JPH11282140A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いたカラー画像形成方法 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いたカラー画像形成方法Info
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- JPH11282140A JPH11282140A JP10101886A JP10188698A JPH11282140A JP H11282140 A JPH11282140 A JP H11282140A JP 10101886 A JP10101886 A JP 10101886A JP 10188698 A JP10188698 A JP 10188698A JP H11282140 A JPH11282140 A JP H11282140A
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- JP
- Japan
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- group
- color
- photosensitive material
- substituent
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/15—Moving nozzle or nozzle plate
Landscapes
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 色相の良好で簡易迅速で脱銀不要な処理に対
応できるハロゲン化銀カラー写真感光材料を用い、低廃
液量で処理感光材料の全面において均一な発色性を可能
にするカラー画像形成方法を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも一層の写真構成層
を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に、発色現像
主薬を含有しないアルカリ性処理液を用い発色現像処理
するカラー画像形成方法で、ハロゲン化銀感光材料は写
真構成層のいずれかに少なくとも一種の色素形成カプラ
ーと一種のハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体
がカプラーとカップリングすることによって可視域に吸
収を持つ色素を形成する化合物もしくはその前駆体を含
有し、感光材料の全ての塗布層の銀量を銀換算で0.0
03〜0.3g/m2 でアルカリ性処理液の感光材料上
への供給が行われた後、過酸化物含有液の感光材料への
供給が、複数のノズル孔から液滴噴射させて行われる。
応できるハロゲン化銀カラー写真感光材料を用い、低廃
液量で処理感光材料の全面において均一な発色性を可能
にするカラー画像形成方法を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも一層の写真構成層
を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に、発色現像
主薬を含有しないアルカリ性処理液を用い発色現像処理
するカラー画像形成方法で、ハロゲン化銀感光材料は写
真構成層のいずれかに少なくとも一種の色素形成カプラ
ーと一種のハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体
がカプラーとカップリングすることによって可視域に吸
収を持つ色素を形成する化合物もしくはその前駆体を含
有し、感光材料の全ての塗布層の銀量を銀換算で0.0
03〜0.3g/m2 でアルカリ性処理液の感光材料上
への供給が行われた後、過酸化物含有液の感光材料への
供給が、複数のノズル孔から液滴噴射させて行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー写真技術に関
し、発色性、保存安定性、色像堅牢性や色相の良好で簡
易迅速で脱銀不要な処理に対応できるハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を用い、少量の処理液を均一で安定に塗
り付けることが可能な処理液の塗布方法を用いて処理す
ることで、「低廃液量」と「処理変動減」をともに可能
とするカラー画像形成方法に関する。
し、発色性、保存安定性、色像堅牢性や色相の良好で簡
易迅速で脱銀不要な処理に対応できるハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を用い、少量の処理液を均一で安定に塗
り付けることが可能な処理液の塗布方法を用いて処理す
ることで、「低廃液量」と「処理変動減」をともに可能
とするカラー画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー写真感光材料は、露光
後、発色現像することにより、酸化されたp−フェニレ
ンジアミン誘導体とカプラーが反応し画像が形成され
る。この方式においては減色法による色再現法が用いら
れ、青、緑、及び赤を再現する為にはそれぞれの補色の
関係にあるイエロー、マゼンタ、及びシアンの色画像が
形成される。
後、発色現像することにより、酸化されたp−フェニレ
ンジアミン誘導体とカプラーが反応し画像が形成され
る。この方式においては減色法による色再現法が用いら
れ、青、緑、及び赤を再現する為にはそれぞれの補色の
関係にあるイエロー、マゼンタ、及びシアンの色画像が
形成される。
【0003】発色現像は、露光されたカラー写真感光材
料をp−フェニレンジアミン誘導体含有アルカリ水溶液
(発色現像液)中に浸漬することで達成される。
料をp−フェニレンジアミン誘導体含有アルカリ水溶液
(発色現像液)中に浸漬することで達成される。
【0004】p−フェニレンジアミン誘導体の酸化は感
光材料中のハロゲン化銀によって行われるが、感光材料
中の銀は現像した後、金属銀として感光材料中に残存し
てしまう。金属銀は黒色を示し、色素画像の純度を落と
してしまうため、感光材料中から除去することが好まし
い。従来、金属銀を漂白し銀イオンとし、定着すること
によって現像されていないハロゲン化銀と共に感光材料
中から除去していた。この様な漂白定着を行う漂白定着
液中には多量の鉄等の無機塩、キレート剤等が含まれて
いるため、漂白定着液の廃棄処理は大きな間題となって
いる。また、分散処理を行うミニラボなどの場合では装
置は小型であることが好ましいが、この漂白定着工程を
施すためには処理タンク、漂白定着液をストックしてお
くタンクなどが必要であり装置の小型化を妨げる1因と
なっている。このような漂白定着工程をなくす方法の一
つとして日本写真学会誌51巻第3号191頁(198
8年)および特公昭61−48148号、同63−20
330号、同63−20332号、特開平3−1118
44号等に記載の過酸化水素による補力処理を行う方法
が挙げられる。補力処理により、現像銀上で増幅された
画像が形成されるため、大幅に低銀化された感光材料を
使用しても必要画像濃度を得ることができる。そのた
め、金属銀による色汚染は無視できる程度にすることが
出来、漂白定着する必要が無くなる。
光材料中のハロゲン化銀によって行われるが、感光材料
中の銀は現像した後、金属銀として感光材料中に残存し
てしまう。金属銀は黒色を示し、色素画像の純度を落と
してしまうため、感光材料中から除去することが好まし
い。従来、金属銀を漂白し銀イオンとし、定着すること
によって現像されていないハロゲン化銀と共に感光材料
中から除去していた。この様な漂白定着を行う漂白定着
液中には多量の鉄等の無機塩、キレート剤等が含まれて
いるため、漂白定着液の廃棄処理は大きな間題となって
いる。また、分散処理を行うミニラボなどの場合では装
置は小型であることが好ましいが、この漂白定着工程を
施すためには処理タンク、漂白定着液をストックしてお
くタンクなどが必要であり装置の小型化を妨げる1因と
なっている。このような漂白定着工程をなくす方法の一
つとして日本写真学会誌51巻第3号191頁(198
8年)および特公昭61−48148号、同63−20
330号、同63−20332号、特開平3−1118
44号等に記載の過酸化水素による補力処理を行う方法
が挙げられる。補力処理により、現像銀上で増幅された
画像が形成されるため、大幅に低銀化された感光材料を
使用しても必要画像濃度を得ることができる。そのた
め、金属銀による色汚染は無視できる程度にすることが
出来、漂白定着する必要が無くなる。
【0005】この様な補力処理を行う場合、発色現像液
中にはハロゲン化銀によって酸化された後、カプラーと
カップリングして色素を形成するp−フェニレンジアミ
ン誘導体、銀を補力する過酸化水素等の過酸化物、カプ
ラーやp−フェニレンジアミン誘導体を解離させ反応を
促進するアルカリが必須である。しかしなから、p−フ
ェニレンジアミン誘導体と過酸化水素等の過酸化物が共
存する場合、過酸化水素等の過酸化物がp−フェニレン
ジアミン誘導体を分解してしまうという問題点が生じ
る。また、アルカリ状態であると過酸化水素等の過酸化
物はそれ自体分解しやすくなるという間題点を生じる。
中にはハロゲン化銀によって酸化された後、カプラーと
カップリングして色素を形成するp−フェニレンジアミ
ン誘導体、銀を補力する過酸化水素等の過酸化物、カプ
ラーやp−フェニレンジアミン誘導体を解離させ反応を
促進するアルカリが必須である。しかしなから、p−フ
ェニレンジアミン誘導体と過酸化水素等の過酸化物が共
存する場合、過酸化水素等の過酸化物がp−フェニレン
ジアミン誘導体を分解してしまうという問題点が生じ
る。また、アルカリ状態であると過酸化水素等の過酸化
物はそれ自体分解しやすくなるという間題点を生じる。
【0006】このような補力用発色現像液を安定にする
ためには、発色現像液中からp−フェニレンジアミン誘
導体を除去することが考えられる。
ためには、発色現像液中からp−フェニレンジアミン誘
導体を除去することが考えられる。
【0007】発色現像液からp−フェニレンジアミン誘
導体を除去すると発色は起こらなくなる。この様な間題
点を解決する方法の一つとして感光材料中にp−フェニ
レンジアミン誘導体もしくはそれと同様の働きをする化
合物を感光材料中に含有させる方法が考えられる。p−
フェニレンジアミン誘導体もしくはそれと同様の働きを
する化合物を感光材料中に内蔵しておけば、p−フェニ
レンジアミン誘導体を処理液中に含有させる必要がなく
なる。p−フェニレンジアミン誘導体もしくはそれと同
様の働きをする化合物を感光材料中に含有させる方法と
して、例えば、芳香族第一級アミンまたはその前駆体を
感光材料中に内蔵する方法があり、内蔵可能な芳香族第
一級アミン現像主薬またはその前駆体としては、米国特
許第2507114号、同3764328号、同406
0418号、特開昭56−6235号、同58−192
031号、特願平9−266793号、同9−2655
68号、同9−265569号等に記載の化合物が挙げ
られる。この中で特願平9−266793号、同9−2
65568号、同9−265569号等に記載の過酸化
物による転位反応を用いて芳香族第一級アミンを放出す
る化合物が保存性安定性と発色性の両立という点で優れ
ている。いまひとつの有効な手段は、例えば、欧州特許
第0545491A1号、同第565165A1号、特
開平8−286340号、同8−292529号、同8
−297354号、同8−320542号、同8−29
2531号等に記載のヒドラジン化合物、米国特許第4
021240号、リサーチディスクロージャー1510
8(1976年11月)等に記載のスルホンアミドフェ
ノール化合物等の安定な発色用還元剤を親水性コロイド
層中に内蔵する方法が挙げられる。これらの発色用還元
剤は保存安定性に優れ、また、高い発色性を有するとい
う特徴を持っている。
導体を除去すると発色は起こらなくなる。この様な間題
点を解決する方法の一つとして感光材料中にp−フェニ
レンジアミン誘導体もしくはそれと同様の働きをする化
合物を感光材料中に含有させる方法が考えられる。p−
フェニレンジアミン誘導体もしくはそれと同様の働きを
する化合物を感光材料中に内蔵しておけば、p−フェニ
レンジアミン誘導体を処理液中に含有させる必要がなく
なる。p−フェニレンジアミン誘導体もしくはそれと同
様の働きをする化合物を感光材料中に含有させる方法と
して、例えば、芳香族第一級アミンまたはその前駆体を
感光材料中に内蔵する方法があり、内蔵可能な芳香族第
一級アミン現像主薬またはその前駆体としては、米国特
許第2507114号、同3764328号、同406
0418号、特開昭56−6235号、同58−192
031号、特願平9−266793号、同9−2655
68号、同9−265569号等に記載の化合物が挙げ
られる。この中で特願平9−266793号、同9−2
65568号、同9−265569号等に記載の過酸化
物による転位反応を用いて芳香族第一級アミンを放出す
る化合物が保存性安定性と発色性の両立という点で優れ
ている。いまひとつの有効な手段は、例えば、欧州特許
第0545491A1号、同第565165A1号、特
開平8−286340号、同8−292529号、同8
−297354号、同8−320542号、同8−29
2531号等に記載のヒドラジン化合物、米国特許第4
021240号、リサーチディスクロージャー1510
8(1976年11月)等に記載のスルホンアミドフェ
ノール化合物等の安定な発色用還元剤を親水性コロイド
層中に内蔵する方法が挙げられる。これらの発色用還元
剤は保存安定性に優れ、また、高い発色性を有するとい
う特徴を持っている。
【0008】補力用発色現像液からp−フェニレンジア
ミン誘導体を除去しても、まだ、補力用発色現像液中に
はアルカリと過酸化水素などの過酸化物が共存してお
り、過酸化水素等の過酸化物の安定性が保てない。それ
を解決するためにはアルカリと過酸化水素を別々に感光
材料中に供給することが考えられる。通常のタンク処理
でアルカリ液と過酸化物含有液を供給する場合、始めに
供給したアルカリ液が徐々に過酸化物含有液に持ち込ま
れ過酸化物含有液の安定性が悪くなるという問題点が生
じる。そのために後段の過酸化物含有液は感光材料と接
触したものは長期使用できない。従って過酸化物含有液
は使いきりにすることが必要であるが、タンク処理では
大量の廃液が出てしまうという問題点を生じる。
ミン誘導体を除去しても、まだ、補力用発色現像液中に
はアルカリと過酸化水素などの過酸化物が共存してお
り、過酸化水素等の過酸化物の安定性が保てない。それ
を解決するためにはアルカリと過酸化水素を別々に感光
材料中に供給することが考えられる。通常のタンク処理
でアルカリ液と過酸化物含有液を供給する場合、始めに
供給したアルカリ液が徐々に過酸化物含有液に持ち込ま
れ過酸化物含有液の安定性が悪くなるという問題点が生
じる。そのために後段の過酸化物含有液は感光材料と接
触したものは長期使用できない。従って過酸化物含有液
は使いきりにすることが必要であるが、タンク処理では
大量の廃液が出てしまうという問題点を生じる。
【0009】液量を減らすためには特開昭63−235
940号、同64−26855号、特開平2−1186
33号、同2−137843号などに記載のスリット現
像を行う方法がある。この方法を用いれば少ない液量で
も使いきり処理は可能であるが、それでもタンクを用い
て補充処理を行う場合と同等にするためには数十ミクロ
ンのスリット幅にしなければならず、感光材料をそのス
リットの間に通すのは大変困難である。これらの方法に
対して、処理液を少量、均等に感光材料表面に塗り付け
る処理が考えられる。塗り付ける方法としては特許26
12205号等に記載されているローラーコート、フェ
ルト布、スポンジコート等で塗り付ける方法、特開平6
−324455号、同9−17927号に記載の細いノ
ズルから噴霧し、処理液を吹き付ける方法がある。処理
液を感光材料表面に塗りつける場合も塗布装置の塗布部
分と感光材料が接触する場合では、塗布部分が徐々にア
ルカリで汚染されていき、塗布部分で過酸化物が分解
し、気泡による塗布液の塗り付けムラなどの問題点を生
じてしまう。従って過酸化物含有液を感光材料表面上に
塗り付けるためには非接触で感光材料上に塗設する方法
を用いることが必要であり、特に特開平9−17927
2号に記載された処理液塗布装置を用いた処理液の塗り
付け方法が有効である。
940号、同64−26855号、特開平2−1186
33号、同2−137843号などに記載のスリット現
像を行う方法がある。この方法を用いれば少ない液量で
も使いきり処理は可能であるが、それでもタンクを用い
て補充処理を行う場合と同等にするためには数十ミクロ
ンのスリット幅にしなければならず、感光材料をそのス
リットの間に通すのは大変困難である。これらの方法に
対して、処理液を少量、均等に感光材料表面に塗り付け
る処理が考えられる。塗り付ける方法としては特許26
12205号等に記載されているローラーコート、フェ
ルト布、スポンジコート等で塗り付ける方法、特開平6
−324455号、同9−17927号に記載の細いノ
ズルから噴霧し、処理液を吹き付ける方法がある。処理
液を感光材料表面に塗りつける場合も塗布装置の塗布部
分と感光材料が接触する場合では、塗布部分が徐々にア
ルカリで汚染されていき、塗布部分で過酸化物が分解
し、気泡による塗布液の塗り付けムラなどの問題点を生
じてしまう。従って過酸化物含有液を感光材料表面上に
塗り付けるためには非接触で感光材料上に塗設する方法
を用いることが必要であり、特に特開平9−17927
2号に記載された処理液塗布装置を用いた処理液の塗り
付け方法が有効である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は発色
性、保存安定性、色像堅牢性や色相の良好で簡易迅速で
脱銀不要な処理に対応できるハロゲン化銀カラー写真感
光材料を用い、少量の処理液を均一で安定に塗り付ける
ことが可能な処理液の塗布方法を用いて処理すること
で、「低廃液量」と「処理変動減」をともに可能とする
カラー画像形成方法に関する。本発明の目的はハロゲン
化銀カラー写真感光材料を少量の処理液で処理すること
ができ、しかも処理液を重ねて塗り付けた感光材料の端
縁部までムラなく十分発色させて、処理感光材料の全面
において均一な発色性の発現を可能にするカラー画像形
成方法を提供することにある。
性、保存安定性、色像堅牢性や色相の良好で簡易迅速で
脱銀不要な処理に対応できるハロゲン化銀カラー写真感
光材料を用い、少量の処理液を均一で安定に塗り付ける
ことが可能な処理液の塗布方法を用いて処理すること
で、「低廃液量」と「処理変動減」をともに可能とする
カラー画像形成方法に関する。本発明の目的はハロゲン
化銀カラー写真感光材料を少量の処理液で処理すること
ができ、しかも処理液を重ねて塗り付けた感光材料の端
縁部までムラなく十分発色させて、処理感光材料の全面
において均一な発色性の発現を可能にするカラー画像形
成方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以下の方
法により達成されることを見い出した。 (1)支持体上に少なくとも一層の写真構成層を有する
ハロゲン化銀カラー写真感光材料に、実質的に発色現像
主薬を含有しないアルカリ性処理液を用い発色現像処理
するカラー画像形成方法において、該ハロゲン化銀感
光材料が該写真構成層のいずれかに少なくとも一種の色
素形成カプラーと少なくとも一種のハロゲン化銀によっ
て酸化され、その酸化体がカプラーとカップリングする
ことによって可視域に吸収を持つ色素を形成する化合物
もしくはその前駆体を含有し、該感光材料の全ての塗
布層の銀量を合計した塗布銀量が銀換算で0.003〜
0.3g/m2 であり、該アルカリ性処理液を該感光
材料上への供給した後に、過酸化物含有液の該感光材料
上への供給が、複数のノズル孔から液滴噴射し、これら
のノズル孔から噴射されて相互に隣接して該感光材料に
付着された3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状
態で接して該感光材料上に付着される方法によって行わ
れ、該過酸化物含有液の表面張力が該アルカリ性処理
液の表面張力と比べて10dyn/cmより大きくない
ことを特徴とするカラー画像形成方法。 (2)該ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が
カプラーとカップリングすることによって可視域に吸収
を持つ色素を形成する化合物が下記一般式(I)または
(II)で表されることを特徴とする(1)項に記載のカ
ラー画像形成方法。
法により達成されることを見い出した。 (1)支持体上に少なくとも一層の写真構成層を有する
ハロゲン化銀カラー写真感光材料に、実質的に発色現像
主薬を含有しないアルカリ性処理液を用い発色現像処理
するカラー画像形成方法において、該ハロゲン化銀感
光材料が該写真構成層のいずれかに少なくとも一種の色
素形成カプラーと少なくとも一種のハロゲン化銀によっ
て酸化され、その酸化体がカプラーとカップリングする
ことによって可視域に吸収を持つ色素を形成する化合物
もしくはその前駆体を含有し、該感光材料の全ての塗
布層の銀量を合計した塗布銀量が銀換算で0.003〜
0.3g/m2 であり、該アルカリ性処理液を該感光
材料上への供給した後に、過酸化物含有液の該感光材料
上への供給が、複数のノズル孔から液滴噴射し、これら
のノズル孔から噴射されて相互に隣接して該感光材料に
付着された3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状
態で接して該感光材料上に付着される方法によって行わ
れ、該過酸化物含有液の表面張力が該アルカリ性処理
液の表面張力と比べて10dyn/cmより大きくない
ことを特徴とするカラー画像形成方法。 (2)該ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が
カプラーとカップリングすることによって可視域に吸収
を持つ色素を形成する化合物が下記一般式(I)または
(II)で表されることを特徴とする(1)項に記載のカ
ラー画像形成方法。
【0012】
【化10】
【0013】
【化11】
【0014】式中、R1 〜R4 は水素原子または置換基
を表す。A1 、A2 は水酸基または置換アミノ基を表
す。Xは-CO-、-SO-、-SO2-、 -PO<から選ばれる2価以上
の連結基を表す。Y1K、Z1Kは窒素原子または-CR5=
(R5は水素原子または置換基)で表される基を表す。k
は0以上の整数を表す。Pはプロトン解離性基またはカ
チオンとなりうる基を表し、本化合物と露光されたハロ
ゲン化銀との酸化還元反応により生じた酸化体が、カプ
ラーとカップリングした後、Pからの電子移動を引き金
とするN−X結合の切断およびカプラーのカップリング
部位に結合した置換基の脱離により色素を形成する機能
を有する。Yは2価の連結基を表す。Zは求核性基であ
って、本化合物が酸化された際に、Xに攻撃可能な基を
表す。nはXが-PO <のとき1又は2であり、Xがその
他の基であるとき1である。R1 とR2 、R3 とR4 お
よびY1K、Z1K、Pから任意に選ばれる2つ以上の原子
または置換基間でそれぞれ独立に互いに結合して環を形
成しても良い。 (3)該ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が
カプラーとカップリングすることによって可視域に吸収
を持つ色素を形成する化合物が下記一般式(III)で表さ
れることを特徴とする(1)項に記載のカラー画像形成
方法。
を表す。A1 、A2 は水酸基または置換アミノ基を表
す。Xは-CO-、-SO-、-SO2-、 -PO<から選ばれる2価以上
の連結基を表す。Y1K、Z1Kは窒素原子または-CR5=
(R5は水素原子または置換基)で表される基を表す。k
は0以上の整数を表す。Pはプロトン解離性基またはカ
チオンとなりうる基を表し、本化合物と露光されたハロ
ゲン化銀との酸化還元反応により生じた酸化体が、カプ
ラーとカップリングした後、Pからの電子移動を引き金
とするN−X結合の切断およびカプラーのカップリング
部位に結合した置換基の脱離により色素を形成する機能
を有する。Yは2価の連結基を表す。Zは求核性基であ
って、本化合物が酸化された際に、Xに攻撃可能な基を
表す。nはXが-PO <のとき1又は2であり、Xがその
他の基であるとき1である。R1 とR2 、R3 とR4 お
よびY1K、Z1K、Pから任意に選ばれる2つ以上の原子
または置換基間でそれぞれ独立に互いに結合して環を形
成しても良い。 (3)該ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が
カプラーとカップリングすることによって可視域に吸収
を持つ色素を形成する化合物が下記一般式(III)で表さ
れることを特徴とする(1)項に記載のカラー画像形成
方法。
【0015】
【化12】
【0016】式中、R11は置換基を有してもよいアリー
ル基またはヘテロ環基であり、R12は置換基を有しても
よいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリー
ル基またはヘテロ環基である。X0 は−SO2 −、−C
O−、−COCO−、−CO−O−、−CONH
(R13)−、−COCO−O−、−COCO−N
(R13)−または−SO2 −NH(R13)−である。こ
こでR13は水素原子またはR12で述べた基である。 (4)一般式(III)で表される化合物が一般式(IV)ま
たは(V)で表されることを特徴とする(3)項に記載
のカラー画像形成方法。
ル基またはヘテロ環基であり、R12は置換基を有しても
よいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリー
ル基またはヘテロ環基である。X0 は−SO2 −、−C
O−、−COCO−、−CO−O−、−CONH
(R13)−、−COCO−O−、−COCO−N
(R13)−または−SO2 −NH(R13)−である。こ
こでR13は水素原子またはR12で述べた基である。 (4)一般式(III)で表される化合物が一般式(IV)ま
たは(V)で表されることを特徴とする(3)項に記載
のカラー画像形成方法。
【0017】
【化13】
【0018】式中、Z1 はアシル基、カルバモイル基、
アルコキシカルボニル基、またはアリールオキシカルボ
ニル基を表し、Z2 はカルバモイル基、アルコキシカル
ボニル基、またはアリールオキシカルボニル基を表し、
X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子または置換基
を表す。但し、X1 、X3 、X5 のハメットの置換基定
数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数σm値の
和は0.08以上、3.80以下である。R3aはヘテロ
環基を表す。 (5)一般式(IV)および(V)で表される化合物がそ
れぞれ一般式(VI)および(VII)で表されることを特徴
とする(4)項に記載のカラー画像形成方法。
アルコキシカルボニル基、またはアリールオキシカルボ
ニル基を表し、Z2 はカルバモイル基、アルコキシカル
ボニル基、またはアリールオキシカルボニル基を表し、
X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子または置換基
を表す。但し、X1 、X3 、X5 のハメットの置換基定
数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数σm値の
和は0.08以上、3.80以下である。R3aはヘテロ
環基を表す。 (5)一般式(IV)および(V)で表される化合物がそ
れぞれ一般式(VI)および(VII)で表されることを特徴
とする(4)項に記載のカラー画像形成方法。
【0019】
【化14】
【0020】式中、R1a、R2aは水素原子または置換基
を表し、X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子また
は置換基を表す。但し、X1 、X3 、X5 のハメットの
置換基定数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数
σmの和は0.80以上、3.80以下である。R3aは
ヘテロ環基を表す。 (6)一般式(VI) および(VII)で表される化合物がそ
れぞれ一般式(VIII) および(IX)で表されることを特
徴とする(5)項に記載のカラー画像形成方法。
を表し、X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子また
は置換基を表す。但し、X1 、X3 、X5 のハメットの
置換基定数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数
σmの和は0.80以上、3.80以下である。R3aは
ヘテロ環基を表す。 (6)一般式(VI) および(VII)で表される化合物がそ
れぞれ一般式(VIII) および(IX)で表されることを特
徴とする(5)項に記載のカラー画像形成方法。
【0021】
【化15】
【0022】式中、R4a、R5aは水素原子または置換基
を表し、R4a、R5aのうちいずれかは水素原子であり、
X6 、X7 、X8 、X9 、X10は水素原子、シアノ基、
スルホニル基、スルフィニル基、スルファモイル基、カ
ルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アシル基、トリフルオロメチル基、ハ
ロゲン原子、アシルオキシ基、アシルチオ基、またはヘ
テロ環基を表す。但し、X6 、X8 、X10のハメットの
置換基定数σp値とX7 、X9 のハメットの置換基定数
σm値の和は1.20以上、3.80以下である。Q1
はCとともに含窒素の5〜8員環のヘテロ環を形成する
のに必要な非金属原子群を表す。 (7)該ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が
カプラーとカップリングすることによって可視域に吸収
を持つ色素を形成する化合物の前駆体が下記一般式
(X)で表されることを特徴とする(1)項に記載のカ
ラー画像形成方法。
を表し、R4a、R5aのうちいずれかは水素原子であり、
X6 、X7 、X8 、X9 、X10は水素原子、シアノ基、
スルホニル基、スルフィニル基、スルファモイル基、カ
ルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アシル基、トリフルオロメチル基、ハ
ロゲン原子、アシルオキシ基、アシルチオ基、またはヘ
テロ環基を表す。但し、X6 、X8 、X10のハメットの
置換基定数σp値とX7 、X9 のハメットの置換基定数
σm値の和は1.20以上、3.80以下である。Q1
はCとともに含窒素の5〜8員環のヘテロ環を形成する
のに必要な非金属原子群を表す。 (7)該ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が
カプラーとカップリングすることによって可視域に吸収
を持つ色素を形成する化合物の前駆体が下記一般式
(X)で表されることを特徴とする(1)項に記載のカ
ラー画像形成方法。
【0023】
【化16】
【0024】式中、Arはアリール基またはヘテロ環基
を表し、Xはホルミル基が酸化作用をうけて発色現像主
薬を放出しうる位置に置換されたメチレン基を表し、L
は連結基を表し、mは0〜3の整数を表し、PPDは発
色現像主薬を表す。 (8)一般式(X)で表される化合物が一般式(XI)で
表されることを特徴とする(7)項に記載のカラー画像
形成方法。
を表し、Xはホルミル基が酸化作用をうけて発色現像主
薬を放出しうる位置に置換されたメチレン基を表し、L
は連結基を表し、mは0〜3の整数を表し、PPDは発
色現像主薬を表す。 (8)一般式(X)で表される化合物が一般式(XI)で
表されることを特徴とする(7)項に記載のカラー画像
形成方法。
【0025】
【化17】
【0026】式中、Rは水素原子、ヒドロキシル基、ハ
ロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、ヘテロ環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
シルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、
またはその他のアミノ基を表し、場合によってはR同士
が互いに連結して環を形成してもよい。−CH2 −はホ
ルミル基のオルトまたはパラ位に位置するメチレン基を
表し、Lは連結基を表し、PPDは発色現像主薬を表
し、lは整数を表し、nは1〜4の整数を表す。 (9)一般式(XI)で表される化合物が一般式(XII)で
表されることを特徴とする(8)項に記載のカラー画像
形成方法。
ロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、ヘテロ環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
シルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、
またはその他のアミノ基を表し、場合によってはR同士
が互いに連結して環を形成してもよい。−CH2 −はホ
ルミル基のオルトまたはパラ位に位置するメチレン基を
表し、Lは連結基を表し、PPDは発色現像主薬を表
し、lは整数を表し、nは1〜4の整数を表す。 (9)一般式(XI)で表される化合物が一般式(XII)で
表されることを特徴とする(8)項に記載のカラー画像
形成方法。
【0027】
【化18】
【0028】式中、R1 は水素原子、アルキル基、アリ
ール基、アシル基を表し、Rは一般式(XI)のそれと同
義である。−CH2 −はホルミル基のオルトまたは、パ
ラ位に位置するメチレン基を表し、PPDは発色現像主
薬を表し、rは0から3の整数を表す。
ール基、アシル基を表し、Rは一般式(XI)のそれと同
義である。−CH2 −はホルミル基のオルトまたは、パ
ラ位に位置するメチレン基を表し、PPDは発色現像主
薬を表し、rは0から3の整数を表す。
【0029】(10)該アルカリ性処理液の感光材料上
への供給方法が塗り付けによる供給方法であることを特
徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)または(9)項に記載のカラー
画像形成方法。 (11)該アルカリ性処理液の感光材料上への供給方法
が、複数のノズル孔から液滴噴射し、これらのノズル孔
から噴射されて相互に隣接して該感光材料に付着された
3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状態で接して
該感光材料上に付着される方法によって行われることを
特徴とする(10)項に記載のカラー画像形成方法。 (12)該アルカリ性処理液の表面張力が60dyn/
cm以下であることを特徴とする(11)項に記載のカ
ラー画像形成方法。 (13)感光材料中に塗設される該アルカリ性処理液と
該過酸化物含有液量の合計が100ml/m2 以下であ
