現像部3および乾
燥部4を備えており、図2(a)に示すむら補正装置2
1と接続されている。なお、写真プリンタ1′では、焼
付部2の構成以外は実施の形態1で示した写真プリンタ
1と同じであるので、本実施形態では、主に焼付部2の
構成および全体の動作について説明する。
【0098】なお、図12(b)に示すように、写真プ
リンタ1′は、ペーパーマガジン9aが1個のみ設けら
れた構成であるが、実施の形態1で示したように、ペー
パーマガジン9b(図3参照)も配置して、サイズの異
なる印画紙8を各々収納するようにしてもよい。また、
図12(a)は、図12(b)における写真プリンタ
1′を側面(E方向)から見たときの、印画紙8の搬送
経路を示している。
【0099】本実施形態における焼付部2は、図13に
示すように、光源部5と印画紙8との間の光路中に、集
光レンズ15(集光手段)、ANM(auto nega mask)
16、焼付レンズ6、および反射ミラー17が、光出射
方向にこの順で配置されてなっている。光源部5は、実
施の形態1と同様の構成であり、写真プリンタ1′(図
12(b)参照)の側面に設けられている。
【0100】集光レンズ15は、光源部5からの光を集
光するものである。これにより、上記光の利用効率が上
がり、光量ロスが激減する。集光レンズ15を用いた場
合、光源部5は、焼付レンズ6と集光レンズ15との位
置関係、および、焦点距離を考慮し、集光式の光源設計
に基づいて位置決めされる。
【0101】なお、集光レンズ15以外に、例えば凹面
鏡を用いることによって光源部5からの光を集光させて
もよい。しかし、この場合には、凹面鏡の配置に伴う光
学系のレイアウトが非常に複雑となる。したがって、集
光手段として集光レンズ15を用いることにより、光学
系を容易に設計することができると共に、光学系の構成
を簡素化して装置を小型化することができる。
【0102】ANM16は、ネガフィルム7を光路中の
所定の位置に自動搬送するものである。反射ミラー17
は、光源部5からの出射光を印画紙8方向に反射させる
ものである。
【0103】上記の構成において、実施の形態1と同様
の手法にて、テストプリントによる濃度むら、色むらの
補正が終了すると、ネガフィルム7がANM16によっ
て自動搬送され、光路中に挿入される。そして、ペーパ
ーマガジン9aから印画紙8が露光位置に搬送され、通
常の焼付処理が行われる。すなわち、制御部24の制御
に基づいて光源部5が点灯し、光源部5の光が集光レン
ズ15によって集光され、ANM16によって搬送され
たネガフィルム7に照射される。ネガフィルム7を透過
した光は焼付レンズ6、反射ミラー17を介して印画紙
8に到達する。これにより、ネガフィルム7に記録され
た原画像が、印画紙8に焼き付けられる。その後は、実
施の形態1と同様の処理がなされる。
【0104】以上のように、写真プリンタ1′では、実
施の形態1で示した写真プリンタ1とは焼付部2の構成
が異なってはいるものの、実施の形態1と同様の光源部
5を用いているので、実施の形態1と同様の効果を得る
ことができる。
【0105】なお、本実施形態では、集光レンズ15を
用いているので、第1象限のLED11R・11G・1
1Bから出射される光は、反射ミラー17を介して印画
紙8における第1象限の領域Iに照射される。なお、上
記領域Iは、反射ミラー17側から見て、右上の領域で
ある。同様に、第2〜第4象限のLED11R・11G
・11Bから出射される光は、反射ミラー17を介して
印画紙8における第2〜第4象限の領域II、III 、IVに
それぞれ照射される。なお、上記領域II〜IVは、反射ミ
ラー17側から見て、領域Iを起点に反時計回りにそれ
ぞれ形成される領域である。
【0106】また、図14ないし図16は、印画紙8の
上部、中央部、下部に到達する光の領域をそれぞれ示し
ており、各図中、一対の二点鎖線で挟まれた領域が印画
紙8の一点に到達することをそれぞれ意味している。な
お、同図中では、反射ミラー17の図示を省略してい
る。
【0107】印画紙8の各点に到達する光の中心軸と光
軸Lとの交点を点P(集光レンズ15から距離L2
点)とすると、この点Pに光源部5を配置すれば、上記
領域の幅L3 の範囲内で、最も多くのLEDを配置する
ことができる。しかし、本実施形態では、点Pに光源部
5を配置せず、集光レンズ15から距離L1 の位置に光
源部5を配置している。なお、集光レンズ15から距離
