JPH11284196A - 半導体装置の作製方法 - Google Patents
半導体装置の作製方法Info
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- JPH11284196A JPH11284196A JP10064098A JP10064098A JPH11284196A JP H11284196 A JPH11284196 A JP H11284196A JP 10064098 A JP10064098 A JP 10064098A JP 10064098 A JP10064098 A JP 10064098A JP H11284196 A JPH11284196 A JP H11284196A
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Abstract
膜の結晶化工程のスループット・生産性を向上する。 【解決手段】 ゲルマニウム膜103を成膜する前に、
アルゴンをスパッタガスに用いて、アモルファスシリコ
ン膜103表面をスパッタエッチング処理する。スパッ
タエッチング処理工程以降、ゲルマニウム膜103を成
膜するまで、アモルファスシリコン膜102表面を大気
雰囲気に曝さないようすることで、ゲルマニウム膜10
3がアモルファスシリコン膜103との界面で不活性な
酸化ゲルマニウムが形成されることを防ぐ。よって、ゲ
ルマニウムを核としたアモルファスシリコン膜の結晶化
の生産性が向上できる。
Description
半導体薄膜を用いた薄膜トランジスタ(TFT)で構成
された回路を有する半導体装置の作製方法に関するもの
であり、特に絶縁表面上に形成された結晶性半導体薄膜
の作製方法に関する。
て機能し得る装置全てを半導体装置と呼ぶ。従って、上
記特許請求の範囲に記載された半導体装置は、TFT等
の単体素子だけでなく、TFTで構成した半導体回路や
電気光学装置およびそれらを部品として搭載した電子機
器をも包含する。
に形成された半導体薄膜(厚さ数十〜数百nm程度)を
用いて薄膜トランジスタ(TFTとも表記される)を作
製する技術が注目されている。TFTは特に、液晶表示
装置等のアクティブマトリクス回路を備えた画像表示装
置のスイッチング素子としての開発が急がれている。例
えば、液晶表示装置においてはマトリクス状に配列され
た画素領域を個々に制御する画素マトリクス回路、画素
マトリクス回路を制御する駆動回路、さらに外部からの
データ信号を処理するロジック回路(演算回路、メモリ
回路、クロックジェネレータなど)等のあらゆる半導体
回路にTFTを応用する試みがなされている。
リコン膜)よりも動作速度の速いTFTが作製できると
いう利点を生かして結晶性珪素膜(ポリシリコン膜)を
利用したTFTの量産が開始されている。
を進め、より単結晶に近い膜質を有するポリシリコン膜
の開発を急いできた。その様なポリシリコン膜の形成方
法として本出願人は特開平9-312260号公報に記載された
技術を開示している。この公報ではアモルファスシリコ
ン膜の結晶化に際して結晶化を助長する触媒元素として
ニッケル等の金属元素を利用し、結晶化後に700℃を
超える温度での加熱処理を施して、ポリシリコン膜の結
晶性を改善する方法が開示されている。
を用いたポリシリコン膜を酸化性雰囲気に触れさせて直
接熱処理すると、局所的に酸化シリコン(SiOx)が
異常成長する場合がある。この酸化シリコンの異常成長
はちょうど“みみず腫れ”のようにポリシリコン膜の表
面に現れる。このような酸化シリコンが存在すると、T
FT作製工程中に酸化シリコンだけが除去されてシリコ
ンが切断されるといった問題が発生する。
が生じているポリシリコン膜の断面SEM写真である。
矢印で示す位置に酸化シリコンが異常発生し、活性層で
あるシリコン膜を殆ど分断していることが確認できる
成されたポリシリコン膜は、ポリシリコン膜の表面が直
接酸化性雰囲気に触れた状態で、加熱処理を加えること
は避けなければならなかった。例えば、ポリシリコン膜
の表面に熱酸化膜を形成する場合には、表面を絶縁膜で
被覆しておくなどの工夫が必要であり、それがプロセス
を煩雑にする原因ともなっていた。
晶化の触媒としてニッケルを用いた場合に発生する酸化
シリコンの異常成長は、ポリシリコン膜中に存在するニ
ッケルシリサイドが集中的に酸化されることに起因する
と考えている。本発明は、ニッケルを用いずにシリコン
との整合性の高いゲルマニウムに着目し、ゲルマニウム
を触媒として用いることで、上述したような局所的なシ
リコンの異常酸化が起こらないようにしたものである。
スシリコン膜を結晶化させる技術に関しては、Subraman
ian他が「1997 Symposium on VLSI Technology Digest
ofTechnical Papers 97-98頁」に掲載の論文におい
て、ゲルマニウムを用いて結晶化したポリシリコン膜を
用いてTFTを作製したことを報告している。この論文
には、ゲルマニウムを用いた結晶化の過程は、低温の加
熱によってアモルファスシリコン膜とゲルマニウム膜と
の界面でゲルマニウムが核となり、固相成長によってシ
リコンの結晶化が進行することが記載されている。
され易い。シリコンとの界面で酸化ゲルマニウムが形成
されてしまうと酸化ゲルマニウムが不活性なために、シ
リコンとゲルマニウムとが反応がしづらくなり結晶化が
進行を妨げることとなる。また、ニッケルを用いたシリ
コンの結晶成長距離は数10μmにおよぶが、ゲルマニ
ウムを用いた場合は結晶成長距離が高々1μm程度しか
ない。そのため、シリコンの結晶成長を阻害する要素は
できるだけ排除することが望まれる。よって、ゲルマニ
ウム膜にシリコンとの界面で酸化ゲルマニウムが形成さ
れることは避ける必要がある。
て、ゲルマニウムを用いたアモルファスシリコン膜の結
晶化工程のスループット・生産性を向上するための技術
を提供することにある。
るために、本発明は、絶縁表面に形成された複数の薄膜