ることを特徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、
(11)または(12)項に記載のカラー画像形成方
法。 (14)該アルカリ性処理液を塗布してから該過酸化物
含有液を塗布するまでの時間が10秒以下であることを
特徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)または(13)項に記載のカラー画像形
成方法。 (15)該過酸化物含有液が過酸化水素水溶液であるこ
とを特徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、
(11)、(12)、(13)または(14)に記載の
カラー画像形成方法。 (16)1画素当たりの露光時間が10-8〜10-4秒で
かつ隣接するラスター間の重なりがある走査露光で露光
することを特徴とする(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、
(10)、(11)、(12)、(13)、(14)、
(15)または(16)項に記載のカラー画像形成方
法。
への供給方法が塗り付けによる供給方法であることを特
徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)または(9)項に記載のカラー
画像形成方法。 (11)該アルカリ性処理液の感光材料上への供給方法
が、複数のノズル孔から液滴噴射し、これらのノズル孔
から噴射されて相互に隣接して該感光材料に付着された
3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状態で接して
該感光材料上に付着される方法によって行われることを
特徴とする(10)項に記載のカラー画像形成方法。 (12)該アルカリ性処理液の表面張力が60dyn/
cm以下であることを特徴とする(11)項に記載のカ
ラー画像形成方法。 (13)感光材料中に塗設される該アルカリ性処理液と
該過酸化物含有液量の合計が100ml/m2 以下であ
ることを特徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、
(11)または(12)項に記載のカラー画像形成方
法。 (14)該アルカリ性処理液を塗布してから該過酸化物
含有液を塗布するまでの時間が10秒以下であることを
特徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)または(13)項に記載のカラー画像形
成方法。 (15)該過酸化物含有液が過酸化水素水溶液であるこ
とを特徴とする(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、
(11)、(12)、(13)または(14)に記載の
カラー画像形成方法。 (16)1画素当たりの露光時間が10-8〜10-4秒で
かつ隣接するラスター間の重なりがある走査露光で露光
することを特徴とする(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)、
(10)、(11)、(12)、(13)、(14)、
(15)または(16)項に記載のカラー画像形成方
法。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明は、漂白が不要な補力処理
を実現させるものである。本発明によってはじめて 1.漂白不要のシステムが構築できる。 2.処理機の小型化が可能となる。 3.環境に与える影響の少ない処理液で処理ができる。 4.廃液量が少ない。 5.むらの無い均一な画像が形成できる。 という画像形成方法が提供できる。
を実現させるものである。本発明によってはじめて 1.漂白不要のシステムが構築できる。 2.処理機の小型化が可能となる。 3.環境に与える影響の少ない処理液で処理ができる。 4.廃液量が少ない。 5.むらの無い均一な画像が形成できる。 という画像形成方法が提供できる。
【0031】本発明において、 "ハロゲン化銀によって
酸化され、その酸化体がカプラーとカップリングする事
によって可視域に吸収を持つ色素を形成する化合物もし
くはその前駆体" (以下、発色現像化合物ということが
ある)はその機能を有していれば、公知のものを含むい
かなる化合物を用いてもよいが、以下に示す、スルホン
アミドフェノール型発色用還元剤、ヒドラジン型発色用
還元剤、過酸化水素による転位反応によって芳香族第一
級を放出する発色現像主薬前駆体が保存安定性と発色性
を両立している点で好ましい。
酸化され、その酸化体がカプラーとカップリングする事
によって可視域に吸収を持つ色素を形成する化合物もし
くはその前駆体" (以下、発色現像化合物ということが
ある)はその機能を有していれば、公知のものを含むい
かなる化合物を用いてもよいが、以下に示す、スルホン
アミドフェノール型発色用還元剤、ヒドラジン型発色用
還元剤、過酸化水素による転位反応によって芳香族第一
級を放出する発色現像主薬前駆体が保存安定性と発色性
を両立している点で好ましい。
【0032】以下に本発明について詳細に述べる。一般
式(I)及び一般式(II)で表される化合物について詳
しく述べる。以下に述べるアルキル基(アルキル残
基)、アリール基(アリール残基)、アミノ基(アミノ
残基)等は、本明細書において、更に置換基が置換され
たものを含む意味で用いられている。一般式(I)及び
一般式(II)で表される化合物は、アミノフェノール誘
導体ならびにフェニレンジアミン誘導体に分類される現
像主薬を表す。式中、R1 〜R4 は水素原子または置換
基を表すが、その置換基の例としては、例えばハロゲン
原子(例えばクロル基、ブロム基)、アルキル基(例え
ばメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、t−ブチル基)、アリール基(たとえばフェニル
基、トリル基、キシリル基)、カルボンアミド基(例え
ばアセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ブチロイ
ルアミノ基、ベンゾイルアミノ基)、スルホンアミド基
(例えばメタンスルホニルアミノ基、エタンスルホニル
アミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基、トルエンスル
ホニルアミノ基)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、
エトキシ基)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ
基)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ基、エチルチ
オ基、ブチルチオ基)、アリールチオ基(例えばフェニ
ルチオ基、トリルチオ基)、カルバモイル基(例えばメ
チルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、エチル
カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、ジブチルカ
ルバモイル基、ピペリジノカルバモイル基、モルホリノ
カルバモイル基、フェニルカルバモイル基、メチルフェ
ニルカルバモイル基、エチルフェニルカルバモイル基、
ベンジルフェニルカルバモイル基)、スルファモイル基
(例えばメチルスルファモイル基、ジメチルスルファモ
イル基、エチルスルファモイル基、ジエチルスルファモ
イル基、ジブチルスルファモイル基、ピペリジノスルフ
ァモイル基、モルホリノスルファモイル基、フェニルス
ルファモイル基、メチルフェニルスルファモイル基、エ
チルフェニルスルファモイル基、ベンジルフェニルスル
ファモイル基)、シアノ基、スルホニル基(例えばメタ
ンスルホニル基、エタンスルホニル基、フェニルスルホ
ニル基、4−クロロフェニルスルホニル基、p−トルエ
ンスルホニル基)、アルコキシカルボニル基(例えばメ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシ
カルボニル基)、アリールオキシカルボニル基(例えば
フェノキシカルボニル基)、アシル基(例えばアセチル
基、プロピオニル基、ブチロイル基、ベンゾイル基、ア
ルキルベンゾイル基)、ウレイド基(例えばメチルアミ
ノカルボンアミド基、ジエチルアミノカルボンアミド
基)、ウレタン基(例えばメトキシカルボンアミド基、
ブトキシカルボンアミド基)、またはアシルオキシ基
(例えばアセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブ
チロイルオキシ基)等を表す。R1 〜R4 の中で、R2
および/またはR4 は好ましくは水素原子である。ま
た、A1 又はA2 が水酸基の場合、R1 〜R4 のハメッ
ト定数σp値の合計は、0以上となることが好ましく、
A1 又はA2 が置換アミノ基の場合はR1 〜R4 のハメ
ット定数σp値の合計は、0以下となることが好まし
い。
式(I)及び一般式(II)で表される化合物について詳
しく述べる。以下に述べるアルキル基(アルキル残
基)、アリール基(アリール残基)、アミノ基(アミノ
残基)等は、本明細書において、更に置換基が置換され
たものを含む意味で用いられている。一般式(I)及び
一般式(II)で表される化合物は、アミノフェノール誘
導体ならびにフェニレンジアミン誘導体に分類される現
像主薬を表す。式中、R1 〜R4 は水素原子または置換
基を表すが、その置換基の例としては、例えばハロゲン
原子(例えばクロル基、ブロム基)、アルキル基(例え
ばメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、t−ブチル基)、アリール基(たとえばフェニル
基、トリル基、キシリル基)、カルボンアミド基(例え
ばアセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ブチロイ
ルアミノ基、ベンゾイルアミノ基)、スルホンアミド基
(例えばメタンスルホニルアミノ基、エタンスルホニル
アミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基、トルエンスル
ホニルアミノ基)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、
エトキシ基)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ
基)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ基、エチルチ
オ基、ブチルチオ基)、アリールチオ基(例えばフェニ
ルチオ基、トリルチオ基)、カルバモイル基(例えばメ
チルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、エチル
カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、ジブチルカ
ルバモイル基、ピペリジノカルバモイル基、モルホリノ
カルバモイル基、フェニルカルバモイル基、メチルフェ
ニルカルバモイル基、エチルフェニルカルバモイル基、
ベンジルフェニルカルバモイル基)、スルファモイル基
(例えばメチルスルファモイル基、ジメチルスルファモ
イル基、エチルスルファモイル基、ジエチルスルファモ
イル基、ジブチルスルファモイル基、ピペリジノスルフ
ァモイル基、モルホリノスルファモイル基、フェニルス
ルファモイル基、メチルフェニルスルファモイル基、エ
チルフェニルスルファモイル基、ベンジルフェニルスル
ファモイル基)、シアノ基、スルホニル基(例えばメタ
ンスルホニル基、エタンスルホニル基、フェニルスルホ
ニル基、4−クロロフェニルスルホニル基、p−トルエ
ンスルホニル基)、アルコキシカルボニル基(例えばメ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシ
カルボニル基)、アリールオキシカルボニル基(例えば
フェノキシカルボニル基)、アシル基(例えばアセチル
基、プロピオニル基、ブチロイル基、ベンゾイル基、ア
ルキルベンゾイル基)、ウレイド基(例えばメチルアミ
ノカルボンアミド基、ジエチルアミノカルボンアミド
基)、ウレタン基(例えばメトキシカルボンアミド基、
ブトキシカルボンアミド基)、またはアシルオキシ基
(例えばアセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブ
チロイルオキシ基)等を表す。R1 〜R4 の中で、R2
および/またはR4 は好ましくは水素原子である。ま
た、A1 又はA2 が水酸基の場合、R1 〜R4 のハメッ
ト定数σp値の合計は、0以上となることが好ましく、
A1 又はA2 が置換アミノ基の場合はR1 〜R4 のハメ
ット定数σp値の合計は、0以下となることが好まし
い。
【0033】A1 、A2 は水酸基または置換アミノ基
(例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、エチル
ヒドロキシエチルアミノ基)を表し、A2 は水酸基が好
ましい。Xは-CO-,-SO-,-SO2-,-PO <から選ばれる2価
以上の連結基を表す。Y1k、Z1kは窒素原子または-CR5
=(R5は水素原子または置換基)で表される基を表す。
ここでR5の例としては、R1〜R4の置換基として挙げたも
の等を同様に挙げることができる。Pはプロトン解離性
基またはカチオンとなりうる基を表し、本化合物と露光
されたハロゲン化銀との酸化還元反応により生じた酸化
体が、カプラーとカップリングした後、Pからの電子移
動を引き金とするN−X結合の切断およびカプラーのカ
ップリング部位に結合した置換基の脱離により色素を形
成する機能を有する。具体的には、カップリング反応
後、P上のプロトン解離したアニオンまたはカチオンと
なりうる原子の非共有電子対から、カップリング部位に
向かって電子移動が起こり、X、Y1k間(k=0の時は
X:P間)に2重結合を生じることによって、N−X結
合の切断を生じせしめ、さらにカプラーのカップリング
部位とN原子の間に2重結合が生じるのと同時にカプラ
ー側の置換基がアニオンとして離脱する。この一連の電
子移動機構によって、色素の生成と置換基の離脱が起こ
る。P中のこのような機能を有する原子としては、プロ
トン解離性原子として酸素原子、硫黄原子、セレン原子
および電子吸引性基が置換した窒素原子や炭素原子等を
挙げることができる。また、カチオンになりうる原子と
しては窒素原子、硫黄原子等を挙げることができる。
(例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、エチル
ヒドロキシエチルアミノ基)を表し、A2 は水酸基が好
ましい。Xは-CO-,-SO-,-SO2-,-PO <から選ばれる2価
以上の連結基を表す。Y1k、Z1kは窒素原子または-CR5
=(R5は水素原子または置換基)で表される基を表す。
ここでR5の例としては、R1〜R4の置換基として挙げたも
の等を同様に挙げることができる。Pはプロトン解離性
基またはカチオンとなりうる基を表し、本化合物と露光
されたハロゲン化銀との酸化還元反応により生じた酸化
体が、カプラーとカップリングした後、Pからの電子移
動を引き金とするN−X結合の切断およびカプラーのカ
ップリング部位に結合した置換基の脱離により色素を形
成する機能を有する。具体的には、カップリング反応
後、P上のプロトン解離したアニオンまたはカチオンと
なりうる原子の非共有電子対から、カップリング部位に
向かって電子移動が起こり、X、Y1k間(k=0の時は
X:P間)に2重結合を生じることによって、N−X結
合の切断を生じせしめ、さらにカプラーのカップリング
部位とN原子の間に2重結合が生じるのと同時にカプラ
ー側の置換基がアニオンとして離脱する。この一連の電
子移動機構によって、色素の生成と置換基の離脱が起こ
る。P中のこのような機能を有する原子としては、プロ
トン解離性原子として酸素原子、硫黄原子、セレン原子
および電子吸引性基が置換した窒素原子や炭素原子等を
挙げることができる。また、カチオンになりうる原子と
しては窒素原子、硫黄原子等を挙げることができる。
【0034】Pは、上記の原子に結合した一群の置換基
であり、この原子に結合する置換基の例としては、例え
ばアルキル基(例えばメチル基、エチル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、t−ブチル基)、アリール基(た
とえばフェニル基、トリル基、キシリル基)、カルボン
アミド基(例えばアセチルアミノ基、プロピオニルアミ
ノ基、ブチロイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基)、ス
ルホンアミド基(例えばメタンスルホニルアミノ基、エ
タンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ
基、トルエンスルホニルアミノ基)、アルコキシ基(例
えばメトキシ基、エトキシ基)、アリールオキシ基(例
えばフェノキシ基)、アルキルチオ基(例えばメチルチ
オ基、エチルチオ基、ブチルチオ基)、アリールチオ基
(例えばフェニルチオ基、トリルチオ基)、カルバモイ
ル基(例えばメチルカルバモイル基、ジメチルカルバモ
イル基、エチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル
基、ジブチルカルバモイル基、ピペリジルカルバモイル
基、モルホリルカルバモイル基、フェニルカルバモイル
基、メチルフェニルカルバモイル基、エチルフェニルカ
ルバモイル基、ベンジルフェニルカルバモイル基)、ス
ルファモイル基(例えばメチルスルファモイル基、ジメ
チルスルファモイル基、エチルスルファモイル基、ジエ
チルスルファモイル基、ジブチルスルファモイル基、ピ
ペリジルスルファモイル基、モルホリルスルファモイル
基、フェニルスルファモイル基、メチルフェニルスルフ
ァモイル基、エチルフェニルスルファモイル基、ベンジ
ルフェニルスルファモイル基)、シアノ基、スルホニル
基(例えばメタンスルホニル基、エタンスルホニル基、
フェニルスルホニル基、4−クロロフェニルスルホニル
基、p−トルエンスルホニル基)、アルコキシカルボニ
ル基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、ブトキシカルボニル基)、アリールオキシカルボ
ニル基(例えばフェノキシカルボニル基)、アシル基
(例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、
ベンゾイル基、アルキルベンゾイル基)、またはアシル
オキシ基(例えばアセチルオキシ基、プロピオニルオキ
シ基、ブチロイルオキシ基)、ウレイド基、ウレタン基
等を表す。中でも好ましくは、アルキル基、アリール
基、ヘテロ環基である。
であり、この原子に結合する置換基の例としては、例え
ばアルキル基(例えばメチル基、エチル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、t−ブチル基)、アリール基(た
とえばフェニル基、トリル基、キシリル基)、カルボン
アミド基(例えばアセチルアミノ基、プロピオニルアミ
ノ基、ブチロイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基)、ス
ルホンアミド基(例えばメタンスルホニルアミノ基、エ
タンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ
基、トルエンスルホニルアミノ基)、アルコキシ基(例
えばメトキシ基、エトキシ基)、アリールオキシ基(例
えばフェノキシ基)、アルキルチオ基(例えばメチルチ
オ基、エチルチオ基、ブチルチオ基)、アリールチオ基
(例えばフェニルチオ基、トリルチオ基)、カルバモイ
ル基(例えばメチルカルバモイル基、ジメチルカルバモ
イル基、エチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル
基、ジブチルカルバモイル基、ピペリジルカルバモイル
基、モルホリルカルバモイル基、フェニルカルバモイル
基、メチルフェニルカルバモイル基、エチルフェニルカ
ルバモイル基、ベンジルフェニルカルバモイル基)、ス
ルファモイル基(例えばメチルスルファモイル基、ジメ
チルスルファモイル基、エチルスルファモイル基、ジエ
チルスルファモイル基、ジブチルスルファモイル基、ピ
ペリジルスルファモイル基、モルホリルスルファモイル
基、フェニルスルファモイル基、メチルフェニルスルフ
ァモイル基、エチルフェニルスルファモイル基、ベンジ
ルフェニルスルファモイル基)、シアノ基、スルホニル
基(例えばメタンスルホニル基、エタンスルホニル基、
フェニルスルホニル基、4−クロロフェニルスルホニル
基、p−トルエンスルホニル基)、アルコキシカルボニ
ル基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、ブトキシカルボニル基)、アリールオキシカルボ
ニル基(例えばフェノキシカルボニル基)、アシル基
(例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、
ベンゾイル基、アルキルベンゾイル基)、またはアシル
オキシ基(例えばアセチルオキシ基、プロピオニルオキ
シ基、ブチロイルオキシ基)、ウレイド基、ウレタン基
等を表す。中でも好ましくは、アルキル基、アリール
基、ヘテロ環基である。
【0035】Zは、求核性基を表し、本化合物が露光さ
れたハロゲン化銀を還元した後、生じる酸化体が、カプ
ラーとカップリングした後、該求核性基がXの炭素原
子、硫黄原子、またはリン原子を求核攻撃することによ
り色素を形成する機能を有する基を表す。この求核性基
において、求核性を発現するのは、有機化学の分野で一
般的なように、非共有電子対を有する原子(例えば窒素
原子、リン原子、酸素原子、硫黄原子、セレン原子等)
およびアニオン種(例えば窒素アニオン、酸素アニオ
ン、炭素アニオン、硫黄アニオン)である。この求核性
基の例としては、下記具体例に挙げられる部分構造また
はその解離体を有する基が挙げられる。
れたハロゲン化銀を還元した後、生じる酸化体が、カプ
ラーとカップリングした後、該求核性基がXの炭素原
子、硫黄原子、またはリン原子を求核攻撃することによ
り色素を形成する機能を有する基を表す。この求核性基
において、求核性を発現するのは、有機化学の分野で一
般的なように、非共有電子対を有する原子(例えば窒素
原子、リン原子、酸素原子、硫黄原子、セレン原子等)
およびアニオン種(例えば窒素アニオン、酸素アニオ
ン、炭素アニオン、硫黄アニオン)である。この求核性
基の例としては、下記具体例に挙げられる部分構造また
はその解離体を有する基が挙げられる。
【0036】
【化19】
【0037】Zの具体例としては上記の基の片端に水素
原子又は先のPの置換基として挙げたものが結合したも
のが挙げられる。Yは2価の連結基を表す。この連結基
とは、Yを介してXに都合良く分子内求核攻撃できるよ
うな位置にZを連結する基を表す。実際には、求核性基
が、Xを求核攻撃する際の遷移状態が、原子の数で5な
いし6員環を構成できるように原子が連結されているこ
とが好ましい。このような連結基Yとして好ましいもの
は、例えば1,2-または1,3-アルキレン基、1,2-シクロア
ルキレン基、2-ビニレン基、1,2-アリーレン基、1,8-ナ
フチレン基等が挙げられる。kは0〜5の整数が好まし
く、更に好ましくは0〜2の整数である。R1 とR2 、
R3 とR4 およびY1k、Z1k、Pから任意に選ばれる2
つ以上の原子または置換基間でそれぞれ独立に互いに結
合して環を形成しても良い。
原子又は先のPの置換基として挙げたものが結合したも
のが挙げられる。Yは2価の連結基を表す。この連結基
とは、Yを介してXに都合良く分子内求核攻撃できるよ
うな位置にZを連結する基を表す。実際には、求核性基
が、Xを求核攻撃する際の遷移状態が、原子の数で5な
いし6員環を構成できるように原子が連結されているこ
とが好ましい。このような連結基Yとして好ましいもの
は、例えば1,2-または1,3-アルキレン基、1,2-シクロア
ルキレン基、2-ビニレン基、1,2-アリーレン基、1,8-ナ
フチレン基等が挙げられる。kは0〜5の整数が好まし
く、更に好ましくは0〜2の整数である。R1 とR2 、
R3 とR4 およびY1k、Z1k、Pから任意に選ばれる2
つ以上の原子または置換基間でそれぞれ独立に互いに結
合して環を形成しても良い。
【0038】次に、一般式(I)及び一般式(II)で表
される化合物の具体例を示すが、本発明の化合物は、こ
れによって限定されるものではない。
される化合物の具体例を示すが、本発明の化合物は、こ
れによって限定されるものではない。
【0039】
【化20】
【0040】
【化21】
【0041】
【化22】
【0042】
【化23】
【0043】
【化24】
【0044】以下に一般式(III)で表される発色用還元
剤の構造について詳しく説明する。
剤の構造について詳しく説明する。
【0045】一般式(III)において、R11は置換基を有
してもよいアリール基またはヘテロ環基を示す。R11の
アリール基としては、好ましくは炭素数6ないし14の
もので、例えばフェニルやナフチルが挙げられる。R11
のヘテロ環基としては、好ましくは窒素、酸素、硫黄、
セレンのうち少なくとも一つを含有する飽和または不飽
和の5員環、6員環または7員環のものである。これら
にベンゼン環またはヘテロ環が縮合していてもよい。R
11のヘテロ環の例としては、フラニル、チエニル、オキ
サゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、
ピロリジニル、ベンズオキサゾリル、ベンゾチアゾリ
ル、ピリジル、ピリダジル、ピリミジニル、ピラジニ
ル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、フタ
ラジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、プリニル、
プテリジニル、アゼピニル、ベンゾオキセピニル等が挙
げられる。
してもよいアリール基またはヘテロ環基を示す。R11の
アリール基としては、好ましくは炭素数6ないし14の
もので、例えばフェニルやナフチルが挙げられる。R11
のヘテロ環基としては、好ましくは窒素、酸素、硫黄、
セレンのうち少なくとも一つを含有する飽和または不飽
和の5員環、6員環または7員環のものである。これら
にベンゼン環またはヘテロ環が縮合していてもよい。R
11のヘテロ環の例としては、フラニル、チエニル、オキ
サゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、
ピロリジニル、ベンズオキサゾリル、ベンゾチアゾリ
ル、ピリジル、ピリダジル、ピリミジニル、ピラジニ
ル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、フタ
ラジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、プリニル、
プテリジニル、アゼピニル、ベンゾオキセピニル等が挙
げられる。
【0046】R11の有する置換基としては、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキ
シ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ
基、アシルオキシ基、アシルチオ基、アルコキシカルボ
ニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、カ
ルバモイルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基、ア
リールスルホニルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ
基、アリールアミノ基、アミド基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、ウレ
イド基、スルホンアミド基、スルファモイルアミノ基、
アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、カルバモイル基、アシルカルバモイル基、
カルバモイルカルバモイル基、スルホニルカルバモイル
基、スルファモイルカルバモイル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル
基、アリールスルフィニル基、アルコキシスルホニル
基、アリールオキシスルホニル基、スルファモイル基、
アシルスルファモイル基、カルバモイルスルファモイル
基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、カルボキシル
基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシル基、メルカプ
ト基、イミド基、アゾ基等が挙げられる。R12は置換基
を有してもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキ
シ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ
基、アシルオキシ基、アシルチオ基、アルコキシカルボ
ニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、カ
ルバモイルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基、ア
リールスルホニルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ
基、アリールアミノ基、アミド基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、ウレ
イド基、スルホンアミド基、スルファモイルアミノ基、
アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、カルバモイル基、アシルカルバモイル基、
カルバモイルカルバモイル基、スルホニルカルバモイル
基、スルファモイルカルバモイル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル
基、アリールスルフィニル基、アルコキシスルホニル
基、アリールオキシスルホニル基、スルファモイル基、
アシルスルファモイル基、カルバモイルスルファモイル
基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、カルボキシル
基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシル基、メルカプ
ト基、イミド基、アゾ基等が挙げられる。R12は置換基
を有してもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
【0047】R12のアルキル基としては、好ましくは炭
素数1ないし16の直鎖、分岐または環状のもので、例
えばメチル、エチル、ヘキシル、ドデシル、2−オクチ
ル、t−ブチル、シクロペンチル、シクロオクチル等が
挙げられる。R12のアルケニル基としては、好ましくは
炭素数2ないし16の鎖状または環状のもので、例え
ば、ビニル、1−オクテニル、シクロヘキセニルが挙げ
られる。
素数1ないし16の直鎖、分岐または環状のもので、例
えばメチル、エチル、ヘキシル、ドデシル、2−オクチ
ル、t−ブチル、シクロペンチル、シクロオクチル等が
挙げられる。R12のアルケニル基としては、好ましくは
炭素数2ないし16の鎖状または環状のもので、例え
ば、ビニル、1−オクテニル、シクロヘキセニルが挙げ
られる。
【0048】R12のアルキニル基としては、好ましくは
炭素数2ないし16のもので、例えば1−ブチニル、フ
ェニルエチニル等が挙げられる。R12のアリール基及び
ヘテロ環基としては、R11で述べたものが挙げられる。
R12の有する置換基としてはR11の置換基で述べたもの
が挙げられる。X0 としては−SO2 −、−CO−、−
COCO−、−CO−O−、−CON(R13)−、−C
OCO−O−、−COCO−N(R13)−または−SO
2 −N(R13)−が挙げられる。ここでR13は水素原子
またはR12で述べた基である。これらの基の中で−CO
−、−CON(R13)−、−CO−O−が好ましく、発
色性が特に優れるという点で−CON(R13)−が特に
好ましい。一般式(III)で表わされる化合物の中でも一
般式(IV)および(V)で表わされる化合物が好まし
く、一般式(VI) および(VII)で表わされる化合物がよ
り好ましく、一般式(VIII)および(IX) が表わされる
化合物が更に好ましい。以下に一般式(IV)から(IX)
で表わされる化合物について詳しく説明する。
炭素数2ないし16のもので、例えば1−ブチニル、フ
ェニルエチニル等が挙げられる。R12のアリール基及び
ヘテロ環基としては、R11で述べたものが挙げられる。
R12の有する置換基としてはR11の置換基で述べたもの
が挙げられる。X0 としては−SO2 −、−CO−、−
COCO−、−CO−O−、−CON(R13)−、−C
OCO−O−、−COCO−N(R13)−または−SO
2 −N(R13)−が挙げられる。ここでR13は水素原子
またはR12で述べた基である。これらの基の中で−CO
−、−CON(R13)−、−CO−O−が好ましく、発
色性が特に優れるという点で−CON(R13)−が特に
好ましい。一般式(III)で表わされる化合物の中でも一
般式(IV)および(V)で表わされる化合物が好まし
く、一般式(VI) および(VII)で表わされる化合物がよ
り好ましく、一般式(VIII)および(IX) が表わされる
化合物が更に好ましい。以下に一般式(IV)から(IX)
で表わされる化合物について詳しく説明する。
【0049】一般式(IV)および一般式(VにおいてZ
1 はアシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル
基、またはアリールオキシカルボニル基を表し、Z2 は
カルバモイル基、アルコキシカルボニル基または、アリ
ールオキシカルボニル基を表す。このアシル基として
は、炭素数1〜50のアシル基が好ましく、より好まし
くは炭素数は2〜40である。具体的な例としては、ア
セチル基、2−メチルプロパノイル基、シクロヘキシル
カルボニル基、n−オクタノイル基、2−ヘキシルデカ
ノイル基、ドデカノイル基、クロロアセチル基、トリフ
ルオロアセチル基、ベンゾイル基、4−ドデシルオキシ
ベンゾイル基、2−ヒドロキシメチルベンゾイル基、3
−(N−ヒドロキシ−N−メチルアミノカルボニル)プ
ロパノイル基が挙げられる。Z1 、Z2 がカルバモイル
基である場合に関しては一般式(VIII)〜(IX) で詳述
する。
1 はアシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル
基、またはアリールオキシカルボニル基を表し、Z2 は
カルバモイル基、アルコキシカルボニル基または、アリ
ールオキシカルボニル基を表す。このアシル基として
は、炭素数1〜50のアシル基が好ましく、より好まし
