JPH11302703A - 金属粉末の乾燥方法 - Google Patents
金属粉末の乾燥方法Info
- Publication number
- JPH11302703A JPH11302703A JP10112130A JP11213098A JPH11302703A JP H11302703 A JPH11302703 A JP H11302703A JP 10112130 A JP10112130 A JP 10112130A JP 11213098 A JP11213098 A JP 11213098A JP H11302703 A JPH11302703 A JP H11302703A
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- JP
- Japan
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- metal
- metal powder
- container
- powder
- spheres
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比重の比較的重い粉末でも効率よく乾燥させ
て、安い設備費で酸化の少ない高品質の金属粉末を得る
ことができるようにする。 【解決手段】 金属容器1内に、被処理粉末である金属
粉末4と共に耐磨耗性に優れた球体3を収納し、金属容
器1を加熱すると共に、金属容器1内の球体3と金属粉
末4とが衝突するように、金属容器1に振動を与える。
て、安い設備費で酸化の少ない高品質の金属粉末を得る
ことができるようにする。 【解決手段】 金属容器1内に、被処理粉末である金属
粉末4と共に耐磨耗性に優れた球体3を収納し、金属容
器1を加熱すると共に、金属容器1内の球体3と金属粉
末4とが衝突するように、金属容器1に振動を与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急冷凝固金属粉末
等の金属粉末を乾燥させるための金属粉末の乾燥方法に
関する。
等の金属粉末を乾燥させるための金属粉末の乾燥方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷却凝固金属粉末は、溶融金属
を噴出孔から微細に分断させて、冷却水と接触させる水
アトマイズ法により得られるが、上記方法で形成した冷
却凝固金属粉末は、水で濡れているため、脱水処理した
後に強制乾燥させる必要がある。
を噴出孔から微細に分断させて、冷却水と接触させる水
アトマイズ法により得られるが、上記方法で形成した冷
却凝固金属粉末は、水で濡れているため、脱水処理した
後に強制乾燥させる必要がある。
【0003】このため、従来では、脱水処理した急冷凝
固粉末を網上に配置し、網下から熱風を送風して急冷凝
固粉末を熱風で浮遊させながら強制乾燥させるようにし
たものがある(例えば特開平3−79705号公報)。
これは、棚式乾燥機等に比べて短時間で乾燥できるとい
う長所があり、比重の比較的軽い物質の乾燥には好適で
ある。
固粉末を網上に配置し、網下から熱風を送風して急冷凝
固粉末を熱風で浮遊させながら強制乾燥させるようにし
たものがある(例えば特開平3−79705号公報)。
これは、棚式乾燥機等に比べて短時間で乾燥できるとい
う長所があり、比重の比較的軽い物質の乾燥には好適で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の金属粉
末の乾燥方法では、水アトマイズ法などで製造され濡れ
ている金属粉末を乾燥しようとした場合には、比重の
大きい材料では熱風で粉末が浮遊しにくい。熱風圧を
上げたり、熱風量を多くしても吹き抜けが発生すだけ
で、効率のよい乾燥はできないという問題があった。従
って、例えば鉄粉末が濡れて凝集していると、内部で酸
化が促進されてしまい、高品質の粉末を得ることができ
なくなった。
末の乾燥方法では、水アトマイズ法などで製造され濡れ
ている金属粉末を乾燥しようとした場合には、比重の
大きい材料では熱風で粉末が浮遊しにくい。熱風圧を
上げたり、熱風量を多くしても吹き抜けが発生すだけ
で、効率のよい乾燥はできないという問題があった。従
って、例えば鉄粉末が濡れて凝集していると、内部で酸
化が促進されてしまい、高品質の粉末を得ることができ
なくなった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、比重の比較
的重い粉末でも効率よく乾燥させて、安い設備費で酸化
の少ない高品質の金属粉末を得ることができるようにし
たものである。
的重い粉末でも効率よく乾燥させて、安い設備費で酸化
の少ない高品質の金属粉末を得ることができるようにし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、熱伝導性のよい金属容
器1内に、被処理粉末である金属粉末4と共に耐磨耗性
に優れた球体3を収納し、金属容器1を加熱すると共
