JPH11282099A - 立体画像記録装置 - Google Patents
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- JPH11282099A JPH11282099A JP9851298A JP9851298A JPH11282099A JP H11282099 A JPH11282099 A JP H11282099A JP 9851298 A JP9851298 A JP 9851298A JP 9851298 A JP9851298 A JP 9851298A JP H11282099 A JPH11282099 A JP H11282099A
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Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 干渉縞のない良好な画質の立体画像を容易に
記録できる立体画像記録装置を提供する。 【解決手段】 予めさだめられた複数の方向から被写体
を撮影したときに得られる個別の被写体の画像を、プロ
ジェクタによって投影の対象とされる複数枚の被写体の
画像における各個別の被写体の画像として用い、画像を
撮影したときの撮影レンズの光軸の方向に光軸を合致さ
せた投影レンズを有するプロジェクタによって各個別の
被写体の画像を、蠅の目レンズ板やシリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列してなる
立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置された感光性記
録媒体に結像させてなる立体画像記録装置において、プ
ロジェクタから投影されて、複数のレンズを配列してな
る立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結
像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対
的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複
数枚の同一画像を感光性記録媒体に記録させる。
記録できる立体画像記録装置を提供する。 【解決手段】 予めさだめられた複数の方向から被写体
を撮影したときに得られる個別の被写体の画像を、プロ
ジェクタによって投影の対象とされる複数枚の被写体の
画像における各個別の被写体の画像として用い、画像を
撮影したときの撮影レンズの光軸の方向に光軸を合致さ
せた投影レンズを有するプロジェクタによって各個別の
被写体の画像を、蠅の目レンズ板やシリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列してなる
立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置された感光性記
録媒体に結像させてなる立体画像記録装置において、プ
ロジェクタから投影されて、複数のレンズを配列してな
る立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結
像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対
的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複
数枚の同一画像を感光性記録媒体に記録させる。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、蠅の目レンズ板、
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板のような、複数のレ
ンズよりなる立体画像記録用レンズ板を用いて立体画像
を記録する立体画像記録装置に関する。
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板のような、複数のレ
ンズよりなる立体画像記録用レンズ板を用いて立体画像
を記録する立体画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】任意の視点から観察者に自由に3次元画
像が見ることができる立体写真術は古くから知られてい
る。この種の立体写真術として、当初に提案されたの
は、縦縞状のスリット(パララクスバリア)を用いたパ
ララクス・パノラマグラムであり、次いで、蠅の目レン
ズ板や、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板を介して、
被写体の光学像を感光性記録媒体に結像させて撮影する
ようにした立体写真法が提案された。
像が見ることができる立体写真術は古くから知られてい
る。この種の立体写真術として、当初に提案されたの
は、縦縞状のスリット(パララクスバリア)を用いたパ
ララクス・パノラマグラムであり、次いで、蠅の目レン
ズ板や、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板を介して、
被写体の光学像を感光性記録媒体に結像させて撮影する
ようにした立体写真法が提案された。
【0003】ところが、被写体の光学像を蠅の目レンズ
板や、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板を用いて、直
接に感光性記録媒体に結像させて撮影した場合には、所
謂、裏返しの実像が再生されることになる。このため
に、裏返しの実像を蠅の目レンズ板や、シリンドリカル
凸レンズ・アレイ板を用いて、感光性記録媒体に結像さ
せて撮影を行なう、2段階インテグラル・フォトグラフ
ィ技術による立体写真法が提案された。また、図13乃
至図16に示してあるように、被写体を単眼カメラによ
り多方向から撮影して得た複数枚の画像を、プロジェク
タに装着して投影し、前記の投影画像を蠅の目レンズ板
や、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板を用いて、感光
性記録媒体に結像させて立体画像を記録させるようにし
た立体写真法も提案されている。
板や、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板を用いて、直
接に感光性記録媒体に結像させて撮影した場合には、所
謂、裏返しの実像が再生されることになる。このため
に、裏返しの実像を蠅の目レンズ板や、シリンドリカル
凸レンズ・アレイ板を用いて、感光性記録媒体に結像さ
せて撮影を行なう、2段階インテグラル・フォトグラフ
ィ技術による立体写真法が提案された。また、図13乃
至図16に示してあるように、被写体を単眼カメラによ
り多方向から撮影して得た複数枚の画像を、プロジェク
タに装着して投影し、前記の投影画像を蠅の目レンズ板
や、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板を用いて、感光
性記録媒体に結像させて立体画像を記録させるようにし
た立体写真法も提案されている。
【0004】図13乃至図16における各(a)図は、
単眼カメラにより被写体を、所定の異なる複数の方向か
ら撮影して、それぞれ個別の方向からみた被写体の複数
の画像を得るようにするための異なる手段を例示してい
る。また、図13乃至図16における各(b)図は、前
記した図13乃至図16における各(a)図に示すよう
な撮影態様で、単眼カメラによって撮影した後に現像処
理して得た被写体の個別の画像(「被写体を撮影した後
に現像処理して得た画像」を「被写体を撮影して得た画
像」のように記載されることもある)を、その画像の撮
影時における撮影レンズの光軸の方向に、投影レンズの
光軸の方向を一致させたプロジェクタによって投影し、
前記の投影画像を蠅の目レンズ板やシリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列してなる
立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置してある感光性
記録媒体に結像させて立体画像を記録させるための異な
る手段を例示している。
単眼カメラにより被写体を、所定の異なる複数の方向か
ら撮影して、それぞれ個別の方向からみた被写体の複数
の画像を得るようにするための異なる手段を例示してい
る。また、図13乃至図16における各(b)図は、前
記した図13乃至図16における各(a)図に示すよう
な撮影態様で、単眼カメラによって撮影した後に現像処
理して得た被写体の個別の画像(「被写体を撮影した後
に現像処理して得た画像」を「被写体を撮影して得た画
像」のように記載されることもある)を、その画像の撮
影時における撮影レンズの光軸の方向に、投影レンズの
光軸の方向を一致させたプロジェクタによって投影し、
前記の投影画像を蠅の目レンズ板やシリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列してなる
立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置してある感光性
記録媒体に結像させて立体画像を記録させるための異な
る手段を例示している。
【0005】図13乃至図16に示す立体画像記録装置
についての以下の記載においては、複数のレンズを配列
してなる立体画像記録用レンズ板として、シリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板が用いられている場合について主
として述べてある。まず、図13(a)は、被写体1に
おける特定な点Oを含む平面内に、撮影レンズの光軸が
特定な点Oを通り、かつ、この特定な点Oから撮影レン
ズの射出瞳までの距離が等しくなるように配設された複
数個の単眼カメラ2a,2b,2c…によって被写体を
撮影する状態を示している。
についての以下の記載においては、複数のレンズを配列
してなる立体画像記録用レンズ板として、シリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板が用いられている場合について主
として述べてある。まず、図13(a)は、被写体1に
おける特定な点Oを含む平面内に、撮影レンズの光軸が
特定な点Oを通り、かつ、この特定な点Oから撮影レン
ズの射出瞳までの距離が等しくなるように配設された複
数個の単眼カメラ2a,2b,2c…によって被写体を
撮影する状態を示している。
【0006】また、図13(b)は、前記複数個の単眼
カメラ2a,2b,2c…によって被写体1を個別に撮
影して得た画像を、複数個の単眼カメラ2a,2b,2
c…とそれぞれ対応するように設ける個別のプロジェク
タ3a,3b,3c…によって投影して、それぞれの投
影画像を、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦点
面に設置してある感光性記録媒体5に結像させる状態を
示している。そして、この感光性記録媒体5は現像処理
されることにより、被写体1の立体画像が記録されてい
る記録済み感光性記録媒体5となる。シリンドリカル凸
レンズ・アレイ板4は、それの円筒軸の方向が複数のプ
ロジェクタ3a,3b,3c…における投影レンズの光
軸を含む面に対して直交するよう状態で配置される。
カメラ2a,2b,2c…によって被写体1を個別に撮
影して得た画像を、複数個の単眼カメラ2a,2b,2
c…とそれぞれ対応するように設ける個別のプロジェク
タ3a,3b,3c…によって投影して、それぞれの投
影画像を、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦点
面に設置してある感光性記録媒体5に結像させる状態を
示している。そして、この感光性記録媒体5は現像処理
されることにより、被写体1の立体画像が記録されてい
る記録済み感光性記録媒体5となる。シリンドリカル凸
レンズ・アレイ板4は、それの円筒軸の方向が複数のプ
ロジェクタ3a,3b,3c…における投影レンズの光
軸を含む面に対して直交するよう状態で配置される。
【0007】図13(a)中に示されている複数個の単
眼カメラ2a,2b,2c…の配置態様と、図13の
(b)中に示されている複数個のプロジェクタ3a,3
b,3c…の配置態様とは同じであり、図13(a)中
に示されている被写体1における特定な点Oと、図13
(b)中に示されているO’とは対応している。また、
撮影レンズの射出瞳からO点までの距離と、投影レンズ
の射出瞳からO’点までの距離とは等しい。
眼カメラ2a,2b,2c…の配置態様と、図13の
(b)中に示されている複数個のプロジェクタ3a,3
b,3c…の配置態様とは同じであり、図13(a)中
に示されている被写体1における特定な点Oと、図13
(b)中に示されているO’とは対応している。また、
撮影レンズの射出瞳からO点までの距離と、投影レンズ
の射出瞳からO’点までの距離とは等しい。
【0008】図13を参照して説明した立体画像記録装
置では、被写体を所定の異なる複数の方向から撮影する
ために、予め所定の異なる複数の方向に配置した複数個
の単眼カメラ2a,2b,2c…を使用し、また、複数
個の単眼カメラ2a,2b,2c…の配置態様と同一の
配置態様に配置された複数個のプロジェクタ3a,3
b,3c…を使用している。図14乃至図16に例示し
てある立体画像記録装置では、1個の単眼カメラ2の撮
影レンズの光軸が、被写体1における特定な点Oを含む
平面内で被写体1の特定な点を通過する状態とした上
で、図14(a)に例示してあるように、単眼カメラ2
を直線的に移動させるようにしたり、図15(a)に例
示してあるように、単眼カメラ2を曲線的に移動させる
ようにしたり、図16(a)に示す如く、1個の単眼カ
メラ2の撮影レンズの光軸が、被写体1の特定な点Oを
含む平面内でこのO点を回転中心にして回転させるよう
にしている。
置では、被写体を所定の異なる複数の方向から撮影する
ために、予め所定の異なる複数の方向に配置した複数個
の単眼カメラ2a,2b,2c…を使用し、また、複数
個の単眼カメラ2a,2b,2c…の配置態様と同一の
配置態様に配置された複数個のプロジェクタ3a,3
b,3c…を使用している。図14乃至図16に例示し
てある立体画像記録装置では、1個の単眼カメラ2の撮
影レンズの光軸が、被写体1における特定な点Oを含む
平面内で被写体1の特定な点を通過する状態とした上
で、図14(a)に例示してあるように、単眼カメラ2
を直線的に移動させるようにしたり、図15(a)に例
示してあるように、単眼カメラ2を曲線的に移動させる
ようにしたり、図16(a)に示す如く、1個の単眼カ
メラ2の撮影レンズの光軸が、被写体1の特定な点Oを
含む平面内でこのO点を回転中心にして回転させるよう
にしている。
【0009】そして、1個の単眼カメラにより、被写体
を所定の異なる複数の方向から撮影して、所定の異なる
複数の方向におけるそれぞれ個別の被写体の複数の画像
を得るのには、被写体を所定の異なる複数の方向におけ
る各1つの方向毎に、新品の感光性記録媒体を単眼カメ
ラに装着して撮影を行なうようにするのである。
を所定の異なる複数の方向から撮影して、所定の異なる
複数の方向におけるそれぞれ個別の被写体の複数の画像
を得るのには、被写体を所定の異なる複数の方向におけ
る各1つの方向毎に、新品の感光性記録媒体を単眼カメ
ラに装着して撮影を行なうようにするのである。
【0010】また、図14乃至図16に例示してある立
体画像記録装置では、1個のプロジェクタ3の投影レン
ズの光軸が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦
点面の特定な点O’を含む平面内で、前記の特定な点
O’を通過する状態とした上で、図14(b)に例示し
てあるようにプロジェクタ3を直線的に移動させたり、
図15(b)に例示してあるようにプロジェクタ3を曲
線的に移動させたり、あるいは図16(b)に示してあ
るように、1個のプロジェクタ3の投影レンズの光軸
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦点面の特
定な点O’を含む平面内で、前記の特定な点特定な点
O’を通過する状態としておいて、シリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4をO’点を含むような円筒軸を回転中
心にして回転させている。
体画像記録装置では、1個のプロジェクタ3の投影レン
ズの光軸が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦
点面の特定な点O’を含む平面内で、前記の特定な点
O’を通過する状態とした上で、図14(b)に例示し
てあるようにプロジェクタ3を直線的に移動させたり、
図15(b)に例示してあるようにプロジェクタ3を曲
線的に移動させたり、あるいは図16(b)に示してあ
るように、1個のプロジェクタ3の投影レンズの光軸
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦点面の特
定な点O’を含む平面内で、前記の特定な点特定な点
O’を通過する状態としておいて、シリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4をO’点を含むような円筒軸を回転中
心にして回転させている。
【0011】すなわち、複数のレンズを配列してなる立
体画像記録用レンズ板として、シリンドリカル凸レンズ
・アレイ板4を用いて構成されている立体画像記録装置
の場合には、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4上に
おけるプロジェクタの投影レンズの光軸の移動軌跡が、
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4を構成しているシ
リンドリカル凸レンズの円筒軸と直交する状態となるよ
うに、プロジェクタとシリンドリカル凸レンズ・アレイ
板4との設置態様が定められるのである。また、単眼カ
メラの設置態様は、プロジェクタの投影レンズの光軸の
移動軌跡と、単眼カメラの撮影レンズの光軸の移動軌跡
とが一致するようにして定められる。
体画像記録用レンズ板として、シリンドリカル凸レンズ
・アレイ板4を用いて構成されている立体画像記録装置
の場合には、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4上に
おけるプロジェクタの投影レンズの光軸の移動軌跡が、
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4を構成しているシ
リンドリカル凸レンズの円筒軸と直交する状態となるよ
うに、プロジェクタとシリンドリカル凸レンズ・アレイ
板4との設置態様が定められるのである。また、単眼カ
メラの設置態様は、プロジェクタの投影レンズの光軸の
移動軌跡と、単眼カメラの撮影レンズの光軸の移動軌跡
とが一致するようにして定められる。
【0012】他方、複数のレンズを配列してなる立体画
像記録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板4を用いて
構成されている立体画像記録装置の場合には、被写体に
おける特定な点を含む平面内に、前記した特定な点を頂
点として設定された領域を等分割する放射状の複数本の
直線における各個別の直線を、それぞれ撮影レンズの光
軸として被写体を撮影する動作が行なわれるとともに、
被写体における特定な点を含む平面と直交する平面内
に、特定な点を頂点として設定された領域を等分割する
放射状の複数本の直線における各個別の直線を、それぞ
れ撮影レンズの光軸として被写体を撮影する動作が行な
われる。
像記録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板4を用いて
構成されている立体画像記録装置の場合には、被写体に
おける特定な点を含む平面内に、前記した特定な点を頂
点として設定された領域を等分割する放射状の複数本の
直線における各個別の直線を、それぞれ撮影レンズの光
軸として被写体を撮影する動作が行なわれるとともに、
被写体における特定な点を含む平面と直交する平面内
に、特定な点を頂点として設定された領域を等分割する
放射状の複数本の直線における各個別の直線を、それぞ
れ撮影レンズの光軸として被写体を撮影する動作が行な
われる。
【0013】そして、図13乃至図16に例示してある
立体画像記録装置は、説明の簡単化と理解を容易にする
ために、空間中に実在している3次元的な形状と大きさ
を有している物体を被写体1とし、その被写体1を1個
または複数個の単眼カメラで、所定の異なる複数の方向
から撮影して、それぞれ個別の方向から見た被写体の複
数の画像を得るようにしていた。しかしながら、前記の
ようにして、それぞれ個別に得られるべき被写体の画像
は、3次元的な形状と大きさを有している物体ばかりで
はなく、例えば、デザインの分野,X線CTのような医
療機器,振動解析用機器,分子構造研究用の機器などで
用いられているコンピュータ・グラフィックによる3次
元像から得られるものであってもよい。
立体画像記録装置は、説明の簡単化と理解を容易にする
ために、空間中に実在している3次元的な形状と大きさ
を有している物体を被写体1とし、その被写体1を1個
または複数個の単眼カメラで、所定の異なる複数の方向
から撮影して、それぞれ個別の方向から見た被写体の複
数の画像を得るようにしていた。しかしながら、前記の
ようにして、それぞれ個別に得られるべき被写体の画像
は、3次元的な形状と大きさを有している物体ばかりで
はなく、例えば、デザインの分野,X線CTのような医
療機器,振動解析用機器,分子構造研究用の機器などで
用いられているコンピュータ・グラフィックによる3次
元像から得られるものであってもよい。
【0014】即ち、記録対象の被写体1が、コンピュー
タ・グラフィックによる3次元像の場合には、前記した
コンピュータ・グラフィックによる3次元像を、既述し
た1個または複数個の単眼カメラで、所定の異なる複数
の方向から撮影していた被写体の場合と同様に、コンピ
ュータ・グラフィックによる3次元像について、前記し
た所定の異なる複数の方向におけるそれぞれ個別の方向
からみた被写体の複数の画像と個別に対応しているよう
な画像データを、例えばアクティブマトリクス液晶表示
素子に表示させた画像を投影画像とされるようにしても
よい。
タ・グラフィックによる3次元像の場合には、前記した
コンピュータ・グラフィックによる3次元像を、既述し
