JPH11304422A - 位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置 - Google Patents
位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置Info
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- JPH11304422A JPH11304422A JP10109948A JP10994898A JPH11304422A JP H11304422 A JPH11304422 A JP H11304422A JP 10109948 A JP10109948 A JP 10109948A JP 10994898 A JP10994898 A JP 10994898A JP H11304422 A JPH11304422 A JP H11304422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板等のアライメントとアライメント光学系
の焦点位置の検出とを同一光源で精度よく実行可能な位
置検出装置及び方法並びに露光装置を提供する。 【解決手段】 広帯域の照明光ILを可視照明光ILv
と赤外照明光ILirとに波長分割し、可視照明光IL
vを視野絞り板43により断面矩形状に整形し、赤外照
明光ILirによりパターン形成板46を介して所定の
パターン像を形成する。それらの照明光ILv、ILi
rを合成後、ウェハW上のウェハマークAMを含むマー
ク領域を照明し、その反射光RLを可視反射光RLvと
赤外反射光RLirに分割する。赤外反射光RLirの
パターン像の基準位置からのずれに基づいて、ウェハマ
ークAMをアライメントセンサ32の最適焦点位置に合
わせ込んでウェハマークAMの反射像を撮像素子59に
より観察し、ウェハWのアライメントを行う。
の焦点位置の検出とを同一光源で精度よく実行可能な位
置検出装置及び方法並びに露光装置を提供する。 【解決手段】 広帯域の照明光ILを可視照明光ILv
と赤外照明光ILirとに波長分割し、可視照明光IL
vを視野絞り板43により断面矩形状に整形し、赤外照
明光ILirによりパターン形成板46を介して所定の
パターン像を形成する。それらの照明光ILv、ILi
rを合成後、ウェハW上のウェハマークAMを含むマー
ク領域を照明し、その反射光RLを可視反射光RLvと
赤外反射光RLirに分割する。赤外反射光RLirの
パターン像の基準位置からのずれに基づいて、ウェハマ
ークAMをアライメントセンサ32の最適焦点位置に合
わせ込んでウェハマークAMの反射像を撮像素子59に
より観察し、ウェハWのアライメントを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体素
子等のマイクロデバイスの製造プロセスにおいて、基板
等の位置の検出に好適な位置検出装置及び位置検出方法
に関するものである。また、例えば半導体素子等のマイ
クロデバイスを製造するための露光装置に関するもので
ある。
子等のマイクロデバイスの製造プロセスにおいて、基板
等の位置の検出に好適な位置検出装置及び位置検出方法
に関するものである。また、例えば半導体素子等のマイ
クロデバイスを製造するための露光装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子や、液晶表示素子
等の製造プロセスにおいては、ウェハ、ガラスプレート
等の基板を位置決めするためにアライメント装置が用い
られている。このアライメント装置は、前記基板上に形
成されたアライメント用のマーク(基板側マーク)の位
置を検出して、その基板を所望の位置に精密に位置決め
するようになっている。
等の製造プロセスにおいては、ウェハ、ガラスプレート
等の基板を位置決めするためにアライメント装置が用い
られている。このアライメント装置は、前記基板上に形
成されたアライメント用のマーク(基板側マーク)の位
置を検出して、その基板を所望の位置に精密に位置決め
するようになっている。
【0003】例えばアライナ、ステッパ等の露光装置を
用いてウェハ上に半導体素子を製造する場合、ウェハ上
には10数回〜20回程度の重ね合わせ露光を繰り返す
ことがある。この重ね合わせ露光時には、その都度、前
記基板側マークの位置を検出して、前記基板の位置決め
を行っている。また、前記基板側マークの位置検出に先
だって、高い検出精度を保つために、その都度、前記マ
ークを前記位置検出のためのセンサの焦点位置に合わせ
込んでいる。
用いてウェハ上に半導体素子を製造する場合、ウェハ上
には10数回〜20回程度の重ね合わせ露光を繰り返す
ことがある。この重ね合わせ露光時には、その都度、前
記基板側マークの位置を検出して、前記基板の位置決め
を行っている。また、前記基板側マークの位置検出に先
だって、高い検出精度を保つために、その都度、前記マ
ークを前記位置検出のためのセンサの焦点位置に合わせ
込んでいる。
【0004】このようなアライメント装置の一例として
は、例えば特開平7−321030号公報に開示されて
いるように、以下のようなものが挙げられる。すなわ
ち、図6に示すように、外部のハロゲンランプ等の照明
光源から光ファイバ101を通して照明光が導かれ、コ
ンデンサレンズ102を介して視野分割絞り103に照
射される。この視野分割絞り102には、図7(a)に
示すように、その中央に幅広矩形状の開口によりなるマ
ーク照明用絞り104と、そのマーク照明用絞り104
を挟むように配置された一対の幅狭矩形状の開口により
なる焦点検出用スリット105とが設けられている。前
記照明光は、この視野分割絞り103を通過することに
より、ウェハW上のマーク領域を照明するマーク照明用
の第1光束と、アライメントに先立つ焦点位置検出用の
第2光束とに分割される。このように視野分割された照
明光は、レンズ系106を透過し、ハーフミラー107
及びミラー108で反射され、対物レンズ109を介し
てプリズムミラー110で反射され、図8に示すように
ウェハW上のウェハマークAMを含むマーク領域とその
近傍に照射される。
は、例えば特開平7−321030号公報に開示されて
いるように、以下のようなものが挙げられる。すなわ
ち、図6に示すように、外部のハロゲンランプ等の照明
光源から光ファイバ101を通して照明光が導かれ、コ
ンデンサレンズ102を介して視野分割絞り103に照
射される。この視野分割絞り102には、図7(a)に
示すように、その中央に幅広矩形状の開口によりなるマ
ーク照明用絞り104と、そのマーク照明用絞り104
を挟むように配置された一対の幅狭矩形状の開口により
なる焦点検出用スリット105とが設けられている。前
記照明光は、この視野分割絞り103を通過することに
より、ウェハW上のマーク領域を照明するマーク照明用
の第1光束と、アライメントに先立つ焦点位置検出用の
第2光束とに分割される。このように視野分割された照
明光は、レンズ系106を透過し、ハーフミラー107
及びミラー108で反射され、対物レンズ109を介し
てプリズムミラー110で反射され、図8に示すように
ウェハW上のウェハマークAMを含むマーク領域とその
近傍に照射される。
【0005】その照明光の照射により、ウェハWの露光
面から発生する反射光は、プリズムミラー110及びミ
ラー109で反射された後、ハーフミラー107を透過
する。そして、レンズ系111を介してビームスプリッ
タ112に至り、反射光はその光路が2つに分割され
る。ビームスプリッタ112を透過した反射光は、指標
板113上に前記ウェハマークAMの像を結像する。そ
して、この像及び指標板113上の指標マークからの光
が、二次元CCDによりなる撮像素子115に入射し、
その撮像素子109の受光面に前記マークAM及び指標
マークの像が結像される。
面から発生する反射光は、プリズムミラー110及びミ
ラー109で反射された後、ハーフミラー107を透過
する。そして、レンズ系111を介してビームスプリッ
タ112に至り、反射光はその光路が2つに分割され
る。ビームスプリッタ112を透過した反射光は、指標
板113上に前記ウェハマークAMの像を結像する。そ
して、この像及び指標板113上の指標マークからの光
が、二次元CCDによりなる撮像素子115に入射し、
その撮像素子109の受光面に前記マークAM及び指標
マークの像が結像される。
【0006】一方、前記ビームスプリッタ112で反射
された前記反射光は、図7(b)に示す遮光板115に
おいて前記第1の光束に対応する反射光が遮光され、前
記第2の光束に対応する反射光のみが同遮光板115を
透過する。遮光板115を透過した反射光は、瞳分割ミ
ラー116によりテレセントリック性が崩された状態
で、一次元CCDによりなるラインセンサ117に入射
するようになっている。そして、そのラインセンサ11
7の受光面に、前記焦点検出用スリット105の像が結
像される。
された前記反射光は、図7(b)に示す遮光板115に
おいて前記第1の光束に対応する反射光が遮光され、前
記第2の光束に対応する反射光のみが同遮光板115を
透過する。遮光板115を透過した反射光は、瞳分割ミ
ラー116によりテレセントリック性が崩された状態
で、一次元CCDによりなるラインセンサ117に入射
するようになっている。そして、そのラインセンサ11
7の受光面に、前記焦点検出用スリット105の像が結
像される。
【0007】ここで、前記ウェハWと撮像素子114と
の間はテレセントリック性が確保されているため、ウェ
ハWが照明光及び反射光の光軸と平行な方向に変位する
と、撮像素子114の受光面上のウェハマークAMの像
はその位置が変化することなくデフォーカスされる。こ
れに対して、ラインセンサ117に入射する反射光は、
前記のようにそのテレセントリック性が崩されている。
このため、ウェハWが照明光及び反射光の光軸と平行な
方向に変位すると、ラインセンサ117の受光面上に結
像された前記焦点検出用スリット105の像は反射光の
光軸に対して交差する方向に位置ずれする。このことを
利用して、ラインセンサ117上での像の基準位置に対
するずれ量から対応するウェハWの照明光及び反射光の
光軸方向の位置(焦点位置)を検出するようになってい
る。
の間はテレセントリック性が確保されているため、ウェ
ハWが照明光及び反射光の光軸と平行な方向に変位する
と、撮像素子114の受光面上のウェハマークAMの像
はその位置が変化することなくデフォーカスされる。こ
れに対して、ラインセンサ117に入射する反射光は、
前記のようにそのテレセントリック性が崩されている。
このため、ウェハWが照明光及び反射光の光軸と平行な
方向に変位すると、ラインセンサ117の受光面上に結
像された前記焦点検出用スリット105の像は反射光の
光軸に対して交差する方向に位置ずれする。このことを
利用して、ラインセンサ117上での像の基準位置に対
するずれ量から対応するウェハWの照明光及び反射光の
光軸方向の位置(焦点位置)を検出するようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、半導体素子は、
近年、さらに高集積化される傾向にあり、ウェハ上に1
0数回〜20回程度の重ね合わせ露光が繰り返されるこ
ともある。また、半導体素子の高集積化に伴って、回路
パターンもさらに微細化されてきている。このような状
況下では、前記各重ね合わせ露光毎のアライメント精度
のさらなる向上が求められている。
近年、さらに高集積化される傾向にあり、ウェハ上に1
0数回〜20回程度の重ね合わせ露光が繰り返されるこ
ともある。また、半導体素子の高集積化に伴って、回路
パターンもさらに微細化されてきている。このような状
況下では、前記各重ね合わせ露光毎のアライメント精度
のさらなる向上が求められている。
【0009】ここで、ウェハWに対して、前記のような
多数回にわたる重ね合わせ露光が繰り返されるときに
は、回路パターンが形成されたデバイス部分DPと前記
スクライブラインSLとの間の段差が大きくなる。つま
り、デバイス部分DPの表面の高さ位置とスクライブラ
インSLの表面の高さ位置との間に、大きな差が生じ
る。
多数回にわたる重ね合わせ露光が繰り返されるときに
は、回路パターンが形成されたデバイス部分DPと前記
スクライブラインSLとの間の段差が大きくなる。つま
り、デバイス部分DPの表面の高さ位置とスクライブラ
インSLの表面の高さ位置との間に、大きな差が生じ
る。
【0010】ところで、図5に示すように、前記ウェハ
マークAMは、一般にウェハW上のスクライブラインS
L上に形成される。これに対し、前記従来構成では、前
記視野分割絞り102により同軸上で視野分割されたマ
ーク照明用の第1光束と、焦点位置検出用の第2光束と
を、ウェハWのマーク領域とその近傍とのそれぞれ別々
の位置に照射するようになっている。ここで、図8に示
すように、前記第1光束を前記スクライブラインSL内
のウェハマークAM全体を照明するように照射する場
合、前記第2光束の照射位置が前記スクライブラインS
L内から逸脱して、前記デバイス部分DPに対応する位
置となることがある。
マークAMは、一般にウェハW上のスクライブラインS
L上に形成される。これに対し、前記従来構成では、前
記視野分割絞り102により同軸上で視野分割されたマ
ーク照明用の第1光束と、焦点位置検出用の第2光束と
を、ウェハWのマーク領域とその近傍とのそれぞれ別々
の位置に照射するようになっている。ここで、図8に示
すように、前記第1光束を前記スクライブラインSL内
のウェハマークAM全体を照明するように照射する場
合、前記第2光束の照射位置が前記スクライブラインS
