JPH11284758A - 個別選択呼出受信機用携帯型データ記憶装置 - Google Patents

個別選択呼出受信機用携帯型データ記憶装置

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JPH11284758A
JPH11284758A JP10084176A JP8417698A JPH11284758A JP H11284758 A JPH11284758 A JP H11284758A JP 10084176 A JP10084176 A JP 10084176A JP 8417698 A JP8417698 A JP 8417698A JP H11284758 A JPH11284758 A JP H11284758A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHS端末機の実質的な記憶容量の増加を図
る。 【解決手段】 PHS端末機1において使用されるデー
タを記憶するためのデータカード2を設ける。データカ
ード2の本体9を、携帯可能な名刺サイズのカード型に
構成し、その前面に、電池の消耗度合や記憶容量の残量
等を表示するためのLCD10、電源のオン,オフを行
うための電源キー11を設ける。本体9内に、PHS端
末機1のユーザーにより登録される電話番号のデータ
や、自分で設定した着信音のデータ、文字メッセージの
データなどを記憶するデータメモリ、このデータメモリ
に対するデータのセーブ,ロード等の制御を行う制御
部、電池からなる電源部、PHS端末機1のトランシー
バモードにおいて、該PHS端末機1との間でデータの
転送を行う無線通信部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個別選択呼出受信
機用携帯型データ記憶装置に関し、特にPHS端末機に
おいて使用される電話番号,着信音,メッセージ等のデ
ータを、PHS端末機の外部にて記憶する個別選択呼出
受信機用携帯型データ記憶装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、個別選択呼出
受信機、例えばPHS(パーソナルハンディホンシステ
ム)端末機には、内蔵メモリが設けられており、ユーザ
ーは、個人的なデータ(電話番号のデータや、自分で設
定した着信メロディのデータなど)を登録しその内蔵メ
モリに記憶させることができるようになっている。ま
た、近年では、「Aメール」,「きゃらメール」等と称
される文字メッセージの通信機能を付加したものが多く
供されてきており、前記内蔵メモリにメッセージデータ
を記憶することも行われている。
【0003】この場合、PHS端末機の小型化,軽量化
といった観点や、コスト的な面からは、前記内蔵メモリ
の記憶容量を徒に大きくすることは好ましくなく、その
記憶容量には自ずと制限が生ずる。ところが、PHS端
末機における機能が増えて、内蔵メモリに記憶させたい
データの種類が多くなることが今後予想され、また、ユ
ーザーによっては、個人的なデータを多量に登録,記憶
させるべく、記憶容量のより大きいメモリが要望される
こともある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、個別選択呼出受信機における実質的な
記憶容量の増加を可能とする個別選択呼出受信機用携帯
型データ記憶装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の個別選択呼出受
信機用携帯型データ記憶装置は、携帯可能に構成された
本体内に、個別選択呼出受信機において使用される電話
番号,着信音,メッセージ等のデータを記憶する記憶手
段を設けると共に、この記憶手段に対するデータのセー
ブ,ロードを実行する制御手段及び前記個別選択呼出受
信機との間でのデータの転送を行うデータ転送手段を設
けたところに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0006】これによれば、制御手段及びデータ転送手
段により、本体内に設けられた記憶手段に対して、個別
選択呼出受信機において使用される電話番号,着信音,
メッセージ等のデータを記憶させることができると共
に、その記憶手段に記憶されたデータを個別選択呼出受
信機に呼出すことができる。このとき、記憶装置の本体
は携帯可能な構成なので、ユーザーは、個別選択呼出受
信機と共に携帯し、記憶されたデータを自在に個別選択
呼出受信機に呼出して使用することができる。
【0007】従って、個別選択呼出受信機の内蔵メモリ
に記憶されたデータに加えて、記憶手段に記憶されたデ
