JPH11303252A - 鉄骨パネル工法家屋における璧体内部の空気対流構造 - Google Patents
鉄骨パネル工法家屋における璧体内部の空気対流構造Info
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- JPH11303252A JPH11303252A JP10895798A JP10895798A JPH11303252A JP H11303252 A JPH11303252 A JP H11303252A JP 10895798 A JP10895798 A JP 10895798A JP 10895798 A JP10895798 A JP 10895798A JP H11303252 A JPH11303252 A JP H11303252A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建築用璧体を用いて壁面を形成する建築工法
において、建築用璧体相互間の空気の対流を充分に図る
ことができるようにする。 【解決手段】 H型鋼10を構成する二つの第一鋼板1
0aが二つの隣接する建築用璧体1a、1bにまたがる
ようにして、H型鋼10を取り付ける。これにより、H
型鋼10と各建築用璧体1a、1bとの間には空間15
が形成される。空気は、建築用璧体1aの内部空間14
aから空間15を通り、次いで、建築用璧体1bの内部
空間14bから出る。このように、空気の流路が形成さ
れるため、空気ひいては湿気が一つの建築用璧体内に滞
留することがなく、湿気による建築用璧体の腐食を防止
することができる。
において、建築用璧体相互間の空気の対流を充分に図る
ことができるようにする。 【解決手段】 H型鋼10を構成する二つの第一鋼板1
0aが二つの隣接する建築用璧体1a、1bにまたがる
ようにして、H型鋼10を取り付ける。これにより、H
型鋼10と各建築用璧体1a、1bとの間には空間15
が形成される。空気は、建築用璧体1aの内部空間14
aから空間15を通り、次いで、建築用璧体1bの内部
空間14bから出る。このように、空気の流路が形成さ
れるため、空気ひいては湿気が一つの建築用璧体内に滞
留することがなく、湿気による建築用璧体の腐食を防止
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用璧体を用い
て形成した家屋の壁面又は天井において、建築用璧体相
互間における空気の流れを確保するための構造に関す
る。
て形成した家屋の壁面又は天井において、建築用璧体相
互間における空気の流れを確保するための構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、家屋の壁面を形成するために一
般的に用いられている建築用璧体1を示す。この建築用
璧体1は、上下方向に延びる一対の縦枠板2a、2bと
左右方向に延びる一対の横枠板3a、3bとをそれらの
各端部で相互に接着し、あるいは、ネジ又は釘などの留
め具で固着することにより形成された矩形状の枠体4を
備えている。
般的に用いられている建築用璧体1を示す。この建築用
璧体1は、上下方向に延びる一対の縦枠板2a、2bと
左右方向に延びる一対の横枠板3a、3bとをそれらの
各端部で相互に接着し、あるいは、ネジ又は釘などの留
め具で固着することにより形成された矩形状の枠体4を
備えている。
【0003】枠体4の一方の側には、枠体4が形成して
いる矩形形状と同一の大きさを有する平板部材5が接着
され、又は、留め具で固着されている。
いる矩形形状と同一の大きさを有する平板部材5が接着
され、又は、留め具で固着されている。
【0004】さらに、一対の横枠板3a、3bの間には
2つの中枠板6が、横枠板3a、3bの長さを3等分す
るように、取り付けられている。中枠板6は、一対の横
枠板3a、3b及び平板部材5に接着され、又は、留め
具で固着されている。
2つの中枠板6が、横枠板3a、3bの長さを3等分す
るように、取り付けられている。中枠板6は、一対の横
枠板3a、3b及び平板部材5に接着され、又は、留め
具で固着されている。
【0005】一対の縦枠板2a、2b、一対の横枠板3
a、3b及び2つの中枠板6により形成されている3つ
の矩形状スペースには、これらのスペースと同一形状を
有する断熱材7(例えば、硬質発泡ウレタン板又はポリ
スチレンからなる断熱材)がはめ込まれている。
a、3b及び2つの中枠板6により形成されている3つ
の矩形状スペースには、これらのスペースと同一形状を
有する断熱材7(例えば、硬質発泡ウレタン板又はポリ
スチレンからなる断熱材)がはめ込まれている。
【0006】なお、断熱材7の厚さは縦枠板2a、2b
の高さよりも小さい。このため、断熱材7の上方には、
縦枠板2a、2bの頂部までの高さを有する空間がそれ
ぞれ形成されている。
の高さよりも小さい。このため、断熱材7の上方には、
縦枠板2a、2bの頂部までの高さを有する空間がそれ
ぞれ形成されている。
【0007】以上のような構成を有する建築用璧体1は
以下のようにして用いられる。先ず、建築現場におい
て、2本の柱を立てた後、その2本の柱の間に建築用璧
体1を、図8のように、上下方向に並べて配置する。こ
れによって、建築用璧体1の平板部材5が屋外を向く家
屋の壁面が形成される。あるいは、2本の柱の間に複数
の建築用璧体1を上下方向及び左右方向に並べて配置す
ることにより、家屋の壁面が形成される。
以下のようにして用いられる。先ず、建築現場におい
て、2本の柱を立てた後、その2本の柱の間に建築用璧
体1を、図8のように、上下方向に並べて配置する。こ
