JPH11286016A - 合成樹脂材積層物の分離分別装置 - Google Patents

合成樹脂材積層物の分離分別装置

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JPH11286016A
JPH11286016A JP9146498A JP9146498A JPH11286016A JP H11286016 A JPH11286016 A JP H11286016A JP 9146498 A JP9146498 A JP 9146498A JP 9146498 A JP9146498 A JP 9146498A JP H11286016 A JPH11286016 A JP H11286016A
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sieve
sieve member
separation
synthetic resin
rubbing
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Application number
JP9146498A
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Shiro Naito
司郎 内藤
Noboru Hirano
昇 平野
Keigo Mura
圭吾 村
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂材積層物を表皮材とクッション材と
に効率良く分離分別し得る合成樹脂材積層物の分離分別
装置を提供する。 【解決手段】 篩部材9内に投入された合成樹脂材積層
物Aの破片群を前記擦り付け部材21により篩部材9に
擦り付けることにより,各破片のクッション材bを粉砕
しながら篩部材9に通過させる分離分別装置において,
擦り付け部材21の篩部材9内周面に対向する外側面f
1 を回転方向R後方に向かって半径方向外方へ傾斜さ
せ,それと反対側の内側面f2 を回転方向R後方に向か
って半径方向内方へ傾斜させ,積層物A破片に対する擦
り付け効果と攪拌効果を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,相互に接合して合
成樹脂材積層物を構成する合成樹脂の表皮材と合成樹脂
のクッション材とを分離分別する,合成樹脂材積層物の
分離分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,自動車等の内装材として用いられ
る,合成樹脂の表皮材と合成樹脂のクッション材とを接
合してなる合成樹脂材積層物の廃材再利用が強く要請さ
れているが,その再利用に当たっては,先ず,合成樹脂
材積層物を表皮材とクッション材とに分離分別する必要
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その要求に応えるべ
く,本出願人は,既に,ドラムと,このドラム内に,そ
の内周面との間に分離室を画成して配設される環状の篩
部材と,この篩部材内に,それと同心に配設される回転
板と,この回転板に固着されて前記篩部材の内周面に所
定間隙を存して対向する擦り付け部材と,前記回転板を
回転駆動する駆動手段とを備え,前記篩部材内に投入さ
れた合成樹脂材積層物破片群を前記擦り付け部材により
前記篩部材に擦り付けることにより,各破片のクッショ
ン材を粉砕しながら前記篩部材に通過させて前記分離室
に受容させるようにした,合成樹脂材積層物の分離分別
装置を提案している(特願平9−206780号)。
【0004】上記装置によれば,各破片の表皮材を篩部
材内に残留させながら,各破片のクッション材を粉砕,
剥離して篩部材を通過させ,分離室に受容させ,もって
合成樹脂材積層物を表皮材とクッション材とに自動的に
効率良く分離分別することができる。
【0005】本発明は,上記装置を改良して,更に効率
良く合成樹脂材積層物を表皮材とクッション材とに分離
分別し得るようにし,稼働時間の短縮を図り,コストの
低減に寄与し得る,前記合成樹脂材積層物の分離分別装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,相互に接合して合成樹脂材積層物を構成
