JPH09253209A - 吸入式投薬器 - Google Patents
吸入式投薬器Info
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- JPH09253209A JPH09253209A JP9346996A JP9346996A JPH09253209A JP H09253209 A JPH09253209 A JP H09253209A JP 9346996 A JP9346996 A JP 9346996A JP 9346996 A JP9346996 A JP 9346996A JP H09253209 A JPH09253209 A JP H09253209A
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- Japan
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- air
- capsule
- passage
- storage chamber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カプセル内の薬粉を吸引する投薬器におい
て、咳込んだときに、カプセル内の薬粉が大気側に放出
されるのを防止して、規定量の薬粉を投与する。 【解決手段】 カプセルホルダ8に形成されるカプセル
挿入ガイド9とカプセル収容室11とを連通する各流入
側通気路12の流入通路12Aの途中にフラップ弁15
を形成する。このフラップ弁15は、薬粉吸入時には、
患者の吸引力によって開弁して大気側から空気を流入さ
せ薬粉を投与する。一方、咳込んだときには、逆流する
空気によってフラップ弁15が閉弁し、カプセル収容室
11内での逆流を防止し、カプセル内の薬粉が大気側に
放出されるのを防止する。
て、咳込んだときに、カプセル内の薬粉が大気側に放出
されるのを防止して、規定量の薬粉を投与する。 【解決手段】 カプセルホルダ8に形成されるカプセル
挿入ガイド9とカプセル収容室11とを連通する各流入
側通気路12の流入通路12Aの途中にフラップ弁15
を形成する。このフラップ弁15は、薬粉吸入時には、
患者の吸引力によって開弁して大気側から空気を流入さ
せ薬粉を投与する。一方、咳込んだときには、逆流する
空気によってフラップ弁15が閉弁し、カプセル収容室
11内での逆流を防止し、カプセル内の薬粉が大気側に
放出されるのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、患者の息
の吸込みによって粉体状の薬品(薬粉)を肺内に投与す
るのに用いて好適な吸入式投薬器に関する。
の吸込みによって粉体状の薬品(薬粉)を肺内に投与す
るのに用いて好適な吸入式投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、喘息患者等の肺に薬品を投与す
る方法には、薬液を注射する方法、液体エアゾール噴霧
器で吸引させる方法、薬粉収容室やカプセル内に充填さ
れた粉体状の薬品(以下、薬粉という)を吸入する方法
等が用いられている。
る方法には、薬液を注射する方法、液体エアゾール噴霧
器で吸引させる方法、薬粉収容室やカプセル内に充填さ
れた粉体状の薬品(以下、薬粉という)を吸入する方法
等が用いられている。
【0003】これら喘息患者用の薬品投与方法のうち、
カプセルに充填された薬粉を吸入する方法では、患者が
くわえる吸入口を有し、内部に一側が大気側に開口し他
側がカプセル収容室を通って該吸入口に開口した通気路
が設けられた吸入器を用い、該吸入器のカプセル収容室
にカプセルを装着し、穴あけ針等を用いて該カプセルに
前記通気路に連通する穴を形成する。そして、この状態
で吸入口をくわえて息を吸込むことにより通気路を通る
空気流によってカプセル内の薬粉を吸入口内に放出し、
患者の肺内に吸入させるというものである。
カプセルに充填された薬粉を吸入する方法では、患者が
くわえる吸入口を有し、内部に一側が大気側に開口し他
側がカプセル収容室を通って該吸入口に開口した通気路
が設けられた吸入器を用い、該吸入器のカプセル収容室
にカプセルを装着し、穴あけ針等を用いて該カプセルに
前記通気路に連通する穴を形成する。そして、この状態
で吸入口をくわえて息を吸込むことにより通気路を通る
空気流によってカプセル内の薬粉を吸入口内に放出し、
患者の肺内に吸入させるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるカプセル用の吸入器では、吸入口から息を
吸い込むことにより通気路を介してカプセル内の薬粉を
吸入するようになっている。
来技術によるカプセル用の吸入器では、吸入口から息を
吸い込むことにより通気路を介してカプセル内の薬粉を
吸入するようになっている。
【0005】しかし、薬粉の吸入時には、患者が咳込む
ことがあり、この場合には、吸入口から通気路側に空気
が逆流して、カプセル内の薬粉が外部に放出されてしま
う。この結果、カプセル内の薬粉量が減少してしまい、
規定量の薬粉を吸入できず、薬粉の効能が低下するとい
う問題がある。
ことがあり、この場合には、吸入口から通気路側に空気
が逆流して、カプセル内の薬粉が外部に放出されてしま
う。この結果、カプセル内の薬粉量が減少してしまい、
規定量の薬粉を吸入できず、薬粉の効能が低下するとい
う問題がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、吸入口内に逆流する空気によって薬粉収
容室またはカプセル内の薬粉が外部に放出されるのを防
止し、薬粉収容室またはカプセル内の薬粉を確実に患者
に投与できるようにした吸入式投薬器を提供することを
目的としている。
されたもので、吸入口内に逆流する空気によって薬粉収
容室またはカプセル内の薬粉が外部に放出されるのを防
止し、薬粉収容室またはカプセル内の薬粉を確実に患者
に投与できるようにした吸入式投薬器を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する吸入式投薬器は、軸
方向の一側が薬粉収容室となり、他側が薬粉を吸入する
吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体の薬粉収容
室に空気を供給するため、大気側と該薬粉収容室とを連
通する流入側通気路と、前記投薬器本体の薬粉収容室内
の薬粉を吸入口側に供給するため、該薬粉収容室と吸入
口とを連通する流出側通気路と、前記吸入口から逆流が
生じたときに、前記薬粉収容室から大気側に逆流する空
気を遮断するために前記流入側通気路の途中に設けられ
た逆流防止弁とから構成したことにある。
ために、請求項1の発明が採用する吸入式投薬器は、軸
方向の一側が薬粉収容室となり、他側が薬粉を吸入する
吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体の薬粉収容
室に空気を供給するため、大気側と該薬粉収容室とを連
通する流入側通気路と、前記投薬器本体の薬粉収容室内
の薬粉を吸入口側に供給するため、該薬粉収容室と吸入
口とを連通する流出側通気路と、前記吸入口から逆流が
生じたときに、前記薬粉収容室から大気側に逆流する空
気を遮断するために前記流入側通気路の途中に設けられ
た逆流防止弁とから構成したことにある。
【0008】上記構成により、患者が吸入口をくわえて
空気を吸込んだ場合には、薬粉収容室には流入側通気路
を介して大気側から空気が供給され、この供給された空
気によって薬粉収容室内の薬粉を空気と混合し、この薬
粉が混合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺内
に放出する。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込
み、吸入口内に空気を逆流させた場合には、薬粉収容室
から流入側通気路に向けて流れる空気により、逆流防止
弁が閉弁して流入側通気路を閉塞するから、この逆流す
る空気が流入側通気路を介して大気側に流れるのを防止
し、薬粉収容室内の薬粉が大気側に放出されるのを防止
できる。
空気を吸込んだ場合には、薬粉収容室には流入側通気路
を介して大気側から空気が供給され、この供給された空
気によって薬粉収容室内の薬粉を空気と混合し、この薬
粉が混合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺内
に放出する。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込
み、吸入口内に空気を逆流させた場合には、薬粉収容室
から流入側通気路に向けて流れる空気により、逆流防止
弁が閉弁して流入側通気路を閉塞するから、この逆流す
る空気が流入側通気路を介して大気側に流れるのを防止
し、薬粉収容室内の薬粉が大気側に放出されるのを防止
できる。
【0009】請求項2の発明が採用する吸入式投薬器
は、軸方向の一側が内部に薬粉が充填されたカプセルを
収容するカプセル収容室となり、他側が薬粉を吸入する
吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体のカプセル
収容室に収容されたカプセル内に空気を供給するため、
大気側と該カプセル収容室とを連通する流入側通気路
と、前記投薬器本体のカプセル収容室に収容されたカプ
セル内の薬粉を吸入口側に供給するため、該カプセル収
容室と吸入口とを連通する流出側通気路と、前記カプセ
ル収容室内のカプセルに該各通気路と連通する穴をあけ
るべく、前記投薬器本体に設けられた穴あけ具と、前記
吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収容室から大
気側に逆流する空気を遮断するために前記流入側通気路
の途中に設けられた逆流防止弁とから構成したことにあ
る。
は、軸方向の一側が内部に薬粉が充填されたカプセルを
収容するカプセル収容室となり、他側が薬粉を吸入する
吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体のカプセル
収容室に収容されたカプセル内に空気を供給するため、
大気側と該カプセル収容室とを連通する流入側通気路
と、前記投薬器本体のカプセル収容室に収容されたカプ
セル内の薬粉を吸入口側に供給するため、該カプセル収
容室と吸入口とを連通する流出側通気路と、前記カプセ
ル収容室内のカプセルに該各通気路と連通する穴をあけ
るべく、前記投薬器本体に設けられた穴あけ具と、前記
吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収容室から大
気側に逆流する空気を遮断するために前記流入側通気路
の途中に設けられた逆流防止弁とから構成したことにあ
る。
【0010】上記構成により、カプセル収容室内に収容
されたカプセルに穴あけ具によって各通気路に連通する
穴をあける。そして、患者が吸入口をくわえて空気を吸
込んだ場合には、カプセル収容室には流入側通気路を介
して大気側から空気が供給され、この供給された空気に
よってカプセル収容室に収容されたカプセル内の薬粉を
空気と混合し、この薬粉が混合した空気を流出側通気
路、吸入口を介して肺内に放出する。一方、吸入口をく
わえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させ
た場合には、カプセル収容室から流入側通気路に向けて
流れる空気により、逆流防止弁が閉弁して流入側通気路
を閉塞するから、この逆流する空気が流入側通気路を介
して大気側に流れるのを防止し、カプセル内の薬粉が大
気側に放出されるのを防止できる。
されたカプセルに穴あけ具によって各通気路に連通する
穴をあける。そして、患者が吸入口をくわえて空気を吸
込んだ場合には、カプセル収容室には流入側通気路を介
して大気側から空気が供給され、この供給された空気に
