JPH11290862A - 加工廃水処理方法 - Google Patents
加工廃水処理方法Info
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- JPH11290862A JPH11290862A JP10114215A JP11421598A JPH11290862A JP H11290862 A JPH11290862 A JP H11290862A JP 10114215 A JP10114215 A JP 10114215A JP 11421598 A JP11421598 A JP 11421598A JP H11290862 A JPH11290862 A JP H11290862A
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- Japan
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- processing wastewater
- treatment method
- wastewater
- wastewater treatment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 懸濁物質を多量に含有する加工廃水から懸濁
物質を簡易且つ低コストに除去して清浄化する加工廃水
処理方法を提供する。 【解決手段】 SS物質を含有し、緩衝作用を有する加
工廃水に対して、その緩衝作用を利用してPACを汚濁
度や廃水流量の多少の変動によらず一定流量で添加する
ことで、加工廃水に含有される多量の懸濁物質を凝集さ
せることができることとなり、簡易且つ低コストに加工
廃水を浄化できる。
物質を簡易且つ低コストに除去して清浄化する加工廃水
処理方法を提供する。 【解決手段】 SS物質を含有し、緩衝作用を有する加
工廃水に対して、その緩衝作用を利用してPACを汚濁
度や廃水流量の多少の変動によらず一定流量で添加する
ことで、加工廃水に含有される多量の懸濁物質を凝集さ
せることができることとなり、簡易且つ低コストに加工
廃水を浄化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸濁物質を含有す
る加工廃水から懸濁物質を除去して処理清水を生成する
加工廃水処理方法に関する。
る加工廃水から懸濁物質を除去して処理清水を生成する
加工廃水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加工廃水処理方法として
海苔製造の抄製工程で生じる抄き水を清浄化し淡水とし
て再使用する海苔製造装置があった。この海苔製造装置
を図6に示す。この図6は従来の海苔製造装置の概略構
成図を示す。
海苔製造の抄製工程で生じる抄き水を清浄化し淡水とし
て再使用する海苔製造装置があった。この海苔製造装置
を図6に示す。この図6は従来の海苔製造装置の概略構
成図を示す。
【0003】同図において従来の海苔製造装置は、攪拌
洗浄槽11において海苔原藻と海水とを混合攪拌する攪
拌洗浄工程と、脱水装置12において海苔原藻と海水と
の混合物から海水を除去する脱水工程と、ミンチ装置1
3において海苔原藻をミンチするミンチ工程と、このミ
ンチされた海苔原藻と淡水を調合機17で混合する調合
工程と、その調合液を濃度調整槽18において適正濃度
に調整する濃度調整工程と、海苔抄機14において切断
した生海苔を海苔簀の上に供給して紙葉状の海苔に抄製
する抄製工程と、抄製工程から排出される抄き水を濾過
装置27で清浄化し、調合機17に返送する濾過工程
と、乾燥装置15において海苔簀上の生海苔を乾燥する
乾燥工程とを備える構成である。
洗浄槽11において海苔原藻と海水とを混合攪拌する攪
拌洗浄工程と、脱水装置12において海苔原藻と海水と
の混合物から海水を除去する脱水工程と、ミンチ装置1
3において海苔原藻をミンチするミンチ工程と、このミ
ンチされた海苔原藻と淡水を調合機17で混合する調合
工程と、その調合液を濃度調整槽18において適正濃度
に調整する濃度調整工程と、海苔抄機14において切断
した生海苔を海苔簀の上に供給して紙葉状の海苔に抄製
する抄製工程と、抄製工程から排出される抄き水を濾過
装置27で清浄化し、調合機17に返送する濾過工程
と、乾燥装置15において海苔簀上の生海苔を乾燥する
乾燥工程とを備える構成である。
【0004】上記従来の海苔製造装置においては抄製工
程において水切りにより生じる抄き水は、海苔抄機14
から排出されており、濃度調整工程に用いる調整水及び
抄製工程に用いる抄き水は、高価な上水道水が多量に使
用されている。この濃度調整工程及び抄製工程では1日
当り20トンないし30トンもの大量の上水道水が必要
となる。
程において水切りにより生じる抄き水は、海苔抄機14
から排出されており、濃度調整工程に用いる調整水及び
抄製工程に用いる抄き水は、高価な上水道水が多量に使
用されている。この濃度調整工程及び抄製工程では1日
当り20トンないし30トンもの大量の上水道水が必要
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工廃水処理方
法を用いた海苔製造装置は以上のように構成されていた
ことから、海苔製造が実行されている間継続して大量の
淡水を調合工程、濃度調整工程及び抄製工程に供給する
必要があるため、海苔製造者にとってこの淡水を上水道
で供給する場合にこの水道代金が、また井戸で供給する
場合に良質の淡水を汲出すことができる井戸を形成する
ための設備費用や地盤沈下対策などが大きな負担となる
という課題を有していた。
法を用いた海苔製造装置は以上のように構成されていた
ことから、海苔製造が実行されている間継続して大量の
淡水を調合工程、濃度調整工程及び抄製工程に供給する
必要があるため、海苔製造者にとってこの淡水を上水道
で供給する場合にこの水道代金が、また井戸で供給する
場合に良質の淡水を汲出すことができる井戸を形成する
ための設備費用や地盤沈下対策などが大きな負担となる
という課題を有していた。
【0006】また、近年海水が汚染されていることから
海岸付近から採取した海水をそのまま攪拌洗浄槽11に
供給すると大腸菌等の雑菌が混入したり、海水に浮遊し
ていたゴミやオイルが海苔に付着するなど、不衛生であ
り、海苔の品質にも悪影響を与えるという問題も生じて
いる。従って、一旦海苔抄製に使用した淡水にはこれら
の大腸菌や雑菌が紛れ込む恐れがあるため、この淡水を
繰返して再使用することができなかった。
海岸付近から採取した海水をそのまま攪拌洗浄槽11に
供給すると大腸菌等の雑菌が混入したり、海水に浮遊し
ていたゴミやオイルが海苔に付着するなど、不衛生であ
り、海苔の品質にも悪影響を与えるという問題も生じて
いる。従って、一旦海苔抄製に使用した淡水にはこれら
の大腸菌や雑菌が紛れ込む恐れがあるため、この淡水を
繰返して再使用することができなかった。
【0007】このような従来の海苔製造装置に採用され
る抄き水廃水の再利用のための処理装置には、濾過方式