L内から逸脱して、前記デバイス部分DPに対応する位
置となることがある。
【0011】このような場合には、前記焦点位置の検出
動作にて検出されたアライメント光学系の焦点位置が、
ウェハマークAMに対する最適焦点位置ではなく、デバ
イス部分DPに対する最適焦点位置となる。このため、
前記アライメントに際して、前記ように検出されたアラ
イメント光学系の焦点位置に基づいてウェハWの位置決
めを行うと、前記段差の分だけウェハマークAMがオフ
セットされた状態となる。そして、そのウェハマークA
Mの像は、前記撮像素子114の受光面上に前記オフセ
ット分だけデフォーカスされた状態で結像され、高精度
のアライメントが困難になるという問題があった。
動作にて検出されたアライメント光学系の焦点位置が、
ウェハマークAMに対する最適焦点位置ではなく、デバ
イス部分DPに対する最適焦点位置となる。このため、
前記アライメントに際して、前記ように検出されたアラ
イメント光学系の焦点位置に基づいてウェハWの位置決
めを行うと、前記段差の分だけウェハマークAMがオフ
セットされた状態となる。そして、そのウェハマークA
Mの像は、前記撮像素子114の受光面上に前記オフセ
ット分だけデフォーカスされた状態で結像され、高精度
のアライメントが困難になるという問題があった。
【0012】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
しては、基板等の位置決めと、その位置決めに先立つア
ライメント光学系の焦点位置の検出とを、同一の光源を
用いて高精度に行うことの可能な位置検出装置及び位置
検出方法並びに露光装置を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
しては、基板等の位置決めと、その位置決めに先立つア
ライメント光学系の焦点位置の検出とを、同一の光源を
用いて高精度に行うことの可能な位置検出装置及び位置
検出方法並びに露光装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、位置決め対象物(W)の所定の領域を光源(36)
からの照明光(IL)で照明し、その所定の領域からの
反射光(RL)に基づいて前記位置決め対象物(W)の
複数の位置情報を検出する各位置情報毎の検出手段(3
2)を備えた位置検出装置に係る本願請求項1の発明
は、前記照明光(IL)の波長を分割する波長分割手段
(42)を設け、前記検出手段(32)毎にその波長分
割手段(42)により分割された所定の波長帯域の照明
光(ILv、ILir)に伴う前記所定の領域からの反
射光(RLv、RLir)に基づいて前記位置情報を検
出することを要旨とするものである。
に、位置決め対象物(W)の所定の領域を光源(36)
からの照明光(IL)で照明し、その所定の領域からの
反射光(RL)に基づいて前記位置決め対象物(W)の
複数の位置情報を検出する各位置情報毎の検出手段(3
2)を備えた位置検出装置に係る本願請求項1の発明
は、前記照明光(IL)の波長を分割する波長分割手段
(42)を設け、前記検出手段(32)毎にその波長分
割手段(42)により分割された所定の波長帯域の照明
光(ILv、ILir)に伴う前記所定の領域からの反
射光(RLv、RLir)に基づいて前記位置情報を検
出することを要旨とするものである。
【0014】この本願請求項1の発明においては、同一
の照明光から分割された互いに異なる波長帯域よりなる
複数の照明光にそれぞれ異なる情報をのせて、位置決め
対象物の所定の領域に照射することができる。このた
め、それらの照明光が互いに重なり合った状態で前記所
定の同一領域に照射しても、前記位置決め対象物に関す
る複数の位置情報を得ることができる。従って、前記複
数の位置情報を得るために、複数の照明光を互いに異な
る照射位置に照射する必要がない。
の照明光から分割された互いに異なる波長帯域よりなる
複数の照明光にそれぞれ異なる情報をのせて、位置決め
対象物の所定の領域に照射することができる。このた
め、それらの照明光が互いに重なり合った状態で前記所
定の同一領域に照射しても、前記位置決め対象物に関す
る複数の位置情報を得ることができる。従って、前記複
数の位置情報を得るために、複数の照明光を互いに異な
る照射位置に照射する必要がない。
【0015】また、本願請求項2の発明は、前記請求項
1に記載の発明において、前記検出手段(32)は、前
記所定の領域を構成するマーク領域における照明視野の
形状を規定する視野絞り手段(43)及び前記マーク領
域に形成されたマーク(AM)からの反射光(RLv)
を検出する第1対物光学系(52、53、55〜59)
を含む第1検出手段と、前記マーク領域に所定形状のパ
ターン像(IP)を投影するためのパターン形成手段
(46)及びそのパターン像(IP)の反射光(RLi
r)を検出する第2対物光学系(52、53、55、5
6、61、62)を含む第2検出手段とを備えてなり、
前記波長分割手段(42)は、前記視野絞り手段(4
3)と前記パターン形成手段(46)とに異なる波長帯
域の照明光(ILv、ILir)を照射するために、前
記光源(36)からの照明光(IL)の波長を分割する
第1波長分割手段(42)と、前記視野絞り手段(4
3)の透過光(ILv)とパターン形成手段(46)の
透過光(ILir)とを合成し、前記パターン像を前記
マーク領域の照明視野内に投影する合成手段(49)
と、そのマーク領域からの反射光(RL)を前記マーク
(AM)からの反射光(RLv)と前記パターン像(I
P)からの反射光(RLir)とに波長分割する第2波
長分割手段(56)とを備えたことを要旨とするもので
ある。
1に記載の発明において、前記検出手段(32)は、前
記所定の領域を構成するマーク領域における照明視野の
形状を規定する視野絞り手段(43)及び前記マーク領
域に形成されたマーク(AM)からの反射光(RLv)
を検出する第1対物光学系(52、53、55〜59)
を含む第1検出手段と、前記マーク領域に所定形状のパ
ターン像(IP)を投影するためのパターン形成手段
(46)及びそのパターン像(IP)の反射光(RLi
r)を検出する第2対物光学系(52、53、55、5
6、61、62)を含む第2検出手段とを備えてなり、
前記波長分割手段(42)は、前記視野絞り手段(4
3)と前記パターン形成手段(46)とに異なる波長帯
域の照明光(ILv、ILir)を照射するために、前
記光源(36)からの照明光(IL)の波長を分割する
第1波長分割手段(42)と、前記視野絞り手段(4
3)の透過光(ILv)とパターン形成手段(46)の
透過光(ILir)とを合成し、前記パターン像を前記
マーク領域の照明視野内に投影する合成手段(49)
と、そのマーク領域からの反射光(RL)を前記マーク
(AM)からの反射光(RLv)と前記パターン像(I
P)からの反射光(RLir)とに波長分割する第2波
長分割手段(56)とを備えたことを要旨とするもので
ある。
【0016】このため、本願請求項2の発明において
は、前記請求項1に記載の発明の作用に加えて、同一の
光源から発せられた照明光は、第1波長分割手段により
互いに波長帯域の異なる複数の照明光に分割される。前
記照明光のうち1つは、視野絞り手段に導かれ、前記位
置決め対象物上のマーク領域の照明用に加工される。前
記照明光のうち他の1つはパターン形成手段に導かれ、
所定のパターン像が形成される。これらの視野絞り手段
の透過光とパターン形成手段の透過光とは、合成手段に
より合成され、前記マーク領域に照射される。つまり、
前記パターン形成手段により形成されたパターン像が、
前記マーク領域の照明光とともにマーク領域に投影され
る。そして、そのマーク領域からの前記パターン像を含
む反射光は、第2波長分割手段により前記マークからの
反射光と前記パターン像からの反射光とに波長分割され
る。そして、前記マークからの反射光は第1対物光学系
において検出され、前記パターン像からの反射光は第2
対物光学系において検出される。
は、前記請求項1に記載の発明の作用に加えて、同一の
光源から発せられた照明光は、第1波長分割手段により
互いに波長帯域の異なる複数の照明光に分割される。前
記照明光のうち1つは、視野絞り手段に導かれ、前記位
置決め対象物上のマーク領域の照明用に加工される。前
記照明光のうち他の1つはパターン形成手段に導かれ、
所定のパターン像が形成される。これらの視野絞り手段
の透過光とパターン形成手段の透過光とは、合成手段に
より合成され、前記マーク領域に照射される。つまり、
前記パターン形成手段により形成されたパターン像が、
前記マーク領域の照明光とともにマーク領域に投影され
る。そして、そのマーク領域からの前記パターン像を含
む反射光は、第2波長分割手段により前記マークからの
反射光と前記パターン像からの反射光とに波長分割され
る。そして、前記マークからの反射光は第1対物光学系
において検出され、前記パターン像からの反射光は第2
対物光学系において検出される。
【0017】このように、前記パターン像が前記マーク
領域上に投影されるため、パターン像とマークとの間に
位置ずれがほとんど存在しない。このため、例えばスク
ライブライン上にマーク領域を有する基板の位置決めを
行う場合において、前記パターン像が基板のデバイス部
分に乗り上げたりすることがない。そして、反射光の光
軸方向において、パターン像の反射光から得られる位置
情報とマークの反射光から得られる位置情報とをほぼ一
致させることができる。
領域上に投影されるため、パターン像とマークとの間に
位置ずれがほとんど存在しない。このため、例えばスク
ライブライン上にマーク領域を有する基板の位置決めを
行う場合において、前記パターン像が基板のデバイス部
分に乗り上げたりすることがない。そして、反射光の光
軸方向において、パターン像の反射光から得られる位置
情報とマークの反射光から得られる位置情報とをほぼ一
致させることができる。
【0018】しかも、照明光は一旦分割された後、合成
され、さらに再度分割されて、各照明光に含まれる位置
情報が検出される。このため、前記第1検出手段と第2
検出手段とで、その光路の一部を共用することができ
て、光路構成の簡素化を図ることができる。
され、さらに再度分割されて、各照明光に含まれる位置
情報が検出される。このため、前記第1検出手段と第2
検出手段とで、その光路の一部を共用することができ
て、光路構成の簡素化を図ることができる。
【0019】また、本願請求項3の発明は、前記請求項
2に記載の発明において、前記第2対物光学系(52、
53、55、56、61、62)における前記パターン
像(IP)の位置情報に基づいて前記第1対物光学系
(52、53、55〜59)における前記マーク(A
M)の合焦を行うとともに、前記第1対物光学系(5
2、53、55〜59)における前記マーク(AM)の
位置情報に基づいて前記位置決め対象物(W)の位置合
わせを行う制御手段(31)を備えたことを要旨とする
ものである。
2に記載の発明において、前記第2対物光学系(52、
53、55、56、61、62)における前記パターン
像(IP)の位置情報に基づいて前記第1対物光学系
(52、53、55〜59)における前記マーク(A
M)の合焦を行うとともに、前記第1対物光学系(5
2、53、55〜59)における前記マーク(AM)の
位置情報に基づいて前記位置決め対象物(W)の位置合
わせを行う制御手段(31)を備えたことを要旨とする
ものである。
【0020】ここで、本願請求項3の発明においては、
前記請求項2の発明の下で、前記パターン像の位置情報
は前記マーク上に投影された状態のものとなる。このた
め、本願請求項3の発明においては、前記請求項2に記
載の発明の作用に加えて、このパターン像の位置情報に
基づいて、前記第1対物光学系における前記マークの合
焦を行うことで、そのマークを最適なアライメント光学
系の焦点位置に合わせ込むことができる。そして、前記
第1対物光学系による前記マークの位置情報の検出をよ
り高精度で行うことができ、位置決め対象物の位置合わ
せを高精度に行うことができる。
前記請求項2の発明の下で、前記パターン像の位置情報
は前記マーク上に投影された状態のものとなる。このた
め、本願請求項3の発明においては、前記請求項2に記
載の発明の作用に加えて、このパターン像の位置情報に
基づいて、前記第1対物光学系における前記マークの合
焦を行うことで、そのマークを最適なアライメント光学
系の焦点位置に合わせ込むことができる。そして、前記
第1対物光学系による前記マークの位置情報の検出をよ
り高精度で行うことができ、位置決め対象物の位置合わ
せを高精度に行うことができる。
【0021】また、本願請求項4の発明は、前記請求項
3に記載の発明において、前記第2検出手段(46、5
2、53、55、56、61、62)は、前記第1波長
分割手段(42)と合成手段(49)との間、または、
前記第2対物光学系(52、53、55、56、61、
62)内における前記第2波長分割手段(56)よりも
像面側に、前記照明光(ILir)または前記反射光
(RLir)のテレセントリック性を崩す光学素子(6
1)を備えたことを要旨とするものである。
3に記載の発明において、前記第2検出手段(46、5
2、53、55、56、61、62)は、前記第1波長
分割手段(42)と合成手段(49)との間、または、
前記第2対物光学系(52、53、55、56、61、
62)内における前記第2波長分割手段(56)よりも
像面側に、前記照明光(ILir)または前記反射光
(RLir)のテレセントリック性を崩す光学素子(6
1)を備えたことを要旨とするものである。
【0022】このため、本願請求項4の発明において
は、前記請求項3に記載の発明の作用に加えて、前記第
