JPH11288183A - 湿式画像形成装置 - Google Patents
湿式画像形成装置Info
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- JPH11288183A JPH11288183A JP9326198A JP9326198A JPH11288183A JP H11288183 A JPH11288183 A JP H11288183A JP 9326198 A JP9326198 A JP 9326198A JP 9326198 A JP9326198 A JP 9326198A JP H11288183 A JPH11288183 A JP H11288183A
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- roller
- transfer roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラー、定着ローラーの各表面の残留現
像液を効果的に除去し、紙詰まり等のトラブルによる印
刷動作中断後の再印刷においても、残留現像液が印字品
質に与える悪影響を排除する。 【解決手段】 電子写真方式を採用し中間転写ローラー
を有する湿式画像形成装置の現像液に対する各ローラー
の表面の付着力の大きさをクリーニングローラー>中間
転写ローラー>ベルト状感光体又は定着ローラーと設定
する。
体、中間転写ローラー、定着ローラーの各表面の残留現
像液を効果的に除去し、紙詰まり等のトラブルによる印
刷動作中断後の再印刷においても、残留現像液が印字品
質に与える悪影響を排除する。 【解決手段】 電子写真方式を採用し中間転写ローラー
を有する湿式画像形成装置の現像液に対する各ローラー
の表面の付着力の大きさをクリーニングローラー>中間
転写ローラー>ベルト状感光体又は定着ローラーと設定
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式画像形成装置
に関し、特に中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置に関する。
に関し、特に中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式画像形成装置は、電子写真プロセス
で感光体に形成された静電潜像を、液体のキャリアにト
ナー粒子が分散された現像液を用いて現像し、トナー像
を形成する。中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置では、このトナー像を中間転写ローラーで一旦担持
し、記録媒体に転写・定着して画像を形成する。
で感光体に形成された静電潜像を、液体のキャリアにト
ナー粒子が分散された現像液を用いて現像し、トナー像
を形成する。中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置では、このトナー像を中間転写ローラーで一旦担持
し、記録媒体に転写・定着して画像を形成する。
【0003】この湿式画像形成装置では、感光体から中
間転写ローラーへトナー像が移った後には現像液(トナ
ー)が感光体に残留する。また中間転写ローラーから記
録媒体へトナー像が転写された後には現像液(トナー)
が中間転写ローラーに残留する。
間転写ローラーへトナー像が移った後には現像液(トナ
ー)が感光体に残留する。また中間転写ローラーから記
録媒体へトナー像が転写された後には現像液(トナー)
が中間転写ローラーに残留する。
【0004】従来は、このような残留現像液(トナー)
を除去するため、感光体用のクリーニング手段のほか中
間転写ローラー用のクリーニング手段が設けられていた
(特開平9ー62111号公報)。
を除去するため、感光体用のクリーニング手段のほか中
間転写ローラー用のクリーニング手段が設けられていた
(特開平9ー62111号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな残留現像液の影響を効果的に排除するためには、現
像液(トナー)が付着する部材(感光体、中間転写ロー
ラー等)のすべてに、それぞれクリーニング部材を設け
ることが必要である。
うな残留現像液の影響を効果的に排除するためには、現
像液(トナー)が付着する部材(感光体、中間転写ロー
ラー等)のすべてに、それぞれクリーニング部材を設け
ることが必要である。
【0006】特に、紙詰まりや、印刷指令のトラブルに
より印刷動作が中断した場合には、感光体、中間転写ロ
ーラーのほか定着ローラーの表面にも現像液(トナー)
が付着する。
より印刷動作が中断した場合には、感光体、中間転写ロ
ーラーのほか定着ローラーの表面にも現像液(トナー)
が付着する。
【0007】この状態のまま、中断した印刷を再動作さ
せた場合には、これら残留現像液(トナー)が記録媒体
に印刷されてしまい、画像の質を著しく低下させるとい
う不都合があった。
せた場合には、これら残留現像液(トナー)が記録媒体
に印刷されてしまい、画像の質を著しく低下させるとい
う不都合があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラー、定着ローラーの各表面の残留現
像液を効果的に除去することを目的とする。
を改善し、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラー、定着ローラーの各表面の残留現
像液を効果的に除去することを目的とする。
【0009】また、紙詰まり等のトラブルによる印刷動
作中断後の再印刷においても、定着ローラーの表面に残
留する現像液(トナー)を効果的に除去し、常に印字品
質を維持できる湿式画像形成装置を提供することをもそ
の目的とする。
作中断後の再印刷においても、定着ローラーの表面に残
留する現像液(トナー)を効果的に除去し、常に印字品
質を維持できる湿式画像形成装置を提供することをもそ
の目的とする。
【0010】本発明はさらに、一つのクリーニングロー
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、小型
の湿式画像形成装置を提供することをも、その目的とす
る。
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、小型
の湿式画像形成装置を提供することをも、その目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の湿式画像形成装置では、無端状に連
なるベルト状の感光体と、この感光体を帯電させる帯電
器と、この帯電したベルト状感光体に画像データの露光
を行い静電潜像を形成する露光器と、この静電潜像に基
づき現像液をもって可視像を形成する現像器と、この可
視像を一旦担持して記録媒体に転写する中間転写ローラ
ーと、この中間転写ローラーから記録媒体に転写された
画像を定着させる定着器と、この可視像の形成で使用す
る現像液を充填し現像器に供給する現像液供給手段と、
中間転写ローラーに当接し、この中間転写ローラーに残
留した現像液(トナー)を除去するクリーニングローラ
ーを装備している。
め、請求項1記載の湿式画像形成装置では、無端状に連
なるベルト状の感光体と、この感光体を帯電させる帯電
器と、この帯電したベルト状感光体に画像データの露光
を行い静電潜像を形成する露光器と、この静電潜像に基
づき現像液をもって可視像を形成する現像器と、この可
視像を一旦担持して記録媒体に転写する中間転写ローラ
ーと、この中間転写ローラーから記録媒体に転写された
画像を定着させる定着器と、この可視像の形成で使用す
る現像液を充填し現像器に供給する現像液供給手段と、
中間転写ローラーに当接し、この中間転写ローラーに残
留した現像液(トナー)を除去するクリーニングローラ
ーを装備している。
【0012】帯電器により印加されたベルト状感光体の
表面には、露光器から形成された画像データに基づく露
光により静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器
に供給された現像液の付着によって可視像に現像され
る。この可視像は一旦中間転写ローラーに担持された
後、紙等の記録媒体に転写され定着ローラで加熱・加圧
を受け記録媒体に定着されて画像が形成される。
表面には、露光器から形成された画像データに基づく露
光により静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器
に供給された現像液の付着によって可視像に現像され
る。この可視像は一旦中間転写ローラーに担持された
後、紙等の記録媒体に転写され定着ローラで加熱・加圧
を受け記録媒体に定着されて画像が形成される。
【0013】現像液に対するクリーニングローラー表面
の付着力を、現像液に対する前記中間転写ローラー表面
の付着力よりも強く設定するとともに、現像液に対する
中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対するベル
ト状感光体表面の付着力よりも強く設定した。
の付着力を、現像液に対する前記中間転写ローラー表面
の付着力よりも強く設定するとともに、現像液に対する
中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対するベル
ト状感光体表面の付着力よりも強く設定した。
【0014】画像形成過程において、ベルト状感光体に
付着した現像液は、中間転写ローラーへ移る。現像液に
対する中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対す
るベルト状感光体表面の付着力よりも強く設定したから
である。
付着した現像液は、中間転写ローラーへ移る。現像液に
対する中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対す
るベルト状感光体表面の付着力よりも強く設定したから
である。
【0015】また、中間転写ローラーに移った現像液及
び画像形成過程において中間転写ローラー上に残留した
現像液は、中間転写ローラーに当接するクリーニングロ
ーラーに移る。現像液に対するクリーニングローラー表
面の付着力を、現像液に対する前記中間転写ローラー表
面の付着力よりも強く設定したからである。
び画像形成過程において中間転写ローラー上に残留した
現像液は、中間転写ローラーに当接するクリーニングロ
ーラーに移る。現像液に対するクリーニングローラー表
面の付着力を、現像液に対する前記中間転写ローラー表
面の付着力よりも強く設定したからである。
【0016】このように感光体、中間転写ローラー、に
残留した現像液(トナー)は、感光体から中間転写ロー
ラーを経て、又は中間転写ローラーから直接クリーニン
グローラーへ移動し、最終的にクリーニングローラーに
すべての残留インクが集まることとなる。
残留した現像液(トナー)は、感光体から中間転写ロー
ラーを経て、又は中間転写ローラーから直接クリーニン
グローラーへ移動し、最終的にクリーニングローラーに
すべての残留インクが集まることとなる。
【0017】また、請求項2の発明では、現像液に対す
る定着ローラー表面の付着力を、現像液に対する中間転
写ローラー表面の付着力よりも弱く設定した。紙詰まり
等による印刷動作中断時には、記録媒体が搬送されず、
中間転写ローラーと定着ローラーが直接接触して、定着
ローラーに現像液が付着し、記録媒体を汚し画質を低下
させる。
る定着ローラー表面の付着力を、現像液に対する中間転
