JPH11291377A - 複合化不織布 - Google Patents
複合化不織布Info
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- JPH11291377A JPH11291377A JP11017598A JP11017598A JPH11291377A JP H11291377 A JPH11291377 A JP H11291377A JP 11017598 A JP11017598 A JP 11017598A JP 11017598 A JP11017598 A JP 11017598A JP H11291377 A JPH11291377 A JP H11291377A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸水性や不織布強度が優れ、且つ、吸水性、
通気度、耐水度、等の物性をバランスよく兼ね備えた不
織布を提供すること。 【解決手段】 熱融着性短繊維と水分含有率5〜20重
量%を有する親水性短繊維が混繊された抄紙不織布と、
熱融着性繊維不織布が積層され、かつエンボスにより熱
圧着された複合化不織布による。
通気度、耐水度、等の物性をバランスよく兼ね備えた不
織布を提供すること。 【解決手段】 熱融着性短繊維と水分含有率5〜20重
量%を有する親水性短繊維が混繊された抄紙不織布と、
熱融着性繊維不織布が積層され、かつエンボスにより熱
圧着された複合化不織布による。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は親水性繊維を用いた
抄紙不織布と、熱融着性繊維不織布が積層されエンボス
熱圧着された複合化不織布に関する。更に詳しくは断熱
や結露防止等の目的で木造建築やコンクリ−ト建築等に
使用される複合化不織布に関する。
抄紙不織布と、熱融着性繊維不織布が積層されエンボス
熱圧着された複合化不織布に関する。更に詳しくは断熱
や結露防止等の目的で木造建築やコンクリ−ト建築等に
使用される複合化不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】従来木造建築やコンクリ−ト建築等の建
築物は、外気を遮断し、室内の保温をする目的で、各種
の断熱材を施工する事が行われている。しかしこの場
合、室内で生じた水蒸気が内装材と外装材との間で冷や
され結露し、その水が床や柱等を腐食し、建築物の寿命
を縮めるという課題があつた。又結露した水により、黴
や雑菌が繁殖するという衛生上の課題があつた。例え
ば、ガラス繊維マツトをポリエチレンフイルムで包み込
んだ物を断熱材として施工した場合、断熱性が向上する
が、ガラス繊維が本質的に疎水性であり、しかもポリエ
チレンフイルムが非透湿性であるので、上記目的を達成
する事が困難である。
築物は、外気を遮断し、室内の保温をする目的で、各種
の断熱材を施工する事が行われている。しかしこの場
合、室内で生じた水蒸気が内装材と外装材との間で冷や
され結露し、その水が床や柱等を腐食し、建築物の寿命
を縮めるという課題があつた。又結露した水により、黴
や雑菌が繁殖するという衛生上の課題があつた。例え
ば、ガラス繊維マツトをポリエチレンフイルムで包み込
んだ物を断熱材として施工した場合、断熱性が向上する
が、ガラス繊維が本質的に疎水性であり、しかもポリエ
チレンフイルムが非透湿性であるので、上記目的を達成
する事が困難である。
【0003】又、特開平2−155639号公報に、多
孔性フイルムに、エチレン・メチルメタクリレ−ト系共
重合体を複合成分の一成分として使用された熱融着性複
合繊維不織布を積層した透湿性複合体が開示されてい
る。又特開平3−294559号公報、特開平6−34
1046号公報等に、メルトブロー不織布の両面にスパ
ンボンド不織布を積層した複合構造を有する不織布や、
メルトブロ−不織布にパルプ抄紙シ−トを積層した複合
構造を有する不織布等が開示されている。しかし前記特
開平2−155639号公報、特開平3−294559
号公報に開示された不織布にあつては、多孔性フイルム
やメルトブロ−極細繊維が使用されているので透湿性が
あり、且つ不織布強度等が大であるかもしれないが、本
質的に疎水性繊維のみ使用されているので、吸水、吸湿
性等が劣る。又特公開平6−341046号公報に開示
された不織布にあつては、パルプ等の親水性繊維が積層
されているので、ウエツトテイシュやワイパ−等には好
ましいかもしれないが、メルトブロ−極細繊維不織布と
パルプ不織布層が絡合及びエンボス熱圧着された物であ
るので、不織布強力が弱く、しかもパルプが脱落しやす
いという欠点がある。
孔性フイルムに、エチレン・メチルメタクリレ−ト系共
重合体を複合成分の一成分として使用された熱融着性複
合繊維不織布を積層した透湿性複合体が開示されてい
る。又特開平3−294559号公報、特開平6−34
1046号公報等に、メルトブロー不織布の両面にスパ
ンボンド不織布を積層した複合構造を有する不織布や、
メルトブロ−不織布にパルプ抄紙シ−トを積層した複合
構造を有する不織布等が開示されている。しかし前記特
開平2−155639号公報、特開平3−294559
号公報に開示された不織布にあつては、多孔性フイルム
やメルトブロ−極細繊維が使用されているので透湿性が
あり、且つ不織布強度等が大であるかもしれないが、本
質的に疎水性繊維のみ使用されているので、吸水、吸湿
性等が劣る。又特公開平6−341046号公報に開示
された不織布にあつては、パルプ等の親水性繊維が積層
されているので、ウエツトテイシュやワイパ−等には好
ましいかもしれないが、メルトブロ−極細繊維不織布と
パルプ不織布層が絡合及びエンボス熱圧着された物であ
るので、不織布強力が弱く、しかもパルプが脱落しやす
いという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために提供するものであり、以下の構成をとる。 (1) 熱融着性短繊維と水分含有率5〜20重量%を
有する親水性短繊維が混繊された抄紙不織布と、熱融着
性繊維不織布が積層され、かつエンボスにより熱圧着さ
れた複合化不織布。 (2) 熱融着性繊維不織布がメルトブロー不織布であ
る(1)項に記載の複合化不織布。 (3) 熱融着性繊維不織布がスパンボンド不織布であ
る(1)項に記載の複合化不織布。 (4) 抄紙不織布が、熱融着性短繊維2〜50重量%
と親水性短繊維98〜50重量%が混繊抄紙され且つ該
熱融着性短繊維により熱融着された不織布であり、熱融
着性繊維不織布が該繊維により熱融着された不織布であ
る(1)〜(3)項の何れかに記載の複合化不織布。 (5) 熱融着性短繊維が、低融点樹脂が繊維表面の少
なくとも一部を形成する複合繊維である(1)〜(4)
項の何れかに記載の複合化不織布。 (6) 親水性短繊維が、パルプ、綿、レ−ヨンから選
ばれた少なくとも1種である(1)〜(5)項の何れか
に記載の複合化不織布。 (7) 熱融着性繊維不織布が、低融点樹脂が繊維表面
の少なくとも一部を形成する複合繊維からなる不織布で
ある(1)〜(6)項の何れかに記載の複合化不織布。 (8) 熱融着性繊維不織布が、低融点長繊維10〜7
0重量%と高融点長繊維90〜30重量%が混繊された
長繊維からなる不織布である(1)〜(6)項の何れか
に記載の複合化不織布。 (9) 熱融着性繊維不織布が、繊維径12μm以下の
メルトブロ−不織布である(2)項に記載の複合化不織
布。 (10) 複合化不織布が、通気度2cc/cm2・秒
以上である(1)〜(9)項の何れかに記載の不織布。 (11) 複合化不織布が、表面と裏面何れも耐水度が
25mm以上である(1)〜(10)項の何れかに記載
の不織布。 (12) 複合化不織布が、表面と裏面の耐水度に20
%以上の差がある(11)項に記載の不織布。 (13) 複合化不織布が、吸水倍率0.4以上である
(1)〜(12)項の何れかに記載の不織布。 (14) (1)〜(13)項の何れかに記載の複合化
不織布が用いられた吸水吸湿性物品。
するために提供するものであり、以下の構成をとる。 (1) 熱融着性短繊維と水分含有率5〜20重量%を
有する親水性短繊維が混繊された抄紙不織布と、熱融着
性繊維不織布が積層され、かつエンボスにより熱圧着さ
れた複合化不織布。 (2) 熱融着性繊維不織布がメルトブロー不織布であ
る(1)項に記載の複合化不織布。 (3) 熱融着性繊維不織布がスパンボンド不織布であ
る(1)項に記載の複合化不織布。 (4) 抄紙不織布が、熱融着性短繊維2〜50重量%
と親水性短繊維98〜50重量%が混繊抄紙され且つ該
熱融着性短繊維により熱融着された不織布であり、熱融
着性繊維不織布が該繊維により熱融着された不織布であ
る(1)〜(3)項の何れかに記載の複合化不織布。 (5) 熱融着性短繊維が、低融点樹脂が繊維表面の少
なくとも一部を形成する複合繊維である(1)〜(4)
項の何れかに記載の複合化不織布。 (6) 親水性短繊維が、パルプ、綿、レ−ヨンから選
ばれた少なくとも1種である(1)〜(5)項の何れか
に記載の複合化不織布。 (7) 熱融着性繊維不織布が、低融点樹脂が繊維表面
の少なくとも一部を形成する複合繊維からなる不織布で
ある(1)〜(6)項の何れかに記載の複合化不織布。 (8) 熱融着性繊維不織布が、低融点長繊維10〜7
0重量%と高融点長繊維90〜30重量%が混繊された
長繊維からなる不織布である(1)〜(6)項の何れか
に記載の複合化不織布。 (9) 熱融着性繊維不織布が、繊維径12μm以下の