1検出手段で検出される光束のテレセントリック性を確
保しつつ、前記第2検出手段で検出される光束のテレセ
ントリック性のみを崩すことができる。そして、第2検
出手段において前記パターン像の位置ずれを検出するこ
とで、第1検出手段における前記マークに対するアライ
メント光学系の最適な焦点位置の検出を正確かつ容易に
行うことができる。しかも、例えば第1検出手段に前記
マークの像をそのまま受光する撮像素子を用いた場合に
おいて、第2検出手段で検出される光束のテレセントリ
ック性を崩しても、前記撮像素子における前記マークの
像の検出に支障を来すことがない。
は、前記請求項3に記載の発明の作用に加えて、前記第
1検出手段で検出される光束のテレセントリック性を確
保しつつ、前記第2検出手段で検出される光束のテレセ
ントリック性のみを崩すことができる。そして、第2検
出手段において前記パターン像の位置ずれを検出するこ
とで、第1検出手段における前記マークに対するアライ
メント光学系の最適な焦点位置の検出を正確かつ容易に
行うことができる。しかも、例えば第1検出手段に前記
マークの像をそのまま受光する撮像素子を用いた場合に
おいて、第2検出手段で検出される光束のテレセントリ
ック性を崩しても、前記撮像素子における前記マークの
像の検出に支障を来すことがない。
【0023】また、本願請求項5の発明は、前記請求項
3または請求項4に記載の発明において、前記第1波長
分割手段(42)は前記照明光(IL)から可視光(I
Lv)と赤外光(ILir)とを分割し、前記第1検出
手段(43、52、53、55〜59)には可視光(I
Lv)が導かれ、前記第2検出手段(46、52、5
3、55、56、61、62)には赤外光(ILir)
が導かれるように構成したことを要旨とするものであ
る。
3または請求項4に記載の発明において、前記第1波長
分割手段(42)は前記照明光(IL)から可視光(I
Lv)と赤外光(ILir)とを分割し、前記第1検出
手段(43、52、53、55〜59)には可視光(I
Lv)が導かれ、前記第2検出手段(46、52、5
3、55、56、61、62)には赤外光(ILir)
が導かれるように構成したことを要旨とするものであ
る。
【0024】このため、本願請求項5の発明において
は、前記請求項3または請求項4に記載の発明の作用に
加えて、例えば感光性のフォトレジストが塗布された基
板の位置決めを行う場合において、この位置決めの際の
照明がフォトレジストに影響を及ぼすことがない。そし
て、例えば第1検出手段に前記マークの像をそのまま受
光する撮像素子を用いた場合に、撮像素子において前記
マークの像を高感度で検出することができる。
は、前記請求項3または請求項4に記載の発明の作用に
加えて、例えば感光性のフォトレジストが塗布された基
板の位置決めを行う場合において、この位置決めの際の
照明がフォトレジストに影響を及ぼすことがない。そし
て、例えば第1検出手段に前記マークの像をそのまま受
光する撮像素子を用いた場合に、撮像素子において前記
マークの像を高感度で検出することができる。
【0025】また、位置決め対象物(W)の所定の領域
を光源(36)からの照明光(IL)で照明し、複数の
検出手段(32)により、その所定の領域からの反射光
(RL)に基づいて前記位置決め対象物(W)の各検出
手段(32)毎の位置情報を検出する位置検出方法に係
る本願請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項
に記載の位置検出装置(32)を用い、前記光源(3
6)からの照明光(IL)を波長分割手段(42)を介
して波長を分割し、前記検出手段(32)毎に所定の波
長範囲の照明光(ILv、ILir)により前記所定の
領域を照明し、その所定の領域からの反射光(RL)に
基づいて前記位置情報を検出することを要旨とするもの
である。
を光源(36)からの照明光(IL)で照明し、複数の
検出手段(32)により、その所定の領域からの反射光
(RL)に基づいて前記位置決め対象物(W)の各検出
手段(32)毎の位置情報を検出する位置検出方法に係
る本願請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項
に記載の位置検出装置(32)を用い、前記光源(3
6)からの照明光(IL)を波長分割手段(42)を介
して波長を分割し、前記検出手段(32)毎に所定の波
長範囲の照明光(ILv、ILir)により前記所定の
領域を照明し、その所定の領域からの反射光(RL)に
基づいて前記位置情報を検出することを要旨とするもの
である。
【0026】このため、本願請求項6の発明において
は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明と
同様の作用を得ることができる。また、マスク(R)上
の回路パターンを投影光学系(22)を介して基板
(W)上に転写露光する露光装置に係る本願請求項7の
発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出
装置(32)を備えたことを要旨とするものである。
は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明と
同様の作用を得ることができる。また、マスク(R)上
の回路パターンを投影光学系(22)を介して基板
(W)上に転写露光する露光装置に係る本願請求項7の
発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出
装置(32)を備えたことを要旨とするものである。
【0027】このため、本願請求項7の発明において
は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明の
作用に加えて、基板のアライメントを高精度に行うこと
ができるため、微細な回路パターンの投影露光及び多数
回にわたる重ね合わせ露光を行うのに特に好適である。
は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明の
作用に加えて、基板のアライメントを高精度に行うこと
ができるため、微細な回路パターンの投影露光及び多数
回にわたる重ね合わせ露光を行うのに特に好適である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をオフアクシス方
式のアライメントセンサを備えたステップ・アンド・リ
ピート方式の露光装置に具体化した一実施形態につい
て、図1〜図5に基づいて説明する。
式のアライメントセンサを備えたステップ・アンド・リ
ピート方式の露光装置に具体化した一実施形態につい
て、図1〜図5に基づいて説明する。
【0029】まず、露光装置の概略構成について説明す
る。図1に示すように、露光対象とするマスクとしての
レチクルRがレチクルホルダ21上に保持されている。
図示省略された照明光学系からの露光光ELのもとでレ
チクルR上の回路パターンが投影光学系22を介してウ
ェハWの各ショット領域に逐次一括露光される。
る。図1に示すように、露光対象とするマスクとしての
レチクルRがレチクルホルダ21上に保持されている。
図示省略された照明光学系からの露光光ELのもとでレ
チクルR上の回路パターンが投影光学系22を介してウ
ェハWの各ショット領域に逐次一括露光される。
【0030】前記露光光ELとしては、例えばg線(4
36nm)、i線(365nm)、KrFエキシマレー
ザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193n
m)、F2エキシマレーザ(193nm)が用いられ
る。また、前記投影光学系22は複数のレンズ等の光学
素子を含むものであり、その光学素子の硝材としては前
記露光光ELの波長に応じて石英、蛍石など光学材料か
ら選択される。
36nm)、i線(365nm)、KrFエキシマレー
ザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193n
m)、F2エキシマレーザ(193nm)が用いられ
る。また、前記投影光学系22は複数のレンズ等の光学
素子を含むものであり、その光学素子の硝材としては前
記露光光ELの波長に応じて石英、蛍石など光学材料か
ら選択される。
【0031】ここで、投影光学系22の光軸AXに平行
にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図1の紙面に平行
な方向にX軸、図1の紙面に垂直にY軸をそれぞれ取
る。この場合、フォトレジストが塗布された基板そして
位置決め対象物としてのウェハWはウェハホルダ23を
介してZステージ24上に載置され、Zステージ24は
XYステージ25上に載置されている。Zステージ24
は、Z方向にウェハWの位置を微調整し、XYステージ
25はX方向及びY方向にウェハWの位置決めを行う。
にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図1の紙面に平行
な方向にX軸、図1の紙面に垂直にY軸をそれぞれ取
る。この場合、フォトレジストが塗布された基板そして
位置決め対象物としてのウェハWはウェハホルダ23を
介してZステージ24上に載置され、Zステージ24は
XYステージ25上に載置されている。Zステージ24
は、Z方向にウェハWの位置を微調整し、XYステージ
25はX方向及びY方向にウェハWの位置決めを行う。
【0032】ウェハホルダ23の一端にL次型の移動鏡
26が取り付けられており、この移動鏡26と外部のレ
ーザ干渉計27とにより、ウェハWのX座標及びY座標
が常時計測され、計測された座標値がステージ制御ユニ
ット28に供給されている。
26が取り付けられており、この移動鏡26と外部のレ
ーザ干渉計27とにより、ウェハWのX座標及びY座標
が常時計測され、計測された座標値がステージ制御ユニ
ット28に供給されている。
【0033】そのウェハホルダ21上には基準マーク板
29が設けられ、その基準マーク板29上にはレチクル
R及びウェハWの位置合わせのためのアライメントセン
サ用の基準マークが形成されている。また、レチクルR
の上方には、レチクル用のアライメント顕微鏡30が配
置されている。このアライメント顕微鏡30により、レ
チクルR上のアライメントマークと、基準マーク板30
上の所定の基準マークとを同時に観察する。この観察結
果に基づいて、レチクルRの位置を調整してそれらの位
置ずれ量を所定の範囲内に収めることにより、レチクル
の位置合わせが行われるようになっている。
29が設けられ、その基準マーク板29上にはレチクル
R及びウェハWの位置合わせのためのアライメントセン
サ用の基準マークが形成されている。また、レチクルR
の上方には、レチクル用のアライメント顕微鏡30が配
置されている。このアライメント顕微鏡30により、レ
チクルR上のアライメントマークと、基準マーク板30
上の所定の基準マークとを同時に観察する。この観察結
果に基づいて、レチクルRの位置を調整してそれらの位
置ずれ量を所定の範囲内に収めることにより、レチクル
の位置合わせが行われるようになっている。
【0034】アライメント制御ユニット31は、アライ
メントセンサ32を介して、ウェハWのスクライブライ
ンSL上のウェハマーク(アライメントマーク)AM
(図5参照)の同アライメントセンサ32に対する焦点
位置情報を検出する。この焦点位置情報は、前記ステー
ジ制御ユニット28に入力される。そして、ステージ制
御ユニット28は、前記焦点位置情報に基づいてZステ
ージ24の駆動量を制御して、ウェハWのアライメント
センサ32に対するウェハマークAMの合焦を行う。
メントセンサ32を介して、ウェハWのスクライブライ
ンSL上のウェハマーク(アライメントマーク)AM
(図5参照)の同アライメントセンサ32に対する焦点
位置情報を検出する。この焦点位置情報は、前記ステー
ジ制御ユニット28に入力される。そして、ステージ制
御ユニット28は、前記焦点位置情報に基づいてZステ
ージ24の駆動量を制御して、ウェハWのアライメント
センサ32に対するウェハマークAMの合焦を行う。
【0035】さらに、ステージ制御ユニット28は、ア
ライメント制御ユニット31からの前記ウェハマークA
Mの位置情報に基づいて、駆動系33の動作を制御して
XYステージ25をステッピング駆動する。このとき、
前記アライメント制御ユニット31は、基準マーク板3
0上のウェハマークAMと同じ形状の基準マークの位置
を、アライメントセンサ32により検出する。この検出
結果から、例えばアライメントセンサ32の検出中心と
レチクルRの投影像の中心(投影光学系22の光軸A
X)とのずれ量であるベースライン量が計測される。そ
して、前記アライメントセンサ32で計測されたウェハ
マークAMの位置に前記ベースライン量を加算して得た
値に基づいて、ウェハWのX座標及びY座標を制御する
ことにより、各ショット領域をそれぞれ正確に露光位置
に合わせ込むようになっている。これにより、各ショッ
ト領域の中心と投影光学系22の光軸AXとの正確な位
置合わせを行って、レチクルR上の回路パターンを露光
するようになっている。
ライメント制御ユニット31からの前記ウェハマークA
Mの位置情報に基づいて、駆動系33の動作を制御して
XYステージ25をステッピング駆動する。このとき、
前記アライメント制御ユニット31は、基準マーク板3
0上のウェハマークAMと同じ形状の基準マークの位置
を、アライメントセンサ32により検出する。この検出
結果から、例えばアライメントセンサ32の検出中心と
レチクルRの投影像の中心(投影光学系22の光軸A
X)とのずれ量であるベースライン量が計測される。そ