れによって、建築用璧体1の平板部材5が屋外を向く家
屋の壁面が形成される。あるいは、2本の柱の間に複数
の建築用璧体1を上下方向及び左右方向に並べて配置す
ることにより、家屋の壁面が形成される。
【0008】このようにして壁面を形成した後、平板部
材5とは反対側の位置(すなわち、屋内側)に建築用璧
体1に隣接して内壁(図示せず)が形成される。
材5とは反対側の位置(すなわち、屋内側)に建築用璧
体1に隣接して内壁(図示せず)が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにして形成さ
れた家屋の壁面においては、建築用璧体1の内部は内壁
に挟まれることによって、閉じた空間を形成してしまう
ため、空気の流れがなくなり、建築用璧体1の内部に湿
気がたまりやすくなる。湿気の滞留は建築用璧体1の腐
食の主原因となるため、従来は、図8に示すように、横
枠板3a、3bに複数個の穴8を設け、上下方向に並べ
られた建築用璧体1相互間における空気の対流を図って
いた。
れた家屋の壁面においては、建築用璧体1の内部は内壁
に挟まれることによって、閉じた空間を形成してしまう
ため、空気の流れがなくなり、建築用璧体1の内部に湿
気がたまりやすくなる。湿気の滞留は建築用璧体1の腐
食の主原因となるため、従来は、図8に示すように、横
枠板3a、3bに複数個の穴8を設け、上下方向に並べ
られた建築用璧体1相互間における空気の対流を図って
いた。
【0010】しかしながら、横枠板3a、3bに穴8を
設けただけでは、穴8の開口総面積はそれほど大きくは
ないため、湿気は必ずしも充分には対流しない。また、
横枠板3a、3bに穴8を設けることにより、建築用璧
体1の強度自体が低下するおそれも生じる。さらに、横
枠板3a、3bに穴8を設けるための工程を追加するこ
とにより、建築用璧体1のコストを上昇させる一因にも
なっている。
設けただけでは、穴8の開口総面積はそれほど大きくは
ないため、湿気は必ずしも充分には対流しない。また、
横枠板3a、3bに穴8を設けることにより、建築用璧
体1の強度自体が低下するおそれも生じる。さらに、横
枠板3a、3bに穴8を設けるための工程を追加するこ
とにより、建築用璧体1のコストを上昇させる一因にも
なっている。
【0011】本発明は、このような建築用璧体を用いた
従来の工法における問題点に鑑みてなされたものであ
り、建築用璧体を用いて壁面を形成する建築工法におい
て、建築用璧体の強度を損なうことなく、建築用璧体相
互間の空気の対流を充分に図ることができる建築構造を
提供することを目的とする。
従来の工法における問題点に鑑みてなされたものであ
り、建築用璧体を用いて壁面を形成する建築工法におい
て、建築用璧体の強度を損なうことなく、建築用璧体相
互間の空気の対流を充分に図ることができる建築構造を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、第一の方向に延びる一
対の第一枠板と、第一の方向に直交する第二の方向に延
びる一対の第二の枠板とで構成される矩形状の枠体と、
枠体の一方の面を覆う平板部材と、枠体が形成されてい
る側の平板部材の面上に設けられた断熱材と、からなる
建築用璧体で構成される家屋の壁面にH型鋼を取り付け
てなる建築用璧体内部の空気対流構造であって、H型鋼
は、相互に平行な一対の第一鋼板と、該第一鋼板の間に
該第一鋼板と直交して取り付けられた第二鋼板とからな
り、H型鋼は、一対の第一鋼板が建築用璧体の第一枠板
又は第二枠板に当接するように、二つの建築用璧体の間
にまたがって取り付けられているものであることを特徴
とする建築用璧体内部の空気対流構造を提供する。
め、本発明のうち、請求項1は、第一の方向に延びる一
対の第一枠板と、第一の方向に直交する第二の方向に延
びる一対の第二の枠板とで構成される矩形状の枠体と、
枠体の一方の面を覆う平板部材と、枠体が形成されてい
る側の平板部材の面上に設けられた断熱材と、からなる
建築用璧体で構成される家屋の壁面にH型鋼を取り付け
てなる建築用璧体内部の空気対流構造であって、H型鋼
は、相互に平行な一対の第一鋼板と、該第一鋼板の間に
該第一鋼板と直交して取り付けられた第二鋼板とからな
り、H型鋼は、一対の第一鋼板が建築用璧体の第一枠板
又は第二枠板に当接するように、二つの建築用璧体の間
にまたがって取り付けられているものであることを特徴
とする建築用璧体内部の空気対流構造を提供する。
【0013】例えば、H型鋼は、請求項2に記載されて
いるように、平面状に配置された二つの建築用璧体の双
方にまたがって取り付けられるものであってもよく、あ
るいは、請求項3に記載されているように、H型鋼は、
相互に直交するように配置された二つの建築用璧体の間
に取り付けられているものであってもよい。
いるように、平面状に配置された二つの建築用璧体の双
方にまたがって取り付けられるものであってもよく、あ
るいは、請求項3に記載されているように、H型鋼は、
相互に直交するように配置された二つの建築用璧体の間
に取り付けられているものであってもよい。
【0014】請求項1に係る建築用璧体内部の空気対流
構造によれば、H型鋼は、例えば、平面状に配置された
二つの建築用璧体にまたがるようにして取り付けられる
ため、一の建築用璧体の断熱材上に形成されている空間
と、それに隣接する建築用璧体の断熱材上に形成されて
いる空間とは、双方の建築用璧体とH型鋼との間に形成
される空間を介して、相互に連通する。このため、空気
は、隣接する建築用璧体の内部を自在に対流することが
でき、一つの建築用璧体の内部に湿気が滞留することを
