JPH11303748A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JPH11303748A
JPH11303748A JP10910298A JP10910298A JPH11303748A JP H11303748 A JPH11303748 A JP H11303748A JP 10910298 A JP10910298 A JP 10910298A JP 10910298 A JP10910298 A JP 10910298A JP H11303748 A JPH11303748 A JP H11303748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil supply
supply pipe
refrigerating machine
electric compressor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10910298A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Kubota
昭彦 窪田
Masahiko Ozaka
昌彦 尾坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気冷蔵庫等に搭載される密閉型電動圧縮機
において、騒音を低くするとともに、圧縮要素の摺動部
への冷凍機油の供給を確保することを目的とする。 【解決手段】 クランクシャフト4の下先端部に取り付
けた給油管5を遠心ポンプ部5aと同心回転部5bとか
ら構成することにより、同心回転部5bのみを冷凍機油
6中で回転する。これにより冷凍機油6の攪拌をなく
し、それによる音の発生をなくす。又、給油管5にガス
抜き孔7を設けることにより、冷凍機油6の供給を阻害
するガス層を給油管5の管外に排出し、圧縮要素2の摺
動部への冷凍機油の供給を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気冷蔵庫等に搭載
される密閉型電動圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機(以下、圧縮機
という。)は、その運転音の静かなものが求められ、圧
縮機内部で発生する様々な騒音に対して改良がなされて
いる。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の圧縮機の
一例について説明する。図6,図7は従来の圧縮機を示
すものである。51は密閉容器、52は密閉容器51内
に弾性支持された圧縮要素、53は圧縮要素52の上部
に配設された電動要素である。
【0004】54は電動要素53により回転駆動される
クランクシャフト、55はクランクシャフト54の下先
端部に取り付けられた給油管、56は密閉容器51内に
封入された冷凍機油である。
【0005】以上のように構成された圧縮機について以
下その動作を説明する。電動要素53によって回転駆動
されたクランクシャフト54の下先端部に取り付けられ
た遠心ポンプ部55aからなる給油管55は密閉容器5
1内に封入された冷凍機油56中で回転し、そのポンプ
作用によって開口部61から冷凍機油56をくみ上げて
供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、遠心ポンプ部55aが冷凍機油56中に
て回転運動するため、給油管55が油面をすりばち状に
切り、冷凍機油を激しくはね飛ばす。
【0007】この時発生する給油管が油面を切る音、は
ね飛ばされた冷凍機油が油面や密閉容器内壁や圧縮要素
等に衝突する音、又給油管が油面を切ることによって加
振されて共振する音は圧縮機の騒音を大きくするという
問題を有していた。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、給油管による冷
凍機油攪拌を少なくした騒音の小さく、かつ、圧縮要素
摺動部の潤滑を確保することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために本発明ではクランクシャフトの下先端部に遠
心ポンプ部と同心回転部からなる給油管を備えたもので
ある。
【0010】これにより、遠心ポンプ部による冷凍機油
の攪拌を回避し、油面切り音、冷凍機油はね飛ばし音、
給油管の共振音を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、クランクシャフトの下先端に遠心ポンプ部と同心回
転部からなる給油管を備えたものであり、同心回転部内
側の油面引き上げ揚程によって冷凍機油を遠心ポンプ部
へ供給し、さらに遠心ポンプ部の遠心ポンプ作用によっ
て冷凍機油を圧縮要素の各摺動部へと供給する作用を有
する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、遠心ポ
ンプ部が密閉容器内に封入された冷凍機油油面よりも上
方に位置したものであり、給油管の遠心ポンプ部が油面
の上方で回転するという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、給油管
に少なくとも1つ以上のガス抜き孔を設けたものであ
り、給油管先端の開口部から吸い込んだ気泡や給油管内
部での発泡により生じたガスを給油管外に排出する作用
を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、遠心ポ
