JPH11294309A - 内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火システム - Google Patents

内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火システム

Info

Publication number
JPH11294309A
JPH11294309A JP10107697A JP10769798A JPH11294309A JP H11294309 A JPH11294309 A JP H11294309A JP 10107697 A JP10107697 A JP 10107697A JP 10769798 A JP10769798 A JP 10769798A JP H11294309 A JPH11294309 A JP H11294309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
internal combustion
combustion engine
control signal
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10107697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ito
太加志 伊藤
Ryoichi Kobayashi
良一 小林
Katsuaki Fukatsu
克明 深津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10107697A priority Critical patent/JPH11294309A/ja
Priority to DE1999117594 priority patent/DE19917594B4/de
Publication of JPH11294309A publication Critical patent/JPH11294309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/02Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
    • F02P3/04Layout of circuits
    • F02P3/055Layout of circuits with protective means to prevent damage to the circuit, e.g. semiconductor devices or the ignition coil
    • F02P3/0552Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
    • F02P3/0554Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices using digital techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、小型で、かつ、余分な配線作
業の不要な内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火シス
テムを提供することにある。 【解決手段】点火装置200の電流制御回路220点火
制御信号の入力段を、ヒステリシス付き電位比較回路2
24で構成する。電流制限回路226は、点火コイルの
一次電流を制限する。診断回路228は、一次電流値を
検出して、検出された値が第1の所定診断電圧よりも大
きくなると、点火制御信号の電位を通電OFFスレッシ
ュホールド以上の値で電圧降下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火装
置及び内燃機関用点火システムに係り、特に、内燃機関
用電子制御装置から出力される点火制御信号に基づい
て、点火コイルの二次側に高電圧を発生させる内燃機関
用点火装置及び内燃機関用点火システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関用点火装置は、内燃機関
用電子制御装置(ECU)からの点火制御信号に基づい
て、点火コイルの二次側に高電圧を発生するようにして
いるが、点火装置の不具合や、点火コイルの不具合によ
り、内燃機関の燃焼室内の混合気に着火できない場合が
発生する。
【0003】そこで、従来は、例えば、特開昭60−1
9962号公報や、特開昭64−69775号公報に記
載のように、点火装値の中に診断回路を備え、点火の不
具合を監視するとともに、監視結果をモニタ出力端子か
ら内燃機関用電子制御装置にデータとして送り込むもの
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、かかる従
来の方式では、点火装置に新たにモニタ出力端子を設け
る必要があるとともに、モニタ出力端子から内燃機関用
電子制御装置までの新たな配線が必要となる。従って、
点火装置は、大部分がハイブリッドIC化され、コンパ
クトになっているため、新たに、モニタ出力端子を設け
ると装置が大型化するとともに、配線作業も煩雑になる
という問題があった。
【0005】本発明の目的は、小型で、かつ、余分な配