防止することができ、ひいては、湿気の滞留に起因する
建築用璧体の腐食を防止することができる。
構造によれば、H型鋼は、例えば、平面状に配置された
二つの建築用璧体にまたがるようにして取り付けられる
ため、一の建築用璧体の断熱材上に形成されている空間
と、それに隣接する建築用璧体の断熱材上に形成されて
いる空間とは、双方の建築用璧体とH型鋼との間に形成
される空間を介して、相互に連通する。このため、空気
は、隣接する建築用璧体の内部を自在に対流することが
でき、一つの建築用璧体の内部に湿気が滞留することを
防止することができ、ひいては、湿気の滞留に起因する
建築用璧体の腐食を防止することができる。
【0015】また、請求項1に係る建築用璧体内部の空
気対流構造によれば、建築用璧体そのものには穴あけな
どの加工を施す必要は全くないため、建築用璧体の強度
を低下させることもなく、また、建築用璧体の製造コス
トを上げることもない。
気対流構造によれば、建築用璧体そのものには穴あけな
どの加工を施す必要は全くないため、建築用璧体の強度
を低下させることもなく、また、建築用璧体の製造コス
トを上げることもない。
【0016】請求項4は、H型鋼は、第二鋼板の中点
が、隣接する二つの建築用璧体の境界上に位置するよう
に、取り付けられるものであることを特徴とする建築用
璧体内部の空気対流構造を提供する。
が、隣接する二つの建築用璧体の境界上に位置するよう
に、取り付けられるものであることを特徴とする建築用
璧体内部の空気対流構造を提供する。
【0017】このように、H型鋼が二つの建築用璧体に
均等にまたがるようにすることにより、二つの建築用璧
体とH型鋼との間に形成される空間と、二つの建築用璧
体に形成されている空間の各々との間を空気が流れる流
路面積が等しくなり、最も効率的に空気の対流を生じさ
せることができる。
均等にまたがるようにすることにより、二つの建築用璧
体とH型鋼との間に形成される空間と、二つの建築用璧
体に形成されている空間の各々との間を空気が流れる流
路面積が等しくなり、最も効率的に空気の対流を生じさ
せることができる。
【0018】請求項5は、一対の第一鋼板のうちの少な
くとも一方の第一鋼板の端部にはアングルが設けられて
おり、H型鋼は、該アングルが建築用璧体の第一枠板又
は第二枠板に当接するように、建築用璧体に取り付けら
れているものであることを特徴とする建築用璧体内部の
空気対流構造を提供する。
くとも一方の第一鋼板の端部にはアングルが設けられて
おり、H型鋼は、該アングルが建築用璧体の第一枠板又
は第二枠板に当接するように、建築用璧体に取り付けら
れているものであることを特徴とする建築用璧体内部の
空気対流構造を提供する。
【0019】H型鋼をそのまま建築用璧体に取り付ける
と、H型鋼の一対の第一鋼板の端部が建築用璧体の第一
枠板又は第二枠板に直接的に当接することになる。この
ため、第一枠板又は第二枠板には、第一鋼板の端部が当
接している領域にのみ、部分的に圧力がかかることにな
り、H型鋼の第一鋼板が建築用璧体の第一枠板又は第二
枠板にめり込む事態が生じるおそれがある。
と、H型鋼の一対の第一鋼板の端部が建築用璧体の第一
枠板又は第二枠板に直接的に当接することになる。この
ため、第一枠板又は第二枠板には、第一鋼板の端部が当
接している領域にのみ、部分的に圧力がかかることにな
り、H型鋼の第一鋼板が建築用璧体の第一枠板又は第二
枠板にめり込む事態が生じるおそれがある。
【0020】このため、H型鋼の一対の第一鋼板の端部
にアングル、例えば、L字型のアングルを設け、このア
ングルが建築用璧体の第一枠板又は第二枠板に当接する
ようにすれば、H型鋼の第一鋼板と建築用璧体の第一枠
板又は第二枠板との間の接触面積が増すことになり、上
記のようなおそれはなくなる。
にアングル、例えば、L字型のアングルを設け、このア
ングルが建築用璧体の第一枠板又は第二枠板に当接する
ようにすれば、H型鋼の第一鋼板と建築用璧体の第一枠
板又は第二枠板との間の接触面積が増すことになり、上
記のようなおそれはなくなる。
【0021】なお、アングルは、一対の第一鋼板の何れ
か一方の第一鋼板だけに設けてもよく、あるいは、一対
の第一鋼板の双方に設けても良い。
か一方の第一鋼板だけに設けてもよく、あるいは、一対
の第一鋼板の双方に設けても良い。
【0022】請求項6は、第一鋼板と建築用璧体とは所
定の間隔をおいてアングルを介して相互に取り付けられ
ているものであることを特徴とする建築用璧体内部の空
気対流構造を提供する。
定の間隔をおいてアングルを介して相互に取り付けられ
ているものであることを特徴とする建築用璧体内部の空
気対流構造を提供する。
【0023】H型鋼と建築用璧体とは双方が接するよう
に取り付けてもよいが、双方の間にある程度の間隔が形
成されるようにして取り付けることもできる。双方の間
に間隔を形成することにより、建築用璧体相互間を流れ
る空気の流路面積を大きくすることができる。
に取り付けてもよいが、双方の間にある程度の間隔が形
成されるようにして取り付けることもできる。双方の間
に間隔を形成することにより、建築用璧体相互間を流れ
る空気の流路面積を大きくすることができる。
【0024】請求項7に記載されているように、相互に
直交する二つの建築用璧体の間にH型鋼を取り付ける場
合には、建築用璧体の第一枠板及び第二枠板のうち、H
型鋼と平行に延びている枠板には、H型鋼との間に切り
欠きを形成することが好ましい。
直交する二つの建築用璧体の間にH型鋼を取り付ける場
合には、建築用璧体の第一枠板及び第二枠板のうち、H
型鋼と平行に延びている枠板には、H型鋼との間に切り
欠きを形成することが好ましい。
