JPH11292794A - 経皮吸収製剤 - Google Patents
経皮吸収製剤Info
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- JPH11292794A JPH11292794A JP9185698A JP9185698A JPH11292794A JP H11292794 A JPH11292794 A JP H11292794A JP 9185698 A JP9185698 A JP 9185698A JP 9185698 A JP9185698 A JP 9185698A JP H11292794 A JPH11292794 A JP H11292794A
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- polyester
- dicarboxylic acid
- acid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 皮膚追随性を有し、例えば皺などの少ない製
剤の外観の良好性に優れ、さらに薬物吸収性に優れた経
皮吸収製剤を提供することを目的とする。 【解決手段】 支持基材の片面に薬剤と吸収促進剤とを
含有する粘着剤層を設けた経皮吸収製剤において、該支
持基材が(a)芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを
主たる構成成分とするポリエステルからなるハードセグ
メント、(b)芳香族ジカルボン酸と下記式(1)のジ
オールを主たる構成成分とするポリエステルからなるソ
フトセグメント、とからなるポリエステル・エステルブ
ロック共重合体であり、該ハードセグメントと該ソフト
セグメントの重量比が、20〜70重量%:80〜30重量%であ
る経皮吸収製剤。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1)
剤の外観の良好性に優れ、さらに薬物吸収性に優れた経
皮吸収製剤を提供することを目的とする。 【解決手段】 支持基材の片面に薬剤と吸収促進剤とを
含有する粘着剤層を設けた経皮吸収製剤において、該支
持基材が(a)芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを
主たる構成成分とするポリエステルからなるハードセグ
メント、(b)芳香族ジカルボン酸と下記式(1)のジ
オールを主たる構成成分とするポリエステルからなるソ
フトセグメント、とからなるポリエステル・エステルブ
ロック共重合体であり、該ハードセグメントと該ソフト
セグメントの重量比が、20〜70重量%:80〜30重量%であ
る経皮吸収製剤。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は経皮吸収製剤に関
し、更に詳しくは本発明は、例えば皮膚追随性、製剤の
外観の良好性、薬物吸収性等に優れた経皮吸収製剤に関
する。
し、更に詳しくは本発明は、例えば皮膚追随性、製剤の
外観の良好性、薬物吸収性等に優れた経皮吸収製剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】皮膚に貼付することにより皮膚を通して
薬物を体内に投与することを目的とした経皮吸収製剤
は、パップ剤、プラスター等の種々の形態のものが開発
されている。経皮吸収製剤は薬物を含有する粘着剤層を
支持体に積層して構成されるものであるが、含有させる
薬物は消炎鎮痛剤等の局所作用薬、血管拡張薬等の全身
作用薬など多種多様である。
薬物を体内に投与することを目的とした経皮吸収製剤
は、パップ剤、プラスター等の種々の形態のものが開発
されている。経皮吸収製剤は薬物を含有する粘着剤層を
支持体に積層して構成されるものであるが、含有させる
薬物は消炎鎮痛剤等の局所作用薬、血管拡張薬等の全身
作用薬など多種多様である。
【0003】上記経皮吸収製剤は貼付部位が皮膚面であ
るため、貼り付けたときに違和感がなく、また皮膚の動
きに追従するものである必要が有り、支持基材には柔軟
性を有する素材、例えば、プラスチック製フィルム、不
織布、織布等が用いられている。また、貼付部位が肘膝
関節部位等の屈曲部であるものには、柔軟性のほか伸縮
性をも具備した素材が用いられている。
るため、貼り付けたときに違和感がなく、また皮膚の動
きに追従するものである必要が有り、支持基材には柔軟
性を有する素材、例えば、プラスチック製フィルム、不
織布、織布等が用いられている。また、貼付部位が肘膝
関節部位等の屈曲部であるものには、柔軟性のほか伸縮
性をも具備した素材が用いられている。
【0004】上記条件を満たす素材として、特開平7−
165565号公報では、ポリテトラメチレングリコー
ル成分をハードセグメント成分とし、ポリオキシテトラ
メチレングリコールをソフトセグメント成分とするポリ
エステル・エーテルブロック共重合体を用いている。
165565号公報では、ポリテトラメチレングリコー
ル成分をハードセグメント成分とし、ポリオキシテトラ
メチレングリコールをソフトセグメント成分とするポリ
エステル・エーテルブロック共重合体を用いている。
【0005】このポリエステル・エーテルブロック共重
合体は有害物質を含まず、柔軟で可塑剤などの染み出し
も無いため優れている。しかしながら、この共重合体
は、薬物の経皮吸収を促進するために用いられている吸
収促進剤の種類によっては吸収促進剤が支持基材に移行
してしまい、特に高級脂肪酸エステル化合物を吸収促進
剤に用いると支持基材が膨潤し、皺が発生するという製
剤の外観上の問題や、薬物の吸収性低下等の問題があ
る。
合体は有害物質を含まず、柔軟で可塑剤などの染み出し
も無いため優れている。しかしながら、この共重合体
は、薬物の経皮吸収を促進するために用いられている吸
収促進剤の種類によっては吸収促進剤が支持基材に移行
してしまい、特に高級脂肪酸エステル化合物を吸収促進
剤に用いると支持基材が膨潤し、皺が発生するという製
剤の外観上の問題や、薬物の吸収性低下等の問題があ
る。
【0006】また、特開平7−165564号公報では
ポリテトラメチレングリコール成分をハードセグメント
成分とし、脂肪族ポリエステル及び/又は芳香族ジカル
ボン酸と炭素数5以上のグリコールとからなるポリエス
テルをソフトセグメント成分とするポリエステル・エス
テルブロック共重合体を用いている。
ポリテトラメチレングリコール成分をハードセグメント
成分とし、脂肪族ポリエステル及び/又は芳香族ジカル
ボン酸と炭素数5以上のグリコールとからなるポリエス
テルをソフトセグメント成分とするポリエステル・エス
テルブロック共重合体を用いている。
【0007】このポリエステル・エステルブロック共重
合体は有害物質を含まず、柔軟で可塑剤などの染み出し
も無いうえに臭いの遮蔽効果も有しているが、依然とし
て高級脂肪酸エステル化合物の移行に伴って支持基材が
膨潤し、皺が発生するという製剤の外観上の問題や、吸
収促進剤の移行による薬物の吸収性低下等の問題があ
る。
合体は有害物質を含まず、柔軟で可塑剤などの染み出し
も無いうえに臭いの遮蔽効果も有しているが、依然とし
て高級脂肪酸エステル化合物の移行に伴って支持基材が
膨潤し、皺が発生するという製剤の外観上の問題や、吸
収促進剤の移行による薬物の吸収性低下等の問題があ
る。
【0008】これを阻止するため、軟質プラスチックフ
ィルム上にPET(ポリエチレンテレフタレート)を積
層する方法、ふっ素樹脂を積層する方法(特開平2−2
37915号公報)、アルミ箔などの金属薄膜を積層す
る方法などがある。
ィルム上にPET(ポリエチレンテレフタレート)を積
層する方法、ふっ素樹脂を積層する方法(特開平2−2
37915号公報)、アルミ箔などの金属薄膜を積層す
る方法などがある。
【0009】しかし、これらの方法では、支持基材の柔
軟性が欠如したり、伸縮性が無かったり、形成された層
が剥離しやすいなどの問題がある。
軟性が欠如したり、伸縮性が無かったり、形成された層
が剥離しやすいなどの問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明の目
的は、皮膚追随性を有する経皮吸収製剤を提供すること
を目的とする。さらに、本発明の目的は、皮膚追随性を
有し、薬物吸収性等に優れた経皮吸収製剤を提供するこ
とを目的とする。また、本発明の目的は、皮膚追随性を
有し、例えば皺等の少ない、製剤の外観の良好性に優れ
