JPH11287435A - 燃焼機器 - Google Patents

燃焼機器

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JPH11287435A
JPH11287435A JP10371298A JP10371298A JPH11287435A JP H11287435 A JPH11287435 A JP H11287435A JP 10371298 A JP10371298 A JP 10371298A JP 10371298 A JP10371298 A JP 10371298A JP H11287435 A JPH11287435 A JP H11287435A
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JP
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combustion
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burner
simultaneous
data
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JP10371298A
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English (en)
Inventor
Akito Eda
秋人 江田
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Gastar Co Ltd
Original Assignee
Gastar Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な空燃比で各バーナの燃焼を行わせるこ
とが容易な燃焼機器を提供する。 【解決手段】 第1と第2の各バーナ4,5が共に燃焼
する同時燃焼中に第1のバーナ4の実測燃焼熱量を求
め、該実測燃焼熱量を検出したときの比例弁12の駆動
電流を検出し、それら実測燃焼熱量と比例弁駆動電流と
の組み合わせによって燃焼熱量と比例弁駆動電流との関
係データである同時燃焼更新制御データを作成し、デー
タ格納部に予め与えられている同時燃焼制御データを上
記同時燃焼更新制御データに更新し、この更新された制
御データに基づき第1のバーナ4が要求熱量で燃焼する
ように比例弁駆動電流を制御する。また、更新された同
時燃焼制御データに基づき燃焼ファン15a,15bを
それぞれ制御するための各風量制御データを作成・更新
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバーナが少なくとも
2個設けられ、これら各バーナへ供給する燃料の流量を
唯1個の比例弁によって制御するタイプの燃焼機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8には燃焼機器である給湯風呂複合器
の一例が模式的に示されている。この給湯風呂複合器
(器具)は、器具ケース1内に給湯燃焼室2と風呂燃焼
室3とを有し、上記給湯燃焼室2内には第1のバーナ4
が設けられ、風呂燃焼室3内には第2のバーナ5が設け
られている。
【0003】上記第1のバーナ4、第2のバーナ5には
それぞれガス供給通路6,7の各一端側が接続され、そ
れらガス供給通路6,7の各他端側は共通の主幹燃料供
給通路8に接続されており、上記各ガス供給通路6,7
には通路の開閉を行う開閉弁6a,7aがそれぞれ介設
されている。上記ガス供給通路6,7と主幹燃料供給通
路8とにより各バーナ4,5に燃料を供給するための燃
料供給通路10が構成されており、燃料は主幹燃料供給
通路8から各ガス供給通路6,7に分岐して各バーナ
4,5に供給されるように成っており、バーナ4への供
給燃料とバーナ5への供給燃料との燃料分配比(燃料供
給比)は適宜に設定され、該設定された燃料供給比で燃
料が分岐して各バーナ4,5に供給されるように各ガス
供給通路6,7の管路径等が設定・形成されている。
【0004】また、上記主幹燃料供給通路8には各バー
ナ4,5に供給される燃料のトータル流量を弁開度でも
って制御する比例弁12が介設されている。この比例弁
12には弁開度を可変するための駆動手段が設けられ、
この駆動手段に加える比例弁駆動電流を可変制御するこ
とで比例弁12は弁開度を可変制御できる構成と成して
いる。
【0005】上記給湯燃焼室2の下方側と、風呂燃焼室
3の下方側とは各バーナ4,5に給気を導くための共通
の給気通路13に連通接続され、また、上記給湯燃焼室
2の上方側と風呂燃焼室3の上方側とは上記各バーナ
4,5の燃焼により生じた排気を外部に排出するための
共通の排気通路14に連通接続されており、上記各バー
ナ4,5の給排気を行うための燃焼ファン15が設けら
れている。さらに、器具ケース1には空気を内部に取り
込むための空気取り込み口16が設けられ、上記燃焼フ
ァン15の駆動によって外部の空気が上記空気取り込み
口16から器具ケース1内部に流れ込み該空気が上記給
気通路13を通って各バーナ4,5に供給される。上記
第1のバーナ4への給気の風量を検出するための風量セ
ンサ28が設けられている。
【0006】上記第1のバーナ4の上側には給湯熱交換
器17が設けられ、該給湯熱交換器17の入側には給水
通路18が接続され、給湯熱交換器17の出側には給湯
通路20が接続されており、給水通路18を通って供給
された水を給湯熱交換器17がバーナ燃焼熱により加熱
して湯を作り出し該湯を給湯通路20を通って台所等の
所望の給湯場所に導かれる。
【0007】上記給水通路18には給湯熱交換器17に
流れ込む水(流体)の流量を検出することができる流量
検出手段である水量センサ21と、給湯熱交換器17に
流れ込む水の温度を検出する入側流体温度検出手段であ
る入水サーミスタ22とが介設されており、また、給湯
通路20には給湯熱交換器17から流れ出た湯の温度を
検出する出側流体温度検出手段である出湯サーミスタ2
3が介設されている。
【0008】第2のバーナ5の上側には追い焚き熱交換
器24が設けられ、該追い焚き熱交換器24の入側と出
側にはそれぞれ通路25,26が接続されており、それ
ら通路25,26は浴槽(図示せず)に連通接続されて
いる。浴槽から通路25と追い焚き熱交換器24と通路
26とを順に通って浴槽に戻る通路によって、浴槽湯水
を循環させるための追い焚き循環通路27が構成されて
おり、この追い焚き循環通路27には該通路を通して浴
槽湯水を循環させるためのポンプ(図示せず)と、該通
路の循環浴槽湯水の温度を風呂の温度として検出する風
呂温度検出手段(図示せず)とが介設されている。
【0009】この給湯風呂複合器には該器具の運転を制
御するための制御装置30が設けられ、該制御装置30
にはリモコン31が信号接続されている。このリモコン
31には給湯湯温を設定するための給湯温度設定手段や
風呂の温度を設定するための風呂温度設定手段等が設け
られている。
【0010】上記制御装置30には給湯や追い焚き等の
器具運転を制御するためのシーケンスプログラムが与え
られており、制御装置30はリモコン31の給湯設定温
度等の情報や、水量センサ21等の各種センサ出力情報
に基づき、上記シーケンスプログラムに従って給湯運転
や追い焚き運転等を制御する。
【0011】例えば、台所等に導かれた給湯通路20の
先端側の給湯栓(図示せず)が開栓され、水量センサ2
1によって通水が検出されると、燃焼ファン15を回転
駆動させて第1のバーナ4に給気を送り込み、ガス供給
通路6の開閉弁6aを開弁して第1のバーナ4に燃料を
供給して第1のバーナ4の燃焼を開始させ、給湯熱交換
器17から流れ出る湯の温度がリモコン31に設定され
ている給湯設定温度となるように比例弁12に加える比
例弁駆動電流を制御して第1のバーナ4に供給される供
給燃料の流量を制御し、第1のバーナ4の燃焼熱量制御
を行うと共に、第1のバーナ4に供給される燃料にマッ
チングする風量が第1のバーナ4に供給されるように燃
焼ファン15の回転制御を行う。そして、給湯栓が閉栓
され、水量センサ21によって通水停止が検知される
と、上記開閉弁6aを閉弁して第1のバーナ4への燃料
供給を停止して第1のバーナ4の燃焼を停止し、燃焼フ
ァン15の回転を停止させて給湯運転を終了する。
【0012】また、追い焚きスイッチ等が操作される等
によって追い焚き指令が加えられると、ポンプを駆動し
て浴槽湯水を追い焚き循環通路27を通して循環させる
と共に、燃焼ファン15を回転させ第2のバーナ5に給
気を送り込み、ガス供給通路7の開閉弁7aを開弁して
第2のバーナ5への燃料供給を開始させて第2のバーナ
5の燃焼を開始させ、バーナ燃焼熱によって追い焚き熱
交換器24で循環浴槽湯水の追い焚き加熱を行い、追い
焚き循環通路27の循環湯水の温度がリモコン31の風
呂設定温度に高められたことを前記風呂温度検出手段に
基づき検知したときにガス供給通路7の開閉弁7aを閉
弁して第2のバーナ5の燃焼を停止し、追い焚き運転を
終了する。
【0013】ところで、図8に示すような唯1個の比例
弁12で第1と第2のバーナ4,5の両方の燃焼熱量制
御を行っているタイプの給湯風呂複合器では、制御装置
30には図2の実線L1に示すような単独燃焼制御デー
タと、図2の実線L2に示すような同時燃焼制御データ
とが格納されている。
【0014】上記単独燃焼制御データL1は、第1のバ
ーナ4のみが燃焼を行っている単独燃焼モードにおける
第1のバーナ4の燃焼熱量と比例弁12の比例弁駆動電
流Isとの関係データである。つまり、第1のバーナ4
の単独燃焼中に、要求燃焼熱量で第1のバーナ4が燃焼
するための比例弁12の比例弁駆動電流Isを予め実験