1 の位置とは、集光レンズ15に対して印画紙8とは
反対側であって、光源部5の光が印画紙8の一点に照射
されるような範囲のうち、集光レンズ15に最も近い位
置のことである。これにより、光源ユニットの長さを短
くする、つまり、光源部5の寸法を小さくすることがで
き、その結果、写真プリンタ1′を小型化することがで
きる。
【0108】なお、図14において、印画紙8の上部に
対応する位置Aから光源部5を見ると、拡散板13を通
してではあるが、同図に示すように、LED群11を見
ることができる。この場合、上記LED群11は、焼付
レンズ6における光透過部下方に映し出される。
【0109】同様に、図15において、印画紙8の中央
部に対応する位置Bから光源部5を見ると、拡散板13
を通して、焼付レンズ6の光透過部の中央部に映し出さ
れるLED群11を見ることができる。また、図16に
おいて、印画紙8の下部に対応する位置Cから光源部5
を見ると、拡散板13を通して、焼付レンズ6の光透過
部上方に映し出されるLED群11を見ることができ
る。
【0110】〔実施の形態3〕本発明の実施の他の形態
について図17ないし図19に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、実施の形態1または2で用いた
部材と同一の機能を有する部材には同一の部材番号を付
記し、その説明を省略する。
【0111】図17(a)および(b)に示すように、
本実施形態に係る電子画像入力装置31は、実施の形態
2で説明した焼付部2に、ネガフィルム7を透過する光
源部5からの光を撮像するCCDカメラ32(撮像手
段)を配置したものである。なお、実施の形態1で説明
した焼付部2にCCDカメラ32を配置して電子画像入
力装置31を構成しても勿論構わない。また、同図中、
一対の二点鎖線で囲まれた領域は、印画紙8の一点に届
く光の領域をそれぞれ示している。
【0112】また、電子画像入力装置31は、実施の形
態1で説明した制御部24(図4参照)を備えている。
CCDカメラ32からの出力信号に基づいて、例えば制
御部24が光源部5の発光量を制御することにより、実
施の形態1と同様の濃度むら、色むら補正が行われるよ
うになっている。
【0113】CCDカメラ32は、焼付レンズ6と共に
保持部33内に収容、保持されており、光軸Lに対する
保持部33の垂直方向の移動(同図では上下のスライ
ド)によって、光源部5と印画紙8との間の光路中に挿
抜されるようになっている。この保持部33は、焼付レ
ンズ6が光軸L上に位置するように保持部33がスライ
ドしたときに光源部5からの光が焼付レンズ6を透過し
て印画紙8に到達できるように、焼付レンズ6の光入射
側に開口部33aを、焼付レンズ6の光出射側に開口部
33bをそれぞれ有している。また、保持部33は、C
CDカメラ32が光軸L上に位置するように保持部33
がスライドしたときに光源部5からの光がネガフィルム
7を透過してCCDカメラ32に導かれるように、CC
Dカメラ32の光入射側に開口部33cを有している。
【0114】また、上記のように、焼付レンズ6とCC
Dカメラ32とをユニット化する代わりに、図18に示
すように、焼付レンズ6とCCDカメラ32とを独立し
て設け、上述した光源部5と同等の構成を備えるCCD
カメラ32専用の光源部5a、および、集光レンズ15
aを設けて電子画像入力装置31′を構成してもよい。
この場合、印画紙8に対して光軸Lを中心とするプリン
ト系と、CCDカメラ32に対して光軸L′を中心とす
るモニタ系とに、共通のネガフィルム搬送路wを設ける
こともできるし、プリント系とモニタ系とで異なるネガ
フィルムを搬送する搬送路をそれぞれに設けることもで
きる。
【0115】図17(a)(b)および図18に示すC
CDカメラ32は、光軸LまたはL′に沿って移動可能
なズーム式の対物レンズ34とCCD35とからなって
いる。対物レンズ34は、入射光をCCD35に結像さ
せる。CCD35は、複数の受光素子を有しており、対
物レンズ34を介して入射した光の光量を受光素子ごと
に検出する。上記各受光素子は、上記光量に応じた電気
信号を制御部24へ出力し、これに基づいてモニタ表示
が行われる。
【0116】次に、電子画像入力装置31の動作につい
て、図19に基づいて説明する。
【0117】上記の構成において、印画紙8への焼き付
けを行う前に、まず、図17(b)に示すように、保持
部33の移動によってCCDカメラ32が光路中に挿入