よってカプセル収容室に収容されたカプセル内の薬粉を
空気と混合し、この薬粉が混合した空気を流出側通気
路、吸入口を介して肺内に放出する。一方、吸入口をく
わえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させ
た場合には、カプセル収容室から流入側通気路に向けて
流れる空気により、逆流防止弁が閉弁して流入側通気路
を閉塞するから、この逆流する空気が流入側通気路を介
して大気側に流れるのを防止し、カプセル内の薬粉が大
気側に放出されるのを防止できる。
【0011】請求項3の発明は、前記逆流防止弁を、流
入側通気路内に回動可能に設けられ、前記吸入口から空
気を吸込んだときに開弁し吸入口に空気を吹出したとき
に該流入側通気路を閉弁するフラップ弁として形成した
ことにある。
入側通気路内に回動可能に設けられ、前記吸入口から空
気を吸込んだときに開弁し吸入口に空気を吹出したとき
に該流入側通気路を閉弁するフラップ弁として形成した
ことにある。
【0012】上記構成により、患者が吸入口をくわえて
空気を吸込んだ場合には、大気側から流入通気路を流れ
る空気により、フラップ弁が回動して開弁し、薬粉収容
室またはカプセル収容室には流入側通気路を介して大気
側から空気が供給され、この供給された空気によって薬
粉収容室またはカプセル収容室に収容されたカプセル内
の薬粉を空気と混合し、この薬粉が混合した空気を流出
側通気路、吸入口を介して肺内に放出する。一方、吸入
口をくわえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆
流させた場合には、薬粉収容室またはカプセル収容室か
ら流入側通気路に向けて流れる空気により、フラップ弁
が閉弁して流入側通気路を閉塞するから、この逆流する
空気が流入側通気路を介して大気側に流れるのを防止
し、薬粉収容室またはカプセル収容室に収容されたカプ
セル内の薬粉が大気側に放出されるのを防止できる。
空気を吸込んだ場合には、大気側から流入通気路を流れ
る空気により、フラップ弁が回動して開弁し、薬粉収容
室またはカプセル収容室には流入側通気路を介して大気
側から空気が供給され、この供給された空気によって薬
粉収容室またはカプセル収容室に収容されたカプセル内
の薬粉を空気と混合し、この薬粉が混合した空気を流出
側通気路、吸入口を介して肺内に放出する。一方、吸入
口をくわえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆
流させた場合には、薬粉収容室またはカプセル収容室か
ら流入側通気路に向けて流れる空気により、フラップ弁
が閉弁して流入側通気路を閉塞するから、この逆流する
空気が流入側通気路を介して大気側に流れるのを防止
し、薬粉収容室またはカプセル収容室に収容されたカプ
セル内の薬粉が大気側に放出されるのを防止できる。
【0013】請求項4の発明は、前記逆流防止弁を、流
入側通気路の途中に形成され、一側が弁座となり他側が
弁体受けとなった大径な弁体収容部と、該弁体収容部内
に移動可能に設けられた弁体とからなり、該弁体は、前
記吸入口から空気を吸込んだときに開弁し、吸入口に空
気を吹出したときに該流入側通気路を閉弁する構成とし
たことにある。
入側通気路の途中に形成され、一側が弁座となり他側が
弁体受けとなった大径な弁体収容部と、該弁体収容部内
に移動可能に設けられた弁体とからなり、該弁体は、前
記吸入口から空気を吸込んだときに開弁し、吸入口に空
気を吹出したときに該流入側通気路を閉弁する構成とし
たことにある。
【0014】上記構成により、患者が吸入口をくわえて
空気を吸込んだ場合には、弁体が弁体収容部の弁座から
離座して開弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室には
流入側通気路を介して大気側から空気が供給され、この
供給された空気によって薬粉収容室またはカプセル収容
室に収容されたカプセル内の薬粉を空気と混合し、この
薬粉が混合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺
内に放出する。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳
込み、吸入口内に空気を逆流させた場合には、弁体が弁
体収容部の弁座に着座して閉弁して流入側通気路を閉塞
するから、この逆流する空気が流入側通気路を介して大
気側に流れるのを防止し、薬粉収容室またはカプセル収
容室に収容されたカプセル内の薬粉が大気側に放出され
るのを防止できる。
空気を吸込んだ場合には、弁体が弁体収容部の弁座から
離座して開弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室には
流入側通気路を介して大気側から空気が供給され、この
供給された空気によって薬粉収容室またはカプセル収容
室に収容されたカプセル内の薬粉を空気と混合し、この
薬粉が混合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺
内に放出する。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳
込み、吸入口内に空気を逆流させた場合には、弁体が弁
体収容部の弁座に着座して閉弁して流入側通気路を閉塞
するから、この逆流する空気が流入側通気路を介して大
気側に流れるのを防止し、薬粉収容室またはカプセル収
容室に収容されたカプセル内の薬粉が大気側に放出され
るのを防止できる。
【0015】請求項5の発明は、前記逆流防止弁を、流
入側通気路の途中に形成され、一側が弁座となり他側が
弁体受けとなり該弁体受けの外周に空気逃し溝を有する
大径な弁体収容部と、該弁体収容部内に移動可能に設け
られた弁体とからなり、該弁体は、前記吸入口から空気
を吸込んだときに開弁し、吸入口に空気を吹出したとき
に該流入側通気路を閉弁する構成としたことにある。
入側通気路の途中に形成され、一側が弁座となり他側が
弁体受けとなり該弁体受けの外周に空気逃し溝を有する
大径な弁体収容部と、該弁体収容部内に移動可能に設け
られた弁体とからなり、該弁体は、前記吸入口から空気
を吸込んだときに開弁し、吸入口に空気を吹出したとき
に該流入側通気路を閉弁する構成としたことにある。
【0016】上記構成により、患者が吸入口をくわえて
空気を吸込んだ場合には、弁体が弁体収容部の弁座から
離座して開弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室には
流入側通気路を介して大気側から空気が供給され、この
供給された空気によって薬粉収容室またはカプセル収容
室に収容されたカプセル内の薬粉を空気と混合し、この
薬粉が混合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺
内に放出する。しかも、開弁時には空気逃し溝によって
流入側通気路の空気量を確保できる。一方、吸入口をく
わえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させ
た場合には、弁体が弁体収容部の弁座に着座して閉弁し
て流入側通気路を閉塞するから、この逆流する空気が流
入側通気路を介して大気側に流れるのを防止し、薬粉収
容室またはカプセル収容室に収容されたカプセル内の薬
粉が大気側に放出されるのを防止できる。
空気を吸込んだ場合には、弁体が弁体収容部の弁座から
離座して開弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室には
流入側通気路を介して大気側から空気が供給され、この
供給された空気によって薬粉収容室またはカプセル収容
室に収容されたカプセル内の薬粉を空気と混合し、この
薬粉が混合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺
内に放出する。しかも、開弁時には空気逃し溝によって
流入側通気路の空気量を確保できる。一方、吸入口をく
わえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させ
た場合には、弁体が弁体収容部の弁座に着座して閉弁し
て流入側通気路を閉塞するから、この逆流する空気が流
入側通気路を介して大気側に流れるのを防止し、薬粉収
容室またはカプセル収容室に収容されたカプセル内の薬
粉が大気側に放出されるのを防止できる。
【0017】請求項6の発明は、軸方向の一側が薬粉収
容室となり、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投薬
器本体と、該投薬器本体の薬粉収容室に空気を供給する
ため、大気側と該薬粉収容室とを連通する流入側通気路
と、前記投薬器本体の薬粉収容室内の薬粉を吸入口側に
供給するため、該薬粉収容室と吸入口とを連通する流出
側通気路と、該流入側通気路と流出側通気路との間に位
置して薬粉収容室をバイパスして形成されたバイパス通
路と、前記吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収
容室から大気側に逆流する空気を遮断するために前記流
入側通気路とバイパス通路との間に設けられた逆流防止
弁とから構成したことにある。
容室となり、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投薬
器本体と、該投薬器本体の薬粉収容室に空気を供給する
ため、大気側と該薬粉収容室とを連通する流入側通気路
と、前記投薬器本体の薬粉収容室内の薬粉を吸入口側に
供給するため、該薬粉収容室と吸入口とを連通する流出
側通気路と、該流入側通気路と流出側通気路との間に位
置して薬粉収容室をバイパスして形成されたバイパス通
路と、前記吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収
容室から大気側に逆流する空気を遮断するために前記流
入側通気路とバイパス通路との間に設けられた逆流防止
弁とから構成したことにある。
【0018】上記構成により、患者が吸入口をくわえて
空気を吸込んだ場合には、逆流防止弁が開弁し、薬粉収
容室には流入側通気路を介して大気側から空気が供給さ
れ、この供給された空気によって薬粉収容室内の薬粉を
空気と混合し、この薬粉が混合した空気を流出側通気
路、吸入口を介して肺内に放出する。一方、吸入口をく
わえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させ
た場合には、バイパス通路を流れる空気によって逆流防
止弁が閉弁して薬粉収容室内の薬粉が大気側に放出され
るのを防止できる。しかも、バイパス通路を流れる空気
は、薬粉収容室を通過する空気よりも速く流れるから、
逆流時に薬粉収容室を介して流入側通気路に空気が流れ
込む前に、逆流防止弁を閉弁することができる。
空気を吸込んだ場合には、逆流防止弁が開弁し、薬粉収
容室には流入側通気路を介して大気側から空気が供給さ
れ、この供給された空気によって薬粉収容室内の薬粉を
空気と混合し、この薬粉が混合した空気を流出側通気
路、吸入口を介して肺内に放出する。一方、吸入口をく
わえた状態で患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させ
た場合には、バイパス通路を流れる空気によって逆流防
止弁が閉弁して薬粉収容室内の薬粉が大気側に放出され
るのを防止できる。しかも、バイパス通路を流れる空気
は、薬粉収容室を通過する空気よりも速く流れるから、
逆流時に薬粉収容室を介して流入側通気路に空気が流れ
込む前に、逆流防止弁を閉弁することができる。
【0019】請求項7の発明は、軸方向の一側が内部に
薬粉が充填されたカプセルを収容するカプセル収容室と
なり、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投薬器本体