線作業の不要な内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、点火制御信号に応じて点火コイル
に流れる一次電流を通電,遮断制御して点火コイルの二
次側に高電圧を発生させる内燃機関用点火装置におい
て、上記一次電流値を検出する検出手段と、この検出手
段により検出された値が所定値よりも大きくなると、上
記点火制御信号の電位を通電OFFスレッシュホールド
以上の値で電圧降下させる診断手段とを備えるようにし
たものである。かかる構成により、点火制御信号の電圧
を降下させることにより診断信号とすることができるた
め、小型化することができるとともに、余分な配線作業
も不要とし得るものとなる。
【0007】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記点火制御信号の入力段を電位比較回路で構成すると
ともに、この電位比較回路の通電ONスレッシュホール
ド電位と通電OFFのスレッシュホールド電位の間にヒ
ステリシスを設けるようにしたものである。かかる構成
により、ノイズ等の影響を受けることなく、点火制御の
信頼性を向上し得るものとなる。
【0008】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記所定値は、第1の所定値と第2の所定値からなり、
上記診断手段は、上記検出手段により検出された値が第
1の所定値よりも大きくなると、上記点火制御信号の電
位を通電OFFスレッシュホールド以上の値で第1の所
定電圧だけ電圧降下させるとともに、上記検出手段によ
り検出された値が第2の所定値よりも大きくなると、上
記点火制御信号の電位を通電OFFスレッシュホールド
以上の値でさらに、第2の所定電圧だけ電圧降下させる
ようにしたものである。かかる構成により、点火装置の
不具合や、点火コイルの不具合を診断し得るものとな
る。
【0009】(4)上記目的を達成するために、本発明
は、点火制御信号を出力する内燃機関用制御装置と、点
火制御信号に応じて点火コイルに流れる一次電流を通
電,遮断制御して点火コイルの二次側に高電圧を発生さ
せる内燃機関用点火装置とを有する内燃機関用点火シス
テムにおいて、上記内燃機関用点火装置は、上記一次電
流値を検出する検出手段と、この検出手段により検出さ
れた値が所定値よりも大きくなると、上記点火制御信号
の電位を通電OFFスレッシュホールド以上の値で電圧
降下させる診断手段とから構成され、上記内燃機関用制
御装置は、上記点火制御信号のレベルを監視するモニタ
ー手段を備えるようにしたものである。かかる構成によ
り、点火制御信号の電圧を降下させることにより診断信
号とすることができるため、点火装置を小型化すること
ができるとともに、点火システムの余分な配線作業も不
要とし得るものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の一実施形態による内燃機関用点火装置の構成及び動
作について説明する。最初に、図1を用いて、本発明の
一実施形態による内燃機関用点火装置を用いた内燃機関
用点火システムの全体構成について説明する。図1は、
本発明の一実施形態による内燃機関用点火装置を用いた
内燃機関用点火システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【0011】内燃機関用電子制御装置(ECU)100
は、CPU110と、出力回路120と、モニター回路
130とを備えている。CPU110は、図示しない内
燃機関の運転状態(内燃機関の回転数や、吸気負圧)に
応じて、出力回路120を介して、内燃機関用点火装置
200に、点火制御信号Voutを出力する。出力回路1
20は、PNPトランジスタ122,NPNトランジス
タ124,抵抗126から構成され、CPU110によ
り算出された適正な点火タイミングで、トランジスタ1
22,124をON/OFFして、点火装置200にH
IGH,LOWのパルスからなる点火制御信号Voutを
出力する。モニター回路130は、点火制御信号Vout
の電圧を検出して、CPU110に取り込む。点火制御
信号Voutは、一般には、HIGH,LOWの2値の信
号であるが、本実施形態においては、後述するように、
点火装置200の不具合や点火コイル300の不具合に
応じて、電圧レベルを変えるようにしており、モニター
回路130は、この電圧レベルの変化を検出している。
【0012】点火装置200は、パワートランジスタで
あるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)
210と、入力抵抗Rinと、電流検出用負荷RLと、電
流制御回路220とから構成されている。なお、図中、
一点鎖線で囲んだ入力抵抗Rinと、電流検出用負荷RL
と、電流制御回路220とは、ハイブリットICにより
構成されている。
【0013】点火装置200の電流制御回路220は、
入力信号Vinに応じて、IGBT210のON/OFF
を制御する。内燃機関用電子制御装置(ECU)100
の出力制御信号Vout(=点火装置200の入力制御信
号Vin)が、LOW→HIGHに変化すると、IGBT
210の通電を開始し、HIGH→LOWで遮断するこ
とにより、IGBT210のコレクタ部には、300〜
400Vの高電圧を発生する。この高電圧は、点火コイ
ル300の一次側に供給され、点火コイル300の二次
側に発生した高電圧は、点火コイル400に供給され、
