JPH1128736A - 射出成形機のガス供給システム - Google Patents

射出成形機のガス供給システム

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JPH1128736A
JPH1128736A JP18540497A JP18540497A JPH1128736A JP H1128736 A JPH1128736 A JP H1128736A JP 18540497 A JP18540497 A JP 18540497A JP 18540497 A JP18540497 A JP 18540497A JP H1128736 A JPH1128736 A JP H1128736A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1732Control circuits therefor

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高中空率の成形品のガスアシスト射出成形に
も対処可能な、ガス供給システムを提供すること。ま
た、2つの異なった箇所からのガス注入や、2つの異な
ったガス圧でのガス注入や、2つの異なったタイミング
でのガス注入などが可能な、ガス供給システムを提供す
ること。 【解決手段】 ガス発生装置と、このガス発生装置から
供給されるガスを昇圧(圧縮)制御するガス圧縮装置
と、このガス圧縮装置から供給される高圧ガスを貯える
ガスタンクと、このガスタンクと前記ガス圧縮装置との
間の管路に設けられたタンク導入制御弁と、前記ガスタ
ンクと射出成形機のガス導入部との間の管路に設けられ
たガス注入制御弁とを、具備したガス供給ユニットを、
1台の射出成形機に対して2ユニット付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスアシスト射出
成形を行う射出成形機のためのガス供給システムに係
り、特に、窒素ガス等のガスを発生するガス発生装置
と、このガス発生装置から供給されるガスを昇圧(圧
縮)制御するガス圧縮装置とを有するガス供給システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出
し、このキャビティ内の樹脂が固化する前に、樹脂中に
100〜300kgf/cm2 程度の高圧のガス(通
常、不活性ガスである窒素ガスが用いられる)を注入す
るガスアシスト射出成形は、樹脂の内部から保圧圧力を
樹脂に対して付与し、樹脂の表面側をキャビティの内壁
面に押し付けるので、ヒケ等のない良品が成形でき、ま
た、成形品の内部に中空部が形成されるので、成形品重
量を軽減できる。
【0003】このようなガスアシスト射出成形を行う射
出成形機においては、従来通常は、大容量の高圧ガスタ
ンク(高圧ガスボンベ)からの高圧ガスを、減圧弁(圧
力制御弁)によって、設定された注入ガス圧値となるよ
うに調整して、キャビティ内の溶融樹脂中に注入するよ
うにしていた。
【0004】しかしながら、大容量の高圧ガスタンクを
用いると、設備規模が大きくなり、法的規制も増してく
る。さらに、高圧ガスの補給のために、高圧ガス(高圧
ガスボンベ)を購入しなければならず、ランニングコス
トも嵩む。
【0005】そこで、大容量の高圧ガスタンクを用いる
ことによる問題点を解消するために、本願出願人は、小
規模の窒素ガス発生装置と、この窒素ガス発生装置から
供給される窒素ガスを昇圧制御する小規模のガス圧縮装
置と、このガス圧縮装置から供給される高圧窒素ガスを
貯える小容量の高圧ガスタンクとを具備し、小容量の高
圧ガスタンクのガス圧を、ガス圧縮装置によるフィード
バック制御によって所望圧力値に正確にコントロールす
るようにした、ガス供給システムを開発し、例えば、特
願平8−8450号として提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した窒素ガス発生
装置とガス圧縮装置と小容量の高圧ガスタンクとを有す
るガス供給システムは、設備規模を小さくでき、また、
