JPH11299891A - 吸入式投薬器 - Google Patents

吸入式投薬器

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JPH11299891A
JPH11299891A JP12678298A JP12678298A JPH11299891A JP H11299891 A JPH11299891 A JP H11299891A JP 12678298 A JP12678298 A JP 12678298A JP 12678298 A JP12678298 A JP 12678298A JP H11299891 A JPH11299891 A JP H11299891A
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JP
Japan
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air passage
suction port
medicine powder
capsule
air
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Application number
JP12678298A
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English (en)
Inventor
Hisatomo Oki
久朝 大木
Yoshiyuki Tanizawa
嘉行 谷澤
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Akira Yanagawa
明 柳川
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DOT KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散性の悪い薬粉を分散して微粒化し、規定
量の薬粉を患者に投与する。 【解決手段】 吸入口8内に通気路開閉装置9を設け、
通気路開閉装置9を、吸入口8内を流通する空気流を受
けて回転する回転翼12と、回転翼12と一緒に回転
し、流出側通気路6を開口または閉塞する回転シャッタ
13等とによって構成している。これにより、カプセル
内の薬粉が分散性の悪い薬粉である場合でも、回転シャ
ッタ13の回転に伴って断続的に供給される空気流によ
って薬粉を時間をかけてゆっくりと分散することができ
る。また、塊状の薬粉を突き崩して分散することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、患者の息
の吸込みによって粉体状の薬品(薬粉)を肺内に投与す
るのに用いて好適な吸入式投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、喘息患者等の肺に薬品を投与す
る方法には、液体エアゾール噴霧器で吸入する方法、薬
粉収容室やカプセル内に充填された粉体状の薬品(以
下、薬粉という)を吸入する方法等が用いられている。
【0003】これら喘息患者用の薬品投与方法のうち、
カプセル内に充填された薬粉を吸入する方法に用いる吸
入式投薬器としては、特開平7−313599号公報等
に示すものが知られている。そして、この従来技術によ
る吸入式投薬器は、軸方向の一側に薬粉を収容する薬粉
収容穴を有し、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投
薬器本体と、該投薬器本体に設けられ、外部の空気を前
記薬粉収容穴を経由して前記吸入口に向け流通させる通
気路とによって大略構成され、前記薬粉収容穴にはカプ
セル等を用いて薬粉が充填される。
【0004】この吸入式投薬器では、薬粉収容穴にカプ
セルを装着し、穴あけ具を用いて該カプセルに前記通気
路に連通する穴を形成する。そして、この状態で吸入口
をくわえて息を吸込むことにより、通気路を流通する空
気流によってカプセル内の薬粉を吸入口内に放出し、該
吸入口から患者の肺内に吸入させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による吸入式投薬器では、通気路を経由して薬粉
収容穴に挿着されたカプセル内に空気流を流入させ、こ
の空気流に該カプセル内の薬粉を混入させて通気路から
吸入口側に流出させている。
【0006】ここで、薬粉には、凝集性の強い造粒体、
静電気を帯び易い粉体等のように分散性が悪く、例えば