ンプ部の回転中心方向にガス抜き孔を設けたものであ
り、給油管の遠心ポンプ部管内において冷凍機油が遠心
力によって回転放射方向壁をかけ登ることにより管内の
回転中心方向側に溜ることとなる給油管内に発生したガ
ス層を効果的に管外に排出する作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、同心回
転部内側にコイルスプリングを配設したものであり、同
心回転部と共にコイルスプリングが回転することにより
同心回転部のポンプ能力を向上することができるという
作用を有する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、同心回
転部内側に給油板を配設したものであり給油板の冷凍機
油かき上げ効果により同心回転部のポンプ能力を向上す
ることができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、同心回
転内側にらせん溝を設けたものであり、らせん溝の冷凍
機油かき上げ効果により同心回転部のポンプ能力を向上
することができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、冷凍機
油中に開口した給油管の開口部の開口径を同心回転部内
径よりも小さくしたものであり、開口部の開口径を小さ
くすることにより給油管への冷凍機油中の気泡の流入を
おさえることができるという作用を有する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について、図1か
ら図5を用いて説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の圧縮機の縦断
面図を示し、図2は図1の要部斜視図を示す。
【0021】図1,図2において、1は密閉容器、2は
圧縮要素、3は電動要素、4は圧縮要素2を構成するク
ランクシャフトであり、主軸部4aとこの主軸部4aの
下方に位置する偏心軸部4bとからなる。5はクランク
シャフト4の下先端部に取り付けられた給油管であり、
遠心ポンプ部5aとこの遠心ポンプ部5aと連続した同
心回転部5bとからなる。
【0022】6は密閉容器1内部に封入されて密閉容器
1の底に溜っている冷凍機油、7は給油管5の上面側に
設けられたガス抜き孔である。11は給油管5の同心回
転部5bの先端に設けられた開口部であり密閉容器1の
底に溜っている冷凍機油6中に開口している。
【0023】以上のような構成において、電動要素3の
作用によってクランクシャフト4が回転してその下先端
部に取り付けられた給油管5を回転駆動している。この
とき、給油管5はその同心回転部5bのみが冷凍機油6
中で回転するため油面切りの発生がなく、冷凍機油6を
はね飛ばすことがない。
【0024】そのため油面切り音、はね飛ばされた冷凍
機油による音の発生もなくなる。又、給油管5の加振も
小さいことから給油管5の共振による音の発生も小さく
なる。
【0025】さらに同心回転部5bは密閉容器1の内部
に封入された冷凍機油6にその開口部11を介して開口
しており、同心回転部5b内の冷凍機油6は同心回転部
5bの回転運動による揚程によって遠心ポンプ部5aへ
と供給される。
【0026】遠心ポンプ部5aに供給された冷凍機油6
は遠心ポンプ部5aの遠心ポンプ能力によってさらに上
方へと送られ圧縮要素2の各摺動面へと供給されて摺動
面の潤滑に寄与する。
【0027】又、給油管5内部のガスは給油管5に設け
られたガス抜き孔7によって管外へと排出され冷凍機油
6の供給の阻害を回避するができる。
【0028】又、他の実施例によれば、図3に示すよう
に、給油管5を構成する同心回転部5bにその内径より
も自由外径が大なるコイルスプリング8を挿入し、コイ
ルスプリング8の復元力により同心回転部5bの内壁に
固定される。
【0029】以上のような構成において、同心回転部5
bと共にコイルスプリング8が回転することにより、コ
イルスプリング8の冷凍機油かき上げ効果により同心回
転部5bのポンプ能力を改善することができる。
【0030】又、他の実施例によれば、図4に示すよう
に、給油管5を構成する同心回転部5bにその内径より
も自由幅が大なる円弧状の給油板9を挿入し、給油板9
の復元力により同心回転部5bの内壁に固定される。
【0031】以上のような構成において、同心回転部5
bとと共に給油板9が回転することにより、給油板9の
冷凍機油かき上げ効果により同心回転部5bのポンプ能
力を改善することができる。
【0032】又、他の実施例によれば、図5に示すよう
に、給油管5を構成する同心回転部5bの内壁にタッピ
ング等によってらせん溝を形成する。
【0033】以上のような構成において、らせん溝10
の冷凍機油かき上げ効果によって同心回転部5bのポン
プ能力を改善することができる。
【0034】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、給油管に設けた同心回転部を冷
凍機油中で回転してその上部の遠心ポンプ部に冷凍機油
を供給し、さらに圧縮要素の各摺動部に供給するという
給油機構によって、給油管の回転による冷凍機油の油面
切りやはね飛ばしを低減して、それによる音の発生を低
減することができ、給油管の加振を小さくすることによ
って、その共振音の発生を小さくするという有利な効果
が得られる。
【0035】又、請求項2記載の発明によれば、遠心ポ
ンプ部が密閉容器内に封入された冷凍機油油面よりも上
方に位置したものであり、それによって給油管によるす