と、該投薬器本体のカプセル収容室に収容されたカプセ
ル内に空気を供給するため、大気側と該カプセル収容室
とを連通する流入側通気路と、前記投薬器本体のカプセ
ル収容室内の収容されたカプセル内の薬粉を吸入口側に
供給するため、該カプセル収容室と吸入口とを連通する
流出側通気路と、該流入側通気路と流出側通気路との間
に位置してカプセル収容室をバイパスして形成されたバ
イパス通路と、前記吸入口から逆流が生じたときに、前
記薬粉収容室から大気側に逆流する空気を遮断するため
に前記流入側通気路とバイパス通路との間に設けられた
逆流防止弁とから構成したことにある。
薬粉が充填されたカプセルを収容するカプセル収容室と
なり、他側が薬粉を吸入する吸入口となった投薬器本体
と、該投薬器本体のカプセル収容室に収容されたカプセ
ル内に空気を供給するため、大気側と該カプセル収容室
とを連通する流入側通気路と、前記投薬器本体のカプセ
ル収容室内の収容されたカプセル内の薬粉を吸入口側に
供給するため、該カプセル収容室と吸入口とを連通する
流出側通気路と、該流入側通気路と流出側通気路との間
に位置してカプセル収容室をバイパスして形成されたバ
イパス通路と、前記吸入口から逆流が生じたときに、前
記薬粉収容室から大気側に逆流する空気を遮断するため
に前記流入側通気路とバイパス通路との間に設けられた
逆流防止弁とから構成したことにある。
【0020】上記構成により、患者が吸入口をくわえて
空気を吸込んだ場合には、逆流防止弁が開弁し、薬粉収
容室には流入側通気路を介して大気側から空気が供給さ
れ、この供給された空気によってカプセル収容室に収容
されたカプセル内の薬粉を空気と混合し、この薬粉が混
合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺内に放出
する。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込み、吸
入口内に空気を逆流させた場合には、バイパス通路を流
れる空気によって逆流防止弁が閉弁してカプセル収容室
に収容されたカプセル内の薬粉が大気側に放出されるの
を防止できる。しかも、バイパス通路を流れる空気は、
カプセル収容室を通過する空気よりも速く流れるから、
逆流時にカプセル収容室を介して流入側通気路に空気が
流れ込む前に、逆流防止弁を閉弁することができる。
空気を吸込んだ場合には、逆流防止弁が開弁し、薬粉収
容室には流入側通気路を介して大気側から空気が供給さ
れ、この供給された空気によってカプセル収容室に収容
されたカプセル内の薬粉を空気と混合し、この薬粉が混
合した空気を流出側通気路、吸入口を介して肺内に放出
する。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込み、吸
入口内に空気を逆流させた場合には、バイパス通路を流
れる空気によって逆流防止弁が閉弁してカプセル収容室
に収容されたカプセル内の薬粉が大気側に放出されるの
を防止できる。しかも、バイパス通路を流れる空気は、
カプセル収容室を通過する空気よりも速く流れるから、
逆流時にカプセル収容室を介して流入側通気路に空気が
流れ込む前に、逆流防止弁を閉弁することができる。
【0021】請求項8の発明は、前記逆流防止弁を、前
記流入側通気路とバイパス通路との接続位置に形成さ
れ、一側が流入側通気路を閉弁する一側弁座となり他側
がバイパス通路を閉弁する他側弁座となった大径な弁体
収容部と、該弁体収容部内に移動可能に設けられた弁体
とからなり、該弁体は、前記吸入口から空気を吸込んだ
ときに他側弁座に着座してバイパス通路を閉弁する一方
流入側通気路を開弁し、吸入口に空気を吹出したときに
前記バイパス通路を流れる空気によって一側弁座に着座
して流入側通気路を閉弁する構成としたことにある。
記流入側通気路とバイパス通路との接続位置に形成さ
れ、一側が流入側通気路を閉弁する一側弁座となり他側
がバイパス通路を閉弁する他側弁座となった大径な弁体
収容部と、該弁体収容部内に移動可能に設けられた弁体
とからなり、該弁体は、前記吸入口から空気を吸込んだ
ときに他側弁座に着座してバイパス通路を閉弁する一方
流入側通気路を開弁し、吸入口に空気を吹出したときに
前記バイパス通路を流れる空気によって一側弁座に着座
して流入側通気路を閉弁する構成としたことにある。
【0022】上記構成により、吸引動作時には、逆流防
止弁の弁体が弁体収容部の他側弁座に着座してバイパス
通路を閉塞し、流入側通気路を開弁して該流入側通気路
を介して大気側から空気を薬粉収容室またはカプセル収
容室に流入させる。一方、逆流時には、逆流防止弁の弁
体が弁体収容部の一側弁座に着座して流入側通気路を閉
弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室側からの空気が
流入側通気路を介して大気側に流れるのを防止し、薬粉
収容室またはカプセル収容室に収容されたカプセル内の
薬粉が大気側に放出されるのを防止できる。しかも、バ
イパス通路を流れる空気は、薬粉収容室またはカプセル
収容室を通過する空気よりも速く流れるから、逆流時に
薬粉収容室またはカプセル収容室を介して流入側通気路
に空気が流れ込む前に、逆流防止弁を閉弁することがで
きる。
止弁の弁体が弁体収容部の他側弁座に着座してバイパス
通路を閉塞し、流入側通気路を開弁して該流入側通気路
を介して大気側から空気を薬粉収容室またはカプセル収
容室に流入させる。一方、逆流時には、逆流防止弁の弁
体が弁体収容部の一側弁座に着座して流入側通気路を閉
弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室側からの空気が
流入側通気路を介して大気側に流れるのを防止し、薬粉
収容室またはカプセル収容室に収容されたカプセル内の
薬粉が大気側に放出されるのを防止できる。しかも、バ
イパス通路を流れる空気は、薬粉収容室またはカプセル
収容室を通過する空気よりも速く流れるから、逆流時に
薬粉収容室またはカプセル収容室を介して流入側通気路
に空気が流れ込む前に、逆流防止弁を閉弁することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
吸入式投薬器を添付図面の図1ないし図17に従って詳
細に説明する。
吸入式投薬器を添付図面の図1ないし図17に従って詳
細に説明する。
【0024】まず、図1ないし図5に本発明の第1の実
施例を示す。
施例を示す。
【0025】図中、1は吸入式投薬器の外郭をなし、後
述するカプセルホルダ8と共に投薬器本体をなす吸引ピ
ースを示し、該吸引ピース1は、後述するホルダ収容部
2と吸入口4とから構成されている。
述するカプセルホルダ8と共に投薬器本体をなす吸引ピ
ースを示し、該吸引ピース1は、後述するホルダ収容部
2と吸入口4とから構成されている。
【0026】2は吸引ピース1の軸方向一側(流入側)
に設けられた略円筒状のホルダ収容部を示し、該ホルダ
収容部2の外周側には、後述する穴あけ具16の支持部
17を案内するガイド筒部3が径方向外向きに突設され
ている。また、ホルダ収容部2の一端側には、カプセル
ホルダ8のストッパ部8Aが嵌合される環状段部2Aが
形成され、他端側(流出側)には吸入口4が取付けら
れ、該吸入口4の内周側は空気中に混入した薬粉を肺内
に吸込むための吸入通路5となっている。
に設けられた略円筒状のホルダ収容部を示し、該ホルダ
収容部2の外周側には、後述する穴あけ具16の支持部
17を案内するガイド筒部3が径方向外向きに突設され
ている。また、ホルダ収容部2の一端側には、カプセル
ホルダ8のストッパ部8Aが嵌合される環状段部2Aが
形成され、他端側(流出側)には吸入口4が取付けら
れ、該吸入口4の内周側は空気中に混入した薬粉を肺内
に吸込むための吸入通路5となっている。
【0027】また、前記ホルダ収容部2のガイド筒部3
内にはピン穴6,7がそれぞれ径方向に形成され、該ピ
ン穴6は後述する各流入側通気路12のピン挿通穴12
Bと対応し、ピン穴7は各流出側通気路13のピン挿通
穴13Bに対応している。
内にはピン穴6,7がそれぞれ径方向に形成され、該ピ
ン穴6は後述する各流入側通気路12のピン挿通穴12
Bと対応し、ピン穴7は各流出側通気路13のピン挿通
穴13Bに対応している。
【0028】8はホルダ収容部2内に挿嵌され、吸引ピ
ース1と共に投薬器本体を構成するカプセルホルダを示
し、該カプセルホルダ8は円柱状に形成され、その一端
側外周にはホルダ収容部2の一端側に嵌合する環状のス
トッパ部8Aが形成され、該ストッパ部8Aによって当
該カプセルホルダ8は前記ホルダ収容部2内に位置決め
されている。また、カプセルホルダ8の一端側には、一
端外周から中央に向けて縮径され、カプセルKを後述す
るカプセル収容室11内に向けてガイドするカプセル挿
入口をなすカプセル挿入ガイド9が形成されると共に、
他端側には外周面を他側に向けて漸次縮径してなる流出
側テーパ面部10が形成されている。
ース1と共に投薬器本体を構成するカプセルホルダを示
し、該カプセルホルダ8は円柱状に形成され、その一端
側外周にはホルダ収容部2の一端側に嵌合する環状のス
トッパ部8Aが形成され、該ストッパ部8Aによって当
該カプセルホルダ8は前記ホルダ収容部2内に位置決め
されている。また、カプセルホルダ8の一端側には、一
端外周から中央に向けて縮径され、カプセルKを後述す
るカプセル収容室11内に向けてガイドするカプセル挿
入口をなすカプセル挿入ガイド9が形成されると共に、
他端側には外周面を他側に向けて漸次縮径してなる流出
側テーパ面部10が形成されている。
【0029】さらに、カプセルホルダ8の中央部には、
軸方向に伸長してカプセル挿入ガイド9に開口する有底
穴状のカプセル収容室11が形成され、該カプセル収容
室11内には粉体状の薬品(以下、薬粉という)が充填
されたカプセルK(図3に図示)が一側から挿入される
ようになっている。
軸方向に伸長してカプセル挿入ガイド9に開口する有底
穴状のカプセル収容室11が形成され、該カプセル収容
室11内には粉体状の薬品(以下、薬粉という)が充填
されたカプセルK(図3に図示)が一側から挿入される
ようになっている。
【0030】12,12はカプセルホルダ8の一側に設
けられた2本の流入側通気路を示し、該各流入側通気路
12は、カプセルホルダ8の外周側に位置してカプセル
挿入ガイド9に開口するように軸方向に形成された流入
通路12Aと、該流入通路12Aと連通しカプセル収容
室11の内周に開口するように径方向に形成されたピン
挿通穴12Bとから構成され、該ピン挿通穴12B,1
2Bはピン穴6と同軸に配置されている。
けられた2本の流入側通気路を示し、該各流入側通気路
12は、カプセルホルダ8の外周側に位置してカプセル
挿入ガイド9に開口するように軸方向に形成された流入
通路12Aと、該流入通路12Aと連通しカプセル収容
室11の内周に開口するように径方向に形成されたピン
挿通穴12Bとから構成され、該ピン挿通穴12B,1
2Bはピン穴6と同軸に配置されている。
【0031】なお、前記流入通路12Aは、大気側の通
路とカプセル収容室11側の通路とはその軸線を若干ず
らすことにより、該流入通路12Aの途中に円弧状の段
部12A1 が形成され、該段部12A1 には段部12A
1 をストッパとする後述のフラップ弁15が設けられて
いる。
路とカプセル収容室11側の通路とはその軸線を若干ず
らすことにより、該流入通路12Aの途中に円弧状の段
部12A1 が形成され、該段部12A1 には段部12A
1 をストッパとする後述のフラップ弁15が設けられて
いる。
【0032】また、13,13はカプセルホルダ8の他
側に設けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通気
路13は、カプセルホルダ8の外周側に位置して流出側
テーパ面部10を軸方向に切欠くように凹溝状に形成さ
れた流出溝13Aと、該流出溝13Aと連通しカプセル
収容室11の内周に開口するように径方向に形成された
