JPH11299172A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH11299172A
JPH11299172A JP9872698A JP9872698A JPH11299172A JP H11299172 A JPH11299172 A JP H11299172A JP 9872698 A JP9872698 A JP 9872698A JP 9872698 A JP9872698 A JP 9872698A JP H11299172 A JPH11299172 A JP H11299172A
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
holding means
shaft
spindle motor
bearing holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9872698A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kawakami
和彦 河上
Naonobu Kanamaru
尚信 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スラスト方向の隙間を精度良く設定し、消費電
流の少ない動圧軸受装置とするとともに、組立性に優れ
たスピンドルモータを提供することにある。 【解決手段】軸受け保持手段の外周面の一部に、外周面
より突出した部分を形成し、ステータコアの内径側に位
置するベースの内径面に接着剤を塗布するとともに、前
記軸受け保持手段を圧入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピンドルモータに
係り、特に動圧軸受を用いたディスク駆動用モータに好
適なスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器等に用いられるスピンドルモー
タでは、例えば特公平6−30554号公報にあるようにシャ
フトの支持に玉軸受け装置を用いたものや、特開平3−2
72318号公報にあるように動圧軸受け装置を用いたもの
が広く知られている。
【0003】特に後者の動圧軸受け装置に関しては非接
触型の流体軸受け装置であるため、非常に高精度な回転
が可能であり、ロータの高速回転化に適しているととも
に、静音化の点で有効である。
【0004】この種動圧軸受スピンドルモータにおいて
は、軸固定型と軸回転型の2つに分類することができる
が、軸固定型の場合、軸をベースに固定するためベース
を厚くする必要があり、また、その構造が複雑になるた
めスピンドルモータの薄型化,低コスト化に問題があ
る。
【0005】軸回転型の場合、軸固定型と比べて軸固定
部が必要なく、その構造が簡単なためスピンドルモータ
の薄型化,低コスト化に適している。しかし、軸回転型
の場合には軸の抜け防止策を施す必要があり、特開平5
−321928 号公報には、軸の端部に軸の直径より大きい
円板状のスラスト板を形成し、スラスト板の上下端面部
にスラスト軸受を設けて軸の抜けを防止する構造が開示
されている。
【0006】また、動圧軸受の場合、潤滑剤の漏洩が軸
受の潤滑不良を引き起こし、軸受寿命を低下させる。さ
らに例えば、磁気ディスク装置に用いた場合には、漏洩
した潤滑剤が磁気ディスク及び磁気ヘッドを汚染し、ヘ
ッドクラッシュを発生させる可能性がある。したがっ
て、潤滑剤の漏洩を防止する手段が必要となる。潤滑剤
の漏洩を防止するため、特開平3−272318 号公報では、
軸受装置内を潤滑剤である磁性流体で満たし、ラジアル
軸受の両端側に磁性流体シールを設けた構造としてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記後者の従来の動圧
軸受スピンドルモータにあっては、スラスト板の下側に
スラスト軸受を形成する場合、スラスト板に対向するプ
レートを厚くする必要があり、スピンドルモータの薄型
化の妨げ要因となる。また、機械的衝撃により軸のスラ
スト方向の動きが大きいと、磁気ディスクと記録読み取
り用ヘッドとの接触により、ヘッドが破壊する恐れがあ
り、その隙間を厳密に設定する必要がある。このため、
各部品の加工精度が厳しくなり、製造コストの上昇を招
く。さらに前記構造では、スラスト方向の荷重をプレー
トと軸受端面との接触で受けるため摩擦抵抗が大きく、
ひいてはモータの消費電流増加を招く問題もある。
【0008】本発明の目的は、スラスト方向の動きを精
