JPH11301255A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH11301255A
JPH11301255A JP10112087A JP11208798A JPH11301255A JP H11301255 A JPH11301255 A JP H11301255A JP 10112087 A JP10112087 A JP 10112087A JP 11208798 A JP11208798 A JP 11208798A JP H11301255 A JPH11301255 A JP H11301255A
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JP
Japan
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vehicle
drive source
cooling device
compressor
cooling
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JP10112087A
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English (en)
Inventor
Kenji Takenaka
健二 竹中
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00—Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/32—Cooling devices
    • B60H1/3204—Cooling devices using compression
    • B60H1/323—Cooling devices using compression characterised by comprising auxiliary or multiple systems, e.g. plurality of evaporators, or by involving auxiliary cooling devices

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置の運転効率を向上し、振動が少ない
快適な運転の行える車両用空調装置を提供すること。 【解決手段】 前部座席用冷房装置と、後部座席用冷房
装置と、空調環境条件を検知する環境検知装置と、該環
境検知装置により検知された空調環境条件に基づき前記
冷房装置を運転制御する制御装置とを具備し、前記冷房
装置のうちの何れか一方の駆動源を車両用駆動源とし、
他方を該車両用駆動源とは独立した駆動源とする。好ま
しくは該車両用駆動源とは独立した駆動源を車両用駆動
源とは独立した電動モータとし、また、前記環境検知装
置により検知される空調環境条件は、車室内温度、外気
温度、日射量および車室内設定温度のうちの少なくとも
一つを含むものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置、
特に車両の前部座席および後部座席の空調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用の空調装置、特に、車室内
が広く設定されているボックスワゴン型、ステーション
ワゴン型などのレジャービークル車(RV車)用の空調
装置の場合には、乗車人数も多くなるため冷房負荷も大
きくなるが、この空調負荷に見合う大容量の一つのシス
テムからなる空調システムとなっていた。即ち、図3に
記載のごとく、RV車における空調装置は、エンジン
(図示せず)の側方近傍に配置された圧縮機101、エ
ンジンルームの前面に配置された凝縮器102、並列に
配置された前部座席用クーラユニット103および後部
座席用クーラユニット104などから構成されており、
斯かる空調装置における圧縮機101は全車室の冷房負
荷に対応できる容量とされていた。なお、ここにいうク
ーラユニットは蒸発器、膨張弁などから構成される室内
側のユニットをいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、乗車人数が
少ないときには圧縮機101は余剰能力を持つため、消
費エネルギーが大となり不経済であった。また、圧縮機
101はエンジンルーム内にあり、後部座席用クーラユ
ニット104との距離が長くなるため、これを接続する
