JPH11293208A - 粘着剤付きフォーム体とその製造方法 - Google Patents
粘着剤付きフォーム体とその製造方法Info
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Abstract
着剤層を備えた粘着剤付きフォーム体を提供する。 【解決手段】 粘着剤付きフォーム体10は、シート状
ポリウレタンフォーム11の少なくとも一面に弱粘着性
の粘着剤層12をラミネートしたものである。ポリウレ
タンフォーム11の表面は自己スキンあるいはセル開口
面となっている。粘着剤層12はポリオールとイソシア
ナートを主成分とする液状反応型ポリウレタン系粘着剤
であり、ポリウレタンフォーム11に反応接着し、粘着
剤層12の一部がポリウレタンフォーム11のセルに食
い込んだ状態となっている。
Description
や緩衝材、ガスケットあるいは防音材等の用途に好適な
ポリウレタン系粘着剤付きフォーム体とその製造方法に
関する。
エチレンフォーム、ゴム系フォーム等のフォーム体(発
泡体)の少なくとも一面に粘着剤を設けた粘着剤付きフ
ォーム体が知られている。この種のフォーム体を各種機
器等の貼付相手面に固定する手段として、いわゆる両面
粘着テープが用いられている。
剥離ライナー付きの両面粘着テープを予めウレタンフォ
ームにラミネートしておき、各種機器の貼付相手面に固
定する際に剥離ライナーを剥がして両面粘着テープの粘
着剤を貼付相手面に貼付けるようにしている。
別の方法として、いわゆる直びきと呼ばれる方法、すな
わち、りけい紙等の剥離ライナーに粘着剤溶液を塗工
し、粘着剤が乾燥したのちにウレタン等のフォーム体を
ラミネートする方法も知られている。
テープは、薄い基材の表裏両面に粘着剤を塗工する必要
があるなど製造に比較的手数がかかり、コストも高いな
どの問題がある。また、施工後の貼り直しや使用後の除
去を行なう際に、両面粘着テープの粘着剤が貼付相手面
に残ってしまうことがあった。
すると、剥離ライナーを用いないことが望まれる。しか
し、剥離ライナーを用いずに粘着剤付きフォーム体を巻
き重ねると、粘着剤を介してフォーム体どうしがくっつ
いてしまい、いわゆるブロッキングと称される現象が生
じる。このブロッキングをある程度防ぐには、粘着剤を
いわゆる硬くすることが有効であるが、粘着剤を硬くす
るとフォーム体と粘着剤とのラミネート強さが弱くなる
ため、粘着剤がフォーム体から剥がれやすくなるばかり
でなく、貼付相手面に対する粘着力も当然弱くなる。
に対する剥離性を良くするには、剥離ライナーにシリコ
ーン処理を施す必要がある。しかしシリコーン処理を行
なうと、電子機器にとって有害なシリコーン化合物を発
生する原因になることがあるため、一部の電子機器や精
密機器に使用することができない。シリコーンを用いな
い特殊なポリカーボネート構造の粘着剤も提案されてい
るが、粘着剤中に溶剤が含まれているためクリーン度に
難点があり、電子機器等では用途が限定されてしまう。
剥離ライナーにフォーム体をラミネートしたものは、粘
着剤層が弱粘着性の場合に、フォーム体とのラミネート
強さが低いため粘着剤層がフォーム体から剥がれやすく
なる。逆に、粘着剤層の粘着性が強すぎると、例えば施
工時にこの粘着剤付きフォーム体を貼り直すために貼付
相手面から剥がそうとすると、フォーム体が破れること
があり、貼り直しが困難となる。なお、この明細書でい
う弱粘着とは、粘着剤を指や貼付相手面に押しつけても
容易に剥がすことができるような貼り直しのきく粘着性
を意味する。
じることがなく貼り直しも容易な弱粘着性の粘着剤層を
問題なくフォーム体にラミネートすることができ、シリ
コーン化合物や溶剤等を含まないクリーンな粘着剤付き
フォーム体とその製造方法に提供することにある。
本発明の粘着剤付きフォーム体は、フォーム体の少なく
とも一面に、ポリオールとイソシアナートを主成分とす
る液状反応型ポリウレタン系粘着剤層をラミネートした
ことを特徴とするものである。フォーム体(発泡体)と
しては、ポリウレタンフォームやポリエチレンフォー
