JPH11304045A - 低温タンク用ノズルのシール方法及びシール装置 - Google Patents

低温タンク用ノズルのシール方法及びシール装置

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JPH11304045A
JPH11304045A JP10110502A JP11050298A JPH11304045A JP H11304045 A JPH11304045 A JP H11304045A JP 10110502 A JP10110502 A JP 10110502A JP 11050298 A JP11050298 A JP 11050298A JP H11304045 A JPH11304045 A JP H11304045A
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JP
Japan
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nozzle
main valve
valve
low
tank
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Application number
JP10110502A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Tsuji
達夫 辻
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10110502A priority Critical patent/JPH11304045A/ja
Publication of JPH11304045A publication Critical patent/JPH11304045A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10—Means for stopping flow in pipes or hoses

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温タンクの弁を接続するノズルを確実に閉
塞する。 【解決手段】 貯槽7内の貯液を払い出して払出ノズル
2の開口部下方まで液面を降下させると共に、元弁3を
閉止し、且つこの元弁3の下流側に接続された払出管8
を取り外し、上記元弁3の開放端にエアロックチャンバ
12を装着した後、上記元弁3を開放して払出ノズル2
内に一次シールとしての袋体14を挿入させて払出ノズ
ル2を閉塞し、その後、上記元弁3を払出ノズル2から
取り外すと共に、上記一次シールの下流側の払出ノズル
2内に拡径して払出ノズル2を閉塞する二次シールを設
け、且つ上記元弁3の取付フランジに閉止板41を取り
付けて払出ノズル2をシールするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温液化ガス等の
可燃性ガスを貯蔵する低温タンクの各種弁を点検する際
に弁を接続するノズルを閉塞するシール方法及びシール
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LNGやLPG等の低温液化ガス等の可
燃性ガスを貯蔵する低温タンクには、その屋根部や壁部
に液化ガスを供給するための供給ノズルや払出ノズル等
が設けられ、これら各種ノズルにはそれぞれ弁が設けら
れている。特に、壁部の下部に設けられた払出ノズルに
は元弁が取り付けられている。
【0003】ところで、これらの弁に何らかの不具合が
生じた場合には、その弁部分の点検や修理が必要とな
る。また定期的に各弁を点検する必要もある。
【0004】特に、元弁の点検を行うには、液化ガスの
漏洩を防止するため、従来、タンクの機能を休止させ
て、タンク内の液化ガスのパージを行った後、徐々にタ
ンク内の温度を上昇させて常温に戻すホットアップを行
ってから、元弁を取り外してその点検を行うようになっ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ホットアップは、非常に長い期間を要するものであり、
また元弁の点検にも多くの時間がかかるため、タンクの
運用休止期間が長くなってしまい、タンクの運用効率が