する合成樹脂の表皮材と合成樹脂のクッション材とを分
離する,合成樹脂材積層物の分離分別装置であって,ド
ラムと,このドラム内に,その内周面との間に分離室を
画成して配設される環状の篩部材と,この篩部材内に,
それと同心に配設される回転板と,この回転板に固着さ
れて前記篩部材の内周面に所定間隙を存して対向する擦
り付け部材と,前記回転板を回転駆動する駆動手段とを
備え,前記篩部材内に投入された前記合成樹脂材積層物
破片群を前記擦り付け部材により前記篩部材に擦り付け
ることにより,各破片のクッション材を粉砕しながら前
記篩部材に通過させて前記分離室に受容させるようにし
た,合成樹脂材積層物の分離分別装置であって,前記擦
り付け部材を,該部材の,篩部材内周面に対向する半径
方向外側面がその回転方向後方に向かって半径方向外方
へ傾斜し,それと反対側の半径方向内側面がその回転方
向後方に向かって半径方向内方へ傾斜するように形成し
たことを第1の特徴とする。
【0007】この第1の特徴によれば,擦り付け部材の
回転時,該部材の半径方向該側面は,積層物破片群にし
ごきを与えながら篩部材に擦り付けるので,擦り付け効
果が高まり,クッション材をよく粉砕して表皮材から剥
離することができる。その際,比較的強靱な表皮材は殆
ど粉砕されない。一方,擦り付け部材の半径方向内側面
は,積層物破片群を掬い上げることにより,その破片群
を効果的に攪拌することができる。このような擦り付け
部材の両側面の作用により,積層物破片群を均等に効率
良く表皮材とクッション材とに分離することができる。
こうして分離された表皮材は篩部材内に留まり,クッシ
ョン材は篩部材の網目を通過して分離室に受容される。
【0008】また本発明は,上記特徴に加えて,前記篩
部材の網目の全周縁に,該篩部材の半径方向内方に隆起
するエッジを形成したことを第2の特徴とする。
【0009】この第2の特徴によれば,擦り付け部材が
積層物破片群を篩部材に擦り付けたとき,篩部材の網目
全周縁のエッジが各破片を引っ掻くことにより,クッシ
ョン材の粉砕,剥離を一層効果的に行うことができる。
【0010】さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前
記篩部材の網目を,擦り付け部材の回転方向に沿ってジ
グザグ状に配置すると共に,該篩部材の軸方向に隣接す
る該網目相互のエッジ間隔を,該網目の内径と同等又は
それより小さく設定したことを第3の特徴とする。
【0011】この第3の特徴によれば,篩部材の内周面
をその回転方向から見たとき,網目のエッジが存在しな
い領域はなく,したがって擦り付け部材が積層物破片群
を篩部材に擦り付けたとき,各破片は必ず篩部材の網目
のエッジに引っ掻かれるになり,クッション材の粉砕,
剥離をより一層効果的に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0013】図1は合成樹脂材積層物の分離分別装置の
側面図,図2は上記分離分別装置及びその付属機器の全
体図,図3は図1の3−3線断面図,図4は図3の4−
4線断面図,図5は図3の要部拡大図,図6は図4の要
部拡大図,図7は篩部材の展開内面図,図8は図7の8
−8線断面図,図9は合成樹脂材積層物の分離分別過程
説明図である。
【0014】図9において,廃材となった自動車の内装
材の合成樹脂材積層物Aは,例えばPVC,ABS,P
P(ポリプロピレン)等よりなる表皮材aと,ポリウレ
タン発泡体,PP発泡体,PE(ポリエチレン)発泡体
等よりなるクッション材bとを接着若しくは融着してな
るもので,両材間の分離を行う前に該積層物Aを破砕機
にかけて,3〜6mm四方の無数の積層物A破片を得る。
次いで,これらの積層物A破片は,図1及び第2図に示
すように貯蔵タンク30に貯蔵され,適量宛分離分別装
置1にかけられ,表皮材a破片とクッション材b粉末と
に分離されると共に,分別されるものである。
【0015】図1ないし図8により,分離分別装置1に
ついて説明する。
【0016】先ず,図3及び図4において,この分離分
別装置1の機台2には,軸線を水平にした円筒形のドラ
ム3と,ロータ軸4aを上記軸線と平行にした電動モー
タ4(駆動手段)とが取付けられる。ドラム3は,左右
両端に一対の内向きフランジ5a,5bを有する円胴5
と,その右方のフランジ5bに固着されて円胴5の右端