される。このとき、印画紙8は、露光位置にすでに搬送
されていてもよい。
【0118】光源部5が点灯されると(S11)、光源
部5からの光が、集光レンズ15、ネガフィルム7、対
物レンズ34を介してCCD35に入射する。ここで、
CCD35は、受光素子ごとに入射した光の光量を検出
し、受光量に応じた検出信号を制御部24へ出力する
(S12)。これにより、制御部24は、CCD35の
受光面における濃度分布を認識する。
【0119】次に、制御部24は、上記濃度分布をもと
に、濃度むら、色むらが許容範囲内であるか否かを判断
する(S13)。S13にて、上記各むらが許容範囲内
であれば、むら補正を行わずにむら補正処理自体は完了
する(S14)。
【0120】一方、S13にて、むらが許容範囲内でな
ければ、濃度むら、色むらが補正されるように、例えば
制御部24が光源部5の発光量を制御する(S15)。
また、この他にも、実施の形態1と同様に、操作者が、
光源部5の各LED11R、11G、11Bの傾き、視
野角を調整することにより対応してもよい。
【0121】このように、S15にて、むら補正を行っ
た場合には、むらが許容範囲内となるまで、S11〜S
13およびS15の処理が繰り返し行われ、むら補正が
完了する(S14)。
【0122】次に、光源部5が一旦OFFされた後、図
17(a)に示すように、保持部33の移動によって焼
付レンズ6が光路中に挿入される。そして、光源部5が
ONされ、制御部24によって発光量が制御されなが
ら、実施の形態1と同様の焼付処理が行われる。
【0123】図17(a)および(b)に示す構成は、
焼き付け前に濃度むらおよび色むらの補正を行ってお
き、補正終了後に、各コマ画像の焼き付けを一括して連
続的に行う場合に適している。
【0124】一方、図18に示す構成は、焼き付け前に
濃度むらおよび色むらの補正を行う上に、各コマ画像毎
にCCDカメラ32の撮像した画像をモニタ上で確認し
ながら、補正データを手動入力する場合に適している。
なぜなら、図17(a)(b)に示す構成で、各コマ画
像毎に補正データを手動入力しようとすると、各コマ画
像毎に保持部33を往復移動させなければならないが、
図18に示す構成によれば、焼き付けとモニタに基づく
補正とを同時に行うことが可能だからである。
【0125】以上のように、電子画像入力装置31は、
焼付部2にCCDカメラ32を備えた構成であるので、
例えば焼付処理の前の濃度むら、色むらの調整をCCD
カメラ32からの出力に基づいて直接行うことができ
る。また、操作者が補正量を手動で入力する際にも、モ
ニタに表示された画像を見ながら、同時に上記の調整を
行うことができる。したがって、実施の形態1で行った
ようなテストプリントを行わなくても済むので、濃度む
ら、色むらの調整を迅速に行うことができる。
【0126】また、ネガフィルム7やポジフィルムのコ
マ画像をモニタ表示することができるので、写真プリン
トとして印画紙8に焼き付けなくても、モニタ画像を多
人数で一度に見ることができる。これにより、鑑賞や会
議のためのプレゼンテーションに利用することができ
る。
【0127】また、濃度むらや色むらが無いようにLE
Dの発光量が適正に制御された状態で、CCDカメラ3
2を通して得た画像データを、MO(光磁気記録媒
体)、DVD(デジタルビデオディスク)等の記録媒体
に記録して、写真アルバムの代わりに保存することも可
能となる。さらに、LEDの発光量を制御して、視覚効
果を様々に変化させた画像データを、上記記録媒体に記
録することもできる。
【0128】なお、以上で説明した各実施の形態では、
原画像情報を保持した情報保持体として、原画像そのも
のを記録したネガフィルム7を取り上げたが、これに限
定されるわけではない。情報保持体としては、例えば、
原画像に対応した画像信号に応じて光の透過または反射
を制御する液晶表示素子、PLZT露光ヘッド、DMD
(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等であっても
よい。
【0129】上記の液晶表示素子は、例えばアクティブ
素子であるTFT(Thin Film Transistor)が各画素に
対応してマトリクス状に配置された透明基板(TFT基
板と称する)と、対向電極の形成された透明な対向基板
とで液晶層を挟持してなるものであり、反射型液晶表示
素子の場合は、さらに上記液晶パネルの外側に反射板を
配置した構造となる。このような液晶表示素子では、原
