JPH11307656A - フラッシュ・メモリ素子及びその製造方法 - Google Patents

フラッシュ・メモリ素子及びその製造方法

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JPH11307656A
JPH11307656A JP31707198A JP31707198A JPH11307656A JP H11307656 A JPH11307656 A JP H11307656A JP 31707198 A JP31707198 A JP 31707198A JP 31707198 A JP31707198 A JP 31707198A JP H11307656 A JPH11307656 A JP H11307656A
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JP
Japan
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insulating film
gate
buried insulating
floating gate
semiconductor substrate
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JP31707198A
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English (en)
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Rimu Min-Gyu
リム ミン−ギュ
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SK Hynix Inc
Original Assignee
LG Semicon Co Ltd
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Publication date
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/68Floating-gate IGFETs
    • H10D30/6891Floating-gate IGFETs characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the floating gate electrode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S257/90MOSFET type gate sidewall insulating spacer

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  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消去動作の効率の低下を防止できると同時に、
カップリング比を増大させてプログラム動作の効率を向
上させ、プログラム動作の信頼性を維持し、素子の大き
さを減少させ、製造工程を容易、かつ、簡単にできるフ
ラッシュ・メモリ素子及びその製造方法を提供する。 【解決手段】第1導電形の半導体基板31上につながる
ように形成された第1ゲート絶縁膜39及び埋立て絶縁
膜41のうちの第1ゲート絶縁膜39上には、埋立て絶
縁膜41の一部分と重畳するようにフローティング・ゲ
ート45、第2ゲート絶縁膜47、コントロール・ゲー
ト49及びキャップ絶縁膜51が形成されて、各側面に
は側壁53又は第3ゲート絶縁膜57が形成され、埋立
て絶縁膜41上には消去ゲート59が形成され、埋立て
絶縁膜41の下部にはソース領域が、フローティング・
ゲート45の埋立て絶縁膜42と重畳しない側面側の半
導体基板31内にはドレーン領域61が形成されること
により、フラッシュ・メモリ素子が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ・メモ
リ(Flash Memory)素子及びその製造方法に関するもの
で、特に、フローティング・ゲート(floating gate) に
貯蔵された電子を消去ゲート(erase gate)にトンネリン
グさせるフラッシュ・メモリ素子及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュ・メモリ素子は、フローティ
ング・ゲートとコントロール・ゲート(control gate)と