くは炭素数は2〜40である。具体的な例としては、ア
セチル基、2−メチルプロパノイル基、シクロヘキシル
カルボニル基、n−オクタノイル基、2−ヘキシルデカ
ノイル基、ドデカノイル基、クロロアセチル基、トリフ
ルオロアセチル基、ベンゾイル基、4−ドデシルオキシ
ベンゾイル基、2−ヒドロキシメチルベンゾイル基、3
−(N−ヒドロキシ−N−メチルアミノカルボニル)プ
ロパノイル基が挙げられる。Z1 、Z2 がカルバモイル
基である場合に関しては一般式(VIII)〜(IX) で詳述
する。
【0050】アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
カルボニル基としては炭素数2〜50のアルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基が好ましく、よ
り好ましくは炭素数は2〜40である。具体的な例とし
ては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、
イソブチルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシ
カルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基、ベンジル
オキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、4−オ
クチルオキシフェノキシカルボニル基、2−ヒドロキシ
メチルフェノキシカルボニル基、2−ドデシルオキシフ
ェノキシカルボニル基などが挙げられる。
カルボニル基としては炭素数2〜50のアルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基が好ましく、よ
り好ましくは炭素数は2〜40である。具体的な例とし
ては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、
イソブチルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシ
カルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基、ベンジル
オキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、4−オ
クチルオキシフェノキシカルボニル基、2−ヒドロキシ
メチルフェノキシカルボニル基、2−ドデシルオキシフ
ェノキシカルボニル基などが挙げられる。
【0051】X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子
または置換基を表す。ここで置換基の例としては、炭素
数1〜50の直鎖または分岐、鎖状または環状のアルキ
ル基(例えば、トリフルオロメチル、メチル、エチル、
プロピル、ヘプタフルオロプロピル、イソプロピル、ブ
チル、t−ブチル、t−ペンチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、ドデシ
ル等)、炭素数2〜50の直鎖または分岐、鎖状または
環状のアルケニル基(例えばビニル、1−メチルビニ
ル、シクロヘキセン−1−イル等)、総炭素数2〜50
のアルキニル基(例えば、エチニル、1−プロピニル
等)、炭素数6〜50のアリール基(例えば、フェニ
ル、ナフチル、アントリル等)、炭素数1〜50のアシ
ルオキシ基(例えば、
または置換基を表す。ここで置換基の例としては、炭素
数1〜50の直鎖または分岐、鎖状または環状のアルキ
ル基(例えば、トリフルオロメチル、メチル、エチル、
プロピル、ヘプタフルオロプロピル、イソプロピル、ブ
チル、t−ブチル、t−ペンチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、ドデシ
ル等)、炭素数2〜50の直鎖または分岐、鎖状または
環状のアルケニル基(例えばビニル、1−メチルビニ
ル、シクロヘキセン−1−イル等)、総炭素数2〜50
のアルキニル基(例えば、エチニル、1−プロピニル
等)、炭素数6〜50のアリール基(例えば、フェニ
ル、ナフチル、アントリル等)、炭素数1〜50のアシ
ルオキシ基(例えば、
【0052】アセトキシ、テトラデカノイルオキシ、ベ
ンゾイルオキシ等)、炭素数1〜50のカルバモイルオ
キシ基(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ
等)、炭素数1〜50のカルボンアミド基(例えば、ホ
ルムアミド、N−メチルアセトアミド、アセトアミド、
N−メチルホルムアミド、ベンツアミド等)、炭素数1
〜50のスルホンアミド基(例えば、メタンスルホンア
ミド、ドデカンスルホンアミド、ベンゼンスルホンアミ
ド、p−トルエンスルホンアミド等)、炭素数1〜50
のカルバモイル基(例えば、N−メチルカルバモイル、
N,N−ジエチルカルバモイル、N−メシルカルバモイ
ル等)、炭素数0〜50のスルファモイル基(例えば、
N−ブチルスルファモイル、N,N−ジエチルスルファ
モイル、N−メチル−N−(4−メトキシフェニル)ス
ルファモイル等)、炭素数1〜50のアルコキシ基(例
えば、メトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、オクチ
ルオキシ、t−オクチルオキシ、ドデシルオキシ、2−
(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)エトキシ
等)、炭素数6〜50のアリールオキシ基(例えば、フ
ェノキシ、4−メトキシフェノキシ、ナフトキシ等)、
炭素数7〜50のアリールオキシカルボニル基(例え
ば、フェノキシカルボニル、ナフトキシカルボニル
等)、
ンゾイルオキシ等)、炭素数1〜50のカルバモイルオ
キシ基(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ
等)、炭素数1〜50のカルボンアミド基(例えば、ホ
ルムアミド、N−メチルアセトアミド、アセトアミド、
N−メチルホルムアミド、ベンツアミド等)、炭素数1
〜50のスルホンアミド基(例えば、メタンスルホンア
ミド、ドデカンスルホンアミド、ベンゼンスルホンアミ
ド、p−トルエンスルホンアミド等)、炭素数1〜50
のカルバモイル基(例えば、N−メチルカルバモイル、
N,N−ジエチルカルバモイル、N−メシルカルバモイ
ル等)、炭素数0〜50のスルファモイル基(例えば、
N−ブチルスルファモイル、N,N−ジエチルスルファ
モイル、N−メチル−N−(4−メトキシフェニル)ス
ルファモイル等)、炭素数1〜50のアルコキシ基(例
えば、メトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、オクチ
ルオキシ、t−オクチルオキシ、ドデシルオキシ、2−
(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)エトキシ
等)、炭素数6〜50のアリールオキシ基(例えば、フ
ェノキシ、4−メトキシフェノキシ、ナフトキシ等)、
炭素数7〜50のアリールオキシカルボニル基(例え
ば、フェノキシカルボニル、ナフトキシカルボニル
等)、
【0053】炭素数2〜50のアルコキシカルボニル基
(例えば、メトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニ
ル等)、炭素数1〜50のN−アシルスルファモイル基
(例えば、N−テトラデカノイルスルファモイル、N−
ベンゾイルスルファモイル等)、炭素数1〜50のアル
キルスルホニル基(例えば、メタンスルホニル、オクチ
ルスルホニル、2−メトキシエチルスルホニル、2−ヘ
キシルデシルスルホニル等)、炭素数6〜50のアリー
ルスルホニル基(例えば、ベンゼンスルホニル、p−ト
ルエンスルホニル、4−フェニルスルホニルフェニルス
ルホニル等)、炭素数2〜50のアルコキシカルボニル
アミノ基(例えば、エトキシカルボニルアミノ等)、炭
素数7〜50のアリールオキシカルボニルアミノ基(例
えば、フェノキシカルボニルアミノ、ナフトキシカルボ
ニルアミノ等)、炭素数0〜50のアミノ基(例えばア
ミノ、メチルアミノ、ジエチルアミノ、ジイソプロピル
アミノ、アニリノ、モルホリノ等)、シアノ基、ニトロ
基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、スルホ基、メルカ
プト基等)、炭素数1〜50のアルキルスルフィニル基
(例えば、メタンスルフィニル、オクタンスルフィニル
等)、炭素数6〜50のアリールスルフィニル基(例え
ば、ベンゼンスルフィニル、4−クロロフェニルスルフ
ィニル、p−トルエンスルフィニル等)、炭素数1〜5
0のアルキルチオ基(例えば、
(例えば、メトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニ
ル等)、炭素数1〜50のN−アシルスルファモイル基
(例えば、N−テトラデカノイルスルファモイル、N−
ベンゾイルスルファモイル等)、炭素数1〜50のアル
キルスルホニル基(例えば、メタンスルホニル、オクチ
ルスルホニル、2−メトキシエチルスルホニル、2−ヘ
キシルデシルスルホニル等)、炭素数6〜50のアリー
ルスルホニル基(例えば、ベンゼンスルホニル、p−ト
ルエンスルホニル、4−フェニルスルホニルフェニルス
ルホニル等)、炭素数2〜50のアルコキシカルボニル
アミノ基(例えば、エトキシカルボニルアミノ等)、炭
素数7〜50のアリールオキシカルボニルアミノ基(例
えば、フェノキシカルボニルアミノ、ナフトキシカルボ
ニルアミノ等)、炭素数0〜50のアミノ基(例えばア
ミノ、メチルアミノ、ジエチルアミノ、ジイソプロピル
アミノ、アニリノ、モルホリノ等)、シアノ基、ニトロ
基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、スルホ基、メルカ
プト基等)、炭素数1〜50のアルキルスルフィニル基
(例えば、メタンスルフィニル、オクタンスルフィニル
等)、炭素数6〜50のアリールスルフィニル基(例え
ば、ベンゼンスルフィニル、4−クロロフェニルスルフ
ィニル、p−トルエンスルフィニル等)、炭素数1〜5
0のアルキルチオ基(例えば、
【0054】メチルチオ、オクチルチオ、シクロヘキシ
ルチオ等)、炭素数6〜50のアリールチオ基(例え
ば、フェニルチオ、ナフチルチオ等)、炭素数1〜50
のウレイド基(例えば、3−メチルウレイド、3,3−
ジメチルウレイド、1,3−ジフェニルウレイド等)、
炭素数2〜50のヘテロ環基(ヘテロ原子としては例え
ば、窒素、酸素およびイオウ等を少なくとも1個以上含
み、3ないし12員環の単環、縮合環で、例えば、2−
フリル、2−ピラニル、2−ピリジル、2−チエニル、
2−イミダゾリル、モルホリノ、2−キノリル、2−ベ
ンツイミダゾリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ
オキサゾリル等)、炭素数1〜50のアシル基(例え
ば、アセチル、ベンゾイル、トリフルオロアセチル
等)、炭素数0〜50のスルファモイルアミノ基(例え
ば、N−ブチルスルファモイルアミノ、N−フェニルス
ルファモイルアミノ等)、炭素数3〜50のシリル基
(例えば、トリメチルシリル、ジメチル−t−ブチルシ
リル、トリフェニルシリル等)、ハロゲン原子(例え
ば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等)が挙げられ
る。上記の置換基はさらに置換基を有していてもよく、
その置換基の例としてはここで挙げた置換基が挙げられ
る。またX1 、X2 、X3 、X4 、X5 は互いに結合し
て縮合環を形成しても良い。縮合環としては5〜7員環
が好ましく、5〜6員環が更に好ましい。
ルチオ等)、炭素数6〜50のアリールチオ基(例え
ば、フェニルチオ、ナフチルチオ等)、炭素数1〜50
のウレイド基(例えば、3−メチルウレイド、3,3−
ジメチルウレイド、1,3−ジフェニルウレイド等)、
炭素数2〜50のヘテロ環基(ヘテロ原子としては例え
ば、窒素、酸素およびイオウ等を少なくとも1個以上含
み、3ないし12員環の単環、縮合環で、例えば、2−
フリル、2−ピラニル、2−ピリジル、2−チエニル、
2−イミダゾリル、モルホリノ、2−キノリル、2−ベ
ンツイミダゾリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ
オキサゾリル等)、炭素数1〜50のアシル基(例え
ば、アセチル、ベンゾイル、トリフルオロアセチル
等)、炭素数0〜50のスルファモイルアミノ基(例え
ば、N−ブチルスルファモイルアミノ、N−フェニルス
ルファモイルアミノ等)、炭素数3〜50のシリル基
(例えば、トリメチルシリル、ジメチル−t−ブチルシ
リル、トリフェニルシリル等)、ハロゲン原子(例え
ば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等)が挙げられ
る。上記の置換基はさらに置換基を有していてもよく、
その置換基の例としてはここで挙げた置換基が挙げられ
る。またX1 、X2 、X3 、X4 、X5 は互いに結合し
て縮合環を形成しても良い。縮合環としては5〜7員環
が好ましく、5〜6員環が更に好ましい。
【0055】置換基の炭素数に関しては50以下が好ま
しいが、より好ましくは42以下であり、最も好ましく
は34以下である。また、1以上が好ましい。
しいが、より好ましくは42以下であり、最も好ましく
は34以下である。また、1以上が好ましい。
【0056】一般式(IV) におけるX1 、X2 、X3 、
X4 、X5 に関しては、X1 、X3、X5 のハメットの
置換基定数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数
σm値の和は0.80以上、3.80以下である。ま
た、一般式(VIII)におけるX6 、X7 、X8 、X9 、
X10は水素原子、シアノ基、スルホニル基、スルフィニ
ル基、スルファモイル基、カルバモイル基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル
基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、アシルオキ
シ基、アシルチオ基またはヘテロ環基を表し、これらは
さらに置換基を有していても良く、互いに結合して縮合
環を形成しても良い。これらの具体例についてはX1 、
X2 、X3 、X4 、X5 で述べたものと同様である。但
し一般式(VIII)においては、X6 、X8 、X10のハメ
ットの置換基定数σp値とX7 、X9のハメットの置換
基定数σm値の和は1.20以上、3.80以下であ
り、1.50以上、3.80以下が好ましく、更に好ま
しくは1.70以上、3.80以下である。ここで、σ
p値とσm値の総和が、0.80に満たないと発色性が
十分でないなどの問題があり、また逆に3.80をこえ
ると、化合物自体の合成・入手が困難となる。
X4 、X5 に関しては、X1 、X3、X5 のハメットの
置換基定数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数
σm値の和は0.80以上、3.80以下である。ま
た、一般式(VIII)におけるX6 、X7 、X8 、X9 、
X10は水素原子、シアノ基、スルホニル基、スルフィニ
ル基、スルファモイル基、カルバモイル基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル
基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原子、アシルオキ
シ基、アシルチオ基またはヘテロ環基を表し、これらは
さらに置換基を有していても良く、互いに結合して縮合
環を形成しても良い。これらの具体例についてはX1 、
X2 、X3 、X4 、X5 で述べたものと同様である。但
し一般式(VIII)においては、X6 、X8 、X10のハメ
ットの置換基定数σp値とX7 、X9のハメットの置換
基定数σm値の和は1.20以上、3.80以下であ
り、1.50以上、3.80以下が好ましく、更に好ま
しくは1.70以上、3.80以下である。ここで、σ
p値とσm値の総和が、0.80に満たないと発色性が
十分でないなどの問題があり、また逆に3.80をこえ
ると、化合物自体の合成・入手が困難となる。
【0057】なお、ハメットの置換基定数σp、σmに
ついては、例えば稲本直樹著「ハメット則−構造と反応
性−」(丸善)、「新実験化学講座14・有機化合物の
合成と反応V」2605頁(日本化学会編、丸善)、仲
矢忠雄著「理論有機化学解説」217頁(東京化学同
人)、ケミカル・レビュー(91巻),165〜195
頁(1991年)等の成書に詳しく解説されている。
ついては、例えば稲本直樹著「ハメット則−構造と反応
性−」(丸善)、「新実験化学講座14・有機化合物の
合成と反応V」2605頁(日本化学会編、丸善)、仲
矢忠雄著「理論有機化学解説」217頁(東京化学同
人)、ケミカル・レビュー(91巻),165〜195
頁(1991年)等の成書に詳しく解説されている。
【0058】一般式(VI)、(VII)におけるR1 、R
2 、(VIII)、(IX) におけるR4a、R5aは水素原子ま
たは置換基を表し、置換基の具体例としてはX1 、X
2 、X3、X4 、X5 について述べたものと同じ意味を
表すが、好ましくは水素原子または炭素数1〜50の置
換もしくは無置換のアルキル基、炭素数6〜50の置換
もしくは無置換のアリール基、炭素数1〜50の置換も
しくは無置換のヘテロ環基であり、さらに好ましくはR
1a、R2aの少なくとも一方およびR4a、R5aの少なくと
も一方は水素原子である。
2 、(VIII)、(IX) におけるR4a、R5aは水素原子ま
たは置換基を表し、置換基の具体例としてはX1 、X
2 、X3、X4 、X5 について述べたものと同じ意味を
表すが、好ましくは水素原子または炭素数1〜50の置
換もしくは無置換のアルキル基、炭素数6〜50の置換
もしくは無置換のアリール基、炭素数1〜50の置換も
しくは無置換のヘテロ環基であり、さらに好ましくはR
1a、R2aの少なくとも一方およびR4a、R5aの少なくと
も一方は水素原子である。
【0059】一般式(V)、(VII)においてR3aはヘテ
ロ環基を表す。ここで好ましいヘテロ環基は炭素数1〜
50のヘテロ環基であり、ヘテロ原子としては例えば、
窒素、酸素およびイオウ原子等を少なくとも一個以上を
含み、飽和または不飽和の3ないし12員環(好ましく
は3〜8員環)の単環または縮合環であり、ヘテロ環の
具体例としてはフラン、ピラン、ピリジン、チオフェ
ン、イミダゾール、キノリン、ベンツイミダゾール、ベ
ンゾチアゾール、ベンツオキサゾール、ピリミジン、ピ
ラジン、1,2,4−チアジアゾール、ピロール、オキ
サゾール、チアゾール、キナゾリン、イソチアゾール、
ピリダジン、インドール、ピラゾール、トリアゾール、
キノキサリンなどが挙げられる。これらのヘテロ環基は
置換基を有していても良く、一個以上の電子吸引性の基
を有しているものが好ましい。ここで電子吸引性の基と
はハメットのσp値で正の値を有しているものを意味す
る。本発明の発色用還元剤を感光材料に内蔵させる場合
には、Z1 、Z2 、R1a〜R5a、X1 〜X10の少なくと
も1つの基にバラスト基を有していることが好ましい。
Q1 で完成されるヘテロ環の例は、具体的化合物例I−
16〜I−74に図示されている。
ロ環基を表す。ここで好ましいヘテロ環基は炭素数1〜
50のヘテロ環基であり、ヘテロ原子としては例えば、
窒素、酸素およびイオウ原子等を少なくとも一個以上を
含み、飽和または不飽和の3ないし12員環(好ましく
は3〜8員環)の単環または縮合環であり、ヘテロ環の
具体例としてはフラン、ピラン、ピリジン、チオフェ
ン、イミダゾール、キノリン、ベンツイミダゾール、ベ
ンゾチアゾール、ベンツオキサゾール、ピリミジン、ピ
ラジン、1,2,4−チアジアゾール、ピロール、オキ
サゾール、チアゾール、キナゾリン、イソチアゾール、
ピリダジン、インドール、ピラゾール、トリアゾール、
キノキサリンなどが挙げられる。これらのヘテロ環基は
置換基を有していても良く、一個以上の電子吸引性の基
を有しているものが好ましい。ここで電子吸引性の基と
はハメットのσp値で正の値を有しているものを意味す
る。本発明の発色用還元剤を感光材料に内蔵させる場合
には、Z1 、Z2 、R1a〜R5a、X1 〜X10の少なくと
も1つの基にバラスト基を有していることが好ましい。
Q1 で完成されるヘテロ環の例は、具体的化合物例I−
16〜I−74に図示されている。
【0060】つぎに一般式(III) で表される発色用還元
剤を具体的に示すが、本発明の範囲はこれら具体例に限
定されるものではない。
剤を具体的に示すが、本発明の範囲はこれら具体例に限
定されるものではない。
【0061】
【化25】
【0062】
【化26】
【0063】
【化27】
【0064】
【化28】
【0065】
【化29】
【0066】
【化30】
【0067】
【化31】
【0068】
【化32】
【0069】
【化33】
【0070】
【化34】
【0071】
【化35】
【0072】
【化36】
【0073】
【化37】
【0074】本発明において一般式(I)または(II)
で表わされる化合物と一般式(III)で表わされる化合物
を同一感光材料中に用いることも可能である。この場
合、感材の別の層にそれぞれ別々に添加しても良いし、
同一層に添加してもよい。またそれぞれの化合物の使用
する比率はいかなる比率でもよい。
で表わされる化合物と一般式(III)で表わされる化合物
を同一感光材料中に用いることも可能である。この場
合、感材の別の層にそれぞれ別々に添加しても良いし、
同一層に添加してもよい。またそれぞれの化合物の使用
する比率はいかなる比率でもよい。
【0075】次に一般式(X)で表される化合物に付い
て詳細に説明する。一般式(X)において、Arは置換
もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置
換のヘテロ環基である。アリール基としては、好ましく
は炭素数6〜30のもので具体的にはフェニル基、ナフ
チル基等が挙げられる。また、ヘテロ環基としては、好
ましくは3〜8員環で、環構成原子にヘテロ原子として
酸素原子、窒素原子又は硫黄原子を少なくとも1個以上
有するものであり、他の芳香族環と縮環していてもよ
く、具体的には2−ピリジル基、2−フリル基、2−ベ
ンゾオキサゾリル基、2−チエニル基等が挙げられる。
Arとして特に好ましいのはフェニル基である。
て詳細に説明する。一般式(X)において、Arは置換
もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置
換のヘテロ環基である。アリール基としては、好ましく
は炭素数6〜30のもので具体的にはフェニル基、ナフ
チル基等が挙げられる。また、ヘテロ環基としては、好
ましくは3〜8員環で、環構成原子にヘテロ原子として
酸素原子、窒素原子又は硫黄原子を少なくとも1個以上
有するものであり、他の芳香族環と縮環していてもよ
く、具体的には2−ピリジル基、2−フリル基、2−ベ
ンゾオキサゾリル基、2−チエニル基等が挙げられる。
Arとして特に好ましいのはフェニル基である。
【0076】Arにおける置換基としては、ヒドロキシ
ル基、シアノ基、カルボキシル基、ハロゲン原子(例え
ば弗素原子、塩素原子、臭素原子等)、好ましくは炭素
数1〜60の直鎖状、または分岐状のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、
ウンデシル基、ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、
3−デカンアミドプロピル基等)、好ましくは炭素数3
〜60のシクロアルキル基(例えばシクロプロピル基、
1−エチルシクロプロピル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等)、好ましくは炭素数6〜30のアリー
ル基(例えば、フェニル基、ナフチル基等)、好ましく
は炭素数2〜60のヘテロ環基(ヘテロ原子としては酸
素原子、窒素原子又は硫黄原子を少なくとも1個以上有
するものであり、3〜8員環の単環、または縮合環で、
2−ピリジル基、2−フリル基、2−ベンゾオキサゾリ
ル基、2−チエニル基等)、好ましくは炭素数1〜60
のアルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基、n−オクチルオキシ基、ヘキサデシルオキシ
基、2−メトキシエトキシ基等)、好ましくは炭素数6
〜60のアリールオキシ基(例えばフェノキシ基、2,
4−t−アミルフェノキシ基、4−t−ブチルフェノキ
シ基、ナフトキシ基等)、好ましくは炭素数6〜60の
アシルオキシ基(例えば、ベンゾイルオキシ基、オクタ
ノイルオキシ基、2−ヘキサデカノイルオキシ基、2−
(2′,4′−ジ−t−アミルフェノキシ)ブタノイル
オキシ基等)、好ましくは炭素数2〜60のアシルアミ
ノ基{例えば、アセチルアミノ基、n−ブタノイルアミ
ノ基、オクタノイルアミノ基、2−ヘキサデカノイルア
ミノ基、2−(2′,4′−ジ−t−アミルフェノキ
シ)ブタノイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、ニコチ
ノイルアミノ基等}、好ましくは炭素数1〜60のスル
ホニルアミノ基(例えば、メタンスルホニルアミノ基、
フェニルスルホニルアミノ基等)、好ましくは炭素数0
〜60のその他のアミノ基(例えば、無置換アミノ基、
モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリール
アミノ基、アルキルアリールアミノ基、具体的には無置
換アミノ基、ジエチルアミノ基、n−オクチルアミノ
基、3−(2′,4′−ジ−t−アミルフェノキシ)プ
ロピルアミノ基、モルホリノ基等)、好ましくは炭素数
1〜60のアルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エ
チルチオ基、ブチルチオ基、ヘキサデシルチオ基等)、
好ましくは炭素数6〜60のアリールチオ基(例えば、
フェニルチオ基、4−ドデシルオキシフェニルチオ基
等)、好ましくは炭素数1〜60のアシル基(例えば、
アセチル基、ベンゾイル基、ブタノイル基、ドデカノイ
ル基等)、好ましくは炭素数1〜60のスルホニル基
(例えば、メタンスルホニル基、ブタンスルホニル基、
トルエンスルホニル基等)、好ましくは炭素数2〜60
のアルコキシカルボニル基、(例えば、エトキシカルボ
ニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、ドデシルオキシ
カルボニル基等)、好ましくは炭素数7〜30のアリー
ルオキシカルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル
基、ナフチルオキシカルボニル基等)、好ましくは炭素
数1〜60のカルバモイル基(例えば、N,N−ジシク
ロヘキシルカルバモイル基等)、好ましくは炭素数0〜
60のスルファモイル基(例えば、N,N−ジメチルス
ルファモイル基等)が挙げられる。
ル基、シアノ基、カルボキシル基、ハロゲン原子(例え
ば弗素原子、塩素原子、臭素原子等)、好ましくは炭素
数1〜60の直鎖状、または分岐状のアルキル基(例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、
ウンデシル基、ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、
3−デカンアミドプロピル基等)、好ましくは炭素数3
〜60のシクロアルキル基(例えばシクロプロピル基、
1−エチルシクロプロピル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等)、好ましくは炭素数6〜30のアリー
ル基(例えば、フェニル基、ナフチル基等)、好ましく
は炭素数2〜60のヘテロ環基(ヘテロ原子としては酸
素原子、窒素原子又は硫黄原子を少なくとも1個以上有
するものであり、3〜8員環の単環、または縮合環で、
2−ピリジル基、2−フリル基、2−ベンゾオキサゾリ
ル基、2−チエニル基等)、好ましくは炭素数1〜60
のアルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基、n−オクチルオキシ基、ヘキサデシルオキシ
基、2−メトキシエトキシ基等)、好ましくは炭素数6
〜60のアリールオキシ基(例えばフェノキシ基、2,
4−t−アミルフェノキシ基、4−t−ブチルフェノキ
シ基、ナフトキシ基等)、好ましくは炭素数6〜60の
アシルオキシ基(例えば、ベンゾイルオキシ基、オクタ
ノイルオキシ基、2−ヘキサデカノイルオキシ基、2−
(2′,4′−ジ−t−アミルフェノキシ)ブタノイル
オキシ基等)、好ましくは炭素数2〜60のアシルアミ
ノ基{例えば、アセチルアミノ基、n−ブタノイルアミ
ノ基、オクタノイルアミノ基、2−ヘキサデカノイルア
ミノ基、2−(2′,4′−ジ−t−アミルフェノキ
シ)ブタノイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、ニコチ
ノイルアミノ基等}、好ましくは炭素数1〜60のスル
ホニルアミノ基(例えば、メタンスルホニルアミノ基、
フェニルスルホニルアミノ基等)、好ましくは炭素数0
〜60のその他のアミノ基(例えば、無置換アミノ基、
モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリール
アミノ基、アルキルアリールアミノ基、具体的には無置
換アミノ基、ジエチルアミノ基、n−オクチルアミノ
基、3−(2′,4′−ジ−t−アミルフェノキシ)プ
ロピルアミノ基、モルホリノ基等)、好ましくは炭素数
1〜60のアルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エ
チルチオ基、ブチルチオ基、ヘキサデシルチオ基等)、
好ましくは炭素数6〜60のアリールチオ基(例えば、
フェニルチオ基、4−ドデシルオキシフェニルチオ基
等)、好ましくは炭素数1〜60のアシル基(例えば、
アセチル基、ベンゾイル基、ブタノイル基、ドデカノイ
ル基等)、好ましくは炭素数1〜60のスルホニル基
(例えば、メタンスルホニル基、ブタンスルホニル基、
トルエンスルホニル基等)、好ましくは炭素数2〜60
のアルコキシカルボニル基、(例えば、エトキシカルボ
ニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、ドデシルオキシ
カルボニル基等)、好ましくは炭素数7〜30のアリー
ルオキシカルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル
基、ナフチルオキシカルボニル基等)、好ましくは炭素
数1〜60のカルバモイル基(例えば、N,N−ジシク
ロヘキシルカルバモイル基等)、好ましくは炭素数0〜
60のスルファモイル基(例えば、N,N−ジメチルス
ルファモイル基等)が挙げられる。
【0077】これらの置換基の中で、好ましくはヒドロ
キシル基、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基であり、特に
好ましくは、ヒドロキシル基、アルコキシ基、スルホニ
ルアミノ基である。
キシル基、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基であり、特に
好ましくは、ヒドロキシル基、アルコキシ基、スルホニ
ルアミノ基である。
【0078】これらの置換基は、可能な場合は、互いに
連結して環を形成していてもよい。また、これらの置換
基は、可能な場合は、さらに置換基を有していてもよ
く、置換基としては、前記Ar基上の置換基として列挙
した置換基が適用できる。好ましくは、アルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモ
イル基、スルホニル基、スルファモイル基、シアノ基、
カルボキシル基、またはヒドロキシル基であり、特に好
ましくは、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
ボニル基である。
連結して環を形成していてもよい。また、これらの置換
基は、可能な場合は、さらに置換基を有していてもよ
く、置換基としては、前記Ar基上の置換基として列挙
した置換基が適用できる。好ましくは、アルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、アルコキシ
カルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモ
イル基、スルホニル基、スルファモイル基、シアノ基、
カルボキシル基、またはヒドロキシル基であり、特に好
ましくは、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
ボニル基である。
【0079】Ar基上の置換基のうち少なくとも1つ
は、その中にカプラー等の不動性写真用添加剤において
常用されているバラスト基が組み込まれているのが好ま
しい。バラスト基は写真性に対して不活性な基であり、
例えば8以上の炭素数を有するアルキル基、アルコキシ
基、アリール基、アリールオキシ基が挙げられ、また、
これらの基とアミド基、ウレイド基、スルホンアミド
基、エステル基、スルホニル基、アシル基など及びこれ
らのこれらの基同士やヒドロキシル基などとの基の組合
せからなるものの中から選ぶことができる。
は、その中にカプラー等の不動性写真用添加剤において
常用されているバラスト基が組み込まれているのが好ま
しい。バラスト基は写真性に対して不活性な基であり、
例えば8以上の炭素数を有するアルキル基、アルコキシ
基、アリール基、アリールオキシ基が挙げられ、また、
これらの基とアミド基、ウレイド基、スルホンアミド
基、エステル基、スルホニル基、アシル基など及びこれ
らのこれらの基同士やヒドロキシル基などとの基の組合
せからなるものの中から選ぶことができる。
【0080】一般式(X)において、Xは置換若しくは
無置換のメチレン基であり、その置換基としては、上述
したAr基上の置換基が同様に挙げられる。XのArに
おける結合位置としては、Ar基がアリール環のとき
は、ホルミル基に対してオルト又はパラ位であり、Ar
基がヘテロ環のときは、ホルミル基を1位とした場合
に、2位又は4位であり、ホルミル基が水酸基に変換さ
れた後、電子移動により発色現像主薬(PPD)を放出
できるようなAr基上の位置関係にある。
無置換のメチレン基であり、その置換基としては、上述
したAr基上の置換基が同様に挙げられる。XのArに
おける結合位置としては、Ar基がアリール環のとき
は、ホルミル基に対してオルト又はパラ位であり、Ar
基がヘテロ環のときは、ホルミル基を1位とした場合
に、2位又は4位であり、ホルミル基が水酸基に変換さ
れた後、電子移動により発色現像主薬(PPD)を放出
できるようなAr基上の位置関係にある。
【0081】Lは連結基を表し、既知の時間調節基(タ
イミング基)が挙げられ、例えばDE−A−28031
45号に記載される
