JPH11295821A - フィルム搬送装置およびフィルム搬送方法 - Google Patents

フィルム搬送装置およびフィルム搬送方法

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JPH11295821A
JPH11295821A JP12173198A JP12173198A JPH11295821A JP H11295821 A JPH11295821 A JP H11295821A JP 12173198 A JP12173198 A JP 12173198A JP 12173198 A JP12173198 A JP 12173198A JP H11295821 A JPH11295821 A JP H11295821A
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JP
Japan
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film
frame
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sent
normally
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JP12173198A
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English (en)
Inventor
Keiji Hida
圭司 肥田
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムに形成された各コマが順次所望の位
置にくるようにフィルムを送る。 【解決手段】 フィルム搬送モータ48によって駆動さ
れる搬送ローラ対42〜46が、或るコマ51について
セットされた送り量分フィルム34を送る。パーフォレ
ーション検出センサ60によってフィルム34が正常に
送られたか否かを検出し、フィルム34が所望の位置ま
で正常に送られれば1コマ送り正常終了処理を、そうで
なければ1コマ送り異常処理を、それぞれ行い、フィル
ム34が正常に送られたか否かを示すRAM18内のフ
ラグを設定し、1コマ送りに要したフィルム送り量をR
AM18に記憶する。正常に送られたコマ51のうち次
に送られるコマ51に最も近いコマ51の送り量を、次
のコマ51の送り量としてセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム搬送装
置およびフィルム搬送方法に関し、特にたとえばAPS
(Advanced Photo System)などのフィルムの画像情報
の検出やフィルムの画像情報の焼き付けを行う写真処理
装置に用いられる、フィルム搬送装置およびフィルム搬
送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】写真処理装置においてフィルムの画像情
報を検出したりフィルムの画像情報を焼き付けるとき、
フィルム搬送装置によって、カートリッジからフィルム
が送り出される。このとき従来では、フィルムのコマの
定寸(31.7mm)に、フィルム搬送用ローラ径の誤
差分のみを補正して、1コマ分の送り量を算出し、どの
コマについてもこのようにして算出された一定の送り量
分だけフィルムを送り出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カートリッジからフィ
ルムを送り出す際に、両者間の摩擦等によってフィルム
に負荷がかかりフィルムが滑る場合がある。また、フィ
ルムの状態や種類によってフィルムの滑り量が異なる。
さらに、巻回されたフィルムの形状はフィルムを送り出
していくに従って細くなることに起因して、フィルムの
先端と後端とではフィルムの滑り量が異なる。
【0004】しかし、従来のフィルム搬送装置では、フ
ィルムの一コマ毎の送り量は一定であるので、上述のよ
うにフィルムが滑る場合やその滑り量が変化する場合に
は対応できず、フィルムに形成された各コマが順次所望
の位置にくるようにフィルムを送り出すことができない
ことがあった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、フ
ィルムに形成された各コマが順次所望の位置にくるよう