(フィルタ、砂等)によるものや、吸着方式(活性炭
等)や微生物をセラミックなどの固定担体に固定して排
水中の汚濁成分を分解する生物処理方式などがある。
る抄き水廃水の再利用のための処理装置には、濾過方式
(フィルタ、砂等)によるものや、吸着方式(活性炭
等)や微生物をセラミックなどの固定担体に固定して排
水中の汚濁成分を分解する生物処理方式などがある。
【0008】濾過方式では海苔抄き水廃水の汚濁物質
が、海苔葉屑、海苔顆粒タンパク質、海苔色素体等の有
機質を多量に含有する懸濁物質(Suspended Solid:SS
成分)であるため、頻繁に濾過材の目詰まりが発生す
る。この濾過材に目詰まりが生じた際には、大がかりな
逆洗装置により逆洗処理が必要となり装置自体及び製造
工程のコストが上昇するという課題を有する。
が、海苔葉屑、海苔顆粒タンパク質、海苔色素体等の有
機質を多量に含有する懸濁物質(Suspended Solid:SS
成分)であるため、頻繁に濾過材の目詰まりが発生す
る。この濾過材に目詰まりが生じた際には、大がかりな
逆洗装置により逆洗処理が必要となり装置自体及び製造
工程のコストが上昇するという課題を有する。
【0009】それでも頻繁に濾過材の目詰まりが起こ
り、最終的には濾過材を逆洗しても濾過材が浄化され
ず、廃水中の汚濁成分が除去できなくなり、その結果濾
過材を交換すると交換費用が高くなる等の課題を有す
る。
り、最終的には濾過材を逆洗しても濾過材が浄化され
ず、廃水中の汚濁成分が除去できなくなり、その結果濾
過材を交換すると交換費用が高くなる等の課題を有す
る。
【0010】また、吸着方式(活性炭等)による通過型
は、吸着装置の吸着能力に限界があり、この吸着装置の
吸着材をその都度に交換する必要があり、またこの吸着
材が目詰まりの際には前記濾過方式と同様に、大がかり
な逆洗装置による逆洗を行う必要があり装置自体及び製
造工程のコストが上昇するという課題を有する。一方、
生物処理方式では、廃水中の汚濁物質の分解除去に時間
がかかるため装置が大がかりになるという課題を有す
る。
は、吸着装置の吸着能力に限界があり、この吸着装置の
吸着材をその都度に交換する必要があり、またこの吸着
材が目詰まりの際には前記濾過方式と同様に、大がかり
な逆洗装置による逆洗を行う必要があり装置自体及び製
造工程のコストが上昇するという課題を有する。一方、
生物処理方式では、廃水中の汚濁物質の分解除去に時間
がかかるため装置が大がかりになるという課題を有す
る。
【0011】また、前記海苔製造の過程で生じる加工廃
水以外に、例えば、水産加工場、魚市場等で排出される
魚類等の血、肉片を含む加工廃水の処理については、海
洋投棄という処分方法が採用されている。この海洋投棄
の処分方法は、近年環境悪化等を理由に国際的に問題と
なっている。また、海洋投棄以外に生ごみ処理場におい
て処理する方法も考えられるが、加工廃水が大量に排出
されることから、その処理コストが極めて高くなるとい
う課題を有する。
水以外に、例えば、水産加工場、魚市場等で排出される
魚類等の血、肉片を含む加工廃水の処理については、海
洋投棄という処分方法が採用されている。この海洋投棄
の処分方法は、近年環境悪化等を理由に国際的に問題と
なっている。また、海洋投棄以外に生ごみ処理場におい
て処理する方法も考えられるが、加工廃水が大量に排出
されることから、その処理コストが極めて高くなるとい
う課題を有する。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、タンパク質などの有機質懸濁物質を多量に
含有する加工廃水から懸濁物質を簡易且つ低コストに除
去して清浄化する加工廃水処理方法を提供することを目
的とする。
れたもので、タンパク質などの有機質懸濁物質を多量に
含有する加工廃水から懸濁物質を簡易且つ低コストに除
去して清浄化する加工廃水処理方法を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る加工廃水処
理方法は、淡水を用いた各種の処理により生じるタンパ
ク質などの有機質懸濁物質を多量に含有する加工廃水に
凝集剤を添加し、当該凝集剤で懸濁物質を凝集させて処
理する加工廃水処理方法において、前記凝集剤をポリ塩
化アルミニウムとし、当該ポリ塩化アルミニウムを前記
加工廃水に対して、そのpHが6ないし8の範囲内にな
るように一定範囲内(1000ccに対して0.03c
cないし0.21cc)で添加するものである。このよ
うに本発明においては、あらゆるSS成分(海苔葉屑、
海苔顆粒タンパク質、海苔色素体、微粒砂等)を含有
し、pHの緩衝作用が大きい加工廃水に対して、その汚
濁度や廃水取水流量の変化に応じて凝集剤の添加率を変
える(比例注入量制御)ことなく、廃水自体の緩衝作用
を利用して一定流量で凝集剤を添加するだけで加工廃水
に含有される多量のSS成分を凝集させることができる
ことになり、比例注入装置やpH監視装置等を用いず簡
易且つ低コストに加工廃水を浄化できる。
理方法は、淡水を用いた各種の処理により生じるタンパ
ク質などの有機質懸濁物質を多量に含有する加工廃水に
凝集剤を添加し、当該凝集剤で懸濁物質を凝集させて処
理する加工廃水処理方法において、前記凝集剤をポリ塩
化アルミニウムとし、当該ポリ塩化アルミニウムを前記
加工廃水に対して、そのpHが6ないし8の範囲内にな
るように一定範囲内(1000ccに対して0.03c
cないし0.21cc)で添加するものである。このよ
うに本発明においては、あらゆるSS成分(海苔葉屑、
海苔顆粒タンパク質、海苔色素体、微粒砂等)を含有
し、pHの緩衝作用が大きい加工廃水に対して、その汚
濁度や廃水取水流量の変化に応じて凝集剤の添加率を変
える(比例注入量制御)ことなく、廃水自体の緩衝作用
を利用して一定流量で凝集剤を添加するだけで加工廃水
に含有される多量のSS成分を凝集させることができる
ことになり、比例注入装置やpH監視装置等を用いず簡
易且つ低コストに加工廃水を浄化できる。
【0014】また、本発明に係る加工廃水処理方法は必
要に応じて、ポリ塩化アルミニウムを添加した加工廃水
を攪拌して混合し、前記ポリ塩化アルミニウムが混合さ
れた加工廃水中に生じる凝集した懸濁物質を沈殿させ分
離することにより処理清水を生成するものである。この
ように本発明においては、所定の割合でポリ塩化アルミ
ニウムを添加した加工廃水を攪拌混合し、この攪拌混合
した加工廃水中の懸濁物質を凝集沈殿させてその上澄み
を濾過して処理清水を生成するようにしているので、濾
過材の目詰まりもなく短時間で簡易に加工廃水の清浄化
が可能となる。また、廃水取水ポンプのトラブルによる
急激な流量低下や汚濁の少ない、即ち緩衝作用の小さい
汚濁度の低い廃水に対しては、一定流量で凝集剤を添加
すると処理水のpHが6以下になって凝集できなくなる
可能性があるが、この場合に対応できるように中和剤と
凝集剤を等価量ずつ同時に一定量で添加することでpH
変化を抑え良好な凝集性能を維持することもできる。ま
た、海苔廃水のように常に一定の汚濁度を持つ廃水に対
しては、その緩衝作用のため凝集剤を添加してもpH変