た1個または複数個の単眼カメラで、所定の異なる複数
の方向から撮影していた被写体の場合と同様に、コンピ
ュータ・グラフィックによる3次元像について、前記し
た所定の異なる複数の方向におけるそれぞれ個別の方向
からみた被写体の複数の画像と個別に対応しているよう
な画像データを、例えばアクティブマトリクス液晶表示
素子に表示させた画像を投影画像とされるようにしても
よい。
【0015】ところで、前記立体画像記録装置を用いて
立体画像が記録された感光性記録媒体から立体画像を再
生する際には、記録済み感光性記録媒体に対して立体画
像を記録する際に使用された複数のレンズを配列してな
る立体画像記録用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンド
リカル凸レンズ・アレイ板)4と同一構成の立体画像再
生用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板)に、記録済み感光性記録媒体を装着し、
再生光の照射により立体画像の再生が行なわれるように
する。
立体画像が記録された感光性記録媒体から立体画像を再
生する際には、記録済み感光性記録媒体に対して立体画
像を記録する際に使用された複数のレンズを配列してな
る立体画像記録用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンド
リカル凸レンズ・アレイ板)4と同一構成の立体画像再
生用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板)に、記録済み感光性記録媒体を装着し、
再生光の照射により立体画像の再生が行なわれるように
する。
【0016】しかし、記録済み感光性記録媒体から立体
画像を再生する際に、記録済み感光性記録媒体と、複数
のレンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板(蠅の
目レンズ板、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板)との
両者の相互の位置関係を正しく設定することは簡単では
ない。殊に、記録済み感光性記録媒体に記録されている
画像枚数が多い場合に、この記録済み感光性記録媒体
と、複数のレンズを配列してなる立体画像再生用レンズ
板との相互の位置関係を正しく設定するのには著るしい
困難となっていた。前記した問題点の解決手段の1つと
して、記録済み感光性記録媒体と、複数のレンズを配列
してなる立体画像再生用レンズ板との相対的な位置関係
を調整するための複雑な機構を備えて構成されたフィル
ムホルダが、実公平3ー50501号公報によって開示
されている。
画像を再生する際に、記録済み感光性記録媒体と、複数
のレンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板(蠅の
目レンズ板、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板)との
両者の相互の位置関係を正しく設定することは簡単では
ない。殊に、記録済み感光性記録媒体に記録されている
画像枚数が多い場合に、この記録済み感光性記録媒体
と、複数のレンズを配列してなる立体画像再生用レンズ
板との相互の位置関係を正しく設定するのには著るしい
困難となっていた。前記した問題点の解決手段の1つと
して、記録済み感光性記録媒体と、複数のレンズを配列
してなる立体画像再生用レンズ板との相対的な位置関係
を調整するための複雑な機構を備えて構成されたフィル
ムホルダが、実公平3ー50501号公報によって開示
されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】さて、図13乃至図1
6を参照して既述した立体画像記録装置では、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板の構成によ
って定まる視域と対応する角度範囲内で、所定の異なる
複数の方向におけるそれぞれ個別の方向から見た被写体
の複数の画像のそれぞれをプロジェクタで投影し、前記
の投影画像を複数のレンズを配列してなる立体画像記録
用レンズ板4を介して、前記した複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4の焦点面に配設してあ
る感光性記録媒体5に立体画像情報を記録するようにし
ている。そして、プロジェクタによって投影される画像
は、既述のように写真乾板や写真フィルムに記録されて
いる光学像であったり、あるいは、例えばアクティブマ
トリクス液晶表示素子に表示させた光学像(ライトバル
ブによって強度変調された状態の光学像)であったりす
る。
6を参照して既述した立体画像記録装置では、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板の構成によ
って定まる視域と対応する角度範囲内で、所定の異なる
複数の方向におけるそれぞれ個別の方向から見た被写体
の複数の画像のそれぞれをプロジェクタで投影し、前記
の投影画像を複数のレンズを配列してなる立体画像記録
用レンズ板4を介して、前記した複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4の焦点面に配設してあ
る感光性記録媒体5に立体画像情報を記録するようにし
ている。そして、プロジェクタによって投影される画像
は、既述のように写真乾板や写真フィルムに記録されて
いる光学像であったり、あるいは、例えばアクティブマ
トリクス液晶表示素子に表示させた光学像(ライトバル
ブによって強度変調された状態の光学像)であったりす
る。
【0018】ところで近年、画像信号源から供給される
画像信号と対応する画像をアクティブマトリクス液晶表
示素子に表示させ、投影レンズ系を用いて投影させるよ
うにした構成態様のプロジェクタが提供されるようにな
った。前記のような構成態のプロジェクタは、それの構
成部材として使用されるアクティブマトリクス液晶表示
素子として、例えば画素数が横640ピクセル×縦48
0ピクセルで、1.3インチ程度の大きさのものが使用
された場合には、1画素の大きさは約0.04mmとな
る。
画像信号と対応する画像をアクティブマトリクス液晶表
示素子に表示させ、投影レンズ系を用いて投影させるよ
うにした構成態様のプロジェクタが提供されるようにな
った。前記のような構成態のプロジェクタは、それの構
成部材として使用されるアクティブマトリクス液晶表示
素子として、例えば画素数が横640ピクセル×縦48
0ピクセルで、1.3インチ程度の大きさのものが使用
された場合には、1画素の大きさは約0.04mmとな
る。
【0019】液晶を光変調材に用いて構成したライトバ
ルブの一種として知られている透過型のアクティブマト
リクス液晶表示素子は、2次元的に配列されている多数
の画素を備えているが、前記した多数の画素における各
画素毎に、透過光量を個別に制御するための構成部分
(例えば薄膜トランジスタ)が、光を透過させ得ない状
態の部分として各画素に付随して設けられている。ま
た、高画質化のために各画素間に構成させる遮光領域
(ブラックマトリックス、ブラックストライプ等)が設
けられていたり、信号電極母線や走査電極母線等も光の
不透過部分となっている。
ルブの一種として知られている透過型のアクティブマト
リクス液晶表示素子は、2次元的に配列されている多数
の画素を備えているが、前記した多数の画素における各
画素毎に、透過光量を個別に制御するための構成部分
(例えば薄膜トランジスタ)が、光を透過させ得ない状
態の部分として各画素に付随して設けられている。ま
た、高画質化のために各画素間に構成させる遮光領域
(ブラックマトリックス、ブラックストライプ等)が設
けられていたり、信号電極母線や走査電極母線等も光の
不透過部分となっている。
【0020】そのために、上記アクティブマトリクス液
晶表示素子では、アクティブマトリクス液晶表示素子に
入射される光の内で、画像の表示に使用される光が入射
光の一部となるが、1個の画素領域への入射光量と、白
100%の状態における1個の画素からの出力光量との
比を示す画素開口率は、液晶表示素子の全体の面積が一
定の状態で、画素数を多くする程、当然のことながら低
下することになる。画素数を増加させて高い精細度の画
像を表示させうるようなアクティブマトリクス液晶表示
素子は、低い画素開口率のものになっていることは周知
である。そして、現在のアクティブマトリクス液晶表示
素子における画素開口率は、通常60%〜70%程度で
ある。
晶表示素子では、アクティブマトリクス液晶表示素子に
入射される光の内で、画像の表示に使用される光が入射
光の一部となるが、1個の画素領域への入射光量と、白
100%の状態における1個の画素からの出力光量との
比を示す画素開口率は、液晶表示素子の全体の面積が一
定の状態で、画素数を多くする程、当然のことながら低
下することになる。画素数を増加させて高い精細度の画
像を表示させうるようなアクティブマトリクス液晶表示
素子は、低い画素開口率のものになっていることは周知
である。そして、現在のアクティブマトリクス液晶表示
素子における画素開口率は、通常60%〜70%程度で
ある。
【0021】さて前記のように、1画素の大きさが約
0.04mmであり、画素数が横640ピクセル×縦4
80ピクセルで1.3インチ程度の大きさのアクティブ
マトリクス液晶表示素子に表示された画像が、投影レン
ズ系により拡大されて、スクリーン上に、例えば320
0mm×2400mmの大きさの画像しとて投影された
場合には、前記のアクティブマトリクス液晶表示素子に
おける約0.04mmの大きさの1画素は、スクリーン
上に拡大された投影画像中では、約0.5mmの大きさ
の画素として認められることになる。そして、アクティ
ブマトリクス液晶表示素子における2次元的に配列され
ている多数の画素における画素の相互間には、既述した
ような光の不透過部分が存在しているが、スクリーン上
に拡大して投影された各画素間には、目視によってグリ
ッド(暗部分)が生じていることが確認できる。
0.04mmであり、画素数が横640ピクセル×縦4
80ピクセルで1.3インチ程度の大きさのアクティブ
マトリクス液晶表示素子に表示された画像が、投影レン
ズ系により拡大されて、スクリーン上に、例えば320
0mm×2400mmの大きさの画像しとて投影された
場合には、前記のアクティブマトリクス液晶表示素子に
おける約0.04mmの大きさの1画素は、スクリーン
上に拡大された投影画像中では、約0.5mmの大きさ
の画素として認められることになる。そして、アクティ
ブマトリクス液晶表示素子における2次元的に配列され
ている多数の画素における画素の相互間には、既述した
ような光の不透過部分が存在しているが、スクリーン上
に拡大して投影された各画素間には、目視によってグリ
ッド(暗部分)が生じていることが確認できる。
【0022】すなわち、前記したアクティブマトリクス
液晶表示素子を含み、画素の相互間に光の不透過部分を
備えれている状態で多数の画素が2次元的に配列された
構成態様にされていて、光変調材部材によって光変調動
作が行なわれるように構成されているライトバルブで
は、画素の相互間に設けられている光の不透過部分の存
在により、スクリーン上に拡大して投影された画像は、
各画素間にグリッド(暗部分)が生じているものにな
る。
液晶表示素子を含み、画素の相互間に光の不透過部分を
備えれている状態で多数の画素が2次元的に配列された
構成態様にされていて、光変調材部材によって光変調動
作が行なわれるように構成されているライトバルブで
は、画素の相互間に設けられている光の不透過部分の存
在により、スクリーン上に拡大して投影された画像は、
各画素間にグリッド(暗部分)が生じているものにな
る。
【0023】図4(a),(b)は、前記の状態を説明
している図であり、図中におけるSはスクリーンであ
り、VはスクリーンSに投影された画像中に生じた暗部
分のパターンを判かり易いように例示したものである。
ところで、立体画像記録装置のプロジェクタ3では、ア
クティブマトリクス液晶表示素子に表示させた投影の対
象にされている画像を、投影レンズ系6によりスクリー
ンSに投影させるのではなく、前記したアクティブマト
リクス液晶表示素子に表示させた投影の対象にされてい
る画像を投影レンズ系6によって投影し、それを複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4によっ
て、前記の投影画像を複数のレンズを配列してなる立体
画像記録用レンズ板4の焦点面に設置されている感光性
記録媒体5に記録させるようにしている。
している図であり、図中におけるSはスクリーンであ
り、VはスクリーンSに投影された画像中に生じた暗部
分のパターンを判かり易いように例示したものである。
ところで、立体画像記録装置のプロジェクタ3では、ア
クティブマトリクス液晶表示素子に表示させた投影の対
象にされている画像を、投影レンズ系6によりスクリー
ンSに投影させるのではなく、前記したアクティブマト
リクス液晶表示素子に表示させた投影の対象にされてい
る画像を投影レンズ系6によって投影し、それを複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4によっ
て、前記の投影画像を複数のレンズを配列してなる立体
画像記録用レンズ板4の焦点面に設置されている感光性
記録媒体5に記録させるようにしている。
【0024】それで、立体画像記録装置のプロジェクタ
3が、画素の相互間に光の不透過部分を有するようなア
クティブマトリクス液晶表示素子を使用して、それに表
示させた画像を投影レンズ系6により投影し、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4を介して
その焦点面に設置されている感光性記録媒体5に記録し
た場合には、この感光性記録媒体5には、アクティブマ
トリクス液晶表示素子における画素の相互間に設けられ
ている光の不透過部分と対応する暗部分が、例えば図4
(a)中にVで示されているようなパターンとして記録
されることになる。
3が、画素の相互間に光の不透過部分を有するようなア
クティブマトリクス液晶表示素子を使用して、それに表
示させた画像を投影レンズ系6により投影し、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4を介して
その焦点面に設置されている感光性記録媒体5に記録し
た場合には、この感光性記録媒体5には、アクティブマ
トリクス液晶表示素子における画素の相互間に設けられ
ている光の不透過部分と対応する暗部分が、例えば図4
(a)中にVで示されているようなパターンとして記録
されることになる。
【0025】ところで、前記の立体画像記録用レンズ板
4は、複数のレンズが予め定められたレンズピッチPl
で配列された構成とされており、また、アクティブマト
リクス液晶表示素子における画素の相互間に設けられて
いる光の不透過部分と対応して発生する暗部分によるパ
ターンも、画素の配列パターンによって定まる画素ピッ
チPgに従っているものである[図4(b)参照]。
4は、複数のレンズが予め定められたレンズピッチPl
で配列された構成とされており、また、アクティブマト
リクス液晶表示素子における画素の相互間に設けられて
いる光の不透過部分と対応して発生する暗部分によるパ
ターンも、画素の配列パターンによって定まる画素ピッ
チPgに従っているものである[図4(b)参照]。
【0026】それで、前記した画素ピッチPgの画素群
からなる投影画像が、レンズピッチPlである複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4によって
感光性記録媒体5に記録される際には、周知のように、
前記した画素ピッチPgとレンズピッチPlとによって
定まる周期 1/Pg−1/Pl を有する干渉縞が立
体画像とともに感光性記録媒体5に記録されることにな
る。
からなる投影画像が、レンズピッチPlである複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4によって
感光性記録媒体5に記録される際には、周知のように、
前記した画素ピッチPgとレンズピッチPlとによって
定まる周期 1/Pg−1/Pl を有する干渉縞が立
体画像とともに感光性記録媒体5に記録されることにな
る。
【0027】この干渉縞が感光性記録媒体5に記録され
ると、再生光を照射して立体画像を観察したときには、
立体画像とともに干渉縞も観察されることになるため
に、品位の低い立体画像がとになる。この干渉縞の影響
を軽減させるための手段として、例えば投影画像をぼか
した状態で記録するという解決方法が知られているが、
前記のような解決方法を適用した場合には、当然のこと
ながら立体画像の解像度が低下するために、高品位の立
体画像を再生することができない。
ると、再生光を照射して立体画像を観察したときには、
立体画像とともに干渉縞も観察されることになるため
に、品位の低い立体画像がとになる。この干渉縞の影響
を軽減させるための手段として、例えば投影画像をぼか
した状態で記録するという解決方法が知られているが、
前記のような解決方法を適用した場合には、当然のこと
ながら立体画像の解像度が低下するために、高品位の立
体画像を再生することができない。
【0028】そこで、本出願人は先に出願した特願平9
−39998号によって、投影画像の画素ピッチと立体
画像記録用レンズ板のレンズ素子のピッチとの干渉によ
る干渉縞を防ぐ手段を提案した。これは、投影画像の画
素と立体画像記録用レンズ板との干渉による干渉縞が、
感光性記録媒体に記録されるのを防ぐ手段として、プロ
ジェクタから立体画像記録用レンズ板を介して感光性記
録媒体に結像される各個別の画像毎に、画素が相対的に
画素ピッチの半分だけシフトされた所定の枚数の複数枚
の同一画像が、前記感光性記録媒体に記録されるように
する手段(半画素シフト方式)を設けた立体画像記録装
置である。
−39998号によって、投影画像の画素ピッチと立体
画像記録用レンズ板のレンズ素子のピッチとの干渉によ
る干渉縞を防ぐ手段を提案した。これは、投影画像の画
素と立体画像記録用レンズ板との干渉による干渉縞が、
感光性記録媒体に記録されるのを防ぐ手段として、プロ
ジェクタから立体画像記録用レンズ板を介して感光性記
録媒体に結像される各個別の画像毎に、画素が相対的に
画素ピッチの半分だけシフトされた所定の枚数の複数枚
の同一画像が、前記感光性記録媒体に記録されるように
する手段(半画素シフト方式)を設けた立体画像記録装
置である。
【0029】上記半画素シフト方式について簡単に説明
する。図17(a)は画素シフトを行わない状態でプロ
ジェクタからの投射画像が立体画像記録用レンズ板を介
して感光性記録媒体に記録された記録状態のモデル図で
あり、感光性記録媒体には画素の暗部分が記録されてい
る。図17(b)は立体画像記録用レンズ板にシリンド
リカル凸レンズ・アレイ板を用い、半画素シフト方式を
実施したときの感光性記録媒体の記録状態をモデル化し
た図であり、X方向の暗部分が半画素シフトにより、消
滅していることが判る。図17(C)は立体画像記録用
レンズ板に蝿の目レンズ板を用い、半画素シフト方式を
実施したときの感光性記録媒体の記録状態のモデル図で
あり、XY方向の暗部分全てが消滅していることが判
る。
する。図17(a)は画素シフトを行わない状態でプロ
ジェクタからの投射画像が立体画像記録用レンズ板を介
して感光性記録媒体に記録された記録状態のモデル図で
あり、感光性記録媒体には画素の暗部分が記録されてい
る。図17(b)は立体画像記録用レンズ板にシリンド
リカル凸レンズ・アレイ板を用い、半画素シフト方式を
実施したときの感光性記録媒体の記録状態をモデル化し
た図であり、X方向の暗部分が半画素シフトにより、消
滅していることが判る。図17(C)は立体画像記録用
レンズ板に蝿の目レンズ板を用い、半画素シフト方式を
実施したときの感光性記録媒体の記録状態のモデル図で
あり、XY方向の暗部分全てが消滅していることが判
る。
【0030】図17(b),(c)の記録状態について
図18を用いて詳細に説明する。図18(a),
(b),(c)は半画素シフト方式で記録される画素の
記録状態の説明図である。図18(a)は画素と画素の
暗部分の比が1:1の場合の半画素シフト方式による記
録状態を示している。の波形は画素形状波形である。
前述の通り、画素は画素の開口部(透過部:単に画素と
呼んでいる)と不透過部(暗部分)からなるので、その
光の透過形状は略矩形波の形状波形となり、画素ピッチ
が周期Tとなる。
図18を用いて詳細に説明する。図18(a),
(b),(c)は半画素シフト方式で記録される画素の
記録状態の説明図である。図18(a)は画素と画素の
暗部分の比が1:1の場合の半画素シフト方式による記
録状態を示している。の波形は画素形状波形である。
前述の通り、画素は画素の開口部(透過部:単に画素と
呼んでいる)と不透過部(暗部分)からなるので、その
光の透過形状は略矩形波の形状波形となり、画素ピッチ
が周期Tとなる。
【0031】はの波形を半画素シフトした状態であ
る。との波形を合成するとになり、周期Tは無く
なり、暗部分が消滅し画素部分もフラットとなる。図1
8(b)では、画素と暗部分の比が2:1の場合の半画
素シフト方式による記録状態を示している。は画素形
状波形であり、はの波形を半画素シフトした状態で
ある。との波形を合成するとになり、周期Tは1
/2Tとなる。図18(c)は(b)と同じ画素形状波
形であり、はの波形を半画素シフトに対してα分
位相進みが生じた場合の状態である。との波形を合
成するとの波形となり、周期Tと位相差αによる変調
が生じてしまう。
る。との波形を合成するとになり、周期Tは無く
なり、暗部分が消滅し画素部分もフラットとなる。図1
8(b)では、画素と暗部分の比が2:1の場合の半画
素シフト方式による記録状態を示している。は画素形
状波形であり、はの波形を半画素シフトした状態で
ある。との波形を合成するとになり、周期Tは1
/2Tとなる。図18(c)は(b)と同じ画素形状波
形であり、はの波形を半画素シフトに対してα分
位相進みが生じた場合の状態である。との波形を合
成するとの波形となり、周期Tと位相差αによる変調
が生じてしまう。
【0032】図18から解る通り、半画素シフト方式で
は図18(a)の場合に限り、合成波形は周期の消滅し
た状態となり画素と立体画像記録用レンズ板との干渉は
起こらない。図18(b)では、合成波形の周期は画素
形状波形Tの半分にすることができるので、画素と立体
画像記録用レンズ板との干渉は小さくすることができる