ピン挿通穴13Bとから構成され、該ピン挿通穴13
B,13Bはピン穴7と同軸に配置されている。
側に設けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通気
路13は、カプセルホルダ8の外周側に位置して流出側
テーパ面部10を軸方向に切欠くように凹溝状に形成さ
れた流出溝13Aと、該流出溝13Aと連通しカプセル
収容室11の内周に開口するように径方向に形成された
ピン挿通穴13Bとから構成され、該ピン挿通穴13
B,13Bはピン穴7と同軸に配置されている。
【0033】14,14は各流入側通気路12、流出側
通気路13と約90度ずらした位置でカプセルホルダ8
を軸方向に貫通するように形成された2本の補助通気路
を示し、該各補助通気路14は、吸入時に流通する空気
量を増やして息苦しさを解消するものである。
通気路13と約90度ずらした位置でカプセルホルダ8
を軸方向に貫通するように形成された2本の補助通気路
を示し、該各補助通気路14は、吸入時に流通する空気
量を増やして息苦しさを解消するものである。
【0034】15,15は各流入側通気路12の流入通
路12Aの軸方向中間部に位置した段部12A1 に設け
られた逆流防止弁としてのフラップ弁を示し、該各フラ
ップ弁15は、図2に示す如く、閉弁状態で流入通路1
2Aをほぼ閉塞する円板状に形成され、上端側の薄肉ヒ
ンジ部15Aを介してカプセルホルダ8に一体形成さ
れ、該薄肉ヒンジ部15Aは当該フラップ弁15を回動
可能に支持するものである。さらに、フラップ弁15の
下側周囲には、ストッパとして機能する段部12A1 が
位置し、該段部12A1 によって、該フラップ弁15の
閉弁位置を規定している。
路12Aの軸方向中間部に位置した段部12A1 に設け
られた逆流防止弁としてのフラップ弁を示し、該各フラ
ップ弁15は、図2に示す如く、閉弁状態で流入通路1
2Aをほぼ閉塞する円板状に形成され、上端側の薄肉ヒ
ンジ部15Aを介してカプセルホルダ8に一体形成さ
れ、該薄肉ヒンジ部15Aは当該フラップ弁15を回動
可能に支持するものである。さらに、フラップ弁15の
下側周囲には、ストッパとして機能する段部12A1 が
位置し、該段部12A1 によって、該フラップ弁15の
閉弁位置を規定している。
【0035】そして、前記各フラップ弁15は、患者が
吸入口4から空気を吸込んだ場合には、該各フラップ弁
15から下流側が負圧になり、各フラップ弁15より上
流側との圧力差によって、図4に示すように矢示A方向
に回動して開弁し、カプセルK内に空気が流通するのを
許す。
吸入口4から空気を吸込んだ場合には、該各フラップ弁
15から下流側が負圧になり、各フラップ弁15より上
流側との圧力差によって、図4に示すように矢示A方向
に回動して開弁し、カプセルK内に空気が流通するのを
許す。
【0036】一方、吸入口4をくわえた状態で患者が咳
込み、吸入口4の吸入通路5に空気を吹出して逆流させ
た場合には、カプセル収容室11から流れ出る空気によ
り、各フラップ弁15は図5に示すように矢示B方向に
回動して流入通路12Aを閉塞し、空気が流入通路12
Aから大気側に逆流するのを防止する。
込み、吸入口4の吸入通路5に空気を吹出して逆流させ
た場合には、カプセル収容室11から流れ出る空気によ
り、各フラップ弁15は図5に示すように矢示B方向に
回動して流入通路12Aを閉塞し、空気が流入通路12
Aから大気側に逆流するのを防止する。
【0037】一方、16はカプセルKの軸方向両端側に
位置して径方向に貫通する合計4個の穴H,H,…をあ
けるためにホルダ収容部2に設けられた穴あけ具で、該
穴あけ具16は、ガイド筒部3内に可動に設けられた支
持部17と、基端側が該支持部17に固着され、先端側
がピン穴6,7を介して通気路12,13のピン挿通穴
12B,13Bに挿入されたピン18,18とから大略
構成され、該各ピン18先端はカプセルKに各穴Hをあ
けるための鋭利な針先18Aとなっている。また、前記
支持部17とホルダ収容部2との間には、該支持部17
を介して各ピン18を初期位置に戻すように付勢するス
プリング19が配設されている。そして、穴開け具16
は、支持部17がホルダ収容部2に向けて押込まれるこ
とにより、各ピン18の針先18Aをピン穴6,7から
ピン挿通穴12B,13Bを介してカプセル収容室11
内のカプセルKに突き刺し、該カプセルKに4個の穴H
を形成するものである。
位置して径方向に貫通する合計4個の穴H,H,…をあ
けるためにホルダ収容部2に設けられた穴あけ具で、該
穴あけ具16は、ガイド筒部3内に可動に設けられた支
持部17と、基端側が該支持部17に固着され、先端側
がピン穴6,7を介して通気路12,13のピン挿通穴
12B,13Bに挿入されたピン18,18とから大略
構成され、該各ピン18先端はカプセルKに各穴Hをあ
けるための鋭利な針先18Aとなっている。また、前記
支持部17とホルダ収容部2との間には、該支持部17
を介して各ピン18を初期位置に戻すように付勢するス
プリング19が配設されている。そして、穴開け具16
は、支持部17がホルダ収容部2に向けて押込まれるこ
とにより、各ピン18の針先18Aをピン穴6,7から
ピン挿通穴12B,13Bを介してカプセル収容室11
内のカプセルKに突き刺し、該カプセルKに4個の穴H
を形成するものである。
【0038】本実施例による投薬器は上述の如き構成を
有するもので、次に、患者が薬粉を吸入するための動作
について図3および図4に基づき説明する。
有するもので、次に、患者が薬粉を吸入するための動作
について図3および図4に基づき説明する。
【0039】まず、カプセル収容室11内にカプセルK
を挿入するにあたり、図3に示すように、カプセルホル
ダ8をカプセル収容室11に装着し、カプセル収容室1
1内に一側からカプセルKを挿入する。なお、カプセル
ホルダ8の一端面はカプセル挿入ガイド9となっている
から、容易にカプセルKをカプセル収容室11内に誘導
できる。
を挿入するにあたり、図3に示すように、カプセルホル
ダ8をカプセル収容室11に装着し、カプセル収容室1
1内に一側からカプセルKを挿入する。なお、カプセル
ホルダ8の一端面はカプセル挿入ガイド9となっている
から、容易にカプセルKをカプセル収容室11内に誘導
できる。
【0040】そして、カプセルKに穴H,H,…をあけ
るには、穴あけ具16の支持部17をホルダ収容部2に
向けて押込み、各ピン18の針先18Aを各通気路1
2,13のピン挿通穴12B,13Bからカプセル収容
室11に向けて移動させ、該カプセル収容室11内のカ
プセルKを貫通して反対側のピン挿通穴12B,13B
まで突き刺すことにより、該カプセルKに4個の穴Hを
形成できる。また、カプセルKに各穴Hを形成した後に
は、支持部17への外力を取り除くことにより、スプリ
ング19の付勢力によって各ピン18がピン挿通穴12
B,13B、カプセルKから抜き取られて初期位置に戻
される。
るには、穴あけ具16の支持部17をホルダ収容部2に
向けて押込み、各ピン18の針先18Aを各通気路1
2,13のピン挿通穴12B,13Bからカプセル収容
室11に向けて移動させ、該カプセル収容室11内のカ
プセルKを貫通して反対側のピン挿通穴12B,13B
まで突き刺すことにより、該カプセルKに4個の穴Hを
形成できる。また、カプセルKに各穴Hを形成した後に
は、支持部17への外力を取り除くことにより、スプリ
ング19の付勢力によって各ピン18がピン挿通穴12
B,13B、カプセルKから抜き取られて初期位置に戻
される。
【0041】次に、患者が薬粉を吸込むときの吸入式投
薬器内の空気の流れと薬粉の移動について述べる。
薬器内の空気の流れと薬粉の移動について述べる。
【0042】まず、患者が口で吸入口4をくわえ息を吸
込むと、図4に示すように、流入通路12Aに設けられ
たフラップ弁15に作用する患者の吸引力は、流出側通
気路13、カプセル収容室11内に装着されたカプセル
K,流入側通気路12を介して同時に働き、該各プラッ
プ弁15を矢示A方向に開弁する。そして、カプセル挿
入ガイド9側の空気は各流入側通気路12から吸入式投
薬器内に流れ込み、該各流入側通気路12から流入する
空気は、該各流入側通気路12の流入通路12Aからピ
ン挿通穴12B、穴Hを介してカプセルK内に流入し、
この空気流によってカプセルK内の薬粉を攪拌して空気
中に混入させる。そして、カプセルK内で空気中に混入
した薬粉は、該カプセルKから穴H、各流出側通気路1
3のピン挿通穴13B、流出溝13Aを介して吸込通路
5側に流出する。この結果、カプセルK内から吸込通路
5内に流出した薬粉は、空気中に拡散した状態で吸入口
4の吸入通路5、患者の口内に噴出され、薬粉を気管等
を介して肺内に到達することができる。
込むと、図4に示すように、流入通路12Aに設けられ
たフラップ弁15に作用する患者の吸引力は、流出側通
気路13、カプセル収容室11内に装着されたカプセル
K,流入側通気路12を介して同時に働き、該各プラッ
プ弁15を矢示A方向に開弁する。そして、カプセル挿
入ガイド9側の空気は各流入側通気路12から吸入式投
薬器内に流れ込み、該各流入側通気路12から流入する
空気は、該各流入側通気路12の流入通路12Aからピ
ン挿通穴12B、穴Hを介してカプセルK内に流入し、
この空気流によってカプセルK内の薬粉を攪拌して空気
中に混入させる。そして、カプセルK内で空気中に混入
した薬粉は、該カプセルKから穴H、各流出側通気路1
3のピン挿通穴13B、流出溝13Aを介して吸込通路
5側に流出する。この結果、カプセルK内から吸込通路
5内に流出した薬粉は、空気中に拡散した状態で吸入口
4の吸入通路5、患者の口内に噴出され、薬粉を気管等
を介して肺内に到達することができる。
【0043】また、この吸引動作時には、各補助通気路
14からも吸入通路5に向けて空気を流通させることに
より、息を吸込むときの息苦しさを解消している。
14からも吸入通路5に向けて空気を流通させることに
より、息を吸込むときの息苦しさを解消している。
【0044】一方、薬粉の吸入途中で患者が咳込んだ場
合、即ち、吸入口4の吸込通路5に空気が吹出された場
合には、吹出された空気は流出側通気路13の流出溝1
3Aとピン挿通穴13B、カプセル収容室11さらに流
入側通気路12のピン挿通穴12Bと流入通路12Aを
介して大気側に流れようとする。しかし、前記各流入側
通気路12の流入通路12Aの途中にはフラップ弁15
が設けられているから、吹出された空気によって、該各
フラップ弁15は図5中の矢示B方向に回動し、流入通
路12Aを閉弁する。この結果、吹出された空気が流入
側通気路12を逆流するのを防止することにより、カプ
セルK内の薬粉が大気側に放出されるのを防止すること
ができる。
合、即ち、吸入口4の吸込通路5に空気が吹出された場
合には、吹出された空気は流出側通気路13の流出溝1
3Aとピン挿通穴13B、カプセル収容室11さらに流
入側通気路12のピン挿通穴12Bと流入通路12Aを
介して大気側に流れようとする。しかし、前記各流入側
通気路12の流入通路12Aの途中にはフラップ弁15
が設けられているから、吹出された空気によって、該各
フラップ弁15は図5中の矢示B方向に回動し、流入通
路12Aを閉弁する。この結果、吹出された空気が流入
側通気路12を逆流するのを防止することにより、カプ
セルK内の薬粉が大気側に放出されるのを防止すること
ができる。
【0045】かくして、本実施例では、薬粉を吸入する
ために、吸入口4から空気を吸込んだ場合には、各流入
側通気路12の流入通路12Aに設けられたフラップ弁
15を開弁させることにより、カプセル挿入ガイド9側
から空気をカプセル収容室11内に流通させ、該カプセ
ル収容室11内に収容されたカプセルK内の薬粉を流出
側通気路13、吸入通路5を介して患者の肺内に投与す
ることができる。
ために、吸入口4から空気を吸込んだ場合には、各流入
側通気路12の流入通路12Aに設けられたフラップ弁
15を開弁させることにより、カプセル挿入ガイド9側
