JPH11298206A - 非可逆回路素子 - Google Patents
非可逆回路素子Info
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- JPH11298206A JPH11298206A JP9325498A JP9325498A JPH11298206A JP H11298206 A JPH11298206 A JP H11298206A JP 9325498 A JP9325498 A JP 9325498A JP 9325498 A JP9325498 A JP 9325498A JP H11298206 A JPH11298206 A JP H11298206A
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- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 誘電体基板に帯域通過フィルタを構成する回
路素子を形成する場合の挿入損失を低減できる非可逆回
路素子を提供する。 【解決手段】 フェライト7に複数の中心電極8〜10
を交差させて配置してなる磁性組立体4に誘電体基板1
8を介在させて磁石6を配置し、該磁石6により上記磁
性組立体4に直流磁界を印加するようにした集中定数型
アイソレータ1(非可逆回路素子)において、上記誘電
体基板18に帯域通過フィルタを構成するインダクタL
1(回路素子)を形成し、該誘電体基板18のインダク
タL1と磁石6との間に誘電体フィルム25を挟み込
む。
路素子を形成する場合の挿入損失を低減できる非可逆回
路素子を提供する。 【解決手段】 フェライト7に複数の中心電極8〜10
を交差させて配置してなる磁性組立体4に誘電体基板1
8を介在させて磁石6を配置し、該磁石6により上記磁
性組立体4に直流磁界を印加するようにした集中定数型
アイソレータ1(非可逆回路素子)において、上記誘電
体基板18に帯域通過フィルタを構成するインダクタL
1(回路素子)を形成し、該誘電体基板18のインダク
タL1と磁石6との間に誘電体フィルム25を挟み込
む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯で使
用される非可逆回路素子、例えばアイソレータ,サーキ
ュレータに関する。
用される非可逆回路素子、例えばアイソレータ,サーキ
ュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集中定数型のアイソレータ,サ
ーキュレータ等の非可逆回路素子は、順方向の信号には
減衰量が小さく、逆方向の信号には減衰量が大きいとい
う特性を有しており、例えば携帯電話等の通信機器の送
信回路部に採用されている。
ーキュレータ等の非可逆回路素子は、順方向の信号には
減衰量が小さく、逆方向の信号には減衰量が大きいとい
う特性を有しており、例えば携帯電話等の通信機器の送
信回路部に採用されている。
【0003】ところで上記通信機器に組み込まれる増幅
器には直線歪が存在しており、これが不要輻射(スプリ
アス、特に基本波の2倍波,3倍波)の発生原因となっ
ている。この不要輻射は、混信や電力増幅器の異常動作
の要因となることから、一定のレベル以下にすることが
要求される。この不要輻射の発生を防止するために、直
線性の優れた増幅器を採用したり、あるいは別途フィル
タを採用して不要波を減衰させる場合がある。
器には直線歪が存在しており、これが不要輻射(スプリ
アス、特に基本波の2倍波,3倍波)の発生原因となっ
ている。この不要輻射は、混信や電力増幅器の異常動作
の要因となることから、一定のレベル以下にすることが
要求される。この不要輻射の発生を防止するために、直
線性の優れた増幅器を採用したり、あるいは別途フィル
タを採用して不要波を減衰させる場合がある。
【0004】しかしながら直線性の良い増幅器は高価で
あり、またフィルタを別途採用する場合には部品点数が
増える分だけコストが上昇するとともに通信機器全体が
大型化するという問題が生じる。このため小型化,低価
格化の要請が強い携帯電話等には採用し難い。
あり、またフィルタを別途採用する場合には部品点数が
増える分だけコストが上昇するとともに通信機器全体が
大型化するという問題が生じる。このため小型化,低価
格化の要請が強い携帯電話等には採用し難い。
【0005】ここで、通信機器には増幅器の安定動作及
び保護を図る目的からアイソレータ,又はサーキュレー
タが使用されている。特に集中定数型アイソレータ,サ
ーキュレータは、その順方向の特性としてはバンドパス
フィルタとして機能しており、このため通過帯域より離
れた周波数帯域では順方向でも減衰量が大きいという特
長を有している。このような帯域外での特性を利用して
不要波を減衰させることが考えられる。ところが、上記
アイソレータは元来帯域外の減衰を得るためのものでは
ないことから、その性能を発揮するには限界がある。
び保護を図る目的からアイソレータ,又はサーキュレー
タが使用されている。特に集中定数型アイソレータ,サ
ーキュレータは、その順方向の特性としてはバンドパス
フィルタとして機能しており、このため通過帯域より離
れた周波数帯域では順方向でも減衰量が大きいという特
長を有している。このような帯域外での特性を利用して
不要波を減衰させることが考えられる。ところが、上記
アイソレータは元来帯域外の減衰を得るためのものでは
ないことから、その性能を発揮するには限界がある。
【0006】そこで、本件出願人は、帯域通過フィルタ
を構成する回路素子を内蔵したアイソレータを提案し
た。このアイソレータは、図11に示すように、磁性組
立体4と磁石6との間に配置された誘電体基板18に帯
域通過フィルタの構成要素であるインダクタL1をパタ
ーン形成し、該インダクタL1を入力ポートP1に付加
して構成されている。