面を閉鎖する端板6と左方のフランジ5aにヒンジ18
を介し連結されて円胴5の左端面を開閉するドア7とか
ら構成される。ドラム3は機台2に固定され,ドア7
は,ドラム3に設けられたクランプ19により通常,閉
じ状態に保持される。
【0017】図3及び図5に示すように,ドラム3には
環状の篩ユニット8が装着される。この篩ユニット8
は,環状の篩部材9と,この篩部材9の両端に係合する
左右一対のリング体10a,10bと,篩部材9の軸方
向中央部外周に嵌合する補強環11とを備え,各リング
体10a,10bと補強環11とは,篩部材9の外周側
で周方向に並ぶ多数のディスタンスカラー12を介して
多数のボルト13により一体に結合される。この篩ユニ
ット8のドラム3への装着に際して,左右のリング体1
0a,10bが円胴5の左右のフランジ5a,5bの内
周に嵌合される。そして,この篩ユニット8の回り止め
のために,右方のリング体10bの外側面に突設された
位置決めピン14が,前記端板6の内側面に設けられた
位置決め孔15に嵌入される。而して,ドラム3の円胴
5内周面と篩部材9との間には環状の分離室17が画成
される。
【0018】図6ないし図8に示すように,篩部材9
は,鋼板に前記積層物A破片より小さい円形の網目9a
を無数穿設してなるもので,各網目9aには,その全周
縁にわたり篩部材9の半径方向内方へ隆起したエッジ2
6が形成される。また網目9aは,篩部材9の回転方向
Rに沿ってジグザグ状に配置されると共に,篩部材9の
軸方向に隣接する網目9a相互のエッジ間隔Sが網目9
aの内径Dと同等又はそれより小さく設定される。
【0019】再び図3及び図4において,ドラム3内に
は,上記端板6の内側面に隣接する回転板20がドラム
3と同心に配設される。この回転板20の周縁部には,
等間隔に並ぶ複数(図示例では4個)の擦り付け部材2
1がボルト31により固着される。回転板20を支持す
る回転軸22は,端板6を気密に貫通して,機台2上の
軸受23に支承され,この回転軸22が前記電動モータ
4のロータ軸4aにベルト伝動装置24を介して連結さ
れる。したがって,電動モータ4の作動により回転板2
0を介して擦り付け部材21を回転することができる。
【0020】図6に示すように,各擦り付け部材21
は,回転板20にボルト31で直接固着されて半径方向
外方に延びる柄部21aと,この柄部21aの先端に一
体に形成されて篩部材9の内周面に対向してその軸方向
に延びるへら部21bとからなっている。へら部21b
は,篩部材9の内周面に対しその全幅にわたり所定間隙
25を存して対向する半径方向外側面f1 と,それと半
体側の半径方向内側面f 2 とを有する。その外側面f1
は,その全体が擦り付け部材21の回転方向R後方に向
かって半径方向外方へ傾斜し,またその内側面f2 は,
その全体が上記回転方向R後方に向かって半径方向内方
へ傾斜していて,へら部21bの横断面を楔形に形成し
ている。またへら部21bの各隅角部には丸みが付して
ある。
【0021】ドア7の中心部には,ドラム3内に積層物
A破片を投入するための投入口28と,この投入口28
を取り囲む外気取り入れ口32とが設けられ,投入口2
8にはホッパ29が接続され,外気取り入れ口32には
スクリーン33が張設される。さらにドア7には,透明
蓋27aにより閉鎖される覗き窓27が設けられる。
【0022】図1に示すように,上記ホッパ29には定
量供給装置50が導管51を介して接続される。この定
量供給装置50は,積層物A破片を一定量受容する定量
タンク52と,その受容された積層物破片を前記ホッパ
29に送る振動フィーダ53とからなっており,定量タ
ンク52には,受容する積層物破片が規定量に達するこ
とを検知する定量センサ54が付設される。定量タンク
52には,積層物A破片を貯蔵する貯蔵タンク30が供
給ダクト55を介して接続される。貯蔵タンク30の底
部には電動ポンプ56が設けられ,その作動により貯蔵
タンク30内の積層物A破片を定量タンク52に供給し
得るようになっており,また定量タンク52内の積層物
A破片が規定量に達したことで定量センサ54が出力す
る検知信号により,電動ポンプ56の作動が停止される
と共に,振動フィーダ53が作動されるようになってい
る。
【0023】図2及び図4に示すように,ドラム3の円
胴5には,その上部,中間部及び下部にそれぞれ分離室
