JPH11307318A - 複合素子 - Google Patents

複合素子

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JPH11307318A
JPH11307318A JP10787198A JP10787198A JPH11307318A JP H11307318 A JPH11307318 A JP H11307318A JP 10787198 A JP10787198 A JP 10787198A JP 10787198 A JP10787198 A JP 10787198A JP H11307318 A JPH11307318 A JP H11307318A
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JP
Japan
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layer
conductor layer
thermistor
conductor
resistor
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Pending
Application number
JP10787198A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yotsumoto
孝二 四元
Yoshihiro Higuchi
由浩 樋口
Masami Koshimura
正己 越村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーミスタと抵抗を直列に接続し、更に、こ
のサーミスタと抵抗に対してコンデンサを並列に接続し
た回路と等価な特性を1チップで実現した複合素子を提
供する。 【解決手段】 サーミスタ素体1の一方の面上に導電体
層2、絶縁体層4,5、導電体層6,7、抵抗体層8及
び絶縁体層9が形成され、他方の面上に導電体層3、絶
縁体層10、導電体層11、誘電体層12、導電体層1
3及び絶縁体層14が形成されている。端子電極17、
導電体層7、抵抗体層8、導電体層6,2、サーミスタ
素体1、導電体層3,11及び端子電極18の抵抗−サ
ーミスタの直列接続が形成され、この直列接続に対し、
端子電極17、導電体層13、誘電体層12、導電体層
11及び端子電極18のコンデンサが並列に接続されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗とサーミスタ
とを直列に接続すると共に、この抵抗及びサーミスタに
対してコンデンサを並列に接続した複合素子に係り、詳
しくは、水晶発振器等の温度補償回路用として回路基板
等に表面実装される温度補償用に好適な複合素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水晶発振器の温度補償回路等のよ
うに、サーミスタと抵抗を直列に接続したものに、コン
デンサを並列に接続した回路を構成する場合には、サー
ミスタ、チップ抵抗及びコンデンサ等の複数の電子部品
を個々に同一基板上にフローあるいはリフローはんだ付
けにより実装することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにサ
ーミスタ、チップ抵抗、コンデンサ等の個々の電子部品
を複数個用いて回路を構成する場合には、複数の部品を
同一基板上に実装するため、必然的に実装面積が増大
し、回路の小型化を進める上で大きな制約となってい
た。
【0004】本発明は、サーミスタ素体の表面に抵抗材
料及び誘電材料を厚膜形成する手法を採用することによ
り、サーミスタと抵抗を直列に接続し、更に、このサー
ミスタと抵抗に対してコンデンサを並列に接続した回路
と等価な特性を1チップで実現した複合素子を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の複合素子は、チ
ップ状のサーミスタ素体と、該サーミスタ素体の両端面
に形成された端子電極と、該サーミスタ素体の側面に形