非常に悪化してしまうという問題があった。
【0006】そこで、各弁の点検や修理にかかる時間を
短縮することが要求されていた。
【0007】さらに、LNGやLPG等の低温液化ガス
の低温タンクでは、ホットアップを行った場合に、その
槽内温度の温度差が200℃近くなり、元弁の点検終了
後に再度タンク内の温度を低温に戻したときに、タンク
の温度差による伸縮によって、ノズル部の接合部等に不
具合が生じてしまうこともあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく、
本発明は、低温液化ガス等の可燃性ガスを貯蔵する低温
タンクの下部に設けられた払出ノズルに接続された元弁
を点検する際の上記ノズルのシール方法において、上記
タンク内の貯液を払い出して上記払出ノズルの開口部下
方まで液面を降下させると共に、上記元弁を閉止し、且
つこの元弁の下流側に接続された払出管を取り外し、上
記元弁の開放端にエアロックチャンバを装着した後、上
記元弁を開放して払出ノズル内に一次シールとしての袋
体を挿入させて払出ノズルを閉塞し、その後、上記元弁
を払出ノズルから取り外すと共に、上記一次シールの下
流側の払出ノズル内に拡径して払出ノズルを閉塞する二
次シールを設け、且つ上記元弁の取付フランジに閉止板
を取り付けて払出ノズルをシールするようにした方法で
ある。
【0009】これによれば、元弁にエアロックチャンバ
を装着した後に元弁を開放して、その内部を通過可能な
袋体によって一次シールを行った後、元弁を取り外し、
一次シールの下流側の払出ノズル内に二次シールを設け
たことによって、タンク内の液化ガスが外部にさらされ
ることなく、確実なシールを行うことができるので、ホ
ットアップを行わなくても、元弁の点検時の液化ガスの
漏洩を防止することができ、タンクの運用休止期間を大
幅に短縮することができる。
【0010】また、本発明は、低温液化ガス等の可燃性
ガスを貯蔵する低温タンクの下部に設けられた払出ノズ
ルに接続された元弁を点検する際に上記払出ノズル内に
袋体を取り付けるためのシール装置であって、上記元弁
の開放端にその開口部が着脱自在に装着されるエアロッ
クチャンバと、このエアロックチャンバの内部から上記
元弁の開口部を通過して上記払出ノズル内に挿入されそ
の払出ノズル内で膨張することによって払出ノズルの内
周面を押圧して払出ノズルを閉塞する袋体と、上記エア
ロックチャンバから上記袋体を上記払出ノズル内に挿入
すべく送り出すと共に上記袋体内にこれを膨張させるた
めの不活性ガスを供給する導入パイプと、上記エアロッ
クチャンバ内に不活性ガスを供給しその内圧をタンク内
圧より昇圧するための不活性ガス供給ノズルと、上記エ
アロックチャンバ内部のガス抜きをするためのドレンノ
ズルとを備えたものである。
【0011】これによれば、払出ノズル内に袋体を取り
付ける際に、元弁にエアロックチャンバを装着した後
に、元弁を開放して、袋体を払出ノズル内に挿入して膨
張させて払出ノズルを閉塞することができるので、タン
ク内の液化ガスが外部にさらされることがない。また、
エアロックチャンバの内圧を昇圧させた後に、元弁を開
放することができるので、液化ガスがエアロックチャン
バ内に流れることを防止できる。払出ノズルの閉塞後
に、エアロックチャンバを取り外す時には、エアロック
チャンバ内の不活性ガスをドレンノズルからガス抜きす
ることができる。
【0012】さらに、本発明は、低温液化ガス等の可燃
性ガスを貯蔵する低温タンクの上部又は屋根部に設けら
れた各種ノズルに接続された弁を点検する際の上記ノズ
ルのシール方法において、上記弁を閉止し、且つこの弁
の下流側に接続された接続管を取り外し、上記弁の開放
端にエアロックチャンバを装着した後、上記弁を開放し
てノズル内に一次シールとしての袋体を挿入させてノズ
ルを閉塞し、その後、上記弁をノズルから取り外すと共
に、上記一次シールの下流側のノズル内に拡径してノズ
ルを閉塞する二次シールを設け、且つ上記弁の取付フラ
ンジに閉止板を取り付けてノズルをシールするようにし
た方法である。
【0013】そして、本発明は、低温液化ガス等の可燃
性ガスを貯蔵する低温タンクの上部又は屋根部に設けら
れた各種ノズルに接続された弁を点検する際に上記ノズ
ル内に袋体を取り付けるためのシール装置であって、上