窒素ガスを購入する必要がないので、ランニングコスト
も低減できる。
【0007】しかしながら、小容量の高圧ガスタンクは
その容量が小さく、成形サイクル毎に必要量を補充する
ようになっているので、通常の中空率の成形品を成形す
る分には全く支障はないが、高中空率の成形品が求めら
れる場合には、小容量の高圧ガスタンク内のガス量だけ
では不足する場合があるという指摘があった。
【0008】また、ガスアシスト射出成形の成形条件に
よっては、2つの異なった箇所からのガス注入が求めら
れたり、2つの異なった注入ガス圧が求められたり、2
つの異なったタイミングでのガス注入などが求められた
りするが、従来技術においては、この点への配慮がなさ
れていなかった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、高中空率の成形品のガスアシ
スト射出成形にも対処可能な、ガス供給システムを提供
することにある。また、本発明の目的とするところは、
2つの異なった箇所からのガス注入や、2つの異なった
ガス圧でのガス注入や、2つの異なったタイミングでの
ガス注入や、2つの異なったガス量のガス注入が可能
な、ガス供給システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出す
ると共に、キャビティ内の樹脂中に高圧ガスを注入する
ガスアシスト射出成形を行う射出成形機に付設されるガ
ス供給システムにおいて、ガス発生装置と、このガス発
生装置から供給されるガスを昇圧(圧縮)制御するガス
圧縮装置と、このガス圧縮装置から供給される高圧ガス
を貯える小容量のガスタンクと、このガスタンクとガス
圧縮装置との間の管路に設けられたタンク導入制御弁
と、ガスタンクと射出成形機のガス導入部との間の管路
に設けられたガス注入制御弁とを、具備したガス供給ユ
ニットを、1台の射出成形機に対して2ユニット付設す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の1実施形態に係
る、ガスアシスト射出成形を行う射出成形機に付設され
るガス供給システムの構成を示す図である。
【0012】図1において、1は射出成形機の射出系メ
カニズム、2は射出成形機の型開閉系メカニズムであ
り、型開閉系メカニズム2中の金型2aが型締めされた
状態で、射出系メカニズム1中のノズル1aから、金型
2aのキャビティ内に溶融樹脂が射出されるようになっ
ている。
【0013】3Aはガス供給システムの第1のガス供給
ユニット、3Bはガス供給システムの第2のガス供給ユ
ニットであり、この第1,第2のガス供給ユニット3
A,3Bは同等の構成をとっており、各ユニットの同等
構成要素には同一符号を付してある。
【0014】第1,第2のガス供給ユニット3A,3B
において、4は窒素ガス発生装置で、供給される乾燥圧
縮エアーから窒素ガスを連続的に生成して出力する。5
はガス圧縮装置で、窒素ガス発生装置4からチェック弁
6を介して供給される窒素ガス(以下、単にガスと称
す)を、設定値まで昇圧(圧縮)制御する。このガス圧
縮装置5は、フィードバック制御されるサーボモータ7
を駆動源とし、昇圧シリンダ装置8によって、ガス圧を
設定圧力値に圧縮制御する機能をもっており、後記小容
量のガスタンク10内のガス圧値を検知するガス圧検知
センサ11の実測ガス圧値が、設定ガス圧値と一致する
ように、サーボモータ7がサーボアンプ9によってフィ
ードバック制御される。なお、各サーボアンプ9は、図
示せぬ射出成形機のシステムコントローラによって制御
されるようになっている。
【0015】10は、ガス圧縮装置5から供給される高
圧ガスを貯える小容量(例えば、数十〜数百cc)のガ
スタンク(小容量のアキュームレータ)で、このガスタ
ンク10とガス圧縮装置5との間の管路には、ガスタン
ク導入制御弁(電磁開閉制御弁)12が設けられてい
る。このガスタンク導入制御弁12は、ガスタンク10
内に高圧ガスを貯える(導入する)ときには開放され、
ガスタンク10内の高圧ガスを樹脂中に注入するときに
は閉鎖される。
【0016】13は、ガスタンク10と射出成形機のガ