が積層された構造を持ち、複数のメモリセルを同時に消
去できるために消去速度が早い不揮発性半導体メモリ素
子である。フラッシュ・メモリ素子では、コントロール
・ゲートに高い電圧を印加して、ドレイン領域付近で発
生されるホットエレクトロン(hot-electron)がフローテ
ィング・ゲートに注入されることにより、データの書き
込み動作、いわゆるプログラム動作が行われる。このと
き、コントロール・ゲートに印加される電圧に対するフ
ローティング・ゲートに印加される電圧の比をカップリ
ング比(coupling ratio)といい、このカップリング比が
大きくなるほどプログラム動作の効率が増加する。
【0003】また、データの消去動作は、深い接合を有
するソース領域に高電圧を印加して、ファウラ・ノルド
ハイム・トンネリング(Fowler-Nordheim tunneling) に
よって、フローティング・ゲートの電子がソース領域或
いは半導体基板にトンネリングされるようにすることで
行われる。図4は、従来のフラッシュ・メモリ素子の断
面図である。
【0004】従来のフラッシュ・メモリ素子は、P形の
半導体基板11の所定部分に、第1ゲート絶縁膜13及
び不純物がドーピングされた多結晶シリコンから成るフ
ローティング・ゲート15が形成される。そして、フロ
ーティング・ゲート15上に、第2ゲート絶縁膜17及
びコントロール・ゲート19が形成される。上記コント
ロール・ゲート19は、チャネルの長さ方向と交差する
方向に縞模様に(図に示していない)にパターニングさ
れて形成される。また、フローディング・ゲート15の
両側面の半導体基板11内に、ソース領域27及びドレ
イン領域29がそれぞれ形成される。それから、第1ゲ
ート絶縁膜13、フローティング・ゲート15、第2ゲ
ート絶縁膜17及びコントロール・ゲート19の各側面
に側壁25が形成される。さらに、ソース領域27を囲
むように、N形の不純物が低濃度でドーピングされた低
濃度領域23が形成される。
【0005】上述の構造のフラッシュ・メモリ素子で
は、プログラム動作の時には、ソース領域27を接地さ
せた状態で、コントロール・ゲート19に12V程度の
ゲート電圧(Vg)を印加して、ドレーン領域29に5〜6
V程度のドレーン電圧(Vd)を印加する。コントロール・
ゲート19に印加されるゲート電圧(Vg)によってフロー
ティング・ゲート15の下部の半導体基板11内にチャ
ネル領域が形成され、ドレーン領域29に印加されるド
レーン電圧(Vd)によって電子が加速されて、加速された
電子は第1ゲート絶縁膜13のエネルギー障壁を飛び越
えて、フローティング・ゲート15に注入される。この
ように、フラッシュ・メモリ素子の臨界電圧が高くなる
ことにより、プログラム動作がなされる。
【0006】上記プログラム動作の効率は、コントロー
ル・ゲート19に印加されるゲート電圧(Vg)に対するフ
ローティング・ゲート15に誘導される電圧の大きさに
左右される。即ち、コントロール・ゲート19に印加さ
れるゲート電圧(Vg)に対するフローティング・ゲート1
5に誘導される電圧の大きさを表わすカップリング比(c
oupling ratio)が大きいほど、プログラム動作の効率が
向上される。カップリング比は、第1ゲート絶縁膜13
の静電容量を減少させるか、又は第2ゲート絶縁膜17
の静電容量を増加させるほど、大きくなる。従って、第
1ゲート絶縁膜13の静電容量を減少させるためには、
第1ゲート絶縁膜13を厚く形成すればよい。また、第
2ゲート絶縁膜17の静電容量を増加させるためには、
例えば、第2ゲート絶縁膜17を酸化物−窒化物−酸化
物(Oxide-Nitride-Oxide:以下ONOと称す) 構造の膜
で形成すればよい。
【0007】一方、フラッシュ・メモリ素子にプログラ
ム動作により書き込まれたデータを消去する時は、コン
トロール・ゲート19を接地させるか、又は’−’電圧
を印加した状態で、ソース領域23に15V以上のソー
ス電圧(Vs)を印加して、フローティング・ゲート15内
の電子をソース領域27にトンネリングさせる。上記電
子は、ファウラ・ノルドハイム・トンネリング(Fowler-
Nordheim tunneling)によって、フローティング・ゲー
ト15から第1ゲート絶縁膜13を通ってソース領域2
7に移動されることにより、フラッシュ・メモリ素子の
臨界電圧が低くなって、消去動作がなされる。
【0008】このとき、低濃度領域23の接合を深く拡
散させておくことにより、ソース領域27に高い電圧が
印加される時にソース領域27の接合破壊(junction br