火花を発生する。また、電流制御回路220は、電流検
出用負荷RLを流れる電流を検出して、点火コイル30
0の一次電流を所定値以下となるように制限する。
【0014】さらに、本実施形態においては、電流制御
回路220は、点火コイル300の一次電流に基づい
て、点火装置200や点火コイル300の不具合を検出
して、入力制御信号Vinの電圧レベルを、通常の電圧レ
ベルより降下させる。入力制御信号Vinの電圧レベルが
降下すると、ECU100の出力制御信号Voutの電圧
も降下するため、モニター回路130は、この電圧降下
を検出して、点火装置や点火コイルの不具合をモニター
することができる。
【0015】次に、図2を用いて、本発明の一実施形態
による内燃機関用点火装置の構成について説明する。図
2は、本発明の一実施形態による内燃機関用点火装置の
構成を示す回路図である。なお、図1と同一符号は、同
一部分を示している。
【0016】電流制御回路220は、主として、電源回
路222と、比較回路224と、電流制限回路226
と、診断回路228とから構成されている。電源回路2
22は、ツェナーダイオードZDと、基準電圧回路22
2Aを備えている。バッテリー(+)からの電圧は、入
力抵抗R1を介してツェナーダイオードZDによって、
Vcc定電圧を作り出している。基準電圧回路222A
は、ツェナーダイオードZDによって作られたVcc電
圧に基づいて、定電圧を発生し、比較回路224の中の
入力段システリシル付きコンパレータCOMPや、電流
制限回路226や診断回路228の中の各トランジスタ
Trの基準電圧を供給する。
【0017】IGBT210は、点火コイル300の1
次コイルに流れる1次電流を通電,遮断する主回路を構
成する。IGBT210のゲート端子には、ゲート抵抗
RGが挿入され、ゲートの容量等による突入電流から回
路を保護している。IGBT210のドレイン端子に
は、1次電流を検知する電流検出用負荷RLが接続され
ている。電流検出用負荷RLの両端には、この電流検出
用負荷RLと並列に、分圧抵抗Rdiv1,Rdiv2が接続
されている。
【0018】次に、比較回路222の構成について説明
する。コンパレータCOMPは、点火制御信号の入力段
を構成するコンパレータであり、入力段ヒステリシス付
きコンパレータを構成している。コンパレータCOMP
のノンインバート端子(+)は、入力抵抗Rinを介して
点火制御入力端子に接続され、インバート端子(ー)
は、抵抗R41と抵抗R42によって分圧された基準電圧に
よりバイアスされている。入力抵抗Rinは、外部からの
保護素子であり、可能な限り小さい抵抗値となってい
る。また、接触電流を確保するために、プルダウン抵抗
Rpdを設けている。
【0019】コンパレータCOMPの出力は、抵抗R2
の下流に接続され、IGBT210のゲート電圧を制御
する。また、コンパレータCOMPの出力は、インバー
ターからなるバッファーBuに接続されて、これによっ
て制御された電流によりトランジスタTr41を制御し
て、コンパレータCOMPのインバート端子(−)のバ
イアス電圧を変化させて、入力段にヒステリシスを設け
る回路構成としている。
【0020】点火制御信号VinがLOWの時、コンパレ
ータCOMPのインバート端子(−)は、基準電圧回路
222Aの出力定電圧を、抵抗R41と抵抗R43の並列接
続と抵抗R42で分圧した電圧Vref1によってバイアス
されている。点火制御信号Vinの電圧がこの設定値(電
圧Vref1)以下であれば、コンパレータCOMPはL
OWであり、IGBT210のゲートはLOWに保持さ
れるため一次電流は流れない。
【0021】点火制御信号Vinの電圧がこの設定値(電
圧Vref1)以上になると、コンパレータはHighを
出力し、IGBT210のゲートはHighになり、一
次電流が流れる。また、このタイミングでバッファーB
uの出力がLOWになることにより、トランジスタTr
41がOFFし、コンパレータCOMPのインバート端子
(−)は、基準電圧回路222Aの出力電圧を抵抗R41
と抵抗R42で分圧した電位(Vref2)に降下する。こ
の電圧降下による電位変化が、通電ON−OFF制御ヒ
ステリシスである。
【0022】即ち、点火制御信号Vinの電圧が第1の設
定値(電圧Vref1)以上になると、コンパレータCO
MPの出力がHighとなり、IGBT210がONし
て、一次電流が流れる。また、点火制御信号Vinの電圧
が第2の設定値(電圧Vref2<電圧Vref1)以下にな
ると、コンパレータCOMPの出力がLowとなり、I
GBT210がOFFして、一次電流が遮断される。
【0023】次に、電流制限回路226について説明す
る。トランジスタTr41は、点火コイル300の一次電
流が設定値になった場合に、電流制限をかけるための制
御用トランジスタである。トランジスタTr41のコレク
タは、ゲート抵抗RGの上流に接続され、エミッタはG
NDに接続され、ベースは抵抗R61を介してトランジス
タTr62のコレクタに接続される。トランジスタTr62
のコレクタはプルアップ抵抗R62を介してVccに接続
され、エミッタは一次電流検出抵抗Rdiv1、Rdiv2の
接続点に接続される。すなわち、トランジスタTr62
は、一次電流検出インピーダンスからのエミッタフォロ
ワに構成され、そのベースは基準電圧回路222Aから
抵抗R63と抵抗R64とダイオードD61で構成される電流
制限基準電圧回路の抵抗R64の電位分だけバイアスされ
ている。
