JPH11327335A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11327335A
JPH11327335A JP12747198A JP12747198A JPH11327335A JP H11327335 A JPH11327335 A JP H11327335A JP 12747198 A JP12747198 A JP 12747198A JP 12747198 A JP12747198 A JP 12747198A JP H11327335 A JPH11327335 A JP H11327335A
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fixing
film
image
toner image
image forming
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JP12747198A
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Kunio Shigeta
邦男 重田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面或いは裏面のみの片面画像形成時や両面
画像形成時のそれぞれに対応して適正なエネルギー消費
が行われ、また、片面や両面の画像形成を行う場合のウ
ォーミングアップ時間も短縮されると共に、表裏のトナ
ー像にずれを生じることなく、安定して良好な定着が行
われる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 対となって配置されるフィルム状回転部
材に設けられるフィルム部材のそれぞれの内部にヒータ
ホルダを設けると共に、ヒータホルダにそれぞれフィル
ム部材に内接する固定発熱体と弾性部材とを並列させて
設け、固定発熱体と弾性部材とを互いに対向させて配置
することを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等において、像形成体上に形成したトナー像
を転写材上に転写、定着して画像を形成する電子写真方
式の画像形成装置に関し、特に、像形成体上のトナー像
を転写材の表面に転写または一旦中間転写体上に転写し
た後転写材の裏面に転写し、定着することにより、転写
材の表裏の何れにも画像を形成することができる画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面画像形成においては、像形成
体上に形成した一方の面の画像を転写材上に転写、定着
し、これを一旦両面反転給送装置に収納し、再び像形成
体上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転
給送装置により転写材を反転して給送し、転写材上に他
方の面の画像を転写、定着する方法がとられている。
【0003】この両面画像形成装置では、上記の如く、
両面反転給送装置による転写材を反転させて給送させる
ことや定着装置を2度通すこと等により、転写材の搬送
の信頼性が低く、転写材のジャムやしわ等を引き起こす
原因となっていた。
【0004】これに対し、特公昭49−37538号公
報、同54−28740号公報、特開平1−44457
号公報や同4−214576号公報等により、像形成体
と中間転写体とを用いて転写材の両面にトナー像を形成
後、1回で定着を行うものが提案されている。
【0005】また、本願発明者らは、感光体ドラム(像
形成体)上にトナー像を形成するトナー像形成手段を複
数組配置し、感光体ドラム上に形成した重ね合わせカラ
ートナー像を一旦第1の転写手段によりベルト状の中間
転写体に一括して転写(1次転写)した後、再度感光体
ドラム上に重ね合わせカラートナー像を形成し、感光体
ドラム上のカラートナー像及び中間転写体上のカラート
ナー像とタイミングを合わせて給送される転写材を転写
材帯電手段により帯電して中間転写体に吸着させ、中間
転写体により搬送される転写材の両面にそれぞれ、感光
体ドラム上のカラートナー像を第2の転写手段(第1の
転写手段と同一のものを用いる)により転写(2次転
写)し、また中間転写体上のカラートナー像を第3の転
写手段により転写(3次転写)した後、定着装置(定着
手段)側に設けられ中間転写体を張架するローラ部材の
曲率、及び、必要に応じて設けられる転写材分離手段に
よる除電により、中間転写体から転写材を分離し、転写
材上のカラートナー像を定着装置により定着して両面カ
ラー画像を形成する画像形成装置や画像形成方法を特開
平9−258492号公報や特開平9−258516号
公報にて開示した。
【0006】一方、表裏のトナー像を定着する定着装置
にトラック状の長円形の定着フィルムを上下に配し、そ
れぞれの定着フィルム内の両端に固定発熱体と弾性ロー
ラとを設け、固定発熱体と弾性ローラとを対向させて配
置し、両面定着を行うものが、特開平5−55555号
公報にて提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像形成装置において、表面画像のトナー像と裏面画像
のトナー像とを定着する定着装置の上下ローラの両方に
発熱体を有する熱定着ローラを用いた定着装置を用いて
いるが、熱容量の大きい上下熱定着ローラを加熱するの
で、ウォーミングアップ時間が長くなってしまったり、
常時両方の発熱体を加熱状態とするため、より多く用い
られる上面(表面)のみの片面画像形成時に、必要とし
ない熱定着ローラにも熱供給を行ったり、間欠的に転写
材の定着が行われる両面画像形成時や下面(裏面)のみ
の片面画像形成時の必要エネルギーに対しても余分なエ
ネルギーが消費されているといった問題を生じる。ま
た、片面画像形成や両面画像形成を行う場合においてウ
ォーミングアップ時間を長く要するといった問題があ
る。また、前記特開平5−55555号公報にて提案さ
れた両面定着装置では、対向されて配置される固定発熱
体と弾性ローラとの対同士の間隔が長く、表裏の未定着
トナー像の定着間隔が空いており、表裏のトナー像にず
れが生じるという問題が起きる。
【0008】本発明は上記の問題点を改良し、表面或い
は裏面のみの片面画像形成時や両面画像形成時のそれぞ
れに対応して適正なエネルギー消費が行われ、また、片
面や両面の画像形成を行う場合のウォーミングアップ時
間も短縮されると共に、表裏のトナー像にずれを生じる
ことなく、安定して良好な定着が行われる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体
と、該像形成体上にトナー像を形成する手段と、前記像
形成体上のトナー像が転写され、転写された該トナー像
を表面に担持するとともに、転写材を搬送する無端ベル
ト状の中間転写体と、前記像形成体上のトナー像を前記
中間転写体に転写する第1の転写手段と、前記像形成体
上のトナー像を前記転写材の表面に転写する第2の転写
手段と、前記中間転写体上のトナー像を前記転写材の裏
面に転写する第3の転写手段と、フィルム状回転部材を
対として、互いに対向させて配置した定着手段とにより
転写材の表面及び裏面の未定着トナー像を定着する画像
形成装置において、前記対となって配置されるフィルム
状回転部材に設けられるフィルム部材のそれぞれの内部
にヒータホルダを設けると共に、前記ヒータホルダにそ
れぞれ前記フィルム部材に内接する固定発熱体と弾性部
材とを並列させて設け、前記固定発熱体と前記弾性部材
とを互いに対向させて配置することを特徴とする画像形
成装置によって達成される(第1の発明)。
【0010】また上記目的は、第1の像形成体と、第2
の像形成体と、前記第1の像形成体上にトナー像を形成
する第1のトナー像形成手段と、前記第2の像形成体上
にトナー像を形成する第2のトナー像形成手段と、前記
第2の像形成体上のトナー像が転写され、転写された該
トナー像を表面に担持するとともに、転写材を搬送する
無端ベルト状の中間転写体と、前記第2の像形成体上の
トナー像を前記中間転写体に転写する第1の転写手段
と、前記第1の像形成体上のトナー像を前記転写材の表
面に転写する第2の転写手段と、前記中間転写体上のト
ナー像を前記転写材の裏面に転写する第3の転写手段
と、フィルム状回転部材を対として、互いに対向させて
配置した定着手段とにより転写材の表面及び裏面の未定
着トナー像を定着する画像形成装置において、前記対と
なって配置されるフィルム状回転部材に設けられるフィ
ルム部材のそれぞれの内部にヒータホルダを設けると共
に、前記ヒータホルダにそれぞれ前記フィルム部材に内
接する固定発熱体と弾性部材とを並列させて設け、前記
固定発熱体と前記弾性部材とを互いに対向させて配置す
ることを特徴とする画像形成装置によって達成される
(第2の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。なお以下の実施形態の説明におい
て、転写域において像形成体に対向する側の転写材の面
を表面、転写材の他方の面すなわち中間転写体に対向す
る側の転写材の面を裏面といい、転写材の表面に転写さ
れる画像を表面画像、転写材の裏面に転写される画像を
裏面画像という。
【0012】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形
態の画像形成プロセスおよび各機構について、図1ない
し図8を用いて説明する。図1は、画像形成装置の一実
施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、
図2は、図1の画像形成装置におけるトナー像形成状態
を示す図であり、図2(A)は、像形成体に形成した裏
面画像を中間転写体上に転写するときのトナー像形成状
態を示す図であり、図2(B)は、中間転写体上の裏面
画像と同期して像形成体に表面画像を形成するときのト
ナー像形成状態を示す図であり、図2(C)は、転写材
上への両面画像形成を示す図であり、図3は、原稿画像
読取手段の一例を示す図であり、図4は、画像形成装置
の制御回路ブロック図であり、図5は、表面側のトナー
像が先に定着される定着手段の第1の構成の拡大図と該
定着手段への転写材の搬送とを示す図であり、図6は、
両面画像形成時の温度制御タイミングチャートであり、
図7は、表面の片面画像形成時の温度制御タイミングチ
ャートであり、図8は、裏面の片面画像形成時の温度制
御タイミングチャートである。
【0013】図3及び図4に示すように、原稿画像読取
手段としての原稿画像読取装置500は、読取装置本体
501、原稿PSを収納する原稿収納皿505、原稿送
出ローラ502、透明なプレート503、原稿搬送ロー
ラ504、原稿排出皿506及び透明なプレート503
を挟んで設けられ上下より原稿PSの原稿画像を読取る
ライン状の原稿画像読取センサPS1,PS2とによっ
て構成され、外部装置や以下に説明するカラー画像形成
装置に組込まれた信号線により制御部に接続される。
【0014】原稿送出ローラ502により送出された原
稿PSが透明なプレート503を通過する際に、透明な
プレート503を挟んで上下に設けられた原稿画像読取
センサPS1,PS2により、原稿PSが片面原稿か両
面原稿かの判別(片面、両面判別)と、原稿PSの画像
データの読取とが行われる。
【0015】本実施形態では上下1組のセンサにより片
面、両面判別と画像データ読取とを行っているが、画像
データの読取と片面、両面判別とにそれぞれ対応した複
数のセンサを設けてもよく、例えばそれぞれ対応した複
数のセンサを用い、片面、両面判別を行った後画像デー
タの読取りを行ってもよい。原稿画像読取センサPS1
或いはPS2により1束の原稿PSの画像データが読取
られ制御部を通してRAM内に記憶される。
【0016】上記により、両面画像と判別された場合、
図3にて示す原稿画像読取手段により原稿PSの画像デ
ータが読取られ、図4に示すROM内に格納された両面
画像形成プログラムP1が制御部を通してRAM内に読
込まれ制御部により両面画像形成プログラムP1が実行
され画像形成プロセスが行われる。
【0017】図1及び図2によれば、10は像形成体で
ある感光体ドラム、11は各色毎の帯電手段であるスコ
ロトロン帯電器、12は各色毎の画像書込手段である露
光光学系、13は各色毎の現像手段である現像器、14
aは中間転写体である中間転写ベルト、14cは第1及
び第2の転写手段である転写器、14gは第3の転写手
段である裏面転写器、14mは除電手段である除電器、
150は転写材帯電手段である紙帯電器、14hは転写
材分離手段である紙分離AC除電器、160は爪部材で
ある分離爪210と拍車部材である拍車162とを有す
る搬送部、169は進入ガイド部材である進入ガイド
板、17は定着手段である定着装置である。
【0018】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、光学ガラスや透明アクリル樹脂等の透明部材によっ
て形成される円筒状の基体の外周に、透明の導電層、a
−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の感光層(光
導電層ともいう)を形成したものであり、導電層を接地
した状態で図1の矢印で示す時計方向に回転される。
【0019】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11、各色毎の画像書込手段である露光光学系12及
び各色毎の現像手段である現像器13は、これらを1組
として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)および黒色(K)の各色の画像形成プロセス用と
して4組設けられ、図1の矢印にて示す感光体ドラム1
0の回転方向に対して、Y,M,C,Kの順に配置され
る。
【0020】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11は、それぞれ所定の電位に保持された制御グリッ
ドと例えば鋸歯状電極からなる放電電極11aとを有
し、感光体ドラム10の感光層と対峙して取付けられ、
トナーと同極性のコロナ放電によって帯電作用(本実施
形態においてはマイナス帯電)を行い、感光体ドラム1
0に対し一様な電位を与える。放電電極11aとして
は、その他ワイヤ電極や針状電極を用いることも可能で
ある。
【0021】各色毎の画像書込手段である露光光学系1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、前述した各
色毎のスコロトロン帯電器11に対して感光体ドラム1
0の回転方向下流側に位置するようにして感光体ドラム
10の内部に配置される。それぞれの露光光学系12
は、ドラム軸と平行に主走査方向に配列された像露光光
の発光素子としてのLED(発光ダイオード)を複数個
アレイ状に並べた線状の露光素子12aと、結像素子と
しての光集束性光伝送体(商品名:セルフォックレンズ
アレイ)12bと、不図示のレンズホルダとで構成され
る露光用ユニットであり、保持部材20に取付けられ
る。保持部材20には各色毎の露光光学系12の他に転
写同時露光器12d及び一様露光器12eが取付けら
れ、一体となって感光体ドラム10の透光性の基体内部
に収容される。各色毎の露光光学系12は、別体の画像
読み取り装置によって読み取られメモリに記憶された各
色の画像データに従って感光体ドラム10の感光層を裏
面から像露光し、感光体ドラム10上に静電潜像を形成
する。露光素子12aとしては、LEDの他、FL(蛍
光体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に並べ
たものを用いることも可能である。像露光光発光素子の
発光波長は、通常Y,M,Cのトナーに対して透過性の
高い780〜900nmの範囲のものが用いられるが、
本実施形態においては裏面から像露光を行う方式である
ため、カラートナーに対して透過性を十分に有しないこ
れより短い400〜780nmの波長でもよい。
【0022】各色毎の現像手段である現像器13は、感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保ち、感光体
ドラム10の回転方向と順方向に回転する例えば厚み
0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性
のステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリー
ブ131と、現像ケーシング138とを有し、現像ケー
シング138の内部には、各々イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)および黒色(K)の一成分或い
は二成分現像剤を収容している。それぞれの現像器13
は不図示の突き当てコロにより感光体ドラム10と所定
の間隙、例えば100〜500μmをあけて非接触に保
たれており、現像スリーブ131に対して直流電圧と交
流電圧を重畳した現像バイアスを印加することにより、
非接触の反転現像を行い、感光体ドラム10上にトナー
像を形成する。
【0023】中間転写体である中間転写ベルト14aは
体積抵抗率が1012〜1015Ω・cmの無端ベルトであ
り、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレ
ンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリ
デン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチッ
クに導電材料を分散した、厚さ0.1〜1.0mmの半
導電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィル
ミング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティ
ングを行った、2層構成のシームレスベルトである。ベ
ルトの基体としては、この他に、シリコンゴム或いはウ
レタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0
mmの半導電性ゴムベルトを使用することもできる。中
間転写ベルト14aは、それぞれローラ部材である駆動
ローラ14dとアースローラ14jと従動ローラ14e
とテンションローラ14iとに内接して張架され、図1
の矢印で示す反時計方向に回転される。中間転写ベルト
14aの回転方向に従い従動ローラ14e、アースロー
ラ14j、駆動ローラ14d、テンションローラ14i
の順に設けられ、従動ローラ14e、アースローラ14
j及び駆動ローラ14dは固定して回転され、テンショ
ンローラ14iは不図示のバネ等の弾力により移動可能
に支持され、中間転写ベルト14aを張架してテンショ
ンローラ14iが回転される。不図示の駆動モータより
の駆動をうけて駆動ローラ14dが、回転され、中間転
写ベルト14aを駆動して回転させる。中間転写ベルト
14aの回転によりアースローラ14j、従動ローラ1
4e及びテンションローラ14iが従動して回転され
る。回転中の中間転写ベルト14aのベルト弛みがテン
ションローラ14iにより緊張される。駆動ローラ14
dに張架される中間転写ベルト14aの定着装置17側
の端部の曲率部KTにおいて中間転写ベルト14aから
記録紙Pを分離する。
【0024】第1及び第2の転写手段である転写器14
cは、中間転写ベルト14aを挟んで感光体ドラム10
に対向して設けられるコロナ放電器であり、中間転写ベ
ルト14aと感光体ドラム10との間に転写域14bを
形成する。転写器14cにはトナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の直流電圧が印加され、感
光体ドラム10上のトナー像を中間転写ベルト14a上
または転写材である記録紙Pの表面に転写する。
【0025】第3の転写手段である裏面転写器14gは
好ましくはコロナ放電器により構成され、中間転写ベル
ト14aを挟んで接地された導電性のアースローラ14
jに対向して設けられ、トナーと反対極性(本実施形態
においてはプラス極性)の直流電圧が印加され、中間転
写ベルト14a上のトナー像を記録紙Pの裏面に転写す
る。
【0026】除電手段である除電器14mは好ましくは
コロナ放電器により構成され、中間転写ベルト14aの
移動方向に対し、第1及び第2の転写手段である転写器
14cの下流側に、転写器14cと並列して設けられ、
トナーと同極性または逆極性の直流電圧を重畳した交流
電圧が印加され、転写器14cの電圧印加により荷電さ
れる中間転写ベルト14aの電荷を除電する。
【0027】転写材帯電手段である紙帯電器150は好
ましくはコロナ放電器により構成され、中間転写ベルト
14aを挟んで従動ローラ14eと対向して設けられ、
トナーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)
の直流電圧が印加され、記録紙Pを帯電して中間転写ベ
ルト14aに吸着させる。紙帯電器150としてはコロ
ナ放電器の他に、中間転写ベルト14aに当接および当
接解除可能な紙帯電ブラシや紙帯電ローラ等を用いるこ
とも可能である。
【0028】転写材分離手段である紙分離AC除電器1
4hは好ましくはコロナ放電器により構成され、必要に
応じて中間転写ベルト14aの定着装置17側端部に中
間転写ベルト14aを挟んで接地された導電性の駆動ロ
ーラ14dに対向して設けられ、必要に応じてトナーと
同極性または逆極性の直流電圧を重畳した交流電圧が印
加され、中間転写ベルト14aにより搬送される記録紙
Pを除電して中間転写ベルト14aから分離する。
【0029】搬送部160は爪部材である分離爪210
と拍車部材である拍車162とを有し、中間転写ベルト
14aの定着装置17側の端部の曲率部KTと定着装置
17との間に設けられる。搬送部160は、定着装置1
7からの熱により、中間転写ベルト14aが変形した
り、中間転写ベルト14aに担持されるトナー像が融着
気味になって転写しにくくなったり、中間転写ベルト1
4a上にトナーが固着したりすることを防止する。
【0030】爪部材である分離爪210は中間転写ベル
ト14aの曲率部KTに近接し、中間転写ベルト14a
と所定の間隔、好ましくは0.1〜2.0mmを空けて
支持軸221に固定して設けられ、記録紙Pが中間転写
ベルト14aより分離される際に、中間転写ベルト14
a方向へ曲がって搬送されようとする記録紙Pの先端部
を当接させ、記録紙Pの分離を補助する。
【0031】拍車部材である拍車162は、周面に複数
の突起部162aを有し、回転支持軸165を中心とし
て回転自在に設けられる。拍車162は、記録紙Pの裏
面側をガイドして記録紙Pを搬送し、両面にトナー像を
有する記録紙Pの裏面トナー像の乱れを防止するととも
に、記録紙Pの定着装置17への進入方向を一定にしな
がら記録紙Pを安定して定着装置17へと搬送する。
【0032】分離爪210と拍車162とは、中間転写
ベルト14aの曲率部KTと定着装置17のニップ部T
への転写材の入り口部(進入部)とを結ぶ面PL1(以
降転写材搬送面PL1という、図5参照)に対し、感光
体ドラム10の反対側で転写材搬送面PL1と接触或い
は近接して配設される。転写材搬送面PL1の両側に拍
車部材である拍車162を設けることも可能である。
【0033】進入ガイド部材である進入ガイド板169
は、感光体ドラム10の反対側で転写材搬送面PL1と
接触或いは近接して配設され、先端部が記録紙Pを案内
して、定着時のしわを防止するよう記録紙Pの先端を定
着装置17のニップ部Tに進入させる。進入ガイド板1
69は搬送部160或いは定着装置17に設けられる
が、好ましくは図1に示すように定着装置17に取付け
られて設けられる。
【0034】定着手段である定着装置17は表面画像
(上面側の画像)のトナー像を定着するための上側(表
面側)のフィルム状回転部材としての台形状に形成され
る上側(表面側)の熱定着フィルム17aと、裏面画像
(下面側の画像)のトナー像を定着するための下側(裏
面側)のフィルム状回転部材としての台形状に形成され
る下側(裏面側)の熱定着フィルム17bとにより構成
され、上下の熱定着フィルム17a,17bとの間で形
成されるニップ部Tで記録紙Pを挟持し、熱と圧力とを
加えることにより記録紙P上のトナー像を定着する。上
側の熱定着フィルム17aと下側の熱定着フィルム17
bとの台形は鏡像関係に配置される。
【0035】次に画像形成プロセスを説明する。
【0036】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により感光体ドラム10が図1の矢印
で示す時計方向へ回転され、同時にイエロー(Y)のス
コロトロン帯電器11の帯電作用により感光体ドラム1
0に電位の付与が開始される。
【0037】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光光学系12によって第1の色信号すなわち
Yの画像データに対応する電気信号による画像書込が開
始され、感光体ドラム10の表面に原稿画像のYの画像
に対応する静電潜像が形成される。
【0038】前記の潜像はYの現像器13により非接触
の状態で反転現像され、感光体ドラム10上にイエロー
(Y)のトナー像が形成される。
【0039】次いで感光体ドラム10は、Yのトナー像
の上からマゼンタ(M)のスコロトロン帯電器11の帯
電作用により電位が付与され、Mの露光光学系12によ
って第2の色信号すなわちMの画像データに対応する電
気信号による画像書込が行われ、Mの現像器13による
非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナ
ー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が重ね合わせて形
成される。
【0040】同様のプロセスにより、シアン(C)のス
コロトロン帯電器11、Cの露光光学系12およびCの
現像器13によってさらに第3の色信号に対応するシア
ン(C)のトナー像が重ね合わせて形成され、更にその
上に黒色(K)のスコロトロン帯電器11、Kの露光光
学系12およびKの現像器13によって第4の色信号に
対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成
され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒
色(K)の4色の重ね合わせカラートナー像が形成され
る(トナー像形成手段)。
【0041】これらY,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の感光層に対する画像書込はド
ラムの内部より前述した透光性の基体を通して行われ
る。従って第2、第3および第4の色信号に対応する画
像の書込は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。
【0042】上記の画像形成プロセスによって像形成体
である感光体ドラム10上に形成された裏面画像となる
重ね合わせカラートナー像は、転写域14bにおいて、
第1の転写手段としての転写器14cによって、中間転
写体である中間転写ベルト14a上に一括して転写(1
次転写)される(図2(A))。この際、良好な転写が
なされるように、感光体ドラム10の内部に設けた転写
同時露光器12dによる一様露光が行われるようにして
もよい。
【0043】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは感光体ドラムAC除電器16により除電を受
けた後、像形成体クリーニング手段であるクリーニング
装置19にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム材
から成るクリーニングブレード19aによってクリーニ
ングされ、スクリュウ19bによって不図示の排トナー
容器に回収される。また、感光体ドラム10の周面は、
例えば発光ダイオードを用いた帯電前の一様露光器12
eによる露光によって先の画像形成における感光体ドラ
ム10の履歴が解消される。
【0044】また、転写器14cにより荷電された中間
転写ベルト14aの電荷は、転写器14cと並列して設
けられる除電手段である除電器14mにより除電され
る。
【0045】以上のようにして中間転写ベルト14a上
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像(第2のト
ナー像)が形成された後、感光体ドラム10上には上記
のカラー画像形成プロセスと同様にして、引続き表面画
像となる重ね合わせカラートナー像(第1のトナー像)
が形成される(図2(B))。この際、感光体ドラム1
0上に形成される表面画像は、前記感光体ドラム10上
に形成した裏面画像に対して鏡像となるように画像デー
タが変更される。
【0046】感光体ドラム10上への表面画像形成にと
もなって転写材である記録紙Pが転写材収納手段である
給紙カセット15より、送り出しローラ15aにより送
り出され、転写材給送手段としてのタイミングローラ1
5bへ搬送され、タイミングローラ15bの駆動によっ
て、感光体ドラム10上に形成される第1のトナー像で
ある表面画像のカラートナー像と、中間転写ベルト14
aに担持されている第2のトナー像である裏面画像のカ
ラートナー像との同期がとられて転写域14bへ給送さ
れる。この際、給送される記録紙Pは、記録紙Pの表面
側に設けられる転写材帯電手段である紙帯電器150に
よりトナーと同極性に帯電され、中間転写ベルト14a
に吸着されて転写域14bへ給送される。トナーと同極
性に紙帯電を行うことにより、中間転写ベルト14a上
のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と引き合う
ことを防止して、トナー像の乱れを防止している。
【0047】転写域14bではトナーと反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の電圧が印加される第2
の転写手段としての転写器14cによって感光体ドラム
10上の表面画像が一括して記録紙Pの表面に転写(2
次転写)される。このとき、中間転写ベルト14a上の
裏面画像は記録紙Pに転写されないで中間転写ベルト1
4a上に存在する。第2の転写手段としての転写器14
cによる2次転写の際、良好な転写がなされるように、
転写域14bと対向して感光体ドラム10の内部に設け
られた、例えば発光ダイオードを用いた転写同時露光器
12dによる一様露光が行われるようにしてもよい。ま
た転写器14cにより荷電された中間転写ベルト14a
の電荷は除電器14mにより除電される。
【0048】表面にカラートナー像が転写された記録紙
Pは、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス
極性)の電圧が印加される第3の転写手段としての裏面
転写器14gへと搬送され、裏面転写器14gにより中
間転写ベルト14aの周面上の裏面画像が一括して記録
紙Pの裏面に転写(3次転写)される(図2(C))。
【0049】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pは、中間転写ベルト14aの曲率部KTの曲率と、中
間転写ベルト14aの端部に必要に応じて設けられる転
写材分離手段としての紙分離AC除電器14hによる除
電作用と、中間転写ベルト14aと所定の間隔を空けて
搬送部160に設けられる分離爪210とにより、中間
転写ベルト14aから分離され、搬送部160に設けら
れた拍車162を通して安定して定着手段としての定着
装置17へと搬送され、進入ガイド板169により先端
部を定着装置17のニップ部Tに送り込み、表面画像
(上側の画像)のトナー像を定着するための上側に配置
される熱定着フィルム17aと、裏面画像(下側の画
像)のトナー像を定着するための下側に配置される熱定
着フィルム17bとの間のニップ部Tで熱と圧力とを加
えられることにより記録紙P上のトナー像が定着され
る。両面画像記録がなされた記録紙Pは定着分離爪17
9aにより分離された後、定着排紙ガイド179b及び
定着排紙ローラ179cとを通して定着装置17より排
出され、表裏を反転されて送られ、排紙ローラ18によ
り装置外部のトレイへ排出される。
【0050】転写後の中間転写ベルト14aの周面上に
残ったトナーは、中間転写ベルト14aを挟んで従動ロ
ーラ14eに対向して設けられ、支軸142を回転支点
として中間転写ベルト14aに当接及び当接解除可能な
中間転写体クリーニングブレード141を有する中間転
写体クリーニング手段である中間転写体クリーニング装
置140によりクリーニングされる。
【0051】また、転写後の感光体ドラム10の周面上
に残ったトナーは、感光体ドラムAC除電器16により
除電を受けた後、クリーニング装置19によりクリーニ
ングされ、帯電前の一様露光器12eにより先の画像形
成における感光体ドラム10の履歴が解消されて、次の
画像形成サイクルにはいる。
【0052】上記の方法を用いることにより、重ね合わ
せカラートナー像を一括転写するので、中間転写ベルト
14a上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ
等が起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー
画像形成がなされる。
【0053】前記の原稿画像読取装置500において、
片面画像と判別された場合や両面画像と判別された場合
の、図3にて示す原稿画像読取手段により読取られた原
稿PSの画像データを感光体ドラム10による表面のみ
の片面画像としてコピーする場合には、図4に示すRO
M内に格納された像形成体としての感光体ドラム10に
よる表面の片面画像形成プログラムP2が制御部を通し
てRAM内に読込まれ制御部により表面の片面画像形成
プログラムP2が実行され、図1にて説明した感光体ド
ラム10による表面のみの画像形成プロセスが連続して
行われる。
【0054】また、片面画像と判別された場合や両面画
像と判別された場合の、図3にて示す原稿画像読取手段
により読取られた原稿PSの画像データを中間転写ベル
ト14aによる裏面のみの片面画像としてコピーする場
合には、図4に示すROM内に格納された中間転写体と
しての中間転写ベルト14aによる裏面の片面画像形成
プログラムP3が制御部を通してRAM内に読込まれ制
御部により裏面の片面画像形成プログラムP3が実行さ
れ、図1にて説明した中間転写ベルト14aによる裏面
のみの画像形成プロセスが連続して行われる。
【0055】また、上記両面画像形成装置の実施形態と
してカラー画像形成にて説明したが、本発明は必ずしも
これに限定されるものでなく、図1及び図2にて説明し
たと同様のプロセスによるモノクロの片面或いは両面の