冷媒配管が長くなり、冷媒流通抵抗が大きくなる。この
ため、能力損失が大きくなるという問題があった。ま
た、空調装置はエンジンと圧縮機101とを連結するク
ラッチ(図示せず)により頻繁に発停され、その際に、
エンジン負荷が急激に変動して振動が発生するなどの問
題があった。また、圧縮機101に対し凝縮器102や
クーラユニット103、104を接続する冷媒配管の総
延長が長くなり、未使用時冷凍機油が冷媒配管中に溜ま
って、圧縮機起動時に潤滑油不足を招きやすいという問
題があった。本発明は、このような従来の技術に存在す
る種々の問題点に着目してなされたものである。その目
的とするところは、空調装置の運転効率を向上し、振動
が少ない快適な冷房運転の行える車両用空調装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、圧縮機駆動源、圧縮機、
凝縮器、蒸発器等を備えた前部座席を冷却するための第
1冷房装置と、圧縮機駆動源、圧縮機、凝縮器、蒸発器
等を備えた後部座席を冷却するための第2冷房装置と、
空調環境条件を検知する環境検知装置と、該環境検知装
置により検知された空調環境条件に基づき前記第1およ
び第2冷房装置の運転を制御する制御装置とを具備し、
前記第1および第2冷房装置のうちの何れか一方の駆動
源を車両用駆動源とし、他方を該車両用駆動源とは独立
した駆動源としたことを特徴とする。
【0005】請求項2記載の発明では、前記車両用駆動
源とは独立した駆動源は、車両用駆動源とは独立した電
動モータであることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明では、前記車両用駆動
源を備えた冷房装置を前記第1冷房装置とし、前記車両
用駆動源とは独立した圧縮機駆動源を備えた冷房装置を
第2冷房装置としたことを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明では、前記制御装置に
より前記車両用駆動源を備えた冷房装置の運転のみでは
座席スペースの冷房が不十分であると判断された場合の
み、前記制御装置により前記車両用駆動源とは独立した
圧縮機駆動源を備えた冷房装置を運転するごとくしたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項5記載の発明では、前記第1冷房装
置の蒸発器の出入り口と前記第2冷房装置の蒸発器の出
入り口とをそれぞれ切換弁を介して接続し、該切換弁を
前記制御装置により切り換えて、前記両蒸発器を第1ま
たは第2冷房装置の蒸発器として運転可能としたをこと
を特徴とする。
【0009】請求項6記載の発明では、前記環境検知装
置により検知される空調環境条件は、車室内温度、外気
温度、日射量および車室内設定温度のうちの少なくとも
一つを含むことを特徴とする。
【0010】従って、上記のように構成された請求項1
記載の車両用空調装置においては、前部座席用の冷房装
置と後部座席用冷房装置に2分割された冷房装置を使い
分けることができ、経済的な運転とすることができる。
また、車両用駆動源で運転される冷房装置の容量を小さ
くすることができ、クラッチのオンオフによる冷房装置
の発停頻度が軽減され、発停に伴う振動が軽減される。
また、各冷房装置を構成する冷媒配管が短くなるため、
冷媒流通抵抗が少なくなり能力損失が低減される。ま
た、各冷房装置を構成する冷媒配管の長さが短くなるた
め、冷媒配管中の油溜りが軽減され、圧縮機起動時の潤
滑油不足が軽減される。また、車両停止時に車両用駆動
源とは独立した駆動源を備えた冷房装置により冷房を行
うことができ便利である。
【0011】請求項2記載の車両用空調装置において
は、車両用駆動源とは独立した駆動源を電動モータとし
たので、この駆動源についての設置場所の制約が少なく
なり、例えば、車両用駆動源とは遠く離れた後部座席の
近傍にも容易に配置することができる。また、車両停止
時に車両用駆動源とは独立した駆動源を備えた冷房装置
を運転する場合は、静かな運転が可能となる。
【0012】請求項3記載の車両用空調装置において
は、圧縮機駆動源と各空調装置とを近傍に設置すること
が可能となり、合理的な機器配置となすことができる。
【0013】請求項4記載の車両用空調装置において
は、車両用駆動源を備えた冷房装置を主冷房装置として
使用し、車両用駆動源とは独立した駆動源を備えた冷房
装置を補助冷房装置として使用することができ、経済的
である。