トランジスタを用いた回路を有する半導体装置の作製方
法であって、1)基板の絶縁表面上にアモルファスシリ
コン膜を形成する第1の工程と、2)不活性ガスによっ
て、前記アモルファスシリコン膜表面をスパッタエッチ
ング処理する第2の工程と、3)前記アモルファスシリ
コン膜の表面に接してゲルマニウム膜を形成する第3の
工程と、4)加熱処理により前記アモルファスシリコン
膜を結晶化させてポリシリコン膜に変成させる第4の工
程と、を有し、第2の工程から第4の工程まで、前記基
板を大気雰囲気に曝さないことを特徴とする。
ルマニウム膜との界面に、不活性な酸化ゲルマニウムが
形成されることを防ぐために、ゲルマニウム膜が成膜さ
れるアモルファスシリコン表面をスパッタエッチングし
て、その表面に吸着した酸素、不純物や自然酸化膜を除
去する工程を有することと、ゲルマニウム膜が形成され
るまで、アモルファスシリコン膜表面を、大気雰囲気に
曝さないようにすることが重要になる。このようにする
ことによって、ゲルマニウム膜がアモルファスシリコン
膜との界面において酸化されることを防いで、アモルフ
ァスシリコン膜を結晶化が効率よく進行するようにす
る。
を説明する。
用いて説明する。図1には、アモルファスシリコン膜を
結晶化してポリシリコン膜に変成するまでの工程が図示
されている。まず、絶縁表面を有する基板101を用意
する。基板として、ガラス基板や石英基板、結晶化ガラ
ス基板を用いることができる。またガラス基板や結晶化
ガラス基板を用いた場合には、不純物拡散を防止するた
めに、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜等の下地絶縁膜
を形成し、この絶縁膜表面にポリシリコン膜を形成すれ
ばよい。また、表面を熱酸化したシリコン基板を用いる
こともできる。
ン膜等の下地絶縁膜を形成することで、表面の平坦化・
平滑化できるという効果が期待でき、その絶縁膜表面に
形成されるアモルファスシリコン膜にストレスを与えな
いため、アモルファスシリコン膜の結晶成長距離を長く
なるという効果が期待できる。基板表面を平坦化・平滑
化する効果が高い絶縁まくは、熱酸化シリコン膜であ
る。本発明では、石英基板や結晶化ガラス基板、シリコ
ン基板等、高耐熱性基板を用いた場合、表面(アモルフ
ァスシリコン膜が形成される面)、さらに基板全てを覆
うようにアモルファスシリコン膜を形成し熱酸化させれ
ばよい。
リコン膜102を成膜する。成膜方法はプラズマCVD
(PCVD)法、減圧CVD(LPCVD)法、熱CV
D法を用いることができる。また成膜ガスとしてはシラ
ン(SiH4 )又はジシラン(Si2H6 )を用いる。
また、アモルファスシリコン膜101の膜厚はTFTの
活性層として適当な値であり、30〜250nm(代表
的には100〜150nm)とすればよい。(図1
(A))
入する炭素、酸素及び窒素は後の結晶化を阻害する要因
となり、徹底的に低減することが好ましい。具体的に
は、アモルファスシリコン膜102の炭素及び窒素の濃
度はいずれも5×1018atoms/cm3 未満(代表的には5
×1017atoms/cm3 以下)とし、酸素の濃度は1.5×
1019atoms/cm3 未満(代表的には1×1018atoms/cm
3以下)とするのが望ましい。
が上述の濃度範囲を超えると、TFTの特性が急激に悪
化するという知見を得ている。おそらくシリコンの結晶
化が阻害され、十分な結晶性を有するポリシリコン膜が
得られないためと考えられる。従って、上述の濃度範囲
に収めることが重要となる。また、上述の不純物はTF
T作製過程で意図的に添加されない限りは、上述の濃度
範囲を超えることはない。
上にゲルマニウム膜103を形成する。ゲルマニウム膜
103の膜厚は1〜50nm、好ましくは1〜10nm
とすればよい。(図1(B))
モルファスシリコン膜102表面を不活性ガスによって
スパッタエッチングして、その表面に形成された自然酸
化膜や、不純物を除去する。不活性ガスとしては、代表
的にはアルゴン(Ar)を用いる。エッチング時の圧力
は10-3〜10-1Paとし、温度は室温〜450℃とす
る。また、基板101をカソードとするためのRF電源
の出力は30〜300Wとする。
コン膜102表面を大気雰囲気に曝らさないようにし
て、ゲルマニウム膜103を成膜する。したがって、ゲ
ルマニウム膜103を形成するまでは基板101が存在
する雰囲気に酸素等の酸化性物質ができるだけ含まれな
いようにするために、減圧状態でかつ窒素やアルゴンな
どの不活性雰囲気とする。またゲルマニウム膜103の
成膜法方法は、スパッタエッチングするための処理室か
ら、ゲルマニウム膜を成膜する処理室へ基板と搬送する
際に、アモルファスシリコン膜102表面を大気に曝さ
ないようにすることができれるような成膜方法であれば
良い。代表的には、後述するようにスパッタ法を用いる
ことができが、条件さえ満足できればCVD法など他の
方法を用いることができる。
により前記アモルファスシリコン膜102を結晶化させ
てポリシリコン膜104に変成させる。加熱処理するこ
とによって、ゲルマニウムを核にして、アモルファスシ
リコン膜102のゲルマニウム膜103との界面に、シ
リコンの結晶核が発生する。この結晶核を起点にして結
晶粒が成長しポリシリコン膜104に変成される。(図
1(C))
02の加熱温度は450〜650℃(好ましくは500
〜550℃)とする。600℃を上限としたのは、ゲル
マニウムを核にした結晶成長だけを行わせるようにする
ためである。600℃を超えると、ゲルマニウム膜10
3との界面以外に、アモルファスシリコン膜102内で
の自然核が多く発生してしまう。このためゲルマニウム
を核とした結晶成長と自然核からの結晶成長が同時に進
行して、結晶性が乱れるからである。なお、結晶化工程
はファーネスアニール、ランプアニール、レーザーアニ
ールのいずれの手段を用いても良く、アモルファスシリ
コン膜102を加熱できればよい。