画像形成にも適用されるものである。
【0056】図5によれば、図1にて前述したように、
表面にカラートナー像が形成された記録紙Pが、中間転
写ベルト14aを駆動する駆動ローラ14dの曲率と、
中間転写ベルト14aの端部で駆動ローラ14dに対向
して設けられた転写材分離手段としての紙分離AC除電
器14hの除電作用と分離爪210とにより、中間転写
ベルト14aから分離される。
【0057】中間転写体としての中間転写ベルト14a
から分離された記録紙Pが転写材搬送面PL1より下側
に設けられた拍車162により搬送され、定着手段とし
ての定着装置17のニップ部Tへと給紙される。
【0058】定着装置17は表面画像のトナー像を定着
するためのフィルム状回転部材としての台形状に形成さ
れる上側の熱定着フィルム17aと、裏面画像のトナー
像を定着するためのフィルム状回転部材としての台形状
に形成される下側の熱定着フィルム17bとにより構成
され、上下の熱定着フィルム17a,17bにより形成
されるニップ部Tで熱と圧力とを加えられることによ
り、ニップ部Tに給送される記録紙P上の付着トナーが
定着される。
【0059】表面画像のトナー像を定着する上側の台形
状に形成される熱定着フィルム17aは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である定着フィルム171aと、該定
着フィルム171aの内部に設けられ定着フィルム17
1aを張架するフィルム駆動ローラ176a及びフィル
ムテンションローラ177aと、定着フィルム171a
の内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒー
タ172aと、同じく内部に設けられセラミックヒータ
172aと近接して並列に配置される弾性部材としての
弾性ゴム173aと、セラミックヒータ172a及び弾
性ゴム173aを保持するためのヒータホルダ174a
とにより構成される。フィルム駆動ローラ176aとフ
ィルムテンションローラ177aとヒータホルダ174
aとにより定着フィルム171aが台形状に張架され
る。定着フィルム171aを挟んでフィルム駆動ローラ
176aに対向してアルミローラ178aが設けられ、
アルミローラ178aにより定着フィルム171aの温
度の均一化と非通紙部の温度上昇対策とを行っている。
TS1はセラミックヒータ172aの裏面に取付けられ
た温度制御を行うための温度センサとしてのサーミスタ
である。
【0060】裏面画像のトナー像を定着する下側の台形
状に形成される熱定着フィルム17bは、上側の熱定着
フィルム17aの定着フィルム171aより厚さの厚
い、例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜8
0μmの薄膜の下側のフィルム部材である定着フィルム
171bと、該定着フィルム171bの内部に設けられ
定着フィルム171bを張架するフィルム駆動ローラ1
76b及びフィルムテンションローラ177bと、定着
フィルム171bの内部に設けられる固定発熱体として
のセラミックヒータ172bと、同じく内部に設けられ
セラミックヒータ172bと近接して並列に配置される
弾性部材としての弾性ゴム173bと、セラミックヒー
タ172b及び弾性ゴム173bを保持するためのヒー
タホルダ174bとにより構成される。フィルム駆動ロ
ーラ176bとフィルムテンションローラ177bとヒ
ータホルダ174bとにより定着フィルム171bが台
形状に張架される。定着フィルム171bを挟んでフィ
ルム駆動ローラ176bに対向してアルミローラ178
bが設けられ、アルミローラ178bにより定着フィル
ム171bの温度の均一化と非通紙部の温度上昇対策と
を行っている。TS2はセラミックヒータ172bの裏
面に取付けられた温度制御を行うための温度センサとし
てのサーミスタである。
【0061】フィルム駆動ローラ176a、176bの
何れか一方の駆動により定着フィルム171a、171
bの一方が駆動回転され、他方が従動回転される。
【0062】上側のフィルム状回転部材としての熱定着
フィルム17aは、定着域(ニップ部T)において、上
側の定着フィルム171aの回転方向(記録紙Pの搬送
方向)に対し上流側に上側の固定発熱体としてのセラミ
ックヒータ172aが、下流側に弾性ゴム173aが配
置され、また、下側のフィルム状回転部材としての熱定
着フィルム17bは、定着域において、下側の定着フィ
ルム171bの回転方向(記録紙Pの搬送方向)に対し
上流側に弾性ゴム173bが、下流側に下側の固定発熱
体としてのセラミックヒータ172bが配置される。
【0063】表面画像のトナー像を定着する上側の熱定
着フィルム17aの定着フィルム171aと、裏面画像
のトナー像を定着する下側の熱定着フィルム17bの定
着フィルム171bとを挟んで、上側のセラミックヒー
タ172aと下側の弾性ゴム173bとを対向し、ま
た、上側の弾性ゴム173aと下側のセラミックヒータ
172bとを対向して配置する。下側の弾性ゴム173
bは上側のセラミックヒータ172aに、また、上側の
弾性ゴム173aは下側のセラミックヒータ172bに
それぞれ定着フィルム171a,171bを挟んで不図
示の押圧部材により圧接され、上下の定着フィルム17
1a,171bによる定着域(ニップ部T)が形成され
る。
【0064】上記の如く、ソフトな部材として作用する
弾性ゴム173b,173aに押圧される上下のセラミ
ックヒータ172a,172bにより形成される確実で
幅広いニップ部Tにより良好なインスタント定着が行わ
れる。また、上側のセラミックヒータ172aと上側の
弾性ゴム173aとを、また下側の弾性ゴム173bと
下側のセラミックヒータ172bとを、後述する寸法幅
としてそれぞれ近接して配置し、さらに、上側のセラミ
ックヒータ172aと下側の弾性ゴム173bとを、ま
た上側の弾性ゴム173aと下側のセラミックヒータ1
72bとをそれぞれ対向して千鳥状に配置することによ
り、表面トナー像の定着に連続して裏面トナー像の定着
が行われ、記録紙P上の表裏のトナー像にずれを生じる
ことが防止される。さらに、記録紙Pの搬送方向の上流
側に表面トナー像を定着するセラミックヒータ172a
を配設することにより、一般的に頻度多く表面の片面画
像形成が行われる画像形成装置用の定着手段として有効
である。
【0065】上側の熱定着フィルム17aは、台形状に
形成される例えば厚さ20〜100μm、好ましくは2
5〜60μmの薄膜の定着フィルム171aを有し、ま
た、下側の熱定着フィルム17bは、台形状に形成され
る例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜80
μmの薄膜の定着フィルム171bを有し、下側の定着
フィルム171bの厚さが上側の定着フィルム171a
の厚さより厚みをもって形成され、下側の定着フィルム
171bの熱容量が上側の定着フィルム171aの熱容
量より大きい。上側の定着フィルム171aの熱容量を
小さくすることにより、一般的に頻度多く行われる表面
の片面画像形成時のウォーミングアップが略ゼロの、よ
り速いクイックスタートを可能とする。また、下側の定
着フィルム171bの熱容量を大きくすることで、確実
な両面定着を可能とする。いずれにしろ、定着フィルム
171a,171bの熱容量は従来用いられていた定着
用の熱定着ローラに対して1/100程度となっており
ウォーミングアップが略ゼロのクイックスタートが可能
となっている。
【0066】固定発熱体としてのセラミックヒータ17
2a,172bは、厚さ1mm、幅2〜8mm、好まし
くは4mm幅のアルミナ基板に厚膜印刷により抵抗発熱
層と表面保護層としての厚さ10μmのオーバコートガ
ラスを順次設けたものを用い、セラミックヒータ172
a,172bより定着フィルム171a,171b間の
熱抵抗を下げている。表面保護層は抵抗発熱層の保護と
定着フィルム171a,171bの摩耗防止の作用をす
る。
【0067】弾性部材としての弾性ゴム173b,17
3aは、例えばシリコンゴム等の耐熱ゴムで形成され、
幅10mm程度であり、ソフトな部材として作用し、弾
性ゴム173b,173aに押圧される上下のセラミッ
クヒータ172a,172bとの間で確実なニップ部T
を形成する。少なくとも定着フィルム171a,171
bとの接触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィ
ルム171a,171bの回動を容易とさせる。
【0068】ヒータホルダ174a,174bは、例え
ばアルミニウムや鉄を用いた熱伝導性のよい金属部材で
形成され、幅20mm程度であり、上下のセラミックヒ
ータ172a,172bと上下の弾性ゴム173a,1
73bとをそれぞれ近接して配置する。少なくとも定着
フィルム171a,171bとの接触面にフッ素コート
等の滑面を設け、定着フィルム171a,171bの回
動を容易とさせる。
【0069】更に、前記上下の定着フィルム171a,
171bは同様の構成をなし、図5の拡大図に示すよう
に、ベース材171A、導電層171B及び離型層17
1Cにより構成される。
【0070】ベース材171Aとしては、高温下におけ
る強度、寸法安定性に優れるポリイミド樹脂が好まし
く、厚みを上側の定着フィルム171aは20〜100
μm、好ましくは25〜60μmまた、下側の定着フィ
ルム171bは30〜130μm、好ましくは40〜8
0μm程度とし、下側の定着フィルム171bの厚さを
上側の定着フィルム171aの厚さより厚くすることが
好ましい。好ましくは厚みを20〜30μm程度以上と
することにより、強度及び剛性を高め、定着フィルム1
71の回転中の寄りを挫屈せずに端部で規制可能とす
る。また、100〜130μmより厚くしすぎると熱伝
導が悪くなり、また、熱伝導も大きくなるために瞬時に
加熱することが困難になり、また、使用する電力も増加
してしまう。
【0071】上記の如く、上側の定着フィルム171a
を下側の定着フィルム171bより薄くすることによ
り、双方の定着フィルム171a,171bの皺の発生
が防止され、また、上側の固定発熱体としてのセラミッ
クヒータ172aよりの熱により、より多く行われる上
側(表面)のみのプリントに良好に対応した定着手段が
可能となる。更に、上側のセラミックヒータ172aよ
りの熱が下側の弾性ゴム173bにも効率良く伝導さ
れ、転写材の先端がニップ部に加え込まれる際にトナー
像が乱されることなく、また下側のセラミックヒータ1
72bよりの熱が上側の弾性ゴム173aにも効率良く
伝導され、表面或いは裏面(上面或いは下面)の片面画
像や両面画像のトナー像の定着が良好に行われる。
【0072】下側の定着フィルム171bは厚さが厚い
分下方からの熱伝導性に劣るが、上流部でニップを形成
しており、上側のセラミックヒータ172aによる熱伝
導があり、また、ニップ部Tが広いためにトナー像に対
し十分な過熱を行うことができる。
【0073】また、オフセット防止のために、離型層1
71C例えばフッ素樹脂(PFAまたはPTFE)の層
を設けることが好ましいが、更に、定着フィルム171
a,171bのベース材171Aの内面とセラミックヒ
ータ172a,172b表面との間の摺動により発生す
る摩擦電荷の影響をなくすため導電層171Bを設け接
地している。
【0074】また、低湿環境下での記録紙Pの後端部と
の剥離帯電電荷を逃がすように、離型層171Cに導電
フィラをいれ低抵抗化してオフセットを防止している。
ただし、抵抗値が低すぎると転写電荷がリークしてオフ
セットを生じるので、2×1010〜5×1011Ω/cm
2の抵抗値が好ましい。
【0075】上記の構成により、定着域でのニップ幅が
広く高い定着性能が得られると共に、低熱容量でウォー
ミングアップ時間が略ゼロの両面定着が可能な定着手段
が設けられた画像形成装置が提供される。
【0076】図6、及び図4に示すように、両面画像形
成時、感光体ドラム10による表裏の画像形成と呼応し
て定着装置17を通過する記録紙Pの搬送タイミング
は、表面の片面画像形成による連続プリントと異なり間
欠的に1枚おきに行われるが、表面画像のトナー像を定
着するための上側の熱定着フィルム17aは、記録紙P
の通過タイミングと合わせて上側の固定発熱体としての
セラミックヒータ172aがon状態として加熱され、
画像形成休止中の定着温度設定値Tと画像形成中の適正
な定着温度設定値T2との交互のレベルの、熱定着フィ
ルム17aの温度制御が行われる。
【0077】これと同様に、裏面画像のトナー像を定着
するための熱定着フィルム17bは、記録紙Pの通過タ
イミングと合わせて固定発熱体としてのセラミックヒー
タ172bがon状態として加熱され、画像形成休止中
の定着温度設定値Tと画像形成中の適正な定着温度設定
値T2との交互のレベルの、熱定着フィルム17bの温
度制御が行われる。その際、両面画像形成の形成は間欠
的に1枚おきに行われるため、記録紙Pの非通過時間が
長いことから温度制御や温度の均一化可能であり熱容量
が小さな熱定着フィルム17a,17bによっても両面
画像の定着が可能である。
【0078】温度制御は予めROM内に記憶されている
定着温度設定値T,T1,T2と温度センサTS1,T
S2による検知とにより比較回路を介して制御部を通し
て行われる。
【0079】図6において、熱定着フィルム17a,1
7bの温度制御は記録紙Pの先後端を挟んだ領域で行う
が、線速度が速いと、その温度制御タイミングを早めに
設定することが必要となる。
【0080】また、図7、及び図4に示すように、表面
の片面画像形成時、感光体ドラム10による表面の画像
形成の定着装置17を通過する記録紙Pの搬送タイミン
グは、両面画像形成や片面のみの裏面の画像形成におけ
る連続プリントと異なり、感光体ドラム10による連続
の表面の画像形成と呼応して連続的に行われるが、表面
画像のトナー像を定着するための熱定着フィルム17a
は、記録紙Pの通過タイミングと合わせて上側の固定発
熱体としてのセラミックヒータ172aがon状態とし
て加熱され、画像形成休止中の定着温度設定値Tと画像
形成中の適正な定着温度設定値T2との交互のレベル
の、熱定着フィルム17aの温度制御が行われる。表面
の片面画像形成によるコピー中、記録紙Pの通過以前に
セラミックヒータ172aをon状態として加熱され、
画像形成中の適正な定着温度設定値T1に保つように、
熱定着ローラ17aの加熱温度制御が行われる。
【0081】これに対して、熱定着フィルム17bは、
表面の片面画像形成によるコピー中、加熱制御は行わず
そのままとする、或いは、画像形成休止中の定着温度設
定値Tに保つように、熱定着フィルム17bの温度制御
が行われる。
【0082】温度制御は予めROM内に記憶されている
定着温度設定値T,T1と温度センサTS1,TS2に
よる検知とにより比較回路を介して制御部を通して行わ
れる。
【0083】図7において、熱定着フィルム17aの温
度制御は記録紙Pの先後端を挟んだ領域で行うが、線速
度が速いと、その温度制御タイミングを早めに設定する
ことが必要となる。
【0084】また、図8、及び図4に示すように、裏面
の片面画像形成時、中間転写ベルト14aによる裏面の
画像形成と呼応して定着装置17を通過する記録紙Pの
搬送タイミングは、表面の片面画像形成による連続プリ
ントと異なり間欠的に1枚おきに行われるが、裏面画像
のトナー像を定着するための下側の熱定着フィルム17
bは、記録紙Pの通過タイミングと合わせて下側の固定
発熱体としてのセラミックヒータ172bがon状態と
して加熱され、画像形成休止中の定着温度設定値Tと画
像形成中の適正な定着温度設定値T2との交互のレベル
の、熱定着フィルム17bの温度制御が行われる。裏面
の片面画像形成によるコピー中、記録紙Pの通過以前に
セラミックヒータ172bをon状態として加熱し、画
像形成中の適正な定着温度設定値T2に保つように、熱
定着フィルム17bの加熱温度制御が行われる。
【0085】これに対して、熱定着フィルム17aは、
裏面の片面画像形成によるコピー中、加熱制御は行わず
そのままとする、或いは、画像形成休止中の定着温度設
定値Tに保つように、熱定着フィルム17aの温度制御
が行われる。
【0086】熱定着フィルム17aは、図8の一点鎖線
にて示すように、裏面の片面画像形成によるコピー中、
記録紙Pの通過以前にセラミックヒータ172aをon
状態として画像形成中の適正な定着温度設定値T1に保
つように加熱することがより好ましく、熱定着フィルム
17aをon状態として加熱することによりニップ部T
の先端が過熱され、記録紙Pの先端がニップ部に加え込
まれる際にトナー像が乱されることなく、裏面のみの片
面画像のトナー像の定着が良好に行われる。
【0087】温度制御は予めROM内に記憶されている
定着温度設定値T,T2,(T1)と温度センサTS
1,TS2による検知とにより比較回路を介して制御部
を通して行われる。
【0088】図8において、熱定着フィルム17bや熱
定着フィルム17aの温度制御は記録紙Pの先後端を挟
んだ領域で行うが、線速度が速いと、その温度制御タイ
ミングを早めに設定することが必要となる。
【0089】上記、図6ないし図8によれば、表面の片
面画像形成時や裏面の片面画像形成時や両面画像形成時
にトナー像の定着は熱容量が小さくクイックスタートの
可能な熱定着フィルム17a,17bにより行われるた
め、ウォーミングアップ時間を設けずに良好な定着が行
われる。
【0090】特に、両面画像形成や片面のみの裏面の画
像形成は間欠的に1枚おきに行われるため、裏面のトナ