【0014】請求項5記載の車両用空調装置において
は、車両走行時であって、冷房負荷がそれほど大きくな
いような場合には、車両用駆動源とは独立した駆動源を
停止し、両蒸発器を第1冷房装置の蒸発器として車室内
を均一に冷房することができる。また、車両停止時にお
いては、車両用駆動源を停止し、両蒸発器を車両用駆動
源とは独立した駆動源を備えた冷房装置の蒸発器とし
て、該車両用駆動源とは独立した駆動源を備えた冷房装
置のみ運転して車室内を均一に冷房することができる。
【0015】請求項6記載の車両用空調装置において
は、車室内温度、外気温度、日射量および車室内設定温
度を空調環境条件とするので、これら空調環境条件から
冷房負荷を判断して冷房装置を制御することができ、快
適な冷房を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用空調装置に
具体化した第1の実施の形態を図1に基づいて詳細に説
明する。図1において、前部座席用空調装置は、車両用
駆動源2(この場合車両走行用エンジン)を駆動源とし
クラッチ1aを介して車両用駆動源2に連結されている
第1圧縮機1、第1凝縮器3、第1受液器4、第1膨張
弁5、第1蒸発器6などが順次接続されて構成されてい
る。一方、後部座席用空調装置は、前記車両用駆動源と
は独立した駆動源、この場合電動モータ12、を駆動源
とする第2圧縮機11、第2凝縮器13、第2受液器1
4、第2膨張弁15、第2蒸発器16などが順次接続さ
れている。そして、第2受液器14と第2膨張弁15と
の間、および第2蒸発器16と第2圧縮機11との間に
それぞれ三方切換弁17、18が介装され、前記前部座
席用空調装置における第1受液器4と第1膨張弁5との
間、および第1蒸発器6と第1圧縮機1との間に接続さ
れている。
【0017】21は内気温度センサ、22は外気温度セ
ンサ、23は日射量センサであって、これらは空調環境
条件を検知する環境検知装置を構成している。また、3
0は制御装置であって、前記環境検知装置により検知さ
れた空調環境条件と設定器35による設定値との比較に
より、前記空調装置におけるクラッチ1a、電動モータ
12の発停制御や、三方切換弁17、18などの切り換
え制御を行う。
【0018】上記のように構成された空調装置は次のよ
うに運転される。前部座席スペースのみ冷房したい場合
は、制御装置30の指令により、前記電動モータ12は
停止したままとして後部座席用冷房装置は運転せず、ク
ラッチ1aを介して第1圧縮機1を車両用駆動源2であ
るエンジンに連結して第1圧縮機1を駆動し、前部座席
用冷房装置を運転する。また、このとき、三方切換弁1
7、18は、制御装置30による指令により図示点線位
置とされている。これにより、第1圧縮機1から吐出さ
れた高圧冷媒は、第1凝縮器3で凝縮され、受液器4に
液冷媒となって流入する。そして、この高圧液冷媒は第
1膨張弁5を経由して第1蒸発器6に流入する。また、
この冷媒は、蒸発器6において前部スペースの内気を冷
却し、冷媒自身は蒸発気化して第1圧縮機1に帰還す
る。このようにして、前部座席スペースが冷房される。
【0019】次に、後部座席スペースの冷房も必要とな
った場合であって、環境検知装置により検知された空調
環境条件により(例えば、設定器35により設定された
室内温度と内気温度センサ21により検出された実際の
室内温度との比較により)、前部および後部座席の空調
負荷が大きくないと制御装置30で判断された場合は、
該制御装置30の指令により電動モータ12は停止した
ままとして、前記三方切換弁17、18を実線のごとく
切り換えて、前記第1圧縮機1のみを運転する。これに
より、第1圧縮機1から吐出された高圧冷媒は、第1凝
縮器3で凝縮され、受液器4に液冷媒となって流入す
る。そして、この高圧液冷媒の一部は第1膨張弁5を経
由して第1蒸発器6に流入し、残部は第2膨張弁15を
経由して第2蒸発器16に流入する。また、この冷媒
は、各蒸発器6および16において前部および後部スペ
ースの内気を冷却し、冷媒自身は蒸発気化して第1圧縮
機1に帰還する。このようにして、前部および後部座席
用スペースが冷房される。
【0020】更に、環境検知装置により検知された空調
環境条件により、制御装置30において前部および後部
座席の空調負荷が大きくなったと判断された場合は、制
御装置30からの指令により、三方切換弁17および1
8は、図示点線位置に切り換えられ、また、電動モータ
12は運転され、第2圧縮機11が駆動される。従っ
て、前部座席用冷房装置は、第1圧縮機1、第1凝縮器