た経皮吸収製剤を提供することを目的とする。またさら
に、本発明の目的は、皮膚追随性を有し、例えば皺等の
少ない、製剤の外観の良好性に優れ、さらに薬物吸収性
等に優れた経皮吸収製剤を提供することを目的とする。
的は、皮膚追随性を有する経皮吸収製剤を提供すること
を目的とする。さらに、本発明の目的は、皮膚追随性を
有し、薬物吸収性等に優れた経皮吸収製剤を提供するこ
とを目的とする。また、本発明の目的は、皮膚追随性を
有し、例えば皺等の少ない、製剤の外観の良好性に優れ
た経皮吸収製剤を提供することを目的とする。またさら
に、本発明の目的は、皮膚追随性を有し、例えば皺等の
少ない、製剤の外観の良好性に優れ、さらに薬物吸収性
等に優れた経皮吸収製剤を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述の課題
を解決すべく鋭意検討した結果、特定のポリエステル・
エステルブロック共重合体よりなる支持基材を用いるこ
とにより、所望の経皮吸収製剤が得られることを見出し
た。
を解決すべく鋭意検討した結果、特定のポリエステル・
エステルブロック共重合体よりなる支持基材を用いるこ
とにより、所望の経皮吸収製剤が得られることを見出し
た。
【0012】即ち、本発明は、支持基材の片面に薬剤と
吸収促進剤とを含有する粘着剤層を設けた経皮吸収製剤
において、該支持基材が(a)芳香族ジカルボン酸と脂
肪族ジオールを主たる構成成分とするポリエステルから
なるハードセグメント、(b)芳香族ジカルボン酸と下
記式(1)のジオールを主たる構成成分とするポリエス
テルからなるソフトセグメント、とからなるポリエステ
ル・エステルブロック共重合体であり、該ハードセグメ
ントと該ソフトセグメントの重量比が、20〜70重量%:8
0〜30重量%である経皮吸収製剤である。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1)
吸収促進剤とを含有する粘着剤層を設けた経皮吸収製剤
において、該支持基材が(a)芳香族ジカルボン酸と脂
肪族ジオールを主たる構成成分とするポリエステルから
なるハードセグメント、(b)芳香族ジカルボン酸と下
記式(1)のジオールを主たる構成成分とするポリエス
テルからなるソフトセグメント、とからなるポリエステ
ル・エステルブロック共重合体であり、該ハードセグメ
ントと該ソフトセグメントの重量比が、20〜70重量%:8
0〜30重量%である経皮吸収製剤である。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1)
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるポリエステル
・エステルブロック共重合体は、(a)芳香族ジカルボ
ン酸と脂肪族ジオールを主たる構成成分とするポリエス
テルからなるハードセグメント、(b)芳香族ジカルボ
ン酸と下記式(1)のジオールを主たる構成成分とする
ポリエステルからなるソフトセグメント、とからなり、
該ハードセグメントと該ソフトセグメントの重量比が、
20〜70重量%:80〜30重量%である。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1)
・エステルブロック共重合体は、(a)芳香族ジカルボ
ン酸と脂肪族ジオールを主たる構成成分とするポリエス
テルからなるハードセグメント、(b)芳香族ジカルボ
ン酸と下記式(1)のジオールを主たる構成成分とする
ポリエステルからなるソフトセグメント、とからなり、
該ハードセグメントと該ソフトセグメントの重量比が、
20〜70重量%:80〜30重量%である。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1)
【0014】このようなポリエステル・エステルブロッ
ク共重合体は、通常エラストマーとしての性質を有する
が、本発明の経皮吸収製剤の支持基材として使用する関
係上、ポリエステル・エステルブロック共重合体はポリ
エステルエラストマーであるのが好ましい。
ク共重合体は、通常エラストマーとしての性質を有する
が、本発明の経皮吸収製剤の支持基材として使用する関
係上、ポリエステル・エステルブロック共重合体はポリ
エステルエラストマーであるのが好ましい。
【0015】かかるハードセグメントは、通常結晶性ポ
リエステルであるのが好ましく、特にポリテトラメチレ
ンテレフタレートを主たる構成成分とするのが好ましい
が、他に、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジ
フェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルエー
テルジカルボン酸、メチルテレフタル酸、メチルイソフ
タル酸などテレフタル酸以外のベンゼン又はナフタレン
環を含む芳香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、
セバチン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン
酸などの炭素数4〜12の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸、エチレ
ングリコール、トリメチレングリコール、ヘキサメチレ
ングリコールなどのテトラメチレングリコール以外の炭
素数2〜12の脂肪族ジオール、シクロヘキサンジメタノ
ールなどの脂環族ジオール、ε−オキシカプロン酸、オ
キシ安息香酸、ヒドロキシエトキシ安息香酸などのオキ
シカルボン酸などの他種カルボン酸が共重合されていて
もよい。この共重合割合は該ハードセグメント全体のジ
カルボン酸成分に対して40モル%未満、好ましくは30モ
ル%未満である。該共重合割合は、少ないほど融点も高
く好ましいが、柔軟性を増すために共重合する場合もあ
る。しかし、該共重合割合が大きくなると結晶化しにく
くなり、成形性などが悪くなるため、あまり多くても好
ましくないのである。該共重合割合はブロック共重合体
では特定しにくいが、結晶の融点が、150℃以上好まし
くは160℃以上の場合に適用できる。
リエステルであるのが好ましく、特にポリテトラメチレ
ンテレフタレートを主たる構成成分とするのが好ましい
が、他に、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジ
フェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルエー
テルジカルボン酸、メチルテレフタル酸、メチルイソフ
タル酸などテレフタル酸以外のベンゼン又はナフタレン
環を含む芳香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、
セバチン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン
酸などの炭素数4〜12の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸、エチレ
ングリコール、トリメチレングリコール、ヘキサメチレ
ングリコールなどのテトラメチレングリコール以外の炭
素数2〜12の脂肪族ジオール、シクロヘキサンジメタノ
ールなどの脂環族ジオール、ε−オキシカプロン酸、オ
キシ安息香酸、ヒドロキシエトキシ安息香酸などのオキ
シカルボン酸などの他種カルボン酸が共重合されていて
もよい。この共重合割合は該ハードセグメント全体のジ
カルボン酸成分に対して40モル%未満、好ましくは30モ
ル%未満である。該共重合割合は、少ないほど融点も高
く好ましいが、柔軟性を増すために共重合する場合もあ
る。しかし、該共重合割合が大きくなると結晶化しにく
くなり、成形性などが悪くなるため、あまり多くても好
ましくないのである。該共重合割合はブロック共重合体
では特定しにくいが、結晶の融点が、150℃以上好まし
くは160℃以上の場合に適用できる。
【0016】また、該ハードセグメントを構成する結晶
性ポリエステルは芳香族ジカルボン酸又はそのエステル
形成性誘導体、及び脂肪族ジオール又はそのエステル形
成性誘導体を用いて従来公知の重合方法により製造する
ことが出来る。
性ポリエステルは芳香族ジカルボン酸又はそのエステル
形成性誘導体、及び脂肪族ジオール又はそのエステル形
成性誘導体を用いて従来公知の重合方法により製造する
ことが出来る。
【0017】一方、ソフトセグメントとしては、テレフ
