JPH11302131A - 頭皮頭髪用化粧料 - Google Patents

頭皮頭髪用化粧料

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JPH11302131A
JPH11302131A JP10121876A JP12187698A JPH11302131A JP H11302131 A JPH11302131 A JP H11302131A JP 10121876 A JP10121876 A JP 10121876A JP 12187698 A JP12187698 A JP 12187698A JP H11302131 A JPH11302131 A JP H11302131A
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JP
Japan
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hair
blood flow
extract
cosmetic
present
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JP10121876A
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Yosuke Nakazawa
陽介 中沢
Tsunao Magara
綱夫 真柄
Masahiro Tajima
正裕 田島
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた血流促進効果を有し、かつ安全性にも
優れる頭皮頭髪用化粧料を提供すること。 【解決手段】 血流促進剤(好ましくは、ニコチン酸類
及びミノキシジル類からなる群の血流促進剤から選ばれ
る1種又は2種以上)及びクアチャララーテ抽出液を含
有する頭皮頭髪用化粧料を提供することにより、上記課
題が解決され得ることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮頭髪用化粧料
(以下,頭髪用化粧料という)に関する技術分野の発明
である。より詳細には、優れた血流促進効果を有し,か
つ安全性にも優れる頭髪用化粧料に関し、本発明頭髪用
化粧料は、特に医薬品,医薬部外品又は化粧品の分野に
おいて用いられる。
【0002】
【従来の技術】頭髪用化粧料には、様々な種類があり、
様々な頭皮頭髪状態に対応した製品が存在している。例
えば、頭皮部分の血流循環を良好にすることによって、
脱毛状態等を改善し得る製品が開発されている。頭皮に
おける様々なトラブルは、高齢化社会を迎えた今日で
は、社会的ストレスの増大も伴って増加しつつあり、こ
の頭皮におけるトラブルに対応した頭髪用化粧料の需要
は急増している。一般に、頭部の禿や脱毛の原因として
は、毛包上部の皮脂腺等の器官における男性ホルモンの
活性化、毛乳頭や毛包への血流量の低下による栄養物質
の供給不足、上皮組織の角化異常等によるふけの過剰発
生、過剰な皮脂分泌、過酸化脂質の生成、ストレス等が
挙げられる。また、丈夫で美しい毛髪を育てるうえで、
毛乳頭や毛包への十分な栄養補給が大切である。毛乳頭
や毛包への血流量の低下は、栄養不足や老廃物の排泄の
機能の低下を招き、細毛ややせ毛の原因となる。
【0003】このような観点から、少なくとも頭皮にお
ける血流機能の低下を改善することは、頭皮及び頭髪の
トラブルを解決する上で欠かせないポイントとなる。従
来の頭髪用化粧料は、一般に、上述したような禿や脱毛
等の原因と考えられる要素を取り除いたり、軽減する作
用を持つ物質を配合したものである。例えば、頭皮にお
ける血液循環を良好にするために、センブリエキス,ビ
タミンE及びその誘導体,アセチルコリン誘導体,セフ
ァランチン等の血流促進剤,トウガラシチンキ等の局所
刺激剤が配合され、過剰な皮脂分泌等により起こる頭皮
の炎症を抑制するために紫根エキス等の消炎剤が配合さ
れ、男性ホルモンを抑制するためにエストラジオール等
の女性ホルモン剤が配合され、ふけやかゆみを防止する