を構成する回路素子を内蔵したアイソレータを提案し
た。このアイソレータは、図11に示すように、磁性組
立体4と磁石6との間に配置された誘電体基板18に帯
域通過フィルタの構成要素であるインダクタL1をパタ
ーン形成し、該インダクタL1を入力ポートP1に付加
して構成されている。
【0007】そして、図12の等価回路図に示すよう
に、帯域通過フィルタの構成要素であるコンデンサC1
をアイソレータの外部に付加することにより形成し、該
直列コンデンサC1と上記誘電体基板18に形成した直
列インダクタL1とで、入力ポートP1に帯域通過フィ
ルタ(BPF)を内蔵した構造となっている。
に、帯域通過フィルタの構成要素であるコンデンサC1
をアイソレータの外部に付加することにより形成し、該
直列コンデンサC1と上記誘電体基板18に形成した直
列インダクタL1とで、入力ポートP1に帯域通過フィ
ルタ(BPF)を内蔵した構造となっている。
【0008】上記帯域通過フィルタを内蔵したアイソレ
ータによれば、周波数帯域外における減衰量を大きくす
ることができ、不要輻射による混信や異常動作を防止で
きる。これにより簡単な構造でかつ安価に帯域通過フィ
ルタを形成でき、高価な増幅器や別途フィルタを不要に
して通信機器の小型化,低価格化に貢献できる。
ータによれば、周波数帯域外における減衰量を大きくす
ることができ、不要輻射による混信や異常動作を防止で
きる。これにより簡単な構造でかつ安価に帯域通過フィ
ルタを形成でき、高価な増幅器や別途フィルタを不要に
して通信機器の小型化,低価格化に貢献できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記帯域通
過フィルタを誘電体基板に形成する場合、該誘電体基板
には磁石が当接していることから、磁石が有する高周波
的な材料特性,特に誘電正接によりアイソレータの挿入
損失が大きく影響されるという懸念がある。
過フィルタを誘電体基板に形成する場合、該誘電体基板
には磁石が当接していることから、磁石が有する高周波
的な材料特性,特に誘電正接によりアイソレータの挿入
損失が大きく影響されるという懸念がある。
【0010】一般に量産されている市販の磁石は高周波
用部品として開発されたものではなく、このため誘電正
接が大きくなり易い。このため誘電体基板の回路素子
(インダクタ)と磁石が接触することにより、挿入損失
が増大すると考えられる。また磁石は誘電率も大きいの
でインダクタを形成し難いという問題もある。
用部品として開発されたものではなく、このため誘電正
接が大きくなり易い。このため誘電体基板の回路素子
(インダクタ)と磁石が接触することにより、挿入損失
が増大すると考えられる。また磁石は誘電率も大きいの
でインダクタを形成し難いという問題もある。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、誘電体基板に帯域通過フィルタを構成する回
路素子を形成する場合のアイソレータの挿入損失を低減
できる非可逆回路素子を提供することを目的としてい
る。
たもので、誘電体基板に帯域通過フィルタを構成する回
路素子を形成する場合のアイソレータの挿入損失を低減
できる非可逆回路素子を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フェ
ライトに複数の中心電極を交差させて配置してなる磁性
組立体に誘電体基板を介在させて磁石を配置し、該磁石
により上記磁性組立体に直流磁界を印加するようにした
非可逆回路素子において、上記誘電体基板に帯域通過フ
ィルタを構成する回路素子を形成し、該誘電体基板の少
なくとも回路素子と上記磁石との間に誘電体フィルムを
挟んだことを特徴としている。
ライトに複数の中心電極を交差させて配置してなる磁性
組立体に誘電体基板を介在させて磁石を配置し、該磁石
により上記磁性組立体に直流磁界を印加するようにした
非可逆回路素子において、上記誘電体基板に帯域通過フ
ィルタを構成する回路素子を形成し、該誘電体基板の少
なくとも回路素子と上記磁石との間に誘電体フィルムを
挟んだことを特徴としている。
【0013】請求項2の発明は、上記誘電体フィルムが
磁石に貼着されていることを特徴とし、請求項3の発明
は、上記誘電体フィルムが誘電体基板に貼着されている
ことを特徴としている。
磁石に貼着されていることを特徴とし、請求項3の発明
は、上記誘電体フィルムが誘電体基板に貼着されている
ことを特徴としている。
【0014】請求項4の発明は、請求項1と同様の非可
逆回路素子において、積層誘電体基板に帯域通過フィル
タを構成する回路素子を形成し、該積層誘電体基板の少
なくとも回路素子と磁石との間に1層以上の積層基板を
設けたことを特徴としている。
逆回路素子において、積層誘電体基板に帯域通過フィル
タを構成する回路素子を形成し、該積層誘電体基板の少
なくとも回路素子と磁石との間に1層以上の積層基板を
設けたことを特徴としている。
【0015】請求項5の発明は、請求項1と同様の非可
逆回路素子において、誘電体基板に帯域通過フィルタを
構成する回路素子を形成し、該回路素子の表面の少なく
とも一部に誘電体膜を被覆したことを特徴としている。
逆回路素子において、誘電体基板に帯域通過フィルタを
構成する回路素子を形成し、該回路素子の表面の少なく
とも一部に誘電体膜を被覆したことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1及び図2は、請求項1の
発明の一実施形態による集中定数型アイソレータを説明
するための図であり、図1はアイソレータの分解斜視
図、図2(a)は誘電体基板に形成されたインダクタの
平面図、図2(b)は誘電体基板の裏面に形成された電
極の透視平面図である。
図面に基づいて説明する。図1及び図2は、請求項1の
発明の一実施形態による集中定数型アイソレータを説明
