JPH11297227A - 陰極線管用色選別電極構体 - Google Patents

陰極線管用色選別電極構体

Info

Publication number
JPH11297227A
JPH11297227A JP9556698A JP9556698A JPH11297227A JP H11297227 A JPH11297227 A JP H11297227A JP 9556698 A JP9556698 A JP 9556698A JP 9556698 A JP9556698 A JP 9556698A JP H11297227 A JPH11297227 A JP H11297227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
color selection
selection electrode
clip
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9556698A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Ito
順子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9556698A priority Critical patent/JPH11297227A/ja
Publication of JPH11297227A publication Critical patent/JPH11297227A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時変化と環境温度変化でのトータルのドリ
フト量を低減する。 【解決手段】 色選別電極構体51は、アパーチャグリ
ル3と、フレーム4と、クリップ15と経時変化ドリフ
トの熱補正機構であるバイメタル構造のスプリング16
とにより構成される。アパーチャグリル3とフレーム4
の重合部21には、シーム溶接部10と伝熱セメント1
8からなる接合部が形成され、またフレーム4とクリッ
プ15の重合部22、およびクリップ15とスプリング
16の重合部23には、それぞれスポット溶接部19と
伝熱セメント24からなる接合部、およびスポット溶接
部20と伝熱セメント25からなる接合部が形成されて
おり、部材間の熱伝導性の向上が図られている。これに
より、スプリング16に熱反応性の低い材料を使用で
き、環境温度変化時にスプリング16が不要な熱補正を
しなくなるので、上記トータルのドリフト量を低減する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビあるいはコ
ンピュータ端末などの受像機に使用される陰極線管(以
下、CRTと称する)に用いられる色選別電極構体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はCRTの断面図である。また、図
6は従来の色選別電極構体の斜視図である。図5および
図6において、1はガラスバルブのフェイスプレートパ
ネル、2は蛍光面、3はアパーチャグリル、4はフレー
ム、5は電子銃、6は電子ビーム、7は色選別電極構
体、8はガラスバルブ、9はアパーチャグリルのスリッ
ト、10はシーム溶接部、12は支持具、15はクリッ
プ、16はスプリング、19,20はスポット溶接部、
21はアパーチャグリルとフレームの重合部、22はフ
レームとクリップの重合部、23はクリップとスプリン
グの重合部である。
【0003】色選別電極構体7は、アパーチャグリル3
と、フレーム4と、クリップ15およびスプリング16
からなる支持具12とにより構成されるものである。ア
パーチャグリル3とフレーム4は、重合部21において
シーム溶接されており、一列線状のシーム溶接部10か
らなる接合部を形成している。また、フレーム4とクリ
ップ15は、重合部22において複数箇所でスポット溶
接されており、点状のスポット溶接部19からなる接合
部を形成している。また、クリップ15とスプリング1
6は、重合部23において複数箇所でスポット溶接され
ており、点状のスポット溶接部20からなる接合部を形
成している。つまり、アパーチャグリル3、フレーム
4、クリップ15、スプリング16の各重合部におい
て、各接合部は、一列線状あるいは点状に形成されてい
る。
【0004】色選別電極構体は、通常、色ずれ(温度ド
リフト)を防止するための熱補正機構を備えている。色
選別電極構体7では、スプリング16を図7に示すよう
に低膨張合金13と高膨張合金14からなるバイメタル
構造とし、スプリング16の熱変形により色ずれを補正
している。なお、バイメタル構造の支持具による熱補正
機構は、例えば特開平6−111726号公報に開示さ
れている。
【0005】次に、色選別電極構体7の動作を説明す
る。CRTの電源をONすると、電子ビーム6の照射に
より、アパチャーグリル3の温度が上昇する。アパーチ