タル酸とHO(CH2CH2O)nH(n=2〜5)のジオールを主たる構
成成分とするポリエステルを用いるが、テレフタル酸以
外の芳香族ジカルボン酸、脂肪族又は脂環族ジカルボン
酸や短鎖ジオールを共重合したものであっても良い。こ
のジカルボン酸及び短鎖ジオールの共重合割合はテレフ
タル酸を含む該ソフトセグメントの全ジカルボン酸成分
に対して40モル%以下であることが好ましい。
タル酸とHO(CH2CH2O)nH(n=2〜5)のジオールを主たる構
成成分とするポリエステルを用いるが、テレフタル酸以
外の芳香族ジカルボン酸、脂肪族又は脂環族ジカルボン
酸や短鎖ジオールを共重合したものであっても良い。こ
のジカルボン酸及び短鎖ジオールの共重合割合はテレフ
タル酸を含む該ソフトセグメントの全ジカルボン酸成分
に対して40モル%以下であることが好ましい。
【0018】ここで使用され得る共重合可能な芳香族ジ
カルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸
としては、例えばイソフタル酸、フタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸、炭素数4〜12の直鎖状のジカルボン酸、
特に炭素数8〜12の直鎖状ジカルボン酸、シクロヘキサ
ンジカルボン酸等が挙げられる。共重合可能な短鎖ジオ
ールとしては、炭素数2〜12の直鎖状脂肪族ジオール等
が例示される。
カルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸
としては、例えばイソフタル酸、フタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸、炭素数4〜12の直鎖状のジカルボン酸、
特に炭素数8〜12の直鎖状ジカルボン酸、シクロヘキサ
ンジカルボン酸等が挙げられる。共重合可能な短鎖ジオ
ールとしては、炭素数2〜12の直鎖状脂肪族ジオール等
が例示される。
【0019】また、該ソフトセグメントを構成するポリ
エステルは芳香族ジカルボン酸又はそのエステル形成性
誘導体、及び式(1)で表わされるジオール又はそのエ
ステル形成性誘導体を用いて従来公知の重合方法により
製造することが出来る。
エステルは芳香族ジカルボン酸又はそのエステル形成性
誘導体、及び式(1)で表わされるジオール又はそのエ
ステル形成性誘導体を用いて従来公知の重合方法により
製造することが出来る。
【0020】本発明に用いられるポリエステル・エステ
ルブロック共重合体において、ハードセグメントとソフ
トセグメントの重量比は20〜70重量%:80〜30重量%、好
ましくは25〜50重量%:75〜50重量%である。ハードセグ
メントの含有比がこれより大きい場合支持基材としての
弾性特性が低下し柔軟性が乏しくなり、皮膚追随性が不
十分となるため好ましくない。またソフトセグメントの
含有比がこれより大きい場合は結晶性が小さくなりポリ
エステル・エステルブロック共重合体の耐熱性が不足し
て使用が困難となるため好ましくない。
ルブロック共重合体において、ハードセグメントとソフ
トセグメントの重量比は20〜70重量%:80〜30重量%、好
ましくは25〜50重量%:75〜50重量%である。ハードセグ
メントの含有比がこれより大きい場合支持基材としての
弾性特性が低下し柔軟性が乏しくなり、皮膚追随性が不
十分となるため好ましくない。またソフトセグメントの
含有比がこれより大きい場合は結晶性が小さくなりポリ
エステル・エステルブロック共重合体の耐熱性が不足し
て使用が困難となるため好ましくない。
【0021】本発明に用いるポリエステル・エステルブ
ロック共重合体は、ソフトセグメントを構成するポリエ
ステル及びハードセグメントを構成するポリエステルを
それぞれ製造し、溶融混合して共重合体としての融点が
ハードセグメントを構成するポリエステル成分の融点よ
りも2〜40℃低くなるようにする方法により製造するこ
とが出来る。この融点は、混合温度と時間によって変化
するので、目的の融点を示す状態になった時点で、リン
オキシ酸等の触媒失活剤を添加して触媒を失活させるの
が好ましい。
ロック共重合体は、ソフトセグメントを構成するポリエ
ステル及びハードセグメントを構成するポリエステルを
それぞれ製造し、溶融混合して共重合体としての融点が
ハードセグメントを構成するポリエステル成分の融点よ
りも2〜40℃低くなるようにする方法により製造するこ
とが出来る。この融点は、混合温度と時間によって変化
するので、目的の融点を示す状態になった時点で、リン
オキシ酸等の触媒失活剤を添加して触媒を失活させるの
が好ましい。
【0022】本発明で用いられるポリエステル・エステ
ルブロック共重合体は、35℃オルトクロルフェノール中
で測定した固有粘度が0.6以上、好ましくは0.8〜1.5の
ものが適用できる。これより固有粘度が低い場合は、機
械的強度が低くなるため好ましくない。
ルブロック共重合体は、35℃オルトクロルフェノール中
で測定した固有粘度が0.6以上、好ましくは0.8〜1.5の
ものが適用できる。これより固有粘度が低い場合は、機
械的強度が低くなるため好ましくない。
【0023】本発明に用いるポリエステル・エステルブ
ロック共重合体には、安定剤、強化充填剤、顔料、染
料、難燃剤、核剤、滑剤及びその他添加剤を、本発明の
効果が損なわれない範囲で含有せしめても良く、また他
のポリマーを配合しても良い。
ロック共重合体には、安定剤、強化充填剤、顔料、染
料、難燃剤、核剤、滑剤及びその他添加剤を、本発明の
効果が損なわれない範囲で含有せしめても良く、また他
のポリマーを配合しても良い。
【0024】該ポリエステル・エステルブロック共重合
体よりなる支持基材の形態としては、織布、不織布、編
物、フィルム、シート等が挙げられ、不織布、フィルム
が特に好ましい。該支持基材の厚みは特に制限されない
が、好ましくは5〜5000μm、より好ましくは10〜2000
μmである。
体よりなる支持基材の形態としては、織布、不織布、編
物、フィルム、シート等が挙げられ、不織布、フィルム
が特に好ましい。該支持基材の厚みは特に制限されない
が、好ましくは5〜5000μm、より好ましくは10〜2000
μmである。
【0025】本発明においては、薬物の経皮吸収性を向
上させるために吸収促進剤を用いるが、該吸収促進剤と
しては高級脂肪酸エステル化合物が好ましい。有効量の
吸収が望めない場合にはさらに経皮吸収性を促進する助
剤、例えばグリコール類及びこれらのアルキルエステ
ル;アルキルエーテル;油脂類;尿素誘導体;各種界面
活性剤などを、粘着剤層の皮膚接着特性や薬物の安定性
を損なわない範囲で含有させて薬物吸収を向上させるこ
とが出来る。
上させるために吸収促進剤を用いるが、該吸収促進剤と
しては高級脂肪酸エステル化合物が好ましい。有効量の
吸収が望めない場合にはさらに経皮吸収性を促進する助
剤、例えばグリコール類及びこれらのアルキルエステ
ル;アルキルエーテル;油脂類;尿素誘導体;各種界面
活性剤などを、粘着剤層の皮膚接着特性や薬物の安定性
を損なわない範囲で含有させて薬物吸収を向上させるこ
とが出来る。
【0026】該高級脂肪酸エステル化合物としては、例
えば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソオ
クチル、オレイン酸エチル、セバシン酸ジエチル等が挙
げられる。このような高級脂肪酸エステル化合物は、粘
着剤層中に0.1〜50重量%含有させることが好まし
い。0.1重量%より少ないと薬物の経皮吸収性を向上
させることが困難であり、50重量%以上では粘着剤層
の自己凝集能力が劣るようになり、製剤の剥離後に粘着
剤層が皮膚に残るので好ましくない。
えば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソオ
クチル、オレイン酸エチル、セバシン酸ジエチル等が挙
げられる。このような高級脂肪酸エステル化合物は、粘
着剤層中に0.1〜50重量%含有させることが好まし
い。0.1重量%より少ないと薬物の経皮吸収性を向上
させることが困難であり、50重量%以上では粘着剤層
の自己凝集能力が劣るようになり、製剤の剥離後に粘着
剤層が皮膚に残るので好ましくない。
【0027】本発明の薬物としては、経皮的に生体内に
吸収されるものであればよく、例えば下記薬物が挙げら
れる。
吸収されるものであればよく、例えば下記薬物が挙げら
れる。
【0028】1)コルチコステロイド類:例えば、ハイ
