JPH11285982A - ねじ締め装置 - Google Patents
ねじ締め装置Info
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- JPH11285982A JPH11285982A JP9137698A JP9137698A JPH11285982A JP H11285982 A JPH11285982 A JP H11285982A JP 9137698 A JP9137698 A JP 9137698A JP 9137698 A JP9137698 A JP 9137698A JP H11285982 A JPH11285982 A JP H11285982A
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- Japan
- Prior art keywords
- nut
- angle
- shaft
- nuts
- sockets
- Prior art date
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- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で反力を受けることなく容易に複
数のナットを同時に正確なトルクで回転させることがで
き、しかも、多様なナットのピッチに対応することがで
きる作業性に優れたねじ締め装置を提供する。 【解決手段】 アングルナットランナ1は、本体11の軸
線とソケット12の軸線とがほぼ直角となるように配置さ
れている。各アングルナットランナの本体11,11の基端
は、軸受け15,15 が設けられ、軸16によって互いに回動
可能に結合されている。ナットのピッチPに応じた間隔
をソケット12,12 が有するようにアングルナットランナ
1,1 の間の角度を調節し、グリップ17を把持してソケッ
ト12,12 をそれぞれナットに係合して連続的に回転させ
る。アングルナットランナ1,1 の基端部が軸16よって連
結されていることにより、ソケット12,12 と軸16との間
で、本体11,11 自体がリンク(2) として機能し、反力に
対抗し得る固定連鎖が構成される。
数のナットを同時に正確なトルクで回転させることがで
き、しかも、多様なナットのピッチに対応することがで
きる作業性に優れたねじ締め装置を提供する。 【解決手段】 アングルナットランナ1は、本体11の軸
線とソケット12の軸線とがほぼ直角となるように配置さ
れている。各アングルナットランナの本体11,11の基端
は、軸受け15,15 が設けられ、軸16によって互いに回動
可能に結合されている。ナットのピッチPに応じた間隔
をソケット12,12 が有するようにアングルナットランナ
1,1 の間の角度を調節し、グリップ17を把持してソケッ
ト12,12 をそれぞれナットに係合して連続的に回転させ
る。アングルナットランナ1,1 の基端部が軸16よって連
結されていることにより、ソケット12,12 と軸16との間
で、本体11,11 自体がリンク(2) として機能し、反力に
対抗し得る固定連鎖が構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ締め装置に関
し、さらに詳しくは、複数のボルトやナット、ねじ等
(これらを総じて「ナット」という)を同時に締付けま
たは緩めるために回転させることができるねじ締め装置
に関するものである。
し、さらに詳しくは、複数のボルトやナット、ねじ等
(これらを総じて「ナット」という)を同時に締付けま
たは緩めるために回転させることができるねじ締め装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナットを所定のトルクで締結すべく回転
させるためのねじ締め装置としては、インパクトレンチ
やオイルパルスレンチのようにモータの回転を衝撃力に
変換してこの衝撃力を断続的に付与することによりナッ
トを回転させる形式(以下、両者を総じて「インパクト
レンチ」という)と、ナットランナのようにモータの回
転を直接あるいは減速器を介して連続して付与すること
によりナットを回転させる形式とがある。
させるためのねじ締め装置としては、インパクトレンチ
やオイルパルスレンチのようにモータの回転を衝撃力に
変換してこの衝撃力を断続的に付与することによりナッ
トを回転させる形式(以下、両者を総じて「インパクト
レンチ」という)と、ナットランナのようにモータの回
転を直接あるいは減速器を介して連続して付与すること
によりナットを回転させる形式とがある。
【0003】インパクトレンチの場合は、断続的な衝撃
力によりナットを締付けるため、高精度の締付トルクを
望むことは困難であるが、締付ける際の反力が僅かなも
のとなる。一方、ナットランナの場合は、連続した謂わ
ば静的な回転によりナットを締付けるため、締付トルク
の精度が高い反面、締付ける際の反力が大きいものとな
る。そのため、単一のナットランナを作業者が手で保持