にフィルムを送ることができる、フィルム搬送装置およ
びフィルム搬送方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のフィルム搬送装置は、フィルムに
形成された各コマが順次所望の位置にくるようにフィル
ムを送るフィルム搬送装置であって、設定された送り量
に応じてフィルムを送る搬送手段、コマが所望の位置に
くるようにフィルムが正常に送られたか否かを各コマ毎
に判断する判断手段、各コマ毎のフィルムの送り量を算
出する算出手段、各コマ毎にフィルムが正常に送られた
か否かを示すデータおよびフィルムの送り量を記憶する
記憶手段、ならびに記憶手段内のデータおよび送り量を
参照して、正常に送られたコマのうち次に送られるコマ
に最も近いコマの送り量を次に送られるコマの送り量と
する送り量設定手段を備える。
【0007】請求項2に記載のフィルム搬送装置は、請
求項1に記載のフィルム搬送装置において、判断手段は
フィルムに形成されるパーフォレーションを検出するパ
ーフォレーション検出センサを含み、パーフォレーショ
ン検出センサがパーフォレーションを検出するか否かに
基づいてフィルムが正常に送られたか否かが判断される
ものである。
【0008】請求項3に記載のフィルム搬送方法は、フ
ィルムに形成された各コマが順次所望の位置にくるよう
にフィルムを送るフィルム搬送方法であって、設定され
た送り量に応じてフィルムを送る第1ステップ、コマが
所望の位置にくるようにフィルムが正常に送られたか否
かを各コマ毎に判断する第2ステップ、各コマ毎のフィ
ルムの送り量を算出する第3ステップ、各コマ毎にフィ
ルムが正常に送られたか否かを示すデータおよびフィル
ムの送り量を記憶手段に記憶する第4ステップ、ならび
に記憶手段内のデータおよび送り量を参照して、正常に
送られたコマのうち次に送られるコマに最も近いコマの
送り量を次に送られるコマの送り量とする第5ステップ
を備える。
【0009】請求項1に記載のフィルム搬送装置では、
搬送手段によってフィルムが送られ、判断手段によって
各コマ毎にフィルムが正常に送られたか否かが判断さ
れ、その判断結果および各コマ毎の1コマ送りに要した
フィルムの送り量が記憶手段に記憶される。そして、送
り量設定手段によって、以前に正常に送られたコマのう
ち次に送られるコマに最も近いコマの送り量が記憶手段
内から検索され、次に送られるコマの送り量として設定
される。
【0010】このように、或るコマを露光位置等の所望
の位置まで送るに際して、それ以前のすべてのコマにつ
いて所望位置まで送るのに要した送り量を記憶してお
き、正常にフィルム送りができたコマのうち次に送ろう
としているコマに最も近いコマの1コマ送りに要した送
り量を、次のコマの送り量とすることによって、フィル
ムの滑りおよび滑り量の変化を考慮し、それらに対応し
た送り量を求めることができる。
【0011】請求項2に記載のフィルム搬送装置では、
コマとパーフォレーションとの相対位置は常に等しくさ
れていることに鑑み、パーフォレーション検出センサが
パーフォレーションを検出するか否かに基づいて、フィ
ルムが正常に送られたか否かを精度よく判断できる。
【0012】請求項3に記載のフィルム搬送方法では、
フィルムが送られると、各コマ毎にフィルムが正常に送
られたか否かが判断され、その判断結果および各コマ毎
の1コマ送りに要したフィルムの送り量が記憶手段に記
憶される。そして、それ以前に正常に送られたコマのう
ち次に送られるコマに最も近いコマの送り量が記憶手段
内から検索され、次のコマの送り量として設定される。
したがって、フィルムの滑りおよび滑り量の変化を考慮
し、それらに対応した送り量を求めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】図1および図2を参照して、この発明の実
施の形態のフィルム搬送装置10は、APSなどのフィ
ルムの画像情報の検出やフィルムの画像情報の焼き付け
を行う写真処理装置などに用いられる。
【0015】フィルム搬送装置10は、フィルム搬送装
置10の動作を制御するためのフィルム搬送コントロー
ラ12を含む。フィルム搬送コントローラ12は、図2
に示すCPU14、ROM16、RAM18およびドラ
イバ20〜30に相当する。
【0016】ROM16には、CPU14が行う各種制
御のためのプログラム等が格納され、RAM18には、
