JPH11293098A - ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents
ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法Info
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- JPH11293098A JPH11293098A JP10260298A JP10260298A JPH11293098A JP H11293098 A JPH11293098 A JP H11293098A JP 10260298 A JP10260298 A JP 10260298A JP 10260298 A JP10260298 A JP 10260298A JP H11293098 A JPH11293098 A JP H11293098A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電防止効果の持続性に優れるポリ
エステル組成物を提供する。 【解決手段】 下記(A)成分と(B)成分と
(C)成分 (A)成分:熱可塑性ポリエステル樹脂 (B)成分:エポキシ基含有エチレン共重合体 (C)成分:エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物 とを溶融混練してなることを特徴とするポリエステル樹
脂組成物。
エステル組成物を提供する。 【解決手段】 下記(A)成分と(B)成分と
(C)成分 (A)成分:熱可塑性ポリエステル樹脂 (B)成分:エポキシ基含有エチレン共重合体 (C)成分:エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物 とを溶融混練してなることを特徴とするポリエステル樹
脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル樹脂
組成物及びその製造方法に関する。更に詳しくは、ポリ
エステル樹脂と、エポキシ基含有エチレン共重合体と、
エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん
化物のアルキレンオキサイド付加物とを溶融混練してな
ることを特徴とする帯電防止性に優れたポリエステル樹
脂組成物に関するものである。
組成物及びその製造方法に関する。更に詳しくは、ポリ
エステル樹脂と、エポキシ基含有エチレン共重合体と、
エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん
化物のアルキレンオキサイド付加物とを溶融混練してな
ることを特徴とする帯電防止性に優れたポリエステル樹
脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】ポリエス
テル樹脂は、耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、耐老化性等
に優れているためエンジアリングプラスチックスとして
汎用されている。 しかしながら該樹脂は、電気絶縁性
を有しているため、電子部品関連用途において、静電気
帯電に起因する静電気障害が問題となっており、帯電防
止性の向上が望まれている。このようなポリエステル樹
脂の難点である帯電防止性を改善するものとして、例え
ば、エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体
けん化物のアルキレンオキサイド付加物を混練してなる
ポリエステル樹脂組成物が提案されている(特開平6-80
886号公報)。しかしながらこの組成物は、その帯電防
止効果の持続性が充分ではないという難点があった。
テル樹脂は、耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、耐老化性等
に優れているためエンジアリングプラスチックスとして
汎用されている。 しかしながら該樹脂は、電気絶縁性
を有しているため、電子部品関連用途において、静電気
帯電に起因する静電気障害が問題となっており、帯電防
止性の向上が望まれている。このようなポリエステル樹
脂の難点である帯電防止性を改善するものとして、例え
ば、エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体
けん化物のアルキレンオキサイド付加物を混練してなる
ポリエステル樹脂組成物が提案されている(特開平6-80
886号公報)。しかしながらこの組成物は、その帯電防
止効果の持続性が充分ではないという難点があった。
【0003】本発明者らは、かかる難点を改善したポリ
エステル樹脂組成物を見出すべく、鋭意検討を重ねた結
果、ポリエステル樹脂にエチレン−飽和カルボン酸ビニ
ルエステル共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付
加物のみならずエポキシ基含有エチレン系共重合体とい
う特定の化合物を溶融混練することにより、帯電防止効
果の持続性が著しく優れたポリエステル樹脂組成物が得
られることを見出し、本発明を完成した。
エステル樹脂組成物を見出すべく、鋭意検討を重ねた結
果、ポリエステル樹脂にエチレン−飽和カルボン酸ビニ
ルエステル共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付
加物のみならずエポキシ基含有エチレン系共重合体とい
う特定の化合物を溶融混練することにより、帯電防止効
果の持続性が著しく優れたポリエステル樹脂組成物が得
られることを見出し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、下記
(A)成分と(B)成分と(C)成分 (A)成分:熱可塑性ポリエステル樹脂 (B)成分:エポキシ基含有エチレン共重合体 (C)成分:エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物 とを溶融混練してなることを特徴とする帯電防止性に優
れたポリエステル樹脂組成物及びその製造方法を提供す
るものである。
(A)成分と(B)成分と(C)成分 (A)成分:熱可塑性ポリエステル樹脂 (B)成分:エポキシ基含有エチレン共重合体 (C)成分:エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物 とを溶融混練してなることを特徴とする帯電防止性に優
れたポリエステル樹脂組成物及びその製造方法を提供す
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における(A)成分の熱可塑性ポリエステル樹脂
としては、例えば、ジオールとジカルボン酸又はその反
応性誘導体とから得られたものが通常使用される。ジオ
ールとしては、例えばエチレングリコール、1,3-プロパ
ンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオー
ル、1,6-ヘキサンジオール、1,10-デカンジオール、ネ
オペンチルグリコール等の炭素数2〜20程度の直鎖若し
くは分岐状の脂肪族ジオール、1,4-シクロヘキサンジオ
ール、1,4-シクロヘキサンジエタノール等の脂環状基を
含むジオール、分子量400〜6000程度のポリエチレング
リコール、ポリ-1,3-プロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール等の長鎖グリコールなどが挙げら
れる。ジオールは2種以上の混合物であっても良い。
本発明における(A)成分の熱可塑性ポリエステル樹脂
としては、例えば、ジオールとジカルボン酸又はその反
応性誘導体とから得られたものが通常使用される。ジオ
ールとしては、例えばエチレングリコール、1,3-プロパ
ンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオー
ル、1,6-ヘキサンジオール、1,10-デカンジオール、ネ
オペンチルグリコール等の炭素数2〜20程度の直鎖若し
くは分岐状の脂肪族ジオール、1,4-シクロヘキサンジオ
ール、1,4-シクロヘキサンジエタノール等の脂環状基を
含むジオール、分子量400〜6000程度のポリエチレング
リコール、ポリ-1,3-プロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール等の長鎖グリコールなどが挙げら
れる。ジオールは2種以上の混合物であっても良い。
【0006】またジカルボン酸としては、例えばアゼラ
イン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン
酸等の炭素数2〜20程度の脂肪族ジカルボン酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、ビス(4-カルボキシ
フェニル)メタン、1,2-ビス(4-カルボキシフェニル)エ
タン、4,4'-ジカルボキシビフェニルエーテル、ナフタ
レンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸等の脂環状基を含むジカルボン酸など
が挙げられる。ジカルボン酸は2種以上の混合物であっ
ても良いが、40モル%以上がテレフタル酸であることが
好ましい。
イン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン
酸等の炭素数2〜20程度の脂肪族ジカルボン酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、ビス(4-カルボキシ
フェニル)メタン、1,2-ビス(4-カルボキシフェニル)エ
タン、4,4'-ジカルボキシビフェニルエーテル、ナフタ
レンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸等の脂環状基を含むジカルボン酸など
が挙げられる。ジカルボン酸は2種以上の混合物であっ
ても良いが、40モル%以上がテレフタル酸であることが
好ましい。
【0007】熱可塑性ポリエステル樹脂(A)の代表例
としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリシクロ
ヘキサンジエチレンテレフタレート、ポリネオペンチル
テレフタレート、これら2種以上の混合物等が挙げられ
る。中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートが好ましく使用される。また熱可塑性
ポリエステル樹脂(A)としては、特に限定はないが、
o-クロロフェノールを溶媒として25℃で測定した固有粘
度が0.5〜2.0dl/g程度、末端カルボキシル基の濃度が1
5〜200m当量/Kg程度のもが通常使用される。
としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリシクロ
ヘキサンジエチレンテレフタレート、ポリネオペンチル
テレフタレート、これら2種以上の混合物等が挙げられ
る。中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートが好ましく使用される。また熱可塑性
ポリエステル樹脂(A)としては、特に限定はないが、
o-クロロフェノールを溶媒として25℃で測定した固有粘
度が0.5〜2.0dl/g程度、末端カルボキシル基の濃度が1
5〜200m当量/Kg程度のもが通常使用される。
【0008】また(B)成分のエポキシ基含有エチレン
共重合体は、エチレン単位及びエポキシ基含有モノマー
単位を必須成分とし、エチレン系不飽和エステル化合物
単位を任意成分とするものであり、その代表例として
は、例えばエチレン単位20〜99.9重量%、エポキシ基含
有モノマー単位0.1〜30重量%、及びエチレン系不飽和
エステル化合物単位0〜50重量%からなる共重合体など
が挙げられる。エポキシ基含有モノマー単位としては、
例えば不飽和カルボン酸グリシジルエステル単位又は不
飽和グリシジルエーテル単位等が挙げられる。
共重合体は、エチレン単位及びエポキシ基含有モノマー
単位を必須成分とし、エチレン系不飽和エステル化合物
単位を任意成分とするものであり、その代表例として
は、例えばエチレン単位20〜99.9重量%、エポキシ基含
有モノマー単位0.1〜30重量%、及びエチレン系不飽和
エステル化合物単位0〜50重量%からなる共重合体など
が挙げられる。エポキシ基含有モノマー単位としては、
例えば不飽和カルボン酸グリシジルエステル単位又は不
飽和グリシジルエーテル単位等が挙げられる。
【0009】ここで、不飽和カルボン酸グリシジルエス
テルとしては、例えば下式(1) (式中、R1はエチレン系不飽和結合を有する炭素数2
〜18の炭化水素基を表す。)で示されるエステルが挙げ
られる。その代表例としては例えば、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート、イタコン酸グリシ
ジルエステル等が挙げられる。
テルとしては、例えば下式(1) (式中、R1はエチレン系不飽和結合を有する炭素数2
〜18の炭化水素基を表す。)で示されるエステルが挙げ
られる。その代表例としては例えば、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート、イタコン酸グリシ
ジルエステル等が挙げられる。
【0010】また不飽和グリシジルエーテルとしては、
例えば下式(2) (式中、R2はエチレン系不飽和結合を有する炭素数2
〜18の炭化水素基を、Xはメチレンオキシ基又はフェニ
レンオキシ基を表す。)で示されるエーテルが挙げられ
る。その代表例としては例えば、アリルグリシジルエー
テル、2-メチルアリルグリシジルエーテル、スチレン-
p-グリシジルエーテル等が挙げられる。
例えば下式(2) (式中、R2はエチレン系不飽和結合を有する炭素数2
〜18の炭化水素基を、Xはメチレンオキシ基又はフェニ
レンオキシ基を表す。)で示されるエーテルが挙げられ
