JPH1128916A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH1128916A JPH1128916A JP9202362A JP20236297A JPH1128916A JP H1128916 A JPH1128916 A JP H1128916A JP 9202362 A JP9202362 A JP 9202362A JP 20236297 A JP20236297 A JP 20236297A JP H1128916 A JPH1128916 A JP H1128916A
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Abstract
的に悪化させずに、タイヤの操縦安定性や乗り心地ダン
ピングを向上することができる。 【解決手段】 1対のビードコア2、2間に跨ってトロ
イド状に延びるカーカス1と、上記ビードコア2に隣接
し、カーカス1に沿ってタイヤ最大幅位置4を超えて延
びるビードフィラー3を備えた空気入りラジアルタイヤ
において、上記ビードフィラー3の上部をタイヤ最大幅
位置4とオーバーラップして配置される断面細幅部5で
構成し、上記断面細幅部5は、その上端部6と下端部7
のそれぞれの断面幅が実質的に同一であって、上記ビー
ドフィラー3の下部を構成する断面太幅部8に連続して
いる。
Description
イヤにおいて、特にビードフィラーの形状を改良するこ
とによりロードノイズ及び転がり抵抗を可及的に悪化さ
せずに操縦安定性と乗り心地ダンピングを改善した空気
入りラジアルタイヤに関するものである。
ンピングを改良する手法として、ビードフィラーの断面
高さを大きくしたり、サイドプライを追加したり、カー
カス材の剛性や高さを増大させる等の手段が採られてい
た。これらの手段は、いずれもタイヤのサイドウォール
部に対して剛性を与えることにより、乗り心地ダンピン
グ即ち凹凸路面において腰のある弾力性をタイヤに現出
し、タイヤの振動を少なくして、しかも操縦安定性を確
保するものである。
も、タイヤの1次振動の固有値が増大し、また大幅な重
量増加を伴うことから、ロードノイズ及びタイヤの転が
り抵抗が悪化する問題があった。従って、上記従来の技
術では、タイヤの操縦安定性や乗り心地ダンピングと、
ロードノイズ及びタイヤの転がり抵抗との両立が困難で
あった。
の転がり抵抗を可及的に悪化させずに、タイヤの操縦安
定性や乗り心地ダンピングを向上することができる空気
入りラジアルタイヤを提供するところにある。
鋭意検討した結果、ビードフィラーの断面形状を特定の
形状とし、かつ一定の位置に配置することにより、上記
問題点を解決できる知見を得た。すなわち、本発明は、
1対のビードコア間に跨ってトロイド状に延びるカーカ
スと、上記ビードコアに隣接し、カーカスに沿ってタイ
ヤ最大幅位置を超えて延びるビードフィラーを備えた空
気入りラジアルタイヤにおいて、上記ビードフィラーの
上部をタイヤ最大幅位置とオーバーラップして配置され
る断面細幅部で構成し、上記断面細幅部は、その上端部
と下端部のそれぞれの断面幅が実質的に同一であって、
上記ビードフィラーの下部を構成する断面太幅部に連続
することを特徴とする空気入りラジアルタイヤである。
ば図3に示す様に、ビードフィラー11の上部11a
は、下部11bに向かって漸次断面幅が大きくなる形状
となっている。従って、ビードフィラー11の高さを増
大していけばサイドウォール部12の剛性も増大するこ
とから操縦安定性及び乗り心地ダンピングは向上する
が、ビードフィラー11の高さの増大は重量増となり、
またタイヤの1次振動固有値の増大となってあらわれロ
ードノイズの原因ともなる。なお、図3において、13
はタイヤ最大幅位置である。
の様に太幅の下部に向かって漸次断面幅が大きくなる断
面形状とはせずに、断面幅を実質的に同一として、この
断面幅が実質的に同一であるビードフィラーの上部をタ
イヤ最大幅位置とオーバーラップして配置することによ
って、ビードフィラーの高さが増大してもタイヤの重量
増と1次振動固有値の増大を押さえている。また、本発
明のタイヤは、ビードフィラーの上部の断面幅を実質的
に同一にしているが、この実質的に同一の断面幅を有す
るビードフィラーの上部をタイヤ最大位置にオーバーラ
ップして配置することにより、サイドウォール部の剛性
を確保し、操縦安定性及び乗り心地ダンピングの向上を
図っている。
ヤの一実施形態を示す部分断面図である。図2は図1に
おける要部拡大断面図である。
2間に跨ってトロイド状に延びるカーカスであり、3は
上記ビードコア2に隣接し、カーカス1に沿ってタイヤ
最大幅位置4を超えて延びるビードフィラーである。
3の上部は、断面細幅部5で構成されており、当該断面
細幅部5においてタイヤ最大幅位置4とオーバーラップ
して配置されている。また、ビードフィラー3の断面細
幅部5は、その上端部6と下端部7のそれぞれの断面幅
W1、断面幅W2は実質的に同一であって、ビードフィラー
4の下部を構成する断面太幅部8に連続して構成されて
いる。なお、図1において、9はベルトであり、10は
ベルト補強層である。
端部6と下端部7の間の高さAに対するビードフィラー
の断面高さBの比A/Bは、特に限定されないが、0.
15〜0.35が好ましい範囲である。上記のA/Bの
比が0.15未満の場合はたとえ断面細幅部5がタイヤ
最大幅位置4とオーバーラップして配置されていても断
面細幅部5の高さがないため、断面太幅部8の影響が相
対的に増大するため重量増の原因となってタイヤの転が
り抵抗が増大し、またロードノイズも悪化する傾向にあ
る。一方、上記のA/Bの比が0.35を超える場合
は、断面細幅部5の高さがありすぎるため、サイドウォ
ール部の剛性が低下し、操縦安定性と乗り心地ダンピン
グの向上が得難い傾向にある。なお、本発明において、
上記の断面細幅部の上端部と下端部の間の高さA並びに
ビードフィラーの断面高さBは、いずれも、測定タイヤ
をJATMA規定の標準リムに装着し、空気圧30kP
a時のタイヤ形状にタイヤ解体形状を合わせて測定した
値をもって示している。
のそれぞれの具体的な断面幅W1、断面幅W2も、タイヤサ
イズに応じて変動するが、乗用車用タイヤを基準にすれ
ば、0.8mm〜1.2mmに設計することが好ましい。
部と下端部のそれぞれの断面幅が実質的に同一とは、完
全に同一の断面幅を有するほか、誤差範囲内の断面幅も
含まれることを意味する。乗用車用タイヤを基準にすれ
ば、上記の0.8〜1.2mmの範囲内の変動は実質的に
同一であると定義される。
間の高さAもタイヤサイズに応じて変動するが、乗用車
用タイヤではロードノイズの低減化を図り、タイヤの転
がり抵抗の悪化を防止するために15mm以上(例えば、
15mm〜20mm)であることが好ましい。更に詳細にい
えば、断面細幅部の上端部と下端部の間の高さAに対す
るビードフィラーの断面高さBの比A/Bが0.15〜
0.35であることを条件として、上記の高さAは15
mm以上であることが好ましい。
ヤに使用されているものであれば採用できる。具体的に
は、例えば30〜60mmの断面高さBを有するビードフ
ィラーが使用できる。
ィラーを有するタイヤサイズ185/65R14のラジ
アルタイヤを試作し、転がり抵抗、ロードノイズ、操縦
安定性及び乗り心地ダンピングについてそれぞれ評価し
た。
は、タイヤに350kgの荷重を付加し、それぞれ横方
向、前後方向にたわませた時の単位長さ当たりの力を、
比較例1をコントロール100として換算した値であ
る。値が大きいほど剛性が高いことを示す。
に組み付け、ホット状態で200kPaの空気圧を充填
し、ドラム式転がり抵抗試験機で測定し(周囲温度は2
4±1°C)、比較例1を100として指数表示した。
値が大きい程転がり抵抗が低いことを示す。
にタイヤを装着し、空気圧200kPa、2名乗車にて
粗面路(ロードノイズ評価路)を走行し、前席中央部の
マイク位置で評価した。試験車の速度は60km/hで
ある。表1のロードノイズは、比較例1タイヤを基準と
して評価しており、比較例1と同等であれば基準並であ
り、比較例1との間に差がある場合はロードノイズ差で
示している。ロードノイズ差のプラス値が大きくなれば
なるほどロードノイズが大きくなっていることを示す。
ファルト舗装路面走行時における運転時の操作性を5点
満点の感応評価により行って評価した。値が大きいほど
操縦安定性に優れていることを示す。
く、2名のパネラーによるアスファルト舗装路面走行時
における運転時の乗り心地のダンピング性能を5点満点
の感応評価により行って評価した。値が大きいほど優れ
ていることを示す。
と比較して、ロードノイズ及び転がり抵抗の悪化を可及
的に阻止しつつ、操縦安定性と乗り心地ダンピングが向
上している。特に、断面細幅部の上端部と下端部の間の
高さAに対するビードフィラーの断面高さBの比A/B
は、0.15〜0.35が好ましい範囲である。同範囲
のタイヤは、比較例1タイヤに比してロードノイズ及び
転がり抵抗の悪化がなく、しかも操縦安定性と乗り心地
ダンピングが向上している。上記のA/Bの比が0.1
5未満の場合は、断面細幅部がタイヤ最大幅位置とオー
バーラップして配置されていても断面細幅部の高さがな
いため、断面太幅部の影響が相対的に増大することから
重量増の原因となってタイヤの転がり抵抗が増大し、ま
たロードノイズも悪化する傾向が認められる。一方、上
記のA/Bの比が0.35を超える場合は、断面細幅部
の高さがありすぎるため、サイドウォール部の剛性が低
下し、操縦安定性と乗り心地ダンピングの向上が得難い
傾向が生じる。また、断面細幅部の上端部と下端部の間
の高さAが15mm未満のタイヤでは、タイヤの転がり抵
抗が増大し、またロードノイズも悪化する傾向が認めら
れる。また、断面細幅部の上端部と下端部のそれぞれの
断面幅が0.8mm未満のタイヤでは、操縦安定性と乗り
心地ダンピングの向上がさほど得られない。断面細幅部
の上端部と下端部のそれぞれの断面幅が1.2mmを超え
るタイヤでは、縦安定性と乗り心地ダンピングは向上し
ているが、タイヤの転がり抵抗が増大し、ロードノイズ
も悪化する傾向が認められる。
ア間に跨ってトロイド状に延びるカーカスと、上記ビー
ドコアに隣接し、カーカスに沿ってタイヤ最大幅位置を
超えて延びるビードフィラーを備えた空気入りラジアル
タイヤにおいて、上記ビードフィラーの上部をタイヤ最
大幅位置とオーバーラップして配置される断面細幅部で
構成し、上記断面細幅部は、その上端部と下端部のそれ
ぞれの断面幅が実質的に同一であって、上記ビードフィ
ラーの下部を構成する断面太幅部に連続する空気入りラ
ジアルタイヤであるので、ロードノイズ及び転がり抵抗
を可及的に悪化させずに操縦安定性と乗り心地ダンピン
グを改善することができる。
す部分断面図である。
イヤの一例を示す部分断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 1対のビードコア間に跨ってトロイド状
に延びるカーカスと、上記ビードコアに隣接し、カーカ
スに沿ってタイヤ最大幅位置を超えて延びるビードフィ
ラーを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、上記ビ
ードフィラーの上部をタイヤ最大幅位置とオーバーラッ
プして配置される断面細幅部で構成し、上記断面細幅部
は、その上端部と下端部のそれぞれの断面幅が実質的に
同一であって、上記ビードフィラーの下部を構成する断
面太幅部に連続することを特徴とする空気入りラジアル
タイヤ。 - 【請求項2】 断面細幅部の上端部と下端部の間の断面
高さAに対するビードフィラーの断面高さBの比A/B
が0.15〜0.35である請求項1記載の空気入りラ
ジアルタイヤ。 - 【請求項3】 断面細幅部の上端部と下端部の間の高さ
Aが15mm以上である請求項2記載の空気入りラジアル
タイヤ。 - 【請求項4】 断面細幅部の上端部と下端部のそれぞれ
の断面幅が0.8mm〜1.2mmである請求項1、2又は
3記載の空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20236297A JP3919298B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20236297A JP3919298B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128916A true JPH1128916A (ja) | 1999-02-02 |
| JP3919298B2 JP3919298B2 (ja) | 2007-05-23 |
Family
ID=16456258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20236297A Expired - Fee Related JP3919298B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3919298B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002002229A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-01-08 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 改良されたウエットトラクション性能を有する舗装面上で使用される空気入りタイヤ |
| JP2005007960A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| US7503364B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-03-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire with sheet-like auxiliary filler |
| JP2012513332A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-06-14 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 改良型ビード付きタイヤ |
| JP2013116702A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| CN112368307A (zh) * | 2018-07-20 | 2021-02-12 | 株式会社吴羽 | 粒子状的偏氟乙烯系聚合物以及粒子状的偏氟乙烯系聚合物的制造方法 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP20236297A patent/JP3919298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7503364B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-03-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire with sheet-like auxiliary filler |
| US7546863B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-06-16 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire with reinforcement rubber layer |
| JP2012513332A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-06-14 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 改良型ビード付きタイヤ |
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| CN112368307A (zh) * | 2018-07-20 | 2021-02-12 | 株式会社吴羽 | 粒子状的偏氟乙烯系聚合物以及粒子状的偏氟乙烯系聚合物的制造方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3919298B2 (ja) | 2007-05-23 |
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