写ローラー表面の付着力よりも弱く設定した。紙詰まり
等による印刷動作中断時には、記録媒体が搬送されず、
中間転写ローラーと定着ローラーが直接接触して、定着
ローラーに現像液が付着し、記録媒体を汚し画質を低下
させる。
【0018】この発明では、中間転写ローラーに付着し
た現像液が定着ローラーに移ることを防止し、たとえ、
定着ローラーに不要な現像液が付着しても、その現像液
は定着ローラーに留まることなく中間転写ローラーに付
着する。現像液に対する定着ローラー表面の付着力を、
現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力よりも弱
く設定したからである。
た現像液が定着ローラーに移ることを防止し、たとえ、
定着ローラーに不要な現像液が付着しても、その現像液
は定着ローラーに留まることなく中間転写ローラーに付
着する。現像液に対する定着ローラー表面の付着力を、
現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力よりも弱
く設定したからである。
【0019】請求項3の発明では、現像液に対する中間
転写ローラー表面の付着力を、現像液同士の付着力より
も弱く設定した。
転写ローラー表面の付着力を、現像液同士の付着力より
も弱く設定した。
【0020】感光体、中間転写ローラー、定着ローラー
に残留した現像液は、最終的にクリーニングローラーに
吸着される。この現像液は、クリーニングローラーを覆
いクリーニングローラー表面は、現像液の膜で覆われた
状態となる。
に残留した現像液は、最終的にクリーニングローラーに
吸着される。この現像液は、クリーニングローラーを覆
いクリーニングローラー表面は、現像液の膜で覆われた
状態となる。
【0021】このような状態のクリーニングローラーで
あっても、中間転写ローラーから現像液を除去し続ける
ことができる。現像液に対する中間転写ローラー表面の
付着力を、現像液同士の付着力よりも弱く設定したから
である。
あっても、中間転写ローラーから現像液を除去し続ける
ことができる。現像液に対する中間転写ローラー表面の
付着力を、現像液同士の付着力よりも弱く設定したから
である。
【0022】請求項4記載の発明は、クリーニングロー
ラーに、熱源を内蔵させた湿式画像形成装置である。こ
れにより、ローラーの付着力を大きくすることができ
る。付着力は一般に加熱することにより増加するからで
ある。
ラーに、熱源を内蔵させた湿式画像形成装置である。こ
れにより、ローラーの付着力を大きくすることができ
る。付着力は一般に加熱することにより増加するからで
ある。
【0023】特にクリーニングローラー上に現像液が付
着した場合において使用する現像用インクが低温で固化
するものであれば、固化した現像液を加熱・軟化させ
て、残留現像液の回収を効率よくすることもできる。
着した場合において使用する現像用インクが低温で固化
するものであれば、固化した現像液を加熱・軟化させ
て、残留現像液の回収を効率よくすることもできる。
【0024】請求項5記載の発明は、クリーニングロー
ラーが、クリーニングローラーを前記中間転写ローラー
に圧接する付勢手段を備える湿式画像形成装置である。
このような付勢手段により中間転写ローラーに圧接され
たクリーニングローラーは、中間転写ローラー表面の残
留現像液(トナー)を効果的に除去する。この付勢手段
は、コイルばねであってもよい。
ラーが、クリーニングローラーを前記中間転写ローラー
に圧接する付勢手段を備える湿式画像形成装置である。
このような付勢手段により中間転写ローラーに圧接され
たクリーニングローラーは、中間転写ローラー表面の残
留現像液(トナー)を効果的に除去する。この付勢手段
は、コイルばねであってもよい。
【0025】請求項7記載の発明は、中間転写ローラー
と感光体の接触を補助する転写補助ローラーを、ベルト
状感光体を挟んで中間転写ローラーに並設した。これに
より、転写補助ローラーはベルト状感光体を裏側から支
持し、その張力を保持するとともに、ベルト状感光体を
一定の圧力をもって中間転写ローラーへ押しつけ、感光
体表面の可視像を中間転写ローラーへ確実に転写するこ
とができる。
と感光体の接触を補助する転写補助ローラーを、ベルト
状感光体を挟んで中間転写ローラーに並設した。これに
より、転写補助ローラーはベルト状感光体を裏側から支
持し、その張力を保持するとともに、ベルト状感光体を
一定の圧力をもって中間転写ローラーへ押しつけ、感光
体表面の可視像を中間転写ローラーへ確実に転写するこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施態様を図
をもって説明する。
をもって説明する。
【0027】図1は本実施形態における湿式画像形成装
置1の断面構成図を示す。湿式画像形成装置1は、無端
状に連なるベルト状の感光体2と、このベルト状感光体
2を帯電させる帯電器3と、この帯電したベルト状感光
体2に画像データの露光を行い静電潜像を形成する露光
器4と、この形成された静電潜像に基づき液体の現像液
11をもって可視像を形成する現像器5と、この可視像
を一旦担持し記録媒体Pに転写する中間転写ローラー6
と、この中間転写ローラー6とベルト状感光体2の接触
を補助する転写補助ローラー7と、中間転写ローラー6
が転写した記録媒体P上の可視像を加熱・加圧して定着
させる定着ローラー8と、この可視像形成で使用する現
像液11を充填した現像液供給手段9と、付勢手段12
によって中間転写ローラー6に圧接され、残留した現像
液(トナー)を除去するクリーニングローラー10と、
を備えている。
置1の断面構成図を示す。湿式画像形成装置1は、無端
状に連なるベルト状の感光体2と、このベルト状感光体
2を帯電させる帯電器3と、この帯電したベルト状感光
体2に画像データの露光を行い静電潜像を形成する露光
器4と、この形成された静電潜像に基づき液体の現像液
11をもって可視像を形成する現像器5と、この可視像
を一旦担持し記録媒体Pに転写する中間転写ローラー6
と、この中間転写ローラー6とベルト状感光体2の接触
を補助する転写補助ローラー7と、中間転写ローラー6
が転写した記録媒体P上の可視像を加熱・加圧して定着
させる定着ローラー8と、この可視像形成で使用する現
像液11を充填した現像液供給手段9と、付勢手段12
によって中間転写ローラー6に圧接され、残留した現像
液(トナー)を除去するクリーニングローラー10と、
を備えている。
【0028】この実施形態における湿式画像形成装置1
は以下のように画像形成を行い、現像液は、現像液供給
手段から記録媒体又はクリーニングローラーに移動す
る。
は以下のように画像形成を行い、現像液は、現像液供給
手段から記録媒体又はクリーニングローラーに移動す
る。
【0029】電圧が印加された帯電器3によりベルト状
感光体2が一様に帯電され、このベルト状感光体2がレ
ーザ等である露光器4から露光されて静電潜像を形成す
る。現像液11は、現像液供給手段9から現像器5に供
給され、この現像器5がベルト状感光体2に対向したと
き、ベルト状感光体2の表面に形成された静電潜像に付
着して可視像の形成が行われる。
感光体2が一様に帯電され、このベルト状感光体2がレ
ーザ等である露光器4から露光されて静電潜像を形成す
る。現像液11は、現像液供給手段9から現像器5に供
給され、この現像器5がベルト状感光体2に対向したと
き、ベルト状感光体2の表面に形成された静電潜像に付
着して可視像の形成が行われる。
【0030】この可視像を感光体2表面上に形成する
(図2)現像液11は、感光体2からニップ部Aで中間
転写ローラー6に移る。そして図3に示すように一旦中
間転写ローラー7に担持された後、紙等の記録媒体に転
写されニップ部Bにおいて定着ローラで加熱・加圧を受
け記録媒体Pに定着されて画像が形成される。
(図2)現像液11は、感光体2からニップ部Aで中間
転写ローラー6に移る。そして図3に示すように一旦中
間転写ローラー7に担持された後、紙等の記録媒体に転
写されニップ部Bにおいて定着ローラで加熱・加圧を受
け記録媒体Pに定着されて画像が形成される。
【0031】一方、紙詰まり等のトラブルにより記録媒
体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間転
写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー10
によって除去される。次に、本実施形態を構成する各構
成要素を説明する。
体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間転
写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー10
によって除去される。次に、本実施形態を構成する各構
成要素を説明する。
【0032】感光体2は、複数のベルト支持ローラに支
持されて無端状に連なり、矢印a方向に移動するベルト
状に形成されている。
持されて無端状に連なり、矢印a方向に移動するベルト
状に形成されている。
【0033】帯電器3はこのベルト状の感光体2に一定
の初期電位を与える。露光器4はレーザ、LED、液晶
の光源から画像データに基づいてベルト状感光体2に露
光を行う。
の初期電位を与える。露光器4はレーザ、LED、液晶
の光源から画像データに基づいてベルト状感光体2に露
光を行う。
【0034】この静電潜像は、現像液11の付着によっ
て可視像を形成する。この湿式画像形成装置で使用され
る現像液11は、キャリア液にトナーTが分散されてい
るものである。この現像液11は種類によって感光体
2、中間転写ローラー6、定着ローラー8及びクリーニ
ングローラー10に対する付着力が異なるものであるの
で、適宜決定される。
て可視像を形成する。この湿式画像形成装置で使用され
る現像液11は、キャリア液にトナーTが分散されてい
るものである。この現像液11は種類によって感光体
2、中間転写ローラー6、定着ローラー8及びクリーニ
ングローラー10に対する付着力が異なるものであるの
で、適宜決定される。
【0035】現像液11は現像液供給手段9に収納さ
れ、使用時に現像器5に所定量が供給される。この湿式
画像形成装置1で使用される現像液11に分散されたト
ナーTは一般に乾式現像法で使用される粉状のトナーよ
り粒子が細かい。
れ、使用時に現像器5に所定量が供給される。この湿式
画像形成装置1で使用される現像液11に分散されたト
ナーTは一般に乾式現像法で使用される粉状のトナーよ
り粒子が細かい。
【0036】現像液11が供給された現像器5は静電潜
像が形成されている感光体2と対向して、現像液11中
のトナーTが静電潜像に付着して静電潜像を可視像とす
る。
像が形成されている感光体2と対向して、現像液11中
のトナーTが静電潜像に付着して静電潜像を可視像とす
る。
【0037】転写補助ローラー7は、ベルト状感光体2
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち転
写補助ローラー7はベルト状感光体2を裏側から支持
し、その張力を保持するとともに、ベルト状感光体2を
一定の圧力をもって中間転写ローラー6へ押しつけ、感
光体2表面の可視像を中間転写ローラー6へ良好に転写
する。
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち転
写補助ローラー7はベルト状感光体2を裏側から支持
し、その張力を保持するとともに、ベルト状感光体2を