る。その代表例としては例えば、アリルグリシジルエー
テル、2-メチルアリルグリシジルエーテル、スチレン-
p-グリシジルエーテル等が挙げられる。
【0011】エチレン系不飽和エステル化合物として
は、上記グリシジルエステル以外の例えば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等の飽和カルボン
酸のビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル等の不飽和カルボン
酸のアルキルエステルなどが挙げられる。中でも、酢酸
ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタク
リル酸メチル等が好ましい。 エポキシ基含有エチレン
共重合体(B)中のエチレン系不飽和エステル化合物単
位は、通常0〜50重量%であるが、該エステル化合物単
位が存在する場合は、3〜50重量%程度であることが好
ましい。
は、上記グリシジルエステル以外の例えば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等の飽和カルボン
酸のビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル等の不飽和カルボン
酸のアルキルエステルなどが挙げられる。中でも、酢酸
ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタク
リル酸メチル等が好ましい。 エポキシ基含有エチレン
共重合体(B)中のエチレン系不飽和エステル化合物単
位は、通常0〜50重量%であるが、該エステル化合物単
位が存在する場合は、3〜50重量%程度であることが好
ましい。
【0012】本発明におけるエポキシ基含有エチレン共
重合体(B)は、ブロック共重合体、グラフト共重合
体、ランダム共重合体、交互共重合体のいずれであって
も良く、例えば特許第6232980号公報記載の、プロピレ
ン-エチレンブロック共重合体にエポキシ基含有モノマ
ーをグラフトさせた共重合体、特許第2600248号公報記
載のエチレン−エポキシ基含有モノマー共重合体にエチ
レン系不飽和エステル化合物をグラフトさせた共重合体
等であっても良い。またエポキシ基含有エチレン共重合
体(B)は、JIS K6760に準拠して測定したメルトイン
デクスが、0.5〜100g/10分程度のものが好ましく、2
〜50g/10分程度のものが更に好ましい。メルトインデ
クスが0.5未満の場合は得られるポリエステル組成物の
溶融粘度が過大となる傾向にあり、成形加工性が低下す
る傾向にある。また100を超えた場合には得られるポリ
エステル組成物の機械的物性、例えばIzod衝撃強度
が不充分となる傾向にある。またケ゛ルハ゜ーミッシヨンクロマトク゛ラフィ
ー(GPC)によって測定したポリスチレン換算の数平均分子
量が10000〜100000程度のものが好ましい。10000未満の
場合は得られるポリエステル組成物の機械的物性、例え
ばIzod衝撃強度が不充分となる傾向にあり、100000
を超えた場合は得られるポリエステル組成物の溶融粘度
が過大となる傾向にあり、成形加工性が低下する傾向に
ある。
重合体(B)は、ブロック共重合体、グラフト共重合
体、ランダム共重合体、交互共重合体のいずれであって
も良く、例えば特許第6232980号公報記載の、プロピレ
ン-エチレンブロック共重合体にエポキシ基含有モノマ
ーをグラフトさせた共重合体、特許第2600248号公報記
載のエチレン−エポキシ基含有モノマー共重合体にエチ
レン系不飽和エステル化合物をグラフトさせた共重合体
等であっても良い。またエポキシ基含有エチレン共重合
体(B)は、JIS K6760に準拠して測定したメルトイン
デクスが、0.5〜100g/10分程度のものが好ましく、2
〜50g/10分程度のものが更に好ましい。メルトインデ
クスが0.5未満の場合は得られるポリエステル組成物の
溶融粘度が過大となる傾向にあり、成形加工性が低下す
る傾向にある。また100を超えた場合には得られるポリ
エステル組成物の機械的物性、例えばIzod衝撃強度
が不充分となる傾向にある。またケ゛ルハ゜ーミッシヨンクロマトク゛ラフィ
ー(GPC)によって測定したポリスチレン換算の数平均分子
量が10000〜100000程度のものが好ましい。10000未満の
場合は得られるポリエステル組成物の機械的物性、例え
ばIzod衝撃強度が不充分となる傾向にあり、100000
を超えた場合は得られるポリエステル組成物の溶融粘度
が過大となる傾向にあり、成形加工性が低下する傾向に
ある。
【0013】本発明におけるエポキシ基含有エチレン共
重合体は、公知の方法、例えば共重合に付す単量体を、
ラジカル発生剤の存在下に、500〜4000気圧程度、100〜
300℃程度、適当な溶媒や連鎖移動剤の存在下又は不存
在下に共重合させる方法、ポリエチレンにエポキシ基含
有モノマー、必要に応じて用いるエチレン系不飽和エス
テル化合物、ラジカル発生剤等を混合し、押出機中で溶
融グラフト共重合させる方法等により製造し得る。
重合体は、公知の方法、例えば共重合に付す単量体を、
ラジカル発生剤の存在下に、500〜4000気圧程度、100〜
300℃程度、適当な溶媒や連鎖移動剤の存在下又は不存
在下に共重合させる方法、ポリエチレンにエポキシ基含
有モノマー、必要に応じて用いるエチレン系不飽和エス
テル化合物、ラジカル発生剤等を混合し、押出機中で溶
融グラフト共重合させる方法等により製造し得る。
【0014】またエポキシ基含有エチレン共重合体
(B)は、ゴム成分との混合物の形で使用することもで
き、かかるゴム成分としては、例えばエチレン−プロピ
レンゴム、エチレン−ブテンゴム、エチレン−ブタジエ
ンゴム等のエチレン単位−炭素数3以上のα−オレフィ
ン単位からなるゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジ
エンゴム等のエチレン単位−炭素数3以上のα−オレフ
ィン単位−非共役ジエン単位からなるゴムなどのエチレ
ン系ゴム、スチレンブタジエンゴム、SBSゴム、水添
SBSゴム等のスチレン系ゴム、ポリイソブチレンボ
ム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ア
ルフィーゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム、ビニルピリ
ジンゴム、シリコンゴム、ブタジエン−メチルメタクリ
レートゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、エピクロロ
ヒドリンゴム、クロロブチルゴム、ブロモブチルゴム、
これらゴムの2種以上の混合物が挙げられる。これらの
ゴム成分は、無水マレイン酸、ハロゲン化物、ビニル化
合物、アクリル化合物等の変性剤で変性されたもので
も、エポキシ基含有エチレン共重合体と過度に反応して
悪影響を与えなない限り使用し得る。
(B)は、ゴム成分との混合物の形で使用することもで