りばち状の油面切り、冷凍機油のはね飛ばしをなくすこ
とができ、給油管による油面切り音、冷凍機油のはね飛
ばし音をなくすことができるという有利な効果が得られ
る。
【0036】又、請求項3記載の発明によれば、給油管
に少なくとも1つ以上のガス抜き孔を設けたものであ
り、給油管先端の開口部から吸い込んだ気泡や給油管内
部での発泡により生じたガスを給油管外に排出すること
により、圧縮要素各摺動部への冷凍機油の供給を阻害す
る給油管内部のガス溜りを回避することができるという
有利な効果が得られる。
【0037】又、請求項4記載の発明によれば、遠心ポ
ンプ部の回転中心方向にガス抜き孔を設けたものであ
り、給油管の遠心ポンプ部管内において、冷凍機油が遠
心力によって回転放射方向内壁をかけ登ることにより管
内の回転中心方向側に溜ることとなる給油管内に発生し
たガス層を効果的に管外に排出し、ガス溜りを回避する
ことができるという有利な効果が得られる。
【0038】又、請求項5記載の発明によれば、同心回
転部内側にコイルスプリングを配設したものであり、同
心回転部と共にコイルスプリングが回転することにより
同心回転部のポンプ能力を改善し、圧縮要素各摺動部へ
の冷凍機油供給能力を向上することができるという有利
な効果が得られる。
【0039】又、請求項6記載の発明によれば、同心回
転部内側に給油板を配設したものであり,給油板の冷凍
機油かき上げ効果により同心回転部のポンプ能力を改善
し、給油板を挿入するという簡単な部品の追加で圧縮要
素各摺動部への冷凍機油供給能力を向上することができ
るという有利な効果が得られる。
【0040】又、請求項7記載の発明によれば、同心回
転部内側に、らせん溝を設けたものであり、らせん溝の
冷凍機油かき上げ効果により同心回転部のポンプ能力を
改善し、圧縮要素各摺動への冷凍機油供給能力を新たに
部品を追加することなく向上することができるという有
利な効果が得られる。
【0041】又、請求項8記載の発明によれば、冷凍機
油中に開口した開口部の開口径を同心回転部内径よりも
小さくしたものであり、開口部の開口径を小さくするこ
とにより、給油管への冷凍機油中の気泡の流入をおさ
え、圧縮要素への冷凍機油の供給を阻害するガス溜りの
形成を回避することができるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による圧縮機を示す要部
側面図
【図2】図1の要部斜視図
【図3】本発明の他の実施の形態による給油管の縦断面
【図4】本発明の他の実施の形態による給油管の縦断面
【図5】本発明の他の実施の形態による給油管の縦断面
【図6】従来の圧縮機を示す要部側面図
【図7】図6の要部斜視図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 圧縮要素 3 電動要素 4 クランクシャフト 4a 主軸部 4b 偏心軸部 5 給油管 5a 遠心ポンプ部 5b 同心回転部 6 冷凍機油 7 ガス抜き孔 8 コイルスプリング 9 給油板 10 らせん溝 11 開口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器内に弾性支持された圧縮要素2と
    電動要素3を配設し、前記圧縮要素には前記電動要素に
    より回転駆動される主軸部4aと偏芯軸部4bからなる
    クランクシャフト4を備えるとともに前記クランクシャ
    フトの外周に形成した油溝と連通し下先端部に遠心ポン
    プ部5aとこの遠心ポンプ部と連続した主軸部に対する
    同心回転部5bとからなる給油管5を備え、前記給油管
    5が前記密閉容器1内に封入された冷凍機油6中に開口
    して回転してなる密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】遠心ポンプ部が密閉容器内に封入された冷
    凍機油の油面よりも上方に位置することを特徴する請求
    項1記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】給油管に少なくとも1つ以上のガス抜き孔
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧
    縮機。
  4. 【請求項4】遠心ポンプ部の回転中心方向にガス抜き孔
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧
    縮機。
  5. 【請求項5】同心回転部内側にコイルスプリングを配設
    したことを特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮
    機。
  6. 【請求項6】同心回転部内側に給油板を配設したことを
    特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  7. 【請求項7】同心回転部内側にらせん溝を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  8. 【請求項8】冷凍機油中に開口した給油管の開口部の開
    口径が同心回転部内径よりも小なることを特徴とする請
    求項1記載の密閉型電動圧縮機。
JP10910298A 1998-04-20 1998-04-20 密閉型電動圧縮機 Withdrawn JPH11303748A (ja)

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