や演算等により求め、該比例弁駆動電流Isと第1のバ
ーナ4の燃焼熱量とを関係付けたデータが上記単独燃焼
制御データL1である。第1のバーナ4の単独燃焼中に
は、上記単独燃焼制御データL1に基づき比例弁12に
加える比例弁駆動電流Isを制御して第1のバーナ4の
燃焼熱量制御が成される。
【0015】具体的には、水量センサ21により検出さ
れる通水流量Qと、入水サーミスタ22により検出され
る入水温度Tinと、出湯サーミスタ23により検出され
る出湯湯温Toutと、リモコン31に設定されている給
湯設定温度Tstとに基づき、給湯設定温度Tstの湯を給
湯するための第1のバーナ4への要求燃焼熱量(例え
ば、図2に示す燃焼熱量Px)を求め、該要求燃焼熱量
Pxを図2の実線L1に示す単独燃焼制御データに照ら
し合わせて上記要求燃焼熱量Pxに対応する比例弁駆動
電流Iaを検出し、該求めた比例弁駆動電流Iaを比例
弁12に加える。このようにして、第1のバーナ4の単
独燃焼中における燃焼熱量制御を行う。
【0016】上記第1と第2のバーナ4,5の両方が燃
焼を行っている同時燃焼モードでは、通常、給湯優先の
観点から、第1のバーナ4が要求燃焼熱量でもって燃焼
するように比例弁12が制御されて燃焼熱量制御が行わ
れる。このために、同時燃焼中に第1のバーナ4が要求
燃焼熱量で燃焼を行うための比例弁駆動電流Isを予め
実験や演算等により求めて該比例弁駆動電流Isと第1
のバーナ4の燃焼熱量とを関係付けたデータが同時燃焼
制御データL2として与えられる。
【0017】同時燃焼中には、燃料は主幹燃料供給通路
8からガス供給通路6,7に分岐して各バーナ4,5に
供給されるために、例えば、第1のバーナ4の単独燃焼
中には第1のバーナ4への図2に示す要求燃焼熱量Px
に対応する比例弁駆動電流は電流Iaであるのに対し
て、同時燃焼中に、上記要求燃焼熱量Pxで第1のバー
ナ4を燃焼させるためには、第2のバーナ5へ分岐供給
される燃料流量に応じた比例弁駆動電流ΔIを上記比例
弁電流Iaに加算した比例弁駆動電流Icを比例弁12
に加えなければならないことから、同時燃焼制御データ
は単独燃焼制御データと異なるデータが与えられること
となる。
【0018】同時燃焼制御中には第1のバーナ4の要求
燃焼熱量と上記同時燃焼制御データL2とに基づき比例
弁12の比例弁駆動電流Isが制御されて燃焼熱量制御
が行われる。
【0019】また、第2のバーナ5の単独燃焼中に比例
弁12を制御するための上記同様な比例弁駆動電流Is
と燃料熱量との関係データが与えられており、該関係デ
ータと第2のバーナ5の要求燃焼熱量とに基づき比例弁
12が制御されて第2のバーナ5の燃焼熱量制御が行わ
れる。
【0020】さらに、制御装置30には、第1のバーナ
4の単独燃焼中に燃焼ファン15の回転制御を行うため
の図3の実線F1に示すような比例弁駆動電流Isと風
量との関係データである単独風量制御データと、第2の
バーナ5の単独燃焼中に燃焼ファン15の回転制御を行
うための比例弁駆動電流Isと風量との関係データと、
同時燃焼中に燃焼ファン15の回転制御を行うための図
3の実線F2に示すような比例弁駆動電流Isと風量と
の関係データである同時燃焼風量制御データとが与えら
れている。上記各風量制御データは、バーナに供給され
る燃料と風量との比(空燃比)が予め定めた最適な空燃
比となるような比例弁駆動電流Isと風量との関係が予
め実験や演算等により求められて与えられたものであ
る。
【0021】制御装置30は、バーナの燃焼中には、比
例弁12に加えられる比例弁駆動電流Isと上記各風量
制御データとに基づき燃焼ファン15の回転制御を行
う。例えば、同時燃焼風量制御データとして図3の実線
F2に示すデータが与えられている場合に、比例弁12
に加えられる比例弁駆動電流Isが図3に示す電流Iex
であるときには、該比例弁駆動電流Iexを上記同時燃焼
風量制御データF2に照らし合わせて比例弁駆動電流I
exに対応する風量Fbを検出し、風量センサ28により
検出される風量が上記風量Fbとなるように燃焼ファン
15の回転制御を行う。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス供給通
路6,7の製造ばらつきや、経年劣化等による通路6,
7の配管詰まり(通路6,7の先端側に設けられるノズ
ルの詰まり等も含む)によって、同時燃焼中における第
1のバーナ4への供給燃料と第2のバーナ5への供給燃
料との燃料供給比Rが予め定めた燃料供給比と異なるこ
とが多い。上記同時燃焼制御データL2や同時燃焼風量
制御データF2は上記設定の燃料供給比を考慮して定め
られ、その定められた1パターンのデータが同時燃焼制
御データL2や同時燃焼風量制御データF2として各燃
焼機器に与えられるので、上記燃料供給比Rと設定の燃
料供給比とのずれによって、精度良く燃焼熱量制御を行
うことができない上に、最適な空燃比でバーナ燃焼を行
うことができないという問題が多発する。
【0023】例えば、ガス供給通路6の詰まりに起因し
て設定よりも燃料が第1のバーナ4へ流れ難くなってい
る場合には、同時燃焼中に、第1のバーナ4を燃焼熱量
Pxで燃焼させようとして上記同時燃焼制御データL2
に基づき図2に示す比例弁駆動電流Icを比例弁12に
加えているのに、第1のバーナ4へ供給されるガス供給
通路6の燃料流量は燃焼熱量Pxに要する燃料流量より
も少なくなっており、例えば、第1のバーナ4は要求燃
焼熱量Pxよりも少ない燃焼熱量Pyで燃焼し、要求燃
焼熱量Pxで燃焼させることができない。
【0024】その上、上記比例弁駆動電流Icに応じた
図3に示す同時燃焼風量制御データF2の風量Fbが第
1のバーナ4に供給されるので、つまり、第1のバーナ
4の燃焼熱量Pyよりも多い熱量Pxに最適な風量が供
給されるので、第1のバーナ4は風量過多の燃焼とな
り、最適な空燃比で燃焼させることができない。一方、
第2のバーナ5には第1のバーナ4の減少燃料分を付加
した燃料が供給されるので、第2のバーナ5は風量不足
の燃焼となり、上記同様に、最適な空燃比で燃焼させる
ことができない。
【0025】上記の如く、ガス供給通路6,7の製造ば
らつきや、経年劣化による配管詰まりに起因して、各バ
ーナ4,5は最適な空燃比からずれた空燃比で燃焼して
いることが多く、最適な空燃比から大きくずれてバーナ
燃焼が行われると、燃焼火炎が消えてしまったり、窒素
酸化物の発生量が増加する等の様々な弊害が生じる。こ
のことにより、ガス供給通路6,7の製造ばらつきや、
経年劣化による配管詰まりの悪影響を受けずに、バーナ
を最適な空燃比で燃焼させることが望まれている。
【0026】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、燃料供給通路の製造ばらつ
きや、経年劣化による配管詰まりの悪影響を受けずに最
適な空燃比でもってバーナ燃焼させることができる燃焼
機器を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次のような構成をもって前記課題を解決
する手段としている。すなわち、第1の発明は、バーナ
が少なくとも2個設けられ、燃料を供給する燃料供給通
路は分岐して上記各バーナに接続されており、分岐部分
よりも上流側の主幹燃料供給通路には各バーナに供給さ
れる燃料のトータル流量を弁開度でもって制御する比例
弁が介設されており、この比例弁の弁開度を制御する比
例弁駆動電流を制御して燃焼熱量制御を行う燃焼機器に
おいて、上記複数のバーナのうちの予め定められた第1
のバーナと第2のバーナとが共に燃焼している同時燃焼
モードにおける上記第1のバーナの燃焼熱量と比例弁駆
動電流との関係データが同時燃焼制御データとして予め
格納されると共に、上記第1のバーナのみが燃焼してい
る単独燃焼モードにおける第1のバーナの燃焼熱量と比
例弁駆動電流との関係データが単独燃焼制御データとし
て予め格納されているデータ格納部と;燃焼中に第1の
バーナの実測燃焼熱量を求める燃焼熱量検出部と;同時
燃焼中に上記燃焼熱量検出部により検出された第1のバ
ーナの実測燃焼熱量と、該実測燃焼熱量が検出されたと
きの比例弁駆動電流の取り込みデータとの組み合わせに
よって同時燃焼実測制御データを作成し、該同時燃焼実
測制御データを作成する度に上記データ格納部に格納さ
れている同時燃焼制御データを上記同時燃焼実測制御デ
ータに更新する同時燃焼制御データ更新部と;が設けら
れている構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0028】第2の発明は、上記第1の発明の構成に加
えて、単独燃焼中に燃焼熱量検出部により検出された第
1のバーナの実測燃焼熱量と、該実測燃焼熱量が検出さ
れたときの比例弁駆動電流の取り込みデータとの組み合
わせによって単独燃焼実測制御データを作成し、該単独
燃焼実測制御データを作成する度にデータ格納部に格納
されている単独燃焼制御データを上記単独燃焼実測制御
データに更新する単独燃焼制御データ更新部が設けられ
ている構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0029】第3の発明は、上記第1又は第2の発明を
構成する第1のバーナの燃焼熱によって流体を加熱する
熱交換器が設けられ、この熱交換器に流れ込む流体の温
度を検出する入側流体温度検出手段と、熱交換器から流
れ出る流体の温度を検出する出側流体温度検出手段と、
熱交換器を流れる流体の流量を検出する流量検出手段と
が設けられ、燃焼熱量検出部は上記入側流体温度検出手
段により検出される熱交換器の入側の流体温度と、上記
出側流体温度検出手段により検出される熱交換器の出側
の流体温度と、上記流量検出手段により検出される熱交
換器の流体流量とに基づき、第1のバーナの実測燃焼熱