するための図であり、図1はアイソレータの分解斜視
図、図2(a)は誘電体基板に形成されたインダクタの
平面図、図2(b)は誘電体基板の裏面に形成された電
極の透視平面図である。
【0017】図1において、1は集中定数型のアイソレ
ータであり、これは磁性体金属からなるケース2の底面
2a上に端子ブロック3を配置し、該端子ブロック3に
磁性組立体4を配置し、上記ケース2に同じく磁性体金
属からなる箱状のキャップ5を装着し、該キャップ5の
内面に矩形状の永久磁石6を貼着して磁気回路を形成
し、該永久磁石6により上記磁性組立体4に直流磁界を
印加するように構成されている。
ータであり、これは磁性体金属からなるケース2の底面
2a上に端子ブロック3を配置し、該端子ブロック3に
磁性組立体4を配置し、上記ケース2に同じく磁性体金
属からなる箱状のキャップ5を装着し、該キャップ5の
内面に矩形状の永久磁石6を貼着して磁気回路を形成
し、該永久磁石6により上記磁性組立体4に直流磁界を
印加するように構成されている。
【0018】上記磁性組立体4は、円板状のフェライト
7の上面に3本の中心導体8,9,10を電気的絶縁シ
ート(不図示)を介在させて120度角度ごとに交差す
るように配置し、上記フェライト7の底面に各中心導体
8〜10のアース部11を当接した構造のものである。
7の上面に3本の中心導体8,9,10を電気的絶縁シ
ート(不図示)を介在させて120度角度ごとに交差す
るように配置し、上記フェライト7の底面に各中心導体
8〜10のアース部11を当接した構造のものである。
【0019】上記端子ブロック3は電気的絶縁樹脂から
なり、矩形枠状の側壁3aに底壁3bを一体形成した構
造のものであり、この底壁3bには挿通孔3cが形成さ
れており、該底壁3bの挿通孔3cの周縁にはそれぞれ
整合用単板型コンデンサ12a〜12c,及び単板型終
端抵抗Rが収納される凹部3dが形成されている。また
上記挿通孔3cには磁性組立体4が挿入されており、該
磁性組立体4のアース部11はケース2の底面2aに接
続されている。
なり、矩形枠状の側壁3aに底壁3bを一体形成した構
造のものであり、この底壁3bには挿通孔3cが形成さ
れており、該底壁3bの挿通孔3cの周縁にはそれぞれ
整合用単板型コンデンサ12a〜12c,及び単板型終
端抵抗Rが収納される凹部3dが形成されている。また
上記挿通孔3cには磁性組立体4が挿入されており、該
磁性組立体4のアース部11はケース2の底面2aに接
続されている。
【0020】上記端子ブロック3の左, 右側壁3aの外
面には表面実装用の入出力端子15及びアース端子16
が形成されており、該入出力端子15は底壁3bの上面
のコーナー部に導出されている。また上記アース端子1
6は上記各凹部3dの上面に導出されており、上記各コ
ンデンサ12a〜12cの下面電極,及び終端抵抗Rの
一端が接続されている。この各端子15,16は端子ブ
ロック3内に一部をインサートモールドして形成された
ものである。
面には表面実装用の入出力端子15及びアース端子16
が形成されており、該入出力端子15は底壁3bの上面
のコーナー部に導出されている。また上記アース端子1
6は上記各凹部3dの上面に導出されており、上記各コ
ンデンサ12a〜12cの下面電極,及び終端抵抗Rの
一端が接続されている。この各端子15,16は端子ブ
ロック3内に一部をインサートモールドして形成された
ものである。
【0021】上記各コンデンサ12a〜12cの上面電
極には各中心導体8〜10の入出力ポートP1〜P3が
接続されており、このうちポートP1の先端部は入力端
子15に、ポートP2の先端部は出力端子15に、ポー
トP3の先端部は終端抵抗Rにそれぞれ接続されてい
る。
極には各中心導体8〜10の入出力ポートP1〜P3が
接続されており、このうちポートP1の先端部は入力端
子15に、ポートP2の先端部は出力端子15に、ポー
トP3の先端部は終端抵抗Rにそれぞれ接続されてい
る。
【0022】上記磁性組立体4の上面には矩形板状をな
す誘電体基板18が配設されている。この誘電体基板1
8はキャップ5をケース2に装着すると同時に永久磁石
6を介して磁性組立体4,端子ブロック3をケース2
に、各中心導体8〜10のポートP1〜P3をコンデン
サ12a〜12cにそれぞれ電気的,機械的に保持する
ものである。また上記誘電体基板18の磁性組立体4に
対応する中央部には孔18aが形成されており、終端抵
抗Rに対応するコーナー部には切り欠き18bが形成さ
れている。
す誘電体基板18が配設されている。この誘電体基板1
8はキャップ5をケース2に装着すると同時に永久磁石
6を介して磁性組立体4,端子ブロック3をケース2
に、各中心導体8〜10のポートP1〜P3をコンデン
サ12a〜12cにそれぞれ電気的,機械的に保持する
ものである。また上記誘電体基板18の磁性組立体4に
対応する中央部には孔18aが形成されており、終端抵
抗Rに対応するコーナー部には切り欠き18bが形成さ
れている。
【0023】上記誘電体基板18の上面には、図2
(a),図2(b)に示すように、帯域通過フィルタを
構成する回路素子20としての直列インダクタL1がパ
ターン形成されている。このインダクタL1の一端はス
ルーホール電極21を介して裏面の接続電極22に接続
されており、他端は同じくスルーホール電極23を介し
て裏面の入力電極24に接続されている。
(a),図2(b)に示すように、帯域通過フィルタを
構成する回路素子20としての直列インダクタL1がパ
ターン形成されている。このインダクタL1の一端はス
ルーホール電極21を介して裏面の接続電極22に接続
されており、他端は同じくスルーホール電極23を介し
て裏面の入力電極24に接続されている。
【0024】上記接続電極22は上記コンデンサ12a
に接続され、入力電極24は中心導体8の入力ポートP