き、かかるゴム成分としては、例えばエチレン−プロピ
レンゴム、エチレン−ブテンゴム、エチレン−ブタジエ
ンゴム等のエチレン単位−炭素数3以上のα−オレフィ
ン単位からなるゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジ
エンゴム等のエチレン単位−炭素数3以上のα−オレフ
ィン単位−非共役ジエン単位からなるゴムなどのエチレ
ン系ゴム、スチレンブタジエンゴム、SBSゴム、水添
SBSゴム等のスチレン系ゴム、ポリイソブチレンボ
ム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ア
ルフィーゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム、ビニルピリ
ジンゴム、シリコンゴム、ブタジエン−メチルメタクリ
レートゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、エピクロロ
ヒドリンゴム、クロロブチルゴム、ブロモブチルゴム、
これらゴムの2種以上の混合物が挙げられる。これらの
ゴム成分は、無水マレイン酸、ハロゲン化物、ビニル化
合物、アクリル化合物等の変性剤で変性されたもので
も、エポキシ基含有エチレン共重合体と過度に反応して
悪影響を与えなない限り使用し得る。
【0015】エポキシ基含有エチレン共重合体とゴム成
分との混合物は、例えば両者をドライブレンドした後、
一軸もしくは二軸のスクリュー押出機、バンバリーミキ
サー、ロール、各種ニーダー等で溶融混練することによ
り製造し得る。エポキシ基含有エチレン共重合体とゴム
成分の比率は、重量基準で、通常20〜70:80〜30程度、
好ましくは30〜60:70〜40程度である。
分との混合物は、例えば両者をドライブレンドした後、
一軸もしくは二軸のスクリュー押出機、バンバリーミキ
サー、ロール、各種ニーダー等で溶融混練することによ
り製造し得る。エポキシ基含有エチレン共重合体とゴム
成分の比率は、重量基準で、通常20〜70:80〜30程度、
好ましくは30〜60:70〜40程度である。
【0016】本発明における(C)成分のエチレン−飽
和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化物のアルキ
レンオキサイド付加物は、例えば、エチレンと飽和カル
ボン酸ビニルエステルを共重合せしめて共重合体を製造
し、次いで該共重合体を完全にもしくは部分的にけん化
せしめてけん化物を製造し、しかる後に、該けん化物に
アルキレンオキサイドを付加せしめることにより製造し
得る(特開平3-227307号公報)。
和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化物のアルキ
レンオキサイド付加物は、例えば、エチレンと飽和カル
ボン酸ビニルエステルを共重合せしめて共重合体を製造
し、次いで該共重合体を完全にもしくは部分的にけん化
せしめてけん化物を製造し、しかる後に、該けん化物に
アルキレンオキサイドを付加せしめることにより製造し
得る(特開平3-227307号公報)。
【0017】ここで、エチレン−飽和カルボン酸ビニル
エステル共重合体は、その製造方法については特に制限
はなく公知の方法、例えば高圧ラジカル重合法等により
製造し得る。共重合原料である飽和カルボン酸のビニル
エステルとしては、特に限定はないが、炭素数が2〜4
程度の脂肪族カルボン酸のビニルエステルが好ましく、
例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等
が挙げられ、またこれらは適宜混合して使用することも
できる。これらの中では酢酸ビニルが最も好ましい。
また共重合原料としては、エチレン、飽和カルボン酸ビ
ニルエステルの他に、少量の不飽和カルボン酸のアルキ
ルエステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸ブチル、これら2種以上の混
合物等を用いることもできる。
エステル共重合体は、その製造方法については特に制限
はなく公知の方法、例えば高圧ラジカル重合法等により
製造し得る。共重合原料である飽和カルボン酸のビニル
エステルとしては、特に限定はないが、炭素数が2〜4
程度の脂肪族カルボン酸のビニルエステルが好ましく、
例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等
が挙げられ、またこれらは適宜混合して使用することも
できる。これらの中では酢酸ビニルが最も好ましい。
また共重合原料としては、エチレン、飽和カルボン酸ビ
ニルエステルの他に、少量の不飽和カルボン酸のアルキ
ルエステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸ブチル、これら2種以上の混
合物等を用いることもできる。
【0018】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体におけるエチレン単位含有量は、通常1〜90重
量%程度、好ましくは40〜80重量%程度である。また数
平均分子量は、通常1000〜20000程度、好ましくは1000
〜10000程度である。
共重合体におけるエチレン単位含有量は、通常1〜90重
量%程度、好ましくは40〜80重量%程度である。また数
平均分子量は、通常1000〜20000程度、好ましくは1000
〜10000程度である。
【0019】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体のけん化反応についてもその方法に特に制限は
なく、例えばアルコールの存在下でアルカリを用いてけ
ん化する一般的方法に準拠し得、用いるエチレン−飽和
カルボン酸ビニルエステル共重合体の分子量、飽和カル
ボン酸ビニルエステルの含有量等に起因する特性等に応
じてアルコールとの不均一液相系、アルコール溶液系、
アルコール中ペレット分散系などのけん化方法が適宜採
用できる。けん化率はエチレン−飽和カルボン酸ビニル
エステル共重合体の飽和カルボン酸ビニルエステル含量
によっても変わり、特に限定されないが、通常30〜100
%程度、好ましくは50〜100%程度である。
共重合体のけん化反応についてもその方法に特に制限は
なく、例えばアルコールの存在下でアルカリを用いてけ
ん化する一般的方法に準拠し得、用いるエチレン−飽和
カルボン酸ビニルエステル共重合体の分子量、飽和カル
ボン酸ビニルエステルの含有量等に起因する特性等に応
じてアルコールとの不均一液相系、アルコール溶液系、
アルコール中ペレット分散系などのけん化方法が適宜採
用できる。けん化率はエチレン−飽和カルボン酸ビニル
エステル共重合体の飽和カルボン酸ビニルエステル含量
によっても変わり、特に限定されないが、通常30〜100
%程度、好ましくは50〜100%程度である。
【0020】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物へのアルキレンオキサイドの付加方法