に、金属容器1内の球体3と金属粉末4とが衝突するよ
うに、金属容器1に振動を与える点にある。
るための本発明の技術的手段は、熱伝導性のよい金属容
器1内に、被処理粉末である金属粉末4と共に耐磨耗性
に優れた球体3を収納し、金属容器1を加熱すると共
に、金属容器1内の球体3と金属粉末4とが衝突するよ
うに、金属容器1に振動を与える点にある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1において、1は金属容器で、銅
等の熱伝導性のよい金属により箱形に形成されている。
2はホットプレートで、内部に振動装置が組み込まれて
いる。このホットプレート2上に金属容器1が載置固定
され、ホットプレート2によって金属容器1を加熱する
と共に、金属容器1を前後左右に振動するようになって
いる。3は球体で、熱伝導性がよくかつ耐磨耗性に優れ
た金属等の材質で構成されている。この球体3は、急冷
凝固金属粉末等の被処理用の金属粉末4と共に金属容器
1内に複数個収納される。
参照して説明する。図1において、1は金属容器で、銅
等の熱伝導性のよい金属により箱形に形成されている。
2はホットプレートで、内部に振動装置が組み込まれて
いる。このホットプレート2上に金属容器1が載置固定
され、ホットプレート2によって金属容器1を加熱する
と共に、金属容器1を前後左右に振動するようになって
いる。3は球体で、熱伝導性がよくかつ耐磨耗性に優れ
た金属等の材質で構成されている。この球体3は、急冷
凝固金属粉末等の被処理用の金属粉末4と共に金属容器
1内に複数個収納される。
【0008】急冷凝固金属粉末等の金属粉末4を乾燥さ
せる場合、図1に示すように金属容器1内に、被処理用
の金属粉末を入れると共に球体3を複数個入れ、ホット
プレート2で、金属容器1を下から加熱(200〜30
0°C)すると共に、金属容器1に振動を与えて金属容
器1内の球体3と金属粉末4とを衝突させる。この場
合、金属粉末4の金属容器1内への収納量を、球体3間
の隙間の1/2以下に抑えることが好ましい。また、ホ
ットプレート2によって、球体3が充分に踊るように金
属容器1を激しく前後及び左右に振動させる。
せる場合、図1に示すように金属容器1内に、被処理用
の金属粉末を入れると共に球体3を複数個入れ、ホット
プレート2で、金属容器1を下から加熱(200〜30
0°C)すると共に、金属容器1に振動を与えて金属容
器1内の球体3と金属粉末4とを衝突させる。この場
合、金属粉末4の金属容器1内への収納量を、球体3間
の隙間の1/2以下に抑えることが好ましい。また、ホ
ットプレート2によって、球体3が充分に踊るように金
属容器1を激しく前後及び左右に振動させる。
【0009】そして、金属容器1に入れた金属粉末4が
乾燥すれば、乾燥した金属粉末4を入れ換えて、新たな
未処理の金属粉末4を複数の球体3と共に入れ、同様の
乾燥作業を繰り返せばよい。上記方法によれば、濡れて
いる金属粉末4は凝集しやすい状態になっているが、金
属容器1を振動させることによって金属粉末4を球体3
と衝突させてほぐすことができる。その結果、加熱され
た金属容器1の熱が金属粉末4に直接に又は球体3を介
して効率よく伝達される。従って、金属粉末4の乾燥速
度が上がり、表面酸化の少ない金属粉末4が得られる。
乾燥すれば、乾燥した金属粉末4を入れ換えて、新たな
未処理の金属粉末4を複数の球体3と共に入れ、同様の
乾燥作業を繰り返せばよい。上記方法によれば、濡れて
いる金属粉末4は凝集しやすい状態になっているが、金
属容器1を振動させることによって金属粉末4を球体3
と衝突させてほぐすことができる。その結果、加熱され
た金属容器1の熱が金属粉末4に直接に又は球体3を介
して効率よく伝達される。従って、金属粉末4の乾燥速
度が上がり、表面酸化の少ない金属粉末4が得られる。
【0010】実験結果によれば、Fe−Si−B系水ア
トマイズ粉末を乾燥させた場合、従来の金属粉末乾燥方
法では、金属粉末4の酸素の含有量が約500ppmで
あったものが、本発明の金属粉末4の乾燥方法では、金
属粉末4の酸素の含有量が約100ppmになった。図
2は他の実施形態を示し、金属容器1の外周に、バンド
ヒータ5を装着し、このバンドヒータ5により、金属容
器1を加熱すると共に、金属容器1に振動を与えて金属
容器1内の球体3と金属粉末4とが衝突させるようにし
たものである。その他の点は前記実施の形態の場合同様
であり、前記実施の形態の場合と同様に、金属粉末4を
球体3の衝突によりほぐすことができ、金属粉末4の乾
燥速度が上がり、表面酸化の少ない金属粉末4が得られ
る。
トマイズ粉末を乾燥させた場合、従来の金属粉末乾燥方
法では、金属粉末4の酸素の含有量が約500ppmで
あったものが、本発明の金属粉末4の乾燥方法では、金
属粉末4の酸素の含有量が約100ppmになった。図
2は他の実施形態を示し、金属容器1の外周に、バンド
ヒータ5を装着し、このバンドヒータ5により、金属容
器1を加熱すると共に、金属容器1に振動を与えて金属
容器1内の球体3と金属粉末4とが衝突させるようにし