1に接続されている。これにより入力ポートP1には帯
域通過フィルタの構成要素である一方の直列インダクタ
L1が付加されている。また他方の構成要素である直列
コンデンサC1はアイソレータ1の外部に形成されてお
り、このインダクタL1,コンデンサC1とで帯域通過
フィルタ(BPF)が形成されている(図12の等価回
路図参照)。
に接続され、入力電極24は中心導体8の入力ポートP
1に接続されている。これにより入力ポートP1には帯
域通過フィルタの構成要素である一方の直列インダクタ
L1が付加されている。また他方の構成要素である直列
コンデンサC1はアイソレータ1の外部に形成されてお
り、このインダクタL1,コンデンサC1とで帯域通過
フィルタ(BPF)が形成されている(図12の等価回
路図参照)。
【0025】そして上記誘電体基板18と永久磁石6と
の間には誘電体フィルム25が介設されており、該誘電
体フィルム25は永久磁石6と誘電体基板18により挟
持されている。この誘電体フィルム25は、永久磁石6
の下面全面を覆う四角形のもので、誘電率,及び誘電正
接の小さいものから構成されている。
の間には誘電体フィルム25が介設されており、該誘電
体フィルム25は永久磁石6と誘電体基板18により挟
持されている。この誘電体フィルム25は、永久磁石6
の下面全面を覆う四角形のもので、誘電率,及び誘電正
接の小さいものから構成されている。
【0026】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態の集中定数型アイソレータ1によれば、
誘電体基板18にインダクタL1をパターン形成し、該
インダクタL1と外付けのコンデンサC1とで帯域通過
フィルタを形成したので、アイソレータ1の動作周波数
帯域外、特に高周波側の帯域(2倍波,3倍波)におけ
る減衰量を大きくすることができ、高調波歪及び不要輻
射を低減できる。また該フィルタの回路素子の一部を入
力ポートP1に内蔵したので、簡単な構造でかつ安価に
帯域通過フィルタを形成でき、上述の高価な増幅器や別
途フィルタを不要にして小型化,低価格化に貢献でき
る。
る。本実施形態の集中定数型アイソレータ1によれば、
誘電体基板18にインダクタL1をパターン形成し、該
インダクタL1と外付けのコンデンサC1とで帯域通過
フィルタを形成したので、アイソレータ1の動作周波数
帯域外、特に高周波側の帯域(2倍波,3倍波)におけ
る減衰量を大きくすることができ、高調波歪及び不要輻
射を低減できる。また該フィルタの回路素子の一部を入
力ポートP1に内蔵したので、簡単な構造でかつ安価に
帯域通過フィルタを形成でき、上述の高価な増幅器や別
途フィルタを不要にして小型化,低価格化に貢献でき
る。
【0027】また上記アイソレータ1の入力ポートP1
に帯域通過フィルタを接続したので、通信機器における
増幅器の出力部の帯域内での負荷変動を小さくでき、増
幅器の消費電流を低減できるとともに、増幅器の動作を
安定でき、通信機器の高性能化に貢献できる。即ち、増
幅器はこれの出力部の負荷変動によって消費電流が著し
く変化し易く、このため帯域内における出力部の負荷変
動をできるだけ抑制する必要があった。
に帯域通過フィルタを接続したので、通信機器における
増幅器の出力部の帯域内での負荷変動を小さくでき、増
幅器の消費電流を低減できるとともに、増幅器の動作を
安定でき、通信機器の高性能化に貢献できる。即ち、増
幅器はこれの出力部の負荷変動によって消費電流が著し
く変化し易く、このため帯域内における出力部の負荷変
動をできるだけ抑制する必要があった。
【0028】そして、上記誘電体基板18にインダクタ
L1を形成する場合、誘電体基板18のインダクタL1
に永久磁石6が当接することによりアイソレータの挿入
損失が増大するという懸念があった。これに対して本実
施形態では、上記誘電体基板18と永久磁石6との間に
誘電率,誘電正接の小さい誘電体フィイルム25を挟み
込んだので、誘電率と誘電正接の大きい永久磁石6をイ
ンダクタL1から離すことができ、これによりインダク
タンスが増加し、挿入損失が低減することからインダク
タのQを向上でき、その結果アイソレータの挿入損失を
低減できる。
L1を形成する場合、誘電体基板18のインダクタL1
に永久磁石6が当接することによりアイソレータの挿入
損失が増大するという懸念があった。これに対して本実
施形態では、上記誘電体基板18と永久磁石6との間に
誘電率,誘電正接の小さい誘電体フィイルム25を挟み
込んだので、誘電率と誘電正接の大きい永久磁石6をイ
ンダクタL1から離すことができ、これによりインダク
タンスが増加し、挿入損失が低減することからインダク
タのQを向上でき、その結果アイソレータの挿入損失を
低減できる。
【0029】ここで、本実施形態では、誘電体フィルム
25を永久磁石6の下面全面を覆う四角形とした場合を
説明したが、本発明の目的は、インダクタと誘電率,誘
電正接の大きい永久磁石とを離し、両者の間に誘電率,
誘電正接の小さい誘電体を挟むことにより実現できる。
従って、誘電体フィルムの形状や大きさについては特に
限定するものではない。
25を永久磁石6の下面全面を覆う四角形とした場合を
説明したが、本発明の目的は、インダクタと誘電率,誘
電正接の大きい永久磁石とを離し、両者の間に誘電率,
誘電正接の小さい誘電体を挟むことにより実現できる。
従って、誘電体フィルムの形状や大きさについては特に
限定するものではない。
【0030】例えば、空気も誘電率と誘電正接の小さい
誘電体であるので、誘電体フィルム25のインダクタL
1に接する部分に孔を形成し、該孔により磁石とインダ
クタとの間に空気層を設けることも可能であり、この場
合にも上記実施形態と同様の効果が得られる。また孔を
あけた誘電体フィルムを採用する場合には、誘電率,誘
電正接の大きいものを用いることも可能である。