ー像の定着は従来の熱定着ローラに比べ熱容量が小さな
熱定着フィルム17bによっても熱容量が足り、熱定着
フィルム17bによる裏面画像の定着が可能となる。
【0091】なお、画像形成装置は電源スイッチを入れ
た初期動作時、或いは休止モードからプリント動作モー
ドに変更された時に、自動的に両面画像形成の状態に温
度制御が行われるように設定されたり、また、未使用時
間が一定時間を経過すると熱定着フィルム17a,17
bは加熱制御をoffとされるように制御することも可
能である。
【0092】上記にて説明した実施形態の構成により、
表面のみの片面画像形成時や裏面のみの片面画像形成時
や両面画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー消費
が行われ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着手段
に比べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞれの
適正なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギー消
費が少なくてすみ、定着域でのニップ幅が広く高い定着
性能が得られると共に、低熱容量でウォーミングアップ
時間が略ゼロの両面定着が可能な画像形成装置が提供さ
れる。
【0093】定着手段の他の例について、図9ないし図
13により説明する。図9は、表面側のトナー像が先に
定着される定着手段の第2の構成の拡大図と該定着手段
への転写材の搬送とを示す図であり、図10は、表面側
のトナー像が先に定着される定着手段の第3の構成の拡
大図と該定着手段への転写材の搬送とを示す図であり、
図11は、裏面側のトナー像が先に定着される定着手段
の第1の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送と
を示す図であり、図12は、裏面側のトナー像が先に定
着される定着手段の第2の構成の拡大図と該定着手段へ
の転写材の搬送とを示す図であり、図13は、裏面側の
トナー像が先に定着される定着手段の第3の構成の拡大
図と該定着手段への転写材の搬送とを示す図である。
【0094】図9によれば、図1にて前述したように、
表面にカラートナー像が形成された記録紙Pが、中間転
写ベルト14aを駆動する駆動ローラ14dの曲率と、
中間転写ベルト14aの端部で駆動ローラ14dに対向
して設けられた転写材分離手段としての紙分離AC除電
器14hの除電作用と分離爪210とにより、中間転写
ベルト14aから分離される。
【0095】中間転写体としての中間転写ベルト14a
から分離された記録紙Pが転写材搬送面PL1より下側
に設けられた拍車162により搬送され、定着手段とし
ての定着装置17Aのニップ部Tへと給紙される。
【0096】定着装置17Aは表面画像のトナー像を定
着するためのフィルム状回転部材としての円形状に形成
される上側の熱定着フィルム47aと、裏面画像のトナ
ー像を定着するためのフィルム状回転部材としての台形
状に形成される下側の熱定着フィルム17bとにより構
成され、上下の熱定着フィルム47a,17bにより形
成されるニップ部Tで熱と圧力とを加えられることによ
り、ニップ部Tに給送される記録紙P上の付着トナーが
定着される。
【0097】表面画像のトナー像を定着する上側の円形
状に形成される熱定着フィルム47aは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である円形状に形成される定着フィル
ム471aと、該定着フィルム471aの内部に設けら
れるホルダ475aと、同じく定着フィルム471aの
内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒータ
472aと、セラミックヒータ472aと近接して並列
に配置される弾性部材としての弾性ゴム473aと、セ
ラミックヒータ472a及び弾性ゴム473aを保持す
るためのヒータホルダ474aとにより構成される。ホ
ルダ475aとヒータホルダ474aとにより定着フィ
ルム471aが円形状に張架される。TS1はセラミッ
クヒータ472aの裏面に取付けられた温度制御を行う
ための温度センサとしてのサーミスタである。
【0098】裏面画像のトナー像を定着する下側の台形
状に形成される熱定着フィルム17bは、前記図5にて
説明したと同様な構成の部材であり、上側の円形状に形
成される熱定着フィルム47aの定着フィルム471a
より厚さの厚い、例えば厚さ30〜130μm、好まし
くは40〜80μmの薄膜の下側の台形状に形成される
フィルム部材である定着フィルム171bと、該定着フ
ィルム171bの内部に設けられ定着フィルム171b
を張架するフィルム駆動ローラ176b及びフィルムテ
ンションローラ177bと、定着フィルム171bの内
部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒータ1
72bと、同じく内部に設けられセラミックヒータ17
2bと近接して並列に配置される弾性部材としての弾性
ゴム173bと、セラミックヒータ172b及び弾性ゴ
ム173bを保持するためのヒータホルダ174bとに
より構成される。フィルム駆動ローラ176bとフィル
ムテンションローラ177bとヒータホルダ174bと
により定着フィルム171bが台形状に張架される。定
着フィルム171bを挟んでフィルム駆動ローラ176
bに対向してアルミローラ178bが設けられ、アルミ
ローラ178bにより定着フィルム171bの温度の均
一化と非通紙部の温度上昇対策とを行っている。TS2
はセラミックヒータ172bの裏面に取付けられた温度
制御を行うための温度センサとしてのサーミスタであ
る。
【0099】フィルム駆動ローラ176bの駆動により
定着フィルム171bが駆動回転され、定着フィルム4
71aが従動回転される。
【0100】上側の円形状に形成されるフィルム状回転
部材としての熱定着フィルム47aは、定着域(ニップ
部T)において、上側の定着フィルム471aの回転方
向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に上側の固定発
熱体としてのセラミックヒータ472aが、下流側に弾
性ゴム473aが配置され、また、下側の台形状に形成
されるフィルム状回転部材としての熱定着フィルム17
bは、定着域において、下側の定着フィルム171bの
回転方向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に弾性ゴ
ム173bが、下流側に下側の固定発熱体としてのセラ
ミックヒータ172bが配置される。
【0101】表面画像のトナー像を定着する上側の熱定
着フィルム47aの定着フィルム471aと、裏面画像
のトナー像を定着する下側の熱定着フィルム17bの定
着フィルム171bとを挟んで、上側のセラミックヒー
タ472aと下側の弾性ゴム173bとを対向し、ま
た、上側の弾性ゴム473aと下側のセラミックヒータ
172bとを対向して配置する。下側の弾性ゴム173
bは上側のセラミックヒータ472aに、また、上側の
弾性ゴム473aは下側のセラミックヒータ172bに
それぞれ定着フィルム471a,171bを挟んで不図
示の押圧部材により圧接され、上下の定着フィルム47
1a,171bによる定着域(ニップ部T)が形成され
る。
【0102】上記の如く、ソフトな部材として作用する
弾性ゴム173b,473aに押圧される上下のセラミ
ックヒータ472a,172bにより形成される確実で
幅広いニップ部Tにより良好なインスタント定着が行わ
れる。また、上側のセラミックヒータ472aと上側の
弾性ゴム473aとを、また下側の弾性ゴム173bと
下側のセラミックヒータ172bとを、後述する寸法幅
としてそれぞれ近接して配置し、さらに、上側のセラミ
ックヒータ472aと下側の弾性ゴム173bとを、ま
た上側の弾性ゴム473aと下側のセラミックヒータ1
72bとをそれぞれ対向して千鳥状に配置することによ
り、表面トナー像の定着に連続して裏面トナー像の定着
が行われ、記録紙P上の表裏のトナー像にずれを生じる
ことが防止される。さらに、記録紙Pの搬送方向の上流
側に表面トナー像を定着するセラミックヒータ472a
を配設することにより、一般的に頻度多く表面の片面画
像形成が行われる画像形成装置用の定着手段として有効
である。
【0103】上側の熱定着フィルム47aは、円形状に
形成される例えば厚さ20〜100μm、好ましくは2
5〜60μmの薄膜の定着フィルム471aを有し、ま
た、下側の熱定着フィルム17bは、台形状に形成され
る例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜80
μmの薄膜の定着フィルム171bを有し、下側の定着
フィルム171bの厚さが上側の定着フィルム471a
の厚さより厚みをもって形成され、下側の定着フィルム
171bの熱容量が上側の定着フィルム471aの熱容
量より大きい。上側の定着フィルム471aの熱容量を
小さくすることにより、一般的に頻度多く行われる表面
の片面画像形成時のウォーミングアップが略ゼロの、よ
り速いクイックスタートを可能とする。また、下側の定
着フィルム171bの熱容量を大きくすることで、確実
な両面定着を可能とする。いずれにしろ、定着フィルム
471a,171bの熱容量は従来用いられていた定着
用の熱定着ローラに対して1/100程度となっており
ウォーミングアップが略ゼロのクイックスタートが可能
となっている。
【0104】固定発熱体としてのセラミックヒータ47
2a,172bは、厚さ1mm、幅2〜8mm、好まし
くは4mm幅のアルミナ基板に厚膜印刷により抵抗発熱
層と表面保護層としての厚さ10μmのオーバコートガ
ラスを順次設けたものを用い、セラミックヒータ472
a,172bより定着フィルム471a,171b間の
熱抵抗を下げている。表面保護層は抵抗発熱層の保護と
定着フィルム471a,171bの摩耗防止の作用をす
る。
【0105】弾性部材としての弾性ゴム173b,47
3aは、例えばシリコンゴム等の耐熱ゴムで形成され、
幅10mm程度であり、ソフトな部材として作用し、弾
性ゴム173b,473aに押圧される上下のセラミッ
クヒータ472a,172bとの間で確実なニップ部T
を形成する。少なくとも定着フィルム471a,171
bとの接触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィ
ルム471a,171bの回動を容易とさせる。
【0106】ヒータホルダ474a,174bは、例え
ばアルミニウムや鉄を用いた熱伝導性のよい金属部材で
形成され、幅20mm程度であり、上下のセラミックヒ
ータ472a,172bと上下の弾性ゴム473a,1
73bとをそれぞれ近接して配置する。少なくとも定着
フィルム471a,171bとの接触面にフッ素コート
等の滑面を設け、定着フィルム471a,171bの回
動を容易とさせる。
【0107】ホルダ475aは、例えば液晶ポリエステ
ル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、定着フィルム47
1aを張架し、少なくとも定着フィルム471aとの接
触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィルム47
1aの回動を容易とさせる。
【0108】更に、前記上下の定着フィルム471a,
171bは図5にて前述したと同様の構成をなし、ベー
ス材171A、導電層171B及び離型層171Cによ
り構成され、それぞれ前述したと同様な材質、構造、特
性、効果等を有する。
【0109】上側の熱定着フィルム47a及び下側の熱
定着フィルム17bを用いた定着装置17Aによる記録
紙P上のトナー像の定着は、両面画像形成時は図6に
て、表面の片面画像形成時は図7にて、裏面の片面画像
形成時は図8にてそれぞれ説明したと同様な制御にて行
われる。
【0110】上記の構成により、定着域でのニップ幅が
広く高い定着性能が得られると共に、低熱容量でウォー
ミングアップ時間が略ゼロの両面定着が可能な定着手段
が設けられた画像形成装置が提供される。また、表面の
みの片面画像形成時や裏面のみの片面画像形成時や両面
画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー消費が行わ
れ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着手段に比
べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞれの適正
なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギー消費が
少なくてすみ、定着域でのニップ幅が広く高い定着性能
が得られると共に、低熱容量でウォーミングアップ時間
が略ゼロの両面定着が可能な画像形成装置が提供され
る。
【0111】図10によれば、図1にて前述したよう
に、表面にカラートナー像が形成された記録紙Pが、中
間転写ベルト14aを駆動する駆動ローラ14dの曲率
と、中間転写ベルト14aの端部で駆動ローラ14dに
対向して設けられた転写材分離手段としての紙分離AC
除電器14hの除電作用と分離爪210とにより、中間
転写ベルト14aから分離される。
【0112】中間転写体としての中間転写ベルト14a
から分離された記録紙Pが転写材搬送面PL1より下側
に設けられた拍車162により搬送され、定着手段とし
ての定着装置17Bのニップ部Tへと給紙される。
【0113】定着装置17Bは表面画像のトナー像を定
着するためのフィルム状回転部材としての台形状に形成
される上側の熱定着フィルム17aと、裏面画像のトナ
ー像を定着するためのフィルム状回転部材としての円形
状に形成される下側の熱定着フィルム47bとにより構
成され、上下の熱定着フィルム17a,47bにより形
成されるニップ部Tで熱と圧力とを加えられることによ
り、ニップ部Tに給送される記録紙P上の付着トナーが
定着される。
【0114】表面画像のトナー像を定着する上側の台形
状に形成される熱定着フィルム17aは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である定着フィルム171aと、該定
着フィルム171aの内部に設けられ定着フィルム17
1aを張架するフィルム駆動ローラ176a及びフィル
ムテンションローラ177aと、定着フィルム171a
の内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒー
タ172aと、同じく内部に設けられセラミックヒータ
172aと近接して並列に配置される弾性部材としての
弾性ゴム173aと、セラミックヒータ172a及び弾
性ゴム173aを保持するためのヒータホルダ174a
とにより構成される。フィルム駆動ローラ176aとフ
ィルムテンションローラ177aとヒータホルダ174
aとにより定着フィルム171aが台形状に張架され
る。定着フィルム171aを挟んでフィルム駆動ローラ
176aに対向してアルミローラ178aが設けられ、
アルミローラ178aにより定着フィルム171aの温
度の均一化と非通紙部の温度上昇対策とを行っている。
TS1はセラミックヒータ172aの裏面に取付けられ
た温度制御を行うための温度センサとしてのサーミスタ
である。
【0115】裏面画像のトナー像を定着する下側の円形
状に形成される熱定着フィルム47bは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である円形状に形成される定着フィル
ム471bと、該定着フィルム471bの内部に設けら
れるホルダ475bと、同じく定着フィルム471bの
内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒータ
472aと、セラミックヒータ472bと近接して並列
に配置される弾性部材としての弾性ゴム473bと、セ
ラミックヒータ472b及び弾性ゴム473bを保持す
るためのヒータホルダ474bとにより構成される。ホ
ルダ475bとヒータホルダ474bとにより定着フィ
ルム471bが円形状に張架される。TS2はセラミッ
クヒータ472bの裏面に取付けられた温度制御を行う
ための温度センサとしてのサーミスタである。
【0116】フィルム駆動ローラ176aの駆動により
定着フィルム171aが駆動回転され、定着フィルム4
71bが従動回転される。
【0117】上側のフィルム状回転部材としての台形状
に形成される熱定着フィルム17aは、定着域(ニップ
部T)において、上側の定着フィルム171aの回転方
向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に上側の固定発
熱体としてのセラミックヒータ172aが、下流側に弾
性ゴム173aが配置され、また、下側のフィルム状回
転部材としての円形状に形成される熱定着フィルム47
bは、定着域において、下側の定着フィルム471bの
回転方向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に弾性ゴ
ム473bが、下流側に下側の固定発熱体としてのセラ
ミックヒータ472bが配置される。
【0118】表面画像のトナー像を定着する上側の台形
状に形成される熱定着フィルム17aの定着フィルム1