から空気をカプセル収容室11内に流通させ、該カプセ
ル収容室11内に収容されたカプセルK内の薬粉を流出
側通気路13、吸入通路5を介して患者の肺内に投与す
ることができる。
【0046】一方、吸入口4をくわえた状態で患者が咳
込んだ場合には、カプセル収容室11内を流出する空気
によって、フラップ弁15を閉弁させて流入側通気路1
2,12に逆流が発生するのを防止できる。従って、例
えば、咳込み等によって吹き出された空気がカプセルK
内の薬粉を流入側通気路12を介して大気側に放出され
るのを防止できる。これにより、カプセルK内の薬粉の
減少を防止し、薬粉を効率よく吸込んで、患者に規定量
の薬粉を投与することができ、薬粉の効能を高めること
ができる。
込んだ場合には、カプセル収容室11内を流出する空気
によって、フラップ弁15を閉弁させて流入側通気路1
2,12に逆流が発生するのを防止できる。従って、例
えば、咳込み等によって吹き出された空気がカプセルK
内の薬粉を流入側通気路12を介して大気側に放出され
るのを防止できる。これにより、カプセルK内の薬粉の
減少を防止し、薬粉を効率よく吸込んで、患者に規定量
の薬粉を投与することができ、薬粉の効能を高めること
ができる。
【0047】次に、図6ないし図9は本発明の第2の実
施例を示すに、本実施例の特徴は、カプセルホルダに形
成された流入側通気路の途中にボール弁体による逆流防
止弁を設けたことにある。なお、本実施例では、前述し
た第1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
施例を示すに、本実施例の特徴は、カプセルホルダに形
成された流入側通気路の途中にボール弁体による逆流防
止弁を設けたことにある。なお、本実施例では、前述し
た第1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0048】図中、21は前記第1の実施例のカプセル
ホルダ8に代えて用いられる本実施例によるカプセルホ
ルダを示し、該カプセルホルダ21は吸引ピース1のホ
ルダ収容部2内に挿嵌され、吸引ピース1と共に投薬器
本体を構成している。また、該カプセルホルダ21は円
柱状に形成され、その一端側外周には環状のストッパ部
21Aが形成され、該ストッパ部21Aによって当該カ
プセルホルダ21を前記ホルダ収容部2内に位置決めし
ている。また、カプセルホルダ21の一端側には、一端
外周から中央に向けて縮径されたカプセル挿入ガイド2
2が形成されると共に、他端側には外周面を他側に向け
て漸次縮径する流出側テーパ面部23が形成されてい
る。
ホルダ8に代えて用いられる本実施例によるカプセルホ
ルダを示し、該カプセルホルダ21は吸引ピース1のホ
ルダ収容部2内に挿嵌され、吸引ピース1と共に投薬器
本体を構成している。また、該カプセルホルダ21は円
柱状に形成され、その一端側外周には環状のストッパ部
21Aが形成され、該ストッパ部21Aによって当該カ
プセルホルダ21を前記ホルダ収容部2内に位置決めし
ている。また、カプセルホルダ21の一端側には、一端
外周から中央に向けて縮径されたカプセル挿入ガイド2
2が形成されると共に、他端側には外周面を他側に向け
て漸次縮径する流出側テーパ面部23が形成されてい
る。
【0049】さらに、カプセルホルダ21の中央部に
は、軸方向に伸長してカプセル挿入ガイド22に開口す
る有底穴状のカプセル収容室24が形成され、該カプセ
ル収容室24内には薬粉が充填されたカプセルKが一側
から挿入される。
は、軸方向に伸長してカプセル挿入ガイド22に開口す
る有底穴状のカプセル収容室24が形成され、該カプセ
ル収容室24内には薬粉が充填されたカプセルKが一側
から挿入される。
【0050】25,25はカプセルホルダ21の一側に
設けられた2本の流入側通気路を示し、該各流入側通気
路25は、カプセル挿入ガイド22に開口して軸方向に
形成された流入通路25Aと、該流入通路25Aと連通
しカプセル収容室24の内周に開口するように径方向に
形成されたピン挿通穴25Bとから構成され、該ピン挿
通穴25B,25Bはピン穴6と同軸に配置されてい
る。
設けられた2本の流入側通気路を示し、該各流入側通気
路25は、カプセル挿入ガイド22に開口して軸方向に
形成された流入通路25Aと、該流入通路25Aと連通
しカプセル収容室24の内周に開口するように径方向に
形成されたピン挿通穴25Bとから構成され、該ピン挿
通穴25B,25Bはピン穴6と同軸に配置されてい
る。
【0051】なお、前記流入通路25Aの中間部からピ
ン挿通穴25Bと連通する部分にかけては大径に形成さ
れ、この大径な部分が後述する逆流防止弁28の弁体収
容部29となっている。
ン挿通穴25Bと連通する部分にかけては大径に形成さ
れ、この大径な部分が後述する逆流防止弁28の弁体収
容部29となっている。
【0052】また、26,26はカプセルホルダ21の
他側に設けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通
気路26は、流出側テーパ面部23を軸方向に切欠くよ
うに凹溝状に形成された流出溝26Aと、該流出溝26
Aと連通しカプセル収容室24の内周に開口するように
径方向に形成されたピン挿通穴26Bとから構成され、
該ピン挿通穴26B,26Bはピン穴7と同軸に配置さ
れている。
他側に設けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通
気路26は、流出側テーパ面部23を軸方向に切欠くよ
うに凹溝状に形成された流出溝26Aと、該流出溝26
Aと連通しカプセル収容室24の内周に開口するように
径方向に形成されたピン挿通穴26Bとから構成され、
該ピン挿通穴26B,26Bはピン穴7と同軸に配置さ
れている。
【0053】27,27は2本の補助通気路(1本のみ
図示)を示し、該各補助通気路27は、各流入側通気路
25、流出側通気路26と約90度ずらした位置でカプ
セルホルダ21を軸方向に貫通するように形成されてい
る。
図示)を示し、該各補助通気路27は、各流入側通気路
25、流出側通気路26と約90度ずらした位置でカプ
セルホルダ21を軸方向に貫通するように形成されてい
る。
【0054】28,28は逆流防止弁を示し、該各逆流
防止弁28は、各流入側通気路25の流入通路25Aの
中間部からピン挿通穴25Bにかけて大径に形成され、
一側のカプセル挿入ガイド22側が弁座29Aとなり、
他側のピン挿通穴25B側が弁体受け29Bとなった弁
体収容部29と、該弁体収容部29内に移動可能に配設
されたボール弁体30とから構成されている。
防止弁28は、各流入側通気路25の流入通路25Aの
中間部からピン挿通穴25Bにかけて大径に形成され、
一側のカプセル挿入ガイド22側が弁座29Aとなり、
他側のピン挿通穴25B側が弁体受け29Bとなった弁
体収容部29と、該弁体収容部29内に移動可能に配設
されたボール弁体30とから構成されている。
【0055】ここで、前記弁体収容部29の弁体受け2
9Bは、図7に示すように、十字状の梁体によって形成
され、該弁体受け29Bは弁体収容部29内をボール弁
体30が流出側に移動するのを規定している。
9Bは、図7に示すように、十字状の梁体によって形成
され、該弁体受け29Bは弁体収容部29内をボール弁
体30が流出側に移動するのを規定している。
【0056】そして、前記各逆流防止弁28は、患者が
吸入口4から空気を吸込んだ場合には、該各逆流防止弁
28から下流側が負圧になるから、各逆流防止弁28よ
り上流側との圧力差によって、ボール弁体30を図8に
示すように矢示A方向に移動し、カプセルK内に空気が
流通するのを許す。
吸入口4から空気を吸込んだ場合には、該各逆流防止弁
28から下流側が負圧になるから、各逆流防止弁28よ
り上流側との圧力差によって、ボール弁体30を図8に
示すように矢示A方向に移動し、カプセルK内に空気が
流通するのを許す。
【0057】一方、吸入口4をくわえた状態で患者が咳
込み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場
合には、ボール弁体30を図9に示すように矢示B方向
に移動して該ボール弁体30を弁座29Aに着座させ、
流入通路25Aを閉塞する。そして、カプセルKを介し
て流れ出る空気が流入通路25Aから大気側に逆流する
のを防止している。
込み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場
合には、ボール弁体30を図9に示すように矢示B方向
に移動して該ボール弁体30を弁座29Aに着座させ、
流入通路25Aを閉塞する。そして、カプセルKを介し
て流れ出る空気が流入通路25Aから大気側に逆流する
のを防止している。
【0058】本実施例による吸入式投薬器においても、
前述した第1の実施例と同様の作用効果を得ることがで
き、薬粉を吸入するために、患者が吸入口から空気を吸
込んだ場合には、各流入側通気路25に設けられた逆流
防止弁28を開弁させることにより、カプセル挿入ガイ
ド22側からカプセル収容室24内に空気を流通させ、
該カプセル収容室24内に収容されたカプセルK内の薬
粉を流出側通気路26、吸入通路を介して患者の肺内に
投与することができる。
前述した第1の実施例と同様の作用効果を得ることがで
き、薬粉を吸入するために、患者が吸入口から空気を吸
込んだ場合には、各流入側通気路25に設けられた逆流
防止弁28を開弁させることにより、カプセル挿入ガイ
ド22側からカプセル収容室24内に空気を流通させ、
該カプセル収容室24内に収容されたカプセルK内の薬
粉を流出側通気路26、吸入通路を介して患者の肺内に
投与することができる。
【0059】一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込
んだ場合には、カプセル収容室24内から流出する空気
によって逆流防止弁28を閉弁させ、通気路25,26
に逆流が発生するのを防止できる。
んだ場合には、カプセル収容室24内から流出する空気
によって逆流防止弁28を閉弁させ、通気路25,26
に逆流が発生するのを防止できる。
【0060】従って、咳込み等によって吹き出された空
気が、カプセルK内の薬粉を流入側通気路25を介して
大気側に放出されるのを防止できるから、カプセルK内
の薬粉の減少を防止して薬粉を効率よく吸込み、患者に
規定量の薬粉を投与することができる。
気が、カプセルK内の薬粉を流入側通気路25を介して
大気側に放出されるのを防止できるから、カプセルK内
の薬粉の減少を防止して薬粉を効率よく吸込み、患者に
規定量の薬粉を投与することができる。
【0061】さらに、図10ないし図12は本発明の第
3の実施例を示すに、本実施例の特徴は、カプセルホル
ダに形成された流入側通気路の途中にボール弁体による
逆流防止弁を設け、該逆流防止弁はボール弁体を収容す
る弁体収容部を、一側が弁座、他側が弁体受けとし、該
弁体受けの外周に空気逃し溝を形成したことにある。な
お、本実施例では、前述した第2の実施例と同一の構成
要素には同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。また、本実施例では、一方の逆流防止弁のみを図
示する。
3の実施例を示すに、本実施例の特徴は、カプセルホル
ダに形成された流入側通気路の途中にボール弁体による
逆流防止弁を設け、該逆流防止弁はボール弁体を収容す
る弁体収容部を、一側が弁座、他側が弁体受けとし、該
弁体受けの外周に空気逃し溝を形成したことにある。な
お、本実施例では、前述した第2の実施例と同一の構成
要素には同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。また、本実施例では、一方の逆流防止弁のみを図
示する。
【0062】図中、31は本実施例による逆流防止弁を
示し、該逆流防止弁31は、各流入側通気路25の流入
通路25Aの中間部に位置して大径に形成され、一側の