化が小さいので、処理清水はそのまま排出することも可
能で、仮に再利用する場合に中和する中和剤も少量で済
む。
要に応じて、ポリ塩化アルミニウムを添加した加工廃水
を攪拌して混合し、前記ポリ塩化アルミニウムが混合さ
れた加工廃水中に生じる凝集した懸濁物質を沈殿させ分
離することにより処理清水を生成するものである。この
ように本発明においては、所定の割合でポリ塩化アルミ
ニウムを添加した加工廃水を攪拌混合し、この攪拌混合
した加工廃水中の懸濁物質を凝集沈殿させてその上澄み
を濾過して処理清水を生成するようにしているので、濾
過材の目詰まりもなく短時間で簡易に加工廃水の清浄化
が可能となる。また、廃水取水ポンプのトラブルによる
急激な流量低下や汚濁の少ない、即ち緩衝作用の小さい
汚濁度の低い廃水に対しては、一定流量で凝集剤を添加
すると処理水のpHが6以下になって凝集できなくなる
可能性があるが、この場合に対応できるように中和剤と
凝集剤を等価量ずつ同時に一定量で添加することでpH
変化を抑え良好な凝集性能を維持することもできる。ま
た、海苔廃水のように常に一定の汚濁度を持つ廃水に対
しては、その緩衝作用のため凝集剤を添加してもpH変
化が小さいので、処理清水はそのまま排出することも可
能で、仮に再利用する場合に中和する中和剤も少量で済
む。
【0015】また、本発明に係る加工廃水処理方法は必
要に応じて、ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃
水の懸濁物質を沈殿させてその上澄みのみを濾過して清
浄化し沈殿物は適時に槽外へ排出させて処理清水を生成
するものである。このように本発明においては、所定の
割合でポリ塩化アルミニウムを加工廃水に添加して懸濁
物質を沈殿させてその上澄みのみを濾過して清浄化し、
処理清水を生成するようにしているので、濾過材の目詰
まりもなくより清浄度を向上させた処理清水を簡易に生
成できる。
要に応じて、ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃
水の懸濁物質を沈殿させてその上澄みのみを濾過して清
浄化し沈殿物は適時に槽外へ排出させて処理清水を生成
するものである。このように本発明においては、所定の
割合でポリ塩化アルミニウムを加工廃水に添加して懸濁
物質を沈殿させてその上澄みのみを濾過して清浄化し、
処理清水を生成するようにしているので、濾過材の目詰
まりもなくより清浄度を向上させた処理清水を簡易に生
成できる。
【0016】また、本発明に係る加工廃水処理方法は必
要に応じて、ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃
水の懸濁物質を沈殿させて生成された処理清水に、アル
カリ性の中和剤を添加して中和するものである。このよ
うに本発明においては、所定割合のポリ塩化アルミニウ
ムを添加することにより生成された処理清水にアルカリ
性の中和剤を添加して中和するようにしているので、ポ
リ塩化アルミニウムの添加により酸性化した処理清水を
中和できることとなり、中性化した処理清水とすること
ができる。
要に応じて、ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃
水の懸濁物質を沈殿させて生成された処理清水に、アル
カリ性の中和剤を添加して中和するものである。このよ
うに本発明においては、所定割合のポリ塩化アルミニウ
ムを添加することにより生成された処理清水にアルカリ
性の中和剤を添加して中和するようにしているので、ポ
リ塩化アルミニウムの添加により酸性化した処理清水を
中和できることとなり、中性化した処理清水とすること
ができる。
【0017】さらに、本発明に係る加工廃水処理方法は
必要に応じて、ポリ塩化アルミニウムが添加された加工
廃水の攪拌を、前段に急速攪拌し、後段に緩速攪拌する
ものである。このように本発明においては、加工廃水と
ポリ塩化アルミニウムとの混合攪拌を、前段で急速攪拌
とし、後段で緩速攪拌とすることにより、前段の急速攪
拌で凝集の核となる細かい凝集物を多量に形成し、この
多量の細かな凝集物に後段の緩速攪拌により大きな凝集
物に生長させることができ、より清浄化の特性を向上さ
せることができる。
必要に応じて、ポリ塩化アルミニウムが添加された加工
廃水の攪拌を、前段に急速攪拌し、後段に緩速攪拌する
ものである。このように本発明においては、加工廃水と
ポリ塩化アルミニウムとの混合攪拌を、前段で急速攪拌
とし、後段で緩速攪拌とすることにより、前段の急速攪
拌で凝集の核となる細かい凝集物を多量に形成し、この
多量の細かな凝集物に後段の緩速攪拌により大きな凝集
物に生長させることができ、より清浄化の特性を向上さ
せることができる。
【0018】さらにまた、本発明に係る加工廃水処理方
法は必要に応じて、海苔製造の水洗工程、調合工程、濃
度調整工程又は抄製工程の排出水のうち少なくとも1以
上で生じる排出水を前記加工廃水とし、当該加工廃水1
000ccに対してポリ塩化アルミニウム0.07cc
ないし0.15ccの割合で添加することで処理清水を
生成し、その処理清水に中和剤を最後に加え、この処理
清水をpH6.5ないし7に調整して再利用できる。
法は必要に応じて、海苔製造の水洗工程、調合工程、濃
度調整工程又は抄製工程の排出水のうち少なくとも1以
上で生じる排出水を前記加工廃水とし、当該加工廃水1
000ccに対してポリ塩化アルミニウム0.07cc
ないし0.15ccの割合で添加することで処理清水を
生成し、その処理清水に中和剤を最後に加え、この処理
清水をpH6.5ないし7に調整して再利用できる。
【0019】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る加工廃水処理方法を
海苔製造装置に適用した場合について図1及び図2に基
づいて説明する。図1は、本実施形態に係る加工廃水処
理方法を適用した海苔製造装置の全体構成図、図2は図
1に記載の海苔製造装置における廃水処理部の詳細構成
図を示す。
下、本発明の第1の実施形態に係る加工廃水処理方法を
海苔製造装置に適用した場合について図1及び図2に基
づいて説明する。図1は、本実施形態に係る加工廃水処
理方法を適用した海苔製造装置の全体構成図、図2は図
1に記載の海苔製造装置における廃水処理部の詳細構成
図を示す。
【0020】前記各図において本実施形態に係る加工廃
水処理方法は、海苔製造の過程において生じるタンパク
質などの有機質懸濁物質を多量に含有し、緩衝作用を有
する加工廃水が1000ccに対して凝集剤としてのポ
リ塩化アルミニウムを0.12ccの割合で添加し、こ
のポリ塩化アルミニウムを添加した加工廃水を攪拌して
混合し、このポリ塩化アルミニウムが混合された加工廃
水中に生じる凝集したSS成分を沈殿させ、この沈殿し
たSS成分は適時槽外に排出させてその上澄みのみ濾過
して清浄化した処理清水を生成し、この処理清水にアル
カリ性の中和剤を添加して中和する構成である。
水処理方法は、海苔製造の過程において生じるタンパク
質などの有機質懸濁物質を多量に含有し、緩衝作用を有