してナットを回転させる場合には、回転駆動による反力
に対抗し得るために、ナットランナの本体の軸線と出力
軸の先端に設けられナットを係合して回転駆動するソケ
ットの軸線とを、ベベルギヤを介する等してほぼ直角と
なるように配置したアングルナットランナが一般的に用
いられている。
力によりナットを締付けるため、高精度の締付トルクを
望むことは困難であるが、締付ける際の反力が僅かなも
のとなる。一方、ナットランナの場合は、連続した謂わ
ば静的な回転によりナットを締付けるため、締付トルク
の精度が高い反面、締付ける際の反力が大きいものとな
る。そのため、単一のナットランナを作業者が手で保持
してナットを回転させる場合には、回転駆動による反力
に対抗し得るために、ナットランナの本体の軸線と出力
軸の先端に設けられナットを係合して回転駆動するソケ
ットの軸線とを、ベベルギヤを介する等してほぼ直角と
なるように配置したアングルナットランナが一般的に用
いられている。
【0004】なお、これらのねじ締め装置には、所定の
トルクでナットを締付けるため、締付トルクを検出する
ためのセンサが設けられており、このセンサの出力信号
に基づいて工具の駆動を制御することが一般的に行われ
ている。そして、これらのねじ締め装置によりナットを
回転させる対象となる部位の具体的な例としては、例え
ば、リングギヤやフライホイール、あるいは自動車のデ
ファレンシャルケースのカバー等、多軸により締め付け
固定される環状物、エンジンのコンロッド、クランクキ
ャップ、カムキャップ等、2軸により締め付けるもの等
があるが、回転されるナットの数は一般的に偶数である
場合が多い。
トルクでナットを締付けるため、締付トルクを検出する
ためのセンサが設けられており、このセンサの出力信号
に基づいて工具の駆動を制御することが一般的に行われ
ている。そして、これらのねじ締め装置によりナットを
回転させる対象となる部位の具体的な例としては、例え
ば、リングギヤやフライホイール、あるいは自動車のデ
ファレンシャルケースのカバー等、多軸により締め付け
固定される環状物、エンジンのコンロッド、クランクキ
ャップ、カムキャップ等、2軸により締め付けるもの等
があるが、回転されるナットの数は一般的に偶数である
場合が多い。
【0005】ところで、複数のナットを同時に締付ける
ための従来の技術としては、特開昭63−68330号
公報に開示されているように、差動歯車機構と、この差
動歯車機構を駆動するアクチュエータと、このアクチュ
エータと上記差動歯車機構の入力軸との間に介在された
トルク制御部と、上記差動歯車機構の一方の出力軸およ
び差動歯車機構の他方の出力軸から動力が伝達される出
力伝達軸にそれぞれ設けられたねじ締め部材と、を具備
したねじ締め装置が知られている。このねじ締め装置
は、2箇所のねじ締めを同一トルクの状態で同時進行で
きると共に最終締付トルクを同一にできるねじ締め装置
を提供することを目的としたもので、その作用は、アク
チュエータおよびトルク制御部から伝達される動力を差
動歯車機構を介して2つの各ねじ締め部材に伝達し、こ
の差動歯車機構の働きによって各ねじ締め部材のトルク
差がなくなるようにして2箇所のねじ締めを同時に行う
ものである、などと記載されている。
ための従来の技術としては、特開昭63−68330号
公報に開示されているように、差動歯車機構と、この差
動歯車機構を駆動するアクチュエータと、このアクチュ
エータと上記差動歯車機構の入力軸との間に介在された
トルク制御部と、上記差動歯車機構の一方の出力軸およ
び差動歯車機構の他方の出力軸から動力が伝達される出
力伝達軸にそれぞれ設けられたねじ締め部材と、を具備
したねじ締め装置が知られている。このねじ締め装置
は、2箇所のねじ締めを同一トルクの状態で同時進行で
きると共に最終締付トルクを同一にできるねじ締め装置
を提供することを目的としたもので、その作用は、アク
チュエータおよびトルク制御部から伝達される動力を差
動歯車機構を介して2つの各ねじ締め部材に伝達し、こ
の差動歯車機構の働きによって各ねじ締め部材のトルク
差がなくなるようにして2箇所のねじ締めを同時に行う
ものである、などと記載されている。
【0006】また、別の従来の技術としては、特公平1
−58030号公報に開示されているように、フレーム
に2台のナットランナを軸受を介して所定の間隔で配置
しし、各ナットランナにはトルク検出用レバーを一体に
設け、フレームには各トルク検出用レバーの当接する回
り止めを設け、各ナットランナの前記回り止からの反力
を受ける部位にはその部位の歪み量を検出するストレイ
ンゲージを設けた2軸ナットランナにおいて、前記各回
り止めと各トルク検出レバーを、各ナットランナの中心
を結ぶ線分の中点に対して点対称となる様に配置した2
軸ナットランナが知られている。この2軸ナットランナ
は、フレームに軸受を介して一対のナットランナが回転
自在に、且つ一定の間隔を保って支持されている。そし
て、これらのナットランナにはそれぞれトルク検出用レ
バーが一体に設けられている。また、フレームには、各