71aと、裏面画像のトナー像を定着する下側の円形状
に形成される熱定着フィルム47bの定着フィルム47
1bとを挟んで、上側のセラミックヒータ172aと下
側の弾性ゴム473bとを対向し、また、上側の弾性ゴ
ム173aと下側のセラミックヒータ472bとを対向
して配置する。下側の弾性ゴム473bは上側のセラミ
ックヒータ172aに、また、上側の弾性ゴム173a
は下側のセラミックヒータ472bにそれぞれ定着フィ
ルム171a,471bを挟んで不図示の押圧部材によ
り圧接され、上下の定着フィルム171a,471bに
よる定着域(ニップ部T)が形成される。
【0119】上記の如く、ソフトな部材として作用する
弾性ゴム473b,173aに押圧される上下のセラミ
ックヒータ172a,472bにより形成される確実で
幅広いニップ部Tにより良好なインスタント定着が行わ
れる。また、上側のセラミックヒータ172aと上側の
弾性ゴム173aとを、また下側の弾性ゴム473bと
下側のセラミックヒータ472bとを、後述する寸法幅
としてそれぞれ近接して配置し、さらに、上側のセラミ
ックヒータ172aと下側の弾性ゴム473bとを、ま
た上側の弾性ゴム173aと下側のセラミックヒータ4
72bとをそれぞれ対向して千鳥状に配置することによ
り、表面トナー像の定着に連続して裏面トナー像の定着
が行われ、記録紙P上の表裏のトナー像にずれを生じる
ことが防止される。さらに、記録紙Pの搬送方向の上流
側に表面トナー像を定着するセラミックヒータ172a
を配設することにより、一般的に頻度多く表面の片面画
像形成が行われる画像形成装置用の定着手段として有効
である。
【0120】上側の熱定着フィルム17aは、台形状に
形成される例えば厚さ20〜100μm、好ましくは2
5〜60μmの薄膜の定着フィルム171aを有し、ま
た、下側の熱定着フィルム47bは、円形状に形成され
る例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜80
μmの薄膜の定着フィルム471bを有し、下側の定着
フィルム471bの厚さが上側の定着フィルム171a
の厚さより厚みをもって形成され、下側の定着フィルム
471bの熱容量が上側の定着フィルム171aの熱容
量より大きい。上側の定着フィルム171aの熱容量を
小さくすることにより、一般的に頻度多く行われる表面
の片面画像形成時のウォーミングアップが略ゼロの、よ
り速いクイックスタートを可能とする。また、下側の定
着フィルム471bの熱容量を大きくすることで、確実
な両面定着を可能とする。いずれにしろ、定着フィルム
171a,471bの熱容量は従来用いられていた定着
用の熱定着ローラに対して1/100程度となっており
ウォーミングアップが略ゼロのクイックスタートが可能
となっている。
【0121】固定発熱体としてのセラミックヒータ17
2a,472bは、厚さ1mm、幅2〜8mm、好まし
くは4mm幅のアルミナ基板に厚膜印刷により抵抗発熱
層と表面保護層としての厚さ10μmのオーバコートガ
ラスを順次設けたものを用い、セラミックヒータ172
a,472bより定着フィルム171a,471b間の
熱抵抗を下げている。表面保護層は抵抗発熱層の保護と
定着フィルム171a,471bの摩耗防止の作用をす
る。
【0122】弾性部材としての弾性ゴム473b,17
3aは、例えばシリコンゴム等の耐熱ゴムで形成され、
幅10mm程度であり、ソフトな部材として作用し、弾
性ゴム473b,173aに押圧される上下のセラミッ
クヒータ172a,472bとの間で確実なニップ部T
を形成する。少なくとも定着フィルム171a,471
bとの接触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィ
ルム171a,471bの回動を容易とさせる。
【0123】ヒータホルダ174a,474bは、例え
ばアルミニウムや鉄を用いた熱伝導性のよい金属部材で
形成され、幅20mm程度であり、上下のセラミックヒ
ータ172a,472bと上下の弾性ゴム173a,4
73bとをそれぞれ近接して配置する。少なくとも定着
フィルム171a,471bとの接触面にフッ素コート
等の滑面を設け、定着フィルム171a,471bの回
動を容易とさせる。
【0124】ホルダ475bは、例えば液晶ポリエステ
ル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、定着フィルム47
1bを張架し、少なくとも定着フィルム471bとの接
触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィルム47
1bの回動を容易とさせる。
【0125】更に、前記上下の定着フィルム171a,
471bは図5にて前述したと同様の構成をなし、ベー
ス材171A、導電層171B及び離型層171Cによ
り構成され、それぞれ前述したと同様な材質、構造、特
性、効果等を有する。
【0126】上側の熱定着フィルム17a及び下側の熱
定着フィルム47bを用いた定着装置17Bによる記録
紙P上のトナー像の定着は、両面画像形成時は図6に
て、表面の片面画像形成時は図7にて、裏面の片面画像
形成時は図8にてそれぞれ説明したと同様な制御にて行
われる。
【0127】上記の構成により、定着域でのニップ幅が
広く高い定着性能が得られると共に、低熱容量でウォー
ミングアップ時間が略ゼロの両面定着が可能な定着手段
が設けられた画像形成装置が提供される。また、表面の
みの片面画像形成時や裏面のみの片面画像形成時や両面
画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー消費が行わ
れ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着手段に比
べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞれの適正
なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギー消費が
少なくてすみ、定着域でのニップ幅が広く高い定着性能
が得られると共に、低熱容量でウォーミングアップ時間
が略ゼロの両面定着が可能な画像形成装置が提供され
る。
【0128】図11によれば、図1にて前述したよう
に、表面にカラートナー像が形成された記録紙Pが、中
間転写ベルト14aを駆動する駆動ローラ14dの曲率
と、中間転写ベルト14aの端部で駆動ローラ14dに
対向して設けられた転写材分離手段としての紙分離AC
除電器14hの除電作用と分離爪210とにより、中間
転写ベルト14aから分離される。
【0129】中間転写体としての中間転写ベルト14a
から分離された記録紙Pが転写材搬送面PL1より下側
に設けられた拍車162により搬送され、定着手段とし
ての定着装置17Cのニップ部Tへと給紙される。
【0130】定着装置17Cは表面画像のトナー像を定
着するためのフィルム状回転部材としての台形状に形成
される上側の熱定着フィルム17cと、裏面画像のトナ
ー像を定着するためのフィルム状回転部材としての台形
状に形成される下側の熱定着フィルム17dとにより構
成され、上下の熱定着フィルム17c,17dにより形
成されるニップ部Tで熱と圧力とを加えられることによ
り、ニップ部Tに給送される記録紙P上の付着トナーが
定着される。
【0131】表面画像のトナー像を定着する上側の台形
状に形成される熱定着フィルム17cは、前記図5にて
説明した熱定着フィルム17aと同様な構成の部材であ
り、例えば厚さ20〜100μm、好ましくは25〜6
0μmの薄膜の上側のフィルム部材である定着フィルム
171cと、該定着フィルム171cの内部に設けられ
定着フィルム171cを張架するフィルム駆動ローラ1
76c及びフィルムテンションローラ177cと、定着
フィルム171cの内部に設けられる固定発熱体として
のセラミックヒータ172cと、同じく内部に設けられ
セラミックヒータ172cと近接して並列に配置される
弾性部材としての弾性ゴム173cと、セラミックヒー
タ172c及び弾性ゴム173cを保持するためのヒー
タホルダ174cとにより構成される。フィルム駆動ロ
ーラ176cとフィルムテンションローラ177cとヒ
ータホルダ174cとにより定着フィルム171cが台
形状に張架される。定着フィルム171cを挟んでフィ
ルム駆動ローラ176cに対向してアルミローラ178
cが設けられ、アルミローラ178cにより定着フィル
ム171cの温度の均一化と非通紙部の温度上昇対策と
を行っている。TS1はセラミックヒータ172cの裏
面に取付けられた温度制御を行うための温度センサとし
てのサーミスタである。
【0132】裏面画像のトナー像を定着する下側の台形
状に形成される熱定着フィルム17dは、前記図5にて
説明した熱定着フィルム17bと同様な構成の部材であ
り、上側の熱定着フィルム17cの定着フィルム171
cより厚さの厚い、例えば厚さ30〜130μm、好ま
しくは40〜80μmの薄膜の下側のフィルム部材であ
る定着フィルム171dと、該定着フィルム171dの
内部に設けられ定着フィルム171dを張架するフィル
ム駆動ローラ176d及びフィルムテンションローラ1
77dと、定着フィルム171dの内部に設けられる固
定発熱体としてのセラミックヒータ172dと、同じく
内部に設けられセラミックヒータ172dと近接して並
列に配置される弾性部材としての弾性ゴム173dと、
セラミックヒータ172d及び弾性ゴム173dを保持
するためのヒータホルダ174dとにより構成される。
フィルム駆動ローラ176dとフィルムテンションロー
ラ177dとヒータホルダ174dとにより定着フィル
ム171dが台形状に張架される。定着フィルム171
dを挟んでフィルム駆動ローラ176dに対向してアル
ミローラ178dが設けられ、アルミローラ178dに
より定着フィルム171dの温度の均一化と非通紙部の
温度上昇対策とを行っている。TS2はセラミックヒー
タ172dの裏面に取付けられた温度制御を行うための
温度センサとしてのサーミスタである。
【0133】フィルム駆動ローラ176c、176dの
何れか一方の駆動により定着フィルム171c、171
dの一方が駆動回転され、他方が従動回転される。
【0134】上側のフィルム状回転部材としての熱定着
フィルム17cは、定着域(ニップ部T)において、上
側の定着フィルム171cの回転方向(記録紙Pの搬送
方向)に対し上流側に上側の弾性ゴム173cが、下流
側に上側の固定発熱体としてのセラミックヒータ172
cが配置され、また、下側のフィルム状回転部材として
の熱定着フィルム17dは、定着域において、下側の定
着フィルム171dの回転方向(記録紙Pの搬送方向)
に対し上流側に下側の固定発熱体としてのセラミックヒ
ータ172dが、下流側に下側の弾性ゴム173dが配
置される。
【0135】表面画像のトナー像を定着する上側の熱定
着フィルム17cの定着フィルム171cと、裏面画像
のトナー像を定着する下側の熱定着フィルム17dの定
着フィルム171dとを挟んで、上側の弾性ゴム173
cと下側のセラミックヒータ172dとを対向し、ま
た、上側のセラミックヒータ172cと下側の弾性ゴム
173dとを対向して配置する。上側の弾性ゴム173
cは下側のセラミックヒータ172dに、また、下側の
弾性ゴム173dは上側のセラミックヒータ172cに
それぞれ定着フィルム171c,171dを挟んで不図
示の押圧部材により圧接され、上下の定着フィルム17
1c,171dによる定着域(ニップ部T)が形成され
る。
【0136】上記の如く、ソフトな部材として作用する
上下の弾性ゴム173c,173dに押圧されるセラミ
ックヒータ172d,172cにより形成される確実で
幅広いニップ部Tにより良好なインスタント定着が行わ
れる。また、上側の弾性ゴム173cと上側のセラミッ
クヒータ172cとを、また下側のセラミックヒータ1
72dと下側の弾性ゴム173dとを、後述する寸法幅
としてそれぞれ近接して配置し、さらに、上側の弾性ゴ
ム173cと下側のセラミックヒータ172dとを、ま
た上側のセラミックヒータ172cと下側の弾性ゴム1
73dとをそれぞれ対向して千鳥状に配置することによ
り、裏面トナー像の定着に連続して表面トナー像の定着
が行われ、記録紙P上の表裏のトナー像にずれを生じる
ことが防止される。さらに、記録紙Pの搬送方向の上流
側に裏面トナー像を定着するセラミックヒータ172d
を配設することにより、両面画像形成時や裏面の片面画
像形成が行われる画像形成装置用の定着手段として有効
である。
【0137】上側の熱定着フィルム17cは、台形状に
形成される例えば厚さ20〜100μm、好ましくは2
5〜60μmの薄膜の定着フィルム171cを有し、ま
た、下側の熱定着フィルム17dは、台形状に形成され
る例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜80
μmの薄膜の定着フィルム171dを有し、下側の定着
フィルム171dの厚さが上側の定着フィルム171c
の厚さより厚みをもって形成され、下側の定着フィルム
171dの熱容量が上側の定着フィルム171cの熱容
量より大きい。上側の定着フィルム171cの熱容量を
小さくすることにより、一般的に頻度多く行われる表面
の片面画像形成時のウォーミングアップが略ゼロの、よ
り速いクイックスタートを可能とする。また、下側の定
着フィルム171dの熱容量を大きくすることで、確実
な両面定着を可能とする。いずれにしろ、定着フィルム
171c,171dの熱容量は従来用いられていた定着
用の熱定着ローラに対して1/100程度となっており
ウォーミングアップが略ゼロのクイックスタートが可能
となっている。
【0138】固定発熱体としてのセラミックヒータ17
2c,172dは、厚さ1mm、幅2〜8mm、好まし
くは4mm幅のアルミナ基板に厚膜印刷により抵抗発熱
層と表面保護層としての厚さ10μmのオーバコートガ
ラスを順次設けたものを用い、セラミックヒータ172
c,172dより定着フィルム171c,171d間の
熱抵抗を下げている。表面保護層は抵抗発熱層の保護と
定着フィルム171c,171dの摩耗防止の作用をす
る。
【0139】弾性部材としての弾性ゴム173d,17
3cは、例えばシリコンゴム等の耐熱ゴムで形成され、
幅10mm程度であり、ソフトな部材として作用し、弾
性ゴム173d,173cに押圧される上下のセラミッ
クヒータ172c,172dとの間で確実なニップ部T
を形成する。少なくとも定着フィルム171c,171
dとの接触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィ
ルム171c,171dの回動を容易とさせる。
【0140】ヒータホルダ174c,174dは、例え
ば液晶ポリエステル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、
幅20mm程度であり、上下のセラミックヒータ172
c,172dと上下の弾性ゴム173c,173dとを
それぞれ近接して配置する。少なくとも定着フィルム1
71c,171dとの接触面にフッ素コート等の滑面を
設け、定着フィルム171c,171dの回動を容易と
させる。
【0141】更に、前記上下の定着フィルム171c,
171dは図5にて前述したと同様の構成をなし、ベー
ス材171A、導電層171B及び離型層171Cによ
り構成され、それぞれ前述したと同様な材質、構造、特
性、効果等を有する。
【0142】上側の熱定着フィルム17c及び下側の熱
定着フィルム17dを用いた定着装置17Cによる記録
紙P上のトナー像の定着は、両面画像形成時は図6に
て、表面の片面画像形成時は図7にて、裏面の片面画像
形成時は図8にてそれぞれ説明したと同様な制御にて行
われる。
【0143】上記の構成により、定着域でのニップ幅が
広く高い定着性能が得られると共に、低熱容量でウォー
ミングアップ時間が略ゼロの両面定着が可能な定着手段
が設けられた画像形成装置が提供される。また、表面の
みの片面画像形成時や裏面のみの片面画像形成時や両面
画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー消費が行わ
れ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着手段に比
べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞれの適正
なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギー消費が
少なくてすみ、定着域でのニップ幅が広く高い定着性能
が得られると共に、低熱容量でウォーミングアップ時間
が略ゼロの両面定着が可能な画像形成装置が提供され
る。
【0144】図12によれば、図1にて前述したよう
に、表面にカラートナー像が形成された記録紙Pが、中
間転写ベルト14aを駆動する駆動ローラ14dの曲率
と、中間転写ベルト14aの端部で駆動ローラ14dに
対向して設けられた転写材分離手段としての紙分離AC
除電器14hの除電作用と分離爪210とにより、中間
転写ベルト14aから分離される。
【0145】中間転写体としての中間転写ベルト14a
から分離された記録紙Pが転写材搬送面PL1より下側
に設けられた拍車162により搬送され、定着手段とし
ての定着装置17Dのニップ部Tへと給紙される。
【0146】定着装置17Dは表面画像のトナー像を定