ム,ポリプロピレンフォーム,ゴム系フォーム等の柔軟
なフォーム体が使われる。
から切り出されたシート状物や、シート状に薄く発泡成
形された自己スキンを有するシート状物、あるいは自己
スキンを有するシート状のフォーム体をスライスするこ
とによって、片側に自己スキン層を有し、他面側にセル
開口面を有するような厚み約0.5〜50mmくらいの
シート状物である。
択されるが、例えば平滑なミラー状のものや、凹凸のあ
るマット調などがあり、発泡時にフォーム体に接するよ
うに配される剥離ライナーの表面状態がそのまま転写さ
れる。特に、自己スキンを有するポリウレタンフォーム
は、本発明のポリウレタン系粘着剤との密着性があって
好ましい。
に対して粘着しにくい性質があるため、剥離ライナーを
介さずにロール状に巻いてもブロッキングを生じにく
い。表裏両面に自己スキンを有するポリウレタンフォー
ムの場合、表裏両面の自己スキンにそれぞれ前記ポリウ
レタン系粘着剤を付着させ、スライスすると、ポリウレ
タンフォームの背面側(粘着剤のついていない側)にセ
ル開口面が形成される。セル開口面は、ポリウレタン系
粘着剤に対して粘着しにくい性質があるため、剥離ライ
ナーを介さずにロール状に巻いても、ブロッキングを生
じにくいものである。
は、ポリオール、イソシアナート、架橋剤、必要に応じ
て粘着付与剤などを配合したものを原料とする。ポリオ
ールとポリイソシアナートを予めプレポリマーとして反
応させておいてもよい。
種類については一般的なものでよいが、粘着性をもたせ
るために、ポリウレタン粘着剤の架橋度、グラフトある
いはブランチの大きさと程度を工夫してもよい。
ウレタン系粘着剤を用いるため、その架橋をコントロー
ルしつつ、所望の粘着力を出しやすく、しかもフォーム
体と粘着剤とがアンカーおよび反応接着によって強固に
ラミネートしており、また、フォーム体とのラミネート
が広いタイミングで可能なため、粘着物性も安定してい
る。
の場合には、溶剤が乾燥したのちフォーム体にラミネー
トすると、粘着剤層の強度が高すぎるために、フォーム
体とのラミネートが困難になる。そこで、溶剤が乾燥す
る前に強引にラミネートさせると、粘着剤溶液がフォー
ム体に含浸してしまい、フォーム体も膨潤してしまうと
いう問題が発生する。
ウレタンフォームであることを含んでいる。また本発明
は、前記シート状ポリウレタンフォームが表裏両面とも
自己スキンを有し、一方の自己スキンに前記ポリウレタ
ン系粘着剤層がラミネートされていることを含んでい
る。また、前記シート状ポリウレタンフォームの一方の
面が凹凸のあるマット調スキンであり、他方の面に前記
ポリウレタン系粘着剤層がラミネートされていることも
含む。
フォームの一方の面が自己スキン、他方の面がセル開口
面となっており、このセル開口面に前記ポリウレタン系
粘着剤層がラミネートされていることを含む。また、前
記シート状ポリウレタンフォームの一方の面が自己スキ
ン、他方の面がセル開口面となっており、前記自己スキ
ンに前記ポリウレタン系粘着剤層がラミネートされてい
ることを含む。
ーを積層し、この剥離ライナーを介してロール状に巻く
ことを含み、かつ、前記粘着剤層に剥離ライナーを設け
ることなくロール状に巻くことも含む。
は、フォーム体を発泡成形する工程と、剥離ライナーの
上にポリオールとイソシアナートを主成分とする液状反
応型ポリウレタン系粘着剤層を塗工する工程と、前記塗
工された液状反応型ポリウレタン系粘着剤層が未硬化の
状態にあるときに前記フォーム体をラミネートする工程
とを具備している。
造方法は、剥離ライナーにポリオールとイソシアナート
を主成分とする液状反応型ポリウレタン系粘着剤層を塗
工しかつ硬化させる工程と、前記粘着剤層の上にポリオ
ールとイソシアナートを主成分とするウレタン原液を塗
工しかつ発泡させることによってシート状ポリウレタン
フォームを発泡成形するとともに該ポリウレタンフォー
ムを前記粘着剤層にラミネートする工程とを具備してい
る。本発明の粘着剤付きフォーム体は、例えば防水シー
ル材として、あるいは電子機器用ガスケット材として、