トルク検出用レバーを挟持する様に締付並びに緩め方向
の回り止めが設けられている。更に、各トルク検出用レ
バーには、その歪み量を検出するストレインゲージがそ
れぞれ貼り付けられている。
−58030号公報に開示されているように、フレーム
に2台のナットランナを軸受を介して所定の間隔で配置
しし、各ナットランナにはトルク検出用レバーを一体に
設け、フレームには各トルク検出用レバーの当接する回
り止めを設け、各ナットランナの前記回り止からの反力
を受ける部位にはその部位の歪み量を検出するストレイ
ンゲージを設けた2軸ナットランナにおいて、前記各回
り止めと各トルク検出レバーを、各ナットランナの中心
を結ぶ線分の中点に対して点対称となる様に配置した2
軸ナットランナが知られている。この2軸ナットランナ
は、フレームに軸受を介して一対のナットランナが回転
自在に、且つ一定の間隔を保って支持されている。そし
て、これらのナットランナにはそれぞれトルク検出用レ
バーが一体に設けられている。また、フレームには、各
トルク検出用レバーを挟持する様に締付並びに緩め方向
の回り止めが設けられている。更に、各トルク検出用レ
バーには、その歪み量を検出するストレインゲージがそ
れぞれ貼り付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記作
業者がアングルナットランナを手で保持して単一のナッ
トを締付ける場合には、作業者が保持する本体の軸線が
ソケットの軸線とほぼ直角となるように配置されている
とはいえ、アングルナットランナの回転駆動による反力
に抵抗するように作業者が保持しなければならず、ま
た、アングルナットランナの反力とこれに対する作業者
の抵抗力とが変動することにより、安定トルクでナット
を締付けることができないという問題があった。そし
て、回転させるべきナットが多数ある場合には、各々の
ナットに1つづつ作業者がナットランナのソケットを係
合させて回転駆動させることは作業性が悪く、手間や時
間がかかるという問題もある。
業者がアングルナットランナを手で保持して単一のナッ
トを締付ける場合には、作業者が保持する本体の軸線が
ソケットの軸線とほぼ直角となるように配置されている
とはいえ、アングルナットランナの回転駆動による反力
に抵抗するように作業者が保持しなければならず、ま
た、アングルナットランナの反力とこれに対する作業者
の抵抗力とが変動することにより、安定トルクでナット
を締付けることができないという問題があった。そし
て、回転させるべきナットが多数ある場合には、各々の
ナットに1つづつ作業者がナットランナのソケットを係
合させて回転駆動させることは作業性が悪く、手間や時
間がかかるという問題もある。
【0008】一方、複数のナットを同時に締付けるため
の上記従来の技術にあっては、アングルナットランナを
作業者が手で保持して1つづつナットを回転させる場合
に比べて、締付けトルクが安定し、作業性が向上する。
しかしながら、特開昭63−68330号公報に開示さ
れたねじ締め装置にあっては、構造が複雑であり、ま
た、ねじ締めを行うねじ締め部材の間隔(ピッチ)を変
更することができず、多様なねじ締め対象となるナット
のピッチに対応することができないという問題があっ
た。
の上記従来の技術にあっては、アングルナットランナを
作業者が手で保持して1つづつナットを回転させる場合
に比べて、締付けトルクが安定し、作業性が向上する。
しかしながら、特開昭63−68330号公報に開示さ
れたねじ締め装置にあっては、構造が複雑であり、ま
た、ねじ締めを行うねじ締め部材の間隔(ピッチ)を変
更することができず、多様なねじ締め対象となるナット
のピッチに対応することができないという問題があっ
た。
【0009】また、特公平1−58030号公報に開示
された2軸ナットランナにあっても、フレームにナット
ランナを一定の間隔を保って支持する構造であるため
に、特開昭63−68330号公報に開示されたねじ締
め装置と同様に、多様なナットのピッチに対応すること
ができないという問題があった。
された2軸ナットランナにあっても、フレームにナット
ランナを一定の間隔を保って支持する構造であるため
に、特開昭63−68330号公報に開示されたねじ締
め装置と同様に、多様なナットのピッチに対応すること
ができないという問題があった。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造で反力を受けることなく容易に複数のナ
ットを同時に正確なトルクで回転させることができ、し
かも、多様なナットのピッチに対応することができる作
業性に優れたねじ締め装置を提供することを目的とす
る。
で、簡単な構造で反力を受けることなく容易に複数のナ
ットを同時に正確なトルクで回転させることができ、し
かも、多様なナットのピッチに対応することができる作
業性に優れたねじ締め装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1のねじ締め装置
に係る発明は、上記目的を達成するために、複数のナッ