メルトブロ−不織布である(2)項に記載の複合化不織
布。 (10) 複合化不織布が、通気度2cc/cm2・秒
以上である(1)〜(9)項の何れかに記載の不織布。 (11) 複合化不織布が、表面と裏面何れも耐水度が
25mm以上である(1)〜(10)項の何れかに記載
の不織布。 (12) 複合化不織布が、表面と裏面の耐水度に20
%以上の差がある(11)項に記載の不織布。 (13) 複合化不織布が、吸水倍率0.4以上である
(1)〜(12)項の何れかに記載の不織布。 (14) (1)〜(13)項の何れかに記載の複合化
不織布が用いられた吸水吸湿性物品。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の複合化不織布は特定の二
以上の短繊維が混合且つ抄紙された不織布と、特定の繊
維不織布等が積層され、且つその両方の不織布が熱エン
ボスで圧着され、一体化された構成をとる。本発明の複
合化不織布において、抄紙不織布は熱融着性短繊維と親
水性短繊維を混合抄紙して得られた物である。熱融着性
短繊維として熱処理で該短繊維同士の交点及び又は該短
繊維と親水性短繊維の交点が融着するような各種の熱可
塑性樹脂を繊維化した単一繊維(単一繊維とは複合繊維
に対するものであり、1種類の均一成分からなる繊維で
あり、その成分が1種類の樹脂若しくは2種類以上の樹
脂の混合物であるとを問わない。以下同様)や複合繊維
等が使用可能である。例えば該熱可塑性樹脂として、ポ
リプロピレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、プロピレンと他のαオレ
フインとの二元若しくは多元共重合体、ポリエチレンテ
レフタレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、イソフタ
ル酸を共重合体の一成分として含む低融点ポリエステ
ル、ナイロン6、ナイロン66、低融点ポリアミド、ポ
リ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリカ−ボネ−ト、ポリ
イミド、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリトリフロロ
クロロエチレン、ポリテトラフロロエチレン等が何れも
使用出来る。
以上の短繊維が混合且つ抄紙された不織布と、特定の繊
維不織布等が積層され、且つその両方の不織布が熱エン
ボスで圧着され、一体化された構成をとる。本発明の複
合化不織布において、抄紙不織布は熱融着性短繊維と親
水性短繊維を混合抄紙して得られた物である。熱融着性
短繊維として熱処理で該短繊維同士の交点及び又は該短
繊維と親水性短繊維の交点が融着するような各種の熱可
塑性樹脂を繊維化した単一繊維(単一繊維とは複合繊維
に対するものであり、1種類の均一成分からなる繊維で
あり、その成分が1種類の樹脂若しくは2種類以上の樹
脂の混合物であるとを問わない。以下同様)や複合繊維
等が使用可能である。例えば該熱可塑性樹脂として、ポ
リプロピレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、プロピレンと他のαオレ
フインとの二元若しくは多元共重合体、ポリエチレンテ
レフタレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、イソフタ
ル酸を共重合体の一成分として含む低融点ポリエステ
ル、ナイロン6、ナイロン66、低融点ポリアミド、ポ
リ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリカ−ボネ−ト、ポリ
イミド、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリトリフロロ
クロロエチレン、ポリテトラフロロエチレン等が何れも
使用出来る。
【0006】熱融着性短繊維が単一繊維の場合、前記熱
可塑性樹脂単独又は二以上の熱可塑性樹脂を混合し繊維
化した物等何れも使用出来る。とりわけ熱融着性、軽量
性等の点でポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維等の
ポリオレフイン系繊維が好適に使用される。又、熱融着
性短繊維が複合繊維の場合、低融点熱可塑性樹脂が少な
くとも繊維表面の一部を形成する複合繊維を使用出来
る。該複合繊維の例として、鞘芯型、並列型、海島型、
多分割型等の複合繊維を例示出来る。複合繊維の熱可塑
性樹脂の組み合わせとして、高密度ポリエチレン/ポリ
プロピレン、低密度ポリエチレン/ポリプロピレン、プ
ロピレンと他のαオレフインとの二若しくは多元共重合
体/ポリプロピレン、高密度ポリエチレン/ポリエチレ
ンテレフタレ−ト、線状低密度ポリエチレン/ポリエチ
レンテレフタレ−ト、低融点ポリエステル/ポリエチレ
ンテレフタレ−ト等を例示出来る。
可塑性樹脂単独又は二以上の熱可塑性樹脂を混合し繊維
化した物等何れも使用出来る。とりわけ熱融着性、軽量
性等の点でポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維等の
ポリオレフイン系繊維が好適に使用される。又、熱融着
性短繊維が複合繊維の場合、低融点熱可塑性樹脂が少な
くとも繊維表面の一部を形成する複合繊維を使用出来
る。該複合繊維の例として、鞘芯型、並列型、海島型、
多分割型等の複合繊維を例示出来る。複合繊維の熱可塑
性樹脂の組み合わせとして、高密度ポリエチレン/ポリ
プロピレン、低密度ポリエチレン/ポリプロピレン、プ
ロピレンと他のαオレフインとの二若しくは多元共重合
体/ポリプロピレン、高密度ポリエチレン/ポリエチレ
ンテレフタレ−ト、線状低密度ポリエチレン/ポリエチ
レンテレフタレ−ト、低融点ポリエステル/ポリエチレ
ンテレフタレ−ト等を例示出来る。
【0007】熱融着性短繊維の繊度は特に限定されな
い。しかし後記親水性短繊維との混合性、風合い等の点
から繊度が0.01〜30d/fのものを使用出来る。
この繊度は好ましくは、0.1〜18d/f、更に好ま
しくは0.15〜12d/fである。該短繊維の繊維長
は後記親水性短繊維との混合性、不織布強力等を考慮す
ると2〜30mmの物を使用することができる。該繊維
長は好ましくは2〜25mm、更に好ましくは3〜20
mmである。繊維長が2mm未満であると一種のパウダ
−状となるため均一な接着がされ難く、熱処理後高強度
不織布を得る事が困難である。繊維長が30mmを超え
ると抄紙時、親水性短繊維との均一混合が困難であり、
均一な不織布が得られない。又、該熱融着性短繊維は捲
縮の無い繊維、ジグザグ捲縮、立体捲縮等の捲縮を有す
る繊維等何れも使用出来る。
い。しかし後記親水性短繊維との混合性、風合い等の点
から繊度が0.01〜30d/fのものを使用出来る。
この繊度は好ましくは、0.1〜18d/f、更に好ま
しくは0.15〜12d/fである。該短繊維の繊維長
は後記親水性短繊維との混合性、不織布強力等を考慮す
ると2〜30mmの物を使用することができる。該繊維
長は好ましくは2〜25mm、更に好ましくは3〜20
mmである。繊維長が2mm未満であると一種のパウダ
−状となるため均一な接着がされ難く、熱処理後高強度
不織布を得る事が困難である。繊維長が30mmを超え
ると抄紙時、親水性短繊維との均一混合が困難であり、
均一な不織布が得られない。又、該熱融着性短繊維は捲
縮の無い繊維、ジグザグ捲縮、立体捲縮等の捲縮を有す
る繊維等何れも使用出来る。
【0008】抄紙不織布に用いられる親水性短繊維は水
分含有率が5%以上である各種の親水性繊維が使用可能
である。例えば針葉樹パルプ、広葉樹パルプ等のパル
プ、木綿、レ−ヨン、テンセル、アセテ−ト、麻、羊
毛、コラ−ゲン繊維等を例示出来る。又ポリプロピレン
繊維やポリエチレンテレフタレ−ト繊維をアクリル酸等
の存在下でプラズマ処理することにより親水化された繊
維等も使用出来る。又水分含有率が5重量%未満である
親水性短繊維を用いた場合、後述するように複合化不織
布の吸水性や吸湿性等が良い物が得られない。20重量
%を超えるとべたつきが出る場合が有り好ましくない。
該親水性短繊維の繊度は特に限定されない。しかし均一
混合、風合い等の観点から前記熱融着性短繊維と同じ範
囲の繊度であれば良い。 親水性短繊維の繊維長は均一
混合、不織布強力等の観点から前記熱融着性短繊維と同
じ範囲の繊維長であれば良い。
分含有率が5%以上である各種の親水性繊維が使用可能
である。例えば針葉樹パルプ、広葉樹パルプ等のパル
プ、木綿、レ−ヨン、テンセル、アセテ−ト、麻、羊
毛、コラ−ゲン繊維等を例示出来る。又ポリプロピレン
繊維やポリエチレンテレフタレ−ト繊維をアクリル酸等
の存在下でプラズマ処理することにより親水化された繊
維等も使用出来る。又水分含有率が5重量%未満である
親水性短繊維を用いた場合、後述するように複合化不織
布の吸水性や吸湿性等が良い物が得られない。20重量
%を超えるとべたつきが出る場合が有り好ましくない。
該親水性短繊維の繊度は特に限定されない。しかし均一
混合、風合い等の観点から前記熱融着性短繊維と同じ範
囲の繊度であれば良い。 親水性短繊維の繊維長は均一
混合、不織布強力等の観点から前記熱融着性短繊維と同
じ範囲の繊維長であれば良い。
【0009】本発明で使用される抄紙不織布は、前記熱
融着性短繊維と親水性短繊維を混合抄紙して得られた不
織布である。両短繊維の混合比は特に限定されない。し