時間をかけてゆっくりと空気流を流通させた場合に分散
し易いものがある。
【0007】しかし、従来技術による吸入式投薬器で
は、通気路、カプセル内を通る空気流は常に一定の流れ
となっており短時間のうちに空気が流通してしまう。こ
れにより、分散性の悪い薬粉を投与した場合には、薬粉
を分散して微粒化することができず、薬粉が塊のまま吸
入口側に流出するから、吸入途中で薬粉が口内等に落下
することとなり、規定量の薬粉を肺内に吸入できず、薬
粉の効能の低下を招くという問題がある。
【0008】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたもので、本発明の目的は、分散性の悪い薬粉を
分散して微粒化でき、規定量の薬粉を患者に投与できる
ようにした吸入式投薬器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による吸入式投薬
器は、軸方向の一側に薬粉を収容する薬粉収容穴を有
し、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投薬器本体
と、該投薬器本体に設けられ、外部の空気を前記薬粉収
容穴を経由して前記吸入口に向け流通させる通気路とを
備えている。
【0010】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、投薬器本体に
は、薬粉収容穴内の薬粉を吸入したときに、通気路を吸
入口に対し断続的に連通させる通気路開閉手段を設けた
ことにある。
【0011】このように構成したことにより、吸入口か
ら息を吸い込み薬粉収容穴内の薬粉を吸入したときに
は、通気路開閉手段が通気路を吸入口に対し断続的に連
通させるから、空気を通気路、薬粉収容穴内でゆっくり
と流通させることができ、この空気流によって分散性の
悪い薬粉を分散して微粒化することができる。また、断
続的に供給される空気流によってカプセル内の薬粉を突
き崩すことができ、薬粉を分散して微粒化できる。
【0012】請求項2の発明は、投薬器本体には外部と
吸入口とを常時連通する補助通気路を設け、通気路開閉
手段は該補助通気路を流通する空気流を併用して駆動す
る構成としたことにある。
【0013】このように構成したことにより、通気路開
閉手段が通気路を吸入口に対し遮断した状態で吸入口か
ら息を吸込んだ場合でも、補助通気路を流通する空気流
によって通気路開閉手段を駆動することができる。そし
て、通気路開閉手段の駆動によって通気路が吸入口に対
し連通したときには、該通気路を流通する空気流と補助
通気路を流通する空気流とを併用することにより、通気
路開閉手段を駆動することができる。
【0014】請求項3の発明は、通気路開閉手段は、吸
入口を流通する空気流を受けることにより回転する回転
翼と、該回転翼に接続して設けられ、該回転翼と一緒に
回転することにより通気路を開口または閉塞する回転シ
ャッタとによって構成したことにある。
【0015】このように構成したことにより、吸入口か
ら息を吸込むと、該吸入口を流通する空気流を受けて回
転翼が回転し、該回転翼と一緒に回転シャッタが回転す
るから、該回転シャッタの回転に伴って通気路を開口ま
たは閉塞することができ、通気路、薬粉収容穴で空気を
断続的に流通させて薬粉を分散することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
吸入式投薬器を添付図面に従って詳細に説明する。
【0017】まず、図1ないし図6は本発明の第1の実
施の形態を示すに、1は吸入式投薬器の基部をなす投薬
器本体で、該投薬器本体1は、後述するカプセルホルダ
2、カプセル収容穴4、吸入口8等によって大略構成さ
れている。
【0018】2は投薬器本体1の一側に位置して設けら
れたカプセルホルダで、該カプセルホルダ2は略円柱状
に形成され、その外周側には後述する穴あけ具14の支
持部15を可動に支持するガイド筒部3が設けられてい
る。また、カプセルホルダ2は、大気側の一側端面2A
と吸入口8側の他側端面2Bとを有し、該他側端面2B
の中心部には、後述のシャフト11を回転可能に支持す
る支持穴2Cが形成されている。
【0019】4はカプセルホルダ2の軸心部に設けられ
た薬粉収容穴としてのカプセル収容穴で、該カプセル収
容穴4は、一側がカプセルホルダ2の一側端面2Aに開
口し他側が閉塞された有底穴として形成され、該カプセ
ル収容穴4にはカプセルK(図6中に図示)が収容され
る。ここで、カプセルKは長円筒状に形成され、内部に
は粉体状の薬品(以下、薬粉という)が充填されてい
る。
【0020】5,5はカプセルホルダ2の一側寄りに設