トランナを、その間隔を調整可能に連結したことを特徴
とするものである。
に係る発明は、上記目的を達成するために、複数のナッ
トランナを、その間隔を調整可能に連結したことを特徴
とするものである。
【0012】請求項2のねじ締め装置に係る発明は、上
記目的を達成するために、請求項1の発明において、各
ナットランナは、それぞれリンクを備え、該リンクを互
いに回動可能に枢着することにより連結されていること
を特徴とするものである。
記目的を達成するために、請求項1の発明において、各
ナットランナは、それぞれリンクを備え、該リンクを互
いに回動可能に枢着することにより連結されていること
を特徴とするものである。
【0013】請求項1の発明では、ナットランナ間の間
隔をナットのピッチに応じて調整し、各ナットランナの
ソケットをナットに係合して同時に連続して回転駆動す
る。ナットランナが連結されていることにより互いに固
定し、ナットの反力に対抗する。
隔をナットのピッチに応じて調整し、各ナットランナの
ソケットをナットに係合して同時に連続して回転駆動す
る。ナットランナが連結されていることにより互いに固
定し、ナットの反力に対抗する。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、ナットランナが備えたリンクは、その枢着軸とナ
ットにそれぞれ係合されて位置が固定されたソケットと
の間で、反力に対抗し得る固定連鎖を構成する。
いて、ナットランナが備えたリンクは、その枢着軸とナ
ットにそれぞれ係合されて位置が固定されたソケットと
の間で、反力に対抗し得る固定連鎖を構成する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のねじ締め装置の実施の一
形態を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。な
お、図において同一符号は同一部分または相当部分とす
る。本発明のねじ締め装置は、概略、ナットNを連続し
て回転駆動する複数のナットランナ1,1を、その間隔
を調整可能に結合したものである。そして、各ナットラ
ンナ1,1は、それぞれナットNの軸線NC とほぼ直交
する方向に延在するリンク2,2を備え、該リンク2,
2を互いに回動可能に枢着することにより、間隔を調整
可能に結合されたものである。
形態を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。な
お、図において同一符号は同一部分または相当部分とす
る。本発明のねじ締め装置は、概略、ナットNを連続し
て回転駆動する複数のナットランナ1,1を、その間隔
を調整可能に結合したものである。そして、各ナットラ
ンナ1,1は、それぞれナットNの軸線NC とほぼ直交
する方向に延在するリンク2,2を備え、該リンク2,
2を互いに回動可能に枢着することにより、間隔を調整
可能に結合されたものである。
【0016】最初に、本発明のねじ締め装置の第1の実
施の形態を図1および図2に基づいて説明する。この実
施の形態においては、ナットランナ1,1として、本体
11の軸線11C と回転駆動されるナット(図示した例
ではボルトヘッドである)Nが係合されるソケット12
の軸線12C とをほぼ直角となるように配置したアング
ルナットランナが一対で用いられている。各アングルナ
ットランナ1,1は、ソケット12を連続して回転駆動
するための駆動源となるモータ13が、その回転軸の軸
線が本体11の軸線11C と平行となるように設けられ
ている。モータ13は、圧縮空気等の流体圧により駆動
される流体圧モータや電気モータ等公知の正逆回転駆動
可能なモータを用いることができる。モータ13の回転
軸には、減速機構(図示を省略した)が接続される。
施の形態を図1および図2に基づいて説明する。この実
施の形態においては、ナットランナ1,1として、本体
11の軸線11C と回転駆動されるナット(図示した例
ではボルトヘッドである)Nが係合されるソケット12
の軸線12C とをほぼ直角となるように配置したアング
ルナットランナが一対で用いられている。各アングルナ
ットランナ1,1は、ソケット12を連続して回転駆動
するための駆動源となるモータ13が、その回転軸の軸
線が本体11の軸線11C と平行となるように設けられ
ている。モータ13は、圧縮空気等の流体圧により駆動
される流体圧モータや電気モータ等公知の正逆回転駆動
可能なモータを用いることができる。モータ13の回転
軸には、減速機構(図示を省略した)が接続される。
【0017】各アングルナットランナ1,1の先端に
は、ベベルギヤ14を介してモータ13の回転軸の軸線
とほぼ直行する軸線回りに回動可能にソケット12が枢
支されている。一方、各アングルナットランナ1,1の
本体11,11の基端は、軸受け15,15が重合可能
に設けられており、各軸受け15,15は、ナットNの
軸線NC と平行な中心軸線16C を有する軸16によっ
て互いに回動可能に結合されている。そして、軸受け1