その優れた性能をいかんなく発揮できる。
態について図面を参照して説明する。図1と図2に示す
一実施形態の粘着剤付きフォーム体10は、柔軟な軟質
フォーム体としてのシート状ポリウレタンフォーム11
と、このポリウレタンフォーム11の表裏両面のうち少
なくとも一面にラミネートした粘着剤層12と、粘着剤
層12を覆うように積層された剥離ライナー13とを有
している。図1は剥離ライナー13の一部を粘着剤層1
2から剥がした様子を示している。
イソシアナート成分を主原料とする多成分系反応型液状
ポリウレタン系粘着剤が使用される。粘着剤層12の厚
さは10μm〜2000μmが適している。この粘着剤
層12は液状樹脂を主体とする反応型であるから、溶剤
を用いる必要がなく、クリーン度の高いものである。ポ
リウレタン系粘着剤からなる粘着剤層12はブロッキン
グを生じにくい弱粘着性のものを容易に得ることがで
き、貼り直し性も大幅に改善される。
ではないが、人の指を粘着剤に押付けたときにべたつく
程度の粘着性、すなわち貼付相手面に粘着剤をくっつけ
ても容易に剥がれる程度の貼り直しのきく粘着性を意味
している。
ーン系のプラスチックフィルム(例えばポリエチレンフ
ィルムやポリメチルペンテンあるいはポリプロピレンフ
ィルムなど)をラミネートしたものを用いることができ
る。この剥離ライナー13は場合によっては紙を用いず
に、前記プラスチックフィルムのみからなる単体でもよ
い。また、りけい処理としてポリプロピレンやポリエチ
レン、ポリメチルペンテン、フッ素樹脂等の非シリコー
ン系コーティング層を設けてもよい。
であるポリオールとイソシアナートに適宜部数の発泡剤
(たとえば水)と補助発泡剤などを混合し、発泡させた
のち適宜温度と時間でキュアーを行なうことによって成
形される。ポリウレタンフォーム11の発泡時の温度は
例えば30℃〜90℃、キュアー温度は120℃以下で
ある。
11とポリウレタン系粘着剤層12とが反応接着してい
るため、図3に模式的に示すように、ポリウレタンフォ
ーム11と粘着剤層12との接合界面において、粘着剤
層12の一部がポリウレタンフォーム11のセル11s
の一部に食い込んだ状態となっており、また、フォーム
体表面の活性基と接着剤層12とが反応接着している。
このため高いラミネート強さが発揮される。
法の第1の実施形態について、図4を参照して説明す
る。この第1の製造方法は、シート状のポリウレタンフ
ォーム11を予め発泡成形しておく工程と、剥離ライナ
ー13の上にポリオールとイソシアナートを主成分とす
る液状反応型ポリウレタン系粘着剤層12を塗工する粘
着剤塗工工程と、塗工された粘着剤層12が未硬化のと
きに前記ポリウレタンフォーム11をラミネートするラ
ミネート工程とを具備している。
いて、図4に示すように剥離ライナー13の上に塗工装
置20によって液状粘着剤12aを所定厚さに塗布す
る。塗工装置20は、ナイフコーター(knife coater)
21をはじめとして、周知のスプレーコーター、ロール
コーター、ダイスコーターなど、要するに液状粘着剤1
2aを薄く均一に塗工できるものであればよい。
剤層12が硬化する前に、予めシート状に発泡成形して
おいた前記ポリウレタンフォーム11を積層するととも
に、粘着剤層12を硬化させる。こうすることにより、
ポリウレタンフォーム11と粘着剤層12とが反応接着
するとともに、粘着剤層12が硬化する。なお120℃
程度まで加熱することで粘着剤層12の硬化を早めるこ
とができる。
ナートを主成分とする多成分液状反応型であるため、反
応速度を高めることが可能であり、製造後すぐに所定の
粘着性能を発揮することができる。
方法の第2の実施形態について図5と図6を参照して説
明する。この第2の製造方法は、剥離ライナー13の上
にポリオールとイソシアナートを主成分とする液状反応
型ポリウレタン系粘着剤層12を塗工しかつ硬化させる
粘着層形成工程と、硬化した粘着剤層12の上にポリウ
レタンフォーム原液を塗工し発泡させることによってシ
ート状ポリウレタンフォーム11を発泡成形するととも