たものである。その他の点は前記実施の形態の場合同様
であり、前記実施の形態の場合と同様に、金属粉末4を
球体3の衝突によりほぐすことができ、金属粉末4の乾
燥速度が上がり、表面酸化の少ない金属粉末4が得られ
る。
【0011】なお、前記実施の形態によれば、金属粉末
4をバッチ方式によって乾燥させるようにしているが、
これに代え、例えば金属容器1の底部を、球体3より僅
かに目の細かい網などにより構成し、この網により球体
3を保持しておき、そこに金属粉末4を通過させること
により、金属粉末4を連続式に乾燥させるようにしても
よい。
4をバッチ方式によって乾燥させるようにしているが、
これに代え、例えば金属容器1の底部を、球体3より僅
かに目の細かい網などにより構成し、この網により球体
3を保持しておき、そこに金属粉末4を通過させること
により、金属粉末4を連続式に乾燥させるようにしても
よい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、比重の比較的重い粉末
でも効率よく乾燥させて、酸化の少ない高品質の金属粉
末を得ることができる。しかも、乾燥設備の構成が非常
に簡単であり、安い設備費で済む。
でも効率よく乾燥させて、酸化の少ない高品質の金属粉
末を得ることができる。しかも、乾燥設備の構成が非常
に簡単であり、安い設備費で済む。
【図1】本発明の一実施の形態を示す側断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す側断面図であ
る。
る。
1 金属容器 2 ホットプレート 3 球体 4 金属粉末 5 バンドヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 勇 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (72)発明者 奥野 良誠 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 熱伝導性のよい金属容器(1)内に、被
処理粉末である金属粉末(4)と共に耐磨耗性に優れた
球体(3)を収納し、金属容器(1)を加熱すると共
に、金属容器(1)内の球体(3)と金属粉末(4)と
が衝突するように、金属容器(1)に振動を与えること
を特徴とする金属粉末の乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112130A JPH11302703A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 金属粉末の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112130A JPH11302703A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 金属粉末の乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302703A true JPH11302703A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14578960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10112130A Pending JPH11302703A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 金属粉末の乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302703A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003300181A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-21 | Tajima Tool Corp | 線引き具 |
| KR101347301B1 (ko) * | 2011-08-17 | 2014-01-03 | 유한회사 원진엔비텍 | 직접가열 열풍건조기 |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP10112130A patent/JPH11302703A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003300181A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-21 | Tajima Tool Corp | 線引き具 |
| KR101347301B1 (ko) * | 2011-08-17 | 2014-01-03 | 유한회사 원진엔비텍 | 직접가열 열풍건조기 |
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