5,15が重合され結合された各アングルナットランナ
1,1は、回転させるナットNの配列によって異なる
が、この実施の形態の場合、ソケット12,12の先端
面が同一面上に位置するように設定されている。さら
に、各アングルナットランナ1,1の本体11,11の
中間部には、ナットNに各アングルナットランナ1,1
のソケット12,12のピッチPを合わせて係合させる
ために、作業者が支持して操作するグリップ17が外側
に突出するように設けられている。さらにまた、図示は
省略するが、各アングルナットランナ1,1には、ナッ
トNを回転駆動したときのトルクを検出するための歪み
センサあるいは磁わい式センサ等、トルクセンサがそれ
ぞれ設けられている。
は、ベベルギヤ14を介してモータ13の回転軸の軸線
とほぼ直行する軸線回りに回動可能にソケット12が枢
支されている。一方、各アングルナットランナ1,1の
本体11,11の基端は、軸受け15,15が重合可能
に設けられており、各軸受け15,15は、ナットNの
軸線NC と平行な中心軸線16C を有する軸16によっ
て互いに回動可能に結合されている。そして、軸受け1
5,15が重合され結合された各アングルナットランナ
1,1は、回転させるナットNの配列によって異なる
が、この実施の形態の場合、ソケット12,12の先端
面が同一面上に位置するように設定されている。さら
に、各アングルナットランナ1,1の本体11,11の
中間部には、ナットNに各アングルナットランナ1,1
のソケット12,12のピッチPを合わせて係合させる
ために、作業者が支持して操作するグリップ17が外側
に突出するように設けられている。さらにまた、図示は
省略するが、各アングルナットランナ1,1には、ナッ
トNを回転駆動したときのトルクを検出するための歪み
センサあるいは磁わい式センサ等、トルクセンサがそれ
ぞれ設けられている。
【0018】なお、この実施の形態の場合では、作業者
がねじ締め装置のグリップを支持し操作する場合によっ
て説明したが、本発明はこれに限定されることなく、図
示は省略するが、ねじ締め装置をカウンタバランサによ
って吊り下げ支持し、ナットN,Nに対してソケット1
2,12を係合させる操作のみをグリップ17により行
うように構成することができ、あるいは、ロボットアー
ム等のアクチュエータに取付けることもできる。また、
アングルナットランナ1,1の本体11,11の重合さ
れた軸受け15,15を互いに密着させる手段等、ナッ
トNのピッチPに応じてソケットの間隔を固定するため
の手段を設けてもよい(図示は省略する)。
がねじ締め装置のグリップを支持し操作する場合によっ
て説明したが、本発明はこれに限定されることなく、図
示は省略するが、ねじ締め装置をカウンタバランサによ
って吊り下げ支持し、ナットN,Nに対してソケット1
2,12を係合させる操作のみをグリップ17により行
うように構成することができ、あるいは、ロボットアー
ム等のアクチュエータに取付けることもできる。また、
アングルナットランナ1,1の本体11,11の重合さ
れた軸受け15,15を互いに密着させる手段等、ナッ
トNのピッチPに応じてソケットの間隔を固定するため
の手段を設けてもよい(図示は省略する)。
【0019】このようにして構成されたねじ締め装置で
は、直線状あるいは円弧に沿って配列されたナットNの
ピッチPに応じた間隔をソケット12,12が有するよ
うにアングルナットランナ1,1の間の角度を調節し、
グリップ17を把持してソケット12,12をそれぞれ
ナットNに係合し、各アングルナットランナ1,1のモ
ータ13,13を同方向に駆動させ、回転軸、ベベルギ
ヤ14を介してソケット12,12を連続的に回転させ
てナットNを締付けまたは緩めるべく回転させる。この
とき、ナットNの締付け終期または緩め開始期において
特に回転駆動に対する反力が生じることとなる。しかし
ながら、アングルナットランナ1,1の基端部が軸16
によって連結されていることにより、一対のナットN,
Nにそれぞれ係合されて位置が固定されたソケット1
2,12とアングルナットランナ1,1を連結する軸1
6との間で、本体11,11自体がリンク(2)として
機能し、反力に対抗し得る固定連鎖が構成されることと
なる。そして、アングルナットランナ1,1による回転
駆動とこれにより生じる反力により、螺合されたナット
Nのバックラッシ、および、各アングルナットランナ
1,1の軸受け15,15と軸16との間のガタツキが
除去されるため、図示しないセンサによる回転トルクの
検出の精度が高くなる。その後、ナットNを締付ける場
合には、例えば各アングルナットランナ1,1に設けら
れたセンサにより検出される回転トルクがそれぞれ所定
値以上に達した時点でモータ13の回転駆動を停止さ
せ、また、ナットNを緩める場合には、例えば各アング
ルナットランナ1,1のセンサが検出した回転トルクが
所定値以下となったときから所定回転数だけ回転させた
時点でモータ13の回転駆動を停止させる。ナットを回
転させる対象がリングギヤやフライホイール等、多軸に
より締め付け固定される環状物である場合には、回転さ