して、前記アライメントセンサ32で計測されたウェハ
マークAMの位置に前記ベースライン量を加算して得た
値に基づいて、ウェハWのX座標及びY座標を制御する
ことにより、各ショット領域をそれぞれ正確に露光位置
に合わせ込むようになっている。これにより、各ショッ
ト領域の中心と投影光学系22の光軸AXとの正確な位
置合わせを行って、レチクルR上の回路パターンを露光
するようになっている。
【0036】本実施形態の露光装置では、投影光学系2
2の側方にオフ・アクシス方式でFIA(Field Image
Alignment )系のアライメントセンサ32が配置されて
いる。そのアライメントセンサ32には、外部のハロゲ
ンランプ36から光ファイバ37を介して照明光ILが
導かれている。その照明光ILに基づいて、アライメン
トセンサ32から出射される各種光束は、プリズムミラ
ー38を介してウェハW上の所定の領域としてのウェハ
マークAMを含むマーク領域を照明する。この照明に伴
うウェハWからの反射光RLは、プリズムミラー38を
介してアライメントセンサ32に戻されている。そし
て、この反射光RLに基づいて、アライメントセンサ3
2内で検出された各種信号は、前記アライメント制御ユ
ニット31に供給されるようになっている。
2の側方にオフ・アクシス方式でFIA(Field Image
Alignment )系のアライメントセンサ32が配置されて
いる。そのアライメントセンサ32には、外部のハロゲ
ンランプ36から光ファイバ37を介して照明光ILが
導かれている。その照明光ILに基づいて、アライメン
トセンサ32から出射される各種光束は、プリズムミラ
ー38を介してウェハW上の所定の領域としてのウェハ
マークAMを含むマーク領域を照明する。この照明に伴
うウェハWからの反射光RLは、プリズムミラー38を
介してアライメントセンサ32に戻されている。そし
て、この反射光RLに基づいて、アライメントセンサ3
2内で検出された各種信号は、前記アライメント制御ユ
ニット31に供給されるようになっている。
【0037】次に、前記アライメントセンサ32につい
て、詳細に説明する。図2に示すように、光ファイバ3
7からはウェハW上のフォトレジストに対して非感光性
のブロードバンド(帯域270nm以上)の照明光IL
が射出されている。この照明光ILは、コンデンサーレ
ンズ41を介して第1波長分割手段としての第1ダイク
ロイックミラー42に入射する。この第1ダイクロイッ
クミラー42において、前記照明光ILは、図2におい
て実線で示す可視領域の可視照明光ILvと、図2にお
いて破線で示す赤外領域の赤外照明光ILirとに波長
分割される。ここで、この第1ダイクロイックミラー4
2の波長選択性は、前記照明光ILのうちで可視照明光
ILvを透過させ、赤外照明光ILirを反射させるよ
うな特性に設定されている。
て、詳細に説明する。図2に示すように、光ファイバ3
7からはウェハW上のフォトレジストに対して非感光性
のブロードバンド(帯域270nm以上)の照明光IL
が射出されている。この照明光ILは、コンデンサーレ
ンズ41を介して第1波長分割手段としての第1ダイク
ロイックミラー42に入射する。この第1ダイクロイッ
クミラー42において、前記照明光ILは、図2におい
て実線で示す可視領域の可視照明光ILvと、図2にお
いて破線で示す赤外領域の赤外照明光ILirとに波長
分割される。ここで、この第1ダイクロイックミラー4
2の波長選択性は、前記照明光ILのうちで可視照明光
ILvを透過させ、赤外照明光ILirを反射させるよ
うな特性に設定されている。
【0038】前記第1ダイクロイックミラー42を透過
した可視照明光ILvは、視野絞り手段としての視野絞
り板43を照明する。図3(a)に示すように、この視
野絞り板43には、その中央に矩形状の開口43aが設
けられており、その開口44の周囲に遮光部45が設け
られている。前記可視照明光ILvは、この視野絞り板
43を通過することによりその断面形状が矩形状に整形
される。
した可視照明光ILvは、視野絞り手段としての視野絞
り板43を照明する。図3(a)に示すように、この視
野絞り板43には、その中央に矩形状の開口43aが設
けられており、その開口44の周囲に遮光部45が設け
られている。前記可視照明光ILvは、この視野絞り板
43を通過することによりその断面形状が矩形状に整形
される。
【0039】一方、前記第1ダイクロイックミラー42
で反射された赤外照明光ILirは、パターン形成手段
としてのパターン形成板46を照明する。図3(b)に
示すように、このパターン形成板46には、遮光部47
の中央に複数(本実施形態では3つ)のスリット48が
所定の間隔をおいて形成されている。ここで、これらの
スリット48は、前記赤外照明光ILirの光軸と直交
する平面内において、その平面を水平に横切る軸線に対
してほぼ45°または135°の角度をなすように形成
されている。前記赤外照明光ILirは、このパターン
形成板46を通過することにより、前記スリット46の
形状に対応したパターン像IPに整形される。
で反射された赤外照明光ILirは、パターン形成手段
としてのパターン形成板46を照明する。図3(b)に
示すように、このパターン形成板46には、遮光部47
の中央に複数(本実施形態では3つ)のスリット48が
所定の間隔をおいて形成されている。ここで、これらの
スリット48は、前記赤外照明光ILirの光軸と直交
する平面内において、その平面を水平に横切る軸線に対
してほぼ45°または135°の角度をなすように形成
されている。前記赤外照明光ILirは、このパターン
形成板46を通過することにより、前記スリット46の
形状に対応したパターン像IPに整形される。
【0040】視野絞り板43を通過した可視照明光IL
vとパターン形成板46を通過した赤外照明光ILir
とは、合成手段としての第2ダイクロイックミラー49
に入射する。この第2ダイクロイックミラー49の波長
選択性も、前記第1ダイクロイックミラー42と同様
に、可視照明光ILvを透過させ、赤外照明光ILir
を反射させるような特性に設定されている。そして、前
記2つの照明光ILv、ILirは、この第2ダイクロ
イックミラー49においてその光軸がほぼ一致するよう
に合成される。
vとパターン形成板46を通過した赤外照明光ILir
とは、合成手段としての第2ダイクロイックミラー49
に入射する。この第2ダイクロイックミラー49の波長
選択性も、前記第1ダイクロイックミラー42と同様
に、可視照明光ILvを透過させ、赤外照明光ILir
を反射させるような特性に設定されている。そして、前
記2つの照明光ILv、ILirは、この第2ダイクロ
イックミラー49においてその光軸がほぼ一致するよう
に合成される。
【0041】合成された照明光ILv、ILirは、レ
ンズ系50を透過した後、ビームスプリッタ51及びミ
ラー52で反射され、対物レンズ53に入射する。対物
レンズ53から出射された照明光ILv、ILirは、
プリズムミラー38で反射され、図2、図4及び図5に
示すように、ウェハW上の前記ウェハマークAMを含む
マーク領域を照明する。
ンズ系50を透過した後、ビームスプリッタ51及びミ
ラー52で反射され、対物レンズ53に入射する。対物
レンズ53から出射された照明光ILv、ILirは、
プリズムミラー38で反射され、図2、図4及び図5に
示すように、ウェハW上の前記ウェハマークAMを含む
マーク領域を照明する。
【0042】このウェハWは、そのマーク領域がレンズ
系50と対物レンズ53との合成系に関して前記視野絞
り板43及びパターン形成板46とほぼ共役(結像関
係)になるように配置されている。ここで、前記視野絞
り板43を通過した可視照明光ILvがFIA系用の照
明光であり、FIA系によるウェハWに対する照明領
域、言い換えると検出領域は視野絞り板43に形成され
た開口形状及び寸法で一義的にきまる。また、前記パタ
ーン形成板46を通過した赤外照明光ILirにより、
前記ウェハマークAM上に、そのパターン形成板46の
スリット48の形状に対応したパターン像IPが投影さ
れる。このパターン像IPは、前記ウェハマークAMを
用いてウェハWの位置合わせを行う際に、そのウェハマ
ークAMの位置情報検出時の焦点検出に供される。
系50と対物レンズ53との合成系に関して前記視野絞
り板43及びパターン形成板46とほぼ共役(結像関
係)になるように配置されている。ここで、前記視野絞
り板43を通過した可視照明光ILvがFIA系用の照
明光であり、FIA系によるウェハWに対する照明領
域、言い換えると検出領域は視野絞り板43に形成され
た開口形状及び寸法で一義的にきまる。また、前記パタ
ーン形成板46を通過した赤外照明光ILirにより、
前記ウェハマークAM上に、そのパターン形成板46の
スリット48の形状に対応したパターン像IPが投影さ
れる。このパターン像IPは、前記ウェハマークAMを
用いてウェハWの位置合わせを行う際に、そのウェハマ
ークAMの位置情報検出時の焦点検出に供される。
【0043】この前記可視照明光ILv及び赤外照明光
ILirの照明に基づくウェハWのマーク領域からの反
射光RLは、プリズムミラー38、対物レンズ53を介
してビームスプリッタ51に戻る。このビームスプリッ
タ51を透過した反射光RLは、レンズ系55を介して
第2波長分割手段としての第3ダイクロイックミラー5
6に入射する。この第3ダイクロイックミラー56の波
長選択性は、前記各ダイクロイックミラー42、49と
同様に、可視反射光RLvを透過させ、赤外反射光RL
irを反射させるような特性に設定されている。そし
て、前記ウェハWのマーク領域からの反射光RLは、前
記ウェハマークAMの反射像を含む可視領域の可視反射
光RLvと、前記マーク領域におけるパターン像IPの
反射像を含む赤外領域の赤外反射光RLirに分割され
る。
ILirの照明に基づくウェハWのマーク領域からの反
射光RLは、プリズムミラー38、対物レンズ53を介
してビームスプリッタ51に戻る。このビームスプリッ
タ51を透過した反射光RLは、レンズ系55を介して
第2波長分割手段としての第3ダイクロイックミラー5
6に入射する。この第3ダイクロイックミラー56の波
長選択性は、前記各ダイクロイックミラー42、49と
同様に、可視反射光RLvを透過させ、赤外反射光RL
irを反射させるような特性に設定されている。そし
て、前記ウェハWのマーク領域からの反射光RLは、前
記ウェハマークAMの反射像を含む可視領域の可視反射
光RLvと、前記マーク領域におけるパターン像IPの
反射像を含む赤外領域の赤外反射光RLirに分割され
る。
【0044】前記第3ダイクロイックミラー56を透過
した可視反射光RLvは、指標マークが形成された指標
板57及びリレーレンズ系58を介して、2次元CCD
等からなる撮像素子59で受光される。このとき、撮像
素子59の受光面上には、前記ウェハマークAMの反射
像とともに、可視反射光RLvの通過に基づく指標板5
7上の指標マークの投影像が結像される。
した可視反射光RLvは、指標マークが形成された指標
板57及びリレーレンズ系58を介して、2次元CCD
等からなる撮像素子59で受光される。このとき、撮像
素子59の受光面上には、前記ウェハマークAMの反射
像とともに、可視反射光RLvの通過に基づく指標板5
7上の指標マークの投影像が結像される。
【0045】ここで、指標板57は、合焦状態では、対
物レンズ53とレンズ系55との合成系に関してウェハ
Wの露光面と共役に配置されるとともに、リレーレンズ
系58に関して撮像素子59の受光面と共役に配置され
ている。この指標板57は、透明板の上にクロム層等で
前記指標マークが形成されたものであり、前記ウェハマ
ークAMの反射像が通過する部分は透明なままとなって
いる。また、この指標マークは、ウェハW上のX軸方向
またはY軸方向と共役な方向の位置基準となっている。
この指標板57の近傍には、その指標板57を独立に照
明するための指標板照明系60が別途設けられている。
物レンズ53とレンズ系55との合成系に関してウェハ
Wの露光面と共役に配置されるとともに、リレーレンズ
系58に関して撮像素子59の受光面と共役に配置され
ている。この指標板57は、透明板の上にクロム層等で
前記指標マークが形成されたものであり、前記ウェハマ
ークAMの反射像が通過する部分は透明なままとなって
いる。また、この指標マークは、ウェハW上のX軸方向
またはY軸方向と共役な方向の位置基準となっている。
この指標板57の近傍には、その指標板57を独立に照
明するための指標板照明系60が別途設けられている。
【0046】前記撮像素子59は、その受光面に結像さ
れた前記ウェハマークAMの反射像及び前記指標マーク
の投影像とを撮像して光電変換する。その光電変換によ
り得られた画像信号は、前記アライメント制御ユニット
38に入力される。そのアライメント制御ユニット38
において、ウェハWに関するX軸方向及びY軸方向にお
ける位置情報が、前記画像信号に基づいてウェハマーク
AMのX座標及びY座標として求められる。
れた前記ウェハマークAMの反射像及び前記指標マーク
の投影像とを撮像して光電変換する。その光電変換によ
り得られた画像信号は、前記アライメント制御ユニット
38に入力される。そのアライメント制御ユニット38
において、ウェハWに関するX軸方向及びY軸方向にお
ける位置情報が、前記画像信号に基づいてウェハマーク
AMのX座標及びY座標として求められる。
【0047】このように、対物レンズ53、ミラー5
2、レンズ系55、第3ダイクロイックミラー56、指
標板57、リレーレンズ系58及び撮像素子59によ
り、前記ウェハマークAMからの反射光を検出する第1
