JPH11284248A - 磁気抵抗効果素子 - Google Patents
磁気抵抗効果素子Info
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- JPH11284248A JPH11284248A JP10087190A JP8719098A JPH11284248A JP H11284248 A JPH11284248 A JP H11284248A JP 10087190 A JP10087190 A JP 10087190A JP 8719098 A JP8719098 A JP 8719098A JP H11284248 A JPH11284248 A JP H11284248A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y25/00—Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F10/00—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
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- H01F10/324—Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer
- H01F10/3268—Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer the exchange coupling being asymmetric, e.g. by use of additional pinning, by using antiferromagnetic or ferromagnetic coupling interface, i.e. so-called spin-valve [SV] structure, e.g. NiFe/Cu/NiFe/FeMn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 MRヘッド等の再生部に用いられる磁気抵抗
効果素子において、交換結合磁界を増大させることによ
り、安定かつ高い再生特性を得る。 【解決手段】 下地膜13と第1の磁性膜11との間
に、第1の磁性膜11、第2の磁性膜12及び反強磁性
膜14の結晶性を制御するための非磁性膜16を積層し
た。
効果素子において、交換結合磁界を増大させることによ
り、安定かつ高い再生特性を得る。 【解決手段】 下地膜13と第1の磁性膜11との間
に、第1の磁性膜11、第2の磁性膜12及び反強磁性
膜14の結晶性を制御するための非磁性膜16を積層し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、HDD等の磁気
ディスク装置、あるいはDCC等の磁気テープ装置の磁
気ヘッド等に用いられる磁気抵抗効果素子に関する。
ディスク装置、あるいはDCC等の磁気テープ装置の磁
気ヘッド等に用いられる磁気抵抗効果素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、HDD等の磁気ディスク装置で
は、これまでのインダクティブヘッドに代わって、記録
・再生分離型薄膜磁気ヘッドが採用されつつある。この
磁気ヘッドでは、記録部にインダクティブヘッドが、再
生部に磁気抵抗効果型ヘッド(以下、MRヘッド)が用
いられている。このMRヘッドは、従来のコイルを巻い
たインダクティブヘッドよりも再生特性が高感度、高出
力であるため、装置の小型化、高密度化に有利と考えら
れている。
は、これまでのインダクティブヘッドに代わって、記録
・再生分離型薄膜磁気ヘッドが採用されつつある。この
磁気ヘッドでは、記録部にインダクティブヘッドが、再
生部に磁気抵抗効果型ヘッド(以下、MRヘッド)が用
いられている。このMRヘッドは、従来のコイルを巻い
たインダクティブヘッドよりも再生特性が高感度、高出
力であるため、装置の小型化、高密度化に有利と考えら
れている。
【0003】また最近では、より高いMR効果が得られ
るMRヘッドに関する研究も盛んに行われており、特に
スピンバルブ膜と呼ばれる積層膜を用いたスピンバルブ
型磁気抵抗効果型ヘッドが注目されている。