が、干渉そのものを防ぐには至らないため、特に高精細
度の画像を再生するには些か不利である。図18(c)
では周期Tと位相差による変調を合成波形にきたすの
で、(b)よりも画素と立体画像記録用レンズ板との干
渉は大きくなる。
は図18(a)の場合に限り、合成波形は周期の消滅し
た状態となり画素と立体画像記録用レンズ板との干渉は
起こらない。図18(b)では、合成波形の周期は画素
形状波形Tの半分にすることができるので、画素と立体
画像記録用レンズ板との干渉は小さくすることができる
が、干渉そのものを防ぐには至らないため、特に高精細
度の画像を再生するには些か不利である。図18(c)
では周期Tと位相差による変調を合成波形にきたすの
で、(b)よりも画素と立体画像記録用レンズ板との干
渉は大きくなる。
【0033】また、記録済み感光性記録媒体から立体画
像を再生する際に、記録済み感光性記録媒体と、複数の
レンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板との両者
の相互の位置関係を正しく設定するのには著るしい困難
さが伴なっていたし、この問題点の解決手段の1つとし
て実公平3ー50501号公報によって開示されている
フィルムホルダを用いても、熟練度が必要であるという
ことが問題になる。それで、前記の諸問題点のない立体
画像記録装置の出現が望まれた。
像を再生する際に、記録済み感光性記録媒体と、複数の
レンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板との両者
の相互の位置関係を正しく設定するのには著るしい困難
さが伴なっていたし、この問題点の解決手段の1つとし
て実公平3ー50501号公報によって開示されている
フィルムホルダを用いても、熟練度が必要であるという
ことが問題になる。それで、前記の諸問題点のない立体
画像記録装置の出現が望まれた。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体におけ
る特定な点を含む平面内に、前記した特定な点を頂点と
して設定された領域を等分割する放射状の複数本の直線
における各個別の直線を、それぞれ撮影レンズの光軸と
して被写体を撮影したときに、それぞれ個別に得られる
べき被写体の画像を、プロジェクタによって投影の対象
とされる複数枚の被写体の画像における各個別の被写体
の画像として用い、前記した被写体の画像における各個
別の画像を撮影したときの撮影レンズの光軸の方向に光
軸の方向を合致させた投影レンズを有するプロジェクタ
によって、前記した複数枚の被写体の画像における各個
別の被写体の画像を、蠅の目レンズ板やシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列して
なる立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置された感光
性記録媒体に結像させるようにした立体画像記録装置に
おいて、前記のプロジェクタから投影されて、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板を介して感
光性記録媒体に結像される各個別の画像毎に、画像の記
録中に画素が相対的に画素ピッチだけシフトされた状態
の所定の枚数の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録
媒体に記録されるようにする手段を設けてなる立体画像
記録装置、及び投影レンズ系中に絞りを備えているプロ
ジェクタが使用されている立体画像記録装置において、
前記のプロジェクタから投影されて、複数のレンズを配
列してなる立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録
媒体に結像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画
素が相対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の
枚数の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記
録されるようにする手段を設けてなる立体画像記録装
置、ならびに、アクティブマトリクス液晶表示素子に表
示させた画像をプロジェクタから投影させるようにする
とともに、前記のアクティブマトリクス液晶表示素子を
駆動変位させて、複数のレンズを配列してなる立体画像
記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結像される各
個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対的に画素ピ
ッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複数枚の同一
画像が記録させるようにした立体画像記録装置、及びプ
ロジェクタから投影されて、複数のレンズを配列してな
る立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結
像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対
的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複
数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記録される
ように、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レ
ンズ板を駆動変位するようにした立体画像記録装置、及
びプロジェクタから投影されて、複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録媒体
に結像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が
相対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数
の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記録さ
れるように、画像が投影されている光路中に配置されて
いる光学部材を駆動変位するようにした立体画像記録装
置をそれぞれ提供する。
る特定な点を含む平面内に、前記した特定な点を頂点と
して設定された領域を等分割する放射状の複数本の直線
における各個別の直線を、それぞれ撮影レンズの光軸と
して被写体を撮影したときに、それぞれ個別に得られる
べき被写体の画像を、プロジェクタによって投影の対象
とされる複数枚の被写体の画像における各個別の被写体
の画像として用い、前記した被写体の画像における各個
別の画像を撮影したときの撮影レンズの光軸の方向に光
軸の方向を合致させた投影レンズを有するプロジェクタ
によって、前記した複数枚の被写体の画像における各個
別の被写体の画像を、蠅の目レンズ板やシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列して
なる立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置された感光
性記録媒体に結像させるようにした立体画像記録装置に
おいて、前記のプロジェクタから投影されて、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板を介して感
光性記録媒体に結像される各個別の画像毎に、画像の記
録中に画素が相対的に画素ピッチだけシフトされた状態
の所定の枚数の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録
媒体に記録されるようにする手段を設けてなる立体画像
記録装置、及び投影レンズ系中に絞りを備えているプロ
ジェクタが使用されている立体画像記録装置において、
前記のプロジェクタから投影されて、複数のレンズを配
列してなる立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録
媒体に結像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画
素が相対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の
枚数の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記
録されるようにする手段を設けてなる立体画像記録装
置、ならびに、アクティブマトリクス液晶表示素子に表
示させた画像をプロジェクタから投影させるようにする
とともに、前記のアクティブマトリクス液晶表示素子を
駆動変位させて、複数のレンズを配列してなる立体画像
記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結像される各
個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対的に画素ピ
ッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複数枚の同一
画像が記録させるようにした立体画像記録装置、及びプ
ロジェクタから投影されて、複数のレンズを配列してな
る立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結
像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対
的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複
数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記録される
ように、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レ
ンズ板を駆動変位するようにした立体画像記録装置、及
びプロジェクタから投影されて、複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板を介して感光性記録媒体
に結像される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が
相対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数
の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記録さ
れるように、画像が投影されている光路中に配置されて
いる光学部材を駆動変位するようにした立体画像記録装
置をそれぞれ提供する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の立体画像記録装置の具体的な内容を詳細に説明する。
図1は本発明の立体画像記録装置の概略構成を示す斜視
図である。3はプロジェクタであり、6はプロジェクタ
3の投影レンズ系、7は投影レンズ系6中に設けられて
いる絞りである。4は複数のレンズを配列してなる立体
画像記録用レンズ板であり、この立体画像記録用レンズ
板4としては、例えば蠅の目レンズ板やシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板が使用される。なお、図1中では立
体画像記録用レンズ板4として、シリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板が使用されている場合を例示している。5
は前記したシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦点
面に設置されている感光性記録媒体である。
の立体画像記録装置の具体的な内容を詳細に説明する。
図1は本発明の立体画像記録装置の概略構成を示す斜視
図である。3はプロジェクタであり、6はプロジェクタ
3の投影レンズ系、7は投影レンズ系6中に設けられて
いる絞りである。4は複数のレンズを配列してなる立体
画像記録用レンズ板であり、この立体画像記録用レンズ
板4としては、例えば蠅の目レンズ板やシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板が使用される。なお、図1中では立
体画像記録用レンズ板4として、シリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板が使用されている場合を例示している。5
は前記したシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の焦点
面に設置されている感光性記録媒体である。
【0036】以下の記述では、複数のレンズを配列して
なる立体画像記録用レンズ板4として、シリンドリカル
凸レンズ・アレイ板4が用いられている場合についての
説明を主として行ない、必要がある場合だけに、蠅の目
レンズ板が用いられている場合についての記述が行なわ
れている。ところで、図1の立体画像記録装置は、図1
6(b)における立体画像記録装置と同様にて、固定し
た状態のプロジェクタ3から所定の距離に配置したシリ
ンドリカル凸レンズ・アレイ板4を、Y軸を回動中心に
して、プロジェクタ3から投影しようとしている画像を
撮影したときに、撮影レンズの光軸とX軸とがなしてい
た角度と同一の角度だけ、シリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4のX軸が、投影レンズ系6の光軸に対して傾斜
した状態になるように回動させて、プロジェクタ3から
投影された画像を、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4の焦点面に設置された感光性記録媒体5に結像させる
ようにして、立体画像が記録できるような構成態様のも
のとして例示されている。
なる立体画像記録用レンズ板4として、シリンドリカル
凸レンズ・アレイ板4が用いられている場合についての
説明を主として行ない、必要がある場合だけに、蠅の目
レンズ板が用いられている場合についての記述が行なわ
れている。ところで、図1の立体画像記録装置は、図1
6(b)における立体画像記録装置と同様にて、固定し
た状態のプロジェクタ3から所定の距離に配置したシリ
ンドリカル凸レンズ・アレイ板4を、Y軸を回動中心に
して、プロジェクタ3から投影しようとしている画像を
撮影したときに、撮影レンズの光軸とX軸とがなしてい
た角度と同一の角度だけ、シリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4のX軸が、投影レンズ系6の光軸に対して傾斜
した状態になるように回動させて、プロジェクタ3から
投影された画像を、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4の焦点面に設置された感光性記録媒体5に結像させる
ようにして、立体画像が記録できるような構成態様のも
のとして例示されている。
【0037】シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4は、
図1中の垂直軸Yを回動軸として回動させるY軸回転台
11に回動自在に支持されている。また、図1中のX軸
回転台12は、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板が用いられた場
合に、水平軸Xを回動軸として蠅の目レンズ板を回動さ
せるために設けられるものである。それで、立体画像記
録用レンズ板4は、Y軸回転台11とX軸回転台12と
の双方の回転台によって回動自在となるように支持され
て、記録動作が行なわれる。
図1中の垂直軸Yを回動軸として回動させるY軸回転台
11に回動自在に支持されている。また、図1中のX軸
回転台12は、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板が用いられた場
合に、水平軸Xを回動軸として蠅の目レンズ板を回動さ
せるために設けられるものである。それで、立体画像記
録用レンズ板4は、Y軸回転台11とX軸回転台12と
の双方の回転台によって回動自在となるように支持され
て、記録動作が行なわれる。
【0038】プロジェクタ3は、ベースとなる機台10
上のレール9a,9bに添ってZ軸方向に移動できる架
台8に取付けられている。そして、このプロジェクタ3
の投影レンズ系の射出瞳と、シリンドリカル凸レンズ・
アレイ板4の焦点面との距離Lは、プロジェクタ3から
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の表面に投影され
て結像される画像の大きさが、予め定められた大きさに
なるようにプロジェクタ3をレール9a,9bに添って
Z軸方向に移動させて特定な位置に設定することができ
る。
上のレール9a,9bに添ってZ軸方向に移動できる架
台8に取付けられている。そして、このプロジェクタ3
の投影レンズ系の射出瞳と、シリンドリカル凸レンズ・
アレイ板4の焦点面との距離Lは、プロジェクタ3から
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の表面に投影され
て結像される画像の大きさが、予め定められた大きさに
なるようにプロジェクタ3をレール9a,9bに添って
Z軸方向に移動させて特定な位置に設定することができ
る。
【0039】図8は、図1の立体画像記録装置における
立体画像の記録動作の概略を説明するための図である。
図8(b)は、プロジェクタ3の投影レンズ系6の光軸
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の円筒軸の法
線と一致している状態を例示している。また図8(a)
は、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4が、図8
(b)に示されている状態からY軸を回動軸として反時
計まわりに角度θ(+θ)だけ回動されている状態を示
している。また図8(c)は、シリンドリカル凸レンズ
・アレイ板4が、図8(b)の状態から、既述した図1
中のY軸を回動軸として時計まわりに角度θ(−θ)だ
け回動されている状態を示している。
立体画像の記録動作の概略を説明するための図である。
図8(b)は、プロジェクタ3の投影レンズ系6の光軸
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の円筒軸の法
線と一致している状態を例示している。また図8(a)
は、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4が、図8
(b)に示されている状態からY軸を回動軸として反時
計まわりに角度θ(+θ)だけ回動されている状態を示
している。また図8(c)は、シリンドリカル凸レンズ
・アレイ板4が、図8(b)の状態から、既述した図1
中のY軸を回動軸として時計まわりに角度θ(−θ)だ
け回動されている状態を示している。
【0040】図1の立体画像記録装置による立体画像の
記録動作は、まず、プロジェクタ3から投影された画像
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の表面に所定
の大きさの画像として結像される状態となるよう、架台
8と共にプロジェクタ3をレール9a,9bに添って移
動させる。次に、プロジェクタ3とシリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4とを所定の距離に設定した後に、Y軸
回転台11によりシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4
を、Y軸を回動中心として回動させて、図8(a)に示
すようにシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4が+θだ
け回動している状態にする。
記録動作は、まず、プロジェクタ3から投影された画像
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の表面に所定
の大きさの画像として結像される状態となるよう、架台
8と共にプロジェクタ3をレール9a,9bに添って移
動させる。次に、プロジェクタ3とシリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4とを所定の距離に設定した後に、Y軸
回転台11によりシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4
を、Y軸を回動中心として回動させて、図8(a)に示
すようにシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4が+θだ
け回動している状態にする。
【0041】単眼カメラの撮像レンズの光軸を、被写体
の正面から+θ度の方向として単眼カメラで撮影した被
写体の画像をプロジェクタ3から投影し、図8(a)に
示すように+θだけ傾斜されている状態のシリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒体5
に記録する。プロジェクタ3から投影される画像は、画
素の相互間に光の不透過部分を備えれている状態で多数
の画素が2次元的に配列された構成態様にされ、光変調
材部材によって光変調動作が行なわれるように構成され
ているライトバルブ、例えば、アクティブマトリクス液
晶表示素子に表示された画像であり、画素の相互間に設
けられている光の不透過部分と対応して、画素の相互間
の暗部分によるパターンを有するものである。
の正面から+θ度の方向として単眼カメラで撮影した被
写体の画像をプロジェクタ3から投影し、図8(a)に
示すように+θだけ傾斜されている状態のシリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒体5
に記録する。プロジェクタ3から投影される画像は、画
素の相互間に光の不透過部分を備えれている状態で多数
の画素が2次元的に配列された構成態様にされ、光変調
材部材によって光変調動作が行なわれるように構成され
ているライトバルブ、例えば、アクティブマトリクス液
晶表示素子に表示された画像であり、画素の相互間に設
けられている光の不透過部分と対応して、画素の相互間
の暗部分によるパターンを有するものである。