かし、熱融着性短繊維が2〜50重量%、親水性短繊維
が98〜50重量%であり、好ましくは熱融着性短繊維
が3〜30重量%、親水性短繊維が97〜70重量%で
あり、更に好ましくは熱融着性短繊維が4〜30重量
%、親水性短繊維が96〜70重量%である。熱融着性
短繊維が2重量%未満の場合、不織布の強度が低下した
り、毛羽立防止性、耐抜毛性等が劣り、逆に50重量%
を超えると吸水性や吸湿性等が劣る。
融着性短繊維と親水性短繊維を混合抄紙して得られた不
織布である。両短繊維の混合比は特に限定されない。し
かし、熱融着性短繊維が2〜50重量%、親水性短繊維
が98〜50重量%であり、好ましくは熱融着性短繊維
が3〜30重量%、親水性短繊維が97〜70重量%で
あり、更に好ましくは熱融着性短繊維が4〜30重量
%、親水性短繊維が96〜70重量%である。熱融着性
短繊維が2重量%未満の場合、不織布の強度が低下した
り、毛羽立防止性、耐抜毛性等が劣り、逆に50重量%
を超えると吸水性や吸湿性等が劣る。
【0010】該混合された短繊維を湿式抄紙法等で抄紙
し、脱水処理等をし、熱融着性短繊維の熱融着温度以上
に加熱し該繊維が融着した不織布とする。しかし本発明
の場合、熱処理前の抄紙不織布を後記熱融着性繊維不織
布やウエブ等と積層後、熱エンボスロ−ル等で熱圧着時
に一括してその熱圧着部のみ融着され、他の部位は熱融
着されていない状態の物であつても良い。湿式抄紙機
は、水を媒体とする抄紙機、例えば、円網型抄紙機、長
網型抄紙機、等が何れも使用出来る。又水槽、撹拌機、
網等を備えた簡易型抄紙機等も使用可能である。この抄
紙法により、短繊維同士が均一に混合される。抄紙後、
脱水処理や圧密化処理し、或いはその処理なしで、各種
熱処理機を用い、該熱融着性短繊維が熱融着する温度以
上に加熱し不織布とする。熱処理は、ニツプロ−ル、プ
レス機、ドラムロ−ル、カレンダ−ロ−ル、ドラムロ−
ルと他の接触押圧素子を備えた装置、熱風乾燥機、エア
スル−乾燥機、赤外線加熱機、等いずれも使用出来る。
本発明では抄紙不織布の目付けは8g/m2以上あれば
良い。使用される用途により目付けが異なるが、その上
限は2000g/ m2である。
し、脱水処理等をし、熱融着性短繊維の熱融着温度以上
に加熱し該繊維が融着した不織布とする。しかし本発明
の場合、熱処理前の抄紙不織布を後記熱融着性繊維不織
布やウエブ等と積層後、熱エンボスロ−ル等で熱圧着時
に一括してその熱圧着部のみ融着され、他の部位は熱融
着されていない状態の物であつても良い。湿式抄紙機
は、水を媒体とする抄紙機、例えば、円網型抄紙機、長
網型抄紙機、等が何れも使用出来る。又水槽、撹拌機、
網等を備えた簡易型抄紙機等も使用可能である。この抄
紙法により、短繊維同士が均一に混合される。抄紙後、
脱水処理や圧密化処理し、或いはその処理なしで、各種
熱処理機を用い、該熱融着性短繊維が熱融着する温度以
上に加熱し不織布とする。熱処理は、ニツプロ−ル、プ
レス機、ドラムロ−ル、カレンダ−ロ−ル、ドラムロ−
ルと他の接触押圧素子を備えた装置、熱風乾燥機、エア
スル−乾燥機、赤外線加熱機、等いずれも使用出来る。
本発明では抄紙不織布の目付けは8g/m2以上あれば
良い。使用される用途により目付けが異なるが、その上
限は2000g/ m2である。
【0011】本発明の複合化不織布において、もう一方
の不織布である熱融着性繊維不織布は、熱可塑性樹脂を
繊維化した単一繊維や複合繊維、混繊繊維等を不織布化
した物である。これらの熱融着性繊維不織布は、複合化
不織布の強度向上、耐水圧向上、抄紙不織布の短繊維の
脱落防止等の機能がある。この熱可塑性樹脂は、前記短
繊維で例示したような樹脂の何れをも使用出来る。該熱
融着性繊維不織布としてメルトブロ−不織布、スパンボ
ンド不織布、フラツシュ紡糸法不織布、カ−ド法不織布
等を使用出来る。メルトブロ−不織布、スパンボンド不
織布、フラツシュ紡糸法不織布等の不織布は、縦方向及
び横方向の不織布強力が何れも大である物が得られる。
又これらの長繊維等の繊維径は特に限定されない。しか
し本発明では後記複合化不織布の少なくとも一つの用途
が断熱材や結露防止材等のような建築資材であり、その
耐水度、通気度等がバランス良く設定できるので、極細
繊維が好ましく、メルトブロー法極細繊維が特に好まし
く用いられる。極細繊維の繊維径は12μm以下、好ま
しくは10μm以下更に好ましくは8μm以下の極細長
繊維である。繊維径が細い物程耐水度が大、通気度を小
に設定出来る。繊維径が細い物程風合いの柔らかい物が
得られる。該長繊維不織布がメルトブロー不織布の場
合、繊維長が5mm以上である。繊維径が小であるもの
は、メルトブロー紡糸時高速の気体でブロー紡糸するの
で繊維長が短くなる傾向に有る。逆に繊維径が大である
ものはメルトブロー紡糸時に比較的低速の気体でブロー
紡糸するので繊維長が長くなる傾向に有る。熱融着の方
法は、エンボスロ−ル、カレンダ−ロ−ル、スル−エア
−法、超音波法、二種の熱融着法を組み合わせた方法等
何れであつてもよい。該熱融着性繊維不織布の目付けは
特に限定されないが、大抵の用途には、6〜1000g
/m2で十分である。
の不織布である熱融着性繊維不織布は、熱可塑性樹脂を
繊維化した単一繊維や複合繊維、混繊繊維等を不織布化
した物である。これらの熱融着性繊維不織布は、複合化
不織布の強度向上、耐水圧向上、抄紙不織布の短繊維の
脱落防止等の機能がある。この熱可塑性樹脂は、前記短
繊維で例示したような樹脂の何れをも使用出来る。該熱
融着性繊維不織布としてメルトブロ−不織布、スパンボ
ンド不織布、フラツシュ紡糸法不織布、カ−ド法不織布
等を使用出来る。メルトブロ−不織布、スパンボンド不
織布、フラツシュ紡糸法不織布等の不織布は、縦方向及
び横方向の不織布強力が何れも大である物が得られる。
又これらの長繊維等の繊維径は特に限定されない。しか
し本発明では後記複合化不織布の少なくとも一つの用途
が断熱材や結露防止材等のような建築資材であり、その
耐水度、通気度等がバランス良く設定できるので、極細
繊維が好ましく、メルトブロー法極細繊維が特に好まし
く用いられる。極細繊維の繊維径は12μm以下、好ま
しくは10μm以下更に好ましくは8μm以下の極細長
繊維である。繊維径が細い物程耐水度が大、通気度を小
に設定出来る。繊維径が細い物程風合いの柔らかい物が
得られる。該長繊維不織布がメルトブロー不織布の場
合、繊維長が5mm以上である。繊維径が小であるもの
は、メルトブロー紡糸時高速の気体でブロー紡糸するの
で繊維長が短くなる傾向に有る。逆に繊維径が大である
ものはメルトブロー紡糸時に比較的低速の気体でブロー
紡糸するので繊維長が長くなる傾向に有る。熱融着の方
法は、エンボスロ−ル、カレンダ−ロ−ル、スル−エア
−法、超音波法、二種の熱融着法を組み合わせた方法等
何れであつてもよい。該熱融着性繊維不織布の目付けは
特に限定されないが、大抵の用途には、6〜1000g
/m2で十分である。
【0012】メルトブロ−不織布は、レギュラーメルト
ブロ−不織布、混繊メルトブロ−不織布、複合メルトブ
ロ−不織布等の何れをも使用出来る。該メルトブロ−不
織布は繊維径0.1μm〜10μmの極細繊維が得られ
る。レギュラ−メルトブロ−不織布は少なくとも一種の
熱可塑性樹脂を用い、レギュラ−繊維紡糸用口金からメ
ルトブロ−紡糸法により得られる。混繊メルトブロ−不
織布は、少なくとも二種の熱可塑性樹脂を用いそれぞれ
の樹脂が紡糸孔からそれぞれ分離して吐出するような混
繊メルトブロ−用口金からメルトブロ−紡糸する事によ
り得られる。又2以上のレギュラ−メルトブロ−紡糸口
金から二種以上の熱可塑性樹脂をメルトブロ−紡糸し、
繊維混合又は積層等によっても得ることができる。該混
繊メルトブロ−紡糸は融点差が小さい二種の熱可塑性樹
脂の組み合わせや、融点差が10℃以上ある二種の熱可
塑性樹の組み合わせ等であるものの、何れであつても良
い。融点差が10℃以上ある例として、高密度ポリエチ
レン/ポリプロピレン、プロピレンと他のαオレフイン
との二元若しくは多元共重合体/ポリプロピレン、等前
記熱融着性短繊維に例示したような組み合わせの何れも
が可能である。該混繊メルトブロ−の混繊比は、低融点
熱可塑性樹脂が20〜80重量%、高融点熱可塑性樹脂
が80〜20重量%、好ましくは低融点熱可塑性樹脂が
30〜70重量%、高融点熱可塑性樹脂が70〜30重
量%である。複合メルトブロ−不織布は少なくとも二種
の熱可塑性樹脂を複合メルトブロ−用口金からメルトブ
ロ−紡糸する事により得られる。該複合メルトブロ−不
織布は、鞘芯型、並列型、多分割型、海島型等の複合繊
維からなる不織布が何れも使用できる。該複合繊維の形
態として融点差が10℃以上ある低融点熱可塑性樹脂と
高融点熱可塑性樹脂からなり該低融点熱可塑性樹脂が繊
維表面の少なくとも一部を形成する鞘芯型、並列型、等
のような複合繊維の場合、熱処理後でも、高融点樹脂が
繊維形態を保持するので、後述するように強度が大きい
複合化不織布が得られる。このような複合繊維は、熱処
理で繊維が完全溶融し膜状化するのを阻止出来るので通
気度の設定がバランスよく設定できる。該複合繊維の複
合比は、低融点熱可塑性樹脂が20〜80重量%、高融
点熱可塑性樹脂が80〜20重量%、好ましくは低融点
熱可塑性樹脂が30〜70重量%、高融点熱可塑性樹脂
が70〜30重量%である。
ブロ−不織布、混繊メルトブロ−不織布、複合メルトブ
ロ−不織布等の何れをも使用出来る。該メルトブロ−不
織布は繊維径0.1μm〜10μmの極細繊維が得られ