せ終えたナットN,Nからソケット12,12を取り外
し、次に回転させるナットN,Nにソケット12,12
を係合して上記作業を繰り返す。
は、直線状あるいは円弧に沿って配列されたナットNの
ピッチPに応じた間隔をソケット12,12が有するよ
うにアングルナットランナ1,1の間の角度を調節し、
グリップ17を把持してソケット12,12をそれぞれ
ナットNに係合し、各アングルナットランナ1,1のモ
ータ13,13を同方向に駆動させ、回転軸、ベベルギ
ヤ14を介してソケット12,12を連続的に回転させ
てナットNを締付けまたは緩めるべく回転させる。この
とき、ナットNの締付け終期または緩め開始期において
特に回転駆動に対する反力が生じることとなる。しかし
ながら、アングルナットランナ1,1の基端部が軸16
によって連結されていることにより、一対のナットN,
Nにそれぞれ係合されて位置が固定されたソケット1
2,12とアングルナットランナ1,1を連結する軸1
6との間で、本体11,11自体がリンク(2)として
機能し、反力に対抗し得る固定連鎖が構成されることと
なる。そして、アングルナットランナ1,1による回転
駆動とこれにより生じる反力により、螺合されたナット
Nのバックラッシ、および、各アングルナットランナ
1,1の軸受け15,15と軸16との間のガタツキが
除去されるため、図示しないセンサによる回転トルクの
検出の精度が高くなる。その後、ナットNを締付ける場
合には、例えば各アングルナットランナ1,1に設けら
れたセンサにより検出される回転トルクがそれぞれ所定
値以上に達した時点でモータ13の回転駆動を停止さ
せ、また、ナットNを緩める場合には、例えば各アング
ルナットランナ1,1のセンサが検出した回転トルクが
所定値以下となったときから所定回転数だけ回転させた
時点でモータ13の回転駆動を停止させる。ナットを回
転させる対象がリングギヤやフライホイール等、多軸に
より締め付け固定される環状物である場合には、回転さ
せ終えたナットN,Nからソケット12,12を取り外
し、次に回転させるナットN,Nにソケット12,12
を係合して上記作業を繰り返す。
【0020】次に、本発明のねじ締め装置の第2の実施
の形態を図3に基づいて説明する。なお、この実施の形
態においては、上述した第1の実施の形態と同様または
相当する部分については同様の符号を付してその説明を
省略する。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる
のは、用いられる一対のナットランナ1,1がストレー
トタイプのものであり、これらのナットランナ1,1は
リンク2がそれぞれ設けられている。
の形態を図3に基づいて説明する。なお、この実施の形
態においては、上述した第1の実施の形態と同様または
相当する部分については同様の符号を付してその説明を
省略する。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる
のは、用いられる一対のナットランナ1,1がストレー
トタイプのものであり、これらのナットランナ1,1は
リンク2がそれぞれ設けられている。
【0021】各ナットランナ1,1のソケット12の回
転中心軸線12C は、ナットランナ1の本体11の軸線
11C と平行となるように配置されている。各ナットラ
ンナ1,1の本体11,11の側部であってソケット1
2の近傍側の先端には、その軸線11C とほぼ直交する
方向に延在するように、リンク2,2の一端がそれぞれ
本体11,11に対して回転不能に設けられている。そ
して、リンク2,2の他端には第1の実施の形態と同様
の軸受け15,15がそれぞれ重合可能に設けられ、両
軸受け15,15は、ナットランナ1の本体11の軸線
11C と平行な中心軸線16C を有する軸16によって
互いに回動可能に結合されている。そして、両ナットラ
ンナ1,1のソケット12,12は、先端面が同一面上
に位置するように設定されている。
転中心軸線12C は、ナットランナ1の本体11の軸線
11C と平行となるように配置されている。各ナットラ
ンナ1,1の本体11,11の側部であってソケット1
2の近傍側の先端には、その軸線11C とほぼ直交する
方向に延在するように、リンク2,2の一端がそれぞれ
本体11,11に対して回転不能に設けられている。そ
して、リンク2,2の他端には第1の実施の形態と同様
の軸受け15,15がそれぞれ重合可能に設けられ、両
軸受け15,15は、ナットランナ1の本体11の軸線
11C と平行な中心軸線16C を有する軸16によって
互いに回動可能に結合されている。そして、両ナットラ
ンナ1,1のソケット12,12は、先端面が同一面上
に位置するように設定されている。
【0022】このようにして構成されたねじ締め装置で
は、ナットNのピッチPに応じた間隔をソケット12,
12が有するように両リンク2,2の間の角度を調節
し、グリップ17,17を把持してソケット12,12
をそれぞれナットN,Nに係合し、各ナットランナ1,
1のモータ13を駆動させてソケット12,12を連続