ス導入部14Aまたは14Bとの間の管路に設けられた
ガス注入制御弁(電磁開閉制御弁)である。本実施形態
においては、上記のガス導入部14Aは、射出系メカニ
ズム1のノズル1aに設けられており、ガス導入部14
Bは、型開閉系メカニズム2の金型2aに設けられてい
る。ガス注入制御弁13は高圧ガスを樹脂中に注入する
期間は少なくとも開放される。15は、ガス注入制御弁
13と射出成形機のガス導入部ガス導入部14Aまたは
14Bとの間の管路に設けられたガス排出制御弁(電磁
開閉制御弁)で、ガスを大気中に放出するときには開放
され、それ以外のときには閉鎖される。
【0017】16はユニット間連結管路で、第1のガス
供給ユニット3Aにおけるガスタンク10とガス注入制
御弁13との間の管路と、第2のガス供給ユニット3B
におけるガスタンク10とガス注入制御弁13との間の
管路を接続しており、このユニット間連結管路16には
ユニット接続制御弁(電磁開閉制御弁または手動開閉制
御弁)17が設けられている。このユニット接続制御弁
17は、第1のガス供給ユニット3Aのガスと第2のガ
ス供給ユニット3Bのガスを足し合わせて、1ヵ所のガ
ス導入部から注入するときには開放され、それ以外のと
きには通常は閉鎖される。
【0018】図2は、第1,第2のガス供給ユニット3
A,3Bにおける前記したガス圧縮装置5の昇圧シリン
ダ装置8の構成を示す要部断面図であり、同図に示すよ
うに、本実施形態においては、1つの台車20上に2つ
の昇圧シリンダ装置8(第1,第2のガス供給ユニット
3A,3Bの昇圧シリンダ装置8)が隣接して搭載され
ている。
【0019】図2において、21は対となった第1の圧
縮シリンダ、22は第1の圧縮シリンダ21内を移動す
るピストン体、23はピストン体22にその一端を固定
したピストンロッド、24は第2の圧縮シリンダ、25
は第2の圧縮シリンダ24内を移動するピストン体、2
6はピストン体25にその一端を固定したボールネジ
軸、27はピストンロッド23の他端とボールネジ軸2
6の他端を固着した連結板、28はボールネジ軸26に
螺合したナット体、29はナット体28を回転可能に保
持した軸受、30はナット体28に固着された被動プー
リである。
【0020】被動プーリ30は、前記サーボモータ7の
回転力を、図示せぬタイミングベルトを介して伝達され
るようになっており、被動プーリ30が回転すると、こ
れと一体となったナット体28も回転する。ナット体2
8が回転すると、その回転方向に応じてボールネジ軸2
6が前進または後退して、ボールネジ軸26に連結され
た各部材25,26,27,23,22が前進または後
退する。
【0021】第1の圧縮シリンダ21には、前記窒素ガ
ス発生装置4からガスが送り込まれるようになってお
り、図2で右側に図示した状態から、第1の圧縮シリン
ダ21のピストン体22が矢印A方向に駆動されると、
第1の圧縮シリンダ21で所定ガス圧値まで圧縮(昇
圧)されたガスが、第2の圧縮シリンダ24に送り込ま
れる。また、図2で左側に図示した状態から、第2の圧
縮シリンダ24のピストン体25が矢印B方向に駆動さ
れると、第2の圧縮シリンダ24でさらに所定ガス圧値
まで圧縮(昇圧)されたガスが、開放状態にあるガスタ
ンク導入制御弁12を介して、前記ガスタンク10に送
り込まれるようになっている。
【0022】次に、上記した構成をとる本実施形態のガ
ス供給システムの動作について説明する。まず、第1の
ガス供給ユニット3Aのガスと第2のガス供給ユニット
3Bのガスを足し合わせて、1ヵ所のガス導入部から注
入するときの動作を説明する。この際には、ユニット接
続制御弁17は常時開放状態に設定される。
【0023】2つのガス供給ユニット3A,3Bの各ガ
スタンク10にガスを貯えるときには、各ガス注入制御
弁13を閉鎖した状態で、各ガスタンク導入制御弁12
を開放して、2つのガスタンク10に、それぞれのガス
圧縮装置5から、昇圧されたガスを送り込む。この際、
2つのガスタンク10のガス圧設定値は等しいものに設
定され、前記したようにフィードバック制御によって、
2つのガスタンク10には所定ガス圧値のガスが貯えら
れる。