にポリウレタンフォーム11を粘着剤層12にラミネー
トする発泡ラミネート工程とを具備している。
いては、図5に示すように剥離ライナー13の上に液状
粘着剤12aを供給するとともに薄く延ばし、硬化させ
ることによって粘着剤層12を有する粘着剤シート25
形成する。
図6に示すように粘着剤層12の上に塗工装置30によ
ってウレタン原液11aを所定厚さに塗工し、発泡、硬
化させる。ここで用いるウレタン原液11aはポリウレ
タンフォーム11を形成するものであるため、ポリウレ
タン系粘着剤層12との組合わせにおいて正常な発泡が
行なえるものである。そして室温あるいは高温のオーブ
ンにてポリウレタンフォーム11のキュアーを行なう。
に離型紙等の剥離ライナー等を設けずに発泡させること
により、ポリウレタンフォーム11の表面に自己スキン
を形成させることができる。また、ポリウレタンフォー
ム11をスライスすることにより、その切断面において
セル開口面11cが形成されるようにしてもよい。
ーム11の背面側(粘着剤層12を設けない側)にセル
開口面11cを配し、他面側に形成された自己スキン1
1dに前記粘着剤層12を設けてもよい。あるいは、ポ
リウレタンフォーム11の一方の面を自己スキン、他方
の面をセル開口面とし、このセル開口面に前記粘着剤層
12をラミネートしてもよい。
ーム11の背面側に凹凸のあるマット調スキン11eを
配し、他面側のセル開口面11cに、前記粘着剤塗布工
程あるいは前記粘着層形成工程によって粘着剤層12を
設けてもよい。マット調スキン11eの凹凸は、ポリウ
レタンフォーム11を発泡させる際に用いる離型紙等の
剥離ライナーの凹凸を転写させることによって形成する
ことができる。なお、ポリウレタンフォーム11の表裏
両面とも自己スキンとし、一方の自己スキンに前記粘着
剤層12をラミネートしてもよい。
11cやマット調スキン11eに対して粘着しにくい性
質を有するため、セル開口面11cやマット調スキン1
1eにポリウレタン系粘着剤層12を重ねるようにロー
ル状(図9参照)に巻けば、剥離ライナー13を用いな
くてもブロッキングを生じないようにすることができ
る。すなわち、剥離ライナー13を省略することができ
る。
タンフォーム11は表裏両面とも自己スキンを有するも
のを使用し、その一方の自己スキンにポリウレタン系粘
着剤層12をラミネートしていてもよい。ポリウレタン
系粘着剤層12は、ポリウレタンフォーム11の自己ス
キンに対して良好なラミネート強さを発揮できる。
体10において、粘着剤層12に剥離ライナー13を積
層し、図9に示すようにロール状に巻いてもよい。こう
すればブロッキングをさらに完璧に防止することができ
る。 [実施例1]フォーム体として、密度0.03g/cm
3 の軟質スラブポリウレタンフォームのスライス品(厚
さ10mm)、ウレタン系粘着剤として表1に示す配合
のものを用い、図4に示すラミネート方法によって、粘
着剤付きフォーム体を製造した。粘着剤に関しては、液
温25℃にて撹拌し、ナイフコーターにて紙製のセパレ
ータ上に60g/m2 の量塗工し、すみやかに前記フォ
ーム体をラミネートしたのち、100℃のオーブン中で
20分キュアーし、硬化させた。
弱粘着性で、90°ピール強度は約200〜300g/
25mmであり、粘着剤がフォーム体と強固にラミネー
トされており、剥がすことができなかった。
含有した密度0.10g/cm3 のポリウレタンフォー
ムのスライス品(厚さ10mm)を用いた。それ以外は
実施例1と同様である。この実施例も粘着剤がフォーム
体と強固にラミネートされており、剥がすことができな
かった。 [実施例3]フォーム体として、ポリエーテル系ウレタ
ンフォームで両面に自己スキンを有する厚さ3mmのも
のを用いた。それ以外は実施例1と同様である。この実
施例も粘着剤がフォーム体と強固にラミネートされてお
り、剥がすことができなかった。 [実施例4]フォーム体として、EPDM系連続気泡性
発泡体(密度0.10g/cm3 )のスライス品(厚さ
10mm)を用いた。それ以外は実施例1と同様であ