量を求める構成をもって前記課題を解決する手段として
いる。
【0030】第4の発明は、上記第1又は第2又は第3
の発明を構成する各バーナに対応させて給気を供給する
ための燃焼ファンがそれぞれ設けられ、データ格納部に
は同時燃焼モードにおける第2のバーナへの給気の風量
データと比例弁駆動電流との関係データが第2の同時燃
焼風量制御データとして格納され、同時燃焼中に、比例
弁に加えられる比例弁駆動電流の取り込みデータと上記
第2の同時燃焼風量制御データとに基づき上記第2のバ
ーナに対応した第2の燃焼ファンの回転制御を行う第2
の燃焼ファン回転制御部が設けられており、同時燃焼中
に第1のバーナに供給される燃料と第2のバーナに供給
される燃料との燃料供給比を単独燃焼制御データと同時
燃焼制御データに基づいて求める燃料供給比検出部が設
けられ、同時燃焼中に第2のバーナに供給される燃料に
対応した予め定めた給気風量が供給されるように上記燃
料供給比検出部により検出された燃料供給比に基づき第
2の同時燃焼更新風量制御データを作成し、該第2の同
時燃焼更新風量制御データを作成する度にデータ格納部
に格納されている第2の同時燃焼風量制御データを上記
第2の同時燃焼更新風量制御データに更新する第2の同
時燃焼風量制御データ更新部が設けられている構成をも
って前記課題を解決する手段としている。
【0031】第5の発明は、上記第1又は第2又は第3
又は第4の発明の構成に加えて、各バーナにそれぞれ対
応した各燃焼ファンと、同時燃焼中に第1のバーナに供
給される燃料と第2のバーナに供給される燃料との燃料
供給比を単独燃焼制御データと同時燃焼制御データに基
づいて求める燃料供給比検出部とを備え、データ格納部
には同時燃焼モードにおける第1のバーナへの給気の風
量データと比例弁駆動電流との関係データが第1の同時
燃焼風量制御データとして格納され、同時燃焼中に、比
例弁に加えられる比例弁駆動電流の取り込みデータと上
記第1の同時燃焼風量制御データとに基づき第1のバー
ナに対応した第1の燃焼ファンの回転制御を行う第1の
燃焼ファン回転制御部が設けられており、同時燃焼中に
第1のバーナに供給される燃料に対応した予め定めた給
気風量が供給されるように上記燃料供給比検出部により
検出された燃料供給比に基づき第1の同時燃焼更新風量
制御データを作成し、該第1の同時燃焼更新風量制御デ
ータを作成する度にデータ格納部に格納されている第1
の同時燃焼風量制御データを上記第1の同時燃焼更新風
量制御データに更新する第1の同時燃焼風量データ更新
部が設けられている構成をもって前記課題を解決する手
段としている。
【0032】第6の発明は、上記第1又は第2又は第3
の発明を構成する各バーナに給気を供給するための共通
の燃焼ファンと;単独燃焼制御データと同時燃焼制御デ
ータとに基づいて、同時燃焼中に第1のバーナに供給さ
れる燃料と第2のバーナに供給される燃料との燃料供給
比を求める燃料供給比検出部と;第1のバーナに供給さ
れる給気の風量と第2のバーナに供給される給気の風量
との風量分配比を制御するための風量分配比制御手段
と;この風量分配比制御手段を制御して上記風量分配比
が上記燃料供給比検出部により検出された燃料供給比と
なるように風量分配比を制御する風量制御部と;が設け
られている構成をもって前記課題を解決する手段として
いる。
【0033】第7の発明は、上記第6の発明を構成する
データ格納部には同時燃焼モードにおける給気風量デー
タと比例弁駆動電流との関係データが同時燃焼風量制御
データとして格納され、同時燃焼中には比例弁に加えら
れる比例弁駆動電流の取り込みデータと上記同時燃焼風
量制御データとに基づいて燃焼ファンの回転制御を行う
ファン回転制御部が設けられており、同時燃焼制御デー
タが更新された以降に該更新された同時燃焼制御データ
に基づき同時燃焼更新風量データを作成し、該同時燃焼
更新風量データを作成する度にデータ格納部に格納され
ている同時燃焼風量制御データを上記同時燃焼更新風量
制御データに更新する風量制御データ更新部が設けられ
ている構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0034】上記構成の発明において、例えば、燃焼熱
量検出部は、第1のバーナの燃焼中に該第1のバーナの
実測燃焼熱量を求め、同時燃焼制御データ更新部は、同
時燃焼中に上記燃焼熱量検出部により検出された第1の
バーナの実測燃焼熱量と、この実測燃焼熱量が検出され
たときの比例弁駆動電流の取り込みデータとの組み合わ
せによって、同時燃焼モードにおける第1のバーナの燃
焼熱量と比例弁駆動電流との関係データである同時燃焼
実測制御データを作成し、該同時燃焼実測制御データを
作成する度に、データ格納部に格納されている同時燃焼
制御データを上記同時燃焼実測制御データに更新する。
【0035】上記の如く実測燃焼熱量と比例弁駆動電流
の取り込みデータとに基づき同時燃焼実測制御データを
作成するので、各燃焼機器は、燃料供給通路の製造ばら
つきや配管詰まりによって各燃焼機器毎に異なる燃料供
給状態に応じた同時燃焼制御データを持つことが可能と
なり、この同時燃焼制御データに基づき燃焼熱量制御を
行うことによって、精度の良い燃焼熱量制御が行われ、
かつ、予め定まる最適な空燃比でもってバーナ燃焼が行
われる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づき説明する。
【0037】第1の実施形態例の燃焼機器は図7に示す
ような給湯風呂複合器のシステム構成を有している。こ
の図7に示す給湯風呂複合器が前記図8に示す器具と異
なる特徴的なことは、各バーナ4,5の給排気経路がそ
れぞれ独立形成されていると共に、燃焼制御データと風
量制御データとを学習機能により更新させるという特有
な制御構成を備えたことである。それ以外の図7に示す
器具の構成は前記図8の器具の構成とほぼ同様であり、
この実施形態例の説明において、図8に示す器具と同一
構成部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。
【0038】図7において、第1のバーナ4の給排気を
行う第1の燃焼ファン15aと、第2のバーナ5の給排
気を行う第2の燃焼ファン15bとが別個に設けられ、
給湯燃焼室2と風呂燃焼室3の上方側はそれぞれ別個の
排気通路14に連通接続され、また、風呂燃焼室3の下
方側は外部の空気を第2のバーナ5に導くための給気通
路13が連通接続されており、給湯側では、第1の燃焼
ファン15aの回転駆動によって、外部の空気が空気取
り込み口16から器具ケース1の内部に入り込み該空気
が給気通路13を通って第1のバーナ4に供給され、風
呂側では、第2の燃焼ファン15bの回転駆動によっ
て、外部の空気が給気通路13と第2の燃焼ファン15
bとを介して第2のバーナ5に供給される構成と成って
いる。また、第1のバーナ4の給気の風量を検出する風
量センサ28だけでなく、第2のバーナ5の給気の風量
を検出する風量センサ32も設けられている。
【0039】図1にはこの実施形態例において特徴的な
制御構成が示されている。この実施形態例に示す制御装
置30は、図1に示すように、燃焼制御部35と、燃焼
熱量検出部36と、同時燃焼制御データ更新部37と、
単独燃焼制御データ更新部38と、電流取り込み部40
と、第1の同時燃焼風量制御データ更新部41と、燃料
供給比検出部42と、データ格納部43と、第2の同時
燃焼風量制御データ更新部44と、第1の燃焼ファン回
転制御部45と、第1の単独燃焼風量制御データ更新部
46と、第2の単独燃焼風量制御データ更新部47と、
第2の燃焼ファン回転制御部48とを有して構成されて
いる。
【0040】データ格納部43には前記したような単独
燃焼制御データL1と、同時燃焼制御データL2とが予
め求められて格納されている。
【0041】燃焼制御部35には予め定められた器具運
転制御のシーケンスプログラムが与えられており、燃焼
制御部35は上記シーケンスプログラムに従って、第1
の燃焼ファン回転制御部45や第2の燃焼ファン回転制
御部48に回転駆動あるいは停止の指令を加えて燃焼フ
ァン15a,15bの駆動・停止を指示すると共に、各
バーナ4,5の燃焼熱量制御を前述したように単独燃焼
制御データL1や同時燃焼制御データL2に基づき行う
構成を有している。
【0042】また、データ格納部43には第1の燃焼フ
ァン15aの回転制御を行うための図3に示すような第
1の単独燃焼風量制御データF1と第1の同時燃焼風量
制御データF2と、第2の燃焼ファン15bの回転制御
を行うための図5に示すような第2の単独燃焼制御デー
タD1と第2の同時燃焼風量制御データD2とが格納さ
れている。
【0043】第1の燃焼ファン回転制御部45は上記燃
焼制御部35から回転駆動指令が加えられると第1の燃
焼ファン15aを回転駆動させ、第1の燃焼ファン15
aを回転駆動させた以降には、燃焼制御部35から取り
込んだ燃焼情報に基づき第1のバーナ4のみが単独燃焼
を行っていることを検知したときには比例弁12に加え
られている比例弁駆動電流Isの情報を燃焼制御部35
から検出し、該比例弁駆動電流Isを前記データ格納部
43の第1の単独燃焼風量制御データF1に比較して上
記比例弁駆動電流Isに対応する風量を求め、風量セン
サ28により検出される風量が上記求めた風量となるよ
うに第1の燃焼ファン15aの回転駆動制御を行う。
【0044】また、第1の燃焼ファン回転制御部45は
燃焼制御部35の燃焼制御情報に基づきバーナ4,5が
同時燃焼していると検知したときには比例弁12の比例
弁駆動電流Isを燃焼制御部35から検出して該比例弁
駆動電流Isを前記データ格納部43の第1の同時燃焼
風量制御データF2に参照して上記比例弁駆動電流Is
に対応する風量を検出し、上記同様に、風量センサ28