一定の圧力をもって中間転写ローラー6へ押しつけ、感
光体2表面の可視像を中間転写ローラー6へ良好に転写
する。
【0038】中間転写ローラー6は、ベルト状感光体2
の全幅で線接触するように回転自在に設けられている。
この中間転写ローラー6は、感光体2表面に形成された
可視像を一旦担持して記録媒体Pに転写する。
の全幅で線接触するように回転自在に設けられている。
この中間転写ローラー6は、感光体2表面に形成された
可視像を一旦担持して記録媒体Pに転写する。
【0039】感光体2と中間転写ローラー6は図1のニ
ップ部Aにおいて接触する。この部分で、可視像が感光
体2から中間転写ローラー6へ移される。このとき、可
視像を現像するトナーTの全部は中間転写ローラー6へ
転写されないため感光体2に残留する。
ップ部Aにおいて接触する。この部分で、可視像が感光
体2から中間転写ローラー6へ移される。このとき、可
視像を現像するトナーTの全部は中間転写ローラー6へ
転写されないため感光体2に残留する。
【0040】定着ローラー8は、記録媒体Pの搬送経路
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち、
定着ローラー8は、記録媒体Pを裏側から押さえ、記録
媒体Pを一定の温度・圧力をもって中間転写ローラー6
へ押しつけ、中間転写ローラー6表面の可視像を記録媒
体へ良好に転写する。
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち、
定着ローラー8は、記録媒体Pを裏側から押さえ、記録
媒体Pを一定の温度・圧力をもって中間転写ローラー6
へ押しつけ、中間転写ローラー6表面の可視像を記録媒
体へ良好に転写する。
【0041】この中間転写ローラー6と記録媒体Pは図
1のニップ部Bにおいて接触する。この部分で、可視像
が中間転写ローラー6から記録媒体Pへ移される。ま
た、紙詰まり等のトラブルにより印刷動作が停止された
場合には、記録媒体Pが所定の位置にセットされないた
め、中間転写ローラー6と定着ローラー8は記録媒体P
を挟むことなく直接接触し、中間転写ローラー6上のト
ナーTを定着ローラー8に付着する。
1のニップ部Bにおいて接触する。この部分で、可視像
が中間転写ローラー6から記録媒体Pへ移される。ま
た、紙詰まり等のトラブルにより印刷動作が停止された
場合には、記録媒体Pが所定の位置にセットされないた
め、中間転写ローラー6と定着ローラー8は記録媒体P
を挟むことなく直接接触し、中間転写ローラー6上のト
ナーTを定着ローラー8に付着する。
【0042】このようにベルト状感光体2に中間転写ロ
ーラー6を並設するとともに、定着ローラー8は、記録
媒体pの搬送経路を挟んで中間転写ローラー6に並設さ
れ、中間転写ローラー6は、ニップ部Aをもってベルト
状の感光体2及び転写補助ローラーと接し、ニップ部B
をもって記録媒体P及び定着ローラー8と接する。
ーラー6を並設するとともに、定着ローラー8は、記録
媒体pの搬送経路を挟んで中間転写ローラー6に並設さ
れ、中間転写ローラー6は、ニップ部Aをもってベルト
状の感光体2及び転写補助ローラーと接し、ニップ部B
をもって記録媒体P及び定着ローラー8と接する。
【0043】クリーニングローラー10は、このように
配置された中間転写ローラー6の表面に当接した状態で
装備されている。
配置された中間転写ローラー6の表面に当接した状態で
装備されている。
【0044】すなわち中間転写ローラー6は転写補助ロ
ーラー7、定着ローラー8と同じ方向の回転軸をもっ
て、その間に挟まれた状態で配設されている。
ーラー7、定着ローラー8と同じ方向の回転軸をもっ
て、その間に挟まれた状態で配設されている。
【0045】この構成によりベルト状感光体を駆動する
ことによって、中間転写ローラー、定着ローラーがベル
ト状感光体に従動回転し、この中間転写ローラーの回転
によって、これに当接するクリーニングローラーも従動
回転する。
ことによって、中間転写ローラー、定着ローラーがベル
ト状感光体に従動回転し、この中間転写ローラーの回転
によって、これに当接するクリーニングローラーも従動
回転する。
【0046】具体的には、ベルト状感光体2の駆動はニ
ップ部Aで中間転写ローラー6、転写補助ローラー7に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。また、
このように回転した中間転写ローラー6の駆動は、ニッ
プ部Bで定着ローラー8、クリーニングローラー10に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。
ップ部Aで中間転写ローラー6、転写補助ローラー7に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。また、
このように回転した中間転写ローラー6の駆動は、ニッ
プ部Bで定着ローラー8、クリーニングローラー10に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。
【0047】よって、ベルト状感光体2の駆動のみによ
って中間転写ローラー6、転写補助ローラー7、定着ロ
ーラー8、クリーニングローラー9の全てが回転する。
って中間転写ローラー6、転写補助ローラー7、定着ロ
ーラー8、クリーニングローラー9の全てが回転する。
【0048】本実施形態における、クリーニングローラ
ー10は熱源を内蔵する。本実施形態にかかる発明は、
現像液11とこれと接触する各ローラーの付着力を利用
するものであるから、加熱によりローラーの付着力を増
大させ残留現像液の回収を効果的に行うことができる。
付着力は一般に加熱することにより増加するからであ
る。
ー10は熱源を内蔵する。本実施形態にかかる発明は、
現像液11とこれと接触する各ローラーの付着力を利用
するものであるから、加熱によりローラーの付着力を増
大させ残留現像液の回収を効果的に行うことができる。
付着力は一般に加熱することにより増加するからであ
る。
【0049】また、本実施例では、クリーニングローラ
ー10の残留トナーTを良好に除去できるように、クリ
ーニングローラー10を前記中間転写ローラー6に圧接
するコイルバネ、板状ばね、油圧式ばね等の付勢手段1
2を備える。この付勢手段によりクリーニングローラー
10は中間転写ローラー6に密着して、中間転写ローラ
ー6表面の残留トナーTを良好に除去する。
ー10の残留トナーTを良好に除去できるように、クリ
ーニングローラー10を前記中間転写ローラー6に圧接
するコイルバネ、板状ばね、油圧式ばね等の付勢手段1
2を備える。この付勢手段によりクリーニングローラー
10は中間転写ローラー6に密着して、中間転写ローラ
ー6表面の残留トナーTを良好に除去する。
【0050】さらに、この画像形成に使用される現像液
11に対し、このように配置された感光体2、中間転写
ローラー6及びクリーニングローラー10並びに定着ロ
ーラー8の各ローラー表面に生じる付着力の大きさの関
係について説明する。
11に対し、このように配置された感光体2、中間転写
ローラー6及びクリーニングローラー10並びに定着ロ
ーラー8の各ローラー表面に生じる付着力の大きさの関
係について説明する。
【0051】付着力とは、液体と固体の境界面ではたら
く界面張力によるものであって、[N/m]、[dyn
/cm]又は[kg/S2]であらわすことができる。
く界面張力によるものであって、[N/m]、[dyn
/cm]又は[kg/S2]であらわすことができる。
【0052】また、液体である現像液が、固体壁である
感光体2の表面、中間転写ローラー6の表面又はクリー
ニングローラー10の表面に接する場所で液面と固体面
がなす接触角であらわすこともできる。付着力が大きい
ときは、液体(現像液)は固体(ローラー表面)を濡ら
しやすく、この場合の接触角は鈍角となる。
感光体2の表面、中間転写ローラー6の表面又はクリー
ニングローラー10の表面に接する場所で液面と固体面
がなす接触角であらわすこともできる。付着力が大きい
ときは、液体(現像液)は固体(ローラー表面)を濡ら
しやすく、この場合の接触角は鈍角となる。
【0053】本実施態様においては、現像液11に対す
る感光体2、中間転写ローラー6、クリーニングローラ
ー10の付着力の大きさの関係を以下の通りとした。 (現像液11と感光体2との付着力)<(現像液11と
中間転写ローラー6との付着力)<(現像液11とクリ
ーニングローラー10との付着力)
る感光体2、中間転写ローラー6、クリーニングローラ
ー10の付着力の大きさの関係を以下の通りとした。 (現像液11と感光体2との付着力)<(現像液11と
中間転写ローラー6との付着力)<(現像液11とクリ
ーニングローラー10との付着力)
【0054】現像液11に対する中間転写ローラー6表
面の付着力を、現像液11に対するベルト状感光体2表
面の付着力よりも強く設定するとともに、現像液11に
対するクリーニングローラー10表面の付着力を、現像
液11に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よ
りも強く設定した。
面の付着力を、現像液11に対するベルト状感光体2表
面の付着力よりも強く設定するとともに、現像液11に
対するクリーニングローラー10表面の付着力を、現像
液11に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よ
りも強く設定した。
【0055】まず、画像形成過程において、ベルト状感
光体2に付着した現像液11は、その付着力の差により
中間転写ローラー6へ移る。現像液11に対する中間転
写ローラー6表面の付着力を、現像液11に対するベル
ト状感光体2表面の付着力よりも強く設定したからであ
る。
光体2に付着した現像液11は、その付着力の差により
中間転写ローラー6へ移る。現像液11に対する中間転
写ローラー6表面の付着力を、現像液11に対するベル
ト状感光体2表面の付着力よりも強く設定したからであ
る。
【0056】次に、中間転写ローラー6に移った現像液
11及び画像形成過程において中間転写ローラー6上に
残留した現像液11は、中間転写ローラー6に当接する
クリーニングローラー10に移る。現像液11に対する
クリーニングローラー10表面の付着力を、現像液11
に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よりも強
く設定したからである。
11及び画像形成過程において中間転写ローラー6上に
残留した現像液11は、中間転写ローラー6に当接する
クリーニングローラー10に移る。現像液11に対する
クリーニングローラー10表面の付着力を、現像液11
に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よりも強
く設定したからである。
【0057】また、紙詰まり等のトラブルにより印刷動
作が中断された場合には、記録媒体Pが所定の転写位置
にセットされないため、中間転写ローラー6と定着ロー
ラー8が直接接触し、中間転写ローラー6表面に形成さ
れた可視像が、定着ローラ8に転写され定着ローラー6
に現像液が付着する場合がある。
作が中断された場合には、記録媒体Pが所定の転写位置
にセットされないため、中間転写ローラー6と定着ロー
ラー8が直接接触し、中間転写ローラー6表面に形成さ
れた可視像が、定着ローラ8に転写され定着ローラー6
に現像液が付着する場合がある。
【0058】この場合に定着ローラー8に現像液が付着
した状態で、再度印刷動作を再度開始した場合には、記