記弁の開放端にその開口部が着脱自在に装着されるエア
ロックチャンバと、このエアロックチャンバの内部から
上記弁の開口部を通過して上記ノズル内に挿入されその
ノズル内で膨張することによってノズルの内周面を押圧
してノズルを閉塞する袋体と、上記エアロックチャンバ
から上記袋体を上記ノズル内に挿入すべく送り出すと共
に上記袋体内にこれを膨張させるための不活性ガスを供
給する導入パイプと、上記エアロックチャンバ内に不活
性ガスを供給しその内圧をタンク内圧より昇圧するため
の不活性ガス供給ノズルと、上記エアロックチャンバ内
部のガス抜きをするためのドレンノズルとを備えたもの
である。
【0014】これによれば、払出ノズルだけでなく、低
温タンクの上部又は屋根部に設けられた各種ノズルにも
適用可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0016】図1乃至図8は本発明に係る低温タンク用
ノズルのシール方法を説明するための工程図、図9は本
発明に係る低温タンク用ノズルのシール装置の実施の形
態を示した断面図、図10は同斜視図、図11は二次シ
ールを示した断面図及び正面図である。
【0017】まず、図1に沿って、LNGやLPG等の
低温液化ガス等の可燃性ガスを貯蔵する低温タンクの壁
部1の下部に設けられた払出ノズル2に取り付けられた
元弁3の周辺の構造について説明する。
【0018】図示するように、低温タンクの下部には、
基礎4が形成され、その基礎4上に壁部1が、内槽側板
と外槽側板とから二層状に構成されている。内槽側板と
外槽側板とは所定の曲率に湾曲され、それぞれ溶接接合
されて内槽5と外槽6とを形成して、貯槽7が形成され
ている。内槽5の下部には貯槽7内の液化ガスを払い出
すための開口部が形成されており、その開口部に、外槽
6を貫通して外方に延びる払出ノズル2が設けられてい
る。なお、図示していないが、この払出ノズル2と外槽
6とは伸縮継手を介して取り付けられている。払出ノズ
ル2の下流側にはゲート弁からなる元弁3が接続されて
いる。元弁3の下流側には払出管8が接続されている。
この払出管8は、元弁3に直接取り付けられる払出短管
8aと、その下流側に取り付けられる払出本管8bとで
構成されている。
【0019】次に、本発明に係る低温タンク用ノズルの
シール装置の構成について説明する。
【0020】図9及び図10に示すように、上記シール
装置11は、元弁3の開放端に装着されるエアロックチ
ャンバ12と、上記払出ノズル2内で膨張する袋体14
と、この袋体14を払出ノズル2内に送り出すと共に袋
体14内に窒素等の不活性ガスを供給する導入パイプ1
5と、エアロックチャンバ12内に不活性ガスを供給す
るための不活性ガス供給ノズル16と、エアロックチャ
ンバ12内のガス抜きをするためのドレンノズル17と
で主に構成されている。
【0021】エアロックチャンバ12は、円筒の一端を
閉塞した形状に形成されており、開口部18の周囲に
は、元弁3のフランジにボルトを介して接合されるフラ
ンジ19が形成されている。閉塞部21の中央には、上
記導入パイプ15が気密に挿入されると共に摺動可能と
なるように、内部に複層のゴムシール13等のシール手
段が設けられたスリーブノズル22がエアロックチャン
バ12を貫通して設けられている。また閉塞部21に
は、エアロックチャンバ12の内部を監視するための窓
23が形成されている。
【0022】袋体14は、テフロン系樹脂等の耐低温特
性を有する素材又はそれに準ずる素材によって形成さ
れ、エアロックチャンバ12内部に収納されており、払
出ノズル2内に送り出された後に膨張して、払出ノズル
2の内周面を押圧して、その内周面と袋体14との摩擦
力によって閉塞するようになっている。その摩擦力を確
保するために、袋体14は払出ノズル2の長さ方向に所
定の長さを有して形成されている。その袋体14の上記
長さ方向の前後には孔24がそれぞれ形成されており、
これらの開口部24を結ぶように不活性ガス封入ノズル
管25が袋体14内に挿入されている。この不活性ガス
封入ノズル管25の両端部近傍には、不活性ガス封入ノ
ズル管25と共にこれを囲繞した袋体14の前後端近傍
を挟み込んで固定する固定バンドが設けられている。不
活性ガス封入ノズル管25は、開口部18側の端部は閉
塞しており、長さ方向の略中心には、袋体14内に不活
