JPH11286708A - ステーブクーラー取付方法及びステーブクーラー取付構造 - Google Patents

ステーブクーラー取付方法及びステーブクーラー取付構造

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JPH11286708A
JPH11286708A JP9198798A JP9198798A JPH11286708A JP H11286708 A JPH11286708 A JP H11286708A JP 9198798 A JP9198798 A JP 9198798A JP 9198798 A JP9198798 A JP 9198798A JP H11286708 A JPH11286708 A JP H11286708A
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JP
Japan
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stave cooler
cooler
refractory
stave
furnace body
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Application number
JP9198798A
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English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
厚一 田中
Muneyuki Higuchi
宗之 樋口
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンプの充填層に生じる空隙の発生によ
るステーブクーラーの耐火物への冷却効果の低減を防止
するためのステーブクーラー取付方法及びステークーラ
ー取付構造の提供。 【解決手段】ステーブクーラー1前面と耐火物14との
空隙16を除去できるようにステーブクーラー1を炉体
の耐火物14に向かって移動可能に取り付け、高炉の炉
体を冷却するステーブクーラー1を鉄皮6に取り付ける
取付構造において、ステーブクーラー1前面を炉体の耐
火物14側に移動可能にして押圧するスプリング7と、
ステーブクーラー1に固定された鋳込パイプ用保護管1
1がガスシール金物12の伸縮自在なベローズ13を介
して鉄皮6に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の炉体の冷却
に使用されるステーブクーラーの取付方法及びステーブ
クーラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高炉の炉体を冷却する方式と
してステーブクーラーが多く採用されている。
【0003】図3は、高炉炉底部の側壁の一般的な構造
を示す概略図である。高炉内は、溶銑、スラグ等の内容
物18により1300〜1500℃の高温となっている
ため、炉底側壁部は、耐火物14によって保護されてい
る。さらに、耐火物14が内容物18によって浸食され
るのを抑えるため、炉底側壁部には耐火物14を冷却す
る複数枚のステーブクーラー1がスタンプ充填層15を
介して配置されている。鉄皮6は、高炉本体の外郭に設
置され圧力容器を形成すると共に自立構造体としての機
能をも有する。
【0004】ステーブクーラーについては、例えば、特
開平8−120313号公報や特開平8−85808号
公報にみられるように、各種のものが提案されている。
【0005】図4は従来のステーブクーラーの取付構造
を示す縦断面図、第5図はステーブクーラー1の単体を
炉外面より見た概略図で、特開平8−120313号公
報に記載されているものである。鋳鉄の母材で製作され
るステーブクーラー1には冷却水の通路としての複数の
鋳込パイプ10が設置される。また、ステーブクーラー
1は、鉄皮6に複数の固定ボルト3及びこれに螺合する
ナット4によって取り付けられ、ステーブクーラー1内
に配置された鋳込パイプ10に通水することにより冷却
される。
【0006】建設初期時と操業時との耐火物14の熱膨
張差を吸収するために、ステーブクーラー1と耐火物1
4との間には、可縮性を有するスタンプ充填層15を形
成する。
【0007】図6は従来の他のステーブクーラーの取付
構造を示す縦断面図である。
【0008】図6に示すステーブクーラーは特開平8−
85808号公報に記載されているものである。ステー
ブクーラー1は、廻り止めのため頭部を角形にした固定
ボルト3、これに螺合するナット4及び座金5により、