誘電体であるので、誘電体フィルム25のインダクタL
1に接する部分に孔を形成し、該孔により磁石とインダ
クタとの間に空気層を設けることも可能であり、この場
合にも上記実施形態と同様の効果が得られる。また孔を
あけた誘電体フィルムを採用する場合には、誘電率,誘
電正接の大きいものを用いることも可能である。
【0031】図3は、上記集中定数型アイソレータの効
果を確認するために行った挿入損失の測定結果を示す特
性図である。この実験に採用した永久磁石の比誘電率は
25、誘電正接は1×10-2であり、誘電体フィルムの
比誘電率は3.5、誘電正接は2×10-3であり、厚さ
は50μmである。また比較するために誘電体フィルム
のないアイソレータについても同様の測定を行った(図
中、一点鎖線は比較例、実線は本実施例を示す)。同図
からも明らかなように、誘電体フィルムを用いることに
より挿入損失を0.05dB程度改善できているのがわ
かる。
果を確認するために行った挿入損失の測定結果を示す特
性図である。この実験に採用した永久磁石の比誘電率は
25、誘電正接は1×10-2であり、誘電体フィルムの
比誘電率は3.5、誘電正接は2×10-3であり、厚さ
は50μmである。また比較するために誘電体フィルム
のないアイソレータについても同様の測定を行った(図
中、一点鎖線は比較例、実線は本実施例を示す)。同図
からも明らかなように、誘電体フィルムを用いることに
より挿入損失を0.05dB程度改善できているのがわ
かる。
【0032】なお、上記実施形態では、ポートP1にイ
ンダクタL1を形成したが、本発明はポートP2,ある
いはポートP3に形成してもよい。また、上記実施形態
では、帯域通過フィルタの構成要素の直列インダクタL
1を誘電体基板18に形成し、他方の構成要素である直
列コンデンサC1を外付けした場合を説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、誘電体基板にインダ
クタ,コンデンサの両方を形成してもよい。
ンダクタL1を形成したが、本発明はポートP2,ある
いはポートP3に形成してもよい。また、上記実施形態
では、帯域通過フィルタの構成要素の直列インダクタL
1を誘電体基板18に形成し、他方の構成要素である直
列コンデンサC1を外付けした場合を説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、誘電体基板にインダ
クタ,コンデンサの両方を形成してもよい。
【0033】図4は、上記インダクタ,コンデンサの両
方を形成した他の実施形態を説明するための図であり、
図4(a)は誘電体基板に形成されたインダクタの平面
図、図4(b)は誘電体基板の裏面に形成された電極の
透視平面図である。図中、図2と同一符号は同一又は相
当部分を示す。
方を形成した他の実施形態を説明するための図であり、
図4(a)は誘電体基板に形成されたインダクタの平面
図、図4(b)は誘電体基板の裏面に形成された電極の
透視平面図である。図中、図2と同一符号は同一又は相
当部分を示す。
【0034】本実施形態は、誘電体基板18の上面に帯
域通過フィルタを構成する回路素子としての直列インダ
クタL1,及び直列コンデンサC1の第一電極30a,
第二電極30bの両方をパターン形成して構成されてい
る。
域通過フィルタを構成する回路素子としての直列インダ
クタL1,及び直列コンデンサC1の第一電極30a,
第二電極30bの両方をパターン形成して構成されてい
る。
【0035】上記インダクタL1の一端はスルーホール
電極21,接続電極22を介して整合用コンデンサ12
aに接続されている。また上記インダクタL1の他端は
直列コンデンサ第1電極30aに接続され、該第1電極
30aと誘電体基板18を挟んで対向する直列コンデン
サ第2電極30bは入力電極24を介して入力ポートP
1に接続されている。
電極21,接続電極22を介して整合用コンデンサ12
aに接続されている。また上記インダクタL1の他端は
直列コンデンサ第1電極30aに接続され、該第1電極
30aと誘電体基板18を挟んで対向する直列コンデン
サ第2電極30bは入力電極24を介して入力ポートP
1に接続されている。
【0036】これにより上記入力ポートP1には直列イ
ンダクタL1及び直列コンデンサC1からなる帯域通過
フィルタが付加されている(図5の等価回路図参照)。
ンダクタL1及び直列コンデンサC1からなる帯域通過
フィルタが付加されている(図5の等価回路図参照)。
【0037】本実施形態においても、誘電体基板18と
永久磁石との間に誘電体フィルムを挟み込むことによ
り、不要輻射による混信や異常動作の防止を図りなが
ら、アイソレータの挿入損失を低減でき、上記実施形態
と同様の効果が得られる。また上記誘電体基板18にイ
ンダクタL1とコンデンサ電極C1の両方を形成したの
で、何れか一方を外付けする場合に比べて部品点数を削
減できるとともに、小型化できる。
永久磁石との間に誘電体フィルムを挟み込むことによ
り、不要輻射による混信や異常動作の防止を図りなが
ら、アイソレータの挿入損失を低減でき、上記実施形態
と同様の効果が得られる。また上記誘電体基板18にイ
ンダクタL1とコンデンサ電極C1の両方を形成したの
で、何れか一方を外付けする場合に比べて部品点数を削
減できるとともに、小型化できる。
【0038】図6は、請求項2の発明の一実施形態によ
る集中定数型アイソレータを示す分解斜視図であり、図
中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
る集中定数型アイソレータを示す分解斜視図であり、図
中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0039】本実施形態の集中定数型アイソレータ1
は、誘電体基板18と永久磁石6との間に誘電率,誘電