性ガスを封入するためのガス孔26が形成されており、
袋体14がその中心から左右均等に膨張して、バランス
よく払出ノズル2の内周面に圧力を与えるようになって
いる。
【0023】導入パイプ15は、ステンレスによって直
線状に形成され、エアロックチャンバ12の内部側は上
記不活性ガス封入ノズル管25に逆止弁付のコネクタ2
7を介して接続されている。導入パイプ15のエアロッ
クチャンバ12の外部側は、逆止弁付のコネクタ27を
介して不活性ガス供給装置28(図4参照)に接続され
るようになっている。導入パイプ15は、これをエアロ
ックチャンバ12内に押し込んだ時に、上記袋体14が
元弁3内を通過して払出ノズル2内の所定の位置に挿入
される長さに形成されている。
【0024】不活性ガス供給ノズル16は、エアロック
チャンバ12の円筒部分に設けられており、開閉弁29
を介して不活性ガス供給装置28に接続されるようにな
っている。また、エアロックチャンバ12には、その内
圧を測定する圧力計30が設けられており、不活性ガス
供給ノズル16から不活性ガスを供給して、その内圧を
計測しながら昇圧するようになっている。さらに、エア
ロックチャンバ12には、貯槽7内の液化ガスの濃度を
検知するガス検知器(図示せず)が設けられている。
【0025】ドレンノズル17は、エアロックチャンバ
12の円筒部分に設けられ、その先端には開閉弁29が
設けられている。そしてエアロックチャンバ12の内部
にリークした液化ガス或いは不活性ガスのガス抜きをす
るようになっている。
【0026】次に、一次シールとしての上記袋体14の
下流側に形成される二次シールとしてのシール装置31
の構成について説明する。
【0027】図11に示すように、上記シール装置31
は、ボルト32を介して接近・離反自在の二枚の円盤体
33,34と、これら円盤体33,34の間に挟まれた
リング状シール体35とを備えている。
【0028】円盤体33,34はそれぞれ、払出ノズル
2の内径よりも少し小さい径に形成されており、これら
円盤体33,34の間の外周部には、径方向外側に向か
って広がるテーパ部36が形成されている。払出ノズル
2の上流側の円盤体33には、その周方向に沿って等ピ
ッチでボルト孔51が形成されている。このボルト孔5
1にはメネジ部52が形成されている。下流側の円盤体
34には、上記ボルト孔51に相応する位置にボルト3
2が貫通するボルト孔37が形成されている。円盤体3
4の下流側からワッシャ40を介してボルト32を挿入
し、このボルト32を回転させることによって、円盤体
33,34の接近・離反を行うようになっている。
【0029】また、円盤体33,34には、これらを貫
通するガス供給パイプ38とガス抜きパイプ39とが設
けられており、これらガス供給パイプ38の両端とガス
抜きパイプ39の外側端には、コネクタ27がそれぞれ
設けられている。これらガス供給パイプ38及びガス抜
きパイプ39は共に上流側の円盤体33に貫通、固定さ
れており、下流側の円盤体34に対しては所定のクリア
ランスを有して貫通するようになっている。
【0030】リング状シール体35は、テフロン系樹脂
等の耐低温特性を有する素材によって形成されており、
上記テーパ部36に挟まれるように支持されている。す
なわち、円盤体33,34を接近させることによって、
リング状シール体35がテーパ部36に挟まれて外周側
に拡径され払出ノズル2の内周面に押圧され、払出ノズ
ル2をシールするようになっている。逆に、円盤体3
3,34を離反させることによって、テーパ部36が離
反し、リング状シール体35がその弾性力によって縮径
され払出ノズル2の内周面から離れて、シール装置31
を払出ノズル2から取り外すようになっている。
【0031】次に、図1乃至図8に沿って、本発明に係
る低温タンク用払出ノズルのシール方法と、本発明の作
用を説明する。
【0032】まず、配管保冷を撤去した後に、図1に示
すように、貯槽7内の貯液である液化ガスを払出管8か
ら払い出して、その液面を払出ノズル2の開口部下方ま
で降下させて、貯槽7の内圧を低下させる。
【0033】その後、図2に示すように、元弁3を閉止
すると共に、払出管8内の残液及びガスのパージ処理を
配管付ドレンノズル(図示せず)を利用して実施する。
そして、貯槽7の内圧をできる限り低下させると共に、
外槽圧も制御するために、タンク頂部の外槽屋根マンホ