録媒体Pに残留トナーTが付着してしまい、画像の質を
低下させる。
した状態で、再度印刷動作を再度開始した場合には、記
録媒体Pに残留トナーTが付着してしまい、画像の質を
低下させる。
【0059】本実施形態では、上記の付着力の大小関係
に加えて現像液11に対する定着ローラー8表面の付着
力を、現像液11に対する中間転写ローラー6表面の付
着力よりも弱く設定した。
に加えて現像液11に対する定着ローラー8表面の付着
力を、現像液11に対する中間転写ローラー6表面の付
着力よりも弱く設定した。
【0060】従って、(現像液11と定着ローラー8と
の付着力)<(現像液11と中間転写ローラー6との付
着力)<(現像液11とクリーニングローラー10との
付着力)となる。
の付着力)<(現像液11と中間転写ローラー6との付
着力)<(現像液11とクリーニングローラー10との
付着力)となる。
【0061】よって、紙詰まり等のトラブルにより記録
媒体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間
転写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー1
0によって除去される。
媒体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間
転写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー1
0によって除去される。
【0062】すなわち、トラブル時に中間転写ローラー
6と定着ローラー8が接触しても定着ローラーには現像
液が付着しないで中間転写ローラー6からクリーニング
ローラー10へ移動する(図4)。現像液11に対する
定着ローラー8表面の付着力を、現像液11に対する中
間転写ローラー6表面の付着力よりも弱く設定したから
である。
6と定着ローラー8が接触しても定着ローラーには現像
液が付着しないで中間転写ローラー6からクリーニング
ローラー10へ移動する(図4)。現像液11に対する
定着ローラー8表面の付着力を、現像液11に対する中
間転写ローラー6表面の付着力よりも弱く設定したから
である。
【0063】このように通常の動作時及びトラブルによ
る印刷動作中断時に現像液11が付着する可能性がある
感光体2、中間転写ローラー6、定着ローラー8、クリ
ーニングローラー10について、現像液11の移動する
順に付着力が強まるように設定することで、ベルト状感
光体2、中間転写ローラー6、に残留したトナーTは、
感光体2から中間転写ローラー6を経て、又は中間転写
ローラー6から直接クリーニングローラー10へ移動
し、最終的にクリーニングローラー10にすべての残留
トナーTが集まることとなる。
る印刷動作中断時に現像液11が付着する可能性がある
感光体2、中間転写ローラー6、定着ローラー8、クリ
ーニングローラー10について、現像液11の移動する
順に付着力が強まるように設定することで、ベルト状感
光体2、中間転写ローラー6、に残留したトナーTは、
感光体2から中間転写ローラー6を経て、又は中間転写
ローラー6から直接クリーニングローラー10へ移動
し、最終的にクリーニングローラー10にすべての残留
トナーTが集まることとなる。
【0064】さらに、湿式画像形成装置1の継続的な使
用を鑑み、上記した各ローラーの付着力の大小関係に加
えて現像液11同士の付着力を、現像液11に対する中
間転写ローラー6表面の付着力よりも強く設定した。
用を鑑み、上記した各ローラーの付着力の大小関係に加
えて現像液11同士の付着力を、現像液11に対する中
間転写ローラー6表面の付着力よりも強く設定した。
【0065】従って、(現像液11と定着ローラー8と
の付着力)<(現像液11と中間転写ローラー6との付
着力)<(現像液11とクリーニングローラー10との
付着力)、又は(現像液11と現像液11(現像液同
士))となる。
の付着力)<(現像液11と中間転写ローラー6との付
着力)<(現像液11とクリーニングローラー10との
付着力)、又は(現像液11と現像液11(現像液同
士))となる。
【0066】湿式画像形成装置1の使用に伴い、クリー
ニングローラー10は作動し、現像液11を収集する。
クリーニングローラー10が吸着した現像液11はクリ
ーニングローラー10の表面を覆い、現像液に対するク
リーニングローラー10の付着力に関して、クリーニン
グローラー10の表面の材質よりもこれを覆う現像液1
1との付着力が重要となる。
ニングローラー10は作動し、現像液11を収集する。
クリーニングローラー10が吸着した現像液11はクリ
ーニングローラー10の表面を覆い、現像液に対するク
リーニングローラー10の付着力に関して、クリーニン
グローラー10の表面の材質よりもこれを覆う現像液1
1との付着力が重要となる。
【0067】そこで、本実施例では、現像液11同士の
付着力を、現像液11に対する中間転写ローラー6表面
の付着力よりも強く設定した。
付着力を、現像液11に対する中間転写ローラー6表面
の付着力よりも強く設定した。
【0068】これにより、中間転写ローラー6に移って
くる残留トナーTは、クリーニングローラー10そのも
のの表面に吸着されると同様に、使用に伴い形成される
クリーニングローラー10を覆う現像液11に吸着さ
れ、長期間の使用を経てもクリーニングローラー10の
残留トナーT除去性能が低下しない。
くる残留トナーTは、クリーニングローラー10そのも
のの表面に吸着されると同様に、使用に伴い形成される
クリーニングローラー10を覆う現像液11に吸着さ
れ、長期間の使用を経てもクリーニングローラー10の
残留トナーT除去性能が低下しない。
【0069】熱源を内蔵するクリーニングローラー10
であれば、クリーニングローラー10表面が現像液11
に覆われた場合において、温度の低下により固化した現
像液を加熱して軟化させ、また付着力を増大させ、中間
転写ローラー6表面の残留現像液の回収をより効果的に
行う。
であれば、クリーニングローラー10表面が現像液11
に覆われた場合において、温度の低下により固化した現
像液を加熱して軟化させ、また付着力を増大させ、中間
転写ローラー6表面の残留現像液の回収をより効果的に
行う。
【0070】また、この熱源を備えるクリーニングロー
ラー10により、感光体2との接触で熱を奪われる中間
転写ローラー6の表面の温度変化を抑える。
ラー10により、感光体2との接触で熱を奪われる中間
転写ローラー6の表面の温度変化を抑える。
【0071】ここで使用される各ローラーの表面の材質
は、現像液11との関係で適宜決定されるものとし、そ
の付着力の大小の関係を満たす材質である。この場合中
間転写ローラー6の表面の材質には、シリコーンゴム
を、定着ローラー8の表面の材質にはフッ素系のポリマ
ーを、クリーニングローラー10の表面の材質には不織
布や金属を採用できる。
は、現像液11との関係で適宜決定されるものとし、そ
の付着力の大小の関係を満たす材質である。この場合中
間転写ローラー6の表面の材質には、シリコーンゴム
を、定着ローラー8の表面の材質にはフッ素系のポリマ
ーを、クリーニングローラー10の表面の材質には不織
布や金属を採用できる。
【0072】
【発明の効果】本願発明は以上のように構成され機能す
るので、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラーの表面の残留現像液を効果的に除
去でき、印字質の高い湿式画像形成装置を提供できる。
るので、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラーの表面の残留現像液を効果的に除
去でき、印字質の高い湿式画像形成装置を提供できる。
【0073】また、現像液に対する定着ローラー表面の
付着力を現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力
より弱く設定することで、紙詰まり等のトラブル時に定
着ローラーに付着した現像液(トナー)をも除去するこ
とができる。
付着力を現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力
より弱く設定することで、紙詰まり等のトラブル時に定
着ローラーに付着した現像液(トナー)をも除去するこ
とができる。
【0074】このように、通常の印刷動作時のみならず
印刷動作中断後の再印刷においても、感光体、中間転写
ローラー及び定着ローラーの表面に残留する現像液(ト
ナー)を効果的に除去することにより、残留現像液が印
字に及ぼす悪影響を常に排除して、湿式画像形成装置本
来の高い印字品質を維持する湿式画像形成装置を提供で
きる。
印刷動作中断後の再印刷においても、感光体、中間転写
ローラー及び定着ローラーの表面に残留する現像液(ト
ナー)を効果的に除去することにより、残留現像液が印
字に及ぼす悪影響を常に排除して、湿式画像形成装置本
来の高い印字品質を維持する湿式画像形成装置を提供で
きる。
【0075】さらに、感光体、中間転写ローラー等の残
留トナーを吸着するクリーニングローラーが使用により
現像液で覆われた場合であっても、現像液に対する中間
転写ローラー表面の付着力を、現像液同士の付着力より
も弱く設定することによって、クリーニングローラーの
現像液除去の性能を低下させることがなく、耐久性に優
れた湿式画像形成装置を提供することができる。
留トナーを吸着するクリーニングローラーが使用により
現像液で覆われた場合であっても、現像液に対する中間
転写ローラー表面の付着力を、現像液同士の付着力より
も弱く設定することによって、クリーニングローラーの
現像液除去の性能を低下させることがなく、耐久性に優
れた湿式画像形成装置を提供することができる。
【0076】クリーニングローラーに、熱源を内蔵さ
せ、クリーニングローラーの付着力を大きくすることが
でき残留現像液の回収を、特に低温で固化する現像液に
おいて、効果的に行うことができる。
せ、クリーニングローラーの付着力を大きくすることが
でき残留現像液の回収を、特に低温で固化する現像液に
おいて、効果的に行うことができる。
【0077】また、クリーニングローラーにバネ等の付
勢手段を設けることによりクリーニングローラーと中間
転写ローラーの接触を、転写補助ローラーにより感光体
と中間転写ローラーの接触を補助し、より高質な印字が
できる湿式画像形成装置を提供する。
勢手段を設けることによりクリーニングローラーと中間
転写ローラーの接触を、転写補助ローラーにより感光体
と中間転写ローラーの接触を補助し、より高質な印字が
できる湿式画像形成装置を提供する。
【0078】本発明はさらに、一つのクリーニングロー
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、印字
質等を維持しつつ湿式画像形成装置全体の小型化を図る
ことができる。
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、印字
質等を維持しつつ湿式画像形成装置全体の小型化を図る
ことができる。
【0079】また、感光体等の表面に現像液を残留させ
ないことから、その感光体等の各部材の特性を劣化させ
ることがなく、湿式画像形成装置全体の耐久性を向上さ
せることができる。
ないことから、その感光体等の各部材の特性を劣化させ
ることがなく、湿式画像形成装置全体の耐久性を向上さ
せることができる。
【図1】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の断
面構成図を示す。