成された抵抗体層と、該抵抗体層が形成された該サーミ
スタ素体の側面とは異なる側面に形成された誘電体層と
を備えてなり、一方の端子電極、該抵抗体層、該サーミ
スタ素体及び他方の端子電極がこの順に直列接続される
と共に、一方の端子電極、該誘電体層及び他方の端子電
極がこの順に直列接続されてなることを特徴とするもの
である。
【0006】かかる本発明によれば、サーミスタと抵抗
を直列に接続し、更に、このサーミスタと抵抗に対して
コンデンサを並列に接続した回路と等価な特性を有する
複合素子を単体の素子として実現することが可能とな
る。本発明による複合素子を利用すれば、サーミスタ、
コンデンサ及び抵抗より構成している温度補償回路等、
電子回路の小型化が可能となる。特に、小型化ニーズの
強い温度補償型水晶発振器等の温度補償用回路として、
本素子は有用である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0008】図1は実施の形態に係る複合素子の断面図
であり、サーミスタ素体1の両面に導電体層2、3が形
成されている。図の上面側の導電体層2の上には、所定
の間隔をあけて絶縁体層4、5が形成され、この絶縁体
層4、5同士の間にまたがるようにして絶縁体層4,5
間の導電体層2上に導電体層6が形成されている。
【0009】この導電体層6から離隔して絶縁体層4の
上に導電体層7が形成されている。導電体層6、7同士
の間にまたがって、抵抗体層8が形成されている。
【0010】この導電体層7の一部のみを露出させるよ
うに、且つ抵抗体層8、導電体層6及び絶縁体層5を覆
うように絶縁体層9が形成されている。この絶縁体層9
はサーミスタ素体1の図の右端に達しているが、サーミ
スタ素体1の左端からは離隔しており、この絶縁体層9
の左方において導電体層7の一部が絶縁体層9で覆われ
ておらず、後述の端子電極17が導電体層7に直に接す
るように設けられている。
【0011】サーミスタ素体1の図の下面側では、導電
体層3上に絶縁体層10,導電体層11,誘電体層1
2、導電体層13及び絶縁体層14が積層形成されてい
る。絶縁体層10は、図の左端縁に達しているが、右端
縁からは離隔しており、導電体層3はこの右端側におい
て絶縁体層10によって覆われていない。導電体層11
は図の右端縁に達しているが左端縁からは離隔してお
り、導電体層3と導電体層11とは、この右端側部分に
おいて直接接している。誘電体層12及び導電体層13
は図の左端縁に達しているが右端縁からは離隔してい
る。絶縁体層14は、図の左端縁及び右端縁の両端縁か
ら離隔して設けられており、導電体層13の左端側及び
導電体層11の右端側は絶縁体層14で覆われていな
い。
【0012】サーミスタ素体1の両端面には絶縁体層1
5、16が形成され、その上に端子電極17、18が形
成されている。左側の絶縁体層15は導電体層2、3及
び誘電体層12と端子電極17とを絶縁し、右側の絶縁
体層16は、導電体層2、3と端子電極18とを絶縁し
ている。このため、図においてサーミスタ素体1の上面
側では、端子電極17は導電体層7にのみ導通してい
る。また、サーミスタ素体1の下面側では、端子電極1
7は導電体層13にのみ導通し、端子電極18は導電体
層11(及び導電体層3)にのみ導通している。
【0013】従って、図2(a)の等価回路の通り、端
子電極17−導電体層7−抵抗体層8−導電体層6−導
電体層2−サーミスタ素体1−導電体層3−導電体層1
1−端子電極18のように接続された抵抗・サーミスタ
直列接続と、この直列接続に対して、端子電極17−導
電体層13−誘電体層12−導電体層11−端子電極1
8のように接続されたコンデンサが並列に接続された複
合素子が得られる。
【0014】なお、図示はしないが、素体1の図1の紙
面と平行方向の側面にも絶縁体層が設けられている。
【0015】次に、この複合素子の製造方法について図
2(b)を参照して説明する。
【0016】まず、サーミスタ薄板21の両面の全面に
導電体層22、23を形成する。この導電体層22の上
に膜状の絶縁体層24を形成し、導電体層23の上に絶
縁体層25を形成する。なお、絶縁体層24、25は同