の検出風量が上記求めた風量となるように第1の燃焼フ
ァン15aの回転駆動制御を行う。
【0045】そして、第1の燃焼ファン回転制御部45
は燃焼制御部35から回転停止指令が加えられると、第
1の燃焼ファン15aの回転を停止させる。
【0046】第2の燃焼ファン回転制御部48は、燃焼
制御部35から回転駆動指令・停止指令が加えられたと
きに第2の燃焼ファン15bを駆動・停止させると共
に、上記燃焼制御部35から検出した比例弁12の比例
弁駆動電流Isと、上記データ格納部43の第2の単独
燃焼風量制御データD1および第2の同時燃焼風量制御
データD2と、風量センサ32の検出風量とに基づき、
上記第1の燃焼ファン回転制御部45と同様に第2の燃
焼ファン15bの回転制御を行う構成を有している。
【0047】同時燃焼制御データ更新部37は燃焼制御
部35の燃焼情報を時々刻々と取り込み、該情報に基づ
いてバーナ4,5が共に燃焼している同時燃焼が行われ
ていると検知したときに、予め定めた同時燃焼制御デー
タ更新タイミングであると検知したときに(例えば、同
時燃焼が行われる度に、また、同時燃焼が予め定めた回
数行われる度に、又は、予め定めた時間間隔(例えば1
ヶ月)毎に同時燃焼が行われたときに)、燃焼熱量検出
部36に同時燃焼時熱量検出指令を発する。これと同時
に、同時燃焼制御データ更新部37は電流取り込み部4
0に同時燃焼時電流取り込み指令を発する。
【0048】燃焼熱量検出部36は上記同時燃焼時熱量
検出指令が加えられると、出湯サーミスタ23により検
出された出湯湯温Toutを取り込んで該湯温Toutに基づ
き出湯湯温が安定していることを確認した後に、水量セ
ンサ21により検出された通水流量Qと、入水サーミス
タ22により検出された入水温度Tinと、出湯サーミス
タ23により検出された出湯湯温Toutとを取り込み、
それら検出値に基づき第1のバーナ4の実測燃焼熱量P
z1を予めデータ格納部43に与えられている下式(1)
に従って算出する。
【0049】 Pz1=Q×(Tout−Tin)・・・・・(1)
【0050】燃焼熱量検出部36は上記の如く求めた第
1のバーナ4の実測燃焼熱量Pz1を同時燃焼制御データ
更新部37に出力する。
【0051】電流取り込み部40は同時燃焼時電流取り
込み指令が加えられた後に、上記燃焼熱量検出部36の
動作情報に基づき実測燃焼熱量が検出されることを検知
したときに、比例弁12に加えられている比例弁駆動電
流Isの情報を燃焼制御部35から取り込み、該取り込
んだ比例弁駆動電流Isのデータを同時燃焼制御データ
更新部37に出力する。
【0052】同時燃焼制御データ更新部37は上記燃焼
熱量検出部36から第1のバーナ4の実測燃焼熱量Pz1
が加えられ、かつ、その実測燃焼熱量Pz1が検出された
ときの比例弁駆動電流Isの取り込みデータが電流取り
込み部40から加えられると、予め与えられているデー
タ作成手法に従って上記実測燃焼熱量Pz1と比例弁駆動
電流Isとの組み合わせに基づき同時燃焼実測制御デー
タを作成する。
【0053】例えば、予め定めた図2に示す点Oの情報
が第1のバーナ4の燃焼熱量Poと比例弁駆動電流Io
との組み合わせデータによって与えられており、上記実
測燃焼熱量が図2に示す燃焼熱量Pyで、該実測燃焼熱
量Pyが検出されたときの比例弁駆動電流が電流Icで
あったときには、図2に示すグラフ上において、上記点
Oと点Aを共に通る直線データを作成し、つまり、図2
の破線L2’に示すような同時燃焼実測制御データを作
成する。
【0054】同時燃焼制御データ更新部37は上記の如
く作成した同時燃焼実測制御データをデータ格納部43
に格納されている同時燃焼制御データに上書きして、同
時燃焼制御データを上記同時燃焼実測制御データに更新
する。
【0055】ガス供給通路6,7の製造ばらつきやガス
供給通路6の配管詰まりによって、設定よりもガス供給
通路6に燃料が流れ難くなっている場合には、上記同時
燃焼制御データL2は、図2の破線L2’に示すような
下方の同時燃焼制御データに更新され、反対に、ガス供
給通路6,7の製造ばらつきやガス供給通路7の配管詰
まりによって、ガス供給通路6に流れ込む燃料が設定よ
りも増加している場合には、図2の破線L2’’に示す
ような上方の同時燃焼制御データに更新される。このよ
うに同時燃焼制御データを更新した以降には、当然に、
その更新された同時燃焼制御データに基づき燃焼制御部
35は燃焼熱量制御を行う。
【0056】単独燃焼制御データ更新部38は燃焼制御
部35の情報を時々刻々と取り込み、第1のバーナ4の
みが燃焼している単独燃焼中であることを検知したとき
に、予め定めた単独燃焼制御データ更新タイミングであ
ると検知したときに(例えば、第1のバーナ4の単独燃
焼が行われる度に、又は、第1のバーナ4の単独燃焼が
予め定めた回数行われる度に、又は、予め定めた時間間
隔毎に第1のバーナ4の単独燃焼が行われるときに)、
単独燃焼時熱量検出指令を燃焼熱量検出部36に発して
上記同様に燃焼熱量検出部36に第1のバーナ4の実測
燃焼熱量Pz1を算出させ、また、単独燃焼時電流取り込
み指令を電流取り込み部40に発して上記同様に電流取
り込み部40に比例弁駆動電流Isの情報を取り込ませ
る。
【0057】そして、単独燃焼制御データ更新部38は
燃焼熱量検出部36の実測燃焼熱量Pz1と電流取り込み
部40の比例弁駆動電流Isの取り込みデータとが共に
加えられた以降に、それら実測燃焼熱量Pz1と比例弁駆
動電流Isの取り込みデータとの組み合わせに基づき、
単独燃焼実測制御データを作成する。例えば、実測燃焼
熱量Pz1が熱量Paであり、この実測燃焼熱量Paを取
り込んだときの比例弁駆動電流Isが電流Iaであると
きには、図2に示すグラフ上において、予め与えられた
燃焼熱量Poと比例弁駆動電流Ioの組み合わせである
点Oと、上記実測燃焼熱量Paと比例弁駆動電流Iaの
組み合わせである点Bとを共に通る直線データを単独燃
焼実測制御データL1’として作成する。
【0058】単独燃焼制御データ更新部38は上記の如
く作成した単独燃焼実測制御データをデータ格納部43
の単独燃焼制御データに上書きし、単独燃焼制御データ
を上記単独燃焼実測制御データに更新する。
【0059】ガス供給通路6,7の製造ばらつきやガス
供給通路6の配管詰まりによって、設定よりもガス供給
通路6に燃料が流れ難くなっている場合には、上記単独
燃焼制御データL1は、図2の破線L1’に示すような
下方の単独燃焼制御データに更新され、反対に、ガス供
給通路6,7の製造ばらつきやガス供給通路7の配管詰
まりによって、ガス供給通路6に流れ込む燃料が設定よ
りも増加している場合には、図2の破線L1’’に示す
ような上方の単独燃焼制御データに更新される。
【0060】ところで、上記の如く、比例弁駆動電流と
燃焼熱量の関係が更新されたときには、バーナに供給さ
れる燃料に最適な給気の風量と比例弁駆動電流との関係
データをも更新しなければ最適な空燃比でバーナ燃焼を
行わせることができないことが多い。そこで、この実施
形態例では、上記の如く、同時燃焼制御データ又は単独
燃焼制御データが更新されたときには、風量制御データ
をも更新する構成を備えている。
【0061】第1の同時燃焼風量制御データ更新部41
は上記同時燃焼制御データ更新部37の情報を時々刻々
と取り込み、該情報に基づき同時燃焼制御データL1が
更新されることを検知したときには、第1の同時燃焼風
量制御データF1の更新が必要であると判断して予め定
められた風量制御データ作成手法に従って第1の同時燃
焼更新風量制御データを作成する。
【0062】例えば、第1のバーナ4の燃焼熱量と該燃
焼熱量にマッチングする風量との関係データが予め実験
や演算等によって求められ、図4に示すような熱量−風
量関係データとしてデータ格納部43に格納されてお
り、第1の同時燃焼風量制御データ更新部41は、同時
燃焼中に上記燃焼熱量検出部36により算出される実測
燃焼熱量Pz1と、該実測燃焼熱量Pz1が算出されるとき
の電流取り込み部40の取り込み比例弁駆動電流Is
と、上記データ格納部43の図4に示す熱量−風量関係
データとに基づき、上記電流取り込み部40の比例弁駆
動電流Isの取り込みデータに対応する風量データを検
出する。
【0063】具体的には、例えば、実測燃焼熱量が図2
に示す熱量Pyで、該熱量Pyが検出されたときの比例
弁駆動電流が電流Icであるときには、上記実測燃焼熱
量Pyに対応する風量データFyを図4の熱量−風量関
係データに基づき検出する。
【0064】そして、第1の同時燃焼風量制御データ更
新部41は、図3に示すグラフ上において、上記検出し
た風量データFyと比例弁駆動電流Icの組み合わせデ
ータである点Cと、予め与えられた風量データFoと比
例弁駆動電流Ioとの組み合わせデータである点Oとを
共に通る直線データである第1の同時燃焼更新風量制御
データF2’を作成する。
【0065】第1の同時燃焼風量制御データ更新部41
は、上記の如く作成した第1の同時燃焼更新風量制御デ
ータをデータ格納部43の第1の同時燃焼風量制御デー
タに上書きして、第1の同時燃焼風量制御データを上記
第1の同時燃焼更新風量制御データに更新する。
【0066】ガス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガ
ス供給通路6の配管詰まりによって、設定よりもガス供
給通路6に燃料が流れ難くなっている場合には、第1の
同時燃焼風量制御データF2は、図3の破線F2’に示
すような下方の風量制御データに更新され、反対に、ガ
ス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガス供給通路7の
配管詰まりによって、ガス供給通路6に流れ込む燃料が
設定よりも増加している場合には、図3の破線F2’’