【0025】このような切り欠きを形成することによ
り、相互に直交する二つの建築用璧体の間の空気対流を
促進させることができる。
り、相互に直交する二つの建築用璧体の間の空気対流を
促進させることができる。
【0026】請求項8は、建築用璧体とH型鋼との間に
形成される空間内に、建築用璧体から第二鋼板までの距
離と等しい幅を有するスペーサーをH型鋼の長さ方向に
わたって部分的に挿入したことを特徴とする建築用璧体
内部の空気対流構造を提供する。
形成される空間内に、建築用璧体から第二鋼板までの距
離と等しい幅を有するスペーサーをH型鋼の長さ方向に
わたって部分的に挿入したことを特徴とする建築用璧体
内部の空気対流構造を提供する。
【0027】このようなスペーサーを用いることによ
り、スペーサーもH型鋼と建築用璧体の双方に接触する
ことになるため、スペーサーが建築用璧体と接触する分
だけ、H型鋼の第一鋼板と建築用璧体の第一枠板(又
は、第二枠板)との間の接触面積が増す。このため、請
求項5におけるアングルを設けた場合と同様に、H型鋼
の第一鋼板が建築用璧体の第一枠板又は第二枠板にめり
込むおそれをなくすことができる。
り、スペーサーもH型鋼と建築用璧体の双方に接触する
ことになるため、スペーサーが建築用璧体と接触する分
だけ、H型鋼の第一鋼板と建築用璧体の第一枠板(又
は、第二枠板)との間の接触面積が増す。このため、請
求項5におけるアングルを設けた場合と同様に、H型鋼
の第一鋼板が建築用璧体の第一枠板又は第二枠板にめり
込むおそれをなくすことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1及び2に本発明に係る建築用
璧体内部の空気対流構造の第一の実施形態を示す。図1
に示すように、複数個の建築用璧体1が左右及び上下方
向に並べて配置され、家屋の壁面を構成している。H型
鋼10は、上下方向に並べられた建築用璧体1の境界に
またがるようにして、取り付けられている。
璧体内部の空気対流構造の第一の実施形態を示す。図1
に示すように、複数個の建築用璧体1が左右及び上下方
向に並べて配置され、家屋の壁面を構成している。H型
鋼10は、上下方向に並べられた建築用璧体1の境界に
またがるようにして、取り付けられている。
【0029】図2は、上下方向に並べられた二つの建築
用璧体1a、1bと、これら二つの建築用璧体1a、1
bにまたがって取り付けられたH型鋼10の縦断面を示
す断面図である。
用璧体1a、1bと、これら二つの建築用璧体1a、1
bにまたがって取り付けられたH型鋼10の縦断面を示
す断面図である。
【0030】図2に示すように、H型鋼10は、相互に
平行な一対の第一鋼板10aと、一対の第一鋼板10a
の間に第一鋼板10aと直交して取り付けられた第二鋼
板10bとからなり、一対の第一鋼板10aの各々の一
端が、隣接する建築用璧体1a、1bの第一枠板2a、
2bにそれぞれ当接している。
平行な一対の第一鋼板10aと、一対の第一鋼板10a
の間に第一鋼板10aと直交して取り付けられた第二鋼
板10bとからなり、一対の第一鋼板10aの各々の一
端が、隣接する建築用璧体1a、1bの第一枠板2a、
2bにそれぞれ当接している。
【0031】H型鋼10は、第二鋼板10bの中点が二
つの建築用璧体1a、1bの境界上に位置するように、
取り付けられている。すなわち、H型鋼10は、二つの
建築用璧体1a、1bに均等にまたがっている。
つの建築用璧体1a、1bの境界上に位置するように、
取り付けられている。すなわち、H型鋼10は、二つの
建築用璧体1a、1bに均等にまたがっている。
【0032】H型鋼10の一対の第一鋼板10aの他端
には、ボルト取り付け用アングル11がそれぞれ装着さ
れている。ボルト取り付け用アングル11は、第一鋼板
10aの厚さと同じ隙間を形成しているU字型部分11
aと、U字型部分11aの一端から下方に延びる延長部
分11bとからなっている。ボルト取り付け用アングル
11は、U字型部分11aが第一鋼板10aに挿入され
ることにより、第一鋼板10aに装着され、さらに、U
字型部分11aにおいてボルト12で第一鋼板10aに
固着されている。
には、ボルト取り付け用アングル11がそれぞれ装着さ
れている。ボルト取り付け用アングル11は、第一鋼板
10aの厚さと同じ隙間を形成しているU字型部分11
aと、U字型部分11aの一端から下方に延びる延長部
分11bとからなっている。ボルト取り付け用アングル
11は、U字型部分11aが第一鋼板10aに挿入され
ることにより、第一鋼板10aに装着され、さらに、U
字型部分11aにおいてボルト12で第一鋼板10aに
固着されている。
【0033】また、ボルト取り付け用アングル11は、
その延長部分11bが長尺ボルト13を介して建築用璧
体1に固着されている。このように、H型鋼10は、ボ
ルト12、ボルト取り付け用アングル11及び長尺ボル
ト13を介して建築用璧体1a、1bに取り付けられて
いる。
その延長部分11bが長尺ボルト13を介して建築用璧
体1に固着されている。このように、H型鋼10は、ボ
ルト12、ボルト取り付け用アングル11及び長尺ボル
ト13を介して建築用璧体1a、1bに取り付けられて
いる。
【0034】なお、ボルト取り付け用アングル11は予
めH型鋼10に溶接しておくことも可能であるが、本実
施形態のように、H型鋼10とボルト取り付け用アング
ル11とを別体としておく方が施工の際には便利であ
る。
めH型鋼10に溶接しておくことも可能であるが、本実
施形態のように、H型鋼10とボルト取り付け用アング
ル11とを別体としておく方が施工の際には便利であ