する加工廃水が1000ccに対して凝集剤としてのポ
リ塩化アルミニウムを0.12ccの割合で添加し、こ
のポリ塩化アルミニウムを添加した加工廃水を攪拌して
混合し、このポリ塩化アルミニウムが混合された加工廃
水中に生じる凝集したSS成分を沈殿させ、この沈殿し
たSS成分は適時槽外に排出させてその上澄みのみ濾過
して清浄化した処理清水を生成し、この処理清水にアル
カリ性の中和剤を添加して中和する構成である。
【0021】前記構成に基づく加工廃水処理方法を実行
する海苔製造装置は、前記図6に記載の従来装置と同様
に攪拌洗浄槽11、脱水装置12、ミンチ装置13、調
合機17、濃度調整槽18、海苔抄機14、乾燥装置1
5を共通して備え、この構成に加え、前記海苔抄機14
から排出される加工廃水としての抄き水廃水に予め設定
された割合のポリ塩化アルミニウムを添加する凝集剤添
加部20と、このポリ塩化アルミニウムが添加された抄
き水廃水が供給され、この抄き水廃水を清浄化した処理
清水に生成する加工廃水処理部30とを備え、この清浄
化した処理清水を前記調合機17へ調合水及び濃度調整
用の調整水として帰還供給する構成である。
する海苔製造装置は、前記図6に記載の従来装置と同様
に攪拌洗浄槽11、脱水装置12、ミンチ装置13、調
合機17、濃度調整槽18、海苔抄機14、乾燥装置1
5を共通して備え、この構成に加え、前記海苔抄機14
から排出される加工廃水としての抄き水廃水に予め設定
された割合のポリ塩化アルミニウムを添加する凝集剤添
加部20と、このポリ塩化アルミニウムが添加された抄
き水廃水が供給され、この抄き水廃水を清浄化した処理
清水に生成する加工廃水処理部30とを備え、この清浄
化した処理清水を前記調合機17へ調合水及び濃度調整
用の調整水として帰還供給する構成である。
【0022】前記加工廃水処理部30は、同一のケーシ
ング300に隔壁を隔てて急速攪拌槽31、緩速攪拌槽
32、第1の偏流槽33、自然沈殿槽34、第2の偏流
槽35、強制沈殿槽36、濾過槽37及び中和槽39を
連続して配設する構成である。この急速攪拌槽31は攪
拌スクリュー31aを毎秒2回で回転させ、また緩速攪
拌槽32は攪拌スクリュー32aを毎秒1回で回転させ
る構成である。この急速攪拌槽31と緩速攪拌槽32と
を隔てる隔壁301は下端部分を開放した構成とし、こ
の下端開放部分から急速攪拌槽31の攪拌により生成さ
れた多数の微細凝集物(以下フロック)を含む抄き水廃
水を緩速攪拌槽32へ下方から上方に向かって供給す
る。
ング300に隔壁を隔てて急速攪拌槽31、緩速攪拌槽
32、第1の偏流槽33、自然沈殿槽34、第2の偏流
槽35、強制沈殿槽36、濾過槽37及び中和槽39を
連続して配設する構成である。この急速攪拌槽31は攪
拌スクリュー31aを毎秒2回で回転させ、また緩速攪
拌槽32は攪拌スクリュー32aを毎秒1回で回転させ
る構成である。この急速攪拌槽31と緩速攪拌槽32と
を隔てる隔壁301は下端部分を開放した構成とし、こ
の下端開放部分から急速攪拌槽31の攪拌により生成さ
れた多数の微細凝集物(以下フロック)を含む抄き水廃
水を緩速攪拌槽32へ下方から上方に向かって供給す
る。
【0023】前記緩速攪拌槽32と第1の偏流槽33と
の間には隔壁302が配設され、この隔壁302はケー
シング300の底面に下端部を密着させた状態で配設さ
れ、上端部から抄き水廃水を溢流させて第1の偏流槽3
3へ供給する構成である。この第1の偏流槽33と自然
沈殿槽34との間には隔壁303が配設され、この隔壁
303はケーシング300の底面との間に開放部分を設
けて配設され、この開放部分から抄き水廃水を自然沈殿
槽34の下方から上方に向かって供給する。
の間には隔壁302が配設され、この隔壁302はケー
シング300の底面に下端部を密着させた状態で配設さ
れ、上端部から抄き水廃水を溢流させて第1の偏流槽3
3へ供給する構成である。この第1の偏流槽33と自然
沈殿槽34との間には隔壁303が配設され、この隔壁
303はケーシング300の底面との間に開放部分を設
けて配設され、この開放部分から抄き水廃水を自然沈殿
槽34の下方から上方に向かって供給する。
【0024】この自然沈殿槽34は、その底面を略V字
状に形成され、最下端部分にドレイン34aが配設さ
れ、このドレイン34aから沈殿したフロックを適時に
排出する構成である。この自然沈殿槽34と強制沈殿槽
36との間には第2の偏流槽35が隔壁304、305
により形成され、この隔壁304は前記隔壁302と同
様にその上端部から抄き水廃水を溢流させて第2の偏流
槽35に供給する構成である。また、前記隔壁305
は、隔壁303と同様にケーシング300の底面との間
に開放部分を設けて配設され、この下方の開放部分を介
して抄き水廃水を強制沈殿槽36の下方から上方に向か
って供給する。
状に形成され、最下端部分にドレイン34aが配設さ
れ、このドレイン34aから沈殿したフロックを適時に
排出する構成である。この自然沈殿槽34と強制沈殿槽
36との間には第2の偏流槽35が隔壁304、305
により形成され、この隔壁304は前記隔壁302と同
様にその上端部から抄き水廃水を溢流させて第2の偏流
槽35に供給する構成である。また、前記隔壁305
は、隔壁303と同様にケーシング300の底面との間
に開放部分を設けて配設され、この下方の開放部分を介
して抄き水廃水を強制沈殿槽36の下方から上方に向か
って供給する。
【0025】前記強制沈殿槽36は、複数枚の板体36
bを所定角度傾斜させて配設し、この複数の板体36b
の隙間を下方から上方に向かって抄き水廃水を流通さ
せ、この流通の過程で複数枚の板体36bの沈降作用で
フロックを強制的に沈殿させる構成である。また、この
強制沈殿槽36は、その底面を略V字状に形成され、最
下端部部にドレイン36aが配設され、このドレイン3
6aから沈殿したフロックを適時に排出する構成であ
る。
bを所定角度傾斜させて配設し、この複数の板体36b
の隙間を下方から上方に向かって抄き水廃水を流通さ
せ、この流通の過程で複数枚の板体36bの沈降作用で
フロックを強制的に沈殿させる構成である。また、この
強制沈殿槽36は、その底面を略V字状に形成され、最
下端部部にドレイン36aが配設され、このドレイン3
6aから沈殿したフロックを適時に排出する構成であ
る。
【0026】この強制沈殿槽36と前記濾過槽37との
間には隔壁306が配設され、この隔壁306はケーシ
ング300の底面に下端部を密着させた状態で配設さ
れ、上端部から処理水抄き水廃水を溢流させて濾過槽3
7へ供給する構成である。この濾過槽37は、隔壁30
6から溢流した処理水抄き水廃水を槽全体に均一に供給
するメッシュシート37aを配設し、このメッシュシー
ト37aの下方に所定の粒径のアントラサイトからなる
第1の濾過層37bを敷設し、この第1の濾過層37b
の下層に砂利からなる第2の濾過層37cを積層する構
成である。この濾過槽37は、その底面に略V字状に形
成され、最下端部分に抽出ポンプ37dが配設され、こ
の抽出ポンプ37dが清浄化された処理清水を前記中和