【0042】アクティブ・マトリクス液晶表示素子のよ
うな電気光学的な表示素子では、例えば、空間内に実在
している三次元的な形状と大きさを有している物体ばか
りではなく、例えば、デザインの分野,X線CTのよう
な医療機器による3次元像について、所定の異なる複数
の方向における複数の画像と個別に対応しているような
画像データを用いて、プロジェクタ3から投影させるべ
き画像を表示させることができる。
うな電気光学的な表示素子では、例えば、空間内に実在
している三次元的な形状と大きさを有している物体ばか
りではなく、例えば、デザインの分野,X線CTのよう
な医療機器による3次元像について、所定の異なる複数
の方向における複数の画像と個別に対応しているような
画像データを用いて、プロジェクタ3から投影させるべ
き画像を表示させることができる。
【0043】図8(a)に示すようにシリンドリカル凸
レンズ・アレイ板4を+θだけ傾斜させた状態で単眼カ
メラで被写体を撮影した際に得られる画像と同様な画像
を、プロジェクタ3のアクティブ・マトリクス液晶表示
素子を介してシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4に結
像させて感光性記録媒体5に記録した後に、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板4は、Y軸回転台11によって
時計まわり方向(−θ方向)に、順次に所定の角度ずつ
Y軸を回動中心として回動されて図8(b)にの状態を
経て、図8(c)のようにシリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4が順次に所定の角度ずつ回動される度毎に、単
眼カメラで撮影した所定角度の被写体像を、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒体
5に記録させる。
レンズ・アレイ板4を+θだけ傾斜させた状態で単眼カ
メラで被写体を撮影した際に得られる画像と同様な画像
を、プロジェクタ3のアクティブ・マトリクス液晶表示
素子を介してシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4に結
像させて感光性記録媒体5に記録した後に、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板4は、Y軸回転台11によって
時計まわり方向(−θ方向)に、順次に所定の角度ずつ
Y軸を回動中心として回動されて図8(b)にの状態を
経て、図8(c)のようにシリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4が順次に所定の角度ずつ回動される度毎に、単
眼カメラで撮影した所定角度の被写体像を、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒体
5に記録させる。
【0044】この感光性記録媒体に記録される立体像
は、+θ〜−θの角度範囲の視域角Ψと対応するもので
あり、前記の視域角Ψは、立体像の記録時に使用される
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
の構成によって定まる。今、例えば前記した視域角Ψが
30度の場合には、被写体を0.3度ずつ異なる方向か
ら見た個別の画像を撮影すれば、記録画像の枚数は10
1枚となり、また、被写体を0.5度ずつ異なる方向か
ら見た個別の画像を撮影すれば、記録画像の枚数は61
枚となる。
は、+θ〜−θの角度範囲の視域角Ψと対応するもので
あり、前記の視域角Ψは、立体像の記録時に使用される
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
の構成によって定まる。今、例えば前記した視域角Ψが
30度の場合には、被写体を0.3度ずつ異なる方向か
ら見た個別の画像を撮影すれば、記録画像の枚数は10
1枚となり、また、被写体を0.5度ずつ異なる方向か
ら見た個別の画像を撮影すれば、記録画像の枚数は61
枚となる。
【0045】一方、複数のレンズを配列してなる立体画
像記録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板4が用いら
れた場合には、図8に示すシリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4の場合と同様に、Y軸として示してある紙面に
直交する垂直軸を回動軸として蠅の目レンズ板を所定の
角度ずつ回動させて、それぞれの角度毎に、単眼カメラ
で被写体を撮影した際に得られる被写体の画像と同様な
画像を、プロジェクタ3のアクティブ・マトリクス液晶
表示素子を介して画像を蠅の目レンズ板4に結像させ
て、感光性記録媒体5に記録するという記録動作を繰返
して行なう。なお、X軸に関しても同様な操作によって
画像を感光性記録媒体に記録することができる。
像記録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板4が用いら
れた場合には、図8に示すシリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4の場合と同様に、Y軸として示してある紙面に
直交する垂直軸を回動軸として蠅の目レンズ板を所定の
角度ずつ回動させて、それぞれの角度毎に、単眼カメラ
で被写体を撮影した際に得られる被写体の画像と同様な
画像を、プロジェクタ3のアクティブ・マトリクス液晶
表示素子を介して画像を蠅の目レンズ板4に結像させ
て、感光性記録媒体5に記録するという記録動作を繰返
して行なう。なお、X軸に関しても同様な操作によって
画像を感光性記録媒体に記録することができる。
【0046】さて、前記のようにプロジェクタ3から投
影された画像の感光性記録媒体5における記録状態は、
図17(a)にモデル化して示してあるように、画素の
相互間に暗部分が存在している状態のものになり、立体
画像を再生した場合には既述のように干渉縞によって低
品位の立体画像しか得られない。
影された画像の感光性記録媒体5における記録状態は、
図17(a)にモデル化して示してあるように、画素の
相互間に暗部分が存在している状態のものになり、立体
画像を再生した場合には既述のように干渉縞によって低
品位の立体画像しか得られない。
【0047】そこで、本発明の立体画像記録装置では、
プロジェクタ3から投影されて、立体画像記録用レンズ
板4を介して感光性記録媒体5に結像される各個別の画
像毎に、画像の記録中に画素が相対的に画素ピッチだけ
シフトされた状態の所定の枚数の複数枚の同一画像が、
前記の感光性記録媒体5に記録させるようにして、干渉
縞が生じないようにしている。
プロジェクタ3から投影されて、立体画像記録用レンズ
板4を介して感光性記録媒体5に結像される各個別の画
像毎に、画像の記録中に画素が相対的に画素ピッチだけ
シフトされた状態の所定の枚数の複数枚の同一画像が、
前記の感光性記録媒体5に記録させるようにして、干渉
縞が生じないようにしている。
【0048】まず、図5(a)は、本発明の立体画像記
録装置が、プロジェクタ3から投影された画像を、複数
のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4とし
て使用されているシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4
の焦点面に配置されている感光性記録媒体5に結像させ
て記録させるような構成態様のものとして構成された場
合に、図17(a)のような記録状態で感光性記録媒体
5に記録させた画像が画像の記録中に画素が相対的に画
素ピッチだけシフトされた状態で感光性記録媒体5に記
録させた状態をモデル化して図示したものである。
録装置が、プロジェクタ3から投影された画像を、複数
のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4とし
て使用されているシリンドリカル凸レンズ・アレイ板4
の焦点面に配置されている感光性記録媒体5に結像させ
て記録させるような構成態様のものとして構成された場
合に、図17(a)のような記録状態で感光性記録媒体
5に記録させた画像が画像の記録中に画素が相対的に画
素ピッチだけシフトされた状態で感光性記録媒体5に記
録させた状態をモデル化して図示したものである。
【0049】また、図6(a)は、本発明の立体画像記
録装置が、プロジェクタ3から投影された画像を、複数
のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4とし
て使用されている蠅の目レンズ板4の焦点面に配置され
ている感光性記録媒体5に結像させて記録させるような
構成態様のものとして構成された場合に、図5(a)の
ような記録状態で感光性記録媒体5に記録させた画像
が、感光性記録媒体5に露光開始と略同時に、図中のX
方向に画素が相対的に画素ピッチ分移動しながら感光性
記録媒体5を露光して記録されるとともに、Y軸方向に
も前記と同様な露光が行なわれ、感光性記録媒体5を露
光して記録させた状態をモデル化して図示したものであ
る。
録装置が、プロジェクタ3から投影された画像を、複数
のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4とし
て使用されている蠅の目レンズ板4の焦点面に配置され
ている感光性記録媒体5に結像させて記録させるような
構成態様のものとして構成された場合に、図5(a)の
ような記録状態で感光性記録媒体5に記録させた画像
が、感光性記録媒体5に露光開始と略同時に、図中のX
方向に画素が相対的に画素ピッチ分移動しながら感光性
記録媒体5を露光して記録されるとともに、Y軸方向に
も前記と同様な露光が行なわれ、感光性記録媒体5を露
光して記録させた状態をモデル化して図示したものであ
る。
【0050】プロジェクタ3から投影されたある1枚の
特定な画像が、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4、蠅の目レンズ板4)の焦点面に配置された感光性記
録媒体5に、図17(a)にモデル化して示した状態、
すなわち画素の相互間に暗部分が存在している状態で記
録させる既述の記録動作が行なわれた後に、1枚の特定
な画像をプロジェクタ3から投影して、立体画像記録用
レンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅
の目レンズ板4)の焦点面に配置された感光性記録媒体
5に、図6(b),(c)にモデル化して示してあるよ
うに、露光開始と略同時に、図中のX方向(またはXと
Y方向)に画素が相対的に画素ピッチ分移動する画素ず
らし(1画素シフト方式)が行なわれている記録態様で
記録させるようにするための記録動作は、プロジェクタ
3と、感光性記録媒体5を装着した状態の立体画像記録
用レンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、
蠅の目レンズ板4)とを、X軸方向に所定量だけ相対的
に移動(変位)させたり(シリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4の場合)、X軸方向とY軸方向との双方に、そ
れぞれ所定量だけ相対的に移動(変位)させたり(蠅の
目レンズ板4の場合)して行なうことができる。
特定な画像が、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4、蠅の目レンズ板4)の焦点面に配置された感光性記
録媒体5に、図17(a)にモデル化して示した状態、
すなわち画素の相互間に暗部分が存在している状態で記
録させる既述の記録動作が行なわれた後に、1枚の特定
な画像をプロジェクタ3から投影して、立体画像記録用
レンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅
の目レンズ板4)の焦点面に配置された感光性記録媒体
5に、図6(b),(c)にモデル化して示してあるよ
うに、露光開始と略同時に、図中のX方向(またはXと
Y方向)に画素が相対的に画素ピッチ分移動する画素ず
らし(1画素シフト方式)が行なわれている記録態様で
記録させるようにするための記録動作は、プロジェクタ
3と、感光性記録媒体5を装着した状態の立体画像記録
用レンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、
蠅の目レンズ板4)とを、X軸方向に所定量だけ相対的
に移動(変位)させたり(シリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板4の場合)、X軸方向とY軸方向との双方に、そ
れぞれ所定量だけ相対的に移動(変位)させたり(蠅の
目レンズ板4の場合)して行なうことができる。
【0051】プロジェクタ3から投影されて、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4を介して
感光性記録媒体5に結像される各個別の画像毎に、画素
が相対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚
数の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体5に記
録されるように、例えば図3に例示してあるように、画
像が投影されている光路中に配置されている光学部材を
駆動変位させて記録動作が行なわれるようにしてもよ
い。
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4を介して
感光性記録媒体5に結像される各個別の画像毎に、画素
が相対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚
数の複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体5に記
録されるように、例えば図3に例示してあるように、画
像が投影されている光路中に配置されている光学部材を
駆動変位させて記録動作が行なわれるようにしてもよ
い。
【0052】図5(a),(b)の記録状態について詳
細に説明する。図6(a)は1画素シフト方式で記録さ
れる画素の記録状態の説明図である。
細に説明する。図6(a)は1画素シフト方式で記録さ
れる画素の記録状態の説明図である。
【0053】図6(a)は画素と画素の暗部分の比が
2:1の場合の1画素シフト方式による記録状態を示し
ている。の波形は画素形状波形である。前述の通り、
画素は画素の開口部(透過部:単に画素と呼ぶ。)と不
透過部(暗部分)からなるので、その光の透過形状は略
矩形波の形状波形となり、画素ピッチが周期Tとなる。
はの波形を露光開始と共に半画素シフトした状態で
ある。はの位置、すなわちの波形の周期Tの半分
の位置から更に半分の位置(1画素位置)へシフトした
状態である。との波形を合成するとになり、周期
Tは無くなり、暗部分が消滅し、画素部分もフラットと
なる。
2:1の場合の1画素シフト方式による記録状態を示し
ている。の波形は画素形状波形である。前述の通り、
画素は画素の開口部(透過部:単に画素と呼ぶ。)と不
透過部(暗部分)からなるので、その光の透過形状は略
矩形波の形状波形となり、画素ピッチが周期Tとなる。
はの波形を露光開始と共に半画素シフトした状態で
ある。はの位置、すなわちの波形の周期Tの半分
の位置から更に半分の位置(1画素位置)へシフトした
状態である。との波形を合成するとになり、周期
Tは無くなり、暗部分が消滅し、画素部分もフラットと
なる。
【0054】図6(b)は図6(a)と同じ画素形状波
形であり、はの波形を1画素シフトに対してα分
位相遅れが生じた場合の状態である。との波形を合
成すると の波形となり、位相差αにより元の周期T
が生じてしまう。
形であり、はの波形を1画素シフトに対してα分
位相遅れが生じた場合の状態である。との波形を合
成すると の波形となり、位相差αにより元の周期T
が生じてしまう。
【0055】図6(a)から解る通り、1画素シフト方
式では合成波形は周期の消滅した状態となり画素と立体
画像記録用レンズ板との干渉は起こらない。また図6
(b)のように周期Tの1画素ピッチに対して位相差が
生じた場合、元の周期Tが現れるが振幅は小さく、波形
形状は正弦波となるので、画素と立体画像記録用レンズ
板との干渉は小さく、高調波も少なくすることができ
る。
式では合成波形は周期の消滅した状態となり画素と立体
画像記録用レンズ板との干渉は起こらない。また図6
(b)のように周期Tの1画素ピッチに対して位相差が
生じた場合、元の周期Tが現れるが振幅は小さく、波形
形状は正弦波となるので、画素と立体画像記録用レンズ
板との干渉は小さく、高調波も少なくすることができ
る。
【0056】次に、前記した画素ピッチPgの画素ずら
しを行なう際に用いられる構成部分に適用できる具体的
な構成例について説明する。図2の(a)は、画素ピッ
チPgの画素ずらしを、プロジェクタ内に設けられてい
るアクティブマトリクス液晶表示素子23、を所定の方
向(図示の例ではX軸方向)に画素ピッチPgの距離だ
け変位させるようにした構成例である。24はプロジェ
クタの固定部分、アクティブマトリクス液晶表示素子2
3は上下方向のガイド29,30に案内され、摺動可能
に支持されている。前記ガイド部材29,30の 各一
端部(図中で図示が省略されている左方の端部)は、図
示されていないプロジェクタ3の固定部分に固着されて
いる。
しを行なう際に用いられる構成部分に適用できる具体的
な構成例について説明する。図2の(a)は、画素ピッ
チPgの画素ずらしを、プロジェクタ内に設けられてい
るアクティブマトリクス液晶表示素子23、を所定の方
向(図示の例ではX軸方向)に画素ピッチPgの距離だ
け変位させるようにした構成例である。24はプロジェ
クタの固定部分、アクティブマトリクス液晶表示素子2
3は上下方向のガイド29,30に案内され、摺動可能
に支持されている。前記ガイド部材29,30の 各一
端部(図中で図示が省略されている左方の端部)は、図
示されていないプロジェクタ3の固定部分に固着されて
いる。
【0057】前記のアクティブマトリクス液晶表示素子
23には、図示されていないプロジェクタ3の固定部
に、一端部が取付けられているばね27の他端部が接続
されていて、アクティブマトリクス液晶表示素子23は
常時、図中の矢印F方向に付勢されている。固定部分2
4にはモータ28が固定され、ウオームホイール26b
の回転中心が支持されている。モータ28の出力軸に
は、ウオーム26aが連結され、ウオームホイール26
bと噛み合っている。ウオームホイール26bと同心軸
上に、カム25が連結されていて、アクティブマトリク
ス液晶表示素子23に側面が接している。図2(c)は
カム25の正面図であり、カムの最大外径と最小外形の
差は 画素ピッチPgに設定されていて、正面には、最
大外径位置と最小外径位置のそれぞれのポジションに鏡
面処理25aが施されていて、最小外径位置25aを検
出するセンサ25bと最大外径位置25aを検出するセ
ンサ25cにより、それぞれの位置が検出される。
23には、図示されていないプロジェクタ3の固定部
に、一端部が取付けられているばね27の他端部が接続
されていて、アクティブマトリクス液晶表示素子23は
常時、図中の矢印F方向に付勢されている。固定部分2
4にはモータ28が固定され、ウオームホイール26b
の回転中心が支持されている。モータ28の出力軸に
は、ウオーム26aが連結され、ウオームホイール26
bと噛み合っている。ウオームホイール26bと同心軸
上に、カム25が連結されていて、アクティブマトリク
ス液晶表示素子23に側面が接している。図2(c)は
カム25の正面図であり、カムの最大外径と最小外形の
差は 画素ピッチPgに設定されていて、正面には、最
大外径位置と最小外径位置のそれぞれのポジションに鏡
面処理25aが施されていて、最小外径位置25aを検
出するセンサ25bと最大外径位置25aを検出するセ
ンサ25cにより、それぞれの位置が検出される。
【0058】具体的な動作について説明する。図2
(a)にて、アクティブマトリクス液晶表示素子23に
接しているカム25は反射面25aとセンサ25bによ
り、最小外径位置にて停止している。前記モータ28に
電力が供給されると、出力軸に連結されたウオーム26
aが回転し、ウオームホイール26bが回転する。ウオ
ームホイール26bの回転に伴いカム25が回転し、ア
クティブマトリクス液晶表示素子23をX軸方向に移動
開始する。カム25は一定速度で回転を続け、最大外径
位置がアクティブマトリクス液晶表示素子23の側面と
接すると略同時に、最大外径位置反射面25aがセンサ
26cによって検出され、モータ28に供給していた電
力を停止することで、カム25の回転が止まり、最大外
径位置にてアクティブマトリクス液晶表示素子23は停
止する。このときのアクティブマトリクス液晶表示素子
23の移動距離はPgとなる。
(a)にて、アクティブマトリクス液晶表示素子23に
接しているカム25は反射面25aとセンサ25bによ
り、最小外径位置にて停止している。前記モータ28に
電力が供給されると、出力軸に連結されたウオーム26
aが回転し、ウオームホイール26bが回転する。ウオ
ームホイール26bの回転に伴いカム25が回転し、ア
クティブマトリクス液晶表示素子23をX軸方向に移動
開始する。カム25は一定速度で回転を続け、最大外径
位置がアクティブマトリクス液晶表示素子23の側面と
接すると略同時に、最大外径位置反射面25aがセンサ
26cによって検出され、モータ28に供給していた電
力を停止することで、カム25の回転が止まり、最大外
径位置にてアクティブマトリクス液晶表示素子23は停
止する。このときのアクティブマトリクス液晶表示素子
23の移動距離はPgとなる。
【0059】前記した図2(a)は、アクティブマトリ
クス液晶表示素子23を、X軸方向について画素ピッチ
Pgだけ駆動変位させるようにした場合の構成例に関す
るものであるから、前記の構成例は複数のレンズを配列
してなる立体画像記録用レンズ板4として、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板4を使用して構成される立体画
像記録装置に適用されるものである。ところで、立体画
像記録用レンズ板4として、蝿の目レンズ板4を使用し
て構成される立体画像記録装置においては、既述のよう
に、アクティブマトリクス液晶表示素子23を、X軸方
向について画素ピッチだけ駆動変位させるようにすると