に示すような上方の風量制御データに更新される。
【0067】第1の単独燃焼風量制御データ更新部46
は前記単独燃焼制御データ更新部38の情報を時々刻々
と取り込み、該情報に基づき単独燃焼制御データが更新
されることを検知したときには、単独燃焼中に上記燃焼
熱量検出部36に検出される実測燃焼熱量Pz1と、該実
測燃焼熱量Pz1を検出したときの電流取り込み部40の
比例弁駆動電流Isの取り込みデータとを取り込んで、
それら取り込んだデータに基づき、上記第1の同時燃焼
更新風量制御データを作成した場合と同様に、第1の単
独燃焼更新風量制御データを作成し、この作成した第1
の単独燃焼更新風量制御データを上記データ格納部43
の第1の単独燃焼風量制御データF1に上書きして第1
の単独燃焼風量制御データを上記第1の単独燃焼更新風
量制御データに更新する。
【0068】ガス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガ
ス供給通路6の配管詰まりによって、設定よりもガス供
給通路6に燃料が流れ難くなっている場合には、第1の
単独燃焼風量制御データF1は、図3の破線F1’に示
すような下方の風量制御データに更新され、反対に、ガ
ス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガス供給通路7の
配管詰まりによって、ガス供給通路6に流れ込む燃料が
設定よりも増加している場合には、図3の破線F1’’
に示すような上方の風量制御データに更新される。
【0069】第2の単独燃焼風量制御データ更新部47
は、前記第1の単独燃焼風量制御データ更新部46と同
様に、単独燃焼制御データ更新部38により単独燃焼制
御データL1が更新されることを検知したときに、実測
燃焼熱量Pz1と該実測燃焼熱量Pz1を検出したときの比
例弁駆動電流Isの取り込みデータとに基づき、第2の
単独燃焼更新風量制御データを作成し、該作成した第2
の単独燃焼更新風量制御データをデータ格納部43の第
2の単独燃焼風量制御データに上書きして第2の単独燃
焼風量制御データを上記第2の単独燃焼更新風量制御デ
ータに更新する。
【0070】ガス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガ
ス供給通路7の配管詰まりによって、設定よりもガス供
給通路7に燃料が流れ難くなっている場合には、第2の
単独燃焼風量制御データD1は、図5の破線D1’に示
すような下方の風量制御データに更新され、反対に、ガ
ス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガス供給通路6の
配管詰まりによって、ガス供給通路7に流れ込む燃料が
設定よりも増加している場合には、図5の破線D1’’
に示すような上方の風量制御データに更新される。
【0071】第2の同時燃焼風量制御データ更新部44
は上記同時燃焼制御データ更新部37および第1の同時
燃焼風量制御データ更新部41の各動作情報を時々刻々
と取り込み、これら情報に基づき同時燃焼制御データお
よび第1の同時燃焼風量制御データが更新されたことを
検知したときに、第2の同時燃焼風量制御データを更新
する必要があると判断し、更新用の風量制御データを予
め定めたデータ作成手法に従って作成する。
【0072】例えば、第2の同時燃焼風量制御データ更
新部44は、上記の如く、同時燃焼制御データが更新さ
れたことを検知したときに、燃料供給比検出指令を燃料
供給比検出部42に出力する。
【0073】燃料供給比検出部42は上記燃料供給比検
出指令が加えられると、データ格納部43の同時燃焼制
御データと単独燃焼制御データとに基づき、同時燃焼中
に第1のバーナ4へ供給される燃料と第2のバーナ5へ
供給される燃料との燃料供給比Rを求める。
【0074】例えば、図2に示す実線L1’のデータが
単独燃焼制御データとして、また、実線L2’のデータ
が同時燃焼制御データとして与えられている場合には、
第1のバーナ4の単独燃焼時には比例弁12に比例弁駆
動電流Ieを加えて燃焼熱量Pxを得ることができるの
に対して、同時燃焼時には、比例弁12に比例弁駆動電
流Idを加えなければ第1のバーナ4を燃焼熱量Pxで
燃焼させることができないので、上記比例弁駆動電流I
dから比例弁駆動電流Ieを差し引いた電流ΔI分が第
2のバーナ5へ供給される燃料に応じた比例弁駆動電流
であることが分かる。このことから、第1のバーナ4へ
の供給燃料と第2のバーナ5への供給燃料との燃料供給
比Rは、Ie:ΔIであるというように求めることがで
きる。
【0075】このように、求められた燃料供給比Rを、
燃料供給比検出部42は第2の同時燃焼風量制御データ
更新部44に出力する。
【0076】第2の同時燃焼風量制御データ更新部44
は上記燃料供給比Rが加えられると、この供給燃焼比R
と、データ格納部43に格納されている更新後の第1の
同時燃焼風量制御データとに基づき第2の同時燃焼更新
風量制御データを作成する。
【0077】同時燃焼中には、主幹燃料供給通路8を流
れてきた燃料は上記燃料供給比検出部42により求めら
れた燃料供給比Rでもって分岐して各バーナ4,5へ供
給されるので、第1のバーナ4への風量と第2のバーナ
5への風量との風量比が上記燃料供給比Rと等しくなる
ように風呂側の風量制御を行わなければならない。この
ことから、例えば、上記検出供給燃料比Rに基づいて、
第1のバーナ4への供給燃料に対する第2のバーナ5へ
の供給燃料の割合X(例えば、X=ΔI/Ie)を検出
し、各比例弁駆動電流に対する第2のバーナ5への給気
風量が前記第1の同時燃焼風量制御データの風量の上記
X倍となるように第2の同時燃焼更新風量制御データを
作成する。
【0078】第2の同時燃焼風量制御データ更新部44
は上記のように作成された第2の同時燃焼更新風量制御
データをデータ格納部43の第2の同時燃焼風量制御デ
ータに上書きし、第2の同時燃焼風量制御データを上記
第2の同時燃焼更新風量制御データに更新する。
【0079】ガス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガ
ス供給通路7の配管詰まりによって、設定よりもガス供
給通路7に燃料が流れ難くなっている場合には、第2の
同時燃焼風量制御データD2は、図5の破線D2’に示
すような下方の風量制御データに更新され、反対に、ガ
ス供給通路6,7の製造ばらつきや、ガス供給通路6の
配管詰まりによって、ガス供給通路7に流れ込む燃料が
設定よりも増加している場合には、図5の破線D2’’
に示すような上方の風量制御データに更新される。
【0080】この実施形態例によれば、第1のバーナ4
の実測燃焼熱量を検出し、この実測燃焼熱量と該実測燃
焼熱量を検出したときの比例弁駆動電流の取り込みデー
タとの組み合わせに基づき、単独燃焼制御データおよび
同時燃焼制御データを更新する構成を備えたので、各燃
焼機器に対応した単独燃焼制御データおよび同時燃焼制
御データを作成・更新することができる。つまり、各燃
焼機器の燃焼供給状態はガス供給通路6,7の製造ばら
つきや経年劣化による配管詰まりに起因して各燃焼機器
毎に異なるが、この実施形態例では、その各燃焼機器の
燃料供給状態に応じた単独燃焼制御データおよび同時燃
焼制御データを作成・更新することができる。このよう
に各燃焼機器に適した単独燃焼制御データおよび同時燃
焼制御データに基づきバーナ燃焼熱量制御が行われるの
で、精度の良い燃焼熱量制御が達成でき、燃焼熱量制御
の信頼性が高い燃焼機器を提供することができる。
【0081】その上、比例弁駆動電流と風量データとの
関係データから成る風量制御データを上記燃焼制御デー
タの更新に併せて更新することから、上記同様に、各燃
焼機器に応じた風量制御データを作成・更新することが
でき、この更新された風量制御データに基づき風量制御
が行われることで、各バーナ4,5に供給される燃料に
適した風量を供給することができる。つまり、各燃焼機
器のバーナ燃焼を予め定まる最適な空燃比で行わせるこ
とが容易となる。
【0082】このように、適切な空燃比でバーナ燃焼を
行わせることができることによって、燃焼状態の悪化に
よる燃焼火炎の立ち消えの問題を回避することができ、
また、窒素酸化物の発生量の増加を抑制することができ
環境悪化問題を防止することができる。
【0083】また、この実施形態例では、第1のバーナ
4側の風量制御と、第2のバーナ5側の風量制御とを独
立させて行うことが可能であることから、第1の燃焼フ
ァン15aの回転制御によって第1のバーナ4へ供給さ
れる燃料に応じた風量を、また、第2の燃焼ファン15
bの回転制御によって第2のバーナ5へ供給される燃料
に応じた風量をそれぞれ供給することが容易となる。特
に、この実施形態例では、上記の如く各バーナ4,5へ
の燃料供給状態に応じた風量制御データが作成・更新さ
れ、この更新された風量制御データと、風量センサ2
8,32の検出風量とに基づいた風量制御が行われるの
で、各バーナ4,5への供給燃料に適した風量を精度良
く供給することが可能である。
【0084】さらに、この実施形態例では、水量センサ
21と入水サーミスタ22と出湯サーミスタ23との各
検出値を利用して第1のバーナ4の実測燃焼熱量を検出
する構成であり、上記水量センサ21と入水サーミスタ
22と出湯サーミスタ23は第1のバーナ4の燃焼熱量
制御を行うための必須構成部品であるので、第1のバー
ナ4の実測燃焼熱量を検出するためにわざわざ実測燃焼
熱量検出用のセンサを設ける必要がなく、部品点数の増
加を抑制することができる。
【0085】以下に、第2の実施形態例を説明する。こ
の実施形態例では、前記図8に示すような各バーナ4,
5に共通の燃焼ファン15が設けられている燃焼機器を