画像に対応する画像信号に応じて液晶層に印加する電圧
を画素ごとに制御し、液晶層を透過する光源部5からの
光の透過率を画素ごとに変化させることで、原画像が表
示される。したがって、この表示された原画像を印画紙
8に焼き付けることが可能となる。なお、上記液晶パネ
ルがR、G、Bのカラーフィルタを備えていれば、カラ
ー画像の焼き付けを行うことができる。なお、上記の液
晶パネルとしては、TN(Twisted Nematic )液晶パネ
ル、STN(Super Twisted Nematic )液晶パネル等で
あってもよい。
【0130】また、上記のPLZT露光ヘッドとは、透
明強誘電性セラミックス材料であるPLZT素子を一対
の偏光板(偏光子と検光子)の間に配し、画像信号に応
じて光の透過を制御する複数のシャッタ部(光出力部)
を備えたものであり、本発明では上記シャッタ部を二次
元的に有するものが好適である。上記のPLZT素子と
は、ジルコン酸鉛(PbZrO3 )とチタン酸鉛(Pb
TiO3 )とを適当な比率で固溶体としたもの(PZ
T)に、ランタンを添加してホットプレスして得られる
(Pb1-x Lax )(Zry Ti1-y 1-x/4 3 系固
溶体である。一方、DMDとは、微小サイズの揺動自在
なマイクロミラーを二次元的に複数配置し、画像データ
に応じて個々のマイクロミラーの傾きを調節して光の反
射方向を変えることで、感光材料への光の供給を制御す
るものである。
【0131】情報保持体として透過型液晶表示素子また
はPLZT露光ヘッドを用いた場合は、光源部5からの
光が上記情報保持体を透過して印画紙8に導かれる一
方、情報保持体として反射型液晶表示素子あるいはDM
Dを用いた場合は、光源部5からの光が上記情報保持体
にて反射されて感光材料に導かれ、いずれにしても、上
記情報保持体が保持する画像情報に対応する原画像が感
光材料に焼き付けられることになる。
【0132】なお、各実施の形態で示した各部材の形状
や構造、個数等は以上に限ったものではない。
【0133】
【発明の効果】請求項1の発明に係る写真焼付装置は、
以上のように、原画像情報を保持した情報保持体に光を
照射する光源を備え、上記情報保持体を介して感光材料
に光を照射することにより、感光材料に上記原画像を焼
き付ける写真焼付装置において、上記光源は、分光特性
の互いに異なる複数の発光手段からなっており、各発光
手段は、光軸に向かって指向するように、光軸に対して
傾けて設けられている構成である。
【0134】それゆえ、発光手段からの光を必要以上に
拡散させなくても、感光材料の周縁部に照射される光の
光量が増加する。したがって、上記光を拡散させるとき
に必要であった従来のような制御が必要ない。また、多
数の発光手段を配置する必要もない。それゆえ、上記の
構成によれば、各発光手段の制御が容易となるので、濃
度むら、色むらの調整を容易に行うことができるという
効果を奏する。
【0135】請求項2の発明に係る写真焼付装置は、以
上のように、請求項1の構成において、上記光源は、複
数の発光手段で構成される複数のグループからなり、上
記各グループごとに、上記感光材料における光照射領域
が決まっている構成である。
【0136】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、感光材料全体の濃度むら、色むらの調整を、各光
照射領域に対応するグループごとの発光手段の調整によ
って行うことができる。その結果、感光材料全体の濃度
むら、色むらの調整をさらに容易に行うことができると
いう効果を奏する。
【0137】請求項3の発明に係る写真焼付装置は、以
上のように、請求項1または2の構成に加え、上記光源
と上記情報保持体との間に、上記光源からの光を集光さ
せる集光手段が設けられている構成である。
【0138】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、光源から出射される光の利用効率を上げ
ることができ、光量ロスを低減することができるという
効果を奏する。
【0139】請求項4の発明に係る写真焼付装置は、以
上のように、請求項3の構成において、上記集光手段
は、集光レンズである構成である。
【0140】それゆえ、請求項3の構成による効果に加
えて、集光手段を例えば凹面鏡で構成した場合に比べ、
光学系のレイアウトが簡単で済むので、光学系を容易に
設計することができると共に、光学系の構成を簡素化し