ータをもその個別選択呼出受信機で使用可能となり、こ
の結果、個別選択呼出受信機における実質的な記憶容量
の増加を図ることができるという優れた効果を得ること
ができる。
【0008】このとき、前記本体を、カード型に構成す
ることができる(請求項2の発明)。このようにカード
型とすることによって、ユーザーがポケット等に入れて
もかさばることはないので、携帯に極めて便利となり、
複数枚を同時に携帯することも容易となる。
【0009】そして、前記データ転送手段を、PHS端
末機等におけるトランシーバ機能を利用した電波による
データ転送を行う構成とすることができる(請求項3の
発明)。これによれば、記憶装置本体が個別選択呼出受
信機の近くにあるだけで、ダイレクトに接続してデータ
転送が可能となるので、機械的な接続作業といった手間
がかからず、しかも通信費が不要なので安価に済ませる
ことができる。
【0010】あるいは、前記データ転送手段を、通信ケ
ーブルを介してデータ転送を行う構成とすることもでき
る(請求項4の発明)。これによれば、個別選択呼出受
信機において通信中であっても、データ転送が可能とな
り、またデータ転送を長時間連続して行うことができる
といったメリットを得ることができる。
【0011】さらには、前記本体に、電源をオン,オフ
するための電源キーを設けると共に、その電源キーの操
作により、電源をオン又はオフ状態にロックすることが
可能な構成とすることもできる(請求項5の発明)。こ
れによれば、電源をオフ状態にロックすることにより、
ユーザーが意図しない状態で電源キーが押されて電源が
オンし、電力が無駄に消費されるといったことを未然に
防止することができる。オン状態でロックすることによ
り、携帯時の誤動作がなくなり、いつでも使用可能とな
る。また、ロックのための別途の操作キーが不要とな
り、キーの数を少なく済ませることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をPHS端末機に適
用した第1の実施例(請求項1,2,3,5に対応)に
ついて、図1ないし図7を参照して説明する。まず、図
1は、本実施例におけるシステム構成を概略的に示して
おり、個別選択呼出受信機に一実施形態としてのPHS
端末機1と、そのPHS端末機1において使用されるデ
ータを記憶するための本実施例に係るデータ記憶装置た
るデータカード2との間で、電波による無線通信が可能
な構成とされている。
【0013】前記PHS端末機1は、周知のように、縦
長矩形箱状の本体3の前面に、電話番号やデータ,必要
なメッセージ等を表示するための表示部4、及び、ダイ
ヤルキーや各種の機能キーを備えるキー操作部5が設け
られている。また、この本体3には、送話器(マイク)
6、受話器(スピーカ)7、アンテナ8等も設けられて
いる。そして、図示はしないが、本体3内には、マイコ
ン等からなり全体の制御を行う制御回路や、その制御回
路に接続された送受信部、データ変換部、音声処理部、
内蔵メモリ(記憶部)等が設けられている。
【0014】前記内蔵メモリには、前記制御回路を動作
させるための制御用のプログラムやデータが記憶されて
いると共に、そのPHS端末機1のPS−ID(登録番
号)や電話番号のデータが記憶されている。これにて、
通常の通話機能が実現されると共に、メール(文字メッ
セージデータ)の通信(送受信)機能が実現されるよう
になっている。そしてこのとき、内蔵メモリには、ユー
ザーにより登録される個人的なデータ(電話番号のデー
タや、自分で設定した着信音(メロディ)のデータ、文
字メッセージのデータなど)を記憶するための領域が、
所定の記憶容量にて設けられている。
【0015】また、ここでは、PHS端末機1は、図示
しない親機(デジタルコードレス電話機)に対して子機
登録がなされており、トランシーバ機能の利用が可能と
されている。これにて、PHS端末機1は、前記親機の
子機としての機能も備えると共に、子機同士間及び後述
するデータカード2との間のトランシーバ機能を利用し
たダイレクトな無線通信が可能とされている。
【0016】このとき、詳しくは後述するように、前記
制御回路は、トランシーバモードにおいて、データカー
ド2の登録や、データカード2に対するデータ転送の処
理を実行するようになっている。このデータカード2に
対するデータ転送の処理においては、前記内蔵メモリに
記憶されていたデータが、送信信号に変換されてアンテ
ナ8より出力され、また、前記データカード2からの送
信信号がアンテナ8により受信され、その送信信号がデ
ータに戻されて内蔵メモリに書込まれるようになってい
る。
【0017】さて、本実施例に係るデータ記憶装置たる