についても特に制限はないが、該けん化物にアルキレン
オキサイドを気体状で反応させることが一般的である。
アルキレンオキサイドとしては、特に限定はないが、通
常炭素数が2〜4程度のものが好ましく、例えばエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド等が挙げられる。中でもエチレンオキサイドがが好
ましく使用される。アルキレンオキサイドは、2種以上
使用することもでき、この場合ブロック付加せしめても
ランダム付加せしめても良い。アルキレンオキサイドの
付加量は、特に限定はないが、けん化物100重量部に対
して、通常20〜1000重量部程度、好ましくは50〜500重
量部程度である。
共重合体けん化物へのアルキレンオキサイドの付加方法
についても特に制限はないが、該けん化物にアルキレン
オキサイドを気体状で反応させることが一般的である。
アルキレンオキサイドとしては、特に限定はないが、通
常炭素数が2〜4程度のものが好ましく、例えばエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド等が挙げられる。中でもエチレンオキサイドがが好
ましく使用される。アルキレンオキサイドは、2種以上
使用することもでき、この場合ブロック付加せしめても
ランダム付加せしめても良い。アルキレンオキサイドの
付加量は、特に限定はないが、けん化物100重量部に対
して、通常20〜1000重量部程度、好ましくは50〜500重
量部程度である。
【0021】本発明のポリエステル組成物は、上記
(A)成分と(B)成分と(C)成分とを溶融混練して
なることを特徴とするものである。溶融混練方法として
は、特に制限はなく、例えば一般に使用される一軸もし
くは二軸のスクリュー押出機、バンバリーミキサー、ロ
ール、各種ニーダーなどの混合機を用いて実施される。
本発明における各成分の混練順序についても特に制限は
ないが、(A)成分と(B)成分とを溶融混練し、次い
でこれに(C)成分を溶融混練することか好ましく、こ
れにより機械的物性、例えばIzod衝撃強度が著しく
向上する。ここで(C)成分を溶融混練する方法につい
ても、特に制限はないが、例えば押出機を用いて混練す
る場合、まず第1段の混練を(A)成分と(B)成分と
で実施し、第2段の混練を、1段目で得られた混練物と
(C)成分とで実施するという2段混練法、あるいは、
(A)成分と(B)成分とを混練する押出機の途中から
(C)成分を投入混練するという1段混練法等が挙げら
れる。
(A)成分と(B)成分と(C)成分とを溶融混練して
なることを特徴とするものである。溶融混練方法として
は、特に制限はなく、例えば一般に使用される一軸もし
くは二軸のスクリュー押出機、バンバリーミキサー、ロ
ール、各種ニーダーなどの混合機を用いて実施される。
本発明における各成分の混練順序についても特に制限は
ないが、(A)成分と(B)成分とを溶融混練し、次い
でこれに(C)成分を溶融混練することか好ましく、こ
れにより機械的物性、例えばIzod衝撃強度が著しく
向上する。ここで(C)成分を溶融混練する方法につい
ても、特に制限はないが、例えば押出機を用いて混練す
る場合、まず第1段の混練を(A)成分と(B)成分と
で実施し、第2段の混練を、1段目で得られた混練物と
(C)成分とで実施するという2段混練法、あるいは、
(A)成分と(B)成分とを混練する押出機の途中から
(C)成分を投入混練するという1段混練法等が挙げら
れる。
【0022】また(A)成分と(C)成分との重量比率
は、80〜97:3〜20であることが好ましく、また(B)
成分の重量比率は、(A)成分と(C)成分との合計重
量100に対し、3〜20であることが好ましい。ここで、上
記における(C)成分の重量比率が3未満の場合、得ら
れるポリエステル組成物の帯電防止性能が不十分となる
傾向にあり、また20を超えると、得られるポリエステル
組成物の機械的物性が低下する傾向にある。上記におけ
る(B)成分の重量比率が3未満の場合、得られるポリ
エステル組成物の帯電防止効果持続性が不十分となる傾
向にあり、また20を超えると、得られるポリエステル組
成物の溶融粘度が過大となる傾向があるため、成形加工
性が低下する傾向にある。
は、80〜97:3〜20であることが好ましく、また(B)
成分の重量比率は、(A)成分と(C)成分との合計重
量100に対し、3〜20であることが好ましい。ここで、上
記における(C)成分の重量比率が3未満の場合、得ら
れるポリエステル組成物の帯電防止性能が不十分となる
傾向にあり、また20を超えると、得られるポリエステル
組成物の機械的物性が低下する傾向にある。上記におけ
る(B)成分の重量比率が3未満の場合、得られるポリ
エステル組成物の帯電防止効果持続性が不十分となる傾
向にあり、また20を超えると、得られるポリエステル組
成物の溶融粘度が過大となる傾向があるため、成形加工
性が低下する傾向にある。
【0023】また混練温度についても、特に制限はない
が、通常200〜320℃程度の温度範囲で実施される。本発
明のポリエステル組成物には、必要に応じて、熱可塑性
樹脂に使用される他の配合剤、例えば熱安定剤、酸化防
止剤、耐候剤、光安定剤、核剤、滑剤、離型剤、顔料、
難燃剤、充填剤およびグラスファイバーなどの補強剤等
を含有することができる。なお、より帯電防止効果を向
上させる目的で、(C)成分とは別に、帯電防止剤を併
用することもできる。
が、通常200〜320℃程度の温度範囲で実施される。本発
明のポリエステル組成物には、必要に応じて、熱可塑性
樹脂に使用される他の配合剤、例えば熱安定剤、酸化防
止剤、耐候剤、光安定剤、核剤、滑剤、離型剤、顔料、
難燃剤、充填剤およびグラスファイバーなどの補強剤等
を含有することができる。なお、より帯電防止効果を向
上させる目的で、(C)成分とは別に、帯電防止剤を併
用することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、帯電防止効果の持続性
に優れるポリエステル組成物を提供できる。また本発明
のポリエステル組成物は、その優れた特性を活用し、例
えば電子部品関連用途などの分野に利用し得る。
に優れるポリエステル組成物を提供できる。また本発明
のポリエステル組成物は、その優れた特性を活用し、例
えば電子部品関連用途などの分野に利用し得る。
【0025】
【実施例】以下に実施例を示して、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。
に説明するが、本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。
【0026】評価は、以下の方法で実施した。 (1)MFR(メルトフローレート):ASTM D12
38(250℃、2160g)に従って測定した。単位g/10分 (2)Izod衝撃強度:ASTM D256(試験片厚さ
1/8インチ、ノッチ付き、測定温度23℃)に従って測定