ャグリル3に発生した熱は、シーム溶接部10を介して
フレーム4に伝導し、これによりフレーム4の温度が上
昇する。フレーム4に伝導した熱は、それぞれスポット
溶接部19,20を介し、フレーム4からクリップ15
に、クリップ15からスプリング16に伝導し、クリッ
プ15およびスプリング16の温度が上昇する。従っ
て、アパチャーグリル3の温度上昇が最も大きく、フレ
ーム4、クリップ15、スプリング16の順に温度上昇
が小さくなるような温度分布を生じる。また、部材間の
温度差としてはアパチャーグリル3とフレーム4間が最
も大きい。
【0006】次に、CRT動作時(電源ON時)の色ず
れを防止するための熱補正メカニズムを図8を用いて説
明する。色ずれを生じていない場合には、アパチャーグ
リル3のスリット9の位置とフェイスプレートパネル1
の内側の蛍光面2の位置がビーム軌道上で対応してお
り、スリット9を通過した電子ビーム6が蛍光面2に照
射される(図8(a))。CRTの動作時には、色選別
電極構体7は上記の温度分布によって熱変形を生じる
が、ガラスバルブ8(フェイスプレートパネル1)は殆
ど温度上昇しないため熱変形を生じない。このため、ス
リット9の位置と蛍光面2の位置が、ビーム軌道上で対
応しなくなり、色ずれ(経時変化ドリフトと称する)を
生じる(図8(b))。この経時変化ドリフトを防止す
るため、バイメタル構造のスプリング16(図7参照)
の熱変形により、CRTの管軸方向に色選別電極構体7
(アパチャーグリル3)を移動させ、スリット9の位置
と蛍光面2の位置を合わせる(図8(c))。
【0007】次に、CRTの周囲温度(環境温度)が変
化したときのCRTの動作を図8を用いて説明する。環
境温度が変化したときには、CRT全体が均一に温度上
昇(または温度下降)し、色選別電極構体7およびガラ
スバルブ8はともに熱変形するが、スプリング16を除
く色選別電極構体7とガラスバルブ8とは線膨張係数が
ほぼ等しいため、スリット9の位置と蛍光面2の位置は
対応し、色ずれは発生しない(図8(d))。しかし、
本来は経時変化ドリフトを補正するための熱補正機構で
あるスプリング16が環境温度変化に対しても熱変形し
てしまい、不要な補正がかけられることによって色ずれ
(環境温度変化ドリフトと称する)が発生する(図8
(e))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の色選別電極構体
は上記のように構成されており、アパーチャグリルの熱
は各部材間の溶接部のみを介して伝導するため熱伝導性
が悪い。従って、スプリング(支持具)の温度上昇値が
小さくなり、経時変化ドリフトを防止するためには、熱
反応性の高いバイメタルスプリング(熱補正機構)を使
用する必要があった。ところが、熱反応性の高いバイメ
タルスプリングを使用すると、環境温度変化においても
その高い熱反応性により、不要な熱補正が大きく作用
し、環境温度変化ドリフトを大きく発生させるという問
題があった。また、このときスプリングのバイメタルの
組み合わせによって、経時変化と環境温度変化で発生す
るドリフト量の配分を変えることはできても、経時変化
と環境温度変化でのトータルのドリフト量を低減するこ
とはできないという問題があった。
【0009】本発明は上述のような問題を解決するため
になされたもので、色選別電極構体の各部材間の熱伝導
性をよくし、CRTの動作時に生じる温度分布を均一化
することにより、支持具の温度上昇値を大きくし、これ
により経時変化ドリフトの補正機構となる支持具に熱反
応性の低いバイメタルを使用できるようにし、経時変化
と環境温度変化でのトータルのドリフト量を低減するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1記載の陰極線管用色選別電極構体
は、色選別電極とフレーム、フレームとクリップ、クリ
ップとスプリングの各重合部の内の少なくとも1つの重
合部に、シーム溶接の複数箇所適用、あるいは複数種の
接合法の併用、あるいは単一接合法の複数箇所適用と複
数種の接合法の併用による接合部を形成したものであ
る。
【0011】また、請求項2記載の陰極線管用色選別電
極構体は、色選別電極とフレームの重合部に、シーム溶
接を複数箇所に適用することにより、複数列のシーム溶
接部からなる接合部を形成したものである。
【0012】また、請求項3記載の陰極線管用色選別電
極構体は、色選別電極とフレームの重合部に、シーム溶
接とろう接(ろう付け)を併用することにより、シーム
溶接部とろう接部(ろう付け部)からなる接合部を形成
したものである。
【0013】また、請求項4記載の陰極線管用色選別電
極構体は、フレームとクリップ、およびクリップとスプ
リングの各重合部に、スポット溶接とろう接を併用する
ことにより、スポット溶接部とろう接部からなる接合部
を形成したものである。
【0014】また、請求項5記載の陰極線管用色選別電
極構体は、フレームとクリップ、およびクリップとスプ