対象にしており、特徴的なシステム構成は、第1のバー
ナ4へ供給される風量と第2のバーナ5へ供給される風
量との風量分配比を可変制御するための図8の点線に示
す風量分配比制御手段33が設けられていることであ
る。なお、この実施形態例の説明において、図8の燃焼
機器の前述した構成部分の重複説明は省略する。
【0086】図6には本実施形態例において特徴的な制
御構成がブロック図により示されている。この実施形態
例に示す制御装置30は、燃焼制御部35と燃焼熱量検
出部36と同時燃焼制御データ更新部37と単独燃焼制
御データ更新部38と電流取り込み部40と燃料供給比
検出部42とデータ格納部43とファン回転制御部50
と風量制御部51と風量制御データ更新部52を有して
構成されている。なお、上記燃焼制御部35と燃焼熱量
検出部36と同時燃焼制御データ更新部37と単独燃焼
制御データ更新部38と電流取り込み部40と燃料供給
比検出部42の各構成は前記第1の実施形態例に示した
燃焼制御部35と燃焼熱量検出部36と同時燃焼制御デ
ータ更新部37と単独燃焼制御データ更新部38と電流
取り込み部40と燃料供給比検出部42の各構成とほぼ
同様であるので、その共通部分の重複説明は省略する。
【0087】データ格納部43には、同時燃焼中にバー
ナ4への供給燃料に適した風量が第1のバーナ4に供給
されるための前述したような比例弁駆動電流と風量デー
タとの関係データが第2のバーナ5側への供給風量を考
慮して予め実験や演算等により求められ同時燃焼風量制
御データとして格納されていると共に、第1のバーナ4
の単独燃焼中にバーナ4に供給される燃料に適した風量
が供給されるための前述したような比例弁駆動電流と風
量データとの関係データが予め実験や演算等により求め
られ単独燃焼風量制御データとして格納されている。
【0088】燃焼制御部35は予め与えられたシーケン
スプログラムに従って、燃焼ファン15の駆動・停止の
指令を発し、ファン回転制御部50は上記指令に従って
燃焼ファン15の駆動・停止の制御を行うと共に、前述
したと同様に、燃焼制御部35から取り込まれた燃焼情
報に基づき、第1のバーナ4のみの単独燃焼中であるこ
とを検知しているときには、上記燃焼制御部35の情報
に基づいた比例弁駆動電流と、上記データ格納部43の
単独燃焼風量制御データとに基づき、第1のバーナ4の
供給燃焼熱量に応じた風量を求め、風量センサ28の検
出風量が上記求めた風量となるように燃焼ファン15の
回転制御を行う。
【0089】また、ファン回転制御部50は、バーナ
4,5が共に燃焼している同時燃焼中であることを検知
したときには、比例弁駆動電流と同時燃焼風量制御デー
タと風量センサ28の検出風量とに基づき、上記同様に
燃焼ファン15の回転制御を行う。
【0090】風量制御データ更新部52は同時燃焼制御
データ更新部37と単独燃焼制御データ更新部38の動
作情報を時々刻々と取り込み、これら情報に基づき、同
時燃焼制御データが更新されたことを検知したときに
は、前記第1の実施形態例に示した第1の同時燃焼風量
制御データ更新部41と同様に、更新された同時燃焼制
御データと、図4に示す熱量−風量関係データとに基づ
き同時燃焼更新風量制御データを作成し、この作成した
更新風量制御データをデータ格納部43の同時燃焼風量
制御データに上書きして、同時燃焼風量制御データを上
記同時燃焼更新風量制御データに更新する。
【0091】また、風量制御データ更新部52は単独燃
焼制御データが更新されたことを検知したときには、前
記第1の実施形態例に示した第1の単独燃焼風量制御デ
ータ更新部46や第2の単独燃焼風量制御データ更新部
47と同様に、更新された単独燃焼制御データと図4に
示す熱量−風量関係データとに基づき単独燃焼更新風量
制御データを作成し、該作成した更新風量制御データを
データ格納部43の単独風量制御データに上書きして、
単独燃焼風量制御データを上記単独燃焼更新風量制御デ
ータに更新する。
【0092】風量制御部51は同時燃焼制御データ更新
部37と単独燃焼制御データ更新部38の各動作情報を
取り込み、それら情報に基づき、同時燃焼制御データあ
るいは単独燃焼制御データが更新されたことを検知した
ときには、第1のバーナ4への風量と第2のバーナ5へ
の風量との風量分配比を可変制御する必要があると判断
し、燃料供給比検出部42に燃料供給比検出指令を発す
る。
【0093】燃料供給比検出部42は、上記燃料供給比
検出指令が加えられると、前記第1の実施形態例と同様
にして、同時燃焼制御データと単独燃焼制御データとに
基づき第1のバーナ4への供給燃料と第2のバーナ5へ
の供給燃料との燃料供給比Rを検出し、この検出した燃
料供給比Rを風量制御部51に出力する。
【0094】風量制御部51は上記燃料供給比Rが加え
られると、第1のバーナ4への風量と第2のバーナ5へ
の風量との風量分配比が上記検出された燃料供給比Rと
なるように前記風量分配比制御手段33を制御する。
【0095】例えば、風量分配比制御手段33がダンパ
ーと該ダンパーを駆動することができる駆動手段とによ
って構成されている場合には、上記検出された燃料供給
比Rに基づき駆動手段への供給駆動量を求めるためのデ
ータを予め与えておき、上記燃料供給比検出部42によ
り検出された燃料供給比Rと上記データとに基づき駆動
手段を駆動制御して上記風量分配比が上記検出された燃
料供給比Rとなるようにダンパーを駆動させる。
【0096】この実施形態例によれば、同時燃焼制御デ
ータと単独燃焼制御データを前記第1の実施形態例と同
様に、実測燃焼熱量と比例弁駆動電流の取り込みデータ
との組み合わせに基づき更新すると共に、この更新され
た燃焼制御データに基づき同時燃焼風量制御データと単
独燃焼風量制御データとを更新することができる構成を
備え、かつ、第1のバーナ4への風量と第2のバーナ5
への風量との風量分配比を可変制御することができる風
量分配比制御手段33を設けたので、前記第1の実施形
態例と同様に、精度良く燃焼熱量制御を行うことができ
る上に、各バーナ4、5に供給される燃料に見合った風
量を供給することができ、ガス供給通路6,7の製造ば
らつきや経年劣化による配管ばらつきの悪影響を受ける
ことなく、最適な空燃比で第1と第2のバーナ4,5の
両方を燃焼させることができる。
【0097】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、燃焼熱量検出部36は、
水量センサ21の検出通水流量と、入水サーミスタ22
の検出入水温と、出湯サーミスタ23の検出出湯湯温と
に基づき、第1のバーナ4の実測燃焼熱量を検出してい
たが、例えば、第1のバーナ4の燃焼により発生した排
気の温度を検出する排気温度センサを設け、また、給湯
熱交換器17の熱交換効率のデータを予め求めて与えて
おき、燃焼熱量検出部36は、第1のバーナ4の燃焼中
に、上記排気温度センサにより検出される排気温度と、
上記給湯熱交換器17の熱交換効率データとに基づき、
第1のバーナ4の実測燃焼熱量を検出してもよい。
【0098】また、上記各実施形態例に示した第1の単
独燃焼風量制御データと第1の同時燃焼風量制御データ
と第2の単独燃焼風量制御データと第2の同時燃焼風量
制御データと単独燃焼風量制御データと同時燃焼風量制
御データとは比例弁駆動電流と風量データとの関係デー
タにより与えられており、同時燃焼制御データ又は単独
燃焼制御データが更新されたときにはそれら各風量制御
データの更新が行われていたが、上記複数の風量制御デ
ータのうちの1個以上の風量制御データをバーナ燃焼熱
量と風量データとの関係データにより形成してもよく、
このように、燃焼熱量に基づいた風量制御データを用い
て風量制御が行われる場合には、バーナの燃焼熱量に対
応した適切な風量が供給されることから、同時燃焼制御
データ又は単独燃焼制御データが更新されたときに、そ
の燃焼熱量に基づいた風量制御データを更新する必要は
なく、このような場合には、その燃焼熱量に基づいた風
量制御データを更新するデータ更新部(第1の同時燃焼
風量制御データ更新部41又は第2の同時燃焼風量制御
データ更新部44又は第1の単独燃焼風量制御データ更
新部46又は第2の単独燃焼風量制御データ更新部47
又は風量制御データ更新部52)を省略してもよい。
【0099】さらに、上記各実施形態例では、給湯優先
の観点から、給湯側のバーナ4を第1のバーナとし、風
呂側のバーナ5を第2のバーナとしたが、風呂側を優先
にする場合には、給湯側のバーナ4を第2のバーナとし
て、風呂側のバーナ5を第1のバーナとしてもよい。こ
の場合には、風呂側のバーナ5をメインにした燃焼制御
データと風量制御データが与えられることとなり、燃焼
熱量検出部36は風呂側のバーナ5の実測燃焼熱量を検
出することになる。
【0100】風呂側のバーナ5の実測燃焼熱量を検出す
る構成とする場合には、例えば、追い焚き熱交換器24
に流れ込む湯水(流体)の温度を検出する入側流体温度
検出手段と、追い焚き熱交換器24から流れ出る湯水の
温度を検出する出側流体温度検出手段とを設け、それら
入側流体温度検出手段と出側流体温度検出手段によって
それぞれ検出される温度と、ポンプの能力等によって予
め求まる追い焚き熱交換器24の通水流量とに基づき風
呂側のバーナ5の実測燃焼熱量を検出する。より望まし
くは、追い焚き熱交換器24の通水流量を検出する流量
検出手段を設け、上記入側流体温度検出手段と出側流体
温度検出手段の各検出温度と、上記流量検出手段により
検出される流量とに基づき風呂側のバーナ5の実測燃焼
熱量を検出する。
【0101】さらに、上記各実施形態例では、風量制御
データに用いる風量データとして風量を与えていたが、
風量データとして燃焼ファンの回転数を与えてもよい。
さらに、上記各実施形態例では、電流取り込み部40は
燃焼制御部35の情報に基づき比例弁12に加えられる