ためにサリチル酸等の抗菌剤が配合され、また、毛包等
への栄養補給のためにセリン,メチオニン等のアミノ酸
類、ビタミン類等が配合され、禿や脱毛、毛髪の細り等
の予防及び治療に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の成分を少量のみ頭髪用化粧料中に配合しても十分な効
果を得ることは難しく、逆に、大量に配合すると使用部
分及びその周辺に不快な刺激感や発赤を伴う傾向が強ま
り、自ずとその配合量には限界があった。
【0005】そこで本発明が解決すべき課題は、優れた
血流促進効果を有し、かつ安全性にも優れる頭髪用化粧
料を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の
解決に向けて鋭意検討を行った。その結果、従来から頭
髪用化粧料中で使用されている血流促進剤と、クアチャ
ララーテ抽出液とを組み合わせて配合することにより、
優れた血流促進効果や発毛効果,毛髪の細りの防止効果
を有し、かつ安全性にも優れる頭髪用化粧料が提供され
ることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、血流促進剤及びクアチ
ャララーテ抽出液を含有する頭髪用化粧料を提供する発
明である。
【0008】また、上記の血流促進剤が、ニコチン酸類
及びミノキシジル類からなる群の血流促進剤から選ばれ
る1種又は2種以上の血流促進剤である場合が、特に所
定の効果を有効に発揮し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明頭髪用化粧料は、血流促進剤とクア
チャララーテ抽出液とを組み合わせて配合することによ
り、所期の効果を発揮する頭髪用化粧料である。
【0010】本発明頭髪用化粧料中に配合可能な血流促
進剤は、それを皮膚上に塗布すると、血流が促進され、
かつ外用剤の配合成分として安全性上問題がない限り、
特に限定されるものではなく、その作用機序も問われる
べきものではない。
【0011】具体的には、ニコチン酸及びその誘導体
(本願においては、これをニコチン酸類と定義する),
ミノキシジル並びにその誘導体及びその類縁体(本願に
おいては、これをミノキシジル類と定義する),セファ
ランチン,ビタミンE及びその誘導体,γ−オリザノー
ル,アルコキシカルボニルピリジンN−オキシド,塩化
カプロニウム,アセチルコリン及びその誘導体等の従来
から毛髪化粧料に血流促進剤として配合されているもの
を適宜選択することができる。また、これらの血流促進
剤を単独で本発明頭髪用化粧料に配合することも可能で
あるが、2種以上を組み合わせて配合することも可能で
ある。
【0012】これらの血流促進剤のうちでも特に、ニコ
チン酸類及びミノキシジル類から1種又は2種以上を選
択して本発明頭髪用化粧料中に配合することが好まし
い。
【0013】ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチ
ン酸ベンジル,ニコチン酸トコフェロール,ニコチン酸
β−ブトキシエチル,ニコチン酸アミド等を挙げること
ができる。これらのニコチン酸類は現在市販されてお
り、また、通常公知の方法で製造することができる。
【0014】また、ミノキシジルは、末梢血管拡張作用
を有し、難治性の高血圧症の治療に用いられてきたが、
その副作用として多毛症が認められたことから、局所外
用剤として利用されるに至った物質であり(米国特許第
4139619号,同第4596812号)、その化学
名は、6−(1−ピメリジニル)−2,4−ピリミジン
アミン−3−オキサイドである。
【0015】ミノキシジル誘導体としては、このミノキ
シジルの塩等を挙げることが可能であり、ミノキシジル
類縁体としては、ミノキシジルの抱合体を挙げることが
できる。
【0016】これらのミノキシジル類は現在市販されて
おり、また、通常公知の方法で製造することが可能であ
る。
【0017】本発明頭髪用化粧料においては、上記の血
流促進剤は、頭髪用化粧料全体に対して0.001〜
5.0重量%の範囲で配合されるのが好ましく、同0.