3、第1受液器4、第1膨張弁5、第1蒸発器6、第1
圧縮機1を順次接続する冷媒回路により運転され、前部
座席スペースの内気が冷却される。また、後部座席用冷
房装置は、第2圧縮機11、第2凝縮器13、第2受液
器14、三方切換弁17、第2膨張弁15、第2蒸発器
16、三方切換弁18、第2圧縮機11を順次接続する
冷媒回路により運転され、後部座席スペースが冷房され
る。
【0021】また、車両が走行していない状態などにお
いて、後部座席のスペースのみ冷房したい場合には、制
御装置30を介して前部座席用冷房装置に対しては停止
指令を発し、また、制御装置30からの指令により三方
切換弁17、18を図示点線位置とし、電動モータ12
を運転する。これにより、第2圧縮機11、第2凝縮器
13、第2受液器14、三方切換弁17、第2蒸発器1
6、三方切換弁18、第2圧縮機11を順次接続する冷
媒回路により運転され、後部座席スペースが冷房され
る。
【0022】以上のように構成した第1実施の形態によ
れば、空調装置が前部座席用の冷房装置と後部座席用冷
房装置とに2分割され,各冷房装置は小容量化されるの
で、これら冷房装置を使い分けすることにより経済的な
運転を行うことができる。また、車両用駆動源に連結さ
れる冷房装置の容量が小さくなるので、クラッチ1aの
発停頻度およびクラッチ1aの発停毎に生ずる負荷変動
が小さくなり、クラッチ1aの発停による振動が軽減さ
れる。また、各冷房装置を構成する冷媒配管が短くなる
ので、冷媒流通抵抗に基づく能力損失が低減される、さ
らには、冷媒配管中の油溜りが軽減され、圧縮機起動時
の潤滑油不足が軽減される。また、車両停止時に車両用
駆動源とは独立した駆動源を備えた後部座席用冷房装置
によっても冷房を行うことができ便利である。また、前
部座席用冷房装置の圧縮機駆動源を車両用駆動源2と
し、後部座席用冷房装置の圧縮機駆動源を電動モータ1
2としたことにより、合理的な機器配置となすことがで
きる。また、後部座席用冷房装置における圧縮機駆動源
の設置場所については制約が少なくなり、設計を弾力的
に行うことができる。また、車両停止時に、電動モータ
12を圧縮機駆動源とする静かな冷房運転を行うことが
可能となる。また、車両用駆動源2を備えた冷房装置を
主冷房装置として使用し、電動モータ12を備えた冷房
装置を補助冷房装置として使用することができるので、
経済的な運転を行うことができる。また、車両用駆動源
を圧縮機駆動源とした前部座席用冷房装置を運転すると
きに、三方切換弁17、18を切り換えることにより、
後部座席用冷房装置の第2蒸発器16にも冷媒を供給し
て、前部および後部座席スペースを冷房することができ
るので、空調負荷の小さいときには経済的に車室内全域
にわたり均一な冷房を行うことができる。
【0023】次に、第2実施の形態について図2に基づ
き説明する。第2実施の形態は、第1実施の形態におけ
る三方切換弁17、18を他の構成の切り換え機構とす
ることにより、前記運転態様に加え、電動モータ12を
運転して後部座席用冷房装置を運転するときに、前部座
席用冷房装置の第1蒸発器6を第2蒸発器16と並列に
接続した冷媒回路として運転可能としたものである。な
お、この第2実施の形態は、図2に冷媒回路を図示する
が、前記第1の実施の形態と同一の構成要素については
同一の番号を付し、その説明を簡略化する。
【0024】図2において、51、52は逆止弁、5
3、54、55、56は開閉弁である。これら開閉弁5
3、54、55、56、クラッチ1a及び電動モータ1
2を制御装置30からの指令により開閉制御、オンオフ
制御または発停制御することにより、次の運転を行うこ
とができる。尚、表1には、以下に記す運転態様別に開
閉弁53、54、55、56の開閉状態を示すが、この
表1においてCLOSEは閉弁を、OPENは開弁をそれぞれ意
味する。
【0025】まず、車両走行中などの車両用駆動源2
(エンジン)運転時に前部座席スペースのみ冷房すると
きは、開閉弁53、54、55を閉弁するとともに開閉
弁56を開弁する。このようにすることにより、冷媒が
第1圧縮機1、第1凝縮器3、第1受液器4、逆止弁5
2、第1膨張弁5、第1蒸発器6、開閉弁56、第1圧
縮機1を順次循環する冷媒回路が形成される。そして、
クラッチ1aをオンして第1圧縮機1を車両用駆動源2
に連結して駆動し、前部座席用冷房装置を運転する。
【0026】
【表1】
【0027】次に、車両走行中などの車両用駆動源2
(エンジン)運転時の車室内冷房熱負荷が小さい場合に