CPU14による制御の際に必要なデータが一時的に格
納され、たとえば、各コマ51(後述)毎の、フィルム
34(後述)を正常に1コマ分送れたか否かを示すフラ
グ(正常時:0、異常時:1)およびフィルム送り量等
が格納される。なお、フィルム送り量は、フィルム搬送
モータ48(後述)の1パルス当たりの回転量およびフ
ィルム送りに要したパルス数に基づいてCPU14によ
って算出される。
【0017】また、フィルム搬送装置10は、カートリ
ッジ32に収納されたフィルム34を矢印X方向に搬送
する通路となる搬送路36を有する。搬送路36には、
搬入側38から搬出側40に向けてほぼ等間隔に搬送ロ
ーラ対42、44および46がフィルム34を挟むよう
に配置され、各搬送ローラ対42、44および46は、
それぞれフィルム34の上側に配置される駆動ローラ4
2a、44aおよび46aと、フィルム34の下側に配
置される圧着ローラ42b、44bおよび46bとを備
える。
【0018】フィルム搬送コントローラ12のCPU1
4からの制御信号がドライバ20を介してたとえばパル
スモータからなるフィルム搬送モータ48に与えられ、
フィルム搬送モータ48が、フィルム搬送系49、すな
わち伝動手段(図示せず)を介して搬送ローラ対42、
44および46を同期的に回転駆動し、フィルム34を
搬送する。なお、カートリッジ32からフィルム34を
送り出すときには、フィルム34を1コマ毎に間欠的に
搬送するように、カートリッジ32にフィルム34を巻
き戻すときには、フィルム34を一定速度で連続的に搬
送するように、フィルム搬送モータ48の回転がCPU
14によって制御される。また、フィルム搬送系49に
よって、フィルム34を巻き取るフィルム巻き取り処理
系50が駆動される。
【0019】ここで、図3(a)に示すように、フィル
ム34の幅方向一端側には、各コマ51に対応するよう
にパーフォレーション52が2個ずつ形成されており、
パーフォレーション52間には、フィルム搬送装置10
によって記録可能な磁気データ54がトラックP1およ
びP2に形成され、フィルム34の幅方向他端側には、
カメラ(図示せず)によって記録可能な磁気データ55
がトラックC1およびC2に形成され、さらに、図3
(b)および(c)に示すように、フィルム34の幅方
向他端側には、バーコード(DXコード)56が形成さ
れている。
【0020】磁気データ54としては焼き付け時の露光
量や露光時間等の情報が含まれ、磁気データ55として
はカメラでの撮影情報(シャッタースピード、絞り、撮
影日時、撮影場所等)や焼き付けサイズ等の情報が含ま
れ、バーコード56には、予めフィルム34の製造段階
で光学的に焼き込まれたID番号やコマ番号等の情報が
含まれる。また、コマ51と2個のパーフォレーション
52との相対位置は常に等しくされているので、パーフ
ォレーション52を検出することによって、コマ51の
位置を確認することができ、したがって、コマ51が所
望の位置にくるようにフィルム34が正常に送られたか
否かを判断できる。
【0021】図1および図2に戻って、カートリッジ3
2と搬送ローラ対42との間には、フィルム34の先端
部を検出するためのフィルム先端検出センサ58が設け
られ、搬送ローラ対42と44との間であって幅方向一
端側には、パーフォレーション52を検出するためのパ
ーフォレーション検出センサ60、幅方向他端側には、
バーコード56を検出するためのバーコード検出センサ
62がそれぞれ設けられる。バーコード検出センサ62
はエンドパーフォレーション(図示せず)をも検出し、
最後のコマ51までフィルム34が送られたか否かが判
断される。フィルム先端検出センサ58、パーフォレー
ション検出センサ60およびバーコード検出センサ62
は、それぞれフィルム34を挟んで、LED58aとフ
ォトトランジスタ58b、LED60aとフォトトラン
ジスタ60b、およびLED62aとフォトトランジス
タ62bを、一対にして構成される。
【0022】LED58a、60aおよび62aは、そ
れぞれドライバ22、24および26によって駆動さ
れ、フォトトランジスタ58b、60bおよび62bか
らの検出信号がCPU14に与えられる。
【0023】搬送ローラ対44近傍には、磁気データ読
み取り/書き込みユニット64が搬送路36の直交方向
に設けられる。磁気データ読み取り/書き込みユニット