17に開口する第1ないし第3排出口351 〜353
設けられる。第1及び第2排出口351 〜353 は同一
の大きさに形成されるが,下部の第3排出口353 は,
上記2つの排出口351 ,352 より大きく形成され
る。これら3つの排出口351 〜353 は第1排出管3
1 を介して第1サイクロン371 に接続され,第1排
出管361 の途中に第1電動ブロワ381 が設けられ
る。
【0024】一方,篩ユニット8の下部には,第3排出
口353 内において,それより小さい第4排出口354
が篩部材9の内側に開口するように設けられ,この第4
排出口354 に接続される第2排出管362 は,その途
中で第1排出管361 の側壁を貫通して第2サイクロン
372 に接続される。第2排出管362 には第2電動ブ
ロワ382 が設けられる。
【0025】第1及び第2サイクロン371 ,37
2 は,上部にフィルタ40を備えた排気口41,下部に
放出口42をそれぞれ有し,これらの放出口42の真下
に第1及び第2タンク431 ,432 がそれぞれ設置さ
れる。
【0026】第4排出口354 はシャッタ45により開
閉される。このシャッタ45は,ドラム3に設けられた
ブラケット46に回転自在に支承される枢軸45aを備
えており,この枢軸45aに固着されたレバー47に,
ドラム3の下部に配設されるエアシリンダ48の作動ロ
ッド48aが連結される。したがって,このエアシリン
ダ48の作動によりシャッタ45を開閉することができ
る。
【0027】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0028】本発明の分離分別装置1の使用に当たって
は,先ず,電動ポンプ56を作動して貯蔵タンク30内
の積層物A破片を定量タンク52に供給する。定量タン
ク52内の受容量が規定量に達すると,定量センサ54
が検知信号を発して電動モータ4を停止すると共に,振
動フィーダ53を作動するので,定量タンク52内の規
定量の積層物A破片が導管51及びホッパ29を通して
ドラム3内に自動的に投入される。上記規定量は,図6
に示すように,擦り付け部材21の回転時,そのへら部
21bが篩部材9内周面上に均される積層物A破片層に
適当に埋まる程度に設定されるものである。
【0029】次にシャッタ45により第4排出口354
を閉鎖した状態で,電動モータ4を作動することにより
回転板13を介して擦り付け部材21を矢印R方向へ回
転し,同時に第1電動ブロワ381 を作動する。
【0030】擦り付け部材21の回転によれば,そのへ
ら部21bの半径方向外側面f1 が,これと篩部材9の
内周面との間に介在する積層物A破片群を篩部材9に対
して擦り付けるが,その際,該外側面f1 は,その回転
方向R後方に向かって半径方向外方に傾斜していて,該
外側面f1 と篩部材9の内周面との間隙25が回転方向
R後方にいくに従い狭くなっているから,擦り付け部材
21の回転に伴い該外側面f1 が積層物A破片群にしご
きを与えることになり,擦り付け効果を高めることがで
きる。その結果,積層物A破片のクッション材bは直ち
に粉砕されて表皮材aから剥離するが,表皮材aは比較
的強靱であるため殆ど粉砕されない。
【0031】一方,へら部21bの半径方向内側面f2
は,その回転方向R後方に向かって半径方向内方へ傾斜
しているから,擦り付け部材21の回転に伴い該内側面
2が積層物A破片群を掬い上げることにより,その破
片群を効果的に攪拌することができる。このような擦り
付け部材21の両側面f1 ,f2 の作用により,積層物
A破片群を均等に効率良く表皮材aとクッション材bと
に分離することができる。
【0032】しかも,篩部材9の網目9aの全周縁に
は,篩部材9の内方に隆起するエッジ26が形成してあ
るから,へら部21bが積層物A破片群を篩部材9に擦
り付けたとき,網目9a全周縁のエッジ26が各破片を
引っ掻くことにより,クッション材bの粉砕,剥離を一
層効果的に行うことができる。この場合,特に,篩部材
9の網目9aは,擦り付け部材21の回転方向Rに沿っ
てジグザグ状に配置され,且つ篩部材9の軸方向に隣接
する網目9a相互のエッジ間隔Sが網目9aの内径Dと
同等又はそれより小さく設定されるので,篩部材9の内
周面をその回転方向Rから見たとき,網目9aのエッジ