正接の小さい誘電体フィルム25を挟みこむとともに、
該誘電体フィルム25を永久磁石6の下面に貼着した例
である。
は、誘電体基板18と永久磁石6との間に誘電率,誘電
正接の小さい誘電体フィルム25を挟みこむとともに、
該誘電体フィルム25を永久磁石6の下面に貼着した例
である。
【0040】本実施形態では、誘電体基板18と永久磁
石6との間に誘電体フィルム25を挟み込みかつ該磁石
6に貼着したので、上記実施形態と同様にアイソレータ
の挿入損失の低減効果が得られるとともに、アイソレー
タを組付ける際に誘電体フィルム25を容易に組込むこ
とができ、作業性を向上できる。
石6との間に誘電体フィルム25を挟み込みかつ該磁石
6に貼着したので、上記実施形態と同様にアイソレータ
の挿入損失の低減効果が得られるとともに、アイソレー
タを組付ける際に誘電体フィルム25を容易に組込むこ
とができ、作業性を向上できる。
【0041】図7は、請求項3の発明の一実施形態を示
す分解斜視図であり、図中、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
す分解斜視図であり、図中、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0042】本実施形態の集中定数型アイソレータ1
は、誘電体基板18と永久磁石6との間に誘電率,誘電
正接の小さい誘電体フィルム25を挟みこむとともに、
該誘電体フィルム25を誘電体基板18の上面全面に貼
着した例である。
は、誘電体基板18と永久磁石6との間に誘電率,誘電
正接の小さい誘電体フィルム25を挟みこむとともに、
該誘電体フィルム25を誘電体基板18の上面全面に貼
着した例である。
【0043】本実施形態では、誘電体基板18と永久磁
石6との間に誘電体フィルム25を挟み込みかつ該磁石
6に貼着したので、上記実施形態と同様にアイソレータ
の挿入損失の低減効果が得られるとともに、上記同様に
アイソレータを組付ける際に誘電体フィルム25を容易
に組込むことができ、作業性を向上できる。
石6との間に誘電体フィルム25を挟み込みかつ該磁石
6に貼着したので、上記実施形態と同様にアイソレータ
の挿入損失の低減効果が得られるとともに、上記同様に
アイソレータを組付ける際に誘電体フィルム25を容易
に組込むことができ、作業性を向上できる。
【0044】図8は、請求項4の発明の第1実施形態に
よる集中定数型アイソレータを説明するための図であ
り、図中、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
よる集中定数型アイソレータを説明するための図であ
り、図中、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0045】本実施形態は、第1誘電体基板31の両面
に帯域通過フィルタを構成する回路素子としてのインダ
クタL1,接続電極22,入力電極24を形成し、該第
1誘電体基板31の上面の永久磁石との間に何も形成さ
れていない1層の第2誘電体基板32を設けて構成され
ている。
に帯域通過フィルタを構成する回路素子としてのインダ
クタL1,接続電極22,入力電極24を形成し、該第
1誘電体基板31の上面の永久磁石との間に何も形成さ
れていない1層の第2誘電体基板32を設けて構成され
ている。
【0046】本実施形態によれば、インダクタL1が形
成された第1誘電体基板31に第2誘電体基板32を積
層したので、アイソレータの挿入損失を低減でき、上記
実施形態と同様の効果が得られる。また第1,第2誘電
体基板31,32を積層することにより一体形成でき、
上述の誘電体フィルムを用いる場合に比べて部品点数を
削減でき、さらにコストを低減できる。
成された第1誘電体基板31に第2誘電体基板32を積
層したので、アイソレータの挿入損失を低減でき、上記
実施形態と同様の効果が得られる。また第1,第2誘電
体基板31,32を積層することにより一体形成でき、
上述の誘電体フィルムを用いる場合に比べて部品点数を
削減でき、さらにコストを低減できる。
【0047】図9は、請求項4の発明の第2実施形態を
説明するための図であり、図中、図8と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
説明するための図であり、図中、図8と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
【0048】本実施形態は、第1誘電体基板31の上面
にインダクタL1をパターン形成し、第2誘電体基板3
1の上面に上記インダクタL1に接続される接続電極2
2,入力電極24をパターン形成した例である。
にインダクタL1をパターン形成し、第2誘電体基板3
1の上面に上記インダクタL1に接続される接続電極2
2,入力電極24をパターン形成した例である。
【0049】本実施形態では、第1,第2誘電体基板3
1,32の上面にそれぞれインダクタL1、接続電極2
2,入力電極24を形成したので、1つの基板の両面に
電極をパターン形成する場合に比べて製造が容易であ
り、コストをさらに低減でき、安価で低損失のアイソレ
ータを提供できる。
1,32の上面にそれぞれインダクタL1、接続電極2
2,入力電極24を形成したので、1つの基板の両面に
電極をパターン形成する場合に比べて製造が容易であ
り、コストをさらに低減でき、安価で低損失のアイソレ
ータを提供できる。
【0050】図10は、請求項5の発明の一実施形態を
説明するための図であり、図中、図2と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
説明するための図であり、図中、図2と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
【0051】本実施形態は、誘電体基板18の上面のイ