【0024】IGBT210がONして一次電流が流
れ、電流検出抵抗RL,Rdiv1,Rdiv2の電位が上昇
し、抵抗R64の電位以上になると、トランジスタTr62
はエミッタ側から次第に遮断され、トランジスタTr41
を導通させる。これによってIGBT210のゲート電
圧は降下し、非飽和状態となり、Vccが上昇してコレ
クタ電流は電流検出抵抗の電位が抵抗R64の電位とほぼ
同等値で制限される。
【0025】次に、診断回路228について説明する。
診断回路228は、トランジスタTr81、Tr82のエミ
ッタを、電流検出抵抗Rdiv1,Rdiv2の接続点に接続
してエミッタフォロワ構成としている。一次電流検出抵
抗Rdiv1,Rdiv2の電圧値が基準バイアス電圧値とな
った時点で、次段トランジスタをON−OFFさせるこ
とにより信号を出力する。抵抗R81と抵抗R82とダイオ
ード37で構成される基準電圧の抵抗R82に発生する電
位(VD1)を第1の診断基準電圧とし、抵抗R83と抵
抗R84とダイオードD82で構成される基準電圧の抵抗R
84に発生する電位(VD2)を第2の診断基準電圧とす
ると、トランジスタTr81のベースは第1の診断基準電
圧(VD1)でバイアスされ、トランジスタTr82のベ
ースは第2の診断基準電圧(VD2)でバイアスされて
いる。例えば、第1の診断基準電圧の電位を検出抵抗R
Lに2Aの一次電流が流れた時発生する電圧ドロップの
値にセットし、第2の診断基準電圧の電位を検出抵抗R
Lに4Aの一次電流が流れた時発生する電圧ドロップの
値にセットすることにより、IGBT210に流れる一
次電流2Aと4Aを検出することができる。
【0026】トランジスタTr81のコレクタは、抵抗R
85を介してトランジスタTr83のベースに接続されてい
る。トランジスタTr82のコレクタは、抵抗R86を介し
てトランジスタTr84のベースに接続されている。トラ
ンジスタTr83,Tr84のエミッタは、GNDに接続さ
れている。トランジスタTr83のコレクタは、抵抗R87
を介して、PNPトランジスタTr85のベースに接続さ
れている。トランジスタTr84のコレクタは、抵抗R88
を介して同様にPNPトランジスタTr85のベースに接
続されている。PNPトランジスタTr85のコレクタ
は、GNDに接続され、エミッタは入力抵抗Rinを介し
て点火制御信号入力端子に接続され、ベースは基準電圧
回路222Aからのプルアップ抵抗R89に接続されてい
る。
【0027】IGBT210がONして一次電流が流
れ、電流検出抵抗Rdiv2の電位が第1の診断基準電圧
(VD1)になった時点で、トランジスタTr83はON
し、PNPトランジスタTr85のベース電圧は基準電圧
回路出力に対して抵抗R89とR87で分圧された値とな
り、PNPトランジスタTr85のエミッタの電位はこの
分圧された値にVbeを加えた値に降下する。更に、一次
電流が増加して電流検出抵抗Rdiv2の電位が第2の診
断基準電圧(VD2)になると、トランジスタTr84が
ONし、PNPトランジスタTr85のベース電圧は基
準電圧回路出力に対して抵抗R89と並列抵抗R87、R
88で分圧された値となり、PNPトランジスタTr85の
エミッタの電位は更に降下する。
【0028】上述したように、入力抵抗Rinは可能な限
り小さな値にしているため、PNPトランジスタTr85
のエミッタ電位と点火制御入力端子の値はほぼ等しいも
のとなる。この時、PNPトランジスタTr85のエミッ
タ電位を入力コンパレータCOMPのOFFスレッシュ
ホールドより高い電圧の範囲で、電圧を降下させること
により、通電制御に影響なく点火信号を変化でき、これ
をECU側で検出することにより診断が可能となる。
【0029】ここで、図3を用いて、本実施形態による
内燃機関用点火装置の診断回路を用いた点火装置等の不
具合の診断動作について説明する。図3は、本発明の一
実施形態による内燃機関用点火装置の診断回路を用いた
点火装置の不具合の診断動作の説明図である。なお、同
図(A)は点火制御信号Vinを示しており、同図(B)
は一次電流検出抵抗によって検出された電圧を示してお
り、同図(C)は点火コイルの二次電圧を示している。
【0030】同図は、正常に点火制御が行われている
場合の波形を示している。同図(A)に示すように、時
刻t1において、点火制御信号が、ONスレッシュホー
ルド電圧(Vref1)以上になると、IGBT210が
導通して一次電流が流れる。従って、同図(B)に示す
ように、一次電流の上昇に伴って、電流検出抵抗の電圧
が上昇する。
【0031】同図(B)に示すように、時刻t2におい
て、電流検出抵抗の電圧値が、第1の診断検出電圧(V
D1)に達すると、同図(A)に示すように、点火通電
信号の電圧は、電圧V1分だけ降下する。さらに、同図
(B)に示すように、一次電流が増加して、時刻t3に
おいて、第2の診断検出電圧(VD2)に達すると、同
図(A)に示すように、点火制御信号の電圧は、電圧V
2分だけ、もう一段降下させる。
【0032】ここで、点火制御信号の電圧降下(V1,
V2)は、OFFスレッシュホールド電圧(Vref2)
以上の電圧で行っているため、点火通電制御に影響を与
えることがないものである。
【0033】同図は、点火装置に不具合があり、点火
コイルへの通電時間が不足して点火コイルの二次側に充
分な高電圧が発生しない場合の波形を示している。同図
(A)に示すように、時刻t11において、点火制御信