槽39へ供給する構成である。
間には隔壁306が配設され、この隔壁306はケーシ
ング300の底面に下端部を密着させた状態で配設さ
れ、上端部から処理水抄き水廃水を溢流させて濾過槽3
7へ供給する構成である。この濾過槽37は、隔壁30
6から溢流した処理水抄き水廃水を槽全体に均一に供給
するメッシュシート37aを配設し、このメッシュシー
ト37aの下方に所定の粒径のアントラサイトからなる
第1の濾過層37bを敷設し、この第1の濾過層37b
の下層に砂利からなる第2の濾過層37cを積層する構
成である。この濾過槽37は、その底面に略V字状に形
成され、最下端部分に抽出ポンプ37dが配設され、こ
の抽出ポンプ37dが清浄化された処理清水を前記中和
槽39へ供給する構成である。
【0027】前記抽出ポンプ37dと中和槽39との間
に配設された供給管37eには、その中間にアルカリ性
の中和剤を添加する中和剤添加部38が配設される構成
である。この中和槽39は、添加された中和剤により凝
集の過程において酸化された処理水を中和する構成であ
る。
に配設された供給管37eには、その中間にアルカリ性
の中和剤を添加する中和剤添加部38が配設される構成
である。この中和槽39は、添加された中和剤により凝
集の過程において酸化された処理水を中和する構成であ
る。
【0028】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
海苔製造装置の海苔製造動作について説明する。まず、
攪拌洗浄槽11に海苔原藻と海水とを投入して混合攪拌
することにより海苔原藻を海水で貯蔵及び洗浄する(攪
拌洗浄工程)。この攪拌洗浄工程の後に海苔原藻と海水
との混合物が攪拌洗浄槽11から脱水装置12に供給さ
れ、この脱水装置12で海苔原藻と海水とからなる混合
物から海水を除去する(脱水工程)。この海水を除去す
ることにより水切りした海苔原藻をミンチ装置13によ
り細断する(ミンチ工程)。
海苔製造装置の海苔製造動作について説明する。まず、
攪拌洗浄槽11に海苔原藻と海水とを投入して混合攪拌
することにより海苔原藻を海水で貯蔵及び洗浄する(攪
拌洗浄工程)。この攪拌洗浄工程の後に海苔原藻と海水
との混合物が攪拌洗浄槽11から脱水装置12に供給さ
れ、この脱水装置12で海苔原藻と海水とからなる混合
物から海水を除去する(脱水工程)。この海水を除去す
ることにより水切りした海苔原藻をミンチ装置13によ
り細断する(ミンチ工程)。
【0029】このミンチ装置13により細断された生海
苔が水洗装置16に供給され、この水洗装置16で細断
された生海苔を淡水の上水道水で水洗いする(水洗工
程)。この水洗いされた生海苔が調合機17に移送さ
れ、この調合機17で移送された生海苔に上水道水など
の淡水が加えられ淡水と生海苔との調合液が生成される
(調合液生成工程)。この調合液が濃度調整槽18に供
給され、この濃度調整槽18は濃度制御装置19の制御
の下に調合液の濃度を所定値に調整する(濃度調整工
程)。
苔が水洗装置16に供給され、この水洗装置16で細断
された生海苔を淡水の上水道水で水洗いする(水洗工
程)。この水洗いされた生海苔が調合機17に移送さ
れ、この調合機17で移送された生海苔に上水道水など
の淡水が加えられ淡水と生海苔との調合液が生成される
(調合液生成工程)。この調合液が濃度調整槽18に供
給され、この濃度調整槽18は濃度制御装置19の制御
の下に調合液の濃度を所定値に調整する(濃度調整工
程)。
【0030】この調整された調合液が海苔抄機14に移
送され、この海苔抄機14は図示を省略する海苔簀上に
所定量の調合液を供給して紙葉海苔を形成すると共に、
淡水を海苔簀から流下して分離する(海苔抄製工程)。
この海苔簀上に形成された紙葉海苔が乾燥装置15に移
送されて乾燥海苔が形成される(海苔乾燥工程)。
送され、この海苔抄機14は図示を省略する海苔簀上に
所定量の調合液を供給して紙葉海苔を形成すると共に、
淡水を海苔簀から流下して分離する(海苔抄製工程)。
この海苔簀上に形成された紙葉海苔が乾燥装置15に移
送されて乾燥海苔が形成される(海苔乾燥工程)。
【0031】前記海苔原藻の搬入から乾燥海苔を生成す
る一連の海苔製造工程において、水洗装置16、調合機
17、濃度調整槽18及び海苔抄機14で淡水の上水道
水が各々使用される。
る一連の海苔製造工程において、水洗装置16、調合機
17、濃度調整槽18及び海苔抄機14で淡水の上水道
水が各々使用される。
【0032】前記海苔抄機14から排出される抄き水廃
水に凝集剤添加部20がポリ塩化アルミニウムを100
0ccの抄き水廃水に対して0.12ccの割合で添加
する。このポリ塩化アルミニウムを添加した抄き水廃水
が加工廃水処理部30の急速攪拌槽31へ供給され、毎
秒2回転という比較的高速回転するスクリュー31aに
より高い混合効率で攪拌される。この攪拌により抄き水
廃水内に含有されるSS成分がポリ塩化アルミニウムに
より凝集して細かな(例えば、1mm以下)多量のフロ
ックが生成される。
水に凝集剤添加部20がポリ塩化アルミニウムを100
0ccの抄き水廃水に対して0.12ccの割合で添加
する。このポリ塩化アルミニウムを添加した抄き水廃水
が加工廃水処理部30の急速攪拌槽31へ供給され、毎
秒2回転という比較的高速回転するスクリュー31aに
より高い混合効率で攪拌される。この攪拌により抄き水
廃水内に含有されるSS成分がポリ塩化アルミニウムに
より凝集して細かな(例えば、1mm以下)多量のフロ
ックが生成される。
【0033】前記細かなフロックが生成された抄き水廃
水が後段の緩速攪拌槽32に供給され、毎秒1回転とい
う比較的低速回転するスクリュー32aによりフロック
を破壊することなくで攪拌される。この攪拌により抄き
水廃水中に生成された細かな多量のフロックが相互に衝
突して順次結合することにより大きなフロックに生長す
ることとなる。
水が後段の緩速攪拌槽32に供給され、毎秒1回転とい
う比較的低速回転するスクリュー32aによりフロック
を破壊することなくで攪拌される。この攪拌により抄き
水廃水中に生成された細かな多量のフロックが相互に衝
突して順次結合することにより大きなフロックに生長す
ることとなる。
【0034】この大きなフロックを含有する抄き水廃水
は第1の偏流槽33により偏流されて自然沈殿槽34へ
下方から上方に向かうように供給される。この自然沈殿
槽34において抄き水廃水中に含有する大きなフロック
が自重により自然落下してV字状の底面に沈殿すること
となる。沈殿したフロックはドレイン34aから適時排
出される。
は第1の偏流槽33により偏流されて自然沈殿槽34へ
下方から上方に向かうように供給される。この自然沈殿
槽34において抄き水廃水中に含有する大きなフロック
が自重により自然落下してV字状の底面に沈殿すること
となる。沈殿したフロックはドレイン34aから適時排
出される。
【0035】自重により落下したフロックが除去された
抄き水廃水は、第2の偏流槽35により偏流されて強制
沈殿槽36へ下方から上方へ向かうように供給される。
この強制沈殿槽36は下方から供給される抄き水廃水を