おいて、前部および後部座席スペース(即ち、車室内全
域)を冷房するときは、電動モータ12を運転しない
で、開閉弁53を閉弁し、開閉弁54、55、56を開
弁する。このようにすることにより、冷媒が第1圧縮機
1、第1凝縮器3、第1受液器4、逆止弁52と流れ、
その後分流され一部が第1膨張弁5、第1蒸発器6と流
通し、残部が開閉弁55、第2膨張弁15、第2蒸発器
16、開閉弁54と流通して合流し、この合流した冷媒
が開閉弁56を介して第1圧縮機1と帰還する冷媒回路
が形成される。そして、クラッチ1aをオンして第1圧
縮機1を車両用駆動源2に連結して駆動し、前部座席用
冷房装置により車室内全域を冷房する。
【0028】また、車両停止中で車両用駆動源2(エン
ジン)の運転停止時の車室内冷房熱負荷が小さい場合に
おいて、前部および後部座席用スペース(即ち、車室内
全域)を冷房するときは、開閉弁56を閉弁し、開閉弁
53、54、55を開弁する。このようにすることによ
り、冷媒が第2圧縮機11、第2凝縮器13、第2受液
器14、逆止弁51と流れ、その後分流され一部が第2
膨張弁15、第2蒸発器16と流通し、残部が開閉弁5
5、第1膨張弁5、第1蒸発器6、開閉弁54と流通し
て合流し、この合流した冷媒が開閉弁53を介して第2
圧縮機11と帰還する冷媒回路が形成される。そして、
電動モータ12を運転して第2圧縮機11を駆動し、後
部座席用冷房装置により車室内全域を冷房する。尚、車
両走行中など車両用駆動源2を運転している場合におい
て、クラッチ1aをオフして車両用駆動源2と第1圧縮
機1との連結を断ち、電動モータ12を運転して、上記
のように冷房することもできる。
【0029】次に、車室内冷房熱負荷が大きい場合であ
って、前部および後部座席用スペース(即ち、車室内全
域)を冷房するときは、開閉弁54、55を閉弁し、開
閉弁53、56を開弁する。このようにすることによ
り、冷媒が第1圧縮機1、第1凝縮器3、第1受液器
4、逆止弁52、第1膨張弁5、第1蒸発器6、開閉弁
56、第1圧縮機1を順次循環する冷媒回路と、冷媒が
第2圧縮機11、第2凝縮器13、第2受液器14、逆
止弁51、第2膨張弁15、第2蒸発器16、開閉弁5
3、第2圧縮機11を順次循環する冷媒回路とが形成さ
れる。そして、クラッチ1aをオンして第1圧縮機1を
車両用駆動源2に連結して駆動するとともに、電動モー
タ12により第2圧縮機11を駆動し、前部座席用冷房
装置及び後部座席用冷房装置を並列運転して車室内全域
を冷房する。
【0030】次に、後部座席スペースのみ冷房するとき
は、開閉弁54、55、56を閉弁するとともに開閉弁
53を開弁する。このようにすることにより、冷媒が第
2圧縮機11、第2凝縮器13、第2受液器14、逆止
弁51、第2膨張弁15、第2蒸発器16、開閉弁5
3、第2圧縮機11を順次循環する冷媒回路が形成され
る。そして、電動モータ12により第2圧縮機を駆動
し、後部座席用冷房装置を運転する。
【0031】以上のごとく構成した第2実施の形態によ
れば、前述の第1実施の形態と同様に、車両用駆動源2
のみを圧縮機駆動源とした前部座席スペースの冷房運
転、車両用駆動源2を圧縮機駆動源とした前部および後
部全域の冷房運転、車両用駆動源2及び電動モータ12
を圧縮機駆動源とした前部および後部全域の冷房運転、
並びに、電動モータ12を圧縮機駆動源とした後部座席
用スペースの冷房運転の4種の冷房運転が可能である
が、これら運転態様に加えて、電動モータ12のみを圧
縮機駆動源とした前部および後部全域の冷房運転が可能
となる。従って、車両を走行させないときに、電動モー
タ12を利用して車室内全域を均一に冷房することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、次のような効果を奏する。請求項1〜6記載の発明
によれば、前部座席用の冷房装置と後部座席用冷房装置
とを使い分けて経済的な運転を行うことができる。ま
た、車両用駆動源を備えた冷房装置の容量を小さくする
ことができ、クラッチのオンオフによる冷房装置の発停
頻度が軽減され、振動が軽減される。また、各冷房装置
を構成する冷媒配管が短くなり、能力損失が低減され、
さらには、冷媒配管中の油溜りが軽減され、圧縮機起動
時の潤滑油不足が軽減される。また、車両停止時に車両
用駆動源とは独立した駆動源を備えた冷房装置によって
も冷房を行うことができ便利である。
【0033】請求項2記載の発明によれば、設置場所の
制約が少なくなる。また、車両停止時に静かな冷房運転