カプセル挿入ガイド22側が弁座32Aとなり、他側の
ピン挿通穴25B側の環状段部が弁体受け32Bとなっ
た弁体収容部32と、該弁体収容部32内に移動可能に
配設されたボール弁体33と、前記弁体収容室32から
ピン挿通穴25B側にかけて前記弁体受け32Bの外周
に形成された凹状の空気逃がし溝34とから構成されて
いる。
示し、該逆流防止弁31は、各流入側通気路25の流入
通路25Aの中間部に位置して大径に形成され、一側の
カプセル挿入ガイド22側が弁座32Aとなり、他側の
ピン挿通穴25B側の環状段部が弁体受け32Bとなっ
た弁体収容部32と、該弁体収容部32内に移動可能に
配設されたボール弁体33と、前記弁体収容室32から
ピン挿通穴25B側にかけて前記弁体受け32Bの外周
に形成された凹状の空気逃がし溝34とから構成されて
いる。
【0063】ここで、前記空気逃がし溝34は、図11
に示すように、弁体収容部32から下側に向けて凹状に
形成され、弁体受け32B側の弁体受け32Bにボール
弁体33が移動したときに、カプセルK側に向けて流れ
る空気は該空気逃がし溝34を介して多く流入させるよ
うになっている。
に示すように、弁体収容部32から下側に向けて凹状に
形成され、弁体受け32B側の弁体受け32Bにボール
弁体33が移動したときに、カプセルK側に向けて流れ
る空気は該空気逃がし溝34を介して多く流入させるよ
うになっている。
【0064】そして、本実施例による各逆流防止弁31
では、患者が吸入口から空気を吸込んだ場合には、該逆
流防止弁31から下流側が負圧になるから、該逆流防止
弁31より上流側との圧力差によって、ボール弁体33
を図10に示すように矢示A方向に移動し、カプセルK
内に空気が流通するのを許す。このとき、空気逃がし溝
34を介して多くの空気をカプセルK内に流入させるこ
とができ、第2実施例に比べて、カプセルK内での薬粉
と空気との混合を効果的に行い、投薬効率を高めること
ができる。
では、患者が吸入口から空気を吸込んだ場合には、該逆
流防止弁31から下流側が負圧になるから、該逆流防止
弁31より上流側との圧力差によって、ボール弁体33
を図10に示すように矢示A方向に移動し、カプセルK
内に空気が流通するのを許す。このとき、空気逃がし溝
34を介して多くの空気をカプセルK内に流入させるこ
とができ、第2実施例に比べて、カプセルK内での薬粉
と空気との混合を効果的に行い、投薬効率を高めること
ができる。
【0065】一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込
み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場合
には、ボール弁体33を図12に示すように矢示B方向
に移動して該ボール弁体33を弁座32Aに着座し、流
入通路25Aを閉塞する。そして、カプセルKを介して
流れ出る空気が流入通路25Aから大気側に逆流するの
を防止する。
み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場合
には、ボール弁体33を図12に示すように矢示B方向
に移動して該ボール弁体33を弁座32Aに着座し、流
入通路25Aを閉塞する。そして、カプセルKを介して
流れ出る空気が流入通路25Aから大気側に逆流するの
を防止する。
【0066】本実施例においても、前述した第2の実施
例と同様の作用効果を有するものの、特に逆流防止弁3
1には開弁したときに空気を多く流す空気逃がし溝34
を形成しているから、該空気逃がし溝34により多くの
空気をカプセルKに向けて流入させることができ、薬粉
を効率よく吸込むことができる。
例と同様の作用効果を有するものの、特に逆流防止弁3
1には開弁したときに空気を多く流す空気逃がし溝34
を形成しているから、該空気逃がし溝34により多くの
空気をカプセルKに向けて流入させることができ、薬粉
を効率よく吸込むことができる。
【0067】次に、図13ないし図15は本発明の第4
の実施例を示すに、本実施例の特徴は、カプセルホルダ
には流入側通気路と流出側通気路との間に位置し、カプ
セル収容室と並列となるようにバイパス通路を形成し、
該バイパス通路と流入側通気路との交差位置には逆流防
止弁を設け、該逆流防止弁は、一側と他側にそれぞれ弁
座を有する大径な弁体収容部と、該弁体収容部内に移動
可能に設けられたボール弁体とから構成したことにあ
る。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
の実施例を示すに、本実施例の特徴は、カプセルホルダ
には流入側通気路と流出側通気路との間に位置し、カプ
セル収容室と並列となるようにバイパス通路を形成し、
該バイパス通路と流入側通気路との交差位置には逆流防
止弁を設け、該逆流防止弁は、一側と他側にそれぞれ弁
座を有する大径な弁体収容部と、該弁体収容部内に移動
可能に設けられたボール弁体とから構成したことにあ
る。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0068】図中、41は前記第1の実施例のカプセル
ホルダ8に代えて用いられる本実施例によるカプセルホ
ルダを示し、該カプセルホルダ41はストッパ部41A
によって当該カプセルホルダ41を前記ホルダ収容部2
内に位置決めし、一端側にはカプセル挿入ガイド42が
形成されると共に、他端側には流出側テーパ面部43が
形成されている。
ホルダ8に代えて用いられる本実施例によるカプセルホ
ルダを示し、該カプセルホルダ41はストッパ部41A
によって当該カプセルホルダ41を前記ホルダ収容部2
内に位置決めし、一端側にはカプセル挿入ガイド42が
形成されると共に、他端側には流出側テーパ面部43が
形成されている。
【0069】さらに、カプセルホルダ41の中央部に
は、カプセル挿入ガイド42に開口する有底穴状のカプ
セル収容室44が形成され、該カプセル収容室44内に
は薬粉が充填されたカプセルKが一側から挿入される。
は、カプセル挿入ガイド42に開口する有底穴状のカプ
セル収容室44が形成され、該カプセル収容室44内に
は薬粉が充填されたカプセルKが一側から挿入される。
【0070】45,45はカプセルホルダ41の一側に
設けられた2本の流入側通気路を示し、該各流入側通気
路45は、カプセル挿入ガイド42に開口して軸方向に
形成された流入通路45Aと、該流入通路45Aと連通
しカプセル収容室44の内周に開口するように径方向に
形成されたピン挿通穴45Bとから構成され、該ピン挿
通穴45B,45Bはピン穴6と同軸に配置され、該各
ピン挿通穴45Bのうち、カプセル収容室44とピン穴
6とを連通させるピン挿通穴45Bは貫通穴として形成
され、他方のピン挿通穴45Bは後述する弁体収容部5
0に開口している。
設けられた2本の流入側通気路を示し、該各流入側通気
路45は、カプセル挿入ガイド42に開口して軸方向に
形成された流入通路45Aと、該流入通路45Aと連通
しカプセル収容室44の内周に開口するように径方向に
形成されたピン挿通穴45Bとから構成され、該ピン挿
通穴45B,45Bはピン穴6と同軸に配置され、該各
ピン挿通穴45Bのうち、カプセル収容室44とピン穴
6とを連通させるピン挿通穴45Bは貫通穴として形成
され、他方のピン挿通穴45Bは後述する弁体収容部5
0に開口している。
【0071】また、46,46はカプセルホルダ41の
他側に設けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通
気路46は、流出側テーパ面部43を軸方向に切欠くよ
うに凹溝状に形成された流出溝46Aと、該流出溝46
Aと連通しカプセル収容室44の内周に開口するように
径方向に形成されたピン挿通穴46Bとから構成され、
該ピン挿通穴46B,46Bはピン穴7と同軸に配置さ
れている。
他側に設けられた2本の流出側通気路で、該各流出側通
気路46は、流出側テーパ面部43を軸方向に切欠くよ
うに凹溝状に形成された流出溝46Aと、該流出溝46
Aと連通しカプセル収容室44の内周に開口するように
径方向に形成されたピン挿通穴46Bとから構成され、
該ピン挿通穴46B,46Bはピン穴7と同軸に配置さ
れている。
【0072】47,47は2本の補助通気路を示し、該
各補助通気路47は、各流入側通気路45、流出側通気
路46と約90度ずらした位置でカプセルホルダ41を
軸方向に貫通するように形成されている。
各補助通気路47は、各流入側通気路45、流出側通気
路46と約90度ずらした位置でカプセルホルダ41を
軸方向に貫通するように形成されている。
【0073】48,48はバイパス通路を示し、該各バ
イパス通路48は流入側通気路45の流入通路45Aと
流出側通気路46の流出溝46Aと同軸位置に配置さ
れ、カプセル収容室44と並列となるように形成されて
いる。
イパス通路48は流入側通気路45の流入通路45Aと
流出側通気路46の流出溝46Aと同軸位置に配置さ
れ、カプセル収容室44と並列となるように形成されて
いる。
【0074】49,49は逆流防止弁を示し、該各逆流
防止弁49は、流入側通気路45とバイパス通路48と
の交差位置に設けられ、流入通路45Aのピン挿通穴4
5B側とバイパス通路48のピン挿通穴45B側に位置
して大径に形成され、一側が一側弁座50Aとなり他側
が他側弁座50Bとなる弁体収容部50と、該弁体収容
部50内に移動可能に配設されたボール弁体51とから
構成されている。
防止弁49は、流入側通気路45とバイパス通路48と
の交差位置に設けられ、流入通路45Aのピン挿通穴4
5B側とバイパス通路48のピン挿通穴45B側に位置
して大径に形成され、一側が一側弁座50Aとなり他側
が他側弁座50Bとなる弁体収容部50と、該弁体収容
部50内に移動可能に配設されたボール弁体51とから
構成されている。
【0075】そして、本実施例による各逆流防止弁49
は、患者が吸入口から空気を吸込んだ場合には、該バイ
パス通路48が負圧になるから、弁体収容部50内のボ
ール弁体51は、図14の矢示A方向に速やかに移動し
て、他側弁座50Bに着座し、バイパス通路48を閉弁
する。そして、流入側通気路45を開弁してカプセル挿
入ガイド42側からの空気がカプセルK内に流通するの
を許す。このとき、ボール弁体51は流入側通気路45
の途中には存在していないから、各逆流防止弁49が薬
粉吸引時の空気抵抗となるのを防止し、カプセルK内の
規定量の薬粉を投薬することができる。
は、患者が吸入口から空気を吸込んだ場合には、該バイ
パス通路48が負圧になるから、弁体収容部50内のボ
ール弁体51は、図14の矢示A方向に速やかに移動し
て、他側弁座50Bに着座し、バイパス通路48を閉弁
する。そして、流入側通気路45を開弁してカプセル挿
入ガイド42側からの空気がカプセルK内に流通するの
を許す。このとき、ボール弁体51は流入側通気路45
の途中には存在していないから、各逆流防止弁49が薬
粉吸引時の空気抵抗となるのを防止し、カプセルK内の
規定量の薬粉を投薬することができる。
【0076】一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込
み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場合
には、図15の矢示B方向に示すように、バイパス通路
48を介してボール弁体51を直ちに一側に向けて移動
させ、該ボール弁体51を一側弁座50Aに着座して、
流入通路45Aを閉塞する。そして、カプセルKを介し
て流入通路45Aに流入される空気が大気側に流れるの
を防止できる。
み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場合
には、図15の矢示B方向に示すように、バイパス通路
48を介してボール弁体51を直ちに一側に向けて移動
させ、該ボール弁体51を一側弁座50Aに着座して、
流入通路45Aを閉塞する。そして、カプセルKを介し