ともに、アクティブマトリクス液晶表示素子23を、Y
軸方向についても画素ピッチだけ変位させることが必要
とされる。
クス液晶表示素子23を、X軸方向について画素ピッチ
Pgだけ駆動変位させるようにした場合の構成例に関す
るものであるから、前記の構成例は複数のレンズを配列
してなる立体画像記録用レンズ板4として、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板4を使用して構成される立体画
像記録装置に適用されるものである。ところで、立体画
像記録用レンズ板4として、蝿の目レンズ板4を使用し
て構成される立体画像記録装置においては、既述のよう
に、アクティブマトリクス液晶表示素子23を、X軸方
向について画素ピッチだけ駆動変位させるようにすると
ともに、アクティブマトリクス液晶表示素子23を、Y
軸方向についても画素ピッチだけ変位させることが必要
とされる。
【0060】図2(b)は、アクティブマトリクス液晶
表示素子23を、X軸方向とY軸方向との双方について
画素ピッチPgだけ駆動変位させることができるように
して、 立体画像記録用レンズ板4として蝿の目レンズ
板4を使用して構成されている立体画像記録装置に適用
できる構成態様のものの概略構成を示している。図2の
(b)において、34はプロジェクタ3の固定部分であ
り、前記の固定部分には、図2(a)と同様にモータ3
8とウオームホイール36bの回転中心が支持されてい
る。以下、モータ38,ウオーム36a,ウオームホイ
ール36b,カム35,カム反射面25a及びセンサ2
5cは図2(a)と同様であり、アクティブマトリクス
液晶表示素子23のX軸方向ガイド29,30はY軸ベ
ース31に連結されている。Y軸ベース31はY軸方向
ガイド32,33によって支持され、摺動可能に成って
いる。またY軸ベース31は図示されていないプロジェ
クタ3の固定部に、一端部が取付けられているばね37
の他端部が接続されていて、Y軸ベース31は常時、図
中の矢印F方向に付勢されている。また、Y軸ベース3
1の突起部はカム35と接している。なお、図2(b)
では、アクティブマトリクス液晶表示素子23をX軸方
向に画素ピッチPgだけ駆動変位させるようにするため
の図2(a)に示されているような構成部分についての
図示説明を省略してある。
表示素子23を、X軸方向とY軸方向との双方について
画素ピッチPgだけ駆動変位させることができるように
して、 立体画像記録用レンズ板4として蝿の目レンズ
板4を使用して構成されている立体画像記録装置に適用
できる構成態様のものの概略構成を示している。図2の
(b)において、34はプロジェクタ3の固定部分であ
り、前記の固定部分には、図2(a)と同様にモータ3
8とウオームホイール36bの回転中心が支持されてい
る。以下、モータ38,ウオーム36a,ウオームホイ
ール36b,カム35,カム反射面25a及びセンサ2
5cは図2(a)と同様であり、アクティブマトリクス
液晶表示素子23のX軸方向ガイド29,30はY軸ベ
ース31に連結されている。Y軸ベース31はY軸方向
ガイド32,33によって支持され、摺動可能に成って
いる。またY軸ベース31は図示されていないプロジェ
クタ3の固定部に、一端部が取付けられているばね37
の他端部が接続されていて、Y軸ベース31は常時、図
中の矢印F方向に付勢されている。また、Y軸ベース3
1の突起部はカム35と接している。なお、図2(b)
では、アクティブマトリクス液晶表示素子23をX軸方
向に画素ピッチPgだけ駆動変位させるようにするため
の図2(a)に示されているような構成部分についての
図示説明を省略してある。
【0061】図2(b)の動作は図2(a)の動作、す
なわちアクティブマトリクス液晶表示素子23をX軸方
向に移動される動作方法と同様であり、モータ38,ウ
オーム36a,ウオームホイール36b,カム35が連
動してY軸ベース31をY軸方向に移動し、Y軸ベース
31に連結されたX軸ガイド29,30およびアクティ
ブマトリクス液晶素子23をY軸方向に移動させる。Y
軸ベースの移動位置を決めるカム35も図2(a)にて
説明したカム25と同様である。
なわちアクティブマトリクス液晶表示素子23をX軸方
向に移動される動作方法と同様であり、モータ38,ウ
オーム36a,ウオームホイール36b,カム35が連
動してY軸ベース31をY軸方向に移動し、Y軸ベース
31に連結されたX軸ガイド29,30およびアクティ
ブマトリクス液晶素子23をY軸方向に移動させる。Y
軸ベースの移動位置を決めるカム35も図2(a)にて
説明したカム25と同様である。
【0062】次に、図3(a),(b)は、プロジェク
タ3から投影されて、複数のレンズを配列してなる立体
画像記録用レンズ板4を介して感光性記録媒体5に結像
される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対的
に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複数
枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体5に記録される
ように、画像が投影されている光路中に配置されている
光学部材39を駆動変位させて記録動作が行なわれるよ
うにした場合の構成例を示している。媒質が空気である
ような光路中に設けられる前記の光学部材39として
は、空気の屈折率とは異なる屈折率を有し、かつ、画像
の投影に使用される光の波長域において透明な物質(例
えば、光学ガラス、アクリル樹脂)による平行板が使用
される。なお、当然のことながら、複屈折特性を有する
物質は使用できない。
タ3から投影されて、複数のレンズを配列してなる立体
画像記録用レンズ板4を介して感光性記録媒体5に結像
される各個別の画像毎に、画像の記録中に画素が相対的
に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の複数
枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体5に記録される
ように、画像が投影されている光路中に配置されている
光学部材39を駆動変位させて記録動作が行なわれるよ
うにした場合の構成例を示している。媒質が空気である
ような光路中に設けられる前記の光学部材39として
は、空気の屈折率とは異なる屈折率を有し、かつ、画像
の投影に使用される光の波長域において透明な物質(例
えば、光学ガラス、アクリル樹脂)による平行板が使用
される。なお、当然のことながら、複屈折特性を有する
物質は使用できない。
【0063】図3(c)は、板厚がtの光学部材39へ
の入射光の位置と、射出光の位置との間隔dが、光学部
材39の板厚dと屈折角i’とによって、d=t・tan
i’…(1) 前記の(1)式によって示されるこ
とを説明するためのものである。前記した(1)式中の
屈折角i’は、光学部材39への入射光の入射角をi、
光学部材39の屈折率をn’、前記した光学部材39へ
の入射光の光路の媒質の屈折率と、光学部材39からの
射出光の光路の媒質の屈折率とをnとすると、次の
(2)式で示される。
の入射光の位置と、射出光の位置との間隔dが、光学部
材39の板厚dと屈折角i’とによって、d=t・tan
i’…(1) 前記の(1)式によって示されるこ
とを説明するためのものである。前記した(1)式中の
屈折角i’は、光学部材39への入射光の入射角をi、
光学部材39の屈折率をn’、前記した光学部材39へ
の入射光の光路の媒質の屈折率と、光学部材39からの
射出光の光路の媒質の屈折率とをnとすると、次の
(2)式で示される。
【0064】
【数1】
【0065】前記の(1),(2)式より明らかなよう
に、光学部材39をY軸を回動中心として回動させて、
光学部材39への入射光の入射角iを変化させることに
よる屈折角i’の変化によって、光学部材39への入射
光の位置と、射出光の位置との間隔dが変化する。した
がって、前記した光学部材39への入射光の位置と、射
出光の位置との間隔dが、画素ピッチPgとなるよう
に、光学部材39を回動させることにより、光学部材3
9に入射される投影画像と、光学部材39から射出され
る投影画像とを、X軸方向に画素ピッチPgだけ移動さ
せることができる。
に、光学部材39をY軸を回動中心として回動させて、
光学部材39への入射光の入射角iを変化させることに
よる屈折角i’の変化によって、光学部材39への入射
光の位置と、射出光の位置との間隔dが変化する。した
がって、前記した光学部材39への入射光の位置と、射
出光の位置との間隔dが、画素ピッチPgとなるよう
に、光学部材39を回動させることにより、光学部材3
9に入射される投影画像と、光学部材39から射出され
る投影画像とを、X軸方向に画素ピッチPgだけ移動さ
せることができる。
【0066】図3(a)は、プロジェクタ3におけるア
クティブマトリクス液晶表示素子23から、投影レンズ
系との間の光路中に、前記した光学部材39を含んで構
成されている画素ずらし機構を設けた場合の構成例を示
し、また、図3(b)は、プロジェクタ3における投影
レンズ系から、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板との間の光路中に、前記した光学部材39
を含んで構成されている画素ずらし機構を設けた場合の
構成例を示している。
クティブマトリクス液晶表示素子23から、投影レンズ
系との間の光路中に、前記した光学部材39を含んで構
成されている画素ずらし機構を設けた場合の構成例を示
し、また、図3(b)は、プロジェクタ3における投影
レンズ系から、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板との間の光路中に、前記した光学部材39
を含んで構成されている画素ずらし機構を設けた場合の
構成例を示している。
【0067】図3(a),(b)において、光学部材3
9は、ホルダ40に保持され、ホルダ40の中心にステ
ッピングモータ41が連結されていて、Y軸方向に回動
動作を 行うことができる。42はストッパであり、図
3(a)ではプロジェクタ3の固定部分に固着されてい
て、図3(b)では図示しない立体画像記録装置の固定
部分に固着されている。
9は、ホルダ40に保持され、ホルダ40の中心にステ
ッピングモータ41が連結されていて、Y軸方向に回動
動作を 行うことができる。42はストッパであり、図
3(a)ではプロジェクタ3の固定部分に固着されてい
て、図3(b)では図示しない立体画像記録装置の固定
部分に固着されている。
【0068】ステッピングモータ41は立体画像記録装
置の電源投入後、所定のタイミングにて所定の方向に回
動し、光学部材39を保持しているホルダ40がストッ
パ41にて回動が妨げられたときに、ステッピングモー
タ41の送りパルスが図示しない制御部にてカウントで
きない状態となり、その位置で停止し、待機状態とな
る。次に回動指示と略同時に所定のパルス数分、回動し
た後、停止するので光学部材39は所定角度回転したこ
とになる。
置の電源投入後、所定のタイミングにて所定の方向に回
動し、光学部材39を保持しているホルダ40がストッ
パ41にて回動が妨げられたときに、ステッピングモー
タ41の送りパルスが図示しない制御部にてカウントで
きない状態となり、その位置で停止し、待機状態とな
る。次に回動指示と略同時に所定のパルス数分、回動し
た後、停止するので光学部材39は所定角度回転したこ
とになる。
【0069】図3の(a),(b)は、光学部材39に
連結されたY軸方向のステッピングモータ41を所定の
角度だけ回動させることにより、光学部材39に入射さ
れる投影画像と、光学部材39から射出される投影画像
とを、X軸方向に画素ピッチPgだけ移動させるように
した構成態様のものであるから、前記の構成例は複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4とし
て、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4を使用して構
成される立体画像記録装置に適用されるものである。立
体画像記録用レンズ板4として、蠅の眼レンズ板4を使
用して構成される立体画像記録装置においては、光学部
材39に連結されたY軸方向のステッピングモータ41
を所定の角度だけ回動させることにより、光学部材39
に入射される投影画像と、光学部材39から射出される
投影画像とを、X軸方向に画素ピッチPgだけ移動させ
るようにするとともに、光学部材39をX軸方向に設け
た回動軸によって所定の角度だけ回動させて、光学部材
39に入射される投影画像と、光学部材39から射出さ
れる投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチPgだけ移動
させるようにすることが必要とされる。
連結されたY軸方向のステッピングモータ41を所定の
角度だけ回動させることにより、光学部材39に入射さ
れる投影画像と、光学部材39から射出される投影画像
とを、X軸方向に画素ピッチPgだけ移動させるように
した構成態様のものであるから、前記の構成例は複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4とし
て、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4を使用して構
成される立体画像記録装置に適用されるものである。立
体画像記録用レンズ板4として、蠅の眼レンズ板4を使
用して構成される立体画像記録装置においては、光学部
材39に連結されたY軸方向のステッピングモータ41
を所定の角度だけ回動させることにより、光学部材39
に入射される投影画像と、光学部材39から射出される
投影画像とを、X軸方向に画素ピッチPgだけ移動させ
るようにするとともに、光学部材39をX軸方向に設け
た回動軸によって所定の角度だけ回動させて、光学部材
39に入射される投影画像と、光学部材39から射出さ
れる投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチPgだけ移動
させるようにすることが必要とされる。
【0070】それで、立体画像記録用レンズ板4とし
て、蠅の眼レンズ板4を使用して構成される立体画像記
録装置においては、図3(a)を参照して既述したよう
な、光学部材39に連結されたY軸方向のステッピング
モータ41を所定の角度だけ回動させることにより、X
軸方向で画素ピッチPgだけ移動させることができるよ
うに構成された画素ずらし機構における光学部材39か
ら射出した投影画像を、光学部材39に連結されたX軸
方向のステッピングモータ41を所定の角度だけ回動さ
せることにより、光学部材に入射される投影画像と、光
学部材39から射出される投影画像とを、Y軸方向に画
素ピッチPgだけ移動させることができるように構成し
た画素ずらし機構に供給するようにしたり、あるいは、
図3(b)を参照して既述したような、光学部材39に
連結されたY軸方向のステッピングモータ41を所定の
角度だけ回動させることにより、X軸方向で画素ピッチ
Pgだけ移動させることができるように構成された画素
ずらし機構における光学部材39から射出した投影画像
を、光学部材39に連結されたX軸方向のステッピング
モータ41を所定の角度だけ回動させることにより、光
学部材に入射される投影画像と、光学部材から射出され
る投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチPgだけ移動さ
せることができるように構成した画素ずらし機構に供給
するようにしたりすればよい。
て、蠅の眼レンズ板4を使用して構成される立体画像記
録装置においては、図3(a)を参照して既述したよう
な、光学部材39に連結されたY軸方向のステッピング
モータ41を所定の角度だけ回動させることにより、X
軸方向で画素ピッチPgだけ移動させることができるよ
うに構成された画素ずらし機構における光学部材39か
ら射出した投影画像を、光学部材39に連結されたX軸
方向のステッピングモータ41を所定の角度だけ回動さ
せることにより、光学部材に入射される投影画像と、光
学部材39から射出される投影画像とを、Y軸方向に画
素ピッチPgだけ移動させることができるように構成し
た画素ずらし機構に供給するようにしたり、あるいは、
図3(b)を参照して既述したような、光学部材39に
連結されたY軸方向のステッピングモータ41を所定の
角度だけ回動させることにより、X軸方向で画素ピッチ
Pgだけ移動させることができるように構成された画素
ずらし機構における光学部材39から射出した投影画像
を、光学部材39に連結されたX軸方向のステッピング
モータ41を所定の角度だけ回動させることにより、光
学部材に入射される投影画像と、光学部材から射出され
る投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチPgだけ移動さ
せることができるように構成した画素ずらし機構に供給
するようにしたりすればよい。
【0071】前記のように、光学部材をX軸方向に設け
た回動軸によって所定の角度だけ回動させて、光学部材
39に入射される投影画像と、光学部材39から射出さ
れる投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチPgだけ移動
させることができるように構成した画素ずらし機構は、
図3(a),(b)について既述した画素ずらし機構
を、90度だけ回転させた状態の構成態様のものである
から、その詳細な記述は省略する。
た回動軸によって所定の角度だけ回動させて、光学部材
39に入射される投影画像と、光学部材39から射出さ
れる投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチPgだけ移動
させることができるように構成した画素ずらし機構は、
図3(a),(b)について既述した画素ずらし機構
を、90度だけ回転させた状態の構成態様のものである
から、その詳細な記述は省略する。
【0072】複数のレンズよりなる立体画像記録用レン
ズ板4として、蠅の眼レンズ板4を使用して構成される
立体画像記録装置における画素ずらし機構に関して、こ
れまでに説明した態様は、投影画像の光路中に、光学部
材39に連結されたY軸方向のステッピングモータ41
を所定の角度だけ回動させることにより、X軸方向で画
素ピッチPgだけ移動させることができるように構成し
た画素ずらし機構と、光学部材39に連結されたX軸方
向のステッピングモータ41を所定の角度だけ回動させ
ることにより、光学部材に入射される投影画像と光学部
材から射出される投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチ
Pgだけ移動させることができるように構成した画素ず
らし機構とを、投影画像の光路中に直列的に配置する、
というものであったが、既述のように、光学部材39に
連結されたY軸方向のステッピングモータ41を所定の
角度だけ回動させることにより、X軸方向で画素ピッチ
Pgだけ移動させることができるように構成した画素ず
らし機構と、光学部材39に連結されたX軸方向のステ
ッピングモータ41を所定の角度だけ回動させることに
より、光学部材39に入射される投影画像と、光学部材
39から射出される投影画像とを、Y軸方向に画素ピッ
チPgだけ移動させることができるように構成した画素
ずらし機構とは、同一構成の画素ずらし機構が、単に9
0度だけ回転させた状態の構成態様のものであるから、
前記のように2個の画素ずらし機構を投影画像の光路中
に直列的に設けることをしないで、投影画像の光路中に
設けた1個の画素ずらし機構の全体を、90度だけ回動
させうるように構成すれば、立体画像記録用レンズ板4
として、蠅の眼レンズ板4を使用して構成される立体画
像記録装置においても、1個の画素ずらし機構を設ける
だけで、X軸方向での画素ピッチPgの画素ずらし動作
と、Y軸方向での画素ピッチPgの画素ずらし動作との
双方の画素ずらし動作を行なうことができる。
ズ板4として、蠅の眼レンズ板4を使用して構成される
立体画像記録装置における画素ずらし機構に関して、こ
れまでに説明した態様は、投影画像の光路中に、光学部
材39に連結されたY軸方向のステッピングモータ41
を所定の角度だけ回動させることにより、X軸方向で画
素ピッチPgだけ移動させることができるように構成し
た画素ずらし機構と、光学部材39に連結されたX軸方
向のステッピングモータ41を所定の角度だけ回動させ
ることにより、光学部材に入射される投影画像と光学部
材から射出される投影画像とを、Y軸方向に画素ピッチ
Pgだけ移動させることができるように構成した画素ず
らし機構とを、投影画像の光路中に直列的に配置する、
というものであったが、既述のように、光学部材39に
連結されたY軸方向のステッピングモータ41を所定の
角度だけ回動させることにより、X軸方向で画素ピッチ
Pgだけ移動させることができるように構成した画素ず
らし機構と、光学部材39に連結されたX軸方向のステ
ッピングモータ41を所定の角度だけ回動させることに
より、光学部材39に入射される投影画像と、光学部材
39から射出される投影画像とを、Y軸方向に画素ピッ
チPgだけ移動させることができるように構成した画素
ずらし機構とは、同一構成の画素ずらし機構が、単に9
0度だけ回転させた状態の構成態様のものであるから、
前記のように2個の画素ずらし機構を投影画像の光路中
に直列的に設けることをしないで、投影画像の光路中に
設けた1個の画素ずらし機構の全体を、90度だけ回動
させうるように構成すれば、立体画像記録用レンズ板4
として、蠅の眼レンズ板4を使用して構成される立体画
像記録装置においても、1個の画素ずらし機構を設ける
だけで、X軸方向での画素ピッチPgの画素ずらし動作
と、Y軸方向での画素ピッチPgの画素ずらし動作との
双方の画素ずらし動作を行なうことができる。
【0073】これまでの記載により明らかなように、本
発明の立体画像記録装置では、プロジェクタ3から投影
されて、複数のレンズよりなる立体画像記録用レンズ板
4を介して感光性記録媒体5に記録される立体画像は、
画素ずらしにより画素の相互間の暗部分がない状態にな
っているから、本発明の立体画像記録装置によって記録
された記録済み感光性記録媒体から再生された立体画像
には干渉縞が生じることがなく、良好な立体画像を再生
できる。
発明の立体画像記録装置では、プロジェクタ3から投影
されて、複数のレンズよりなる立体画像記録用レンズ板
4を介して感光性記録媒体5に記録される立体画像は、
画素ずらしにより画素の相互間の暗部分がない状態にな