ドロコーチゾン、プレドニゾロン、パラメタゾン、ベク
ロメタゾンプロピオネート、フルメタゾン、ベタメタゾ
ン、ベタメタゾンバレレート、デキサメタゾン、トリア
ムシノロン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノ
ロン、フルオシノロンアセトニド、フルオシノロンアセ
トニドアセテート、プロピオン酸クロベタゾールなど、 2)消炎鎮痛剤:例えば、インドメタシン、ケトプロフ
ェン、アセトアミノフェノン、メフェナム酸、フルフェ
ナム酸、ジクロフェナック、ジクロフェナックナトリウ
ム、アルクロフェナック、オキシフェンブタゾン、フェ
ニルブタゾン、イブプロフェン、フルルビプロフェン、
サリチル酸、サリチル酸メチル、1−メントール、カン
ファー、スリンダック、トルメチンナトリウム、ナプロ
キセン、フェンブフェンなど、 3)催眠鎮静剤:例えば、フェノバルビタール、アモバ
ルビタール、シクロバルビタール、トリアゾラム、ニト
ラゼパム、フルニトラゼパム、ロラゼパム、ハロペリド
ールなど、 4)精神安定剤:例えば、フルフェナジン、テオリタジ
ン、ジアゼパム、フルジアゼパム、フルニトラゼパム、
クロルプロマジンなど、 5)抗高血圧剤:例えば、クロニジン、塩酸クロニジ
ン、ピンドロール、プロプラノロール、塩酸プロプラノ
ロール、ブフラノール、インデノロール、ニバジピン、
ニモジピン、ロフェジキシン、ニトレンジピン、ニプラ
ジロール、ブクモロール、ニフェジピンなど、 6)降圧利尿剤:例えば、ハイドロサイアザイド、ベン
ドロフルメサイアザイド、シクロベンチアザイドなど、
7)抗生物質: 例えば、ペニシリン、テトラサイクリン、オキシテトラ
サイクリン、硫酸フラジオマイシン、エリスロマイシ
ン、クロラムフェニコールなど、 8)麻酔剤:例えば、リドカイン、塩酸ジブカイン、ベ
ンゾカイン、アミノ安息香酸エチルなど、 9)抗菌性物質:例えば、塩化ベンザルコニウム、ニト
ロフラゾン、ナイスタチン、アセトスルファミン、クロ
トリマゾールなど、 10)抗真菌剤:例えば、ペンタマイシン、アムホテリ
シンB、ピロールニトリン、クロトリマゾールなど、 11)ビタミン剤:例えば、ビタミンA、ビタミンE、
ビタミンK、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェ
ロール、オクトチアシン、リボフラビン酪酸エステルな
ど、 12)抗癲癇剤:例えば、ニトラゼパム、メプロバメー
ト、クロナゼパムなど、 13)冠血管拡張剤:例えば、ニトログリセリン、ニト
ログリコール、イソソルビドジナイトレート、エリスリ
トールテトラナイレート、プロパチルナイトレート、ジ
ピリダモール、モリシドミンなど、 14)抗ヒスタミン剤:例えば、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、クロルフェニラミン、ジフェニルイミダゾールな
ど、 15)鎮咳剤:例えば、臭化水素酸デキストロメトルフ
ァン、デキストロメトルファン、テルブタリン、硫酸テ
ルブタソン、エフェドリン、塩酸エフェドリン、硫酸サ
ルブタモール、サルブタモール、塩酸イソプロテレノー
ル、イソプロテレノール、硫酸イソプレテレノールな
ど、 16)性ホルモン:例えば、プロゲステロン、エストラ
ジオールなど、 17)抗鬱剤:例えば、ドキセピンなど、 18)脳循環改善剤:例えば、ヒデルギン、エルゴット
アルカロイド、イフェンプロジルなど、 19)制吐剤、抗潰瘍剤:例えば、メトクロプラミド、
クレボプライド、ドンペリドン、スコポラミン、臭化水
素酸スコポラミンなど、 20)生体医薬:例えば、ポリペプチド類など、 21)その他:例えば、フェンタニール、デスモプレシ
ン、ジゴキシン、5−フルオロウラシル、メルカプトプ
リンなど。 このような薬物は粘着剤層中に0.05〜40重量%の
範囲で含有させるが、これらの薬物は治療の目的、作用
などに応じて二種類以上併用することも出来る。
ドロコーチゾン、プレドニゾロン、パラメタゾン、ベク
ロメタゾンプロピオネート、フルメタゾン、ベタメタゾ
ン、ベタメタゾンバレレート、デキサメタゾン、トリア
ムシノロン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノ
ロン、フルオシノロンアセトニド、フルオシノロンアセ
トニドアセテート、プロピオン酸クロベタゾールなど、 2)消炎鎮痛剤:例えば、インドメタシン、ケトプロフ
ェン、アセトアミノフェノン、メフェナム酸、フルフェ
ナム酸、ジクロフェナック、ジクロフェナックナトリウ
ム、アルクロフェナック、オキシフェンブタゾン、フェ
ニルブタゾン、イブプロフェン、フルルビプロフェン、
サリチル酸、サリチル酸メチル、1−メントール、カン
ファー、スリンダック、トルメチンナトリウム、ナプロ
キセン、フェンブフェンなど、 3)催眠鎮静剤:例えば、フェノバルビタール、アモバ
ルビタール、シクロバルビタール、トリアゾラム、ニト
ラゼパム、フルニトラゼパム、ロラゼパム、ハロペリド
ールなど、 4)精神安定剤:例えば、フルフェナジン、テオリタジ
ン、ジアゼパム、フルジアゼパム、フルニトラゼパム、
クロルプロマジンなど、 5)抗高血圧剤:例えば、クロニジン、塩酸クロニジ
ン、ピンドロール、プロプラノロール、塩酸プロプラノ
ロール、ブフラノール、インデノロール、ニバジピン、
ニモジピン、ロフェジキシン、ニトレンジピン、ニプラ
ジロール、ブクモロール、ニフェジピンなど、 6)降圧利尿剤:例えば、ハイドロサイアザイド、ベン
ドロフルメサイアザイド、シクロベンチアザイドなど、
7)抗生物質: 例えば、ペニシリン、テトラサイクリン、オキシテトラ
サイクリン、硫酸フラジオマイシン、エリスロマイシ
ン、クロラムフェニコールなど、 8)麻酔剤:例えば、リドカイン、塩酸ジブカイン、ベ
ンゾカイン、アミノ安息香酸エチルなど、 9)抗菌性物質:例えば、塩化ベンザルコニウム、ニト
ロフラゾン、ナイスタチン、アセトスルファミン、クロ
トリマゾールなど、 10)抗真菌剤:例えば、ペンタマイシン、アムホテリ
シンB、ピロールニトリン、クロトリマゾールなど、 11)ビタミン剤:例えば、ビタミンA、ビタミンE、
ビタミンK、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェ
ロール、オクトチアシン、リボフラビン酪酸エステルな
ど、 12)抗癲癇剤:例えば、ニトラゼパム、メプロバメー
ト、クロナゼパムなど、 13)冠血管拡張剤:例えば、ニトログリセリン、ニト
ログリコール、イソソルビドジナイトレート、エリスリ
トールテトラナイレート、プロパチルナイトレート、ジ
ピリダモール、モリシドミンなど、 14)抗ヒスタミン剤:例えば、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、クロルフェニラミン、ジフェニルイミダゾールな
ど、 15)鎮咳剤:例えば、臭化水素酸デキストロメトルフ
ァン、デキストロメトルファン、テルブタリン、硫酸テ
ルブタソン、エフェドリン、塩酸エフェドリン、硫酸サ
ルブタモール、サルブタモール、塩酸イソプロテレノー
ル、イソプロテレノール、硫酸イソプレテレノールな
ど、 16)性ホルモン:例えば、プロゲステロン、エストラ
ジオールなど、 17)抗鬱剤:例えば、ドキセピンなど、 18)脳循環改善剤:例えば、ヒデルギン、エルゴット
アルカロイド、イフェンプロジルなど、 19)制吐剤、抗潰瘍剤:例えば、メトクロプラミド、
クレボプライド、ドンペリドン、スコポラミン、臭化水
素酸スコポラミンなど、 20)生体医薬:例えば、ポリペプチド類など、 21)その他:例えば、フェンタニール、デスモプレシ
ン、ジゴキシン、5−フルオロウラシル、メルカプトプ
リンなど。 このような薬物は粘着剤層中に0.05〜40重量%の
範囲で含有させるが、これらの薬物は治療の目的、作用
などに応じて二種類以上併用することも出来る。
【0029】本発明の粘着剤層を構成する好ましい粘着
剤としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコ
ーン系粘着剤などが用いられ、薬物が最も効果的に皮膚
より吸収され、なおかつ皮膚への刺激性が低くなるよう
に適宜選択することが出来る。
剤としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコ
ーン系粘着剤などが用いられ、薬物が最も効果的に皮膚
より吸収され、なおかつ皮膚への刺激性が低くなるよう
に適宜選択することが出来る。