複数枚の板体36bの間を流通させ、この流通する沈降
距離が長くなった過程において板体36b上にフロック
を強制的に沈殿させる。沈殿したフロックはドレイン3
6aから適時排出させる。
抄き水廃水は、第2の偏流槽35により偏流されて強制
沈殿槽36へ下方から上方へ向かうように供給される。
この強制沈殿槽36は下方から供給される抄き水廃水を
複数枚の板体36bの間を流通させ、この流通する沈降
距離が長くなった過程において板体36b上にフロック
を強制的に沈殿させる。沈殿したフロックはドレイン3
6aから適時排出させる。
【0036】このようにしてフロックがほぼ除去された
抄き水廃水の上澄みのみを、隔壁306の上端部分から
溢流するようにして濾過槽37へ供給される。この濾過
槽37はメッシュシート37aで抄き水廃水がほぼ均等
に分配されて第1及び第2の各濾過層37b、37cで
濾過されて微細な(例えば、1mm以下)フロックが除
去され、清浄化された処理清水として抽出ポンプ37d
で中和槽39へ供給される。
抄き水廃水の上澄みのみを、隔壁306の上端部分から
溢流するようにして濾過槽37へ供給される。この濾過
槽37はメッシュシート37aで抄き水廃水がほぼ均等
に分配されて第1及び第2の各濾過層37b、37cで
濾過されて微細な(例えば、1mm以下)フロックが除
去され、清浄化された処理清水として抽出ポンプ37d
で中和槽39へ供給される。
【0037】この抽出ポンプ37dに接続される供給管
37eの途中で中和剤添加部38がアルカリ性の中和剤
を添加し、この中和剤が添加された処理清水を中和槽3
9に供給する。この中和槽39は、前記ポリ塩化アルミ
ニウムを抄き水廃水に添加することにより抄き水廃水が
酸性化することとなるが、この酸性化した抄き水廃水を
中和しようとするものである。即ち、この抄き水廃水の
特性変化を化学式で表すと、 Alcl3+H2O→Al3++HCl となる。上式で生成したHClを中和する時、中和剤に
水酸化ナトリウム(NaOH)や水酸化カルシウム(C
a(OH))を用いた場合以下の式のように塩を生成す
る。
37eの途中で中和剤添加部38がアルカリ性の中和剤
を添加し、この中和剤が添加された処理清水を中和槽3
9に供給する。この中和槽39は、前記ポリ塩化アルミ
ニウムを抄き水廃水に添加することにより抄き水廃水が
酸性化することとなるが、この酸性化した抄き水廃水を
中和しようとするものである。即ち、この抄き水廃水の
特性変化を化学式で表すと、 Alcl3+H2O→Al3++HCl となる。上式で生成したHClを中和する時、中和剤に
水酸化ナトリウム(NaOH)や水酸化カルシウム(C
a(OH))を用いた場合以下の式のように塩を生成す
る。
【0038】HCl+NaOH→NaCl+H2O 2HCl+Ca(OH)2→CaCl2+2H2O この塩濃度は1サイクル実行する毎に約160ppm
(0.016%)増加するに止まり、海苔製造に用いら
れる抄き水の塩分濃度が約1000ppm(0.1%)
であることから十分許容値の範囲内であり、この生成さ
れた処理水をオゾン発生装置から発生されるオゾン等で
殺菌した後に抄き水に再利用したとしても問題はない。
(0.016%)増加するに止まり、海苔製造に用いら
れる抄き水の塩分濃度が約1000ppm(0.1%)
であることから十分許容値の範囲内であり、この生成さ
れた処理水をオゾン発生装置から発生されるオゾン等で
殺菌した後に抄き水に再利用したとしても問題はない。
【0039】前記中和槽39で中和された処理水は、再
度前記調合機17へ調合水として供給され、また濃度調
整槽18へ濃度調整水として供給されることとなる。
度前記調合機17へ調合水として供給され、また濃度調
整槽18へ濃度調整水として供給されることとなる。
【0040】次に、前記凝集剤であるポリ塩化アルミニ
ウムの添加割合を図3に示す抄き水廃水を処理する場合
の凝集率と凝集剤添加量との特性図に基づいて説明す
る。同図において抄き水1000ccに対してポリ塩化
アルミニウムを0.07ccの量を添加した場合には凝
集するフロックが小さく、濾過槽37から排出される処
理水に赤みはないがやや不透明である。また、0.12
ccの量を添加した場合には凝集が最も良好となりフロ
ックも最大となり、前記処理清水の着色もなく透明度も
最良である。
ウムの添加割合を図3に示す抄き水廃水を処理する場合
の凝集率と凝集剤添加量との特性図に基づいて説明す
る。同図において抄き水1000ccに対してポリ塩化
アルミニウムを0.07ccの量を添加した場合には凝
集するフロックが小さく、濾過槽37から排出される処
理水に赤みはないがやや不透明である。また、0.12
ccの量を添加した場合には凝集が最も良好となりフロ
ックも最大となり、前記処理清水の着色もなく透明度も
最良である。
【0041】さらに、0.2ccの量を添加した場合に
は、凝集が良好であり、フロックがやや小さく、処理清
水の透明度はやや劣る。さらにまた、0.4ccの量を
添加した場合には、凝集効果はまだ残存するがフロック
は極めて小さい。
は、凝集が良好であり、フロックがやや小さく、処理清
水の透明度はやや劣る。さらにまた、0.4ccの量を
添加した場合には、凝集効果はまだ残存するがフロック
は極めて小さい。
【0042】このように前記実施形態における実験デー
タに基づく特性図よりポリ塩化アルミニウムを添加する
添加割合は、抄き水廃水1000ccに対してポリ塩化
アルミニウムを0.07ccないし0.15ccとする
ことが、高い凝集率が得られると解る。このように処理
清水を再利用するためにpHを6.5ないし7に調整し
なければならないことから、前記添加割合に限定して処
理清水を生成し、この処理清水に中和剤の水酸化ナトリ
ウム(NaOH)を最後に加えて処理する方法を採用し
ている。
タに基づく特性図よりポリ塩化アルミニウムを添加する
添加割合は、抄き水廃水1000ccに対してポリ塩化
アルミニウムを0.07ccないし0.15ccとする
ことが、高い凝集率が得られると解る。このように処理
清水を再利用するためにpHを6.5ないし7に調整し
なければならないことから、前記添加割合に限定して処
理清水を生成し、この処理清水に中和剤の水酸化ナトリ
ウム(NaOH)を最後に加えて処理する方法を採用し
ている。
【0043】(本発明の他の実施形態)前記実施形態に
おいては海苔製造の抄き水廃水を清浄化する場合につい
て説明したが、水洗装置16の水洗用淡水又は濃度調整
槽18若しくは調合機17で用いる調合水、調整水等の
廃水を清浄化する場合にも適用することができる。
おいては海苔製造の抄き水廃水を清浄化する場合につい
て説明したが、水洗装置16の水洗用淡水又は濃度調整
槽18若しくは調合機17で用いる調合水、調整水等の
廃水を清浄化する場合にも適用することができる。
【0044】また、前記海苔装置に生じる廃水以外に懸
濁物質を含有し、緩衝作用を有する各種の加工廃水、例
えば水産加工場、魚市場等から排出される廃水の清浄化
に適用することもできる。この場合には凝集剤の割合を
前記廃水1000ccに対して0.03ccないし0.
