JPH11286239A - 車両用警告装置 - Google Patents

車両用警告装置

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JPH11286239A
JPH11286239A JP10088868A JP8886898A JPH11286239A JP H11286239 A JPH11286239 A JP H11286239A JP 10088868 A JP10088868 A JP 10088868A JP 8886898 A JP8886898 A JP 8886898A JP H11286239 A JPH11286239 A JP H11286239A
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JP
Japan
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vehicle
warning
acceleration sensor
turn signal
acceleration
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JP10088868A
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English (en)
Inventor
Yoshitake Moriya
善毅 守屋
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Central Motor Co Ltd
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Central Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が急減速状態や急減速後の停止状態であ
ることを乗員の意思とは無関係に車両の外部へ知らせる
ことができる車両用警告装置を得る。 【解決手段】 本車両用警告装置10は、エアバッグ装
置50の加速度センサ84がエアバッグコンピュータ8
2を介してハザードスイッチ40へ接続されている。エ
アバッグコンピュータ82は加速度センサ84が車両急
減速時における加速度(減速度)を検知した場合に、起
動装置62を起動させてエアバッグ装置50を作動させ
るのみならず、ハザードスイッチ40をON状態として
強制的に全ターンシグナルランプ14〜20を略同時に
点滅させる。このため、当該車両が急減速状態となり、
エアバッグ装置50が作動したことを車両の外部へ警告
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が急減速状態
となったこと或いは急減速後に停止したことを外部、特
に、後続車両へ伝えて警告するための車両用警告装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の車両では、車両が急減速状態とな
ったことを加速度センサが検知すると、車両乗員の前方
へ袋体を膨出させ、この膨出状態の袋体を以て急減速時
に於ける慣性により車両前方側へ移動する乗員の身体を
受け止め、その運動エネルギーを吸収する所謂エアバッ
グ装置が設けられている。
【0003】ところで、エアバッグ装置が作動するよう
な急減速状態、若しくはエアバッグ装置が作動して車両
が路上で停止しているような状態では、後続の車両に急
減速状態であることを、若しくはエアバッグ装置が作動
して路上で停止していることを外部、特に、後続の車両
へ伝えて注意を促すことが好ましい。
【0004】従来の車両において、車両が減速状態や停
止状態であることを後続の車両へ伝えるため手段として
は所謂ハザードランプがあり、ハザードランプを点滅さ
せることで後続車両に注意を促すことができた。
【0005】しかしながら、ハザードランプは、例えば
車両のインストルメントパネルに設けられているハザー
ドスイッチを乗員が意識的に操作することで点滅する構
成であり、乗員がスイッチを操作しなければハザードラ
ンプが点滅することはなく、後続の車両へ注意を促すこ
とはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、車両が急減速状態や急減速後の停止状態であ
ることを乗員の意思とは無関係に車両の外部へ知らせる
ことができる車両用警告装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両用警