01〜2.0重量%の範囲で配合されるのが特に好まし
い。血流促進剤の配合量が、頭髪用化粧料全体に対して
0.001重量%未満であると十分な血流促進効果が得
られず好ましくない。また、頭髪用化粧料全体に対して
5.0重量%を超えると、皮膚刺激等が伴う等、安全性
の側面から問題が生じる恐れがあり好ましくない。
【0018】上記の血流促進剤と共に本発明毛髪化粧料
中に配合される、クアチャララーテ抽出液は、特にメキ
シコ南部太平洋沿岸のアカプルコ地方等に生えているク
アチャララーテ (Cuachalalate、学名: Juliania adstr
ingens) という植物から得られる抽出液であり、創傷治
癒、間灼熱、歯肉強健、消化器系がん、脱毛等に有効で
あることがすでに知られており(特開平4−18131
3号公報)、さらに、プロテアーゼ阻害作用を有するこ
とも見い出されている。このクアチャララーテ抽出液
は、例えば、クアチャララーテの葉,茎,花,樹皮,種
子,果実,植物全草等を、溶媒に浸漬又は溶媒と共に加
熱還流した後、ろ過し、濃縮して得ることができる。ま
た、このようにして得られた濃縮物に、溶媒を用いて分
留,クロマトグラフィー等の精製等の処理をさらに加え
て得られたものを、本発明毛髪化粧料において用いるこ
ともできる。溶媒としては、通常植物の抽出に用いられ
る溶媒であれば、任意に用いることができ、例えば、メ
タノール,エタノール等のアルコール類、含水アルコー
ル類、アセトン、酢酸エチル等の有機溶媒を、単独で又
は組み合わせて用いることができる。
【0019】本発明頭髪用化粧料中におけるクアチャラ
ラーテ抽出液の配合量は、頭髪用化粧料全体に対して
0.0001重量%〜20.0重量%が好ましく、同
0.05重量%〜5.0重量%が特に好ましい。
【0020】この配合量が頭髪用化粧料全体に対して
0.0001重量%未満では、十分な血流促進効果が得
られず好ましくなく、同20.0重量%を超えると、製
剤上不都合を生ずる傾向が強くなり,また皮膚刺激性が
生ずる等の点から好ましくない。
【0021】このようにして、上記血流促進剤と、上記
クアチャララーテ抽出液とを組み合わせて配合すること
により、優れた血流促進効果を有し、かつ安全性にも優
れる本発明頭髪用化粧料が提供される。
【0022】なお、本発明頭髪用化粧料中には、通常頭
髪用化粧料中に配合される薬効成分を、その薬効成分が
有する一般的な効果を発揮させる目的のために、本発明
の所期の効果を損なわない限りにおいて配合することも
可能である。
【0023】例えば、トウガラシチンキ,カンタリスエ
キス,カンフル,ノニル酸バニルアミド等の局所刺激
剤;ピリドキシン若しくはその誘導体,イオウ,ビタミ
ンB6等の抗脂漏剤;塩化ベンザルコニウム,イソプロ
ピルメチルフェノール,レゾルシン,ジンクピリチオ
ン,感光素101号,感光素102号,サリチル酸,サ
リチル酸ナトリウム,オルトピロックス,ヒノキチオー
ル等の抗菌剤;感光素301号,プラセンタエキス,ビ
オチン等の代謝賦活剤;グリチルリチン酸,グリチルレ
チン酸,若しくはそれらの誘導体,紫根エキス,メント
ール等の消炎剤;エストラジオール,エストロン等の女
性ホルモン;セリン,メチオニン,トリプトファン等の
アミノ酸類,ビタミンA,B2,B12, D,パントテン酸
若しくはその誘導体等のビタミン類等を本発明頭髪用化
粧料中に配合することもできる。
【0024】また、通常頭髪用化粧料中に配合される植
物抽出物、例えばアルテア抽出物,ヨクイニン抽出物,
ペパーミント抽出物,ヨウテイ抽出物,トウガラシ抽出
物,アロエ抽出物,クコ抽出物,ヨモギ抽出物,イネ抽
出物,マンケイシ抽出物,マンネンロウ抽出物,コッサ
イホ抽出物,エニシダ抽出物,リンドウ抽出物,タンジ
ン抽出物,ヘチマ抽出物,キキョウ抽出物,マツ抽出
物,クジン抽出物,トウキ抽出物,ベニバナ抽出物,メ
ギ抽出物,ビンロウジ抽出物,ユーカリ抽出物,カゴソ
ウ抽出物,モクソウ抽出物,ゴシツ抽出物,サイコ抽出
物,チャ抽出物,カンゾウ抽出物,ホップ抽出物,キク
抽出物,セネガ抽出物,ゴマ抽出物,センキュウ抽出