を行うことが可能となる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、合理的な機
器配置となすことができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、車両用空調
装置においては、車両用駆動源を備えた冷房装置を主冷
房装置として使用し、車両用駆動源とは独立した駆動源
を備えた冷房装置を補助冷房装置として使用することが
でき、経済的である。
【0036】請求項5記載の発明によれば、一方の圧縮
機駆動源のみ運転して、車室内を均一に冷房することが
できる。
【0037】請求項6記載の発明によれば、これら空調
環境条件から冷房負荷を判断して冷房装置を制御するこ
とができ、快適な冷房を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施の形態について、概略の冷媒
回路および機器配置を示す説明図である。
【図2】 本発明第2実施の形態について、概略の冷媒
回路および機器配置を示す説明図である。
【図3】 従来の車両用空調装置の概略の機器配置を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…第1圧縮機、1a…クラッチ、2…車両用駆動源
(エンジン)、3…第1凝縮器、4…第1受液器、5…
第1膨張弁、6…第1蒸発器、11…第2圧縮機、12
…電動モータ(車両用駆動源とは独立した駆動源)、1
3…第2凝縮器、14…第2受液器、15…第2膨張
弁、16…第2蒸発器、17、18…三方切換弁、21
…内気センサ、22…外気センサ、23…日射量セン
サ、30…制御装置、35…設定器、51、52…逆止
弁、53〜56…開閉弁。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機駆動源、圧縮機、凝縮器、蒸発器
    等を備えた前部座席を冷却するための第1冷房装置と、
    圧縮機駆動源、圧縮機、凝縮器、蒸発器等を備えた後部
    座席を冷却するための第2冷房装置と、空調環境条件を
    検知する環境検知装置と、該環境検知装置により検知さ
    れた空調環境条件に基づき前記第1および第2冷房装置
    の運転を制御する制御装置とを具備し、前記第1および
    第2冷房装置のうちの何れか一方の駆動源を車両用駆動
    源とし、他方を該車両用駆動源とは独立した駆動源とし
    たことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記車両用駆動源とは独立した駆動源
    は、車両用駆動源とは独立した電動モータであることを
    特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記車両用駆動源を備えた冷房装置を前
    記第1冷房装置とし、前記車両用駆動源とは独立した圧
    縮機駆動源を備えた冷房装置を第2冷房装置としたこと
    を特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置により前記車両用駆動源を
    備えた冷房装置の運転のみでは座席スペースの冷房が不
    十分であると判断された場合のみ、前記制御装置により
    前記車両用駆動源とは独立した圧縮機駆動源を備えた冷
    房装置を運転するごとくしたことを特徴とする請求項1
    記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記第1冷房装置の蒸発器の出入り口と
    前記第2冷房装置の蒸発器の出入り口とをそれぞれ切換
    弁を介して接続し、該切換弁を前記制御装置により切り
    換えて、前記両蒸発器を第1または第2冷房装置の蒸発
    器として運転可能としたをことを特徴とする請求項1記
    載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記環境検知装置により検知される空調
    環境条件は、車室内温度、外気温度、日射量および車室
    内設定温度のうちの少なくとも一つを含むことを特徴と
    する請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用空調装
    置。
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