面構成図を示す。
【図2】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の感
光体上に可視像が形成された状態を示す断面構成図を示
す。
光体上に可視像が形成された状態を示す断面構成図を示
す。
【図3】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の中
間転写ローラー上に可視像が担時された状態を示す断面
構成図を示す。
間転写ローラー上に可視像が担時された状態を示す断面
構成図を示す。
【図4】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の中
間転写ローラー上及びクリーニングローラー上を現像液
が移動する状態を示す断面構成図を示す。
間転写ローラー上及びクリーニングローラー上を現像液
が移動する状態を示す断面構成図を示す。
1 湿式画像形成装置 2 感光体 3 帯電器 4 露光器 5 現像器 6 中間転写ローラー 7 転写補助ローラー 8 定着ローラー 9 現像液供給手段 10 クリーニングローラー 11 現像液 T トナー P 記録媒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 湿式画像形成装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式画像形成装置
に関し、特に中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置に関する。
に関し、特に中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式画像形成装置は、電子写真プロセス
で感光体に形成された静電潜像を、液体のキャリアにト
ナー粒子が分散された現像液を用いて現像し、トナー像
を形成する。中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置では、このトナー像を中間転写ローラーで一旦担持
し、記録媒体に転写・定着して画像を形成する。
で感光体に形成された静電潜像を、液体のキャリアにト
ナー粒子が分散された現像液を用いて現像し、トナー像
を形成する。中間転写ローラーを有する湿式画像形成装
置では、このトナー像を中間転写ローラーで一旦担持
し、記録媒体に転写・定着して画像を形成する。
【0003】この湿式画像形成装置では、感光体から中
間転写ローラーへトナー像が移った後には現像液(トナ
ー)が感光体に残留する。また中間転写ローラーから記
録媒体へトナー像が転写された後には現像液(トナー)
が中間転写ローラーに残留する。
間転写ローラーへトナー像が移った後には現像液(トナ
ー)が感光体に残留する。また中間転写ローラーから記
録媒体へトナー像が転写された後には現像液(トナー)
が中間転写ローラーに残留する。
【0004】従来は、このような残留現像液(トナー)
を除去するため、感光体用のクリーニング手段のほか中
間転写ローラー用のクリーニング手段が設けられていた
(特開平9ー62111号公報)。
を除去するため、感光体用のクリーニング手段のほか中
間転写ローラー用のクリーニング手段が設けられていた
(特開平9ー62111号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな残留現像液の影響を効果的に排除するためには、現
像液(トナー)が付着する部材(感光体、中間転写ロー
ラー等)のすべてに、それぞれクリーニング部材を設け
ることが必要である。
うな残留現像液の影響を効果的に排除するためには、現
像液(トナー)が付着する部材(感光体、中間転写ロー
ラー等)のすべてに、それぞれクリーニング部材を設け
ることが必要である。
【0006】特に、紙詰まりや、印刷指令のトラブルに
より印刷動作が中断した場合には、感光体、中間転写ロ
ーラーのほか定着ローラーの表面にも現像液(トナー)
が付着する。
より印刷動作が中断した場合には、感光体、中間転写ロ
ーラーのほか定着ローラーの表面にも現像液(トナー)
が付着する。
【0007】この状態のまま、中断した印刷を再動作さ
せた場合には、これら残留現像液(トナー)が記録媒体
に印刷されてしまい、画像の質を著しく低下させるとい
う不都合があった。
せた場合には、これら残留現像液(トナー)が記録媒体
に印刷されてしまい、画像の質を著しく低下させるとい
う不都合があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラー、定着ローラーの各表面の残留現
像液を効果的に除去することを目的とする。
を改善し、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラー、定着ローラーの各表面の残留現
像液を効果的に除去することを目的とする。
【0009】また、紙詰まり等のトラブルによる印刷動
作中断後の再印刷においても、定着ローラーの表面に残
留する現像液(トナー)を効果的に除去し、常に印字品
質を維持できる湿式画像形成装置を提供することをもそ
の目的とする。
作中断後の再印刷においても、定着ローラーの表面に残
留する現像液(トナー)を効果的に除去し、常に印字品
質を維持できる湿式画像形成装置を提供することをもそ
の目的とする。
【0010】本発明はさらに、一つのクリーニングロー
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、小型
の湿式画像形成装置を提供することをも、その目的とす
る。
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、小型
の湿式画像形成装置を提供することをも、その目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の湿式画像形成装置では、無端状に連
なるベルト状の感光体と、この感光体を帯電させる帯電
器と、この帯電したベルト状感光体に画像データの露光
を行い静電潜像を形成する露光器と、この静電潜像に基
づき現像液をもって可視像を形成する現像器と、この可
視像を一旦担持して記録媒体に転写する中間転写ローラ
ーと、この中間転写ローラーから記録媒体に転写された
画像を定着させる定着器と、この可視像の形成で使用す
る現像液を充填し現像器に供給する現像液供給手段と、
中間転写ローラーに当接し、この中間転写ローラーに残
留した現像液(トナー)を除去するクリーニングローラ
ーを装備している。
め、請求項1記載の湿式画像形成装置では、無端状に連
なるベルト状の感光体と、この感光体を帯電させる帯電
器と、この帯電したベルト状感光体に画像データの露光
を行い静電潜像を形成する露光器と、この静電潜像に基
づき現像液をもって可視像を形成する現像器と、この可
視像を一旦担持して記録媒体に転写する中間転写ローラ
ーと、この中間転写ローラーから記録媒体に転写された
画像を定着させる定着器と、この可視像の形成で使用す
る現像液を充填し現像器に供給する現像液供給手段と、
中間転写ローラーに当接し、この中間転写ローラーに残
留した現像液(トナー)を除去するクリーニングローラ
ーを装備している。
【0012】そして、 現像液に対するクリーニングロー
ラー表面の付着力を、現像液に対する前記中間転写ロー
ラー表面の付着力よりも強く設定するとともに、現像液
に対する中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対
するベルト状感光体表面の付着力よりも強く設定した。
ラー表面の付着力を、現像液に対する前記中間転写ロー
ラー表面の付着力よりも強く設定するとともに、現像液
に対する中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対
するベルト状感光体表面の付着力よりも強く設定した。
【0013】さらに、クリーニングローラーは、熱源を
内蔵している。
内蔵している。
【0014】 帯電器により印加されたベルト状感光体の
表面には、露光器から形成された画像データに基づく露
光により静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器
に供給された現像液の付着によって可視像に現像され
る。この可視像は一旦中間転写ローラーに担持された
後、紙等の記録媒体に転写され定着ローラで加熱・加圧
を受け記録媒体に定着されて画像が形成される。
表面には、露光器から形成された画像データに基づく露
光により静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器
に供給された現像液の付着によって可視像に現像され
る。この可視像は一旦中間転写ローラーに担持された
後、紙等の記録媒体に転写され定着ローラで加熱・加圧
を受け記録媒体に定着されて画像が形成される。
【0015】 画像形成過程において、ベルト状感光体に
付着した現像液は、中間転写ローラーへ移る。現像液に
対する中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対す
るベルト状感光体表面の付着力よりも強く設定したから
である。
付着した現像液は、中間転写ローラーへ移る。現像液に
対する中間転写ローラー表面の付着力を、現像液に対す
るベルト状感光体表面の付着力よりも強く設定したから
である。
【0016】 また、中間転写ローラーに移った現像液及
び画像形成過程において中間転写ローラー上に残留した
現像液は、中間転写ローラーに当接するクリーニングロ
ーラーに移る。現像液に対するクリーニングローラー表
面の付着力を、現像液に対する前記中間転写ローラー表
面の付着力よりも強く設定したからである。
び画像形成過程において中間転写ローラー上に残留した
現像液は、中間転写ローラーに当接するクリーニングロ
ーラーに移る。現像液に対するクリーニングローラー表
面の付着力を、現像液に対する前記中間転写ローラー表
面の付着力よりも強く設定したからである。
【0017】ここで、 クリーニングローラーに、熱源を
内蔵させたことにより、ローラーの付着力を大きくする
ことができる。付着力は一般に加熱することにより増加
するからである。
内蔵させたことにより、ローラーの付着力を大きくする
ことができる。付着力は一般に加熱することにより増加
するからである。
【0018】 特にクリーニングローラー上に現像液が付
着した場合において使用する現像用インクが低温で固化
するものであれば、固化した現像液を加熱・軟化させ
て、残留現像液の回収を効率よくすることもできる。
着した場合において使用する現像用インクが低温で固化
するものであれば、固化した現像液を加熱・軟化させ
て、残留現像液の回収を効率よくすることもできる。
【0019】 このように感光体、中間転写ローラー、に
残留した現像液(トナー)は、感光体から中間転写ロー
ラーを経て、又は中間転写ローラーから直接クリーニン
グローラーへ移動し、最終的にクリーニングローラーに
すべての残留インクが集まることとなる。
残留した現像液(トナー)は、感光体から中間転写ロー
ラーを経て、又は中間転写ローラーから直接クリーニン
グローラーへ移動し、最終的にクリーニングローラーに
すべての残留インクが集まることとなる。
【0020】 また、請求項2の発明では、現像液に対す
る定着ローラー表面の付着力を、現像液に対する中間転
写ローラー表面の付着力よりも弱く設定した。紙詰まり
等による印刷動作中断時には、記録媒体が搬送されず、
中間転写ローラーと定着ローラーが直接接触して、定着