対物光学系が構成されている。そして、この第1対物光
学系にハロゲンランプ36及び視野絞り板43を含めた
形で第1検出手段が構成されている。
2、レンズ系55、第3ダイクロイックミラー56、指
標板57、リレーレンズ系58及び撮像素子59によ
り、前記ウェハマークAMからの反射光を検出する第1
対物光学系が構成されている。そして、この第1対物光
学系にハロゲンランプ36及び視野絞り板43を含めた
形で第1検出手段が構成されている。
【0048】一方、前記第3ダイクロイックミラー56
で反射された赤外反射光RLirは、その第3ダイクロ
イックミラー56より像面側に配置されたテレセントリ
ック性を崩す光学素子としての瞳分割ミラー61に入射
する。そして、赤外反射光RLirは、この瞳分割ミラ
ー61で反射されるとともに、そのテレセントリック性
が崩される。この非テレセントリック性の赤外反射光R
Lirは、1次元CCD等からなるラインセンサ62上
に、ウェハマークAM上に投影されたパターン像IPを
再結像する。すなわち、ウェハマークAMとラインセン
サ62の受光面とは対物レンズ53及びレンズ系55に
関してほぼ共役である。
で反射された赤外反射光RLirは、その第3ダイクロ
イックミラー56より像面側に配置されたテレセントリ
ック性を崩す光学素子としての瞳分割ミラー61に入射
する。そして、赤外反射光RLirは、この瞳分割ミラ
ー61で反射されるとともに、そのテレセントリック性
が崩される。この非テレセントリック性の赤外反射光R
Lirは、1次元CCD等からなるラインセンサ62上
に、ウェハマークAM上に投影されたパターン像IPを
再結像する。すなわち、ウェハマークAMとラインセン
サ62の受光面とは対物レンズ53及びレンズ系55に
関してほぼ共役である。
【0049】前記ラインセンサ62は、その受光面に結
像された前記焦点検出用のパターン像IPのウェハマー
クAM上からの反射像を撮像して光電変換する。その光
電変換により得られた画像信号は、前記アライメント制
御ユニット38に入力される。
像された前記焦点検出用のパターン像IPのウェハマー
クAM上からの反射像を撮像して光電変換する。その光
電変換により得られた画像信号は、前記アライメント制
御ユニット38に入力される。
【0050】このように、対物レンズ53、ミラー5
2、レンズ系55、第3ダイクロイックミラー56、瞳
分割ミラー61及びラインセンサ62により、前記ウェ
ハWのマーク領域に形成されたパターン像IPの反射光
を検出する第2対物光学系が構成されている。そして、
この第2対物光学系にハロゲンランプ36及びパターン
形成板46を含めた形で第2検出手段が構成されてい
る。
2、レンズ系55、第3ダイクロイックミラー56、瞳
分割ミラー61及びラインセンサ62により、前記ウェ
ハWのマーク領域に形成されたパターン像IPの反射光
を検出する第2対物光学系が構成されている。そして、
この第2対物光学系にハロゲンランプ36及びパターン
形成板46を含めた形で第2検出手段が構成されてい
る。
【0051】ところで、この前記ハロゲンランプ36か
らラインセンサ62に至る第2検出手段においては、第
3ダイクロイックミラー56からウェハW側はテレセン
トリック系である。これに対して、第3ダイクロイック
ミラー56からラインセンサ62側は、瞳分割ミラー6
1の作用により非テレセントリック系となっている。そ
のため、ウェハWが前記投影光学系22の光軸AXに平
行に(Z軸方向に)変位すると、ウェハマークAM上に
投影されたパターン像IPの位置は変化しないが(但
し、像はデフォーカスされる)、ラインセンサ62上に
再結像された像の位置はラインセンサ62の長手方向に
位置ずれする。
らラインセンサ62に至る第2検出手段においては、第
3ダイクロイックミラー56からウェハW側はテレセン
トリック系である。これに対して、第3ダイクロイック
ミラー56からラインセンサ62側は、瞳分割ミラー6
1の作用により非テレセントリック系となっている。そ
のため、ウェハWが前記投影光学系22の光軸AXに平
行に(Z軸方向に)変位すると、ウェハマークAM上に
投影されたパターン像IPの位置は変化しないが(但
し、像はデフォーカスされる)、ラインセンサ62上に
再結像された像の位置はラインセンサ62の長手方向に
位置ずれする。
【0052】これを利用して、ウェハマークAMと投影
光学系22の結像面ISとが一致した状態においてライ
ンセンサ62上の再結像される像の位置を基準位置とし
て予めアライメント制御ユニット31内に格納してお
く。そして、そのアライメント制御ユニット38におい
て、格納された基準位置に対する横ずれ量から対応する
ウェハマークAMのZ軸方向の位置(フォーカス位置)
が検出されるようになっている。
光学系22の結像面ISとが一致した状態においてライ
ンセンサ62上の再結像される像の位置を基準位置とし
て予めアライメント制御ユニット31内に格納してお
く。そして、そのアライメント制御ユニット38におい
て、格納された基準位置に対する横ずれ量から対応する
ウェハマークAMのZ軸方向の位置(フォーカス位置)
が検出されるようになっている。
【0053】ここで、ラインセンサ62上における基準
位置の決め方について一例を簡単に説明する。まず、ア
ライメントセンサ32の検出領域内に、前記基準マーク
板29(図1参照)の基準マークを配置して、基準マー
ク板29のZ軸方向の位置を変化させながら基準マーク
を撮像素子59で撮像する。そして、撮像素子59から
の撮像信号を画像解析して、基準マークの像のコントラ
ストが最も高くなるように基準マーク板29のZ軸方向
の位置決めをする。そこで、焦点検出用のパターン像I
Pを基準マーク板29上に投影するとともに、ラインセ
ンサ62上にパターン像IPの反射像を再結像させる。
そのときのラインセンサ62上でのパターン像IPの位
置を基準位置として決定する。
位置の決め方について一例を簡単に説明する。まず、ア
ライメントセンサ32の検出領域内に、前記基準マーク
板29(図1参照)の基準マークを配置して、基準マー
ク板29のZ軸方向の位置を変化させながら基準マーク
を撮像素子59で撮像する。そして、撮像素子59から
の撮像信号を画像解析して、基準マークの像のコントラ
ストが最も高くなるように基準マーク板29のZ軸方向
の位置決めをする。そこで、焦点検出用のパターン像I
Pを基準マーク板29上に投影するとともに、ラインセ
ンサ62上にパターン像IPの反射像を再結像させる。
そのときのラインセンサ62上でのパターン像IPの位
置を基準位置として決定する。
【0054】次に、前記ウェハマークAMとその上に投
影される焦点検出用のパターン像IPの形状及び配置関
係について説明する。図5に示すように、前記ウェハマ
ークAMは、ウェハWのスクライブラインSL上に形成
されており、複数(本実施形態では、5本)のライン部
分が所定の間隔をおいて平行に並んだライン・アンド・
スペース・パターンによりなっている。
影される焦点検出用のパターン像IPの形状及び配置関
係について説明する。図5に示すように、前記ウェハマ
ークAMは、ウェハWのスクライブラインSL上に形成
されており、複数(本実施形態では、5本)のライン部
分が所定の間隔をおいて平行に並んだライン・アンド・
スペース・パターンによりなっている。
【0055】一方、前記焦点検出用のパターン像IP
は、前記パターン形成板46の複数のスリット48の形
状に対応している。このパターン像IPは、1次元CC
Dによりなるラインセンサ62で検出される。このと
き、パターン像IPの一部がウェハマークAMの外側に
突出して投影されたり、パターン像IPのウェハマーク
AMのライン部分に対応する部分の面積とスペース部分
に対応する部分の面積との間に差が生じたりすると、ウ
ェハマークAMのライン部分とスペース部分との反射率
の違いに基づいて、そのパターン像IPのラインセンサ
62による検出信号に乱れが生じることがある。
は、前記パターン形成板46の複数のスリット48の形
状に対応している。このパターン像IPは、1次元CC
Dによりなるラインセンサ62で検出される。このと
き、パターン像IPの一部がウェハマークAMの外側に
突出して投影されたり、パターン像IPのウェハマーク
AMのライン部分に対応する部分の面積とスペース部分
に対応する部分の面積との間に差が生じたりすると、ウ
ェハマークAMのライン部分とスペース部分との反射率
の違いに基づいて、そのパターン像IPのラインセンサ
62による検出信号に乱れが生じることがある。
【0056】前記乱れの発生を回避するために、前記全
パターン像IPとウェハマークAMの各ライン部分とを
確実に交差させるために、本実施形態では両者の間隔
(ピッチ)Pを同一とし、両者が互いに45°または1
35°をなすように投影配置されている。そして、その
上で、パターン像IPの一部がウェハマークAMの外側
に突出しないように、前記パターン像IPの長手方向の
長さLは次式により規定される。
パターン像IPとウェハマークAMの各ライン部分とを
確実に交差させるために、本実施形態では両者の間隔
(ピッチ)Pを同一とし、両者が互いに45°または1
35°をなすように投影配置されている。そして、その
上で、パターン像IPの一部がウェハマークAMの外側
に突出しないように、前記パターン像IPの長手方向の
長さLは次式により規定される。
【0057】
【数1】 そして、複数のレンズから構成された照明光学系(図示
略)、前記投影光学系22を露光装置本体に組み込み光
学調整を行うとともに、多数の機械部品からなり前記レ
チクルホルダ21を含むレチクルステージや、前記ウェ
ハホルダ23、Zステージ24、XYステージ25等を
含むウェハステージを露光装置本体に取り付けて配線や
配管を接続し、さらに総合調整(電気調整、動作確認
等)を行うことにより、本実施形態の露光装置を製造す
ることができる。なお、この露光装置の製造は、温度及
びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うこと
が望ましい。
略)、前記投影光学系22を露光装置本体に組み込み光
学調整を行うとともに、多数の機械部品からなり前記レ
チクルホルダ21を含むレチクルステージや、前記ウェ
ハホルダ23、Zステージ24、XYステージ25等を
含むウェハステージを露光装置本体に取り付けて配線や
配管を接続し、さらに総合調整(電気調整、動作確認
等)を行うことにより、本実施形態の露光装置を製造す
ることができる。なお、この露光装置の製造は、温度及
びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うこと
が望ましい。
【0058】また、半導体デバイスは、例えば次の各ス
テップを経て製造される。前記各ステップとは、デバイ
スの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップ
に基づいたレチクルを製作するステップ、シリコン材料
からウェハを製作するステップ、前述した本実施形態の
露光装置によりレチクルのパターンをウェハに露光する
ステップ、デバイス組立ステップ(ダイシング工程、ボ
ンディング工程、パッケージ工程を含む)、検査ステッ
プ等のことである。
テップを経て製造される。前記各ステップとは、デバイ
スの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップ
に基づいたレチクルを製作するステップ、シリコン材料
からウェハを製作するステップ、前述した本実施形態の
露光装置によりレチクルのパターンをウェハに露光する
ステップ、デバイス組立ステップ(ダイシング工程、ボ
ンディング工程、パッケージ工程を含む)、検査ステッ
プ等のことである。
【0059】次に、本実施形態の露光装置のアライメン
トセンサ32における位置検出の動作について説明す
る。まず、アライメント制御ユニット31は、ステージ
制御ユニット28を介して、ウェハW上のウェハマーク
AMがアライメントセンサ32の検出領域内に対応する
位置に移動するようにXYステージ25を駆動させる。
このウェハマークAMの移動が完了すると、ハロゲンラ
ンプ36から広帯域の照明光ILが出射され、その照明
光ILは第1ダイクロイックミラー42により可視照明
光ILvと赤外照明光ILirとに波長分割される。
トセンサ32における位置検出の動作について説明す
る。まず、アライメント制御ユニット31は、ステージ
制御ユニット28を介して、ウェハW上のウェハマーク
AMがアライメントセンサ32の検出領域内に対応する
位置に移動するようにXYステージ25を駆動させる。
このウェハマークAMの移動が完了すると、ハロゲンラ
ンプ36から広帯域の照明光ILが出射され、その照明
光ILは第1ダイクロイックミラー42により可視照明
光ILvと赤外照明光ILirとに波長分割される。
【0060】これらのうち、赤外照明光ILirは、パ
ターン形成板46により焦点検出用のパターン像IPに
整形され、第2ダイクロイックミラー49を経て前記可
視照射光ILvと合成された状態でウェハマークAM上
に投影される。すなわち、ウェハマークAM上には、赤
外照明光ILirの照明に基づいて、パターン形成板4
6のスリット48の形状に対応した焦点検出用のパター
ン像IPが結像される。
ターン形成板46により焦点検出用のパターン像IPに
整形され、第2ダイクロイックミラー49を経て前記可
視照射光ILvと合成された状態でウェハマークAM上
に投影される。すなわち、ウェハマークAM上には、赤
外照明光ILirの照明に基づいて、パターン形成板4
6のスリット48の形状に対応した焦点検出用のパター
ン像IPが結像される。
【0061】このパターン像IPを含むウェハマークA