【0024】そして、各サイクルにおけるガス注入開始
タイミングに至る前の適宜のタイミングで、各ガスタン
ク導入制御弁12を閉鎖する。また、このときには、各
ガス排出制御弁15も閉鎖されている。この後、型締め
された金型2aのキャビティ内に溶融樹脂が射出された
直後の、ガス注入開始タイミングに至ると、第1のガス
供給ユニット3Aのガス注入制御弁13または第2のガ
ス供給ユニット3Bガス注入制御弁13の何れか一方が
開放されて、2つのガスタンク10内の高圧ガスが所定
量だけ固化前の樹脂中に注入され、これによって、樹脂
の内部から保圧圧力が樹脂に対して付与される。ガス注
入が完了すると、開放されたガス注入制御弁13が閉鎖
され、樹脂には閉じ込められたガスによる保圧力が、保
圧期間中付与されることになる。そして、保圧行程が終
了すると、ガス注入制御弁13を開閉制御する側のガス
排出制御弁15が開放されて、固化した樹脂中からのガ
ス抜きが行われる。なお、開かれたガス排出制御弁15
は、ガス抜きの完了後に閉鎖される。
【0025】また、上記のガス注入制御弁13の閉鎖が
確認されると、各ガスタンク導入制御弁12が開放さ
れ、所定量のガス注入の結果減圧した2つのガスタンク
10内に、2つのガス圧縮装置5から供給される高圧ガ
スをそれぞれ導入して、ガスタンク10内のガス圧値を
設定値まで再び昇圧させる。
【0026】上記した動作の繰返しで、第1,第2のガ
ス供給ユニット3A,3Bのガスを足し合わせて、1ヵ
所のガス導入部14Aまたは14Bから注入する、ガス
アシスト射出成形の連続成形運転が行われることにな
る。
【0027】このように、第1,第2のガス供給ユニッ
ト3A,3Bのガスを足し合わせて、1つのガス導入部
14Aまたは14Bから注入するようになすと、樹脂中
に注入するガス量を充分に得ることが可能となり、高中
空率の成形品を容易に成形することが可能となる。
【0028】なお、第1,第2のガス供給ユニット3
A,3Bからの同圧のガスを、2ヵ所のガス導入部14
A,14Bに導入することも可能で、この場合には、第
1のガス供給ユニット3Aのガスと第2のガス供給ユニ
ット3Bのガスを足し合わせて、1ヵ所のガス導入部か
ら注入するときと同様に、ユニット接続制御弁17は常
時開放状態に設定しておいて、ガス注入時に、第1のガ
ス供給ユニット3Aのガス注入制御弁13と第2のガス
供給ユニット3Bガス注入制御弁13の双方を開放すれ
ば、2ヵ所のガス導入部14A,14Bから同圧のガス
が樹脂中に注入されることになる。このようにすれば、
成形品の途中に薄肉部があって樹脂の固化が速い場合で
あっても、樹脂中に2ヵ所からガスを注入できるで、ガ
スを必要部位に迅速に注入することが可能となる。
【0029】次に、第1のガス供給ユニット3Aのガス
をガス導入部14Aから、第2のガス供給ユニット3B
のガスをガス導入部14Bから、それぞれ独立して注入
するときの動作を説明する。この際には、ユニット接続
制御弁17は常時閉鎖状態に設定される。
【0030】2つのガス供給ユニット3A,3Bの各ガ
スタンク10にガスを貯えるときには、各ガス注入制御
弁13を閉鎖した状態で、各ガスタンク導入制御弁12
を開放して、2つのガスタンク10に、それぞれのガス
圧縮装置5から、昇圧されたガスを送り込む。この際、
ガス供給ユニット3Aのガスタンク10のガス圧設定値
と、ガス供給ユニット3Bのガスタンク10のガス圧設
定値は、互いに異なる所望値に設定されており、2つの
ガス圧縮装置5(サーボモータ7)はそれぞれ独立して
フィードバック制御されて、2つのガスタンク10に
は、それぞれに応じて設定されたガス圧値のガスが貯え
られる。
【0031】そして、各サイクルにおけるガス注入開始
タイミングに至る前の適宜のタイミングで、各ガスタン
ク導入制御弁12を閉鎖する。また、このときには、各
ガス排出制御弁15も閉鎖されている。この後、型締め
された金型2aのキャビティ内に溶融樹脂が射出された
直後の、ガス注入開始タイミングに至ると、第1のガス
供給ユニット3Aのガス注入制御弁13が開放されて、
第1のガス供給ユニット3Aのガスタンク10内の高圧
ガスが、ノズル1aに設けたガス導入部14Aから、所