る。レギュラ−メルトブロ−不織布は少なくとも一種の
熱可塑性樹脂を用い、レギュラ−繊維紡糸用口金からメ
ルトブロ−紡糸法により得られる。混繊メルトブロ−不
織布は、少なくとも二種の熱可塑性樹脂を用いそれぞれ
の樹脂が紡糸孔からそれぞれ分離して吐出するような混
繊メルトブロ−用口金からメルトブロ−紡糸する事によ
り得られる。又2以上のレギュラ−メルトブロ−紡糸口
金から二種以上の熱可塑性樹脂をメルトブロ−紡糸し、
繊維混合又は積層等によっても得ることができる。該混
繊メルトブロ−紡糸は融点差が小さい二種の熱可塑性樹
脂の組み合わせや、融点差が10℃以上ある二種の熱可
塑性樹の組み合わせ等であるものの、何れであつても良
い。融点差が10℃以上ある例として、高密度ポリエチ
レン/ポリプロピレン、プロピレンと他のαオレフイン
との二元若しくは多元共重合体/ポリプロピレン、等前
記熱融着性短繊維に例示したような組み合わせの何れも
が可能である。該混繊メルトブロ−の混繊比は、低融点
熱可塑性樹脂が20〜80重量%、高融点熱可塑性樹脂
が80〜20重量%、好ましくは低融点熱可塑性樹脂が
30〜70重量%、高融点熱可塑性樹脂が70〜30重
量%である。複合メルトブロ−不織布は少なくとも二種
の熱可塑性樹脂を複合メルトブロ−用口金からメルトブ
ロ−紡糸する事により得られる。該複合メルトブロ−不
織布は、鞘芯型、並列型、多分割型、海島型等の複合繊
維からなる不織布が何れも使用できる。該複合繊維の形
態として融点差が10℃以上ある低融点熱可塑性樹脂と
高融点熱可塑性樹脂からなり該低融点熱可塑性樹脂が繊
維表面の少なくとも一部を形成する鞘芯型、並列型、等
のような複合繊維の場合、熱処理後でも、高融点樹脂が
繊維形態を保持するので、後述するように強度が大きい
複合化不織布が得られる。このような複合繊維は、熱処
理で繊維が完全溶融し膜状化するのを阻止出来るので通
気度の設定がバランスよく設定できる。該複合繊維の複
合比は、低融点熱可塑性樹脂が20〜80重量%、高融
点熱可塑性樹脂が80〜20重量%、好ましくは低融点
熱可塑性樹脂が30〜70重量%、高融点熱可塑性樹脂
が70〜30重量%である。
【0013】スパンボンド長繊維不織布やカ−ド法不織
布等は前記メルトブロ−不織布に開示したようなレギュ
ラ−繊維、混繊繊維、複合繊維等何れも使用出来る。混
繊繊維や複合繊維等の各樹脂の組み合わせは前記短繊維
に開示したような組み合わせが可能である。混繊比、複
合比等は前記メルトブロ−不織布に例示した値を採用す
ることができる。該スパンボンド長繊維不織布やカ−ド
法長繊維不織布は前記メルトブロ−法長繊維不織布の繊
維径より、比較的大きい0.1μm〜70μmの繊維が
得られる。勿論70μm以上も可能である。
布等は前記メルトブロ−不織布に開示したようなレギュ
ラ−繊維、混繊繊維、複合繊維等何れも使用出来る。混
繊繊維や複合繊維等の各樹脂の組み合わせは前記短繊維
に開示したような組み合わせが可能である。混繊比、複
合比等は前記メルトブロ−不織布に例示した値を採用す
ることができる。該スパンボンド長繊維不織布やカ−ド
法長繊維不織布は前記メルトブロ−法長繊維不織布の繊
維径より、比較的大きい0.1μm〜70μmの繊維が
得られる。勿論70μm以上も可能である。
【0014】本発明の複合化不織布は前記抄紙不織布と
熱融着繊維不織布を多層構造に積層しエンボスロ−ルで
熱圧着処理したものである。複合構造は二層以上であれ
ば良い。例えば抄紙不織布/熱融着性繊維不織布、熱融
着性繊維不織布/抄紙不織布/熱融着性繊維不織布、第
一の抄紙不織布/熱融着性繊維不織布/第二の抄紙不織
布、抄紙不織布/第一の熱融着性繊維不織布/第二の熱
融着性繊維不織布等、二〜六層の積層構造の物が例示出
来る。しかし大抵の用途には二〜四層で十分である。本
発明の複合化不織布においてエンボスロ−ル等による熱
圧着面積は得に限定されず、その両層が熱圧着で融着一
体化された物であれば良い。しかし熱圧着面積は通常5
〜30%である。この熱圧着面積は好ましくは7〜25
%である。該熱圧着面積が少ない程吸水性が大となる。
熱圧着面積が30%を超えると吸水性、通気度等が小さ
くなる。又本発明の複合化不織布は少なくともその一方
の面がエンボス熱圧着された物であれば良い。熱圧着の
寄与は積層された何れかの不織布に使用された短繊維や
長繊維等を融着により接合させることである。
熱融着繊維不織布を多層構造に積層しエンボスロ−ルで
熱圧着処理したものである。複合構造は二層以上であれ
ば良い。例えば抄紙不織布/熱融着性繊維不織布、熱融
着性繊維不織布/抄紙不織布/熱融着性繊維不織布、第
一の抄紙不織布/熱融着性繊維不織布/第二の抄紙不織
布、抄紙不織布/第一の熱融着性繊維不織布/第二の熱
融着性繊維不織布等、二〜六層の積層構造の物が例示出
来る。しかし大抵の用途には二〜四層で十分である。本
発明の複合化不織布においてエンボスロ−ル等による熱
圧着面積は得に限定されず、その両層が熱圧着で融着一
体化された物であれば良い。しかし熱圧着面積は通常5
〜30%である。この熱圧着面積は好ましくは7〜25
%である。該熱圧着面積が少ない程吸水性が大となる。
熱圧着面積が30%を超えると吸水性、通気度等が小さ
くなる。又本発明の複合化不織布は少なくともその一方
の面がエンボス熱圧着された物であれば良い。熱圧着の
寄与は積層された何れかの不織布に使用された短繊維や
長繊維等を融着により接合させることである。
【0015】本発明の複合化不織布は通気度が2cc/
cm2・秒以上、耐水度が表面、裏面共に25mm以
上、吸水倍率0.3以上の物が汎用性があるので好まし
い。例えば結露防止材等として使用する場合、通気度が
2〜300cc/cm2・秒、耐水度が80〜1000
mm、吸水倍率が0.3〜10である。農業用保温材と
して使用する場合、通気度が50〜1000cc/cm
2・秒、耐水度が25〜800mm、吸水倍率が0.4
〜10である。本発明の複合化不織布において、通気度
が2cc/cm2・秒、未満である物、耐水度が25m
m未満である物、吸水率が0.3倍未満等の物性を有す
る物であつても用途によっては使用できる場合も有る。
cm2・秒以上、耐水度が表面、裏面共に25mm以
上、吸水倍率0.3以上の物が汎用性があるので好まし
い。例えば結露防止材等として使用する場合、通気度が
2〜300cc/cm2・秒、耐水度が80〜1000
mm、吸水倍率が0.3〜10である。農業用保温材と
して使用する場合、通気度が50〜1000cc/cm
2・秒、耐水度が25〜800mm、吸水倍率が0.4
〜10である。本発明の複合化不織布において、通気度
が2cc/cm2・秒、未満である物、耐水度が25m
m未満である物、吸水率が0.3倍未満等の物性を有す
る物であつても用途によっては使用できる場合も有る。
【0016】本発明の複合化不織布は、表面と裏面で耐
水度に差がある物は、その耐水度の低い方を、使用すべ
き被対象物面側としたり、或いはその逆の面側とし、前
記結露防止材や断熱材、紙おむつ用シ−ト等の用途の
他、種々な用途に使用出来る。耐水度に差がある場合、
その差が20%以上の物がその特性を効果的に利用でき
る。例えば第一層が繊度が大である長繊維不織布で、第
二層が抄紙不織布、第三層が繊度が小であるメルトブロ
−不織布で、且つその第一層の面の耐水度が大である場
合、その第一層側を海産物等に接する面側とし、包装材
料として用いる事が出来る。又その第一層を肌側又はそ
の逆側の面とし紙おむつや生理用ナプキン等のような液
吸収性物品のシ−ト、ハツプ材のシ−ト、等として用い
る事が出来る。本発明の複合化不織布において、少なく
とも一方の面にポリオレフィン系樹脂等の疎水性熱可塑
性樹脂をメルトブロー紡糸して得られた極細繊維不織布
を積層した層であって、且つ耐水度の大であるものは該
層が優れた撥水性を有する不織布となる。本発明の複合
化不織布はそのままで、或いは立体的に成型したり、或
いは他の紙や、布等を併用し、各種用途に利用可能であ
る。
水度に差がある物は、その耐水度の低い方を、使用すべ
き被対象物面側としたり、或いはその逆の面側とし、前
記結露防止材や断熱材、紙おむつ用シ−ト等の用途の
他、種々な用途に使用出来る。耐水度に差がある場合、
その差が20%以上の物がその特性を効果的に利用でき
る。例えば第一層が繊度が大である長繊維不織布で、第
二層が抄紙不織布、第三層が繊度が小であるメルトブロ
−不織布で、且つその第一層の面の耐水度が大である場
合、その第一層側を海産物等に接する面側とし、包装材
料として用いる事が出来る。又その第一層を肌側又はそ
の逆側の面とし紙おむつや生理用ナプキン等のような液
吸収性物品のシ−ト、ハツプ材のシ−ト、等として用い
る事が出来る。本発明の複合化不織布において、少なく
とも一方の面にポリオレフィン系樹脂等の疎水性熱可塑
性樹脂をメルトブロー紡糸して得られた極細繊維不織布
を積層した層であって、且つ耐水度の大であるものは該
層が優れた撥水性を有する不織布となる。本発明の複合
化不織布はそのままで、或いは立体的に成型したり、或
いは他の紙や、布等を併用し、各種用途に利用可能であ
る。
【0017】
【実施例】以下実施例及び比較例で本発明を更に詳細に
説明する。なお以下の例において、繊維や不織布等の物
性等の測定は以下の方法により実施した。 水分含有率:JIS−L−1019に定める水分含有率
の測定方法による。単位は重量%である。
説明する。なお以下の例において、繊維や不織布等の物
性等の測定は以下の方法により実施した。 水分含有率:JIS−L−1019に定める水分含有率