けられた流入側通気路で、該各流入側通気路5は、カプ
セル収容穴4の外周側に位置して軸方向に伸長し、一側
端面2Aに開口した流入通路5Aと、該流入通路5Aに
連通し、カプセル収容穴4を径方向に貫通したピン挿通
穴5Bとによって構成され、前記ピン挿通穴5Bには、
穴あけ具14のピン16が挿通される。
【0021】6,6はカプセルホルダ2の他側寄りに設
けられた流出側通気路で、該各流出側通気路6は、カプ
セル収容穴4の外周側に位置して軸方向に伸長し、カプ
セルホルダ2の他側端面2Bに開口した流出通路6A
と、該流出通路6Aに連通し、カプセル収容穴4を径方
向に貫通したピン挿通穴6Bとによって構成され、前記
ピン挿通穴6Bには、穴あけ具14のピン16が挿通さ
れる。
【0022】7,7はカプセルホルダ2の外周側に設け
られた補助通気路で、該各補助通気路7は、図2、図3
に示す如く、通気路5,6から周方向に90度ずらした
位置で該通気路5,6よりも外周側寄りに配置され、カ
プセルホルダ2を軸方向に貫通して形成されている。こ
れにより、各補助通気路7は、後述する回転シャッタ1
3の回転位置に関係なく常時大気側と吸入口8側とを連
通し、通気路5,6を流通する空気流と併用される空気
流を吸入口8側に供給する。また、各補助通気路7は、
吸入口8をくわえて息を吸込んだときの空気の流量を増
やすことにより、このときの息苦しさを解消している。
【0023】8はカプセルホルダ2の他側に設けられた
吸入口で、該吸入口8は円筒状をなし、その内周側は空
気等が流通する空気流通路8Aとなっている。また、吸
入口8の先端側外周は、患者がくわえ易いように漸次縮
径している。
【0024】9は吸入口8の空気流通路8Aに設けられ
た通気路開閉手段としての通気路開閉装置で、該通気路
開閉装置9は、図4、図5に示す如く、後述するシャフ
ト支持フレーム10、シャフト11、回転翼12、回転
シャッタ13によって大略構成されている。
【0025】10は吸入口8の先端側に設けられたシャ
フト支持フレームで、該シャフト支持フレーム10は、
空気を流通させるために三叉状に形成され、それぞれの
先端部は吸入口8に固着されている。また、シャフト支
持フレーム10の中心部には、シャフト11を回転可能
に支持する支持穴10Aが形成されている。
【0026】11は空気流通路8Aの中心を軸方向に延
びたシャフトで、該シャフト11は、一端部がカプセル
ホルダ2の支持穴2Cに回転可能に支持され、他端部が
シャフト支持フレーム10の支持穴10Aに回転可能に
支持されている。
【0027】12はシャフト11の軸方向中間部に設け
られた回転翼で、該回転翼12は、シャフト11に一体
的に固着されている。そして、回転翼12は、空気流通
路8A内を流通する空気流を受けることにより回転し、
一体的に固着されたシャフト11を回転駆動するもので
ある。
【0028】13はシャフト11の他端側に設けられた
回転シャッタで、該回転シャッタ13はシャフト11に
一体的に固着され、カプセルホルダ2の他側端面2Bに
摺接可能または微小な隙間を介して配設されている。こ
こで、回転シャッタ13はシャフト11、回転翼12と
一緒に回転する一体物をなしている。
【0029】また、回転シャッタ13は、円板状に形成
され、その外径寸法は各補助通気路7よりも小径に設定
されている。また、回転シャッタ13には、流出側通気
路6の流出通路6A,6Aに対応する径寸法位置に円弧
状スリット13A,13Aが設けられ、該各円弧状スリ
ット13Aは流出通路6Aを吸入口8の空気流通路8A
側に開口させるものである。また、回転シャッタ13の
周方向で各円弧状スリット13A間は、流出通路6Aを
閉塞するシャッタ部13B,13Bとなっている。そし
て、回転シャッタ13は、回転されたときに円弧状スリ
ット13A、シャッタ部13Bによって流出通路6Aを
吸入口8側に断続的に連通させるものである。
【0030】このように構成された通気路開閉装置9で
は、吸入口8の空気流通路8A内を空気が流通したとき
に、この空気流を回転翼12で受けることにより、該回
転翼12と一緒にシャフト11、回転シャッタ13を回
転駆動し、該回転シャッタ13によって各流出側通気路
6の流出通路6Aを吸入口8側に対し断続的に連通させ
る。
【0031】一方、14はカプセルKに穴あけを施すた
めの穴あけ具で、該穴あけ具14は、ガイド筒部3内に
可動に支持された支持部15と、基端側が該支持部15
に取付けられ、先端側がピン挿通穴5B,6B内に挿入
されたピン16,16と、前記支持部15とカプセルホ
ルダ2との間に設けられた戻しばね17とによって大略