した。単位J/m (3)帯電防止性:23℃、50%RHの条件下で24時間以
上状態調整した、厚さ1/8インチの平板の表面固有抵抗
率を、東亜電波工業(株)製 極超絶縁計DSM−平板
用電極SME−8311を用い、23℃、50%RHの雰囲気下
で測定した。また、帯電防止効果の持続性は上記平板を
水中にて10分間超音波洗浄し、23℃、50%RHの条件下
で24時間以上状態調整した後に上記装置にて表面固有抵
抗率を測定した。なお、実施例および比較例を記載した
表中では、前者の表面固有抵抗率値を「初期」、後者の
表面固有抵抗率値を「洗浄後」として記載する。単位Ω
/□
38(250℃、2160g)に従って測定した。単位g/10分 (2)Izod衝撃強度:ASTM D256(試験片厚さ
1/8インチ、ノッチ付き、測定温度23℃)に従って測定
した。単位J/m (3)帯電防止性:23℃、50%RHの条件下で24時間以
上状態調整した、厚さ1/8インチの平板の表面固有抵抗
率を、東亜電波工業(株)製 極超絶縁計DSM−平板
用電極SME−8311を用い、23℃、50%RHの雰囲気下
で測定した。また、帯電防止効果の持続性は上記平板を
水中にて10分間超音波洗浄し、23℃、50%RHの条件下
で24時間以上状態調整した後に上記装置にて表面固有抵
抗率を測定した。なお、実施例および比較例を記載した
表中では、前者の表面固有抵抗率値を「初期」、後者の
表面固有抵抗率値を「洗浄後」として記載する。単位Ω
/□
【0027】<各成分> (A)成分として下記のポリブチレンテレフタレート
(以下、PBTと省略する)を使用した。 A−1:三菱レイヨン(株)製 「タフペットPBT
N1000」、固有粘度=1.0dl/g、末端カルボキシル
基=63m当量/Kg (B)成分として下記のエポキシ基含有モノマーを含有
するエチレン共重合体を使用した。なお、メルトインデ
ックス(MI)値は、JIS K6760に準拠して190℃、
2160g加重にて測定した値である。
(以下、PBTと省略する)を使用した。 A−1:三菱レイヨン(株)製 「タフペットPBT
N1000」、固有粘度=1.0dl/g、末端カルボキシル
基=63m当量/Kg (B)成分として下記のエポキシ基含有モノマーを含有
するエチレン共重合体を使用した。なお、メルトインデ
ックス(MI)値は、JIS K6760に準拠して190℃、
2160g加重にて測定した値である。
【0028】B−1:住友化学工業(株)製「ボンドフ
ァースト 2C」、MI=3g/10分、グリシジルメタ
クリレート=6重量% B−2:住友化学工業(株)製「ボンドファースト
E」、MI=3g/10分、グリシジルメタクリレート=1
2重量% B−3:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 2
A」、MI=3g/10分、グリシジルメタクリレート=3
重量%、酢酸ビニル=8重量% B−4:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 2
B」、MI=3g/10分、グリシジルメタクリレート=1
2重量%、酢酸ビニル=5重量% B−5:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 7
L」、MI=9g/10分、グリシジルメタクリレート=3
重量%、アクリル酸メチル=30重量% B−6:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 7
M」、MI=9g/10分、グリシジルメタクリレート=6
重量%、アクリル酸メチル=30重量% B−7:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 2
0M」、MI=20g/10分、グリシジルメタクリレート
=6重量%、アクリル酸メチル=30重量% (C)成分として下記参考例1によって得られた付加物
を使用した。
ァースト 2C」、MI=3g/10分、グリシジルメタ
クリレート=6重量% B−2:住友化学工業(株)製「ボンドファースト
E」、MI=3g/10分、グリシジルメタクリレート=1
2重量% B−3:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 2
A」、MI=3g/10分、グリシジルメタクリレート=3
重量%、酢酸ビニル=8重量% B−4:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 2
B」、MI=3g/10分、グリシジルメタクリレート=1
2重量%、酢酸ビニル=5重量% B−5:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 7
L」、MI=9g/10分、グリシジルメタクリレート=3
重量%、アクリル酸メチル=30重量% B−6:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 7
M」、MI=9g/10分、グリシジルメタクリレート=6
重量%、アクリル酸メチル=30重量% B−7:住友化学工業(株)製「ボンドファースト 2
0M」、MI=20g/10分、グリシジルメタクリレート
=6重量%、アクリル酸メチル=30重量% (C)成分として下記参考例1によって得られた付加物
を使用した。
【0029】参考例1 (エチレン−酢酸ビニル共重合体の製造例)高圧反応器を
用いて、エチレンと酢酸ビニルを重合開始剤としてのタ
ーシャリーブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエー
ト、分子量調節剤であるプロパンの存在下、圧力1400Kg
/cm2、温度190℃で共重合して酢酸ビニル含有量31重量
%、数平均分子量1800、軟化点30℃のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(以下、EVAと省略する)を得た。
用いて、エチレンと酢酸ビニルを重合開始剤としてのタ
ーシャリーブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエー
ト、分子量調節剤であるプロパンの存在下、圧力1400Kg
/cm2、温度190℃で共重合して酢酸ビニル含有量31重量
%、数平均分子量1800、軟化点30℃のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(以下、EVAと省略する)を得た。
【0030】(エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
のエチレンオキサイド付加物の製造)撹拌器と流出ライ
ン、フィードラインを付けた容量700lのステンレス性
オートクレーブに、上記で得られたEVA160Kg、メタ
ノール320Kg、および水酸化ナトリウム0.96Kgを入れ
て、流出ラインを開放しながら65℃で加熱撹拌して2時
間反応させた。その後、1時間かけて系内の温度を142℃