の測定方法による。単位は重量%である。
【0018】通気度:JIS−L−1096に定める通
気性試験方法による。なお試験機はフラジ−ル型試験機
を使用した。単位cm3/cm2・秒。
気性試験方法による。なお試験機はフラジ−ル型試験機
を使用した。単位cm3/cm2・秒。
【0019】不織布引張強度:試料を縦方向及び横方向
に長さ20cm、幅5cmにそれぞれ5個ずつ切りと
る。引張強度試験機を用い、試長10cm、引張速度1
0cm/10分の条件で引張試験をし、それぞれ最大強
度を測定した。5個の平均値をその不織布の引張強度と
した。単位kgf/5cm。
に長さ20cm、幅5cmにそれぞれ5個ずつ切りと
る。引張強度試験機を用い、試長10cm、引張速度1
0cm/10分の条件で引張試験をし、それぞれ最大強
度を測定した。5個の平均値をその不織布の引張強度と
した。単位kgf/5cm。
【0020】耐水度:JIS−L−1092の5・1に
定める耐水度試験方法のA法(低水圧法)の(a)(静
水圧法)による。なお耐水度は、その表面及び裏面を水
接触面とする二方向からの耐水度を測定した。なお抄紙
不織布と熱融着性繊維不織布の二層の場合、抄紙不織布
側を表面とした。又三層以上の不織布の場合、大繊度繊
維不織布側を表面とした。単位mm。
定める耐水度試験方法のA法(低水圧法)の(a)(静
水圧法)による。なお耐水度は、その表面及び裏面を水
接触面とする二方向からの耐水度を測定した。なお抄紙
不織布と熱融着性繊維不織布の二層の場合、抄紙不織布
側を表面とした。又三層以上の不織布の場合、大繊度繊
維不織布側を表面とした。単位mm。
【0021】耐水度差:前記耐水度測定法で測定した不
織布の表面の耐水度及び裏面の耐水度から、下記により
算出した。 耐水度差(%)=(両面の耐水度の差)×100/耐水
度が低い方の面の耐水度
織布の表面の耐水度及び裏面の耐水度から、下記により
算出した。 耐水度差(%)=(両面の耐水度の差)×100/耐水
度が低い方の面の耐水度
【0022】吸水倍率:複合化不織布から長さ6cm、
幅4cmの試験片を5枚切りとり、純水に浸漬する。一
時間後取り出し、金網上に水平に置き、15分間水切り
をする。以下の式から吸水倍率を算出した。 吸水倍率=(水浸漬後の不織布重量−水浸漬前の不織布
重量)/水浸漬前の不織布重量
幅4cmの試験片を5枚切りとり、純水に浸漬する。一
時間後取り出し、金網上に水平に置き、15分間水切り
をする。以下の式から吸水倍率を算出した。 吸水倍率=(水浸漬後の不織布重量−水浸漬前の不織布
重量)/水浸漬前の不織布重量
【0023】実施例1 単糸繊度2.2d/f、繊維長6mmの熱融着性短繊維
37重量%と親水性短繊維として水分含有率9.2重量
%、繊維長2.0〜4.5mmのパルプ63重量%を混
合し、円網抄紙機を用い抄紙後ニツプロ−ルプレスで脱
水し、更に一対の金属ニツプロ−ルで温度133℃/1
33℃で熱処理し該熱融着性短繊維で融着した目付け5
0g/m2の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性短
繊維は、鞘成分が融点121℃のエチレン・メチルメタ
クリレ−ト共重合体60重量%と融点133℃の高密度
ポリエチレン40重量%の混合物で、芯成分が融点16
2℃のポリプロピレンからなる鞘芯型複合繊維であつ
た。又顕微鏡観察によると該抄紙不織布は、熱融着性短
繊維と親水性短繊維が均一に混合された物であつた。
37重量%と親水性短繊維として水分含有率9.2重量
%、繊維長2.0〜4.5mmのパルプ63重量%を混
合し、円網抄紙機を用い抄紙後ニツプロ−ルプレスで脱
水し、更に一対の金属ニツプロ−ルで温度133℃/1
33℃で熱処理し該熱融着性短繊維で融着した目付け5
0g/m2の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性短
繊維は、鞘成分が融点121℃のエチレン・メチルメタ
クリレ−ト共重合体60重量%と融点133℃の高密度
ポリエチレン40重量%の混合物で、芯成分が融点16
2℃のポリプロピレンからなる鞘芯型複合繊維であつ
た。又顕微鏡観察によると該抄紙不織布は、熱融着性短
繊維と親水性短繊維が均一に混合された物であつた。
【0024】熱融着性長繊維不織布として繊維径3.6
μm、繊維長120〜800mm、融点162℃のポリ
プロピレンメルトブロ−不織布を用いた。この不織布は
金属ニツプロ−ルで熱圧着処理され、長繊維同士が融着
された目付け20g/m2の不織布であつた。
μm、繊維長120〜800mm、融点162℃のポリ
プロピレンメルトブロ−不織布を用いた。この不織布は
金属ニツプロ−ルで熱圧着処理され、長繊維同士が融着
された目付け20g/m2の不織布であつた。
【0025】前記抄紙不織布と熱融着性繊維不織布を積
層し、凸部面積14%の金属エンボスロ−ルと金属フラ
ツトロ−ルからなる熱圧着装置を用い、該抄紙不織布面
を金属エンボスロ−ル側とし、エンボスロ−ル温度13
3℃、金属フラツトロ−ル温度145℃の条件で熱処理
し二種の不織布が熱圧着した複合化不織布を得た。この
複合化不織布は通気度3.1cm3/cm2・秒、縦方向
引張り強度13.10kgf/5cm、横方向引張り強
度7.80kgf/5cm、抄紙不織布側の耐水度が2
88mm、他の不織布側の耐水度が238mm、耐水度
差が21.0%、吸水倍率が1.22であつた。表1に
複合化不織布の物性等を示す。
層し、凸部面積14%の金属エンボスロ−ルと金属フラ
ツトロ−ルからなる熱圧着装置を用い、該抄紙不織布面
を金属エンボスロ−ル側とし、エンボスロ−ル温度13
3℃、金属フラツトロ−ル温度145℃の条件で熱処理
し二種の不織布が熱圧着した複合化不織布を得た。この
複合化不織布は通気度3.1cm3/cm2・秒、縦方向
引張り強度13.10kgf/5cm、横方向引張り強
度7.80kgf/5cm、抄紙不織布側の耐水度が2
88mm、他の不織布側の耐水度が238mm、耐水度
差が21.0%、吸水倍率が1.22であつた。表1に
複合化不織布の物性等を示す。
【0026】表1
【0027】実施例2 単糸繊度1.8d/f、繊維長4mmの熱融着性短繊維
30重量%と、前記実施例1に記載した繊維と同じパル
プ70重量%を混合し、箱型の簡易抄紙機を用い抄紙後
ニツプロ−ルでプレス脱水し更に温度130℃の熱風型
乾燥機で熱処理し、該熱融着性短繊維で融着した目付け
41g/m2の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性
短繊維は、鞘成分が融点124℃の線状低密度ポリエチ
レンで、芯成分が融点162℃のポリプロピレンからな
る鞘芯型複合繊維であつた。顕微鏡観察によると該抄紙
不織布は、熱融着性短繊維と親水性短繊維が均一に混合
された物であつた。
30重量%と、前記実施例1に記載した繊維と同じパル
プ70重量%を混合し、箱型の簡易抄紙機を用い抄紙後
ニツプロ−ルでプレス脱水し更に温度130℃の熱風型
乾燥機で熱処理し、該熱融着性短繊維で融着した目付け
41g/m2の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性
短繊維は、鞘成分が融点124℃の線状低密度ポリエチ
レンで、芯成分が融点162℃のポリプロピレンからな
る鞘芯型複合繊維であつた。顕微鏡観察によると該抄紙
不織布は、熱融着性短繊維と親水性短繊維が均一に混合
された物であつた。
【0028】熱融着性繊維不織布として繊維径5.3μ
m、融点が異なる二種のポリオレフインが極細繊維状で
混合された混繊メルトブロ−不織布を用いた。この不織
布は金属ニツプロ−ルで熱圧着処理され、繊維同士が融
着された目付け23g/m2の不織布であつた。なお用
いた熱融着性繊維は、第一成分が融点132℃のプロピ
レン・エチレン・ブテン−1三元共重合体で、第二成分
が融点163℃のポリプロピレンからなる混繊比50/
50重量%の混繊メルトブロ−繊維であつた。
m、融点が異なる二種のポリオレフインが極細繊維状で
混合された混繊メルトブロ−不織布を用いた。この不織
布は金属ニツプロ−ルで熱圧着処理され、繊維同士が融
着された目付け23g/m2の不織布であつた。なお用
いた熱融着性繊維は、第一成分が融点132℃のプロピ
レン・エチレン・ブテン−1三元共重合体で、第二成分
が融点163℃のポリプロピレンからなる混繊比50/
50重量%の混繊メルトブロ−繊維であつた。
【0029】前記抄紙不織布と熱融着性繊維不織布を積
層し、前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織
布が熱圧着した複合化不織布を得た。ただし熱圧着装置
は凸部面積21%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱
処理条件は、エンボスロ−ル温度135℃、金属フラツ
トロ−ル温度140℃であつた。この複合化不織布は通
気度7.79cm3/cm2・秒、縦方向引張強度11.
60kgf/5cm、横方向引張り強度7.79kgf
/5cm、抄紙不織布側の耐水度が261mm、他の不
織布側の耐水度が207mm、耐水度差が26.1%、
吸水倍率が0.94であつた。表1に複合化不織布の物
性等を示す。
層し、前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織
布が熱圧着した複合化不織布を得た。ただし熱圧着装置