64は、トラックP1用の磁気書き込み装置66a、ト
ラックP2用の磁気書き込み装置66b、トラックP1
用の磁気読み取り装置68a、トラックP2用の磁気読
み取り装置68b、トラックC1用の磁気読み取り装置
70a、トラックC2用の磁気読み取り装置70bを含
む。搬送ローラ対44と46との間の露光位置71に
は、フィルム押さえユニット72が設けられる。
【0024】磁気書き込み装置66aは、たとえば焼き
付け後のフィルム34の巻き取り時に、焼き付け情報等
をフィルム34に書き込むものである。磁気書き込み装
置66aでは、RAM18に格納されたデータがD/A
変換器74によってアナログ化され、ドライバ76によ
って印加された電圧に応じて磁気ライトヘッド78が磁
気データ54をフィルム34に書き込む。磁気書き込み
装置66bにおいても、磁気書き込み装置66aと同様
に構成されかつ動作するので、図示および重複する説明
は省略する。
【0025】磁気読み取り装置68aは、たとえばフィ
ルム34の画像情報の検出時に磁気データ54を読み取
るものである。磁気読み取り装置68aでは、フィルム
搬送装置10等によって書き込まれた磁気データ54が
磁気リードヘッド80によって読み取られ、その磁気デ
ータ54は信号増幅器82によって増幅された後、A/
D変換される。すなわち、ピーク検出器84で矩形波状
のデータパルスとされ、2値化判定器86によってディ
ジタル化されて得られたシリアルデータがシリアル−パ
ラレル変換器88を介してパラレルデータとしてCPU
14に与えられ、RAM18に格納される。磁気読み取
り装置68bにおいても、磁気読み取り装置68aと同
様に構成されかつ動作するので、図示および重複する説
明は省略する。
【0026】磁気読み取り装置70aは、たとえばフィ
ルム34の画像情報の検出時に磁気データ55を読み取
るものである。磁気読み取り装置70aでは、カメラに
よって書き込まれた磁気データ55が磁気リードヘッド
90によって読み取られ、その磁気データ55は信号増
幅器92によって増幅された後、A/D変換される。す
なわち、ピーク検出器94で矩形波状のデータパルスと
され、2値化判定器96によってディジタル化されて得
られたシリアルデータがシリアル−パラレル変換器98
を介してパラレルデータとしてCPU14に与えられ、
RAM18に格納される。磁気読み取り装置70bにお
いても、磁気読み取り装置70aと同様に構成されかつ
動作するので、図示および重複する説明は省略する。
【0027】また、カートリッジ32には、図示しない
カートリッジ遮蔽ふた(ライトロックドア)を開閉する
カートリッジ遮蔽ふた開閉部100、および図示しない
カートリッジスプールを回転させるカートリッジスプー
ル軸駆動部102が形成され、それぞれたとえばパルス
モータからなるカートリッジ遮蔽ふた開閉モータ104
およびカートリッジスプール軸駆動モータ106によっ
て駆動され、カートリッジ遮蔽ふたが開き、フィルム3
4が送られる。
【0028】カートリッジ32の一側面には、現像済み
マーク(図示せず)に対応する位置に、フィルム34が
現像済か未現像かを確認するためのたとえばリミットス
イッチからなる確認センサ108が配置され、現像済マ
ークによってリミットスイッチが押されたか否かに基づ
いて、現像済か未現像かが検出される。また、カートリ
ッジ32の一側面近傍には、カートリッジ32がフィル
ム搬送装置10に装着されているか否かを検出するため
のたとえばリミットスイッチからなる検出センサ110
が配置される。確認センサ108および検出センサ11
0からの検出信号はCPU14に与えられる。
【0029】また、プリント処理コントローラ112
は、CPU14からの制御信号に応じて、プリント処理
系118および表示器116を制御する。プリント処理
系118によって、露光位置71にあるコマ51の画像
情報を印画紙(図示せず)に焼き付ける処理等が行われ
る。表示器116には、各コマ毎のフィルム送り状況等
が表示され、また、キーボード114からのオペレータ
入力に応じてフィルム34の送りを調整することができ
る。
【0030】このようなフィルム搬送装置10の動作に
ついて、図4を参照して説明する。
【0031】まず、セットされた送り量分フィルム34
が送られる(ステップS1)。初期状態では、予め設定
された送り量分フィルム34が送られる。そして、セッ