ールを開にする準備をしておく。
【0034】そして、図1に示す払出短管8aを取り外
し撤去する。この作業中は常時ガスのリーク検査を行
い、元弁3からのリークが予想されるので、不活性ガス
で気抜きする。このとき、払出本管8bのフランジに仮
閉止板(図示せず)を取り付ける。
【0035】次に、図3に示すように、元弁3の開放端
に一次シールである袋体14を格納したエアロックチャ
ンバ12を元弁フランジ部に装着した後、不活性ガス供
給ノズル16から不活性ガスをエアロックチャンバ12
内に供給封入し、エアパージを行い、エアロックチャン
バ12内を常時、タンク内圧力(例えば0.1kg/c
m2 )程度の圧力に保持して、不活性ガス雰囲気にする
と共に、導入パイプ15は、コネクタ27及びチューブ
20を介して閉止状態の不活性ガス供給装置28に接続
しておく(以下、袋体14、導入パイプ15、チューブ
20等の接続、切離しはコネクタ27を介して行うもの
とする)。
【0036】そして、エアロックチャンバ12内に不活
性ガスをさらに供給して、その内圧が、貯槽7の内圧よ
りも高くなるように昇圧させる。次に、図4に示すよう
に、元弁3を開放させると共に、速やかに導入パイプ1
5をエアロックチャンバ12内に押し込んで、袋体14
を払出ノズル2内の所定位置まで挿入させる。このと
き、エアロックチャンバ12の内圧が、貯槽7の内圧よ
りも高くなっているので、液化ガスがエアロックチャン
バ12内に侵入することはない。また、導入パイプ15
は、スリーブノズルによって気密に摺動するので、エア
ロックチャンバ12内の不活性ガスが外部にリークする
ことなくその内圧を保持できる。
【0037】次に、図5に示すように、不活性ガス供給
装置28からチューブ20、導入パイプ15を通して、
袋体14に不活性ガスを供給し膨張させ、その内圧を貯
槽7の内圧の四倍程度まで昇圧させる。このことによっ
て、袋体14の外周部は、払出ノズル2の内周面に押圧
され、その摩擦力によって、払出ノズル2を閉塞する。
袋体14は払出ノズル2の軸方向に所定の長さを有して
形成されているので、摩擦力を十分に確保することがで
きる。また、不活性ガス封入ノズル管25の長さ方向の
略中心に、ガス孔26が形成されているので、袋体14
がその中心から左右均等に膨張して、バランスよく払出
ノズル2の内周面に圧力を与えることができる。さらに
袋体14はテフロン系樹脂等で形成されているので、低
温でも耐久性を有している。
【0038】その後、エアロックチャンバ12内への不
活性ガスの供給を停止し、袋体14と導入パイプ12と
を切り離し、導入パイプ15を抜き取り、窓23から袋
体14の取付状態を確認した上で、貯槽7を通常運転の
状態にまで昇圧する。
【0039】そして、スリーブノズル22にキャップを
取り付け、圧力計30でエアロックチャンバ12内の圧
力を計測すると共に、ガス検知器でエアロックチャンバ
内12の液化ガス濃度を計測し、一次シールである袋体
14のシール性を確認する。
【0040】袋体14のシール性が確認されたなら、液
化ガスのガス検知を行いながら、エアロックチャンバ1
2を取り外すと共に、袋体14に不活性ガス供給装置2
8に接続されたチューブ20を接続し不活性ガスを供給
して、袋体14の圧力降下を防止する。
【0041】次に、一旦、袋体14とチューブ20を切
り離し、元弁3を取り外し、図6に示すように、速やか
にチューブ20を袋体14に再度接続する。
【0042】なお、元弁3の交換を行う場合は、予め新
しい元弁を準備しておいて、一次シールのみの状態で、
速やかに取り替えることが考えられる。
【0043】その後、チューブ20を袋体14から切り
離すと共に、二次シールであるシール装置31のガス供
給パイプ38と袋体14とを短いチューブ20にて接続
する。そして、図7に示すように、シール装置31を払
出ノズル2内の袋体14の下流側に挿入し、ボルト32
を締め付け、円盤体33,34を接近させて、リング状
シール体35を外周側に拡径させ払出ノズル2の内周面
に押圧させて、払出ノズル2をシールする。その後、速
やかに、不活性ガス供給装置28に接続されたチューブ
20をガス供給パイプ38に接続し袋体14の内圧を保
持する。このとき、シール装置31のガス抜きパイプ3
9の外側に、短いチューブ20を接続しておく。なお、