着するためのフィルム状回転部材としての円形状に形成
される上側の熱定着フィルム47cと、裏面画像のトナ
ー像を定着するためのフィルム状回転部材としての台形
状に形成される下側の熱定着フィルム17dとにより構
成され、上下の熱定着フィルム47c,17dにより形
成されるニップ部Tで熱と圧力とを加えられることによ
り、ニップ部Tに給送される記録紙P上の付着トナーが
定着される。
【0147】表面画像のトナー像を定着する上側の円形
状に形成される熱定着フィルム47cは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である円形状に形成される定着フィル
ム471cと、該定着フィルム471cの内部に設けら
れるホルダ475cと、同じく定着フィルム471cの
内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒータ
472cと、セラミックヒータ472cと近接して並列
に配置される弾性部材としての弾性ゴム473cと、セ
ラミックヒータ472c及び弾性ゴム473cを保持す
るためのヒータホルダ474cとにより構成される。ホ
ルダ475cとヒータホルダ474cとにより定着フィ
ルム471cが円形状に張架される。TS1はセラミッ
クヒータ472cの裏面に取付けられた温度制御を行う
ための温度センサとしてのサーミスタである。
【0148】裏面画像のトナー像を定着する下側の台形
状に形成される熱定着フィルム17dは、前記図5にて
説明したと同様な構成の部材であり、上側の円形状に形
成される熱定着フィルム47cの定着フィルム471c
より厚さの厚い、例えば厚さ30〜130μm、好まし
くは40〜80μmの薄膜の下側の台形状に形成される
フィルム部材である定着フィルム171dと、該定着フ
ィルム171dの内部に設けられ定着フィルム171d
を張架するフィルム駆動ローラ176d及びフィルムテ
ンションローラ177dと、定着フィルム171dの内
部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒータ1
72dと、同じく内部に設けられセラミックヒータ17
2dと近接して並列に配置される弾性部材としての弾性
ゴム173dと、セラミックヒータ172d及び弾性ゴ
ム173dを保持するためのヒータホルダ174dとに
より構成される。フィルム駆動ローラ176dとフィル
ムテンションローラ177dとヒータホルダ174dと
により定着フィルム171dが台形状に張架される。定
着フィルム171dを挟んでフィルム駆動ローラ176
dに対向してアルミローラ178dが設けられ、アルミ
ローラ178dにより定着フィルム171dの温度の均
一化と非通紙部の温度上昇対策とを行っている。TS2
はセラミックヒータ172dの裏面に取付けられた温度
制御を行うための温度センサとしてのサーミスタであ
る。
【0149】フィルム駆動ローラ176dの駆動により
定着フィルム171dが駆動回転され、定着フィルム4
71cが従動回転される。
【0150】上側の円形状に形成されるフィルム状回転
部材としての熱定着フィルム47cは、定着域(ニップ
部T)において、上側の定着フィルム471cの回転方
向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に上側の弾性ゴ
ム473cが、下流側に固定発熱体としてのセラミック
ヒータ472cが配置され、また、下側の台形状に形成
されるフィルム状回転部材としての熱定着フィルム17
dは、定着域において、下側の定着フィルム171dの
回転方向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に下側の
固定発熱体としてのセラミックヒータ172dが、下流
側に弾性ゴム173dが配置される。
【0151】表面画像のトナー像を定着する上側の熱定
着フィルム47cの定着フィルム471cと、裏面画像
のトナー像を定着する下側の熱定着フィルム17dの定
着フィルム171dとを挟んで、上側の弾性ゴム473
cと下側のセラミックヒータ172dとを対向し、ま
た、上側のセラミックヒータ472cと下側の弾性ゴム
173dとを対向して配置する。上側の弾性ゴム473
cは下側のセラミックヒータ172dに、また、下側の
弾性ゴム173dは上側のセラミックヒータ472cに
それぞれ定着フィルム471c,171dを挟んで不図
示の押圧部材により圧接され、上下の定着フィルム47
1c,171dによる定着域(ニップ部T)が形成され
る。
【0152】上記の如く、ソフトな部材として作用する
弾性ゴム173d,473cに押圧される上下のセラミ
ックヒータ472c,172dにより形成される確実で
幅広いニップ部Tにより良好なインスタント定着が行わ
れる。また、上側の弾性ゴム473cと上側のセラミッ
クヒータ472cとを、また下側のセラミックヒータ1
72dと下側の弾性ゴム173dとを、後述する寸法幅
としてそれぞれ近接して配置し、さらに、上側の弾性ゴ
ム473cと下側のセラミックヒータ172dとを、ま
た上側のセラミックヒータ472cと下側の弾性ゴム1
73dとをそれぞれ対向して千鳥状に配置することによ
り、裏面トナー像の定着に連続して表面トナー像の定着
が行われ、記録紙P上の表裏のトナー像にずれを生じる
ことが防止される。さらに、記録紙Pの搬送方向の上流
側に裏面トナー像を定着するセラミックヒータ172d
を配設することにより、両面画像形成時や裏面の片面画
像形成が行われる画像形成装置用の定着手段として有効
である。
【0153】上側の熱定着フィルム47cは、円形状に
形成される例えば厚さ20〜100μm、好ましくは2
5〜60μmの薄膜の定着フィルム471cを有し、ま
た、下側の熱定着フィルム17dは、台形状に形成され
る例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜80
μmの薄膜の定着フィルム171dを有し、下側の定着
フィルム171dの厚さが上側の定着フィルム471c
の厚さより厚みをもって形成され、下側の定着フィルム
171dの熱容量が上側の定着フィルム471cの熱容
量より大きい。上側の定着フィルム471cの熱容量を
小さくすることにより、一般的に頻度多く行われる表面
の片面画像形成時のウォーミングアップが略ゼロの、よ
り速いクイックスタートを可能とする。また、下側の定
着フィルム171dの熱容量を大きくすることで、確実
な両面定着を可能とする。いずれにしろ、定着フィルム
471c,171dの熱容量は従来用いられていた定着
用の熱定着ローラに対して1/100程度となっており
ウォーミングアップが略ゼロのクイックスタートが可能
となっている。
【0154】固定発熱体としてのセラミックヒータ47
2c,172dは、厚さ1mm、幅2〜8mm、好まし
くは4mm幅のアルミナ基板に厚膜印刷により抵抗発熱
層と表面保護層としての厚さ10μmのオーバコートガ
ラスを順次設けたものを用い、セラミックヒータ472
c,172dより定着フィルム471c,171d間の
熱抵抗を下げている。表面保護層は抵抗発熱層の保護と
定着フィルム471c,171dの摩耗防止の作用をす
る。
【0155】弾性部材としての弾性ゴム173d,47
3cは、例えばシリコンゴム等の耐熱ゴムで形成され、
幅10mm程度であり、ソフトな部材として作用し、弾
性ゴム173d,473cに押圧される上下のセラミッ
クヒータ472c,172dとの間で確実なニップ部T
を形成する。少なくとも定着フィルム471c,171
dとの接触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィ
ルム471c,171dの回動を容易とさせる。
【0156】ヒータホルダ474c,174dは、例え
ば液晶ポリエステル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、
幅20mm程度であり、上下のセラミックヒータ472
c,172dと上下の弾性ゴム473c,173dとを
それぞれ近接して配置する。少なくとも定着フィルム4
71c,171dとの接触面にフッ素コート等の滑面を
設け、定着フィルム471c,171dの回動を容易と
させる。
【0157】ホルダ475cは、例えば液晶ポリエステ
ル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、定着フィルム47
1cを張架し、少なくとも定着フィルム471cとの接
触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィルム47
1cの回動を容易とさせる。
【0158】更に、前記上下の定着フィルム471c,
171dは図5にて前述したと同様の構成をなし、ベー
ス材171A、導電層171B及び離型層171Cによ
り構成され、それぞれ前述したと同様な材質、構造、特
性、効果等を有する。
【0159】上側の熱定着フィルム47c及び下側の熱
定着フィルム17dを用いた定着装置17Dによる記録
紙P上のトナー像の定着は、両面画像形成時は図6に
て、表面の片面画像形成時は図7にて、裏面の片面画像
形成時は図8にてそれぞれ説明したと同様な制御にて行
われる。
【0160】上記の構成により、定着域でのニップ幅が
広く高い定着性能が得られると共に、低熱容量でウォー
ミングアップ時間が略ゼロの両面定着が可能な定着手段
が設けられた画像形成装置が提供される。また、表面の
みの片面画像形成時や裏面のみの片面画像形成時や両面
画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー消費が行わ
れ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着手段に比
べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞれの適正
なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギー消費が
少なくてすみ、定着域でのニップ幅が広く高い定着性能
が得られると共に、低熱容量でウォーミングアップ時間
が略ゼロの両面定着が可能な画像形成装置が提供され
る。
【0161】図13によれば、図1にて前述したよう
に、表面にカラートナー像が形成された記録紙Pが、中
間転写ベルト14aを駆動する駆動ローラ14dの曲率
と、中間転写ベルト14aの端部で駆動ローラ14dに
対向して設けられた転写材分離手段としての紙分離AC
除電器14hの除電作用と分離爪210とにより、中間
転写ベルト14aから分離される。
【0162】中間転写体としての中間転写ベルト14a
から分離された記録紙Pが転写材搬送面PL1より下側
に設けられた拍車162により搬送され、定着手段とし
ての定着装置17Eのニップ部Tへと給紙される。
【0163】定着装置17Eは表面画像のトナー像を定
着するためのフィルム状回転部材としての台形状に形成
される上側の熱定着フィルム17cと、裏面画像のトナ
ー像を定着するためのフィルム状回転部材としての円形
状に形成される下側の熱定着フィルム47dとにより構
成され、上下の熱定着フィルム17c,47dにより形
成されるニップ部Tで熱と圧力とを加えられることによ
り、ニップ部Tに給送される記録紙P上の付着トナーが
定着される。
【0164】表面画像のトナー像を定着する上側の台形
状に形成される熱定着フィルム17cは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である定着フィルム171cと、該定
着フィルム171cの内部に設けられ定着フィルム17
1cを張架するフィルム駆動ローラ176c及びフィル
ムテンションローラ177cと、定着フィルム171c
の内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒー
タ172cと、同じく内部に設けられセラミックヒータ
172cと近接して並列に配置される弾性部材としての
弾性ゴム173cと、セラミックヒータ172c及び弾
性ゴム173cを保持するためのヒータホルダ174c
とにより構成される。フィルム駆動ローラ176cとフ
ィルムテンションローラ177cとヒータホルダ174
cとにより定着フィルム171cが台形状に張架され
る。定着フィルム171cを挟んでフィルム駆動ローラ
176cに対向してアルミローラ178cが設けられ、
アルミローラ178cにより定着フィルム171cの温
度の均一化と非通紙部の温度上昇対策とを行っている。
TS1はセラミックヒータ172cの裏面に取付けられ
た温度制御を行うための温度センサとしてのサーミスタ
である。
【0165】裏面画像のトナー像を定着する下側の円形
状に形成される熱定着フィルム47dは、例えば厚さ2
0〜100μm、好ましくは25〜60μmの薄膜の上
側のフィルム部材である円形状に形成される定着フィル
ム471dと、該定着フィルム471dの内部に設けら
れるホルダ475dと、同じく定着フィルム471dの
内部に設けられる固定発熱体としてのセラミックヒータ
472cと、セラミックヒータ472dと近接して並列
に配置される弾性部材としての弾性ゴム473dと、セ
ラミックヒータ472d及び弾性ゴム473dを保持す
るためのヒータホルダ474dとにより構成される。ホ
ルダ475dとヒータホルダ474dとにより定着フィ
ルム471dが円形状に張架される。TS2はセラミッ
クヒータ472dの裏面に取付けられた温度制御を行う
ための温度センサとしてのサーミスタである。
【0166】フィルム駆動ローラ176cの駆動により
定着フィルム171cが駆動回転され、定着フィルム4
71dが従動回転される。
【0167】上側のフィルム状回転部材としての台形状
に形成される熱定着フィルム17cは、定着域(ニップ
部T)において、上側の定着フィルム171cの回転方
向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に上側の弾性ゴ
ム173cが、下流側に固定発熱体としてのセラミック
ヒータ172cが配置され、また、下側のフィルム状回
転部材としての円形状に形成される熱定着フィルム47
dは、定着域において、下側の定着フィルム471dの
回転方向(記録紙Pの搬送方向)に対し上流側に下側の
固定発熱体としてのセラミックヒータ472dが、下流
側に弾性ゴム473dが配置される。
【0168】表面画像のトナー像を定着する上側の台形
状に形成される熱定着フィルム17cの定着フィルム1
71cと、裏面画像のトナー像を定着する下側の円形状
に形成される熱定着フィルム47dの定着フィルム47
1dとを挟んで、上側の弾性ゴム173cと下側のセラ
ミックヒータ472dとを対向し、また、上側のセラミ
ックヒータ172cと下側の弾性ゴム473dとを対向
して配置する。上側の弾性ゴム173cは下側のセラミ
ックヒータ472dに、また、下側の弾性ゴム473d
は上側のセラミックヒータ172cにそれぞれ定着フィ
ルム171c,471dを挟んで不図示の押圧部材によ
り圧接され、上下の定着フィルム171c,471dに
よる定着域(ニップ部T)が形成される。
【0169】上記の如く、ソフトな部材として作用する
弾性ゴム473d,173cに押圧される上下のセラミ
ックヒータ172c,472dにより形成される確実で
幅広いニップ部Tにより良好なインスタント定着が行わ
れる。また、上側のセラミックヒータ172cと上側の
弾性ゴム173cとを、また下側の弾性ゴム473dと
下側のセラミックヒータ472dとを、後述する寸法幅
としてそれぞれ近接して配置し、さらに、上側の弾性ゴ
ム173cと下側のセラミックヒータ472dとを、ま
た上側のセラミックヒータ172cと下側の弾性ゴム4
73dとをそれぞれ対向して千鳥状に配置することによ
り、裏面トナー像の定着に連続して表面トナー像の定着
が行われ、記録紙P上の表裏のトナー像にずれを生じる
ことが防止される。さらに、記録紙Pの搬送方向の上流
側に裏面トナー像を定着するセラミックヒータ472d
を配設することにより、両面画像形成時や裏面の片面画
像形成が行われる画像形成装置用の定着手段として有効
である。
【0170】上側の熱定着フィルム17cは、台形状に
形成される例えば厚さ20〜100μm、好ましくは2
5〜60μmの薄膜の定着フィルム171cを有し、ま
た、下側の熱定着フィルム47dは、円形状に形成され
る例えば厚さ30〜130μm、好ましくは40〜80
μmの薄膜の定着フィルム471dを有し、下側の定着
フィルム471dの厚さが上側の定着フィルム171c
の厚さより厚みをもって形成され、下側の定着フィルム
471dの熱容量が上側の定着フィルム171cの熱容
量より大きい。上側の定着フィルム171cの熱容量を
小さくすることにより、一般的に頻度多く行われる表面
の片面画像形成時のウォーミングアップが略ゼロの、よ
り速いクイックスタートを可能とする。また、下側の定
着フィルム471dの熱容量を大きくすることで、確実
な両面定着を可能とする。いずれにしろ、定着フィルム
171c,471dの熱容量は従来用いられていた定着
用の熱定着ローラに対して1/100程度となっており
ウォーミングアップが略ゼロのクイックスタートが可能
となっている。
【0171】固定発熱体としてのセラミックヒータ17
2c,472dは、厚さ1mm、幅2〜8mm、好まし
くは4mm幅のアルミナ基板に厚膜印刷により抵抗発熱
層と表面保護層としての厚さ10μmのオーバコートガ
ラスを順次設けたものを用い、セラミックヒータ172
c,472dより定着フィルム171c,471d間の