トされた送り量分だけフィルム34が送られたか否かが
判断される(ステップS3)。セットされた送り量分だ
けフィルム34が送られたか否かの判断は、フィルム搬
送モータ48に与えられるパルス数が所定数に達したか
否かをCPU14が判断することによって行われる。セ
ットされた送り量分だけフィルム34が送られていなけ
れば、1コマ送り中にコマ51の前後にあるパーフォレ
ーション52がパーフォレーション検出センサ60によ
って検出されたか否かが判断される(ステップS5)。
パーフォレーション52が検出されなければ、ステップ
S3に戻り、パーフォレーション52が検出されれば、
1コマ送り正常終了処理が行われ、RAM18内のフラ
グが正常終了処理に設定(正常時:0)され(ステップ
S7)、このとき1コマ送りに要したフィルム送り量が
RAM18に記憶される(ステップS9)。
【0032】一方、ステップS3において、セットされ
た送り量分だけフィルム34が送られたと判断されれ
ば、コマ51の前後にあるパーフォレーション52が検
出されたか否かが判断され(ステップS11)、パーフ
ォレーション52が検出されれば、ステップS7に進
み、パーフォレーション52が検出されなければ、1コ
マ送り異常処理が行われる(ステップS13)。このと
き、RAM18内のフラグが異常処理に設定(異常時:
1)され、かつオペレータに異常があることをたとえば
表示部116を通して知らせる。オペレータは異常通知
に応じてたとえばキーボード114を操作し、過不足分
を微調整してフィルム34を所望の位置まで送る。そし
て、ステップS9において、自動的に送られた送り量分
にオペレータによって送られた送り量分を加減算して得
られる最終的な送り量分が、1コマ送りに要したフィル
ム送り量としてRAM18に記憶される。
【0033】ステップS9の後、最後のコマ51まで送
ってしまったか否かが判断される(ステップS15)。
これは、バーコード検出センサ62がエンドパーフォレ
ーションを検出したか否かによって判断される。最後の
コマ51まで送っていないときには、RAM18に格納
されているフラグに基づいて、正常に1コマ送りを行え
たか否かが判断される(ステップS17)。正常に1コ
マ送りが行えたときには、このとき1コマ送りに要した
フィルム送り量が次のコマ51の送り量としてセットさ
れ(ステップS19)、ステップS1に戻る。
【0034】一方、ステップS17において、正常に1
コマ送りを行えなかったと判断されたときには、正常に
1コマ送りが行われたコマ51のうち現在露光位置71
に停止しているコマ51に最も近いコマ51の1コマ送
りに要したフィルム送り量が検索され(ステップS2
1)、検索されたフィルム送り量が次のコマ51の送り
量としてセットされ(ステップS23)、ステップS1
に戻る。
【0035】一方、ステップS15において、最後のコ
マ51まで送ったと判断されれば終了する。
【0036】ここで、図5に、フィルム滑りのイメージ
図を示す。
【0037】図5(a)から図5(b)に1コマ分移動
するにあたり、フィルム送り量を32.5mmとすれば
1コマ送りを正常に行えたとする。この場合、図5
(b)から図5(d)に1コマ分移動するとき、フィル
ム34が滑るため、規定されている寸法である31.7
mm分フィルム34を送った時点では図5(c)に示す
ようにコマ51は正常な露光位置71に到達していな
い。
【0038】したがって、前回の送り量、すなわち図5
(a)から図5(b)へのコマ送りの際に要した送り量
(32.5mm)の分だけフィルム34を送ることによ
って、滑り分も補正されてコマ51は正常な露光位置7
1に到達する。
【0039】図4に示すように動作するフィルム搬送装
置10によれば、図5に示すように滑り分が補正された
フィルム送りが可能となる。
【0040】図6に、フィルム34の各コマ51を正常
な露光位置71まで送る際に要したフィルム34の送り
量(図中の移動量L)を測定した結果を示す。ここで
は、フィルムA〜Dについてそれぞれ3回ずつ行われた
実験結果とその平均値とを示す。
【0041】そして、各フィルムA〜Dについての平均
値をグラフ化したのが図7である。
【0042】図6および図7より、フィルムの後端に近
づくにつれて送り量が大きくなる傾向が見られるため、
後端に近いほどよく滑っていることがわかる。
【0043】また、規定された1コマ分の長さは31.