告装置は、車両の加速度を検出する加速度センサと、前
記車両の外部に対して警告信号を発する警告手段と、前
記加速度センサ及び警告手段の双方へ接続され、前記車
両の急減速状態での加速度を前記加速度センサが検出し
た場合又は前記急減速後に前記車両が停止した状態を前
記加速度センサが検出した場合に前記警告手段を作動さ
せる制御手段と、を備えている。
【0008】上記構成の車両用警告装置によれば、車両
が急減速状態となり、このときの加速度(減速度)を加
速度センサが検知すると、制御手段が警告手段を作動さ
せ、これにより、警告手段が車両の外部に対して警告信
号を発する。ここで、本車両用警告装置では、加速度セ
ンサが急減速状態を検知することで警告手段が作動する
ため、当該車両の乗員が意識的に警告手段を作動させる
必要はない。このように、本車両用警告装置は、車両急
減速状態となった場合に確実に警告のための信号を発す
ることができ、後続車両の乗員等へ信号を発した車両が
急減速状態となっていることを認識させて注意を促すこ
とができる。
【0009】なお、本発明において、制御手段が警告手
段を作動させる程度の車両の急減速状態での加速度と
は、エアバッグ装置を装備している車両であれば、エア
バッグ装置が作動する程度の急減速状態の加速度で、よ
り詳細には、時速25km以上の速度で走行している車
両が障害物に衝突して停車した場合の減速度(加速度)
を言う。
【0010】また、本発明において警告手段が発する信
号は、光でもよいし音でもよく、基本的にその信号が外
部から認識できるものであれば、その態様に限定される
ものではない。
【0011】さらに、本発明において加速度センサは、
ピエゾ素子等の電気素子の如く、加速度に応じた外力を
受けることにより、電磁気的な物理量を発生、変化、又
は消失させるような性質を有する素子を用いてもよい
し、金属球の如き慣性質量体が車両の急減速時に慣性に
よって移動することで、電気接点を導通させる構成でも
よい。更には、車両走行時の車輪の単位時間当たりの回
転数の変化等の物理量の変化を検出する構成でもよい。
【0012】請求項2記載の車両用警告装置は、請求項
1記載の車両用警告装置において、前記制御手段は、折
畳状態で前記車両に設けられると共に内部にガスが供給
されることで前記車両の乗員側へ向けて膨らんで展開す
る袋体を有するエアバッグ装置へ接続され、前記加速度
センサの前記車両の急減速状態での加速度を検出した場
合に前記エアバッグ装置を作動させることを特徴として
いる。
【0013】上記構成の車両用警告装置によれば、加速
度センサが車両の急減速時の加速度を検出すると、制御
手段が警告手段を作動させると共に、エアバッグ装置を
作動させる。これにより、エアバッグ装置の袋体の内部
にガスが供給されて車両乗員の乗員の前方或いは側方等
で袋体が膨らみ、展開させられる。
【0014】また、本車両用警告装置では、上述したよ
うに、制御手段が警告手段を作動させ、警告手段に車両
の外部へ向けて信号を発せられる。したがって、車両が
急減速となりエアバッグ装置が作動したことを車両の外
部、特に、後続の車両の乗員等へ認識させて注意を促す
ことができる。
【0015】請求項3記載の車両用警告装置は、請求項
1又は請求項2記載の車両用警告装置において、前記警
告手段は、前記車両の前端部及び後端部の左右両側端部
近傍に設けられてそれぞれが略同時に点滅するハザード
ランプであることを特徴としている。
【0016】上記構成の車両用警告装置によれば、加速
度センサが車両の急減速時の加速度を検出した場合、又
は、急減速後に車両が停止した場合には、制御手段が警
告手段としてのハザードランプを点滅させて車両の外
部、特に、後続の車両の乗員等に車両が急減速状態或い
は急減速の後に停止した状態であることを認識させて注
意を促すことができる。
【0017】ここで、ハザードランプは、通常、車両の
インストルメントパネルに設けられているスイッチを操
作することで点滅するが、本車両用警告装置では、急減
速時又は急減速後の停止時に自動的にハザードランプが
点滅させられる。このため、乗員がスイッチ操作するよ
りも早急に後続の車両の乗員等へ車両が急減速状態或い
は急減速の後に停止した状態であることを認識させるこ
とができる。
【0018】なお、ハザードランプとしては、左右何れ
かの方向へ車両の進行方向を変化させる際に予め当該方
向に対応した側のランプを点滅させることで車両の周囲
に当該方向へ進路を変更することを警告するための所謂