ガス供給パイプ38と袋体14とを接続する短いチュー
ブ20の代わりに、螺旋状に形成され、バネ効果を有す
るチューブで接続するようにしてもよい。
【0044】このように、不活性ガスの圧力で袋体14
を膨張させる一次シールの他に、ボルト32の締付けに
よってリング状シール体35を拡径させる二次シールを
設けたことによって、シールの確実性を向上させること
ができる。
【0045】次に、払出ノズル2のフランジ部に円盤状
の閉止板41を取り付ける。閉止板41を取り付ける前
に、フランジ面の洗浄を行う。これは、フランジ面とそ
こに設けられるパッキンとの接着性を向上させるために
塗布されていたなじみ材を取り除くために行うものであ
る。この洗浄を行う際には、一次及び二次シールによっ
て払出ノズル2がシールされているので、タンク内のガ
ス等がリークすることはない。
【0046】この閉止板41には、これを貫通するガス
供給パイプ43とガス抜きパイプ44とが設けられてお
り、これらガス供給パイプ43とガス抜きパイプ44の
両端には、コネクタ27がそれぞれ設けられている。
【0047】不活性ガス供給装置28に接続されたチュ
ーブ20をガス供給パイプ38から切り離すと共に、短
いチューブ20にてガス供給パイプ38と閉止板41の
ガス供給パイプ43とを、ガス抜きパイプ39と閉止板
41のガス抜きパイプ44とをそれぞれ接続する。そし
て、図8に示すように、閉止板41を払出ノズル2の取
付フランジに取り付け、不活性ガス供給装置28に接続
されたチューブ20をガス供給パイプ43に接続し袋体
14の内圧を保持する。
【0048】そして、ガス抜きパイプ44から圧抜きを
行い、袋体14とシール装置31との間のガス抜きを行
う。
【0049】元弁3の点検或いは修理中は、払出ノズル
2部分を保冷材で覆って、仮保冷しておく。
【0050】なお、払出ノズル2の取付フランジ面等の
修理を行う場合は、閉止板41を取り付けずに、一次及
び二次シールのみでシールを行う。
【0051】元弁3の点検或いは修理が終了したなら
ば、以下の作業を行い、元弁3を復旧する。
【0052】まず、袋体14の内圧によってシール性を
確認して、袋体14とシール装置31との間のガス圧を
開放するため、ガス抜きパイプ44を開放する。その
後、閉止板41のボルトを徐々に緩めて、閉止板41を
取り外す。
【0053】そして、シール装置31のボルト32を徐
々に緩めて、シール装置31を取り外すと共に、袋体1
4とチューブ20とを切り離す。
【0054】エアロックチャンバ12を予め取り付けた
開放状態の元弁3の内部にチューブ20を貫通させて、
このチューブ20を袋体14に接続する。そして、元弁
3を払出ノズル2に取り付け、エアロックチャンバ12
の気密性を確認する。
【0055】その後、袋体14の圧を抜くと共に、真空
ポンプで不活性ガスを抜き取り、袋体14の体積を極力
小さくして、袋体14をエアロックチャンバ12内に回
収し、元弁3を閉じる。
【0056】そして、エアロックチャンバ12を取り外
して、取り外した払出管8を取り付けて復旧する。
【0057】払出管8内のエアを抜くために、ドレンノ
ズル(図示せず)から不活性ガスを封入し、フランジの
隙間からパージし、酸素濃度計で内部の酸素量の確認或
いは露点計で露点測定を行う。そして、配管内に運転圧
又は設計圧以上の圧がかかるように不活性ガスを封入し
てフランジ部の気密を確認する。
【0058】その後、徐々に元弁3を開放させ、元弁3
及び払出管8を徐々にクールダウンして作業が終了す
る。
【0059】上述のように、一次シールの下流側に、確
実にシールできる二次シールを設けたことによって、シ
ールが確実に行われるので、ホットアップを行う必要が
なくなる。従って、元弁3の点検や修理にかかる時間を
大幅に短縮できる。
【0060】さらに、ホットアップがなくなったことに
よって、貯槽内の温度差によるタンクの各部材の伸縮が
防止できるので、ノズル部の接合部等に発生する不具合
を防止することができる。
【0061】本実施の形態においては、払出ノズル2に
接続された元弁3に対して適用した例を示したが、これ
に限られるものではない。
【0062】すなわち、低温タンクの壁部1の上部又は
屋根部に設けられた各種ノズルに接続された弁に対して
も適用することができる。
【0063】この場合はまず、配管保冷を撤去した後