まで上昇させて揮発物を全量系外に追い出した。得られ
たけん化物は融点は83℃のワックス状物質であり、けん
化率は90%であった。次いで、水酸化カリウム0.27Kgを
加え、系内の温度を180℃に上げてからエチレンオキサ
イドを2Kg/cm2の圧力まで入れた。エチレンオキサイド
の付加反応による圧力降下を確認し、引き続きエチレン
オキサイドを2Kg/cm2の圧力に保つように間欠的に供給
し、1時間かけて合計272Kgのエチレンオキサイドを仕込
んだ。圧力が0.4Kg/cm2に低下したところで温度を100
℃に下げて生成物を取り出した。 408Kgのエチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物のエチレンオキサイド付加
物が得られた。その融点は51℃であり、水酸基価は110K
OH/gであった。 上記によって得られた付加物をC−
1として使用した。
のエチレンオキサイド付加物の製造)撹拌器と流出ライ
ン、フィードラインを付けた容量700lのステンレス性
オートクレーブに、上記で得られたEVA160Kg、メタ
ノール320Kg、および水酸化ナトリウム0.96Kgを入れ
て、流出ラインを開放しながら65℃で加熱撹拌して2時
間反応させた。その後、1時間かけて系内の温度を142℃
まで上昇させて揮発物を全量系外に追い出した。得られ
たけん化物は融点は83℃のワックス状物質であり、けん
化率は90%であった。次いで、水酸化カリウム0.27Kgを
加え、系内の温度を180℃に上げてからエチレンオキサ
イドを2Kg/cm2の圧力まで入れた。エチレンオキサイド
の付加反応による圧力降下を確認し、引き続きエチレン
オキサイドを2Kg/cm2の圧力に保つように間欠的に供給
し、1時間かけて合計272Kgのエチレンオキサイドを仕込
んだ。圧力が0.4Kg/cm2に低下したところで温度を100
℃に下げて生成物を取り出した。 408Kgのエチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物のエチレンオキサイド付加
物が得られた。その融点は51℃であり、水酸基価は110K
OH/gであった。 上記によって得られた付加物をC−
1として使用した。
【0031】実施例1〜3,比較例1〜2 第1表に示した重量比率で(A)、(B)および(C)
の各成分をドライブレンドした後、30mmφの二軸押出機
(L/D=42)に供給し、230℃の温度条件下、200rpmの
スクリュー回転数にて溶融混合した。 得られたポリエ
ステル組成物を5.5オンス射出成形機に供給し、シリン
ダー温度270℃、金型温度70℃によって各種試験片に成
形した。各ポリエステル組成物の機械的物性および帯電
防止性能の測定結果を第1表に併せて示した。
の各成分をドライブレンドした後、30mmφの二軸押出機
(L/D=42)に供給し、230℃の温度条件下、200rpmの
スクリュー回転数にて溶融混合した。 得られたポリエ
ステル組成物を5.5オンス射出成形機に供給し、シリン
ダー温度270℃、金型温度70℃によって各種試験片に成
形した。各ポリエステル組成物の機械的物性および帯電
防止性能の測定結果を第1表に併せて示した。
【0032】
【表1】 実 施 例 比 較 例 1 2 3 1 2 A−1 92 92 92 100 98 C−1 8 8 8 − 2 B−1 10 − − − − B−4 − 10 − − − B−5 − − 10 − − MFR 62 38 45 27 45 衝撃強度 34 32 28 48 49 初 期 3.0×1012 1.6×1012 1.4×1012 7.0×1016 7.4×1012 洗浄後 2.2×1012 2.9×1012 2.5×1012 2.0×1016 4.6×1015
【0033】実施例4〜22 第2〜4表に示した重量比率で(A)成分と(B)成分
とをドライブレンドした後、30mmφの二軸押出機(L/D
=42)に供給し、230℃の温度条件下、200rpmのスクリ
ュー回転数にて溶融混合した。次いでこれと(C)成分
を第2〜4表に示した重量比率でドライブレンドした
後、30mmφの二軸押出機(L/D=42)に供給し、230℃
の温度条件下、200rpmのスクリュー回転数にて溶融混合
した。得られたポリエステル組成物を5.5オンス射出成
形機に供給し、シリンダー温度270℃、金型温度70℃に
よって各種試験片に成形した。 各ポリエステル組成物
の機械的物性および帯電防止性能の測定結果を第2〜4
表に併せて示した。
とをドライブレンドした後、30mmφの二軸押出機(L/D
=42)に供給し、230℃の温度条件下、200rpmのスクリ
ュー回転数にて溶融混合した。次いでこれと(C)成分
を第2〜4表に示した重量比率でドライブレンドした
後、30mmφの二軸押出機(L/D=42)に供給し、230℃
の温度条件下、200rpmのスクリュー回転数にて溶融混合
した。得られたポリエステル組成物を5.5オンス射出成
形機に供給し、シリンダー温度270℃、金型温度70℃に
よって各種試験片に成形した。 各ポリエステル組成物
の機械的物性および帯電防止性能の測定結果を第2〜4
表に併せて示した。
【0034】
【表2】 実 施 例 4 5 6 7 8 9 A−1 92 92 92 92 92 92 C−1 8 8 8 8 8 8 B−1 5 10 − − − − B−2 − − 5 10 − − B−3 − − − − 5 10 MFR 44 26 35 19 43 28 衝撃強度 65 76 63 85 61 89 初 期 2.0×1012 3.0×1012 7.0×1012 2.0×1012 1.0×1012 1.0×1012 洗浄後 5.2×1013 1.0×1014 3.0×1014 5.0×1013 4.0×1012 3.0×1012
【0035】
【表3】 実 施 例 10 11 12 13 14 15 A−1 92 92 92 92 92 92 C−1 8 8 8 8 8 8 B−4 5 10 − − − − B−5 − − 5 10 − − B−6 − − − − 5 10 MFR 35 15 36 21 39 23 衝撃強度 66 93 96 370 82 140 初 期 2.0×1012 2.0×1014 6.0×1012 2.0×1012 3.0×1012 8.0×1011 洗浄後 4.0×1012 2.0×1013 5.0×1012 4.0×1012 8.0×1013 2.0×1013
【0036】
【表4】 洗浄後 2.0×1013 3.0×1012
Claims (22)
- 【請求項1】下記(A)成分と(B)成分と(C)成分 (A)成分:熱可塑性ポリエステル樹脂 (B)成分:エポキシ基含有エチレン共重合体 (C)成分:エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物 とを溶融混練してなることを特徴とするポリエステル樹
脂組成物。 - 【請求項2】溶融混練が、(A)成分と(B)成分とを
溶融混練し、次いでこれに(C)成分を溶融混練する方