リングの各重合部に、スポット溶接と伝熱セメント接合
を併用することにより、スポット溶接部と伝熱セメント
接合部からなる接合部を形成したものである。
【0015】また、請求項6記載の陰極線管用色選別電
極構体は、色選別電極とフレームの重合部に、シーム溶
接と伝熱セメント接合を併用することにより、シーム溶
接部と伝熱セメント接合部からなる接合部を形成したも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の陰極線管用色選別電極構体の斜視図であ
る。図1において、3はアパーチャグリル、4はフレー
ム、51は色選別電極構体、10はシーム溶接部、12
は支持具、15はクリップ、16はスプリング、18,
24,25は熱伝導率の高い伝熱セメント、19,20
はスポット溶接部、21はアパーチャグリルとフレーム
の重合部、22はフレームとクリップの重合部、23は
クリップとスプリングの重合部である。
【0017】色選別電極構体51は、アパーチャグリル
3と、フレーム4と、クリップ15およびバイメタル構
造のスプリング16(図7参照)からなる支持具12と
により構成されたものである。この色選別電極構体51
は、アパーチャグリル3とフレーム4の重合部21に、
シーム溶接と伝熱セメント接合を併用することにより、
シーム溶接部10と伝熱セメント18からなる接合部を
形成し、またフレーム4とクリップ15の重合部22、
およびクリップ15とスプリング16の重合部23に、
スポット溶接と伝熱セメント接合を併用することによ
り、それぞれスポット溶接部19と伝熱セメント24か
らなる接合部、およびスポット溶接部20と伝熱セメン
ト25からなる接合部を形成したことを特徴とするもの
である。
【0018】フレーム4は、相対向する一対の支持棒4
1a,41bと、支持棒41a,41bの間に差し渡っ
て取り付けられる一対の支持体42a,42bからな
る。アパーチャグリル3の垂直方向の縁部31aは支持
棒41aに接合し、アパーチャグリル3の垂直方向の縁
部31bは支持棒41bに接合している。従って、色選
別電極構体51には、アパーチャグリル3とフレーム4
の重合部21が2個ある。また、色選別電極構体51は
支持具12を4個備えており、この4個の支持具12
は、支持棒41a,41bと、支持体42a,42bに
それぞれ接合している。従って、色選別電極構体51に
は、フレーム4とクリップ15の重合部22、クリップ
15とスプリング16の重合部23がそれぞれ4個ずつ
ある。
【0019】上記の熱伝導率の高い伝熱セメントとして
は、例えば、耐熱温度範囲−75[℃]〜800[℃]
であり、グラファイトを主成分とする坂口電熱社製の商
品名「HTセメント」がある。シーム溶接と伝熱セメン
ト接合、またはスポット溶接と伝熱セメント接合の併用
手順としては、まずシーム溶接またはスポット溶接によ
り、重合部にシーム溶接部またはスポット溶接部を形成
し、次に伝熱セメント接合により、重合部の周部領域に
伝熱セメント接合部を形成する。また、伝熱セメントが
絶縁材でない場合には、まず伝熱セメント接合により、
重合部のほぼ全領域に伝熱セメント接合部を形成し、次
にシーム溶接またはスポット溶接により、上記の重合部
にさらにシーム溶接部またはスポット溶接部を形成して
もよい。ここでは、溶接後に伝熱セメント接合部を形成
する手順より、各部材間の接合面積がさらに増加すると
ともに密着性が向上するため、各部材間の熱伝導性がさ
らによくなる。
【0020】このように実施の形態1によれば、アパー
チャグリル3とフレーム4の重合部21に、シーム溶接
部10と伝熱セメント18からなる接合部を形成し、ま
たフレーム4とクリップ15の重合部22、およびクリ
ップ15とスプリング16の重合部23に、それぞれス
ポット溶接部19と伝熱セメント24からなる接合部、
およびスポット溶接部20と伝熱セメント25からなる
接合部を形成したことにより、各部材間の接合面積が増
加するとともに密着性が向上するため、各部材間の熱伝
導性がよくなり、CRTの動作時に生じていた各部材間
の温度差を均一化し、スプリング16の温度上昇値を大
きくすることができる。これにより、スプリング16に
熱反応の低いバイメタルを使用できるようになるので、
経時変化と環境温度変化で生じるトータルのドリフト量
を低減することができる。
【0021】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2の陰極線管用色選別電極構体の斜視図である。図2に
おいて、3はアパーチャグリル、4はフレーム、52は
色選別電極構体、12は支持具、15はクリップ、16
はスプリング、17は複数列のシーム溶接部、19,2
0はスポット溶接部、21はアパーチャグリルとフレー
ムの重合部、22はフレームとクリップの重合部、23
はクリップとスプリングの重合部である。
【0022】色選別電極構体52は、アパーチャグリル
3と、フレーム4と、クリップ15およびバイメタル構