7mmであるのに対し、すべてのコマ51でその長さを
超えているため、どのコマ51においてもフィルムが滑
っていることがわかる。送り量の変移も緩やかであるた
め、1コマ前の送り量分だけフィルムを送れば、フィル
ムの滑りをほぼ補正してコマ51を適正な位置まで送る
ことができる。
【0044】フィルム搬送装置10によれば、次に送ろ
うとしているコマ51より以前に送られたコマ51の1
コマ送りに要した送り量を次のコマ51の送り量とする
ため、フィルム34の滑りおよび滑り量の変化を考慮
し、それらに対応した送り量を求めることができるの
で、フィルム34が滑っても所望の位置までフィルム3
4を送ることができ、フィルム34の停止位置を一定に
保つことができる。
【0045】したがって、特別な補正処理を行うことな
く、通常のフィルム送り処理中にフィルム34の滑りに
対応でき、また、フィルム34の種類、状態(たとえば
巻回形状)がかわっても、各フィルムに合わせた滑り補
正が可能となる。
【0046】その結果、コマ51を適正な位置に停止さ
せて焼き付けを行え、コマ51のエッジが写るようなロ
スプリントの発生を防止でき、コストを抑えることがで
きる。また、ロススプリントの発生による焼き直しを抑
制でき、作業性を向上できる。
【0047】なお、フィルム34の画像情報の焼き付け
を行わず画像情報の検出だけを行う装置にフィルム搬送
装置10を用いるときには、図2に示すプリント処理コ
ントローラ112およびプリント処理系118は不要と
なろう。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、フィルムに形成され
た各コマが順次所望の位置にくるようにフィルムを送る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す概略図であり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図3】フィルム上での磁気データおよびバーコードの
記録位置等を示す図解図であり、(a)は磁気データ記
録位置を示す図解図、(b)はバーコード記録位置を示
す図解図、(c)はバーコードの拡大図を示す。
【図4】この発明の一実施形態の動作の一例を示すフロ
ー図である。
【図5】フィルム滑り説明するためのイメージ図であ
る。
【図6】実験結果の一例を示すテーブルである。
【図7】図6の実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 フィルム搬送装置 12 フィルム搬送コントローラ 14 CPU 16 ROM 18 RAM 32 カートリッジ 34 フィルム 42、44、46 フィルム搬送ローラ 48 フィルム搬送モータ 51 コマ 52 パーフォレーション 60 パーフォレーション検出センサ 71 露光位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに形成された各コマが順次所望
    の位置にくるように前記フィルムを送るフィルム搬送装
    置であって、 設定された送り量に応じて前記フィルムを送る搬送手
    段、 前記コマが所望の位置にくるように前記フィルムが正常
    に送られたか否かを各コマ毎に判断する判断手段、 各コマ毎の前記フィルムの送り量を算出する算出手段、 各コマ毎に前記フィルムが正常に送られたか否かを示す
    データおよび前記フィルムの送り量を記憶する記憶手
    段、ならびに前記記憶手段内の前記データおよび前記送
    り量を参照して、正常に送られたコマのうち次に送られ
    るコマに最も近いコマの送り量を前記次に送られるコマ
    の送り量とする送り量設定手段を備える、フィルム搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は前記フィルムに形成され
    るパーフォレーションを検出するパーフォレーション検
    出センサを含み、前記パーフォレーション検出センサが
    前記パーフォレーションを検出するか否かに基づいて前
    記フィルムが正常に送られたか否かが判断される、請求
    項1に記載のフィルム搬送装置。
  3. 【請求項3】 フィルムに形成された各コマが順次所望
    の位置にくるように前記フィルムを送るフィルム搬送方
    法であって、 設定された送り量に応じて前記フィルムを送る第1ステ
    ップ、 前記コマが所望の位置にくるように前記フィルムが正常
    に送られたか否かを各コマ毎に判断する第2ステップ、 各コマ毎の前記フィルムの送り量を算出する第3ステッ
    プ、 各コマ毎に前記フィルムが正常に送られたか否かを示す
    データおよび前記フィルムの送り量を記憶手段に記憶す
    る第4ステップ、ならびに前記記憶手段内の前記データ
    および前記送り量を参照して、正常に送られたコマのう
    ち次に送られるコマに最も近いコマの送り量を前記次に
    送られるコマの送り量とする第5ステップを備える、フ
    ィルム搬送方法。
JP12173198A 1998-04-14 1998-04-14 フィルム搬送装置およびフィルム搬送方法 Withdrawn JPH11295821A (ja)

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