て流入通路45Aに流入される空気が大気側に流れるの
を防止できる。
【0077】しかも、吹出された空気がカプセルK内を
介した逆流防止弁49に到達する前に、バイパス通路4
8からの空気流によって逆流防止弁49を閉弁すること
ができるから、カプセルK内の薬粉が大気側に全く排出
されず、規定量の薬粉を患者に投与することができる。
介した逆流防止弁49に到達する前に、バイパス通路4
8からの空気流によって逆流防止弁49を閉弁すること
ができるから、カプセルK内の薬粉が大気側に全く排出
されず、規定量の薬粉を患者に投与することができる。
【0078】さらに、図16および図17は本発明の第
5の実施例を示すに、本実施例の特徴は、第4の実施例
による逆流防止弁49のボール弁体51に代えて半球状
の頭部を有する樹脂製のポペット弁体を用いたことにあ
る。なお、本実施例では、前述した第4の実施例と同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。また、本実施例では、一方の逆流防止弁の
みを図示する。
5の実施例を示すに、本実施例の特徴は、第4の実施例
による逆流防止弁49のボール弁体51に代えて半球状
の頭部を有する樹脂製のポペット弁体を用いたことにあ
る。なお、本実施例では、前述した第4の実施例と同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。また、本実施例では、一方の逆流防止弁の
みを図示する。
【0079】図中、61は逆流防止弁を示し、該逆流防
止弁61は、流入側通気路45とバイパス通路48との
接続部に形成され、バイパス通路48のピン挿通穴45
B側に位置して大径に形成され、流入通路45Aとピン
挿通穴45Bとの接続部が一側弁座62Aとなり他側が
他側弁座62Bとなる弁体収容部62と、該弁体収容部
62内に移動可能に配設された樹脂製のポペット弁体6
3とから構成されている。
止弁61は、流入側通気路45とバイパス通路48との
接続部に形成され、バイパス通路48のピン挿通穴45
B側に位置して大径に形成され、流入通路45Aとピン
挿通穴45Bとの接続部が一側弁座62Aとなり他側が
他側弁座62Bとなる弁体収容部62と、該弁体収容部
62内に移動可能に配設された樹脂製のポペット弁体6
3とから構成されている。
【0080】ここで、前記ポペット弁体63は、半球状
の頭部63Aを有する有蓋筒状に形成され、該ポペット
弁体63の頭部63Aが流入通路45A側を向くように
配置されている。
の頭部63Aを有する有蓋筒状に形成され、該ポペット
弁体63の頭部63Aが流入通路45A側を向くように
配置されている。
【0081】このように構成される逆流防止弁61にお
いても、前述した第4の実施例と同様に、患者が吸入口
から空気を吸込んだ場合には、該バイパス通路48が負
圧になるから、図16中の矢示Aのように、弁体収容部
62内のポペット弁体63は速やかに他側弁座62Bに
着座して、各流入側通気路45を開弁してカプセル挿入
ガイド42からの空気がカプセルK内に流通するのを許
す。このとき、ポペット弁体63は流入側通気路45の
途中には存在していないから、逆流防止弁61が投薬時
の空気抵抗となるのを防止し、カプセルK内の規定量の
薬粉を投薬することができる。
いても、前述した第4の実施例と同様に、患者が吸入口
から空気を吸込んだ場合には、該バイパス通路48が負
圧になるから、図16中の矢示Aのように、弁体収容部
62内のポペット弁体63は速やかに他側弁座62Bに
着座して、各流入側通気路45を開弁してカプセル挿入
ガイド42からの空気がカプセルK内に流通するのを許
す。このとき、ポペット弁体63は流入側通気路45の
途中には存在していないから、逆流防止弁61が投薬時
の空気抵抗となるのを防止し、カプセルK内の規定量の
薬粉を投薬することができる。
【0082】一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込
み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場合
には、図17の矢示Bのように、バイパス通路48を介
してポペット弁体63を直ちに一側に向けて移動させ、
該ポペット弁体63の頭部63Aを一側弁座62Aに着
座させ、逆流防止弁61を閉弁し、該ポケット弁体63
によって流入通路45Aとピン挿通穴45Bとの間を閉
塞する。そして、カプセルKを介して流入通路45Aに
流入される空気が大気側に放出されるのを防止すること
ができる。
み、吸入口の吸入通路に空気を吹出して逆流させた場合
には、図17の矢示Bのように、バイパス通路48を介
してポペット弁体63を直ちに一側に向けて移動させ、
該ポペット弁体63の頭部63Aを一側弁座62Aに着
座させ、逆流防止弁61を閉弁し、該ポケット弁体63
によって流入通路45Aとピン挿通穴45Bとの間を閉
塞する。そして、カプセルKを介して流入通路45Aに
流入される空気が大気側に放出されるのを防止すること
ができる。
【0083】しかも、カプセルKを介した空気が逆流防
止弁61に到達する前に、バイパス通路48からの空気
流によって逆流防止弁61を閉弁することができるか
ら、カプセルK内の薬粉は大気側に全く排出されること
はなく、規定量の薬粉を患者に投与することができる。
止弁61に到達する前に、バイパス通路48からの空気
流によって逆流防止弁61を閉弁することができるか
ら、カプセルK内の薬粉は大気側に全く排出されること
はなく、規定量の薬粉を患者に投与することができる。
【0084】なお、前記各実施例では、カプセル収容室
11(24,44)内にカプセルKを挿入し、該カプセ
ルKに穴あけ具16で穴H,H,…を形成することによ
り、カプセルK内の薬粉を吸入する投薬器を例に挙げて
説明したが、カプセル収容室に代えて薬粉収容室を設
け、該薬粉収容室内に1回分の薬粉を分配し、この薬粉
を吸入するようにした投薬器に適用してもよい。
11(24,44)内にカプセルKを挿入し、該カプセ
ルKに穴あけ具16で穴H,H,…を形成することによ
り、カプセルK内の薬粉を吸入する投薬器を例に挙げて
説明したが、カプセル収容室に代えて薬粉収容室を設
け、該薬粉収容室内に1回分の薬粉を分配し、この薬粉
を吸入するようにした投薬器に適用してもよい。
【0085】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1,請求項2
の発明によれば、流入側通気路の途中に逆流防止弁を設
けたから、吸入口をくわえた状態で患者が咳込み、吸入
口内に空気を逆流させた場合には、前記逆流防止弁を閉
弁して流入側通気路を閉塞するようにでき、この逆流す
る空気が流入側通気路に流入して薬粉収容室(カプセル
収容室)内の薬粉が大気側に放出されるのを防止でき、
カプセルK内の薬粉の減少を防止して患者に規定量の薬
粉を投与することができる。
の発明によれば、流入側通気路の途中に逆流防止弁を設
けたから、吸入口をくわえた状態で患者が咳込み、吸入
口内に空気を逆流させた場合には、前記逆流防止弁を閉
弁して流入側通気路を閉塞するようにでき、この逆流す
る空気が流入側通気路に流入して薬粉収容室(カプセル
収容室)内の薬粉が大気側に放出されるのを防止でき、
カプセルK内の薬粉の減少を防止して患者に規定量の薬
粉を投与することができる。
【0086】請求項3〜5の発明による逆流防止弁の構
成では、空気の吸引時に、弁体は弁体収容部の弁座から
離座して開弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室に流
入側通気路を介して大気側から空気が供給されるのを許
し、この供給された空気によって薬粉収容室またはカプ
セル収容室に収容されたカプセル内の薬粉を吸入口を介
して患者の肺内に放出し、薬粉の投与を行うことができ
る。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込んで空気
を逆流させた場合には、逆流防止弁が閉弁して流入側通
気路を閉塞するから、この逆流する空気が流入側通気路
に流入して薬粉収容室またはカプセル収容室に収容され
たカプセル内の薬粉が大気側に放出されるのを防止で
き、規定量の薬粉を投与することができる。
成では、空気の吸引時に、弁体は弁体収容部の弁座から
離座して開弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室に流
入側通気路を介して大気側から空気が供給されるのを許
し、この供給された空気によって薬粉収容室またはカプ
セル収容室に収容されたカプセル内の薬粉を吸入口を介
して患者の肺内に放出し、薬粉の投与を行うことができ
る。一方、吸入口をくわえた状態で患者が咳込んで空気
を逆流させた場合には、逆流防止弁が閉弁して流入側通
気路を閉塞するから、この逆流する空気が流入側通気路
に流入して薬粉収容室またはカプセル収容室に収容され
たカプセル内の薬粉が大気側に放出されるのを防止で
き、規定量の薬粉を投与することができる。
【0087】請求項6,請求項7の発明では、薬粉収容
室(カプセル収容室)をバイパスするバイパス通路を形
成し、該バイパス通路を介して逆流防止弁の弁体を移動
させるようにしたから、患者が吸入口をくわえた状態で
患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させた場合には、
バイパス通路を流れる空気によって逆流防止弁を閉弁し
て流入側通気路を閉塞するから、この逆流する空気が流
入側通気路に流入して薬粉収容室(カプセル収容室)に
収容されたカプセル内の薬粉が大気側に放出されるのを
防止できる。しかも、バイパス通路を流れる空気は薬粉
収容室(カプセル収容室)を通過する空気よりも速く流
れるから、逆流時に薬粉収容室(カプセル収容室)を介
して流入側通気路に空気が流れ込む前に、逆流防止弁を
閉弁することができ、薬粉が大気側に放出されるのを確
実に防止できる。
室(カプセル収容室)をバイパスするバイパス通路を形
成し、該バイパス通路を介して逆流防止弁の弁体を移動
させるようにしたから、患者が吸入口をくわえた状態で
患者が咳込み、吸入口内に空気を逆流させた場合には、
バイパス通路を流れる空気によって逆流防止弁を閉弁し
て流入側通気路を閉塞するから、この逆流する空気が流
入側通気路に流入して薬粉収容室(カプセル収容室)に
収容されたカプセル内の薬粉が大気側に放出されるのを
防止できる。しかも、バイパス通路を流れる空気は薬粉
収容室(カプセル収容室)を通過する空気よりも速く流
れるから、逆流時に薬粉収容室(カプセル収容室)を介
して流入側通気路に空気が流れ込む前に、逆流防止弁を
閉弁することができ、薬粉が大気側に放出されるのを確
実に防止できる。
【0088】請求項8の発明による逆流防止弁の構成で
は、空気の吸引時に、弁体は弁体収容部の他側弁座へ着
座してバイパス通路を閉弁する一方流入側通気路を開弁
し、薬粉収容室またはカプセル収容室に流入側通気路を
介して大気側から空気が供給されるのを許し、この供給
された空気によって薬粉収容室またはカプセル収容室に
収容されたカプセル内の薬粉を吸入口を介して患者の肺
内に放出し、薬粉の投与を行うことができる。一方、吸
入口をくわえた状態で患者が咳込んで空気を逆流させた
場合には、弁体は弁体収容部の一側弁座に着座して流入
側通気路を閉弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室内
に位置した薬粉が大気側に放出されるのを防止でき、規
定量の薬粉を投与することができる。
は、空気の吸引時に、弁体は弁体収容部の他側弁座へ着
座してバイパス通路を閉弁する一方流入側通気路を開弁
し、薬粉収容室またはカプセル収容室に流入側通気路を
介して大気側から空気が供給されるのを許し、この供給
された空気によって薬粉収容室またはカプセル収容室に
収容されたカプセル内の薬粉を吸入口を介して患者の肺
内に放出し、薬粉の投与を行うことができる。一方、吸