物,カシュウ抽出物,カッコン抽出物,マイカイカ抽出
物,サフラン抽出物,ローズマリー抽出物,ジオウ抽出
物,ゼニアオイ抽出物等を、血流促進作用以外の作用に
着目して、本発明頭髪用化粧料中に配合することができ
る。
【0025】また、亜鉛若しくはその誘導体;乳酸若し
くはそのアルキルエステル等;コハク酸,リンゴ酸,ク
エン酸等の有機酸類;トラネキサム酸等のプロテアーゼ
阻害剤;オリーブ油,スクワラン,流動パラフィン,イ
ソプロピルミリステート,高級脂肪酸,高級アルコール
等の油分;グリセリン,プロピレングリコール等の多価
アルコール;その他界面活性剤,保湿剤,増粘剤,酸化
防止剤,紫外線吸収剤,清涼剤,香料,色素,エタノー
ル,水等を本発明の所期の効果を損なわない範囲で適宜
配合することができる。
【0026】本発明頭髪用化粧料の形態は、液状,乳
液,軟膏,クリーム,ゲル,エアゾール等、外皮に適用
可能な性状のものであれば問われるものではなく、必要
に応じて適宜基剤成分等を配合して、所望する製品形態
の本発明頭髪用化粧料を調製することができる。また、
本発明頭髪用化粧料は、医薬品,医薬部外品又は化粧料
等の多様な分野において適用可能である。
【0027】本発明頭髪用化粧料は、頭皮の血流を促進
させることにより解決可能なトラブル、例えば脱毛やふ
け,かゆみ等の治療や予防に用いることが可能であり、
例えば男性性脱毛症の治療や予防、女性に多いびまん性
脱毛症の治療や予防、円形脱毛症の治療等に広く用いる
ことができる。ただし、ここに示した目的は例示であ
り、これらの目的に本発明頭髪用化粧料の適用可能な疾
患が限定されるものではない。
【0028】本発明頭髪用化粧料は、概ね皮膚に直接塗
布又は散布する等の経皮投与により投与される(なお、
本発明頭髪用化粧料においては,上記必須成分の組み合
わせ配合により、成分の経皮吸収が促進される)。そし
て、本発明頭髪用化粧料の投与量は、年齢,脱毛の程度
等の個人差やその製剤形態に応じて適宜決定されるべき
ものであるが、一般の大人に対する投与量は、体重1Kg
当り0.001〜100mg/日、好ましくは0.1〜1
0mg/日であり、これを1日2〜4回に分けて投与する
ことができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例等により本発明をより具体的に
説明するが、これらの実施例等により本発明の技術的範
囲が限定されるべきものではない。なお、これらの実施
例等における配合量は、特に断らない限り、その成分が
配合される系全体に対する重量%である。まず、各実施
例等の開示に先立ち、これらの実施例等の血流促進効果
等を検討するための試験について説明する。
【0030】1.レーザードップラー法による血流量試
レーザードップラー法、すなわち、ALF−2100
(アドバンス社製)を用い、皮膚にレーザーを当て、そ
の反射光のずれ(ドップラー効果)を利用して血流量の
変化を測定する方法により、試験品の塗布前後の血流量
の変化を測定した。すなわち、下記の実施例1〜8及び
比較例1〜4について、各6名のパネルを用い、前腕内
側において血流量を測定した。そして、これらのサンプ
ル1mLを前腕内側2cm×2cm角に塗布した。塗布
30分後に再度血流量を測定し、その変化の度合いによ
って血流促進効果を評価した。
【0031】それぞれの測定は各パネルについて5回行
い、6名の平均値から以下のように評価した。 <評価基準> +++:血流量が3倍以上増加しており、極めて著しい
血流促進効果が認められた。 ++:血流量が2倍以上増加しており、著しい血流促進
効果が認められた。 +:血流量が1.5倍以上増加しており、かなりの血流
促進効果が認められた。 ±:血流量が1.0倍以上,1.5倍未満増加してお
り、やや血流促進効果が認められた。 −:血流量の増加が認められず、血流促進効果が認めら
れなかった。
【0032】2.発毛試験 下記の実施例1〜8及び比較例1〜4のサンプルについ
て、発毛試験を、毛周期の休止期にあるC3H/HeN
Crマウスを用い、小川らの方法(ノーマル・アンド・