場合には8〜20時間、キセノンランプを照射するRT
A法を用いた場合には、キセノンランプの照射時間を数
秒〜数分程度にすればよい。
3を除去し、ポリシリコン膜104をパターニングして
TFTの活性層を形成する。以降は、公知のトップゲー
ト型TFTの製造方法、例えば実施例1や実施例2に示
す作製方法に従って、TFTを完成すればよい。
を熱酸化膜で形成工程、熱酸化膜を形成・除去すること
で活性層を薄くする工程等、酸化性雰囲気に活性層が接
した状態で熱処理しても、本発明ではポリシリコン膜に
ニッケル元素が存在しないため、ポリシリコン膜を酸化
性雰囲気に直接に接しても、局所的な酸化シリコンの異
常成長を防ぐことができる。
以降、ゲルマニウム膜103を成膜するまで、アモルフ
ァスシリコン膜102表面を大気雰囲気に曝さないよう
することで、ゲルマニウム膜103がアモルファスシリ
コン膜103との界面で酸化されることを防ぐことがで
きるので、ゲルマニウムを核とした結晶化工程の生産性
を向上させることができる。
ルマニウム膜103を成膜する間、アモルファスシリコ
ン膜102表面を大気雰囲気に曝さないようしたが、更
にゲルマニウム膜103を成膜した以降も結晶化工程ま
で、基板101を大気雰囲気に曝さないようにして、ゲ
ルマニウム膜103が酸素などの酸化性物質に接触する
ことを避けるのが好ましく、結晶化工程の雰囲気は窒素
等の不活性雰囲気や水素雰囲気とする。
から結晶化工程まで、基板を大気雰囲気に曝さないよう
にするには、スパッタエッチング処理工程、ゲルマニウ
ム膜の成膜工程、結晶化工程までを同一の装置内で実施
するのが容易である。例えば図4に示すような、複数の
処理室14〜17を備えたマルチタスク型のスパッタ装
置を用いればよい。エッチング室16でスパッタエッチ
ング処理し、スパッタ室14でゲルマニウム膜を成膜
し、加熱手段を備えた加熱室17で結晶化工程を行えば
よい。
ことで、基板101を大気雰囲気に曝さないようにする
ことが容易にできる。また、スパッタエッチング処理工
程、ゲルマニウム膜成膜工程、結晶化工程を連続して行
うことができるため、スループットの向上が図れる。ま
た、これらの工程を行うには、それぞれの処理室内の真
空度が10-4〜10-6Paまで減圧して、酸素などの酸
素供給源をできるだけ減少させた状態にしてから、基板
を搬入することが好ましい。
るものではなく、基板101を大気雰囲気に曝さないよ
うできればよく、チャンバーを直線的に配置したインラ
イン型の装置でもよい。
て説明する。本実施形態は実施形態1の変形例であり、
実施形態1では、図1(B)に示すようにアモルファス
シリコン膜102の表面全体に接してゲルマニウム膜1
03を形成したが、アモルファスシリコン膜表面に部分
的に接してゲルマニウム膜を形成することによって、ア
モルファスシリコンをラテラル成長させることができ
る。
モルファスシリコン膜をTFTの活性層の形状にパター
ニングして、島状領域202、203を形成する。(図
5(A))
マスク絶縁膜204を形成する。マスク絶縁膜として
は、酸化シリコン膜を利用することができる。マスク絶
縁膜204には、島状領域202、203のソース領域
となる領域202a、203a及びドレイン領域となる
領域202b、203b上に開口部202a〜202d
が形成されている。(図5(B))
て、露出されている領域202a、203a及びドレイ
ンとなる領域202b、203b表面をArガスを用い
てスパッタエッチングする。そして基板201を大気雰
囲気に曝さないようにして、その後ゲルマニウム膜20
4を形成する。(図5(C))
50〜600℃の温度で加熱して、アモルファスシリコ
ン膜でなる島状領域202、203を結晶化して、ポリ
シリコン膜でなる活性層211と212を得る。ゲルマ
ニウム膜205が領域202a、202b、203a、
203bで選択的にアモルファスシリコン膜と接してい
るため、矢印で示すような横方向(膜表面と平行な方
向)に結晶成長が進行する。このような結晶成長はラテ
ラル成長(横成長)と呼ばれている。(図5(D))
領域202a、203a及びドレイン領域となる領域2
02b、203bを起点にして、結晶成長が進行するた
め、チャネル形成領域が形成される領域202c、20
3cで成長の先端がぶつかり粒界が形成され、結晶成長
が止まる。ゲルマニウムを結晶化の核に用いた場合に
は、600℃、8時間の加熱処理で、ラテラル成長の距
離は最大で1μm程度であった。
晶化させるという要求(即ち、TFTの電気的特性から
の要求)と、スループットや生産性との兼ね合いから、
チャネル長方向の領域202aと202b間の距離L1、
及びチャネル長方向の領域203aと203b間の距離
L2(即ちチャネルが形成される領域202c、203c
のチャネル長方向の長さL1、L2)は、ラテラル成長距離
を考慮すれば、2μm以下、好ましくは1μm以下(も
ちろんゼロは含まれない)とすることが好ましい。
て説明する。本実施形態は実施形態2のマスク絶縁膜の
変形例である。図7において、図5と同じ符号は同じ構
成要素を示す。実施形態2では、1つの島状領域202
を結晶化させるために、ソース領域となる領域202a
とドレイン領域となる領域202b双方にゲルマニウム
膜203が接するようにしたが、本実施形態では、いず
れか一方の領域202a又は202bでゲルマニウム膜
が島状領域と接するようにしたものである。
は島状領域202と203のソース領域となる領域20
2a、203a上に開口部304a、304bを有す
る。(図7(A))
ム膜305を成膜する。ゲルマニウム膜305は島状領
域202と203のソース領域となる領域202a、2
03aのみで接する。(図7(B))
させて、ポリシリコン膜でなるTFTの活性層311、
312を得る。以下、実施例1や2で示す公知の作製方
法でTFTを作製すればよい。(図7(C))
2と203でのラテラル成長は一方向で進行するため、
実施形態2のようにチャネル形成領域が形成される領域