は凸部面積21%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱
処理条件は、エンボスロ−ル温度135℃、金属フラツ
トロ−ル温度140℃であつた。この複合化不織布は通
気度7.79cm3/cm2・秒、縦方向引張強度11.
60kgf/5cm、横方向引張り強度7.79kgf
/5cm、抄紙不織布側の耐水度が261mm、他の不
織布側の耐水度が207mm、耐水度差が26.1%、
吸水倍率が0.94であつた。表1に複合化不織布の物
性等を示す。
【0030】実施例3 単糸繊度3.2d/f、繊維長5mmの熱融着性短繊維
20重量%と、前記実施例1に記載した繊維と同じパル
プ80重量%を混合し、箱型の簡易抄紙機を用い抄紙後
ニツプロ−ルでプレス脱水し、更に熱風型乾燥機で温度
105℃で熱処理し、目付け31g/m2の抄紙不織布
を得た。この不織布は低温で熱処理したので熱融着が殆
どされていない物であつた。なお用いた熱融着性短繊維
は、鞘成分が融点124℃の線状低密度ポリエチレン
で、芯成分が融点256℃のポリプエチレンテレフタレ
−トからなる鞘芯型複合繊維であつた。なおこの熱融着
性短繊維は1個/25mmの捲縮を有する繊維であつ
た。又顕微鏡観察によると該抄紙不織布は、熱融着性短
繊維と親水性短繊維が均一に混合された物であつた。
20重量%と、前記実施例1に記載した繊維と同じパル
プ80重量%を混合し、箱型の簡易抄紙機を用い抄紙後
ニツプロ−ルでプレス脱水し、更に熱風型乾燥機で温度
105℃で熱処理し、目付け31g/m2の抄紙不織布
を得た。この不織布は低温で熱処理したので熱融着が殆
どされていない物であつた。なお用いた熱融着性短繊維
は、鞘成分が融点124℃の線状低密度ポリエチレン
で、芯成分が融点256℃のポリプエチレンテレフタレ
−トからなる鞘芯型複合繊維であつた。なおこの熱融着
性短繊維は1個/25mmの捲縮を有する繊維であつ
た。又顕微鏡観察によると該抄紙不織布は、熱融着性短
繊維と親水性短繊維が均一に混合された物であつた。
【0031】熱融着性繊維不織布として繊維径8.0μ
mの融点が異なる二種の熱可塑性樹脂からなる複合メル
トブロ−極細繊維不織布を用いた。この不織布は紡糸時
の熱で繊維同士が融着した目付け20g/m2の不織布
であつた。この不織布は紡糸後、金属ニツプロ−ルを加
熱せず室温、温度26℃/26℃の条件で圧密処理し
た。なお用いた熱融着性繊維は、鞘成分が融点124℃
の線状低密度ポリエチレンで、芯成分が融点255℃の
ポリエチレンテレフタレ−トからなる複合比40/60
重量%の鞘芯型複合メルトブロ−繊維であつた。
mの融点が異なる二種の熱可塑性樹脂からなる複合メル
トブロ−極細繊維不織布を用いた。この不織布は紡糸時
の熱で繊維同士が融着した目付け20g/m2の不織布
であつた。この不織布は紡糸後、金属ニツプロ−ルを加
熱せず室温、温度26℃/26℃の条件で圧密処理し
た。なお用いた熱融着性繊維は、鞘成分が融点124℃
の線状低密度ポリエチレンで、芯成分が融点255℃の
ポリエチレンテレフタレ−トからなる複合比40/60
重量%の鞘芯型複合メルトブロ−繊維であつた。
【0032】前記抄紙不織布とメルトブロー不織布を積
層し、前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織
布を熱圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は
凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱処
理条件は、エンボスロ−ル温度125℃、金属フラツト
ロ−ル温度120℃であつた。この複合化不織布は通気
度304cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度6.88
kgf/5cm、横方向引張り強度5.39kgf/5
cm、抄紙不織布側の耐水度が172mm、他の不織布
側の耐水度が45mm、耐水度差が282.2%、吸水
倍率が1.08であつた。表1に複合化不織布の物性等
を示す。
層し、前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織
布を熱圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は
凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱処
理条件は、エンボスロ−ル温度125℃、金属フラツト
ロ−ル温度120℃であつた。この複合化不織布は通気
度304cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度6.88
kgf/5cm、横方向引張り強度5.39kgf/5
cm、抄紙不織布側の耐水度が172mm、他の不織布
側の耐水度が45mm、耐水度差が282.2%、吸水
倍率が1.08であつた。表1に複合化不織布の物性等
を示す。
【0033】実施例4 単糸繊度2.4d/f、繊維長5mmの熱融着性短繊維
35重量%と、水分含有率10.6重量%、単糸繊度
1.5d/f、繊維長5mmのレ−ヨン65重量%を混
合し、箱型の簡易抄紙機を用い抄紙後ニツプロ−ルでプ
レス脱水し、更に金属ニツプロ−ルで温度145℃/1
45℃で熱処理し該熱融着性短繊維で融着した目付け6
2g/m2の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性短
繊維は、鞘成分が融点133℃の高密度ポリエチレン
で、芯成分が融点162℃のポリプロピレンからなる鞘
芯型複合繊維であつた。顕微鏡観察によると該抄紙不織
布は、熱融着性短繊維と親水性短繊維が均一に混合され
た物であつた。
35重量%と、水分含有率10.6重量%、単糸繊度
1.5d/f、繊維長5mmのレ−ヨン65重量%を混
合し、箱型の簡易抄紙機を用い抄紙後ニツプロ−ルでプ
レス脱水し、更に金属ニツプロ−ルで温度145℃/1
45℃で熱処理し該熱融着性短繊維で融着した目付け6
2g/m2の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性短
繊維は、鞘成分が融点133℃の高密度ポリエチレン
で、芯成分が融点162℃のポリプロピレンからなる鞘
芯型複合繊維であつた。顕微鏡観察によると該抄紙不織
布は、熱融着性短繊維と親水性短繊維が均一に混合され
た物であつた。
【0034】熱融着性繊維不織布として繊維径1.7μ
mの融点が異なる二種のポリオレフインからなる複合メ
ルトブロ−極細繊維不織布を用いた。この不織布は紡糸
時の熱で繊維同士が融着した目付け18g/m2の不織
布であつた。この不織布は紡糸後、金属ニツプロ−ル等
による圧密処理を中止した。なお用いた熱融着性繊維
は、鞘成分が融点134℃のプロピレン・エチレン・ブ
テン−1共重合体で、芯成分が融点163℃のポリプロ
ピレンからなる複合比50/50重量%の鞘芯型複合メ
ルトブロ−繊維であつた。
mの融点が異なる二種のポリオレフインからなる複合メ
ルトブロ−極細繊維不織布を用いた。この不織布は紡糸
時の熱で繊維同士が融着した目付け18g/m2の不織
布であつた。この不織布は紡糸後、金属ニツプロ−ル等
による圧密処理を中止した。なお用いた熱融着性繊維
は、鞘成分が融点134℃のプロピレン・エチレン・ブ
テン−1共重合体で、芯成分が融点163℃のポリプロ
ピレンからなる複合比50/50重量%の鞘芯型複合メ
ルトブロ−繊維であつた。
【0035】前記抄紙不織布と熱融着性繊維不織布を積
層し、前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織
布が熱圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は
凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱処
理条件は、エンボスロ−ル温度139℃、金属フラツト
ロ−ル温度130℃であつた。この複合化不織布は通気
度2.8cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度15.6
1kgf/5cm、横方向引張り強度9.23kgf/
5cm、抄紙不織布側の耐水度が403mm、他の不織
布側の耐水度が328mm、耐水度差が22.9%、吸
水倍率が0.55であつた。表1に複合化不織布の物性
等を示す。
層し、前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織
布が熱圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は
凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱処
理条件は、エンボスロ−ル温度139℃、金属フラツト
ロ−ル温度130℃であつた。この複合化不織布は通気
度2.8cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度15.6
1kgf/5cm、横方向引張り強度9.23kgf/
5cm、抄紙不織布側の耐水度が403mm、他の不織
布側の耐水度が328mm、耐水度差が22.9%、吸
水倍率が0.55であつた。表1に複合化不織布の物性
等を示す。
【0036】実施例5 前記実施例3で例示した抄紙不織布及びメルトブロー不