【0030】アクリル系粘着剤としては、特に、炭素数
4〜18の脂肪族アルコールと(メタ)アクリル酸とから
得られる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重
合体もしくは共重合体、及び/又は上記(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルとその他の官能性単量体との共重
合体が好適に用いられる。
4〜18の脂肪族アルコールと(メタ)アクリル酸とから
得られる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重
合体もしくは共重合体、及び/又は上記(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルとその他の官能性単量体との共重
合体が好適に用いられる。
【0031】上記(メタ)アクリル酸エステルとして
は、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸-2-エ
チルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチ
ル、メタクリル酸-2-エチルヘキシル、メタクリル酸イ
ソオクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸イソデ
シル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル
などが例示される。
は、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸-2-エ
チルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチ
ル、メタクリル酸-2-エチルヘキシル、メタクリル酸イ
ソオクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸イソデ
シル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル
などが例示される。
【0032】上記官能性モノマーの例としては、水酸基
を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、
アミド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノマー
などが挙げられる。水酸基を有するモノマーとしては、
2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレートが例示される。カルボキシル基
を有するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸
などのα-β不飽和カルボン酸、マレイン酸ブチルなど
のマレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸、フマ
ル酸、クロトン酸などが例示される。無水マレイン酸も
マレイン酸と同様の(共)重合成分を与える。アミド基
を有するモノマーとしては、アクリルアミド、ジメチル
アクリルアミド、ジエチルアクリルアミドなどのアルキ
ル(メタ)アクリルアミド、ブトキシメチルアクリルア
ミド、エトキシメチルアクリルアミドなどのアルキルエ
ーテルメチロール(メタ)アクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、ビニルピロリドンなどが例示される。
アミノ基を有するモノマーとしては、ジメチルアミノエ
チルアクリレートなどが例示される。
を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、
アミド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノマー
などが挙げられる。水酸基を有するモノマーとしては、
2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレートが例示される。カルボキシル基
を有するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸
などのα-β不飽和カルボン酸、マレイン酸ブチルなど
のマレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸、フマ
ル酸、クロトン酸などが例示される。無水マレイン酸も
マレイン酸と同様の(共)重合成分を与える。アミド基
を有するモノマーとしては、アクリルアミド、ジメチル
アクリルアミド、ジエチルアクリルアミドなどのアルキ
ル(メタ)アクリルアミド、ブトキシメチルアクリルア
ミド、エトキシメチルアクリルアミドなどのアルキルエ
ーテルメチロール(メタ)アクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、ビニルピロリドンなどが例示される。
アミノ基を有するモノマーとしては、ジメチルアミノエ
チルアクリレートなどが例示される。
【0033】上記以外の共重合性モノマーとしては、酢
酸ビニル、ビニルアルコール、スチレン、α-メチルス
チレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、エチレン、プ
ロピレン、ブタジエンなども使用できる。粘着剤中には
(メタ)アクリル酸アルキルエステルが(共)重合成分
として50重量%以上含有されることが好ましい。
酸ビニル、ビニルアルコール、スチレン、α-メチルス
チレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、エチレン、プ
ロピレン、ブタジエンなども使用できる。粘着剤中には
(メタ)アクリル酸アルキルエステルが(共)重合成分
として50重量%以上含有されることが好ましい。
【0034】該アクリル系粘着剤には更に必要に応じて
多官能性モノマーが加えられ、他のモノマー成分と共重
合されることもある。この多官能性モノマーの添加によ
り、生成する重合体間にごくわずかに架橋が生じ、それ
により粘着剤内部の凝集力が増大する。そのため、貼付
された皮膚の性状や発汗量にほとんど無関係に貼付材剥
離時のいわゆる糊残り現象がほぼ解消される。しかも、
この多官能性モノマーの添加は低皮膚刺激性には何ら悪
影響を与えない。このような多官能性モノマーとして
は、例えば、ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)ア
クリレート、テトラ(メタ)アクリレートなどがある
が、これらに限定されない。また、これら多官能性モノ
マーは2種以上を組み合わせて用いてもよい。多官能性
モノマーは粘着剤の製造に供される全モノマー中に0.00
5〜0.5重量%の割合で使用される。多官能性モノマーの
使用量が0.005重量%未満であると、架橋による内部凝集
力の向上の効果が小さく、また0.5重量%を越えると重合
により得られる粘着剤の架橋が多すぎるため粘着力が低
下してしまう。
多官能性モノマーが加えられ、他のモノマー成分と共重
合されることもある。この多官能性モノマーの添加によ
り、生成する重合体間にごくわずかに架橋が生じ、それ
により粘着剤内部の凝集力が増大する。そのため、貼付
された皮膚の性状や発汗量にほとんど無関係に貼付材剥
離時のいわゆる糊残り現象がほぼ解消される。しかも、
この多官能性モノマーの添加は低皮膚刺激性には何ら悪
影響を与えない。このような多官能性モノマーとして
は、例えば、ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)ア
クリレート、テトラ(メタ)アクリレートなどがある
が、これらに限定されない。また、これら多官能性モノ
マーは2種以上を組み合わせて用いてもよい。多官能性
モノマーは粘着剤の製造に供される全モノマー中に0.00
5〜0.5重量%の割合で使用される。多官能性モノマーの
使用量が0.005重量%未満であると、架橋による内部凝集
力の向上の効果が小さく、また0.5重量%を越えると重合
により得られる粘着剤の架橋が多すぎるため粘着力が低
下してしまう。
【0035】ゴム系粘着剤としては、例えば天然ゴム、
スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体、ポリ
イソプレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、エチレン
-酢酸ビニル共重合体などのゴム弾性体100重量部に、粘
着付与剤20〜200重量部、及び適量の軟化剤、安定剤な
どを添加してなるものが使用される。
スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体、ポリ
イソプレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、エチレン
-酢酸ビニル共重合体などのゴム弾性体100重量部に、粘
着付与剤20〜200重量部、及び適量の軟化剤、安定剤な
どを添加してなるものが使用される。
【0036】シリコーン系粘着剤としては、例えばポリ
ジメチルシロキサンなどを主成分とするものが使用され
る。
ジメチルシロキサンなどを主成分とするものが使用され
る。
【0037】本発明の粘着剤中には、例えばロジン系樹
脂、ポリテルペン樹脂、クマロン-インデン樹脂、石油
系樹脂、テルペン-フェノール樹脂などの粘着性付与
剤、液状ポリブテン、鉱油、ラノリン、液状ポリイソブ
チレン、液状ポリアクリレートなどの可塑剤、充填剤、
老化防止剤などの配合剤を必要に応じて含有することが
できる。
脂、ポリテルペン樹脂、クマロン-インデン樹脂、石油
系樹脂、テルペン-フェノール樹脂などの粘着性付与
剤、液状ポリブテン、鉱油、ラノリン、液状ポリイソブ
チレン、液状ポリアクリレートなどの可塑剤、充填剤、
老化防止剤などの配合剤を必要に応じて含有することが
できる。
【0038】また、本発明の経皮吸収製剤を皮膚面に貼
付した後、内部凝集力の不足によって粘着剤層が凝集破
壊したり、これに起因する皮膚面への糊残りを起こす恐
れがある場合は該粘着剤層中に、通常用いられている架
橋剤を配合したり、架橋性単量体を共重合成分として配
合して凝集力を向上させたり、電子線、紫外線などの照
射によって該粘着剤層を架橋することも出来る。
付した後、内部凝集力の不足によって粘着剤層が凝集破
壊したり、これに起因する皮膚面への糊残りを起こす恐
れがある場合は該粘着剤層中に、通常用いられている架
橋剤を配合したり、架橋性単量体を共重合成分として配
合して凝集力を向上させたり、電子線、紫外線などの照
射によって該粘着剤層を架橋することも出来る。
【0039】本発明において用いられる粘着剤は薬物を
出来る限り分解させないために、用いる薬物によって選
択される必要があるが、一般的に反応性が高いとされる
カルボキシル基、アミノ基、酸アミド基などの反応性部
位を有する単量体を用いるときはこれら単量体の配合量
を減少させたり、該部位をマスキングすることによって
反応性を低下させることが出来る。
出来る限り分解させないために、用いる薬物によって選
択される必要があるが、一般的に反応性が高いとされる
カルボキシル基、アミノ基、酸アミド基などの反応性部
位を有する単量体を用いるときはこれら単量体の配合量
を減少させたり、該部位をマスキングすることによって
反応性を低下させることが出来る。
【0040】本発明の粘着剤層は、例えば粘着剤溶液中
に高級脂肪酸エステル化合物と薬物とを含有する溶液を
加えて得られる混合溶液を離型フィルム上に塗工する
等、含有せしめる高級脂肪酸エステル化合物と薬物の安
定性等の物理的・化学的性質に反しない限り、従来公知
の薬物含有粘着剤層の製法を用いて得ることができる。
該粘着剤層の厚みは特に制限されないが、5〜1000
μm,好ましくは10〜500μmとすることによって
良好に貼付できる。
に高級脂肪酸エステル化合物と薬物とを含有する溶液を
加えて得られる混合溶液を離型フィルム上に塗工する
等、含有せしめる高級脂肪酸エステル化合物と薬物の安
定性等の物理的・化学的性質に反しない限り、従来公知
の薬物含有粘着剤層の製法を用いて得ることができる。
該粘着剤層の厚みは特に制限されないが、5〜1000
μm,好ましくは10〜500μmとすることによって
良好に貼付できる。
【0041】本発明の経皮吸収製剤は、上記のポリエス
テル・エステルブロック共重合体よりなる支持基材と、
粘着剤層とからなるが、もちろん、例えば支持基材と粘
着剤層の間に必要に応じて追加の層を設けることもでき
る。
テル・エステルブロック共重合体よりなる支持基材と、
粘着剤層とからなるが、もちろん、例えば支持基材と粘
着剤層の間に必要に応じて追加の層を設けることもでき
る。
【0042】また本発明の経皮吸収製剤は、使用時まで
その粘着剤層表面を保護するために通常はその貼付面
(粘着剤層の支持基材とは反対側の面)にセパレータ
(離型材)を有している。セパレータとしてはポリエチ
レンテレフタレートのフィルムをシリコン処理してなる
ものがよく用いられるが、セパレータはこれに限定され
ない。セパレータの厚みは500μm以下が好ましく、より
好ましくは5〜100μmである。
その粘着剤層表面を保護するために通常はその貼付面
(粘着剤層の支持基材とは反対側の面)にセパレータ
(離型材)を有している。セパレータとしてはポリエチ
レンテレフタレートのフィルムをシリコン処理してなる
ものがよく用いられるが、セパレータはこれに限定され
ない。セパレータの厚みは500μm以下が好ましく、より
好ましくは5〜100μmである。
【0043】本発明の支持基材上に該粘着剤層を設ける
方法としては、支持基材に直接粘着剤を塗布するか、あ
るいは、セパレータ上に粘着剤層を形成させて支持基材
に重ね合わせ該粘着剤層を転写する方法など従来公知の
方法を適宜選択して採用することが出来る。
方法としては、支持基材に直接粘着剤を塗布するか、あ
るいは、セパレータ上に粘着剤層を形成させて支持基材
に重ね合わせ該粘着剤層を転写する方法など従来公知の
方法を適宜選択して採用することが出来る。
【0044】上記の支持基材に直接粘着剤を塗布する方
法では、粘着剤層は、支持基材の片側の全面に、又は部
分的に、例えばスジ状、網目状、点在状などに塗工され
る。かかる支持基材への粘着剤の塗工は通常はナイフオ
ーバーロールコーターが使用されるが、他の方法を採用
してもよい。
法では、粘着剤層は、支持基材の片側の全面に、又は部
分的に、例えばスジ状、網目状、点在状などに塗工され
る。かかる支持基材への粘着剤の塗工は通常はナイフオ
ーバーロールコーターが使用されるが、他の方法を採用
してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、特定のポリエステル・
エステルブロック共重合体よりなる支持基材を用いるた
め柔らかく伸縮して皮膚追随性が良く、吸収促進剤が基
材に浸透することによって生じる支持基材の皺発生を防
ぐことが出来て製剤の外観に優れ、さらに薬物の吸収を
促進する吸収促進剤を用いることが出来るため、薬物の
吸収性、薬効に優れた、経皮吸収製剤を提供することが
出来る。
エステルブロック共重合体よりなる支持基材を用いるた
め柔らかく伸縮して皮膚追随性が良く、吸収促進剤が基
材に浸透することによって生じる支持基材の皺発生を防
ぐことが出来て製剤の外観に優れ、さらに薬物の吸収を
促進する吸収促進剤を用いることが出来るため、薬物の
吸収性、薬効に優れた、経皮吸収製剤を提供することが
出来る。
【0046】
【実施例】以下に、実施例により本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 (1)ポリエステル・エステルブロック共重合体の固有
粘度は、オルトクロルフェノール中、35℃で測定した。 (2)50%モジュラスは、12mm×60mmの試験
片につき、引張試験機を用いて試験長40mm、引張速
度40mm/minで試験片を20mm引き伸ばし(5
0%伸び)、このときの荷重(g)を50%モジュラス
とする。 (3)破断伸度は、12mm×60mmの試験片につ
き、引張試験機を用いて試験長40mm、引張速度40
mm/minで試験片を引き伸ばし、試験片が破断した
ときの荷重(g)を破断伸度とする。 (4)皺の発生は貼付剤作成後1時間放置し、目視によ
り判別した。 (5)5人の成人男子の肘部に貼付したときの違和感を
下記の基準により点数で判定した。 0点:違和感無し 2点:やや違和感有り 4点:違和感有り 5人の平均点によって評価した。 (6)薬物透過量は、次のようにして求めた。ヘビ(ア
オダイショウ)皮を垂直型拡散セルのドナー、アクセプ
ター間にセットする。ドナー側に16.5mmΦに打ち
抜いた試験片を貼付した。アクセプター側にはpH7.