eakdown)が起こることを防止する。また、上記フラッシ
ュ・メモリ素子の消去動作の効率を向上させるために
は、電子が第1ゲート絶縁膜13を通ってフローティン
グ・ゲート15からソース領域27に移動されるので、
第1ゲート絶縁膜13を薄く形成することが必要であ
る。
【0009】次に、図5,図6を用いて、従来のフラッ
シュ・メモリ素子の製造方法を説明する。図5,図6
は、従来のフラッシュ・メモリ素子の各製造工程図であ
る。先ず、図5(A)に示すように、P形の半導体基板
11の表面を熱酸化させて、第1ゲート絶縁膜13を形
成する。そして、第1ゲート絶縁膜13上に、不純物が
ドーピングされた多結晶シリコンを化学気相成長(Chemi
cal Vapor Deposition:以下CVDと称す) 法で成長さ
せた後、フォトリソグラフィ法によってチャネルの長さ
方向である第1方向に縞模様にパターニング( 図示され
ていない) して、フローティング・ゲート15を形成す
る。
【0010】次に、図5(B)に示すように、半導体基
板11上に、縞模様にパターニングされたフローティン
グ・ゲート15を覆うように、ONO構造を持つ第2ゲ
ート絶縁膜17を形成する。そして、第2ゲート絶縁膜
17上に、不純物がドーピングされた多結晶シリコンを
CVD法で成長させる。次に、図6(A)に示すよう
に、コントロール・ゲート19、第2ゲート絶縁膜1
7、フローティング・ゲート15及び第1ゲート絶縁膜
13を、フォトリソグラフィ法で、第1方向と垂直する
第2方向に順次的にパターニングする。このとき、第1
ゲート絶縁膜13は、8〜10nm程度の厚さで形成さ
れる。
【0011】そして、半導体基板11の所定部分を露出
させるフォトレジスト・パターン21を形成する。この
フォトレジスト・パターン21及びコントロール・ゲー
ト19をマスクとして用いて、半導体基板11の露出部
分にN形の低濃度の不純物を注入して、低濃度領域23
を形成する。このとき、低濃度領域23をフローティン
グ・ゲート15の所定部分と重なるように形成する。
【0012】最後に、図6(B)に示すように、フォト
レジスト・パターン21を除去する。そして、半導体基
板11上に、コントロール・ゲート19を覆うように酸
化シリコンをCVD法で成長させてエッチバックし、第
1ゲート絶縁膜13、フローティング・ゲート15、第
2ゲート絶縁膜17及びコントロール・ゲート19の両
側面に側壁25を形成する。さらに、コントロール・ゲ
ート19及び側壁25をマスクとして用いて、半導体基
板11にN形の不純物を高濃度にイオン注入して、ソー
ス領域27及びドレーン領域29を形成する。上記ソー
ス領域27は、低濃度領域23によって取り囲まれるよ
うに形成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
消去動作の効率を向上させるためには、第1ゲート絶縁
膜13を薄く形成しなければならない。しかし、第1ゲ
ート絶縁膜を薄く形成すると、カップリング比が減少
し、プログラミング動作の効率が減少されるという問題
点がある。
【0014】また、第1ゲート酸化膜13は薄く形成し
にくい。さらに、第1ゲート酸化膜13を薄く形成する
と、フローティング・ゲート15に貯蔵された電子がド
レーン電圧によって消去されるおそれがあり、プログラ
ム動作の信頼性が低下するという問題点がある。また、
消去動作の時、ソース領域27に印加される高電圧によ
ってソース領域27が接合破壊されるのを防止するため
の低濃度領域23を形成しなければならないので、フラ
ッシュ・メモリ素子の大きさが増加され、その製造工程
が複雑になるという問題点がある。
【0015】そこで、本発明はこのような従来の課題に
鑑みてなされたもので、消去動作の効率の低下を防止で
きると同時に、カップリング比を増大させてプログラム
動作の効率を向上させ、プログラム動作の信頼性を維持
し、素子の大きさを減少させ、製造工程を容易、かつ、
簡単にできるフラッシュ・メモリ素子及びその製造方法
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明に係るフラッシュ・メモリ素子は、第1導電形の半導
体基板と、前記半導体基板上の所定部分に形成された第
1ゲート絶縁膜と、前記半導体基板上の所定部分に前記
第1ゲート絶縁膜とつながるように形成された埋立て絶
縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜上に、前記埋立て絶縁膜
の一部分と重畳されるように形成されたフローティング
・ゲートと、前記フローティング・ゲートの上面及び前
記埋立て絶縁膜と重畳する側面に形成された第2及び第
3ゲート絶縁膜と、前記第2ゲート絶縁膜上に、一側面
は、前記フローティング・ゲートの前記埋立て絶縁膜と
重畳しない側面と略一致し、他側面は、前記フローティ
ング・ゲートの埋立て絶縁膜側側面より短く、かつ、前
記埋立て絶縁膜と重畳されるように形成されたコントロ
ール・ゲートと、前記フローティング・ゲート上の、前
記コントロール・ゲートの埋立て絶縁膜側側面に形成さ
れた絶縁性の側壁と、前記埋立て絶縁膜上に、前記第3
ゲート絶縁膜及び前記側壁によって前記フローティング
・ゲート及び前記コントロール・ゲートと電気的に離隔
されるように形成された消去ゲートと、前記半導体基板
内の、前記埋立て絶縁膜の下部に形成された第2導電形
のソース領域及び前記フローティング・ゲートの前記埋
立て絶縁膜と重畳しない側面側に形成された第2導電形
のドレーン領域と、を含む構成とした。
【0017】請求項2の発明に係るフラッシュ・メモリ
素子では、前記第1ゲート絶縁膜が20〜40nmの厚
さで形成される構成とした。請求項3の発明に係るフラ
ッシュ・メモリ素子の製造方法は、第1導電形の半導体
基板上の所定部分に第2導電形の不純物を高濃度でイオ
ン注入する工程と、前記不純物が高濃度で注入された部
分を含む前記半導体基板の表面を酸化させて、第1ゲー
ト絶縁膜及び埋立て絶縁膜を形成すると同時に、前記不
純物を拡散させてソース領域を形成する工程と、前記第
1ゲート酸化膜及び埋立て絶縁膜上に、第1方向にパタ
ーニングされたフローティング・ゲートを形成する工程
と、前記フローティング・ゲート上に、前記フローティ
ング・ゲートと直交する第2方向にパターニングされ、
一側面が前記埋立て絶縁膜と重畳する第2ゲート絶縁
膜、コントロール・ゲート及びキャップ酸化膜を順次形
成する工程と、前記第2ゲート絶縁膜、前記コントロー
ル・ゲート及び前記キャップ酸化膜の前記埋立て絶縁膜
と重畳する側面に絶縁性の側壁を形成する工程と、前記
キャップ酸化膜及び前記側壁をマスクとして用いて、前
記フローティング・ゲート及び前記第1ゲート絶縁膜を
パターニングする工程と、前記フローティング・ゲート
の前記埋立て絶縁膜と重畳する側面に第3ゲート絶縁膜
を形成する工程と、前記埋立て絶縁膜上に消去ゲートを
形成する工程と、前記半導体基板の露出された部分に第
2導電形の不純物を高濃度でイオン注入してドレーン領
域を形成する工程と、を備えることとした。
【0018】請求項4の発明に係るフラッシュ・メモリ
素子の製造方法では、前記第1ゲート絶縁膜を20〜4
0nmの厚さに形成することとした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るフラ
ッシュ・メモリ素子の構造の一実施形態の断面図であ
る。本発明に係るフラッシュ・メモリ素子は、半導体基
板31、第1,第2,第3ゲート絶縁膜39,47,5
7、埋立て絶縁膜41、フローティング・ゲート45、
コントロール・ゲート49、消去ゲート59、ソース領
域43及びドレーン領域61を含むものである。
【0020】P形の半導体基板31内の所定部分に、N
形の不純物が高濃度でドーピングされたソース領域43
及びドレーン領域61が形成される。上記のソース領域
43とドレーン領域61との間はチャネル領域となる。
第1ゲート絶縁膜39は、半導体基板31のチャネル領
域上に形成され、埋立て絶縁膜41は、第1ゲート絶縁
膜39とつながるように、半導体基板31のソース領域
43上に形成される。第1ゲート絶縁膜39及び埋立て
絶縁膜41は、熱酸化法によって同時に形成されるもの
で、それぞれ20〜40nm及び100〜200nm程
度の厚さで形成される。
【0021】フローティング・ゲート45は、第1ゲー
ト絶縁膜39上に、埋立て絶縁膜41と一部分が重畳さ
れるように形成される。フローティング・ゲート45
は、不純物がドーピングされた多結晶シリコンであり、
150〜300nm程度の厚さで形成される。第2ゲー
ト絶縁膜47はフローティング・ゲート45上に形成さ
れ、第2ゲート絶縁膜47上にコントロール・ゲート4
9が形成される。第2ゲート絶縁膜47は、酸化膜又は
酸化物−窒化物−酸化物(Oxide-Nitride-Oxide:以下O
NOと称す) の構造の膜であり、20〜30nm程度の
厚さで形成され、コントロール・ゲート49は、不純物
のドーピングされた多結晶シリコンにより、200〜3
00nm程度の厚さを有し、チャネルの長さ方向と交差
する方向に縞模様(図に示されてない)に形成される。
コントロール・ゲート49の埋立て絶縁膜41と重畳し
ないドレーン領域61側の一側面は、フローティング・
ゲート45の側面と略一致し、ソース領域43側の他側
面は、フローティング・ゲート45の側面より短く、埋
立て絶縁膜41と重畳されるように形成される。コント
ロール・ゲート49上には、キャップ酸化膜51が形成
される。
【0022】フローティング・ゲート45の埋立て絶縁
膜41と重畳される側、即ち、ソース領域43側の側面
には第3ゲート絶縁膜57が形成され、フローティング
・ゲート45上の、第2ゲート絶縁膜47、コントロー
ル・ゲート49及びキャップ酸化膜51のソース領域4
3側の他側面には絶縁性の側壁53が形成される。消去
ゲート59は、埋立て絶縁膜41上に、第3ゲート絶縁
膜57によってフローティング・ゲート45と、キャッ
プ酸化膜51及び側壁53によってコントロール・ゲー
ト49と、それぞれ電気的に離隔されるように形成され
る。
【0023】上述のような構造のフラッシュ・メモリ素
子では、プログラム動作の時には、ソース領域43を接
地させた状態で、コントロール・ゲート49に12V程
度のゲート電圧(Vg)を印加して、ドレーン領域61に5
〜6V程度のドレーン電圧(Vd)を印加する。コントロー
ル・ゲート49に印加されるゲート電圧(Vg)によってフ
ローティング・ゲート45の下部の半導体基板31にチ
ャネルが形成され、ドレーン領域61に印加されるドレ
ーン電圧(Ng)によって加速される電子が第1ゲート絶縁
膜39のエネルギー障壁を飛び越えてフローティング・
ゲート45に注入される。このように、フラッシュ・メ
モリ素子の臨界電圧が高くなって、プログラム動作がな
される。
【0024】また、プログラム動作により書き込まれた
データを消去する時は、コントロール・ゲート49を接
地させるか、又は、’−’電圧を印加した状態で、消去
ゲート59に15V以上の高電圧を印加して、フローテ
ィング・ゲート45内の電子をソース領域43にトンネ
リングさせる。このとき、電子は、フローティング・ゲ
ート45から第3ゲート絶縁膜57を通って消去ゲート
59へ移動されることにより、フラッシュ・メモリ素子
の臨界電圧が低くなって消去動作がなされる。このと
き、フローティング・ゲート45のエッジに電界が集中
するので、消去動作の効率が向上される。
【0025】本実施形態のフラッシュ・メモリ素子で
は、第1ゲート絶縁膜39を厚く形成できるので、第1
ゲート絶縁膜39の静電容量が小さくなり、また、フロ
ーティング・ゲート45及びコントロール・ゲート49
が埋立て絶縁膜41上に重畳されて、フローティング・
ゲート45の面積は従来よりも広く形成できるので、第
2ゲート絶縁膜47の静電容量が大きくなる。従って、
コントロール・ゲート49に印加されるゲート電圧(Vg)
に対するフローティング・ゲート45に誘導される電圧
の大きさを表わすカップリング比が増加されて、プログ
ラム動作の効率が向上される。また、プログラム動作の
信頼性を維持できる。
【0026】また、ソース領域43の接合破壊を防止す
るための低濃度領域が必要でないため、フラッシュ・メ
モリ素子の大きさを減少させることができる。さらに、
15V以上の高電圧を、ソース領域ではなく、消去ゲー
ト59に印加して消去動作を行うので、ソース領域43
を浅い接合(shallow junction)構造で形成しても、接合
破壊の発生を防止できる。
【0027】図2及び図3は、本発明に係るフラッシュ
・メモリ素子の製造方法の一実施形態の各製造工程図で
ある。まず、図2(A)に示すように、第1導電形であ
るP形の半導体基板31の表面を熱酸化して、パッド酸
化膜33を形成し、パッド酸化膜33上の所定部分を露
出させるフォトレジスト・パターン35を形成する。フ
ォトレジスト・パターン35をマスクとして用いて、ヒ
素(As)又はリン(P) などの第2導電形であるN形の不純
物を高濃度でイオン注入して、半導体基板31にイオン
注入領域37を形成する。
【0028】次に、図2(B)に示すように、フォトレ
ジスト・パターン35及びパッド酸化膜33を順次除去
して、半導体基板31を露出させる。そして、半導体基
板31の表面を再び熱酸化して、第1ゲート絶縁膜39
を20〜40nm程度の厚さに形成する。このとき、イ
オン注入領域37では、イオン注入時に結晶格子が損傷
されるため、イオンが注入されずに結晶格子が損傷され
ない部分より早い速度で酸化される。従って、イオン注
入領域37が形成された部分には、第1ゲート絶縁膜3
9より厚い埋立て絶縁膜41が100〜200nm程度
の厚さで形成される。また、この熱酸化処理時には、熱
によってイオン注入領域37の不純物が拡散されて、埋
立て絶縁膜41の下部にソース領域43が形成される。
【0029】次に、図2(C)に示すように、第1ゲー
ト絶縁膜39及び埋立て絶縁膜41上に、不純物がドー
ピングされた多結晶シリコンをCVD法で成長させた
後、フォトリソグラフィ法によって、チャネルの長さ方
向である第1方向に縞模様でパターニング( 図示されて
いない) して、フローティング・ゲート45を、150
〜300nm程度の厚さに形成する。
【0030】そして、半導体基板31上に縞模様でパタ
ーニングされたフローティング・ゲート45を覆うよう
に、第2ゲート絶縁膜47を、20〜30nm程度の厚
さに形成する。第2ゲート絶縁膜47は、酸化膜又はO
NO構造の膜で形成する。さらに、第2ゲート絶縁膜4
7上に、不純物がドーピングされた多結晶シリコン及び
酸化シリコンをCVD法で成長させ、フォトリソグラフ
ィ法で、第1方向と直交する第2方向に順次パターニン
グして、コントロール・ゲート49及びキャップ酸化膜
51を、200〜300nm程度の厚さに形成する。こ
のとき、第2ゲート絶縁膜47もパターニングする。
【0031】この後、CVD法により、酸化シリコンを
フローティング・ゲート45上に成長させて、キャップ
酸化膜51を覆うように酸化シリコン層を形成した後、
エッチ・バックし、第2ゲート絶縁膜47、コントロー
ル・ゲート49及びキャップ酸化膜51の両側面に側壁
53を形成する。次に、図3(A)に示すように、フロ
ーティング・ゲート45上に、キャップ酸化膜51及び
側壁53を覆うようにフォトレジストを塗布した後、埋
立て絶縁膜41と重畳する部分の側壁53を覆い、キャ
ップ酸化膜51上に残留するように露光及び現象処理し
て、フォトレジスト・パターン55を形成する。このフ
ォトレジスト・パターン55をマスクとして用いて、露
出された側壁53を湿式蝕刻して除去する。
【0032】次に、図3(B)に示すように、フォトレ
ジスト・パターン55を除去する。そして、キャップ酸
化膜51及び側壁53をマスクとして用いて、半導体基
板31及び埋立て絶縁膜41が露出されるように、フロ
ーティング・ゲート45及び第1ゲート絶縁膜39を、
フォトリソグラフィ法でパターニングする。さらに、フ
ローティング・ゲート45の埋立て絶縁膜41と重畳す
る側面に、熱酸化法によって第3ゲート絶縁膜57を形
成する。
【0033】この後、不純物がドーピングされた多結晶
シリコンをCVD法で成長させて、埋立て絶縁膜41上
に残留するようにフォトリソグラフィ法でパターニング
して、消去ゲート59を形成する。このとき、消去ゲー
ト59は、第3ゲート絶縁膜57によりフローティング
・ゲート45と、キャップ酸化膜51及び側壁53によ
りコントロール・ゲート49と、それぞれ電気的に分離
される。
【0034】最後に、半導体基板31の露出された部分
に、ヒ素(As)又はリン(P) 等のN形不純物を高濃度でイ
オン注入して、ドレーン領域61を形成する。尚、ドレ
ーン領域61の形成工程を消去ゲート59の形成工程の
前に行っても良い。本実施形態のフラッシュ・メモリ素
子の製造方法により、ソース領域の接合破壊を防止する
ための低濃度領域を形成しないので、製造工程が少なく
なり、製造が簡単となる。また、第1ゲート酸化膜を厚
く形成するので、フラッシュ・メモリ素子の製造が容易
になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフラ
ッシュ・メモリ素子では、第1ゲート絶縁膜が厚く形成
されるので、消去動作の効率の低下を防止できると同時
に、カップリング比を増大させて、プログラム動作の効
率を向上させることができる。また、プログラム動作の
信頼性を維持できる。
【0036】さらに、ソース領域43の接合破壊を防止
するための低濃度領域が必要でないため、フラッシュ・
メモリ素子の大きさを減少させることができる。本発明
に係るフラッシュ・メモリ素子の製造方法では、ソース
領域の接合破壊を防止するための低濃度領域が必要でな
いため、フラッシュ・メモリ素子の大きさを減少させる
ことができる。
【0037】また、ソース領域の接合破壊を防止するた
めの低濃度領域を形成しないので、製造工程が少なくな
り、製造が簡単となる。さらに、第1ゲート酸化膜を厚
く形成するので、フラッシュ・メモリ素子の製造が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラッシュ・メモリ素子の一実施
形態の断面図。
【図2】本発明に係るフラッシュ・メモリ素子の製造方
法の一実施形態の各製造工程図。
【図3】図2(C)後のフラッシュ・メモリ素子の各製