定量だけ固化前の樹脂中に注入され、また、第2のガス
供給ユニット3Bのガス注入制御弁13が開放されて、
第2のガス供給ユニット3Bのガスタンク10内の高圧
ガスが、金型2aに設けたガス導入部14Bから、所定
量だけ固化前の樹脂中に注入される。このとき、第1の
ガス供給ユニット3Aのガス注入制御弁13の開放タイ
ミングと、第2のガス供給ユニット3Bのガス注入制御
弁13の開放タイミングは、互いに独立して制御され、
微小秒時ずらせたタイミングをとらせることが可能とな
っている。これによって、樹脂の内部から保圧圧力が樹
脂に対して付与される。ガス注入が完了すると、第1の
ガス供給ユニット3Aのガス注入制御弁13と、第2の
ガス供給ユニット3Bのガス注入制御弁13は、互いに
独立して閉鎖制御され、樹脂には閉じ込められたガスに
よる保圧力が、保圧期間中付与されることになる。そし
て、保圧行程が終了すると、2つのガス排出制御弁15
が開放されて、固化した樹脂中からのガス抜きが行われ
る。なお、各ガス排出制御弁15は、ガス抜きの完了後
に閉鎖される。
【0032】また、上記した各ガス注入制御弁13の閉
鎖が確認されると、第1,第2のガス供給ユニット3
A,3Bの各ガスタンク導入制御弁12がそれぞれ開放
され、所定量のガス注入の結果減圧した各ガスタンク1
0内に、各ガス圧縮装置5から供給される高圧ガスをそ
れぞれ導入して、2つのガスタンク10には、それぞれ
に応じて設定されたガス圧値のガスが再び貯えられる。
【0033】上記した動作の繰返しで、第1のガス供給
ユニット3Aのガスをガス導入部14Aから、第2のガ
ス供給ユニット3Bのガスをガス導入部14Bから、そ
れぞれ独立して注入する、ガスアシスト射出成形の連続
成形運転が行われることになる。
【0034】このように、第1のガス供給ユニット3A
のガスをガス導入部14Aから、第2のガス供給ユニッ
ト3Bのガスをガス導入部14Bから、それぞれ独立し
て注入するようになすと、異なったガス圧値のガスを、
異なった部位から、異なった注入タイミングで、異なっ
たガス量だけ、注入することが可能となる。
【0035】したがって、1つの金型2a内に異なった
形状の成形品を形成する場合において、各々の成形品に
見合ったガス圧と、ガス量と、注入タイミングでガス注
入を行うことができ、それぞれの成形品を最適のガスア
シスト射出成形条件で成形することができる。
【0036】また、異なった樹脂材料を用いた複合成形
品である場合には、各々の樹脂材料と各樹脂材料部位の
形状に応じて、それぞれ最適のガス圧値と、ガス量と、
注入タイミングでガス注入を行うことができる。例え
ば、ABS樹脂とPP樹脂との複合成形品である場合に
は、ABS樹脂には150kgf/cm2 以上のガス圧
が必要であり、PP樹脂には40〜80kgf/cm2
程度のガス圧が望ましいが、この条件を容易に満たすこ
とができる。
【0037】さらにまた、成形品の途中に薄肉部があっ
て樹脂の固化が速い場合であっても、樹脂中に2ヵ所か
らガスを、必要に応じ微妙に異なったタイミングで注入
できるで、ガスを必要部位に必要タイミングで、迅速・
的確に注入することが可能となる。
【0038】なお、上述した動作説明では、ガス注入の
完了後、直ちにガス注入制御弁13を閉鎖するとした
が、保圧行程が完了した後、ガスタンク導入制御弁12
を開放して、ガス圧縮装置5側で減圧を行って昇圧シリ
ンダ装置8内にガスを戻し、この後、ガス注入制御弁1
3を閉鎖して、その後にガス排出制御弁15を開放しガ
ス抜きを行うようしてもよく、この場合には、大気中に
放出するガス量を低減することが可能となる。
【0039】なおまた、本実施形態のガス供給システム
は、通常のガスアシスト射出成形条件である場合には、
第1のガス供給ユニット3Aまたは第2のガス供給ユニ
ット3Bの何れか一方のみを用いて、他方を休止させる
ことができることは言うまでもない。また、通常のガス
アシスト射出成形条件である場合には、何れか一方のガ
ス供給ユニットが故障した場合であっても、生産を支障
なく続行できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高中空率