て装置を小型化することができるという効果を奏する。
【0141】請求項5の発明に係る写真焼付装置は、以
上のように、請求項1ないし4のいずれかの構成におい
て、上記発光手段は、発光ダイオードであり、上記発光
ダイオードの発光量、視野角、傾き、波長のうち少なく
とも1つが調整可能である構成である。
【0142】それゆえ、感光材料における濃度分布の均
一な領域を広範囲で得ることができる。その結果、請求
項1ないし4のいずれかの構成による効果に加えて、色
むらをさらに容易に判断しやすくすることができ、色む
らの調整をさらに容易に行うことができるという効果を
奏する。
【0143】請求項6の発明に係る電子画像入力装置
は、以上のように、請求項1ないし5のいずれかに記載
の写真焼付装置に、上記情報保持体を介して得られる上
記発光手段からの光を撮像する撮像手段を備えてなる構
成である。
【0144】それゆえ、請求項1ないし5のいずれかに
記載の写真焼付装置と組み合わせ、感光材料を撮像手段
に置き換えれば、例えば焼付処理の前の濃度むら、色む
らの調整を撮像手段からの出力に基づいて直接行うこと
ができる。したがって、濃度むら、色むらを検出するた
めのテストプリントを行う必要がないので、濃度むら、
色むらの調整を迅速に行うことができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る写真プリンタにお
いて、焼付部の主要部の構成を示す断面図である。
【図2】(a)は、上記写真プリンタがむら補正装置に
接続されている状態を示す斜視図であり、(b)は、上
記むら補正装置の内部構造を示す斜視図である。
【図3】上記焼付部の概略の構成を示す断面図である。
【図4】上記むら補正装置から上記焼付部の光源部への
信号の流れを示すブロック図である。
【図5】上記写真プリンタと上記むら補正装置とが一体
化した装置を示す斜視図である。
【図6】むら補正の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図7】上記光源部におけるLEDの配置を示す平面図
である。
【図8】上記光源部において、第4象限に属するLED
の光軸に対する傾きを説明するための斜視図である。
【図9】上記焼付部の分解斜視図である。
【図10】(a)は、所定領域に属するLEDの発光量
が、他の領域に属するLEDの発光量よりも大きい場合
の、印画紙における光の濃度分布を示す説明図である。
(b)は、所定領域に属するLEDの視野角が、他の領
域に属するLEDの視野角よりも小さい場合の、印画紙
における光の濃度分布を示す説明図である。
【図11】(a)は、上記LEDの光軸に対する傾きが
小さい場合の、印画紙における光の濃度分布を示す説明
図である。(b)は、上記LEDの光軸に対する傾きが
大きい場合の、印画紙における光の濃度分布を示す説明
図である。
【図12】(a)は、同図(b)に示す写真プリンタに
おける印画紙搬送経路を示す説明図であり、(b)は、
本発明の他の実施の形態に係る写真プリンタの外観を示
す斜視図である。
【図13】上記写真プリンタの焼付部の分解斜視図であ
る。
【図14】上記焼付部において、印画紙の一点に到達す
る光の光路を示す説明図である。
【図15】上記焼付部において、印画紙の他の一点に到
達する光の光路を示す説明図である。
【図16】上記焼付部において、印画紙のさらに他の一
点に到達する光の光路を示す説明図である。
【図17】焼付部にCCDカメラを備えた電子画像入力
装置において、(a)は、焼付レンズが光路中に位置
し、印画紙への焼付が行われている状態を示す説明図で
あり、(b)は、CCDカメラが光路中に位置し、CC
DカメラでLED光を測光している状態を示す説明図で
ある。
【図18】焼付レンズとCCDカメラとを独立して設
け、各々に対応して光源部および集光レンズを設けた他
の電子画像入力装置の構成を示す断面図である。
【図19】上記電子画像入力装置において、むら補正の
動作の流れを示すフローチャートである。
【図20】従来の写真プリンタにおける焼付部の概略の
構成を示す断面図である。
【図21】上記写真プリンタにおいて、カラーペーパー