るMRヘッドに関する研究も盛んに行われており、特に
スピンバルブ膜と呼ばれる積層膜を用いたスピンバルブ
型磁気抵抗効果型ヘッドが注目されている。
【0004】図4は、従来の一般的なスピンバルブ膜の
構成を示す概略断面図である。スピンバルブ膜の中心部
分は、非磁性金属の薄膜である非磁性中間膜20と、こ
の中間膜20により分離された二つの磁性薄膜である第
1の磁性膜21及び第2の磁性膜22により構成されて
いる。このうち、第1の磁性膜21側には下地膜23、
基板25があり、第2の磁性膜22側には反強磁性膜2
4、保護膜25が形成されている。なお、図4は外部磁
界が加わる方向から見たときの断面を示している。
構成を示す概略断面図である。スピンバルブ膜の中心部
分は、非磁性金属の薄膜である非磁性中間膜20と、こ
の中間膜20により分離された二つの磁性薄膜である第
1の磁性膜21及び第2の磁性膜22により構成されて
いる。このうち、第1の磁性膜21側には下地膜23、
基板25があり、第2の磁性膜22側には反強磁性膜2
4、保護膜25が形成されている。なお、図4は外部磁
界が加わる方向から見たときの断面を示している。
【0005】前記二つの磁性膜21、22の磁化容易軸
の方向(以下、磁化方向)は、外部磁界に対しそれぞれ
異なった変化をするように設定されている。すなわち、
第1の磁性膜21(自由層)は記録媒体からの信号磁界
により磁化方向が回転するように、また第2の磁性膜2
2(固定層)は記録媒体からの信号磁界に対し常に磁化
方向が保持されるように設定されている。このような磁
化方向を作り出す方法としては、例えば自由層には保持
力の小さい磁性膜、すなわち軟磁気特性の良い磁性膜を
用い、固定層には反強磁性膜を積層したときの交換結合
磁界を利用して固着する方法、あるいは保磁力の大きな
磁性膜を用い固着する方法などがある。
の方向(以下、磁化方向)は、外部磁界に対しそれぞれ
異なった変化をするように設定されている。すなわち、
第1の磁性膜21(自由層)は記録媒体からの信号磁界
により磁化方向が回転するように、また第2の磁性膜2
2(固定層)は記録媒体からの信号磁界に対し常に磁化
方向が保持されるように設定されている。このような磁
化方向を作り出す方法としては、例えば自由層には保持
力の小さい磁性膜、すなわち軟磁気特性の良い磁性膜を
用い、固定層には反強磁性膜を積層したときの交換結合
磁界を利用して固着する方法、あるいは保磁力の大きな
磁性膜を用い固着する方法などがある。
【0006】このような状態が実現されていると、記録
媒体からの信号磁界に対して自由層の磁化方向のみが回
転し、固定層の磁化方向との間に相対的角度変化が起こ
り、膜全体としての電気抵抗は両層の磁化方向の角度の
余弦の関数として変化する。すなわち、自由層と固定層
のそれぞれの磁化の向きが同一方向を向いた時(0度)
に電気抵抗は最小になり、逆に反対を向いた時(180
度)に最大となる。記録媒体からの信号磁界により、こ
の変化が生じることで再生信号が得られる。
媒体からの信号磁界に対して自由層の磁化方向のみが回
転し、固定層の磁化方向との間に相対的角度変化が起こ
り、膜全体としての電気抵抗は両層の磁化方向の角度の
余弦の関数として変化する。すなわち、自由層と固定層
のそれぞれの磁化の向きが同一方向を向いた時(0度)
に電気抵抗は最小になり、逆に反対を向いた時(180
度)に最大となる。記録媒体からの信号磁界により、こ
の変化が生じることで再生信号が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の動作が安定して
起こるようにするためには、固定層の磁化方向がしっか
りと固定されていること、すなわち固定層と反強磁性膜
との間の交換結合磁界ができるだけ大きいことが求めら
れる。一般に、実使用時のセンス電流等による温度上昇
等により交換結合磁界は減少することが知られており、
それらを考慮すると、室温での交換結合磁界は少なくと
も200〜250Oe程度の値が必要とされている。さ
らに、ヘッド製造プロセスには250℃程度の熱処理工
程があるため、耐熱性が悪いと交換結合磁界の減少によ
り再生特性が劣化してしまう。しかし、従来のスピンバ
ルブ膜では、上述のような強さの交換結合磁界や耐熱性
を得ることが難しく、安定した再生特性を得ることはで
きなかった。