21ccとすることができる。このときの特性図を図4
に示す。同図において処理水である廃水の濁度が小さい
程、SS成分の除去率が大きくなり、pHが6ないし
8.5の間で良好な凝集結果が得られることが解る。こ
の廃水のpHが6ないし8.5までの間においては、中
和剤、例えば水酸化ナトリウム(NaOH)を凝集剤と
同時に加えることができることから、より広い凝集範囲
となることができる。
濁物質を含有し、緩衝作用を有する各種の加工廃水、例
えば水産加工場、魚市場等から排出される廃水の清浄化
に適用することもできる。この場合には凝集剤の割合を
前記廃水1000ccに対して0.03ccないし0.
21ccとすることができる。このときの特性図を図4
に示す。同図において処理水である廃水の濁度が小さい
程、SS成分の除去率が大きくなり、pHが6ないし
8.5の間で良好な凝集結果が得られることが解る。こ
の廃水のpHが6ないし8.5までの間においては、中
和剤、例えば水酸化ナトリウム(NaOH)を凝集剤と
同時に加えることができることから、より広い凝集範囲
となることができる。
【0045】第5図は、本発明の他の実施形態に係る加
工廃水処理方法を適用した海苔製造装置の全体構成図を
示す。この図5において、この実施形態に係る加工廃水
処理方法は、加工廃水処理部30で処理された処理後の
処理清水を直接排出又は再利用する構成とする前記第1
の実施形態と異なり、この加工廃水処理部30で生成さ
れた処理清水の流通路にオゾン殺菌装置を設け、この処
理清水に含まれる各種の殺菌等を殺菌した後に再利用す
る構成できる。即ち、加工廃水処理部30で処理清水を
生成し、この処理清水を移送する流通路に配設されるオ
ゾン混合器25でオゾン発生器24から供給されるオゾ
ンと処理清水とが混合される。このオゾンの混合により
大腸菌、雑菌が紛れ込んだ加工廃水から生成される処理
清水であっても、このオゾン混合器25内で殺菌され
る。この殺菌されたオゾンの含有する処理清水がオゾン
分解装置でオゾンが分解され、オゾンを含有しない処理
清水として再度水洗装置16、調合機17、若しくは濃
度調整槽18へ供給される。
工廃水処理方法を適用した海苔製造装置の全体構成図を
示す。この図5において、この実施形態に係る加工廃水
処理方法は、加工廃水処理部30で処理された処理後の
処理清水を直接排出又は再利用する構成とする前記第1
の実施形態と異なり、この加工廃水処理部30で生成さ
れた処理清水の流通路にオゾン殺菌装置を設け、この処
理清水に含まれる各種の殺菌等を殺菌した後に再利用す
る構成できる。即ち、加工廃水処理部30で処理清水を
生成し、この処理清水を移送する流通路に配設されるオ
ゾン混合器25でオゾン発生器24から供給されるオゾ
ンと処理清水とが混合される。このオゾンの混合により
大腸菌、雑菌が紛れ込んだ加工廃水から生成される処理
清水であっても、このオゾン混合器25内で殺菌され
る。この殺菌されたオゾンの含有する処理清水がオゾン
分解装置でオゾンが分解され、オゾンを含有しない処理
清水として再度水洗装置16、調合機17、若しくは濃
度調整槽18へ供給される。
【0046】前記オゾン発生器24、オゾン混合器25
及びオゾン分解装置26を海苔製造装置における加工廃
水処理方法に適用する構成としたが、海苔製造装置以外
の、例えば水産加工場等から排出される廃水を清浄化す
る場合にも適応することができる。
及びオゾン分解装置26を海苔製造装置における加工廃
水処理方法に適用する構成としたが、海苔製造装置以外
の、例えば水産加工場等から排出される廃水を清浄化す
る場合にも適応することができる。
【0047】
【発明の効果】このように本発明においては、タンパク
質などの有機質懸濁物質を含有し、緩衝作用を有する加
工廃水が1000ccに対して、凝集剤としてのポリ塩
化アルミニウムを0.03ccないし0.21ccの割
合で添加するようにしているので、加工廃水に含有され
る多量の懸濁物質を凝集させて沈殿させその上澄みのみ
を濾過することができることとなり、簡易且つ低コスト
に加工廃水を浄化できるという効果を有する。また、本
発明においては、所定の割合でポリ塩化アルミニウムを
添加した加工廃水を攪拌混合し、この攪拌混合した加工
廃水中の懸濁物質を凝集沈殿させてその上澄みを濾過し
て処理清水を生成するようにしているので、濾過材の目
詰まりもなく短時間で簡易に加工廃水の清浄化が可能と
なる。また、廃水取水ポンプのトラブルによる急激な流
量低下や汚濁の少ない、即ち緩衝作用の小さい汚濁度の
低い廃水に対しては、一定流量で凝集剤を添加すると処
理水のpHが6以下になって凝集できなくなる可能性が
あるが、この場合に対応できるように中和剤と凝集剤を
等価量ずつ同時に一定流量で添加することでpH変化を
抑え良好な凝集性能を維持することもできる。さらにま
た、海苔廃水のように常に一定の汚濁度を持つ廃水に対
しては、その緩衝作用のため凝集剤を添加してもpH変
化が小さいので、処理水はそのまま排出することも可能
で、仮に再利用する場合には中和する中和剤も少量で済
むという効果を有する。また、本発明においては、所定
の割合でポリ塩化アルミニウムを加工廃水に添加して懸
濁物質を沈殿物質を沈殿させて生成された処理清水を濾
過して清浄化して処理清水を生成するようにしているの
で、より清浄度を向上させた処理清水を簡易に生成でき
るという効果を有する。また、本発明においては、所定
割合のポリ塩化アルミニウムを添加することにより生成
された処理清水にアルカリ性の中和剤を添加して中和す
るようにしているので、ポリ塩化アルミニウムの添加に
より酸性化した処理清水を中和できることとなり、中性
化した処理清水とすることができるという効果を有す
る。また、本発明においては、加工廃水とポリ塩化アル
ミニウムとの混合攪拌を、前段で急速攪拌とし、後段で
緩速攪拌とすることにより、前段の急速攪拌で凝集の核
となる細かい凝集物を多量に形成し、この多量の細かな
凝集物に後段の緩速攪拌により大きな凝集物に生長させ
ることができ、より清浄化の特性を向上させることがで
きるという効果を有する。また、強制沈殿槽の板体を斜
面を形成するようにしているため、重い凝集物は濾過槽
へは移らず、より清浄化された水のみ後工程に移る。さ
らに、本発明においては、海苔製造の水洗工程、調合工
程、濃度調整工程又は抄製工程の少なくとも1つで生じ
る排出水を前記加工廃水とし、当該加工廃水1000c
cに対してポリ塩化アルミニウム0.07ccないし
0.15ccの割合で添加することで処理清水を生成
し、その処理清水に中和剤を最後に加え、この処理清水
をpH6.5ないし7に調整して再利用できる。
質などの有機質懸濁物質を含有し、緩衝作用を有する加
工廃水が1000ccに対して、凝集剤としてのポリ塩
化アルミニウムを0.03ccないし0.21ccの割
合で添加するようにしているので、加工廃水に含有され
る多量の懸濁物質を凝集させて沈殿させその上澄みのみ
を濾過することができることとなり、簡易且つ低コスト
に加工廃水を浄化できるという効果を有する。また、本
発明においては、所定の割合でポリ塩化アルミニウムを
添加した加工廃水を攪拌混合し、この攪拌混合した加工
廃水中の懸濁物質を凝集沈殿させてその上澄みを濾過し
て処理清水を生成するようにしているので、濾過材の目
詰まりもなく短時間で簡易に加工廃水の清浄化が可能と
なる。また、廃水取水ポンプのトラブルによる急激な流
量低下や汚濁の少ない、即ち緩衝作用の小さい汚濁度の
低い廃水に対しては、一定流量で凝集剤を添加すると処
理水のpHが6以下になって凝集できなくなる可能性が
あるが、この場合に対応できるように中和剤と凝集剤を
等価量ずつ同時に一定流量で添加することでpH変化を
抑え良好な凝集性能を維持することもできる。さらにま
た、海苔廃水のように常に一定の汚濁度を持つ廃水に対
しては、その緩衝作用のため凝集剤を添加してもpH変
化が小さいので、処理水はそのまま排出することも可能
で、仮に再利用する場合には中和する中和剤も少量で済
むという効果を有する。また、本発明においては、所定
の割合でポリ塩化アルミニウムを加工廃水に添加して懸
濁物質を沈殿物質を沈殿させて生成された処理清水を濾
過して清浄化して処理清水を生成するようにしているの
で、より清浄度を向上させた処理清水を簡易に生成でき