る。この実施例も粘着剤がフォーム体と強固にラミネー
トされており、剥がすことができなかった。 [比較例]市販のアクリル系弱粘着性の溶剤型粘着剤を
用いて、粘着剤付きフォーム体を作製した。フォーム体
は前記実施例1〜4で使用したものと同様である。粘着
剤はSKダイン1425(線研化学製)を用いた。製造
方法としては、前述のセパレータに、乾燥後、60g/
m2 になるようにナイフコーターを用いて粘着剤を塗工
した。その後、100℃のオーブンで3分間溶剤を乾燥
し、その後、フォーム体とラミネートした。こうした得
られた粘着剤付きフォーム体の90°ピール強度は約2
00g/25mmで弱粘着性であるが、フォーム体にラ
ミネートされた粘着剤層は容易に剥がれてしまい、実用
に供することができなかった。
体によれば、施工時に貼りやすく、貼り直しが容易で、
剥離ライナーを用いずにロール状に巻いてもブロッキン
グしにくいような弱粘着性の粘着剤を用いた場合でも、
粘着剤層とフォーム体とのラミネート強さが良好であ
る。弱粘着性の粘着剤層を有する本発明のフォーム体
は、シリコーン処理をしない剥離ライナーを用いること
ができるし、剥離ライナーを省略することも可能ならし
める。
よって互いに一体化しているため、これら両者を接着す
るための両面粘着テープ等の粘着剤を省略できる。そし
て電子機器にとって有害なシリコーン化合物や溶剤の発
ガス成分を実質的に含まないクリーン度の高いポリウレ
タン系粘着剤を用いるため、電子機器等にも問題なく使
用できる。
状ポリウレタンフォームとポリウレタン系粘着剤層とが
適切なラミネート強さで接合され、粘着剤層とフォーム
体とがさらに剥がれにくいものとなる。
2の効果に加えて、自己スキンに前記粘着剤層を設ける
ことにより、粘着剤層とフォーム体とのラミネート強さ
を調整することができる。また、表裏両面とも自己スキ
ンを有するため、表裏面とも平滑であり、防水シール性
および気密性が良好である。
レタンフォームと前記粘着剤層とのラミネート強さが良
好であることに加えて、マット調スキンが前記粘着剤層
に粘着しにくい性質があるため、剥離ライナーを用いず
にロール状に巻き重ねても、ブロッキングを生じにくい
ものとなる。
レタンフォームのセル開口面に粘着剤層の一部が食い込
むようになるため、ポリウレタンフォームと粘着剤層と
のラミネート強さがさらに高くなる。
レタンフォームと前記粘着剤層とのラミネート強さが良
好であることに加えて、セル開口面が粘着剤層に粘着し
にくい性質があるため、剥離ライナーを用いずにロール
状に巻き重ねても、ブロッキングを生じにくいものとな
る。
各粘着剤付きフォーム体を剥離ライナーを介してロール
状に巻くことにより、ブロッキングを完璧に防止するこ
とができる。
各粘着剤付きフォーム体の表面状態を選択することによ
り、剥離ライナーを用いずにロール状に巻いても、ブロ
ッキングを生じないものとなる。
によれば、従来のポリウレタンフォームに両面粘着テー
プを貼付けたものに比較して工程が簡略化する。また、
難接着性のポリウレタンフォーム、例えばポリブテンや
アスファルト、有機リン系難燃剤等を含んだポリウレタ
ンフォームは両面粘着テープがつきにくかったため従来
はプライマー処理を行なうなど手間のかかる工程を必要
としていたが、本発明の粘着剤付きフォーム体は粘着剤
層とフォーム体とが反応接着によって一体化するため、
プライマー処理を行なわずとも両者を確実にラミネート
することができる。そして本発明の製造方法によれば、
液状反応型ポリウレタン系粘着剤を用いるため、硬化速
度を制御することが容易であり、硬化速度を早めてもフ
ォーム体とのラミネート強度を十分に発揮できる。
一部の斜視図。
断面図。
大して模式的に示す断面図。
概念的に示す断面図。
備を概念的に示す断面図。
を発泡成形する設備を概念的に示す断面図。
施形態を示す断面図。
の実施形態を示す断面図。
を示す側面図。
Claims (10)
- 【請求項1】フォーム体の少なくとも一面に、ポリオー
ルとイソシアナートを主成分とする反応型ポリウレタン
系粘着剤層をラミネートしたことを特徴とする粘着剤付