2のリン酸緩衝液を20ml充填した。拡散セルを37
度の恒温槽内にセットし、マグネチックスターラーで撹
拌した。6時間後、アクセプター側の液をサンプリング
し、薬物濃度を液体クロマトグラフィーで分析し、薬物
の透過量を測定した。同一サンプルで実験を4回繰り返
し、平均値をそのサンプルの透過量とした。
明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 (1)ポリエステル・エステルブロック共重合体の固有
粘度は、オルトクロルフェノール中、35℃で測定した。 (2)50%モジュラスは、12mm×60mmの試験
片につき、引張試験機を用いて試験長40mm、引張速
度40mm/minで試験片を20mm引き伸ばし(5
0%伸び)、このときの荷重(g)を50%モジュラス
とする。 (3)破断伸度は、12mm×60mmの試験片につ
き、引張試験機を用いて試験長40mm、引張速度40
mm/minで試験片を引き伸ばし、試験片が破断した
ときの荷重(g)を破断伸度とする。 (4)皺の発生は貼付剤作成後1時間放置し、目視によ
り判別した。 (5)5人の成人男子の肘部に貼付したときの違和感を
下記の基準により点数で判定した。 0点:違和感無し 2点:やや違和感有り 4点:違和感有り 5人の平均点によって評価した。 (6)薬物透過量は、次のようにして求めた。ヘビ(ア
オダイショウ)皮を垂直型拡散セルのドナー、アクセプ
ター間にセットする。ドナー側に16.5mmΦに打ち
抜いた試験片を貼付した。アクセプター側にはpH7.
2のリン酸緩衝液を20ml充填した。拡散セルを37
度の恒温槽内にセットし、マグネチックスターラーで撹
拌した。6時間後、アクセプター側の液をサンプリング
し、薬物濃度を液体クロマトグラフィーで分析し、薬物
の透過量を測定した。同一サンプルで実験を4回繰り返
し、平均値をそのサンプルの透過量とした。
【0047】[実施例1]テレフタル酸ジメチル24部、
トリエチレングリコール22.5部をジブチル錫ジアセテー
ト触媒でエステル交換反応後、減圧下に重縮合して、固
有粘度0.76の水飴状のポリエステルを得た。このポリエ
ステルに、別途同様に重縮合して得た固有粘度0.98のポ
リテトラメチレンテレフタレートのチップを乾燥して、
15部添加し、250℃で更に75分間反応させた後、フェニ
ルフォスフォン酸を0.02部添加して反応を停止させた。
このポリエステル・エステルブロック共重合体を取り出
してチップ化した。このチップの融点は176℃で固有粘
度は0.84であった。こうして得られたチップを240℃でT
ダイ付き押出機でシート状に押出し、10℃に冷却した冷
却ドラムで冷却して厚さ30μmのフィルム(支持基材)
を得た。このフィルムの50%モジュラスは210g/12mmで
あり、破断伸度は110%であった。
トリエチレングリコール22.5部をジブチル錫ジアセテー
ト触媒でエステル交換反応後、減圧下に重縮合して、固
有粘度0.76の水飴状のポリエステルを得た。このポリエ
ステルに、別途同様に重縮合して得た固有粘度0.98のポ
リテトラメチレンテレフタレートのチップを乾燥して、
15部添加し、250℃で更に75分間反応させた後、フェニ
ルフォスフォン酸を0.02部添加して反応を停止させた。
このポリエステル・エステルブロック共重合体を取り出
してチップ化した。このチップの融点は176℃で固有粘
度は0.84であった。こうして得られたチップを240℃でT
ダイ付き押出機でシート状に押出し、10℃に冷却した冷
却ドラムで冷却して厚さ30μmのフィルム(支持基材)
を得た。このフィルムの50%モジュラスは210g/12mmで
あり、破断伸度は110%であった。
【0048】メチルメタクリレート7.5wt%、2-エチルヘ
キシルアクリレート90wt%及びアクリル酸2.5wt%からな
る共重合体7.3重量%の酢酸エチル溶液96g、ミリスチン
酸イソプロピル2g、ケトプロフェン1gを混合した溶液
を、シリコーンコートした離型フィルムの上に乾燥後の
粘着剤層の厚みが30μmとなるように塗工し、60℃で30
分間そうして薬物含有粘着剤層を得た。こうして選られ
た粘着剤層を上記支持基材の混合物相側に転写し、経皮
吸収製剤(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤
を、表1記載の項目について、その性能を調べた。得ら
れた結果を表1に示す。
キシルアクリレート90wt%及びアクリル酸2.5wt%からな
る共重合体7.3重量%の酢酸エチル溶液96g、ミリスチン
酸イソプロピル2g、ケトプロフェン1gを混合した溶液
を、シリコーンコートした離型フィルムの上に乾燥後の
粘着剤層の厚みが30μmとなるように塗工し、60℃で30
分間そうして薬物含有粘着剤層を得た。こうして選られ
た粘着剤層を上記支持基材の混合物相側に転写し、経皮
吸収製剤(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤
を、表1記載の項目について、その性能を調べた。得ら
れた結果を表1に示す。
【0049】[実施例2]実施例1と同じポリエステル
・エステルブロック共重合体を原料とし、メルトブロー
法によって作成した不織布(平均繊維径7μm,目付40
g)を得た。この不織布(支持基材)の50%モジュラス
は113g/12mm、破断伸度は450%であった。
このフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして経皮
吸収製剤(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤
を、表1記載の項目について、その性能を調べた。得ら
れた結果を表1に示す。
・エステルブロック共重合体を原料とし、メルトブロー
法によって作成した不織布(平均繊維径7μm,目付40
g)を得た。この不織布(支持基材)の50%モジュラス
は113g/12mm、破断伸度は450%であった。
このフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして経皮
吸収製剤(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤
を、表1記載の項目について、その性能を調べた。得ら
れた結果を表1に示す。
【0050】[比較例1]テレフタル酸ジメチル310
部、テトラメチレングリコール29部、平均分子量2000の
ポリテトラメチレングリコール65部をチタニウムテトラ
ブトキサイド触媒で重合し、吐出10分前に安定剤である
ジブチルヒドロキシトルエンを0.5部添加し、ポリエス
テルエーテルブロック共重合体を取り出し、チップ化し
て原料とした。このチップの融点は190℃で固有粘度は
1.53であった。こうして得られたチップを240℃でTダ
イ付き押出機でシート状に押出し、10℃に冷却した冷却
ドラムで冷却して厚さ30μmのフィルム(支持基材)を
得た。このフィルムの50%モジュラスは200g/12mmであ
り、破断伸度は1500%であった。このフィルムを用いた
以外は実施例1と同様にして経皮吸収製剤(貼付剤)を
得た。こうして得られた貼付剤を、表1記載の項目につ
いて、その性能を調べた。得られた結果を表1に示す。
部、テトラメチレングリコール29部、平均分子量2000の
ポリテトラメチレングリコール65部をチタニウムテトラ
ブトキサイド触媒で重合し、吐出10分前に安定剤である
ジブチルヒドロキシトルエンを0.5部添加し、ポリエス
テルエーテルブロック共重合体を取り出し、チップ化し
て原料とした。このチップの融点は190℃で固有粘度は
1.53であった。こうして得られたチップを240℃でTダ
イ付き押出機でシート状に押出し、10℃に冷却した冷却
ドラムで冷却して厚さ30μmのフィルム(支持基材)を
得た。このフィルムの50%モジュラスは200g/12mmであ
り、破断伸度は1500%であった。このフィルムを用いた
以外は実施例1と同様にして経皮吸収製剤(貼付剤)を
得た。こうして得られた貼付剤を、表1記載の項目につ
いて、その性能を調べた。得られた結果を表1に示す。