鉄皮6に対して完全に固定される。さらに、固定部はガ
スシール用キャップ17によりガスシールされる。一
方、鋳込パイプ10は、鉄皮6との接合部において保護
管11により保護される。
【0009】保護管11は、鋳込パイプ10の外面に設
置され、両者は一体でステーブクーラー1に鋳込まれる
ため、接合点での荷重伝達は保護管11を介してなされ
る。ガスシール金物12は炉内ガスをシールすると共に
保護管11と鉄皮6とを接合する構造体としての機能も
有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】炉底耐火物は、高炉の
操業経過とともに表層が損耗してえぐられていき、炉底
の耐火物の損耗が高炉の寿命を律する主要因となってい
る。そのため、ステーブクーラーによる冷却効果を高め
ることで溶銑やスラグ等の内容物による浸食を抑え、耐
火物の損耗速度を低減させ、高炉の寿命を向上させるこ
とが重要な技術課題となっている。
【0011】しかしながら、前記公報記載の取付構造に
おいては、ステーブクーラー1が鉄皮6に完全に固定さ
れているため、スタンプ充填層15の厚さは、加圧力に
より縮小するが、加圧力が解除されても復元しないた
め、スタンプ15の炉内外両面に空隙層が発生する。と
ころが、ガスの熱伝達率は、固体である耐火物の100
分の1程度できわめて低く、空隙層の発生はステーブク
ーラー1による耐火物14への冷却効果に対してきわめ
て大きな悪影響を及ぼす。
【0012】従来方式においては、ステーブクーラー1
が鉄皮6に完全に固定されているため、ステーブクーラ
ー1を耐火物14の熱膨張変動に合わせて炉内方向ヘ移
動することができないばかりでなく、保護管11、ガス
シール金物12及び鉄皮6の接合は、全て溶接によりな
されるため、炉内方向の動きに対する追随性が前述の固
定ボルト3と同様にない。そのため、スタンプ充填層1
5での空隙の発生を回避することができない。
【0013】前述のとおり、従来法においては、建設当
初のステーブクーラーの取付位置を以降の操業過程で全
く調整できないため、内容物18の温度変動によりスタ
ンプ充填層15に生じる空隙を回避することはできな
い。そのため、従来は空隙の悪影響を低減する手だてと
して、炉外よりペーストを圧入する等の補助的な対策が
採られてきたが、作業の繁雑さと共に経済的及び冷却機
能面で満足な結果は得られていない。
【0014】本発明は、スタンプの充填層に生じる空隙
の発生によるステーブクーラーによる耐火物への冷却効
果の低減を防止するためのステーブクーラー取付方法及
びステーブクーラー取付構造を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の取付方法は、高
炉の炉体を冷却するステーブクーラーの取付方法であっ
て、炉体の耐火物の熱膨張量差によってもたらされるス
テーブクーラー前面と耐火物との空隙を除去できるよう
にステーブクーラーを炉体の耐火物に向かって移動可能
に取り付ける。
【0016】本発明の取付構造は、高炉の炉体を冷却す
るステーブクーラーを鉄皮に取り付ける取付構造におい
て、ステーブクーラー前面を炉体の耐火物側に移動可能
にして押圧する手段と、ステーブクーラーに固定された
鋳込パイプ用保護管を鉄皮に対して移動可能に設ける。
【0017】押圧する手段は、ステーブクーラーと鉄皮
との間に、ステーブクーラー前面を炉体の耐火物側に押
圧するスプリングとすることができる。
【0018】また、鉄皮に固定されるとともに、鋳込パ
イプ用保護管に固定されたガスシール金物に伸縮自在な
ベローズを設ける。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明のステーブクーラー
の取付構造を示す縦断面図である。
【0020】ステーブクーラー1は、ステーブクーラー
の貫通孔2を移動自在の固定ボルト3と、この固定ボル
ト3に螺合するナット4及び座金5により鉄皮6に取り
付けられる。
【0021】ステーブクーラー1と鉄皮6との間には、
スプリング7を配設する。スプリング7は、ステーブク
ーラー1の前面を炉内の耐火物14側に押し付ける付勢
力を有するものを用いる。したがって、ナット4を緩め
て、ステーブクーラー1と鉄皮6との間隔を拡げると、
これに追随して、スプリング7は、ステーブクーラー1
の前面を炉内の耐火物14側に押し付けることになる。
【0022】ステーブクーラー1の固定ボルト3の外部
には、炉内からのガスをシールするため、取り外し可能
なカバ−8を固定したガスシール金物9で覆われる。
【0023】冷却水を流すためステーブクーラー1に鋳
込まれた鋳込パイプ10の出入り口は、ステーブクーラ