イミング基)が挙げられ、例えばDE−A−28031
45号に記載される
【0082】
【化38】
【0083】基が挙げられる。この基にあっては、(−
O)原子が放出化合物(OHC−Ar−X−)と結合
し、炭素原子が発色現像主薬(PPD)におけるヘテロ
原子に結合し、放出化合物と発色現像主薬とを連結す
る。また、DE−A−2855697号に記載されるよ
うな、一般式(X)の発色現像主薬前駆体から放出され
ると分子内求核反応を受けて発色現像主薬を放出するに
至る基、更に、DE−A−3105026号に記載され
るような、一般式(X)の発色現像主薬前駆体から放出
された後に、電子移動が共役系に沿って起き、発色現像
主薬が放出されるに至る基等が挙げられる。また、L
は、一般式(X)の化合物から放出されたとき、それ自
身でカップリング反応またはレドックス反応に関与し、
反応の結果として像様に放出された求核剤とのカップリ
ング反応又はハロゲン化銀との像様なレドックス反応に
よりPPDを像様に放出できる基であってもよい。
O)原子が放出化合物(OHC−Ar−X−)と結合
し、炭素原子が発色現像主薬(PPD)におけるヘテロ
原子に結合し、放出化合物と発色現像主薬とを連結す
る。また、DE−A−2855697号に記載されるよ
うな、一般式(X)の発色現像主薬前駆体から放出され
ると分子内求核反応を受けて発色現像主薬を放出するに
至る基、更に、DE−A−3105026号に記載され
るような、一般式(X)の発色現像主薬前駆体から放出
された後に、電子移動が共役系に沿って起き、発色現像
主薬が放出されるに至る基等が挙げられる。また、L
は、一般式(X)の化合物から放出されたとき、それ自
身でカップリング反応またはレドックス反応に関与し、
反応の結果として像様に放出された求核剤とのカップリ
ング反応又はハロゲン化銀との像様なレドックス反応に
よりPPDを像様に放出できる基であってもよい。
【0084】mは0〜3の整数を表し、1または2が好
ましい。
ましい。
【0085】PPDは発色現像主薬を表し、発色現像主
薬としてはp−フェニレンジアミン誘導体が好ましい。
好ましい例としては、特開平4−249244号の第7
頁左欄23行目〜同右欄16行目、および特開平4−4
43号の第4頁右下欄7行目〜第6頁20行目に記載の
p−フェニレンジアミン誘導体であり、好ましい具体例
は、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン、4−
アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、4−
アミノ−N−(β−ヒドロキシエチル)−N−メチルア
ニリン、4−アミノ−N−エチル−N−(β−ヒドロキ
シエチル)アニリン、4−アミノ−N−エチル−N−
(β−ヒドロキシエチル)−3−メチルアニリン、4−
アミノ−N−エチル−N−(3−ヒドロキシプロピル)
−3−メチルアニリン、4−アミノ−N−エチル−N−
(4−ヒドロキシブチル)一3−メチルアニリン、4−
アミノ−N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミド
エチル)−3−メチルアニリン、4−アミノーN,N−
ジエチル−3−(β−ヒドロキシエチル)アニリン、4
−アミノーN−エチル−N−(β−メトキシエチル)−
3−メチルアニリン、4−アミノ−N−(β−エトキシ
エチル)−N−エチル−3−メチルアニリン、4−アミ
ノーN−(3−カルバモイルプロピル)−N−n−プロ
ピル−3−メチルアニリン、4−アミノ−N−(3−カ
ルバモイルブチル)−N−n−プロピルー3−メチルア
ニリン、N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3
−ヒドロキシピロリジン、N−(4−アミノ−3−メチ
ルフェニル)−3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン、
N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−ピロリ
ジンカルボキサミドであり、上記p−フェニレンジアミ
ン誘導体のうち好ましくは4−アミノ−N−エチル−N
−(β−メタンスルホンアミドエチル)−アニリン、4
−アミノ−N−エチル−N(β−ヒドロキシエチル)−
3−メチルアニリン、4−アミノ−N−エチル−N−
(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチルアニリン、お
よび4−アミノ−N−エチル−N−(4−ヒドロキシブ
チル)−3−メチルアニリンである。
薬としてはp−フェニレンジアミン誘導体が好ましい。
好ましい例としては、特開平4−249244号の第7
頁左欄23行目〜同右欄16行目、および特開平4−4
43号の第4頁右下欄7行目〜第6頁20行目に記載の
p−フェニレンジアミン誘導体であり、好ましい具体例
は、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン、4−
アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、4−
アミノ−N−(β−ヒドロキシエチル)−N−メチルア
ニリン、4−アミノ−N−エチル−N−(β−ヒドロキ
シエチル)アニリン、4−アミノ−N−エチル−N−
(β−ヒドロキシエチル)−3−メチルアニリン、4−
アミノ−N−エチル−N−(3−ヒドロキシプロピル)
−3−メチルアニリン、4−アミノ−N−エチル−N−
(4−ヒドロキシブチル)一3−メチルアニリン、4−
アミノ−N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミド
エチル)−3−メチルアニリン、4−アミノーN,N−
ジエチル−3−(β−ヒドロキシエチル)アニリン、4
−アミノーN−エチル−N−(β−メトキシエチル)−
3−メチルアニリン、4−アミノ−N−(β−エトキシ
エチル)−N−エチル−3−メチルアニリン、4−アミ
ノーN−(3−カルバモイルプロピル)−N−n−プロ
ピル−3−メチルアニリン、4−アミノ−N−(3−カ
ルバモイルブチル)−N−n−プロピルー3−メチルア
ニリン、N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3
−ヒドロキシピロリジン、N−(4−アミノ−3−メチ
ルフェニル)−3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン、
N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−ピロリ
ジンカルボキサミドであり、上記p−フェニレンジアミ
ン誘導体のうち好ましくは4−アミノ−N−エチル−N
−(β−メタンスルホンアミドエチル)−アニリン、4
−アミノ−N−エチル−N(β−ヒドロキシエチル)−
3−メチルアニリン、4−アミノ−N−エチル−N−
(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチルアニリン、お
よび4−アミノ−N−エチル−N−(4−ヒドロキシブ
チル)−3−メチルアニリンである。
【0086】一般式(X)で表される化合物の中で好ま
しい化合物は一般式(XI)で表される。一般式(XI)に
おいて、L、PPDは一般式(X)と同義である。Rの
表す基は、一般式(X)の置換基に関して列挙した置換
基が適用できるが、Rとして好ましくは、ヒドロキシル
基、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニ
ルアミノ基、その他のアミノ基であり、特に好ましい基
としてはヒドロキシル基、アルキル基、アルコキシ基、
アシルアミノ基、その他のアミノ基である。−CH2 −
はホルミル基のオルト又はパラ位に位置するメチレン基
を表し、lは整数を表し、0または1が好ましい。nは
1から4の整数を表し、1または2が好ましい。
しい化合物は一般式(XI)で表される。一般式(XI)に
おいて、L、PPDは一般式(X)と同義である。Rの
表す基は、一般式(X)の置換基に関して列挙した置換
基が適用できるが、Rとして好ましくは、ヒドロキシル
基、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニ
ルアミノ基、その他のアミノ基であり、特に好ましい基
としてはヒドロキシル基、アルキル基、アルコキシ基、
アシルアミノ基、その他のアミノ基である。−CH2 −
はホルミル基のオルト又はパラ位に位置するメチレン基
を表し、lは整数を表し、0または1が好ましい。nは
1から4の整数を表し、1または2が好ましい。
【0087】一般式(XI)で表される化合物の中で好ま
しい化合物は一般式(XII)で表される。一般式(XII)に
おいて、R1 はアルキル基、アリール基、アシル基を表
し、R、PPDは一般式(XI)のそれと同義であり、r
は0から2の整数を表す。−CH2 −はホルミル基のオ
ルト又はパラ位に位置するメチレン基を表す。
しい化合物は一般式(XII)で表される。一般式(XII)に
おいて、R1 はアルキル基、アリール基、アシル基を表
し、R、PPDは一般式(XI)のそれと同義であり、r
は0から2の整数を表す。−CH2 −はホルミル基のオ
ルト又はパラ位に位置するメチレン基を表す。
【0088】本発明の一般式(X)に含まれる化合物の
具体例を以下に挙げるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
具体例を以下に挙げるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0089】
【化39】
【0090】
【化40】
【0091】
【化41】
【0092】
【化42】
【0093】本発明に好ましく使用されるカプラーとし
ては、以下の一般式(1)〜(12)に記載するような
構造の化合物がある。これらはそれぞれ一般に活性メチ
レン、ピラゾロン、ピラゾロアゾール、フェノール、ナ
フトール、ピロロトリアゾールと総称される化合物であ
り、当該分野で公知の化合物である。
ては、以下の一般式(1)〜(12)に記載するような
構造の化合物がある。これらはそれぞれ一般に活性メチ
レン、ピラゾロン、ピラゾロアゾール、フェノール、ナ
フトール、ピロロトリアゾールと総称される化合物であ
り、当該分野で公知の化合物である。
【0094】
【化43】
【0095】
【化44】
【0096】
【化45】
【0097】一般式(1)〜(4)は活性メチレン系カ
プラーと称されるカプラーを表し、式中R14は置換基を
有しても良いアシル基、シアノ基、ニトロ基、アリール
基、ヘテロ環残基、アルコキシカルボニル基、アリール
オキシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基であ
る。
プラーと称されるカプラーを表し、式中R14は置換基を
有しても良いアシル基、シアノ基、ニトロ基、アリール
基、ヘテロ環残基、アルコキシカルボニル基、アリール
オキシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基であ
る。
【0098】一般式(1)〜(3)において、R15は置
換基を有しても良いアルキル基、アリール基またはヘテ
ロ環残基である。一般式(4)においてR16は置換基を
有しても良いアリール基またはヘテロ環残基である。R
14、R15、R16が有しても良い置換基としては、前述の
X1 〜X5 の例として述べたものが挙げられる。
換基を有しても良いアルキル基、アリール基またはヘテ
ロ環残基である。一般式(4)においてR16は置換基を
有しても良いアリール基またはヘテロ環残基である。R
14、R15、R16が有しても良い置換基としては、前述の
X1 〜X5 の例として述べたものが挙げられる。
【0099】一般式(1)〜(4)において、Yは水素
原子または発色用還元剤の酸化体とのカップリング反応
により脱離可能な基である。Yの例として、ヘテロ環基
(ヘテロ原子としては窒素、酸素、イオウ等を少なくと
も一個含み、飽和または不飽和の5〜7員環の単環もし
くは縮合環であり、例としては、スクシンイミド、マレ
インイミド、フタルイミド、ジグリコールイミド、ピロ
ール、ピラゾール、イミダゾール、1,2,4−トリア
ゾール、テトラゾール、インドール、ベンゾピラゾー
ル、ベンツイミダゾール、ベンゾトリアゾール、イミダ
ゾリン−2,4−ジオン、オキサゾリジン−2,4−ジ
オン、チアゾリジン−2,4−ジオン、イミダゾリジン
−2−オン、オキサゾリン−2−オン、チアゾリン−2
−オン、ベンツイミダゾリン−2−オン、ベンゾオキサ
ゾリン−2−オン、ベンゾチアゾリン−2−オン、2−
ピロリン−5−オン、2−イミダゾリン−5−オン、イ
ンドリン−2,3−ジオン、2,6−ジオキシプリン、
パラバン酸、1,2,4−トリアゾリジン−3,5−ジ
オン、2−ピリドン、4−ピリドン、2−ピリミドン、
6−ピリダゾン、2−ピラゾン、2−アミノ−1,3,
4−チアゾリジン、2−イミノ−1,3,4−チアゾリ
ジン−4−オン等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原
子、臭素原子等)、アリールオキシ基(例えば、フェノ
キシ、1−ナフトキシ等)、ヘテロ環オキシ基(例え
ば、ピリジルオキシ、ピラゾリルオキシ等)、アシルオ
キシ基(例えば、アセトキシ、ベンゾイルオキシ等)、
アルコキシ基(例えば、メトキシ、ドデシルオキシ
等)、カルバモイルオキシ基(例えば、N,N −ジエチ
ルカルバモイルオキシ、モルホリノカルボニルオキシ
等)、アリールオキシカルボニルオキシ基(例えば、フ
ェノキシカルボニルオキシ等)、アルコキシカルボニル
オキシ基(例えば、メトキシカルボニルオキシ、エトキ
シカルボニルオキシ等)、アリールチオ基(例えば、フ
ェニルチオ、ナフチルチオ等)、ヘテロ環チオ基(例え
ば、テトラゾリルチオ、1,3,4−チアジアゾリルチ
オ、1,3,4−オキサジアゾリルチオ、ベンツイミダ
ゾリルチオ等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチ
オ、オクチルチオ、ヘキサデシルチオ等)、アルキルス
ルホニルオキシ基(例えば、メタンスルホニルオキシ
等)、アリールスルホニルオキシ基(例えば、ベンゼン
スルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ等)、カ
ルボンアミド基(例えば、アセタミド、トリフルオロア
セタミド等)、スルホンアミド基(例えば、メタンスル
ホンアミド、ベンゼンスルホンアミド等)、アルキルス
ルホニル基(例えば、メタンスルホニル等)、アリール
スルホニル基(例えば、ベンゼンスルホニル等)、アル
キルスルフィニル基(例えば、メタンスルフィニル
等)、アリールスルフィニル基(例えば、ベンゼンスル
フィニル等)、アリールアゾ基(例えば、フェニルア
ゾ、ナフチルアゾ等)、カルバモイルアミノ基(例え
ば、N −メチルカルバモイルアミノ等)などである。
原子または発色用還元剤の酸化体とのカップリング反応
により脱離可能な基である。Yの例として、ヘテロ環基
(ヘテロ原子としては窒素、酸素、イオウ等を少なくと
も一個含み、飽和または不飽和の5〜7員環の単環もし
くは縮合環であり、例としては、スクシンイミド、マレ
インイミド、フタルイミド、ジグリコールイミド、ピロ
ール、ピラゾール、イミダゾール、1,2,4−トリア
ゾール、テトラゾール、インドール、ベンゾピラゾー
ル、ベンツイミダゾール、ベンゾトリアゾール、イミダ
ゾリン−2,4−ジオン、オキサゾリジン−2,4−ジ
オン、チアゾリジン−2,4−ジオン、イミダゾリジン
−2−オン、オキサゾリン−2−オン、チアゾリン−2
−オン、ベンツイミダゾリン−2−オン、ベンゾオキサ
ゾリン−2−オン、ベンゾチアゾリン−2−オン、2−
ピロリン−5−オン、2−イミダゾリン−5−オン、イ
ンドリン−2,3−ジオン、2,6−ジオキシプリン、
パラバン酸、1,2,4−トリアゾリジン−3,5−ジ
オン、2−ピリドン、4−ピリドン、2−ピリミドン、
6−ピリダゾン、2−ピラゾン、2−アミノ−1,3,
4−チアゾリジン、2−イミノ−1,3,4−チアゾリ
ジン−4−オン等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原
子、臭素原子等)、アリールオキシ基(例えば、フェノ
キシ、1−ナフトキシ等)、ヘテロ環オキシ基(例え
ば、ピリジルオキシ、ピラゾリルオキシ等)、アシルオ
キシ基(例えば、アセトキシ、ベンゾイルオキシ等)、
アルコキシ基(例えば、メトキシ、ドデシルオキシ
等)、カルバモイルオキシ基(例えば、N,N −ジエチ
ルカルバモイルオキシ、モルホリノカルボニルオキシ
等)、アリールオキシカルボニルオキシ基(例えば、フ
ェノキシカルボニルオキシ等)、アルコキシカルボニル
オキシ基(例えば、メトキシカルボニルオキシ、エトキ
シカルボニルオキシ等)、アリールチオ基(例えば、フ
ェニルチオ、ナフチルチオ等)、ヘテロ環チオ基(例え
ば、テトラゾリルチオ、1,3,4−チアジアゾリルチ
オ、1,3,4−オキサジアゾリルチオ、ベンツイミダ
ゾリルチオ等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチ
オ、オクチルチオ、ヘキサデシルチオ等)、アルキルス
ルホニルオキシ基(例えば、メタンスルホニルオキシ
等)、アリールスルホニルオキシ基(例えば、ベンゼン
スルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ等)、カ
ルボンアミド基(例えば、アセタミド、トリフルオロア
セタミド等)、スルホンアミド基(例えば、メタンスル
ホンアミド、ベンゼンスルホンアミド等)、アルキルス
ルホニル基(例えば、メタンスルホニル等)、アリール
スルホニル基(例えば、ベンゼンスルホニル等)、アル
キルスルフィニル基(例えば、メタンスルフィニル
等)、アリールスルフィニル基(例えば、ベンゼンスル
フィニル等)、アリールアゾ基(例えば、フェニルア
ゾ、ナフチルアゾ等)、カルバモイルアミノ基(例え
ば、N −メチルカルバモイルアミノ等)などである。
【0100】Yは置換基により置換されていても良く、
Yを置換する置換基の例としてはX1 〜X5 で述べたも
のが挙げられる。Yは好ましくはハロゲン原子、アリー
ルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、アリ
ールオキシカルボニルオキシ基、アルコキシカルボニル
オキシ基、カルバモイルオキシ基である。一般式(1)
〜(4)において、R14とR15、R14とR16は互いに結
合して環を形成しても良い。一般式(5)は5−ピラゾ
ロン系カプラーと称されるカプラーを表し、式中R17は
アルキル基、アリール基、アシル基またはカルバモイル
基を表す。R18はフェニル基または1個以上のハロゲン
原子、アルキル基、シアノ基、アルコキシ基、アルコキ
シカルボニル基またはアシルアミノ基が置換したフェニ
ル基を表す。
Yを置換する置換基の例としてはX1 〜X5 で述べたも
のが挙げられる。Yは好ましくはハロゲン原子、アリー
ルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、アリ
ールオキシカルボニルオキシ基、アルコキシカルボニル
オキシ基、カルバモイルオキシ基である。一般式(1)
〜(4)において、R14とR15、R14とR16は互いに結
合して環を形成しても良い。一般式(5)は5−ピラゾ
ロン系カプラーと称されるカプラーを表し、式中R17は
アルキル基、アリール基、アシル基またはカルバモイル
基を表す。R18はフェニル基または1個以上のハロゲン
原子、アルキル基、シアノ基、アルコキシ基、アルコキ
シカルボニル基またはアシルアミノ基が置換したフェニ
ル基を表す。
【0101】一般式(5)で表される5−ピラゾロン系
カプラーの中でもR17がアリール基またはアシル基、R
18が1個以上のハロゲン原子が置換したフェニル基のも
のが好ましい。これらの好ましい基について詳しく述べ
ると、R17はフェニル基、2−クロロフェニル基、2−
メトキシフェニル基、2−クロロ−5−テトラデカンア
ミドフェニル基、2−クロロ−5−(3−オクタデセニ
ル−1−スクシンイミド)フェニル基、2−クロロ−5
−オクタデシルスルホンアミドフェニル基または2−ク
ロロ−5−〔2−(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフ
ェノキシ)テトラデカンアミド〕フェニル基等のアリー
ル基またはアセチル基、2−(2,4−ジ−t−ペンチ
ルフェノキシ)ブタノイル基、ベンゾイル基、3−
(2,4−ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド)ベ
ンゾイル基等のアシル基であり、これらの基はさらに置
換基を有しても良く、それらは炭素原子、酸素原子、窒
素原子またはイオウ原子で連結する有機置換基またはハ
ロゲン原子である。Yについては前述したものと同じ意
味である。
カプラーの中でもR17がアリール基またはアシル基、R
18が1個以上のハロゲン原子が置換したフェニル基のも
のが好ましい。これらの好ましい基について詳しく述べ
ると、R17はフェニル基、2−クロロフェニル基、2−
メトキシフェニル基、2−クロロ−5−テトラデカンア
ミドフェニル基、2−クロロ−5−(3−オクタデセニ
ル−1−スクシンイミド)フェニル基、2−クロロ−5
−オクタデシルスルホンアミドフェニル基または2−ク
ロロ−5−〔2−(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフ
ェノキシ)テトラデカンアミド〕フェニル基等のアリー
ル基またはアセチル基、2−(2,4−ジ−t−ペンチ
ルフェノキシ)ブタノイル基、ベンゾイル基、3−
(2,4−ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド)ベ
ンゾイル基等のアシル基であり、これらの基はさらに置
換基を有しても良く、それらは炭素原子、酸素原子、窒
素原子またはイオウ原子で連結する有機置換基またはハ
ロゲン原子である。Yについては前述したものと同じ意
味である。
【0102】R18は2,4,6−トリクロロフェニル
基、2,5−ジクロロフェニル基、2−クロロフェニル
基等の置換フェニル基が好ましい。一般式(6)はピラ
ゾロアゾール系カプラーと称されるカプラーを表し、式
中、R19は水素原子または置換基を表す。Q3 は窒素原
子を2〜4個含む5員のアゾール環を形成するのに必要
な非金属原子群を表し、該アゾール環は置換基(縮合環
を含む)を有しても良い。一般式(6)で表されるピラ
ゾロアゾール系カプラーの中でも、発色色素の分光吸収
特性の点で、米国特許第4,500,630号に記載の
イミダゾ〔1,2−b〕ピラゾール類、米国特許第4,
500,654号に記載のピラゾロ〔1,5−b〕−
1,2,4−トリアゾール類、米国特許第3,725,
067号に記載のピラゾロ〔5,1−c〕−1,2,4
−トリアゾール類が好ましい。
基、2,5−ジクロロフェニル基、2−クロロフェニル
基等の置換フェニル基が好ましい。一般式(6)はピラ
ゾロアゾール系カプラーと称されるカプラーを表し、式
中、R19は水素原子または置換基を表す。Q3 は窒素原
子を2〜4個含む5員のアゾール環を形成するのに必要
な非金属原子群を表し、該アゾール環は置換基(縮合環
を含む)を有しても良い。一般式(6)で表されるピラ
ゾロアゾール系カプラーの中でも、発色色素の分光吸収
特性の点で、米国特許第4,500,630号に記載の
イミダゾ〔1,2−b〕ピラゾール類、米国特許第4,
500,654号に記載のピラゾロ〔1,5−b〕−
1,2,4−トリアゾール類、米国特許第3,725,
067号に記載のピラゾロ〔5,1−c〕−1,2,4
−トリアゾール類が好ましい。
【0103】置換基R19、Q3 で表されるアゾール環の
置換基の詳細については、例えば、米国特許第4,54
0,654号明細書中の第2カラム第41行〜第8カラ
ム第27行に記載されている。好ましくは特開昭61−
65245号に記載されているような分岐アルキル基が
ピラゾロトリアゾール基の2、3または6位に直結した
ピラゾロアゾールカプラー、特開昭61−65245号
に記載されている分子内にスルホンアミド基を含んだピ
ラゾロアゾールカプラー、特開昭61−147254号
に記載されているアルコキシフェニルスルホンアミドバ
ラスト基を持つピラゾロアゾールカプラー、特開昭62
−209457号もしくは同63−307453号に記
載されている6位にアルコキシ基やアリールオキシ基を
持つピラゾロトリアゾールカプラー、および特開平2−
201443号に記載されている分子内にカルボンアミ
ド基を持つピラゾロトリアゾールカプラーである。Yに
関しては前述したものと同じ意味を表す。
置換基の詳細については、例えば、米国特許第4,54
0,654号明細書中の第2カラム第41行〜第8カラ
ム第27行に記載されている。好ましくは特開昭61−
65245号に記載されているような分岐アルキル基が
ピラゾロトリアゾール基の2、3または6位に直結した
ピラゾロアゾールカプラー、特開昭61−65245号
に記載されている分子内にスルホンアミド基を含んだピ
ラゾロアゾールカプラー、特開昭61−147254号
に記載されているアルコキシフェニルスルホンアミドバ
ラスト基を持つピラゾロアゾールカプラー、特開昭62
−209457号もしくは同63−307453号に記
載されている6位にアルコキシ基やアリールオキシ基を
持つピラゾロトリアゾールカプラー、および特開平2−
201443号に記載されている分子内にカルボンアミ
ド基を持つピラゾロトリアゾールカプラーである。Yに
関しては前述したものと同じ意味を表す。
【0104】一般式(7)、(8)はそれぞれフェノー
ル系カプラー、ナフトール系カプラーと称されるカプラ
ーであり、式中、R20は水素原子または−CONR22R
23、−SO2 NR22R23、−NHCOR22、−NHCO
NR22R23、−NHSO2 NR22R23から選ばれる基を
表す。R22、R23は水素原子または置換基を表す。一般
式(7)、(8)において、R21は置換基を表し、lは
0〜2から選ばれる整数、mは0〜4から選ばれる整数
を表す。l、mが2以上の時にはR21はそれぞれ異なっ
ていても良い。R21〜R23の置換基としては前記一般式
(II)や(IV)のX1 〜X5 の例として述べたもの
が挙げられる。Yに関しては前述のものと同じ意味を表
す。
ル系カプラー、ナフトール系カプラーと称されるカプラ
ーであり、式中、R20は水素原子または−CONR22R
23、−SO2 NR22R23、−NHCOR22、−NHCO
NR22R23、−NHSO2 NR22R23から選ばれる基を
表す。R22、R23は水素原子または置換基を表す。一般
式(7)、(8)において、R21は置換基を表し、lは
0〜2から選ばれる整数、mは0〜4から選ばれる整数
を表す。l、mが2以上の時にはR21はそれぞれ異なっ
ていても良い。R21〜R23の置換基としては前記一般式
(II)や(IV)のX1 〜X5 の例として述べたもの
が挙げられる。Yに関しては前述のものと同じ意味を表
す。
【0105】一般式(7)で表されるフェノール系カプ
ラーの好ましい例としては、米国特許第2,369,9
29号、同第2,801,171号、同第2,772,
162号、同第2,895,826号、同第3,77
2,002号等に記載の2−アシルアミノ−5−アルキ
ルフェノール系、米国特許第2,772,162号、同
第3,758,308号、同第4,126,396号、
同第4,334,011号、同第4,327,173
号、西独特許公開第3,329,729号、特開昭59
−166956号等に記載の2,5−ジアシルアミノフ
ェノール系、米国特許第3,446,622号、同第
4,333,999号、同第4,451,559号、同
第4,427,767号等に記載の2−フェニルウレイ
ド−5−アシルアミノフェノール系を挙げることができ
る。Yに関しては前述したものと同じである。
ラーの好ましい例としては、米国特許第2,369,9
29号、同第2,801,171号、同第2,772,
162号、同第2,895,826号、同第3,77
2,002号等に記載の2−アシルアミノ−5−アルキ
ルフェノール系、米国特許第2,772,162号、同
第3,758,308号、同第4,126,396号、
同第4,334,011号、同第4,327,173
号、西独特許公開第3,329,729号、特開昭59
−166956号等に記載の2,5−ジアシルアミノフ
ェノール系、米国特許第3,446,622号、同第
4,333,999号、同第4,451,559号、同
第4,427,767号等に記載の2−フェニルウレイ
ド−5−アシルアミノフェノール系を挙げることができ
る。Yに関しては前述したものと同じである。
【0106】一般式(8)で表されるナフトールカプラ
ーの好ましい例としては、米国特許第2,474,29
3号、同第4,052,212号、同第4,146,3
96号、同第4,282,233号、同第4,296,
200号等に記載の2−カルバモイル−1−ナフトール
系および米国特許第4,690,889号等に記載の2
−カルバモイル−5−アミド−1−ナフトール系等を挙
げることができる。Yに関しては前述したものと同じで
ある。一般式(9)〜(12)はピロロトリアゾールと
称されるカプラーであり、R 32、R33、R34は水素原子
または置換基を表す。Yについては前述したとおりであ
る。R32、R33、R34の置換基としては、前記X1 〜X
5 の例として述べたものが挙げられる。一般式(9)〜
(12)で表されるピロロトリアゾール系カプラーの好
ましい例としては、欧州特許第488,248A1号、
同第491,197A1号、同第545,300号に記
載のR32、R33の少なくとも一方が電子吸引性基である
カプラーが挙げられる。Yに関しては前述したものと同
じである。その他、縮環フェノール、イミダゾール、ピ
ロール、3−ヒドロキシピリジン、前記以外の活性メチ
レン、活性メチン、5,5−縮環複素環、5,6−縮環
複素環といった構造を有するカプラーが使用できる。
ーの好ましい例としては、米国特許第2,474,29
3号、同第4,052,212号、同第4,146,3
96号、同第4,282,233号、同第4,296,
200号等に記載の2−カルバモイル−1−ナフトール
系および米国特許第4,690,889号等に記載の2
−カルバモイル−5−アミド−1−ナフトール系等を挙
げることができる。Yに関しては前述したものと同じで
ある。一般式(9)〜(12)はピロロトリアゾールと
称されるカプラーであり、R 32、R33、R34は水素原子
または置換基を表す。Yについては前述したとおりであ
る。R32、R33、R34の置換基としては、前記X1 〜X
5 の例として述べたものが挙げられる。一般式(9)〜
(12)で表されるピロロトリアゾール系カプラーの好
ましい例としては、欧州特許第488,248A1号、
同第491,197A1号、同第545,300号に記
載のR32、R33の少なくとも一方が電子吸引性基である
カプラーが挙げられる。Yに関しては前述したものと同
じである。その他、縮環フェノール、イミダゾール、ピ
ロール、3−ヒドロキシピリジン、前記以外の活性メチ
レン、活性メチン、5,5−縮環複素環、5,6−縮環
複素環といった構造を有するカプラーが使用できる。
【0107】縮環フェノール系カプラーとしては米国特
許第4,327,173号、同第4,564,586
号、同第4,904,575号等に記載のカプラーを使
用できる。イミダゾール系カプラーとしては、米国特許
第4,818,672号、同第5,051,347号等
に記載のカプラーが使用できる。3−ヒドロキシピリジ
ン系カプラーとしては特開平1−315736号等に記
載のカプラーが使用できる。
許第4,327,173号、同第4,564,586
号、同第4,904,575号等に記載のカプラーを使
用できる。イミダゾール系カプラーとしては、米国特許
第4,818,672号、同第5,051,347号等
に記載のカプラーが使用できる。3−ヒドロキシピリジ
ン系カプラーとしては特開平1−315736号等に記
載のカプラーが使用できる。
【0108】活性メチレン、活性メチン系カプラーとし
ては米国特許第5,104,783号、同第5,16
2,196号等に記載のカプラーが使用できる。5,5
−縮環複素環系カプラーとしては、米国特許第5,16
4,289号に記載のピロロピラゾール系カプラー、特
開平4−174429号に記載のピロロイミダゾール系
カプラー等が使用できる。5,6−縮環複素環系カプラ
ーとしては、米国特許第4,950,585号に記載の
ピラゾロピリミジン系カプラー、特開平4−20473
0号に記載のピロロトリアジン系カプラー、欧州特許第
556,700号に記載のカプラー等が使用できる。
ては米国特許第5,104,783号、同第5,16
2,196号等に記載のカプラーが使用できる。5,5
−縮環複素環系カプラーとしては、米国特許第5,16
4,289号に記載のピロロピラゾール系カプラー、特
開平4−174429号に記載のピロロイミダゾール系
カプラー等が使用できる。5,6−縮環複素環系カプラ
ーとしては、米国特許第4,950,585号に記載の
ピラゾロピリミジン系カプラー、特開平4−20473
0号に記載のピロロトリアジン系カプラー、欧州特許第
556,700号に記載のカプラー等が使用できる。
【0109】本発明には前述のカプラー以外に、西独特
許第3,819,051A号、同第3,823,049
号、米国特許第4,840,883号、同第5,02
4,930号、同第5,051,347号、同第4,4
81,268号、欧州特許第304,856A2号、同
第329,036号、同第354,549A2号、同第
374,781A2号、同第379,110A2号、同
第386,930A1号、特開昭63−141055
号、同64−32260号、同64−32261号、特
開平2−297547号、同2−44340号、同2−
110555号、同3−7938号、同3−16044
0号、同3−172839号、同4−172447号、
同4−179949号、同4−182645号、同4−
184437号、同4−188138号、同4−188
139号、同4−194847号、同4−204532
号、同4−204731号、同4−204732号等に
記載されているカプラーも使用できる。本発明に使用で
きるカプラーの具体例を以下に示すが、本発明はもちろ
んこれによって限定されるわけではない。
許第3,819,051A号、同第3,823,049
号、米国特許第4,840,883号、同第5,02
4,930号、同第5,051,347号、同第4,4
81,268号、欧州特許第304,856A2号、同
第329,036号、同第354,549A2号、同第
374,781A2号、同第379,110A2号、同
第386,930A1号、特開昭63−141055
号、同64−32260号、同64−32261号、特
開平2−297547号、同2−44340号、同2−
110555号、同3−7938号、同3−16044
0号、同3−172839号、同4−172447号、
同4−179949号、同4−182645号、同4−
184437号、同4−188138号、同4−188
139号、同4−194847号、同4−204532