入口をくわえた状態で患者が咳込んで空気を逆流させた
場合には、弁体は弁体収容部の一側弁座に着座して流入
側通気路を閉弁し、薬粉収容室またはカプセル収容室内
に位置した薬粉が大気側に放出されるのを防止でき、規
定量の薬粉を投与することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による吸入式投薬器を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた横断面図であ
る。
る。
【図3】吸引動作によって薬粉を投与する状態を示す図
1と同様位置からみた縦断面図である。
1と同様位置からみた縦断面図である。
【図4】吸引される空気によって逆流防止弁が開弁した
状態を示す要部拡大断面図である。
状態を示す要部拡大断面図である。
【図5】逆流する空気によって逆流防止弁が閉弁した状
態を示す要部拡大断面図である。
態を示す要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例による吸入式投薬器のカ
プセルホルダ近傍を示す要部縦断面図である。
プセルホルダ近傍を示す要部縦断面図である。
【図7】図6中の矢示VII −VII 方向からみた横断面図
である。
である。
【図8】吸引される空気によって逆流防止弁が開弁した
状態を示す要部拡大断面図である。
状態を示す要部拡大断面図である。
【図9】逆流する空気によって逆流防止弁が閉弁した状
態を示す要部拡大断面図である。
態を示す要部拡大断面図である。
【図10】本発明の第3の実施例による逆流防止弁が吸
引される空気によって開弁した状態を示す要部拡大断面
図である。
引される空気によって開弁した状態を示す要部拡大断面
図である。
【図11】図10中の矢示XI−XI方向からみた横断面図
である。
である。
【図12】逆流する空気によって逆流防止弁が閉弁した
状態を示す要部拡大断面図である。
状態を示す要部拡大断面図である。
【図13】本発明の第4の実施例による吸入式投薬器の
カプセルホルダ近傍を示す要部縦断面図である。
カプセルホルダ近傍を示す要部縦断面図である。
【図14】吸引される空気によって逆流防止弁が開弁し
た状態を示す要部拡大断面図である。
た状態を示す要部拡大断面図である。
【図15】逆流する空気によって逆流防止弁が閉弁した
状態を示す要部拡大断面図である。
状態を示す要部拡大断面図である。
【図16】本発明の第5の実施例による逆流防止弁が吸
引される空気によって開弁した状態を示す要部拡大断面
図である。
引される空気によって開弁した状態を示す要部拡大断面
図である。
【図17】逆流する空気によって逆流防止弁が閉弁した
状態を示す要部拡大断面図である。
状態を示す要部拡大断面図である。
8,21,41 カプセルホルダ 11,24,44 カプセル収容室 12,25,45 流入側通気路 13,26,46 流出側通気路 15 フラップ弁(逆流防止弁) 28,31,49,61 逆流防止弁 29,32,50,62 弁体収容部 30,33,51 ボール弁体 48 バイパス通路 63 ポペット弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3
Claims (8)
- 【請求項1】 軸方向の一側が薬粉収容室となり、他側
が薬粉を吸入する吸入口となった投薬器本体と、該投薬
器本体の薬粉収容室に空気を供給するため、大気側と該
薬粉収容室とを連通する流入側通気路と、前記投薬器本
体の薬粉収容室内の薬粉を吸入口側に供給するため、該
薬粉収容室と吸入口とを連通する流出側通気路と、前記
吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収容室から大
気側に逆流する空気を遮断するために前記流入側通気路
の途中に設けられた逆流防止弁とから構成してなる吸入
式投薬器。 - 【請求項2】 軸方向の一側が内部に薬粉が充填された
カプセルを収容するカプセル収容室となり、他側が薬粉
を吸入する吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体
のカプセル収容室に収容されたカプセル内に空気を供給
するため、大気側と該カプセル収容室とを連通する流入
側通気路と、前記投薬器本体のカプセル収容室に収容さ
れたカプセル内の薬粉を吸入口側に供給するため、該カ
プセル収容室と吸入口とを連通する流出側通気路と、前
記カプセル収容室内のカプセルに該各通気路と連通する
穴をあけるべく、前記投薬器本体に設けられた穴あけ具
と、前記吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収容
室から大気側に逆流する空気を遮断するために前記流入
側通気路の途中に設けられた逆流防止弁とから構成して
なる吸入式投薬器。 - 【請求項3】 前記逆流防止弁は、流入側通気路内に回
動可能に設けられ、前記吸入口から空気を吸込んだとき
に開弁し吸入口に空気を吹出したときに該流入側通気路
を閉弁するフラップ弁として形成してなる請求項1また
は2記載の吸入式投薬器。 - 【請求項4】 前記逆流防止弁は、流入側通気路の途中
に形成され、一側が弁座となり他側が弁体受けとなった
大径な弁体収容部と、該弁体収容部内に移動可能に設け
られた弁体とからなり、該弁体は、前記吸入口から空気
を吸込んだときに開弁し、吸入口に空気を吹出したとき
に該流入側通気路を閉弁する構成としてなる請求項1ま
たは2記載の吸入式投薬器。 - 【請求項5】 前記逆流防止弁は、流入側通気路の途中
に形成され、一側が弁座となり他側が弁体受けとなり該
弁体受けの外周に空気逃し溝を有する大径な弁体収容部
と、該弁体収容部内に移動可能に設けられた弁体とから
なり、該弁体は、前記吸入口から空気を吸込んだときに
開弁し、吸入口に空気を吹出したときに該流入側通気路
を閉弁する構成としてなる請求項1または2記載の吸入
式投薬器。 - 【請求項6】 軸方向の一側が薬粉収容室となり、他側
が薬粉を吸入する吸入口となった投薬器本体と、該投薬
器本体の薬粉収容室に空気を供給するため、大気側と該
薬粉収容室とを連通する流入側通気路と、前記投薬器本
体の薬粉収容室内の薬粉を吸入口側に供給するため、該
薬粉収容室と吸入口とを連通する流出側通気路と、該流
入側通気路と流出側通気路との間に位置して薬粉収容室
をバイパスして形成されたバイパス通路と、前記吸入口
から逆流が生じたときに、前記薬粉収容室から大気側に
逆流する空気を遮断するために前記流入側通気路とバイ
パス通路との間に設けられた逆流防止弁とから構成して
なる吸入式投薬器。 - 【請求項7】 軸方向の一側が内部に薬粉が充填された
カプセルを収容するカプセル収容室となり、他側が薬粉
を吸入する吸入口となった投薬器本体と、該投薬器本体
のカプセル収容室に収容されたカプセル内に空気を供給
するため、大気側と該カプセル収容室とを連通する流入
側通気路と、前記投薬器本体のカプセル収容室内の収容
されたカプセル内の薬粉を吸入口側に供給するため、該
カプセル収容室と吸入口とを連通する流出側通気路と、
該流入側通気路と流出側通気路との間に位置してカプセ
ル収容室をバイパスして形成されたバイパス通路と、前
記吸入口から逆流が生じたときに、前記薬粉収容室から
大気側に逆流する空気を遮断するために前記流入側通気
路とバイパス通路との間に設けられた逆流防止弁とから
構成してなる吸入式投薬器。 - 【請求項8】 前記逆流防止弁は、前記流入側通気路と
バイパス通路との接続位置に形成され、一側が流入側通
気路を閉弁する一側弁座となり他側がバイパス通路を閉
弁する他側弁座となった大径な弁体収容部と、該弁体収
容部内に移動可能に設けられた弁体とからなり、該弁体
は、前記吸入口から空気を吸込んだときに他側弁座に着
座してバイパス通路を閉弁する一方流入側通気路を開弁
し、吸入口に空気を吹出したときに前記バイパス通路を
流れる空気によって一側弁座に着座して流入側通気路を
閉弁する構成としてなる請求項6または7記載の吸入式
投薬器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9346996A JPH09253209A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 吸入式投薬器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9346996A JPH09253209A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 吸入式投薬器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253209A true JPH09253209A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14083206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9346996A Pending JPH09253209A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 吸入式投薬器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253209A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0898978A4 (en) * | 1997-01-30 | 2000-10-04 | Unisia Jecs Corp | INITIAL TYPE MEDICATOR |
| JP2005261770A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Bioactis:Kk | 経口粉末投与具 |
| KR20170139578A (ko) * | 2015-04-15 | 2017-12-19 | 산사 코포레이션 (바베이도스) 인코포레이티드 | 이중 저항 건조 분말 흡입기 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP9346996A patent/JPH09253209A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0898978A4 (en) * | 1997-01-30 | 2000-10-04 | Unisia Jecs Corp | INITIAL TYPE MEDICATOR |
| EP1350532A3 (en) * | 1997-01-30 | 2005-12-07 | Unisia Jecs Corporation | Capsule type powder Inhaler |
| JP2005261770A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Bioactis:Kk | 経口粉末投与具 |
| KR20170139578A (ko) * | 2015-04-15 | 2017-12-19 | 산사 코포레이션 (바베이도스) 인코포레이티드 | 이중 저항 건조 분말 흡입기 |
| JP2018517534A (ja) * | 2015-04-15 | 2018-07-05 | サンサ コーポレイション (バルバドス) インコーポレイテッドSansa Corporation (Barbados) Inc. | 二重抵抗乾燥粉末吸入器 |
| US10857312B2 (en) | 2015-04-15 | 2020-12-08 | Philip Morris Products S.A. | Dual resistance dry powder inhaler |
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