構成されている。
【0032】そして、穴あけ具14は、支持部15を戻
しばね17に抗してガイド筒部3内に押込み、ピン1
6,16をピン挿通穴5B,6B内に深く挿入すること
により、該ピン16,16の先端をカプセル収容穴4内
のカプセルKに貫通させ、該カプセルKに4個の穴H,
H,…をあけるものである。また、支持部15への押圧
力を取除くと、戻しばね17の付勢力によって支持部1
5、各ピン16が初期位置まで後退する。
【0033】本実施の形態による吸入式投薬器は上述の
如き構成を有するもので、次に、患者が薬粉を吸入する
までの準備動作および吸入時の空気と薬粉の流れについ
て説明する。
【0034】最初に、カプセルKに穴Hを形成するまで
の準備動作について説明する。まず、カプセルホルダ2
のカプセル収容穴4内にカプセルKを挿入する。次に、
穴あけ具14の支持部15をガイド筒部3に沿って押込
むことにより、各ピン16をカプセルKに貫通させ、該
カプセルKにピン挿通穴5B,6Bに連通する4個の穴
Hを形成する。
【0035】次に、患者が薬粉を吸込むときの吸入式投
薬器内の空気と薬粉の流れについて述べる。
【0036】まず、患者が吸入口8の他側を口にくわ
え、この状態で息を吸込むと、図6に示す如く、外部の
空気が各補助通気路7を通って吸入口8の空気流通路8
Aに流出し、該空気流通路8Aを開口側に向け流通す
る。この吸入時には、通気路開閉装置9の回転翼12が
空気流通路8Aを流れる空気流を受けて回転し、シャフ
ト11を介して連結された回転シャッタ13を回転駆動
する。
【0037】ここで、回転シャッタ13が回転し、図2
に示す如く、該回転シャッタ13のシャッタ部13Bが
流出側通気路6を閉塞しているときには、通気路5,
6、カプセルKへの空気の流通が絶たれた状態となる。
【0038】一方、図3に示す如く、回転シャッタ13
の円弧状スリット13Aによって流出側通気路6が開口
されているときには、息を吸込んだときの吸引力によっ
て、流入側通気路5から流入した空気が穴Hを介してカ
プセルK内に流入し、該カプセルK内の薬粉を撹拌して
空気中に混入し、穴Hから流出側通気路6を介して吸入
口8側に流出させる。
【0039】このように、回転シャッタ13の回転によ
り上述した2つの動作が繰り返されるから、カプセルK
内の薬粉は断続的に供給される空気流によって時間をか
けてゆっくりと分散される。また、断続的に供給される
空気流は塊状の薬粉を突き崩して分散する。
【0040】これにより、例えば薬粉が凝集性の強い造
粒体、静電気を帯び易い粉体等のように分散性が悪い場
合でも、薬粉を微粒化した状態で吸入口8側に流出させ
ることができ、薬粉は吸入口8から患者の口内、気管を
介して肺内に吸込まれる。
【0041】以上のように、本実施の形態によれば、吸
入口8内に通気路開閉装置9を設け、該通気路開閉装置
9を、吸入口8内を流通する空気流を受けて回転する回
転翼12と、該回転翼12と一緒に回転し、流出側通気
路6を開口または閉塞する回転シャッタ13等とによっ
て構成している。これにより、カプセルK内の薬粉が分
散性の悪い薬粉である場合でも、回転シャッタ13によ
って空気流を断続的に流通させることにより、薬粉を時
間をかけてゆっくりと分散することができ、また、塊状
の薬粉を突き崩して分散することができる。
【0042】この結果、薬粉を微粒化して吸入途中での
薬粉の落下を防止できるから、規定量の薬粉を肺内に吸
入させることができ、薬粉の効能を高めて吸入式投薬器
に対する信頼性を向上することができる。
【0043】また、カプセルホルダ2に回転シャッタ1
3から外れて外部と吸入口8側とを常時連通する各補助
通気路7を設けているから、回転シャッタ13のシャッ
タ部13Bによって流出側通気路6が閉塞された状態で
吸入口8から息を吸込んだ場合でも、各補助通気路7を
介して吸入口8側に空気を供給することができる。これ
により、回転シャッタ13の回転位置に関係なく、補助
通気路7を流通する空気流を併用し、回転翼12を回転
させることができ、投薬器の取扱いを容易にすることが
できる。
【0044】そして、回転シャッタ13の回転によって
流出側通気路6が開口したときには、該通気路5,6を
流通する空気流と補助通気路7を流通する空気流とを併
用することによって回転翼12を効率よく回転駆動する
ことができる。
【0045】次に、図7および図8は本発明の第2の実
施の形態を示すに、本実施の形態の特徴は、引出し式の
カプセルホルダによってカプセルを出入れする構成とな
った吸入式投薬器に通気路開閉装置を適用したことにあ
る。なお、本実施の形態では前述した第1の実施の形態