号、同4−204731号、同4−204732号等に
記載されているカプラーも使用できる。本発明に使用で
きるカプラーの具体例を以下に示すが、本発明はもちろ
んこれによって限定されるわけではない。
【0110】
【化46】
【0111】
【化47】
【0112】
【化48】
【0113】
【化49】
【0114】
【化50】
【0115】
【化51】
【0116】
【化52】
【0117】
【化53】
【0118】
【化54】
【0119】
【化55】
【0120】
【化56】
【0121】
【化57】
【0122】
【化58】
【0123】
【化59】
【0124】
【化60】
【0125】
【化61】
【0126】
【化62】
【0127】
【化63】
【0128】
【化64】
【0129】
【化65】
【0130】
【化66】
【0131】
【化67】
【0132】
【化68】
【0133】
【化69】
【0134】
【化70】
【0135】
【化71】
【0136】
【化72】
【0137】本発明に用いられる発色現像化合物は十分
な発色濃度を得るために、発色層1層当たり0.01〜
10mmol/m2使用することが好ましい。更に好ましい使
用量は0.05〜5mmol/m2であり特に好ましい使用量
は0.1〜1mmol/m2である。この範囲であると十分な
発色濃度が得られる点で好ましい。本発明に用いられる
発色現像化合物が使用される発色層のカプラーの好まし
い使用量は発色現像化合物に対してモル換算で0.05
〜20倍で、更に好ましくは0.1〜10倍、特に好ま
しくは0.2〜5倍である。この範囲であると十分な発
色濃度が得られる点で好ましい。
な発色濃度を得るために、発色層1層当たり0.01〜
10mmol/m2使用することが好ましい。更に好ましい使
用量は0.05〜5mmol/m2であり特に好ましい使用量
は0.1〜1mmol/m2である。この範囲であると十分な
発色濃度が得られる点で好ましい。本発明に用いられる
発色現像化合物が使用される発色層のカプラーの好まし
い使用量は発色現像化合物に対してモル換算で0.05
〜20倍で、更に好ましくは0.1〜10倍、特に好ま
しくは0.2〜5倍である。この範囲であると十分な発
色濃度が得られる点で好ましい。
【0138】本発明に用いるカラー感光材料は、基本的
には支持体に少なくとも1層の親水性コロイド層からな
る写真構成層を塗布して成り、この写真構成層のいずれ
かに感光性ハロゲン化銀、色素形成用カプラー、発色現
像化合物を含有する。色素形成カプラーおよび発色現像
化合物は、同一層に添加することが最も代表的な態様で
あるが、反応可能な状態であれば分割して別層に添加す
ることができる。これらの成分は、感光材料中のハロゲ
ン化銀乳剤層又はその隣接層に添加されることが好まし
く、特にハロゲン化銀乳剤層にともに添加することが好
ましい。本発明において処理するハロゲン化銀カラー写
真感光材料の各塗布層の銀量を合計した総塗布銀量は銀
換算で、0.003〜0.3g/m2 であり、それぞれ
の各層の塗布銀量は1つの感光層につき0.001〜
0.1gが好ましい。全塗布銀量は好ましくは0.01
〜0.1g/m2 、より好ましくは0.015〜0.0
5g/m2 である。本発明では、漂白定着を行わなくて
もよいために色像の色汚染等をできるだけ減らすという
意味で、塗布銀量は少なければ少ないほど好ましいが、
それぞれの感光層の塗布銀量が1m2 当たり0.001
g未満だと銀塩の溶解が進み、十分な発色濃度が得られ
にくくなり、また補力処理をする場合0.1gを越える
と処理ステインの増加や気泡が生じやすくなる。
には支持体に少なくとも1層の親水性コロイド層からな
る写真構成層を塗布して成り、この写真構成層のいずれ
かに感光性ハロゲン化銀、色素形成用カプラー、発色現
像化合物を含有する。色素形成カプラーおよび発色現像
化合物は、同一層に添加することが最も代表的な態様で
あるが、反応可能な状態であれば分割して別層に添加す
ることができる。これらの成分は、感光材料中のハロゲ
ン化銀乳剤層又はその隣接層に添加されることが好まし
く、特にハロゲン化銀乳剤層にともに添加することが好
ましい。本発明において処理するハロゲン化銀カラー写
真感光材料の各塗布層の銀量を合計した総塗布銀量は銀
換算で、0.003〜0.3g/m2 であり、それぞれ
の各層の塗布銀量は1つの感光層につき0.001〜
0.1gが好ましい。全塗布銀量は好ましくは0.01
〜0.1g/m2 、より好ましくは0.015〜0.0
5g/m2 である。本発明では、漂白定着を行わなくて
もよいために色像の色汚染等をできるだけ減らすという
意味で、塗布銀量は少なければ少ないほど好ましいが、
それぞれの感光層の塗布銀量が1m2 当たり0.001
g未満だと銀塩の溶解が進み、十分な発色濃度が得られ
にくくなり、また補力処理をする場合0.1gを越える
と処理ステインの増加や気泡が生じやすくなる。
【0139】本発明の発色現像化合物及びカプラーは種
々の公知分散方法により感光材料に導入でき、高沸点有
機溶媒(必要に応じて低沸点有機溶媒を併用)に溶解
し、ゼラチン水溶液に乳化分散してハロゲン化銀乳剤に
添加する水中油滴分散法が好ましい。本発明に用い得る
高沸点有機溶媒は、融点が100℃以下、沸点が140
℃以上の水と非混和性の化合物で、発色現像化合物、及
びカプラーの良溶媒であれば使用できる。高沸点有機溶
媒の融点は好ましくは80℃以下である。高沸点有機溶
媒の沸点は、好ましくは160℃以上であり、より好ま
しくは170℃以上である。これらの高沸点有機溶媒の
詳細については、特開昭62−215272号公開明細
書の第137頁右下欄〜144頁右上欄に記載されてい
る。本発明に用いられる高沸点有機溶媒としては発色現
像化合物とカプラーから生成する色素を低pHから解離
することが可能である点では特開平8−320542号
に記載の電子供与性パラメーター△Vが80以上の高沸
点有機溶媒を用いることが好ましい。本発明において、
高沸点有機溶媒を使用する際に高沸点有機溶媒の使用量
はいかなる量であっても良いが、好ましくは発色現像化
合物に対して、重量比で高沸点有機溶媒/発色現像化合
物比が20以下が好ましく、0.02〜5が更に好まし
く、0.2〜4が特に好ましい。また本発明には公知の
ポリマー分散法を用いても良い。ポリマー分散法の一つ
としてのラテックス分散法の工程、効果、含浸用のラテ
ックスの具体例は、米国特許4,199,363号、西
独特許出願第(OLS)2,541,274号、同第
2,541,230号、特公昭53−41091号及
び、欧州特許公開第029104号等に記載されてお
り、又水不溶性かつ有機溶媒可溶性ポリマーによる分散
法についてPCT国際公開番号WO88/00723号
明細書に記載されている。
々の公知分散方法により感光材料に導入でき、高沸点有
機溶媒(必要に応じて低沸点有機溶媒を併用)に溶解
し、ゼラチン水溶液に乳化分散してハロゲン化銀乳剤に
添加する水中油滴分散法が好ましい。本発明に用い得る
高沸点有機溶媒は、融点が100℃以下、沸点が140
℃以上の水と非混和性の化合物で、発色現像化合物、及
びカプラーの良溶媒であれば使用できる。高沸点有機溶
媒の融点は好ましくは80℃以下である。高沸点有機溶
媒の沸点は、好ましくは160℃以上であり、より好ま
しくは170℃以上である。これらの高沸点有機溶媒の
詳細については、特開昭62−215272号公開明細
書の第137頁右下欄〜144頁右上欄に記載されてい
る。本発明に用いられる高沸点有機溶媒としては発色現
像化合物とカプラーから生成する色素を低pHから解離
することが可能である点では特開平8−320542号
に記載の電子供与性パラメーター△Vが80以上の高沸
点有機溶媒を用いることが好ましい。本発明において、
高沸点有機溶媒を使用する際に高沸点有機溶媒の使用量
はいかなる量であっても良いが、好ましくは発色現像化
合物に対して、重量比で高沸点有機溶媒/発色現像化合
物比が20以下が好ましく、0.02〜5が更に好まし
く、0.2〜4が特に好ましい。また本発明には公知の
ポリマー分散法を用いても良い。ポリマー分散法の一つ
としてのラテックス分散法の工程、効果、含浸用のラテ
ックスの具体例は、米国特許4,199,363号、西
独特許出願第(OLS)2,541,274号、同第
2,541,230号、特公昭53−41091号及
び、欧州特許公開第029104号等に記載されてお
り、又水不溶性かつ有機溶媒可溶性ポリマーによる分散
法についてPCT国際公開番号WO88/00723号
明細書に記載されている。
【0140】本発明の発色現像化合物を含有する親油性
微粒子の平均粒子サイズは特に制限はないが、発色性の
観点で0.05〜0.3μmにすることが好ましい。ま
た0.05μm〜0.2μmが更に好ましい。
微粒子の平均粒子サイズは特に制限はないが、発色性の
観点で0.05〜0.3μmにすることが好ましい。ま
た0.05μm〜0.2μmが更に好ましい。
【0141】一般的に親油性微粒子の平均粒子サイズを
小さくするためには、界面活性剤の種類の選択、界面活
性剤の使用量を増やすこと、親水性コロイド溶液の粘度
を上げること、親油性有機層の粘度を低沸点有機溶媒の
併用などで低下させること、あるいは乳化装置の攪拌羽
根の回転を上げる等の剪断力を強くしたり、乳化時間を
長くすること等によって達成される。親油性微粒子の粒
子サイズは例えば英国コールター社製ナノサイザー等の
装置によって測定できる。
小さくするためには、界面活性剤の種類の選択、界面活
性剤の使用量を増やすこと、親水性コロイド溶液の粘度
を上げること、親油性有機層の粘度を低沸点有機溶媒の
併用などで低下させること、あるいは乳化装置の攪拌羽
根の回転を上げる等の剪断力を強くしたり、乳化時間を
長くすること等によって達成される。親油性微粒子の粒
子サイズは例えば英国コールター社製ナノサイザー等の
装置によって測定できる。
【0142】本発明において発色現像化合物と色素形成
カプラーから生成する色素が拡散性色素である場合、感
光材料中に媒染剤を添加することが好ましい。本発明を
この様な形態に適応した場合、アルカリに浸漬して発色
させる必要が無くなり、そのため処理後の画像安定性が
著しく改良される。媒染剤はいずれの層に用いても良い
が、本発明の発色現像化合物が含有されている層に添加
すると、発色現像化合物の安定性が悪化するために、本
発明の発色現像化合物を含まない層に用いることが好ま
しい。更に、発色現像化合物とカプラーから生成する色
素は処理中膨潤したゼラチン膜中を拡散して媒染剤に染
色する。その為、良好な鮮鋭度を得るためには拡散距離
が短い方が好ましい。従って、媒染剤が添加される層は
発色現像化合物が含有されている層の隣接層に添加する
ことが好ましい。又本発明の発色現像化合物と、本発明
のカプラーから生成する色素は水溶性色素であるので、
処理液中に流出してしまう可能性がある。従って、これ
を阻止するために媒染剤が添加される層は発色現像化合
物が含有されている層に対して、支持体と反対側にある
ことが好ましい。ただし、特開平7−168335号に
記載されているようなバリアー層を媒染剤を添加する層
に対して支持体と反対側に設ける場合には、媒染剤が添
加される層が発色現像化合物が含有されている層に対し
て支持体と同じ側にあるのも好ましい。
カプラーから生成する色素が拡散性色素である場合、感
光材料中に媒染剤を添加することが好ましい。本発明を
この様な形態に適応した場合、アルカリに浸漬して発色
させる必要が無くなり、そのため処理後の画像安定性が
著しく改良される。媒染剤はいずれの層に用いても良い
が、本発明の発色現像化合物が含有されている層に添加
すると、発色現像化合物の安定性が悪化するために、本
発明の発色現像化合物を含まない層に用いることが好ま
しい。更に、発色現像化合物とカプラーから生成する色
素は処理中膨潤したゼラチン膜中を拡散して媒染剤に染
色する。その為、良好な鮮鋭度を得るためには拡散距離
が短い方が好ましい。従って、媒染剤が添加される層は
発色現像化合物が含有されている層の隣接層に添加する
ことが好ましい。又本発明の発色現像化合物と、本発明
のカプラーから生成する色素は水溶性色素であるので、
処理液中に流出してしまう可能性がある。従って、これ
を阻止するために媒染剤が添加される層は発色現像化合
物が含有されている層に対して、支持体と反対側にある
ことが好ましい。ただし、特開平7−168335号に
記載されているようなバリアー層を媒染剤を添加する層
に対して支持体と反対側に設ける場合には、媒染剤が添
加される層が発色現像化合物が含有されている層に対し
て支持体と同じ側にあるのも好ましい。
【0143】また、本発明の媒染剤は複数の層に添加さ
れてもよく、特に、発色現像化合物が含有されている層
が複数である場合にはそれぞれの隣接層に、媒染剤を添
加することも好ましい。また拡散性色素を形成するカプ
ラーは本発明の発色現像化合物とカップリングして形成
される拡散性色素が媒染剤まで到達するものであれば如
何なるカプラーでも良いが、形成される拡散性色素がp
Ka(酸解離定数)12以下の解離基を1つ以上持つこ
とが好ましく、pKa8以下の解離基を1つ以上持つこ
とが更に好ましく、pKa6以下の解離基を持つことが
特に好ましい。形成される拡散性色素の分子量は200
以上2000以下が好ましい。さらに(形成される色素
の分子量/pKa12以下の解離基の数)は100以上
2000以下が好ましく、100以上1000以下であ
ることが更に好ましい。ここでpKaの値はジメチルホ
ルムアミド:水=1:1を溶媒として測定した値を用い
る。
れてもよく、特に、発色現像化合物が含有されている層
が複数である場合にはそれぞれの隣接層に、媒染剤を添
加することも好ましい。また拡散性色素を形成するカプ
ラーは本発明の発色現像化合物とカップリングして形成
される拡散性色素が媒染剤まで到達するものであれば如
何なるカプラーでも良いが、形成される拡散性色素がp
Ka(酸解離定数)12以下の解離基を1つ以上持つこ
とが好ましく、pKa8以下の解離基を1つ以上持つこ
とが更に好ましく、pKa6以下の解離基を持つことが
特に好ましい。形成される拡散性色素の分子量は200
以上2000以下が好ましい。さらに(形成される色素
の分子量/pKa12以下の解離基の数)は100以上
2000以下が好ましく、100以上1000以下であ
ることが更に好ましい。ここでpKaの値はジメチルホ
ルムアミド:水=1:1を溶媒として測定した値を用い
る。
【0144】拡散性色素を形成するカプラーは本発明の
発色現像化合物とカップリングして形成される拡散性色
素の溶解度が25℃までpH11のアルカリ液に1×1
0-6モル/リットル以上溶けることが好ましく、1×1
0-5モル/リットル以上溶けることが更に好ましく、1
×10-4モル/リットル以上溶けることが特に好まし
い。また拡散性色素を形成するカプラーは本発明の発色
現像化合物とカップリングして形成される拡散性色素の
拡散定数が25℃、pH11のアルカリ液中、10-4モ
ル/リットルの濃度で溶かしたときに1×10-8m2/s
-1以上であることが好ましく、1×10-7m2/s-1以上
であることが更に好ましく、1×10-6m2/s-1以上で
あることが特に好ましい。
発色現像化合物とカップリングして形成される拡散性色
素の溶解度が25℃までpH11のアルカリ液に1×1
0-6モル/リットル以上溶けることが好ましく、1×1
0-5モル/リットル以上溶けることが更に好ましく、1
×10-4モル/リットル以上溶けることが特に好まし
い。また拡散性色素を形成するカプラーは本発明の発色
現像化合物とカップリングして形成される拡散性色素の
拡散定数が25℃、pH11のアルカリ液中、10-4モ
ル/リットルの濃度で溶かしたときに1×10-8m2/s
-1以上であることが好ましく、1×10-7m2/s-1以上
であることが更に好ましく、1×10-6m2/s-1以上で
あることが特に好ましい。
【0145】本発明で用いることの出来る媒染剤は通常
使用される媒染剤の中から任意に選ぶことが出来るが、
それらの中でも特にポリマー媒染剤が好ましい。ここで
ポリマー媒染剤とは、3級アミノ基を有するポリマー、
含窒素複素環部分を有するポリマー、及びこれらの4級
カチオン基を含むポリマー等である。
使用される媒染剤の中から任意に選ぶことが出来るが、
それらの中でも特にポリマー媒染剤が好ましい。ここで
ポリマー媒染剤とは、3級アミノ基を有するポリマー、
含窒素複素環部分を有するポリマー、及びこれらの4級
カチオン基を含むポリマー等である。
【0146】3級イミダゾール基を有するビニルモノマ
ー単位を含むホモポリマーやコポリマーの具体例として
は、米国特許第4,282,305号、同第4,11
5,124号、同第3,148,061号、特開昭60
−118834号、同60−122941号、同62−
244043号、同62−244036号等に記載され
ている媒染層を含め、以下のものが挙げられる。
ー単位を含むホモポリマーやコポリマーの具体例として
は、米国特許第4,282,305号、同第4,11
5,124号、同第3,148,061号、特開昭60
−118834号、同60−122941号、同62−
244043号、同62−244036号等に記載され
ている媒染層を含め、以下のものが挙げられる。
【0147】4級イミダゾリウム塩を有するビニルモノ
マー単位を含むホモポリマーやコポリマーの好ましい具
体例としては、英国特許第2,056,101号、同第
2,093,041号、同第1,594,961号、米
国特許第4,124,386号、同第4,115,12
4号、同第4,450,224号、特開昭48−283
25号等に記載されている媒染剤を含め以下のものが挙
げられる。
マー単位を含むホモポリマーやコポリマーの好ましい具
体例としては、英国特許第2,056,101号、同第
2,093,041号、同第1,594,961号、米
国特許第4,124,386号、同第4,115,12
4号、同第4,450,224号、特開昭48−283
25号等に記載されている媒染剤を含め以下のものが挙
げられる。
【0148】その他、4級アンモニウム塩を有するビニ
ルモノマー単位を有するホモポリマーやコポリマーの好
ましい具体例としては、米国特許第3,709,690
号、同第3,898,088号、同第3,958,99
5号、特開昭60−57836号、同60−60643
号、同60−122940号、同60−122942
号、同60−235134号等に記載されている媒染剤
を含め以下のものが挙げられる。
ルモノマー単位を有するホモポリマーやコポリマーの好
ましい具体例としては、米国特許第3,709,690
号、同第3,898,088号、同第3,958,99
5号、特開昭60−57836号、同60−60643
号、同60−122940号、同60−122942
号、同60−235134号等に記載されている媒染剤
を含め以下のものが挙げられる。
【0149】その他、米国特許第2,548,564
号、同第2,484,430号、同第3,148,16
1号、同第3,756,814号明細書等に開示されて
いるビニルピリジンポリマー、およびビニルピリジニウ
ムカチオンポリマー;米国特許第3,625,694
号、同第3,859,096号、同第4,128,53
8号、英国特許第1,277,453号明細書等に開示
されているゼラチン等と架橋可能なポリマー媒染剤;米
国特許3,958,995号、同第2,721,852
号、同第2,798,063号、特開昭54−1152
28号、同54−145529号、同54−26027
号明細書等に開示されている水性ゾル型媒染剤;米国特
許第3,898,088号明細書に開示されている水不
溶性媒染剤;米国特許第4,168,976号(特開昭
54−137333号)明細書等に開示の染料と共有結
合を行うことのできる反応性媒染剤;更に米国特許第
3,709,690号、同第3,788,855号、同
第3,642,482号、同第3,488,706号、
同第3,557,066号、同第3,271,147
号、特開昭50−71332号、同53−30328
号、同52−155528号、同53−125号、同5
3−1024号明細書に開示してある媒染剤を挙げるこ
とができる。その他、米国特許第2,675,316
号、同第2,882,156号明細書に記載の媒染剤も
挙げることができる。
号、同第2,484,430号、同第3,148,16
1号、同第3,756,814号明細書等に開示されて
いるビニルピリジンポリマー、およびビニルピリジニウ
ムカチオンポリマー;米国特許第3,625,694
号、同第3,859,096号、同第4,128,53
8号、英国特許第1,277,453号明細書等に開示
されているゼラチン等と架橋可能なポリマー媒染剤;米
国特許3,958,995号、同第2,721,852
号、同第2,798,063号、特開昭54−1152
28号、同54−145529号、同54−26027
号明細書等に開示されている水性ゾル型媒染剤;米国特
許第3,898,088号明細書に開示されている水不
溶性媒染剤;米国特許第4,168,976号(特開昭
54−137333号)明細書等に開示の染料と共有結
合を行うことのできる反応性媒染剤;更に米国特許第
3,709,690号、同第3,788,855号、同
第3,642,482号、同第3,488,706号、
同第3,557,066号、同第3,271,147
号、特開昭50−71332号、同53−30328
号、同52−155528号、同53−125号、同5
3−1024号明細書に開示してある媒染剤を挙げるこ
とができる。その他、米国特許第2,675,316
号、同第2,882,156号明細書に記載の媒染剤も
挙げることができる。
【0150】本発明のポリマー媒染剤の分子量は1,0
00〜1,000,000が適当であり、特に10,0
00〜200,000が好ましい。上記のポリマー媒染
剤は通常親水性コロイドと混合されて用いられる。親水
性コロイドとしては親水性コロイド、高吸湿性ポリマー
あるいはそれらの両方が使用できるが、ゼラチンが最も
代表的である。ポリマー媒染剤と親水性コロイドの混合
比、及びポリマー媒染剤の塗布量は、媒染されるべき色
素の量、ポリマー媒染剤の種類や組成、さらに用いられ
る画像形成過程などに応じて、当業者が容易に定めるこ
とができるが、媒染剤/親水性コロイド比が20/80
〜80/20(重量比)、媒染剤塗布量は0.2〜15
g/m2が適当であり、好ましくは0.5〜8g/m2で使
用するのが好ましい。本発明では感光材料中に補助現像
主薬およびその前駆体を用いることが好ましく、これら
化合物について以下に説明する。本発明で用いられる補
助現像主薬とは、ハロゲン化銀粒子の現像過程におい
て、発色現像化合物からハロゲン化銀への電子移動を促
進する作用を有する化合物であり、好ましくは露光され
たハロゲン化銀粒子を現像し、かつその酸化体が発色現
像化合物を酸化すること(以後クロス酸化と呼ぶ)かで
きる化合物である。本発明で用いられる補助現像主薬
は、好ましくはピラゾリドン類、ジヒドロキシベンゼン
類、レダクトン類またはアミノフェノール類が用いら
れ、特に好ましくはピラゾリドン類が用いられる。親水
性コロイド層中でのこれら化合物の拡散性は低い方が好
ましく、例えば水への溶解度(25℃)が、好ましくは
0.1%以下、更に好ましくは0.05%以下、特に好
ましくは0.01%以下である。本発明で用いられる補
助現像主薬の前駆体は、感材材料中では安定に存在する
が、一旦処理液で処理されると迅速に上記補助現像主薬
を放出する化合物であり、この化合物を使用する場合に
も親水性コロイド層中での拡散性が低い方が好ましい。
例えば水への溶解度(25℃)が好ましくは0.1%以
下、更に好ましくは0.05%以下、特に好ましくは
0.01%以下である。前駆体から放出される補助現像
主薬の溶解度は特に制限されないが、補助現像主薬自体
も溶解度が低い方が好ましい。本発明の補助現像主薬前
駆体は好ましくは一般式(A)で表される。
00〜1,000,000が適当であり、特に10,0
00〜200,000が好ましい。上記のポリマー媒染
剤は通常親水性コロイドと混合されて用いられる。親水
性コロイドとしては親水性コロイド、高吸湿性ポリマー
あるいはそれらの両方が使用できるが、ゼラチンが最も
代表的である。ポリマー媒染剤と親水性コロイドの混合
比、及びポリマー媒染剤の塗布量は、媒染されるべき色
素の量、ポリマー媒染剤の種類や組成、さらに用いられ
る画像形成過程などに応じて、当業者が容易に定めるこ
とができるが、媒染剤/親水性コロイド比が20/80
〜80/20(重量比)、媒染剤塗布量は0.2〜15
g/m2が適当であり、好ましくは0.5〜8g/m2で使
用するのが好ましい。本発明では感光材料中に補助現像
主薬およびその前駆体を用いることが好ましく、これら
化合物について以下に説明する。本発明で用いられる補
助現像主薬とは、ハロゲン化銀粒子の現像過程におい
て、発色現像化合物からハロゲン化銀への電子移動を促
進する作用を有する化合物であり、好ましくは露光され
たハロゲン化銀粒子を現像し、かつその酸化体が発色現
像化合物を酸化すること(以後クロス酸化と呼ぶ)かで
きる化合物である。本発明で用いられる補助現像主薬
は、好ましくはピラゾリドン類、ジヒドロキシベンゼン
類、レダクトン類またはアミノフェノール類が用いら
れ、特に好ましくはピラゾリドン類が用いられる。親水
性コロイド層中でのこれら化合物の拡散性は低い方が好
ましく、例えば水への溶解度(25℃)が、好ましくは
0.1%以下、更に好ましくは0.05%以下、特に好
ましくは0.01%以下である。本発明で用いられる補
助現像主薬の前駆体は、感材材料中では安定に存在する
が、一旦処理液で処理されると迅速に上記補助現像主薬
を放出する化合物であり、この化合物を使用する場合に
も親水性コロイド層中での拡散性が低い方が好ましい。
例えば水への溶解度(25℃)が好ましくは0.1%以
下、更に好ましくは0.05%以下、特に好ましくは
0.01%以下である。前駆体から放出される補助現像
主薬の溶解度は特に制限されないが、補助現像主薬自体
も溶解度が低い方が好ましい。本発明の補助現像主薬前
駆体は好ましくは一般式(A)で表される。
【0151】一般式(A) A−(L)n −PUG Aは現像処理時に(L)n −PUGとの結合が開裂する
ブロック基を表し、Lは一般式(A)におけるLとAと
の結合が開裂した後、LとPUGとの結合が開裂する連
結基を表し、nは0〜3の整数を表し、PUGは補助現
像主薬を表す。補助現像主薬としてはp−フェニレンジ
アミン類の化合物以外のケンダール−ペルツ則に従う電
子放出性の化合物が用いられ、上記したピラゾリドン類
が好ましく用いられる。Aで表されるブロック基として
は、公知の以下のものを適用できる。即ち、米国特許第
3,311,476号等に記載のアシル基、スルホニル
基等のブロック基、特開昭59−105642号等に記
載の逆マイケル反応を利用するブロック基、特開平2−
280140号等に記載の分子内電子移動によりキノン
メチドまたはキノンメチド類似の化合物を利用するブロ
ック基、特開昭63−318555号(欧州特許公開0
295729号)等に記載の分子内求核置換反応を利用
するブロック基、特開平4−186344号等に記載の
共役不飽和結合への求核剤の付加反応を利用するブロッ
ク基、特開昭62−163051号に記載のβ−離脱反
応を利用するブロック基、特開昭61−188540号
に記載のジアリールメタン類の求核置換反応を利用した
ブロック基、特開昭62−187850号に記載のロッ
セン転位反応を利用したブロック基、特開昭62−14
7457号に記載されているチアゾリジン−2−チオン
のN−アシル体とアミンとの反応を利用したブロック
基、国際公開特許93/03419号に記載の2個の求
電子基を有して二求核剤と反応するブロック基等を挙げ
る事ができる。Lで表される基は現像処理時Aで表され
る基より離脱した後、(L)n-1 −PUGを開裂するこ
とが可能な連結基であり、この機能をもつものなら特に
制限はない。補助現像主薬またはその前駆体を具体的に
示すが、本発明に用いられる化合物はこれら具体例に限
定されるものではない。
ブロック基を表し、Lは一般式(A)におけるLとAと
の結合が開裂した後、LとPUGとの結合が開裂する連
結基を表し、nは0〜3の整数を表し、PUGは補助現
像主薬を表す。補助現像主薬としてはp−フェニレンジ
アミン類の化合物以外のケンダール−ペルツ則に従う電
子放出性の化合物が用いられ、上記したピラゾリドン類
が好ましく用いられる。Aで表されるブロック基として
は、公知の以下のものを適用できる。即ち、米国特許第
3,311,476号等に記載のアシル基、スルホニル
基等のブロック基、特開昭59−105642号等に記
載の逆マイケル反応を利用するブロック基、特開平2−
280140号等に記載の分子内電子移動によりキノン
メチドまたはキノンメチド類似の化合物を利用するブロ
ック基、特開昭63−318555号(欧州特許公開0
295729号)等に記載の分子内求核置換反応を利用
するブロック基、特開平4−186344号等に記載の
共役不飽和結合への求核剤の付加反応を利用するブロッ
ク基、特開昭62−163051号に記載のβ−離脱反
応を利用するブロック基、特開昭61−188540号
に記載のジアリールメタン類の求核置換反応を利用した
ブロック基、特開昭62−187850号に記載のロッ
セン転位反応を利用したブロック基、特開昭62−14
7457号に記載されているチアゾリジン−2−チオン
のN−アシル体とアミンとの反応を利用したブロック
基、国際公開特許93/03419号に記載の2個の求
電子基を有して二求核剤と反応するブロック基等を挙げ
る事ができる。Lで表される基は現像処理時Aで表され
る基より離脱した後、(L)n-1 −PUGを開裂するこ
とが可能な連結基であり、この機能をもつものなら特に
制限はない。補助現像主薬またはその前駆体を具体的に
示すが、本発明に用いられる化合物はこれら具体例に限
定されるものではない。
【0152】
【化73】
【0153】
【化74】
【0154】これら化合物は感光層、中間層、下塗り
層、保護層のどの層に添加してもよいが、補助現像主薬
を含有する場合、好ましくは非感光層に添加して使用さ
れる。これら化合物を感光材料に含有させる方法として
は、メタノール等の水混和性の有機溶媒に溶解し、直接
親水性コロイド層に添加する方法、界面活性剤を共存さ
せて、水溶液あるいはコロイド分散物にして添加する方
法、実質上水と非混和性の溶媒やオイルに溶解した後、
水または親水性コロイドに分散したものを添加する方法
または固体微粒子分散体の状態で添加する方法等がとら
れ、従来の公知の方法が単独または併用して適用でき
る。固体微粒子分散物の調製方法としては、詳しくは特
開平2−235044号の20頁に記載されている。感
光材料中への添加量は、発色現像化合物に対し1mole%
〜200mole%、好ましくは5mole%〜100mole%、
より好ましくは10mole%〜50mole%である。
層、保護層のどの層に添加してもよいが、補助現像主薬
を含有する場合、好ましくは非感光層に添加して使用さ
れる。これら化合物を感光材料に含有させる方法として
は、メタノール等の水混和性の有機溶媒に溶解し、直接
親水性コロイド層に添加する方法、界面活性剤を共存さ
せて、水溶液あるいはコロイド分散物にして添加する方
法、実質上水と非混和性の溶媒やオイルに溶解した後、
水または親水性コロイドに分散したものを添加する方法
または固体微粒子分散体の状態で添加する方法等がとら
れ、従来の公知の方法が単独または併用して適用でき
る。固体微粒子分散物の調製方法としては、詳しくは特
開平2−235044号の20頁に記載されている。感
光材料中への添加量は、発色現像化合物に対し1mole%
〜200mole%、好ましくは5mole%〜100mole%、
より好ましくは10mole%〜50mole%である。
【0155】本発明に使用する支持体には、ガラス、
紙、プラスチックフィルムなど写真乳剤層を塗布できる
透過型または反射型支持体ならいかなる支持体も使用で
きる。本発明に使用するプラスチックフィルムには、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、三酢酸セルロースあるいは硝酸セルロースなどのポ
リエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボ
ネート、ポリスチレンフィルム等を用いることができ
る。本発明に使用しうる「反射型支持体」とは、反射性
を高めてハロゲン化銀乳剤層に形成された色素画像を鮮
明にするものをいい、このような反射型支持体には、支
持体上に酸化チタン、酸化亜鉛、酸化カルシウム、硫酸
カルシウム等の光反射物質を分散含有する疎水性樹脂を
被覆したものや、光反射性物質を分散含有する疎水性樹
脂そのものを支持体として用いたものが含まれる。例え
ばポリエチレン被覆紙、ポリエステル被覆紙、ポリプロ
ピレン系合成紙、反射層を併設した、或いは反射性物質
を併用する支持体、例えばガラス板、ポリエチレンテレ
フタレート、三酢酸セルロース或いは硝酸セルロースな
どのポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
カーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、塩化ビ
ニル樹脂がある。ポリエステル被覆紙については、特に
欧州特許EP0,507,489号に記載されているポ
リエチレンテレフタレートを主成分とするポリエステル
被覆紙が好ましく用いられる。
紙、プラスチックフィルムなど写真乳剤層を塗布できる
透過型または反射型支持体ならいかなる支持体も使用で
きる。本発明に使用するプラスチックフィルムには、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、三酢酸セルロースあるいは硝酸セルロースなどのポ
リエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボ
ネート、ポリスチレンフィルム等を用いることができ
る。本発明に使用しうる「反射型支持体」とは、反射性
を高めてハロゲン化銀乳剤層に形成された色素画像を鮮
明にするものをいい、このような反射型支持体には、支
持体上に酸化チタン、酸化亜鉛、酸化カルシウム、硫酸
カルシウム等の光反射物質を分散含有する疎水性樹脂を
被覆したものや、光反射性物質を分散含有する疎水性樹
脂そのものを支持体として用いたものが含まれる。例え
ばポリエチレン被覆紙、ポリエステル被覆紙、ポリプロ
ピレン系合成紙、反射層を併設した、或いは反射性物質
を併用する支持体、例えばガラス板、ポリエチレンテレ
フタレート、三酢酸セルロース或いは硝酸セルロースな
どのポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
カーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、塩化ビ
ニル樹脂がある。ポリエステル被覆紙については、特に
欧州特許EP0,507,489号に記載されているポ
リエチレンテレフタレートを主成分とするポリエステル
被覆紙が好ましく用いられる。
【0156】本発明に使用する反射性支持体は、耐水性
樹脂層で両面を被覆された紙支持体で耐水性樹脂の少な
くとも一方が白色顔料微粒子を含有するものが好まし
い。この白色顔料粒子は12重量%以上の密度で含有さ
れていることが好ましく、より好ましくは14重量%以
上である。光反射性白色顔料としては、界面活性剤の存