比例弁駆動電流のデータを取り込んでいたが、例えば、
比例弁12に加えられる比例弁駆動電流を直接的に取り
込んでもよい。
【0102】さらに、上記各実施形態例では、更新用の
燃焼制御データを作成するために予め定めた固定の燃焼
熱量Poと比例弁駆動電流Ioの組み合わせのデータが
与えられており、この固定のデータと、実測燃焼熱量と
比例弁駆動電流の取り込みデータとの組み合わせとに基
づき、更新用の燃焼制御データを作成していたが、例え
ば、比例弁駆動電流が異なる複数の実測燃焼熱量と比例
弁駆動電流の取り込みデータとの組み合わせデータを求
め、それら複数の組み合わせデータに基づき更新用の燃
焼制御データを作成してもよい。
【0103】この場合、比例弁駆動電流Isと実測燃焼
熱量との組み合わせデータと、上記比例弁駆動電流Is
よりも予め定めた電流Δi分(例えば、予め定めた最小
燃焼熱量に対応した比例弁駆動電流を0%ととし、予め
定めた最大燃焼熱量に対応した比例弁駆動電流を100
%ととしたとき、30%に対応する比例弁駆動電流分)
以上離れた比例弁駆動電流と実測燃焼熱量との組み合わ
せデータとを含む複数の組み合わせデータに基づき更新
用の燃焼制御データを作成することが望ましい。このよ
うな複数の組み合わせデータに基づき燃焼制御データを
作成することによって、バーナへの燃料供給状態に、よ
り一層合った燃焼制御データを作成することができる。
【0104】さらに、上記各実施形態例では、燃焼熱量
検出部36は実測燃焼熱量を検出する度にその検出した
実測燃焼熱量を同時燃焼制御データ更新部37や単独燃
焼制御データ更新部38に出力していたが、例えば、比
例弁12に加える比例弁駆動電流が変動していない状態
で、実測燃焼熱量を2個以上の予め定めた個数検出し、
それら検出した実測燃焼熱量の平均値を求め、該平均値
を実測燃焼熱量として同時燃焼制御データ更新部37や
単独燃焼制御データ更新部38に出力してもよい。
【0105】さらに、上記第1の実施形態例では、同時
燃焼制御データ又は単独燃焼制御データが更新されたと
きに、第2のバーナ5に対応する第2の同時燃焼風量制
御データの更新が第2の同時燃焼風量制御データ更新部
44によって、又は、第2の単独燃焼風量制御データ更
新部47によって第2の単独燃焼風量制御データの更新
が行われたが、第2のバーナ5に供給される燃料と風量
との空燃比が予め定めた最適な空燃比からずれても燃焼
継続が成されるバーナによって第2のバーナ5が形成さ
れている場合には、上記第2の同時燃焼風量制御データ
又は第2の単独燃焼風量制御データの更新を行わなくて
もよい。この場合には、第2の同時燃焼風量制御データ
更新部44又は第2の単独燃焼風量制御データ更新部4
7を省略することができる。
【0106】さらに、上記各実施形態例では、単独燃焼
制御データを更新していたが、例えば、ガス供給通路
6,7の管路径が大きく、ガス供給通路6,7の製造ば
らつきや配管詰まりに起因した設定の燃料供給比に対す
る実際の燃料供給比Rのずれ率が小さいと思われる場合
には、第1のバーナ4の単独燃焼中に実際の燃料供給比
Rが設定の燃料供給比から多少ずれても大きな弊害が生
じないので、このような場合には、単独燃焼制御データ
の更新を行わなくてもよく、単独燃焼制御データ更新部
38を省略することができる。
【0107】さらに、上記第2の実施形態例では、バー
ナ4,5に共通の燃焼ファン15が設けられている器具
において、風量分配比制御手段33を設けてバーナ4へ
の供給風量とバーナ5への供給風量との風量分配比を制
御する例を示したが、例えば、バーナ4とバーナ5のう
ちの一方が適切な空燃比から多少ずれても正常に燃焼で
き、他方が適切な空燃比からずれるとCO等の有害なガ
スを発生し易い器具の場合には、上記風量分配比制御手
段33を設けず、上記空燃比が悪化するとCO等のガス
を発生するバーナを優先し、該バーナが適切な空燃比で
もって燃焼できるように風量制御データを作成・更新
し、上記優先のバーナを配管詰まり等の影響を受けずに
適切な空燃比でもって燃焼できるように構成してもよ
い。
【0108】さらに、上記各実施形態例では、給湯用と
風呂用の2個のバーナが設けられている燃焼機器を例に
して説明したが、この発明は、バーナの個数は2個に限
定されるものではなく、3個でもよいし、4個でもよ
く、数に限定されるものではない。また、上記各実施形
態例では、給湯と風呂の複合器を例にして説明したが、
本発明は例えば給湯と暖房の複合器である燃焼機器にも
適用することができる。
【0109】
【発明の効果】この発明によれば、第1のバーナの燃焼
中に、第1のバーナの実測燃焼熱量を求め、この求めた
実測燃焼熱量と該実測燃焼熱量を検出したときの比例弁
駆動電流の取り込みデータとに基づき同時燃焼更新制御
データを作成し、この同時燃焼更新制御データを作成す
る度に、データ格納部の同時燃焼制御データを上記同時
燃焼更新制御データに更新する構成を備えたので、各燃
焼機器毎にバーナへの燃料供給状態に応じた同時燃焼制
御データを作成することができ、この作成・更新された
同時燃焼制御データに基づき燃焼熱量制御が行われるこ
とで、同時燃焼モードにおける精度の良い燃焼熱量制御
を行うことができる。
【0110】実測燃焼熱量と該実測燃焼熱量を検出した
ときの比例弁駆動電流の取り込みデータとに基づきデー
タ格納部の単独燃焼制御データを更新する構成を備えた
ので、上記同様に、各燃焼機器毎にバーナへの燃料供給
状態に応じた単独燃焼制御データを作成することがで
き、この作成・更新された単独燃焼制御データに基づき
燃焼熱量制御が行われることで、単独燃焼モードにおけ
る精度の良い燃焼熱量制御を行うことができる。
【0111】入側流体温度検出手段と出側流体温度検出
手段の各検出温度と、流体流量検出手段の検出流量とに
基づき、第1のバーナの実測燃焼熱量を検出する構成を
備えたものにあっては、第1のバーナの実測燃焼熱量を
精度良く検出することが容易であり、精度良く検出され
た実測燃焼熱量に基づき同時燃焼制御データや単独燃焼
制御データを更新することが可能であることから、この
更新された燃焼制御データに基づき、より精度の良い燃
焼熱量制御が達成される。
【0112】また、第1のバーナが給湯用のバーナであ
る場合には、予め定められる給湯設定温度の湯が給湯す
るための要求燃焼熱量を求めるために入側流体温度検出
手段と出側流体温度検出手段と流量検出手段は必須構成
部品であることから、それら入側流体温度検出手段と出
側流体温度検出手段と流量検出手段を実測燃焼熱量検出
用の手段として兼用することで、実測燃焼熱量検出用の
専用の手段を別に設ける必要がなく、部品点数の増加を
抑制することができる。
【0113】第1と第2の各バーナに対応させて燃焼フ
ァンがそれぞれ設けられている場合に、単独燃焼制御デ
ータと同時燃焼制御データとに基づき第1のバーナへの
供給燃料と第2のバーナへの供給燃料との燃料供給比を
求め、該求めた燃料供給比に基づいて、比例弁駆動電流
と風量データとの関係データから成る第2の同時燃焼風
量制御データを更新する構成を備えたものや、上記求め
た燃料供給比に基づいて、比例弁駆動電流と風量データ
との関係データから成る第1の同時燃焼風量制御データ
を更新する構成を備えたものにあっては、上記第1と第
2の各燃焼ファンをそれぞれ別個に制御することがで
き、第1と第2の各バーナへ供給される燃料に適した給
気風量をそれぞれ供給することが容易である上に、各燃
焼機器毎に各バーナの燃料供給状態に応じた第1又は第
2の同時燃焼風量制御データを作成・更新することがで
きるので、上記更新された同時燃焼制御データと第1又
は第2の同時燃焼風量制御データとに基づき燃焼熱量制
御および風量制御が行われることによって、同時燃焼中
に、第1と第2のバーナを予め定めた最適な空燃比で燃
焼させることが可能となる。
【0114】上記のように、最適な空燃比でバーナ燃焼
を行うことができることによって、空燃比悪化による燃
焼火炎の立ち消えの問題を回避することができ、また、
窒素酸化物の発生量を抑制することができるので環境悪
化の問題を防止することができる。
【0115】各バーナに給気を供給するための共通の燃
焼ファンが設けられ、第1のバーナへの給気の風量と第
2のバーナへの給気の風量との風量分配比が第1のバー
ナへの供給燃料と第2のバーナへの供給燃料との燃料供
給比となるように制御する構成を備えたものにあって
は、各燃焼機器毎に異なる燃料供給比に応じて風量分配
比を可変制御できるので、各バーナに供給される燃料に
応じた給気風量を供給することができ、燃料供給比と風
量分配比のずれに起因したバーナ燃焼状態の悪化を防止
することができる。
【0116】各バーナに給気を供給するための共通の燃
焼ファンが設けられ、比例弁駆動電流と風量データとの
関係データにより構成される同時燃焼風量制御データを
同時燃焼制御データに基づき更新する構成を備えたもの
にあっては、上記同様に、各燃焼機器毎に各バーナの燃
料供給状態に応じた同時燃焼風量制御データを作成・更
新することができるので、上記更新された同時燃焼制御
データと同時燃焼風量制御データとに基づき燃焼熱量制
御および風量制御が行われることによって、同時燃焼中
に、第1と第2のバーナを予め定めた最適な空燃比で燃
焼させることが可能となり、燃焼火炎の立ち消えの問題
および環境悪化の問題を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1の実施形態例において特徴
的な制御構成を示すブロック図である。
【図2】単独燃焼制御データと同時燃焼制御データの一
例を示すグラフである。
【図3】第1の燃焼ファンを回転制御するための第1の
単独燃焼風量制御データと第1の同時燃焼風量制御デー
タとの一例を示すグラフである。
【図4】燃焼熱量と該燃焼熱量にマッチングする給気を