熱抵抗を下げている。表面保護層は抵抗発熱層の保護と
定着フィルム171c,471dの摩耗防止の作用をす
る。
【0172】弾性部材としての弾性ゴム473d,17
3cは、例えばシリコンゴム等の耐熱ゴムで形成され、
幅10mm程度であり、ソフトな部材として作用し、弾
性ゴム473d,173cに押圧される上下のセラミッ
クヒータ172c,472dとの間で確実なニップ部T
を形成する。少なくとも定着フィルム171c,471
dとの接触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィ
ルム171c,471dの回動を容易とさせる。
【0173】ヒータホルダ174c,474dは、例え
ば液晶ポリエステル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、
幅20mm程度であり、上下のセラミックヒータ172
c,472dと上下の弾性ゴム173c,473dとを
それぞれ近接して配置する。少なくとも定着フィルム1
71c,471dとの接触面にフッ素コート等の滑面を
設け、定着フィルム171c,471dの回動を容易と
させる。
【0174】ホルダ475dは、例えば液晶ポリエステ
ル樹脂を用いた耐熱樹脂で形成され、定着フィルム47
1dを張架し、少なくとも定着フィルム471dとの接
触面にフッ素コート等の滑面を設け、定着フィルム47
1dの回動を容易とさせる。
【0175】更に、前記上下の定着フィルム171c,
471dは図5にて前述したと同様の構成をなし、ベー
ス材171A、導電層171B及び離型層171Cによ
り構成され、それぞれ前述したと同様な材質、構造、特
性、効果等を有する。
【0176】上側の熱定着フィルム17c及び下側の熱
定着フィルム47dを用いた定着装置17Eによる記録
紙P上のトナー像の定着は、両面画像形成時は図6に
て、表面の片面画像形成時は図7にて、裏面の片面画像
形成時は図8にてそれぞれ説明したと同様な制御にて行
われる。
【0177】上記の構成により、定着域でのニップ幅が
広く高い定着性能が得られると共に、低熱容量でウォー
ミングアップ時間が略ゼロの両面定着が可能な定着手段
が設けられた画像形成装置が提供される。また、表面の
みの片面画像形成時や裏面のみの片面画像形成時や両面
画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー消費が行わ
れ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着手段に比
べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞれの適正
なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギー消費が
少なくてすみ、定着域でのニップ幅が広く高い定着性能
が得られると共に、低熱容量でウォーミングアップ時間
が略ゼロの両面定着が可能な画像形成装置が提供され
る。
【0178】上下のフィルム状回転部材のフィルム部材
の転写材の分離部での構造について、図14及び図15
を用いて説明する。図14は、定着手段の分離部での上
下のフィルム部材の成す角を説明する図であり、図15
は、定着手段の分離部での上下のフィルム部材の位置関
係を説明する図である。上下のフィルム状回転部材のフ
ィルム部材としては、図5にて説明した上側の熱定着フ
ィルム17aに用いた定着フィルム171aと下側の熱
定着フィルム17bに用いた定着フィルム171aとを
代表例として用いて説明する。
【0179】図14によれば、定着手段の記録紙Pのニ
ップ部Tの出口部(分離部)における、ニップ部Tの延
長面PL2(以下、延長面PL2という)と上側の定着
フィルム171aとの成す角(開口角)αと、延長面P
L2と下側の定着フィルム171bとの成す角(開口
角)βとの関係は、記録紙Pの分離部での分離の際に開
口角の小さい方に記録紙Pが吸着された形で分離されて
良好な分離が行われるので、図14(a)に示すように
開口角βを開口角αよりも大きくしたり、図14(c)
に示すように開口角αを開口角βよりも大きくし、何れ
か一方の開口角を大きくすることが好ましい。図14
(b)に示すように開口角αと開口角βとが略同じであ
ると、記録紙Pの先端部が、上側の定着フィルム171
aと下側の定着フィルム171bとの両方に吸着され、
どっちつかずの状態で分離されるので、良好な分離が行
われずあまり好ましくない。
【0180】また、図15によれば、定着手段の記録紙
Pのニップ部Tの出口部(分離部)における上下のフィ
ルム部材を、図15(a)に示すように下側の定着フィ
ルム171bの端部が、上側の定着フィルム171aの
端部より記録紙Pの排出方向下流側に位置するようにず
らして配置し、記録紙Pが下側の定着フィルム171b
に吸着される状態で上側の定着フィルム171aより先
に分離されることが、良好な分離が行われるので好まし
く、同様に図15(c)に示すように上側の定着フィル
ム171aの端部が、下側の定着フィルム171bの端
部より記録紙Pの排出方向下流側に位置するようにずら
して配置し、記録紙Pが上側の定着フィルム171aに
吸着される状態で下側の定着フィルム171bより先に
分離されることが、良好な分離が行われるので好まし
い。図15(b)に示すように上側の定着フィルム17
1aの端部と下側の定着フィルム171bの端部とが略
同じ位置に配設されると、記録紙Pの先端部が、上側の
定着フィルム171aと下側の定着フィルム171bと
の両方に吸着され、どっちつかずの状態で分離されるの
で、良好な分離が行われずあまり好ましくない。
【0181】上下のフィルム状回転部材のフィルム部材
の転写材の進入部での構造と転写材のループ形成とにつ
いて、図16ないし図18を用いて説明する。図16
は、定着手段の分離部での上下のフィルム部材の位置関
係を説明する図であり、図17は、図16による転写材
のループ形成を示す図であり、図18は、転写材のルー
プ形成の他の例を示す図である。上下のフィルム状回転
部材のフィルム部材としては、図5にて説明した上側の
熱定着フィルム17aに用いた定着フィルム171aと
下側の熱定着フィルム17bに用いた定着フィルム17
1aとを代表例として用いて説明する。
【0182】図16によれば、定着手段の記録紙Pのニ
ップ部Tの入口部(進入部)における上下のフィルム部
材を、図16(a)に示すように下側の定着フィルム1
71bの端部が、上側の定着フィルム171aの端部よ
り記録紙Pの進入方向上流側に位置するようにずらして
配置し、記録紙Pが下側の定着フィルム171bを滑る
ような状態で上側の定着フィルム171aとのニップ部
Tに進入されることが、しわのない良好な加え込みが行
われるので好ましい。図16(c)に示すように上側の
定着フィルム171aの端部が、下側の定着フィルム1
71bの端部より記録紙Pの進入方向上流側に位置する
ようにずらして配置し、記録紙Pが上側の定着フィルム
171aや下側の定着フィルム171bに突当たるよう
に進入されると、記録紙Pがニップ部Tに加えられた状
態で、図17にて後述される記録紙Pのループが形成さ
れず、記録紙Pの裏面トナー像が進入ガイド板169や
拍車162により乱されるので好ましくない。図16
(b)に示すように上側の定着フィルム171aの端部
と下側の定着フィルム171bの端部とが略同じ位置に
配設されると、記録紙Pの先端部が、上側の定着フィル
ム171aと下側の定着フィルム171bとにどっちつ
かずの状態で進入されるので、良好な加え込みが行われ
ずあまり好ましくない。
【0183】図17によれば、定着手段の記録紙Pのニ
ップ部Tの入口部(進入部)における上下のフィルム部
材は、図16(a)にて説明したように、下側の定着フ
ィルム171bの端部が、上側の定着フィルム171a
の端部より記録紙Pの進入方向上流側に位置するように
ずらして配置することが好ましく、記録紙Pが下側の定
着フィルム171bを滑るような状態で上側の定着フィ
ルム171aとのニップ部Tに進入されるが、記録紙P
がニップ部Tに加えられた状態で、ニップ部Tの記録紙
Pの進入側の上側方向に記録紙Pが持上げられる力が働
き、太線点線にて示すように、拍車162や進入ガイド
板169から離間されるように記録紙Pは表面側(本実
施形態では上側)に凸のループが形成され、記録紙Pの
裏面が拍車162より離間された或いは軽く押触する状
態で搬送され、記録紙Pの裏面トナー像が拍車162に
より乱されることなく好ましい。このように、記録紙P
がニップ部Tに加えられる際にループが形成され、記録
紙Pの先後端を除き時折は軽く接触するとしても、多く
は拍車162と離間されて記録紙Pが搬送される。
【0184】さらに図18に示すように、定着手段の記
録紙Pのニップ部Tの入口部(進入部)における上下の
フィルム部材を、表面側のトナー像を定着する側の上側
の定着フィルム171aをハード部材とし、裏面側のト
ナー像を定着する側の下側の定着フィルム171bをソ
フト部材として、裏面側に凸としたニップ部Tを形成
し、ニップ部Tへの転写材の進入部においてハード部材
より成る上側の定着フィルム171a面に記録紙Pの先
端部が当接するようにして記録紙Pをニップ部Tに進入
させて加え込ませる。記録紙Pが裏面側に凸として形成
されたニップ部Tに加えられた状態で、ニップ部Tの記
録紙Pの進入側の上側方向に記録紙Pが持上げられる力
が働き、太線点線にて示すように、拍車162や進入ガ
イド板169から、より離間されるように記録紙Pは表
面側(本実施形態では上側)に凸のループが形成され、
記録紙Pの裏面が拍車162より離間された或いは軽く
押触する状態で搬送され、記録紙Pの裏面トナー像が拍
車162により乱されることなく、より好ましい。この
ように、記録紙Pがニップ部Tに加えられる際により大
きなループが形成され、記録紙Pの先後端を除き時折は
軽く接触するとしても、多くは拍車162と離間されて
記録紙Pが搬送される。
【0185】図1にて説明した画像形成装置の変形例を
図20に示す。
【0186】本例は、像形成体を4組並列に配置して、
Y、M、C、Kのトナー像を形成し、順次転写してゆく
タンデムカラー画像形成装置によるカラー画像形成例で
ある。
【0187】図20によれば、感光体ドラム10(像形
成体)、スコロトロン帯電器11(帯電手段)、露光光
学系12(画像書込手段)、現像器13(現像手段)及
びクリーニング装置19(像形成体クリーニング手段)
よりなるY,M,C及びKのトナー像形成ユニット20
0を設け、Y,M,C及びKのトナー像形成ユニット2
00により形成したトナー像を第1の転写手段としての
転写器14cにより順次転写(1次転写)して中間転写
体である中間転写ベルト14a上に裏面画像となる重ね
合わせカラートナー像を形成した後、転写ベルト14a
上に転写材である記録紙Pを供給し、さらに記録紙P及
び裏面画像と同期して、Y,M,C及びKのトナー像形
成ユニット200により順次表面画像となるトナー像を
再度形成し、第2の転写手段としての転写器14cによ
り記録紙Pの表面に順次転写(2次転写)した後、中間
転写ベルト14a上の裏面トナー像を第3の転写手段で
ある裏面転写器14gにより記録紙Pの裏面に転写(3
次転写)して記録紙P上に表裏のカラートナー像を形成
し、両面画像を得るようにするものである。
【0188】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pは、中間転写ベルト14aの曲率部KTの曲率と、中
間転写ベルト14aの端部に必要に応じて設けられる転
写材分離手段としての紙分離AC除電器14hによる除
電作用と、中間転写ベルト14aと所定の間隔を空けて
搬送部160に設けられる分離部材である分離爪210
とにより、中間転写ベルト14aから分離され、搬送部
160に設けられた拍車部材である拍車162、さらに
進入ガイド板169等により安定して転写材搬送面(中
間転写ベルト14aの曲率部KTと定着装置17のニッ
プ部Tへの転写材の入り口部(進入部)とを結ぶ面)P
L1上を通して定着手段としての定着装置17へと搬送
され、上側のフィルム状回転部材である熱定着フィルム
17aと下側のフィルム状回転部材である熱定着フィル
ム17bとの間のニップ部Tで熱と圧力とを加えられる
ことにより記録紙P上の表裏のトナー像が定着された
後、機外へ排出される。
【0189】上記の定着手段としては、図5にて説明し
たと同一の構造、機能、性能の定着装置17を用いたも
のであり、これにより前記図6ないし図8にて説明し
た、両面画像形成時や表面のみの片面画像形成時や裏面
のみの片面画像形成時の定着装置17の温度制御が行わ
れる。また、本例の画像形成装置においても、図9ない
し図13にて説明したと同様な構造、機能、性能の定着
手段が用いられる。さらに本例の画像形成装置における
各定着手段の上下のフィルム状回転部材のフィルム部材
のニップ部Tの分離部における好ましい形状と配置と
は、図14及び図15にて説明したと同様であり、ま
た、上下のフィルム状回転部材のフィルム部材のニップ
部Tの進入部における好ましい配置は、図16にて説明
したと同様のものであり、図17及び図18にて説明し
たと同様なループ形成が取られるものである。
【0190】画像形成装置の他の例について図19にて
説明する。図19は、本発明にかかわる画像形成装置の
他の例を示すカラー画像形成装置の概要説明図である。
本例の画像形成装置もカラー画像形成装置にて説明する
が、本発明は必ずしもこれに限定されるものでなく、本
例と同様のプロセスによるモノクロの両面画像形成装置
にも適用されるものである。さらに、図3及び図4にて
前述したと同様に、転写材の両面に画像を形成する両面
画像形成のほかに、転写材の表面または裏面のみの片側
に画像を形成する片面画像形成もなされる。
【0191】図1にて前述した画像形成装置では、まず
感光体ドラム10(像形成体)上にイエロー(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C)および黒色(K)の4組の
現像器13(現像手段)、スコロトロン帯電器11(帯
電手段)、露光光学系12(画像書込手段)とよりなる
トナー像形成手段により、第2のトナー像である裏面画
像となるトナー像を形成して一旦中間転写ベルト14a
(中間転写体)上に転写し、引き続いて同一の感光体ド
ラム10上に第1のトナー像である表面画像となるトナ
ー像を形成して、感光体ドラム10上のトナー像を記録
紙P(転写材)の表面に、中間転写ベルト14a上のト
ナー像を記録紙Pの裏面にそれぞれ転写して両面画像を
得るものであるが、本例の画像形成装置では、図19に
示すように、第2のトナー像である裏面画像となるトナ
ー像(裏面トナー像)を形成する第2の像形成体である
感光体ドラム10bと、第1のトナー像である表面画像
となるトナー像(表面トナー像)を形成する第1の像形
成体である感光体ドラム10aとをそれぞれ別々に設
け、感光体ドラム10bに形成した裏面トナー像を、ト
ナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極性)の
電圧が印加される第1の転写手段である1次転写器11
4bにより中間転写体である中間転写ベルト114a上
に転写(1次転写)した後、感光体ドラム10bと感光
体ドラム10aとの間で中間転写ベルト114a上に転
写材である記録紙Pを供給し、中間転写ベルト114a
を挟んで接地される対向アースローラ14kと対向して
設けられる紙帯電器150の帯電により、記録紙Pを中
間転写ベルト114aに吸着させて搬送し、感光体ドラ
ム10a上に形成した表面トナー像を、トナーと反対極
性(本実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加さ
れる第2の転写手段である2次転写器114cにより記
録紙Pの表面に転写(2次転写)した後、中間転写ベル
ト114a上の裏面トナー像を、トナーと反対極性(本
実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加される第
3の転写手段である3次転写器114gにより記録紙P
の裏面に転写(3次転写)し、記録紙P上に表裏のトナ
ー像を形成し両面画像を得るようにするものである。
【0192】両面にトナー像が形成された記録紙Pは、
中間転写ベルト114aの曲率部KTの曲率と、中間転
写ベルト114aの端部に必要に応じて設けられる転写
材分離手段としての紙分離AC除電器14hによる除電
作用と、中間転写ベルト114aと所定の間隔を空けて
搬送部160に設けられる分離部材である分離爪210
とにより、中間転写ベルト114aから分離され、搬送
部160に設けられた拍車部材である拍車162、さら
に進入ガイド板169等により安定して転写材搬送面
(中間転写ベルト14aの曲率部KTと定着装置17の
ニップ部Tへの転写材の入り口部(進入部)とを結ぶ
面)PL1上を通して定着手段としての定着装置17へ
と搬送され、上側のフィルム状回転部材である熱定着フ
ィルム17aと下側のフィルム状回転部材である熱定着
フィルム17bとの間のニップ部Tで熱と圧力とを加え
られることにより記録紙P上の表裏のトナー像が定着さ
れた後、機外へ排出される。
【0193】上記の定着手段としては、図5にて説明し
たと同一の構造、機能、性能の定着装置17を用いたも
のであり、これにより前記図6ないし図8にて説明し
た、両面画像形成時や表面のみの片面画像形成時や裏面