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
【0046】21は吸入式投薬器の基部をなす投薬器本
体で、該投薬器本体21は、一側に位置して内周側がホ
ルダ収容部22Aとなったボディ22と、該ボディ22
の他側に設けられた円筒状の吸入口23とによって大略
構成されている。
【0047】24は投薬器本体21に対して着脱可能に
設けられたカプセルホルダで、該カプセルホルダ24
は、ボディ22のホルダ収容部22Aに出入れ可能に嵌
合されるカプセル保持部25と、該カプセル保持部25
を出入れするときに把持するキャップ26とによって大
略構成され、前記カプセル保持部25をホルダ収容部2
2Aに挿入した状態では、該カプセル保持部25とホル
ダ収容部22Aとの間に薬粉収容穴としてのカプセル収
容穴27が形成される。また、キャップ26には、投薬
時の咳込み等による薬粉の逆流を防止するチェック弁2
8が内蔵されている。
【0048】29はボディ22に設けられた流入側通気
路、30はカプセル保持部25に設けられた流入側通気
路をそれぞれ示し、該流入側通気路29,30は外部の
空気をカプセル収容穴27に向け流通させるものであ
る。
【0049】31はボディ22に設けられた流出側通気
路、32はカプセル保持部25に設けられた流出側通気
路をそれぞれ示し、該流出側通気路31,32はカプセ
ルK内の薬粉を吸入口23側に流出させるものである。
【0050】なお、本実施の形態による吸入式投薬器に
も、第1の実施の形態による補助通気路7と同様の補助
通気路が設けられているが、図面では省略している。
【0051】33は本実施の形態による通気路開閉手段
としての通気路開閉装置で、該通気路開閉装置33は、
前記第1の実施の形態による通気路開閉装置9と同様
に、シャフト支持フレーム34、シャフト35、回転翼
36、回転シャッタ37によって大略構成されている。
【0052】本実施の形態による吸入式投薬器は上述の
如き構成を有するもので、図8に示す如く、カプセルホ
ルダ24のカプセル保持部25をボディ22のホルダ収
容部22Aに対して出入れすることにより、カプセルK
を着脱する構成となっている点を除いては、前記第1の
実施の形態による吸入式投薬器とほぼ同様の作用効果を
有している。
【0053】なお、第1の実施の形態では、回転シャッ
タ13に円弧状スリット13Aとシャッタ部13Bとを
設け、該回転シャッタ13を回転させることにより流出
側通気路6の流出通路6Aを開口または閉塞する構成と
したが、本発明はこれに限らず、例えば、図9に示す第
1の変形例の如く、回転シャッタ41を流出通路6Aの
径方向位置よりも小径な円板部41Aと、該円板部41
Aから径方向に突出した2個のシャッタ部41B,41
Bとによって構成してもよい。
【0054】また、図10に示す第2の変形例による回
転シャッタ51のように、円板部51Aの外周側に多数
個のシャッタ部51B,51B,…(図面では8個の場
合を例示している)を設ける構成としてもよい。
【0055】さらに、図11に示す第3の変形例の如
く、円板状に形成された回転シャッタ61に、流出通路
6Aに対応する位置で周方向に複数の開口61A,61
A,…を設け、該各開口61A間をシャッタ部61B,
61B,…とする構成としてもよい。
【0056】さらに、各実施の形態では、カプセル収容
穴4,27内に薬粉が充填されたカプセルKを収容する
構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば、投薬器
本体に薬粉収容穴を設け、該薬粉収容穴に薬粉を直接的
に充填し、この薬粉を吸入する構成としてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、投薬器本体に薬粉収容穴内の薬粉を吸入したとき
に、通気路を吸入口に対し断続的に連通させる通気路開
閉手段を設ける構成としているから、吸入口から息を吸
い込み薬粉収容穴内の薬粉を吸入したときには、通気路
開閉手段によって通気路を吸入口に対し断続的に連通さ
せることができる。これにより、通気路、薬粉収容穴内
でゆっくりと空気を流通させることができ、この空気流
によって分散性の悪い薬粉を分散して微粒化することが
でき、また、断続的に供給される空気流によって塊状と
なった薬粉を突き崩すことができ、この点においても薬
粉を分散して微粒化することができる。
【0058】この結果、分散性の悪い薬粉を微粒化して
吸入途中での落下を防止できるから、規定量の薬粉を肺
内に吸入することができ、薬粉の効能を高めて吸入式投