っているから、本発明の立体画像記録装置によって記録
された記録済み感光性記録媒体から再生された立体画像
には干渉縞が生じることがなく、良好な立体画像を再生
できる。
【0074】ところで、前記した投影画像の投影に用い
られるプロジェクタとしては、明るい投影画像が得られ
るようにするために、それの投影レンズとしては有効口
径が大きいものが使用されているから、立体画像記録装
置における複数のレンズを配列してなる立体画像記録用
レンズ板4の焦点面に配設してある感光性記録媒体5に
は、広がった像が生じるために、解像度の高い立体画像
の情報の記録が困難である。それで、本発明の立体画像
記録装置の他の実施例では、プロジェクタの投影レンズ
系に絞りを設けて、解像度の高い立体画像が得られるよ
うにした。
られるプロジェクタとしては、明るい投影画像が得られ
るようにするために、それの投影レンズとしては有効口
径が大きいものが使用されているから、立体画像記録装
置における複数のレンズを配列してなる立体画像記録用
レンズ板4の焦点面に配設してある感光性記録媒体5に
は、広がった像が生じるために、解像度の高い立体画像
の情報の記録が困難である。それで、本発明の立体画像
記録装置の他の実施例では、プロジェクタの投影レンズ
系に絞りを設けて、解像度の高い立体画像が得られるよ
うにした。
【0075】まず、プロジェクタの投影レンズ系に絞り
を設けて、解像度の高い立体画像が得られるようにした
本発明の立体画像記録装置の他の実施例の構成原理及び
実施態様について順次に説明する。既述のようにプロジ
ェクタ3から投影された画像を、複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4(シリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4、蠅の目レンズ板4)の焦点面に配置
された感光性記録媒体5に結像させて記録させる場合
に、感光性記録媒体5における画像の記録状態について
図9を参照して説明すると次のとおりである。図9
(a)において、φDはプロジェクタ3の投影レンズ系
の有効口径、Lはプロジェクタ3の投影レンズ系の射出
瞳から、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レ
ンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅の
目レンズ板4)のレンズの焦点面までの記録距離とする
と、角度指向性βは、β=φD/L …(3)
前記の(3)式によって示される。
を設けて、解像度の高い立体画像が得られるようにした
本発明の立体画像記録装置の他の実施例の構成原理及び
実施態様について順次に説明する。既述のようにプロジ
ェクタ3から投影された画像を、複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4(シリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4、蠅の目レンズ板4)の焦点面に配置
された感光性記録媒体5に結像させて記録させる場合
に、感光性記録媒体5における画像の記録状態について
図9を参照して説明すると次のとおりである。図9
(a)において、φDはプロジェクタ3の投影レンズ系
の有効口径、Lはプロジェクタ3の投影レンズ系の射出
瞳から、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レ
ンズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅の
目レンズ板4)のレンズの焦点面までの記録距離とする
と、角度指向性βは、β=φD/L …(3)
前記の(3)式によって示される。
【0076】そして、前記の角度指向性βは、プロジェ
クタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複数のレンズを
配列してなる立体画像記録用レンズ板4のレンズの焦点
面までの記録距離Lが一定の場合には、前記の(3)式
から、プロジェクタ3の投影レンズ系の有効口径φDが
大きい程大きくなることが判かる。前記の角度指向性β
が大きいと、図9(a)の一部を拡大して示してある図
9(b)に例示してあるように、光源からの光束の開き
角が大きくなるために、像の広がりが生じ、その結果と
して解像度の低下を招きボケを生じる。また、プロジェ
クタ3の投影レンズ系の有効口径φDを一定にして、プ
ロジェクタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4のレンズ
の焦点面までの記録距離Lを大にすれば、角度指向性β
を小さくできるが、前記した記録距離Lが撮影時におけ
る単眼カメラにおける撮影レンズの射出瞳から被写体ま
での距離と異なれば、もとの画像が再現できない。
クタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複数のレンズを
配列してなる立体画像記録用レンズ板4のレンズの焦点
面までの記録距離Lが一定の場合には、前記の(3)式
から、プロジェクタ3の投影レンズ系の有効口径φDが
大きい程大きくなることが判かる。前記の角度指向性β
が大きいと、図9(a)の一部を拡大して示してある図
9(b)に例示してあるように、光源からの光束の開き
角が大きくなるために、像の広がりが生じ、その結果と
して解像度の低下を招きボケを生じる。また、プロジェ
クタ3の投影レンズ系の有効口径φDを一定にして、プ
ロジェクタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4のレンズ
の焦点面までの記録距離Lを大にすれば、角度指向性β
を小さくできるが、前記した記録距離Lが撮影時におけ
る単眼カメラにおける撮影レンズの射出瞳から被写体ま
での距離と異なれば、もとの画像が再現できない。
【0077】図9(c)は、前記した角度指向性βと、
プロジェクタ間隔dとの関係を説明するための図であ
る。プロジェクタ3の投影レンズ系の有効口径φDによ
る角度指向性βの広がりの影響を最小限に抑えるために
は、プロジェクタ間隔dと、プロジェクタ3の投影レン
ズ系の有効口径φDとの間には次の(4)式の関係が必
要とされる。 d≧φD …(4)そして前記
の(4)式の関係が成立すると、記録できる最大画像枚
数Nは、次の(3)式によって求められる。N=(π・
L・Ψ/180・d)+1 …(5) (ただし、Ψは
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
の構成によって定まる視域角)
プロジェクタ間隔dとの関係を説明するための図であ
る。プロジェクタ3の投影レンズ系の有効口径φDによ
る角度指向性βの広がりの影響を最小限に抑えるために
は、プロジェクタ間隔dと、プロジェクタ3の投影レン
ズ系の有効口径φDとの間には次の(4)式の関係が必
要とされる。 d≧φD …(4)そして前記
の(4)式の関係が成立すると、記録できる最大画像枚
数Nは、次の(3)式によって求められる。N=(π・
L・Ψ/180・d)+1 …(5) (ただし、Ψは
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
の構成によって定まる視域角)
【0078】それで、角度指向性βの影響を最小限にし
て記録できる枚数Nは、(5)式からプロジェクタ3の
投影レンズ系の有効口径φDによって決ることが判か
る。今、立体画像記録装置で使用される立体画像記録用
レンズ板4の構成によって定まる視域角Ψを30度と
し、プロジェクタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複
数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4の
レンズの焦点面までの距離Lを600mmとし、プロジ
ェクタ3の投影レンズ系の有効口径φDは通常30mm
程度であるので30mmとし、プロジェクタ間隔dを3
0mmとして、前記した(5)式から記録できる最大枚
数Nを求めると、最大枚数は11〜12枚として求めら
れる。前記のように視域角Ψが30度であるような立体
画像記録用レンズ板4を用いて、投影レンズ系の有効口
径φDが30mmである通常のプロジェクタを用いて、
最大記録枚数が11〜12枚の画像を記録する場合にお
ける順次の画像の角度間隔は2.7度となるが、これで
は画像の「とび」が非常に目立ち、不自然な立体画像し
か再現できない。また、1画像当りの解像度の低下が防
げないために、低品質な立体画像になってしまう。
て記録できる枚数Nは、(5)式からプロジェクタ3の
投影レンズ系の有効口径φDによって決ることが判か
る。今、立体画像記録装置で使用される立体画像記録用
レンズ板4の構成によって定まる視域角Ψを30度と
し、プロジェクタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複
数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4の
レンズの焦点面までの距離Lを600mmとし、プロジ
ェクタ3の投影レンズ系の有効口径φDは通常30mm
程度であるので30mmとし、プロジェクタ間隔dを3
0mmとして、前記した(5)式から記録できる最大枚
数Nを求めると、最大枚数は11〜12枚として求めら
れる。前記のように視域角Ψが30度であるような立体
画像記録用レンズ板4を用いて、投影レンズ系の有効口
径φDが30mmである通常のプロジェクタを用いて、
最大記録枚数が11〜12枚の画像を記録する場合にお
ける順次の画像の角度間隔は2.7度となるが、これで
は画像の「とび」が非常に目立ち、不自然な立体画像し
か再現できない。また、1画像当りの解像度の低下が防
げないために、低品質な立体画像になってしまう。
【0079】図10(a)は、プロジェクタ3の投影レ
ンズ系6中に絞り7を設けて構成した本発明の立体画像
記録装置において、プロジェクタ3から投影された画像
を、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅の目レ
ンズ板4)の焦点面に配置された感光性記録媒体5に結
像させて記録させる場合における、感光性記録媒体5に
対する画像の記録状態を図示説明している図である。図
10(a)において、φDはプロジェクタ3の投影レン
ズ系の有効口径、φDiはプロジェクタ3の投影レンズ
系6中に絞り7を設けた場合の見掛けの投影レンズ系の
有効口径、Lはプロジェクタ3の投影レンズ系の射出瞳
から、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅の目
レンズ板4)のレンズの焦点面までの記録距離である。
ンズ系6中に絞り7を設けて構成した本発明の立体画像
記録装置において、プロジェクタ3から投影された画像
を、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅の目レ
ンズ板4)の焦点面に配置された感光性記録媒体5に結
像させて記録させる場合における、感光性記録媒体5に
対する画像の記録状態を図示説明している図である。図
10(a)において、φDはプロジェクタ3の投影レン
ズ系の有効口径、φDiはプロジェクタ3の投影レンズ
系6中に絞り7を設けた場合の見掛けの投影レンズ系の
有効口径、Lはプロジェクタ3の投影レンズ系の射出瞳
から、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4(シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4、蠅の目
レンズ板4)のレンズの焦点面までの記録距離である。
【0080】図10(a)のように、プロジェクタ3の
投影レンズ系6中に絞り7を設けると、プロジェクタ3
の投影レンズ系の実際の有効口径は、プロジェクタ3の
投影レンズ系6中に絞り7を設けなかった場合のプロジ
ェクタ3の投影レンズ系6の有効口径はφDよりも、小
さな見掛けの投影レンズ系の有効口径φDiとなる。
今、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板4のレンズの焦点面までの記録距離Lが一定であると
いう条件の下で、プロジェクタ3の投影レンズ系6の有
効口径が、φDからφDi/φD=1/αの関係にある
φDiの有効口径になった場合における(3)式で示さ
れている角度指向性βは、有効口径がφDの場合の角度
指向性の1/αとなる。
投影レンズ系6中に絞り7を設けると、プロジェクタ3
の投影レンズ系の実際の有効口径は、プロジェクタ3の
投影レンズ系6中に絞り7を設けなかった場合のプロジ
ェクタ3の投影レンズ系6の有効口径はφDよりも、小
さな見掛けの投影レンズ系の有効口径φDiとなる。
今、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板4のレンズの焦点面までの記録距離Lが一定であると
いう条件の下で、プロジェクタ3の投影レンズ系6の有
効口径が、φDからφDi/φD=1/αの関係にある
φDiの有効口径になった場合における(3)式で示さ
れている角度指向性βは、有効口径がφDの場合の角度
指向性の1/αとなる。
【0081】図10(a)の一部を拡大して示してある
図10(b)のように、プロジェクタ3の投影レンズ系
6中に絞り7を設けた場合には、プロジェクタ3の投影
レンズ系6中に絞り7が設けていない場合に比べて、光
源からの光束の開き角が小さくなるために像の広がりが
小さくなり、その結果として解像度が向上する。したが
って、図10(c)に例示しているように、プロジェク
タ3の投影レンズ系6中に絞り7が設けていない場合の
プロジェクタ間隔dに比べて、プロジェクタ3の投影レ
ンズ系6中に絞り7を設けることによって、有効口径が
φDからφDi/φD=1/αの関係にあるφDiの有
効口径にされた場合におけるプロジェクト間隔diは、
di=d/αのようにすることが容易になり、多くの画
像の記録を行なうことができ、画像の「とび」の発生を
なくし、自然な立体画像の再現を容易にし、また1画像
当りの解像度を向上して、高品質な立体画像とすること
ができる。
図10(b)のように、プロジェクタ3の投影レンズ系
6中に絞り7を設けた場合には、プロジェクタ3の投影
レンズ系6中に絞り7が設けていない場合に比べて、光
源からの光束の開き角が小さくなるために像の広がりが
小さくなり、その結果として解像度が向上する。したが
って、図10(c)に例示しているように、プロジェク
タ3の投影レンズ系6中に絞り7が設けていない場合の
プロジェクタ間隔dに比べて、プロジェクタ3の投影レ
ンズ系6中に絞り7を設けることによって、有効口径が
φDからφDi/φD=1/αの関係にあるφDiの有
効口径にされた場合におけるプロジェクト間隔diは、
di=d/αのようにすることが容易になり、多くの画
像の記録を行なうことができ、画像の「とび」の発生を
なくし、自然な立体画像の再現を容易にし、また1画像
当りの解像度を向上して、高品質な立体画像とすること
ができる。
【0082】前述したところから明らかなように、記録
画像枚数Nと、プロジェクタ3の投影レンズ系6の有効
口径φD(及びφDi)との間には密接な関係があるこ
とが判かる。前記した(5)式を変形すると、プロジェ
クタ3の投影レンズ系6の有効口径φDを求める次の
(6)式が得られる。 φD=(π・L・Ψ/180・N) 及びφDi=(π・L・Ψ/180・N) …(6) 例えば立体画像記録装置で使用される立体画像記録用レ
ンズ板4の構成によって定まる視域角Ψを30度とし、
プロジェクタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4のレン
ズの焦点面までの記録距離Lを600mmとし、記録画
像枚数を101枚とした場合に必要とされるプロジェク
タ3の投影レンズ系6の有効口径φDiを上式から求め
ると約3mmとなり、また、記録画像枚数を61枚とし
た場合に必要とされるプロジェクタ3の投影レンズ系6
の有効口径φDiを上式から求めると約5mmとなる。
画像枚数Nと、プロジェクタ3の投影レンズ系6の有効
口径φD(及びφDi)との間には密接な関係があるこ
とが判かる。前記した(5)式を変形すると、プロジェ
クタ3の投影レンズ系6の有効口径φDを求める次の
(6)式が得られる。 φD=(π・L・Ψ/180・N) 及びφDi=(π・L・Ψ/180・N) …(6) 例えば立体画像記録装置で使用される立体画像記録用レ
ンズ板4の構成によって定まる視域角Ψを30度とし、
プロジェクタ3の投影レンズ系6の射出瞳から、複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4のレン
ズの焦点面までの記録距離Lを600mmとし、記録画
像枚数を101枚とした場合に必要とされるプロジェク
タ3の投影レンズ系6の有効口径φDiを上式から求め
ると約3mmとなり、また、記録画像枚数を61枚とし
た場合に必要とされるプロジェクタ3の投影レンズ系6
の有効口径φDiを上式から求めると約5mmとなる。
【0083】前記のようにプロジェクタ3の投影レンズ
系6中に絞り7を設けた場合には、角度指向性βを小さ
くできるために、高い解像度の立体画像の記録を容易に
できるが、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用
レンズ板4の焦点面に設置されている感光性記録媒体5
に、図11(a)に例示されているように、記録領域5
aと未記録領域5bとが略々一定のピッチで配列されて
いる状態の記録態様になることが起こる場合がある。前
記のような記録態様が起きる場合は、記録画像枚数N
と、プロジェクタ口径φDiが前記した(6)式の関係
に無く、記録画像枚数Nから求まる(6)式のプロジェ
クタ口径φDiに対して小さいプロジェクタ口径を用い
て記録が行なわれた場合である。ところで、前記した図
11(a)に示されているように、記録領域5aと未記
録領域5bとが略々一定のピッチで配列されている記録
態様の記録済み感光性記録媒体5における記録済み記録
媒体側から、図11(b)に示されているように再生光
を照射すると、前記した未記録領域5b,5b…の部分
が、第1のスリットとして作用するために再生光に回折
が生じる。
系6中に絞り7を設けた場合には、角度指向性βを小さ
くできるために、高い解像度の立体画像の記録を容易に
できるが、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用
レンズ板4の焦点面に設置されている感光性記録媒体5
に、図11(a)に例示されているように、記録領域5
aと未記録領域5bとが略々一定のピッチで配列されて
いる状態の記録態様になることが起こる場合がある。前
記のような記録態様が起きる場合は、記録画像枚数N
と、プロジェクタ口径φDiが前記した(6)式の関係
に無く、記録画像枚数Nから求まる(6)式のプロジェ
クタ口径φDiに対して小さいプロジェクタ口径を用い
て記録が行なわれた場合である。ところで、前記した図
11(a)に示されているように、記録領域5aと未記
録領域5bとが略々一定のピッチで配列されている記録
態様の記録済み感光性記録媒体5における記録済み記録
媒体側から、図11(b)に示されているように再生光
を照射すると、前記した未記録領域5b,5b…の部分
が、第1のスリットとして作用するために再生光に回折
が生じる。
【0084】前記した回折光は、複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4におけるレンズピッチ
による回折を受けて結果的に干渉縞を生じる。前記の状
態は、一般的に知られている、2本のスリットによる回
折が生じたことに相当しており、立体像は観察できる
が、干渉縞も同時に観察されるために、極めて汚い立体
像しか観察できないことになる。それで、本発明の立体
画像記録装置では、前記した(6)式の関係が常に成立
する状態となるように、プロジェクタ3の投影レンズ系
6の有効口径φDiを絞り7によって調節して、複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4の焦点
面に設置されている感光性記録媒体5に、図11(a)
に例示されているように、記録領域5aだけを形成さ
せ、未記録領域5bを発生させないようにしているので
ある。プロジェクタ3の投影レンズ系6中に設ける絞り
7としては、前記した(6)式を満足できるような最適
絞り口径に調節することが容易となるように、可変絞り
が使用されることが効果的である。前記のように可変絞
りが使用されることにより、記録画像枚数が異なる立体
画像データであっても、容易に最適な品質で立体画像を
記録することができる。
てなる立体画像記録用レンズ板4におけるレンズピッチ
による回折を受けて結果的に干渉縞を生じる。前記の状
態は、一般的に知られている、2本のスリットによる回
折が生じたことに相当しており、立体像は観察できる
が、干渉縞も同時に観察されるために、極めて汚い立体
像しか観察できないことになる。それで、本発明の立体
画像記録装置では、前記した(6)式の関係が常に成立
する状態となるように、プロジェクタ3の投影レンズ系
6の有効口径φDiを絞り7によって調節して、複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4の焦点
面に設置されている感光性記録媒体5に、図11(a)
に例示されているように、記録領域5aだけを形成さ
せ、未記録領域5bを発生させないようにしているので
ある。プロジェクタ3の投影レンズ系6中に設ける絞り
7としては、前記した(6)式を満足できるような最適
絞り口径に調節することが容易となるように、可変絞り
が使用されることが効果的である。前記のように可変絞
りが使用されることにより、記録画像枚数が異なる立体
画像データであっても、容易に最適な品質で立体画像を
記録することができる。
【0085】図12はプロジェクタ3の投影レンズ系中
に設けられる絞り7を例示した図であり、図12(a)
は直径がDiの円形状の絞り7を示しており、また、図
12(b)は横方向の長さがDiで、シリンドリカル・
凸レンズの円筒軸に平行な方向の長さが、前記したDi
よりも大きな長孔状の絞り7を示している。図12
(a)に示してある直径がDiの円形状の絞り7は、立
体画像記録装置で使用されている複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4が、蠅の目レンズ板4