【0051】[比較例2]イソフタル酸ジメチル175
部、セバシン酸ジメチル23部、ヘキサメチレングリコー
ル140部をチタニウムテトラブトキシド触媒でエステル
交換反応後、減圧下に重縮合して、固有年度1.06のポリ
エステルを得た。このポリエステルに別途同様に重縮合
して得た固有粘度0.98のポリブチレンテレフタレートの
チップを乾燥して107部添加し、250℃で更に60分反応さ
せた後リン酸を0.05部添加して、反応を停止させた。こ
のポリエステル・エステルブロック共重合体を取り出し
チップ化して原料とした。このチップの融点は201℃で
あり、固有粘度は1.03であった。こうして得られたチッ
プを240℃でTダイ付き押出機でシート状に押出し、10
℃に冷却した冷却ドラムで冷却して厚さ30μmのフィル
ム(支持基材)を得た。このフィルムの50%モジュラ
スは196g/12mmあり、破断伸度は130%であった。このフ
ィルムを用いた以外は実施例1と同様にして経皮吸収製
剤(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤を、表1
記載の項目について、その性能を調べた。得られた結果
を表1に示す。
部、セバシン酸ジメチル23部、ヘキサメチレングリコー
ル140部をチタニウムテトラブトキシド触媒でエステル
交換反応後、減圧下に重縮合して、固有年度1.06のポリ
エステルを得た。このポリエステルに別途同様に重縮合
して得た固有粘度0.98のポリブチレンテレフタレートの
チップを乾燥して107部添加し、250℃で更に60分反応さ
せた後リン酸を0.05部添加して、反応を停止させた。こ
のポリエステル・エステルブロック共重合体を取り出し
チップ化して原料とした。このチップの融点は201℃で
あり、固有粘度は1.03であった。こうして得られたチッ
プを240℃でTダイ付き押出機でシート状に押出し、10
℃に冷却した冷却ドラムで冷却して厚さ30μmのフィル
ム(支持基材)を得た。このフィルムの50%モジュラ
スは196g/12mmあり、破断伸度は130%であった。このフ
ィルムを用いた以外は実施例1と同様にして経皮吸収製
剤(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤を、表1
記載の項目について、その性能を調べた。得られた結果
を表1に示す。
【0052】[比較例3]粘着剤層にミリスチン酸イソ
プロピルを含有しない以外は実施例1と同様にして貼付
剤を作成した。評価結果を表1に示す。
プロピルを含有しない以外は実施例1と同様にして貼付
剤を作成した。評価結果を表1に示す。
【0053】[比較例4]比較例1と同じポリエステル
エーテルブロック共重合体フィルムの片面に、ポリエチ
レンテレフタレートの2軸延伸フィルム(膜厚3μm)
をラミネートした。このポリエチレンテレフタレートフ
ィルム側に、実施例1と同様にして粘着剤層を転写し、
貼付剤を作成した。評価結果を表1に示す。
エーテルブロック共重合体フィルムの片面に、ポリエチ
レンテレフタレートの2軸延伸フィルム(膜厚3μm)
をラミネートした。このポリエチレンテレフタレートフ
ィルム側に、実施例1と同様にして粘着剤層を転写し、
貼付剤を作成した。評価結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】表1から分かるように、実施例の貼付剤
(経皮吸収製剤)は、いずれの項目においても優れた効
果を示すことが認められる。
(経皮吸収製剤)は、いずれの項目においても優れた効
果を示すことが認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 一博 大阪府茨木市耳原3丁目4番1号 帝人株 式会社大阪研究センター内
Claims (5)
- 【請求項1】 支持基材の片面に薬剤と吸収促進剤とを
含有する粘着剤層を設けた経皮吸収製剤において、該支
持基材が(a)芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを
主たる構成成分とするポリエステルからなるハードセグ
メント、(b)芳香族ジカルボン酸と下記式(1)のジ
オールを主たる構成成分とするポリエステルからなるソ
フトセグメント、とからなるポリエステル・エステルブ
ロック共重合体であり、該ハードセグメントと該ソフト
セグメントの重量比が、20〜70重量%:80〜30重量%であ
る経皮吸収製剤。 HO(CH2CH2O)nH(n=2〜5) 式(1) - 【請求項2】 該ソフトセグメントの構成成分である上
記式(1)のジオールの含有比が、該ソフトセグメント
の全ジカルボン酸成分に対して60モル%以上である請求
項1に記載の経皮吸収製剤。 - 【請求項3】 該吸収促進剤として高級脂肪酸エステル
を含有する請求項1または2に記載の経皮吸収製剤。 - 【請求項4】 該ハードセグメントのポリエステルが、
その主たる構成成分である芳香族ジカルボン酸と脂肪族
ジオールとして、それぞれテレフタル酸とテトラメチレ
ングリコールを含有し、該テトラメチレングリコールの
含有比が該ハードセグメントの全ジカルボン酸成分に対
して60モル%以上であるポリテトラメチレンテレフタレ
ートを主たる成分とする請求項1〜3のいずれか一項に
記載の経皮吸収製剤。 - 【請求項5】 該ソフトセグメントのポリエステルの主
たる構成成分である芳香族ジカルボン酸として、テレフ
タル酸を含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の
経皮吸収製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185698A JPH11292794A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 経皮吸収製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185698A JPH11292794A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 経皮吸収製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11292794A true JPH11292794A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14038212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9185698A Pending JPH11292794A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 経皮吸収製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11292794A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009154169A1 (ja) | 2008-06-19 | 2009-12-23 | 学校法人近畿大学 | ペプチド誘導体およびそれを含む涙液分泌促進組成物 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9185698A patent/JPH11292794A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009154169A1 (ja) | 2008-06-19 | 2009-12-23 | 学校法人近畿大学 | ペプチド誘導体およびそれを含む涙液分泌促進組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050126 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081007 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090317 |