きフォーム体。 - 【請求項2】前記フォーム体がシート状ポリウレタンフ
ォームであることを特徴とする請求項1記載の粘着剤付
きフォーム体。 - 【請求項3】前記シート状ポリウレタンフォームが表裏
両面とも自己スキンを有し、一方の自己スキンに前記ポ
リウレタン系粘着剤層がラミネートされていることを特
徴とする請求項2記載の粘着剤付きフォーム体。 - 【請求項4】前記シート状ポリウレタンフォームの一方
の面が凹凸のあるマット調スキンであり、他方の面に前
記ポリウレタン系粘着剤層がラミネートされていること
を特徴とする請求項2記載の粘着剤付きフォーム体。 - 【請求項5】前記シート状ポリウレタンフォームの一方
の面が自己スキン、他方の面がセル開口面となってお
り、このセル開口面に前記ポリウレタン系粘着剤層がラ
ミネートされていることを特徴とする請求項2記載の粘
着剤付きフォーム体。 - 【請求項6】前記シート状ポリウレタンフォームの一方
の面が自己スキン、他方の面がセル開口面となってお
り、前記自己スキンに前記ポリウレタン系粘着剤層がラ
ミネートされていることを特徴とする請求項2記載の粘
着剤付きフォーム体。 - 【請求項7】前記粘着剤層に剥離ライナーを積層し、こ
の剥離ライナーを介してロール状に巻くことを特徴とす
る請求項1ないし6のいずれか1項に記載の粘着剤付き
フォーム体。 - 【請求項8】前記粘着剤層に剥離ライナーを設けること
なくロール状に巻くことを特徴とする請求項1ないし6
のいずれか1項に記載の粘着剤付きフォーム体。 - 【請求項9】フォーム体を発泡成形する工程と、 剥離ライナーの上にポリオールとイソシアナートを主成
分とする液状反応型ポリウレタン系粘着剤層を塗工する
工程と、 前記塗工された液状反応型ポリウレタン系粘着剤層が未
硬化の状態にあるときに前記フォーム体をラミネートす
る工程と、 を具備したことを特徴とする粘着剤付きフォーム体の製
造方法。 - 【請求項10】剥離ライナーにポリオールとイソシアナ
ートを主成分とする液状反応型ポリウレタン系粘着剤層
を塗工しかつ硬化させる工程と、 前記粘着剤層の上にポリオールとイソシアナートを主成
分とするウレタン原液を塗工しかつ発泡させることによ
ってシート状ポリウレタンフォームを発泡成形するとと
もに該ポリウレタンフォームを前記粘着剤層にラミネー
トする工程と、 を具備したことを特徴とする粘着剤付きフォーム体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09940198A JP4080589B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 粘着剤付きフォーム体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09940198A JP4080589B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 粘着剤付きフォーム体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293208A true JPH11293208A (ja) | 1999-10-26 |
| JP4080589B2 JP4080589B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=14246481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09940198A Expired - Lifetime JP4080589B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 粘着剤付きフォーム体 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4080589B2 (ja) |
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