に照射された各LED光の強度分布を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 焼付部(写真焼付装置) 5 光源部(光源) 7 ネガフィルム(情報保持体) 8 印画紙(感光材料) 11 LED群(発光手段) 11R LED(発光手段) 11G LED(発光手段) 11B LED(発光手段) 15 集光レンズ(集光手段) 31 電子画像入力装置 32 CCDカメラ(撮像手段) L 光軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像情報を保持した情報保持体に光を照
    射する光源を備え、上記情報保持体を介して感光材料に
    光を照射することにより、感光材料に上記原画像を焼き
    付ける写真焼付装置において、 上記光源は、分光特性の互いに異なる複数の発光手段か
    らなっており、各発光手段は、光軸に向かって指向する
    ように、光軸に対して傾けて設けられていることを特徴
    とする写真焼付装置。
  2. 【請求項2】上記光源は、複数の発光手段で構成される
    複数のグループからなり、上記各グループごとに、上記
    感光材料における光照射領域が決まっていることを特徴
    とする請求項1に記載の写真焼付装置。
  3. 【請求項3】上記光源と上記情報保持体との間に、上記
    光源からの光を集光させる集光手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の写真焼付装
    置。
  4. 【請求項4】上記集光手段は、集光レンズであることを
    特徴とする請求項3に記載の写真焼付装置。
  5. 【請求項5】上記発光手段は、発光ダイオードであり、
    上記発光ダイオードの発光量、視野角、傾き、波長のう
    ち少なくとも1つが調整可能であることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載の写真焼付装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の写真
    焼付装置に、上記情報保持体を介して得られる上記発光
    手段からの光を撮像する撮像手段を備えてなることを特
    徴とする電子画像入力装置。
JP27133198A 1998-01-27 1998-09-25 写真焼付装置および電子画像入力装置 Withdrawn JPH11282096A (ja)

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JP27133198A JPH11282096A (ja) 1998-01-27 1998-09-25 写真焼付装置および電子画像入力装置
US09/236,484 US6396565B1 (en) 1998-01-27 1999-01-25 Photograph printing device, electronic image input device, film scanner, scratch recognition method, memory medium recording scratch recognition program, and image restoration method
CN99107652.4A CN1217229C (zh) 1998-01-27 1999-01-27 照片印制装置和电子图像输入装置
US10/054,904 US6727974B2 (en) 1998-01-27 2002-01-25 Photograph printing device, electronic image input device, film scanner, scratch recognition method, memory medium recording scratch recognition program, and image restoration method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103529635A (zh) * 2013-10-16 2014-01-22 北京大学东莞光电研究院 一种数码彩扩机引擎片夹led平面光源

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CN103529635B (zh) * 2013-10-16 2016-05-04 北京大学东莞光电研究院 一种数码彩扩机引擎片夹led平面光源

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