に、貯槽7内の貯液である液化ガスを払出管8から払い
出して、その液面を壁部1の上部のノズルの開口部下方
まで降下させる。なお、屋根部のノズルの場合は、液化
ガスを払い出す作業は行わなくてもよい。
【0064】その後、弁を閉止すると共に、ノズルに接
続された接続管内の残液及びガスのパージ処理を配管付
ドレンノズルを利用して実施する。そして、貯槽7の内
圧をできる限り低下させると共に、外槽圧も制御するた
めに、タンク頂部の外槽屋根マンホールを開にする準備
をしておく。
【0065】以下、上記実施の形態と同様に、一次及び
二次シールを行い、閉止板を取り付け、弁の点検作業を
行う。
【0066】屋根部のノズルに適用する際は、ノズルが
垂直に配置されているので、二次シールの取付時にその
落下を防止するため、ノズル内面の二次シールの挿入さ
れる位置の下方(上流側)に、突起部を形成するのが好
ましい。なお、弁が上記ノズルの水平に屈曲した部分に
設けられている場合は、これに限らない。
【0067】以上の手順によって、元弁3の点検を行う
際のノズルのシールと同等の作用効果を得ることができ
る。
【0068】なお、上記実施の形態では、元弁3とし
て、ゲート弁が使用されているが、ゲート弁の代わり
に、開放状態で弁の回動軸が流路の中心を横切るバタフ
ライ弁が使用される場合には、エアロックチャンバ12
のスリーブノズル22は、中心から偏心して設けられ、
これに挿入される導入パイプ15は直線状ではなく、途
中に緩やかな曲管部分を有し、その前後部分が平行にず
れるように形成される。このときスリーブノズルは上述
のスリーブノズル22よりも大きな径で形成され、導入
パイプの曲管部分が引き抜けるように構成する。
【0069】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、元弁及び
他の各種弁の点検や修理にかかる時間を短縮することが
できるので、タンクの運用休止期間を大幅に短縮するこ
とができ、タンクの運用効率を向上できるという優れた
効果を発揮する。
【0070】さらに、ホットアップがなくなったことに
よって、貯槽内の温度差によるタンクの各部材の伸縮が
防止できるので、ノズル部の接合部等に発生する不具合
を防止することができ、これを原因とする点検や修理に
かかる大幅な費用及び時間を削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第一工程図である。
【図2】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第二工程図である。
【図3】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第三工程図である。
【図4】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第四工程図である。
【図5】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第五工程図である。
【図6】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第六工程図である。
【図7】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第七工程図である。
【図8】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
方法を説明するための第八工程図である。
【図9】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシール
装置の実施の形態を示した断面図である。
【図10】本発明に係る低温タンク用払出ノズルのシー
ル装置の実施の形態を示した斜視図である。
【図11】二次シールを示した(a)は断面図、(b)
は正面図である。
【符号の説明】
2 払出ノズル(ノズル) 3 元弁(弁) 7 貯槽 8 払出管 11 シール装置 12 エアロックチャンバ 14 袋体 15 導入パイプ 16 不活性ガス供給ノズル 17 ドレンノズル 31 シール装置(二次シール) 41 閉止板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温液化ガス等の可燃性ガスを貯蔵する