織布を用い三層構造の複合化不織布を製造した。それぞ
れの不織布を、メルトブロー不織布/抄紙不織布/メル
トブロー不織布のように三層に積層し、前記実施例1同
様の方法で熱処理し、三種の不織布が熱圧着した複合化
不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面積14%の金属
エンボスロ−ルを用いた。又熱処理条件は、エンボスロ
−ル温度130℃、金属フラツトロ−ル温度120℃で
あつた。この複合化不織布は通気度182.0cm3/
cm2・秒、縦方向引張り強度10.33kgf/5c
m、横方向引張り強度8.73kgf/5cm、エンボ
ス面不織布側(表面)の耐水度が194mm、フラット
面不織布側(裏面)の耐水度が187mm、耐水度差が
3.7%、吸水倍率が0.61であつた。表1に複合化
不織布の物性等を示す。
織布を用い三層構造の複合化不織布を製造した。それぞ
れの不織布を、メルトブロー不織布/抄紙不織布/メル
トブロー不織布のように三層に積層し、前記実施例1同
様の方法で熱処理し、三種の不織布が熱圧着した複合化
不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面積14%の金属
エンボスロ−ルを用いた。又熱処理条件は、エンボスロ
−ル温度130℃、金属フラツトロ−ル温度120℃で
あつた。この複合化不織布は通気度182.0cm3/
cm2・秒、縦方向引張り強度10.33kgf/5c
m、横方向引張り強度8.73kgf/5cm、エンボ
ス面不織布側(表面)の耐水度が194mm、フラット
面不織布側(裏面)の耐水度が187mm、耐水度差が
3.7%、吸水倍率が0.61であつた。表1に複合化
不織布の物性等を示す。
【0037】実施例6 抄紙不織布と複合スパンボンド長繊維不織布を積層した
二層構造の複合化不織布を製造した。使用した抄紙不織
布は前記実施例1に例示した物と同じ物を用いた。
二層構造の複合化不織布を製造した。使用した抄紙不織
布は前記実施例1に例示した物と同じ物を用いた。
【0038】熱融着性繊維不織布として繊維径12μ
m、繊維長が実質的に無限大で且つ融点が異なる二種の
ポリオレフインからなる複合スパンボンド長繊維不織布
を用いた。この不織布はスル−エア法で繊維同士が融着
した目付け28g/m2の不織布であつた。なお用いた
熱融着性長繊維は、鞘成分が融点124℃の線状低密度
ポリエチレンで、芯成分が融点163℃のポリプロピレ
ンからなる複合比50/50重量%の鞘芯型複合スパン
ボンド長繊維であつた。
m、繊維長が実質的に無限大で且つ融点が異なる二種の
ポリオレフインからなる複合スパンボンド長繊維不織布
を用いた。この不織布はスル−エア法で繊維同士が融着
した目付け28g/m2の不織布であつた。なお用いた
熱融着性長繊維は、鞘成分が融点124℃の線状低密度
ポリエチレンで、芯成分が融点163℃のポリプロピレ
ンからなる複合比50/50重量%の鞘芯型複合スパン
ボンド長繊維であつた。
【0039】前記抄紙不織布と長繊維不織布を積層し、
前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織布が熱
圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面
積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱処理条件
は、エンボスロ−ル温度120℃、金属フラツトロ−ル
温度145℃であつた。この複合化不織布は通気度1
4.7cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度16.42
kgf/5cm、横方向引張り強度10.82kgf/
5cm、抄紙不織布側の耐水度が29mm、長繊維不織
布側の耐水度が65mm、耐水度差が124.1、吸水
倍率が1.44であつた。表1に複合化不織布の物性等
を示す。
前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織布が熱
圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面
積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱処理条件
は、エンボスロ−ル温度120℃、金属フラツトロ−ル
温度145℃であつた。この複合化不織布は通気度1
4.7cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度16.42
kgf/5cm、横方向引張り強度10.82kgf/
5cm、抄紙不織布側の耐水度が29mm、長繊維不織
布側の耐水度が65mm、耐水度差が124.1、吸水
倍率が1.44であつた。表1に複合化不織布の物性等
を示す。
【0040】比較例1 熱融着性短繊維のみからなる抄紙不織布とスパンボンド
長繊維不織布を積層した複合化不織布を製造した。単糸
繊度2.4d/f、繊維長5mmの熱融着性短繊維10
0重量%を、前記実施例4同様の方法で、箱型の簡易抄
紙機を用い抄紙後ニツプロ−ルでプレス脱水し、更に一
対の金属ニツプロ−ルで温度150℃/150℃で熱処
理し該熱融着性短繊維で熱融着した目付け52g/m2
の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性短繊維は、水
分含有率0.1重量%、融点162℃のポリプロピレン
からなる単一繊維であつた。該不織布は繊維同士の熱融
着が殆ど無い物であつた。
長繊維不織布を積層した複合化不織布を製造した。単糸
繊度2.4d/f、繊維長5mmの熱融着性短繊維10
0重量%を、前記実施例4同様の方法で、箱型の簡易抄
紙機を用い抄紙後ニツプロ−ルでプレス脱水し、更に一
対の金属ニツプロ−ルで温度150℃/150℃で熱処
理し該熱融着性短繊維で熱融着した目付け52g/m2
の抄紙不織布を得た。なお用いた熱融着性短繊維は、水
分含有率0.1重量%、融点162℃のポリプロピレン
からなる単一繊維であつた。該不織布は繊維同士の熱融
着が殆ど無い物であつた。
【0041】熱融着性繊維不織布として繊維径22μ
m、繊維長実質的に無限大の融点162℃のポリプロピ
レンからなるレギュラ−スパンボンド長繊維不織布を用
いた。この不織布は凸部面積14%のエンボスロ−ルで
熱圧着された目付け26g/m2の不織布であつた。
m、繊維長実質的に無限大の融点162℃のポリプロピ
レンからなるレギュラ−スパンボンド長繊維不織布を用
いた。この不織布は凸部面積14%のエンボスロ−ルで
熱圧着された目付け26g/m2の不織布であつた。
【0042】前記抄紙不織布と長繊維不織布を積層し、
前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織布が熱
圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面
積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。熱処理条件
は、エンボスロ−ル温度150℃、金属フラツトロ−ル
温度145℃であつた。この複合化不織布は通気度37
5cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度18.10kg
f/5cm、横方向引張り強度15.66kgf/5c
m、抄紙不織布側の耐水度が21mm、他の不織布側の
耐水度が17mm、耐水度差が23.5%、吸水倍率が
0.21であつた。表1に複合化不織布の物性等を示
す。
前記実施例1同様の方法で、熱処理し二種の不織布が熱
圧着した複合化不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面
積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。熱処理条件
は、エンボスロ−ル温度150℃、金属フラツトロ−ル
温度145℃であつた。この複合化不織布は通気度37
5cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度18.10kg
f/5cm、横方向引張り強度15.66kgf/5c
m、抄紙不織布側の耐水度が21mm、他の不織布側の
耐水度が17mm、耐水度差が23.5%、吸水倍率が
0.21であつた。表1に複合化不織布の物性等を示
す。
【0043】比較例2 熱融着性短繊維のみから抄紙不織布とメルトブロ−不織
布を積層した複合化不織布を製造した。前記比較例1に
例示した物と同じ抄紙不織布と、前記実施例1に例示し
た物と同じメルトブロ−不織布を積層し、前記実施例1
同様の方法で熱処理し二種の不織布が熱圧着した複合化
不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面積14%の金属
エンボスロ−ルを用いた。又熱処理条件は、エンボスロ
−ル温度145℃、金属フラツトロ−ル温度145℃で
あつた。この複合化不織布は通気度122cm3/cm2
・秒、縦方向引張り強度14.95kgf/5cm、横
方向引張り強度13.10kgf/5cm、抄紙不織布
側の耐水度が56mm、他の不織布側の耐水度が40m
m、耐水度差が40.0%、吸水倍率が0.18であつ
た。表1に複合化不織布の物性等を示す。
布を積層した複合化不織布を製造した。前記比較例1に