26が存在しない領域はなく,したがってへら部21b
が積層物A破片群を篩部材9に擦り付けたとき,各破片
は漏れなく網目9aのエッジ26に引っ掻かれるにな
り,クッション材bの粉砕,剥離をより一層効果的に行
うことができる。
【0033】こうして分離された表皮材aは篩部材内に
留まり,クッション材bは篩部材9の網目9aから分離
室17に移行する。
【0034】この間,第1電動ブロワ381 の作動によ
り,外気取り入れ口32からドラム3内に流入した空気
が第1ないし第3排出口351 〜353 から出て第1排
出管361 で合流し,第1サイクロン371 へと圧送さ
れ,ドラム3内が常に良好な換気状態に置かれるので,
クッション材bの粉砕,剥離に伴い大量の熱が発生して
も,上記換気によりドラム3内を効果的に冷却してドラ
ム3内の過度の温度上昇を抑制し,過度の温度上昇によ
る積層物A破片同志の融着を未然に防ぐことができる。
【0035】しかも,ドラム3内を冷却し終えた空気
は,分離室17に移行したクッション材b粉末を伴って
第1ないし第3排出口351 〜353 から出て第1サイ
クロン371 へと流れるから,クッション材b粉末の第
1サイクロン371 への移送にも貢献する。そして最終
的には表皮材aのみが篩ユニット8内に残留することに
なる。
【0036】第1サイクロン371 では,第1排出管3
1 からの空気を減速してフィルタ40付きの排気口4
1から外部に放出し,クッション材b粉末は放出口42
から落下させて第1タンク431 に貯留する。
【0037】第1タンク431 にクッション材bが落下
しなくなれば,それはクッション材bが表皮材aから分
離したことを意味するので,それを確認したならば,電
動モータ4を停止して擦り付け部材21の回転を止める
と共に,第1電動ブロワ38 1 の作動を停止する。次い
で,エアシリンダ48によりシャッタ45を開き,即ち
第4排出口354 を開放してから第2電動ブロワ382
を作動させる。すると,今度はドラム3内から第2排出
管362 を経て第2サイクロン372 へ向かう気流が発
生し,篩ユニット8内に残留した表皮材a破片は,その
気流により第2サイクロン372 へと運ばれる。
【0038】この場合,特に,第4排出口354 が篩部
材9の下部に設けられているので,篩部材9内に溜まっ
た表皮材a破片は第4排出口354 外へスムーズに落下
し,しかもその落下は第2電動ブロワ382 の作動によ
る気流に加速されるため,ドラム3から第2サイクロン
372 への表皮材a破片の移送を迅速に行うことができ
る。そして,第2サイクロン372 では,第2排出管3
2 からの空気を減速してフィルタ40付きの排気口4
1から外部に放出し,表皮材a破片は放出口42から落
下させて第2タンク432 に貯留する。
【0039】このように,クッション材bの破砕,剥離
を効果的に行い得ること,ドラム3内の冷却が良好で,
連続運転が可能であること,並びにドラム3内に残留し
た表皮材a破片をドラム3外へ迅速に排出し得ること
は,ドラム3への積層物A破片の投入時から表皮材a破
片の排出時までの分離分別時間の短縮に大いに寄与し,
コスト低減をもたらすことができる。
【0040】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨の範囲を逸脱することなく,種々の設
計変更が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,ドラムと,このドラム内に,その内周面との間に分
離室を画成して配設される環状の篩部材と,この篩部材
内に,それと同心に配設される回転板と,この回転板に
固着されて前記篩部材の内周面に所定間隙を存して対向
する擦り付け部材と,前記回転板を回転駆動する駆動手
段とを備え,前記篩部材内に投入された合成樹脂材積層
物破片群を前記擦り付け部材により前記篩部材に擦り付
けることにより,各破片のクッション材を粉砕しながら
前記篩部材に通過させて前記分離室に受容させるように
した,合成樹脂材積層物の分離分別装置であって,前記
擦り付け部材を,該部材の半径方向外側面全体がその回
転方向後方に向かって半径方向外方へ傾斜し,また該部
材の半径方向内側面全体がその回転方向後方に向かって
半径方向内方へ傾斜するように形成したので,擦り付け