ローラーに現像液が付着し、記録媒体を汚し画質を低下
させる。
る定着ローラー表面の付着力を、現像液に対する中間転
写ローラー表面の付着力よりも弱く設定した。紙詰まり
等による印刷動作中断時には、記録媒体が搬送されず、
中間転写ローラーと定着ローラーが直接接触して、定着
ローラーに現像液が付着し、記録媒体を汚し画質を低下
させる。
【0021】 この発明では、中間転写ローラーに付着し
た現像液が定着ローラーに移ることを防止し、たとえ、
定着ローラーに不要な現像液が付着しても、その現像液
は定着ローラーに留まることなく中間転写ローラーに付
着する。現像液に対する定着ローラー表面の付着力を、
現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力よりも弱
く設定したからである。
た現像液が定着ローラーに移ることを防止し、たとえ、
定着ローラーに不要な現像液が付着しても、その現像液
は定着ローラーに留まることなく中間転写ローラーに付
着する。現像液に対する定着ローラー表面の付着力を、
現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力よりも弱
く設定したからである。
【0022】請求項3 記載の発明は、クリーニングロー
ラーが、クリーニングローラーを前記中間転写ローラー
に圧接する付勢手段を備える湿式画像形成装置である。
このような付勢手段により中間転写ローラーに圧接され
たクリーニングローラーは、中間転写ローラー表面の残
留現像液(トナー)を効果的に除去する。この付勢手段
は、コイルばねであってもよい。
ラーが、クリーニングローラーを前記中間転写ローラー
に圧接する付勢手段を備える湿式画像形成装置である。
このような付勢手段により中間転写ローラーに圧接され
たクリーニングローラーは、中間転写ローラー表面の残
留現像液(トナー)を効果的に除去する。この付勢手段
は、コイルばねであってもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施態様を図
をもって説明する。
をもって説明する。
【0024】 図1は本実施形態における湿式画像形成装
置1の断面構成図を示す。湿式画像形成装置1は、無端
状に連なるベルト状の感光体2と、このベルト状感光体
2を帯電させる帯電器3と、この帯電したベルト状感光
体2に画像データの露光を行い静電潜像を形成する露光
器4と、この形成された静電潜像に基づき液体の現像液
11をもって可視像を形成する現像器5と、この可視像
を一旦担持し記録媒体Pに転写する中間転写ローラー6
と、この中間転写ローラー6とベルト状感光体2の接触
を補助する転写補助ローラー7と、中間転写ローラー6
が転写した記録媒体P上の可視像を加熱・加圧して定着
させる定着ローラー8と、この可視像形成で使用する現
像液11を充填した現像液供給手段9と、付勢手段12
によって中間転写ローラー6に圧接され、残留した現像
液(トナー)を除去するクリーニングローラー10と、
を備えている。
置1の断面構成図を示す。湿式画像形成装置1は、無端
状に連なるベルト状の感光体2と、このベルト状感光体
2を帯電させる帯電器3と、この帯電したベルト状感光
体2に画像データの露光を行い静電潜像を形成する露光
器4と、この形成された静電潜像に基づき液体の現像液
11をもって可視像を形成する現像器5と、この可視像
を一旦担持し記録媒体Pに転写する中間転写ローラー6
と、この中間転写ローラー6とベルト状感光体2の接触
を補助する転写補助ローラー7と、中間転写ローラー6
が転写した記録媒体P上の可視像を加熱・加圧して定着
させる定着ローラー8と、この可視像形成で使用する現
像液11を充填した現像液供給手段9と、付勢手段12
によって中間転写ローラー6に圧接され、残留した現像
液(トナー)を除去するクリーニングローラー10と、
を備えている。
【0025】 この実施形態における湿式画像形成装置1
は以下のように画像形成を行い、現像液は、現像液供給
手段から記録媒体又はクリーニングローラーに移動す
る。
は以下のように画像形成を行い、現像液は、現像液供給
手段から記録媒体又はクリーニングローラーに移動す
る。
【0026】 電圧が印加された帯電器3によりベルト状
感光体2が一様に帯電され、このベルト状感光体2がレ
ーザ等である露光器4から露光されて静電潜像を形成す
る。現像液11は、現像液供給手段9から現像器5に供
給され、この現像器5がベルト状感光体2に対向したと
き、ベルト状感光体2の表面に形成された静電潜像に付
着して可視像の形成が行われる。
感光体2が一様に帯電され、このベルト状感光体2がレ
ーザ等である露光器4から露光されて静電潜像を形成す
る。現像液11は、現像液供給手段9から現像器5に供
給され、この現像器5がベルト状感光体2に対向したと
き、ベルト状感光体2の表面に形成された静電潜像に付
着して可視像の形成が行われる。
【0027】 この可視像を感光体2表面上に形成する
(図2)現像液11は、感光体2からニップ部Aで中間
転写ローラー6に移る。そして図3に示すように一旦中
間転写ローラー7に担持された後、紙等の記録媒体に転
写されニップ部Bにおいて定着ローラで加熱・加圧を受
け記録媒体Pに定着されて画像が形成される。
(図2)現像液11は、感光体2からニップ部Aで中間
転写ローラー6に移る。そして図3に示すように一旦中
間転写ローラー7に担持された後、紙等の記録媒体に転
写されニップ部Bにおいて定着ローラで加熱・加圧を受
け記録媒体Pに定着されて画像が形成される。
【0028】 一方、紙詰まり等のトラブルにより記録媒
体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間転
写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー10
によって除去される。次に、本実施形態を構成する各構
成要素を説明する。
体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間転
写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー10
によって除去される。次に、本実施形態を構成する各構
成要素を説明する。
【0029】 感光体2は、複数のベルト支持ローラに支
持されて無端状に連なり、矢印a方向に移動するベルト
状に形成されている。
持されて無端状に連なり、矢印a方向に移動するベルト
状に形成されている。
【0030】 帯電器3はこのベルト状の感光体2に一定
の初期電位を与える。露光器4はレーザ、LED、液晶
の光源から画像データに基づいてベルト状感光体2に露
光を行う。
の初期電位を与える。露光器4はレーザ、LED、液晶
の光源から画像データに基づいてベルト状感光体2に露
光を行う。
【0031】 この静電潜像は、現像液11の付着によっ
て可視像を形成する。この湿式画像形成装置で使用され
る現像液11は、キャリア液にトナーTが分散されてい
るものである。この現像液11は種類によって感光体
2、中間転写ローラー6、定着ローラー8及びクリーニ
ングローラー10に対する付着力が異なるものであるの
で、適宜決定される。
て可視像を形成する。この湿式画像形成装置で使用され
る現像液11は、キャリア液にトナーTが分散されてい
るものである。この現像液11は種類によって感光体
2、中間転写ローラー6、定着ローラー8及びクリーニ
ングローラー10に対する付着力が異なるものであるの
で、適宜決定される。
【0032】 現像液11は現像液供給手段9に収納さ
れ、使用時に現像器5に所定量が供給される。この湿式
画像形成装置1で使用される現像液11に分散されたト
ナーTは一般に乾式現像法で使用される粉状のトナーよ
り粒子が細かい。
れ、使用時に現像器5に所定量が供給される。この湿式
画像形成装置1で使用される現像液11に分散されたト
ナーTは一般に乾式現像法で使用される粉状のトナーよ
り粒子が細かい。
【0033】 現像液11が供給された現像器5は静電潜
像が形成されている感光体2と対向して、現像液11中
のトナーTが静電潜像に付着して静電潜像を可視像とす
る。
像が形成されている感光体2と対向して、現像液11中
のトナーTが静電潜像に付着して静電潜像を可視像とす
る。
【0034】 転写補助ローラー7は、ベルト状感光体2
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち転
写補助ローラー7はベルト状感光体2を裏側から支持
し、その張力を保持するとともに、ベルト状感光体2を
一定の圧力をもって中間転写ローラー6へ押しつけ、感
光体2表面の可視像を中間転写ローラー6へ良好に転写
する。
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち転
写補助ローラー7はベルト状感光体2を裏側から支持
し、その張力を保持するとともに、ベルト状感光体2を
一定の圧力をもって中間転写ローラー6へ押しつけ、感
光体2表面の可視像を中間転写ローラー6へ良好に転写
する。
【0035】 中間転写ローラー6は、ベルト状感光体2
の全幅で線接触するように回転自在に設けられている。
この中間転写ローラー6は、感光体2表面に形成された
可視像を一旦担持して記録媒体Pに転写する。
の全幅で線接触するように回転自在に設けられている。
この中間転写ローラー6は、感光体2表面に形成された
可視像を一旦担持して記録媒体Pに転写する。
【0036】 感光体2と中間転写ローラー6は図1のニ
ップ部Aにおいて接触する。この部分で、可視像が感光
体2から中間転写ローラー6へ移される。このとき、可
視像を現像するトナーTの全部は中間転写ローラー6へ
転写されないため感光体2に残留する。
ップ部Aにおいて接触する。この部分で、可視像が感光
体2から中間転写ローラー6へ移される。このとき、可
視像を現像するトナーTの全部は中間転写ローラー6へ
転写されないため感光体2に残留する。
【0037】 定着ローラー8は、記録媒体Pの搬送経路
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち、
定着ローラー8は、記録媒体Pを裏側から押さえ、記録
媒体Pを一定の温度・圧力をもって中間転写ローラー6
へ押しつけ、中間転写ローラー6表面の可視像を記録媒
体へ良好に転写する。
を挟んで中間転写ローラー6に並設される。すなわち、
定着ローラー8は、記録媒体Pを裏側から押さえ、記録
媒体Pを一定の温度・圧力をもって中間転写ローラー6
へ押しつけ、中間転写ローラー6表面の可視像を記録媒
体へ良好に転写する。
【0038】 この中間転写ローラー6と記録媒体Pは図
1のニップ部Bにおいて接触する。この部分で、可視像
が中間転写ローラー6から記録媒体Pへ移される。ま
た、紙詰まり等のトラブルにより印刷動作が停止された
場合には、記録媒体Pが所定の位置にセットされないた
め、中間転写ローラー6と定着ローラー8は記録媒体P
を挟むことなく直接接触し、中間転写ローラー6上のト
ナーTを定着ローラー8に付着する。
1のニップ部Bにおいて接触する。この部分で、可視像
が中間転写ローラー6から記録媒体Pへ移される。ま
た、紙詰まり等のトラブルにより印刷動作が停止された
場合には、記録媒体Pが所定の位置にセットされないた
め、中間転写ローラー6と定着ローラー8は記録媒体P
を挟むことなく直接接触し、中間転写ローラー6上のト
ナーTを定着ローラー8に付着する。
【0039】 このようにベルト状感光体2に中間転写ロ