Mからの反射光RLは、アライメントセンサ32内に戻
り、第3ダイクロイックミラー56により再び、可視反
射光RLvと赤外反射光RLirとに波長分割される。
この赤外反射光RLirは、瞳分割ミラー61を介して
そのテレセントリック性が崩された状態でラインセンサ
62で受光される。そして、その受光面上には、前記パ
ターン像IPが前記ウェハマークAMのZ軸方向の位置
に応じて横ずれした状態で結像される。
Mからの反射光RLは、アライメントセンサ32内に戻
り、第3ダイクロイックミラー56により再び、可視反
射光RLvと赤外反射光RLirとに波長分割される。
この赤外反射光RLirは、瞳分割ミラー61を介して
そのテレセントリック性が崩された状態でラインセンサ
62で受光される。そして、その受光面上には、前記パ
ターン像IPが前記ウェハマークAMのZ軸方向の位置
に応じて横ずれした状態で結像される。
【0062】ラインセンサ62における前記パターン像
IPに関する検出信号はアライメント制御ユニット31
に入力され、同アライメント制御ユニット31に予め格
納されている基準位置に対する前記検出信号の横ずれ量
から前記ウェハマークAMのアライメントセンサ32に
対する最適焦点位置が検出される。アライメント制御ユ
ニット31は、ステージ制御ユニット28を介して、ウ
ェハW上のウェハマークAMのZ軸方向の位置がこの最
適焦点位置と一致するようにZステージ24を駆動させ
る。
IPに関する検出信号はアライメント制御ユニット31
に入力され、同アライメント制御ユニット31に予め格
納されている基準位置に対する前記検出信号の横ずれ量
から前記ウェハマークAMのアライメントセンサ32に
対する最適焦点位置が検出される。アライメント制御ユ
ニット31は、ステージ制御ユニット28を介して、ウ
ェハW上のウェハマークAMのZ軸方向の位置がこの最
適焦点位置と一致するようにZステージ24を駆動させ
る。
【0063】Zステージ24の移動が完了すると、前記
と同様に、ハロゲンランプ36から広帯域の照明光IL
が出射され、その照明光ILは第1ダイクロイックミラ
ー42により可視照明光ILvと赤外照明光ILirと
に波長分割される。
と同様に、ハロゲンランプ36から広帯域の照明光IL
が出射され、その照明光ILは第1ダイクロイックミラ
ー42により可視照明光ILvと赤外照明光ILirと
に波長分割される。
【0064】これらのうち、可視照明光ILvは、その
断面形状が視野絞り板43により矩形状に整形され、第
2ダイクロイックミラー49を経て前記赤外照射光IL
irと合成された状態でウェハW上のウェハマークAM
とその近傍を照明する。この照明に基づくウェハマーク
AMからの反射光RLは、アライメントセンサ32内に
戻り、第3ダイクロイックミラー56により再び、可視
反射光RLvと赤外反射光RLirとに波長分割され
る。このうち可視反射光RLvは、指標板57を介して
撮像素子59で受光され、その受光面上には前記ウェハ
マークAMの反射像とともに前記指標板57上の指標マ
ークが結像される。
断面形状が視野絞り板43により矩形状に整形され、第
2ダイクロイックミラー49を経て前記赤外照射光IL
irと合成された状態でウェハW上のウェハマークAM
とその近傍を照明する。この照明に基づくウェハマーク
AMからの反射光RLは、アライメントセンサ32内に
戻り、第3ダイクロイックミラー56により再び、可視
反射光RLvと赤外反射光RLirとに波長分割され
る。このうち可視反射光RLvは、指標板57を介して
撮像素子59で受光され、その受光面上には前記ウェハ
マークAMの反射像とともに前記指標板57上の指標マ
ークが結像される。
【0065】撮像素子59におけるウェハマークAMの
反射像及び指標マークに関する検出信号はアライメント
制御ユニット31に入力され、同アライメント制御ユニ
ット31において前記指標マークに対するウェハマーク
AMの反射像の相対位置から、ウェハマークAMのX座
標及びY座標が検出される。アライメント制御ユニット
31は、このウェハマークAMのX座標及びY座標に対
して、前述の方法により別途求められた前記ベースライ
ン量を加算して補正を行う。そして、アライメント制御
ユニット31は、ステージ制御ユニット28を介して、
ベースライン補正されたウェハWのX座標及びY座標に
基づいて、各ショット領域の中心と投影光学系22の光
軸AXとが一致するようにXYステージ25を駆動させ
る。これにより、ウェハWの各ショット領域の正確な露
光位置への合わせ込み、すなわちウェハWの正確な位置
合わせが行われる。
反射像及び指標マークに関する検出信号はアライメント
制御ユニット31に入力され、同アライメント制御ユニ
ット31において前記指標マークに対するウェハマーク
AMの反射像の相対位置から、ウェハマークAMのX座
標及びY座標が検出される。アライメント制御ユニット
31は、このウェハマークAMのX座標及びY座標に対
して、前述の方法により別途求められた前記ベースライ
ン量を加算して補正を行う。そして、アライメント制御
ユニット31は、ステージ制御ユニット28を介して、
ベースライン補正されたウェハWのX座標及びY座標に
基づいて、各ショット領域の中心と投影光学系22の光
軸AXとが一致するようにXYステージ25を駆動させ
る。これにより、ウェハWの各ショット領域の正確な露
光位置への合わせ込み、すなわちウェハWの正確な位置
合わせが行われる。
【0066】以上、詳述した本実施形態によれば、以下
のような効果を得ることができる。 (1) 本実施形態のアライメントセンサ32において
は、ハロゲンランプ36からの照明光ILが、第1ダイ
クロイックミラー42により、可視領域の可視照明光I
Lvと赤外領域の赤外照明光ILirとに分割される。
前記可視照明光ILvによりウェハW上のウェハマーク
AMを照明するとともに、前記赤外照明光ILirによ
り焦点検出用のパターン像IPの投影が行われる。そし
て、両照明光ILv、ILirの照射に伴うウェハW面
からの反射光RLv、RLirに基づいて、ウェハWに
関する複数の位置情報を得るようになっている。
のような効果を得ることができる。 (1) 本実施形態のアライメントセンサ32において
は、ハロゲンランプ36からの照明光ILが、第1ダイ
クロイックミラー42により、可視領域の可視照明光I
Lvと赤外領域の赤外照明光ILirとに分割される。
前記可視照明光ILvによりウェハW上のウェハマーク
AMを照明するとともに、前記赤外照明光ILirによ
り焦点検出用のパターン像IPの投影が行われる。そし
て、両照明光ILv、ILirの照射に伴うウェハW面
からの反射光RLv、RLirに基づいて、ウェハWに
関する複数の位置情報を得るようになっている。
【0067】このため、互いに波長帯域の異なる可視照
明光ILvと赤外照明光ILirとを重ね合わせた状態
でウェハマークAM上に照射することで、そのウェハマ
ークAMからの反射光RLv、RLirに基づいて、ウ
ェハマークAMに関する互いに異なる複数の位置情報を
得ることができる。前記実施形態について具体的に言え
ば、1つの情報としてはウェハマークAMのアライメン
トセンサ32に対する焦点位置に関するものであり、他
の情報としてはウェハマークAMのXY平面上での位置
に関するものである。
明光ILvと赤外照明光ILirとを重ね合わせた状態
でウェハマークAM上に照射することで、そのウェハマ
ークAMからの反射光RLv、RLirに基づいて、ウ
ェハマークAMに関する互いに異なる複数の位置情報を
得ることができる。前記実施形態について具体的に言え
ば、1つの情報としてはウェハマークAMのアライメン
トセンサ32に対する焦点位置に関するものであり、他
の情報としてはウェハマークAMのXY平面上での位置
に関するものである。
【0068】従って、従来構成のように、同一の光源を
用いたとしても、ウェハマークAMに関する複数の位置
情報を得るために、複数の照明光を互いに異なる照射位
置に照射する必要がない。そして、ウェハマークAMが
スクライブラインSL上に存在しても、デバイス部分D
PとスクライブラインSLとの段差の影響を受けること
なく、ウェハマークAMの正確な位置情報を検出し、そ
の位置情報に基づいてウェハWの正確な位置合わせを行
うことができる。
用いたとしても、ウェハマークAMに関する複数の位置
情報を得るために、複数の照明光を互いに異なる照射位
置に照射する必要がない。そして、ウェハマークAMが
スクライブラインSL上に存在しても、デバイス部分D
PとスクライブラインSLとの段差の影響を受けること
なく、ウェハマークAMの正確な位置情報を検出し、そ
の位置情報に基づいてウェハWの正確な位置合わせを行
うことができる。
【0069】(2) 本実施形態のアライメントセンサ
32においては、照明光ILが第1ダイクロイックミラ
ー42にて、可視照明光ILvと赤外照明光ILirと
に分割される。可視照明光ILvは視野絞り板43を通
過することによりその照明視野が規制され、赤外照明光
ILirにはパターン形成板46を通過することにより
焦点検出用のパターン像IPが形成される。その後、両
照明光ILv、ILirは、その光軸がほぼ一致するよ
うに第2ダイクロイックミラー49により合成された状
態で、ウェハW上のウェハマークAMを含むマーク領域
に照射される。この照射に伴うウェハマークAMからの
反射光RLは、第3ダイクロイックミラー56にて、可
視反射光RLvと赤外反射光RLirとに分割されるよ
うになっている。
32においては、照明光ILが第1ダイクロイックミラ
ー42にて、可視照明光ILvと赤外照明光ILirと
に分割される。可視照明光ILvは視野絞り板43を通
過することによりその照明視野が規制され、赤外照明光
ILirにはパターン形成板46を通過することにより
焦点検出用のパターン像IPが形成される。その後、両
照明光ILv、ILirは、その光軸がほぼ一致するよ
うに第2ダイクロイックミラー49により合成された状
態で、ウェハW上のウェハマークAMを含むマーク領域
に照射される。この照射に伴うウェハマークAMからの
反射光RLは、第3ダイクロイックミラー56にて、可
視反射光RLvと赤外反射光RLirとに分割されるよ
うになっている。
【0070】このため、赤外照明光ILirに形成され
た焦点検出用のパターン像IPが、ウェハマークAM上
に投影され、そのパターン像IPとウェハマークAMと
の間に位置ずれがほとんど存在しない。これにより、例
えばスクライブラインSL上にウェハマークAMを有す
るウェハWの位置決めを行う場合において、前記パター
ン像IPがウェハWのデバイス部分DPに乗り上げたり
することがない。そして、反射光RLの光軸方向、つま
りZ軸方向において、パターン像IPの赤外反射光RL
irから得られる位置情報とウェハマークAMの可視反
射光RLvから得られる位置情報とをほぼ一致させるこ
とができる。従って、ウェハマークAMの位置情報の検
出精度を向上することができ、ウェハWの位置合わせ精
度を向上させることができる。
た焦点検出用のパターン像IPが、ウェハマークAM上
に投影され、そのパターン像IPとウェハマークAMと
の間に位置ずれがほとんど存在しない。これにより、例
えばスクライブラインSL上にウェハマークAMを有す
るウェハWの位置決めを行う場合において、前記パター
ン像IPがウェハWのデバイス部分DPに乗り上げたり
することがない。そして、反射光RLの光軸方向、つま
りZ軸方向において、パターン像IPの赤外反射光RL
irから得られる位置情報とウェハマークAMの可視反
射光RLvから得られる位置情報とをほぼ一致させるこ
とができる。従って、ウェハマークAMの位置情報の検
出精度を向上することができ、ウェハWの位置合わせ精
度を向上させることができる。
【0071】しかも、前記両照明光ILv、ILir
は、第1ダイクロイックミラー42にて一旦分割された
後、第2ダイクロイックミラー49にて合成されて、ウ
ェハマークAM上に照射される。そして、この照射に基
づくウェハマークAMからの反射光RLv、RLirが
第3ダイクロイックミラーにて再度分割されて、各反射
光RLv、RLirに含まれる位置情報が検出される。
このため、前記第2ダイクロイックミラー49から第3
ダイクロイックミラーとの間の光路を共用することがで
きて、光路構成の簡素化を図ることができる。
は、第1ダイクロイックミラー42にて一旦分割された
後、第2ダイクロイックミラー49にて合成されて、ウ
ェハマークAM上に照射される。そして、この照射に基
づくウェハマークAMからの反射光RLv、RLirが
第3ダイクロイックミラーにて再度分割されて、各反射
光RLv、RLirに含まれる位置情報が検出される。
このため、前記第2ダイクロイックミラー49から第3
ダイクロイックミラーとの間の光路を共用することがで
きて、光路構成の簡素化を図ることができる。
【0072】(3) 本実施形態のアライメントセンサ
32においては、赤外照明光ILirによりウェハマー
クAM上に投影されたパターン像IPの反射像がライン
センサ62の受光面上に結像され、その位置情報に基づ
いてウェハマークAMの合焦が行われる。そして、ウェ
ハマークAMが合焦された状態で、そのXY平面上の位
置が検出され、その位置に基づいてウェハWの位置合わ
せが行われるようになっている。
32においては、赤外照明光ILirによりウェハマー
クAM上に投影されたパターン像IPの反射像がライン
センサ62の受光面上に結像され、その位置情報に基づ
いてウェハマークAMの合焦が行われる。そして、ウェ
ハマークAMが合焦された状態で、そのXY平面上の位
置が検出され、その位置に基づいてウェハWの位置合わ
せが行われるようになっている。