の場合と、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の場合
との何れの場合であっても、プロジェクタ3の投影レン
ズ系中に設けられる絞り7として使用できる。
に設けられる絞り7を例示した図であり、図12(a)
は直径がDiの円形状の絞り7を示しており、また、図
12(b)は横方向の長さがDiで、シリンドリカル・
凸レンズの円筒軸に平行な方向の長さが、前記したDi
よりも大きな長孔状の絞り7を示している。図12
(a)に示してある直径がDiの円形状の絞り7は、立
体画像記録装置で使用されている複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板4が、蠅の目レンズ板4
の場合と、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の場合
との何れの場合であっても、プロジェクタ3の投影レン
ズ系中に設けられる絞り7として使用できる。
【0086】しかし、図12(b)に示してあるような
長孔状の絞り7は、立体画像記録装置で使用されている
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の場合だけに
使用できる。すなわち、蠅の目レンズ板4を構成してい
る個眼レンズは、光軸のまわりのどの方向についてもレ
ンズ作用を有しており、蠅の目レンズ板4ではレンズ板
の上下方向にも立体画像情報が記録されるから、蠅の目
レンズ板4への入射光路中で使用されるべき絞り7とし
ては、図12(a)に示されているような円形状の絞り
7しか使用できない。他方、シリンドリカル・凸レンズ
は、それの円筒軸方向ではレンズ作用を示さないから、
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4への入射光路中で
使用されるべき絞り7としては、レンズの円筒軸の方向
に平行な方向に長い図12(b)に示されているような
長孔状の絞り7も使用できる。そして、図12(b)に
示されているような長孔状の絞り7は、図12(a)に
示されている円形状の絞り7に比べて、開口面積が大き
いから、絞り7から射出される光の量も大きく、したが
って、明るい画像を投影でき、記録時間が短縮できる。
なお、前記した長孔状の絞り7としては、正面形状が円
形の状態から、シリンドリカル凸レンズの円筒軸の方向
に平行な方向に長い図12(b)に示されているような
長円形状の状態までの間の形状までの範囲内で任意の形
状のものとして実施できる。
長孔状の絞り7は、立体画像記録装置で使用されている
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4の場合だけに
使用できる。すなわち、蠅の目レンズ板4を構成してい
る個眼レンズは、光軸のまわりのどの方向についてもレ
ンズ作用を有しており、蠅の目レンズ板4ではレンズ板
の上下方向にも立体画像情報が記録されるから、蠅の目
レンズ板4への入射光路中で使用されるべき絞り7とし
ては、図12(a)に示されているような円形状の絞り
7しか使用できない。他方、シリンドリカル・凸レンズ
は、それの円筒軸方向ではレンズ作用を示さないから、
シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4への入射光路中で
使用されるべき絞り7としては、レンズの円筒軸の方向
に平行な方向に長い図12(b)に示されているような
長孔状の絞り7も使用できる。そして、図12(b)に
示されているような長孔状の絞り7は、図12(a)に
示されている円形状の絞り7に比べて、開口面積が大き
いから、絞り7から射出される光の量も大きく、したが
って、明るい画像を投影でき、記録時間が短縮できる。
なお、前記した長孔状の絞り7としては、正面形状が円
形の状態から、シリンドリカル凸レンズの円筒軸の方向
に平行な方向に長い図12(b)に示されているような
長円形状の状態までの間の形状までの範囲内で任意の形
状のものとして実施できる。
【0087】ところで、立体写真は静止画であるが、静
止画と動画とに対する画質の評価についてみると、一般
的に静止画に対する画質の評価の方が動画についての画
質の評価よりも厳しくなるという傾向がある。そして、
画質評価基準の一つとして、画像内の輝度分布に着目し
て、画像内における輝度分布の平坦度の良否により画質
を評価することが行なわれている。プロジェクタにおい
て、前記した画像内における輝度分布の平坦度は、一般
的には周辺照度比によって定義される数値である。前記
の周辺照度比とは、投影した画像の中心の照度に対する
周辺照度の比であり、前記の数値が大きい程、投影画像
の明るさが均一であることを示している。
止画と動画とに対する画質の評価についてみると、一般
的に静止画に対する画質の評価の方が動画についての画
質の評価よりも厳しくなるという傾向がある。そして、
画質評価基準の一つとして、画像内の輝度分布に着目し
て、画像内における輝度分布の平坦度の良否により画質
を評価することが行なわれている。プロジェクタにおい
て、前記した画像内における輝度分布の平坦度は、一般
的には周辺照度比によって定義される数値である。前記
の周辺照度比とは、投影した画像の中心の照度に対する
周辺照度の比であり、前記の数値が大きい程、投影画像
の明るさが均一であることを示している。
【0088】一般的なプロジェクタにおける周辺照度比
は、70%〜85%程度であり、周辺照度比が85%以
上のプロジェクタは、非常に少なく、かつ、高価であ
る。プロジェクタにおいても周辺照度比の改善が図から
れているが、それよりも、プロジェクタにおいては投影
輝度向上についての開発競争が激しく行なわれているの
が現状である。一昔前には、プロジェクタの投影画像
は、部屋を暗くして見るのが当り前であったが、最近で
は、ある程度の明室内でプロジェクタの投影画像を見る
ことが一般的になりつつあり、プレゼンテーション用途
のパーソナル・コンピュータ入力対応プロジェクタで
は、完全な明室での使用を前提にしているために、前記
した周辺照度比よりも、投影画像の高輝度化の方が優先
される傾向にある。
は、70%〜85%程度であり、周辺照度比が85%以
上のプロジェクタは、非常に少なく、かつ、高価であ
る。プロジェクタにおいても周辺照度比の改善が図から
れているが、それよりも、プロジェクタにおいては投影
輝度向上についての開発競争が激しく行なわれているの
が現状である。一昔前には、プロジェクタの投影画像
は、部屋を暗くして見るのが当り前であったが、最近で
は、ある程度の明室内でプロジェクタの投影画像を見る
ことが一般的になりつつあり、プレゼンテーション用途
のパーソナル・コンピュータ入力対応プロジェクタで
は、完全な明室での使用を前提にしているために、前記
した周辺照度比よりも、投影画像の高輝度化の方が優先
される傾向にある。
【0089】プロジェクタから投影する画像が平面画像
の場合には、前記のように投影画像の高輝度化を優先さ
せた状態の場合の周辺照度比であっても、さほど問題に
ならないが、プロジェクタから投影する画像によって立
体画像を記録した場合には、中央部分が明るく周辺がや
や暗い立体像になるために、不自然感を与える立体画像
しか得られないことになる。それで本発明の立体画像記
録装置では、画像内における輝度分布の平坦度を良好な
ものにして高画質の立体画像を記録できるようにするた
めに、プロジェクタ3における光源と、投影用画像との
間に拡散板を配設して投影画像における画像内における
輝度分布の平坦度を向上させている。
の場合には、前記のように投影画像の高輝度化を優先さ
せた状態の場合の周辺照度比であっても、さほど問題に
ならないが、プロジェクタから投影する画像によって立
体画像を記録した場合には、中央部分が明るく周辺がや
や暗い立体像になるために、不自然感を与える立体画像
しか得られないことになる。それで本発明の立体画像記
録装置では、画像内における輝度分布の平坦度を良好な
ものにして高画質の立体画像を記録できるようにするた
めに、プロジェクタ3における光源と、投影用画像との
間に拡散板を配設して投影画像における画像内における
輝度分布の平坦度を向上させている。
【0090】前記のようにプロジェクタ3における光源
と、投影用画像との間に拡散板を配設した場合には、前
記した拡散板の使用により、当然のことながら投影用画
像に供給される光量が低下して、投影される画像が暗く
なる。しかし、本発明の立体画像記録装置では、一般的
なプロジェクタの場合とは異なり、投影画像の輝度が高
いことよりも、投影画像内の輝度分布の平坦度が良好な
ことの方が重要であり、前記のように拡散板を使用する
ことにより、周辺照度比を95%にすることもでき、高
い画質の立体像を容易に記録することができる。なお、
前記のように拡散板の使用による投影用画像に供給され
る光量の低下は、感光性記録媒体5に対する投影画像の
投影時間を長くしたり、光源の光量を大にしたり、感光
性記録媒体5として感度の高いものを使用したりするこ
とにより問題なく解決できる。
と、投影用画像との間に拡散板を配設した場合には、前
記した拡散板の使用により、当然のことながら投影用画
像に供給される光量が低下して、投影される画像が暗く
なる。しかし、本発明の立体画像記録装置では、一般的
なプロジェクタの場合とは異なり、投影画像の輝度が高
いことよりも、投影画像内の輝度分布の平坦度が良好な
ことの方が重要であり、前記のように拡散板を使用する
ことにより、周辺照度比を95%にすることもでき、高
い画質の立体像を容易に記録することができる。なお、
前記のように拡散板の使用による投影用画像に供給され
る光量の低下は、感光性記録媒体5に対する投影画像の
投影時間を長くしたり、光源の光量を大にしたり、感光
性記録媒体5として感度の高いものを使用したりするこ
とにより問題なく解決できる。
【0091】さて、これまでに説明したプロジェクタ3
の投影レンズ系中に絞り7を設けて構成した本発明の立
体画像記録装置の他の実施態様における記録動作も、既
述した実施態様の場合について、図1及び図8等を参照
して記述したと同様な記録態様での記録動作が行なわれ
る。すなわち、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板4が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4の場合には、図8(a)に示すようにシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板4を+θだけ傾斜させた状態とし
て、単眼カメラの撮像レンズの光軸を、被写体の正面か
ら+θ度の方向として単眼カメラで被写体を撮影した際
に得られる画像と同様な画像を、プロジェクタ3に設け
られているアクティブ・マトリクス液晶表示素子に表示
させ、プロジェクタ3から投影した画像をシリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒体5
に記録した後に、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4
は、Y軸回転台11によって時計まわり方向(−θ方
向)に、順次に所定の角度ずつY軸を回動中心として回
動されて行き、図8(b)に示されている状態を経て、
図8(c)のようにシリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4が−θだけ傾斜された状態とされるが、シリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板4が順次に所定の角度ずつY軸を
回動中心として回動される度毎に、単眼カメラで被写体
を撮影した際に得られる被写体の画像の内のそれぞれ所
定の画像画像と同様な画像を、プロジェクタ3に設けら
れているアクティブ・マトリクス液晶表示素子に表示さ
せ、それをプロジェクタ3から投影し、それをシリンド
リカル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒
体5に記録させる。
の投影レンズ系中に絞り7を設けて構成した本発明の立
体画像記録装置の他の実施態様における記録動作も、既
述した実施態様の場合について、図1及び図8等を参照
して記述したと同様な記録態様での記録動作が行なわれ
る。すなわち、複数のレンズを配列してなる立体画像記
録用レンズ板4が、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4の場合には、図8(a)に示すようにシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板4を+θだけ傾斜させた状態とし
て、単眼カメラの撮像レンズの光軸を、被写体の正面か
ら+θ度の方向として単眼カメラで被写体を撮影した際
に得られる画像と同様な画像を、プロジェクタ3に設け
られているアクティブ・マトリクス液晶表示素子に表示
させ、プロジェクタ3から投影した画像をシリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒体5
に記録した後に、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板4
は、Y軸回転台11によって時計まわり方向(−θ方
向)に、順次に所定の角度ずつY軸を回動中心として回
動されて行き、図8(b)に示されている状態を経て、
図8(c)のようにシリンドリカル凸レンズ・アレイ板
4が−θだけ傾斜された状態とされるが、シリンドリカ
ル凸レンズ・アレイ板4が順次に所定の角度ずつY軸を
回動中心として回動される度毎に、単眼カメラで被写体
を撮影した際に得られる被写体の画像の内のそれぞれ所
定の画像画像と同様な画像を、プロジェクタ3に設けら
れているアクティブ・マトリクス液晶表示素子に表示さ
せ、それをプロジェクタ3から投影し、それをシリンド
リカル凸レンズ・アレイ板4に結像させて感光性記録媒
体5に記録させる。
【0092】また、複数のレンズを配列してなる立体画
像記録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板4が用いら
れた場合には、図8を参照して既述したシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板4の場合と同様に、Y軸として示し
てある垂直軸を回動軸として蠅の目レンズ板を所定の角
度ずつ回動させて、それぞれの角度毎に、前記の角度で
単眼カメラで被写体を撮影した際に得られる被写体の画
像と同様な画像を、プロジェクタ3に設けられているア
クティブ・マトリクス液晶表示素子に表示させ、それを
プロジェクタ3から投影した画像を、プロジェクタ3か
ら投影した画像を、蠅の目レンズ板4に結像させて感光
性記録媒体5に記録する、という記録動作を繰返して行
なう。
像記録用レンズ板4として、蠅の目レンズ板4が用いら
れた場合には、図8を参照して既述したシリンドリカル
凸レンズ・アレイ板4の場合と同様に、Y軸として示し
てある垂直軸を回動軸として蠅の目レンズ板を所定の角
度ずつ回動させて、それぞれの角度毎に、前記の角度で
単眼カメラで被写体を撮影した際に得られる被写体の画
像と同様な画像を、プロジェクタ3に設けられているア
クティブ・マトリクス液晶表示素子に表示させ、それを
プロジェクタ3から投影した画像を、プロジェクタ3か
ら投影した画像を、蠅の目レンズ板4に結像させて感光
性記録媒体5に記録する、という記録動作を繰返して行
なう。
【0093】さて、前記した立体画像記録装置を用いて
立体画像が記録された記録済み感光性記録媒体から立体
画像を再生する際には、再生に使用される記録済み感光
性記録媒体に対して立体画像を記録する際に使用された
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板
(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レンズ・アレイ
板)4と同一構成の立体画像再生用レンズ板(蠅の目レ
ンズ板、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板)に、再生
の対象にされている立体画像が記録されている記録済み
感光性記録媒体を装着し、再生光の照射により前記の記
録済み感光性記録媒体に記録されている立体画像の再生
が行なわれる。
立体画像が記録された記録済み感光性記録媒体から立体
画像を再生する際には、再生に使用される記録済み感光
性記録媒体に対して立体画像を記録する際に使用された
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板
(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レンズ・アレイ
板)4と同一構成の立体画像再生用レンズ板(蠅の目レ
ンズ板、シリンドリカル凸レンズ・アレイ板)に、再生
の対象にされている立体画像が記録されている記録済み
感光性記録媒体を装着し、再生光の照射により前記の記
録済み感光性記録媒体に記録されている立体画像の再生
が行なわれる。
【0094】しかし、既述もしたように、記録済み感光
性記録媒体から立体画像を再生する際に、記録済み感光
性記録媒体と、複数のレンズを配列してなる立体画像再
生用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板)との両者の相互の位置関係を正しく設定
することは簡単ではなく、殊に、記録済み感光性記録媒
体に対して記録されている画像枚数が多い場合に、記録
済み感光性記録媒体と、複数のレンズを配列してなる立
体画像再生用レンズ板との両者の相互の位置関係を正し
く設定するのには著るしい困難さが伴うのである。
性記録媒体から立体画像を再生する際に、記録済み感光
性記録媒体と、複数のレンズを配列してなる立体画像再
生用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板)との両者の相互の位置関係を正しく設定
することは簡単ではなく、殊に、記録済み感光性記録媒
体に対して記録されている画像枚数が多い場合に、記録
済み感光性記録媒体と、複数のレンズを配列してなる立
体画像再生用レンズ板との両者の相互の位置関係を正し
く設定するのには著るしい困難さが伴うのである。
【0095】それで、本発明の立体画像記録装置では、
図7(a),(b)に例示するように、蠅の目レンズ板
やシリンドリカル凸レンズ・アレイ板のように、複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4と、前
記の複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板4に対して着脱自在に装着されるべき感光性記録媒体
5との位置関係と、前記の両者を組合わせて立体画像を
記録して得た記録済み感光性記録媒体22を装着して立
体画像を再生する際に使用される蠅の目レンズ板やシリ
ンドリカル凸レンズ・アレイ板のように、複数のレンズ
を配列してなる立体画像再生用レンズ板17に対して着
脱自在に装着されるべき記録済み感光性記録媒体22と
される感光性記録媒体5との位置関係とを、容易に同一
にできるような構成態様の位置規制手段を設けて従来の
問題を解決している。
図7(a),(b)に例示するように、蠅の目レンズ板
やシリンドリカル凸レンズ・アレイ板のように、複数の
レンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4と、前
記の複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板4に対して着脱自在に装着されるべき感光性記録媒体
5との位置関係と、前記の両者を組合わせて立体画像を
記録して得た記録済み感光性記録媒体22を装着して立
体画像を再生する際に使用される蠅の目レンズ板やシリ
ンドリカル凸レンズ・アレイ板のように、複数のレンズ
を配列してなる立体画像再生用レンズ板17に対して着
脱自在に装着されるべき記録済み感光性記録媒体22と
される感光性記録媒体5との位置関係とを、容易に同一
にできるような構成態様の位置規制手段を設けて従来の
問題を解決している。
【0096】図7(a)に示してある記録動作時に使用
される複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4(蠅の目レンズ板4,シリンドリカル凸レンズ・
アレイ板4)と、図7(b)に示してある再生動作時に
使用される複数のレンズを配列してなる立体画像再生用
レンズ板17(蠅の目レンズ板4,シリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4)とは、構成態様が全く同一なレンズ
板である。図7(a)に示されている記録動作時に使用
される複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4の1端部近くには、所定の間隔Kを隔てて2本の
係合ピン13,14が突設されている。また、前記した
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
の焦点面に配設した状態で前記した複数のレンズを配列
してなる立体画像記録用レンズ板4と組合わせて記録時
に使用される感光性記録媒体5には、それの1端部近く
に、所定の間隔Kを隔てて2個の係合孔15,16が穿
設されている。
される複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4(蠅の目レンズ板4,シリンドリカル凸レンズ・
アレイ板4)と、図7(b)に示してある再生動作時に
使用される複数のレンズを配列してなる立体画像再生用
レンズ板17(蠅の目レンズ板4,シリンドリカル凸レ
ンズ・アレイ板4)とは、構成態様が全く同一なレンズ
板である。図7(a)に示されている記録動作時に使用
される複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4の1端部近くには、所定の間隔Kを隔てて2本の
係合ピン13,14が突設されている。また、前記した
複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4
の焦点面に配設した状態で前記した複数のレンズを配列
してなる立体画像記録用レンズ板4と組合わせて記録時
に使用される感光性記録媒体5には、それの1端部近く
に、所定の間隔Kを隔てて2個の係合孔15,16が穿