ターンシグナルランプ(サイドターンシグナルランプを
含む)を利用し、方向支持器のスイッチとは別のハザー
ドスイッチを操作することでターンシグナルランプの全
てを同時に点滅させ、これにより、例えば、車両が停止
していることを周囲に警告する構成が一般的に知られて
いるが、本発明で言うハザードランプは、上述した従来
の構成、更には、ターンシグナルランプとは別のランプ
を用いる構成を含め、光を点滅させることにより車両の
周囲に警告できる構成の全てを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施の形態に
係る車両用警告装置10のシステムの概要がブロック図
によって示されており、図2には車両用警告装置10を
備えた車両12が斜視図によって示されている。図2に
示されるように、車両12の後端部の左端側には後部左
側ターンシグナルランプ14が設けられており、右端側
には後部右側ターンシグナルランプ16が設けられてい
る。また、車両12の前端部の左端側には前部左側ター
ンシグナルランプ18が設けられており、図2では図示
はしないが、車両12の前端部の右端側には前部右側タ
ーンシグナルランプ20(図1参照)が設けられてい
る。
【0020】図1に示されるように、これらの全ターン
シグナルランプ14〜20のうち後部及び前部左側ター
ンシグナルランプ14、18は、ケーブル等の接続手段
(図示省略)を介して制御回路22の左側スイッチ回路
24を介してバッテリー26へ電気的に接続されてい
る。左側スイッチ回路24は、例えば、コンデンサの充
放電を利用してリレーを作動させる電気回路で後部及び
前部左側ターンシグナルランプ14、18は左側スイッ
チ回路24のON/OFF(導通及び遮断)により断続
的にバッテリー26から給電されることで点滅する。一
方、上述した全ターンシグナルランプ14〜20のうち
後部及び前部右側ターンシグナルランプ16、20は、
ケーブル等の接続手段(図示省略)を介して制御回路2
2の右側スイッチ回路28を介してバッテリー26へ電
気的に接続されている。右側スイッチ回路28は基本的
に左側スイッチ回路24と同様の電気回路で、後部及び
前部右側ターンシグナルランプ16、20は右側スイッ
チ回路28のON/OFF(導通及び遮断)によりバッ
テリー26から断続的に給電されることで点滅する。
【0021】また、これらの左側及び右側スイッチ回路
24、28はターンシグナルスイッチ30へケーブル等
を介して電気的に接続されており、更に、ターンシグナ
ルスイッチ30は車両12のステアリングホイール32
の車両前側に設けられたライトコントロールスイッチ3
4のレバー部36(図3参照)へ機械的に係合してい
る。
【0022】レバー部36はターンシグナルスイッチ3
0の中央に対応した側の基端部から車両12の略右方向
へ向けて長手方向として延出されており、所定のOFF
位置から基端部周りに上下方向両側へ向けて所定角度変
位したON位置まで回動できるようになっている。レバ
ー部36がOFF位置にある場合にはターンシグナルス
イッチ30はOFF状態とされ、左側及び右側スイッチ
回路24、28の何れも作動させずこれらの左側及び右
側スイッチ回路24、28をOFF状態とするが、レバ
ー部36がOFF位置から上側のON位置へ回動した場
合には、ターンシグナルスイッチ30は左側スイッチ回
路24を作動させて後部及び前部左側ターンシグナルラ
ンプ14、18を点滅させる。一方、レバー部36がO
FF位置から下側のON位置へ回動した場合には、ター
ンシグナルスイッチ30は右側スイッチ回路28を作動
させて後部及び前部右側ターンシグナルランプ16、2
0を点滅させる。なお、本実施の形態では、レバー部3
6をOFF位置から上側のON位置へ回動させると後部
及び前部左側ターンシグナルランプ14、18が点滅
し、下側のON位置へ回動させると後部及び前部右側タ
ーンシグナルランプ16、20が点滅する構成である
が、レバー部36の回動方向に対していずれの全ターン
シグナルランプ14〜20が点滅するかは、上記の態様
に限定されるものではない。
【0023】すなわち、ステアリングホイール32はそ
の中心周りに回転する構成で、乗員側からみて左周りに
回転すると車両12は略左方向へ進路を変更し、乗員側
からみて右周りに回転すると車両12は略右方向へ進路
を変更する。ここで、ステアリングホイール32が左周
りに回転した場合にはステアリングホイール32の右半
分は下側から上側へ回り、ステアリングホイール32が
右周りに回転した場合にはステアリングホイール32の