在下に白色顔料を十分に混練するのがよく、また顔料粒
子の表面を2〜4価のアルコールで処理したものが好ま
しい。本発明においては、第二種拡散反射性の表面をも
つ支持体が好ましく用いうる。第二種拡散反射性とは、
鏡面を有する表面に凹凸を与えて微細な異なった方向を
向く鏡面に分割して得た拡散反射性のことをいう。第二
種拡散反射性の表面の凹凸は、中心面に対する三次元平
均粗さが0.1〜2μm、好ましくは0.1〜1.2μ
mである。このような支持体の詳細については、特開平
2−239244号に記載されている。
樹脂層で両面を被覆された紙支持体で耐水性樹脂の少な
くとも一方が白色顔料微粒子を含有するものが好まし
い。この白色顔料粒子は12重量%以上の密度で含有さ
れていることが好ましく、より好ましくは14重量%以
上である。光反射性白色顔料としては、界面活性剤の存
在下に白色顔料を十分に混練するのがよく、また顔料粒
子の表面を2〜4価のアルコールで処理したものが好ま
しい。本発明においては、第二種拡散反射性の表面をも
つ支持体が好ましく用いうる。第二種拡散反射性とは、
鏡面を有する表面に凹凸を与えて微細な異なった方向を
向く鏡面に分割して得た拡散反射性のことをいう。第二
種拡散反射性の表面の凹凸は、中心面に対する三次元平
均粗さが0.1〜2μm、好ましくは0.1〜1.2μ
mである。このような支持体の詳細については、特開平
2−239244号に記載されている。
【0157】イエロー、マゼンタ、シアンの3原色を用
いて色度図上の広範囲の色を得るためには、少なくとも
3層のそれぞれ異なるスペクトル領域に感光性を持つハ
ロゲン化銀乳剤層が組み合わせて用いられる。たとえば
前記の支持体上に青感層、緑感層、赤感層の3層や、緑
感層、赤感層、赤外感層の3層などが組み合わせて塗布
される。各感光層は通常のカラー感光材料で知られてい
る種々の配列順序を採ることができる。またこれらの各
感光層は必要に応じて2層以上に分割してもよい。感光
材料には、前記の感光層と保護層、下塗り層、中間層、
アンチハレーション層、バック層等の種々の非感光層か
らなる写真構成層を設けることができる。更に色分離性
を改良するために種々のフィルター染料を写真構成層に
添加することもできる。
いて色度図上の広範囲の色を得るためには、少なくとも
3層のそれぞれ異なるスペクトル領域に感光性を持つハ
ロゲン化銀乳剤層が組み合わせて用いられる。たとえば
前記の支持体上に青感層、緑感層、赤感層の3層や、緑
感層、赤感層、赤外感層の3層などが組み合わせて塗布
される。各感光層は通常のカラー感光材料で知られてい
る種々の配列順序を採ることができる。またこれらの各
感光層は必要に応じて2層以上に分割してもよい。感光
材料には、前記の感光層と保護層、下塗り層、中間層、
アンチハレーション層、バック層等の種々の非感光層か
らなる写真構成層を設けることができる。更に色分離性
を改良するために種々のフィルター染料を写真構成層に
添加することもできる。
【0158】本発明に係わる感光材料に用いることので
きる結合剤又は保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
ることが有利であるが、それ以外の親水性コロイドを単
独あるいはゼラチンとともに用いることができる。ゼラ
チンのカルシウム含有量は800ppm 以下が好ましく、
200ppm 以下がより好ましく、ゼラチンの鉄含有量は
5ppm 以下が好ましく、3ppm 以下がより好ましい。ま
た親水性コロイド層中に繁殖して画像を劣化させる各種
の黴や細菌を防ぐために、特開昭63−271247号
公報に記載のような防黴剤を添加するのが好ましい。
きる結合剤又は保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
ることが有利であるが、それ以外の親水性コロイドを単
独あるいはゼラチンとともに用いることができる。ゼラ
チンのカルシウム含有量は800ppm 以下が好ましく、
200ppm 以下がより好ましく、ゼラチンの鉄含有量は
5ppm 以下が好ましく、3ppm 以下がより好ましい。ま
た親水性コロイド層中に繁殖して画像を劣化させる各種
の黴や細菌を防ぐために、特開昭63−271247号
公報に記載のような防黴剤を添加するのが好ましい。
【0159】本発明の感光材料の全ゼラチン量は、1m2
当たり1.0〜30gであり、好ましくは2.0〜20
gである。pH12のアルカリ液を用いた本感光材料の
膨潤において、その飽和膨潤膜厚(最大膨潤膜厚の90
%)の1/2の膨潤膜厚に到達する時間は、15秒以下
が好ましく、更に10秒以下が好ましい。また膨潤率
〔(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚×100〕は、50〜
300%が好ましく、特に100〜200%が好まし
い。
当たり1.0〜30gであり、好ましくは2.0〜20
gである。pH12のアルカリ液を用いた本感光材料の
膨潤において、その飽和膨潤膜厚(最大膨潤膜厚の90
%)の1/2の膨潤膜厚に到達する時間は、15秒以下
が好ましく、更に10秒以下が好ましい。また膨潤率
〔(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚×100〕は、50〜
300%が好ましく、特に100〜200%が好まし
い。
【0160】本発明の感光材料をプリンター露光する
際、米国特許第4,880,726号に記載のバンドス
トップフィルターを用いることが好ましい。これによっ
て光混色が取り除かれ、色再現性が著しく向上する。本
発明の感光材料は、通常のネガプリンターを用いたプリ
ントシステムに使用される以外に、陰極線(CRT)を
用いた走査露光方式にも適している。陰極線管露光装置
は、レーザーを用いた装置に比べて、簡便でかつコンパ
クトであり、低コストになる。また、光軸や色の調整も
容易である。画像露光に用いる陰極線管には、必要に応
じてスペクトル領域に発光を示す各種発光体が用いられ
る。例えば赤色発光体、緑色発光体、青色発光体のいず
れか1種、あるいは2種以上が混合されて用いられる。
スペクトル領域は、上記の赤、緑、青に限定されず、黄
色、橙色、紫色或いは赤外領域に発光する蛍光体も用い
られる。特に、これらの発光体を混合して白色に発光す
る陰極線管がしばしば用いられる。
際、米国特許第4,880,726号に記載のバンドス
トップフィルターを用いることが好ましい。これによっ
て光混色が取り除かれ、色再現性が著しく向上する。本
発明の感光材料は、通常のネガプリンターを用いたプリ
ントシステムに使用される以外に、陰極線(CRT)を
用いた走査露光方式にも適している。陰極線管露光装置
は、レーザーを用いた装置に比べて、簡便でかつコンパ
クトであり、低コストになる。また、光軸や色の調整も
容易である。画像露光に用いる陰極線管には、必要に応
じてスペクトル領域に発光を示す各種発光体が用いられ
る。例えば赤色発光体、緑色発光体、青色発光体のいず
れか1種、あるいは2種以上が混合されて用いられる。
スペクトル領域は、上記の赤、緑、青に限定されず、黄
色、橙色、紫色或いは赤外領域に発光する蛍光体も用い
られる。特に、これらの発光体を混合して白色に発光す
る陰極線管がしばしば用いられる。
【0161】感光材料が異なる分光感度分布を有する複
数の感光性層を持ち、陰極線管も複数のスペクトル領域
の発光を示す蛍光体を有する場合には、複数の色を一度
に露光、即ち陰極線管に複数の色の画像信号を入力して
管面から発光させても良い。各色ごとの画像信号を順次
入力して各色の発光を順次行わせ、その色以外の色をカ
ットするフィルムを通して露光する方法(面順次露光)
を採っても良いが、一般には、面順次露光の方が、高解
像度の陰極線管を用いることができるため、高画質化の
ためには好ましい。本発明の感光材料は、ガスレーザ
ー、発光ダイオード、半導体レーザー、半導体レーザー
あるいは半導体レーザーを励起光源に用いた固体レーザ
ーと非線形光学結晶を組合せた第二高調波発生光源(S
HG)、等の単色高密度光を用いたデジタル走査露光に
好ましく使用される。システムをコンパクトで、安価な
ものにするために半導体レーザー、半導体レーザーある
いは固体レーザーと非線形光学結晶を組合せた第二高調
波発生光源(SHG)を使用することが好ましい。特に
コンパクトで、安価、更に寿命が長く安定性が高い装置
を設計するためには半導体レーザーの使用が好ましく、
露光光源の少なくとも一つは半導体レーザーを使用する
ことが望ましい。
数の感光性層を持ち、陰極線管も複数のスペクトル領域
の発光を示す蛍光体を有する場合には、複数の色を一度
に露光、即ち陰極線管に複数の色の画像信号を入力して
管面から発光させても良い。各色ごとの画像信号を順次
入力して各色の発光を順次行わせ、その色以外の色をカ
ットするフィルムを通して露光する方法(面順次露光)
を採っても良いが、一般には、面順次露光の方が、高解
像度の陰極線管を用いることができるため、高画質化の
ためには好ましい。本発明の感光材料は、ガスレーザ
ー、発光ダイオード、半導体レーザー、半導体レーザー
あるいは半導体レーザーを励起光源に用いた固体レーザ
ーと非線形光学結晶を組合せた第二高調波発生光源(S
HG)、等の単色高密度光を用いたデジタル走査露光に
好ましく使用される。システムをコンパクトで、安価な
ものにするために半導体レーザー、半導体レーザーある
いは固体レーザーと非線形光学結晶を組合せた第二高調
波発生光源(SHG)を使用することが好ましい。特に
コンパクトで、安価、更に寿命が長く安定性が高い装置
を設計するためには半導体レーザーの使用が好ましく、
露光光源の少なくとも一つは半導体レーザーを使用する
ことが望ましい。
【0162】このような走査露光光源を使用する場合、
本発明の感光材料の分光感度極大は使用する走査露光用
光源の波長により任意に設定することが出来る。半導体
レーザーを励起光源に用いた固体レーザーあるいは半導
体レーザーと非線形光学結晶を組合せて得られるSHG
光源では、レーザーの発振波長を半分にできるので、青
色光、緑色光が得られる。従って、感光材料の分光感度
極大は通常の青、緑、赤の3つの領域に持たせることが
可能である。装置を安価で安定性の高いコンパクトなも
のにするために光源として半導体レーザーを使用するた
めには、少なくとも2層が670nm以上に分光感度極大
を有していることが好ましい。これは、入手可能な安価
で、安定なIII-V族系半導体レーザーの発光波長域が現
在赤から赤外領域にしかないためである。しかしながら
実験室レベルでは、緑や青域のII−VI族系半導体レーザ
ーの発振が確認されており、半導体レーザーの製造技術
が発達すればこれらの半導体レーザーを安価に安定に使
用することができるであろうことは十分に予想される。
このような場合は、少なくとも2層が670nm以上に分
光感度極大を有する必要性は小さくなる。
本発明の感光材料の分光感度極大は使用する走査露光用
光源の波長により任意に設定することが出来る。半導体
レーザーを励起光源に用いた固体レーザーあるいは半導
体レーザーと非線形光学結晶を組合せて得られるSHG
光源では、レーザーの発振波長を半分にできるので、青
色光、緑色光が得られる。従って、感光材料の分光感度
極大は通常の青、緑、赤の3つの領域に持たせることが
可能である。装置を安価で安定性の高いコンパクトなも
のにするために光源として半導体レーザーを使用するた
めには、少なくとも2層が670nm以上に分光感度極大
を有していることが好ましい。これは、入手可能な安価
で、安定なIII-V族系半導体レーザーの発光波長域が現
在赤から赤外領域にしかないためである。しかしながら
実験室レベルでは、緑や青域のII−VI族系半導体レーザ
ーの発振が確認されており、半導体レーザーの製造技術
が発達すればこれらの半導体レーザーを安価に安定に使
用することができるであろうことは十分に予想される。
このような場合は、少なくとも2層が670nm以上に分
光感度極大を有する必要性は小さくなる。
【0163】このような走査露光においては、感光材料
中のハロゲン化銀が露光される時間とは、ある微小面積
を露光するのに要する時間となる。この微小面積として
はそれぞれのディジタルデータから光量を制御する最小
単位を一般的に使用し、画素と称している。したがっ
て、この画素の大きさで画素当たりの露光時間は変わっ
てくる。この画素の大きさは、画素密度に依存し現実的
な範囲としては、50〜2000dpi である。露光時間
はこの画素密度を400dpi とした場合の画素サイズを
露光する時間として定義すると好ましい露光時間として
は10-4秒以下、更に好ましくは10-6秒以下である。
中のハロゲン化銀が露光される時間とは、ある微小面積
を露光するのに要する時間となる。この微小面積として
はそれぞれのディジタルデータから光量を制御する最小
単位を一般的に使用し、画素と称している。したがっ
て、この画素の大きさで画素当たりの露光時間は変わっ
てくる。この画素の大きさは、画素密度に依存し現実的
な範囲としては、50〜2000dpi である。露光時間
はこの画素密度を400dpi とした場合の画素サイズを
露光する時間として定義すると好ましい露光時間として
は10-4秒以下、更に好ましくは10-6秒以下である。
【0164】本発明に用いるハロゲン化銀粒子は臭化
銀、塩化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、
塩沃臭化銀である。それ以外の銀塩、例えばロダン銀、
硫化銀、セレン化銀、炭酸銀、リン酸銀、有機酸銀が別
粒子として、あるいはハロゲン化銀粒子の一部分として
含まれていてもよい。現像・脱銀(漂白、定着および漂
白定着)工程の迅速化が望まれるときには塩化銀含有量
が90モル%以上の、いわゆる高塩化銀粒子が望まし
い。また適度に現像を抑制させる場合には沃化銀を含有
することが好ましい。好ましい沃化銀含量は目的の感光
材料によって異なる。本発明で使用する高塩化銀乳剤に
おいては臭化銀局在相を層状もしくは非層状にハロゲン
化銀粒子内部および/または表面に有する構造のものが
好ましい。上記局在相のハロゲン組成は、臭化銀含有率
において少なくとも10モル%のものが好ましく、20
モル%を越えるものがより好ましい。臭化銀局在層の臭
化銀含有率は、X線回折法(例えば、「日本化学会編、
新実験化学講座6、構造解析」丸善、に記載されてい
る。)等を用いて分析することができる。そして、これ
らの局在相は、粒子内部、粒子表面のエッジ、コーナー
あるいは面上にあることができるが、一つの好ましい例
として、粒子のコーナー部にエピタキシャル成長したも
のを挙げることができる。また、現像処理液の補充量を
低減する目的でハロゲン化銀乳剤の塩化銀含有率を更に
高めることも有効である。この様な場合にはその塩化銀
含有率が98モル%〜100モル%であるような、ほぼ
純塩化銀の乳剤も好ましく用いられる。
銀、塩化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、
塩沃臭化銀である。それ以外の銀塩、例えばロダン銀、
硫化銀、セレン化銀、炭酸銀、リン酸銀、有機酸銀が別
粒子として、あるいはハロゲン化銀粒子の一部分として
含まれていてもよい。現像・脱銀(漂白、定着および漂
白定着)工程の迅速化が望まれるときには塩化銀含有量
が90モル%以上の、いわゆる高塩化銀粒子が望まし
い。また適度に現像を抑制させる場合には沃化銀を含有
することが好ましい。好ましい沃化銀含量は目的の感光
材料によって異なる。本発明で使用する高塩化銀乳剤に
おいては臭化銀局在相を層状もしくは非層状にハロゲン
化銀粒子内部および/または表面に有する構造のものが
好ましい。上記局在相のハロゲン組成は、臭化銀含有率
において少なくとも10モル%のものが好ましく、20
モル%を越えるものがより好ましい。臭化銀局在層の臭
化銀含有率は、X線回折法(例えば、「日本化学会編、
新実験化学講座6、構造解析」丸善、に記載されてい
る。)等を用いて分析することができる。そして、これ
らの局在相は、粒子内部、粒子表面のエッジ、コーナー
あるいは面上にあることができるが、一つの好ましい例
として、粒子のコーナー部にエピタキシャル成長したも
のを挙げることができる。また、現像処理液の補充量を
低減する目的でハロゲン化銀乳剤の塩化銀含有率を更に
高めることも有効である。この様な場合にはその塩化銀
含有率が98モル%〜100モル%であるような、ほぼ
純塩化銀の乳剤も好ましく用いられる。
【0165】投影面積の円相当直径を粒子厚みで割った
値をアスペクト比と呼び、平板状粒子の形状を規定して
いる。アスペクト比が1より大きい平板状粒子を本発明
に使用できる。粒子の全投影面積の80%以上の平均ア
スペクト比として、1以上100未満が望ましい。より
好ましくは2以上20未満であり、特に好ましくは3以
上10未満である。平板粒子の形状として三角形、六角
形、円形などを選ぶことができる。米国特許第4,79
7,354号に記載されているような六辺の長さがほぼ
等しい正六角形は好ましい形態である。
値をアスペクト比と呼び、平板状粒子の形状を規定して
いる。アスペクト比が1より大きい平板状粒子を本発明
に使用できる。粒子の全投影面積の80%以上の平均ア
スペクト比として、1以上100未満が望ましい。より
好ましくは2以上20未満であり、特に好ましくは3以
上10未満である。平板粒子の形状として三角形、六角
形、円形などを選ぶことができる。米国特許第4,79
7,354号に記載されているような六辺の長さがほぼ
等しい正六角形は好ましい形態である。
【0166】本発明に用いる乳剤は粒子サイズ分布の広
い、いわゆる多分散乳剤でも、サイズ分布の狭い単分散
乳剤でも目的に応じて選んで用いることができる。サイ
ズ分布を表わす尺度として粒子の投影面積円相当直径あ
るいは体積の球相当直径の変動係数を用いる場合があ
る。単分散乳剤を用いる場合、変動係数が25%以下、
より好ましくは20%以下、さらに好ましくは15%以
下のサイズ分布の乳剤を用いるのがよい。本発明に用い
る感光材料には、前記の種々の添加剤が用いられるが、
それ以外にも目的に応じて種々の添加剤を用いることが
できる。これらの添加剤は、より詳しくはリサーチディ
スクロージャーItem 17643(1978年12月)、同It
em 18716(1979年11月)および同Item 307105
(1989年ll月)に記載されており、その該当個所
を後掲の表にまとめて示した。
い、いわゆる多分散乳剤でも、サイズ分布の狭い単分散
乳剤でも目的に応じて選んで用いることができる。サイ
ズ分布を表わす尺度として粒子の投影面積円相当直径あ
るいは体積の球相当直径の変動係数を用いる場合があ
る。単分散乳剤を用いる場合、変動係数が25%以下、
より好ましくは20%以下、さらに好ましくは15%以
下のサイズ分布の乳剤を用いるのがよい。本発明に用い
る感光材料には、前記の種々の添加剤が用いられるが、
それ以外にも目的に応じて種々の添加剤を用いることが
できる。これらの添加剤は、より詳しくはリサーチディ
スクロージャーItem 17643(1978年12月)、同It
em 18716(1979年11月)および同Item 307105
(1989年ll月)に記載されており、その該当個所
を後掲の表にまとめて示した。
【0167】
【表1】
【0168】本発明に於いて、処理液は本発明の塗布装
置によって感光材料表面に塗り付けられる。従って、感
光材料は処理液によって濡れ易くなくてはならない。本
発明に於いて、感光材料表面の濡れ性を良くするため
に、感光材料の親水性コロイド層のうち支持体から最も
遠い層に、界面活性剤を塗設することが好ましい。界面
活性剤の中ではベタイン系の界面活性剤、フッ素原子を
含む界面活性剤等が好ましい。また、感光材料に処理液
を浸透しやすくすることによって濡れ性を良くするとい
う観点で感光材料の親水性コロイド層のうち支持体から
最も遠い層に、親水性ポリマー等を含有させることも好
ましい。親水性ポリマーとしては、アクリル酸系のポリ
マー、ポリビニルアルコール、アクリル酸とビニルアル
コールのコポリマー等が好ましい。
置によって感光材料表面に塗り付けられる。従って、感
光材料は処理液によって濡れ易くなくてはならない。本
発明に於いて、感光材料表面の濡れ性を良くするため
に、感光材料の親水性コロイド層のうち支持体から最も
遠い層に、界面活性剤を塗設することが好ましい。界面
活性剤の中ではベタイン系の界面活性剤、フッ素原子を
含む界面活性剤等が好ましい。また、感光材料に処理液
を浸透しやすくすることによって濡れ性を良くするとい
う観点で感光材料の親水性コロイド層のうち支持体から
最も遠い層に、親水性ポリマー等を含有させることも好
ましい。親水性ポリマーとしては、アクリル酸系のポリ
マー、ポリビニルアルコール、アクリル酸とビニルアル
コールのコポリマー等が好ましい。
【0169】以下に本発明の処理方法について説明す
る。本発明において、処理工程はアルカリ性処理液の塗
布工程、過酸化物含有液の塗布工程、現像補力工程、水
洗工程、場合によってはそれに加えて安定化工程からな
る。以下にそれぞれの工程に付いて詳細に説明する。
る。本発明において、処理工程はアルカリ性処理液の塗
布工程、過酸化物含有液の塗布工程、現像補力工程、水
洗工程、場合によってはそれに加えて安定化工程からな
る。以下にそれぞれの工程に付いて詳細に説明する。
【0170】アルカリ性処理液塗布工程で用いられるア
ルカリ性処理液に付いて説明する。本発明に用いるアル
カリ性処理液には発色現像化合物を実質的に含まないこ
とが特徴であり、その他の成分(アルカリ、ハロゲンや
キレート剤等)を含んでいてもよい。また、処理安定性
を維持するために還元剤は含まれないことが好ましい場
合があり、その場合補助現像主薬、ヒドロキシアミン類
や亜硫酸塩などが実質的に含まれないことが好ましい。
(ここで実質的に含有しないとは、それぞれ好ましくは
0.5mmol/リットル以下、より好ましくは0.1
mmol/リットル以下である。特に、まったく含有し
ない場合が好ましい。) 本発明で用いる処理液のpHは、好ましくは9〜14で
あり、特に好ましくは10〜14である。
ルカリ性処理液に付いて説明する。本発明に用いるアル
カリ性処理液には発色現像化合物を実質的に含まないこ
とが特徴であり、その他の成分(アルカリ、ハロゲンや
キレート剤等)を含んでいてもよい。また、処理安定性
を維持するために還元剤は含まれないことが好ましい場
合があり、その場合補助現像主薬、ヒドロキシアミン類
や亜硫酸塩などが実質的に含まれないことが好ましい。
(ここで実質的に含有しないとは、それぞれ好ましくは
0.5mmol/リットル以下、より好ましくは0.1
mmol/リットル以下である。特に、まったく含有し
ない場合が好ましい。) 本発明で用いる処理液のpHは、好ましくは9〜14で
あり、特に好ましくは10〜14である。
【0171】本発明においてアルカリ性処理液の該感光
材料上への供給方法はいかなる方法であってもよい。感
光材料をアルカリ性処理液中に浸漬する方法としては、
通常のタンクを用いたタンク処理法、特許261220
5号に記載の薄いスリット中を通す方法、ディップコー
トなどが挙げられる。また、感光材料とアルカリ性処理
液の塗布装置の塗布部分を接触させることによって供給
する方法としては、原崎勇次著“コーティング学”(特
にP253〜255)朝倉書店(昭和46年)、紙業タ
イムス社編“紙加工便覧”P129〜138(昭和48
年)等に記載されているローラーコート、ロッドコータ
ー、スクイズコーター、フェルト布やスポンジコートの
ようなアルカリ性処理液を吸収する材料に含ませた液を
塗りつける方法等が挙げられる。感光材料とアルカリ性
処理液を非接触で供給する方法としては特開平6−32
4455号、特開平9−179272号に記載の細いノ
ズルから噴霧し、処理液を吹き付ける方法が挙げられ
る。
材料上への供給方法はいかなる方法であってもよい。感
光材料をアルカリ性処理液中に浸漬する方法としては、
通常のタンクを用いたタンク処理法、特許261220
5号に記載の薄いスリット中を通す方法、ディップコー
トなどが挙げられる。また、感光材料とアルカリ性処理
液の塗布装置の塗布部分を接触させることによって供給
する方法としては、原崎勇次著“コーティング学”(特
にP253〜255)朝倉書店(昭和46年)、紙業タ
イムス社編“紙加工便覧”P129〜138(昭和48
年)等に記載されているローラーコート、ロッドコータ
ー、スクイズコーター、フェルト布やスポンジコートの
ようなアルカリ性処理液を吸収する材料に含ませた液を
塗りつける方法等が挙げられる。感光材料とアルカリ性
処理液を非接触で供給する方法としては特開平6−32
4455号、特開平9−179272号に記載の細いノ
ズルから噴霧し、処理液を吹き付ける方法が挙げられ
る。
【0172】処理装置を小さくする、また、使いきり処
理をした場合に廃液量が少ないという観点から、塗り付
け処理を行うことが好ましく、塗り付け処理の中でも、
塗布部分の感材からの流出物による塗り付け部分の汚染
防止の観点から、非接触での塗り付け処理が好ましく、
小液量を均一に塗設するという観点から、後述する特開
平9−17927に記載の処理液塗布装置を用いた塗り
付け方法が更に好ましい。また、本発明では、現像液を
反復多数回塗布する方法を用いることも出来る。また、
塗布した処理液をスクイズすることによって膨潤量以上
のアルカリ性処理液を除去することも可能である。
理をした場合に廃液量が少ないという観点から、塗り付
け処理を行うことが好ましく、塗り付け処理の中でも、
塗布部分の感材からの流出物による塗り付け部分の汚染
防止の観点から、非接触での塗り付け処理が好ましく、
小液量を均一に塗設するという観点から、後述する特開
平9−17927に記載の処理液塗布装置を用いた塗り
付け方法が更に好ましい。また、本発明では、現像液を
反復多数回塗布する方法を用いることも出来る。また、
塗布した処理液をスクイズすることによって膨潤量以上
のアルカリ性処理液を除去することも可能である。
【0173】本発明においてアルカリ性処理液は感光材
料表面に塗りつけられる。その場合、塗り付けられたア
ルカリ性処理液は感光材料表面に十分に広がらなければ
ならず、感光材料表面で十分に広がるためには表面張力
は60dyn/cm以下が好ましく、45dyn/cm
以下が更に好ましい。
料表面に塗りつけられる。その場合、塗り付けられたア
ルカリ性処理液は感光材料表面に十分に広がらなければ
ならず、感光材料表面で十分に広がるためには表面張力
は60dyn/cm以下が好ましく、45dyn/cm
以下が更に好ましい。
【0174】アルカリ性処理液の表面張力を下げる方法
としては如何なる方法を用いても良い。表面張力を低下
させる方法として界面活性剤を添加する方法が考えられ
る。また、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール、グリコール等の水溶性のアルコール系有機溶媒
を添加する等の方法が通常考えられる。しかしながら、
前者を用いる場合、塗布装置内では加圧、減圧を繰り返
すために、泡が立ち易く、気泡が生成しノズル表面に気
泡が付着するためにノズルからアルカリ性処理液を噴射
できなくなる部分が出来、結果として、処理された感光
材料で白抜けしてしまう部分が発生してしまう点で好ま
しくない。また、水溶性のアルコール系有機溶媒を添加
する場合には表面張力を下げるために多量のアルコール
系有機溶媒を添加しなければならなく、多量にアルコー
ル系有機溶媒を加えた場合には処理液の感光材料中への
浸透速度が遅くなり、現像進行が遅れる点で好ましくな
い。
としては如何なる方法を用いても良い。表面張力を低下
させる方法として界面活性剤を添加する方法が考えられ
る。また、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール、グリコール等の水溶性のアルコール系有機溶媒
を添加する等の方法が通常考えられる。しかしながら、
前者を用いる場合、塗布装置内では加圧、減圧を繰り返
すために、泡が立ち易く、気泡が生成しノズル表面に気
泡が付着するためにノズルからアルカリ性処理液を噴射
できなくなる部分が出来、結果として、処理された感光
材料で白抜けしてしまう部分が発生してしまう点で好ま
しくない。また、水溶性のアルコール系有機溶媒を添加
する場合には表面張力を下げるために多量のアルコール
系有機溶媒を添加しなければならなく、多量にアルコー
ル系有機溶媒を加えた場合には処理液の感光材料中への
浸透速度が遅くなり、現像進行が遅れる点で好ましくな
い。
【0175】上記の化合物に対して水溶性のスチルベン
化合物が泡立ちが少なく、また、少量の添加で表面張力
を下げる点で好ましい。スチルベン化合物の中でも少量
添加によって表面張力を下げられる化合物としては一般
式(X)で表されるジアミノスチルベンが有効である。
一般式(X)で表されるジアミノスチルベン化合物は処
理液に添加しても金属との接触角を低下させる程度が少
ない点でも好ましい。
化合物が泡立ちが少なく、また、少量の添加で表面張力
を下げる点で好ましい。スチルベン化合物の中でも少量
添加によって表面張力を下げられる化合物としては一般
式(X)で表されるジアミノスチルベンが有効である。
一般式(X)で表されるジアミノスチルベン化合物は処
理液に添加しても金属との接触角を低下させる程度が少
ない点でも好ましい。
【0176】
【化75】
【0177】一般式(X)中、L1 及びL2 は同一でも
異なっていてもよく−OR1 または−N−R2 (R3 )
で表され、かつ一般式(X)における4つの置換基L1
およびL2 は合計2つ以上の一般式(XI)群中の置換基
を有する。ここで、R1 およびR2 はそれぞれ水素原
子、アルキル基、アリール基、又は下記一般式(XI)群
中の置換基を有するアルキル基、もしくはアリール基を
表し、R3 はアルキル基、アリール基又は下記一般式
(XI)群中の置換基を有するアルキル基、もしくはアリ
ール基を表す。 一般式(XI)
異なっていてもよく−OR1 または−N−R2 (R3 )
で表され、かつ一般式(X)における4つの置換基L1
およびL2 は合計2つ以上の一般式(XI)群中の置換基
を有する。ここで、R1 およびR2 はそれぞれ水素原
子、アルキル基、アリール基、又は下記一般式(XI)群
中の置換基を有するアルキル基、もしくはアリール基を
表し、R3 はアルキル基、アリール基又は下記一般式
(XI)群中の置換基を有するアルキル基、もしくはアリ
ール基を表す。 一般式(XI)
【0178】
【化76】
【0179】(一般式(XI)中、Xはハロゲン、Rはア
ルキル基を表す。また、一般式(X)および(XI)にお
いてMは水素原子、アルカリ金属、テトラアルキルアン
モニウムまたはピリジニウムを表す。本発明のジアミノ
スチルベン化合物は一般式(XI)群中において、−SO
3 M基を有する化合物が好ましく、L1 及びL2 が−N
−R2 (R3 )であり、かつ、R2 が水素原子である場
合が更に好ましい。また、−SO3 M基の数が4個以上
である場合が更に好ましい。本発明のジアミノスチルベ
ン化合物の好ましい添加量は0.1〜10mmol/L
であり、更に好ましくは0.5〜6mmol/Lであ
る。これ以上少ないと十分な表面張力低下能を示せず、
また、多いと析出、ノズルとの接触角低下が起こり好ま
しくない。好ましいジアミノスチルベン化合物を表2〜
表4に示すが、本発明はこれによって限定されるわけで
はない。
ルキル基を表す。また、一般式(X)および(XI)にお
いてMは水素原子、アルカリ金属、テトラアルキルアン
モニウムまたはピリジニウムを表す。本発明のジアミノ
スチルベン化合物は一般式(XI)群中において、−SO
3 M基を有する化合物が好ましく、L1 及びL2 が−N
−R2 (R3 )であり、かつ、R2 が水素原子である場
合が更に好ましい。また、−SO3 M基の数が4個以上
である場合が更に好ましい。本発明のジアミノスチルベ
ン化合物の好ましい添加量は0.1〜10mmol/L
であり、更に好ましくは0.5〜6mmol/Lであ
る。これ以上少ないと十分な表面張力低下能を示せず、
また、多いと析出、ノズルとの接触角低下が起こり好ま
しくない。好ましいジアミノスチルベン化合物を表2〜
表4に示すが、本発明はこれによって限定されるわけで
はない。
【0180】
【表2】
【0181】
【表3】
【0182】
【表4】
【0183】また、界面活性剤の中でもポリオキシアル
キレン基を有するフッ素系界面活性剤も少ない添加量で
表面張力を低下させ、かつ泡立ちが少ない点で本発明の
目的で添加するのは好ましい。
キレン基を有するフッ素系界面活性剤も少ない添加量で
表面張力を低下させ、かつ泡立ちが少ない点で本発明の
目的で添加するのは好ましい。
【0184】前述の一般式 Rf−(A)m−X において 本発明においては、Xは特に置換、無置換のポリオキシ
エチレン基が好ましく、オキシエチレン基として5〜3
0が好ましい。またRfとしては炭素数4以上のフロ
ロ,アルキル基、アルケニル基またはアリール基が好ま
しく、炭素数6〜14のパーフロロ,アルキル基、アル
ケニル基またはアリール基が好ましい。Aは好ましくは
アルキレン基(置換基を有するものも含まれる。例えば
エチレン基、トリメチレン基、オキシアルキレン基
等)、アリーレン基(置換基を有するものも含まれる。
例えばフェニレン基、オキシフェニレン基等)、アルキ
ルアリーレン基(置換基を有するものも含まれる。例え
ばプロピルフェニレン基等)、又はアリールアルキレン
基(置換基を有するものも含まれる。例えばフェニルエ
チレン基、フェニルオキシエチレン基等)を表し、これ
らの基には酸素原子、エステル基、アミド基、スルホン
アミド基、スルホニル基、硫黄原子の様な異種の原子又
は異種の基で中断された2価の連結基も含まれる。mは
0である場合が更に好ましく、m=1の場合は、Aとし
てはアルキレン基が好ましい。本発明において好ましく
用いられるポリオキシアルキレン基を有するフッ素系界
面活性剤の添加量は0.1〜5mmol/Lであり、更
に好ましくは0.5〜1mmol/Lである。これ以上
少ないと十分な表面張力低下能を示せず、また、多いと
析出、ノズルとの接触角低下が起こり好ましくない。
エチレン基が好ましく、オキシエチレン基として5〜3
0が好ましい。またRfとしては炭素数4以上のフロ
ロ,アルキル基、アルケニル基またはアリール基が好ま
しく、炭素数6〜14のパーフロロ,アルキル基、アル
ケニル基またはアリール基が好ましい。Aは好ましくは
アルキレン基(置換基を有するものも含まれる。例えば
エチレン基、トリメチレン基、オキシアルキレン基
等)、アリーレン基(置換基を有するものも含まれる。
例えばフェニレン基、オキシフェニレン基等)、アルキ
ルアリーレン基(置換基を有するものも含まれる。例え
ばプロピルフェニレン基等)、又はアリールアルキレン
基(置換基を有するものも含まれる。例えばフェニルエ
チレン基、フェニルオキシエチレン基等)を表し、これ
らの基には酸素原子、エステル基、アミド基、スルホン
アミド基、スルホニル基、硫黄原子の様な異種の原子又
は異種の基で中断された2価の連結基も含まれる。mは
0である場合が更に好ましく、m=1の場合は、Aとし
てはアルキレン基が好ましい。本発明において好ましく
用いられるポリオキシアルキレン基を有するフッ素系界
面活性剤の添加量は0.1〜5mmol/Lであり、更
に好ましくは0.5〜1mmol/Lである。これ以上
少ないと十分な表面張力低下能を示せず、また、多いと
析出、ノズルとの接触角低下が起こり好ましくない。
【0185】また、ノズルとの接触角の低下を防ぐため