起こるようにするためには、固定層の磁化方向がしっか
りと固定されていること、すなわち固定層と反強磁性膜
との間の交換結合磁界ができるだけ大きいことが求めら
れる。一般に、実使用時のセンス電流等による温度上昇
等により交換結合磁界は減少することが知られており、
それらを考慮すると、室温での交換結合磁界は少なくと
も200〜250Oe程度の値が必要とされている。さ
らに、ヘッド製造プロセスには250℃程度の熱処理工
程があるため、耐熱性が悪いと交換結合磁界の減少によ
り再生特性が劣化してしまう。しかし、従来のスピンバ
ルブ膜では、上述のような強さの交換結合磁界や耐熱性
を得ることが難しく、安定した再生特性を得ることはで
きなかった。
【0008】これらの特性を満たすために、従来より第
1、第2の磁性膜や反強磁性膜の材料、結晶性、成膜法
等について様々な検討が行われており、このうち材料を
ある程度限定した場合には、特に結晶性が支配要因とな
る。この結晶性は、通常は良いことが望ましい場合が多
いが、交換結合磁界に限っては、必ずしも結晶性が良い
ことが望ましいとは言えない場合もあり、結晶性をどの
ように制御するかが課題となっていた。
1、第2の磁性膜や反強磁性膜の材料、結晶性、成膜法
等について様々な検討が行われており、このうち材料を
ある程度限定した場合には、特に結晶性が支配要因とな
る。この結晶性は、通常は良いことが望ましい場合が多
いが、交換結合磁界に限っては、必ずしも結晶性が良い
ことが望ましいとは言えない場合もあり、結晶性をどの
ように制御するかが課題となっていた。
【0009】この発明の目的は、安定かつ高い再生特性
を得ることができる磁気抵抗効果素子を提供することに
ある。
を得ることができる磁気抵抗効果素子を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、基板上に、下地膜、第1の磁性
膜、非磁性膜、第2の磁性膜、及び反強磁性膜が順に成
膜された積層膜を備えた磁気抵抗効果素子において、前
記下地膜と第1の磁性膜との間に非磁性膜を積層したこ
とを特徴とする。
め、請求項1の発明は、基板上に、下地膜、第1の磁性
膜、非磁性膜、第2の磁性膜、及び反強磁性膜が順に成
膜された積層膜を備えた磁気抵抗効果素子において、前
記下地膜と第1の磁性膜との間に非磁性膜を積層したこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、基板上に、下地膜、第
1の磁性膜、非磁性膜、第2の磁性膜、及び反強磁性膜
が順に成膜された積層膜を備えた磁気抵抗効果素子にお
いて、前記下地膜と第1の磁性膜との間に酸化膜又は窒
化膜を積層したことを特徴とする。
1の磁性膜、非磁性膜、第2の磁性膜、及び反強磁性膜
が順に成膜された積層膜を備えた磁気抵抗効果素子にお
いて、前記下地膜と第1の磁性膜との間に酸化膜又は窒
化膜を積層したことを特徴とする。
【0012】上記非磁性膜、酸化膜及び窒化膜の膜厚
は、好ましくは0.5〜1.5nmの範囲で選択され、
より好ましくは1.0nm以下の範囲で選択することが
望ましい。
は、好ましくは0.5〜1.5nmの範囲で選択され、
より好ましくは1.0nm以下の範囲で選択することが
望ましい。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記第1の磁性膜が強磁性膜と非磁性膜の積層構造
からなることを特徴とする。
て、前記第1の磁性膜が強磁性膜と非磁性膜の積層構造
からなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる磁気抵抗
効果素子を、スピンバルブ型MRヘッドに適用した場合
の一実施形態について説明する。なお、この実施形態の
スピンバルブ膜をスピンバルブ型MRヘッドとして構成
する場合には、このスピンバルブ膜に電流を流すための
一対の電極などが配置される。
効果素子を、スピンバルブ型MRヘッドに適用した場合
の一実施形態について説明する。なお、この実施形態の
スピンバルブ膜をスピンバルブ型MRヘッドとして構成
する場合には、このスピンバルブ膜に電流を流すための
一対の電極などが配置される。
【0015】図1は、この実施形態のスピンバルブ型M
Rヘッドに用いられるスピンバルブ膜の構成を示す概略
断面図である。このスピンバルブ膜においては、基板1