供給するための風量データとの関係例を示すグラフであ
る。
【図5】第2の燃焼ファンを回転制御するための第2の
単独燃焼風量制御データと第2の同時燃焼風量制御デー
タとの一例を示すグラフである。
【図6】第2の実施形態例において特徴的な制御構成を
示すブロック図である。
【図7】各バーナに対応させて燃焼ファンがそれぞれ設
けられているタイプの燃焼機器の一例を示すモデル図で
ある。
【図8】各バーナに共通の燃焼ファンが設けられている
タイプの燃焼機器の一例を示すモデル図である。
【符号の説明】
4 第1のバーナ 5 第2のバーナ 6,7 ガス供給通路 8 主幹燃料供給通路 10 燃料供給通路 12 比例弁 15,15a,15b 燃焼ファン 17 給湯熱交換器 21 水量センサ 22 入水サーミスタ 23 出湯サーミスタ 24 追い焚き熱交換器 33 風量分配比制御手段 36 燃焼熱量検出部 37 同時燃焼制御データ更新部 38 単独燃焼制御データ更新部 41 第1の同時燃焼風量制御データ更新部 42 燃料供給比検出部 43 データ格納部 44 第2の同時燃焼風量制御データ更新部 45 第1の燃焼ファン回転制御部 48 第2の燃焼ファン回転制御部 50 ファン回転制御部 51 風量制御部 52 風量制御データ更新部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナが少なくとも2個設けられ、燃料
    を供給する燃料供給通路は分岐して上記各バーナに接続
    されており、分岐部分よりも上流側の主幹燃料供給通路
    には各バーナに供給される燃料のトータル流量を弁開度
    でもって制御する比例弁が介設されており、この比例弁
    の弁開度を制御する比例弁駆動電流を制御して燃焼熱量
    制御を行う燃焼機器において、上記複数のバーナのうち
    の予め定められた第1のバーナと第2のバーナとが共に
    燃焼している同時燃焼モードにおける上記第1のバーナ
    の燃焼熱量と比例弁駆動電流との関係データが同時燃焼
    制御データとして予め格納されると共に、上記第1のバ
    ーナのみが燃焼している単独燃焼モードにおける第1の
    バーナの燃焼熱量と比例弁駆動電流との関係データが単
    独燃焼制御データとして予め格納されているデータ格納
    部と;燃焼中に第1のバーナの実測燃焼熱量を求める燃
    焼熱量検出部と;同時燃焼中に上記燃焼熱量検出部によ
    り検出された第1のバーナの実測燃焼熱量と、該実測燃
    焼熱量が検出されたときの比例弁駆動電流の取り込みデ
    ータとの組み合わせによって同時燃焼実測制御データを
    作成し、該同時燃焼実測制御データを作成する度に上記
    データ格納部に格納されている同時燃焼制御データを上
    記同時燃焼実測制御データに更新する同時燃焼制御デー
    タ更新部と;が設けられていることを特徴とする燃焼機
    器。
  2. 【請求項2】 単独燃焼中に燃焼熱量検出部により検出
    された第1のバーナの実測燃焼熱量と、該実測燃焼熱量
    が検出されたときの比例弁駆動電流の取り込みデータと
    の組み合わせによって単独燃焼実測制御データを作成
    し、該単独燃焼実測制御データを作成する度にデータ格
    納部に格納されている単独燃焼制御データを上記単独燃
    焼実測制御データに更新する単独燃焼制御データ更新部
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃焼
    機器。
  3. 【請求項3】 第1のバーナの燃焼熱によって流体を加
    熱する熱交換器が設けられ、この熱交換器に流れ込む流
    体の温度を検出する入側流体温度検出手段と、熱交換器
    から流れ出る流体の温度を検出する出側流体温度検出手
    段と、熱交換器を流れる流体の流量を検出する流量検出
    手段とが設けられ、燃焼熱量検出部は上記入側流体温度
    検出手段により検出される熱交換器の入側の流体温度
    と、上記出側流体温度検出手段により検出される熱交換
    器の出側の流体温度と、上記流量検出手段により検出さ
    れる熱交換器の流体流量とに基づき、第1のバーナの実
    測燃焼熱量を求める構成と成していることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の燃焼機器。
  4. 【請求項4】 各バーナに対応させて給気を供給するた
    めの燃焼ファンがそれぞれ設けられ、データ格納部には
    同時燃焼モードにおける第2のバーナへの給気の風量デ
    ータと比例弁駆動電流との関係データが第2の同時燃焼
    風量制御データとして格納され、同時燃焼中に、比例弁
    に加えられる比例弁駆動電流の取り込みデータと上記第
    2の同時燃焼風量制御データとに基づき上記第2のバー
    ナに対応した第2の燃焼ファンの回転制御を行う第2の
    燃焼ファン回転制御部が設けられており、同時燃焼中に
    第1のバーナに供給される燃料と第2のバーナに供給さ
    れる燃料との燃料供給比を単独燃焼制御データと同時燃
    焼制御データに基づいて求める燃料供給比検出部が設け
    られ、同時燃焼中に第2のバーナに供給される燃料に対
    応した予め定めた給気風量が供給されるように上記燃料
    供給比検出部により検出された燃料供給比に基づき第2
    の同時燃焼更新風量制御データを作成し、該第2の同時
    燃焼更新風量制御データを作成する度にデータ格納部に
    格納されている第2の同時燃焼風量制御データを上記第
    2の同時燃焼更新風量制御データに更新する第2の同時
    燃焼風量制御データ更新部が設けられていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の燃焼機
    器。
  5. 【請求項5】 各バーナにそれぞれ対応した各燃焼ファ
    ンと、同時燃焼中に第1のバーナに供給される燃料と第
    2のバーナに供給される燃料との燃料供給比を単独燃焼
    制御データと同時燃焼制御データに基づいて求める燃料
    供給比検出部とを備え、データ格納部には同時燃焼モー
    ドにおける第1のバーナへの給気の風量データと比例弁
    駆動電流との関係データが第1の同時燃焼風量制御デー
    タとして格納され、同時燃焼中に、比例弁に加えられる
    比例弁駆動電流の取り込みデータと上記第1の同時燃焼
    風量制御データとに基づき第1のバーナに対応した第1
    の燃焼ファンの回転制御を行う第1の燃焼ファン回転制
    御部が設けられており、同時燃焼中に第1のバーナに供
    給される燃料に対応した予め定めた給気風量が供給され
    るように上記燃料供給比検出部により検出された燃料供
    給比に基づき第1の同時燃焼更新風量制御データを作成
    し、該第1の同時燃焼更新風量制御データを作成する度
    にデータ格納部に格納されている第1の同時燃焼風量制
    御データを上記第1の同時燃焼更新風量制御データに更
    新する第1の同時燃焼風量データ更新部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3
    又は請求項4記載の燃焼機器。
  6. 【請求項6】 各バーナに給気を供給するための共通の
    燃焼ファンと;単独燃焼制御データと同時燃焼制御デー
    タとに基づいて、同時燃焼中に第1のバーナに供給され
    る燃料と第2のバーナに供給される燃料との燃料供給比
    を求める燃料供給比検出部と;第1のバーナに供給され
    る給気の風量と第2のバーナに供給される給気の風量と
    の風量分配比を制御するための風量分配比制御手段と;
    この風量分配比制御手段を制御して上記風量分配比が上
    記燃料供給比検出部により検出された燃料供給比となる
    ように風量分配比を制御する風量制御部と;が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求
    項3記載の燃焼機器。
  7. 【請求項7】 データ格納部には同時燃焼モードにおけ
    る給気風量データと比例弁駆動電流との関係データが同
    時燃焼風量制御データとして格納され、同時燃焼中には
    比例弁に加えられる比例弁駆動電流の取り込みデータと
    上記同時燃焼風量制御データとに基づいて燃焼ファンの
    回転制御を行うファン回転制御部が設けられており、同
    時燃焼制御データが更新された以降に該更新された同時
    燃焼制御データに基づき同時燃焼更新風量データを作成
    し、該同時燃焼更新風量データを作成する度にデータ格
    納部に格納されている同時燃焼風量制御データを上記同
    時燃焼更新風量制御データに更新する風量制御データ更
    新部が設けられていることを特徴とする請求項6記載の
    燃焼機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264684A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Noritz Corp 潜熱回収型給湯装置

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JP2009264684A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Noritz Corp 潜熱回収型給湯装置

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