前記データカード2について、図2及び図3も参照して
述べる。図2はこのデータカード2の外観を、図3は内
部の電気的な構成を概略的に示している。このデータカ
ード2の本体9は、例えば名刺サイズの薄形矩形状をな
すカード型に構成され、ユーザーがポケット等に入れて
容易に携帯できる大きさのものとなっている。
【0018】この本体9の前面には、図2に示すよう
に、電池の消耗度合や記憶容量の残量等を表示するため
のLCD10や、電源のオン,オフを行うための電源キ
ー11が設けられている。ユーザーは、この電源キー1
1を押圧操作することにより、データカード2の電源の
オン,オフを切替えることができるのであるが、ここで
は、この電源キー11の短時間の押圧操作(短押し)で
は、電源のオン,オフが切替わることなくその状態がロ
ックされ、電源キー11の長押し(例えば1.5秒以上
押し続ける)によりロックが解除されてオン,オフ状態
が切替わるように構成されている。
【0019】そして、本体9内には、図3に示すよう
に、データメモリ12、制御部13、電池からなる電源
部14、無線通信部15が設けられている。このうちデ
ータメモリ12は、上記したPHS端末機1のユーザー
により登録される電話番号のデータや、自分で設定した
着信音のデータ、文字メッセージのデータなどを記憶す
る記憶手段として機能し、この場合、前記内蔵メモリに
おけるそれらデータの記憶容量よりも大きな記憶容量を
有して構成されている。
【0020】また、前記制御部13は、マイコン等から
構成され、前記データメモリ12に対するデータのセー
ブ,ロード等の制御を行う制御手段として機能すると共
に、前記LCD10や無線通信部15の制御を行うよう
に構成されている。前記無線通信部15は、前記PHS
端末機1のトランシーバモードにおいて、PHS端末機
1との間でデータの転送を行うデータ転送手段として機
能し、該PHS端末機1から送信された送信信号を内蔵
アンテナ(図示せず)により受信してデータに変換し、
また、データメモリ12のデータを送信信号に変換して
出力するようになっている。
【0021】このとき、後の作用説明でも述べるよう
に、このデータカード2は、頒布時において固有の登録
番号(カードID)が付与され、そのカードIDに基づ
いて所定のPHS端末機1に登録されるようになってお
り、その登録処理によりデータ転送の処理が可能とされ
るようになっている。また、1台のPHS端末機1に対
して、複数枚のデータカード2を登録することが可能と
されている。
【0022】次に、上記構成の作用について、図4ない
し図7も参照して述べる。上述のように、PHS端末機
1のユーザーは、個人的なデータ(電話番号のデータ
や、自分で設定した着信音のデータ、文字メッセージの
データなど)をPHS端末機1の内蔵メモリに記憶(登
録)させることができる。これにより、例えば登録され
た電話番号データに基づいてワンタッチで電話を掛ける
ことができ、また、着信音を自在に選択,変更したり、
記憶された文字メッセージのデータを自由に読んだり送
信したりすることができる。
【0023】しかして、前記内蔵メモリの記憶容量には
制限があり、ユーザーによっては、その記憶容量を越え
るようなデータを記憶させておきたい場合がある。そこ
で、ユーザーは、データカード2を購入等により取得
し、自分のPHS端末機1に対する登録の処理を行うこ
とにより、前記内蔵メモリ内のデータをそのデータカー
ド2に自在にセーブし、また、そのデータカード2に記
憶されたデータをPHS端末機1に自在に呼出して使用
することができる。
【0024】このようなデータカード2の登録や、デー
タカード2とPHS端末機1との間のデータ転送の処理
は、PHS端末機1のトランシーバ機能を利用して、P
HS端末機1のトランシーバモードにおいてユーザーが
キー操作部5を操作することに基づいて行われる。この
とき、データカード2は、PHS端末機1に対して互い
に電波の届く近傍位置にあって、電源がオン状態とされ
ていることは勿論である。
【0025】まず、図4のフローチャートは、データカ
ード2の登録時に、PHS端末機1にて実行される処理
(ユーザーの操作)の手順を示している。即ち、ユーザ
ーがカード登録の機能を選択すると、まず、カード番号
の設定の処理が行われる(ステップS1)。この処理
は、複数枚のデータカード2を登録する場合に各カード
に番号を付与して区別するためのもので、1枚目の場合
にはカード番号1が設定される。この後、カード登録の
処理が開始されると(ステップS2)、所定の登録シー
ケンスに従って、PHS端末機1とデータカード2との
間の通信が行われる(ステップS3)。