のみの片面画像形成時の定着装置17の温度制御が行わ
れる。また、本例の画像形成装置においても、図9ない
し図13にて説明したと同様な構造、機能、性能の定着
手段が用いられる。さらに本例の画像形成装置における
各定着手段の上下のフィルム状回転部材のフィルム部材
のニップ部Tの分離部における好ましい形状と配置と
は、図14及び図15にて説明したと同様であり、ま
た、上下のフィルム状回転部材のフィルム部材のニップ
部Tの進入部における好ましい配置は、図16にて説明
したと同様のものであり、図17及び図18にて説明し
たと同様なループ形成が取られるものである。
【0194】なお、本例の画像形成装置における感光体
ドラム10a,10bや中間転写ベルト114aは、前
記画像形成装置にて説明した感光体ドラム10や中間転
写ベルト14aと同様な機能、構造のものが用いられ
る。中間転写ベルト114aは、それぞれローラ部材で
ある駆動ローラ14dとアースローラ14jと対向アー
スローラ14kと従動ローラ14eとテンションローラ
14iとに内接して張架される。また、それぞれ除電手
段である除電器114m,114nは好ましくはコロナ
放電器により構成され、中間転写ベルト114aの移動
方向に対し、1次転写器114b及び2次転写器114
cの後に、1次転写器114b及び2次転写器114c
と並列して設けられ、トナーと同極性または逆極性の直
流電圧を重畳した交流電圧が印加され、1次転写器11
4b及び2次転写器114cの電圧印加により荷電され
る中間転写ベルト114aの電荷を除電する。
【0195】第2のトナー像である裏面画像となるトナ
ー像を第2の像形成体である感光体ドラム10bに形成
するトナー像形成手段(第2のトナー像形成手段)と第
1のトナー像である表面画像となるトナー像を第1の像
形成体である感光体ドラム10aに形成するトナー像形
成手段(第1のトナー像形成手段)とには、前述した画
像形成装置にて用いられたと同様な、イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C)および黒色(K)の4組
の現像器13(現像手段)、スコロトロン帯電器11
(帯電手段)、露光光学系12(画像書込手段)が感光
体ドラム10a,10bそれぞれに対して用いられ、表
面画像のトナー像と裏面画像のトナー像とがそれぞれ形
成される。
【0196】従って、前記画像形成装置における前述し
た効果と同様に、片面画像形成時と両面画像形成時とで
それぞれ異なったエネルギー消費が行われ、従来の上下
ローラに発熱体を用いた定着手段に比べ、片面画像形成
時、両面画像形成時にそれぞれの適正なエネルギー消費
が行われ、双方共にエネルギー消費が少なくて済み、低
熱容量でウォーミングアップ時間が略ゼロの両面定着が
可能となると共に、表裏のトナー像にずれを生じること
なく、安定して良好な定着が行われる。また同様に、定
着手段でのフィルム部材よりの転写材の分離が良好に行
われ、さらに、定着手段でのフィルム状回転部材への転
写材の進入が確実に行われると共に、裏面トナー像の乱
れが防止される。
【0197】図19にて説明した画像形成装置の変形例
を図21に示す。
【0198】本例は、像形成体を8組並列に配置して、
Y、M、C、Kのトナー像を形成し、順次転写してゆく
タンデムカラー画像形成装置によるカラー画像形成例で
ある。
【0199】図21によれば、感光体ドラム10b(第
1の像形成体)、スコロトロン帯電器11(帯電手
段)、露光光学系12(画像書込手段)、現像器13
(現像手段)及びクリーニング装置19(像形成体クリ
ーニング手段)よりなるY,M,C及びKの第1のトナ
ー像形成ユニット200bと、感光体ドラム10a(第
2の像形成体)、スコロトロン帯電器11(帯電手
段)、露光光学系12(画像書込手段)、現像器13
(現像手段)及びクリーニング装置19(像形成体クリ
ーニング手段)よりなるY,M,C及びKの第2のトナ
ー像形成ユニット200aとを設け、Y,M,C及びK
の第1のトナー像形成ユニット200bにより裏面画像
となるトナー像を順次形成し、中間転写体である中間転
写ベルト114a上に第1の転写手段である1次転写器
114bにより順次転写(1次転写)して裏面画像とな
る重ね合わせカラートナー像を形成した後、第1のトナ
ー像形成ユニット200b群と第2のトナー像形成ユニ
ット200a群との間で中間転写ベルト114a上に転
写材である記録紙Pを供給し、記録紙P及び裏面画像と
同期してY,M,C及びKの第2のトナー像形成ユニッ
ト200aにより表面画像のトナー像を順次形成して記
録紙Pの表面に、第2の転写手段である2次転写器11
4cにより順次転写(2次転写)し、中間転写ベルト1
14a上の裏面画像のカラートナー像を第3の転写手段
である3次転写器114gにより記録紙Pの裏面に転写
(3次転写)し、中間転写ベルト114aにより搬送さ
れる記録紙P上に表裏のカラートナー像を形成し両面画
像を得るようにするものである。
【0200】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pは、中間転写ベルト114aの曲率部KTの曲率と、
中間転写ベルト114aの端部に必要に応じて設けられ
る転写材分離手段としての紙分離AC除電器14hによ
る除電作用と、中間転写ベルト114aと所定の間隔を
空けて搬送部160に設けられる分離部材である分離爪
210とにより、中間転写ベルト114aから分離さ
れ、搬送部160に設けられた拍車部材である拍車16
2、さらに進入ガイド板169等により安定して転写材
搬送面(中間転写ベルト14aの曲率部KTと定着装置
17のニップ部Tへの転写材の入り口部(進入部)とを
結ぶ面)PL1上を通して定着手段としての定着装置1
7へと搬送され、上側のフィルム状回転部材である熱定
着フィルム17aと下側のフィルム状回転部材である熱
定着フィルム17bとの間のニップ部Tで熱と圧力とを
加えられることにより記録紙P上の表裏のトナー像が定
着された後、機外へ排出される。
【0201】上記の定着手段としては、図5にて説明し
たと同一の構造、機能、性能の定着装置17を用いたも
のであり、これにより前記図6ないし図8にて説明し
た、両面画像形成時や表面のみの片面画像形成時や裏面
のみの片面画像形成時の定着装置17の温度制御が行わ
れる。また、本例の画像形成装置においても、図9ない
し図13にて説明したと同様な構造、機能、性能の定着
手段が用いられる。さらに本例の画像形成装置における
各定着手段の上下のフィルム状回転部材のフィルム部材
のニップ部Tの分離部における好ましい形状と配置と
は、図14及び図15にて説明したと同様であり、ま
た、上下のフィルム状回転部材のフィルム部材のニップ
部Tの進入部における好ましい配置は、図16にて説明
したと同様のものであり、図17及び図18にて説明し
たと同様なループ形成が取られるものである。
【0202】
【発明の効果】請求項1ないし4によれば、片面画像形
成時と両面画像形成時とでそれぞれ異なったエネルギー
消費が行われ、従来の上下ローラに発熱体を用いた定着
手段に比べ、片面画像形成時、両面画像形成時にそれぞ
れの適正なエネルギー消費が行われ、双方共にエネルギ
ー消費が少なくて済み、低熱容量でウォーミングアップ
時間が略ゼロの両面定着が可能となると共に、表裏のト
ナー像にずれを生じることなく、安定して良好な定着が
行われる。
【0203】請求項5または6によれば、定着手段での
フィルム部材よりの転写材の分離が良好に行われる。
【0204】請求項7または8によれば、定着手段での
フィルム状回転部材への転写材の進入が確実に行われる
と共に、裏面トナー像の乱れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形
成装置の断面構成図である。
【図2】図1の画像形成装置におけるトナー像形成状態
を示す図である。
【図3】原稿画像読取手段の一例を示す図である。
【図4】画像形成装置の制御回路ブロック図である。
【図5】表面側のトナー像が先に定着される定着手段の
第1の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送とを
示す図である。
【図6】両面画像形成時の温度制御タイミングチャート
である。
【図7】表面の片面画像形成時の温度制御タイミングチ
ャートである。
【図8】裏面の片面画像形成時の温度制御タイミングチ
ャートである。
【図9】表面側のトナー像が先に定着される定着手段の
第2の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送とを
示す図である。
【図10】表面側のトナー像が先に定着される定着手段
の第3の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送と
を示す図である。
【図11】裏面側のトナー像が先に定着される定着手段
の第1の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送と
を示す図である。
【図12】裏面側のトナー像が先に定着される定着手段
の第2の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送と
を示す図である。
【図13】裏面側のトナー像が先に定着される定着手段
の第3の構成の拡大図と該定着手段への転写材の搬送と
を示す図である。
【図14】定着手段の分離部での上下のフィルム部材の
成す角を説明する図である。
【図15】定着手段の分離部での上下のフィルム部材の
位置関係を説明する図である。
【図16】定着手段の分離部での上下のフィルム部材の
位置関係を説明する図である。
【図17】図16による転写材のループ形成を示す図で
ある。
【図18】転写材のループ形成の他の例を示す図であ
る。
【図19】本発明にかかわる画像形成装置の他の例を示
すカラー画像形成装置の概要説明図である。
【図20】図1にて説明した画像形成装置の変形例を示
す図である。
【図21】図19にて説明した画像形成装置の変形例を
示す図である。
【符号の説明】
10,10a,10b 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14a,114a 中間転写ベルト 14c 転写器 14g 裏面転写器 17,17A,17B,17C,17D,17E 定着
装置 17a,17b,17c,17d,47a,47b,4
7c,47d 熱定着フィルム 114b 1次転写器 114c 2次転写器 114g 3次転写器 171a,171b,171c,171d,471a,
471b,471c,471d 定着フィルム 172a,172b,172c,172d,472a,
472b,472c,472d セラミックヒータ 173a,173b,173c,173d,473a,
473b,473c,473d 弾性ゴム 174a,174b,174c,174d,474a,
474b,474c,474d ヒータホルダ 475a,475b,475c,475d ホルダ 176a,176b,176c,176d フィルム駆
動ローラ P 記録紙 PL1 転写材搬送面 PL2 延長面 T ニップ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体と、 該像形成体上にトナー像を形成する手段と、 前記像形成体上のトナー像が転写され、転写された該ト
    ナー像を表面に担持するとともに、転写材を搬送する無
    端ベルト状の中間転写体と、 前記像形成体上のトナー像を前記中間転写体に転写する
    第1の転写手段と、 前記像形成体上のトナー像を前記転写材の表面に転写す
    る第2の転写手段と、 前記中間転写体上のトナー像を前記転写材の裏面に転写
    する第3の転写手段と、 フィルム状回転部材を対として、互いに対向させて配置
    した定着手段とにより転写材の表面及び裏面の未定着ト
    ナー像を定着する画像形成装置において、 前記対となって配置されるフィルム状回転部材に設けら
    れるフィルム部材のそれぞれの内部にヒータホルダを設
    けると共に、前記ヒータホルダにそれぞれ前記フィルム
    部材に内接する固定発熱体と弾性部材とを並列させて設
    け、 前記固定発熱体と前記弾性部材とを互いに対向させて配
    置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 第1の像形成体と、 第2の像形成体と、 前記第1の像形成体上にトナー像を形成する第1のトナ
    ー像形成手段と、 前記第2の像形成体上にトナー像を形成する第2のトナ
    ー像形成手段と、 前記第2の像形成体上のトナー像が転写され、転写され
    た該トナー像を表面に担持するとともに、転写材を搬送
    する無端ベルト状の中間転写体と、 前記第2の像形成体上のトナー像を前記中間転写体に転
    写する第1の転写手段と、 前記第1の像形成体上のトナー像を前記転写材の表面に
    転写する第2の転写手段と、 前記中間転写体上のトナー像を前記転写材の裏面に転写
    する第3の転写手段と、 フィルム状回転部材を対として、互いに対向させて配置
    した定着手段とにより転写材の表面及び裏面の未定着ト
    ナー像を定着する画像形成装置において、 前記対となって配置されるフィルム状回転部材に設けら
    れるフィルム部材のそれぞれの内部にヒータホルダを設
    けると共に、前記ヒータホルダにそれぞれ前記フィルム
    部材に内接する固定発熱体と弾性部材とを並列させて設
    け、 前記固定発熱体と前記弾性部材とを互いに対向させて配
    置することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 一方のフィルム部材の内部に前記フィル
    ム部材を回動させるフィルム駆動ローラを配し、他方の
    フィルム部材は従動回転されることを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 転写材の裏面トナー像を定着する側のフ
    ィルム状回転部材に設けられるフィルム部材の熱容量
    が、転写材の表面トナー像を定着する側のフィルム状回
    転部材に設けられるフィルム部材の熱容量よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記対となって配置されるフィルム状回
    転部材の転写材の分離部において、フィルム状回転部材
    の一方の側のフィルム部材のニップ部の延長面との成す
    角を大とすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1
    項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記対となって配置されるフィルム状回
    転部材の転写材の分離部において、フィルム状回転部材
    の一方の側のフィルム部材から先に前記転写材を分離す
    ることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記対となって配置されるフィルム状回
    転部材の転写材の進入部において、フィルム状回転部材
    の表面側のトナー像を定着する側のフィルム部材の端部
    を、裏面側のトナー像を定着する側のフィルム部材の端
    部よりも、転写材の進入方向下流側にずらして配置する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記対となって配置されるフィルム状回
    転部材の転写材の進入部において、フィルム状回転部材
    の表面側のトナー像を定着する側のフィルム部材をハー
    ド部材、裏面側のトナー像を定着する側のフィルム部材
    をソフト部材とすると共に、裏面側に凸としてニップ部
    を形成し、前記ニップ部への進入部において前記ハード
    部材のフィルム部材面に転写材先端部が当接するように
    前記転写材を進入させることを特徴とする請求項1〜7
    の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP12747198A 1998-05-11 1998-05-11 画像形成装置 Pending JPH11327335A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6741825B2 (en) 2000-09-26 2004-05-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method
JP2008112188A (ja) * 2008-01-18 2008-05-15 Mitsubishi Chemicals Corp 画像形成方法及び画像形成装置
JP2008203401A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2010155051A (ja) * 2008-12-04 2010-07-15 Assho Kiki:Kk ファスナーの色柄転写装置及び帯状物の色柄転写装置
JP2011141566A (ja) * 2011-04-04 2011-07-21 Mitsubishi Chemicals Corp 画像形成方法及び画像形成装置

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