法である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】(A)成分が、ポリエチレンテレフタレー
ト及び/又はポリブチレンテレフタレートである請求項
1〜2記載の組成物。 - 【請求項4】(B)成分が、エチレン単位20〜99.9重量
%、エポキシ基含有モノマー単位0.1〜30重量%、及び
エチレン系不飽和エステル化合物単位0〜50重量%から
なる共重合体である請求項1〜3記載の組成物。 - 【請求項5】エポキシ基含有モノマーが、不飽和カルボ
ン酸グリシジルエステル及び/又は不飽和グリシジルエ
ーテルである請求項4記載の組成物。 - 【請求項6】(B)成分の数平均分子量が、10000〜100
000、メルトインデクスが0.5〜100g/10分である請求項
1〜5記載の組成物。 - 【請求項7】(C)成分が、エチレン−飽和カルボン酸
ビニルエステル共重合体けん化物100重量部に対し、ア
ルキレンオキサイドを20〜1000重量部付加せしめたもの
である請求項1〜6に記載の組成物。 - 【請求項8】アルキレンオキサイドが、エチレンオキサ
イド及び/又はプロピレンオキサイドである請求項1〜
7に記載の組成物。 - 【請求項9】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物が、エチレン−飽和カルボン酸ビニル
エステル共重合体を30〜100%けん化せしめたものであ
る請求項1〜8に記載の組成物。 - 【請求項10】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステ
ル共重合体が、数平均分子量1000〜20000である請求項
9記載の組成物。 - 【請求項11】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステ
ル共重合体のエチレン含有量が、1〜90重量%である請
求項9〜10に記載の組成物。 - 【請求項12】下記(A)成分と(B)成分と(C)成
分 (A)成分:熱可塑性ポリエステル樹脂 (B)成分:エポキシ基含有エチレン共重合体 (C)成分:エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物 とを溶融混練することを特徴とするポリエステル樹脂組
成物の製造方法。 - 【請求項13】溶融混練を、(A)成分と(B)成分と
実施し、次いでこれに(C)成分を加えて実施する請求
項12記載の製造方法。 - 【請求項14】(A)成分がポリエチレンテレフタレー
ト及び/又はポリブチレンテレフタレートである請求項
12〜13記載の製造方法。 - 【請求項15】(B)成分が、エチレン単位20〜99.9重
量%、エポキシ基含有モノマー単位0.1〜30重量%、及
びエチレン系不飽和エステル化合物単位0〜50重量%か
らなる共重合体である請求項12〜14記載の製造方
法。 - 【請求項16】エポキシ基含有モノマーが、不飽和カル
ボン酸グリシジルエステル及び/又は不飽和グリシジル
エーテルである請求項15記載の製造方法。 - 【請求項17】(B)成分の数平均分子量が、10000〜1
00000、メルトインデクスが0.5〜100g/10分である請求
項12〜16記載の製造方法。 - 【請求項18】(C)成分が、エチレン−飽和カルボン
酸ビニルエステル共重合体けん化物100重量部に対し、
アルキレンオキサイドを20〜1000重量部付加せしめたも
のである請求項12〜17に記載の製造方法。 - 【請求項19】アルキレンオキサイドが、エチレンオキ
サイド及び/又はプロピレンオキサイドである請求項1
2〜18に記載の製造方法。 - 【請求項20】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステ
ル共重合体けん化物が、エチレン−飽和カルボン酸ビニ
ルエステル共重合体を30〜100%けん化せしめたもので
ある請求項12〜19に記載の製造方法。 - 【請求項21】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステ
ル共重合体が、数平均分子量1000〜20000である請求項
20記載の製造方法。 - 【請求項22】エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステ
ル共重合体のエチレン含有量が、1〜90重量%である請
求項20〜21に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10260298A JPH11293098A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10260298A JPH11293098A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293098A true JPH11293098A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14331793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10260298A Pending JPH11293098A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11293098A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007018201A1 (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-15 | Nof Corporation | 熱可塑性エラストマー組成物 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10260298A patent/JPH11293098A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007018201A1 (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-15 | Nof Corporation | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| JP2007045885A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Nof Corp | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| US7842754B2 (en) | 2005-08-08 | 2010-11-30 | Nof Corporation | Thermoplastic elastomer composition |
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