【0073】ここで、このパターン像IPはウェハマー
クAM上に直接投影されたものであるため、パターン像
IPの位置情報を検出するということは、ウェハマーク
AMのアライメントセンサ32に対する焦点位置を直接
検出しているのと等価と言える。このため、このパター
ン像IPの位置情報に基づいてウェハマークAMの合焦
を行うことで、そのウェハマークAMをアライメントセ
ンサ32の最適な焦点位置に合わせ込むことができる。
従って、ウェハマークAMの位置情報の検出をより高精
度で行うことができ、ウェハWの位置合わせをより高精
度に行うことができる。
クAM上に直接投影されたものであるため、パターン像
IPの位置情報を検出するということは、ウェハマーク
AMのアライメントセンサ32に対する焦点位置を直接
検出しているのと等価と言える。このため、このパター
ン像IPの位置情報に基づいてウェハマークAMの合焦
を行うことで、そのウェハマークAMをアライメントセ
ンサ32の最適な焦点位置に合わせ込むことができる。
従って、ウェハマークAMの位置情報の検出をより高精
度で行うことができ、ウェハWの位置合わせをより高精
度に行うことができる。
【0074】(4) 本実施形態のアライメントセンサ
32においては、焦点検出用のパターン像IPを検出す
るための光路の第3ダイクロイックミラー56より像面
側に、ウェハマークAM上のパターン像IPからの反射
光RLirのテレセントリック性を崩す瞳分割ミラー6
1が設けられている。
32においては、焦点検出用のパターン像IPを検出す
るための光路の第3ダイクロイックミラー56より像面
側に、ウェハマークAM上のパターン像IPからの反射
光RLirのテレセントリック性を崩す瞳分割ミラー6
1が設けられている。
【0075】この第3ダイクロイックミラー56より像
面側、つまりラインセンサ62側の光路は、反射光のR
Lの波長分割が行われた後であるため、この光路は赤外
反射光RLirのみが通過する。このため、撮像素子5
9にて検出される可視反射光PLvのテレセントリック
性を確保しつつ、ラインセンサ62で検出される赤外反
射光RLirのテレセントリック性のみを崩すことがで
きる。そして、ウェハマークAMのZ軸方向の位置情報
が、ラインセンサ62の受光面上におけるパターン像I
Pの基準位置に対する位置ずれを検出することで検出す
ることができる。従って、ウェハマークAMのアライメ
ントセンサ32に対する最適焦点位置の検出を正確かつ
容易に行うことができる。しかも、撮像素子59はウェ
ハマークAMの反射像をそのまま受光しているが、前記
のように可視反射光RLvのテレセントリック性は保た
れるため、撮像素子59におけるウェハマークAMの反
射像の検出に支障を来すことがない。
面側、つまりラインセンサ62側の光路は、反射光のR
Lの波長分割が行われた後であるため、この光路は赤外
反射光RLirのみが通過する。このため、撮像素子5
9にて検出される可視反射光PLvのテレセントリック
性を確保しつつ、ラインセンサ62で検出される赤外反
射光RLirのテレセントリック性のみを崩すことがで
きる。そして、ウェハマークAMのZ軸方向の位置情報
が、ラインセンサ62の受光面上におけるパターン像I
Pの基準位置に対する位置ずれを検出することで検出す
ることができる。従って、ウェハマークAMのアライメ
ントセンサ32に対する最適焦点位置の検出を正確かつ
容易に行うことができる。しかも、撮像素子59はウェ
ハマークAMの反射像をそのまま受光しているが、前記
のように可視反射光RLvのテレセントリック性は保た
れるため、撮像素子59におけるウェハマークAMの反
射像の検出に支障を来すことがない。
【0076】(5) 本実施形態のアライメントセンサ
32においては、焦点検出用のパターン像IPを検出す
る系に赤外照明光ILir及び赤外反射光RLirが用
いられ、ウェハマークAMの反射像を検出する系に可視
照明光ILv及び可視反射光RLvが用いられている。
32においては、焦点検出用のパターン像IPを検出す
る系に赤外照明光ILir及び赤外反射光RLirが用
いられ、ウェハマークAMの反射像を検出する系に可視
照明光ILv及び可視反射光RLvが用いられている。
【0077】このため、感光性のフォトレジストが塗布
されたウェハWの位置決めを行う場合において、この位
置決めの際の各照明光ILir、ILvがフォトレジス
トに影響を及ぼすことがない。また、撮像素子59にお
いて、ウェハマークWの反射像を高感度で検出すること
ができて、アライメント精度の一層の向上を図ることが
できる。
されたウェハWの位置決めを行う場合において、この位
置決めの際の各照明光ILir、ILvがフォトレジス
トに影響を及ぼすことがない。また、撮像素子59にお
いて、ウェハマークWの反射像を高感度で検出すること
ができて、アライメント精度の一層の向上を図ることが
できる。
【0078】(6) 本実施形態の露光装置において
は、前記(1)〜(5)に記載の効果を有するアライメ
ントセンサ32を備えている。このため、ウェハWの位
置合わせを極めて精度よく行うことができて、本実施形
態の露光装置は微細な回路パターンの投影露光及び多数
回にわたる重ね合わせ露光を行うのに特に好適である。
は、前記(1)〜(5)に記載の効果を有するアライメ
ントセンサ32を備えている。このため、ウェハWの位
置合わせを極めて精度よく行うことができて、本実施形
態の露光装置は微細な回路パターンの投影露光及び多数
回にわたる重ね合わせ露光を行うのに特に好適である。
【0079】(変更例)なお、本発明の実施形態は、以
下のように変更してもよい。 ・ 前記各実施形態では、焦点検出用のパターン像IP
を形成するためのパターン形成板46のスリット48
を、前記実施形態に記載した以外の数、例えば1、2、
4、5あるいはそれ以上としてもよい。また、スリット
48を、それにより形成されるパターン像IPがウェハ
マークAM上に投影された状態で同マークAMのライン
部分を必ず重なる範囲内において、そのパターン像IP
と前記ライン部分とのなす角が前記実施形態に記載した
以外の角度、例えば90°となるように形成してもよ
い。また、矩形状のスリット48に代えて、ウェハマー
クAM上に投影された状態で同マークAMの外部に突出
しない範囲であれば、例えば円形状、楕円形状、多角形
状等の開口を採用してもよい。
下のように変更してもよい。 ・ 前記各実施形態では、焦点検出用のパターン像IP
を形成するためのパターン形成板46のスリット48
を、前記実施形態に記載した以外の数、例えば1、2、
4、5あるいはそれ以上としてもよい。また、スリット
48を、それにより形成されるパターン像IPがウェハ
マークAM上に投影された状態で同マークAMのライン
部分を必ず重なる範囲内において、そのパターン像IP
と前記ライン部分とのなす角が前記実施形態に記載した
以外の角度、例えば90°となるように形成してもよ
い。また、矩形状のスリット48に代えて、ウェハマー
クAM上に投影された状態で同マークAMの外部に突出
しない範囲であれば、例えば円形状、楕円形状、多角形
状等の開口を採用してもよい。
【0080】・ また、前記実施形態では、赤外反射光
RLirのテレセントリック性を崩す光学素子として瞳
分割ミラー61を採用したが、例えば通過する光束の一
部遮光する遮光板あるいは瞳分割プリズムとしてもよ
い。また、前記のようなテレセントリック性を崩す光学
素子を、パターン形成板46と第2ダイクロイックミラ
ー49との間に設けてもよい。
RLirのテレセントリック性を崩す光学素子として瞳
分割ミラー61を採用したが、例えば通過する光束の一
部遮光する遮光板あるいは瞳分割プリズムとしてもよ
い。また、前記のようなテレセントリック性を崩す光学
素子を、パターン形成板46と第2ダイクロイックミラ
ー49との間に設けてもよい。
【0081】・ また、前記実施形態において、瞳分割
ミラー61とラインセンサ62との間に集光レンズを設
けてもよい。 ・ また、前記実施形態において、ラインセンサ62の
受光面に複数ラインの画素を平行に配置し、複数ライン
の画素の撮像信号を積算してパターン像IPの位置ずれ
を検出してもよい。
ミラー61とラインセンサ62との間に集光レンズを設
けてもよい。 ・ また、前記実施形態において、ラインセンサ62の
受光面に複数ラインの画素を平行に配置し、複数ライン
の画素の撮像信号を積算してパターン像IPの位置ずれ
を検出してもよい。
【0082】・ また、前記実施形態において、第1ダ
イクロイックミラー42〜第2ダイクロイックミラー4
9との間の2つの光路にそれぞれシャッターを設け、ウ
ェハマークAMの焦点検出時には可視照明光ILvが通
過する側の光路を遮蔽し、ウェハマークAMのXY平面
上の位置の検出時には赤外照明光ILirが通過する側
の光路を遮蔽するようにしてもよい。
イクロイックミラー42〜第2ダイクロイックミラー4
9との間の2つの光路にそれぞれシャッターを設け、ウ
ェハマークAMの焦点検出時には可視照明光ILvが通
過する側の光路を遮蔽し、ウェハマークAMのXY平面
上の位置の検出時には赤外照明光ILirが通過する側
の光路を遮蔽するようにしてもよい。
【0083】これらのようにしても、前記実施形態とほ
ぼ同様な効果が得られる。 ・ また、前記実施形態において、パターン形成板46
に代えて、液晶パネルを配置し、その液晶パネルに焦点
検出用のパターンを発生させてもよい。
ぼ同様な効果が得られる。 ・ また、前記実施形態において、パターン形成板46
に代えて、液晶パネルを配置し、その液晶パネルに焦点
検出用のパターンを発生させてもよい。
【0084】このように構成した場合、ウェハマークA
Mの形状に応じて、最適なアライメントセンサ32の焦
点検出用のパターン像を容易に発生させることができ
る。 ・ また、前記実施形態において、露光光ELとして、
例えばX線や電子線などの荷電粒子線を用いることもで
きる。この電子線を発生させる電子銃としては、例えば
熱電子放射型の、例えばランタンヘキサボライト(La
B6)、タンタル(Ta)を用いることができる。な
お、露光光ELとして、X線を用いる場合には、例えば
前記レチクルを反射型タイプのものを用い、前記投影光
学系22として反射屈折系または屈折系の光学系を用い
る。また、露光光ELとして、電子線を用いる場合に
は、前記投影光学系22に代えて、例えば電子レンズ及
び偏光器等からなる電子光学系を用いる。この場合、電
子線が通過する光路は、真空状態にすることはいうまで
もない。
Mの形状に応じて、最適なアライメントセンサ32の焦
点検出用のパターン像を容易に発生させることができ
る。 ・ また、前記実施形態において、露光光ELとして、
例えばX線や電子線などの荷電粒子線を用いることもで
きる。この電子線を発生させる電子銃としては、例えば
熱電子放射型の、例えばランタンヘキサボライト(La
B6)、タンタル(Ta)を用いることができる。な
お、露光光ELとして、X線を用いる場合には、例えば
前記レチクルを反射型タイプのものを用い、前記投影光
学系22として反射屈折系または屈折系の光学系を用い
る。また、露光光ELとして、電子線を用いる場合に
は、前記投影光学系22に代えて、例えば電子レンズ及
び偏光器等からなる電子光学系を用いる。この場合、電
子線が通過する光路は、真空状態にすることはいうまで
もない。
【0085】・ また、前記実施形態において、露光光
ELとして、F2エキシマレーザを用いる場合には、例
えば前記レチクルを反射型タイプのものを用い、前記投
影光学系22として反射屈折系を用いてもよい。
ELとして、F2エキシマレーザを用いる場合には、例
えば前記レチクルを反射型タイプのものを用い、前記投
影光学系22として反射屈折系を用いてもよい。
【0086】・ 本発明の露光装置は、半導体素子製造
用の露光装置に限定されるものではなく、ステップ・ア
ンド・リピート方式の一括露光形露光装置、ステップ・
アンド・スキャン方式の走査露光形露光装置、ミラー・
プロジェクション・アライナー、液晶表示素子、撮像素
子、薄膜磁気ヘッド等製造用の露光装置を含むものであ
る。
用の露光装置に限定されるものではなく、ステップ・ア
ンド・リピート方式の一括露光形露光装置、ステップ・
アンド・スキャン方式の走査露光形露光装置、ミラー・
プロジェクション・アライナー、液晶表示素子、撮像素
子、薄膜磁気ヘッド等製造用の露光装置を含むものであ
る。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1及び
請求項6の発明によれば、同一の光源を用いたとして
も、マークに関する複数の位置情報を得るために、複数
の照明光を互いに異なる照射位置に照射する必要がな
い。そして、位置決め対象物のマーク領域の近傍に段差
が存在しても、その段差の影響を受けることなく、前記
マークの正確な位置情報を検出し、その位置情報に基づ
いて位置決め対象物の正確な位置決めを行うことができ
る。
請求項6の発明によれば、同一の光源を用いたとして
も、マークに関する複数の位置情報を得るために、複数
の照明光を互いに異なる照射位置に照射する必要がな
い。そして、位置決め対象物のマーク領域の近傍に段差
が存在しても、その段差の影響を受けることなく、前記
マークの正確な位置情報を検出し、その位置情報に基づ
いて位置決め対象物の正確な位置決めを行うことができ
る。
【0088】また、本願請求項2の発明によれば、前記
請求項1に記載の発明の効果に加えて、検出する反射光
の光軸方向において、第2検出手段から得られる位置情
報と第1検出手段から得られる位置情報とをほぼ一致さ
せることができる。従って、マークの位置情報の検出精
度を向上することができ、位置決め対象物の位置決め精