的に同方向に回転させてナットN,Nを締付けまたは緩
めるべく回転させる。このとき、ナットNの締付け終期
または緩め開始期において特に回転駆動に対する反力が
生じることとなる。しかしながら、ナットランナ1,1
に回動不能に設けられたリンク2,2の端部が軸16に
よって連結されていることにより、一対のナットN,N
にそれぞれ係合されて位置が固定されたソケット12,
12とナットランナ1,1を連結する軸16との間のリ
ンク2,2が、反力に対抗し得る固定連鎖を構成するこ
ととなる。そして、ナットランナ1,1による回転駆動
とこれにより生じる反力により、螺合されたナットNの
バックラッシ、および、両リンク2,2の軸受け15,
15と軸16との間のガタツキが除去されるため、図示
しないセンサによる回転トルクの検出の精度が高くな
る。その後、ナットNを締付ける場合には、例えば各ナ
ットランナ1,1に設けられたセンサにより検出される
回転トルクがそれぞれ所定値以上に達した時点でモータ
13の回転駆動を停止させ、また、ナットNを緩める場
合には、例えば各ナットランナ1,1のセンサが検出し
た回転トルクが所定値以下となったときから所定回転数
だけ回転させた時点でモータ13の回転駆動を停止させ
る。
は、ナットNのピッチPに応じた間隔をソケット12,
12が有するように両リンク2,2の間の角度を調節
し、グリップ17,17を把持してソケット12,12
をそれぞれナットN,Nに係合し、各ナットランナ1,
1のモータ13を駆動させてソケット12,12を連続
的に同方向に回転させてナットN,Nを締付けまたは緩
めるべく回転させる。このとき、ナットNの締付け終期
または緩め開始期において特に回転駆動に対する反力が
生じることとなる。しかしながら、ナットランナ1,1
に回動不能に設けられたリンク2,2の端部が軸16に
よって連結されていることにより、一対のナットN,N
にそれぞれ係合されて位置が固定されたソケット12,
12とナットランナ1,1を連結する軸16との間のリ
ンク2,2が、反力に対抗し得る固定連鎖を構成するこ
ととなる。そして、ナットランナ1,1による回転駆動
とこれにより生じる反力により、螺合されたナットNの
バックラッシ、および、両リンク2,2の軸受け15,
15と軸16との間のガタツキが除去されるため、図示
しないセンサによる回転トルクの検出の精度が高くな
る。その後、ナットNを締付ける場合には、例えば各ナ
ットランナ1,1に設けられたセンサにより検出される
回転トルクがそれぞれ所定値以上に達した時点でモータ
13の回転駆動を停止させ、また、ナットNを緩める場
合には、例えば各ナットランナ1,1のセンサが検出し
た回転トルクが所定値以下となったときから所定回転数
だけ回転させた時点でモータ13の回転駆動を停止させ
る。
【0023】なお、上述した実施の形態の場合、いずれ
もナットNとしてのボルトヘッドにソケットを係合して
回転させる場合によって説明したが、本発明のねじ締め
装置はこれに限定されることなく、例えば、ソケット1
2に代えてねじ回し等を取付けることもできる。また、
ナットランナ1を必ずしも一対で用いる場合に限定され
ることなく、3つ以上のナットランナ1,1,1・・・
を、その間隔を調整可能に連結したものとすることもで
きる。この場合におおいては、回転させるナットNの配
列に応じて、各ナットランナ1,1,1・・・を連結す
る軸16からソケット12の軸線12C までの距離を変
化させることができるように、リンク2,2,2・・・
を伸縮可能に構成することが望ましい。
もナットNとしてのボルトヘッドにソケットを係合して
回転させる場合によって説明したが、本発明のねじ締め
装置はこれに限定されることなく、例えば、ソケット1
2に代えてねじ回し等を取付けることもできる。また、
ナットランナ1を必ずしも一対で用いる場合に限定され
ることなく、3つ以上のナットランナ1,1,1・・・
を、その間隔を調整可能に連結したものとすることもで
きる。この場合におおいては、回転させるナットNの配
列に応じて、各ナットランナ1,1,1・・・を連結す
る軸16からソケット12の軸線12C までの距離を変
化させることができるように、リンク2,2,2・・・
を伸縮可能に構成することが望ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、複数のナットランナ
を、その間隔を調整可能に連結したことにより、簡単な
構造で反力に対抗し得る固定連鎖を構成するために、反
力を受けることなく容易に複数のナットを同時に正確な
トルクで回転させることができ、しかも、多様なナット
のピッチに対応して調整するすることができるために、
作業性に優れたねじ締め装置を提供することができる。
を、その間隔を調整可能に連結したことにより、簡単な
構造で反力に対抗し得る固定連鎖を構成するために、反
力を受けることなく容易に複数のナットを同時に正確な
トルクで回転させることができ、しかも、多様なナット
のピッチに対応して調整するすることができるために、