【0026】図5は、このカード登録時の通信シーケン
スを示している。即ち、まずPHS端末機1からデータ
カード2に向けて発信が行われ、データカード2はその
発信を受けると応答信号を送り返す。次いで、PHS端
末機1から登録処理を行う旨の信号が送られる。する
と、データカード2から、自らのカードID(登録番
号)が送信されるとともに、PHS端末機1のPS−I
D(登録番号)及び電話番号を要求する信号が送信され
る。
【0027】すると、PHS端末機1は、送信されたデ
ータカード2のカードID(登録番号)を記憶するとと
もに、自らのPS−ID(登録番号)及び電話番号を送
信する。それを受けてデータカード2側では、PHS端
末機1のPS−ID及び電話番号を記憶し、登録が完了
した旨の信号を送信する。これにて、PHS端末機1に
おいては、所定のカードIDを有するデータカード2を
例えばカード1として登録した状態となり、データカー
ド2側からみれば、所定のPS−ID及び電話番号を有
するPHS端末機1に登録された状態となる。
【0028】次に、図6のフローチャートは、PHS端
末機1におけるデータ(電話番号のデータや、着信音の
データ、文字メッセージのデータなど)の記憶,呼出し
の処理手順を示している。即ち、上記データの書込み,
呼出しの機能が選択されると、まず、データカード2の
登録があるならば、データカード2を使用するかどうか
が問われる(ステップS11)。データカード2を使用
しない場合には(No)、PHS端末機1の内蔵メモリ
が使用されてデータの書込み,呼出しが行われる(ステ
ップS12)。
【0029】これに対し、データカード2を使用する場
合には(ステップS11にてYes)、使用するデータ
カード2のカード番号の選択が行われる(ステップS1
3)。登録されているデータカード2が1枚であれば、
自動的にカード1が選ばれる。そして、所定のデータ転
送シーケンスに従って、PHS端末機1とデータカード
2との間の通信(データの送受信)が行われる(ステッ
プS14)。
【0030】図7は、このデータ転送時の通信シーケン
スを示している。即ち、まずPHS端末機1からデータ
カード2に向けて発信が行われ、データカード2はその
発信を受けると応答信号を送り返す。次いで、データカ
ード2を使用する旨の信号が送られる。すると、データ
カード2から、自らのカードIDが送信されるととも
に、PHS端末機1のPS−ID及び電話番号を要求す
る信号が送信される。
【0031】すると、PHS端末機1は、送信されたデ
ータカード2のカードIDが、記憶されているカードI
Dと一致するかのチェックを行い、一致していれば、自
らのPS−ID及び電話番号を送信する。それを受けて
データカード2側では、送信されたPHS端末機1のP
S−ID及び電話番号が、記憶されているPS−ID及
び電話番号と一致するかのチェックを行い、一致してい
れば、使用許可信号を送信する。
【0032】そして、データカード2からのデータの呼
出し(ロード)あるいはデータカード2に対するデータ
の書込み(セーブ)が行われる。そのうちロードを行う
場合には、PHS端末機1からデータロードを指示する
信号が送信され、データカード2にてデータメモリ12
からデータが呼出されてPHS端末機1に送信される。
この場合、データのロードは、データの種別(電話番号
データ、着信音データ、メッセージデータ等)毎に行わ
れる。また、詳しく図示はしていないが、このロードに
ついては、まずデータ名一覧がPHS端末機1に送信さ
れ、PHS端末機1にてユーザーがそのうち使用するデ
ータ名を指定することにより、そのデータ名のデータが
送信されるという2段階にて行われる。
【0033】これにて、PHS端末機1の内蔵メモリに
は、データカード2に記憶されていたデータが呼出され
て書込まれるようになり、ユーザーは、そのデータを使
用して電話を掛けることなどができるようになるのであ
る。尚、このとき、PHS端末機1側の内蔵メモリに、
呼出したデータを書込むだけの記憶容量が残っていない
ことがあるが、そのような場合には、ユーザーに対し
て、内蔵メモリ内のデータをデータカード2にセーブす
ることを促し、そのセーブ後に内蔵メモリ内のデータを
削除してからロードを行うようになっている。
【0034】一方、データのセーブを行う場合には、P
HS端末機1からデータロードを指示する信号が、その
データの種別(電話番号データ、着信音データ、メッセ
ージデータ等)を示す信号と共に送信され、データカー
ド2側では、そのデータの書込みの準備(データメモリ
12への管理用IDの書込み等)を行った上で確認信号
を送信する。
【0035】引続き、PHS端末機1側にて、ユーザー