例示した物と同じ抄紙不織布と、前記実施例1に例示し
た物と同じメルトブロ−不織布を積層し、前記実施例1
同様の方法で熱処理し二種の不織布が熱圧着した複合化
不織布を得た。なお熱圧着装置は凸部面積14%の金属
エンボスロ−ルを用いた。又熱処理条件は、エンボスロ
−ル温度145℃、金属フラツトロ−ル温度145℃で
あつた。この複合化不織布は通気度122cm3/cm2
・秒、縦方向引張り強度14.95kgf/5cm、横
方向引張り強度13.10kgf/5cm、抄紙不織布
側の耐水度が56mm、他の不織布側の耐水度が40m
m、耐水度差が40.0%、吸水倍率が0.18であつ
た。表1に複合化不織布の物性等を示す。
【0044】比較例3 抄紙不織布とポリエチレンフイルムを積層した複合化不
織布を製造した。抄紙不織布は前記実施例2で例示した
物と同一の物を用いた。ポリエチレンフイルムは厚み3
0μmの低密度ポリエチレンフイルムを用いた。前記抄
紙不織布とフイルムを積層し、前記実施例1同様の方法
で熱処理し両方が熱圧着した複合化不織布を得た。なお
熱圧着装置は凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用
いた。又熱処理条件は、エンボスロ−ル温度125℃、
金属フラツトロ−ル温度120℃で、抄紙不織布側をエ
ンボスロ−ル面側とした。なおポリエチレンフイルムと
金属フラツトロ−ルの間にテフロン剥離シ−トを積層し
熱処理した。このテフロン剥離シ−トは熱処理後剥離し
除去した。この複合化不織布は通気度0.0cm3/c
m2・秒、縦方向引張り強度14.33kgf/5c
m、横方向引張り強度10.14kgf/5cm、抄紙
不織布側の耐水度が1000mm以上、他の不織布側の
耐水度が1000mm以上であつた。なお耐水度の測定
は1000mmで中止した。又吸水倍率が0.62であ
つた。表1に複合化不織布の物性等を示す。
織布を製造した。抄紙不織布は前記実施例2で例示した
物と同一の物を用いた。ポリエチレンフイルムは厚み3
0μmの低密度ポリエチレンフイルムを用いた。前記抄
紙不織布とフイルムを積層し、前記実施例1同様の方法
で熱処理し両方が熱圧着した複合化不織布を得た。なお
熱圧着装置は凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用
いた。又熱処理条件は、エンボスロ−ル温度125℃、
金属フラツトロ−ル温度120℃で、抄紙不織布側をエ
ンボスロ−ル面側とした。なおポリエチレンフイルムと
金属フラツトロ−ルの間にテフロン剥離シ−トを積層し
熱処理した。このテフロン剥離シ−トは熱処理後剥離し
除去した。この複合化不織布は通気度0.0cm3/c
m2・秒、縦方向引張り強度14.33kgf/5c
m、横方向引張り強度10.14kgf/5cm、抄紙
不織布側の耐水度が1000mm以上、他の不織布側の
耐水度が1000mm以上であつた。なお耐水度の測定
は1000mmで中止した。又吸水倍率が0.62であ
つた。表1に複合化不織布の物性等を示す。
【0045】比較例4 抄紙不織布のみエンボス熱圧着した不織布を製造した。
前記実施例3で例示した物に同じ抄紙不織布のみ用い、
前記実施例1同様の方法で熱処理した。なお熱圧着装置
は凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱
処理条件は、エンボスロ−ル温度122℃、金属フラツ
トロ−ル温度120℃であつた。この単層の不織布は通
気度343cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度0.8
1kgf/5cm、横方向引張り強度0.43kgf/
5cm、抄紙不織布のエンボス面側(表面)の耐水度が
32mm、そのフラット面側(裏面)の耐水度が25m
m、耐水度差が28.0%、吸水倍率が1.89であつ
た。表1に不織布の物性等を示す。
前記実施例3で例示した物に同じ抄紙不織布のみ用い、
前記実施例1同様の方法で熱処理した。なお熱圧着装置
は凸部面積14%の金属エンボスロ−ルを用いた。又熱
処理条件は、エンボスロ−ル温度122℃、金属フラツ
トロ−ル温度120℃であつた。この単層の不織布は通
気度343cm3/cm2・秒、縦方向引張り強度0.8
1kgf/5cm、横方向引張り強度0.43kgf/
5cm、抄紙不織布のエンボス面側(表面)の耐水度が
32mm、そのフラット面側(裏面)の耐水度が25m
m、耐水度差が28.0%、吸水倍率が1.89であつ
た。表1に不織布の物性等を示す。
【0046】
【発明の効果】本発明の複合化不織布は吸水性や不織布
強度が優れ、且つ、吸水性、通気度、耐水度、等の物性
がバランスよく兼ね備えられている。従って建築用結露
防止材、断熱材、防音材等の建築資材、農業用カバ−
材、水濡れ等のある野菜や魚貝類等の包装材、紙おむつ
等の吸収性物品の材料等に使用可能である。又本発明の
不織布単独又は他のシ−ト等と併用し、トレ−状、箱
状、筒状、等のような立体形状に成型し各種用途に使用
出来る。
強度が優れ、且つ、吸水性、通気度、耐水度、等の物性
がバランスよく兼ね備えられている。従って建築用結露
防止材、断熱材、防音材等の建築資材、農業用カバ−
材、水濡れ等のある野菜や魚貝類等の包装材、紙おむつ
等の吸収性物品の材料等に使用可能である。又本発明の
不織布単独又は他のシ−ト等と併用し、トレ−状、箱
状、筒状、等のような立体形状に成型し各種用途に使用
出来る。
Claims (14)
- 【請求項1】 熱融着性短繊維と水分含有率5〜20重
量%を有する親水性短繊維が混繊された抄紙不織布と、
熱融着性繊維不織布が積層され、かつエンボスにより熱
圧着された複合化不織布。 - 【請求項2】 熱融着性繊維不織布がメルトブロー不織
布である請求項1に記載の複合化不織布。 - 【請求項3】 熱融着性繊維不織布がスパンボンド不織
布である請求項1に記載の複合化不織布。 - 【請求項4】 抄紙不織布が、熱融着性短繊維2〜50
重量%と親水性短繊維98〜50重量%が混繊抄紙され
且つ該熱融着性短繊維により熱融着された不織布であ
り、熱融着性繊維不織布が該繊維により熱融着された不
織布である請求項1〜3の何れかに記載の複合化不織
布。 - 【請求項5】 熱融着性短繊維が、低融点樹脂が繊維表
面の少なくとも一部を形成する複合繊維である請求項1
〜4の何れかに記載の複合化不織布。 - 【請求項6】 親水性短繊維が、パルプ、綿、レ−ヨン
から選ばれた少なくとも1種である請求項1〜5の何れ
かに記載の複合化不織布。 - 【請求項7】 熱融着性繊維不織布が、低融点樹脂が繊
維表面の少なくとも一部を形成する複合繊維からなる不
織布である請求項1〜6の何れかに記載の複合化不織
布。 - 【請求項8】 熱融着性繊維不織布が、低融点長繊維1
0〜70重量%と高融点長繊維90〜30重量%が混繊
された長繊維からなる不織布である請求項1〜6の何れ
かに記載の複合化不織布。 - 【請求項9】 熱融着性繊維不織布が、繊維径12μm
以下のメルトブロ−不織布である請求項2に記載の複合
化不織布。 - 【請求項10】 複合化不織布が、通気度2cc/cm
2・秒以上である請求項1〜9の何れかに記載の不織
布。 - 【請求項11】 複合化不織布が、表面と裏面何れも耐
水度が25mm以上である請求項1〜10の何れかに記
載の不織布。 - 【請求項12】 複合化不織布が、表面と裏面の耐水度
に20%以上の差がある請求項11に記載の不織布。 - 【請求項13】 複合化不織布が、吸水倍率0.4以上
である請求項1〜12の何れかに記載の不織布。 - 【請求項14】 請求項1〜13の何れかに記載の複合
化不織布が用いられた吸水吸湿性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017598A JPH11291377A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 複合化不織布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017598A JPH11291377A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 複合化不織布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291377A true JPH11291377A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14528961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11017598A Pending JPH11291377A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 複合化不織布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291377A (ja) |
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1998
- 1998-04-06 JP JP11017598A patent/JPH11291377A/ja active Pending
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