アブノーマル・エピダーマル・ディファレンシェーショ
ン(Normal andAbnormal Epidermal Differentiation),
M. Seiji 及びI.A. Bernstein編集, 第159 〜170 頁,
1982年,東大出版)に従い行った。
【0033】すなわち、マウス1群を10匹とし、無塗
布,実施例1〜8及び比較例1〜4の各群に分け、バリ
カン及びシェーバーでマウスの背部を剃毛し、それぞれ
のサンプルを1日1回、1mLずつ塗布した。各サンプ
ルの発毛効果は、30日後の各マウスの背部の発毛率
(%)(=発毛部分の面積/剃毛部分の面積×100)
の平均値によって評価した。
【0034】〔実施例1〜8,比較例1〜4〕第1表
(実施例1〜8)及び第2表(比較例1〜4)に示した
配合成分のローションを後述する製法に従って調製し、
上記血流量試験及び発毛試験を行った。これらの結果も
併せて第1表及び第2表に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】<製法>95%エタノールに、各薬剤(ク
アチャララーテ抽出液,ニコチン酸アミド及び/又はミ
ノキシジル),グリセリン,硬化ヒマシ油エチレンオキ
シド(20モル)付加物及び香料を溶解させた。(エタ
ノール相)。次いで精製水に、乳酸,乳酸ナトリウム及
び色素を添加した後、溶解させて、これを前記エタノー
ル相に添加した後,攪拌することにより、透明液状のロ
ーションを得た。
【0038】第1表及び第2表に示した結果より、ニコ
チン酸アミド及びミノキシジルのいずれか一方又は両方
とクアチャララーテ抽出液とを配合した実施例のローシ
ョンには、血流量を使用後増加させる血流促進効果及び
発毛効果が顕著に認められたが、これらの血流促進剤と
クアチャララーテ抽出液のいずれかを配合した比較例の
ローションは、たとえこれらの成分を相当量配合して
も、血流促進効果及び発毛効果共に、上記実施例の結果
と比べて著しく劣っていた。
【0039】すなわち、血流促進剤とクアチャララーテ
抽出液とを組み合わせて配合した本発明頭髪用化粧料に
おいては、相乗的な血流促進効果及び発毛効果が顕著に
認められることが明らかになった。このことは、少量の
有効成分であっても本発明頭髪用化粧料においては所望
する効果を得ることが可能であり、これらの成分を多量
に配合することによって惹起される、塗布部及びその周
辺部の不快な刺激感や発赤を防ぐことが可能になったこ
とを示すものである。
【0040】以下、さらに他の本発明頭髪用化粧料の処
方例を示す。 〔実施例9〕 薬用トニック (配合成分) 配合量(重量%) 95%エタノール 60.0 クアチャララーテ抽出液 8.0 ニコチン酸β−ブトキシエチル 0.03 酢酸トコフェロール 1.0 プロピレングリコール 3.0 コハク酸 適 量 香料及び色素 適 量 硬化ヒマシ油エチレンオキシド(5モル)付加物 1.5 精製水 残 部
【0041】<製法>95%エタノールに、クアチャラ
ラーテ抽出液、ニコチン酸β−ブトキシエチル、酢酸ト
コフェロール、プロピレングリコール、硬化ヒマシ油エ
チレンオキシド(5モル)付加物及び香料を溶解させ
た。(エタノール相)。次いで精製水に、コハク酸及び
色素を添加した後、溶解させて、これを前記エタノール
相に添加した後,攪拌することにより、透明液状の薬用
トニックを得た。
【0042】この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行っ
たところ、血流量試験においては著しい血流量の増加が
認めれ、発毛試験においては発毛率85%の結果が得ら
れた。
【0043】 〔実施例10〕 養毛ローション (配合成分) 配合量(重量%) 95%エタノール 70.0 クアチャララーテ抽出液 4.0 ミノキシジル 1.0 セファランチン 0.5 トウガラシチンキ 0.5 ソルビトール 10.0 リン酸 0.1 リン酸ナトリウム 0.2 香料及び色素 適 量 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 精製水 残 部