ー1に固定された保護管11で保護され、さらに、炉内
からのガスをシールするため、ガスシール金物12で覆
われる。ガスシール金物12の一部は、ガスシール金物
12が伸縮自在となるように構成し、例えば、ベローズ
13を設けてステーブクーラー1の水平移動に対して鋳
込パイプ10及び保護管11が追随できるようにする。
【0024】次に、本発明のステーブクーラー1の動作
について説明する。
【0025】図2は本発明のステーブクーラーを移動さ
せた状態を示す縦断面図で、図1に示すようにスタンプ
充填層15に空隙16が形成された場合、固定ボルト3
に螺合しているナット4を緩めると、ステーブクーラー
1は、スプリング7の反力により所要の押付力が生じる
まで炉内方向に移動されるため、スタンプ充填層15に
発生した空隙16に対してはこれをなくす調整が可能と
なる。その結果、スタンプ充填層15に発生した空隙は
解除される。
【0026】本実施例では、スプリング7の反力を利用
してステーブクーラー1を炉内側に移動させる構成とし
たが、ステーブクーラー1を移動させる手段は、スプリ
ング、に代えてジャッキ等も利用できるので、スプリン
グ方式に限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】本発明は、ステーブクーラーを炉体の耐
火物側に移動できる構成にしたので、高炉の建設時だけ
でなく、操業開始以降もステーブクーラーの移動調整が
適宜可能となり、この調整により、溶銑、スラグ等の内
容物の温度変化によってもたらされるスタンプ充填層の
空隙を必要に応じ除去することができる。この空隙の除
去によりステーブクーラーによる耐火物への冷却効果を
改善することができるため、耐火物損耗速度を低く抑え
ることができ、その結果、高炉の長寿命化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のステーブクーラーの調整前の取付構
造を示す縦断面図である。
【図2】 本発明のステーブクーラーを移動させた状態
(調整後)を示す縦断面図である。
【図3】 高炉炉底部の側壁の一般的な構造を示す概略
図である。
【図4】 従来のステーブクーラーの取付構造の一例を
示す縦断面図である。
【図5】 ステーブクーラーの単体を炉外面より見た概
略図である。
【図6】 従来の他のステーブクーラーの取付構造を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1:ステーブクーラー 2:貫通孔 3:固定ボルト 4:ナット 5:座金 6:鉄皮 7:スプリング 8:カバ− 9:ガスシール金物 10:鋳込パイプ 11:保護管 12:ガスシール金物 13:ベローズ 14:耐火物 15:スタンプ充填層 16:空隙 17:ガスシール用キャップ 18:内容物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉の炉体を冷却するステーブクーラー
    の取付方法であって、炉体の耐火物の熱膨張量差によっ
    てもたらされるステーブクーラー前面と耐火物との空隙
    を除去できるようにステーブクーラーを炉体の耐火物に
    向かって移動可能に取り付けることを特徴とする高炉の
    ステーブクーラー取付方法。
  2. 【請求項2】 高炉の炉体を冷却するステーブクーラー
    を鉄皮に取り付ける取付構造において、ステーブクーラ
    ー前面を炉体の耐火物側に移動可能にして押圧する手段
    と、ステーブクーラーに固定された鋳込パイプ用保護管
    を鉄皮に対して移動可能に設けたことを特徴とする高炉
    のステーブクーラー取付構造。
  3. 【請求項3】 押圧する手段がステーブクーラーと鉄皮
    との間に設けた、ステーブクーラー前面を炉体の耐火物
    側に押圧するスプリングであることを特徴とする請求項
    2記載の高炉のステーブクーラー取付構造。
  4. 【請求項4】 鉄皮に固定されるとともに、鋳込パイプ
    用保護管に固定されたガスシール金物に伸縮自在なベロ
    ーズを設けたことを特徴とする請求項2記載の高炉のス
    テーブクーラー取付構造。
JP9198798A 1998-04-03 1998-04-03 ステーブクーラー取付方法及びステーブクーラー取付構造 Pending JPH11286708A (ja)

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Cited By (6)

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