度を向上させることができる。さらに、第1検出手段と
第2検出手段とで、その光路の一部を共用することがで
きて、光路構成の簡素化を図ることができる。
請求項1に記載の発明の効果に加えて、検出する反射光
の光軸方向において、第2検出手段から得られる位置情
報と第1検出手段から得られる位置情報とをほぼ一致さ
せることができる。従って、マークの位置情報の検出精
度を向上することができ、位置決め対象物の位置決め精
度を向上させることができる。さらに、第1検出手段と
第2検出手段とで、その光路の一部を共用することがで
きて、光路構成の簡素化を図ることができる。
【0089】また、本願請求項3の発明によれば、前記
請求項2に記載の発明の効果に加えて、マークをアライ
メント光学系の最適な焦点位置に容易に合わせ込むこと
ができ、第1対物光学系による前記マークの位置の検出
をより高精度で行うことができる。従って、位置決め対
象物の位置合わせを高精度に行うことができる。
請求項2に記載の発明の効果に加えて、マークをアライ
メント光学系の最適な焦点位置に容易に合わせ込むこと
ができ、第1対物光学系による前記マークの位置の検出
をより高精度で行うことができる。従って、位置決め対
象物の位置合わせを高精度に行うことができる。
【0090】また、本願請求項4の発明によれば、前記
請求項3に記載の発明の効果に加えて、第2検出手段に
おいてパターン像の位置ずれを検出することで、第1検
出手段におけるマークのアライメント光学系に対する最
適焦点位置の検出を正確かつ容易に行うことができる。
しかも、第1検出手段におけるテレセントリック性が確
保されて、この第1検出手段のマークの位置検出に支障
が生じるおそれがない。
請求項3に記載の発明の効果に加えて、第2検出手段に
おいてパターン像の位置ずれを検出することで、第1検
出手段におけるマークのアライメント光学系に対する最
適焦点位置の検出を正確かつ容易に行うことができる。
しかも、第1検出手段におけるテレセントリック性が確
保されて、この第1検出手段のマークの位置検出に支障
が生じるおそれがない。
【0091】また、本願請求項5の発明によれば、前記
請求項3または請求項4に記載の発明の効果に加えて、
例えば感光性のフォトレジストが塗布された基板の位置
決めを行う場合において、この位置決めの際の照明がフ
ォトレジストに影響を及ぼすことがない。そして、第1
検出手段に、例えば撮像素子を用いる場合に、マークの
反射像を高感度で検出することができる。
請求項3または請求項4に記載の発明の効果に加えて、
例えば感光性のフォトレジストが塗布された基板の位置
決めを行う場合において、この位置決めの際の照明がフ
ォトレジストに影響を及ぼすことがない。そして、第1
検出手段に、例えば撮像素子を用いる場合に、マークの
反射像を高感度で検出することができる。
【0092】また、本願請求項7の発明によれば、前記
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の
効果に加えて、基板のアライメントを高精度に行うこと
ができるため、微細な回路パターンの投影露光及び多数
回にわたる重ね合わせ露光を行うのに特に好適である。
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の
効果に加えて、基板のアライメントを高精度に行うこと
ができるため、微細な回路パターンの投影露光及び多数
回にわたる重ね合わせ露光を行うのに特に好適である。
【図1】 本発明の一実施形態の露光装置の概略を示す
構成図。
構成図。
【図2】 図1のアライメントセンサを示す構成図。
【図3】 (a)は図2の視野絞り板を、(b)は図2
のパターン形成板を示す断面図。
のパターン形成板を示す断面図。
【図4】 ウェハマーク上に焦点検出用のパターン像を
投影した状態を示す説明図。
投影した状態を示す説明図。
【図5】 ウェハマークの配置の一例を示す説明図。
【図6】 従来のアライメントセンサを示す構成図。
【図7】 (a)は図6の視野分割絞りを示す断面図、
(b)は図6の遮光板を示す正面図。
(b)は図6の遮光板を示す正面図。
【図8】 従来構成におけるウェハマーク上に焦点検出
用のパターン像を投影した状態を示す(a)は平面図、
(b)は断面図。
用のパターン像を投影した状態を示す(a)は平面図、
(b)は断面図。
22…投影光学系、31…制御手段としてのアライメン
ト制御ユニット、32…検出手段としてのアライメント
センサ、36…光源としてのハロゲンランプ、42…第
1波長分割手段としての第1ダイクロイックミラー、4
3…視野絞り手段としての視野絞り板、46…パターン
形成手段としてのパターン形成板、49…合成手段とし
ての第2ダイクロイックミラー、52…第1及び第2対
物光学系の一部を構成するミラー、53…第1及び第2
対物光学系の一部を構成する対物レンズ、55…第1及
び第2対物光学系の一部を構成するレンズ系、56…第
1及び第2対物光学系の一部を構成すると共に、第2波
長分割手段としての第3ダイクロイックミラー、57…
第1対物光学系の一部を構成する指標板、58…第1対
物光学系の一部を構成するリレーレンズ系、59…第1
対物光学系の一部を構成する撮像素子、61…第2対物
光学系の一部を構成する瞳分割ミラー、62…第2対物
光学系の一部を構成するラインセンサ、AM…マークと
してのウェハマーク、IL…照明光、ILir…所定の
波長範囲としての赤外照明光、ILv…所定の波長範囲
としての可視照明光、IP…パターン像、R…マスクと
してのレチクル、RL…反射光、RLir…パターン像
からの反射光としての赤外反射光、RLv…マークから
の反射光としての可視反射光、W…位置合わせ対象物及
び基板としてのウェハ。
ト制御ユニット、32…検出手段としてのアライメント
センサ、36…光源としてのハロゲンランプ、42…第
1波長分割手段としての第1ダイクロイックミラー、4
3…視野絞り手段としての視野絞り板、46…パターン
形成手段としてのパターン形成板、49…合成手段とし
ての第2ダイクロイックミラー、52…第1及び第2対
物光学系の一部を構成するミラー、53…第1及び第2
対物光学系の一部を構成する対物レンズ、55…第1及
び第2対物光学系の一部を構成するレンズ系、56…第
1及び第2対物光学系の一部を構成すると共に、第2波
長分割手段としての第3ダイクロイックミラー、57…
第1対物光学系の一部を構成する指標板、58…第1対
物光学系の一部を構成するリレーレンズ系、59…第1
対物光学系の一部を構成する撮像素子、61…第2対物
光学系の一部を構成する瞳分割ミラー、62…第2対物
光学系の一部を構成するラインセンサ、AM…マークと
してのウェハマーク、IL…照明光、ILir…所定の
波長範囲としての赤外照明光、ILv…所定の波長範囲
としての可視照明光、IP…パターン像、R…マスクと
してのレチクル、RL…反射光、RLir…パターン像
からの反射光としての赤外反射光、RLv…マークから
の反射光としての可視反射光、W…位置合わせ対象物及
び基板としてのウェハ。
Claims (7)
- 【請求項1】 位置決め対象物の所定の領域を光源から
の照明光で照明し、その所定の領域からの反射光に基づ
いて前記位置決め対象物の複数の位置情報を検出する各
位置情報毎の検出手段を備えた位置検出装置において、 前記照明光の波長を分割する波長分割手段を設け、前記
検出手段毎にその波長分割手段により分割された所定の
波長範囲の照明光に伴う前記所定の領域からの反射光に
基づいて前記位置情報を検出する位置検出装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記所定の領域を構成
するマーク領域における照明視野の形状を規定する視野
絞り手段及び前記マーク領域に形成されたマークからの
反射光を検出する第1対物光学系を含む第1検出手段
と、前記マーク領域に所定形状のパターン像を投影する
ためのパターン形成手段及びそのパターン像の反射光を
検出する第2対物光学系を含む第2検出手段とを備えて
なり、 前記波長分割手段は、前記視野絞り手段と前記パターン
形成手段とに異なる波長帯域の照明光を照射するため
に、前記光源からの照明光の波長を分割する第1波長分
割手段と、前記視野絞り手段の透過光とパターン形成手
段の透過光とを合成し、前記パターン像を前記マーク領
域の照明視野内に投影する合成手段と、そのマーク領域
からの反射光を前記マークからの反射光と前記パターン
像からの反射光とに波長分割する第2波長分割手段とを
備えた請求項1に記載の位置検出装置。 - 【請求項3】 前記第2対物光学系における前記パター
ン像の位置情報に基づいて前記第1対物光学系における
前記マークの合焦を行うとともに、前記第1対物光学系
における前記マークの位置情報に基づいて前記位置決め
対象物の位置合わせを行う制御手段を備えた請求項2に
記載の位置検出装置。 - 【請求項4】 前記第2検出手段は、前記第1波長分割
手段と合成手段との間、または、前記第2対物光学系内
における前記第2波長分割手段よりも像面側に、前記照
明光または前記反射光のテレセントリック性を崩す光学
素子を備えた請求項3に記載の位置検出装置。 - 【請求項5】 前記第1波長分割手段は前記照明光から
可視光と赤外光とを分割し、前記第1検出手段には可視
光が導かれ、前記第2検出手段には赤外光が導かれるよ
うに構成した請求項3または請求項4に記載の位置検出
装置。 - 【請求項6】 位置決め対象物の所定の領域を光源から
の照明光で照明し、複数の検出手段により、その所定の
領域からの反射光に基づいて前記位置決め対象物の各検
出手段毎の位置情報を検出する位置検出方法において、 請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出装置を用
い、前記光源からの照明光を波長分割手段を介して波長
を分割し、前記検出手段毎に所定の波長範囲の照明光に
より前記所定の領域を照明し、その所定の領域からの反
射光に基づいて前記位置情報を検出する位置検出方法。 - 【請求項7】 マスク上の回路パターンを投影光学系を
介して基板上に転写露光する露光装置において、 請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出装置を備
えた露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10109948A JPH11304422A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10109948A JPH11304422A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11304422A true JPH11304422A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14523186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10109948A Pending JPH11304422A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11304422A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001237160A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Canon Inc | 位置検出装置および像検出装置 |
| JP2004327972A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 露光装置内でウエハを位置決めする装置および方法 |
| JP2011040549A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Canon Inc | 検出装置、露光装置及びデバイスの製造方法 |
| JP2023102366A (ja) * | 2022-01-12 | 2023-07-25 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板検査装置、基板検査方法、及び、基板検査プログラム |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10109948A patent/JPH11304422A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001237160A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Canon Inc | 位置検出装置および像検出装置 |
| JP2004327972A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 露光装置内でウエハを位置決めする装置および方法 |
| JP2011040549A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Canon Inc | 検出装置、露光装置及びデバイスの製造方法 |
| JP2023102366A (ja) * | 2022-01-12 | 2023-07-25 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板検査装置、基板検査方法、及び、基板検査プログラム |
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