作業性に優れたねじ締め装置を提供することができる。
【図1】本発明のねじ締め装置の第1の実施の形態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明のねじ締め装置の第2の実施の形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 ナットランナ 2 リンク 12 ソケット N ナット P ナットのピッチ(間隔)
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のナットランナを、その間隔を調整
可能に連結したことを特徴とするねじ締め装置。 - 【請求項2】 各ナットランナは、それぞれリンクを備
え、該リンクを互いに回動可能に枢着することにより連
結されていることを特徴とする請求項2に記載のねじ締
め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137698A JPH11285982A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ねじ締め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137698A JPH11285982A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ねじ締め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285982A true JPH11285982A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14024664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9137698A Pending JPH11285982A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | ねじ締め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285982A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104493769A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 江苏申凯包装高新技术股份有限公司 | 多功能特殊扳手 |
| CN107825344A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-03-23 | 潍坊威广机器人科技有限公司 | 一种微调角度防内六角螺栓副转动装置 |
| CN107866774A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-04-03 | 潍坊威广机器人科技有限公司 | 一种微调角度防转动工具 |
| CN109333431A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-02-15 | 中煤第建设有限公司 | 法兰螺栓紧固辅助配套工具 |
| CN117260600A (zh) * | 2023-09-18 | 2023-12-22 | 上海中船三井造船柴油机有限公司 | 用于对角螺栓的可调距式同扭矩上紧装置 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9137698A patent/JPH11285982A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104493769A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 江苏申凯包装高新技术股份有限公司 | 多功能特殊扳手 |
| CN107825344A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-03-23 | 潍坊威广机器人科技有限公司 | 一种微调角度防内六角螺栓副转动装置 |
| CN107866774A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-04-03 | 潍坊威广机器人科技有限公司 | 一种微调角度防转动工具 |
| CN109333431A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-02-15 | 中煤第建设有限公司 | 法兰螺栓紧固辅助配套工具 |
| CN117260600A (zh) * | 2023-09-18 | 2023-12-22 | 上海中船三井造船柴油机有限公司 | 用于对角螺栓的可调距式同扭矩上紧装置 |
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