【0044】<製法>95%エタノールに、クアチャラ
ラーテ抽出液、ミノキシジル、セファランチン、トウガ
ラシチンキ及び香料を溶解させた。(エタノール相)。
次いで精製水に、リン酸、リン酸ナトリウム、ソルビト
ール、ラウリル硫酸ナトリウム及び色素を添加した後、
溶解させて、これを前記エタノール相に添加した後,攪
拌することにより、透明液状の養毛ローションを得た。
【0045】この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行っ
たところ、血流量試験においては極めて著しい血流量の
増加が認めれ、発毛試験においては発毛率95%の結果
が得られた。
【0046】 〔実施例11〕 養毛ローション (配合成分) 配合量(重量%) 95%エタノール 45.0 クアチャララーテ抽出液 10.0 カフェイン 0.15 ニコチン酸ベンジル 0.05 アスパラギン酸 0.05 パラブチレングリコール 2.0 マルチトール 8.0 ポリエチレングリコール400 2.0 プロピルパラベン 0.05 ヘキサメタリン酸ソーダ 適 量 パルミチン酸ナトリウム 0.3 香料及び色素 適 量 精製水 残 部
【0047】<製法>95%エタノールに、クアチャラ
ラーテ抽出液、カフェイン、ニコチン酸ベンジル、パラ
ブチレングリコール、ポリエチレングリコール400、
プロピルパラベン及び香料を溶解させた(エタノール
相)。次いで精製水に、アスパラギン酸、マルチトー
ル、ヘキサメタリン酸ソーダ、パルミチン酸ナトリウム
及び色素を添加した後、溶解させ、これを前記エタノー
ル相に添加し、攪拌することにより、透明液状の養毛ロ
ーションを得た。
【0048】この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行っ
たところ、血流量試験においては極めて著しい血流量の
増加が認めれ、発毛試験においては発毛率90%の結果
が得られた。
【0049】 〔実施例12〕 頭皮マッサージ剤 (配合成分) 配合量(重量%) 95%エタノール 45.0 クアチャララーテ抽出液 1.0 ニコチン酸アミド 0.8 ニコチン酸ベンジル 0.05 ダイナマイトグリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 8.0 ジプロピレングリコール 4.5 増粘剤 3.0 メチルパラベン 0.2 香料及び色素 適 量 精製水 残 部
【0050】<製法>精製水の一部に増粘剤を加え、溶
解増粘させた後、別に、残りの精製水に溶かした色素を
加えた(水相)。この水相に、ダイナマイトグリセリ
ン、1,3−ブチレングリコール及びジプロピレングリ
コールを加えて混合したところへ、95%エタノールに
溶解させたクアチャララーテ抽出液、ニコチン酸アミ
ド、ニコチン酸ベンジル、メチルパラベン及び香料を添
加した後、撹拌してジェル状の頭皮マッサージ剤を得
た。
【0051】この本発明頭髪用化粧料に上記試験を行っ
たところ、血流量試験においては著しい血流量の増加が
認めれ、発毛試験においては発毛率90%の結果が得ら
れた。
【0052】
【発明の効果】本発明により、優れた血流促進効果を有
し、かつ安全性にも優れる頭髪用化粧料が提供される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血流促進剤及びクアチャララーテ抽出液
    を含有する頭皮頭髪用化粧料。
  2. 【請求項2】 血流促進剤が、ニコチン酸類及びミノキ
    シジル類からなる群の血流促進剤から選ばれる1種又は
    2種以上の血流促進剤である請求項1記載の頭皮頭髪用
    化粧料。
JP10121876A 1998-04-15 1998-04-15 頭皮頭髪用化粧料 Withdrawn JPH11302131A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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