部材の回転時,その外側面により,積層物破片群にしご
きを与えながら篩部材に擦り付けて,擦り付け効果を高
めることができ,一方,擦り付け部材の半径方向内側面
により,積層物破片群を掬い上げることにより,その破
片群を効果的に攪拌することができ,その結果,積層物
破片群を均等に効率良く表皮材とクッション材とに分離
することができる。
【0042】また本発明の第2の特徴によれば,前記篩
部材の網目の全周縁に,該篩部材の半径方向内方に隆起
するエッジを形成したので,篩部材の網目全周縁のエッ
ジが各破片を引っ掻くことにより,クッション材の粉
砕,剥離を一層効果的に行うことができる。
【0043】さらに本発明の第3の特徴によれば,前記
篩部材の網目を,擦り付け部材の回転方向に沿ってジグ
ザグ状に配置すると共に,該篩部材の軸方向に隣接する
該網目相互のエッジ間隔を,該網目の内径と同等又はそ
れより小さく設定したので,積層物破片を漏れなく篩部
材の網目のエッジで引っ掻かくことができ,クッション
材の粉砕,剥離をより一層効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成樹脂材積層物の分離分別装置の側面図。
【図2】上記分離分別装置及びその付属機器の全体図。
【図3】図1の3−3線断面図。
【図4】図3の4−4線断面図。
【図5】図3の要部拡大図。
【図6】図4の要部拡大図。
【図7】篩部材の展開内面図。
【図8】図7の8−8線断面図。
【図9】合成樹脂材積層物の分離分別過程説明図。
【符号の説明】
A・・・・合成樹脂材積層物 D・・・・網目の内径 S・・・・隣接する網目相互のエッジ間隔 a・・・・表皮材 b・・・・クッション材 f1 ・・・擦り付け部材の半径方向外側面 f2 ・・・擦り付け部材の半径方向内側面 1・・・・分離分別装置 3・・・・ドラム 4・・・・駆動手段(電動モータ) 9・・・・篩部材 9a・・・網目 17・・・分離室 20・・・回転板 21・・・擦り付け部材 25・・・所定間隙 26・・・エッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム(3)と,このドラム(3)内
    に,その内周面との間に分離室(17)を画成して配設
    される環状の篩部材(9)と,この篩部材(9)内に,
    それと同心に配設される回転板(20)と,この回転板
    (20)に固着されて前記篩部材(9)の内周面に所定
    間隙(25)を存して対向する擦り付け部材(21)
    と,前記回転板(20)を回転駆動する駆動手段(4)
    とを備え,前記篩部材(9)内に投入された合成樹脂材
    積層物(A)の破片群を前記擦り付け部材(21)によ
    り前記篩部材(9)に擦り付けることにより,各破片の
    クッション材(b)を粉砕しながら前記篩部材(9)に
    通過させて前記分離室(17)に受容させるようにし
    た,合成樹脂材積層物の分離分別装置であって,前記擦
    り付け部材(21)を,該部材(21)の,篩部材
    (9)内周面に対向する半径方向外側面(f1 )がその
    回転方向(R)後方に向かって半径方向外方へ傾斜し,
    それと反対側の半径方向内側面(f2 )がその回転方向
    (R)後方に向かって半径方向内方へ傾斜するように形
    成したことを特徴とする,合成樹脂材積層物の分離分別
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて,前記篩部
    材(9)の網目(9a)周縁に,該篩部材(9)の半径
    方向内方に隆起するエッジ(26)を形成したことを特
    徴とする,合成樹脂材積層物の分離分別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて,前記篩部
    材(9)の網目(9a)を,擦り付け部材(21)の回
    転方向に沿ってジグザグ状に配置すると共に,該篩部材
    (9)の軸方向に隣接する該網目(9a)相互のエッジ
    間隔(S)を,該網目(9a)の内径(D)と同等又は
    それより小さく設定したことを特徴とする,合成樹脂材
    積層物の分離分別装置。
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