ーラー6を並設するとともに、定着ローラー8は、記録
媒体pの搬送経路を挟んで中間転写ローラー6に並設さ
れ、中間転写ローラー6は、ニップ部Aをもってベルト
状の感光体2及び転写補助ローラーと接し、ニップ部B
をもって記録媒体P及び定着ローラー8と接する。
ーラー6を並設するとともに、定着ローラー8は、記録
媒体pの搬送経路を挟んで中間転写ローラー6に並設さ
れ、中間転写ローラー6は、ニップ部Aをもってベルト
状の感光体2及び転写補助ローラーと接し、ニップ部B
をもって記録媒体P及び定着ローラー8と接する。
【0040】 クリーニングローラー10は、このように
配置された中間転写ローラー6の表面に当接した状態で
装備されている。
配置された中間転写ローラー6の表面に当接した状態で
装備されている。
【0041】 すなわち中間転写ローラー6は転写補助ロ
ーラー7、定着ローラー8と同じ方向の回転軸をもっ
て、その間に挟まれた状態で配設されている。
ーラー7、定着ローラー8と同じ方向の回転軸をもっ
て、その間に挟まれた状態で配設されている。
【0042】 この構成によりベルト状感光体を駆動する
ことによって、中間転写ローラー、定着ローラーがベル
ト状感光体に従動回転し、この中間転写ローラーの回転
によって、これに当接するクリーニングローラーも従動
回転する。
ことによって、中間転写ローラー、定着ローラーがベル
ト状感光体に従動回転し、この中間転写ローラーの回転
によって、これに当接するクリーニングローラーも従動
回転する。
【0043】 具体的には、ベルト状感光体2の駆動はニ
ップ部Aで中間転写ローラー6、転写補助ローラー7に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。また、
このように回転した中間転写ローラー6の駆動は、ニッ
プ部Bで定着ローラー8、クリーニングローラー10に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。
ップ部Aで中間転写ローラー6、転写補助ローラー7に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。また、
このように回転した中間転写ローラー6の駆動は、ニッ
プ部Bで定着ローラー8、クリーニングローラー10に
伝達され、感光体2の駆動に従動して回転する。
【0044】 よって、ベルト状感光体2の駆動のみによ
って中間転写ローラー6、転写補助ローラー7、定着ロ
ーラー8、クリーニングローラー9の全てが回転する。
って中間転写ローラー6、転写補助ローラー7、定着ロ
ーラー8、クリーニングローラー9の全てが回転する。
【0045】 本実施形態における、クリーニングローラ
ー10は熱源を内蔵する。本実施形態にかかる発明は、
現像液11とこれと接触する各ローラーの付着力を利用
するものであるから、加熱によりローラーの付着力を増
大させ残留現像液の回収を効果的に行うことができる。
付着力は一般に加熱することにより増加するからであ
る。
ー10は熱源を内蔵する。本実施形態にかかる発明は、
現像液11とこれと接触する各ローラーの付着力を利用
するものであるから、加熱によりローラーの付着力を増
大させ残留現像液の回収を効果的に行うことができる。
付着力は一般に加熱することにより増加するからであ
る。
【0046】 また、本実施例では、クリーニングローラ
ー10の残留トナーTを良好に除去できるように、クリ
ーニングローラー10を前記中間転写ローラー6に圧接
するコイルバネ、板状ばね、油圧式ばね等の付勢手段1
2を備える。この付勢手段によりクリーニングローラー
10は中間転写ローラー6に密着して、中間転写ローラ
ー6表面の残留トナーTを良好に除去する。
ー10の残留トナーTを良好に除去できるように、クリ
ーニングローラー10を前記中間転写ローラー6に圧接
するコイルバネ、板状ばね、油圧式ばね等の付勢手段1
2を備える。この付勢手段によりクリーニングローラー
10は中間転写ローラー6に密着して、中間転写ローラ
ー6表面の残留トナーTを良好に除去する。
【0047】 さらに、この画像形成に使用される現像液
11に対し、このように配置された感光体2、中間転写
ローラー6及びクリーニングローラー10並びに定着ロ
ーラー8の各ローラー表面に生じる付着力の大きさの関
係について説明する。
11に対し、このように配置された感光体2、中間転写
ローラー6及びクリーニングローラー10並びに定着ロ
ーラー8の各ローラー表面に生じる付着力の大きさの関
係について説明する。
【0048】 付着力とは、液体と固体の境界面ではたら
く界面張力によるものであって、[N/m]、[dyn
/cm]又は[kg/S2]であらわすことができる。
く界面張力によるものであって、[N/m]、[dyn
/cm]又は[kg/S2]であらわすことができる。
【0049】 また、液体である現像液が、固体壁である
感光体2の表面、中間転写ローラー6の表面又はクリー
ニングローラー10の表面に接する場所で液面と固体面
がなす接触角であらわすこともできる。付着力が大きい
ときは、液体(現像液)は固体(ローラー表面)を濡ら
しやすく、この場合の接触角は鈍角となる。
感光体2の表面、中間転写ローラー6の表面又はクリー
ニングローラー10の表面に接する場所で液面と固体面
がなす接触角であらわすこともできる。付着力が大きい
ときは、液体(現像液)は固体(ローラー表面)を濡ら
しやすく、この場合の接触角は鈍角となる。
【0050】 本実施態様においては、現像液11に対す
る感光体2、中間転写ローラー6、クリーニングローラ
ー10の付着力の大きさの関係を以下の通りとした。
(現像液11と感光体2との付着力)<(現像液11と
中間転写ローラー6との付着力)<(現像液11とクリ
ーニングローラー10との付着力)
る感光体2、中間転写ローラー6、クリーニングローラ
ー10の付着力の大きさの関係を以下の通りとした。
(現像液11と感光体2との付着力)<(現像液11と
中間転写ローラー6との付着力)<(現像液11とクリ
ーニングローラー10との付着力)
【0051】 現像液11に対する中間転写ローラー6表
面の付着力を、現像液11に対するベルト状感光体2表
面の付着力よりも強く設定するとともに、現像液11に
対するクリーニングローラー10表面の付着力を、現像
液11に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よ
りも強く設定した。
面の付着力を、現像液11に対するベルト状感光体2表
面の付着力よりも強く設定するとともに、現像液11に
対するクリーニングローラー10表面の付着力を、現像
液11に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よ
りも強く設定した。
【0052】 まず、画像形成過程において、ベルト状感
光体2に付着した現像液11は、その付着力の差により
中間転写ローラー6へ移る。現像液11に対する中間転
写ローラー6表面の付着力を、現像液11に対するベル
ト状感光体2表面の付着力よりも強く設定したからであ
る。
光体2に付着した現像液11は、その付着力の差により
中間転写ローラー6へ移る。現像液11に対する中間転
写ローラー6表面の付着力を、現像液11に対するベル
ト状感光体2表面の付着力よりも強く設定したからであ
る。
【0053】 次に、中間転写ローラー6に移った現像液
11及び画像形成過程において中間転写ローラー6上に
残留した現像液11は、中間転写ローラー6に当接する
クリーニングローラー10に移る。現像液11に対する
クリーニングローラー10表面の付着力を、現像液11
に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よりも強
く設定したからである。
11及び画像形成過程において中間転写ローラー6上に
残留した現像液11は、中間転写ローラー6に当接する
クリーニングローラー10に移る。現像液11に対する
クリーニングローラー10表面の付着力を、現像液11
に対する前記中間転写ローラー6表面の付着力よりも強
く設定したからである。
【0054】 また、紙詰まり等のトラブルにより印刷動
作が中断された場合には、記録媒体Pが所定の転写位置
にセットされないため、中間転写ローラー6と定着ロー
ラー8が直接接触し、中間転写ローラー6表面に形成さ
れた可視像が、定着ローラ8に転写され定着ローラー6
に現像液が付着する場合がある。
作が中断された場合には、記録媒体Pが所定の転写位置
にセットされないため、中間転写ローラー6と定着ロー
ラー8が直接接触し、中間転写ローラー6表面に形成さ
れた可視像が、定着ローラ8に転写され定着ローラー6
に現像液が付着する場合がある。
【0055】 この場合に定着ローラー8に現像液が付着
した状態で、再度印刷動作を再度開始した場合には、記
録媒体Pに残留トナーTが付着してしまい、画像の質を
低下させる。
した状態で、再度印刷動作を再度開始した場合には、記
録媒体Pに残留トナーTが付着してしまい、画像の質を
低下させる。
【0056】 本実施形態では、上記の付着力の大小関係
に加えて現像液11に対する定着ローラー8表面の付着
力を、現像液11に対する中間転写ローラー6表面の付
着力よりも弱く設定した。
に加えて現像液11に対する定着ローラー8表面の付着
力を、現像液11に対する中間転写ローラー6表面の付
着力よりも弱く設定した。
【0057】 従って、(現像液11と定着ローラー8と
の付着力)<(現像液11と中間転写ローラー6との付
着力)<(現像液11とクリーニングローラー10との
付着力)となる。
の付着力)<(現像液11と中間転写ローラー6との付
着力)<(現像液11とクリーニングローラー10との
付着力)となる。
【0058】 よって、紙詰まり等のトラブルにより記録
媒体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間
転写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー1
0によって除去される。
媒体Pに転写されない場合には、図3に示すように中間
転写ローラー6を経て最終的にクリーニングローラー1
0によって除去される。
【0059】 すなわち、トラブル時に中間転写ローラー
6と定着ローラー8が接触しても定着ローラーには現像
液が付着しないで中間転写ローラー6からクリーニング
ローラー10へ移動する(図4)。現像液11に対する
定着ローラー8表面の付着力を、現像液11に対する中
間転写ローラー6表面の付着力よりも弱く設定したから
である。
6と定着ローラー8が接触しても定着ローラーには現像
液が付着しないで中間転写ローラー6からクリーニング
ローラー10へ移動する(図4)。現像液11に対する
定着ローラー8表面の付着力を、現像液11に対する中
間転写ローラー6表面の付着力よりも弱く設定したから
である。
【0060】 このように通常の動作時及びトラブルによ
る印刷動作中断時に現像液11が付着する可能性がある
感光体2、中間転写ローラー6、定着ローラー8、クリ
ーニングローラー10について、現像液11の移動する
順に付着力が強まるように設定することで、ベルト状感
光体2、中間転写ローラー6、に残留したトナーTは、
感光体2から中間転写ローラー6を経て、又は中間転写
ローラー6から直接クリーニングローラー10へ移動
し、最終的にクリーニングローラー10にすべての残留
トナーTが集まることとなる。
る印刷動作中断時に現像液11が付着する可能性がある
感光体2、中間転写ローラー6、定着ローラー8、クリ