にはノズル表面をフッ素樹脂でコーティングすることも
好ましい対応である。
にはノズル表面をフッ素樹脂でコーティングすることも
好ましい対応である。
【0186】以下に本発明に好ましく用いられるポリオ
キシアルキレン基を有するフッ素系界面活性剤の具体例
を示すが本発明はこれによって限定されない。
キシアルキレン基を有するフッ素系界面活性剤の具体例
を示すが本発明はこれによって限定されない。
【0187】
【化77】
【0188】
【化78】
【0189】このように、発色現像化合物を内蔵した感
光材料にアルカリ液と過酸化物含有液を別々に供給し、
かつ、過酸化物含有液は特開平9−179272号に記
載された処理液塗布装置を用いた塗り付け方法によって
供給することによって、補力処理に用いる、処理液の安
定性は保て、また、少ない処理液量で処理をすることも
可能になる。しかしながら、アルカリ液が塗設してある
所に特開平9−179272号に記載された処理液塗布
装置を用いて塗り付けを行った場合、特に、液を塗り付
けた端の部分で十分に発色が起こらないという問題点を
生じた。本発明はこの問題点を解決する。次に本発明で
用いられる過酸化物含有液塗布工程に付いて説明する。
まず、本発明の過酸化物含有液に付いて説明する。本発
明の過酸化物含有液は特に、液を塗り付けた端の部分ま
で発色性を上げるという観点で、表面張力の差が10d
yn/cm以下であることが必要である。好ましくは、
8dyn/cm以下であり、5dyn/cm以下が更に
好ましい。アルカリ性処理液は60dyn/cm以下が
好ましいので過酸化物含有液は70dyn/cm以下が
好ましく、アルカリ性処理液は45dyn/cm以下が
更に好ましいために、55dyn/cm以下が更に好ま
しく、53dyn/cm以下が特に好ましく、50dy
n/cm以下が最も好ましい。当然アルカリ性処理液よ
りも過酸化物含有液の表面張力が低い場合も同様の現象
が起きるために、表面張力がアルカリ性処理液よりも1
0dyn/cm以上小さい場合も液の塗り付けた端の部
分の発色濃度の低下は起こってしまう。表面張力を本発
明の範囲内にするためには、アルカリ性処理液の表面張
力の調節で好ましく用いられる水溶性スチルベン化合
物、ポリオキシアルキレン基を有するフッ素系界面活性
剤を添加することが好ましい。また、更に、液の塗り付
けた端の部分まで発色性を上げることに対してはアルカ
リ性処理液と液組成を合わせることが好ましく、アルカ
リ性処理液に入っている、例えば、陽イオン、陰イオ
ン、表面張力低下剤、かぶり防止剤、キレート剤などを
合わせた上で、硫酸、硝酸等の酸でpHを合わせ、過酸
化水素を加えることも好ましい態様である。本発明では
現像補力液の安定性を保つために、ハロゲン化銀によっ
て酸化され、その酸化体がカプラーとカップリングする
事によって可視域に吸収を持つ色素を形成する化合物も
しくはその前駆体を感光材料中に内蔵し、アルカリ性処
理液と過酸化物含有液を分割して感光材料上で混合する
という方法で感光材料と現像補力液を接触させている。
そのために過酸化物含有液中には、実質的に発色現像主
薬を含まないことが必要である。また、過酸化物の安定
性の観点から、過酸化物含有液のpHは9以下が必要で
あり、8以下が好ましく、7以下が特に好ましい。ま
た、現像補力が進行するのはアルカリ性処理液と過酸化
物含有液が混合した状態で起こるため、補力反応が進行
するためには9以上のpHが必要であり、混合液のpH
が下がりすぎないために過酸化物含有液のpHは2以上
が必要であり、3以上が好ましく、4以上が更に好まし
く、5以上が特に好ましい。補力処理に使用するための
過酸化物含有液に含まれる過酸化物としては過酸化水
素、過酸化水素を放出する化合物が好ましい。過酸化水
素を放出する化合物としては過ホウ酸、過炭酸が好まし
い。この中で過酸化水素が特に好ましい。これらの化合
物の添加量は、0.005モル/リットル〜2モル/リ
ットルが好ましく、0.01モル/リットル〜1.0モ
ル/リットルが更に好ましく、0.02モル/リットル
〜0.5モル/リットルが更に好ましい。
光材料にアルカリ液と過酸化物含有液を別々に供給し、
かつ、過酸化物含有液は特開平9−179272号に記
載された処理液塗布装置を用いた塗り付け方法によって
供給することによって、補力処理に用いる、処理液の安
定性は保て、また、少ない処理液量で処理をすることも
可能になる。しかしながら、アルカリ液が塗設してある
所に特開平9−179272号に記載された処理液塗布
装置を用いて塗り付けを行った場合、特に、液を塗り付
けた端の部分で十分に発色が起こらないという問題点を
生じた。本発明はこの問題点を解決する。次に本発明で
用いられる過酸化物含有液塗布工程に付いて説明する。
まず、本発明の過酸化物含有液に付いて説明する。本発
明の過酸化物含有液は特に、液を塗り付けた端の部分ま
で発色性を上げるという観点で、表面張力の差が10d
yn/cm以下であることが必要である。好ましくは、
8dyn/cm以下であり、5dyn/cm以下が更に
好ましい。アルカリ性処理液は60dyn/cm以下が
好ましいので過酸化物含有液は70dyn/cm以下が
好ましく、アルカリ性処理液は45dyn/cm以下が
更に好ましいために、55dyn/cm以下が更に好ま
しく、53dyn/cm以下が特に好ましく、50dy
n/cm以下が最も好ましい。当然アルカリ性処理液よ
りも過酸化物含有液の表面張力が低い場合も同様の現象
が起きるために、表面張力がアルカリ性処理液よりも1
0dyn/cm以上小さい場合も液の塗り付けた端の部
分の発色濃度の低下は起こってしまう。表面張力を本発
明の範囲内にするためには、アルカリ性処理液の表面張
力の調節で好ましく用いられる水溶性スチルベン化合
物、ポリオキシアルキレン基を有するフッ素系界面活性
剤を添加することが好ましい。また、更に、液の塗り付
けた端の部分まで発色性を上げることに対してはアルカ
リ性処理液と液組成を合わせることが好ましく、アルカ
リ性処理液に入っている、例えば、陽イオン、陰イオ
ン、表面張力低下剤、かぶり防止剤、キレート剤などを
合わせた上で、硫酸、硝酸等の酸でpHを合わせ、過酸
化水素を加えることも好ましい態様である。本発明では
現像補力液の安定性を保つために、ハロゲン化銀によっ
て酸化され、その酸化体がカプラーとカップリングする
事によって可視域に吸収を持つ色素を形成する化合物も
しくはその前駆体を感光材料中に内蔵し、アルカリ性処
理液と過酸化物含有液を分割して感光材料上で混合する
という方法で感光材料と現像補力液を接触させている。
そのために過酸化物含有液中には、実質的に発色現像主
薬を含まないことが必要である。また、過酸化物の安定
性の観点から、過酸化物含有液のpHは9以下が必要で
あり、8以下が好ましく、7以下が特に好ましい。ま
た、現像補力が進行するのはアルカリ性処理液と過酸化
物含有液が混合した状態で起こるため、補力反応が進行
するためには9以上のpHが必要であり、混合液のpH
が下がりすぎないために過酸化物含有液のpHは2以上
が必要であり、3以上が好ましく、4以上が更に好まし
く、5以上が特に好ましい。補力処理に使用するための
過酸化物含有液に含まれる過酸化物としては過酸化水
素、過酸化水素を放出する化合物が好ましい。過酸化水
素を放出する化合物としては過ホウ酸、過炭酸が好まし
い。この中で過酸化水素が特に好ましい。これらの化合
物の添加量は、0.005モル/リットル〜2モル/リ
ットルが好ましく、0.01モル/リットル〜1.0モ
ル/リットルが更に好ましく、0.02モル/リットル
〜0.5モル/リットルが更に好ましい。
【0190】本発明において一般式(X)で表される過
酸化物による転位反応によって芳香族第一級アミンを放
出する発色現像主薬前駆体を用いる場合には、放出させ
るためにも過酸化物含有液が用いられる。放出させるた
めに用いられる過酸化物としては過酸化水素および以下
の一般式で表される過酸化物を用いることが好ましい。
酸化物による転位反応によって芳香族第一級アミンを放
出する発色現像主薬前駆体を用いる場合には、放出させ
るためにも過酸化物含有液が用いられる。放出させるた
めに用いられる過酸化物としては過酸化水素および以下
の一般式で表される過酸化物を用いることが好ましい。
【0191】ROOH RCOOOH 式中、Rは水素原子、置換または無置換のアルキル基、
アリール基である。
アリール基である。
【0192】上記一般式で示される化合物の具体例、及
び発色現像主薬前駆体より発色現像主薬を発生させるた
めに好ましいその他の過酸化物の例を以下に示す。
び発色現像主薬前駆体より発色現像主薬を発生させるた
めに好ましいその他の過酸化物の例を以下に示す。
【0193】
【化79】
【0194】発色現像主薬前駆体より発色現像主薬を発
生させるためには、過酸化物の添加量は、0.1mmo
l/リットル〜1mol/リットルが好ましく、さらに
好ましくは、0.2mmol/リットル〜0.5mol
/リットルである。
生させるためには、過酸化物の添加量は、0.1mmo
l/リットル〜1mol/リットルが好ましく、さらに
好ましくは、0.2mmol/リットル〜0.5mol
/リットルである。
【0195】本発明においては2種以上の過酸化物を併
用してもよく、例えば上述した補力処理に適した過酸化
物と発色現像主薬前駆体より発色現像主薬を発生させる
のに適した過酸化物を混合して用いるのも好ましい態様
である。
用してもよく、例えば上述した補力処理に適した過酸化
物と発色現像主薬前駆体より発色現像主薬を発生させる
のに適した過酸化物を混合して用いるのも好ましい態様
である。
【0196】本発明の過酸化物含有液を本発明の方法で
感光材料上に塗布するには特開平9−179272に記
載の処理液塗布装置を用いるのが好ましい。
感光材料上に塗布するには特開平9−179272に記
載の処理液塗布装置を用いるのが好ましい。
【0197】この塗布装置に付いて詳しく説明する。
【0198】図1は本発明の実施に用いる処理液塗布装
置の概略全体構成図である。本発明に用いられる装置は
図示のような塗布装置を過酸化物含有液用に有し、必要
によりアルカリ性処理液用にも有する。図1に示す如
く、処理液塗布部50の感光材料16の搬送経路Aと対
向する位置には、塗布装置310の一部を構成する噴射
タンク312が配置されている。32は感光材料16の
搬送ローラ、34は処理ずみ感光材料の巻取ローラを示
す。
置の概略全体構成図である。本発明に用いられる装置は
図示のような塗布装置を過酸化物含有液用に有し、必要
によりアルカリ性処理液用にも有する。図1に示す如
く、処理液塗布部50の感光材料16の搬送経路Aと対
向する位置には、塗布装置310の一部を構成する噴射
タンク312が配置されている。32は感光材料16の
搬送ローラ、34は処理ずみ感光材料の巻取ローラを示
す。
【0199】図1に示すように、この噴射タンク312
の左下方には、この噴射タンク312に供給する為の処
理液を貯留する処理液ボトル332が配置されており、
この処理液ボトル332の上部に処理液を濾過する為の
フィルタ334が配置されている。そして、途中にポン
プ336が配置された送水パイプ342が、この処理液
ボトル332とフィルタ334との間を繋いでいる。さ
らに、噴射タンク312の右側には、処理液ボトル33
2より送られた処理液を溜めるサブタンク338が配置
されており、フィルタ334から送水パイプ344がサ
ブタンク338にまで伸びている。
の左下方には、この噴射タンク312に供給する為の処
理液を貯留する処理液ボトル332が配置されており、
この処理液ボトル332の上部に処理液を濾過する為の
フィルタ334が配置されている。そして、途中にポン
プ336が配置された送水パイプ342が、この処理液
ボトル332とフィルタ334との間を繋いでいる。さ
らに、噴射タンク312の右側には、処理液ボトル33
2より送られた処理液を溜めるサブタンク338が配置
されており、フィルタ334から送水パイプ344がサ
ブタンク338にまで伸びている。
【0200】従って、ポンプ336が作動すると、処理
液ボトル332からフィルタ334側に処理液が送られ
ると共に、フィルタ334を通過して濾過された水がサ
ブタンク338に送られて、サブタンク338に処理液
が一旦溜められるようになる。また、サブタンク338
と噴射タンク312との間を繋ぐ送水パイプ346が、
これらの間に配置されており、フィルタ334、サブタ
ンク338、送水パイプ346等を介して、処理液ボト
ル332よりポンプ336で送られた処理液がこの噴射
タンク312内に満たされることになる。
液ボトル332からフィルタ334側に処理液が送られ
ると共に、フィルタ334を通過して濾過された水がサ
ブタンク338に送られて、サブタンク338に処理液
が一旦溜められるようになる。また、サブタンク338
と噴射タンク312との間を繋ぐ送水パイプ346が、
これらの間に配置されており、フィルタ334、サブタ
ンク338、送水パイプ346等を介して、処理液ボト
ル332よりポンプ336で送られた処理液がこの噴射
タンク312内に満たされることになる。
【0201】この噴射タンク312の下部には、処理液
ボトル332に循環パイプ348で繋がれたトレー34
0が配置されており、噴射タンク312より溢れ出した
処理液水をトレー340が集め、循環パイプ348を介
して処理液ボトル332に戻すようになっている。ま
た、この循環パイプ348は、サブタンク338内にま
で突出して伸びた状態でサブタンク338に接続されて
おり、サブタンク338内に溜まった必要以上の水を処
理液ボトル332に、戻すようになっている。また、図
1の噴射タンクの次に通常ヒートパネル上での保温、脱
銀、水洗、乾燥工程があるが図では省略されている。ヒ
ートパネルは搬送ローラーのずっと手前(図1の図の左
端)から脱銀処理工程の前まで設置されており、通常こ
のパネル上に感材を載せて移動させることが行われる。
ボトル332に循環パイプ348で繋がれたトレー34
0が配置されており、噴射タンク312より溢れ出した
処理液水をトレー340が集め、循環パイプ348を介
して処理液ボトル332に戻すようになっている。ま
た、この循環パイプ348は、サブタンク338内にま
で突出して伸びた状態でサブタンク338に接続されて
おり、サブタンク338内に溜まった必要以上の水を処
理液ボトル332に、戻すようになっている。また、図
1の噴射タンクの次に通常ヒートパネル上での保温、脱
銀、水洗、乾燥工程があるが図では省略されている。ヒ
ートパネルは搬送ローラーのずっと手前(図1の図の左
端)から脱銀処理工程の前まで設置されており、通常こ
のパネル上に感材を載せて移動させることが行われる。
【0202】次に、噴射タンク312の構成とその作用
を図2〜図5を参照して詳細に説明する。図2は噴射タ
ンクの拡大斜視図、図3は下を感光材料が搬送される状
態を示す噴射タンクの底面図、図4は図3の要部拡大
図、図5は噴射タンクのノズル孔から液滴が噴射されて
塗布された状態の感光材料の平面図である。図3に示す
ように、この噴射タンク312の壁面の一部であって感
光材料16の搬送経路Aに対向した部分には、弾性変形
可能な長方形状の薄板を屈曲して形成したノズル板32
2が設置されている。
を図2〜図5を参照して詳細に説明する。図2は噴射タ
ンクの拡大斜視図、図3は下を感光材料が搬送される状
態を示す噴射タンクの底面図、図4は図3の要部拡大
図、図5は噴射タンクのノズル孔から液滴が噴射されて
塗布された状態の感光材料の平面図である。図3に示す
ように、この噴射タンク312の壁面の一部であって感
光材料16の搬送経路Aに対向した部分には、弾性変形
可能な長方形状の薄板を屈曲して形成したノズル板32
2が設置されている。
【0203】そして、図2から図4に示すように、この
ノズル板322には、噴射タンク312内に満たされた
処理液を噴射するための複数のノズル孔324(例えば
直径数十μm)が、一定の間隔で感光材料16の搬送方
向Aと交差する方向に沿って直線状に並べられつつ感光
材料16の幅方向全体にわたって、千鳥掛状に、少なく
とも2列配置されている。この為、これらノズル孔32
4よりそれぞれ噴射タンク312内の処理液が感光材料
16側に放出可能とされている。本発明の特徴は複数の
噴射ノズルから処理液を感光材料の幅方向全体に同時に
塗布することにある。尚、図4に示すように、それぞれ
のノズル孔324は相互に同一の内径dの円形に形成さ
れており、各ノズル孔324からほぼ同一の体積の水滴
Lを噴射可能となっている。また、ノズル孔324の中
心Sがそれぞれ正三角形の頂点となるように、相互に隣
接する3つのノズル孔324をノズル板322上に配置
する構造とした。他方、図1及び図2に示したように、
この噴射タンク312の上部から排気管330が伸びて
おり、この排気管330が噴射タンク312の内外を連
通可能としている。また、この排気管330の途中にこ
の排気管330を開閉する図示しないバルブが設置され
ていて、このバルブの開閉動により、噴射タンク312
内を外気に対して連通及び閉鎖し得るようになってい
る。
ノズル板322には、噴射タンク312内に満たされた
処理液を噴射するための複数のノズル孔324(例えば
直径数十μm)が、一定の間隔で感光材料16の搬送方
向Aと交差する方向に沿って直線状に並べられつつ感光
材料16の幅方向全体にわたって、千鳥掛状に、少なく
とも2列配置されている。この為、これらノズル孔32
4よりそれぞれ噴射タンク312内の処理液が感光材料
16側に放出可能とされている。本発明の特徴は複数の
噴射ノズルから処理液を感光材料の幅方向全体に同時に
塗布することにある。尚、図4に示すように、それぞれ
のノズル孔324は相互に同一の内径dの円形に形成さ
れており、各ノズル孔324からほぼ同一の体積の水滴
Lを噴射可能となっている。また、ノズル孔324の中
心Sがそれぞれ正三角形の頂点となるように、相互に隣
接する3つのノズル孔324をノズル板322上に配置
する構造とした。他方、図1及び図2に示したように、
この噴射タンク312の上部から排気管330が伸びて
おり、この排気管330が噴射タンク312の内外を連
通可能としている。また、この排気管330の途中にこ
の排気管330を開閉する図示しないバルブが設置され
ていて、このバルブの開閉動により、噴射タンク312
内を外気に対して連通及び閉鎖し得るようになってい
る。
【0204】図5に示すように本発明において、前記の
ノズル孔324から噴射され、相互に隣接して感光材料
16上に付着された3つの液滴Lが、相互間内に隙間を
有さない状態で接して感光材料16上に付着されるよう
にする。液滴Lの中心S1間の距離であるピッチは、隣
接したノズル孔324の中心S相互間の距離(図4参
照)であるピッチPと同一となるので、このピッチPを
下式により求められる値とすれば、3つの液滴Lが、相
互間内に隙間を有さない状態で接して感光材料16上に
付着されることになる。
ノズル孔324から噴射され、相互に隣接して感光材料
16上に付着された3つの液滴Lが、相互間内に隙間を
有さない状態で接して感光材料16上に付着されるよう
にする。液滴Lの中心S1間の距離であるピッチは、隣
接したノズル孔324の中心S相互間の距離(図4参
照)であるピッチPと同一となるので、このピッチPを
下式により求められる値とすれば、3つの液滴Lが、相
互間内に隙間を有さない状態で接して感光材料16上に
付着されることになる。
【0205】
【数1】
【0206】なお、ノズル孔より噴射される一滴の処理
液の体積をVとし、処理液が感光材料上に付着された際
の接触角をθとしたとき、感光材料上に付着した一滴の
アルカリ性処理液の直径Dは次式で表される。
液の体積をVとし、処理液が感光材料上に付着された際
の接触角をθとしたとき、感光材料上に付着した一滴の
アルカリ性処理液の直径Dは次式で表される。
【0207】
【数2】
【0208】感光材料16の搬送速度に合わせた適宜な
タイミングで、繰り返して液滴Lを噴射することによっ
て、図5に示すようにそれぞれの中心S1間を結ぶ線が
正三角形を形作る配置で、感光材料16の表面に液滴L
が付着することになる。但し、実際には、噴霧化して付
着した後の液滴L同士が感光材料16の表面上で接して
干渉し合うと、表面エネルギーを下げようとして凝集す
る性質があるので、相互に重なり合う液滴Lは直ぐに凝
集して、全体として一体となる。
タイミングで、繰り返して液滴Lを噴射することによっ
て、図5に示すようにそれぞれの中心S1間を結ぶ線が
正三角形を形作る配置で、感光材料16の表面に液滴L
が付着することになる。但し、実際には、噴霧化して付
着した後の液滴L同士が感光材料16の表面上で接して
干渉し合うと、表面エネルギーを下げようとして凝集す
る性質があるので、相互に重なり合う液滴Lは直ぐに凝
集して、全体として一体となる。
【0209】そして、このように付着後の液滴Lの中心
S1がそれぞれ正三角形の頂点をなし、且つこの正三角
形の重心部分が3つの液滴Lによって完全に覆われるよ
うに感光材料16上に塗布することによって、最も少な
い液量で、全液滴を凝集させることが可能となる。以上
より、処理液が汚れて画像記録装置自身の劣化・画像品
質の劣化を生じさせることなく、感光材料16に均一な
塗布膜を形成することができる。
S1がそれぞれ正三角形の頂点をなし、且つこの正三角
形の重心部分が3つの液滴Lによって完全に覆われるよ
うに感光材料16上に塗布することによって、最も少な
い液量で、全液滴を凝集させることが可能となる。以上
より、処理液が汚れて画像記録装置自身の劣化・画像品
質の劣化を生じさせることなく、感光材料16に均一な
塗布膜を形成することができる。
【0210】アルカリ性処理液の塗布量は塗布液の液量
として5ml/m2 から95ml/m2 が好ましく、過
酸化物含有液の塗設量も5ml/m2 から95ml/m
2 が好ましい。アルカリ性処理液、過酸化物含有液共
に、塗布液量10ml/m2 から50ml/m2 である
ことが更に好ましい。また、アルカリ性処理液と過酸化
物含有液の合計の塗布液量は10ml/m2 から100
ml/m2 であることが好ましい。アルカリ性処理液と
過酸化水素含有液の感光材料上で混合された場合のpH
は9以上、13以下が好ましく、10以上、12.5以
下が更に好ましい。アルカリ性塗布液を塗布してから過
酸化水素含有液を塗布するまでの時間は10秒以下が好
ましく、5秒以下が更に好ましく、1秒以内が特に好ま
しい。
として5ml/m2 から95ml/m2 が好ましく、過
酸化物含有液の塗設量も5ml/m2 から95ml/m
2 が好ましい。アルカリ性処理液、過酸化物含有液共
に、塗布液量10ml/m2 から50ml/m2 である
ことが更に好ましい。また、アルカリ性処理液と過酸化
物含有液の合計の塗布液量は10ml/m2 から100
ml/m2 であることが好ましい。アルカリ性処理液と
過酸化水素含有液の感光材料上で混合された場合のpH
は9以上、13以下が好ましく、10以上、12.5以
下が更に好ましい。アルカリ性塗布液を塗布してから過
酸化水素含有液を塗布するまでの時間は10秒以下が好
ましく、5秒以下が更に好ましく、1秒以内が特に好ま
しい。
【0211】次に現像補力工程に付いて説明する。現像
補力工程は塗布されたアルカリ性処理液と過酸化物含有
液によって、現像補力を行う工程である。本発明では現
像補力を行うアルカリ性処理液と過酸化物含有液の混合
液は感光材料上に塗布された状態で用いられる。従っ
て、処理中に感光材料上に留まっていなければならず、
現像補力中では感光材料は水平に設置されることが好ま
しい。また、過酸化物含有液塗布工程から水洗工程また
は安定化工程等の次工程に搬送する間にこの工程が終了
するように、アルカリ性処理液と過酸化物含有液の混合
液を感光材料上に乗せたまま、水平に保ち搬送すること
も好ましい態様である。本発明において、処理によるば
らつきを無くすために温度を一定に保つことも好まし
い。好ましい処理温度は20℃〜80℃であり、より好
ましくは25℃〜60℃であり、さらに好ましくは30
℃〜50℃である。この温度を保つために、感光材料を
ヒートパネル上に密着させ搬送すること、または、一定
温度に保たれた恒温室、一定温湿度に保たれた恒温恒湿
室中等で本工程を完了することも好ましい。本発明の好
ましい温度を処理の始めから完了するまでに一定に保つ
ためにあらかじめアルカリ性処理液、過酸化物含有液及
び感光材料を保温しておくことも好ましい。また、現像
補力工程の時間は5秒以上60秒以下が好ましく、10
秒以上40秒以下がより好ましく、10秒以上30秒以
下が更に好ましい。
補力工程は塗布されたアルカリ性処理液と過酸化物含有
液によって、現像補力を行う工程である。本発明では現
像補力を行うアルカリ性処理液と過酸化物含有液の混合
液は感光材料上に塗布された状態で用いられる。従っ
て、処理中に感光材料上に留まっていなければならず、
現像補力中では感光材料は水平に設置されることが好ま
しい。また、過酸化物含有液塗布工程から水洗工程また
は安定化工程等の次工程に搬送する間にこの工程が終了
するように、アルカリ性処理液と過酸化物含有液の混合
液を感光材料上に乗せたまま、水平に保ち搬送すること
も好ましい態様である。本発明において、処理によるば
らつきを無くすために温度を一定に保つことも好まし
い。好ましい処理温度は20℃〜80℃であり、より好
ましくは25℃〜60℃であり、さらに好ましくは30
℃〜50℃である。この温度を保つために、感光材料を
ヒートパネル上に密着させ搬送すること、または、一定
温度に保たれた恒温室、一定温湿度に保たれた恒温恒湿
室中等で本工程を完了することも好ましい。本発明の好
ましい温度を処理の始めから完了するまでに一定に保つ
ためにあらかじめアルカリ性処理液、過酸化物含有液及
び感光材料を保温しておくことも好ましい。また、現像
補力工程の時間は5秒以上60秒以下が好ましく、10
秒以上40秒以下がより好ましく、10秒以上30秒以
下が更に好ましい。
【0212】本発明の水洗工程、安定化工程は公知の方
法を用いて行うことが出来る。水洗工程に付いては特開
平9−152693号等に記載された方法などが好まし
く用いられるが、本発明においては処理済の感光材料か
ら洗い出さなければならないものが少ないために、シャ
ワー水洗など小液量の水洗液を使い捨てで使用する等の
簡易水洗方法も好ましい。安定化処理に付いては特公昭
63−20330号、同63−20332等に記載の安
定化液を用いて行うことが好ましく、この場合もタンク
処理を無くした塗り付け処理によって処理を行うことが
好ましい。
法を用いて行うことが出来る。水洗工程に付いては特開
平9−152693号等に記載された方法などが好まし
く用いられるが、本発明においては処理済の感光材料か
ら洗い出さなければならないものが少ないために、シャ
ワー水洗など小液量の水洗液を使い捨てで使用する等の
簡易水洗方法も好ましい。安定化処理に付いては特公昭
63−20330号、同63−20332等に記載の安
定化液を用いて行うことが好ましく、この場合もタンク
処理を無くした塗り付け処理によって処理を行うことが
好ましい。
【0213】本発明において、処理後に漂白処理、定着
処理、もしくは漂白定着処理を行うことも可能である。
漂白剤としては、例えば鉄(III) 、コバルト(III) 、ク
ロム(IV)、銅(II)等の多価金属の化合物、過酸類、
キノン類やニトロ化合物があげられる。これらのうちエ
チレンジアミン四酢酸鉄(III) 錯塩;1,3−ジアミノ
プロパン四酢酸鉄(III) 錯塩等のアミノポリカルボン酸
鉄(III) や過酸化水素、過硫酸塩等は迅速処理及び環境
汚染防止の観点から好ましい。定着剤としてはチオ硫酸
塩、チオシアン酸塩、チオ尿素類、多量の沃化物塩及び
特開平4−365037号、同5−66540号に記載
のスルフィド基を有する含窒素ヘテロ環系化合物、メソ
イオン系化合物、チオエーテル系化合物をあげることが
出来る。漂白工程、定着工程、漂白定着工程に付いては
特開平9−152693号に詳しく記載されており、こ
れらの方法が好ましく用いられる。また、これらの工程
でも処理タンクを無くすために塗り付け処理を行うこと
も好ましい。
処理、もしくは漂白定着処理を行うことも可能である。
漂白剤としては、例えば鉄(III) 、コバルト(III) 、ク
ロム(IV)、銅(II)等の多価金属の化合物、過酸類、
キノン類やニトロ化合物があげられる。これらのうちエ
チレンジアミン四酢酸鉄(III) 錯塩;1,3−ジアミノ
プロパン四酢酸鉄(III) 錯塩等のアミノポリカルボン酸
鉄(III) や過酸化水素、過硫酸塩等は迅速処理及び環境
汚染防止の観点から好ましい。定着剤としてはチオ硫酸
塩、チオシアン酸塩、チオ尿素類、多量の沃化物塩及び
特開平4−365037号、同5−66540号に記載
のスルフィド基を有する含窒素ヘテロ環系化合物、メソ
イオン系化合物、チオエーテル系化合物をあげることが
出来る。漂白工程、定着工程、漂白定着工程に付いては
特開平9−152693号に詳しく記載されており、こ
れらの方法が好ましく用いられる。また、これらの工程
でも処理タンクを無くすために塗り付け処理を行うこと
も好ましい。
【0214】本発明に適用される処理には種々の添加剤
が用いられ、より詳しくはリサーチ・ディスクロジャー
Item 36544(1994年9月)に記載されてお
り、その該当個所を以下にまとめて示した。 処理剤種類 頁 カブリ防止剤 537 キレート剤 537右欄 緩衝剤 537右欄 界面活性剤 538左欄および539左欄 漂白剤 538 漂白促進剤 538右欄〜539左欄 漂白用キレート剤 539左欄 再ハロゲン化剤 539左欄 定着剤 539右欄 定着剤の保恒剤 539右欄 定着用キレート剤 540左欄 安定化用界面活性剤 540左側 安定化用スカム防止剤 540右側 安定用キレート剤 540右側 防菌防ばい剤 540右側 色像安定化剤 540右側
が用いられ、より詳しくはリサーチ・ディスクロジャー
Item 36544(1994年9月)に記載されてお
り、その該当個所を以下にまとめて示した。 処理剤種類 頁 カブリ防止剤 537 キレート剤 537右欄 緩衝剤 537右欄 界面活性剤 538左欄および539左欄 漂白剤 538 漂白促進剤 538右欄〜539左欄 漂白用キレート剤 539左欄 再ハロゲン化剤 539左欄 定着剤 539右欄 定着剤の保恒剤 539右欄 定着用キレート剤 540左欄 安定化用界面活性剤 540左側 安定化用スカム防止剤 540右側 安定用キレート剤 540右側 防菌防ばい剤 540右側 色像安定化剤 540右側
【0215】
【実施例】次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説
明する。 実施例1 (感光材料の作製)ポリエチレンで両面ラミネートした
紙支持体表面に、コロナ放電処理を施した後ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムを含むゼラチン下塗り層を
設け、さらに種々の写真構成層を塗布して、以下に表す
層構成の多層カラー印画紙(100)を作製した。塗布
液は以下のようにして調製した。 第一層塗布液 カプラー(C−21)23g、発色現像化合物(I−3
2)16g、溶媒(Solv−1)80gを酢酸エチル
に溶解し、この溶液を10%ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム及びクエン酸を含む16%ゼラチン溶液4
00gに乳化分散させて乳化分散物Aを調製した。一
方、塩臭化銀乳剤A(立方体、平均粒子サイズ0.20
μmの大サイズ乳剤Aと0.10μmの小サイズ乳剤A
との3:7混合物(銀モル比)。粒子サイズ分布の変動
係数はそれぞれ0.08と0.10、各サイズ乳剤とも
臭化銀0.3モル%を、塩化銀を基体とする粒子表面の
一部に局在含有させた)を調製した。この乳剤には下記
に示す青感性増感色素A、B、Cが銀一モル当たり大サ
イズ乳剤Aに対しては、それぞれ7.0×10-4モル、
また小サイズ乳剤Aに対しては、それぞれ8.5×10
-4モル添加されている。また、この乳剤の化学熟成は硫
黄増感剤と金増感剤が添加して行なわれた。前記の乳化
分散物Aとこの塩臭化銀乳剤Aとを混合溶解し、以下に
示す組成となるように第一層塗布液を調製した。乳剤塗
布量は銀換算塗布量を示す。
明する。 実施例1 (感光材料の作製)ポリエチレンで両面ラミネートした
紙支持体表面に、コロナ放電処理を施した後ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムを含むゼラチン下塗り層を
設け、さらに種々の写真構成層を塗布して、以下に表す
層構成の多層カラー印画紙(100)を作製した。塗布
液は以下のようにして調製した。 第一層塗布液 カプラー(C−21)23g、発色現像化合物(I−3
2)16g、溶媒(Solv−1)80gを酢酸エチル
に溶解し、この溶液を10%ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム及びクエン酸を含む16%ゼラチン溶液4
00gに乳化分散させて乳化分散物Aを調製した。一
方、塩臭化銀乳剤A(立方体、平均粒子サイズ0.20
μmの大サイズ乳剤Aと0.10μmの小サイズ乳剤A
との3:7混合物(銀モル比)。粒子サイズ分布の変動
係数はそれぞれ0.08と0.10、各サイズ乳剤とも
臭化銀0.3モル%を、塩化銀を基体とする粒子表面の
一部に局在含有させた)を調製した。この乳剤には下記
に示す青感性増感色素A、B、Cが銀一モル当たり大サ
イズ乳剤Aに対しては、それぞれ7.0×10-4モル、
また小サイズ乳剤Aに対しては、それぞれ8.5×10
-4モル添加されている。また、この乳剤の化学熟成は硫
黄増感剤と金増感剤が添加して行なわれた。前記の乳化
分散物Aとこの塩臭化銀乳剤Aとを混合溶解し、以下に
示す組成となるように第一層塗布液を調製した。乳剤塗
布量は銀換算塗布量を示す。
【0216】第二層〜第七層の塗布液も第一層塗布液と
同様の方法で調製した。各層のゼラチン硬膜剤として
は、1−オキシ−3,5−ジクロロ−s−トリアジンナ
トリウム塩を用いた。また各層にCpd−12、Cpd
−13、Cpd−14とCpd−15をそれぞれ全量が
15.0mg/m2 、60.0mg/m2 、5.0mg
/m2 および10.0mg/m2 となるように添加し
た。各感光性乳剤層の塩臭化銀乳剤には以下の分光増感
色素をそれぞれ用いた。 青感性乳剤層
同様の方法で調製した。各層のゼラチン硬膜剤として
は、1−オキシ−3,5−ジクロロ−s−トリアジンナ
トリウム塩を用いた。また各層にCpd−12、Cpd
−13、Cpd−14とCpd−15をそれぞれ全量が
15.0mg/m2 、60.0mg/m2 、5.0mg
/m2 および10.0mg/m2 となるように添加し
た。各感光性乳剤層の塩臭化銀乳剤には以下の分光増感
色素をそれぞれ用いた。 青感性乳剤層
【0217】
【化80】
【0218】(ハロゲン化銀1モル当たり、大サイズ乳
剤に対してはそれぞれ7.0×10-4モル、小サイズ乳
剤に対してはそれぞれ8.5×10-4モル添加した。) 緑感性乳剤層
剤に対してはそれぞれ7.0×10-4モル、小サイズ乳
剤に対してはそれぞれ8.5×10-4モル添加した。) 緑感性乳剤層
【0219】
【化81】
【0220】(増感色素Dをハロゲン化銀1モル当た
り、大サイズ乳剤に対しては1.5×10-3モル、小サ
イズ乳剤に対しては1.8×10-3モル、また、増感色
素Eをハロゲン化銀1モル当たり、大サイズ乳剤に対し
ては2.0×10-4モル、小サイズ乳剤に対しては3.