る。
【0035】以上のように構成されている本実施形態に
係る建築用璧体内部の空気対流構造は以下のような作用
を奏する。図2に示すように、本実施形態においては、
H型鋼10は、二つの建築用璧体1a、1bにまたがる
ようにして取り付けられる。このため、一方の建築用璧
体1aの断熱材上に形成されている空間14aと、建築
用璧体1aに隣接する建築用璧体1bの断熱材上に形成
されている空間14bとは、双方の建築用璧体1a、1
bとH型鋼10との間に形成される空間15を介して、
相互に連通している状態にある。
係る建築用璧体内部の空気対流構造は以下のような作用
を奏する。図2に示すように、本実施形態においては、
H型鋼10は、二つの建築用璧体1a、1bにまたがる
ようにして取り付けられる。このため、一方の建築用璧
体1aの断熱材上に形成されている空間14aと、建築
用璧体1aに隣接する建築用璧体1bの断熱材上に形成
されている空間14bとは、双方の建築用璧体1a、1
bとH型鋼10との間に形成される空間15を介して、
相互に連通している状態にある。
【0036】このため、下方から上昇してくる空気は、
矢印Aに示すように、先ず、建築用璧体1a内に形成さ
れている空間14aに進入し、次いで、建築用璧体1
a、1bとH型鋼10との間に形成される空間15に進
入する。その後、空気は、空間15から、矢印Bに示す
ように、建築用璧体1b内に形成されている空間14b
に進入し、さらに、空間14bを出て、上昇する。
矢印Aに示すように、先ず、建築用璧体1a内に形成さ
れている空間14aに進入し、次いで、建築用璧体1
a、1bとH型鋼10との間に形成される空間15に進
入する。その後、空気は、空間15から、矢印Bに示す
ように、建築用璧体1b内に形成されている空間14b
に進入し、さらに、空間14bを出て、上昇する。
【0037】このように、本実施形態によれば、空気
は、隣接する建築用璧体1a、1bの内部を自在に対流
することができ、一つの建築用璧体の内部に湿気が滞留
することを防止することができ、ひいては、湿気の滞留
に起因する建築用璧体の腐食を防止することができる。
は、隣接する建築用璧体1a、1bの内部を自在に対流
することができ、一つの建築用璧体の内部に湿気が滞留
することを防止することができ、ひいては、湿気の滞留
に起因する建築用璧体の腐食を防止することができる。
【0038】また、本実施形態においては、図8に示し
た建築用璧体とは異なり、建築用璧体そのものに穴をあ
ける必要は全くないため、建築用璧体の強度を低下させ
ることもなく、また、建築用璧体の製造コストを上げる
こともない。
た建築用璧体とは異なり、建築用璧体そのものに穴をあ
ける必要は全くないため、建築用璧体の強度を低下させ
ることもなく、また、建築用璧体の製造コストを上げる
こともない。
【0039】図3は、上述の実施形態の第一の変形例を
示す縦断面図である。本変形例においては、H型鋼10
の第一鋼板10aの一端にL字型アングル16が溶接さ
れており、第一鋼板10aはL字型アングル16ととも
に各建築用璧体1a、1bに当接している(なお、図3
においては、ボルト取り付け用アングル11、ボルト1
2及び長尺ボルト13は省略してある)。
示す縦断面図である。本変形例においては、H型鋼10
の第一鋼板10aの一端にL字型アングル16が溶接さ
れており、第一鋼板10aはL字型アングル16ととも
に各建築用璧体1a、1bに当接している(なお、図3
においては、ボルト取り付け用アングル11、ボルト1
2及び長尺ボルト13は省略してある)。
【0040】H型鋼10の第一鋼板10aのみが各建築
用璧体1a、1bの第一枠体2a、2bに当接すると、
第一枠体2a、2bが第一鋼板10aの端部と接触する
領域にのみ圧力がかかるため、その領域のみ第一枠体2
a、2bがへこむおそれがある。このため、本変形例の
ように、L字型アングル16を設けることにより、H型
鋼10の第一鋼板10aと各第一枠体2a、2bとの間
の接触面積が増すため、第一枠体2a、2bがへこむこ
とを防止することができる。
用璧体1a、1bの第一枠体2a、2bに当接すると、
第一枠体2a、2bが第一鋼板10aの端部と接触する
領域にのみ圧力がかかるため、その領域のみ第一枠体2
a、2bがへこむおそれがある。このため、本変形例の
ように、L字型アングル16を設けることにより、H型
鋼10の第一鋼板10aと各第一枠体2a、2bとの間
の接触面積が増すため、第一枠体2a、2bがへこむこ
とを防止することができる。
【0041】なお、L字型アングル16は一対の第一鋼
板10aの双方に取り付けることが好ましいが、一対の
第一鋼板10aの一方にのみ取り付けてもよい。
板10aの双方に取り付けることが好ましいが、一対の
第一鋼板10aの一方にのみ取り付けてもよい。
【0042】図4は、上述の実施形態の第二の変形例を
示す縦断面図である。本変形例においては、建築用璧体
1a、1bとH型鋼10との間に形成される空間15内
にスペーサー17が組み込まれている(なお、図4にお
いては、ボルト取り付け用アングル11、ボルト12及
び長尺ボルト13は省略してある)。スペーサー17
は、空間15と同一の幅、すなわち、各建築用璧体1
a、1bから第二鋼板10bまでの距離と等しい幅を有
している。また、スペーサー17の長さ(図4の紙面と
垂直方向における長さ)は特に限定されない。
示す縦断面図である。本変形例においては、建築用璧体
1a、1bとH型鋼10との間に形成される空間15内
にスペーサー17が組み込まれている(なお、図4にお
いては、ボルト取り付け用アングル11、ボルト12及
び長尺ボルト13は省略してある)。スペーサー17