一方向に延びている。絶縁体層24同士の間及び絶縁体
層25同士の間には、それぞれ所定の間隔があいてい
る。
【0017】絶縁体層24,24同士の間の導電体層2
2上に帯状の導電体層26を形成すると共に、絶縁体層
24の上にのみ帯状の導電体層27を形成する。また、
導電体層23の露出面から絶縁体層25の上面にかけ
て、帯状の導電体層28を形成する。導電体層26、2
7の間には所定の間隔があいている。また、導電体層2
8同士の間にも所定の間隔があいている。
【0018】導電体層26、27にまたがるように帯状
の抵抗体層29を形成する。抵抗体層29、導電体層2
6及び絶縁体層24を覆い、導電体層27については大
部分が露出するように絶縁体層30(図示略)を帯状に
形成する。
【0019】また、絶縁体層25の露出面から導電体層
28の上面にかけて、帯状の誘電体層31を形成し、更
に、この誘電体層31上に導電体層32を形成する。更
に、導電体層28の一部と導電体層32の一部が露出す
るように絶縁体層33(図示略)を帯状に形成する。
【0020】次いで、これらの帯状の層の長手方向と直
交方向にサーミスタ薄板21を切断し、短冊状の素体を
形成する。
【0021】次に、この短冊状の素体の切り出した側面
に絶縁体層を形成した後、短冊状素体をその長手方向と
直交方向に2点鎖線Xで示すように導電体層27の抵抗
体層29と反対側の端縁(図の左端縁。この端縁は、絶
縁体層25、誘電体層31及び導電体層32の端縁と同
位置にある。)に沿って切断してチップとする。なお、
図2(b)の2点鎖線Xはこのときの切断予定線を示
す。このチップの両端面に絶縁性樹脂層を塗着して絶縁
体層15,16を形成した後、端子電極17,18を形
成することにより、複合素子が得られる。
【0022】なお、特に本発明を限定するものではない
が、サーミスタ材料としてはMn−Co−Cu系、Mn
−Co−Fe系のものなどを用いることができる。
【0023】絶縁体層24、25、30及び33(図示
略)は、例えばガラスペーストをスクリーン印刷等によ
り印刷し、乾燥後焼き付けることにより形成される。な
お、絶縁体層30及び33は後にそれぞれ絶縁体層9及
び14を構成する。
【0024】導電体層22、23、26、27、28、
32は、例えば導電性電極ペーストをスクリーン印刷等
により印刷し、乾燥後焼き付けることにより形成され
る。なお、導電体層、抵抗体層及び誘電体層の焼き付け
を一緒に行うようにしても良い。
【0025】抵抗体層29は、RuO2系等の抵抗体ペ
ーストをスクリーン印刷等により印刷し、乾燥後焼き付
けることにより形成される。
【0026】誘電体層31は、TiO2等の誘電体ペー
ストをスクリーン印刷等により印刷し、乾燥後焼き付け
ることにより形成される。
【0027】端子電極17,18は、Ag等の導電性下
地電極とめっき層(Niめっきとはんだめっき)とで形
成される。
【0028】なお、絶縁体層は、一液性エポキシ配合樹
脂等の絶縁性樹脂材料を塗付することによっても形成で
きる。この絶縁性樹脂材料を用いて絶縁体層を形成した
場合、端子電極17、18は導電性樹脂材料を用いて形
成される。この場合、端子電極は、樹脂系下地電極とめ
っき層(Niめっきとはんだめっき)とで形成するのが
好ましい。
【0029】
【実施例】以下、実施例について説明する。
【0030】(1)30×50×0.6mmの寸法の薄
板状サーミスタ(Mn−Co−Cu系焼結体)21を用
意し、その薄板状素体の両面に市販の導電性電極ペース
ト(Ag)を素体全面にスクリーン印刷法により印刷
し、乾燥後(150℃、15分)、850℃×15分で
焼き付け、導電体層22、23を形成した。
【0031】(2)この導電体層を形成した薄板状素体
の両面に所定の帯状パターンとなるように、市販のガラ
スペースト(絶縁性)をスクリーン印刷法により印刷
し、乾燥後(150℃、15分)、850℃×15分で
焼き付け、絶縁体層24、25を形成した。なお、絶縁
体層24の帯状ガラスの幅:1.52mm、帯状ガラス
の間隔:0.10mmとした。また、絶縁体層25の帯
状ガラスの幅:1.52mm、帯状ガラスの間隔:0.