薬器に対する信頼性を向上することができる。
【0059】請求項2の発明によれば、投薬器本体に外
部と吸入口とを常時連通する補助通気路を設けているか
ら、通気路開閉手段が通気路を吸入口に対し遮断した状
態で吸入口から息を吸込んだ場合でも、補助通気路を流
通する空気流によって通気路開閉手段を駆動することが
でき、投薬器の取扱いを容易にすることができる。
【0060】また、通気路開閉手段を補助通気路を流通
する空気流を併用して駆動しているから、通気路開閉手
段の駆動によって通気路が吸入口に対し連通したときに
は、該通気路を流通する空気流と補助通気路を流通する
空気流とを併用することにより、通気路開閉手段を効率
よく駆動することができる。
【0061】請求項3の発明によれば、通気路開閉手段
を、吸入口を流通する空気流を受けることにより回転す
る回転翼と、該回転翼に接続して設けられ、該回転翼と
一緒に回転することにより通気路を開口または閉塞する
回転シャッタとによって構成しているから、吸入口から
息を吸込むと、該吸入口を流通する空気流を受けて回転
翼が回転し、該回転翼と一緒に回転シャッタが回転する
から、該回転シャッタの回転に伴って通気路を開口また
は閉塞することができ、通気路、薬粉収容穴で空気を断
続的に流通させて薬粉を分散し、微粒化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による吸入式投薬器
を示す縦断面図である。
【図2】回転シャッタを投薬器本体と一緒に示す図1中
の矢示II−II方向からみた拡大横断面図である。
【図3】回転シャッタが回転して流出側通気路が開口さ
れた状態を示す図2と同様位置からみた拡大横断面図で
ある。
【図4】シャフト支持フレームを吸入口と一緒に示す吸
入式投薬器の左側面図である。
【図5】シャフト、回転翼、回転シャッタを示す外観斜
視図である。
【図6】カプセル内の薬粉を吸入している状態の吸入式
投薬器を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による吸入式投薬器
を示す縦断面図である。
【図8】カプセルホルダを引出してカプセルを着脱して
いる状態の吸入式投薬器を示す図7と同様位置からみた
縦断面図である。
【図9】本発明の第1の変形例による回転シャッタを示
す正面図である。
【図10】本発明の第2の変形例による回転シャッタを
示す正面図である。
【図11】本発明の第3の変形例による回転シャッタを
示す正面図である。
【符号の説明】
1,21 投薬器本体 2,24 カプセルホルダ 4,27 カプセル収容穴(薬粉収容穴) 5,29,30 流入側通気路 6,31,32 流出側通気路 7 補助通気路 8,23 吸入口 9,33 通気路開閉装置(通気路開閉手段) 12,36 回転翼 13,37,41,51,61 回転シャッタ K カプセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 茂巳 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一側に薬粉を収容する薬粉収容
    穴を有し、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投薬器
    本体と、該投薬器本体に設けられ、外部の空気を前記薬
    粉収容穴を経由して前記吸入口に向け流通させる通気路
    とを備えてなる吸入式投薬器において、 前記投薬器本体には、前記薬粉収容穴内の薬粉を吸入し
    たときに、前記通気路を前記吸入口に対し断続的に連通
    させる通気路開閉手段を設けたことを特徴とする吸入式
    投薬器。
  2. 【請求項2】 前記投薬器本体には外部と前記吸入口と
    を常時連通する補助通気路を設け、前記通気路開閉手段
    は該補助通気路を流通する空気流を併用して駆動する構
    成としてなる請求項1に記載の吸入式投薬器。
  3. 【請求項3】 前記通気路開閉手段は、前記吸入口を流
    通する空気流を受けることにより回転する回転翼と、該
    回転翼に接続して設けられ、該回転翼と一緒に回転する
    ことにより前記通気路を開口または閉塞する回転シャッ
    タとによって構成してなる請求項1または2に記載の吸
    入式投薬器。
JP12678298A 1998-04-21 1998-04-21 吸入式投薬器 Pending JPH11299891A (ja)

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