るという効果を有する。また、本発明においては、所定
割合のポリ塩化アルミニウムを添加することにより生成
された処理清水にアルカリ性の中和剤を添加して中和す
るようにしているので、ポリ塩化アルミニウムの添加に
より酸性化した処理清水を中和できることとなり、中性
化した処理清水とすることができるという効果を有す
る。また、本発明においては、加工廃水とポリ塩化アル
ミニウムとの混合攪拌を、前段で急速攪拌とし、後段で
緩速攪拌とすることにより、前段の急速攪拌で凝集の核
となる細かい凝集物を多量に形成し、この多量の細かな
凝集物に後段の緩速攪拌により大きな凝集物に生長させ
ることができ、より清浄化の特性を向上させることがで
きるという効果を有する。また、強制沈殿槽の板体を斜
面を形成するようにしているため、重い凝集物は濾過槽
へは移らず、より清浄化された水のみ後工程に移る。さ
らに、本発明においては、海苔製造の水洗工程、調合工
程、濃度調整工程又は抄製工程の少なくとも1つで生じ
る排出水を前記加工廃水とし、当該加工廃水1000c
cに対してポリ塩化アルミニウム0.07ccないし
0.15ccの割合で添加することで処理清水を生成
し、その処理清水に中和剤を最後に加え、この処理清水
をpH6.5ないし7に調整して再利用できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る加工廃水処理方
法を適用した海苔製造装置の全体構成図である。
法を適用した海苔製造装置の全体構成図である。
【図2】図1に記載の海苔製造装置における廃水処理部
の詳細構成図である。
の詳細構成図である。
【図3】抄き水廃水を処理する場合の凝集率と凝集剤添
加量との特性図である。
加量との特性図である。
【図4】処理清水のpH調整を必要としない場合の凝集
率と凝集剤添加量との特性図である。
率と凝集剤添加量との特性図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る加工廃水処理方法
を適用した海苔製造装置の全体構成図である。
を適用した海苔製造装置の全体構成図である。
【図6】従来の海苔製造装置の概略構成図である。
11 攪拌洗浄槽 12 脱水装置 13 ミンチ装置 14 海苔抄機 15 乾燥装置 16 水洗装置 17 調合機 18 濃度調整槽 20 凝集剤添加部 30 加工廃水処理部 31 急速攪拌槽 31a、32a攪拌スクリュー 32 緩速攪拌槽 33 第1の偏流槽 34 自然沈殿槽 34a ドレイン 35 第2の偏流槽 36 強制沈殿槽 36b 板体 37 濾過槽 37a メッシュシート 37b 第1の濾過層 37c 第2の濾過層37c 37d 抽出ポンプ 37e 供給管 300 ケーシング 301、302、303、304、305、306 隔
壁
壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 稔 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 (72)発明者 澤野 兵造 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 懸濁物質を含有し、緩衝作用を有する加
工廃水に凝集剤を添加し、当該凝集剤で懸濁物質を凝集
させて処理する加工廃水処理方法において、 前記凝集剤をポリ塩化アルミニウムとし、当該ポリ塩化
アルミニウムを前記加工廃水1000ccに対して0.
03ccないし0.21ccの割合で添加することを特
徴とする加工廃水処理方法。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の加工廃水処理方法
において、 前記ポリ塩化アルミニウムを添加した加工廃水を攪拌し
て混合し、 前記ポリ塩化アルミニウムが混合された加工廃水中に生
じる凝集した懸濁物質を沈殿させ分離することにより処
理清水を生成することを特徴とする加工廃水処理方法。 - 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の加工廃水処
理方法において、 前記ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃水又は懸
濁物質を沈殿させて生成された処理水を濾過して清浄化
した処理清水を生成することを特徴とする加工廃水処理
方法。 - 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいづれかに記載
の加工廃水処理方法において、 前記ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃水又は懸
濁物質を沈殿させて生成された処理清水に、アルカリ性
の中和剤を添加して中和することを特徴とする加工廃水
処理方法。 - 【請求項5】 前記請求項2ないし4のいづれかに記載
の加工廃水処理方法において、 前記ポリ塩化アルミニウムが添加された加工廃水の攪拌
を、前段に急速攪拌し、後段に緩速攪拌することを特徴
とする加工廃水処理方法。 - 【請求項6】 前記請求項4又は5に記載の加工廃水処
理方法において、 海苔製造の水洗工程、調合工程又は抄製工程の少なくと
も1つで生じる排出水を前記加工廃水とし、当該加工廃
水1000ccに対してポリ塩化アルミニウム0.07
ccないし0.15ccの割合で添加することを特徴と
する加工廃水処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10114215A JPH11290862A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 加工廃水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10114215A JPH11290862A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 加工廃水処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11290862A true JPH11290862A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14632109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10114215A Pending JPH11290862A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 加工廃水処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11290862A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190129235A (ko) * | 2018-05-10 | 2019-11-20 | 주식회사 드림이엔지 | 정수장 침전지 유출수 탁도를 0.5 ntu 이하로 감소시키는 정수처리 장치 |
| CN114620860A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-06-14 | 南京益德清环保科技有限公司 | 一种两级混凝沉淀废水处理工艺及装置 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10114215A patent/JPH11290862A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190129235A (ko) * | 2018-05-10 | 2019-11-20 | 주식회사 드림이엔지 | 정수장 침전지 유출수 탁도를 0.5 ntu 이하로 감소시키는 정수처리 장치 |
| CN114620860A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-06-14 | 南京益德清环保科技有限公司 | 一种两级混凝沉淀废水处理工艺及装置 |
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