により指定されたデータ名のデータ(あるいは指定され
たデータ種別に属する全部のデータ)が送信され、デー
タカード2側にてそのデータがデータメモリ12にセー
ブされる。PHS端末機1側にてデータの送信が完了す
ると、完了信号が送信され、データカード2は、その信
号を受け、データのセーブが完了した旨の信号を送り返
す。これにて、ユーザーは、PHS端末機1の内蔵メモ
リ内のデータをデータカード2に対して自在にセーブす
ることができる。
【0036】以上のようなデータのセーブあるいはロー
ドが終了すると、PHS端末機1側から切断指示信号が
送信され、それを受けてデータカード2側から切断確認
信号が送信されてデータカード2の使用が終了されるの
である。データカード2は、電源がオンされているとき
には、常にトランシーバ待受け状態とされるようになっ
ている。
【0037】このような本実施例によれば、ユーザー
は、カード型のデータカード2にPHS端末機1におい
て使用されるデータを記憶させることができ、そのデー
タを自在に呼出して使用することができる。従って、P
HS端末機1の内蔵メモリの容量に制限がある事情があ
っても、データカード2に記憶されたデータをもそのP
HS端末機1で使用可能となり、この結果、PHS端末
機1自体の大型化やコストアップを招くことなく、実質
的な記憶容量の増加を図ることができるという優れた効
果を奏する。
【0038】このとき、データカード2の本体9をカー
ド型に構成したので、ユーザーがポケット等に入れても
かさばることはなく、携帯に極めて便利となり、複数枚
を同時に携帯することも容易となる。また、本実施例で
は、PHS端末機1のトランシーバ機能を利用してデー
タ転送を行う構成としたので、データカード2がPHS
端末機1の近くにあるだけで、ダイレクトに接続してデ
ータ転送が可能となり、機械的な接続作業といった手間
がかからず、しかも通信費を不要として安価に済ませる
ことができるものである。
【0039】さらに、特に本実施例では、データカード
2の本体9に設けられた電源キー11の操作により、電
源をオン又はオフ状態にロックすることを可能としたの
で、携帯時のユーザーの意図指定ない電源オフ又はオン
の誤動作を未然に防止でき、例えば電源をオフ状態にロ
ックすることにより、データカード2をポケット等に入
れているときに何らかの拍子で電源キー11が押されて
電源がオンし、電力が無駄に消費されるといったことを
未然に防止することができると共に、ロックのための別
途の操作キーが不要となり、キーの数を少なく済ませる
ことができるといった利点も得ることができるものであ
る。
【0040】図8及び図9は、本発明の第2の実施例
(請求項4に対応)を示している。この実施例が上記第
1の実施例と異なる点は、データ記憶装置たるデータカ
ード21と、PHS端末機22との間でデータ転送を行
うための手段として、トランシーバ機能を利用すること
に代えて、RS−232C等の通信ケーブル23を介し
てデータの転送を行うように構成したところにある。
【0041】このとき、詳しく図示はしないが、データ
カード21及びPHS端末機22には、夫々コネクタが
設けられ、そのコネクタを介して通信ケーブル23が着
脱自在に接続されるようになっている。つまり、PHS
端末機22においては、通常時には通信ケーブル23は
取外されており、ユーザーは、データカード21を使用
したいときにのみ、通信ケーブル23をPHS端末機2
2に接続する構成となっている。
【0042】そして、PHS端末機22は、通信ケーブ
ル23が接続されたことを検知できるようになってお
り、検知時においては、図9に示すように、データカー
ド21を使用する旨の信号を例えば一定時間毎に送信す
るようになっている。データカード21は、その信号を
受けて自らのカードIDを送信すると共に、PHS端末
機22のPS−ID及び電話番号を要求する信号を送信
する。すると、PHS端末機22は、カードIDが記憶
されているカードIDと一致するかのチェックを行い、
一致していれば、自らのPS−ID及び電話番号を送信
する。それを受けてデータカード21側では、送信され
たPS−ID及び電話番号が、記憶されているPS−I
D及び電話番号と一致するかのチェックを行い、一致し
ていれば、使用許可信号を送信するものである。その後
のデータのロード,セーブのシーケンスは、上記第1の
実施例と同様であるので、図示及び説明を省略する。
【0043】このような実施例によっても、上記第1の
実施例と同様に、PHS端末機22の内蔵メモリの容量
に制限がある事情があっても、データカード21に記憶
されたデータをもそのPHS端末機22で使用可能とな