5×10-4モル、また、増感色素Fをハロゲン化銀1モ
ル当たり、大サイズ乳剤に対しては1.0×10-3モ
ル、小サイズ乳剤に対しては1.4×10-3モル添加し
た。)
り、大サイズ乳剤に対しては1.5×10-3モル、小サ
イズ乳剤に対しては1.8×10-3モル、また、増感色
素Eをハロゲン化銀1モル当たり、大サイズ乳剤に対し
ては2.0×10-4モル、小サイズ乳剤に対しては3.
5×10-4モル、また、増感色素Fをハロゲン化銀1モ
ル当たり、大サイズ乳剤に対しては1.0×10-3モ
ル、小サイズ乳剤に対しては1.4×10-3モル添加し
た。)
【0221】
【化82】
【0222】(ハロゲン化銀1モル当たり、大サイズ乳
剤に対してはそれぞれ2.5×10-4モル、小サイズ乳
剤に対してはそれぞれ4.0×10-4モル添加した。) さらに、以下の化合物を赤感光性乳剤層にハロゲン化銀
1モル当たり2.6×10-3モル添加した。
剤に対してはそれぞれ2.5×10-4モル、小サイズ乳
剤に対してはそれぞれ4.0×10-4モル添加した。) さらに、以下の化合物を赤感光性乳剤層にハロゲン化銀
1モル当たり2.6×10-3モル添加した。
【0223】
【化83】
【0224】また、青感性乳剤層、緑感性乳剤層および
赤感性乳剤層に対し、1−(5−メチルウレイドフェニ
ル)−5−メルカプトテトラゾールを、それぞれハロゲ
ン化銀1モル当たり、3.3×10-4モル、1.0×1
0-3モル及び5.9×10-4モル添加した。さらに、第
二層、第四層、第六層および第七層にも、それぞれ0.
2mg/m2 、0.2mg/m2 、0.6mg/m2 、
0.1mg/m2 となるよう添加した。
赤感性乳剤層に対し、1−(5−メチルウレイドフェニ
ル)−5−メルカプトテトラゾールを、それぞれハロゲ
ン化銀1モル当たり、3.3×10-4モル、1.0×1
0-3モル及び5.9×10-4モル添加した。さらに、第
二層、第四層、第六層および第七層にも、それぞれ0.
2mg/m2 、0.2mg/m2 、0.6mg/m2 、
0.1mg/m2 となるよう添加した。
【0225】また、青感光性乳剤層及び緑感光性乳剤層
に対し、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラザインデンを、それぞれハロゲン化銀1モル
当たり、1×10-4モル、2×10-4モル添加した。ま
た、イラジエーション防止のために、乳剤層に以下の染
料(カッコ内は塗布量を表す)を添加した。
に対し、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラザインデンを、それぞれハロゲン化銀1モル
当たり、1×10-4モル、2×10-4モル添加した。ま
た、イラジエーション防止のために、乳剤層に以下の染
料(カッコ内は塗布量を表す)を添加した。
【0226】
【化84】
【0227】(層構成)以下に各層の構成を示す。数字
は塗布量(g/m2 )を表す。ハロゲン化銀乳剤は銀換
算塗布量を表す。
は塗布量(g/m2 )を表す。ハロゲン化銀乳剤は銀換
算塗布量を表す。
【0228】支持体 ポリエチレンラミネート紙 [第一層側のポリエチレンに下記の蛍光増白剤(I)お
よび白色顔料(TiO2,15wt%)と青味染料(群
青)を含む]
よび白色顔料(TiO2,15wt%)と青味染料(群
青)を含む]
【0229】 第一層(青感性乳剤層) 前記の塩臭化銀乳剤A 0.015 ゼラチン 1.50 イエローカプラー(C−21) 0.23 発色現像化合物(I−16) 0.16 溶媒(Solv−1) 0.80
【0230】 第二層(混色防止層) ゼラチン 1.09 混色防止剤(Cpd−7) 0.11 溶媒(Solv−2) 0.19 溶媒(Solv−3) 0.07 溶媒(Solv−4) 0.25 溶媒(Solv−5) 0.09 1,5−ジフェニル−3−ピラゾリドン 0.03 (微粒子固体分散状態)
【0231】 第三層(緑感性乳剤層) 塩臭化銀乳剤B:立方体、平均粒子サイズ0.1μmの大サイズ乳剤Bと、 0.08μmの小サイズ乳剤Bとの1:3混合物(Agモル比)。粒子サイズ分 布の変動係数はそれぞれ0.10と0.08、各サイズ乳剤ともAgBr0.8 モル%を、塩化銀を基体とする粒子表面の一部に局在含有させた。 0.01 ゼラチン 1.50 マゼンタカプラー(C−56) 0.24 発色現像化合物(I−32) 0.16 溶媒(Solv−1) 0.80
【0232】 第四層(混色防止層) ゼラチン 0.77 混色防止剤(Cpd−7) 0.08 溶媒(Solv−2) 0.14 溶媒(Solv−3) 0.05 溶媒(Solv−4) 0.14 溶媒(Solv−5) 0.06 1,5−ジフェニル−3−ピラゾリドン 0.02 (微粒子固体分散状態)
【0233】 第五層(赤感性乳剤層) 塩臭化銀乳剤C:立方体、平均粒子サイズ0.1μmの大サイズ乳剤Cと、 0.08μmの小サイズ乳剤との1:4混合物(Agモル比)。粒子サイズ分布 の変動係数は0.09と0.11、各サイズ乳剤ともAgBr0.8モル%を、 塩化銀を基体とする粒子表面の一部に局在含有させた。 0.01 ゼラチン 0.15 シアンカプラー(C−43) 0.21 発色現像化合物(I−16) 0.20 溶媒(Solv−1) 0.80
【0234】 第六層(紫外線吸収層) ゼラチン 0.64 紫外線吸収剤(UV−1) 0.39 色像安定剤(Cpd−7) 0.05 溶媒(Solv−6) 0.05
【0235】 第七層(保護層) ゼラチン 1.01 ポリビニルアルコールのアクリル変性共重合体(変性度17%) 0.04 流動パラフィン 0.02 界面活性剤(Cpd−1) 0.01 濡れ性改良剤(Cpd−8) 0.09 濡れ性改良剤(Cpd−9) 0.03 濡れ性改良剤(Cpd−10) 0.03
【0236】
【化85】
【0237】
【化86】
【0238】
【化87】
【0239】
【化88】
【0240】
【化89】
【0241】
【化90】
【0242】試料(100)に対してカプラー、発色現
像化合物を表5に示したカプラー、発色現像化合物に等
モルで置き代えた以外は試料(100)の作製と全く同
様にして試料(101)〜(108)を作製した。
像化合物を表5に示したカプラー、発色現像化合物に等
モルで置き代えた以外は試料(100)の作製と全く同
様にして試料(101)〜(108)を作製した。
【0243】
【表5】
【0244】(処理液作成)以下のような現像補力液を
作製した。
作製した。
【0245】 現像補力液 水 800 ml 5スルホサリチル酸ナトリウム 25 g KCl 1.25 g ベンゾトリアゾール 0.01 g ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 (30%水溶液) 2 ml 表面張力低下剤(Stil−1) 2.5 g 過酸化水素(30%水溶液) 15 ml 水を加えて 1000ml pH 12
【0246】
【化91】
【0247】以下のようなアルカリ性処理液a−1を作
製した。
製した。
【0248】 アルカリ性処理液a−1 水 800 ml 5スルホサリチル酸ナトリウム 50 g KC1 2.5 g ベンゾトリアゾール 0.02 g ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 (30%水溶液) 4 ml 水を加えて 1000ml pH 13 処理液a−1に対して表6に示す表面張力低下剤を表6
に示す量添加した処理液a−2〜a−10を作製した。
に示す量添加した処理液a−2〜a−10を作製した。
【0249】
【表6】
【0250】以下のような過酸化水素含有液b−1を作
製した。
製した。
【0251】 過酸化水素含有液 水 800ml 5スルホサリチル酸ナトリウム 50g KCl 2.5g ベンゾトリアゾール 0.02g ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸(30%水溶液) 4ml 過酸化水素 30ml 水を加えて 1000ml pH 7 処理液b−1に対して表7に示す表面張力低下剤を表7
に示す量添加した処理液b−2〜b−10を作成した。
に示す量添加した処理液b−2〜b−10を作成した。
【0252】
【表7】
【0253】 安定液 炭酸カリウム 15g 2−メルカプトベンツイミダゾール−5− スルホン酸ナトリウム 1g ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸(30%水溶液) 1ml 5−クロロ−2−メチル−4− イソチアゾリン−3−オン 0.02g 水を加えて 1000ml pH 7
【0254】 リンス液 塩素化イソシアヌール酸ナトリウム 0.02g 脱イオン水(導電率5μS/cm以下) 1000ml pH 6.5
【0255】
【0256】 処理方法2 処理工程 温度 時間 アルカリ性処理液塗り付け 40℃ − (表8、9及び10に記載の方法で塗り付け処理 処理液の塗設量は40cc/m2 ) 過酸化水素含有液塗り付け 40℃ − (表8、9及び10に記載の方法で塗り付け処理 処理液の塗設量は40cc/m2 ) ヒートパネルの上で放置 40℃ 30秒 安定化処理 40℃ 45秒 水洗 30℃ 90秒 乾燥 70℃ 60秒
【0257】作製した全試料に対して、富士フイルム株
式会社製FWH型感光計(光源の色温度3200。K)
を使用してセンシトメトリー用3色分解フィルターの階
調露光を与えた。
式会社製FWH型感光計(光源の色温度3200。K)
を使用してセンシトメトリー用3色分解フィルターの階
調露光を与えた。
【0258】露光後の各試料に対して表8、9及び10
に示す処理方法にて処理を行った。
に示す処理方法にて処理を行った。
【0259】処理後の各試料に付いて青色光、緑色光、
赤色光にて濃度測定を行った。各色で測定した場合の濃
度を表8、9及び10に示す。
赤色光にて濃度測定を行った。各色で測定した場合の濃
度を表8、9及び10に示す。
【0260】また未露光、未処理の試料を5cm×10
cmの大きさにカットし、白色光で全曝光した。曝光済
みの試料に対して表8、9及び10に示す処理方法及び
処理条件にて処理を行った。処理液を塗り付ける際には
10cmの辺が塗り付け方向と水平となるようにして塗
り付けた。
cmの大きさにカットし、白色光で全曝光した。曝光済
みの試料に対して表8、9及び10に示す処理方法及び
処理条件にて処理を行った。処理液を塗り付ける際には
10cmの辺が塗り付け方向と水平となるようにして塗
り付けた。
【0261】処理後の試料の10cmの長辺の外縁から
0.3cm内側の部分であって5cmの短辺の3cm内
側から4cm濃度測定した。濃度測定した平均値をDe
とする。また10cmの長辺の外縁から5cm内側の部
分(中心部)を5cmの短辺の3cm内側から4cm濃
度測定した。濃度測定した平均値をDcとする。
0.3cm内側の部分であって5cmの短辺の3cm内
側から4cm濃度測定した。濃度測定した平均値をDe
とする。また10cmの長辺の外縁から5cm内側の部
分(中心部)を5cmの短辺の3cm内側から4cm濃
度測定した。濃度測定した平均値をDcとする。
【0262】
【表8】
【0263】
【表9】
【0264】
【表10】
【0265】塗り付け方法1 タンク中にアルカリ性処理液もしくは過酸化水素含有液
をためその中に感光材料を浸漬する。 塗り付け方法2 薄いスリット中にアルカリ性処理液もしくは過酸化水素
含有液を挿入し感光材料を通す。 塗り付け方法3 既知のローラーコートを用いる(幅5.5cm、塗り付
け長さは12cm) 塗り付け方法4 特開平9−179272に記載の処理液塗布装置を用い
る(ノズルの幅5.5cm、塗り付け長さは12c
m)。この時、ノズル孔から液滴噴射し、これらのノズ
ル孔から噴射されて相互に隣接して感光材料に付着され
た3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状態で接し
て感光材料上に付着されるようにする。
をためその中に感光材料を浸漬する。 塗り付け方法2 薄いスリット中にアルカリ性処理液もしくは過酸化水素
含有液を挿入し感光材料を通す。 塗り付け方法3 既知のローラーコートを用いる(幅5.5cm、塗り付
け長さは12cm) 塗り付け方法4 特開平9−179272に記載の処理液塗布装置を用い
る(ノズルの幅5.5cm、塗り付け長さは12c
m)。この時、ノズル孔から液滴噴射し、これらのノズ
ル孔から噴射されて相互に隣接して感光材料に付着され
た3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状態で接し
て感光材料上に付着されるようにする。
【0266】表8、9及び10から明らかなように処理
No.1等の様に処理方法1のような現像補力液を用い
てタンク処理を行った場合には、発色は起こるが、処理
中に過酸化水素の分解による気泡が発生し処理液が劣化
した。また、処理後の試料にムラもみられる。これに対
して処理方法2のようにアルカリ性処理液と過酸化物含
有液を別々に供給した場合には気泡の発生による処理後
の試料のムラはみられなかった。しかしながら、処理N
o.3〜6、10、14等のように過酸化物含有液の表
面張力がアルカリ性処理液の表面張力よりも10dyn
/cmよりも大きい場合、Deの値が極端に小さく、感
光材料の周辺部に過酸化水素含有液の塗り付け不良が起
こっていることが分かる。これに対して、処理No.
2、7、11〜13、15等のように過酸化物含有液の
表面張力がアルカリ性処理液の表面張力に対し10dy
n/cmより大きくない場合にはDeはDcとほぼ同様
の値を示し、感光材料の周辺部にまで十分に過酸化物含
有液が塗り付けられていることが分かる。
No.1等の様に処理方法1のような現像補力液を用い
てタンク処理を行った場合には、発色は起こるが、処理
中に過酸化水素の分解による気泡が発生し処理液が劣化
した。また、処理後の試料にムラもみられる。これに対
して処理方法2のようにアルカリ性処理液と過酸化物含
有液を別々に供給した場合には気泡の発生による処理後
の試料のムラはみられなかった。しかしながら、処理N
o.3〜6、10、14等のように過酸化物含有液の表
面張力がアルカリ性処理液の表面張力よりも10dyn
/cmよりも大きい場合、Deの値が極端に小さく、感
光材料の周辺部に過酸化水素含有液の塗り付け不良が起
こっていることが分かる。これに対して、処理No.
2、7、11〜13、15等のように過酸化物含有液の
表面張力がアルカリ性処理液の表面張力に対し10dy
n/cmより大きくない場合にはDeはDcとほぼ同様
の値を示し、感光材料の周辺部にまで十分に過酸化物含
有液が塗り付けられていることが分かる。
【0267】実施例2 実施例1の試料(100)〜(108)、アルカリ性処
理液a−1〜a−10、b−1〜b−10を用い、下記
方法を用い3色分解の階調露光を行い、実施例1に従っ
て処理を行った。処理後の感光材料の発色濃度、均一塗
り付けによる発色の状態を調べた。 (露光)光源として半導体レーザーGaAlAs(発振
波長、808.5nm)を励起光源としたYAG固体レ
ーザー(発振波長、946nm)をKNbO3 のSHG
結晶により波長変換して取りだした473nm、半導体
レーザーGaAlAs(発振波長、808.7nm)を
励起光源としたYVO4 固体レーザー(発振波長、10
64nm)をKTPのSHG結晶により波長変換して取
りだした532nm、AlGaInP(発振波長、約6
70nm:東芝製 タイプNo.TOLD9211)を
用いた。レーザー光はそれぞれ回転多面体により、走査
方向に対して垂直方向に移動するカラー印画紙上に、順
次走査露光できるような装置である。この装置を用い
て、光量を変化させて感光材料の濃度(D)と光量
(E)との関係D−logEを求めた。この際3つの波
長のレーザー光は、外部変調器を用いて光量を変調し、
露光量を制御した。この走査露光は400dpiで行い
この時の画素当たりの平均露光時間は約5×10-8秒で
ある。半導体レーザーは、温度による光量変動を押さえ
るためペルチェ素子を利用して温度を一に保った。
理液a−1〜a−10、b−1〜b−10を用い、下記
方法を用い3色分解の階調露光を行い、実施例1に従っ
て処理を行った。処理後の感光材料の発色濃度、均一塗
り付けによる発色の状態を調べた。 (露光)光源として半導体レーザーGaAlAs(発振
波長、808.5nm)を励起光源としたYAG固体レ
ーザー(発振波長、946nm)をKNbO3 のSHG
結晶により波長変換して取りだした473nm、半導体
レーザーGaAlAs(発振波長、808.7nm)を
励起光源としたYVO4 固体レーザー(発振波長、10
64nm)をKTPのSHG結晶により波長変換して取
りだした532nm、AlGaInP(発振波長、約6
70nm:東芝製 タイプNo.TOLD9211)を
用いた。レーザー光はそれぞれ回転多面体により、走査
方向に対して垂直方向に移動するカラー印画紙上に、順
次走査露光できるような装置である。この装置を用い
て、光量を変化させて感光材料の濃度(D)と光量
(E)との関係D−logEを求めた。この際3つの波
長のレーザー光は、外部変調器を用いて光量を変調し、
露光量を制御した。この走査露光は400dpiで行い
この時の画素当たりの平均露光時間は約5×10-8秒で
ある。半導体レーザーは、温度による光量変動を押さえ
るためペルチェ素子を利用して温度を一に保った。
【0268】その結果、高照度のデジタル露光で形成さ
れる画像においても、本発明の画像形成方法での処理を
行った場合、実施例1と同様に高い発色濃度を示し、感
光材料の端までムラなく発色していることが分かった。
れる画像においても、本発明の画像形成方法での処理を
行った場合、実施例1と同様に高い発色濃度を示し、感
光材料の端までムラなく発色していることが分かった。
【0269】
【発明の効果】本発明によって、発色性が優れ、保存安
定性、色像堅牢性や色相にも優れたカラー写真画像を簡
易、迅速に形成できる、しかも低廃液量と処理変動減を
ともに実現できる。本発明のカラー画像形成方法によれ
ば、処理液を重ねて塗り付けた感光材料の端縁部までム
ラなく、十分発色させて、処理感光材料の全面において
均一な発色性の発現を可能にするという優れた作用効果
を奏する。
定性、色像堅牢性や色相にも優れたカラー写真画像を簡
易、迅速に形成できる、しかも低廃液量と処理変動減を
ともに実現できる。本発明のカラー画像形成方法によれ
ば、処理液を重ねて塗り付けた感光材料の端縁部までム
ラなく、十分発色させて、処理感光材料の全面において
均一な発色性の発現を可能にするという優れた作用効果
を奏する。
【図1】本発明の実施に用いられる塗布装置の概略全体
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の実施に用いられる噴射タンクの拡大斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の実施に用いられる噴射タンク下を感光
材料が搬送される状態を示す底面図である。
材料が搬送される状態を示す底面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】本発明において噴射タンクのノズル孔から処理
液の液滴が噴射されて塗布された状態の感光材料を示す
平面図である。
液の液滴が噴射されて塗布された状態の感光材料を示す
平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03D 5/04 G03D 5/04 Z
Claims (16)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層の写真構成層
を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に、実質的に
発色現像主薬を含有しないアルカリ性処理液を用い発色
現像処理するカラー画像形成方法において、該ハロゲ
ン化銀感光材料が該写真構成層のいずれかに少なくとも
一種の色素形成カプラーと少なくとも一種のハロゲン化
銀によって酸化され、その酸化体がカプラーとカップリ
ングすることによって可視域に吸収を持つ色素を形成す
る化合物もしくはその前駆体を含有し、該感光材料の
全ての塗布層の銀量を合計した塗布銀量が銀換算で0.
003〜0.3g/m2 であり、該アルカリ性処理液
を該感光材料上への供給した後に、過酸化物含有液の該
感光材料上への供給が、複数のノズル孔から液滴噴射
し、これらのノズル孔から噴射されて相互に隣接して該
感光材料に付着された3つの液滴が、相互間内に隙間を
有さない状態で接して該感光材料上に付着される方法に
よって行われ、該過酸化物含有液の表面張力が該アル
カリ性処理液の表面張力と比べて10dyn/cmより
大きくないことを特徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項2】 該ハロゲン化銀によって酸化され、その
酸化体がカプラーとカップリングすることによって可視
域に吸収を持つ色素を形成する化合物が下記一般式
(I)または(II)で表されることを特徴とする請求項
1に記載のカラー画像形成方法。 【化1】 【化2】 式中、R1 〜R4 は水素原子または置換基を表す。
A1 、A2 は水酸基または置換アミノ基を表す。Xは-C
O-、-SO-、-SO2-、 -PO<から選ばれる2価以上の連結基を
表す。Y1K、Z1Kは窒素原子または-CR5=(R5は水素原
子または置換基)で表される基を表す。kは0以上の整
数を表す。Pはプロトン解離性基またはカチオンとなり
うる基を表し、本化合物と露光されたハロゲン化銀との
酸化還元反応により生じた酸化体が、カプラーとカップ
リングした後、Pからの電子移動を引き金とするN−X
結合の切断およびカプラーのカップリング部位に結合し
た置換基の脱離により色素を形成する機能を有する。Y
は2価の連結基を表す。Zは求核性基であって、本化合
物が酸化された際に、Xに攻撃可能な基を表す。nはX
が-PO <のとき1又は2であり、Xがその他の基である
とき1である。R1 とR2 、R3 とR4 およびY1K、Z
1K、Pから任意に選ばれる2つ以上の原子または置換基
間でそれぞれ独立に互いに結合して環を形成しても良
い。 - 【請求項3】 該ハロゲン化銀によって酸化され、その
酸化体がカプラーとカップリングすることによって可視
域に吸収を持つ色素を形成する化合物が下記一般式(II
I) で表されることを特徴とする請求項1に記載のカラ
ー画像形成方法。 【化3】 式中、R11は置換基を有してもよいアリール基またはヘ
テロ環基であり、R12は置換基を有してもよいアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基またはヘ
テロ環基である。X0 は−SO2 −、−CO−、−CO
CO−、−CO−O−、−CONH(R13)−、−CO
CO−O−、−COCO−N(R13)−または−SO2
−NH(R13)−である。ここでR13は水素原子または
R12で述べた基である。 - 【請求項4】 一般式(III)で表される化合物が一般式
(IV)または(V)で表されることを特徴とする請求項
3に記載のカラー画像形成方法。 【化4】 式中、Z1 はアシル基、カルバモイル基、アルコキシカ
ルボニル基、またはアリールオキシカルボニル基を表
し、Z2 はカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、
またはアリールオキシカルボニル基を表し、X1 、
X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子または置換基を表
す。但し、X1 、X3 、X5 のハメットの置換基定数σ
p値とX2 、X4 のハメットの置換基定数σm値の和は
0.08以上、3.80以下である。R3aはヘテロ環基
を表す。 - 【請求項5】 一般式(IV)および(V)で表される化
合物がそれぞれ一般式(VI)および(VII)で表されるこ
とを特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成方法。 【化5】 式中、R1a、R2aは水素原子または置換基を表し、
X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は水素原子または置換基
を表す。但し、X1 、X3 、X5 のハメットの置換基定
数σp値とX2 、X4 のハメットの置換基定数σmの和
は0.80以上、3.80以下である。R3aはヘテロ環
基を表す。 - 【請求項6】 一般式(VI) および(VII)で表される化
合物がそれぞれ一般式(VIII) および(IX)で表される
ことを特徴とする請求項5に記載のカラー画像形成方
法。 【化6】 式中、R4a、R5aは水素原子または置換基を表し、
R4a、R5aのうちいずれかは水素原子であり、X6 、X
7 、X8 、X9 、X10は水素原子、シアノ基、スルホニ
ル基、スルフィニル基、スルファモイル基、カルバモイ
ル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アシル基、トリフルオロメチル基、ハロゲン原
子、アシルオキシ基、アシルチオ基、またはヘテロ環基
を表す。但し、X6 、X8 、X10のハメットの置換基定
数σp値とX7 、X9 のハメットの置換基定数σm値の
和は1.20以上、3.80以下である。Q1 はCとと
もに含窒素の5〜8員環のヘテロ環を形成するのに必要
な非金属原子群を表す。 - 【請求項7】 該ハロゲン化銀によって酸化され、その
酸化体がカプラーとカップリングすることによって可視
域に吸収を持つ色素を形成する化合物の前駆体が下記一
般式(X)で表されることを特徴とする請求項1に記載
のカラー画像形成方法。 【化7】 式中、Arはアリール基またはヘテロ環基を表し、Xは
ホルミル基が酸化作用をうけて発色現像主薬を放出しう
る位置に置換されたメチレン基を表し、Lは連結基を表
し、mは0〜3の整数を表し、PPDは発色現像主薬を
表す。 - 【請求項8】 一般式(X)で表される化合物が一般式
(XI)で表されることを特徴とする請求項7に記載のカ
ラー画像形成方法。 【化8】 式中、Rは水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシルオキシ
基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、またはその
他のアミノ基を表し、場合によってはR同士が互いに連
結して環を形成してもよい。−CH2 −はホルミル基の
オルトまたはパラ位に位置するメチレン基を表し、Lは
連結基を表し、PPDは発色現像主薬を表し、lは整数
を表し、nは1〜4の整数を表す。 - 【請求項9】 一般式(XI)で表される化合物が一般式
(XII)で表されることを特徴とする請求項8に記載のカ
ラー画像形成方法。 【化9】 式中、R1 は水素原子、アルキル基、アリール基、アシ
ル基を表し、Rは一般式(XI)のそれと同義である。−
CH2 −はホルミル基のオルトまたは、パラ位に位置す
るメチレン基を表し、PPDは発色現像主薬を表し、r
は0から3の整数を表す。 - 【請求項10】 該アルカリ性処理液の感光材料上への
供給方法が塗り付けによる供給方法であることを特徴と
する請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に
記載のカラー画像形成方法。 - 【請求項11】 該アルカリ性処理液の感光材料上への
供給方法が、複数のノズル孔から液滴噴射し、これらの
ノズル孔から噴射されて相互に隣接して該感光材料に付
着された3つの液滴が、相互間内に隙間を有さない状態
で接して該感光材料上に付着される方法によって行われ
ることを特徴とする請求項10に記載のカラー画像形成
方法。 - 【請求項12】 該アルカリ性処理液の表面張力が60
dyn/cm以下であることを特徴とする請求項11に
記載のカラー画像形成方法。 - 【請求項13】 感光材料中に塗設される該アルカリ性
処理液と該過酸化物含有液量の合計が100ml/m2
以下であることを特徴とする請求項1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11または12に記載のカ
ラー画像形成方法。 - 【請求項14】 該アルカリ性処理液を塗布してから該
過酸化物含有液を塗布するまでの時間が10秒以下であ
ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
7、8、9、10、11、12または13に記載のカラ
ー画像形成方法。 - 【請求項15】 該過酸化物含有液が過酸化水素水溶液
であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10、11、12、13または14に
記載のカラー画像形成方法。 - 【請求項16】 1画素当たりの露光時間が10-8〜1
0-4秒でかつ隣接するラスター間の重なりがある走査露
光で露光することを特徴とする請求項1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
15または16に記載のカラー画像形成方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10101886A JPH11282140A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いたカラー画像形成方法 |
| US09/262,855 US6060225A (en) | 1998-03-06 | 1999-03-04 | Color-image forming method using a silver halide color photographic light-sensitive material |
| US09/478,548 US6159668A (en) | 1998-03-06 | 2000-01-06 | Color-image forming method using a silver halide color photographic light-sensitive material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10101886A JPH11282140A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いたカラー画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11282140A true JPH11282140A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14312428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10101886A Pending JPH11282140A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-31 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いたカラー画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11282140A (ja) |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10101886A patent/JPH11282140A/ja active Pending
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