ーニングローラー10について、現像液11の移動する
順に付着力が強まるように設定することで、ベルト状感
光体2、中間転写ローラー6、に残留したトナーTは、
感光体2から中間転写ローラー6を経て、又は中間転写
ローラー6から直接クリーニングローラー10へ移動
し、最終的にクリーニングローラー10にすべての残留
トナーTが集まることとなる。
【0061】 熱源を内蔵するクリーニングローラー10
であれば、クリーニングローラー10表面が現像液11
に覆われた場合において、温度の低下により固化した現
像液を加熱して軟化させ、また付着力を増大させ、中間
転写ローラー6表面の残留現像液の回収をより効果的に
行う。
であれば、クリーニングローラー10表面が現像液11
に覆われた場合において、温度の低下により固化した現
像液を加熱して軟化させ、また付着力を増大させ、中間
転写ローラー6表面の残留現像液の回収をより効果的に
行う。
【0062】 また、この熱源を備えるクリーニングロー
ラー10により、感光体2との接触で熱を奪われる中間
転写ローラー6の表面の温度変化を抑える。
ラー10により、感光体2との接触で熱を奪われる中間
転写ローラー6の表面の温度変化を抑える。
【0063】 ここで使用される各ローラーの表面の材質
は、現像液11との関係で適宜決定されるものとし、そ
の付着力の大小の関係を満たす材質である。この場合中
間転写ローラー6の表面の材質には、シリコーンゴム
を、定着ローラー8の表面の材質にはフッ素系のポリマ
ーを、クリーニングローラー10の表面の材質には不織
布や金属を採用できる。
は、現像液11との関係で適宜決定されるものとし、そ
の付着力の大小の関係を満たす材質である。この場合中
間転写ローラー6の表面の材質には、シリコーンゴム
を、定着ローラー8の表面の材質にはフッ素系のポリマ
ーを、クリーニングローラー10の表面の材質には不織
布や金属を採用できる。
【0064】
【発明の効果】本願発明は以上のように構成され機能す
るので、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラーの表面の残留現像液を効果的に除
去でき、印字質の高い湿式画像形成装置を提供できる。
るので、一つのクリーニングローラーによって、感光
体、中間転写ローラーの表面の残留現像液を効果的に除
去でき、印字質の高い湿式画像形成装置を提供できる。
【0065】 また、現像液に対する定着ローラー表面の
付着力を現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力
より弱く設定することで、紙詰まり等のトラブル時に定
着ローラーに付着した現像液(トナー)をも除去するこ
とができる。
付着力を現像液に対する中間転写ローラー表面の付着力
より弱く設定することで、紙詰まり等のトラブル時に定
着ローラーに付着した現像液(トナー)をも除去するこ
とができる。
【0066】特に、 クリーニングローラーに、熱源を内
蔵したため、クリーニングローラーの付着力を大きくす
ることができ残留現像液の回収を、特に低温で固化する
現像液において、効果的に行うことができる。
蔵したため、クリーニングローラーの付着力を大きくす
ることができ残留現像液の回収を、特に低温で固化する
現像液において、効果的に行うことができる。
【0067】 このように、通常の印刷動作時のみならず
印刷動作中断後の再印刷においても、感光体、中間転写
ローラー及び定着ローラーの表面に残留する現像液(ト
ナー)を効果的に除去することにより、残留現像液が印
字に及ぼす悪影響を常に排除して、湿式画像形成装置本
来の高い印字品質を維持する湿式画像形成装置を提供で
きる。
印刷動作中断後の再印刷においても、感光体、中間転写
ローラー及び定着ローラーの表面に残留する現像液(ト
ナー)を効果的に除去することにより、残留現像液が印
字に及ぼす悪影響を常に排除して、湿式画像形成装置本
来の高い印字品質を維持する湿式画像形成装置を提供で
きる。
【0068】 また、クリーニングローラーにバネ等の付
勢手段を設けることによりクリーニングローラーと中間
転写ローラーの接触を、転写補助ローラーにより感光体
と中間転写ローラーの接触を補助し、より高質な印字が
できる湿式画像形成装置を提供する。
勢手段を設けることによりクリーニングローラーと中間
転写ローラーの接触を、転写補助ローラーにより感光体
と中間転写ローラーの接触を補助し、より高質な印字が
できる湿式画像形成装置を提供する。
【0069】 本発明はさらに、一つのクリーニングロー
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、印字
質等を維持しつつ湿式画像形成装置全体の小型化を図る
ことができる。
ラーによって、感光体、中間転写ローラー、定着ローラ
ーの表面の残留現像液を効果的に除去できるため、印字
質等を維持しつつ湿式画像形成装置全体の小型化を図る
ことができる。
【0070】 また、感光体等の表面に現像液を残留させ
ないことから、その感光体等の各部材の特性を劣化させ
ることがなく、湿式画像形成装置全体の耐久性を向上さ
せることができる。
ないことから、その感光体等の各部材の特性を劣化させ
ることがなく、湿式画像形成装置全体の耐久性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の断
面構成図を示す。
面構成図を示す。
【図2】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の感
光体上に可視像が形成された状態を示す断面構成図を示
す。
光体上に可視像が形成された状態を示す断面構成図を示
す。
【図3】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の中
間転写ローラー上に可視像が担時された状態を示す断面
構成図を示す。
間転写ローラー上に可視像が担時された状態を示す断面
構成図を示す。
【図4】本発明の実施形態を示す湿式画像形成装置の中
間転写ローラー上及びクリーニングローラー上を現像液
が移動する状態を示す断面構成図を示す。
間転写ローラー上及びクリーニングローラー上を現像液
が移動する状態を示す断面構成図を示す。
【符号の説明】 1 湿式画像形成装置 2 感光体 3 帯電器 4 露光器 5 現像器 6 中間転写ローラー 7 転写補助ローラー 8 定着ローラー 9 現像液供給手段 10 クリーニングローラー 11 現像液 T トナー P 記録媒体
Claims (7)
- 【請求項1】 ベルト状の感光体と、該感光体を帯電さ
せる帯電器と、この帯電した前記感光体に静電潜像を形
成する露光器と、前記静電潜像に基づき可視像を形成す
る現像器と、前記感光体に接触し前記可視像を一時的に
担持する中間転写ローラーと、該中間転写ローラーから
記録媒体へ転写された前記可視像を定着する定着ローラ
ーと、前記可視像の形成で使用する現像液を前記現像器
へ供給する現像液供給手段と、前記中間転写ローラーに
当接し、前記中間転写ローラーをクリーニングするクリ
ーニングローラーとを装備し、 前記現像液に対する前記クリーニングローラー表面の付
着力を、前記現像液に対する前記中間転写ローラー表面
の付着力よりも強く設定するとともに、 前記現像液に対する前記中間転写ローラー表面の付着力
を、前記現像液に対する前記ベルト状感光体表面の付着
力よりも強く設定したことを特徴とする湿式画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記現像液に対する前記定着ローラー表
面の付着力を、前記現像液に対する前記中間転写ローラ
ー表面の付着力よりも弱く設定したことを特徴とする請
求項1記載の湿式画像形成装置。 - 【請求項3】 前記現像液に対する前記中間転写ローラ
ー表面の付着力を、前記現像液同士の付着力よりも弱く
設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の湿式画
像形成装置。 - 【請求項4】 前記クリーニングローラーが、熱源を内
蔵することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか
記載の湿式画像形成装置。 - 【請求項5】 前記クリーニングローラーが、該クリー
ニングローラーを前記中間転写ローラーに圧接する付勢
手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4い
ずれか記載の湿式画像形成装置。 - 【請求項6】 前記付勢手段が、コイルばねであること
を特徴とする請求項5記載の湿式画像形成装置。 - 【請求項7】 前記中間転写ローラーと前記感光体の接
触を補助する転写補助ローラーを、前記ベルト状感光体
を挟んで前記中間転写ローラーに並設したことを特徴と
する請求項1乃至請求項6いずれか記載の湿式画像形成
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9326198A JPH11288183A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 湿式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9326198A JPH11288183A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 湿式画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11288183A true JPH11288183A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14077554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9326198A Pending JPH11288183A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 湿式画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11288183A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6263176B1 (en) * | 1999-01-26 | 2001-07-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for cleaning transfer roller and optical photoreceptor of printing device |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP9326198A patent/JPH11288183A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6263176B1 (en) * | 1999-01-26 | 2001-07-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for cleaning transfer roller and optical photoreceptor of printing device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991026 |