度良く規制でき、消費電流の少ない動圧軸受装置とする
とともに、組立性に優れたスピンドルモータを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータコア
の内周にハブのシャフトを同心的に重合配置し、該シャ
フトを軸受けメタルを介して軸受け保持手段に支承し、
前記シャフトの下端部は曲面形状で、前記軸受け保持手
段に固着された椀状のスラスト受けのピボット軸受け部
により支承され、該腕状のスラスト受け外周は前記軸受
保持手段の内周に遊嵌された後、該軸受保持手段を塑性
変形することにより固着されたスピンドルモータにおい
て、前記軸受け保持手段の外周面の一部に、外周面より
突出した部分を形成し、前記ステータコアの内径側に位
置するベースの内径面に接着剤を塗布するとともに、前
記軸受け保持手段を圧入することにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施例)本発明の実施例を図1
を参照しながら説明する。図1は動圧軸受を用いた磁気
ディスク装置用スピンドルモータの縦断面図である。図
において腕状のハブ1は、その外周部に磁気ディスク載
置用フランジ部1aを一体に形成し、シャフト2はその
中心部に前記磁気ディスクを図示していないクランプ装
置と共同して固定するための中心ねじ部2aを設けてい
る。前記シャフト2は前記ハブ1とは別部品で構成さ
れ、嵌合部1bに組み付け後一般に知られている塑性変
形結合等により同心的に固着されて、軸受(軸受メタ
ル)4を介して円筒状の軸受ハウジング(軸受け保持手
段)3に回転自在に支承されている。
【0011】前記シャフト2の下端部は球面或いは曲面
形状で、軸受ハウジング3に緊迫結合された腕状のスラ
スト受5のピボット軸受部5aによって支承されてい
る。また、シャフト2の下端部付近にはスラスト方向規
制用環状のストッパプレート6が溝2bに非接触で対向
配置され、その外周部は前記した軸受4に配置され、ス
ラスト受5の結合時に同時に押し付け固定されている。
前記軸受ハウジング3には、上部にシール部材7,前記
した2個の軸受(軸受メタル)4の間に軸方向に着磁さ
れたシールマグネット8が気密的に装着されている。ス
ラスト受5によって形成された流体封入室9には潤滑剤
として磁性流体が注入されている。シール部材7の内径
には螺旋溝が形成され、回転時に遠心力で内部の磁性流
体が外部に出ないよう、シャフト2の回転により下げる
方向に設けてある。
【0012】積層された珪素鋼板からなるステータコア
10には、コイル10aが巻回され、ベース11の円筒
部11aに接着固定されている。11bは接着剤の溜り
溝である。
【0013】ステータコア10の外周部はハブ1の内周
部に配置固定されたロータマグネット12の内径に所定
の空隙をもって対向配置されている。前記ロータマグネ
ット12はハブ1の内周段付部1cに挿入配置された後
に、ハブ開口側の内周に設けられた溝1bに配設された
アルミ,銅等の比較的柔らかい金属製リング13により
固定されている。
【0014】前記金属製リング13は溝1bに配置され
た後、溝に押し込むように潰されることにより塑性変形
され両者間を強固に固定する。一般には両者を接着固定
している。
【0015】図2はストッパプレート6の形状を示す図
である。ストッパプレート6は同一回転方向に突出し、
外周部にスリット状の逃部6aを有する3片の舌片6b
からなり、逃部6aにより板厚方向および平面方向に変
形し得る。このストッパプレート6は、例えばステンレ
ス鋼板製で、弾性を有するように適当な熱処理を施す。
または熱処理したものをプレス加工等で製作するのが一
般的である。但しプレス加工の場合には、打ち抜き時の
カエリ,ソリ等が発生するため、金属エッチング加工が
好ましい。更にはエッジ部に丸みを付加する処理を行う
ことも効果的である。
【0016】舌片6bの最小内径部dはシャフト2の外
径より若干小さく、かつシャフト2に設けた溝2bの底
径より大きい寸法となっている。本実施例では、シャフ
ト2の外径3mmのとき、ストッパプレート6の材質をSU
S304,硬さHRC40,板厚0.2mm,外径5mm,d寸
法2.8mmで構成した。
【0017】シャフト2の溝部2bは、前記ストッパプ
レート6が接触しないような幅に設定してあり、スラス
ト方向に隙間δ以上には動き得ない。すなわちスラスト
方向の規制ができる。通常使用中は、シャフト2はロー
タマグネット12の磁気による下方向のスラスト荷重が
作用するように、図1のステータコア15の位置が設定