5上に、下地膜13/非磁性膜16/第1の磁性膜(自
由層)11/非磁性中間膜10/第2の磁性膜(固定
層)12/反強磁性膜14/保護膜15の順に膜が形成
されている。このスピンバルブ膜では、前記第1の磁性
膜11、第2の磁性膜12及び反強磁性膜14の結晶性
を制御する目的で、下地膜13と第1の磁性膜11との
間に非磁性膜16が積層されている。
Rヘッドに用いられるスピンバルブ膜の構成を示す概略
断面図である。このスピンバルブ膜においては、基板1
5上に、下地膜13/非磁性膜16/第1の磁性膜(自
由層)11/非磁性中間膜10/第2の磁性膜(固定
層)12/反強磁性膜14/保護膜15の順に膜が形成
されている。このスピンバルブ膜では、前記第1の磁性
膜11、第2の磁性膜12及び反強磁性膜14の結晶性
を制御する目的で、下地膜13と第1の磁性膜11との
間に非磁性膜16が積層されている。
【0016】上記非磁性膜16としては、酸化膜、窒化
膜あるいは同様のアモルファス系材料などを用いること
ができる。後述する実施例では、いずれも非磁性膜16
として酸化膜を用いた例を示しているが、窒化膜を用い
た場合でも同様の結果を得ることができる。また、以下
の実施例では、いずれも非磁性膜16の膜厚を1nmに
設定しているが、0.5〜1.5nmの範囲であれば、
実用的に十分な磁気特性、結晶構造を得ることができ
る。
膜あるいは同様のアモルファス系材料などを用いること
ができる。後述する実施例では、いずれも非磁性膜16
として酸化膜を用いた例を示しているが、窒化膜を用い
た場合でも同様の結果を得ることができる。また、以下
の実施例では、いずれも非磁性膜16の膜厚を1nmに
設定しているが、0.5〜1.5nmの範囲であれば、
実用的に十分な磁気特性、結晶構造を得ることができ
る。
【0017】ここでは、実施例及び比較例として、ガラ
ス基板上に以下のような構成の積層膜を形成することで
スピンバルブ膜を作製し、その磁気特性と結晶構造につ
いて評価した。成膜にはスパッタ法を用い、成膜中に基
板面内方向に約100Oeの磁界を印加している。ただ
し、CoFeはCo90Fe10at%、IrMnはI
r22Mn78at%のターゲットを用いた。
ス基板上に以下のような構成の積層膜を形成することで
スピンバルブ膜を作製し、その磁気特性と結晶構造につ
いて評価した。成膜にはスパッタ法を用い、成膜中に基
板面内方向に約100Oeの磁界を印加している。ただ
し、CoFeはCo90Fe10at%、IrMnはI
r22Mn78at%のターゲットを用いた。
【0018】最初に、非磁性膜16としてSiO2 (1
nm)を用いた場合の実施例について説明する。
nm)を用いた場合の実施例について説明する。
【0019】[実施例1]下地膜13としてTa(5n
m)、非磁性膜16としてSiO2 (1nm)、第1の
磁性膜(自由層)11としてCoFe(6nm)、非磁
性中間膜10としてCu(2.5nm)、第2の磁性膜
(固定層)12としてCoFe(3nm)、反強磁性膜
14としてIrMn(8nm)、保護膜15としてTa
(5nm)の積層膜からなるスピンバルブ膜を作製した
(カッコ内は膜厚を示す、以下同様)。
m)、非磁性膜16としてSiO2 (1nm)、第1の
磁性膜(自由層)11としてCoFe(6nm)、非磁
性中間膜10としてCu(2.5nm)、第2の磁性膜
(固定層)12としてCoFe(3nm)、反強磁性膜
14としてIrMn(8nm)、保護膜15としてTa
(5nm)の積層膜からなるスピンバルブ膜を作製した
(カッコ内は膜厚を示す、以下同様)。
【0020】[実施例2]下地膜13としてTa(5n
m)、非磁性膜16としてSiO2 (1nm)、第1の
磁性膜11としてCu(0.8nm)/CoFe(1.
5nm)×3、非磁性中間膜10としてCu(2.5n
m)、第2の磁性膜12としてCoFe(3nm)、反
強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護膜15と
してTa(5nm)の積層膜からなるスピンバルブ膜を
作製した。この実施例2では、第1の磁性膜11が非磁
性膜Cuと強磁性膜CoFeの積層膜をさらに3層に積
層した積層構造となっている。
m)、非磁性膜16としてSiO2 (1nm)、第1の
磁性膜11としてCu(0.8nm)/CoFe(1.