設されている。
【0097】感光性記録媒体5の1端部近くに、所定の
間隔Kを隔てて穿設した2個の係合孔15,16は、前
記した複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4の1端部近くに、所定の間隔Kを隔てて突設させ
た2本の係合ピン13,14に対して少しのガタもなく
嵌合できるような孔径のものとされている。図7(b)
に示されている記録済み感光性記録媒体22は、図7
(a)に示されている感光性記録媒体5に、プロジェク
タ3から投影した投影画像情報によって露光させた後
に、現像処理を行なって得たものである。
間隔Kを隔てて穿設した2個の係合孔15,16は、前
記した複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レン
ズ板4の1端部近くに、所定の間隔Kを隔てて突設させ
た2本の係合ピン13,14に対して少しのガタもなく
嵌合できるような孔径のものとされている。図7(b)
に示されている記録済み感光性記録媒体22は、図7
(a)に示されている感光性記録媒体5に、プロジェク
タ3から投影した投影画像情報によって露光させた後
に、現像処理を行なって得たものである。
【0098】したがって、前記の記録済み感光性記録媒
体22は、もともと感光性記録媒体5であったものであ
るから、記録済み感光性記録媒体22の1端部近くに
は、所定の間隔Kを隔てて2個の係合孔15,16が穿
設されている。
体22は、もともと感光性記録媒体5であったものであ
るから、記録済み感光性記録媒体22の1端部近くに
は、所定の間隔Kを隔てて2個の係合孔15,16が穿
設されている。
【0099】また、図7(b)に示してある再生動作時
に使用される複数のレンズを配列してなる立体画像再生
用レンズ板17は、既述のように図7(a)に示してあ
る記録動作時に使用される複数のレンズを配列してなる
立体画像記録用レンズ板4と、全く同一の構成態様のも
のとして構成されていて、それの1端部近くには、所定
の間隔Kを隔てて2本の係合ピン18,19が突設され
ている。
に使用される複数のレンズを配列してなる立体画像再生
用レンズ板17は、既述のように図7(a)に示してあ
る記録動作時に使用される複数のレンズを配列してなる
立体画像記録用レンズ板4と、全く同一の構成態様のも
のとして構成されていて、それの1端部近くには、所定
の間隔Kを隔てて2本の係合ピン18,19が突設され
ている。
【0100】既述した図7(a)に示されている記録動
作時に使用される複数のレンズを配列してなる立体画像
記録用レンズ板4の1端部近くに、所定の間隔Kを隔て
て突設した2本の係合ピン13,14と、図7(b)に
示されている再生動作時に使用される複数のレンズを配
列してなる立体画像再生用レンズ板17の1端部近く
に、所定の間隔Kを隔てて突設した2本の係合ピン1
8,19とは、全く同一な構成態様とされている前記の
各レンズ板4,17について、全く同じ配設態様で設け
られている。それで、複数のレンズを配列してなる立体
画像再生用レンズ板17の1端部近くに、所定の間隔K
を隔てて突設した2本の係合ピン18,19に対して、
記録済み感光性記録媒体22の1端部近くに、所定の間
隔Kを隔てて穿設してある2個の係合孔15,16を嵌
合させるだけで、記録済み感光性記録媒体22は複数の
レンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板17に対
して、正確に装着できることになる。
作時に使用される複数のレンズを配列してなる立体画像
記録用レンズ板4の1端部近くに、所定の間隔Kを隔て
て突設した2本の係合ピン13,14と、図7(b)に
示されている再生動作時に使用される複数のレンズを配
列してなる立体画像再生用レンズ板17の1端部近く
に、所定の間隔Kを隔てて突設した2本の係合ピン1
8,19とは、全く同一な構成態様とされている前記の
各レンズ板4,17について、全く同じ配設態様で設け
られている。それで、複数のレンズを配列してなる立体
画像再生用レンズ板17の1端部近くに、所定の間隔K
を隔てて突設した2本の係合ピン18,19に対して、
記録済み感光性記録媒体22の1端部近くに、所定の間
隔Kを隔てて穿設してある2個の係合孔15,16を嵌
合させるだけで、記録済み感光性記録媒体22は複数の
レンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板17に対
して、正確に装着できることになる。
【0101】なお、記録動作時に使用される複数のレン
ズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4の1端部近
くに、所定の間隔Kを隔てて突設する2本の係合ピン1
3,14の配設態様と、記録動作時に使用される複数の
レンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板17の1
端部近くに、所定の間隔Kを隔てて突設する2本の係合
ピン18,19の配設態様とは、既述のように全く同一
の配設態様とされるのであるが、前記した両者の2本ず
つの係合ピン13,14、18,19における所定の間
隔Kの中間点の位置を、前記した2本ずつの係合ピン1
3,14、18,19が、それぞれが突設されるべきレ
ンズ板4,17における横方向における中心位置からず
らすようにして、前記した2本ずつの係合ピン13,1
4、18,19をレンズ板5,17に設けた構成にする
と、感光性記録媒体5及び記録済み感光性記録媒体22
を、レンズ板5,17に正しい装着姿態で装着するだけ
で、感光性記録媒体5及び記録済み感光性記録媒体22
の表裏の関係が自動的に正しい状態で、それぞれのレン
ズ板5,17に装着されることになるために、感光性記
録媒体5及び記録済み感光性記録媒体22をレンズ板
5,17に装着させる場合に、感光性記録媒体5及び記
録済み感光性記録媒体22の表裏を判別する手間が省け
ることになる。
ズを配列してなる立体画像記録用レンズ板4の1端部近
くに、所定の間隔Kを隔てて突設する2本の係合ピン1
3,14の配設態様と、記録動作時に使用される複数の
レンズを配列してなる立体画像再生用レンズ板17の1
端部近くに、所定の間隔Kを隔てて突設する2本の係合
ピン18,19の配設態様とは、既述のように全く同一
の配設態様とされるのであるが、前記した両者の2本ず
つの係合ピン13,14、18,19における所定の間
隔Kの中間点の位置を、前記した2本ずつの係合ピン1
3,14、18,19が、それぞれが突設されるべきレ
ンズ板4,17における横方向における中心位置からず
らすようにして、前記した2本ずつの係合ピン13,1
4、18,19をレンズ板5,17に設けた構成にする
と、感光性記録媒体5及び記録済み感光性記録媒体22
を、レンズ板5,17に正しい装着姿態で装着するだけ
で、感光性記録媒体5及び記録済み感光性記録媒体22
の表裏の関係が自動的に正しい状態で、それぞれのレン
ズ板5,17に装着されることになるために、感光性記
録媒体5及び記録済み感光性記録媒体22をレンズ板
5,17に装着させる場合に、感光性記録媒体5及び記
録済み感光性記録媒体22の表裏を判別する手間が省け
ることになる。
【0102】前記のように複数のレンズを配列してなる
立体画像再生用レンズ板17に対して記録済み感光性記
録媒体22を組合わせた状態のものは、それを立体画像
観察装置(ビューア)に装着することにより立体画像を
観察することができる。前記した立体画像観察装置とし
ては、例えば、前記した複数のレンズを配列してなる立
体画像再生用レンズ板17に対して記録済み感光性記録
媒体22を組合わせた状態のものの周囲の部分が係合で
きる部材と、拡散板と光源とを容器内に備えて構成され
ているものを用いることができる。そして、立体画像観
察装置に装着された複数のレンズを配列してなる立体画
像再生用レンズ板17に対して記録済み感光性記録媒体
22を組合わせた状態のものの記録済み感光性記録媒体
22の裏面側に、光源(例えば蛍光灯管)から放射され
た照明光を拡散板を介して供給すると、複数のレンズを
配列してなる立体画像再生用レンズ板17の前面におけ
る視域内で、立体画像を観察することができる。
立体画像再生用レンズ板17に対して記録済み感光性記
録媒体22を組合わせた状態のものは、それを立体画像
観察装置(ビューア)に装着することにより立体画像を
観察することができる。前記した立体画像観察装置とし
ては、例えば、前記した複数のレンズを配列してなる立
体画像再生用レンズ板17に対して記録済み感光性記録
媒体22を組合わせた状態のものの周囲の部分が係合で
きる部材と、拡散板と光源とを容器内に備えて構成され
ているものを用いることができる。そして、立体画像観
察装置に装着された複数のレンズを配列してなる立体画
像再生用レンズ板17に対して記録済み感光性記録媒体
22を組合わせた状態のものの記録済み感光性記録媒体
22の裏面側に、光源(例えば蛍光灯管)から放射され
た照明光を拡散板を介して供給すると、複数のレンズを
配列してなる立体画像再生用レンズ板17の前面におけ
る視域内で、立体画像を観察することができる。
【0103】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の立体画像記録装置は、プロジェクタ3
から投影されて、複数のレンズよりなる立体画像記録用
レンズ板を介して感光性記録媒体に記録される立体画像
が、記録時画素ピツチだけシフトされた状態により画素
の相互間の暗部分がない状態となるから、本発明の立体
画像記録装置によって記録された記録済み感光性記録媒
体から再生された立体画像には干渉縞が生じることがな
く、良好な立体画像を再生できる。また、プロジェクタ
の投影レンズ系中に絞りを設けたことにより、記録画像
の解像度の低下が防止できるとともに、記録画像枚数を
増加できるので、所謂ぬけを発生させないようにでき、
また、記録画像枚数に適した条件で、良好な記録動作が
でき、さらに、記録画像とレンズピッチとの干渉による
モアレの発生もなくすることが容易であり、さらにま
た、異なった記録画像枚数には適応した記録動作が可能
である他に、記録画像の輝度分布を均一化でき、また、
本発明の立体記録装置で立体画像が記録された記録済み
感光性記録媒体は、複数のレンズを配列してなる立体画
像再生用レンズ板に対して、迅速正確に装着させること
も容易であり、本発明によれば、従来の問題点は良好に
解決できる。
なように本発明の立体画像記録装置は、プロジェクタ3
から投影されて、複数のレンズよりなる立体画像記録用
レンズ板を介して感光性記録媒体に記録される立体画像
が、記録時画素ピツチだけシフトされた状態により画素
の相互間の暗部分がない状態となるから、本発明の立体
画像記録装置によって記録された記録済み感光性記録媒
体から再生された立体画像には干渉縞が生じることがな
く、良好な立体画像を再生できる。また、プロジェクタ
の投影レンズ系中に絞りを設けたことにより、記録画像
の解像度の低下が防止できるとともに、記録画像枚数を
増加できるので、所謂ぬけを発生させないようにでき、
また、記録画像枚数に適した条件で、良好な記録動作が
でき、さらに、記録画像とレンズピッチとの干渉による
モアレの発生もなくすることが容易であり、さらにま
た、異なった記録画像枚数には適応した記録動作が可能
である他に、記録画像の輝度分布を均一化でき、また、
本発明の立体記録装置で立体画像が記録された記録済み
感光性記録媒体は、複数のレンズを配列してなる立体画
像再生用レンズ板に対して、迅速正確に装着させること
も容易であり、本発明によれば、従来の問題点は良好に
解決できる。
【図1】本発明の立体画像記録装置の一例の概略構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の立体画像記録装置の一部の概略構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本発明の立体画像記録装置の一部の概略構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】立体画像記録装置の問題点の説明用の図であ
る。
る。
【図5】本発明の立体画像記録装置の動作説明用の図で
ある。
ある。
【図6】図5の動作説明用の図である。
【図7】レンズ板と感光性記録媒体との係合手段の説明
用の図である。
用の図である。
【図8】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図であ
る。
る。
【図9】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図であ
る。
る。
【図10】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図で
ある。
ある。
【図11】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図で
ある。
ある。
【図12】絞りの構成例を示す図である。
【図13】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図で
ある。
ある。
【図14】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図で
ある。
ある。
【図15】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図で
ある。
ある。
【図16】立体画像記録装置の記録動作の説明用の図で
ある。
ある。
【図17】先の発明の立体画像記録装置の動作説明用の
図である。
図である。
【図18】図17の動作説明用の図である。
1…被写体、2…単眼カメラ、3…プロジェクタ、4…
立体画像記録用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板)、5…感光性記録媒体、6…
投影レンズ系、7…絞り、13,14,18,19…係
合ピン、15,16…係合孔、17…立体画像再生用レ
ンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板)、22…記録済み感光性記録媒体、23…アク
ティブマトリクス液晶表示素子、24…固定部材、25
…カム、26a…ウォーム、28…モータ、29,3
0,32,33…ガイド部材、31…Y軸ベース、39
…光学部材。
立体画像記録用レンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリ
カル凸レンズ・アレイ板)、5…感光性記録媒体、6…
投影レンズ系、7…絞り、13,14,18,19…係
合ピン、15,16…係合孔、17…立体画像再生用レ
ンズ板(蠅の目レンズ板、シリンドリカル凸レンズ・ア
レイ板)、22…記録済み感光性記録媒体、23…アク
ティブマトリクス液晶表示素子、24…固定部材、25
…カム、26a…ウォーム、28…モータ、29,3
0,32,33…ガイド部材、31…Y軸ベース、39
…光学部材。
Claims (6)
- 【請求項1】 被写体における特定な点を含む平面内
に、前記した特定な点を頂点として設定された領域を等
分割する放射状の複数本の直線における各個別の直線
を、それぞれ撮影レンズの光軸として被写体を撮影した
ときに、それぞれ個別に得られるべき被写体の画像を、
プロジェクタによって投影の対象とされる複数枚の被写
体の画像における各個別の被写体の画像として用い、前
記した被写体の画像における各個別の画像を撮影したと
きの撮影レンズの光軸の方向に光軸を合致させた投影レ
ンズを有するプロジェクタによって、前記した複数枚の
被写体の画像における各個別の被写体の画像を、蠅の目
レンズ板やシリンドリカル凸レンズ・アレイ板のよう
に、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板の焦点面に設置された感光性記録媒体に結像させてな
る立体画像記録装置において、前記のプロジェクタから
投影されて、複数のレンズを配列してなる立体画像記録
用レンズ板を介して感光性記録媒体に結像される各個別
の画像毎に、画像の記録中に画素が相対的に画素ピッチ
だけシフトされた状態の所定の枚数の複数枚の同一画像
が、前記の感光性記録媒体に記録される手段を設けてな
る立体画像記録装置。 - 【請求項2】 被写体における特定な点を含む平面内
に、前記した特定な点を頂点として設定された領域を等
分割する放射状の複数本の直線における各個別の直線
を、それぞれ撮影レンズの光軸として被写体を撮影した
ときに、それぞれ個別に得られるべき被写体の画像を、
プロジェクタによって投影の対象とされる複数枚の被写
体の画像における各個別の被写体の画像として用い、前
記した被写体の画像における各個別の画像を撮影したと
きの撮影レンズの光軸の方向に光軸の方向を合致させて
あるとともに、絞りを備えている投影レンズを有するプ
ロジェクタによって、前記した複数枚の被写体の画像に
おける各個別の被写体の画像を、蠅の目レンズ板やシリ
ンドリカル凸レンズ・アレイ板のように、複数のレンズ
を配列してなる立体画像記録用レンズ板の焦点面に設置
された感光性記録媒体に結像させるようにした立体画像
記録装置において、前記のプロジェクタから投影され
て、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用レンズ
板を介して感光性記録媒体に結像される各個別の画像毎
に、画像の記録中に画素が相対的に画素ピッチだけシフ
トされた状態の所定の枚数の複数枚の同一画像が、前記
の感光性記録媒体に記録されるようにする手段を設けて
なる立体画像記録装置。 - 【請求項3】 アクティブマトリクス液晶表示素子に表
示させた画像をプロジェクタから投影させるようにする
とともに、前記のアクティブマトリクス液晶表示素子を
駆動変位させて、複数のレンズを配列してなる立体画像
記録用レンズ板を介して感光性記録媒体に結像される各
個別の画像毎に、画素が相対的に画素ピッチだけシフト
された状態の所定の枚数の複数枚の同一画像を記録させ
るようにした請求項1または請求項2の立体画像記録装
置。 - 【請求項4】 プロジェクタから投影されて、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板を介して感
光性記録媒体に結像される各個別の画像毎に、画素が相
対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の
複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記録され
るように、複数のレンズを配列してなる立体画像記録用
レンズ板を駆動変位するようにした請求項1または請求
項2の立体画像記録装置。 - 【請求項5】 プロジェクタから投影されて、複数のレ
ンズを配列してなる立体画像記録用レンズ板を介して感
光性記録媒体に結像される各個別の画像毎に、画素が相
対的に画素ピッチだけシフトされた状態の所定の枚数の
複数枚の同一画像が、前記の感光性記録媒体に記録され
るように、画像が投影されている光路中に配置されてい
る光学部材を駆動変位するようにした請求項1または請
求項2の立体画像記録装置。 - 【請求項6】 蠅の目レンズ板やシリンドリカル凸レン
ズ・アレイ板のように、複数のレンズを配列してなる立
体画像記録用レンズ板と、前記の複数のレンズを配列し
てなる立体画像記録用レンズ板に対して着脱自在に装着
されるべき感光性記録媒体との位置関係と、前記の両者
を組合わせて立体画像を記録して得た記録済み感光性記
録媒体を装着して立体画像を再生する際に使用される蠅
の目レンズ板やシリンドリカル凸レンズ・アレイ板のよ
うに、複数のレンズを配列してなる立体画像再生用レン
ズ板に対して着脱自在に装着されるべき記録済み感光性
記録媒体とされる感光性記録媒体との位置関係とが同一
となるように、前記した組合わせ使用される各構成部材
間の位置関係を共通に規制できる位置関係の規制手段を
設けてなる請求項1乃至請求項5の何れかの立体画像記
録装置。 【0001】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9851298A JPH11282099A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 立体画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9851298A JPH11282099A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 立体画像記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11282099A true JPH11282099A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14221711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9851298A Pending JPH11282099A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 立体画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11282099A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9864260B2 (en) | 2015-08-26 | 2018-01-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image display apparatus and image display unit |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP9851298A patent/JPH11282099A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9864260B2 (en) | 2015-08-26 | 2018-01-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image display apparatus and image display unit |
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