右半分は上側から下側へ回る。このステアリングホイー
ル32の回転方向に対応してレバー部36の回動方向に
対していずれの全ターンシグナルランプ14〜20が点
滅するのかが関係付けられている。したがって、例え
ば、レバー部36はターンシグナルスイッチ30の中央
に対応した側の基端部から車両12の略左方向へ向けて
長手方向として延出させた場合(すなわち、ステアリン
グホイール32の左半分の車両前方側にレバー部36が
設けられている場合)には、上側のON位置で後部及び
前部右側ターンシグナルランプ16、20が点滅し、下
側のON位置で後部及び前部左側ターンシグナルランプ
14、18が点滅する構成となる。
【0024】さらに、図2に示されるように、車両12
のインストルメントパネル38にはハザードスイッチ4
0が設けられている。このハザードスイッチ40は、O
FF位置から図示しない付勢手段の付勢力に抗して押圧
すると車両前方側へ移動したON位置でロックされ、こ
の状態では、移動接点が固定接点(何れも図示省略)が
接触して導通する。また、ON位置で一旦押圧すると付
勢手段の付勢力によってOFF位置へ戻り、移動接点が
固定接点から離間する。さらに、このハザードスイッチ
40は電磁石(図示省略)を備えており、電磁石が通電
されることにより移動接点が固定接点へ接触して導通す
る。また、ハザードスイッチ40もターンシグナルスイ
ッチ30と同様に制御回路22の左側及び右側スイッチ
回路24、28へ電気的に接続されており、OFF位置
からON位置へハザードスイッチ40を移動させると、
左側及び右側スイッチ回路24、28の双方が作動し、
全ての全ターンシグナルランプ14〜20が略同時に点
滅する。すなわち、車両12は全ターンシグナルランプ
14〜20を所謂ハザードランプとしても使用する構成
となっている。
【0025】図4に示されるように、エアバッグ装置5
0はベースプレート52を備えている。このベースプレ
ート52は、乗員側端部が後述するパッドカバー76に
埋設されたブラケット54へ固定されており、パッドカ
バー76がステアリングホイール32へ係合固定される
ことでベースプレート52がステアリングホイール32
へ支持されるようになっている。このベースプレート5
2の中央部には円孔58が形成されており、円柱形状の
インフレータ60の乗員側の半分が貫通配置されてい
る。
【0026】このインフレータ60の軸方向中央部に
は、径外方向へ延出されたフランジ61が形成されてい
る。このフランジ61はボルト等の固定手段によってベ
ースプレート52に固定されており、これによって、イ
ンフレータ60が所定の位置に固定されている。インフ
レータ60の内部には、起動装置62(図1参照)、雷
管、伝爆材、ガス発生材、及びフィルタ等(符号なきも
のは何れも図示省略)が収納されており、起動装置62
が作動して雷管を発火させ、伝爆材を介してガス発生材
を燃焼させることによりインフレータ60の内部で大量
のガスを発生させることができる。
【0027】さらに、インフレータ60の上部(乗員
側)は、ガス噴出部64とされている。このガス噴出部
64の外周面には円形のガス噴出孔66が所定間隔毎に
複数個形成されている。これらのガス噴出孔66から
は、インフレータ60の内部で発生したガスがインフレ
ータ60の外部へ噴出される。
【0028】また、インフレータ60の乗員側には、袋
体68が折り畳まれた状態で配置されている。この袋体
68は、乗員側とは反対方向へ向けて開口した袋状の部
材で、その開口端は、ベースプレート52の円孔58の
近傍で折り返された折り返し部70に挟持された状態で
固定されており、これにより、インフレータ62が袋体
68によって覆われる。
【0029】さらに、この袋体68の乗員側にはパッド
カバー76が設けられている。パッドカバー76は、ベ
ースプレート52上に配置されたインフレータ60や袋
体68を乗員側から被覆している。またパッドカバー7
6には部分的に肉厚の薄い脆弱部78が形成されてお
り、この脆弱部78が破断して展開されることで、袋体
68が乗員側へ膨出できる。
【0030】一方、図1に示されるように、起動装置6
2は、ケーブル等の接続手段(図示省略)を介して制御
手段としてのエアバッグコンピュータ82へ電気的に接
続されており、さらに、このエアバッグコンピュータ8
2を介して加速度センサ84へ電気的に接続されてい
る。
【0031】ここで、加速度センサ84は、水晶、ロッ
シェル鉛、チタン酸バリウム等の結晶体を有する所謂ピ