ンダクタL1に厚膜の誘電体膜35を印刷等により被覆
形成して構成されている。この誘電体膜35はインダク
タL1のライン中央部36を除く全長に被覆されてお
り、該中央部36は上記誘電体膜35と磁石との間で形
成された空気層となっている。
ンダクタL1に厚膜の誘電体膜35を印刷等により被覆
形成して構成されている。この誘電体膜35はインダク
タL1のライン中央部36を除く全長に被覆されてお
り、該中央部36は上記誘電体膜35と磁石との間で形
成された空気層となっている。
【0052】本実施形態では、誘電体基板18のインダ
クタL1に誘電率,誘電正接の小さい誘電体膜35を塗
り付けたので、アイソレータの挿入損失を低減でき、上
記実施形態と同様の効果が得られる。また上記誘電体基
板18に誘電体膜35を塗布する構造であるので、コス
ト上昇の原因となる部品点数の増加を回避でき、安価に
提供できる。
クタL1に誘電率,誘電正接の小さい誘電体膜35を塗
り付けたので、アイソレータの挿入損失を低減でき、上
記実施形態と同様の効果が得られる。また上記誘電体基
板18に誘電体膜35を塗布する構造であるので、コス
ト上昇の原因となる部品点数の増加を回避でき、安価に
提供できる。
【0053】また上記インダクタL1の中央部36は空
気による誘電体層により覆われることから、誘電体膜3
5を塗布した場合と同様の作用効果が得られる。この場
合、中央部35を露出することなく全長に渡って誘電体
膜を被覆してもよい。
気による誘電体層により覆われることから、誘電体膜3
5を塗布した場合と同様の作用効果が得られる。この場
合、中央部35を露出することなく全長に渡って誘電体
膜を被覆してもよい。
【0054】なお、上述の各実施形態では、集中定数型
のアイソレータを例に説明したが、本発明はサーキュレ
ータにも勿論適用できる。
のアイソレータを例に説明したが、本発明はサーキュレ
ータにも勿論適用できる。
【0055】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る非可
逆回路素子によれば、誘電体基板に帯域通過フィルタを
構成する回路素子を形成し、該誘電体基板の回路素子と
磁石との間に誘電体フィルムを挟み込んだので、誘電
率,誘電正接の大きい磁石を回路素子から離すことがで
き、アイソレータの挿入損失を低減できる効果がある。
逆回路素子によれば、誘電体基板に帯域通過フィルタを
構成する回路素子を形成し、該誘電体基板の回路素子と
磁石との間に誘電体フィルムを挟み込んだので、誘電
率,誘電正接の大きい磁石を回路素子から離すことがで
き、アイソレータの挿入損失を低減できる効果がある。
【0056】また簡単な構造でかつ安価に低域通過フィ
ルタを構成できるので、不要輻射による混信や異常動作
の回避を図りながら、小型化,低価格化に貢献できる効
果がある。
ルタを構成できるので、不要輻射による混信や異常動作
の回避を図りながら、小型化,低価格化に貢献できる効
果がある。
【0057】請求項2の発明では、上記誘電体フィルム
を磁石に貼着し、請求項3の発明では、誘電体フィルム
を誘電体基板に貼着したので、請求項1と同様にアイソ
レータの挿入損失の低減効果が得られるとともに、アイ
ソレータを組付ける際に誘電体フィルムを容易に組込む
ことができ、作業性を向上できる効果がある。
を磁石に貼着し、請求項3の発明では、誘電体フィルム
を誘電体基板に貼着したので、請求項1と同様にアイソ
レータの挿入損失の低減効果が得られるとともに、アイ
ソレータを組付ける際に誘電体フィルムを容易に組込む
ことができ、作業性を向上できる効果がある。
【0058】請求項4の発明では、積層誘電体基板の回
路素子と磁石との間に1層以上の積層基板を設けたの
で、請求項1と同様にアイソレータの挿入損失の低減効
果が得られるとともに、コスト上昇の原因となる部品点
数の増加を回避でき、安価に提供できる効果がある。
路素子と磁石との間に1層以上の積層基板を設けたの
で、請求項1と同様にアイソレータの挿入損失の低減効
果が得られるとともに、コスト上昇の原因となる部品点
数の増加を回避でき、安価に提供できる効果がある。
【0059】請求項5の発明では、誘電体基板の回路素
子の少なくとも表面の一部に誘電体膜を被覆したので、
請求項1と同様にアイソレータの挿入損失の低減効果が
得られるとともに、コスト上昇の原因となる部品点数の
増加を回避でき、安価に提供できる効果がある。
子の少なくとも表面の一部に誘電体膜を被覆したので、
請求項1と同様にアイソレータの挿入損失の低減効果が
得られるとともに、コスト上昇の原因となる部品点数の
増加を回避でき、安価に提供できる効果がある。
【図1】請求項1の発明の一実施形態による集中定数型
アイソレータを説明するための分解斜視図である。
アイソレータを説明するための分解斜視図である。
【図2】上記アイソレータの誘電体基板のインダクタを
示す図である。
示す図である。
【図3】上記実施形態の効果を示す特性図である。
【図4】上記実施形態の他の実施形態による誘電体基板
を示す図である。
を示す図である。
【図5】上記実施形態の帯域通過フィルタが付加された
アイソレータの等価回路図である。
アイソレータの等価回路図である。
【図6】請求項2の発明の一実施形態による集中定数型
アイソレータを示す分解斜視図である。
アイソレータを示す分解斜視図である。
【図7】請求項3の発明の一実施形態による集中定数型
アイソレータを示す分解斜視図である。
アイソレータを示す分解斜視図である。
【図8】請求項4の発明の第1実施形態による誘電体基
板の分解斜視図である。
板の分解斜視図である。
【図9】請求項4の発明の第2実施形態による誘電体基
板の分解斜視図である。
板の分解斜視図である。
【図10】請求項5の発明の一実施形態による誘電体基
板を示す図である。
板を示す図である。