5nm)×3、非磁性中間膜10としてCu(2.5n
m)、第2の磁性膜12としてCoFe(3nm)、反
強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護膜15と
してTa(5nm)の積層膜からなるスピンバルブ膜を
作製した。この実施例2では、第1の磁性膜11が非磁
性膜Cuと強磁性膜CoFeの積層膜をさらに3層に積
層した積層構造となっている。
【0021】[比較例1]下地膜13としてTa(5n
m)、第1の磁性膜11としてCoFe(6nm)、非
磁性中間膜10としてCu(2.5nm)、第2の磁性
膜12としてCoFe(3nm)、反強磁性膜14とし
てIrMn(8nm)、保護膜15としてTa(5n
m)の積層膜からなるスピンバルブ膜を作製した。この
比較例1では、非磁性膜16が省略されている。
m)、第1の磁性膜11としてCoFe(6nm)、非
磁性中間膜10としてCu(2.5nm)、第2の磁性
膜12としてCoFe(3nm)、反強磁性膜14とし
てIrMn(8nm)、保護膜15としてTa(5n
m)の積層膜からなるスピンバルブ膜を作製した。この
比較例1では、非磁性膜16が省略されている。
【0022】[比較例2]第1の磁性膜11としてCo
Fe(6nm)、非磁性中間膜10としてCu(2.5
nm)、第2の磁性膜12としてCoFe(3nm)、
反強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護膜15
としてTa(5nm)の積層膜からなるスピンバルブ膜
を作製した。この比較例2では、下地膜13と非磁性膜
16が省略されている。
Fe(6nm)、非磁性中間膜10としてCu(2.5
nm)、第2の磁性膜12としてCoFe(3nm)、
反強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護膜15
としてTa(5nm)の積層膜からなるスピンバルブ膜
を作製した。この比較例2では、下地膜13と非磁性膜
16が省略されている。
【0023】このようにして得られた積層膜からなるス
ピンバルブ膜について、それぞれ交換結合磁界、抵抗変
化率、耐熱性を調べた。結果を表1に示す。
ピンバルブ膜について、それぞれ交換結合磁界、抵抗変
化率、耐熱性を調べた。結果を表1に示す。
【0024】
【表1】 表1において、◎は“良好”、○は“実使用に耐え得
る”、×は“悪い”をそれぞれ示している。比較例1は
抵抗変化率では大きな値を示しているが、交換結合磁界
は小さく、最低限必要な値を下回っており、実用には適
さない。また比較例2は、交換結合磁界、抵抗変化率と
もに良い値を示しているが、耐熱性が悪いため、実使用
時の温度上昇や熱処理工程により交換結合磁界が減少し
てしまい、ヘッド製造時に必要な再生特性を維持するこ
とはできない。この比較例の膜は、従来の一般的な膜の
特性を示している。一方、実施例1は交換結合磁界、抵
抗変化率のいずれも十分な値を示しており、また耐熱性
も向上している。表1では、実施例1よりもさらに好ま
しい特性を示した実施例2の結果を省略している。実施
例2のように、軟磁気特性を向上させるために第1の磁
性膜11(自由層)を非磁性膜と強磁性膜の積層構造と
した場合は、自由層の保磁力が小さくなるので、実施例
1のように第1の磁性膜11を単一構造とした場合(軟
磁気特性が良くない)に比べ、良好な結果を得ることが
できる。
る”、×は“悪い”をそれぞれ示している。比較例1は
抵抗変化率では大きな値を示しているが、交換結合磁界
は小さく、最低限必要な値を下回っており、実用には適
さない。また比較例2は、交換結合磁界、抵抗変化率と
もに良い値を示しているが、耐熱性が悪いため、実使用
時の温度上昇や熱処理工程により交換結合磁界が減少し
てしまい、ヘッド製造時に必要な再生特性を維持するこ
とはできない。この比較例の膜は、従来の一般的な膜の
特性を示している。一方、実施例1は交換結合磁界、抵
抗変化率のいずれも十分な値を示しており、また耐熱性
も向上している。表1では、実施例1よりもさらに好ま
しい特性を示した実施例2の結果を省略している。実施
例2のように、軟磁気特性を向上させるために第1の磁
性膜11(自由層)を非磁性膜と強磁性膜の積層構造と
した場合は、自由層の保磁力が小さくなるので、実施例
1のように第1の磁性膜11を単一構造とした場合(軟
磁気特性が良くない)に比べ、良好な結果を得ることが
できる。
【0025】上記実施例1及び比較例1、2に示した各
スピンバルブ膜の結晶構造を評価するため、X線回析を