エゾ素子を有する電気回路(図示省略)を備えている。
また、このピエゾ素子にはプレート状等の柔軟な弾性体
が張りつけられており、所定の方向からの外力が弾性体
に作用して弾性体が弾性変形し、ピエゾ素子を変形させ
るとその変形に応じてピエゾ素子から正負の電荷が生じ
る。この発生した電荷に対応した電圧は加速度センサ8
4からの信号としてエアバッグコンピュータ82へ送ら
れ、エアバッグコンピュータ82では加速度センサ84
から送られた電圧の大きさから、車両12が所定の減速
度(加速度)以上の状態であるか否かを判定する。
【0032】また、図1に示されるように、エアバッグ
コンピュータ82は上述したハザードスイッチ40へ接
続されており、エアバッグコンピュータ82からの信号
により上述したハザードスイッチ40の電磁石(図示省
略)が通電されるようになっている。
【0033】次に、本実施の形態の作用並びに効果につ
いて説明する。本車両用警告装置10を適用した車両1
2では、車両12が急減速状態、例えば、時速25km
以上の速度で走行している車両が障害物に衝突して停車
した場合と同じ程度の急減速状態となり、この時の減速
度(加速度)によって加速度センサ84のピエゾ素子に
張りつけられた弾性体が弾性変形して、弾性体がピエゾ
素子を変形させるとその変形に応じてピエゾ素子から正
負の電荷が生じ、この発生した電荷に対応した電圧が信
号としてエアバッグコンピュータ82へ送られる。エア
バッグコンピュータ82では、加速度センサ84から送
られた信号の電圧の大きさを判定して、車両12が所定
の減速度(加速度)以上の状態であるか否かが判定され
る。次いで、車両12が所定の減速度(加速度)以上の
状態であることがエアバッグコンピュータ82で判定さ
れると、エアバッグコンピュータ82はエアバッグ装置
50の起動装置62へ信号を送り起動装置62を作動さ
せる。起動装置62が作動すると雷管が発火し、伝爆材
を介してガス発生材が燃焼される。これによって、イン
フレータ60の内部で大量のガスが発生する。インフレ
ータ60の内部で発生したガスは、各ガス噴出孔66か
ら噴出して袋体68の内部へ供給される。内部にガスが
供給された袋体68は膨らんでパッドカバー76を裏面
側から押圧し、この押圧力によってパッドカバー76の
脆弱部78を破断する。脆弱部78を破断してなお膨ら
む袋体68はパッドカバー76を展開して車両12の乗
員の前方で展開する。
【0034】また、車両12が所定の減速度(加速度)
以上の状態であることをエアバッグコンピュータ82が
判定すると、エアバッグコンピュータ82はエアバッグ
装置50の起動装置62へ信号を送って起動装置62を
作動させると共に、ハザードスイッチ40へ信号を送
り、ハザードスイッチ40の電磁石を通電させる。これ
により、ハザードスイッチ40は乗員が押圧しないにも
関わらず移動接点と固定接点が互いに接触して導通状態
となり、ハザードスイッチ40がON状態となる。これ
により、制御回路22の左側及び右側スイッチ回路2
4、28の双方が作動して、全ターンシグナルランプ1
4〜20の全てが点滅させられる。
【0035】このように、本車両用警告装置10を適用
した車両12では、エアバッグ装置50と共に全ターン
シグナルランプ14〜20が点滅する。しかも、エアバ
ッグ装置50が作動する際には車両12の乗員がハザー
ドスイッチ40を押圧しなくても全ターンシグナルラン
プ14〜20が点滅するため、車両12の外部、特に、
車両12の後方の車両へ車両12でエアバッグ装置50
が作動したこと(すなわち、なんらかの理由で車両12
が急減速状態となったこと、もしくは、何らかの理由で
急減速状態となり車両12が停止したこと)を早急に警
告できる。
【0036】なお、本実施の形態では、制御手段にエア
バッグコンピュータ82を使用し、エアバッグ装置50
を作動させると共にターンシグナルスイッチ40をON
状態とし、全ターンシグナルランプ14〜20を点滅さ
せる構成であったが、乗員が操作せずともターンシグナ
ルスイッチ40をON状態とし、全ターンシグナルラン
プ14〜20を点滅させるという点からすれば、エアバ
ッグ装置50の作動と共にターンシグナルスイッチ40
がON状態とならずともよい。すなわち、例えば、加速
度センサ84が車両12の急減速状態における減速度を
検知した場合に、エアバッグコンピュータ82に変わる
別の制御装置でターンシグナルスイッチ40を強制的に
ON状態とする構成であってもよい。この場合には、エ
アバッグ装置50を搭載していない車両であっても、全