は、空間15と同一の幅、すなわち、各建築用璧体1
a、1bから第二鋼板10bまでの距離と等しい幅を有
している。また、スペーサー17の長さ(図4の紙面と
垂直方向における長さ)は特に限定されない。
【0043】スペーサー17は、H型鋼10の全長にわ
たって設けられているわけではなく、H型鋼10の全長
のうちのいくつかの箇所に散在して設けられている。
たって設けられているわけではなく、H型鋼10の全長
のうちのいくつかの箇所に散在して設けられている。
【0044】このように、本変形例によれば、L字型ア
ングル16を設けた場合と同様に、H型鋼10の第一鋼
板10aと各第一枠体2a、2bとの間の接触面積が増
すため、第一枠体2a、2bがへこむことを防止するこ
とができる。
ングル16を設けた場合と同様に、H型鋼10の第一鋼
板10aと各第一枠体2a、2bとの間の接触面積が増
すため、第一枠体2a、2bがへこむことを防止するこ
とができる。
【0045】図5乃至7に本発明に係る建築用璧体内部
の空気対流構造の第二の実施形態を示す。上述の第一の
実施形態においては、平面状に配置された二つの建築用
璧体1a、1bをまたぐようにしてH型鋼10が取り付
けられているが、図5に示すように、相互に直交するよ
うに配置された建築用璧体、例えば、壁面を構成してい
る建築用璧体1bと天井を構成している建築用璧体1a
との間にH型鋼10を取り付けることにより、それぞれ
建築用璧体から成る壁面と天井との間に本発明にかかる
空気対流構造を適用することも可能である。その適用例
を第二の実施形態として、以下に説明する。
の空気対流構造の第二の実施形態を示す。上述の第一の
実施形態においては、平面状に配置された二つの建築用
璧体1a、1bをまたぐようにしてH型鋼10が取り付
けられているが、図5に示すように、相互に直交するよ
うに配置された建築用璧体、例えば、壁面を構成してい
る建築用璧体1bと天井を構成している建築用璧体1a
との間にH型鋼10を取り付けることにより、それぞれ
建築用璧体から成る壁面と天井との間に本発明にかかる
空気対流構造を適用することも可能である。その適用例
を第二の実施形態として、以下に説明する。
【0046】図6は、第二の実施形態に係る空気対流構
造の縦断面を示す断面図である。二つの建築用璧体1
a、1bは、それぞれの平板部材5が外側を向くよう
に、相互に直交するようにH型鋼10を介して相互に取
り付けられている。
造の縦断面を示す断面図である。二つの建築用璧体1
a、1bは、それぞれの平板部材5が外側を向くよう
に、相互に直交するようにH型鋼10を介して相互に取
り付けられている。
【0047】二つの建築用璧体1a、1bのうち一方の
建築用璧体1aはH型鋼10の上方の第一鋼板10a上
に、ボルトその他適当な手段を介して、固着されてい
る。他方の建築用璧体1bは、L型アングル18を介し
て下方の第一鋼板10aに取り付けられている。
建築用璧体1aはH型鋼10の上方の第一鋼板10a上
に、ボルトその他適当な手段を介して、固着されてい
る。他方の建築用璧体1bは、L型アングル18を介し
て下方の第一鋼板10aに取り付けられている。
【0048】なお、建築用璧体1bは、H型鋼10と距
離Sだけ離れるようにして、H型鋼10に取り付けられ
ている。
離Sだけ離れるようにして、H型鋼10に取り付けられ
ている。
【0049】さらに、図7に取り付けられているよう
に、建築用璧体1aの横枠板3aには切り欠き19が設
けられている。切り欠き19は横枠板3aの長さ方向、
すなわち、H型鋼10の長さ方向に延びている。図7に
示した切り欠き19は横枠板3aの下端から上方に向か
って形成されているが、切り欠き19は横枠板3aの内
部にスリットとして形成することも可能である。
に、建築用璧体1aの横枠板3aには切り欠き19が設
けられている。切り欠き19は横枠板3aの長さ方向、
すなわち、H型鋼10の長さ方向に延びている。図7に
示した切り欠き19は横枠板3aの下端から上方に向か
って形成されているが、切り欠き19は横枠板3aの内
部にスリットとして形成することも可能である。
【0050】以上のように構成されている本実施形態に
係る建築用璧体内部の空気対流構造は以下のような作用
を奏する。図6に示すように、下方から上昇してくる空
気は、矢印Cに示すように、先ず、建築用璧体1bの断
熱材上に形成されている空間14bに進入し、次いで、
H型鋼10と建築用璧体1bとの間の距離Sによって形
成されている空間に進入する。その後、空気は、H型鋼
10の一対の第一鋼板10aと第二鋼板10bとに挟ま
れて形成されている空間20に進入し、そこから上昇
し、大気に放出される。
係る建築用璧体内部の空気対流構造は以下のような作用
を奏する。図6に示すように、下方から上昇してくる空
気は、矢印Cに示すように、先ず、建築用璧体1bの断
熱材上に形成されている空間14bに進入し、次いで、
H型鋼10と建築用璧体1bとの間の距離Sによって形
成されている空間に進入する。その後、空気は、H型鋼
10の一対の第一鋼板10aと第二鋼板10bとに挟ま
れて形成されている空間20に進入し、そこから上昇
し、大気に放出される。
【0051】また、建築用璧体1a内部の空気は、矢印
Dに示すように、建築用璧体1aの内部を水平方向に進
み、横枠板3aに形成された切り欠き19を介して大気
に放出される。
Dに示すように、建築用璧体1aの内部を水平方向に進
み、横枠板3aに形成された切り欠き19を介して大気
に放出される。
【0052】このように、本実施形態によれば、空気
は、相互に直交して配置された建築用璧体1a、1bの