造のスプリング16(図7参照)からなる支持具12と
により構成されている。この色選別電極構体52は、ア
パーチャグリル3とフレーム4の重合部21に、シーム
溶接を複数箇所に適用することにより、複数列のシーム
溶接部17からなる接合部を形成したことを特徴とする
ものである。重合部21の接合部は、重合部21の複数
列の部分領域に形成されている。
【0023】フレーム4とクリップ15の重合部22に
は、従来と同じ複数箇所のスポット溶接部19からなる
接合部が形成されており、またクリップ15とスプリン
グ16の重合部23には、従来と同じ複数箇所のスポッ
ト溶接部20からなる接合部が形成されている。
【0024】このように実施の形態2によれば、アパー
チャグリル3とフレーム4の重合部21に、複数列のシ
ーム溶接部17からなる接合部を形成したことにより、
アパーチャグリル3とフレーム4の重合部21の接合面
積が増加するとともに密着性が向上するため、重合部2
1の熱伝導性がよくなり、CRTの動作時に生じていた
アパーチャグリル3とフレーム4の最も大きな温度差を
均一化し、スプリング16の温度上昇値を大きくするこ
とができる。これにより、スプリング16に熱反応の低
いバイメタルを使用できるようになるので、経時変化と
環境温度変化で生じるトータルのドリフト量を低減する
ことができる。
【0025】実施の形態3.図3は本発明の実施の形態
1の陰極線管用色選別電極構体の斜視図である。図3に
おいて、3はアパーチャグリル、4はフレーム、53は
色選別電極構体、10はシーム溶接部、11はろう接部
(ろう付け部)、12は支持具、15はクリップ、16
はスプリング、19,20はスポット溶接部、21はア
パーチャグリルとフレームの重合部、22はフレームと
クリップの重合部、23はクリップとスプリングの重合
部である。
【0026】色選別電極構体53は、アパーチャグリル
3と、フレーム4と、クリップ15およびバイメタル構
造のスプリング16(図7参照)からなる支持具12と
により構成されている。この色選別電極構体53は、ア
パーチャグリル3とフレーム4の重合部21に、シーム
溶接とろう接(ろう付け)を併用することにより、シー
ム溶接部10とろう接部11からなる接合部を形成した
ことを特徴とするものである。
【0027】ろう接は、母材(ここではアパーチャグリ
ル3とフレーム4)よりも溶融点が低い金属または合金
(ろうと称する)を用いて、母材を溶融させないで接合
する一種の溶接方法である。ろうとしては、例えば、
銀、金、銅、あるいはハンダがある。シーム溶接とろう
接の併用手順としては、例えば、まずシーム溶接によ
り、重合部22にシーム溶接部10を形成し、次にろう
接により、重合部22の周部領域にろう接部11を形成
する。
【0028】フレーム4とクリップ15の重合部22に
は、従来と同じ複数箇所のスポット溶接部19からなる
接合部が形成されており、またクリップ15とスプリン
グ16の重合部23には、従来と同じ複数箇所のスポッ
ト溶接部20からなる接合部が形成されている。
【0029】このように実施の形態3によれば、アパー
チャグリル3とフレーム4の重合部21に、シーム溶接
部10とろう接部11からなる接合部を形成したことに
より、アパーチャグリル3とフレーム4の接合面積が増
加するとともに密着性が向上するため、重合部21の熱
伝導性がよくなり、CRTの動作時に生じていたアパー
チャグリル3とフレーム4の最も大きな温度差を均一化
し、スプリング16の温度上昇値を大きくすることがで
きる。これにより、スプリング16に熱反応性の低いバ
イメタルを使用できるようになるので、経時変化と環境
温度変化で生じるトータルのドリフト量を低減すること
ができる。
【0030】実施の形態4.図4は本発明の実施の形態
4の陰極線管用色選別電極構体の斜視図である。図4に
おいて、3はアパーチャグリル、4はフレーム、54は
色選別電極構体、10はシーム溶接部、12は支持具、
15はクリップ、16はスプリング、19,20はスポ
ット溶接部、21はアパーチャグリルとフレームの重合
部、22はフレームとクリップの重合部、23はクリッ
プとスプリングの重合部、26,27はろう接部であ
る。
【0031】色選別電極構体54は、アパーチャグリル
3と、フレーム4と、クリップ15およびバイメタル構
造のスプリング16(図7参照)からなる支持具12と
により構成されている。この色選別電極構体54は、フ
レーム4とクリップ15の重合部22、およびクリップ
15とスプリング16の重合部23に、スポット溶接
と、上記実施の形態3と同様のろう接を併用することに
より、それぞれスポット溶接部19とろう接部26から
なる接合部、およびスポット溶接部20とろう接部27
からなる接合部を形成したことを特徴とするものであ
る。なお、スポット溶接とろう接の併用手順としては、
上記実施の形態3と同様に、例えば、まずスポット溶接
により、重合部にスポット溶接部を形成し、次にろう接
により、重合部の周部領域にろう接部を形成する。ま