号が、ONスレッシュホールド電圧(Vref1)以上に
なると、IGBT210が導通して一次電流が流れる。
従って、同図(B)に示すように、一次電流の上昇に伴
って、電流検出抵抗の電圧が上昇する。
【0034】同図(B)に示すように、時刻t12にお
いて、電流検出抵抗の電圧値が、第1の診断検出電圧
(VD1)に達すると、同図(A)に示すように、点火
制御信号の電圧は、電圧V1分だけ降下する。しかしな
がら、電流検出抵抗の電圧値が第2の診断検出電圧(V
D2)に達する前に、電流が遮断されているため、点火
制御信号には、2回目の電位変化が現れないことにな
る。
【0035】同図は、点火コイルに不具合があった場
合の波形を示している。同図(A)に示すように、時刻
t21において、点火制御信号が、ONスレッシュホー
ルド電圧(Vref1)以上になると、IGBT210が
導通して一次電流が流れる。従って、同図(B)に示す
ように、一次電流の上昇に伴って、電流検出抵抗の電圧
が上昇する。
【0036】ここで、点火コイルに不具合があり、例え
ば、点火コイルの二次巻線がショートモードになると、
一次電流はインダクタンスと抵抗の時定数で表される過
渡現象波形にならず、電流がジャンプした波形が現れ、
二次側に高電圧は発生しないものである。従って、点火
制御信号の電圧は、第1の診断検出電圧から第2の診断
検出電圧までの時間が極端に短いか、あるいは一度に第
2の診断検出電圧の電圧変化に至る波形となる。
【0037】例えば、同図(B)に示すように、時刻t
22において、電流検出抵抗の電圧値が、第2の診断検
出電圧(VD2)に達すると、同図(A)に示すよう
に、点火制御信号の電圧は、電圧V1+電圧V2分だけ
降下する。
【0038】点火制御信号は、図1に示したように、E
CU100の出力点火信号Voutに反映されるため、E
CU100のモニター回路130は、この信号Voutの
電圧を検出して、CPU110に取り込むことにより、
CPU110は、通電制御が正常に行われているかどう
か判断できる。
【0039】なお、比較回路224は、入力段ヒステリ
シス付きのコンパレータを用いるものとしたが、ヒステ
リシス無しのコンパレータを用いることも可能である。
【0040】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、点火装置や点火コイルの不具合を診断回路により検
出するとともに、点火制御信号の電圧レベルを降下させ
るようにしているので、モニター出力端子が不要とな
り、小型で、かつ、余分な配線作業が不要となる。
【0041】次に、図4を用いて、本発明の他の実施形
態による内燃機関用点火装置の構成について説明する。
図4は、本発明の他の実施形態による内燃機関用点火装
置の構成を示す回路図である。なお、図2と同一符号
は、同一部分を示している。
【0042】本実施形態において、電流制御回路220
は、主として、電源回路222と、比較回路224と、
電流制限回路226と、診断回路228とから構成され
ており、これらの基本的な構成は、図2に示したものと
同様である。
【0043】本実施形態においては、パワーGNDと小
信号系GNDを分けて、小信号系GNDはECUのGN
Dと共通にするようにしている。即ち、図4に示すよう
に、点火コイル300の一次側及びIGBT210のド
レイン側に接続されるパワー側の端子Ter1は、独立
してGNDに接続される。電流制御回路220の小信号
系の端子Ter2は、パワー側の端子Ter1とは独立
してGNDに接続されるとともに、小信号系GNDはE
CUのGNDと共通にしている。
【0044】パワー側の端子Ter1は、リード線等を
用いて、エンジン本体等に接地されるが、リード線Rle
adの抵抗値は、0.1Ω程度は存在する。一方、点火コ
イル300の一次側電流は、10A程度あるため、端子
Ter1の電位は、接地電位に対して、1V程度高くな
る。パワーGNDと小信号系GNDを共通にすると、点
火制御信号のレベルも、1V高くなる。そこで、本実施
形態のように、パワーGNDと小信号系GNDを分ける
ことにより、点火制御信号の電位変化を精度よく、制御
することが可能となる。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、点火装置や点火コイルの不具合を診断回路により検
出するとともに、点火制御信号の電圧レベルを降下させ
るようにしているので、モニター出力端子が不要とな
り、小型で、かつ、余分な配線作業が不要となる。ま
た、パワーGNDと小信号系GNDを分けることによ
り、点火制御信号の電位変化を精度よく、制御すること
が可能となる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関用点火装置及
び内燃機関用点火システムにおいて、診断機能を持たせ
た場合においても、診断結果を出力するための出力端子
が不要となり、小型化できるとともに、余分な配線作業
も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による内燃機関用点火装置
を用いた内燃機関用点火システムの全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施形態による内燃機関用点火装置
の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施形態による内燃機関用点火装置
の診断回路を用いた点火装置の不具合の診断動作の説明
図である。
【図4】本発明の他の実施形態による内燃機関用点火装
置の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
100…ECU 110…CPU 120…出力回路 130…モニター回路 200…点火装置 210…IGBT 220…電流制御回路 222…電源回路 224…比較回路 226…電流制限回路 228…診断回路 300…点火コイル 400…点火プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深津 克明 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点火制御信号に応じて点火コイルに流れる
    一次電流を通電,遮断制御して点火コイルの二次側に高
    電圧を発生させる内燃機関用点火装置において、 上記一次電流値を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された値が所定値よりも大きく
    なると、上記点火制御信号の電位を通電OFFスレッシ
    ュホールド以上の値で電圧降下させる診断手段とを備え
    たことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の内燃機関用点火装置におい
    て、 上記点火制御信号の入力段を電位比較回路で構成すると
    ともに、この電位比較回路の通電ONスレッシュホール
    ド電位と通電OFFのスレッシュホールド電位の間にヒ
    ステリシスを設けたことを特徴とする内燃機関用点火装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の内燃機関用点火装置におい
    て、 上記所定値は、第1の所定値と第2の所定値からなり、 上記診断手段は、上記検出手段により検出された値が第
    1の所定値よりも大きくなると、上記点火制御信号の電
    位を通電OFFスレッシュホールド以上の値で第1の所
    定電圧だけ電圧降下させるとともに、上記検出手段によ
    り検出された値が第2の所定値よりも大きくなると、上
    記点火制御信号の電位を通電OFFスレッシュホールド
    以上の値でさらに、第2の所定電圧だけ電圧降下させる
    ことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  4. 【請求項4】点火制御信号を出力する内燃機関用制御装
    置と、 点火制御信号に応じて点火コイルに流れる一次電流を通
    電,遮断制御して点火コイルの二次側に高電圧を発生さ
    せる内燃機関用点火装置とを有する内燃機関用点火シス
    テムにおいて、 上記内燃機関用点火装置は、 上記一次電流値を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された値が所定値よりも大きく
    なると、上記点火制御信号の電位を通電OFFスレッシ
    ュホールド以上の値で電圧降下させる診断手段とから構
    成され、 上記内燃機関用制御装置は、上記点火制御信号のレベル
    を監視するモニター手段を備えたことを特徴とする内燃
    機関用点火システム。
JP10107697A 1998-04-17 1998-04-17 内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火システム Pending JPH11294309A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107697A JPH11294309A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火システム
DE1999117594 DE19917594B4 (de) 1998-04-17 1999-04-19 Zündeinheit und Zündsystem für Brennkraftmaschinen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107697A JPH11294309A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11294309A true JPH11294309A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14465669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10107697A Pending JPH11294309A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 内燃機関用点火装置及び内燃機関用点火システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH11294309A (ja)
DE (1) DE19917594B4 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004055361A1 (ja) * 2002-12-13 2004-07-01 Hitachi, Ltd. Igbtを用いた車載イグナイタ
JP2014023345A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Rohm Co Ltd スイッチ制御回路、イグナイタ、エンジン点火装置、車両

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20111669A1 (it) 2011-09-16 2013-03-17 St Microelectronics Srl Accensione graduale in un sistema di accensione di un motore a combustione

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6469775A (en) * 1987-09-10 1989-03-15 Nippon Denso Co Ignitor for internal combustion engine
DE4007774A1 (de) * 1990-03-12 1991-09-19 Telefunken Electronic Gmbh Zuendanlage fuer viertakt-brennkraftmaschinen
JPH0619962A (ja) * 1992-07-06 1994-01-28 Sharp Corp テキスト分割装置
DE4331994C2 (de) * 1993-09-21 1996-10-02 Telefunken Microelectron Zündanlage für Brennkraftmaschinen mit ruhender Hochspannungsverteilung und Mehrfach-Datenübertragung
JP2862467B2 (ja) * 1993-09-28 1999-03-03 株式会社日立製作所 内燃機関用点火装置、及び点火装置の故障検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004055361A1 (ja) * 2002-12-13 2004-07-01 Hitachi, Ltd. Igbtを用いた車載イグナイタ
US7051724B2 (en) 2002-12-13 2006-05-30 Hitachi, Ltd. Car-mounted igniter using IGBT
JP2014023345A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Rohm Co Ltd スイッチ制御回路、イグナイタ、エンジン点火装置、車両

Also Published As

Publication number Publication date
DE19917594A1 (de) 1999-10-21
DE19917594B4 (de) 2004-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3482161B2 (ja) 内燃機関の点火システム
JPH0942129A (ja) 内燃機関の点火装置
JP3194676B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP3488405B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態検出装置
CN206256989U (zh) 点火器电路
JPH11159430A (ja) 内燃機関用のイオン電流検出装置
US7467626B2 (en) Ignition device of ignition control system for an internal combustion engine
CN206290357U (zh) 点火电路
US7530350B2 (en) Output circuit for an on-vehicle electronic device
US7581534B2 (en) Internal combustion engine ignition device
US5508872A (en) Circuit for ground fault detection and switching
JP3614150B2 (ja) 燃焼状態検出装置
US20020144544A1 (en) Automotive ignition monitoring system with misfire and fouled plug detection
JP4188290B2 (ja) 内燃機関点火装置
JPH07180647A (ja) 内燃機関の失火検出装置
JPH06232712A (ja) 負荷制御装置の保護装置
JP2002295354A (ja) 内燃機関用点火装置
CN113195885A (zh) 离子电流检测电路、点火控制装置及点火系统
JPH09228937A (ja) 内燃機関用点火装置
JP3762264B2 (ja) 自動車用駆動回路及びそれを用いた内燃機関用点火装置
JP2009103011A (ja) 内燃機関用点火装置
JPH09236073A (ja) 内燃機関の燃焼状態検出装置
JP2862467B2 (ja) 内燃機関用点火装置、及び点火装置の故障検出装置
CN119957349B (zh) 氧加热系统
KR100282897B1 (ko) 노이즈를 제거한 점화장치