り、この結果、PHS端末機22自体の大型化やコスト
アップを招くことなく、実質的な記憶容量の増加を図る
ことができるという優れた効果を奏する。そして、PH
S端末機22において通信中であっても、データ転送が
可能となり、またデータ転送を長時間連続して行うこと
ができるといったメリットを併せて得ることができるも
のである。
【0044】尚、上記実施例では、個別選択呼出受信機
としてPHS端末機に適用した例について説明したが、
これに限らず、第2の実施例の如く通信ケーブルを介し
てデータの転送を行うことで、携帯電話機やポケットベ
ル等にも適用することができる。
【0045】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されるものではなく、例えばデータ記憶装置の本体の形
状としては、カード型に限らず、例えば小型箱状であっ
たり棒状(ペン型)であったりしても良く、また、デー
タ記憶装置自体にデータの編集機能(データの部分的な
削除等)を設けるようにしても良いなど、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、システム
構成を概略的に示す図
【図2】データカードの外観を示す斜視図
【図3】データカードの内部構成を示す図
【図4】カードの登録時のPHS端末機側における処理
手順を示すフローチャート
【図5】カード登録時の通信シーケンスを示す図
【図6】データ使用時のPHS端末機側における処理手
順を示すフローチャート
【図7】データ転送時の通信シーケンスを示す図
【図8】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図9】図7相当図
【符号の説明】
図面中、1,22はPHS端末機(個別選択呼出受信
機)、2,21はデータカード(データ記憶装置)、9
は本体、11は電源キー、12はデータメモリ(記憶手
段)、13は制御部(制御手段)、15は無線通信部
(データ転送手段)、23は通信ケーブルを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別選択呼出受信機において使用される
    電話番号,着信音,メッセージ等のデータを記憶するた
    めの装置であって、 携帯可能に構成された本体と、 この本体内に設けられ前記データを記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に対するデータのセーブ,ロードを制御す
    る制御手段と、 前記個別選択呼出受信機との間でのデータの転送を行う
    データ転送手段とを具備することを特徴とする個別選択
    呼出受信機用携帯型データ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記本体は、カード型に構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の個別選択呼出受信機用
    携帯型データ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記データ転送手段は、トランシーバ機
    能を利用した電波によるデータ転送を行うように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の個別選
    択呼出受信機用携帯型データ記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記データ転送手段は、通信ケーブルを
    介してデータ転送を行うように構成されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の個別選択呼出受信機用携
    帯型データ記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記本体には、電源をオン,オフするた
    めの電源キーが設けられていると共に、その電源キーの
    操作により、電源をオン又はオフ状態にロックすること
    が可能な構成とされていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の個別選択呼出受信機用携帯型
    データ記憶装置。
JP08417698A 1998-03-30 1998-03-30 個別選択呼出受信機用携帯型データ記憶装置 Expired - Fee Related JP3307320B2 (ja)

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