    低温タンクの下部に設けられた払出ノズルに接続された
    元弁を点検する際の上記ノズルのシール方法において、
    上記タンク内の貯液を払い出して上記払出ノズルの開口
    部下方まで液面を降下させると共に、上記元弁を閉止
    し、且つ該元弁の下流側に接続された払出管を取り外
    し、上記元弁の開放端にエアロックチャンバを装着した
    後、上記元弁を開放して払出ノズル内に一次シールとし
    ての袋体を挿入させて払出ノズルを閉塞し、その後、上
    記元弁を払出ノズルから取り外すと共に、上記一次シー
    ルの下流側の払出ノズル内に拡径して払出ノズルを閉塞
    する二次シールを設け、且つ上記元弁の取付フランジに
    閉止板を取り付けて払出ノズルをシールするようにした
    ことを特徴とする低温タンク用ノズルのシール方法。
  2. 【請求項2】 低温液化ガス等の可燃性ガスを貯蔵する
    低温タンクの下部に設けられた払出ノズルに接続された
    元弁を点検する際に上記払出ノズル内に袋体を取り付け
    るためのシール装置であって、上記元弁の開放端にその
    開口部が着脱自在に装着されるエアロックチャンバと、
    該エアロックチャンバの内部から上記元弁の開口部を通
    過して上記払出ノズル内に挿入されその払出ノズル内で
    膨張することによって払出ノズルの内周面を押圧して払
    出ノズルを閉塞する袋体と、上記エアロックチャンバか
    ら上記袋体を上記払出ノズル内に挿入すべく送り出すと
    共に上記袋体内にこれを膨張させるための不活性ガスを
    供給する導入パイプと、上記エアロックチャンバ内に不
    活性ガスを供給しその内圧をタンク内圧より昇圧するた
    めの不活性ガス供給ノズルと、上記エアロックチャンバ
    内部のガス抜きをするためのドレンノズルとを備えたこ
    とを特徴とする低温タンク用ノズルのシール装置。
  3. 【請求項3】 低温液化ガス等の可燃性ガスを貯蔵する
    低温タンクの上部又は屋根部に設けられた各種ノズルに
    接続された弁を点検する際の上記ノズルのシール方法に
    おいて、上記弁を閉止し、且つ該弁の下流側に接続され
    た接続管を取り外し、上記弁の開放端にエアロックチャ
    ンバを装着した後、上記弁を開放してノズル内に一次シ
    ールとしての袋体を挿入させてノズルを閉塞し、その
    後、上記弁をノズルから取り外すと共に、上記一次シー
    ルの下流側のノズル内に拡径してノズルを閉塞する二次
    シールを設け、且つ上記弁の取付フランジに閉止板を取
    り付けてノズルをシールするようにしたことを特徴とす
    る低温タンク用ノズルのシール方法。
  4. 【請求項4】 低温液化ガス等の可燃性ガスを貯蔵する
    低温タンクの上部又は屋根部に設けられた各種ノズルに
    接続された弁を点検する際に上記ノズル内に袋体を取り
    付けるためのシール装置であって、上記弁の開放端にそ
    の開口部が着脱自在に装着されるエアロックチャンバ
    と、該エアロックチャンバの内部から上記弁の開口部を
    通過して上記ノズル内に挿入されそのノズル内で膨張す
    ることによってノズルの内周面を押圧してノズルを閉塞
    する袋体と、上記エアロックチャンバから上記袋体を上
    記ノズル内に挿入すべく送り出すと共に上記袋体内にこ
    れを膨張させるための不活性ガスを供給する導入パイプ
    と、上記エアロックチャンバ内に不活性ガスを供給しそ
    の内圧をタンク内圧より昇圧するための不活性ガス供給
    ノズルと、上記エアロックチャンバ内部のガス抜きをす
    るためのドレンノズルとを備えたことを特徴とする低温
    タンク用ノズルのシール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022150676A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 住友金属鉱山株式会社 フランジ構造の液抜出ノズルを有する液体用大型タンク及び該液抜出ノズルの気密試験方法

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