内部を対流し、最終的には、建築用璧体1a、1bの外
部に放出される。このため、一つの建築用璧体の内部に
湿気が滞留することを防止することができ、ひいては、
湿気の滞留に起因する建築用璧体の腐食を防止すること
ができる。
は、相互に直交して配置された建築用璧体1a、1bの
内部を対流し、最終的には、建築用璧体1a、1bの外
部に放出される。このため、一つの建築用璧体の内部に
湿気が滞留することを防止することができ、ひいては、
湿気の滞留に起因する建築用璧体の腐食を防止すること
ができる。
【0053】また、本実施形態においても、第一の実施
形態と同様に、建築用璧体そのものに穴をあける必要は
なく、従って、建築用璧体の強度を低下させることもな
い。また、建築用璧体の製造コストを上げることもな
い。
形態と同様に、建築用璧体そのものに穴をあける必要は
なく、従って、建築用璧体の強度を低下させることもな
い。また、建築用璧体の製造コストを上げることもな
い。
【0054】なお、本実施形態においては、H型鋼10
と建築用璧体1bとの間に距離Sを設けたが、距離Sは
必ずしも設ける必要はない。距離Sを設けずに、H型鋼
10と建築用璧体1bとを接するようにして相互に取り
付けても、距離Sを設けた場合と同様の効果を奏し得
る。
と建築用璧体1bとの間に距離Sを設けたが、距離Sは
必ずしも設ける必要はない。距離Sを設けずに、H型鋼
10と建築用璧体1bとを接するようにして相互に取り
付けても、距離Sを設けた場合と同様の効果を奏し得
る。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る建築用璧体
内部の空気対流構造によれば、二つの建築用璧体が平面
状に並んで配置されている場合、一の建築用璧体の断熱
材上に形成されている空間と、それに隣接する建築用璧
体の断熱材上に形成されている空間とは、双方の建築用
璧体とH型鋼との間に形成される空間を介して、相互に
連通する。このため、空気は、隣接する二つの建築用璧
体の内部を自在に対流し、一つの建築用璧体の内部に湿
気が滞留することが防止される。
内部の空気対流構造によれば、二つの建築用璧体が平面
状に並んで配置されている場合、一の建築用璧体の断熱
材上に形成されている空間と、それに隣接する建築用璧
体の断熱材上に形成されている空間とは、双方の建築用
璧体とH型鋼との間に形成される空間を介して、相互に
連通する。このため、空気は、隣接する二つの建築用璧
体の内部を自在に対流し、一つの建築用璧体の内部に湿
気が滞留することが防止される。
【0056】また、二つの建築用璧体が直交して配置さ
れている場合、何れの建築用璧体もその内部は外気と連
通するようになっている。このため、各建築用璧体の内
部に空気が滞留することはなく、湿気による各建築用璧
体の腐食を防止することができる。
れている場合、何れの建築用璧体もその内部は外気と連
通するようになっている。このため、各建築用璧体の内
部に空気が滞留することはなく、湿気による各建築用璧
体の腐食を防止することができる。
【0057】さらに、本発明によれば、従来の工法とは
異なり、建築用璧体そのものに穴をあける必要はないた
め、建築用璧体の強度を低下させることもなく、また、
建築用璧体の製造コストを上げることもない。
異なり、建築用璧体そのものに穴をあける必要はないた
め、建築用璧体の強度を低下させることもなく、また、
建築用璧体の製造コストを上げることもない。
【0058】また、H型鋼の一対の第一鋼板の端部にア
ングルを設け、あるいは、建築用璧体とH型鋼との間に
スペーサーを組み込むことにより、H型鋼の第一鋼板と
建築用璧体の第一枠板との間の接触面積が増すことにな
り、H型鋼の一対の第一鋼板の端部が建築用璧体の第一
枠板に食い込むおそれはなくなる。
ングルを設け、あるいは、建築用璧体とH型鋼との間に
スペーサーを組み込むことにより、H型鋼の第一鋼板と
建築用璧体の第一枠板との間の接触面積が増すことにな
り、H型鋼の一対の第一鋼板の端部が建築用璧体の第一
枠板に食い込むおそれはなくなる。
【図1】本発明に係る建築用璧体内部の空気対流構造の
第一の実施形態の斜視図である。
第一の実施形態の斜視図である。
【図2】図1に示した実施形態の縦断面図である。
【図3】図1に示した実施形態の第一の変形例の縦断面
図である。
図である。
【図4】図1に示した実施形態の第二の変形例の縦断面
図である。
図である。
【図5】本発明に係る建築用璧体内部の空気対流構造の
他の実施形態の斜視図である。
他の実施形態の斜視図である。
【図6】本発明に係る建築用璧体内部の空気対流構造の
第二の実施形態の断面図である。
第二の実施形態の断面図である。
【図7】本発明に係る建築用璧体内部の空気対流構造の
第二の実施形態の斜視図である。
第二の実施形態の斜視図である。
【図8】建築用璧体の斜視図である。
1、1a、1b 建築用璧体 2a、2b 縦枠板 3a、3b 横枠板 4 枠体 5 平板部材 6 中枠板 7 断熱材 10 H型鋼 10a、10b 第一鋼板 11 ボルト取り付け用アングル 12 ボルト 13 長尺ボルト 14a、14b、15 空間 16 アングル 17 スペーサー 18 L字型アングル 19 切り欠き
Claims (8)
- 【請求項1】 第一の方向に延びる一対の第一枠板と、
第一の方向に直交する第二の方向に延びる一対の第二の
枠板とで構成される矩形状の枠体と、 前記枠体の一方の面を覆う平板部材と、 前記枠体が形成されている側の前記平板部材の面上に設
けられた断熱材と、からなる建築用璧体で構成される家
屋の壁面にH型鋼を取り付けてなる建築用璧体内部の空