されており、シャフト2は舌片6bに対し非接触で回転
する。
【0018】図3は駆動ユニット200を示す。
【0019】前記ストッパプレート6が設置されている
ため、シャフト2とハブ1とが一体となった回転部分
は、軸受ハウジング3を含む固定部分とが一体化され、
一つの部品として扱うことができる。これより、図1の
スピンドルモータを構成する際、組立性が非常に優れた
ものとなる。更には、組立前に駆動ユニットとしての性
能,寸法精度等を検査でき、組立後の歩留まりが良くな
る利点を有する。
【0020】軸受ハウジング3の上部外周面の一部には
凹部3bが形成され、その工程で凸部3cが形成されて
いる。凸部3cの高さHは0.01mm 程度に設定する。
凹み部3bは図5で示すように、円周上に複数個設け
る。
【0021】ベース11の円筒部11aに嵌合する際、
軽い圧入(好ましくは軸方向荷重2kgf程度)となるよ
う凸部3cの高さHと、設ける個数を最適な値に設定す
る。前記ハブ1のフランジ部1aには磁気記録用のディ
スクが載置されるため、その高さ方向位置は、ベース1
のある部分を基準面とし、公差±0.05mm 程度が要求
される。そのため、一般にはベース11の円筒部11a
の内面に接着剤を塗布した後、軸受ハウジング3を挿入
し、治具とともに硬化するまで恒温槽に投入している。
【0022】本発明によれば、室温でハブ1の高さ方向
位置を設定した後、凸部3cの存在により軽い圧入力で
保持でき、治具から外した後に恒温槽に投入しても、高
さ方向位置は維持できることとなる。したがって、恒温
槽には治具とともに投入する必要がなく、そのスペース
を有効に使うことができる。
【0023】軽い圧入とするために、例えば軸受ハウジ
ングの外周面に溝を設け、その部分に弾性部材を設置す
る等が考えられるが、本発明によればその部品が不要で
ある。
【0024】
【発明の効果】本発明は、シャフトのスラスト受けを腕
状にして軸受け取付部に潤滑剤を封入できる構造とし、
スラスト方向規制部材挿入溝をシャフトに設け、かつシ
ャフト先端を曲面にしてスラスト受けとしたため、軸方
向の摩擦抵抗を小さくして、回転精度が高く、消費電流
の少ないスピンドルモータとすることができるととも
に、組立性が非常に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるスピンドルモータの断
面図。
【図2】同実施例におけるストッパプレートの平面図。
【図3】回転部分と固定部分とを一体化した駆動ユニッ
ト。
【図4】同実施例における軸受ハウジングの要部を示す
拡大図。
【図5】同実施例における軸受ハウジングの要部を示す
側面図。
【符号の説明】
1…ハブ、2…シャフト、3…軸受ハウジング(軸受け
保持手段)、3c…凸部、4…軸受、5…スラスト受、
6…ストッパプレート、8…シールマグネット、9…流
体封入室、10…ステータコア、11…ベース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータコアの内周にハブのシャフトを同
    心的に重合配置し、該シャフトを軸受を介して軸受け保
    持手段に支承してなるスピンドルモータにおいて、前記
    軸受け保持手段の外周面の一部に、外周面より突出した
    部分を形成し、前記ステータコアの内径側に位置するベ
    ースの内径面に接着剤を塗布するとともに、前記軸受け
    保持手段を圧入することを特徴としたスピンドルモー
    タ。
  2. 【請求項2】ステータコアの内周にハブのシャフトを同
    心的に重合配置し、該シャフトを軸受けメタルを介して
    軸受け保持手段に支承し、前記シャフトの下端部は曲面
    形状で、前記軸受け保持手段に固着された椀状のスラス
    ト受けのピボット軸受け部により支承され、該腕状のス
    ラスト受け外周は前記軸受保持手段の内周に遊嵌された
    後、該軸受保持手段を塑性変形することにより固着され
    たスピンドルモータにおいて、前記軸受け保持手段の外
    周面の一部に、外周面より突出した部分を形成し、前記
    ステータコアの内径側に位置するベースの内径面に接着
    剤を塗布するとともに、前記軸受け保持手段を圧入する
    ことを特徴としたスピンドルモータ。
JP9872698A 1998-04-10 1998-04-10 スピンドルモータ Pending JPH11299172A (ja)

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