202c、203cで成長の先端がぶつかり粒界が形成
されることがない。よって、キャリア移動度が優れたT
FTを得ることができる。
テラル成長距離に限度があり、本実施形態では、結晶成
長の起点となる領域が1活性層につき1箇所であるた
め、上記のチャネルが形成される領域202c、203
cのチャネル長方向の長さL1、L2は1μm以下、好まし
くは0.5μm以下(もちろんゼロは含まれない)とす
ることが好ましい。
シリコン膜をTFTの活性層の形状にパターニングした
が、アモルファスシリコン膜をポリシリコン膜に変成し
た後、シリコン膜をパターニングしても良い。
を詳細に説明する。なお、本発明の半導体装置は、実施
例で示すアクティブマトリクス基板やCMOS回路の構
成に限定されるものではない。
いて説明する。本実施例では、本発明の半導体回路とし
て、液晶表示装置のアクティブマトリクス基板を作製す
る方法を示し、同一基板上に、アクティブマトリクス回
路のスイッチング素子となるNチャネル型TFTと、ア
クティブマトリクス回路を駆動するドライバ回路のCM
OSTFTを作製する方法を示す。
アモルファスシリコン膜102を50nmの厚さに成膜
する。(図1(A))
をアルゴンによってスパッタエッチングする。その後、
アモルファスシリコン膜102表面全体に接してゲルマ
ニウム膜103スパッタ法にてゲルマニウム膜104を
形成する。ゲルマニウム膜の成膜条件は、ターゲットを
ゲルマニウム、スパッタガスにアルゴンを用い、成膜温
度を室温、到達圧力4×10-4Pa以下、成膜時のDC
電流は0.4Aとする。(図1(B))
晶化させて、ポリシリコン膜104に変成させる。(図
1(C))
ら結晶化工程までをマルチタスク型のスパッタ装置によ
って、連続処理する。図4にスパッタ装置の概略の構成
図を示す。図4(A)は上面図であり、図4(B)は破
線X−X’での断面構成図を示す。
室、14、15はスパッタ室、16はエッチング室であ
り、17は加熱室である。各室12〜17はゲート弁を
介して共通室11に連結されており、室11〜17ごと
に気密性を保持できるようになっている。また各室11
〜17ごとに減圧状態にするための排気系(図示せず)
と、雰囲気制御用のガスやスパッタガスを供給するため
のガス供給系(図示せず)とが設けられている。スパッ
タ室14、15、エッチング室16及び加熱室17の排
気系には到達真空度10-6Paを実現するためにクライ
オポンプを備えている。
7へ移動刷るためのロボットアーム31が設けられてい
る。ロボットアーム31の基板保持部分は矢印で示すよ
うに3次元的に移動自在とされている。また、ロボット
アーム31は処理基板10の主表面(素子形成面)が下
向きに搬送されるフェイスダウン方式となっており、主
表面にゴミが付着するのを抑えている。
を装置外部に搬入・搬出するための室である。処理基板
10は基板搬送カセット32、33に収納されて、装置
に搬入・搬出される。
しており、図4(B)を用いてスパッタ室14の構成を
説明する。スパッタ室14には、ターゲット支持台4
1、ターゲット42、シャッター43、フェイスダウン
方式の基板ホルダー44が設けられているされている。
基板ホルダー44は処理基板10の端部数ミリを支持す
るように設計されており、基板10の汚染をできるだけ
小さくしている。ターゲット42には図示しないDC電
源からDC電力が供給されようになっている。スパッタ
室14、15で成膜する材料によってガス供給系等の仕
様が決められる。
16はスパッタ室14、15とほぼ同様な構成である
が、DC電源の代わりにRF電源が接続されており、基
板10にRF電圧を供給して負のセルフバイアス電圧が
印加されるようになっている。
ループットの点から加熱手段としてRTA処理を可能な
構成とした。フェイスダウン方式の基板ホルダー51
と、基板10両面を加熱するために、キセノンランプ5
2、53とが設けられている。キセノンランプ53が基
板主表面を加熱するメインランプとなる。
プットを考慮して、RTA処理用の室としたが、電気炉
を備えたファーネスアニール処理によって加熱できる室
としても良い。
用方法を以下に説明する。アモルファスシリコン膜10
2を成膜した基板101をロードロック室12からスパ
ッタ装置内に搬送する。ロードロック室12を減圧状態
にした後に窒素雰囲気とする。共通室11、スパッタ室
14、15、エッチング室16も減圧状態にされ、到達
圧力10-6Paとされている。
1によって基板10をエッチング室16に移動する。な
お、雰囲気の混合を避けるため、2つのゲート弁22、
27は同時に開放しないように制御される。以下も同様
である。エッチング室16の基板ホルダーに基板を固定
し、基板にRF電圧を印加しながらアルゴンガスによっ
てスパッタエッチング処理を行う。エッチングによって
アモルファスシリコン膜102表面の不純物や自然酸化
膜が除去される。
ルマニウム膜103を成膜する。そして加熱室17に基
板を移動する。加熱室17は窒素雰囲気とし、キセノン
ランプ52、53によって基板を加熱して、アモルファ
スシリコン膜102を結晶化させる。結晶化工程が終了
したら、基板をロードロック室13のカセット33内に
移動し、スパッタ装置から搬出する。そしてポリシリコ
ン膜104上に残存するゲルマニウム膜103を硫酸過
水溶液(H2SO4 :H2O2 =1:1)で除去する。
の酸化をできるだけ抑制するために、スパッタ室14で
ゲルマニウム膜を成膜した後、スパッタ室15でゲルマ
ニウム表面に酸化シリコン膜を成膜して、ゲルマニウム
表面を覆ってしまうことも有効である。この場合には、
図4のスパッタ装置外部で結晶化工程を行った場合で
も、結晶化の低下を抑制することができる。
リコン膜104を用いてアクティブマトリクス基板を作
製する工程を説明する。なお、本実施例では基板上にC
MOS回路で構成したドライバ回路とNチャネル型TF
T(Nチャネル型TFT)で作製した画素マトリクス回
路とを一体形成したアクティブマトリクス型液晶表示装
置(AMLCD)を例にとる。
4を形成したら、パターニングしてTFTの活性層11
1〜113を形成する。活性層111と112はCMO
S回路を構成するTFTに用いられ、活性層113は画
素マトリクス回路に用いられる。(図2(A))
D法)により酸化シリコン膜114を120nmの膜厚
に形成する。なお、他にも酸化窒化シリコン膜(SiO
x Ny で示される)又は窒化シリコン膜を用いることが
できる。さらに、これらを自由に組み合わせて積層構造
としても良い。
電性を呈するポリシリコン膜からなるゲート電極115
〜117を形成する。ゲート電極115〜117の膜厚
は200〜300nmの範囲で選択すれば良い。(図2
(B))
ゲート電極115〜117をマスクとしてドライエッチ
ング工程により、ゲート電極(及びゲート配線)の直下
のみに酸化シリコン膜が残存する状態となる。勿論、ゲ
ート電極115〜117の下に残った部分が実際にゲー
ト絶縁膜として機能する部分である。
ジストマスク119で隠し、N型を付与する不純物(本
実施例ではリン)をプラズマドーピング法により添加す
る。この時形成される低濃度不純物領域120、121
の一部は後にLDD(Lightly Doped Drain )領域とな
るので、1×1017〜5×1018atoms/cm3 の濃度でリ
ンを添加する。(図2(C))
後、Nチャネル型TFTとなる領域をレジストマスク1
22で覆い、P型を付与する不純物(本実施例ではボロ
ン)をプラズマドーピング法により添加する。この時
も、リンの場合と同様に低濃度不純物領域123を形成
する。(図2(D))
レジストマスク122を除去した後、エッチバック法を
用いてサイドウォール124〜126を形成する。本実
施例ではサイドウォール124〜126を窒化シリコン
膜で構成する。
形成したら、再びPチャネル型TFTとなる領域をレジ
ストマスク127で隠し、リンを添加する。この時はリ
ンよりもドーズ量を高くする。
するNチャネル型TFTのソース領域128、ドレイン
領域129、低濃度不純物領域(LDD領域)130、
チャネル形成領域131が画定する。また、画素マトリ
クス回路を構成するNチャネル型TFTのソース領域1
32、ドレイン領域133、低濃度不純物領域(LDD
領域)134、チャネル形成領域135が画定する。
(図3(A))
後、レジストマスク136でNチャネル型TFTとなる
領域を隠し、ボロンをリンよりも高いドーズ量で添加す
る。このボロンの添加工程によりCMOS回路を構成す
るPチャネル型TFTのソース領域137、ドレイン領
域138、低濃度不純物領域(LDD領域)139、チ
ャネル形成領域140が画定する。(図3(B))
の不純物の添加工程が終了したら、ファーネスアニー
ル、レーザーアニールまたはランプアニールによって熱
処理を行い、添加した不純物の活性化を行う。また、こ
の時、不純物の添加時に活性層が受けた損傷も回復され
る。
140は全く不純物元素が添加されず、真性または実質
的に真性な領域である。ここで実質的に真性であると
は、N型又はP型を付与する不純物濃度がチャネル形成
領域のスピン密度以下であること、或いは同不純物濃度
が1×1014〜1×1017atoms/cm3の範囲であること
を指す。
0nm厚の酸化シリコン膜との積層膜からなる第1の層
間絶縁膜141を形成する。そして、Ti/Al/Ti
(膜厚は順に100/500/100nm)からなる積
層膜で構成されるソース電極142〜144、ドレイン
電極145、146を形成する。
7、20nm厚の酸化シリコン膜(図示せず)、1μm
厚の有機樹脂膜148の積層構造からなる第2の層間絶
縁膜を形成する。なお、有機樹脂膜148としては、ポ
リイミド、アクリル、ポリアミド等を用いることができ
る。また、この場合の20nm厚の酸化シリコン膜は有
機樹脂膜148をドライエッチングする際のエッチング
ストッパーとして機能する。
容量を形成する領域において有機樹脂膜148をエッチ
ングして開口部を設ける。この時、開口部の底部には窒
化シリコン膜147のみ残すか、窒化シリコン膜147
と酸化シリコン膜(図示せず)を残すかのいずれかの構
造にする。
し、パターニングによりブラックマスク149を形成す
る。このブラックマスク149は画素マトリクス回路上
において、TFTや配線部など遮光を要する部分に形成
される。
回路のドレイン電極146とブラックマスク149とが
窒化シリコン膜237(又は窒化シリコン膜と酸化シリ
コン膜との積層膜)を挟んで近接した状態となる。
電位に保持して、ドレイン電極146を下部電極、ブラ
ックマスク239を上部電極とする補助容量150を構
成する。この場合、誘電体が非常に薄く比誘電率が高い
ため、大きな容量を確保することが可能である。
量150を形成したら、再び1μm厚の有機樹脂膜を形
成して第3の層間絶縁膜151とする。そして、コンタ
クトホールを形成して透明導電膜(代表的にはITO)
で構成される画素電極152を120nmの厚さに形成
する。
度の加熱処理を行い、素子全体の水素化を行う。こうし
て図3(C)に示す様なアクティブマトリクス基板が完
成する。後は、公知のセル組み工程によって対向基板と
の間に液晶層を挟持すればアクティブマトリクス型液晶
表示装置が完成する。
いて説明する。本実施例は実施例1の変形例であり、ア
モルファスシリコン膜表面に部分的に接するように、ゲ
ルマニウム膜を形成することによって、アモルファスシ
リコン膜をラテラル成長させる。
モルファスシリコン膜をTFTの活性層の形状にパター
ニングして、島状領域202、203を形成する。(図
5(A))
マスク絶縁膜204を形成する。酸化シリコン膜でなる
マスク絶縁膜を形成した。マスク絶縁膜204には、島
状領域202、203のソース領域となる領域202
a、203a及びドレイン領域となる領域202b、2
03b上に、それぞれ開口部202a〜202dが形成
されている。(図5(B))
タ装置において、スパッタエッチング工程から結晶化工
程までを行う。先ず、エッチング室16において、アル
ゴンンガスによって、開口部開口部202a〜202d
において、露出されている領域202a、203a及び
ドレインとなる領域202b、203b表面をスパッタ
エッチングする。そして基板201をスパッタ室14に
移動して、実施例1と同様な条件下でスパッタ法にてゲ
ルマニウム膜204を形成する。(図5(C))
て、アモルファスシリコン膜でなる島状領域202、2
03を結晶化して、ポリシリコン膜でなる活性層211
と212を得る。ゲルマニウム膜205が領域202
a、202b、203a、203bで選択的にアモルフ
ァスシリコン膜と接しているため、矢活性層211、2
12のチャネルが形成される領域202c、203cは
ラテラル成長された領域で構成される。ラテラル成長領
域は結晶粒の配向の均一性が非常に高く、そのためTF
Tのキャリア移動度などの電気的特性を向上させること
ができる。((図5(D))
るゲルマニウム膜203を硫酸過水溶液(H2SO4 :
H2O2 =1:1)で除去した後、次にゲート絶縁膜を
構成する絶縁被膜213を成膜した。プラズマCVD装
置によって、原料ガスにSiH4 とN2Oを用いて厚さ
120nmの窒化酸化シリコン膜を形成した。成膜条件
は、圧力0.3torr、基板温度400℃、RF出力10
0W、原料ガス流量はSiH4は4sccm、N2Oは400
sccmとする。(図5(E))
アルミニウム膜(Scを0.18重量%添加した)をス
パッタ装置によって400nmの厚さに成膜した。そし
て、このアルミニウム膜表面を陽極酸化して図示しない
陽極酸化膜を形成した。この陽極酸化工程は3重量%の
酒石酸を含むエチレングリコール溶液中で、アルミニウ
ム膜を陽極に、白金を陰極として、この電極間に10V
の電圧を印加した。この工程で形成される陽極酸化膜は
1nm程度であって、後に形成されるフォトレジストの
密着性を向上させるためのものである。陽極酸化工程後
パターニングのための図示しないフォトレジストマスク
を形成し、アルミニウム膜をウエットエッチングによっ
てパターニングして、アルミニウムでなるパターン21
4、215を得る。(図6(A))
14、215の側面に陽極酸化膜216、217を形成
する。この陽極酸化工程は電界溶液として、3重量%の
シュウ酸溶液を用い、上記の陽極と陰極間の電圧を8V
とした。この陽極酸化工程では、図示しないフォトレジ
ストマスクが存在しているため、露出しているパターン
214、215の側面が選択的に酸化されて、多孔質状
の陽極酸化膜216、217が形成される。
上記の3重量%酒石酸を含有するエチレングリコール溶
液を電解溶液に用いた陽極酸化工程を行い、緻密な膜質
を有するバリア型の陽極酸化膜218、219を形成す
る。以上の3回の陽極酸化工程で陽極酸化されなかった
パターン214、215がゲート電極220、221を
構成する。この陽極工程では、多孔質状の陽極酸化膜中
に電解溶液が浸入するためにパターン214、215の
表面が酸化され、ゲート電極220、221が陽極酸化
膜218、219に被覆された構成を得た。(図6
(B))
極220、221をマスクにして、窒化酸化シリコン膜
でなる絶縁被膜213をパターニングした。パターニン
グされた絶縁被膜がゲート絶縁膜222、223として
機能する。(図6(C))
て、多孔質状の陽極酸化膜216、217をウエットエ
ッチングして除去した。そして、ソース/ドレイン領域
を形成するために、活性層211、212に不純物を導
入する。先ず、イオンドーピング装置によって、N型の
導電型を付与する燐(P)を2回のドーピング工程によ
って導入した。2回のドーピング工程においてドーピン
グガスには水素(H2)で5%に希釈したPH3を使用し
た。1回目のドーピング条件は加速電圧90kV、RF出
力5W、設定ドーズ量は1.2×1013cm3 とした。
2回目のドーピング条件は加速電圧10kV、RF出力2
0W、設定ドーズ量は5×1014cm3 とした。
11をフォトレジストで被覆し、残りの活性層212に
P型の導電型を付与するボロン(B)を2回のイオンド
ーピング工程によって導入した。2回のドーピング工程
においてドーピングガスには水素(H2)で5%に希釈
したB2H6を使用した。1回目のドーピング条件は加速
電圧70kV、RF出力5W、設定ドーズ量は2×1014
cm3 とした。2回目のドーピング条件は加速電圧10
kV、RF出力20W、設定ドーズ量は1.3×1014c
m3 とした。
の活性層211において、その上にゲート電極220と
陽極酸化膜218が存在する領域228は2回のドーピ
ング工程でもリンイオンが添加されず、チャネル形成領
域となる。またゲート絶縁膜222が存在していない2
つの領域224と225は、2度のドーピングともリン
イオンが添加され、ソース領域、ドレイン領域となる。
残りの2つの領域226と227は2度目のドーピング
工程において加速電圧が低いため、ゲート絶縁膜222
がマスクとして機能するため、ソース/ドレイン領域2
24、225よりもリン濃度が低く、低濃度不純物領域
となる。
Pチャネル型TFTを構成する活性層212は先にリン
が添加されてN型であったソース/ドレイン領域23
0、231及び低濃度不純物領域232、233の導電
型はP型に反転される。リンイオンと同様に、ゲート絶
縁膜223、ゲート電極221、陽極酸化膜219がマ
スクとして機能するため、低濃度不純物領域232、2
33のボロンの濃度はソース/ドレイン領域230、2
31よりも低くなっている。また領域234はリン及び
ボロンが添加されずチャネル形成領域として画定する。
(図6(D))
不純物(リン、ボロン)を活性化した後、層間絶縁膜2
35を形成した。層間絶縁膜235として、窒化シリコ
ン膜と酸化シリコン膜との2層の絶縁膜を成膜する。先
ずプラズマCVD装置において、基板温度325℃、圧
力0.7torr、RF出力300Wとし、原料ガスSiH
4(流量5sccm)、NH3(流量38sccm)、N2(流量
87sccm)用い、窒化シリコン膜を25nmの厚さに成
膜する。次に、基板温度300℃、圧力1.05torr、
RF出力200Wとし、原料ガスTEOS(流量35sc
cm)、O2(流量500sccm)用い、酸化シリコン膜を
900nmの厚さに成膜する。
ルを開口した。そしてソース/ドレイン電極を構成する
導電膜として、厚さ50nmのチタン(Ti)膜、厚さ
400nmアルミニウム(Al)膜でなる積層膜をスパ
ッタ装置で連続成膜した。なおアルミニウム膜にはシリ
コン(Si)を2重量%添加した。そして、チタン膜/
アルミニウム膜でなる積層膜をパターニングして、ソー
ス電極236、ドレイン電極237、239をそれぞれ
形成した。また、ここではNチャネル型TFTとPチャ
ネル型TFTによって、CMOSTFTを形成した。
明する。実施例1、2ではアモルファスシリコン膜を形
成した後に、ゲルマニウム膜を成膜したが、本実施例で
はゲルマニウム膜を先に形成する例を示す。ここでは、
ゲルマニウム膜が酸化されないように、ゲルマニウム膜
とアモルファスシリコン膜とを複数のCVD処理室を備
えたマルチタスク型のプラズマCVD装置(図4のスパ
ッタ室をプラズマ発生手段を備えたCVD室に置き換え
たものが相当する)内で成膜する。
のCVD室に移動してゲルマニウム膜402を成膜す
る。原料ガスにはゲルマン(GeH4)を用いればよ
い。ゲルマンは450℃の低温で容易に分解される。
(図8(A))
し、ゲルマニウム膜402表面全体にアモルファスシリ
コン膜403を成膜する。原料ガスにはシランもしくは
ジシランを用いればよい。(図8(B))
Aまたはファーネスアニールによってゲルマニウムが核
になって、アモルファスシリコン膜403が結晶化し
て、ポリシリコン膜404に変成する。(図8(C))
ポリシリコン膜404をパターニングしてTFTの活性
層405を形成する。またTFTの信頼性のため活性層
405の下地のゲルマニウム膜403も活性層405と
同じ形状の島状ゲルマニウム領域にパターニングして、
TFTごとに分断する。以下、実施例1や実施例2に示
すような公知のトップゲート型TFTの作製方法に従っ
て、TFTを完成させればよい。
モルファスシリコン膜403とを同じ装置内で気密を破
らずに成膜したため、アモルファスシリコン膜403と
の界面でゲルマニウム膜402が酸化されるのが抑制さ
れるため、結晶化が効率よく行える。
3で示された電気光学装置や半導体回路を搭載した電子
機器(応用製品)の一例を図9に示す。なお、電子機器
とは半導体回路および/または電気光学装置を搭載した
製品と定義する。
デオカメラ、電子スチルカメラ、プロジェクター、ヘッ
ドマウントディスプレイ、カーナビゲーション、パーソ
ナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピュー
タ、携帯電話、PHS等)などが挙げられる。
1、音声出力部2002、音声入力部2003、表示装
置2004、操作スイッチ2005、アンテナ2006
で構成される。本願発明は音声出力部2002、音声出
力部2003、表示装置2004等に適用することがで
きる。
101、表示装置2102、音声入力部2103、操作
スイッチ2104、バッテリー2105、受像部210
6で構成される。本願発明は表示装置2102、音声入
力部2103、受像部2106等に適用することができ
る。
ビルコンピュータ)であり、本体2201、カメラ部2
202、受像部2203、操作スイッチ2204、表示
装置2205で構成される。本願発明はカメラ部220
2、受像部2203、表示装置2205等に適用でき
る。
であり、本体2301、表示装置2302、バンド部2
303で構成される。本発明は表示装置2302に適用
することができる。
り、本体2401、光源2402、表示装置2403、
偏光ビームスプリッタ2404、リフレクター240
5、2406、スクリーン2407で構成される。本発
明は表示装置2403に適用することができる。
あり、本体2501、光源2502、表示装置250
3、光学系2504、スクリーン2505で構成され
る。本発明は表示装置2503に適用することができ
る。
広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能で
ある。また、電気光学装置や半導体回路を必要とする製
品であれば全てに適用することが可能である。
利用することで、酸化シリコンの異常成長の問題を生じ
ない結晶化プロセスで高い結晶性を有するポリシリコン
膜を得ることができ、またゲルマニウムの酸化が抑制さ
れるため、結晶化工程を効率よく行うことができる。
するためのの断面図。
程を説明するための図。
程を説明するための図。
概略の構成図。
するためのの断面図。
の断面図。
するためのの断面図。
するためのの断面図。
す図。
真。
Claims (10)
- 【請求項1】 絶縁表面に形成された複数の薄膜トラン
ジスタを用いた回路を有する半導体装置の作製方法であ
って、 基板の絶縁表面上にアモルファスシリコン膜を形成する
第1の工程と、 不活性ガスによって、前記アモルファスシリコン膜表面
をスパッタエッチング処理する第2の工程と、 前記アモルファスシリコン膜の表面に接してゲルマニウ
ム膜を形成する第3の工程と、 加熱処理により前記アモルファスシリコン膜を結晶化さ
せてポリシリコン膜に変成させる第4の工程と、 を有し、 前記第2の工程以後、前記第3の工程において前記ゲル
マニウム膜が形成されるまで、前記アモルファスシリコ
ン膜表面を大気雰囲気に曝さないことを特徴とする半導
体装置の作製方法。 - 【請求項2】 絶縁表面に形成された複数の薄膜トラン
ジスタを用いた回路を有する半導体装置の作製方法であ
って、 基板の絶縁表面上にアモルファスシリコン膜を形成する
第1の工程と、 不活性ガスによって、前記アモルファスシリコン膜表面
をスパッタエッチング処理する第2の工程と、 前記アモルファスシリコン膜の表面に接してゲルマニウ
ム膜を形成する第3の工程と、 加熱処理により前記アモルファスシリコン膜を結晶化さ
せてポリシリコン膜に変成させる第4の工程と、 を有し、 前記第2の工程から前記第4の工程まで前記基板を大気
雰囲気に曝さないことを特徴とする半導体装置の作製方
法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の第3の工
程において、前記ゲルマニウム膜をスパッタ法にて形成
することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項4】 絶縁表面に形成された複数の薄膜トラン
ジスタを用いた回路を有する半導体装置の作製方法であ
って、 基板の絶縁表面上にアモルファスシリコン膜を形成する
第1の工程と、 前記アモルファスシリコン膜に接して、開口部を有する
マスク絶縁膜を形成する第2の工程と、 不活性ガスを用によって、前記開口部において露出して
いる前記アモルファスシリコン膜表面をスパッタエッチ
ング処理する第3の工程と、 前記開口部において、前記アモルファスシリコン膜表面
に接してゲルマニウム膜を形成する第4の工程と、 加熱処理により前記アモルファスシリコン膜を結晶化さ
せてポリシリコン膜に変成させる第5の工程と、 を有し、 前記第2の工程以後、前記第4の工程において前記ゲル
マニウム膜が形成されるまで、前記アモルファスシリコ
ン膜表面を大気雰囲気に曝さないことを特徴とする半導
体装置の作製方法。 - 【請求項5】 絶縁表面に形成された複数の薄膜トラン
ジスタを用いた回路を有する半導体装置の作製方法であ
って、 基板の絶縁表面上にアモルファスシリコン膜を形成する
第1の工程と、 前記アモルファスシリコン膜に接して、開口部を有する
マスク絶縁膜を形成する第2の工程と、 不活性ガスを用によって、前記開口部において露出して
いる前記アモルファスシリコン膜表面をスパッタエッチ
ング処理する第3の工程と、 前記開口部において、前記アモルファスシリコン膜表面
に接してゲルマニウム膜を形成する第4の工程と、 加熱処理により前記アモルファスシリコン膜を結晶化さ
せてポリシリコン膜に変成させる第5の工程と、 を有し、 前記第2の工程から第5の工程まで、前記基板を大気雰
囲気に曝さないことを特徴とする半導体装置の作製方
法。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5において、前記マ
スク絶縁膜には、前記薄膜トランジスタのソース領域及
びドレイン領域となる領域上に前記開口部が形成されて
いることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項7】 請求項4又は請求項5において、前記マ
スク絶縁膜には、前記薄膜トランジスタのソース領域又
はドレイン領域となる領域上に前記開口部が形成されて
いることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項8】 請求項4乃至請求項7のいずれか一にお
いて、前記第2の工程の前に、前記アモルファスシリコ
ン膜を前記薄膜トランジスタの活性層の形状にパターニ
ングする工程を有することを特徴とする半導体装置の作
製方法。 - 【請求項9】 請求項4乃至請求項7のいずれか一にお
いて、前記第5の工程の後に、前記ポリシリコン膜をパ
ターニングして前記薄膜トランジスタの活性層を形成す
る工程を有することを特徴とする半導体装置の作製方
法。 - 【請求項10】 請求項4乃至請求項9のいずれか一に
記載の第4の工程において、前記ゲルマニウム膜をスパ
ッタ法にて形成することを特徴とする半導体装置の作製
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064098A JP4115582B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 半導体装置の作製方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11284196A true JPH11284196A (ja) | 1999-10-15 |
| JPH11284196A5 JPH11284196A5 (ja) | 2005-09-08 |
| JP4115582B2 JP4115582B2 (ja) | 2008-07-09 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006261180A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Hitachi Cable Ltd | 薄膜半導体装置の製造方法 |
| JP2009277965A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 電磁波遮蔽フィルタ、多機能フィルタ及び画像表示装置 |
| JP2010056520A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-03-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学フィルタおよびその製造方法 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10064098A patent/JP4115582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2009277965A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 電磁波遮蔽フィルタ、多機能フィルタ及び画像表示装置 |
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