気対流構造であって、 前記H型鋼は、相互に平行な一対の第一鋼板と、該第一
鋼板の間に該第一鋼板と直交して取り付けられた第二鋼
板とからなり、 前記H型鋼は、前記一対の第一鋼板が前記建築用璧体の
前記第一枠板又は前記第二枠板に当接するように、二つ
の前記建築用璧体の間にまたがって取り付けられている
ものであることを特徴とする建築用璧体内部の空気対流
構造。 - 【請求項2】 前記H型鋼は、平面状に配置された二つ
の建築用璧体の双方に取り付けられているものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の建築用璧体内部の空気
対流構造。 - 【請求項3】 前記H型鋼は、相互に直交するように配
置された二つの建築用璧体の間に取り付けられているも
のであることを特徴とする請求項1に記載の建築用璧体
内部の空気対流構造。 - 【請求項4】 前記H型鋼は、前記第二鋼板の中点が、
二つの前記建築用璧体の境界上に位置するように、取り
付けられるものであることを特徴とする請求項2に記載
の建築用璧体内部の空気対流構造。 - 【請求項5】 一対の前記第一鋼板のうちの少なくとも
一方の第一鋼板の端部にはアングルが設けられており、
前記H型鋼は、該アングルが前記建築用璧体の前記第一
枠板又は前記第二枠板に当接するように、前記建築用璧
体に取り付けられているものであることを特徴とする請
求項1乃至4の何れか一項に記載の建築用璧体内部の空
気対流構造。 - 【請求項6】 前記第一鋼板と前記建築用璧体とは所定
の間隔をおいて前記アングルを介して相互に取り付けら
れているものであることを特徴とする請求項5に記載の
建築用璧体内部の空気対流構造。 - 【請求項7】 前記第一枠板及び前記第二枠板のうち、
前記H型鋼と平行に延びている枠板には、前記H型鋼と
の間に切り欠きが形成されていることを特徴とする請求
項3に記載の建築用璧体内部の空気対流構造。 - 【請求項8】 前記建築用璧体と前記H型鋼との間に形
成される空間内に、前記建築用璧体から前記第二鋼板ま
での距離と等しい幅を有するスペーサーを前記H型鋼の
長さ方向にわたって部分的に挿入したことを特徴とする
請求項1乃至7の何れか一項に記載の建築用璧体内部の
空気対流構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10895798A JPH11303252A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 鉄骨パネル工法家屋における璧体内部の空気対流構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10895798A JPH11303252A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 鉄骨パネル工法家屋における璧体内部の空気対流構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11303252A true JPH11303252A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14497955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10895798A Pending JPH11303252A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 鉄骨パネル工法家屋における璧体内部の空気対流構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11303252A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103321325A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-25 | 江苏沪宁钢机股份有限公司 | 一种巨型组合l形箱型厚板剪力墙柱及其建造方法 |
| CN103321324A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-25 | 江苏沪宁钢机股份有限公司 | 一种桁架节点区超厚钢板墙及其建造方法 |
| CN111042385A (zh) * | 2019-12-29 | 2020-04-21 | 北京工业大学 | 一种拼装式双层钢板组合剪力墙 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10895798A patent/JPH11303252A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103321325A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-25 | 江苏沪宁钢机股份有限公司 | 一种巨型组合l形箱型厚板剪力墙柱及其建造方法 |
| CN103321324A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-25 | 江苏沪宁钢机股份有限公司 | 一种桁架节点区超厚钢板墙及其建造方法 |
| CN111042385A (zh) * | 2019-12-29 | 2020-04-21 | 北京工业大学 | 一种拼装式双层钢板组合剪力墙 |
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