【図11】本発明の成立過程を説明するためのアイソレ
ータの分解斜視図である。
ータの分解斜視図である。
【図12】上記アイソレータの等価回路図である。
1 集中定数型アイソレータ(非可逆回路
素子) 4 磁性組立体 6 永久磁石 7 フェライト 8〜10 中心導体 18 誘電体基板 20 回路素子 25 誘電体フィルム 31 第1誘電体基板 32 第2誘電体基板 35 誘電体膜 L1 インダクタ(回路素子) C1 コンデンサ(回路素子)
素子) 4 磁性組立体 6 永久磁石 7 フェライト 8〜10 中心導体 18 誘電体基板 20 回路素子 25 誘電体フィルム 31 第1誘電体基板 32 第2誘電体基板 35 誘電体膜 L1 インダクタ(回路素子) C1 コンデンサ(回路素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 隆雄 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 長谷川 隆 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 フェライトに複数の中心電極を交差させ
て配置してなる磁性組立体に誘電体基板を介在させて磁
石を配置し、該磁石により上記磁性組立体に直流磁界を
印加するようにした非可逆回路素子において、上記誘電
体基板に帯域通過フィルタを構成する回路素子を形成
し、該誘電体基板の少なくとも回路素子と上記磁石との
間に誘電体フィルムを挟んだことを特徴とする非可逆回
路素子。 - 【請求項2】 請求項1において、上記誘電体フィルム
が磁石に貼着されていることを特徴とする非可逆回路素
子。 - 【請求項3】 請求項1において、上記誘電体フィルム
が誘電体基板に貼着されていることを特徴とする非可逆
回路素子。 - 【請求項4】 フェライトに複数の中心電極を交差させ
て配置してなる磁性組立体に積層誘電体基板を介在させ
て磁石を配置し、該磁石により上記磁性組立体に直流磁
界を印加するようにした非可逆回路素子において、上記
積層誘電体基板に帯域通過フィルタを構成する回路素子
を形成し、該積層誘電体基板の少なくとも回路素子と上
記磁石との間に1層以上の積層基板を設けたことを特徴
とする非可逆回路素子。 - 【請求項5】 フェライトに複数の中心電極を交差させ
て配置してなる磁性組立体に誘電体基板を介在させて磁
石を配置し、該磁石により上記磁性組立体に直流磁界を
印加するようにした非可逆回路素子において、上記誘電
体基板に帯域通過フィルタを構成する回路素子を形成
し、該回路素子の表面の少なくとも一部に誘電体膜を被
覆したことを特徴とする非可逆回路素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9325498A JPH11298206A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 非可逆回路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9325498A JPH11298206A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 非可逆回路素子 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003067789A Division JP2003234605A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | 非可逆回路素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11298206A true JPH11298206A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14077373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9325498A Withdrawn JPH11298206A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 非可逆回路素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11298206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6710672B2 (en) * | 1999-11-30 | 2004-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Nonreciprocal circuit device, communication apparatus, and method for manufacturing nonreciprocal circuit device |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP9325498A patent/JPH11298206A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6710672B2 (en) * | 1999-11-30 | 2004-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Nonreciprocal circuit device, communication apparatus, and method for manufacturing nonreciprocal circuit device |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |