JPH1129488A - ピコスルファートナトリウムを含有する医薬組成物 - Google Patents
ピコスルファートナトリウムを含有する医薬組成物Info
- Publication number
- JPH1129488A JPH1129488A JP10132422A JP13242298A JPH1129488A JP H1129488 A JPH1129488 A JP H1129488A JP 10132422 A JP10132422 A JP 10132422A JP 13242298 A JP13242298 A JP 13242298A JP H1129488 A JPH1129488 A JP H1129488A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium picosulfate
- pharmaceutical composition
- constipation
- picosulfate
- gastrointestinal symptoms
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】排便を促し便秘を改善するとともに、胃腸症状
や軟便などをの副作用を抑制する医薬組成物を提供する
こと。 【解決手段】ピコスルファートナトリウムおよび生薬を
配合することを特徴とする医薬組成物。
や軟便などをの副作用を抑制する医薬組成物を提供する
こと。 【解決手段】ピコスルファートナトリウムおよび生薬を
配合することを特徴とする医薬組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排便を促し、便質を
改善する効果を有する医薬組成物に関する。
改善する効果を有する医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の欧米化、ストレスの増
加、不規則な排便習慣、高齢化など生活様式の変化に伴
い、便秘症状を訴える者が増加している。この便秘症状
を改善するために便秘薬を服用する者も多いが、従来の
便秘薬では、便秘症状を充分に改善することができなか
ったり、あるいは効きめが強すぎて腹痛、腹鳴、腹部膨
満感などの胃腸症状や軟便などを併発することがあっ
た。
加、不規則な排便習慣、高齢化など生活様式の変化に伴
い、便秘症状を訴える者が増加している。この便秘症状
を改善するために便秘薬を服用する者も多いが、従来の
便秘薬では、便秘症状を充分に改善することができなか
ったり、あるいは効きめが強すぎて腹痛、腹鳴、腹部膨
満感などの胃腸症状や軟便などを併発することがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、排便を促し
便秘を改善するとともに、胃腸症状や軟便などの副作用
を抑制する医薬組成物を提供することを課題とする。
便秘を改善するとともに、胃腸症状や軟便などの副作用
を抑制する医薬組成物を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる課題
を解決するために、ビサコジルやフェノールフタレイン
といった緩下剤について、胃腸症状や軟便などの副作用
を抑制するため生薬の配合を試みたが、緩下作用を維持
したまま副作用を抑制することはできなかった。
を解決するために、ビサコジルやフェノールフタレイン
といった緩下剤について、胃腸症状や軟便などの副作用
を抑制するため生薬の配合を試みたが、緩下作用を維持
したまま副作用を抑制することはできなかった。
【0005】しかし、これらの緩下剤と異なり、大腸由
来の腸内細菌によって分解を受け、活性型になるピコス
ルファートナトリウムについては、ある種の生薬を配合
することによって、緩下作用を損なうことなく、便中の
水分を適度に調節して胃腸症状や軟便などの副作用を抑
制できることを見出した。
来の腸内細菌によって分解を受け、活性型になるピコス
ルファートナトリウムについては、ある種の生薬を配合
することによって、緩下作用を損なうことなく、便中の
水分を適度に調節して胃腸症状や軟便などの副作用を抑
制できることを見出した。
【0006】すなわち、本発明はピコスルファートナト
リウムおよび生薬を配合することを特徴とする医薬組成
物である。
リウムおよび生薬を配合することを特徴とする医薬組成
物である。
【0007】
【発明の実施の形態】ピコスルファートナトリウムは、
各種便秘症、術前後排便補助、造影剤(硫酸バリウム)
投与後の排便促進に使用され、大腸のぜん動運動を亢進
させ、緩和な緩下作用を示すが、腹痛、腹鳴、腹部膨満
感などの胃腸症状が現れることがある緩下薬である(日
本薬局方 第13改正)。
各種便秘症、術前後排便補助、造影剤(硫酸バリウム)
投与後の排便促進に使用され、大腸のぜん動運動を亢進
させ、緩和な緩下作用を示すが、腹痛、腹鳴、腹部膨満
感などの胃腸症状が現れることがある緩下薬である(日
本薬局方 第13改正)。
【0008】本発明に係る生薬とは、ケイヒ、ショウキ
ョウ、カンゾウ、タイソウまたはシャクヤクであるが、
特に胃腸症状を改善するという点からは、カンゾウ、シ
ャクヤクが好ましい。
ョウ、カンゾウ、タイソウまたはシャクヤクであるが、
特に胃腸症状を改善するという点からは、カンゾウ、シ
ャクヤクが好ましい。
【0009】本発明におけるピコスルファートナトリウ
ムと生薬の配合比率については、ピコスルファートナト
リウム1重量部に対して原生薬量総量として30〜30
00重量部であり、緩下作用を損なわずに胃腸症状や軟
便などの副作用を充分に抑制するという点からは、10
0〜1000重量部が好ましい。
ムと生薬の配合比率については、ピコスルファートナト
リウム1重量部に対して原生薬量総量として30〜30
00重量部であり、緩下作用を損なわずに胃腸症状や軟
便などの副作用を充分に抑制するという点からは、10
0〜1000重量部が好ましい。
【0010】ピコスルファートナトリウムの投与量につ
いては、成人1人に対して1日当たり2.5〜15mg
であり、常用量で充分な緩下作用を発揮することができ
る。
いては、成人1人に対して1日当たり2.5〜15mg
であり、常用量で充分な緩下作用を発揮することができ
る。
【0011】本発明に係る組成物には、他の薬物を配合
することができる。その薬物としては特に限定されるも
のではないが、前記必須成分の他、例えば、ビタミン
類、キサンチン誘導体、アミノ酸、生菌、食物繊維など
が挙げられ、本発明の効果を損なわない範囲の量で配合
することができる。
することができる。その薬物としては特に限定されるも
のではないが、前記必須成分の他、例えば、ビタミン
類、キサンチン誘導体、アミノ酸、生菌、食物繊維など
が挙げられ、本発明の効果を損なわない範囲の量で配合
することができる。
【0012】また、本発明に係る組成物は、そのままあ
るいは必要に応じて他の公知の添加剤、例えば、賦形
剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、抗酸化剤、コーティング
剤、着色剤、矯味矯臭剤、界面活性剤、可塑剤などと混
合して常法により、顆粒剤、散剤、カプセル剤、錠剤、
ドライシロップ剤、液剤などの経口製剤とすることがで
きる。
るいは必要に応じて他の公知の添加剤、例えば、賦形
剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、抗酸化剤、コーティング
剤、着色剤、矯味矯臭剤、界面活性剤、可塑剤などと混
合して常法により、顆粒剤、散剤、カプセル剤、錠剤、
ドライシロップ剤、液剤などの経口製剤とすることがで
きる。
【0013】液剤の場合、必要に応じて他の生理活性成
分、ミネラル、香料などを配合することもできる。
分、ミネラル、香料などを配合することもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、胃腸症状や軟便などを引
き起こすことなく、排便を促し、便秘を改善することが
可能となった。
き起こすことなく、排便を促し、便秘を改善することが
可能となった。
【0015】特に、ピコスルファートナトリウムを配合
した便秘薬によって腹痛、腹鳴、腹部膨満感などの胃腸
症状や軟便などを併発する患者に対して、そのような副
作用を懸念する必要のない医薬品を提供することが可能
となった。
した便秘薬によって腹痛、腹鳴、腹部膨満感などの胃腸
症状や軟便などを併発する患者に対して、そのような副
作用を懸念する必要のない医薬品を提供することが可能
となった。
【0016】
【実施例】以下に、実施例および試験例を挙げて、本発
明をさらに詳しく説明する。
明をさらに詳しく説明する。
【0017】 (実施例1) ピコスルファートナトリウム 22.5g ケイヒ(エキスとして) 900g シャクヤク(エキスとして) 900g カンゾウ(エキスとして) 900g タイソウ(エキスとして) 900g ショウキョウ(エキスとして) 600g 上記薬剤を乳糖900g、ヒドロキシプロピルセルロー
ス72.5gおよび低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ース150gとともに混合後、セイセイスイ2000g
を結合溶剤として常法により造粒し、ノイシリン50g
およびステアリン酸マグネシウム5gを加え、混合顆粒
を圧縮成形して1錠重量600mgの錠剤を得た。
ス72.5gおよび低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ース150gとともに混合後、セイセイスイ2000g
を結合溶剤として常法により造粒し、ノイシリン50g
およびステアリン酸マグネシウム5gを加え、混合顆粒
を圧縮成形して1錠重量600mgの錠剤を得た。
【0018】 (実施例2) ピコスルファートナトリウム 15g シャクヤク(エキスとして) 1000g カンゾウ(エキスとして) 1000g ビタミンB1 25g ビタミンB6 50g をバレイショデンプン325g、乳糖325g、ヒドロ
キシプロピルセルロース150gおよび低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース55gとともに混合後、セイセ
イスイ1200gを結合溶剤として常法により顆粒を製
した。この顆粒にノイシリン50gおよびステアリン酸
マグネシウム5gを加え、1包1.5gの分包剤を得
た。
キシプロピルセルロース150gおよび低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース55gとともに混合後、セイセ
イスイ1200gを結合溶剤として常法により顆粒を製
した。この顆粒にノイシリン50gおよびステアリン酸
マグネシウム5gを加え、1包1.5gの分包剤を得
た。
【0019】(試験例1)生後7週齢のSD系雄性ラッ
トを4匹ずつの4群に分け、ステンレス性金網ゲージで
各群3ゲージづつ飼育した。飼育中は、摂食、節水(水
道水)は自由とし、各群は次の条件下で実験を行った。
トを4匹ずつの4群に分け、ステンレス性金網ゲージで
各群3ゲージづつ飼育した。飼育中は、摂食、節水(水
道水)は自由とし、各群は次の条件下で実験を行った。
【0020】第一群は、非便秘誘発コントロール群と
し、被験薬としては生理食塩水を5ml/kgを経口投
与した。第二群から第四群は、便秘誘発群として被験薬
投与後30分後に便秘誘発薬物塩酸ロペラミドを0.3
mg/kgを皮下投与した。
し、被験薬としては生理食塩水を5ml/kgを経口投
与した。第二群から第四群は、便秘誘発群として被験薬
投与後30分後に便秘誘発薬物塩酸ロペラミドを0.3
mg/kgを皮下投与した。
【0021】被験薬としては、第二群は生理食塩水、第
三群はピコスルファートナトリウム2.5mg/kgを
生理食塩水に溶解したもの、第四群は上記実施例1で得
られた錠剤(ピコスルファートナトリウム用量として
2.5mg/kg)を生理食塩水に懸濁したもの、各々
5ml/kgを経口投与した。
三群はピコスルファートナトリウム2.5mg/kgを
生理食塩水に溶解したもの、第四群は上記実施例1で得
られた錠剤(ピコスルファートナトリウム用量として
2.5mg/kg)を生理食塩水に懸濁したもの、各々
5ml/kgを経口投与した。
【0022】便秘に対する効果の測定項目として、被験
薬投与直後から2時間経過後または被験薬投与直後から
8時間経過後までのラットの糞の総重量およびその糞を
50℃で10時間乾燥した後の重量を測定し、同時に糞
の状態を肉眼で観察した(J.Pharm.Pharmcol.1992,vol4
4,p358-360)。結果を表1に示す。
薬投与直後から2時間経過後または被験薬投与直後から
8時間経過後までのラットの糞の総重量およびその糞を
50℃で10時間乾燥した後の重量を測定し、同時に糞
の状態を肉眼で観察した(J.Pharm.Pharmcol.1992,vol4
4,p358-360)。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】第3群、第4群ともに便秘に対して改善効
果があるが、第4群では軟便の排出はなく、ほぼ正常な
状態の便を排出した。
果があるが、第4群では軟便の排出はなく、ほぼ正常な
状態の便を排出した。
フロントページの続き (72)発明者 小田原 美樹子 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 塩本 秀己 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】ピコスルファートナトリウムおよび生薬を
配合することを特徴とする医薬組成物。 - 【請求項2】生薬がケイヒ、ショウキョウ、カンゾウ、
タイソウまたはシャクヤクである請求項1記載の医薬組
成物。 - 【請求項3】緩下剤である請求項1または2記載の医薬
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10132422A JPH1129488A (ja) | 1997-05-14 | 1998-05-14 | ピコスルファートナトリウムを含有する医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12443197 | 1997-05-14 | ||
| JP9-124431 | 1997-05-14 | ||
| JP10132422A JPH1129488A (ja) | 1997-05-14 | 1998-05-14 | ピコスルファートナトリウムを含有する医薬組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1129488A true JPH1129488A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=26461111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10132422A Withdrawn JPH1129488A (ja) | 1997-05-14 | 1998-05-14 | ピコスルファートナトリウムを含有する医薬組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1129488A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002003377A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | ピコスルファートナトリウム配合緩下剤 |
| JP2005289911A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 植物抽出物を含有する粒剤の製造方法 |
| CN113543649A (zh) * | 2019-02-06 | 2021-10-22 | K.L.R.M.有限公司 | 治疗便秘和其他胃肠系统疾病的组合物和方法 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10132422A patent/JPH1129488A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002003377A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | ピコスルファートナトリウム配合緩下剤 |
| JP2005289911A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 植物抽出物を含有する粒剤の製造方法 |
| WO2005099732A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 植物抽出物を含有する粒剤の製造方法 |
| CN113543649A (zh) * | 2019-02-06 | 2021-10-22 | K.L.R.M.有限公司 | 治疗便秘和其他胃肠系统疾病的组合物和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050411 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060620 |