行った。図2は表1に示した膜のX線回析曲線を示すグ
ラフである。図中、縦軸はX線強度(C/S)、横軸は
X線の入射角度(2θ)をそれぞれ示している。膜の結
晶性が良い場合、すなわち規則正しい結晶の層ができて
いる場合は、入射したX線が内部で干渉を起こし、強度
が強められて出力されるため、グラフ上には強いX線強
度が示される。比較例1の膜では、およそ40度から4
4度の範囲で2回強いX線強度を示しており、結晶性が
変化していないことがわかる。一方、実施例1及び実施
例2の膜では、グラフ上に突出したピークがなく、膜内
部の結晶性が変化していることがわかる。すなわち、実
施例1又は2のような膜構造を採ることにより、第1の
磁性膜11、第2の磁性膜12及び反強磁性膜14内部
の結晶性が変化し、これにより表1のようにな特性が現
れたものと考えられる。
スピンバルブ膜の結晶構造を評価するため、X線回析を
行った。図2は表1に示した膜のX線回析曲線を示すグ
ラフである。図中、縦軸はX線強度(C/S)、横軸は
X線の入射角度(2θ)をそれぞれ示している。膜の結
晶性が良い場合、すなわち規則正しい結晶の層ができて
いる場合は、入射したX線が内部で干渉を起こし、強度
が強められて出力されるため、グラフ上には強いX線強
度が示される。比較例1の膜では、およそ40度から4
4度の範囲で2回強いX線強度を示しており、結晶性が
変化していないことがわかる。一方、実施例1及び実施
例2の膜では、グラフ上に突出したピークがなく、膜内
部の結晶性が変化していることがわかる。すなわち、実
施例1又は2のような膜構造を採ることにより、第1の
磁性膜11、第2の磁性膜12及び反強磁性膜14内部
の結晶性が変化し、これにより表1のようにな特性が現
れたものと考えられる。
【0026】次に、非磁性膜16として大気中放置によ
る酸化膜を用いた場合の実施例について説明する。
る酸化膜を用いた場合の実施例について説明する。
【0027】ここでは、実施例及び比較例として、ガラ
ス基板上にAl2 O3 を成膜した後、以下のような構成
の積層膜を形成することでスピンバルブ膜を作製し、そ
の磁気特性と結晶構造について評価した。成膜にはスパ
ッタ法を用い、成膜中に基板面内方向に約100Oeの
磁界を印加している。CoFeはCo90Fe10at
%、IrMnはIr22Mn78at%のターゲットを
用いた。
ス基板上にAl2 O3 を成膜した後、以下のような構成
の積層膜を形成することでスピンバルブ膜を作製し、そ
の磁気特性と結晶構造について評価した。成膜にはスパ
ッタ法を用い、成膜中に基板面内方向に約100Oeの
磁界を印加している。CoFeはCo90Fe10at
%、IrMnはIr22Mn78at%のターゲットを
用いた。
【0028】[実施例3]下地膜13としてTa(5n
m)、非磁性膜16としては、下地膜13を成膜した
後、試料を大気中に取り出して10分間放置することで
酸化膜を形成した。その後、第1の磁性膜11としてC
oFe(6nm)、非磁性中間膜10としてCu(2.
5nm)、第2の磁性膜12としてCoFe(3n
m)、反強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護
膜15としてTa(5nm)の積層膜からなるスピンバ
ルブ膜を作製した。
m)、非磁性膜16としては、下地膜13を成膜した
後、試料を大気中に取り出して10分間放置することで
酸化膜を形成した。その後、第1の磁性膜11としてC
oFe(6nm)、非磁性中間膜10としてCu(2.
5nm)、第2の磁性膜12としてCoFe(3n
m)、反強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護
膜15としてTa(5nm)の積層膜からなるスピンバ
ルブ膜を作製した。
【0029】[実施例4]下地膜13としてTa(5n
m)、非磁性膜16としては、下地膜13を成膜した
後、試料を大気中に取り出して24時間放置することで
酸化膜を形成した。その後、第1の磁性膜11としてC
oFe(6nm)、非磁性中間膜10としてCu(2.
5nm)、第2の磁性膜12としてCoFe(3n
m)、反強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護
膜15としてTa(5nm)の積層膜からなるスピンバ
ルブ膜を作製した。
m)、非磁性膜16としては、下地膜13を成膜した
後、試料を大気中に取り出して24時間放置することで
酸化膜を形成した。その後、第1の磁性膜11としてC
oFe(6nm)、非磁性中間膜10としてCu(2.