た、図4にはフレーム4の下部と左部の支持具12につ
いてしか表示していないが、上部および右部の支持具1
2についても同様である。
【0032】このように実施の形態4によれば、フレー
ム4とクリップ15の重合部22、およびクリップ15
とスプリング16の重合部22に、それぞれスポット溶
接部19とろう接部26からなる接合部、およびスポッ
ト溶接部20とろう接部27からなる接合部を形成した
ことにより、フレーム4とクリップ15、およびクリッ
プ15とスプリング16の接合面積が増加するとともに
密着性が向上するため、熱伝導性がよくなり、CRTの
動作時にフレーム4、クリップ16、スプリング16間
で生じていた温度差を均一化し、スプリング16の温度
上昇値を大きくすることができる。これにより、スプリ
ング16に熱反応の低いバイメタルを使用できるように
なるので、経時変化と環境温度変化で生じるトータルの
ドリフト量を低減することができる。
【0033】なお、アパーチャグリルとフレームの重合
部に、複数列のシーム溶接部と伝熱セメント接合部から
なる接合部、あるいは複数列のシーム溶接部とろう接部
からなる接合部、あるいは一列または複数列のシーム溶
接部とセメント接合部とろう接部からなる接合部を形成
してもよい。また、フレーム、クリップ、スプリング間
の各重合部に、スポット溶接とセメント接合部とろう接
部からなる接合部を形成してもよい。
【0034】また、上記実施の形態1〜4では、いずれ
もスプリング16に熱補正機構としての機能をもたせた
色選別電極構体について説明したが、クリップ15に熱
補正機構としての機能をもたせた構成であってもよく、
この場合には熱補正機構となるクリップ15がスプリン
グ16よりもアパーチャグリル3に近接していることに
よって、熱補正機構のより高い温度上昇が期待できるた
め、熱補正機構の熱反応性を上記実施の形態1〜4より
もさらに低くすることができ、経時変化と環境温度変化
で生じるトータルのドリフト量を低減することができ
る。
【0035】また、上記実施の形態1〜4では、いずれ
も色選別電極として、薄板に短冊状のスリットを設けた
アパーチャグリル3を備えた色選別電極構体について説
明したが、色選別電極は薄板に孔を設けたシャドウマス
クであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の陰極線管用色選別電極構体によれば、色選別電極と
フレーム、フレームとクリップ、クリップとスプリング
の各重合部に、シーム溶接の複数箇所適用、あるいは複
数種の接合法の併用、あるいは単一接合法の複数箇所適
用と複数種の接合法の併用による接合部を形成したこと
により、色選別電極とフレームの接合面積が増加すると
ともに密着性が向上するため、各部材間の熱伝導性がよ
くなり、CRTの動作時における温度分布が均一化さ
れ、支持具の温度上昇値を大きくすることができる。こ
れにより、熱補正機構である支持具の熱反応性を低くす
ることができるので、経時変化と環境温度変化でのトー
タルのドリフト量を低減することができるという効果が
ある。
【0037】また、請求項2記載の陰極線管用色選別電
極構体によれば、色選別電極とフレームの重合部に複数
列のシーム溶接部からなる接合部を形成したことによ
り、色選別電極とフレームの接合面積が増加するととも
に密着性が向上するため、上記重合部の熱伝導性がよく
なり、CRTの動作時に生じていた色選別電極とフレー
ムの最も大きな温度差が均一化され、支持具の温度上昇
値を大きくすることができる。これにより、熱補正機構
である支持具の熱反応性を低くすることができるので、
経時変化と環境温度変化でのトータルのドリフト量を低
減することができるという効果がある。
【0038】また、請求項3記載の陰極線管用色選別電
極構体によれば、色選別電極とフレームの重合部に、シ
ーム溶接部とろう接部からなる接合部を形成したことに
より、色選別電極とフレームの接合面積が増加するとと
もに密着性が向上するため、上記重合部の熱伝導性がよ
くなり、CRTの動作時に生じていた色選別電極とフレ
ームの最も大きな温度差が均一化され、支持具の温度上
昇値を大きくすることができる。これにより、熱補正機
構である支持具の熱反応性を低くすることができるの
で、経時変化と環境温度変化でのトータルのドリフト量
を低減することができるという効果がある。
【0039】また、請求項4記載の陰極線管用色選別電
極構体によれば、フレームとクリップ、およびクリップ
とスプリングの各重合部に、スポット溶接部とろう接部
からなる接合部を形成したことにより、フレームとクリ
ップ、およびクリップとスプリングの接合面積が増加す
るとともに密着性が向上するため、上記各重合部の熱伝
導性がよくなり、CRTの動作時にフレーム、クリッ
プ、スプリング間に生じていた温度差が均一化され、支
持具の温度上昇値を大きくすることができる。これによ
り、熱補正機構である支持具の熱反応性を低くすること
ができるので、経時変化と環境温度変化でのトータルの