ターンシグナルランプ14〜20を自動的且つ強制的に
点滅させて、車両が急減速状態若しくは急減速度状態と
なった後に車両が停止していることを後続の車両へ警告
できる。
【0037】また、本実施の形態では、ターンシグナル
ランプ14〜20をハザードランプと共用したが、ター
ンシグナルランプ14〜20以外の他のランプをハザー
ドランプとして使用してもよいし、ハザードランプ専用
のランプを車両12に設けてもよい。
【0038】さらに、本実施の形態では、ハザードラン
プとしても使用するターンシグナルランプ14〜20を
警告手段とした構成であったが、警告手段の構成はこれ
に限るものではなく、光や音等、車両12の外部から認
識できる信号を発する構成であればよい。したがって、
例えば、警告手段に警告音を発する車両12のホーンを
使用してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用警告装置では、車両が急減速状態や急減速後の停止状
態であることを乗員の意思とは無関係に車両の外部へ知
らせることができ、車両の外部、特に後続の車両へ早急
に注意を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両用警告装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る車両用警告装置を
適用した車両の斜視図である。
【図3】車両のステアリングホイールの近傍を示す斜視
図である。
【図4】エアバッグ装置の構成を示すステアリングホイ
ールの断面図である。
【符号の説明】
10 車両用警告装置 12 車両 14 後部左側ターンシグナルランプ(ハザードラ
ンプ、警告手段) 16 後部右側ターンシグナルランプ(ハザードラ
ンプ、警告手段) 18 前部左側ターンシグナルランプ(ハザードラ
ンプ、警告手段) 20 前部右側ターンシグナルランプ(ハザードラ
ンプ、警告手段) 50 エアバッグ装置 68 袋体 82 エアバッグコンピュータ(制御手段) 84 加速度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の加速度を検出する加速度センサ
    と、 前記車両の外部に対して警告信号を発する警告手段と、 前記加速度センサ及び警告手段の双方へ接続され、前記
    車両の急減速状態での加速度を前記加速度センサが検出
    した場合又は前記急減速後に前記車両が停止した状態を
    前記加速度センサが検出した場合に前記警告手段を作動
    させる制御手段と、 を備える車両用警告装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、折畳状態で前記車両に
    設けられると共に内部にガスが供給されることで前記車
    両の乗員側へ向けて膨らんで展開する袋体を有するエア
    バッグ装置へ接続され、前記加速度センサの前記車両の
    急減速状態での加速度を検出した場合に前記エアバッグ
    装置を作動させることを特徴とする請求項1記載の車両
    用警告装置。
  3. 【請求項3】 前記警告手段は、前記車両の前端部及び
    後端部の左右両側端部近傍に設けられてそれぞれが略同
    時に点滅するハザードランプであることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の車両用警告装置。
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JP10088868A Pending JPH11286239A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 車両用警告装置

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JP (1) JPH11286239A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011050526A1 (zh) * 2009-10-28 2011-05-05 Fong Jian-Jhong 车辆安全气囊讯号撷取系统
JP2024096973A (ja) * 2018-12-11 2024-07-17 イーエスエス-ヘルプ,インコーポレーテッド 車両ハザードおよび点灯通信システムの改善された動作

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