5nm)、第2の磁性膜12としてCoFe(3n
m)、反強磁性膜14としてIrMn(8nm)、保護
膜15としてTa(5nm)の積層膜からなるスピンバ
ルブ膜を作製した。
【0030】[実施例5]下地膜13としてTa(5n
m)、非磁性膜16としては、下地膜13を成膜した
後、試料を大気中に取り出して24時間放置することで
酸化膜を形成した。その後、第1の磁性膜11としてC
u(0.8nm)/CoFe(1.5nm)×3、非磁
性中間膜10としてCu(2.5nm)、第2の磁性膜
12としてCoFe(3nm)、反強磁性膜14として
IrMn(8nm)、保護膜15としてTa(5nm)
の積層膜からなるスピンバルブ膜を作製した。この実施
例5では、第1の磁性膜11が非磁性膜Cuと強磁性膜
CoFeの積層膜をさらに3層に積層した積層構造とな
っている。
m)、非磁性膜16としては、下地膜13を成膜した
後、試料を大気中に取り出して24時間放置することで
酸化膜を形成した。その後、第1の磁性膜11としてC
u(0.8nm)/CoFe(1.5nm)×3、非磁
性中間膜10としてCu(2.5nm)、第2の磁性膜
12としてCoFe(3nm)、反強磁性膜14として
IrMn(8nm)、保護膜15としてTa(5nm)
の積層膜からなるスピンバルブ膜を作製した。この実施
例5では、第1の磁性膜11が非磁性膜Cuと強磁性膜
CoFeの積層膜をさらに3層に積層した積層構造とな
っている。
【0031】上記実施例3〜5における非磁性膜16の
膜厚は、ほぼ0.5〜1.5nmの範囲に収まってい
る。なお、いずれの実施例においても、下地膜13を成
膜した後、大気中に放置して酸化膜を形成する代わり
に、酸素プラズマ中又は窒素プラズマ中、あるいは両者
の混合プラズマ中に放置することで酸化膜あるいは窒化
膜を形成するようにしてもよい。
膜厚は、ほぼ0.5〜1.5nmの範囲に収まってい
る。なお、いずれの実施例においても、下地膜13を成
膜した後、大気中に放置して酸化膜を形成する代わり
に、酸素プラズマ中又は窒素プラズマ中、あるいは両者
の混合プラズマ中に放置することで酸化膜あるいは窒化
膜を形成するようにしてもよい。
【0032】[比較例3]下地膜13としてTa(5n
m)、第1の磁性膜11としてCu(0.8nm)/C
oFe(1.5nm)×3、非磁性中間膜10としてC
u(2.5nm)、第2の磁性膜12としてCoFe
(3nm)、反強磁性膜14としてIrMn(8n
m)、保護膜15としてTa(5nm)の積層膜からな
るスピンバルブ膜を作製した。この比較例3では、非磁
性膜16が省略されている。また、第1の磁性膜11は
非磁性膜Cuと強磁性膜CoFeの積層膜をさらに3層
に積層した積層構造となっている。
m)、第1の磁性膜11としてCu(0.8nm)/C
oFe(1.5nm)×3、非磁性中間膜10としてC
u(2.5nm)、第2の磁性膜12としてCoFe
(3nm)、反強磁性膜14としてIrMn(8n
m)、保護膜15としてTa(5nm)の積層膜からな
るスピンバルブ膜を作製した。この比較例3では、非磁
性膜16が省略されている。また、第1の磁性膜11は
非磁性膜Cuと強磁性膜CoFeの積層膜をさらに3層
に積層した積層構造となっている。
【0033】このようにして得られた積層膜からなるス
ピンバルブ膜について、それぞれ交換結合磁界、抵抗変
化率、耐熱性を調べた。結果を表2に示す。
ピンバルブ膜について、それぞれ交換結合磁界、抵抗変
化率、耐熱性を調べた。結果を表2に示す。
【0034】
【表2】 表2において、比較例3は抵抗変化率では大きな値を示
しているが、交換結合磁界は小さく、最低限必要な値を
下回っており、実用には適さない。一方、実施例3〜5
は交換結合磁界、抵抗変化率のいずれも十分な値を示し
ており、また耐熱性も向上している。
しているが、交換結合磁界は小さく、最低限必要な値を
下回っており、実用には適さない。一方、実施例3〜5
は交換結合磁界、抵抗変化率のいずれも十分な値を示し
ており、また耐熱性も向上している。
【0035】上記実施例3、4及び比較例3に示した各
スピンバルブ膜の結晶構造を評価するため、X線回析を
行った。結果を図3に示す。図3は表2に示した膜のX
線回析曲線を示すグラフである。図3において、比較例
3の膜はおよそ40度から44度の範囲で2回強いX線
強度を示しており、結晶性が変化していないことがわか
る。一方、実施例3及び実施例4の膜では、グラフ上に
突出したピークがなく、内部の結晶性が変化しているこ
とがわかる。なお、表2では実施例5の結果を省略して
いるが、実施例5も実施例3、4と同様の結果を示し
た。
スピンバルブ膜の結晶構造を評価するため、X線回析を
行った。結果を図3に示す。図3は表2に示した膜のX
線回析曲線を示すグラフである。図3において、比較例
3の膜はおよそ40度から44度の範囲で2回強いX線
強度を示しており、結晶性が変化していないことがわか
る。一方、実施例3及び実施例4の膜では、グラフ上に
突出したピークがなく、内部の結晶性が変化しているこ
とがわかる。なお、表2では実施例5の結果を省略して
いるが、実施例5も実施例3、4と同様の結果を示し
た。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
磁気抵抗効果素子においては、大きな交換結合磁界によ
り、固定層の磁化方向をしっかりと固定することができ
るので、安定した再生特性を得ることができる。また、
耐熱性にも優れているため、実使用時の温度上昇や熱処
理工程による交換結合磁界の減少も少なく、高い再生特
性を得ることができる。
磁気抵抗効果素子においては、大きな交換結合磁界によ
り、固定層の磁化方向をしっかりと固定することができ
るので、安定した再生特性を得ることができる。また、
耐熱性にも優れているため、実使用時の温度上昇や熱処
理工程による交換結合磁界の減少も少なく、高い再生特
性を得ることができる。
【0037】特に、自由層を強磁性膜と非磁性膜の積層
構造とした場合は、さらに良好な再生特性を得ることが