造工程図。
【図4】従来の技術によるフラッシュ・メモリ素子の断
面図。
【図5】従来の技術によるフラッシュ・メモリ素子の各
製造工程図。
【図6】図5(B)後のフラッシュ・メモリ素子の各製
造工程図。
【符号の説明】
31 半導体基板 33 パッド酸化膜 35,55 フォトレジスト・パターン 37 イオン注入領域 39 第1ゲート絶縁膜 41 埋立て絶縁膜 43 ソース領域 45 フローティング・ゲート 47 第2ゲート絶縁膜 49 コントロール・ゲート 51 キャップ酸化膜 53 側壁 57 第3ゲート絶縁膜 59 消去ゲート 61 ドレーン領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電形の半導体基板と、 前記半導体基板上の所定部分に形成された第1ゲート絶
    縁膜と、 前記半導体基板上の所定部分に前記第1ゲート絶縁膜と
    つながるように形成された埋立て絶縁膜と、 前記第1ゲート絶縁膜上に、前記埋立て絶縁膜の一部分
    と重畳されるように形成されたフローティング・ゲート
    と、 前記フローティング・ゲートの上面及び前記埋立て絶縁
    膜と重畳する側面に形成された第2及び第3ゲート絶縁
    膜と、 前記第2ゲート絶縁膜上に、一側面は、前記フローティ
    ング・ゲートの前記埋立て絶縁膜と重畳しない側面と略
    一致し、他側面は、前記フローティング・ゲートの埋立
    て絶縁膜側側面より短く、かつ、前記埋立て絶縁膜と重
    畳されるように形成されたコントロール・ゲートと、 前記フローティング・ゲート上の、前記コントロール・
    ゲートの埋立て絶縁膜側側面に形成された絶縁性の側壁
    と、 前記埋立て絶縁膜上に、前記第3ゲート絶縁膜及び前記
    側壁によって前記フローティング・ゲート及び前記コン
    トロール・ゲートと電気的に離隔されるように形成され
    た消去ゲートと、 前記半導体基板内の、前記埋立て絶縁膜の下部に形成さ
    れた第2導電形のソース領域及び前記フローティング・
    ゲートの前記埋立て絶縁膜と重畳しない側面側に形成さ
    れた第2導電形のドレーン領域と、を含むことを特徴と
    するフラッシュ・メモリ素子。
  2. 【請求項2】前記第1ゲート絶縁膜が20〜40nmの
    厚さで形成されたことを特徴とする請求項1記載のフラ
    ッシュ・メモリ素子。
  3. 【請求項3】第1導電形の半導体基板上の所定部分に第
    2導電形の不純物を高濃度でイオン注入する工程と、 前記不純物が高濃度で注入された部分を含む前記半導体
    基板の表面を酸化させて、第1ゲート絶縁膜及び埋立て
    絶縁膜を形成すると同時に、前記不純物を拡散させてソ
    ース領域を形成する工程と、 前記第1ゲート酸化膜及び埋立て絶縁膜上に、第1方向
    にパターニングされたフローティング・ゲートを形成す
    る工程と、 前記フローティング・ゲート上に、前記フローティング
    ・ゲートと直交する第2方向にパターニングされ、一側
    面が前記埋立て絶縁膜と重畳する第2ゲート絶縁膜、コ
    ントロール・ゲート及びキャップ酸化膜を順次形成する
    工程と、 前記第2ゲート絶縁膜、前記コントロール・ゲート及び
    前記キャップ酸化膜の前記埋立て絶縁膜と重畳する側面
    に絶縁性の側壁を形成する工程と、 前記キャップ酸化膜及び前記側壁をマスクとして用い
    て、前記フローティング・ゲート及び前記第1ゲート絶
    縁膜をパターニングする工程と、 前記フローティング・ゲートの前記埋立て絶縁膜と重畳
    する側面に第3ゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記埋立て絶縁膜上に消去ゲートを形成する工程と、 前記半導体基板の露出された部分に第2導電形の不純物
    を高濃度でイオン注入してドレーン領域を形成する工程
    と、を備えることを特徴とするフラッシュ・メモリ素子
    の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第1ゲート絶縁膜を20〜40nmの
    厚さに形成することを特徴とする請求項3記載のフラッ
    シュ・メモリ素子の製造方法。
JP31707198A 1997-11-13 1998-11-09 フラッシュ・メモリ素子及びその製造方法 Pending JPH11307656A (ja)

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