1mmとした。
【0032】(3)この絶縁体層24、25を形成した
薄板状素体の両面に導電性電極ペースト(Ag)をスク
リーン印刷法により所定のパターンとなるように印刷
し、乾燥させ(150℃、15分)、帯状の導電体層2
6、27及び導電体層28を形成した。導電体層26の
幅は0.3mm、導電体層27の幅は0.5mm、導電
体層26と27との間隔は、抵抗体層形成部分で0.5
mmとした。また、導電体層28の幅は1.22mm、
導電体層28同士の間隔は0.40mmとした。
【0033】(4)次に、薄板状素体の一方の面に、抵
抗体ペーストをスクリーン印刷法により所定のパターン
となるように印刷し、乾燥後(150℃、15分)、8
50℃×15分で焼き付け、幅0.80mmの帯状の抵
抗体層29を形成した。なお、抵抗材料は酸化ルテニウ
ム(RuO2 )系の材料を用いた。
【0034】(5)更に、他方の面にTiO2系誘電体
ペーストをスクリーン印刷法により所定のパターンとな
るように印刷し、乾燥後(150℃、15分)850℃
×15分で焼き付け、幅1.22mmの帯状の誘電体層
31を形成した。
【0035】(6)誘電体層31上に、導電性電極ペー
スト(Ag)をスクリーン印刷法により所定のパターン
となるように印刷し、乾燥させ(150℃、15分)、
帯状の導電体層32を幅1.22mmに形成した。
【0036】(7)さらに、この薄板状素体の両面にガ
ラスペーストをスクリーン印刷法により所定のパターン
となるように印刷し、乾燥後(150℃、15分)、8
50℃×15分で焼き付け、絶縁体層30,33(図示
略)を形成した。
【0037】(8)この薄板状素体を、ダイシングマシ
ーンを用いて、幅0.72mmの短冊状素体に切断し
た。
【0038】(9)この短冊状素体の2面(切断面)に
市販のガラスペーストをスクリーン印刷法により印刷
し、乾燥後(150℃、15分)、850℃×15分で
焼き付け、絶縁体層を形成した。
【0039】(10)この短冊状素体をダイシングマシ
ーンを用いて図2(b)のXに示す位置で幅1.52m
mのチップ状素体に切断した。
【0040】(11)このチップ状素体の両端に、絶縁
性樹脂をディプ法により付着させ、乾燥後(120℃、
15分)、150℃×30分で熱硬化させ、絶縁体層1
5、16を形成した。絶縁性樹脂は一液性エポキシ配合
樹脂を用いた。
【0041】(12)このチップ状素体の両端に、市販
の樹脂系フィラーのAg電極をディップ法で付着させ、
乾燥後(150℃、15分)、150℃×1時間で熱硬
化させ、その上に電解バレルメッキ法により、Niめっ
き、はんだめっきし、端子電極17、18を形成した。
Niめっき厚さは約4μm、はんだめっき厚さは約5μ
mである。これにより、図2(a)の等価回路の複合素
子が得られた。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、サ
ーミスタ素体の一方の側面に、絶縁体層、導電体層、抵
抗体層を所定のパターンに形成し、他方の側面に絶縁体
層、導電体層、誘電体層を所定のパターンに形成するこ
とにより、サーミスタと抵抗を直列に接続し、更に、こ
のサーミスタと抵抗に対してコンデンサを並列に接続し
た回路と等価な特性を有する複合素子を提供することが
できる。
【0043】この複合素子によれば、サーミスタと抵抗
を直列に接続し、更に、このサーミスタと抵抗に対して
コンデンサを並列に接続した回路と等価な特性を有する
複合素子を単体の素子として実現できるため、例えば、
サーミスタ、コンデンサ、抵抗から構成される温度補償
回路等、各種回路の小型化が可能となる。特に、小型化
ニーズの強い温度補償型水晶発振器等の温度補償用回路
として、本素子は有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る複合素子の断面図である。
【図2】図2(a)は、図1に示す複合素子の等価回路
図、図2(b)は製造途中図である。
【符号の説明】
1 サーミスタ素体 2,3,6,7,11,13 導電体層 4,5,9,10,14,15,16 絶縁体層 8 抵抗体層 12 誘電体層 17,18 端子電極 21 サーミスタ薄板 22,23,26,27,28,32 導電体層 24,25,30,33 絶縁体層 29 抵抗体層 31 誘電体層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状のサーミスタ素体と、該サーミ
    スタ素体の両端面に形成された端子電極と、該サーミス
    タ素体の側面に形成された抵抗体層と、該抵抗体層が形
    成された該サーミスタ素体の側面とは異なる側面に形成
    された誘電体層とを備えてなり、 一方の端子電極、該抵抗体層、該サーミスタ素体及び他
    方の端子電極がこの順に直列接続されると共に、一方の
    端子電極、該誘電体層及び他方の端子電極がこの順に直
    列接続されてなることを特徴とする複合素子。
JP10787198A 1998-04-17 1998-04-17 複合素子 Pending JPH11307318A (ja)

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Effective date: 20030408