ドリフト量を低減することができるという効果がある。
【0040】また、請求項5記載の陰極線管用色選別電
極構体によれば、フレームとクリップ、およびクリップ
とスプリングの各重合部に、スポット溶接部と伝熱セメ
ント接合部からなる接合部を形成したことにより、フレ
ームとクリップ、およびクリップとスプリングの接合面
積が増加するとともに密着性が向上するため、上記各重
合部の熱伝導性がよくなり、CRTの動作時にフレー
ム、クリップ、スプリング間に生じていた温度差が均一
化され、支持具の温度上昇値を大きくすることができ
る。これにより、熱補正機構である支持具の熱反応性を
低くすることができるので、経時変化と環境温度変化で
のトータルのドリフト量を低減することができるという
効果がある。
【0041】また、請求項6記載の陰極線管用色選別電
極構体によれば、色選別電極とフレームの重合部に、シ
ーム溶接部と伝熱セメント接合部からなる接合部を形成
したことにより、色選別電極とフレームの接合面積が増
加するとともに密着性が向上するため、上記重合部の熱
伝導性がよくなり、CRTの動作時に生じていた色選別
電極とフレームの最も大きな温度差が均一化され、支持
具の温度上昇値を大きくすることができる。これによ
り、熱補正機構である支持具の熱反応性を低くすること
ができるので、経時変化と環境温度変化でのトータルの
ドリフト量を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す色選別電極構
体の斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形熊2を示す色選別電極構
体の斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す色選別電極構
体の斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す色選別電極構
体の斜視図である。
【図5】 CRTの断面図である。
【図6】 従来の色選別電極構体の斜視図である。
【図7】 色選別電極構体における熱補正機構となるバ
イメタル構造のスプリングの構造図である。
【図8】 従来の色選別電極構体における色ずれ(温度
ドリフト)を防止するための熱補正機構のメカニズムを
説明する図である。
【符号の説明】
3 アパーチャグリル(色選別電極)、 4 フレー
ム、10 一列のシーム溶接部、 11,26,27
ろう接部、 12 支持具、 15 クリップ、16
スプリング、 17 複数列のシーム溶接部、 18,
24,25 伝熱セメント、 19,20 スポット溶
接部、 21,22,23 重合部、51,52,5
1,54 色選別電極構体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アパーチャグリルまたはシャドウマスク
    からなる色選別電極と、 この色選別電極が架張されたフレームと、 このフレームをパネルに取り付けるための支持具とな
    り、フレームに接合するクリップと、 このフレームをパネルに取り付けるための支持具とな
    り、クリップおよびフレームに接合するスプリングと により構成される陰極線管用色選別電極構体において、 色選別電極とフレーム、フレームとクリップ、クリップ
    とスプリングの各重合部の内の少なくとも1つの重合部
    に、シーム溶接の複数箇所適用、あるいは複数種の接合
    法の併用、あるいは単一接合法の複数箇所適用と複数種
    の接合法の併用による接合部を形成したことを特徴とす
    る陰極線管用色選別電極構体。
  2. 【請求項2】 色選別電極とフレームの重合部に、シー
    ム溶接を複数箇所に適用することにより、複数列のシー
    ム溶接部からなる接合部を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の陰極線管用色選別電極構体。
  3. 【請求項3】 色選別電極とフレームの重合部に、シー
    ム溶接とろう接を併用することにより、シーム溶接部と
    ろう接部からなる接合部を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の陰極線管用色選別電極構体。
  4. 【請求項4】 フレームとクリップ、およびクリップと
    スプリングの各重合部に、スポット溶接とろう接を併用
    することにより、スポット溶接部とろう接部からなる接
    合部を形成したことを特徴とする請求項1記載の陰極線
    管用色選別電極構体。
  5. 【請求項5】 フレームとクリップ、およびクリップと
    スプリングの各重合部に、スポット溶接と伝熱セメント
    接合を併用することにより、スポット溶接部と伝熱セメ
    ント接合部からなる接合部を形成したことを特徴とする
    請求項1記載の陰極線管用色選別電極構体。
  6. 【請求項6】 色選別電極とフレームの重合部に、シー