の成形品のガスアシスト射出成形にも対処可能な、ガス
供給システムを提供できる。また、2つの異なった箇所
からのガス注入や、2つの異なったガス圧でのガス注入
や、2つの異なったタイミングでのガス注入や、2つの
異なったガス量の注入が可能な、ガス供給システムを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る、ガスアシスト射出
成形を行う射出成形機に付設されるガス供給システムの
構成を示す説明図である。
【図2】図1中のガス圧縮装置の昇圧シリンダ装置の構
成を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 射出系メカニズム 1a ノズル 2 型開閉系メカニズム 2a 金型 3A 第1のガス供給ユニット 3B 第2のガス供給ユニット 4 窒素ガス発生装置 5 ガス圧縮装置 6 チェック弁6 7 サーボモータ 8 昇圧シリンダ装置 9 サーボアンプ 10 小容量のガスタンク 11 ガス圧検知センサ 12 ガスタンク導入制御弁 13 ガス注入制御弁 14A,14B ガス導入部 15 ガス排出制御弁 16 ユニット間連結管路 17 ユニット接続制御弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出す
    ると共に、キャビティ内の樹脂中に高圧ガスを注入する
    ガスアシスト射出成形を行う射出成形機に付設されるガ
    ス供給システムであって、 ガス発生装置と、このガス発生装置から供給されるガス
    を昇圧(圧縮)制御するガス圧縮装置と、このガス圧縮
    装置から供給される高圧ガスを貯える小容量のガスタン
    クと、このガスタンクと前記ガス圧縮装置との間の管路
    に設けられたタンク導入制御弁と、前記ガスタンクと射
    出成形機のガス導入部との間の管路に設けられたガス注
    入制御弁とを、具備したガス供給ユニットを、 1台の射出成形機に対して2ユニット付設するようにし
    たことを特徴とする射出成形機のガス供給システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記2つのガス供給ユニットは、射出成形機の異なる前
    記ガス導入部に、それぞれガスを供給するようにされた
    ことを特徴とする射出成形機のガス供給システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記2つのガス供給ユニットは、異なる圧力値のガス
    を、射出成形機にそれぞれ供給するようにされたことを
    特徴とする射出成形機のガス供給システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 前記2つのガス供給ユニットは、異なるタイミングで、
    射出成形機にそれぞれガスを供給するようにされたこと
    を特徴とする射出成形機のガス供給システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、 前記2つのガス供給ユニットは、異なるガス量のガス
    を、射出成形機にそれぞれ供給するようにされたことを
    特徴とする射出成形機のガス供給システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載において、 前記2つのガス供給ユニットのガスを足し合わせて、射
    出成形機の1つの前記ガス導入部に供給するようにされ
    たことを特徴とする射出成形機のガス供給システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または6記載において、 前記各ガス供給ユニットにおける、前記ガスタンクと前
    記ガス注入制御弁との間の管路同志を、開閉制御弁を介
    して接続したことを特徴とする射出成形機のガス供給シ
    ステム。
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