できる。
構造とした場合は、さらに良好な再生特性を得ることが
できる。
【0038】したがって、この磁気抵抗効果素子をスピ
ンバルブ型磁気抵抗効果型ヘッドに応用した場合は、安
定かつ高い再生特性を得ることができる。
ンバルブ型磁気抵抗効果型ヘッドに応用した場合は、安
定かつ高い再生特性を得ることができる。
【図1】実施形態のスピンバルブ型MRヘッドに用いら
れるスピンバルブ膜の構成を示す概略断面図。
れるスピンバルブ膜の構成を示す概略断面図。
【図2】表1に示した膜のX線回析曲線を示すグラフ。
【図3】表2に示した膜のX線回析曲線を示すグラフ。
【図4】従来の一般的なスピンバルブ膜の構成を示す概
略断面図。
略断面図。
10 非磁性中間膜 11 第1の磁性膜(自由層) 12 第2の磁性膜(固定層) 13 下地膜 14 反強磁性膜 15 保護膜 16 非磁性膜
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に、下地膜、第1の磁性膜、非磁
性膜、第2の磁性膜、及び反強磁性膜が順に成膜された
積層膜を備えた磁気抵抗効果素子において、 前記下地膜と第1の磁性膜との間に非磁性膜を積層した
ことを特徴とする磁気抵抗効果素子。 - 【請求項2】 基板上に、下地膜、第1の磁性膜、非磁
性膜、第2の磁性膜、及び反強磁性膜が順に成膜された
積層膜を備えた磁気抵抗効果素子において、 前記下地膜と第1の磁性膜との間に酸化膜又は窒化膜を
積層したことを特徴とする磁気抵抗効果素子。 - 【請求項3】 前記第1の磁性膜が強磁性膜と非磁性膜
の積層構造からなることを特徴とする請求項1又は2記
載の磁気抵抗効果素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087190A JPH11284248A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 磁気抵抗効果素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10087190A JPH11284248A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 磁気抵抗効果素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11284248A true JPH11284248A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13908080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10087190A Pending JPH11284248A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 磁気抵抗効果素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11284248A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448989B1 (ko) * | 2001-10-10 | 2004-09-18 | 한국과학기술연구원 | 열적 특성이 향상된 탑형 및 바톰형 스핀밸브 자기저항박막 및 그 제조방법 |
| US6907654B2 (en) | 2000-03-29 | 2005-06-21 | Tdk Corporation | Method of manufacturing spin valve film |
| US7251110B2 (en) | 2005-01-18 | 2007-07-31 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | GMR sensor having layers treated with nitrogen for increased magnetoresistance |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10087190A patent/JPH11284248A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6907654B2 (en) | 2000-03-29 | 2005-06-21 | Tdk Corporation | Method of manufacturing spin valve film |
| US7418777B2 (en) | 2000-03-29 | 2008-09-02 | Tdk Corporation | Method on manufacturing spin valve film |
| KR100448989B1 (ko) * | 2001-10-10 | 2004-09-18 | 한국과학기술연구원 | 열적 특성이 향상된 탑형 및 바톰형 스핀밸브 자기저항박막 및 그 제조방법 |
| US7251110B2 (en) | 2005-01-18 | 2007-07-31 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | GMR sensor having layers treated with nitrogen for increased magnetoresistance |
| US7333302B2 (en) | 2005-01-18 | 2008-02-19 | Hitachi Global Storage Technology Netherlands B.V. | GMR sensor having an under-layer treated with nitrogen for increased magnetoresistance |
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