    ム溶接と伝熱セメント接合を併用することにより、シー
    ム溶接部と伝熱セメント接合部からなる接合部を形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の陰極線管用色選別電
    極構体。
JP9556698A 1998-04-08 1998-04-08 陰極線管用色選別電極構体 Withdrawn JPH11297227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9556698A JPH11297227A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 陰極線管用色選別電極構体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9556698A JPH11297227A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 陰極線管用色選別電極構体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11297227A true JPH11297227A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14141154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9556698A Withdrawn JPH11297227A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 陰極線管用色選別電極構体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11297227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741055B1 (ko) * 2001-02-14 2007-07-20 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 텐션 마스크 프레임 조립체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741055B1 (ko) * 2001-02-14 2007-07-20 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 텐션 마스크 프레임 조립체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11297227A (ja) 陰極線管用色選別電極構体
US5256937A (en) Flat panel fluorescent screen display tube
JPH04262342A (ja) カラーブラウン管用シャドウマスク構体
US5023507A (en) Tension mask color cathode ray tube with improved color selection electrode support structure
US6683402B2 (en) Color display tube provided with a color selection electrode
JPH0217901B2 (ja)
JP3518134B2 (ja) 陰極線管
US5017170A (en) Brazing method for mounting a tension shadow mask
JPH01286234A (ja) カラー受像管用シャドウマスク構体
KR200147983Y1 (ko) 브라운관의 캐소드 스트랩
JP2000353469A (ja) 色選別機構の製造方法
JPH08329850A (ja) カラー陰極線管
JPH04230936A (ja) 陰極線管
JP4068054B2 (ja) Crt用溶接無しのマスク支持ブレード構造
JPH08129977A (ja) ゲッタースプリング及びこれを使用した陰極線管
JPH06162943A (ja) カラーブラウン管用色選別電極構体
KR0132726Y1 (ko) 전자총의 히터탭/히터스트랩 결합구조
JPS6113344B2 (ja)
JPH11238472A (ja) シャドウマスク構体
KR100223841B1 (ko) 음극선관용 전자총
JPH10241514A (ja) 真空バルブ
JPH0473248B2 (ja)
JP2000021326A (ja) カラー陰極線管用の色選別機構
JPH11204026A (ja) 色選別電極構体の製造方法
JP2000003678A (ja) 陰極線管

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705